はてなキーワード: 中華そばとは
俺は別にラーメンマニアではないが、外食産業や食文化についての文化論的な側面が面白いので1巻からKindle版で購読していた。
最近、最新の9巻が出たので読んでみたが、そこでラーメンハゲ芹沢と、この漫画の作者の味覚が終わっているらしいことに気付いた。
9巻ではラーメンハゲ芹沢が「これ絶対うまいやつ♪」や「ZUBAAAN!」を食ってその美味しさに衝撃を受けた挙句、「店で出してもおかしくないラーメン」だなどという妄言を発してるのである。
俺は「これ絶対うまいやつ♪」も「ZUBAAAN!」も食ったことがあるが、異常に塩辛く異常に脂っこいスープに辟易したし、歯応えとモチモチ感を人工的、科学合成的にデッチ上げたような麺は架空未来ディストピアの合成食品のような印象を受けた。これらを美味いと感じるなら味覚が終わっている。「これ絶対うまいやつ♪」や「ZUBAAAN!」だったら日高屋の中華そばやCO-OP生ラーメンの方が遥かにマトモなラーメンだと感じる。
要するに、ラーメンマニアと呼ばれる人達は異常に濃厚な塩分と脂肪分を含んだラーメンを食べ続けた結果、舌が駄目になっているのである。
週替わりでラーメンハゲの好きそうな創作系ラーメンが店を出す「新宿地下ラーメン」という場所があって、仕事帰りにその脇を通ることも多いのだが、以前は行列も出来ていたものの、最近は閑散とした印象を受ける。人々はそろそろ、この手の胡散臭いラーメンには飽きたのだろう。異常な塩分と脂肪分を含んだこの手のラーメンはもちろん健康にも良くない。
普通のラーメンなら町中華で食った方が良いし、高級で本格的なものを食いたかったら本格中国料理の店で鶏絲湯麺や坦々麺、酸辛湯麺、蘭州牛肉拉麺などを食った方が良い。
山形県は「ラーメン王国」として知られており、ラーメン店の数やラーメン消費量が日本一です。
2021年の調査では新潟市にラーメン消費量の日本一の座を譲りましたが、2022年の調査で山形市が奪還しました。また、総務省の家計調査では山形市が中華麺への支出が日本一多いという結果が出ています。
山形県には「酒田ラーメン」というご当地ラーメンがあり、2023年10月5日から10月9日まで新宿・大久保公園で行われた「日本ご当地ラーメン総選挙」で日本一に選ばれました。酒田ラーメンは文化庁の「100年フード」にも認定されています。
山形市では「ラーメンの聖地、山形市」を宣言し、官民ともにラーメン文化を盛り上げる取り組みも行われています
鳥中華は山形県発祥のご当地ラーメンで、そば屋のまかないから生まれたと言われています。そばつゆをベースにした鶏ガラ味の和風中華そばで、中太のストレート麺に鰹出汁ベースの醤油味がよく合います。
鳥中華は、1861年創業の天童市にある「手打 水車生そば」で誕生したと言われています。そばつゆには黒コショウがきいており、具は鶏肉、天かす、海苔、三つ葉、白ネギなどです。
中華そばはラーメンよりも健康に良いと思ってる奴らがいるらしい。
でもね、中華そばはラーメンより上だと思ってる奴らは、実際に中華そばを食べに行くことはほとんどないんだよね。
中華そば屋はどんどん減ってるんだよね。
中華そば屋は若者に人気がなくて、客層も高齢者が多いんだよね。
中華そば屋はメニューも少なくて、バリエーションに乏しいんだよね。
ラーメン屋は増え続けてるんだよね。
ラーメン屋はメニューも豊富で、バリエーションに富んでるんだよね。
だからね、中華そばはラーメンより上だと思ってる奴らは、口だけで実際に行動しないんだよね。
中華そばを食べたいと思っても、近くに中華そば屋がなかったり、営業時間が短かったりするからな。
ラーメンを食べたくなったら、すぐにラーメン屋に行けるし、好きな味やトッピングを選べるからな。
結局のところ、中華そばはラーメンより上だと思ってる奴らは、自分の好みや都合でラーメンを食べてるんだよね。
中華そばを食べることで自分を高尚な人間だと思ってるんだよね。
中華そばを食べることで自分の健康に気を使ってると思ってるんだよね。
でもそれじゃあ、中華そばの存在意義や価値を認めてることにはならないんだよね。
それじゃあ、中華そば屋の苦労や努力を尊重してることにはならないんだよね。
それじゃあ、中華そばの歴史や文化を継承してることにはならないんだよね。
だからね、中華そばはラーメンより上だと思ってる奴らは、本当は中華そばが好きじゃないんだよね。
本当はラーメンが好きなんだよね。
本当は中華そばに興味がないんだよね。
中華そばはラーメンより上だと思ってる奴らは、中華そばに対して偽善的な態度をとってるんだよね。
中華そばに対して嘘をついてるんだよね。
中華そばに対して裏切ってるんだよね。
鎌倉、いいところですね。
関東に来たばかりの頃は、鎌倉にきて、こんな"古都"もあるんだなあと少しばかりびっくりしたけれど。
古都という色眼鏡を外せば、鎌倉の良さがすこしずつわかってきた、気がする。
鎌倉というと歴史都市と思われがちだけど、案外関西なら西宮から西側、須磨とか塩屋あたりまでくらいの雰囲気に近いのかもしれない。
あそこまでハイソな雰囲気はないけれど、東京の文化が入ってきていて、それなりに洒落た店も多い。
京都のように深い伝統の香りはしないけれど、まあ、いい感じの海沿いの街としては、ありなのではないかな。
春の晴れた日に海沿いの古い路地を歩くと、これが漱石の味わった鎌倉かもなあと、嬉しくなる。
関東風の中華そば(甘すぎず美味しい)とか、無骨な力もちとか、そういう、言ってみれば滋賀の片田舎で感じるような、素朴な良さが鎌倉にはただよっている。鎌倉野菜は京野菜のパクリみたいで笑ってしまうけれど。
最後に、寺社仏閣としては、見るべきものはそれほど多くないけれど、禅寺の荒々しい雰囲気はなかなかよい。京都の禅寺は洗練されすぎていて、貴族の宮殿みたいなのだ。ああいうのは、本来の修行の場としての寺ではないんだろうなと思っていたから、鎌倉くらい無骨な雰囲気の方が、らしくてよい。
鶴岡八幡宮は、廃仏毀釈で見る影(それは石清水八幡宮もそうだ)もないけれど、それでももう少し建築年代が古ければ良かったのに、と思う。石清水八幡宮だってこないだ国宝になったんだから。あれ、近世建築としても、洛中のものからすれば格落ちすると思うけれども。
サーフィンでも、はじめようかな。