はてなキーワード: ムーンライトながらとは
○結論:事前予約を利用してムーンライトながらの小田原駅発の指定席券を取ることは事実上不可能
○前提
・乗車1ヶ月前の10時に発売開始
・乗車する日の日付で指定を取る。夜行列車でも同様。例えば、8月1日に東京を23:00、小田原を0:30に発車する列車があるとすれば、東京駅からの指定席券は8月1日、小田原駅からの指定席券は8月2日で取ることになる。
以上、2つのルールでは同じ列車の指定席券になるにもかかわらず、東京駅からの指定席券は7月1日発売開始、小田原駅からの指定席券は7月2日発売開始になってしまって、小田原駅から乗車の客は不利である。そこで、「乗車1ヶ月前の10時に発売開始」は始発駅の時刻ベースで発売開始となる。つまり、小田原駅からの指定席券も7月1日発売開始となる。
○事案
えきねっとというJR東日本のウェブサービスの中で、指定席券の事前予約サービスがある。これは乗車1ヶ月前の10時に駅やウェブサービスで予約開始を待たずとも、10時になったら自動的に予約を入れてくれる、勤め人や授業のある学生にはありがたいサービスだ。かつては旅行代理店でも事前予約サービスを受けてもらえていたが、今はチケットが取れなかったときの客とのトラブルを防止するが故か、事前予約をしてもらえないところがほとんどとなってしまっている。
今回、ムーンライトながらで関西に行くことにして、小田原から乗車する予定を立てた。小田原の発車は0:31なので、指定席券は始発駅翌日の日付で入れることになる。
一方で、指定席券の発売日は始発駅の発車日になるから、言い換えれば乗車日の前日でなる。
A.えきねっとの事前受付後の座席の手配は、駅の窓口と同様、1ヶ月前発売日の10:00から開始となります。
Q.夜行列車などの指定席の乗車日は、いつにして申込すればいいですか。
A.夜行列車などの日をまたがって運転する列車の指定席券は、始発駅の出発日ではなく、実際にご乗車になる日付の指定席券が必要となります。途中駅からご乗車になる場合は、購入される指定席券の日付にご注意ください。
<例えば>
4月1日東京始発の「ムーンライトながら(下り)」に小田原駅より先の駅からご乗車となる場合は、乗車日は4月2日となります。指定席券は4月2日のものを、お申込みください。
【指定席券の発売日についてのご注意】
指定席の発売は、始発駅を発車する日の1ヶ月前(前月の同じ日)の10:00となります。上記例の「ムーンライトながら(下り)」の場合、発売開始日は始発駅(東京駅)・途中駅(小田原以遠)乗車にかかわらず、1ヶ月前の3月1日の10:00となります。
但し、えきねっとの事前受付からのお申込みでは、乗車日の一ヶ月前からの手配開始となるため、上記例の「ムーンライトながら(下り)」の場合、4月2日乗車の指定席券は、3月2日の10:00より手配開始となりますので、ご注意ください。
したがって、えきねっとでムーンライトながら小田原駅発の事前予約を入れたとしても、実際に予約が入るのは発売日の翌日となってしまう。発売当日に席が埋まるような列車では、そしてムーンライトながらはまさにそうであるが、指定を取るのは絶望的である。
ゆえに小田原駅発のムーンライトながらのチケットを取ろうと思うならば、えきねっとの事前予約は使えないということである。
現実的にはこれに類する現象はムーンライトながら小田原発のほか、サンライズ出雲・瀬戸の大阪発の指定席券を取りたい場合ぐらいしか発生しないと思われるし、全体としてはマイノリティなので、サービスの簡略化として無視するのはわかる。わかるので、同じことを考えている方々に注意事項として記す次第である。両方とも夜行で東京〜大阪間を移動する手段として少なからず狙っている人はいるだろうし。
でも、それならばFAQにも「上記例の「ムーンライトながら(下り)」の場合、4月2日乗車の指定席券は、3月2日の10:00より手配開始となり、<駅での発売開始日より1日遅れ>ますので、ご注意ください。」ぐらい注意書きしてほしい
それ以上に、予約開始日は揃えるとか、それぐらい予約システムとして何とかならなかったのだろうか。そもそも論としては「乗車する日の日付で指定を取る。」というルールのせいだと思うけど、実際、高速バスでは24:30などの表現を使って乗車日を間違えないようにもしているわけだし。
というのを検証してみようかと思ったのだけれど、それに際して面倒くさい前提をいくつか踏まえないといけない。
鉄道ファンの面倒くさいところとして、「鉄道の旅である以上持っている切符で乗れるところは鉄道に乗らなければ」というのがある。
その伝で言うと、函館青森間は青春18きっぷだけでは乗れないのだけど、2300円のオプション券を追加購入して、道南いさりび鉄道五稜郭〜木古内間と、北海道新幹線木古内〜奥津軽いまべつ間を乗ることができる。奥津軽いまべつ駅に隣接するJR津軽線の津軽二股駅から再び青春18きっぷの旅を再開することになる。
ただ、問題は道南いさりび鉄道もJR津軽線も著しく運転本数が少ない上に、どちらも北海道新幹線との乗り継ぎなんか全く考慮していないダイヤとなっていることで、結果函館青森間の移動に6時間7時間は平気でかかってしまう。実にアホくさい。これに対して、津軽海峡を結ぶフェリーは所要時間4時間弱、津軽海峡フェリーが1日8便で2220円から、青函フェリーも1日8便で1600円から。これなら鉄道ファンでもフェリーを選んじゃうよね。
JR北海道の経営難はつとに知られたところだけど、9年前とくらべても青春18きっぷで乗れる普通列車が経営難のあおりを受けてかなり減った。減っただけならいいんだが、JR北海道のダイヤ編成は、伝統的に普通列車から普通列車への乗り換えを全く考慮しない。乗り継ぐべき列車が前の列車の到着の直前、3分4分前に発車してることはザラにある。「普通同士の乗り継ぎなんて認めん、何が何でも特急料金払って特急に乗れ」と言わんばかりのダイヤを組む。まともな客はこんなことで腹を立てないだろうし、長距離を乗る客には安くて便利な切符は別にあるのだけど、18きっぷの利用者にはそういうことになっている。
とりあえず、今回は特急使わなくても鹿児島まで余裕で行けるのだけれど、ムーンライトながらを取れないときとかはこっちで時間短縮するしかないかも。
というわけで、旅程を考えてみた。
知床斜里 0728 - 0949 北見(4724D→4656D)
【旭川発1347の滝川行普通に3分だけ間に合わず2時間半足止め。こういうことするから北は嫌い】
岩見沢 1805 - 1843 札幌(区間快速いしかりライナー)
【札幌発1843の小樽行快速エアポートに連絡できれば1日目のうちに長万部まで行ける。札幌圏は混んでるから接続できないのはわかるけど悔しい】
札幌 2028 - 2114 小樽(区間快速いしかりライナー)
【この辺は時間と列車に余裕があるので札幌で止まらず小樽まで行ってもいい。オフ会なら札幌かなと】
【もう一本遅い列車もあるので、札幌なり小樽なりで時間が必要であればそちらでも可】
【これもあと10分くらい早く着くとギリギリ12時出港のフェリーに間に合うかもなんだが……。まあ函館で昼飯食おう】
【ほぼ同時刻にもっと安い青函フェリーも出るのだけど、次の列車への乗り継ぎを考えるとこちらを選択】
【この列車に乗るために青森ではなく新青森へ向かって、かつフェリーも早い津軽海峡フェリーを選択する】
【オフ会】
【オフ会】