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2015-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20150901132102

その話だよ。

原案は、ヤン・チヒョルトのものかは知らないが、他の商標に似ていて変えたんだから、探せば似たものが見つかるのは当然だろう。

被ったから変えたものを「被ってる!」と非難するのはおかしい。

で、それとは別に原案と現行案(もう取り下げられたが)の繋がりは明白だけど、

ベルギーのどこかからパクったという話はイチャモンだったということでいいの?

あらぬ疑いをかけてしま申し訳ありませんでしたってことになったの?

って質問

コンセプトはパクリ

ベルギー劇場ロゴが出た時みんな感じたはずなのに

展開力だの9分割に日の丸のコンセプトだの言って、全く似て無いとかアホな

擁護するから更に火がつくんだよ。馬鹿じゃね?

http://anond.hatelabo.jp/20150901033653

ゼロ」を何を持って言ってるか知らないけど、逆に「ゼロから生成してる職業って何?何も無いってこと?


そもそもその2つの「偽り」の意味は全く違う。

小保方の方は結果自体が偽造。論外。


佐野場合物自体デザイン自体はそこにある。そしてそれに対する「評価」は全く別の話。それの新規性とか優れてるかどうかは今回問題視されてるもとは一切関係ない。

問題はそれがパクリだとか実はコンペで勝ち取った物は全然のものだった、ということ。

オリンピックロゴが気に入らなかった」からであって、逆ではない。

ん?これってそもそもベルギーデザイナーが、「これ、似てるやん?」って言い出したんじゃなかったでしたっけ?

https://www.facebook.com/StudioDebie/photos/a.306570046078725.70557.306563286079401/883470945055296/?type=1

何か時系列違う?

もし、この「似てるやん」が無かったら別に、ああ、こんなのがエンブレムね、程度で終わってたと思うけど?

誰かが血なまこになって偽造を探したりはしなかったと思うけど?



それを小保方の件で言うなら、他の研究者が行ってた事を密かにパクって結果を出して、その先行研究者引用も一切せずに

paperにすることと同じだ。

勿論、この場合はすぐにその研究者からケチが付くし、普通査読の段階で調べが付くだろうが。



大衆が気に入る、気に入らない、ではなくて、単純にこれだけ情報が多く出回っている時代

何か大きな事を成した時、そこにわずかでもほころびがあったらそこから何か他に出てくるものがないか?と探しているのは常に有ること。

小保方、佐野に関してはここまで大きくなったが、他にも全ての有名人達に対して同じ事が行われてる。

芸能人政治家に対して過去にまで遡って色々詮索されてるなんて日常茶飯事だろ?










ただ、事がここまで暴露されてしまうと、どういう形で落ち着くのか想像できない。

少なくてもオリンピックロゴ撤回されるまで騒動は続くだろうし、佐野氏は…下手な事にならなければいいけど。

からこそ一刻も早く撤回するべきだろう。

もし仮に、このまま裁判とかまでやって勝ったとしても納得行かない雰囲気は続くし、

海外からケチが付くし誰も得をしない。(佐野やその周りの利権者以外。)



デザイン業界パクリの巣だ」という断罪をする人もいるだろうが、そのパクリの一番の被害者はパクられたデザイナーなのだから、その決着は業界内でどうにかするしかない。いずれにせよ、デザイナーは当分、戦々恐々として怯えながら仕事するしかないのだろう。

ちげーよちげーよアホ

一番の被害者はそれに騙されて金出してる消費者だよ。

佐野デザインだ!」って言って買ったのが、そもそもただの監修だったり、それを「業界常識」とかドヤ顔で言ったり、

はたまたデザインもクソもただのパクリだったり。

佐野ブランド」に金だした人はどうなる?

まあ、金出してるのもクズみたいな会社側だったりするからホント被害者はその場合その会社の物を買ってる消費者なんだけどな。









デザイナーは当分、戦々恐々として怯えながら仕事するしかないのだろう。

は?なんでだよ?正しい仕事してるなら何も怯える必要ないだろ。

後ろめたいことがありすぎるからだろ?


普通研究者は小保方が失墜した後、別に全然怯えてないぞ?あんなこと誰がすんだよ、って話で。

怯えてるのはあの研究室界隈の人間だけで。




それ、もしお前がデザイナーじゃないなら、むしろ敢えて粗を見つけさせてどれだけ佐野ヤバイか説明してるのか?

http://anond.hatelabo.jp/20150831231737

科学者とかは実績がものとして出来上がるからわかりやすじゃん。

デザイナーとか言い方次第みたいなところがある気がする。

そういうのは違うところは違うかもって思う。

小保方さんとこは実績が物を言うのに加えて期待されてたから期待の分だけ持ち上げと落差が激しかったみたいだし。

なにかの菌でガンが治るとかだれも期待してないし科学的根拠を示せとか面倒だから放置してる。

芸術系は似てるとかパクリかいうのは感性からイメージが実績になるものかなって。

東京タワーエッフェル塔のとかキャラクタ名がバンド名の漫画ストーリーそのまま自分の絵にした作品著作権侵害してるのかとか。

オマージュかいう類のものとか経緯が説明不要理解される率が高い物とかデザインが似ている場合でも受け入れられてるものはいろいろあるとおもう。

状況の説明方法収益の回収方法デザインに含まれているような気がする。

どうしたら引っ込まずに済んだかを考えると小保方さんは実績が物を言う世界なので実績として方法はすべて無視してもSTAP細胞さえあれば生き残ったかもしれない。

言い換えるとSTAP細胞に賭けていたんだから共に滅したと言えるかもしれない。

佐野氏のデザインは形はどうあれ支持される状況をデザインできていれば擁護されたかもしれない。

オマージュのつもりがパクリといわれたりパクってみたのを黙っていたらリスペクトしてるといわれたりすることはあるんじゃない?

それがどうしてそういう結果になるのか素人にはわからないけど心理的にとか状況的にとか研究して学習してきた人がすることにはそれなりに意味があると思う。

出来ていなかったら結果はそれなりに出てくる物ではないかなと。出てきた結果がこれではないかと。

すでにそれぞれの分野で失敗している今でも、指にSTAP細胞ついてましたすみませんといえば復帰も支持もされるのではないかと思う。

パクリデザインも今だからぶっちゃけるけどベルギーデザイナーとも旧知の仲だしタイポグラフィーは先生師事してたんすよ、っていえばそうでしたかごめんなさいって言われると思う。

その短文だけで形勢逆転の「パクリオマージュでした」って認識に変わるんじゃないかな。

そう考えると細胞が出てこない限り小保方さんは出てこれないと思うしデザインの説明を自分たちの説明抜きに理解しろ受け入れろの繰り返しでは出てきようがないんじゃない?

狂ってるとか一度ついた「穢れ」とかそういう曖昧ものではなく、はっきりした戦略ミスじゃないかな。

巨大チェーンが不正を行っていたとして文句を言われるのは真面目に働いている店員だったりするみたいな所について、業界全体がと言ってあげるのはちょっとかわいそうとは思う。

悪があるとするならそれらの当人に「やれ」と言った人GOを出した人、または勝手GOする管理不足だった人かもしれないね

そういう意味では「才能の芽を摘むな」と批判に対して噛みつきたく気持ちもあるだろうなってことは理解できる。

彼や彼女がどういう状況にあったか、状況そのもの生産価値があるという聖域があるというのは一理有ると思う。

聖域を一般開放するとか人々に歩み寄り理解を求めるというギャップの埋め方という解決方法もあるかもしれない。

他に権威を守りつつ、聖域として残して置きつつ、切り捨てず生かす方法もあるかもしれない。

経歴や背景の捏造といった酷い物になる可能性もあるけど成果を守るのか人を守るのか組織を守るのかで方法は変わるんじゃないかな。

そう考えるといまの状態は素人目にあまりいい状況とは思えないね

http://anond.hatelabo.jp/20150831231737

デザイナー研究者ゼロから何かを生成することはできない。

やれることはAとBという複数概念を組み合わせてCという新しい概念を作り出すこと。

その新しい概念Cが優れているかどうかというのは別の問題


小保方氏の場合は、その作り出したはずの新しい概念自体が偽り(詐欺)なのが明白だった。

からこそ同業者に叩かれることになった。

仮に詐欺でなかったのなら有用であることは確かだったから、あれほどの大騒ぎになった。


一方、佐野氏は作り出した概念が偽りであるかどうかは見る人によって判断が異なる。

色を変えたり位置を変えたりしただけでも新しい要素を加えたという見方もできるし、そうでない見方もできる。

シンプル構造である場合特に、真似るつもりがなくても何らかの先行事例に似てしまう可能性が否定できない。

からこそ同業者対応は同情的だったと考えられる。

仮に詐欺的な行為がされていたとしても、それが明白とまではいえないということだ。


しかし、元々の発端を思い出してみれば分かることだが、佐野氏のオリンピックロゴデザインは誰もが満足して受け入れるものではなかった。

まり佐野氏の生み出したデザインのについては元々、新規性問題でなのではなく、それが優れていてるかどうかが疑われていたのだ。

ただ、優れているか否かの評価よりも新規性あるかないかという判断のほうが簡単にできる。で、あら探しが加速した結果が現在の状況なのだろう。

ベルギー美術館の件から蟻の一穴のように噴き出したというのも否定できないが、あれを探し出したきっかけは「オリンピックロゴが気に入らなかった」からであって、逆ではない。


ただ、事がここまで暴露されてしまうと、どういう形で落ち着くのか想像できない。

少なくてもオリンピックロゴ撤回されるまで騒動は続くだろうし、佐野氏は…下手な事にならなければいいけど。


デザイン業界パクリの巣だ」という断罪をする人もいるだろうが、そのパクリの一番の被害者はパクられたデザイナーなのだから、その決着は業界内でどうにかするしかない。いずれにせよ、デザイナーは当分、戦々恐々として怯えながら仕事するしかないのだろう。

2015-08-31

東京オリンピックエンブレム

食傷気味ではあると思いますが、佐野問題について自分の考えをまとめるために文章を書きました。

もうこの話題うんざりという方はそっとスルーして頂けると幸いです。

■前書き

デザイナーではないけれど、クリエイティブ職に携わっています

私の立場としては、

オリンピックエンブレムはそんなに好きではないけど

オリンピックエンブレムは(ほぼ)問題なし

トートバッグはアウト

・このような炎上懸念しています

というものです。

以下、目次です。

デザインとは

- 編集レイアウト、選択というデザイン

- デザイントレンド

佐野エンブレム

- このエンブレムは一体何なのか

- 似ているのか

- 著作権見地から

- 商標権見地から

- 原案は似てる

トートバッグコネ問題

- お粗末なマネージメント

- そんなデザイナーに任せてはいけないのでは?

- コネ悪用なのか

個人的には

デザインとは

編集レイアウト、選択というデザイン

デザインは、社会に受け入れられることを目的の一つとしています

受け入れられるということは抵抗がない方がいいですから、あまりに新しすぎて意味理解されないようなものはよくありません。

しかし多くのデザインにおいては、新しさや独創性を伝えたいという想いもありますからデザイナーにとって受け入れやすさとオリジナリティというのは永遠課題であると言えます

多くのデザイナーにとって、ロゴオリジナリティについて語りにくいのはこれが非常に繊細な問題であることが理由だと思います

ところで、デザインは「計画」「設計」「応用美術」という言い方もされることがあります

あるいは例えば、◯◯デザイナーという肩書きなどについて、プランナー(計画者)、マネージャー(管理者)という言葉を入れ替えても近いニュアンスがあるということについて考えてもいいかもしれません。

これらの言い方からも分かる通り、デザインとは一から全てを新しく作り出すという行為ではなく、適切に設計する、配置する、選択するという行為であるとも言えます

では果たして佐野氏のデザインは適切なものだったのでしょうか。

デザイントレンド

その前に、デザインにおけるトレンドというものについて簡単に考えたいと思います

参考に、近年のロゴトレンドと言われているものをご覧ください。

http://photoshopvip.net/archives/78102

http://www.radflaggallery-design.com/blog/2015-logo-trend

ちなみに以下は、2008年トレンドと言われたものです。

http://coliss.com/articles/build-websites/operation/design/788.html

すでに2008年トレンドが古く感じてしまうのが分かるかと思いますトレンドというのは、新しく感じられ、それでいて受け入れられている、という一つのラインです。トレンドを押さえる(上手く選択する)ことで瑞々しい印象を与えることができますが、トレンドが去った後には古さを感じるようになるものです。

新しさがありつつ、普遍性のあるデザイン、というものが如何に難しいかが分かります

佐野エンブレム

・このエンブレムは一体何なのか

それでは本題のオリンピックエンブレムについて考えたいと思います

図像的には非常にシンプルものになっています。また、恐らくは1964年東京オリンピック亀倉雄策イメージオマージュしており、色彩は日本的トラディショナルもので、あまり目新しさは感じられません。そういう意味でこのエンブレムはあまりトレンドに乗っていないと言えると思います

なぜこのような選択・デザインになったのでしょうか。

トレンドに乗らず、非常にシンプルものにしたのは、普遍的エンブレムになることを狙ったものだと思います

亀倉雄策1964年オリンピックは今でも素晴らしいデザインと語られるもので、古さは多少感じさせても未だに迫力が伝わってきます

佐野氏のデザイナー仕事にはシンプルで洗練されたものが多くあります。また、近年世界アピールできている日本デザインシンプルものや余白を活かしたもの自然融合的なものが多く見られます

このように、佐野氏、あるいは日本の強みであるシンプルデザインであり、また一時的トレンドではなく普遍性をもつもの、として単純な図像になっているのだと思います

もちろんこれにより、トレンドに乗っていない、古めかしく見える、単純すぎる、単純すぎるために似たデザインが挙げられる、といったことについて意見が出てくることについては想定していると思われます

・似ているのか

さて、よく問題として挙げられているベルギーロゴ比較してみます

前述の通り、単純な図像なので、近いロゴがあることは避けられないと思いますしかプレゼンテーション動画などを見ると、このエンブレムアピールは以下のようなものです。

東京の頭文字T

地球や繋がりといったもの連想させる円

トラディショナルカラー

日の丸

正方形タイルデザイン

パラリンピックエンブレムとの対称性

このうち、ベルギー劇場ロゴと共通するのは円のモチーフくらいではないでしょうか。

以上のような点を踏まえると、佐野氏のエンブレム図像的にはベルギー劇場ロゴと近く見えるところもあるが、その他の点で大きく異なっている、と言えると思います

著作権見地から

著作権は、思想感情創作的表現した著作物保護するものです。

佐野氏のエンブレムベルギー劇場ロゴ思想感情的表現とは違う発想で出来たものであることは明らかだと思われます

著作権侵害しているという指摘は間違いでしょう。

商標権見地から

Wikipediaによると、リエージュ劇場公共性が高いためロゴ商標登録がなく、商標権については問題にしていないとあります

商標権侵害ということはなさそうです。

原案は似てる

エンブレム原案が公開されました。

色彩、配置的なアレンジはありますが、これはヤン・チヒョルト展のタイポグラフィ結構似てると思います

しか原案として過去デザインを参考にすることは問題ないのではないでしょうか。個人的には、なぜ公開したのだろう、と思いますが…。

これがこのまま採用されるとしたら大変ですが、最終案ではかなり変化しているので、これはある意味で事前チェックが上手く機能したと言えるのではないでしょうか。

トートバッグコネ問題

・お粗末なマネージメント

佐野氏ほどのデザイナーですと、事務所を構え、他のスタッフデザインをさせるというのは勿論あることです。しかし本人の名前で発表する以上、その監督責任は本人に求められます

トートバッグに関しては、明らかに佐野氏の失態です。佐野氏もそれを認め謝罪し、社会的な罰は十分受けていると思います

・そんなデザイナーに任せてはいけないのでは?

私が冒頭に書いた「(ほぼ)問題なし」という括弧はここが理由です。

本来なら大きな仕事は少し控えた方がいいと思いますが、今回はエンブレムの後に発覚したものですし、取り下げる程ではない、と思っています

コネ悪用なのか

そもそもこのコンペは、一定以上のクオリティを信用されているデザイナーへの指名コンペです。

日本有数のデザイナーであれば、色々な人間との関係性ができるのは当然ではないでしょうか。

コネ悪用された時に問題になるものですが、今回のコンペがコネ悪用したものかどうかについては判断できないと思います

個人的には

個人的には、もう少しトレンドを押さえたデザインが好きだなぁ、と思っていますしかしそれと、ダサいかカッコイイか、良いか悪いか、善か悪かといったことは無関係です。

個人としてはそこまで好きになれなくても、表面的な華やかさを控えて理念としての重要性を選択したということは驚きでしたし、思い切った決断だと思っています

ところで、オリンピックエンブレムはどれほど重要なのでしょうか。

私はもう北京オリンピックロゴを思い出せません。

東京オリンピック世界に向けて恥ずかしくない誇れるものにするために、私たちは何を大切にしなければいけないのか選ばなくてはいけません。

インターネットのお陰でどこまでも検索することが可能になり、どんな事象でもどこまでも批判できるようになりました。

無限選択肢のある世界で、どれだけ冷静に選択できるかがこれからインターネット課題だと個人的には思っています

なんだか自己陶酔的な文章になってしまいました。気持ち悪くてすみませんありがとうございました。

2015-08-29

http://anond.hatelabo.jp/20150829141605

ベルギーを敵に回してるの?

まぁあり得ないからどうでもいいけど、こんな人の下では働きたくないな。

中学生に脅されただけでハイハイって言うことききそう。

http://anond.hatelabo.jp/20150829085753

ベルギーを敵に回して、オリンピックを開くってのはどうよ。

より重要なのは平和の祭典としてのオリンピックであって、エンブレムじゃない。

ほ~ら~見てごらん

原案はこんなに平凡でありふれたデザインなんだからベルギー劇場パクリではないよ。

へ?

2015-08-28

五輪エンブレム素人デザインに口出すんじゃねーよ

代表的批判は「ダサい」「パクリ」「コネ


7/24に初お披露目、式典生中継とかしてた。

NHK東京オリンピックエンブレム発表実況 [転載禁止2ch.net

http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1437733199/

東京2020大会エンブレムを発表 [転載禁止2ch.net

http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1437734077/


ダサい、地味、暗いなど、ネガティブな第一印象が多く見られる。発表会で期待を煽り過ぎた反動かも。

素人「ダサスギィ!」



7/28ベルギー劇場が抗議

ベルギーリエージュ劇場と、スペインのhey studeioの作品酷似しているらしい

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%80%80%E5%8A%87%E5%A0%B4&rls=com.microsoft:ja-JP:IE-Address&rlz=1I7ACAW_jaJP522JP522&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAgQ_AUoAmoVChMIhJu02dbLxwIVCZmUCh0clgA1&biw=1078&bih=452#tbm=isch&q=%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%80%80%E5%8A%87%E5%A0%B4%E3%80%80%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3

あとサーバー名がジャップとかで一部界隈が盛り上がる

素人「パクりの可能性が微レ存?」

その後トートバックにパクリ疑惑がもたれ、佐野氏は13日に一部を取り下げる。15日に「部下が第三者作品トレース」したと釈明。

素人「やっぱりパクりじゃないか(憤怒)」


コネについては、佐野氏が博報堂出身審査委員に知り合いがいたって事らしい。

でも贔屓というより、コンペで選んだならこんな地味でダサい奴が選ばれるわけがないという素人偏見根本にある。


デザインダサいという第一印象、デザイナーパクリに関わっていたという事実から素人はこのエンブレム偏見を抱き、オリジナルである証明できても汚名返上不可能


素人大衆に受け入れられればパクリだろーが地味だろーが許された。オリジナル性が証明されても素人からの支持は得られず、パクリとわかっていても撤回はできない。

2020東京五輪は、グダグダな経緯で白紙化された国立球技場で、パクリ疑惑エンブレムを掲げて開催される。でもそのころには大衆グダグダな経緯は忘れてると思うので、頑張って盛り上げていきましょう

2015-08-26

かえってエンブレム評価が下がった感

その後、大会組織委員会佐野さんの案を商標登録するために、世界中商標確認永井さんは「(原案と)似たようなものがほかにあったようだ。そのため佐野さんの案は、元のイメージを崩さな範囲でパーツを一部動かすなど、組織委の依頼で何度か微修正された」とした上で、「最初の案は(類似性が指摘されている)ベルギー劇場ロゴとは似ていなかった。盗作ではない」と話した。

http://www.asahi.com/articles/ASH8T5VXCH8TPLZU005.html

原案段階で似たような意匠がすでに商標登録されてて、それを回避しようと微調整したら商標登録されてない劇場ロゴに似てしまった、と。

これって「独自性がない、そこら辺にありふれたデザイン」と言ってるようなもんじゃないの?

盗作かどうか以前に、どう転んでも凡庸デザインエンブレム採用する必要はあるのか?

2015-08-24

博報堂

佐野氏、常識で考えればあの程度にてる程度でベルギーのパクってるとかいいがかりもいいところだろということになりますが、ちょっと常識が通用しない御仁のようですね。まあそれはいいです。

これまで仕事広告代理店の人とかかわる機会がそれなりにあり(基本発注する側)、博報堂案件でだいたいひどい目にあってきた。

で、なんでそうなるかということについてなのだが。あいつらって「広告面白いことしよう」っていうのがどうやら第一にあるんだな。

他の会社はもちろん違う。「広告で金を儲けよう」というのが当然頭にある。

するとどうなるか。金とはようするに信用なので、ちゃんと顧客の信用を得ようとする。バカどもが「~~は電通利権」みたいなことを言ったりするがそうじゃない、顧客との信用の積み重ねだ。

ところが博報堂の連中ってのは金じゃなくて面白さを追求しようとするから、信用を求めようとしない。つまり信義がない。倫理観が無い。顧客はえらい目にあう。

佐野っちもそういう精神性の組織の中で、仕事人間としての人格を完成させたからああなってんじゃないのかね。面白いデザイン適当にパクってきて面白いものその場で提供できりゃまあそれでいいだろって。

2015-08-22

東京オリンピックロゴ、逆に考えてみると

ベルギーオリンピックベルギーアートディレクターデザインしたロゴがあった。

シンプルデザインで多少賛否両論あった。

一方、遠く離れた日本とある劇場ロゴデザインした人が「パクリだ」とfacebookで指摘。

画像共有サイトpinterest自分作品を見た可能性があるとしている。

ところが、そもそもの発端となったベルギーオリンピックロゴパクリ問題については、日本劇場商標権登録もしておらず、商標法問題ないということが明らかになっている。

また、判例から著作権法上、問題ないというのが法律家意見の大半を占めており、アートディレクター本人も「日本劇場デザインは見たことも聞いたこともない」と述べている。

こうした事態の中、日本とある劇場ロゴデザイナーはついに法的措置をとると決定。

このまま裁判となった場合、「パクリなのか」の立証責任日本デザイナー側にあるため、その現実味議論されているが、立証は非常に難しいとの見方が強まっている。

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こんな状況だったら日本人はどんな反応を示すのだろうか?

http://anond.hatelabo.jp/20150821210802

五輪エンブレム文句言ってるのはベルギーの「劇場」のロゴの「デザイナー」だろ。

そういう細かいところで認識が雑なのは「叩きたいから叩いてる」って感じで、

実際はデザインにもオリンピックにも何ら関心は無いんだろうなあと思わせるね。

http://anond.hatelabo.jp/20150821210802

ベルギー美術館にもそう言えばいいんじゃね?

あんたらはデザイン素人から知らないだろうが、ああいデザインは偶然似てしまうなんてのはよくあることなんだからあんまりガタガタぬかすなよ」ってさ。

どうした?

もしかして本当に幾何学的なロゴの類似はまったくないと思ってたのか?

例を挙げてみろって言われたから挙げたのに、どこにキレてんのよ?

2015-08-21

http://anond.hatelabo.jp/20150821221829

トートバッグの件はそりゃ批判されるし、だから佐野氏も盗用を認めてるんじゃないの?

それ以外では発端のベルギーの奴だけじゃない?

http://anond.hatelabo.jp/20150821111821

造形的にベルギーデザイナーエンブレムと似ているということで炎上していますが、擁護派の皆さんが言っている通り、ああいった幾何学図形を利用したロゴマークである限り、なにか他のデザインと似てしまうのはしょうがないことです。

そんなに言うなら、過去オリンピックロゴマークについてもをパパッと元ネタなり何なり出してみせればいいじゃん?

とりあえず過去30年分の夏冬の五輪エンブレム置いとくから

別に全部網羅しろとは言わんから、ここ最近の分をいくつか「第xx回大会ロゴは△△のデザインの影響を受けてます」とか「第yy回大会ロゴは○○の流れを取り入れてます」みたいな感じで説明してくれ。

それで今回の問題ロゴと同レベルで似てるケースがゴロゴロ出てきたなら納得する奴も出てくるだろ。

例の件であのデザイナーに同情的な一線級のプロ達がそれをしない理由は何なんだろうな。

俺には不思議で仕方がない。

http://anond.hatelabo.jp/20150821213540

ベルギー美術館にもそう言えばいいんじゃね?

あんたらはデザイン素人から知らないだろうが、ああいデザインは偶然似てしまうなんてのはよくあることなんだからあんまりガタガタぬかすなよ」ってさ。

http://anond.hatelabo.jp/20150821111821

あるお寺の住職の話「汚いですが、コップにおしっこをしてからそのコップをきれいになるまでよく洗います。その後そのコップにお茶を注ぎ、飲む。この時に感じてしまう心理的抵抗が『穢れ』の本質なんです。おしっこがコップに残ってなくても感じてしまう。」



佐野さんは、トートバックの問題けがれてしまったんだ。

佐野さんというコップに汚水が入ってしまったのだよ。

もう、佐野さんが何を主張しデザインしようとも、誰も認めてくれない。

それが日本の文化といふもの


私もエンブレム問題トートバックの問題根本的にまったく異なるものと思いますし、

ベルギーの人のそれとは似ているとしても問題にするほどのことではないと考えていますが、

いかんせん、日本人は穢れを嫌いますからね。。。残念ですが。

多摩美統合デザイン学科の学生として思うこと

佐野研二郎盗作疑惑について(学生個人の意見です/2015年8月23日時点)。

彼はご存知の通り多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業し、現在アートディレクターをやりながら多摩美術大学統合デザイン学科の教授も務めています

実際には、まだこの学科自体設立から2年目で、佐野教授自身講義を行うことは今までにほとんどありませんでした(というか、私はまだ彼の講義を一回しか受けていません)

統合デザイン学

統合デザイン学科は、多摩美の本キャンパスとは別の上野毛キャンパス世田谷区)にあります

学科長はプロダクトデザイナー深澤直人教授で、そのほかに、ウェブデザイナーインターフェイスデザイナー中村勇吾教授HAKUHODO DESIGNの永井一史教授、そしてアートディレクター佐野研二郎教授の4人と統合デザイン学専任講師先生構成されています

現状、学校によくいらっしゃるのは深澤直人教授統合デザイン論)と中村勇吾教授メディア技術概論)で、あとのお二人は統合デザイン論に前期で一度講義をしたぐらいです。3,4年から講義が「プロジェクト」という形態に変わり、そこで教授別にクラスが再度編成され、たぶんそこからお二人もがっつり学校にいらっしゃるようになるはず。

世間的に言えば「つぶしのきく」学科だと思われがちなのですが、実際には「デザインベーシック」つまりデザインの基礎を最初の2年間で徹底的に教わり、そのベースを生かして次の2年間で社会的ローンチできるプロジェクトデザインを学んでいきます。具体的には現在グラフィックプロダクト・インターフェイス描写などの必修と、そのほか選択を受けています教授の顔ぶれをみてわかる通り、細分化されたデザインあらためて"統合"することで、「これからデザイン」に特化した人材を育成する学科です。現在デザインのものが非常に広い意味をもつようになり、そんな時代において「グラフィック」や「プロダクト」などに特化しているだけでなく広い知識と経験を持った人材必要とされています一見デザインとは直接関係のないようなこと(たとえば佐々木正人さんによる『アフォーダンス』の講義)や、表面的なグラフィックの造形技法からCADを利用した立体物、Webやメディアアート作品などに応用されるプログラミングなどいろいろな技術を学ぶことと同時に、それに付随する感覚みたいなもの学習しているように感じます。実際、そういった感覚みたいなぼわっとしたもの現場で役立つこともあり、領域の垣根を越えることでみえてくることや繋がることもたくさんあります

武蔵美の基礎デザインとどう違うのか、と聞かれることがあるのですが、基礎デとは根本的に近いはずです。学科長は原研哉さんで、そもそも深澤教授は基礎デザイン学科の教授だった)

(とにかくやることが多いので、課題の量は半端ないです。たまに自分がなにやってるのかわからなくなります。あと先生たちもまだどのくらいの量の課題を出したら学生達の生存に関わるのかをよくわかってないっぽい。勘弁して欲しい。)

先ほども言った通り、まだ学科が生まれから2年しか経っていないので、3,4年を経験した学生はいませんし、卒業生もいません。だから就職先のデータもなく、倍率はそこまで高くないのですが、統合デザイン学科特有のコンセプトに魅力を感じて、たとえば多摩グラ受かったのに蹴ってこっちに入学したり、試験内容が東京藝大のデザイン学科に似ているところがあるので(平面構成)そこを目指す人たちが受けたりすることもあるみたいです。

〜〜

ざっと学科についてはこんな感じです。詳しくは学科サイトをみたり、各教授のNHKプロフェッショナルとか本をみたりしてみてください。デザインに興味のない人でも、おもしろいと感じる点はきっとあると思います

さて、たぶんこれを読んでるみなさんが一番興味があるのは佐野研二郎さんについてだと思うので彼の話題に。

オリンピックエンブレムについて

 関係ない話ですがエンブレム発表の前日に佐野教授現場の手伝いに行った視デの友人曰く、めちゃくちゃ笑顔だったようです。彼自身亀倉雄策さんのオリンピックエンブレムがかなり好きで、それを(いい意味で)引用して新しいエンブレムを作り出し、それが選考で選ばれたんだから、嬉しくない理由がわかりません。

 最初自分があのエンブレムをみたとき直感的にかっこいいと思いました。シックで、いままでのオリンピックエンブレムとは一線を画すような新しいデザイン、新しい東京イメージを担ってくれるような力強いものに感じました。そしてそれと同時に、あ、きっとこれ佐野さんのデザインだ!と思いました。たぶんそう思った要因の一つに、中央の「黒」の棒の部分があります。完全な黒ではありませんが、こういったエンブレムで無彩色の黒を使うのは一般的にはわりと暴力的結構批判もきそうだなと思ったのですが、そもそも佐野教授自身黒色を多く用いることで有名なので納得がいきます。たとえば、「統合デザイン学科」のロゴやその周辺のデザインはすべて白と黒形成され、学科の、現状では異端であるもののそれがこれからベーシックになっていくはず、という考えや、力強い勢いを感じられ、学科学生の多くはこのデザインを気に入っています。他にも東京国際映画祭ロゴをはじめ黒を多用したものは多く、今回のエンブレムに関して喪章だなんだと言われていますが、まあそういうネガティブイメージで彼がデザインしたということはないかと思います

 造形的にベルギーデザイナーエンブレムと似ているということで炎上していますが、擁護派の皆さんが言っている通り、ああいった幾何学図形を利用したロゴマークである限り、なにか他のデザインと似てしまうのはしょうがないことです。というか、そもそもロゴの本とかをみると似ているもので種類分けされているぐらいです。造形的に似ているからといって、そのなかにあるコンセプトは異なります。造形的な点のみで「パクリ」だと決めつけてしまうのは、あまりにも強引なのではないでしょうか。今回のエンブレムは、エンブレムとしてのオリジナリティよりもその拡張性や普遍性を追求した、シンプルで力強いものだと感じています

 さらに、ベルギーデザイナーはそのロゴ商標登録していないとのことです。となると、エンブレム側にまったく問題がないと言っても大丈夫なのではないでしょうか。

 記者会見佐野教授感情的だったという話がありますが、もともと彼は自分自身でも「おれはキレキャラだ」とおっしゃっていたり、講義中に実際にキレてくれたりするので、まあ無理はないかなと思います。余談ですが彼は最近藤子・F・不二雄関係仕事が多く(映画TOYOTA広告成功から)、ドラえもんミュージアムにあるレストラン新聞広告用の写真を撮りに行った際「ジャイ子の“ハット”シュッドビーフ」がもう販売中止ということを聞いて、レストランの方に無理を言ってその場で作ってもらい、その写真新聞広告に載せメニューを復活させたという逸話があります。好きなものに対してのオシは誰よりも強く、普段から感情的にはなりやすいような人なのだと思いますhttp://fujiko-museum.com/blog/?p=18605/

 このエンブレムに唯一問題があるとすれば、なんとなく「高揚感」が感じられないところです。ただ、それは佐野教授問題があるのではなく、それはこのデザインをたくさんの候補の中から選んだ選考委員問題があるのです。他に、もっとオリンピックらしさ」があって、高揚感の感じられるデザイン案なんていくらでもあったはずです。

 その選考一般的選考会の方式をとっているのであれば、いまいわれている佐野さんのデザインから特別に選んだということ憶測もありえないのではないでしょうか。基本的選考名前を伏せるはずだし、原研哉さんや葛西薫さんをはじめ他にも応募した有名デザイナーはたくさんいらっしゃいます(応募基準も厳しい http://www.fashionsnap.com/news/2014-09-19/olympic-tokyo-emblem/)。

トートバックについて

 これについては、一人のデザイナーとしても、いち仕事人としてもありえない行為だと私は思います。まったく擁護できません。佐野教授下の人がやったとしても、「佐野研二郎デザイン」と書いてしまたからにはそれなりに彼にも大きな責任が生じるし、そもそも画像からまるごとトレース(というよりコピペ)するのはまさに「パクリ」で間違いないと思います。いかに制作環境が劣悪だったかがわかります一般的デザイナーであれば、なにかをトレースする際、そういう素材の揃ったサイトに月額とかでお金を払って利用したりしていることがほとんどかと。こんなやっつけ仕事お金がもらえるなんて、純粋に「いいなー」と思いました。バレてよかったですね(今後のMR_DESIGNのためにも)。

デザイン業界は"腐っている"?

 ネット上では佐野教授周辺の関係図みたいなもの話題となっています審査委員が同じだとか、広告代理店が牛耳っているだとか、いろんな話があります。つまりデザイン業界は身内のなかで行われているということです。残念ながら、それは確かにあると思います業界内で評価するシステムというのは確かにあるし、長嶋りかこは彼の直属の後輩です。

 自分の話になりますが、私は実はまったくデザイナーになりたいと思っていませんでした。多摩美の、統合デザインに入りたいと思ったのは、まさにそのコンセプトに魅力を感じたからです。深澤教授のおっしゃっていた「いいものを触った時、『これがほしかったんだよね』と人は言う。本当に欲しい物のかたちは、すでに決まっている。」この言葉が、デザインのみならず広い意味で今後の「デザイン」に応用できると思ったのです。だからいまでもグラフィックプロダクトをやりつつもそれが最終地点ではなく、デザインという思想や考え方をあらゆる事柄に応用していきたいと考えています。そういうことを学ぶには、ぴったりな学科です。そして受験勉強をするために、予備校に通い始めました。そこの授業ではあらゆる有名デザイナー作品が取りあえげられるのですが、その中にはどうしても理解できないものもありとても悩んだこともありました。もしかしたら、そういったものなかに現在問題視されているような業界評価システムの土壌でうまれものもあるのかもしれません。

 一般人に受け入れられにくいデザインは、果たして優れたデザインと言えるのでしょうか。なにをもって、ただのデザインは優れたデザインになりうるのでしょうか。その答えはまだ私にはわかりません。

そのほかのデザインについて

 いま、どんどん新しい「パクリ疑惑」のデザインネットユーザーによって見つけられてきていますが、デザインの歴史が深くなり文脈形成されていくと、そこには明らかな引用模倣も増えていきます。それはどんな文化でも同じで、音楽なんかもそうです。デザインスタイルであり、継承されていくものなのです。だから、造形的な面でなんでもかんでも「パクリ」と決めつけられてしまうと、デザインの歴史が続いていくことそれ自体否定することと同じになってしまます。なにかから影響を受け、文脈形成されていくことを「パクリ」の一言否定しないでください。

 今回の件で佐野教授問題があったことも明確になりましたが、一方で、彼の講義を受けていたからかもしれませんが、とてもじゃないけどオリンピックエンブレムにおいて彼は雑な仕事をするとは思えません。

亀倉雄策仕事で一番好きなのは1964年東京オリンピックエンブレムだ。シンプルで力強く、唯一無二のデザイン。いつの日かこのようなシンプル骨太仕事がしてみてみたい、と思うようになった。ニッポンを、世界を、あっといわせる仕事。一生に一度でいいからそういうデザインをしてみたい。シンプルであること。明快であること。太くあること。Simple. Clear. Bold. ある日から僕のデザインの指針となった。デザインとはなんだ。デザインにはなにができる。そういう自問自答を繰り返した。(中略)目の前の画面は世界に確実につながっている。デザインシンプルで深い。考え、それを超えるべく手を動かし、また考え、また手を動かす。邪念はいらない。デザイン思想だ。簡単に。深く。明快に。太く。でも簡単に。ストレスはある。でもいつも朗らかである。そういうデザイナーでありたい。デザインの道はまだまだ続くのだ。負けない。僕には亀がついている。亀はゆっくり、確実にやってくる。

佐野研二郎

 エンブレム問題トートバックの問題根本的にまったく異なるものです。そこを一緒にしてしまうことが、今後のデザインを殺すことにつながりかねません。

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(追記1) より主観的意見です

エンブレムについて、おそらく審査員も彼の作品だと見ただけで分かる人もいたかと。黒を使用したこと、そしてあのTOKYO 2020のフォント。あれは東京国際映画祭ロゴでもおそらく使用していましたし、彼のデザインだと一目でわかる点でもあります。正直、あのフォント幾何学図形を用いたあのデザインにとって最も理想的フォントであったとは思いません。

学生じゃないだろみたいな意見をみて「いや学生ですけど・・・」と匿名なりに思ったりしたしそれを証明できないのもなかなか悔しいのですが、多摩美術大学統合デザイン学科の学生です。「業界の端っこにいるみたいな気分になってる時点でこの界隈の闇を感じた」美大って、セミプロみたいな人が集まるんだと思います。それは、一般大学とは別の特殊試験内容が課せられるからで、それをクリアするために誰しもある程度のレベルの状態で入学してきます。そういった意味で、業界の端っこみたいな感覚私自身拭えない点です。生意気だと思われてしまったら、申し訳ないですが・・・

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(追記2)

ベルギー側が商標登録していないためエンブレム盗用疑惑について私は「まったく」問題がないと書きました。著作権がある、ということだけでエンブレムとの類似性を訴えられるのであれば、本当にどんなデザインでも訴えられてしまます商標というシステムは、そういう意味でも機能している。ただ、自分自身勉強不足でもあるのでもっと調べてみますhttp://ipfbiz.com/archives/olympiclogo.html たださっき調べたら、東京オリンピックエンブレムもまだ商標登録が済んでいないとのことで・・・w

佐野教授への評価は、私自身、下がりました。学生とき評価とかなにを偉そうにと言われるかもしれませんが。こんな仕事をするひとにはなりたくないな、と純粋に思いました。トートバックのような小さな仕事でも、しっかりと制作しなければ、大きな仕事、つまりオリンピックエンブレムのような仕事ダメになるというか、結局ものをつくるとき姿勢ってそのひとの評価デザインにもちゃんと反映されるんですね。この一件はデザイナー関係者、それを学ぶ学生、もしくはいままでデザインの外部にいたとされていた人たちにとって、デザインとはなんなのか、パクリ模倣とはなんなのか、そういったことを知り考えるきっかけとしては良い機会になったと思うのです。だからこそ、そこで歪んだ考え方や間違った見解が社会に浸透していくことは、できるだけあってはならないことだと思います。なにが正しくて、なにが間違っているのかすらよくわからない時代ではありますが。

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(追記3)

多摩美情デに関する批判は完全に話題から脱線している内容であり、改めて読んでも全く的を得ていないものです。訂正しお詫びします。大変申し訳ありませんでした。

・ご指摘の通り「在日」や「売国」などに関しては一部のネットユーザー根拠のない事実拡散しているだけだと認識しています。この一件を複雑化させるだけだと感じたので訂正しました。

佐野研二郎さんの東京オリンピックエンブレムの件、議論の整理

ちなみに私は佐野さんとは全く関わりがないし、デザイナーでもない。

さん付けしてるのは全然知らない人なので、最低限の礼儀です。

オリンピックエンブレムは何のためのものか、あるいは制作者は何のためにオリンピックエンブレムデザインするのか

前者に関して、たぶん明確な要件などなくて、そこをクリアに明文化するだけでも正直相当骨がおれる作業だと思うのでパス。誰か書いてくれ。

後者に関して、基本的にこういうほとんど金のでない仕事自分のためにやるものだ。

仕事としての意味よりも作品としての意味合いの方が大きい。

作品として」というのは、デザイン歴史に対する作業だ、ということだ。

現在視点から歴史を丁寧に編んで、なんらかの判断を加えたものを形にしたのが作品だ。

なのでデザイン歴史を知らないやつが文句を言っても意味がないし、

未だ言語化されていない違和感感覚して指摘する訓練を積んでいないやつが文句を言っても意味がない。

グラフィックデザインとしてのポテンシャルや位置づけに関する議論審査委員会である程度尽くされているはずだ。

一般的に、プロ素人が考えるようなことは大抵全部考えてきてるので、おとなしくプロに任せよう。

長くなったのでこの上に書いてあることを要約すると、この件に関して素人趣味判断には価値がない。

ベルギーの件

あれは当たり屋みたいなものなので、気にするだけで無駄な気がする。

商標登録もしてなかったみたいだし、土俵にすらのっていない。

仕事自体エンブレムと比べ物にならないくらい雑。

サントリーは残念だけどエンブレムとは無関係

これはアートディレクターとしては監督不行き届きでアウトだけど、今回のロゴとは全く無関係の話。

だいたいデザイナーが外から素材をパクったかどうかなんて(誰が考えたって当然ダメなので)アートディレクター確認しないし、暇じゃないんだから現実的にできないだろう。

実作業してたデザイナーNDA結んでクビにして、再発しないように仕事環境改善するしかない気がする。

アートディレクターという職位について

なんか文句言っている人多いけど、正直ないと回らないと思う。

別に日本特殊制度というわけではなく、効率的なので一般的に取られる分業体制の一つ。

Pinterestの退会とか

これも無関係

事務所対応企業として不味すぎただけで、別にエンブレムとは関係ない。

税金を使っているけれど

これは余談だけど、国の仕事報酬は指名される人クラス標準的報酬からすると大概ゴミみたいな額で、基本的には受けた側はだいたい損してやっている。

そして国から指名されるような人たちは文句言ってるやつらの社会サービスのために税金を大量に払っている側だ。

ちなみに今回の公募に関して「評価」が報酬だというかもしれないが、応募資格は世の99%のデザイナーパスできないものなので、応募できる人はすでにめちゃくちゃ評価されている。

国民税金を使っているから、俺たちにも文句言う権利があるみたいなやつは1円やるから黙れ。

というわけで、

基本的にはそのままでなにが問題なの?まだ文句言ってるやつバカじゃん?という意見です。

2015-08-20

福島「ですから日本スイスのような平和中立国を目指すべきなんです。」

田原スイス国民皆兵制で、一般家庭に自動小銃が有る国だよ。」

福島「いえ、例えばスウェーデンみたいな中立国もあるわけですし…」

田原スウェーデンナチに協力して中立を守った国だし、今では武器輸出大国だよ。」

福島「えーと、ベルギーのように歴史的中立を貫いた国もあるんです。」

田原ベルギーみたいに何度も外国軍蹂躙されてもいい?」

福島「え~?でも~、侵略するより侵略される方がイイですし~…」

田原有事立法というのは、どこかがもし攻めて来たらどうするのか、

どう対応するのかという法案ですよ。

社民党はこんな物いらないって言う訳?」

福島戦争の為の法律は要らないと思います。」

田原 「そうじゃない、どこかが攻めて来た時のために…」

福島 「いや戦争の為の法律ですよ。」

田原ちょっと待って、じゃぁもしどこかが攻めて来たら殺されりゃぁ良いっていう話し? 降伏する?」

福島 「うーん…、戦争が起きないように努力する事が政治の責任じゃないですか~」

田原 「いやだから日本戦争する気は全く無いでしょ、今でもない!」

福島 「ただですねぇ有事法制はそんな単純な法律ではない訳ですよ。

米軍活動を円滑にしたり、国民保護法制という名でいろんな人の権利制限する…」

田原ちょっと待ってよ、

敵が攻めて来た時にね、国民人権自由とかでどこ動いて行っても良いですよ。

とはならないし、そりゃ規制しますよ、当然。」

 

解説者 「福島さんじゃあね、万が一攻められた時に、

社民党国民をどうやって守るのかという具体的な案が無いじゃないですか? どうするんですか?」

 

福島 「うーん、ただ…例えば…非核構想をやるとかですね…」

田原ちょっと待って! つまり敵が攻めて来るなんて事は有りえない!

こんな夢みたいな事を自民党は言って、どんどん日本軍国主義化してると、こういう事?」

福島 「…そうですね、私は北朝鮮などを仮想敵国にしながら、

どんどんどんどん軍事国家の道を歩んでいると思います。」

田原北朝鮮と仲良くするんだって…」

福島 「そうです。そういう努力必要だと思います。」

田原 「っとなると社民党いらなくなっちゃうよ」

福島 「ぃやそんな事は無いですよ、だって憲法9条改憲したいと言うのが今強く出ていて」

 

解説者 「あの福島さんね、僕は社民党に頑張ってもらいたいと思う。でもとてもついていけない…」

 

福島警察官拳銃使用は絶対反対。犯罪者と言えども人権はある訳ですし、

犯人には傷一つ付けてはいけない。

たとえ凶器を持った凶悪犯と言えども警察官は丸腰で逮捕に向かうべき」

田原 「そんな事して、警察官が殺されたら?」

福島 「それは警察官職務ですし~」

(「ええっ~」と言う驚きの声が怒濤のように スタジオ中に響き渡る) 

その声にまずいと思ったか福島が続ける。

 

福島 「それに犯人がそんなに抵抗するんだったら無理して逮捕する必要は無いと思うんですよ、

逃がしても良い訳ですし~」

田原 「じゃっ、逃がした犯人が別の所でまた人を殺したら?」

福島 「それはそれで別の問題ですし~」

2015-08-14

私が佐野エンブレム案が嫌いな理由

私が佐野エンブレム案が嫌いな理由:黒い棒が回転して日の丸を水面下に叩き落とす。

昂揚感、平和繁栄人類良心オリンピック憲章、そういうもろもろの理念が正しくデザインに反映されていないから嫌いです。

普通デザイン教育を受けた人間にはあのデザインは以下のように見えます

https://tokyo2020.jp/shared/images/olympic_emblem_large.png

①まず、中央を貫く黒いバーは、喪章、あるいはモノリス(不滅の絶対性、時間)を表す。

②対角は金銀のコーナーはモーターの界磁であり、これによりモノリスは右方向に回転モーメントを与えられる。

 (通常のネジが右ネジだから

 ※ちなみにベルギー劇場デザイン回転ドアデザインで真ん中のラインが垂直に立っていることは、劇場が外へ向かって

  開かれていることを意味する。

③右上の赤い丸、これはもちろん日本であり、太陽、陽性なるもの意味する。

 金銀の界磁によって駆動されるモノリス冷徹な正確さで日本をいままさに叩き落とそうと運動する。

 金銀の界磁と一緒になったときモノリス死神の鎌であり、赤い丸は狩られて血まみれの生首である

 冷徹時間論理によって日本凋落していくことが避けられないという死を表す。

④金銀はメダルであり、メダルにより黒くて強大な物体が突き動かされて日の丸を叩き落とす図でもある。

 日の丸の位置は、時計の1時付近であり、これは絶頂期を過ぎていてこれから沈んでいくしかないことを表す。

⑤2020はフォントで海の波、水平線を表す。五輪マークは、すでに水面下に沈んでいる。

 これはオリンピック理念形骸化していることを示している。

このような、日本凋落メダル駆動される凋落加速のデザインオリンピック理念を正しく表現しているとは理解できず、

まったく共感できない。

2015-08-06

あのベルギーデザイナーって

ちょっと変な人なんじゃないかと思い始めた。

今回のオリンピックロゴで、劇場ロゴと同じく「盗作なんじゃないか」と言われたスペインロゴがあったけど、

あのロゴデザイン会社コメントって

「大イベントエンブレムに着想を与えたのならば誇らしいことだが、恐らく偶然の一致だと考えている」

なんだよね。同じデザイナーだったら、普通はこういうコメントに落ち着くもんだと思う。

正直、デザインという仕事をしていたら偶然一致してしまことなんて多々あるし、それをすべてチェック出来ないことだって理解しているはずだ。

(まして今回の劇場ロゴ著作権登録されていないわけで、明らかにベルギー人側にも手落ちの部分がある。)

今回のロゴデザイナーという目線で見たら着想から違うのがすぐわかるし、ロゴの根幹の考え方が違うことも感覚として理解出来ているはず。

今回のような類似の仕方で「盗作から使用停止しろ」って言い出すとデザイナーである自分たちの首を締めることになるのに、

あのベルギー人は今回「使用停止」とかまで求めていて、デザイナー感覚からするとすごい違和感を覚える。

大体使用を停止することで何のメリットがあるのかと考えると、

「騒ぎ立てることで売名できる」「騒ぎ立てることで示談金を釣り上げることができる」ぐらいしか思いつかないんだよね。

正直あまり大したデザイナーじゃないんだろうなとは思ってたんだけど、ワークスを見て確信した。

http://www.debie.com/logo.html

作家性やこだわりが薄く、流行りの要素などを無節操に取り入れるスタイルの人みたいだ。

確かにこのレベルデザイナー感覚からしたら「俺の作品盗作だろ」と思っちゃうのかもしれない。

盗作って、ビジュアルの類似よりも考え方の類似の方がマズいと思う。

なぜなら、デザイナーだったら考え方をパクった上でビジュアル上はさもパックっていないかのように上手い具合に修正することができるから

一見ちょっと違って見えるけど、実は考え方を丸ごとパクってますって方がはるかに悪質だと思う。

逆に言うと、パクろうと決めたデザイナー元ネタとぱっと見の見た目が被らないようにビジュアル修正したがるもんだと思うから

同じような見た目のロゴが出てきた場合は、逆に偶然の一致の可能性が高いとすら言える。

そういう目線で見ると、ベルギーデザイナーのこのロゴだって盗作」と言われる可能性がある。

http://www.debie.com/display.php?JobCatID=1&JobID=0112

同じ文字を反転させて、重ねてハートを形作るという全く同じ考え方のロゴが昔からある。

http://ks.c.yimg.jp/res/chie-0/46/529/i3/AVOY______3.jpg

色を2色にしたりしてぱっと見の見た目は多少違って見えるけど、考え方は全く同じ。

でも、これも偶然の一致だろうけど。

あのデザイナー本国では(特に本国デザイナー界隈では)どういう扱いを受けているのか気になる。

2015-08-05

「似てるだろ」ってコメントしてるブックマーカー見出ししか読まない馬鹿だって自白してんの?

はてなブックマーク - 五輪エンブレム制作者「全く似ていない」 記者会見:朝日新聞デジタル

記事を読めば分かるが、

要素は同じものがあるが、デザインの考え方や背景の色も違い、全く似ていない

要素は似ているがデザインの考え方が全く似ていない、という言葉最後けが抜き出されているんだよ。

まぁ、朝日の要約が下手なのもあるので、もっと詳しい記事を見てみよう。

「まったくの事実無根」 東京五輪エンブレムのデザイナーが会見、盗用疑惑を強く否定 書体など詳細も説明 (1/4) - ITmedia ニュース

ベルギーリエージュ劇場ロゴは「TとLを主軸に作られていると思う」と佐野さんはみており、Tと円をモチーフにした五輪エンブレムとは考え方が異なる。「要素は同じものがあるが、デザインに対する考え方がまったく違うので、正直全く似ていないと思った」。

 例えば、五輪エンブレムはTの縦棒と横棒が接しているが、劇場ロゴは離れていたり、エンブレム正方形を9分割したグリッドベースに作っているが、劇場ロゴはそうではなかったり、色や書体も違うなど、「デザインの考え方もまったく違うので、出来上がりも自ずと変わってくる」と指摘。

「似てる」って言ってるブックマーカーはここまで突っ込んで観察した上で「似てる」って言ってるのか?

違うだろ?

「ぱっと見でパクリだと思いまーす」ってだけだろ?

素人の澄み切った心だからこそ真実直観できる」なんてこた無いんだから黙って見てろよ。

東京五輪エンブレム問題についてのよくある質問への回答


Q.「T」がかぶるのは分かるけど「L」に見える右下配置の△は何なん?

A.デザイナー佐野氏は、ベルギー劇場ロゴが表す「TとL」ではなく「Tと円」をモチーフデザインしたと発表してます。Tの背後に巨大な円のシルエットを表すために右下に銀色の△が必要となりました。この巨大な円は1964年東京五輪エンブレムあやかったものです。

Q.会見で「A」~「Z」まであると発表してたけど、ますます「T」の右下がおかしくない?

A.会見で公表された「A」~「Z」のデザインは、あくまエンブレム拡張性を示したものであり、最初に「Tと円」のエンブレムありきのものなので何もおかしくないです。この拡張性は最初からデザインの一貫として含まれていたので、今回公表された「A」~「Z」や数字デザイン盗作疑惑以後に後出し作成されたものでもありません。

Q.「Tと円」がモチーフだとしても「TとL」のベルギー劇場とやっぱりかぶってるしオリジナリティ何もないんじゃない?

A.今回のエンブレムオリジナリティは、単に見た目だけではなく、エンブレムを分解して「A」~「Z」としても使えるといったデザイン拡張性にあります。この展開の分かりやすさが評価されるところです。一方ベルギー劇場ロゴはそれができません。

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