はてなキーワード: ベンチャーとは
この会社は求人広告を売っている会社で、誰もがどこかで広告を一度は見たことがあるはずの会社。
自分は今年の頭くらいまで3年くらい、この会社で自社サイトの求人広告を売っていた。
冷静に書ける感じじゃなかった。
今の仕事が落ち着いてきたので書こうと思う。
その会社は、面接官の人柄がよかった。皆にこやかに挨拶をしてきた。(今から思えばこれは罠だった)
入社したらまず数十個くらいある理念を暗証できるように丸暗記させられた。
年下のマネージャーに、目標達成できていても理念に沿った行動をしていないと評価されないよ。
ヨミ会(営業ならわかるよね)や目標に達していないときの緊急ミーティングは大体夜8時から始まる。
挨拶はみんなしてくれる。でもそれが強制されてやっているらしいと気づいたのは入社してからだった。
「挨拶してないところを偉い人に見られたらマジで会社人生終わるから」
「派遣社員が会長への挨拶の声が小さかったせいで首切られたよ」
マジか。でもタバコをすいに降りたりフロアのタバコ部屋に行ったら、偉い人の悪口言ってる人が多いことに気づいた。
社長と会長は2週間に1回朝礼があって、理念の話か他社ディスか仕事しろしかいわない。
上場してさえいなければ週休1日で週100時間は働かせたいんやーと全社員の前で普通に言う。
電通のまつりさんの事件があったときに「心が弱いからだ、メンタル弱い子が自殺したからって働き方改革とか言い出すのはおかしい」とかキレてて引いた。
マネージャーが、内容に超過敏に反応していて、朝礼の日は絶対に全員日報には会長の言っていることについてかけ!としつこくいわれた。
ある日、マネージャーには了承済みで月曜に有給をとったんだけど、あとから人事に怒られたから、
もう二度と有給を私用でとるな!といわれた。
それおかしくないですか?と聞くと、ほかの会社は有給自体がないし、土日休ませていただいているんだから感謝しなきゃだめでしょと
怒られた。
後から別部署の同期に聞いたら、新婚旅行で有給入れた社員の評価が下がったりもしたらしい。
ちなみに、日報ってのが罠で、
同業他社のサービスがいけてるとかいうととりあえず怒られる。事実を言いつつディすらないと怒られる。
自分は一応目標は達成できていたので、人としての扱いを受けていたけど、
いっていない人は土下座とかさせられていた。
だいたい毎週2時間くらい詰められて、社内用語を駆使して達成する手段を説明しなきゃならない。
「おめーの親の顔もわびにこさせろよ」「申し訳ありません!それは勘弁してください!」とかやり取りしてるのはまじでひいた。
そんな会社なので、できるなーという人は同業他社に転職していた。
同業他社に転職すると違約金?を払わないとだめなのだけれど、年収1.5倍くらいになる人もいたみたいで、
そりゃやめるよなーと思っていた。
なので、入って1年くらいで息苦しさを感じてたのだけど、
転職活動をする暇もないくらい忙しいので、考えてもできない時期が続いた。
無理目名目標をこなすのに、自分の行動をどう効率化していくかとか、
神経の図太さみたいなのは身についていて、やめ時を考えることを先延ばしにしていたときに、
一番偉い人との会食があった。部署のメンバーと偉い人がランチをするのだ。
これはマネージャーにとって重要イベントで、皆失点がないように、その準備と台本作りに全力を注ぐくらい重要なイベント。
たしか、自分はスタートアップの文化で取り入られられることがいくつかあるって話をしたと思う。
リモートワークとか。
そしたら、いきなりガチ切れされた。お前はサボろうとしている、フラットな組織なんて幻想や!とか楽して稼ごうとする連中はろくなもんじゃない。とかいろいろ。
そんな話をしたわけではないのだけれどとにかくそういわれた。
で、マネージャーに夜反省文を書けといわれ、書かないと給料のグレードを下げるといわれた。
なんでですか?何が悪かったんですか?ときいても、
「理念に反している」「お前はもう2年もこの会社にいるのにまったく会社の理念を理解できていない」の一点張り。
これで心が折れて、転職することにした。
有給はとったことなかったのでたまっていたのだけど、消化したいというともめそうなので、
やめてから転職活動することにし、今は小さいベンチャーでWebマーケとか採用の手伝いとかをしています。
何気に給料は少し増えたし、有給使うのにどうのこうの言われなくなったし、
時間も裁量がきくようになったし、今までいた会社の常識ってなんだったんだ?と思った。
大学の後輩から、業界の話や会社の話について聞かれたので、自分はこの話をした。
外からのイメージだと、広告をたくさん使ってるし、一見いい人多そう煮見えるけど、
それだけで判断するのは危険。中の人捕まえて会社について根掘り葉掘り聞くべき。
こんな会社はたくさんあると思うし、こんなのたいした話じゃないと思う人はいると思うのだけれど、
これがいやだと思った人には、うわべだけで会社をえらばないように気をつけてほしい。
転職は慎重に
例のPremiumの動画についての件。
いや、俺は別にPremiumがどうとかはどうでもいい。金銭感覚は人に依る。
問題は以下の、
どれだけ大切な時間か…YouTubeなんかに使うくらいならそっちにお金かけたほうがいい
『そういう普通から逸脱した人が僕は成功すると考えてます!』
俺はこれに大変失望した。幻滅した。
Hikakinに対して抱いていた「尊敬」が一瞬にして「憎悪」に変わった。
そんなわけないだろうが!
いや、「普通」、つまり常識なんかを疑い、新たな道を見つけること、これは確かに成功に繋がることがある。
だが、言及元のコメントで言えば、「Youtubeより、友達との大切な時間に金をかける」ということを「普通」として、それから「逸脱」した方が良いと言っている。
もう一度言う。
そんなわけ、ないだろうが!!!
Hikakinがこれまでやってこれたのも「支援者」、「人の繋がり」があってこそだろう。
そしてHikakinもそれに応え得るために様々な活動を行ってきた。それには当然金銭的コストが掛かるだろう。
Hikakinを中心としたオープンなコミュニティみたいなものが形成されるために、Hikakinは毎日様々なことをして、様々なもののために金をかけてやって来た。
そう言った、「人」の温かみに囲まれてやってきたはずの人間が、「友達」よりも「動画」至上主義となり、言葉は汚いが『Youtubeの犬』に成り下がってしまったことに俺は大変失望している。
俺がわざわざはてなのアカウントを作ってまでこの匿名ダイアリーにこの記事を載せようと思った理由はたった一つ、
この考えがユーザー、特にそのメインである「学生」に波及してしまったら大変まずいと思ったからだ。
それは、自分の話になるが、そんな「動画至上主義」が「学生」の自分を社会から置いてけぼりにしてしまったからだ。
Youtuberが台頭し始めた頃、俺は丁度高校生になりたてだった。
もちろんHikakinもそうだが、はじめとかマホトとか様々なYoutuberがいて、俺はそれにどっぷりのめり込んでいった。
動画の時間は短いようで、長い。平均10分の彼らの動画を夜に30本見るためには300分、5時間かかる。
実際はもっと見ていた。大体の人気のYoutuberをフォローしていた。
俺の人生が、俺の昼の時間までもが、Youtuberに浸食されている危機感に、俺は気付いていなかった。
昼休みに動画を見ていた。気付けば、生身の友達の横で、まだ見ぬYoutuberを捜索していた。
元々高校に入る前からネットにはまり気味だった俺にも、高校のネット仲間、別にネットについて詳しくはなくても他の繋がりで仲の良い友達がわりといた。
部活に入っていなかった俺にだって、クラスで友達を作ることは簡単だった。
放課後に、部活に入っていない友達同士で色んなところに遊びに行ったり、食べに行ったりすることが、学校生活一番の楽しみだった。
楽しみだった。
いつからか、「あー、今日は帰るわ」と、無意識に口をついて出るようになるまでは。
俺が下校時まで、下を見ながらYoutuberの動画に笑い歩くようになるまでは。
今思えば、どう見ても面白くない内容の動画が、学校での他愛ない雑談よりも「面白い」と考えるくらいには。
その先は言わなくても分かるだろうが、一日中スマホを見続ける俺から友達は離れていった。
「それでもいい」と思っていた。ここまでくれば明確に「頭がおかしい」、と今の俺でも思う。
受験になって、時間の大切さを改めて知るまで、正確に言えば、スマホ中毒だと俺を病院に連れて行った母とそこの医者に言われるまで、それは治らなかった。
スマホ中毒自体はYoutubeに限ったことではなかったが、俺はそれによって初めて自分の異常さに気付いた。
大量にチャンネル登録していたそのアカウントは消した。今はサブ垢一つになった。
動画を見るのはすっかり一日一時間程度になった。俺にとってはかなりの進歩だと思う。
もう昔ハマっていたYoutuberを見ることもほとんどない。今でも面白いと思えるチャンネルしか見ない。
でも、フォローがやめられない。
いや、書いた通り日本のYoutuberはほとんどフォローしていない。
海外だ。
今の冷静な頭で、面白いと思える動画が、世界にはまだまだある。
あの頃に「友達との喋り方」みたいなもの、いやもっと根源的に言えば「友達の作り方」みたいなものをすっかり忘失してしまった一浪大学生の俺に、今も友達は一人もいない。
言い過ぎているわけではなく、文字通り友達が「一人もいない」。
自業自得だった。
Hikakinのあの一言が、恐らく安易な気持ちで返信したあのコメントが、そんな事態を不特定多数に遭わせようとしている。
もう自業自得ではない。
あのコメントを見たユーザーが、Hikakinの考えは意識が高いな、じゃあ自分も…となり、俺のような事態になってしまったら。
その責任は、言うまでもなくHikakinにある。言い逃れはできない。
そんな「影響力」が自分のコメントにあることに、彼は気づいていない。
正直Hikakinの活動については俺はかなり肯定的であったと思うが、今回の一言でさすがに幻滅した。
これを書くためにキーボードでタイプしているこの手もまだ怒りで震えている。
これまでHikakinが行ってきた人道的な活動や好意的な交流については変わらず称賛したい。それは誰も文句が言えないことだと思う。
しかし、Hikakinよ。お前の影響力がどれだけか、まだ分かっていないのか。
そもそも小学生の夢がYoutuberって時点でヤバいのは分かる、だがそれは「個人」の影響ではない。
ただ、お前の「一言」には確実に大きな、莫大な力があるんだよ。
お前の普通を語るなよ。
『人それぞれいろんな考えやお金の使い方、自分への投資、あると思うけど』と言うなら、お前の普通を社会の普通と思うなよ。
『僕は~と考えてます!』という予防線は「普通」という単語を使った時点で矛盾してるんだよ。
お前は才能があったから、「コミュニティ」から逸脱しても、ネットで囲われることができたんだ。
大多数の人間には、「独り」から広げられる人脈はごく限られている。俺に限っては無かったんだけどな。
友達がいなくなる。
「それでもいい、『普通から逸脱する』ことが成功につながると、Hikakinも言ってた」
俺はそんなことを言い始める学生が一人でも現れたら、発狂しそうなくらい悔しくなると思う。
理由は、リスクを見極められないから。かつ、リスクが許容できないから。そして、ほしいのは商売人としての利益だから。
このあたりは金融屋として、市場がどれくらいで、いくら投資したら、いくら利益がでて、全体でいくら儲けられるか?という見込みを元に行う。
だけど、不確実性が高まれば高まるほど見込みを立てられない。つまり、儲けの算段ができず、投資不的確だと判断される。
および、「まだできていない物」だからできないリスクもある。「できてないものを出来ているように言うような」詐欺師の温床にもなる。
詐欺師の側も、これなら投資が取れるネタというのを日々研鑽しているもの。
詐欺師がベンチャーを名乗る件が非常に多い時点で不確実性がさらに高まる。
ベンチャーキャピタル、ベンチャーとの共同研究を設定するのは基本的に大組織。つまり、内部で数人がかりでこれはいけるだろうというのが断定できないとならない。
好むのは基礎要素が全て整っていて、もう少しは売り始められているようなもの、あるいは、よそがヒットしているようなもの。
だから、何もないところから突然ヒットした、というのが生まれると、こぞって突然ヒットしたものがらみについて投資をバンバンしだす。
新しいものが開拓されたのだから、その周辺で新しいビジネスが生まれる可能性もある。かつ、その先行企業の真似事でうまくいくこともある。けど、とれるリスクはその程度。
大企業側も自分の事業領域に近いところならリスクが取れる。また、自分自身が利益を出しているが、その利益が食いつぶされる程度であれば耐えられる。
大企業が信頼の出来る大学に共同研究を持ちかけるほうが詐欺にあってダメになるリスクも低い。
無論、大企業側から見ても詐欺のリスクはある。それから、やっぱり結果論として、投資したものが頑張ってもうまくいかなかったものは詐欺と等しい。
だから、どこぞの馬の骨ともわからないふけば飛ぶような起業になんて、金は出せない。大企業社長が思い入れがあるとか言っても、それなら自社内でやるだろってことで。
アカデミックならまだ経理と報告がしっかりしているから出せるかというところで。
となると、それよりリスクが高いものとなるとアカデミック側がリスクをとって研究するとなる。
ただし、競争的資金もある程度研究の基礎部分があって少し背伸びしたぐらいのものでないと通らない。つまり、これも基礎もきちんと整えられない物は作れない。
だが、成果として儲けることは条件にいれなくて良い、その代わり、論文と報告書として表に出さないとならない。
最も、最近の透明化とやらでその報告書や申請書やらの書類周りのウェイトが非常に高くなって研究時間の圧迫につながっている。
番外として金持ちが投資するというものもある。これは金持ち一人が判断したら出せるもの。
金持ちは何らかの自分の商売に専念して金持ちになったので、離れた分野の知見なんてまあ、まず無いと言って過言じゃないあろう。
ほとんどの金持ちは中小企業を構えているぐらいのものなので、組織的に詐欺に対処できない。
リスクは取れるが、いかんせん詐欺のリスクにかかるリスクのほうが高いので、よっぽど自分の商売に近い部分のリスクしか取れない。
企業宛の国、政府の助成金も詐欺の懸念があるため、極短期間か、1/2や1/3程度の自己負担が求められる。ついでに書類も多い。
ということは、もうそれだけの間に事業がうまくいく算段がついてないと応募したところで首を絞められる。
まとめると、とれるリスク順に次のようになる。
4.ベンチャーキャピタル
逆にこの下側から、まだ影も姿もない革新的イノベーションが生まれる可能性もあるということだ。だって影も姿もないのだからその上側のリスクがある金は取れないわけだから。
8なぞ、研究しているときは「何に役に立つのかわからない基礎研究」としてやっていたのだろうがね。
革新的イノベーションというのは今まで思いもつかなかったことから巨大なビジネスが生まれたことと言っても過言じゃないだろう。
そうなるには、基礎技術部分を全部抑えていて、大きな市場をつかめる必要がある。
しかし、そんな基礎技術を抑えきれるような開発は非常にハイリスクだ。長期の開発にはまず開発当事者の生活費をどうするかから考えないとならない。
政策としては、上記各フェーズを「それぞれ」充実させる必要がある。
ただし、新自由主義化でアカデミックポストの使い捨て化、運営費交付金削減、競争的資金化が進んだところ、論文執筆数の時点で減少している。
役所や政治家の仕事として、別に「夢を見せてやったふりをする」こともあるだろう。
まあ、叫ぶだけ叫んで、子供のお遊び起業を増やすのも一応仕事をした事にはなるだろう。最もそいつらは失敗するわけで、周りも起業はしてはならないと学ぶだけに終わると思う。
だから、大学の学生ベンチャーサークルが生まれては数年しては消え、そしてまた数年後に生まれる。どこの大学でもあるようなサイクルが生まれる。
当てはまる数が多いほど危ない。関わる前にチェックすべし。
競合が気になって気になってしかたないくらい追いまくられて、社長のメンタルにかなり悪影響を及ぼしている。
メンタル不調に任せて競合disする社長なんて広報リスクの塊でしかないのだけれど、止める人もいない。
事業や製品に向く注意力がほとんど削がれている証拠だから一番だめなパターン。
No.1とかNo.2は相対的なものさしだから、No.1アピールばかりしている会社は2番手以下を異常に気にしている。
実際は1番手ですらないか、2番手に追いまくられて差がないケースか、市場定義がただの妄想かしかない。
■プレスリリース芸が多い
ベンチャーはプレスリリースを撃ちまくれ!とアドバイスする人がいるんだけれども、これも考えもの。
実際、ステルスで事業に集中した方が良い結果に繋がっていることの方が多い。
プレスリリースだけ異常にバズってて製品は全然無名ですみたいな会社、ダサくない?
だいたいゴミクズなんだけれど、投資家は特許の中身なんて分からないと思って何回も出願するのもいる。
先行研究が出尽くしてるような分野でクズ特許が成立してもその頃おたくのビジネスどうなってるか分からないのにね。という話。
単価バレてるのに導入社数を公開している会社の導入社数はほぼ全て世間が思う導入社数じゃない。
掛け算したら売上バレるような数字、出さないから。ただでお試ししてる社数とか、ひどいと営業トークした会社数とか、根拠がない架空とかも多い。
今、5話まで来たんだけど、もう全然納得できない
話数が限られてるからカットしないといけないことは分かるんだけど
なぜそこをカットする?とかなぜあの演出をなくす?ってのが多過ぎ
作者の藤田が脚本作りに入ってるって聞いてたから期待したんだけど
これは流石に無いわ、と
まぁ、要するに
っていうのを作者自身も分かってないことって結構多いんだろうな
話の大筋を作ったりキャラを立たせたりするのは作者の力量が大きいけど
特にからくりサーカスの「逃げる」「逃げない」とかの選択肢を提示する演出ってすごく大事だし
ぜーんぶカットですよ
後、マサルの「れざあましおう」も活字だからこそ意味のある演出だけど
それをどうにか取り込めよ 普通に字幕にするだけでもいいんだよ
何普通に技繰り出してんだよ アホかよ
そもそも中途半端に全話をアニメ化することなんて誰か望んでるの?
序章~サーカス編~からくり編の最初ぐらいまでをとりあえずアニメ化して
後は人気が出たら続編作るっていうジョジョとか進撃みたいな作戦でいいと思うんだけど
人気出なかったらさっさと打ち切りでいいんだよ
質の良いスモールスタートして盛り上げて続けていくっていうベンチャー的モデルでやればいいのに
クローズまでの事業計画立てて淡々とこなす大企業的モデルとか勘弁してくれ
まぁ来週も見るけどさ、ちょっとこのノリで走られるとキツいわ
まー、その辺はまだ日本にはつけ入るすきはあるかもな。
社長は喫煙所で社員の悪口ばかり言っている。あいつは口の利き方が気に食わない、あいつは気が利かないなどなど。
言ってる相手も社員。でもその社員の悪口も別のところで言っている。
女みたいだけど社長は男だ。
この前は俺の事を「あいつの言い方がムカつくから話を聞く気になれない」と言っていて、なんかもうこの会社でがんばってもしょうがないんだなという気になった。
あと求人で面接に来た人の外見とか話し方を社員の前で馬鹿にするのはやめた方がいいと思うよ。
情けなくて涙でるわ。
近年、諸要因に伴う労働プールの枯渇と求人倍率の上昇により、博士課程院生のキャリアパスとして、日本でもようやく民間就職が現実味を帯びつつある。
例えば、この前も数学科?の博士課程修了の方が研究職を諸事情により諦め、民間就職にシフトしたことについての総括エントリをまとめ、バズっていた。
http://wakabame.hatenablog.com/entry/2018/11/04/190441
こうした潮流自体はもちろん喜ばしいことであると思う。しかし一方で、一人文社会科学系院生であり、かつ一応数年間民間企業で働いていた人間として、民間企業でのキャリアパスが確保されること=バラ色の未来とはとても思えなかったという経験がある。
これは、①本質的に博士課程院生を日本の民間企業で雇う際の歪み(特に非エンジニア職制の場合)と、②いわゆる「役に立たない」ことを研究している院生は、本質的に民間企業の価値規範にそぐわないメンタリティーを、大学院教育の中で滋養しているという二点に起因していると思う。
というわけで、極めて私的経験かつ、まったくもってエゴイズムの塊のような問題提起をあえてしておきたい。これは、前述したような近年の博士課程院生の民間就職を過度に褒めそやす風潮に対し、挫折し結局研究業界に戻ってきてしまった人間として嫌味を言っておきたいという気持ちによる。
私は修士終了後、まあいろいろあって博士課程進学と同時に民間企業へ就職をした。コレ自体、かなりイレギュラーではある。
仕事内容はまあ、詳しく言うと確実に特定されるので防ぐが、政策調査や地方自治体の計画策定コンサルである。官公庁の調査案件を請負、クソみたいな――時々インターネットで炎上するような――分析と鉛筆なめなめを行い、官僚様と政治家様の願望にそぐう数値をでっち上げる仕事である。
で、これは当然のことながら人文社会科学系の研究者の価値規範と真っ向から相反する。というのも、私たち人文社会科学系の研究者は、扱うデータがどのようなものであれ、そのデータの分析においては仮説を用意したとしても、最初から結論を用意するということはしないからである。ところが、この業界――まあいわゆるシンクタンク業界なんだけど――においては、最初から結論が決まっているので、データ分析はいかに結論をでっち上げるかという方向に労力が注がれる。
これはなんでそうなるかというと、この手の仕事がコンサルから派生しているからである。すなわち、元々コンサル業界の倫理観においては客の求める結論をはじき出すということがある程度正当化されているので(外コンのプレゼン術を名乗る本は多くの場合ただのごまかしである!)、それに基づいて目の前のデータを弄ることに抵抗がないのだ。ただ、そのデータを弄る際に、人文社会科学のスキルセットを援用するというだけなのである。
で、問題はこのスキルセットが活用できるという理由でもって、人文社会科学系の院生がこの業界を志望し、実際雇われているという現実である。サンプルサイズは極めて少ないが、私の周囲を観察するのならば、このギャップにやられて会社を辞める人間は実に多い。特に「優秀」――ここでの「優秀」とはアカデミアでの評価である――な人間ほどである。
事実、私は「優秀」ではないが、こうした現状に辟易して、言い換えるのならばアホなクライアントと上司の妄想に無理やり付き合うことに疲れて退職してしまった。
なぜこうなるのだろうか。それは、人文社会科学系の教育カリキュラムの価値規範が、現代日本企業と致命的にあってないからであると思う。
よく人文社会科学系の先生は、「常識を疑うこと」や、「新しい仮説を立てること」を大学教育の美点として強調する。私ももちろんこれらのことが本質的に良いことであることには同意したい。だが、これが現代日本の新卒就職においてよく働くかといえば、まったくもって嘘である。というのも、少なからぬ日本企業においてこれらのスキルが必要となるポジションは、多くの場合前頭葉が退化した老人によって占められており、我々若手社員がやりうることは、老人が出した意味不明な結論に向けて数字をでっち上げることだからである。この作業は、前述した批判精神と真っ向から相反する者である。私たちは、今まで培ってきたスキルセットをもってクソの世話をするのだ。
であるからにして、私は現在のアカデミア教育は、少なくとも人文社会科学系に限るのならば、民間就職に対し逆作用しか生み出していないと考える。ただ、これはアカデミアが悪いとは必ずしも言えない。繰り返すがこれは高スキル社員を作り出せず、無駄に高コストなジェネラリストという名の無能を社内に飼いながらスペシャリストの下請けを買い叩くという、日本大企業の伝統的構造に起因しているからである。鶏が先か卵が先かは言い難いが、そもそも日本企業において、一部理工系エンジニア(計量系の経済・社会・心理なども含めてもよい)以外は、「無能」――ここでの「無能」とはアカデミックにおける「無能」を意味する――でなくては生きていけないのである。
というわけで、現状の日本大企業の構造をそのままにしていては、博士院生をふくむ多様なキャリアを持つ社員の活用なんかできっこないし、実際出来てなかったよ、ということを本エントリは主張するものです。
金はないけどアカデミック最高!好きなことを好きにやれる環境って、結局俺たちには大学しか無いの。俺たちには理研も産総研も産学連携ベンチャーもない。同情するなら金をくれ。役に立たない研究しかしないけどね。
ベンチャーで働いてる。30代が主力の会社で、まぁそれなりにわいわいしてて、それなりに良い給料を貰っている。
そんな中、半年ほど前に、とある部門に経験者が欲しいというトップの判断で60代後半の人間が参加することになった。Aさんと呼ぼう。私の会社では、お昼ご飯を一緒に食べるメンバーがいるのだけど、Aさんも一緒に入ってご飯を食べるようになった。当然二倍も年齢が違うので、話題が噛み合わないことも良くある。その人はテレビと新聞は情報源として価値があるものという考え方をお持ちで、若干話題が古かったり、つまらなかったりもするけれども、まぁそれはそれで良かった。
最近、Aさんが慣れてきたせいか、私生活に踏み込んだ話をしてくる。ここで強烈なカルチャーショックを受けた。
Aさんは、まさにステレオタイプなじじいだった。
私の場合の話を書くと、私(既婚男性)は、家庭で料理とお洗濯が担当なので話題になることがある。社員同士で昨夜の料理の話をしたときに、Aさんは「○○さん(私)は、料理が趣味なんですね!多趣味ですね」という。「いや、趣味じゃ無くて家事です」と返事しても、Aさんは「男が料理すると、女性にはできない凝った料理をするんでしょうね!」とか言い出す始末。そこには女性社員もいるので、場が凍り付く。
もうAさんは「料理は女の仕事」という巨大な先入観があるために、私が家事として料理をすることを全く理解してくれない。夕方になって帰る時刻になったときに、会議をしたいとか言い出すのだけども「嫁が帰宅するまでにご飯用意しなきゃいけないので帰ります」と伝えても、Aさんは「そんなの嫁に任せればいいんですよ、旦那は仕事の方が大事でしょ」と大声で言い出す。もちろん、そんな馬鹿らしいことを言われても振り切って帰るんだけど。だいたい、会議の内容は無意味な事が多いので。翌日に同僚に「私さんは、趣味があるから帰るって言われちゃいました〜」なんて言う始末。
文章で書くと大したことないんだけど、本当に理屈が通じない。Aさんなりの哲学なんだろうが、もうすこし世の中多彩である事を理解して欲しい。相手が理解してくれないと感情的になってしまうことが人間には少なからずあると思う。たしかに、私もこういった話題をAさんとすると、少し怒りの感情を持っている。これが激情的になると、あたりにまき散らすフェミに発展するんだろう。私は今まで、フェミがそうやって当たり散らす事を馬鹿馬鹿しく見てたけど、今ではなんとなくそうなってしまうことも理解できる。
日本のIT業界は一部のエリートマネージャもしくはソフト開発者以外の技術者は何故か人権が軽くなる
客が業務している間は徹夜してでも待機しろとか夜勤は段ボール布団で十分とか、環境を整えたんだから年収300万程度でも十分だろとか
最近だとセキュリティーの関係上、トイレ行く時間が1日2回で行けなかったり我慢できない人はペットボトルにするとか当然のような顔で言われた
官公庁の中にはセキュリティー漏洩を防ぐ目的で委託業者に向けた監視カメラが多数設置されていてあくびをしたりすると苦情が本社に入りあくび禁止になった技術者もいた
中国のような人の管理が「セキュリティーの都合」と言う理由で当然のように行われている
外部に繋がる通信機器の持ち込みと操作も禁止されていたり5分置きにフリーズするパソコンをなんとか頑張って使っていたエンジニアもいた
設備の更新を要求すると契約外の事は知らんと聞く耳を持ってくれない客と会社がいたりした、残業前提の業務を当たり前のように要求し受け入れる会社もいた
「環境を整えたんだから年収300万程度でも十分だろ」と言い出したのはベンチャーを自称する会社だった
会社は学校じゃねーんだよと言い、自社の社員以上に出来る人以外は門前払いする自称ベンチャーもいた
設備は真新しくパソコンも一時期話題になったビズリーチ並だが一般社員の給与がめちゃくちゃ低い(下手したらコンビニバイトより低い)web企業もいた
なぜ日本のIT業界は一部のエリート以外の技術者の人権を軽く扱うのだろう?人として生きていけない所か人格攻撃まで当たり前だ
人手不足ではなく「低賃金でどんな仕事も出来る人が不足」しているだけではないだろうか?とにかく日本のIT業界の一部のエリート以外の技術者の人権は金よりも軽い
僕も無能なので、落ち着いて聞いてください。そんな怒らないでください。
はい、今回は自分のことを「無能だ」と思っている。もしくは最近、「あれ、もしかして俺って無能???」って気づいてしまったメタ認知の少し高い皆さんが、どうやって無能なりに、この残酷な資本主義社会を生きていくべきなのかについて語っていきたいと思います。
まず無能が抱える問題はいくつかあります。代表的なものとしては
→自己投資してもしても、全く帰ってこない。
の3つでしょうか。それでは、最初は「コミュニケーションの問題」についてです。
~コミュニケーションできないやつはパターン化してすべて記憶せよ~
はい、コミュニケーションとは相手のことを慮ったり、自分の考えていることをわかりやすく伝えることだったりします。
まあ、僕たちのような無能では自分の考えていることを伝えることはギリギリできても、それが相手にとって難しかったり、一方的に伝える形になり、相手に何も理解してもらえず、友達ができないというパターンがよくあります。
ではどうするべきか。
パターン化です。「相手がこう来るときはこう返す、相手がこんな表情をしていたらこうする」をひたすら相手を傷つけたり、相手に怒られたりしながら学習していきましょう。
例えば、あなたに彼女(ガールフレンド)がいるとしましょう。そんな優しい彼女が、明日発表があって不安。「明日どうしよう」と話しかけてきました。そこであなたはどんな声をかけますか?
僕は無能なので「いままでやってきた成果がでるだけでは?やってなかったら無理でしょ。」という言葉をかけました。
そしたら、彼女にああいうときには「頑張って」とか「君ならできるよ!」とか言ってほしかった」と言われ、結局嫌われ振られてしまいました。
無能な僕はここで、悲しいという感情を添付した経験値を得ます。
「なるほど、明日が不安という状況なら人は、『頑張って』とか『君ならできる』と言ってほしいのか。ふむふむ。」
こういう感じです。これを何度も何度も繰り返して人とのコミュニケーションをパターン化し、暗記していきます。
もう一つ例を出しましょう。
あなたは部活動の勧誘をしています。そして、あなたがやっている部活に適していそうな体格を持つ女子学生と出会いました。
僕は無能なので「君は体格が良いからうちの部活おいでよ!」と声をかけました。
すると、その女の子は大泣き。あとで先輩に呼び出され、死ぬほど怒られました。
僕はここでも学びます。
「そうか。初対面の女性に体型のことを言ってはいけないのだな」と。
こんなことわざがありますが、僕たちは無能なので愚者です。しっかり経験から学ぶしかありません。頑張ってやっていきましょう。
今後のキャリアにも結びついてくる話ですが、最初のキャリアや職業を選ぶ選択肢として、無能は「社会規範」をボコボコに叩き込んでくれる会社とかがとても良いと思います。
無能は考えられないので、体で覚えましょうという話です。
続いてはお金です。無能は自己投資ができません。いくら自己投資したところで無駄になります。本を買っても読まない。英語を勉強しようと大枚払っても、できない。どうすれば良いのか。
まずは、ひたすら貯金です。生活コストを下げ、ベッドタウンにすみ、できれば実家暮らしをしましょう。もしくは社宅があるなら社宅に住むのが良いでしょう。
なぜならあなたの賃金は、会社からもらえる交通費よりも低いからです。
千葉から東京まで行ったら片道1時間・1000円くらいです。時給1000円です。あなたの手取り15万円/月(月収20万)を働く時間で割ってみましょう。
あら不思議。
150000yen/160h=937.5
つまり、電車で寝てるだけで1時間1000円もらえるわけです。素晴らしいですね。なので、無理して「東京に住んで、時間節約!自己投資!」とか言わずに、おとなしく地方に住もうね。
そんで頑張ってためたお金も自己投資なんかに回しちゃいけません。なんせ私達は無能なんですから。
自己投資はやめて、あなたよりも1万倍くらい優秀なファンドマネージャーなどが運用する投資信託などにお任せしましょう。
もしくはあなたより1000倍くらい優秀な大企業の社員さんが汗水たらして頑張ってくれているので株式投資でも良いと思います。
先程からはなしている通り、無能は自分の頭で考えることができません。ですので、体育会系でフルボッコにしながら社会規範を叩き込んでくれる企業に行くのがベストです。
例えば、大企業とかですね。ノウハウがしっかりしているので、業務はつまらないながらもしっかり上下関係やその他を仕込んでくれるでしょう。
これは、どこにいっても役に立ちます。
なので僕たち無能はイキってベンチャーなぞにいってはいけません。自分で考えて仕事を取りに行かなければならないからです。そうでないと一生仕事は回ってきませんし、何も得られません。
「長いものには巻かれろ」
ということわざがありますが、これはとっても大事なことだったということがわかりますね。
~まとめ~
最近のフリーランス志向・自己投資・起業・英語といった流れは無能には適していません。旧来の終身雇用制や貯蓄という概念こそ、無能がこの世を渡っていくためには適していたんです。最近のグローバル化や不景気によって旧来の価値観が崩壊しつつありますが、できるだけこういう旧来の社会制度にすがって生きていければ、寿命は少し伸ばせると思います。
頑張っていきましょう。
イノベーションは生産を拡大するために労働,土地などの生産要素の組合せを変化させたり,新たな生産要素を導入したりする企業家の行為をいう(コトバンク)
技術革新とも言われる。ただ、新しい知見、革新だけなら大学や研究所で日々生まれている。
日々生まれている研究と何が違うのかというと、問題解決につながって商売になるということだろう。
1つは強み。強みを作るのは自分側が持ってる強い技術でしかできないということ。
もう1つは。市場へのマッチング。問題解決と、収益構造を作れえるということ。
自分でこの強い技術と、市場へのマッチングを作れれば、新しい知見を元に市場が開かれる。
これがイノベーションだ。
今までにない強い技術、あるいは市場へのマッチングにより、新たな市場が生まれた。
結局はこれだけのところである。容易に作れる強い技術や市場へのマッチングにより解決し、それがイノベーションだと言われることもあろう。
しかし、容易に作れない強い技術、あるいはこういうものが出来れば市場にマッチし得ると言えてもその姿が全くないこともある。
応用研究は基礎的な技術や理論を現実の製品に結び付けるための研究活動。(コトバンク)
基礎研究は学術的な知識や,製品や利益に直接結び付くことのない技術と理論の発見に関する研究活動。(コトバンク)
応用研究は金が出やすい。ベンチャーキャピタルでも企業でも。競争的資金も応用的なものなら出してもらえる。
強い技術か、市場へのマッチングが欠けている場合。別の言い方をすると、商売が見えているがやり方がわからない場合、あるいは商売が見えない場合。
この場合は民間の金はでない。基本的に国の資金となる。基礎研究となる。
国の資金も、出すことを決めた連中の出世や将来も関わっている。ましてや新自由主義で成果を吟味して出せという話になる。
と言っても、やり方がわからないか、商売が見えてないわけだから、成果もクソもへったくれもない。
研究している最中に欠陥が見つかってこんな面白い結果がでました(ただし、こういう欠陥があることがわかりました)ぐらいのものが言えたが、それで終わりということもあろう。
もちろん、こういう欠陥があるということを確定すれば、その次の段階でその欠陥を潰す研究というのが生まれ得る可能性もある。
何かを狙っていたが欠陥が見つかった技術なんかに命をかけてれば、ベンチャーや企業内でやってりゃベンチャーは潰れるし、企業であればそいつの出世はとまる。
なんか変な現象が起きたんだけどちょっと調べさせてくれない?実用化まで24年かかるけど。なんてもの言い出したら首だな。競争的資金も絶対通らないだろう。
なお、これはノーベル賞をとった免疫チェックポイント阻害剤オプジーボ。現象の発見が1990年、実用化が2014年。
となると、革新的イノベーションは基礎研究の充実をもってしか為せないということになる。
更に、少額でもいいから競争的資金もなしで使える研究資金が必要だ。
どこかに探しまくれば楽に実用化出来る革新的イノベーションの種があるはず。
それを見つけ出して石を投げまくって、万が一にも失敗したらその遂行者を殺して周りを震え上がらせればたら革新的イノベーションが生まれるなんていう発想は終わりにしてほしい。
いま話題、ビ・ハイアの社長と同じ大学を卒業した。数年後輩にあたる。友達の友達のそのまた友達、みたいな遠さだ。
あんな田舎のしょぼくれた大学から、全国的に有名になる人が出てきて驚いた。
出身大学は、以前からあった短期大学を4年制に改組する形で1995年に開学した大学で、あの社長の年齢だと2期生に当たると思う。
キャンパスはずいぶん田舎の湖畔に位置し、冬の風の強い日はキャンパスのスロープを暴風が吹き抜けていた。田舎の自然のダイナミックさを学んだ。
私立大学のような多種多様な人間が集まるわけでもなく、偏差値で輪切りにされた人たちと、ほんの少しの地元高校からの推薦枠から来た学生がいる程度で、おとなしい人たちが多かった。手近な遊び場は駅前のショッピングモールしかないんだから仕方ない。環境が人を選ぶのか、環境が人を作るのか。
研究者の質は高くて、私のいた当時は引退されていたものの日高敏隆先生もご存命で集中講義をされていた。休憩時間中にタバコをプカプカふかしておられたのを覚えている。「レポートを5行以上書いたら成績を下げられるらしい」という噂が流れたのの、5行以上書いてもそれなりの成績をもらった。その他、謦咳に接する機会はなかったが、脇田晴子さん(文化勲章受章)や黒田末寿さんも現役だった。
だけど世間的な評価は必ずしも研究者のレベルと一致するわけではない。就職状況の悪さがそれを物語る。
偏差値的には産近甲龍と関関同立の間ぐらい。しかし人数も少なく歴史もなかったので、私の在籍していた当時でも就職状況はさんざんだった。産近甲龍よりも悪かったんじゃないか。就職支援室でOB・OGの就職先一覧をみたとき、ずいぶん危機感を覚えた。公立大学なのに地元の役所や有力企業への就職すら、ほぼなかった。地元出身の学生は「県外には行きたくない」と言っていて、毎日県外から通っていた私には衝撃的だった。そんな狭い世界で満足するのか、と。
私は県外のそれなりの職場に就職したけれど、同じ大学の出身者はおろか、「出身者を知っている」という人にすら会ったことがない。
一般的な県下出身であの大学を卒業した人間は、東京なんかで企業することなど考えない。ギラギラした向上心はなく、のんびり暮らせたらいいや、という人がほとんどだ。
ここから先は完全に妄想だけど、あの社長は県下2位の大都市で生まれ育ったようなので、将来への危機感があったのかもしれない。結果、ベンチャーの立ち上げに参加して、自分も小さな企業を起こした。だから「世間的な常識」を学ぶ機会がなくここまで来てしまったのかもしれない。起こした結果はひどいものだし、身の丈に合わなかったことをしたんだなと思う。
某大手SIerの半研究開発職/半SEみたいなポジションで仕事していた者です。
一応昨年度の新卒で入ってますが、業界は初めてではなく大学時代も細々ベンチャーで開発職したり、フリーでSEしてました。
今の会社に入社すると同時に結婚して、今は妻と2人暮らしです。
ただ妻はいわゆるボーダーで、パニック障害持ちでうつ病と少々厄介でした。
そんな感じの背景のある人間です。
ある日、酷い頭痛と発熱、全身の極端な倦怠感、強い動悸に襲われました。数日経っても改善せず病院に行きましたが病理的な原因は不明です(やや数字には出ていたのですがそもそも数日間食欲もなく水分もろくに取っていなかったので…)。
その後もあれよあれよと言う間に色々な検査を受けて最後は精神科で掲題の診断に。
実は精神的な問題には心当たりがありません。会社も決してブラックではなく、もちろん妻のことは大変でしたがそれでもなんとか。強いて言えば妻は働ける状態ではなかったので、お金の面がじわじわと不安になってきた程度です。
それでも、事実として身体に症状が現れ、夜は眠れず、朝起きれば意味もなく(良い歳して)泣いて…。
あと自殺念慮というやつが私には今ひとつ分かっていなかったのですが分かったかもしれません。死にたいと思っているつもりはないのですが、自分が電車に飛び込む映像、首を吊る映像、ベランダから飛び降りる映像…こういったものが繰り返し頭をよぎる(あるいは脳内再生していた)状態でした。
うつ病の妻を持っていたので、この手のことには詳しいつもりでいたのです。しかし、自分のこととなると意外と分からないものなのでしょうか。
自分も今でこそ、そんな風に客観的に書ける余裕がありますがその当日は「休職だけは勘弁だ」とか「死んでもいつも通りの生活する」などと騒いでいたそうで…(笑)
※夕方は比較的調子が良いのと、セパゾンを飲んでるのが効いているのかなぁ…今は落ち着いて書けますね。
ごめんなさい、結論がまだでした。
休職1ヶ月を申し渡されました。
これが本題です。
3割が復帰、3割がさらに延長、3割が今の仕事、生活からドロップアウトといった感じらしいです。
私は復帰の3割に入れることを願い、行動しようと思います。
適応障害と診断され、1ヶ月の休職になった会社員が本当に1ヶ月で復活するアーカイブとなれば良いかもしれない。あるいは、その難しさに挫折して違う道や、時間をかけた戦いに戦術変更するアーカイブとなっても良いかもしれない。
いずれにせよ、予想外の病に抗う匿名ブロガーの不定期な日記をここに残していくことにします。
薬物的方針は主治医とも色々相談した上で…眠れないときにアルコールで寝てしまうよりは…ということに。
SSRIやSNRIは相性問題も難しいですし、急性期の抑うつには難しいので一旦は無しで合意しました。
具体的には会いたい人で、その上で会ってくれるという人には積極的に会って行くことにしました。あと大学時代の研究室に少し、お世話になって勉強も。
今回の日記はそういった前置きの話で置いておきましょうか。
ちなみに次の日記には、大学時代お世話になった全然畑違いの先生に会いに行く話だと思います。
今回のはここまで。
なぜなら、ある着想があって、そのために時間かけて、リスクを許容できる国の金を持ってこれるのは基本アカデミックポストの人間だけだから。
そもそも研究開発について一応理解してまだ着想に近いような段階にリスクを許容できる金を出せるのは国だけ。
その書類を処理できるのはアカデミックの立場だけで、ベンチャーで国の金なんざ取ると書類に苦しめられて研究すら覚束ない。そもそもベンチャーの信用なんざ無いから期間も鬼のように短い。
アカデミック以外のやつに起業を煽ってイノベーションだの言ってるのは例外なくキュウべぇみたいな、世界のためにお前死ねみたいな連中だと思ってる。
アカデミックポストだけを狙ってて、アカデミックポストで実際になにかいいものができてイノベーション企業とやらをやってたらいいもの。
一般庶民がいくら着想があっても狙うものじゃないんだなとも思う。
まあ、アカデミックポストを狙うような人間はパーマネントのアカデミックポストを狙うため全力投球せねばならないわけだ。
そうすると、失敗するリスクがある研究なんかしてたら本当に首をつるはめになる。手堅い研究で数を稼がないとならない。
かつ、社長としての雑用が故に論文数が減ることは許されない。論文数は蜘蛛の糸だから。
でもまあ、たまたま何か商売のネタになりそうなものがあればアカデミックであればJSTのSTARTの枠組みがあるからなぁ。
起業なんかフワフワした世界に飛び込んでいくものだ、ということは、そこにたらしこんで自分のわがまま通してやろうというやつなんていっぱいいる。
その迷惑かける奴の承認欲求クラスだとわかっていても屈しないと大迷惑食らうこともある。さっさと逃げるべきだというのは言えるが、金が絡んでると逃げるのも相当戸惑うか逃げれない。
やってることがどんな意義があるかなんてわがまま言いたい奴にはナーンの意味もない。
というか、クッソだりぃ。
例えば?
メガベンチャーでも30台前半くらいで大体650〜850ってとこでしょ?
もちろん役職付きだと変わるが
R社でGMやってようやく1500超えるくらいじゃないっけ
C社はちょっと詳しくないが
ベンチャー界隈もいろいろ見てるけど
M社でも1000超えは一部だけ(800台で「業界的には高い方」って書いてたから間違ってないと思うんだが)
もちろんどんな会社でも、社内の上の方に行けば超えるんだけど、それって易易とできるもんじゃないでしょ
定期的に勢い有る会社から声掛かるけど、いや正社員になったら思いっきり下がるじゃんって思ってしまう
(まあ当たり前っちゃ当たり前なんだけど、それにしても正社員が安い)
ああ、外資って手があるか