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はてなキーワード: ブランコとは

2024-01-10

はてなーって嘘つかれたことないの?

なんか平和人間関係で生きてきたのか

それとも人間関係が少ないだけなのか

以下、個人的に遭遇した例

近所の町議が某宗教団体にやられた

実家の近所に町議会議員の人がいてたまに話とかもしてたんだけど

その人がいつものように散歩してたら公園ブランコ腰掛けてる女子高生がいて

「どうした?大丈夫か?」

みたいなことを声かけしたら突然泣き出して警察沙汰になったらしい

レイプ未遂として裁判にかけられて失職

女子高生は某宗教団体2世

裁判でも韓国でよく見る大泣き演技を披露してた

町議会は補欠として某政党の人が繰り上がりました

まぁ10年以上前の話で「よくある」と聞いた

妻が教育費を勝手に送金

子供小学生に入ったとき祖父母から合格いね」ということで3万円をいただいた

実家帰省中で3万円は妻が貰ったのだがそのとき自分はその場所におらず、後から聞いた

で、1週間ぐらいしてから「うちの祖父母から貰った3万円、学資保険として運用してる投資信託に突っ込むから渡して」と言ったら

「そんなの知らないけど?」

みたいな明らかな嘘

そこからも散々揉めて、貰ったことは認めたもの

投資なんて信用できない。私が責任もって貯金する」

とか言ってるので

「ちょうど銀行に行く予定あるから貯金してくる。今すぐ出して。子供の口座だよね?俺がカード持ってる」

って言ったら、進撃の巨人アニーみたいに「ハハハハハハハ!」とか笑い出して

絶縁状態の妻側の親に送金したこと告白した

「ごめんなさいね!これでいいでしょ!」

みたいな感じで全然謝りもしないので、それ以降お金に関することには一切関与させていない

妻の実家で嘘つき呼ばわり

書いてて思い出したがそもそも絶縁状態になったのは

妻側の親兄弟同士で嘘つき合戦が始まって付き合いきれなくなったため

妻側の祖父母年金に関して揉めだして、叔母が

あなた(妻の姉)の学費を出したのは私」とか言ってて

「そんなの貰ってない」

とか揉めてたけれど妻側の親に多額の借金があって自己破産したことなどが後から発覚

もはや真実など分かりようも無くて絶縁状態にした

会社の物品が無くなる

実は自分上場企業の良い会社に勤めてるんだが

会社の物品がやたらとなくなる

最初は不注意で無くなってるんだろうな、と思ったが

自分が異動になったときに先輩が

「これぐらいなら持って行っても大きな問題にはならないんだから持って行けばいいのに」

とか言い出してドン引き

要するにそういうことが人事異動の度に行われていて毎年不明物品が生まれていた

異動が分かってる人がやたらと高額なPCを買いたがる理由が分かってしまった

会社の同僚が捕まる

2,3年一緒に仕事をしていた同僚がいて

凄く仕事熱心で良い奴だった

他の部署で困りごとがあったときにも聞きつけて、評価にも繋がらないような仕事をしてて

会社評価なんて別にいいんだよ。ボーナス査定別にどうでもいい。困ってる人の力になれればそれでいい」

みたいなことを言ってて、出来た奴だなぁと思ってたんだが

実は裏で巧妙に横領してて年間2,3億単位で儲けてた

ガッツリ捕まってニュースにもなったけれど、そりゃボーナス査定なんてどうでもいいよね

週刊誌は嘘をついてるかどうか

まぁ週刊誌なんて全然信用できないよね

週刊誌情報を持ち込んだ人間そもそも信用できないし

「綿密な裏付け」とかも全然信用できない

かといって芸能人側も全然信用できないか

結局は「証拠があるのかどうか」ということと「それを裁判でどう判断たか」でしか我々は判断できない

ただ、今の時代だとLINE画像なんてどうにでも捏造できるし、画像や音声程度ならディープフェイクでどうにでもなる

映像だってどうにでもなりそうだし、証拠能力ってどうやって判断すりゃいいんだろうね

信じたいことを信じればいいとは思うけれど、盲信だけは避けた方がいいんじゃないかなぁと思うな

2024-01-09

魔女と同居している詩人、という希望



詩人になりたいな。マジで一日三回以上言っている。


詩人になって、洞窟入口に白いTシャツを貼って、雨風をしのぎたい。スナフキンになりたい。スナフキンは白いTシャツを見たことすら無いだろうけど。


とにかく、コンクリート造のマンションに住んでる自分が変だと思う。

詩人住民税を払わないから。

なのに私は自分生命保険まで掛けている。

これはやっぱりおかしい。


そういう話を同居人にしたら「詩人も家くらいあるだろ」と返してきた。

こいつも私と同じ会社で働いている。おかしい。

毎日毎日毎日家でパソコンを開いて、よく分からない英語を「Hmmm...lemme see」とか言って右から左に聞き流して、クライアントに謝っている。これは私。

同居人は違う部署でかなり頑張っている。


「私は詩人になりたいんだけど、おまえは?」

そう聞くと、「うーん」と一考して「魔女だね」つった。

魔女らしい。

魔女は物だらけのクソ汚い部屋で、布団にくるまりながら天井を見ていた。

うちの会社自由から、休憩時間は各々のタイミングで取って良い。魔女は休憩中に布団で寝る。

煙草休憩にグチグチ言われることもない。在宅だし。安い煙草を二人で吸っている。詩人魔女煙草くらい吸う。



魔女詩人って語呂は良いよ」

魔女オタクから、そのまま続けて

狼と香辛料みたいで」

とか言ってニヤニヤしていた。


ところで詩人は、詩人のなり方がガチで分からない。

そもそも詩が好きというか、ブリーチの扉が好きすぎるだけかもしれない。ああいうのを書いて、松岡修造カレンダーテンプレートを借りて印刷出来ないものだろうか。よく分からない。

何個か詩の賞に応募したが、バスボムとか香木とかしか貰えなかった。金には全くならなかった。

学が無い。

金も無い。

でも詩人は昔、占い師に「金運がすごい」と褒められた事がある。そのとき高速バスを乗り損ねて、どうにか返金してもらったなけなしの金で診て貰っていたからウケた。

大金が貯まるとかじゃなくて、」

はい?」

「使うと臨時収入が入るタイプの金運」

臨時収入?」

ほいだら、ま、使いますか。

金はあるだけ使っている。生命保険に入ったのも、そういう理由からだった。詩人貯金と縁がないくせに、献血を断られる貧弱さがある。祈りを込めて、サプリを一日9錠飲んでいる。


詩人は、高卒で、フリーター歴が異様に長かった。

から書類で落ちる。

もう就活面接に食い込めないんだよな。分かってくれるかな。ここまでは詩人っぽいよ。でも、なんでか正社員になった。

これはもう詩人ではない。



書いていて思い出したが詩人は、制服キャバクラで働いていた時おじさんに「君、話が変わりすぎ。フラッシュ暗算じゃないんだから」と窘められていた。

詩人は、数字が分からない。数字記号(〇△□など)は同じような物なので、暗算なんて当たり前に出来なかった。詩人は、〇と□のどちらが大きいとか小さいとか、義務教育中に納得が済まないまま大人になってしまった。

でもさあ、正直あのビル制服を着ていた女の子たちの半分もフラッシュ暗算は無理だったんじゃないかな。魔女算数は苦手だから見積書を作るのを本当に嫌がっている。


話はこうやってコロコロ変わるし、詩人魔女煙草の値上がりくらいにしか数字には敏感になれない。


それにしても都内家賃は高いね。それは肌感で分かるよ。会社を辞めても、詩人にはなれないかもしれない(詩人も定期的にCoCo壱とかで食事はしたい。夏はスパイシーサマベジを、冬はベジスープカレーを食べなきゃいけない)し、もし会社を辞めたら魔女が泡を吹きながら詩人をしばらく養う事になる。


詩人は今の会社を辞めたらタクシー運転手になりたい。詩人は今までやったバイトの数を覚えていない。


生き急ぐことが夢だと思っている。人生は速い方が輝きが増すのではないかと、信じている。

でもそうすると普通に精神をやることも学んでいる。

人生の速度が秒針を超えると、今度は夢(睡眠の方)の輝度が増し出す。ぴかぴかどころじゃない。飛べるほど気持ちがいい。履歴書の数行をベッドしても構わない。ベッドでいい夢が見れるなら。なんつって笑

薬を飲むと、体感、脳が丸くなる。丸い癖に、記憶の巻き戻し機能に弁が付く。分かる人は分かるよね。黒目をどんなに左上にやってもアレを思い出せない。アレってなんだっけ。そんなんなって、ストッパーより向こう側の過去殆ど404

霧の中の桃源郷を、もっと晴れた空の上からドローンで見ている感覚がある。どこにも足がつかない。文章が読めない。


魔女は、詩人ご飯を作ってくれる。魔女が出社すると、詩人餓死する。何度か餓死した。詩人は雨の音を聞くのは好きだけど、自分の胃の言葉理解出来なかった。魔女ハンバーグチャーハンを3つほど冷凍してくれていて、詩人はそれを電子レンジの言う通りにして、キッチンで立って食べている。行儀の悪さは魔女には秘密だ。

詩人は、市販パントーストすることと、インスタントラーメンしか上手に作れない。立って食べれる物しか作ったことがなかったから。

私の上司が、私のことを「同居人さんのヒモ」と呼んでいた。海賊みたいな会社で、狂い続けたら、ヒモが紐でしぬところをオンラインミーティング披露してやれるのにな。上司会社を辞めた。

詩人は、pixivで一回だけR18のエロ小説を書いたことがある。神絵師リクエストしたら「おまえが書け」と返信が来たからだ。書いたリンクを送り付けたら、い〜〜っぱいエロい絵を描いて返信をくれて、ありえんほど嬉しかったw

その小説マイナージャンルにしては、まあ、よくは無いが、悪くもなかったと思う。また分かりもしない数字の話だ。そんなことより韓国人が熱烈に褒めてくれて、それがかなり嬉しかった。

やっぱり文章書くのって楽しい。そりゃ絵が描けるなら漫画が描きたかった。ドラマ脚本だって書いてみたい。無理か。




詩人は、CoCo壱で定期的にカレーを食べれて、マンション家賃光熱費携帯代と生命保険料が納められる感じの詩人になりたい。

で、タクシー会社転職もしたい。詩人は、目の前に人が立っていると吐き気がするので、電車通勤は出来ない。在宅ワーク恩恵は充分受けた。

世の中甘くないとか言うけど、そうだよね。そうするしかない人もいっぱいいるよね。世の中思ったより甘くないし、ムカつくけど甘いとこは甘いんだよなー。

やりたいことやって、辞めたくなったら辞めたいよな。

曰く、「技術は体が覚えてるから、戻りたくなったらいつでも戻ってこれる」らしい。

ブランコに乗って窓ガラスを拭いていたとき、隣で拭いてたオッサンがそう言ってた。

動く灰皿ことハイエースに乗って、詩人ガラス屋にも戻れる。

詩人は、パイロンにトラロープを巻ける。8の字のコードも巻ける。4インチと8インチのどっちが大きいかは一瞬迷う。インカムで謝ることも出来る。英語で謝ることも出来る。フランス語は「セクワサ?」だけ分かる。「これ何?」だった気がする。シークヮーサーに聞こえるんだよね。

今年はさ、人生の速度と高度を調整するターンに入ろうと思う。

詩人になりたい。

出来れば魔女と長く暮らして、私は詩人になって、洞窟で火を焚いて、一酸化炭素中毒で終わりたい。走馬灯は出来るだけ早く、出来るだけ沢山、フラッシュ暗算みたいに見れたら楽しいはずだから

2023-12-16

anond:20231215135444

横だけどライフフェアのハンモックおすすめ

一万円くらいで安価だし手触りがいいし、ダブルサイズなので300キロまで耐えて子供が乗ってきても子供ブランコみたいな使い方してもある程度大丈夫

ただ、三人がけソファくらいの場所を取るし、重いから床を傷つけないように下にラグか何か敷いたほうがいいけど。

2023-12-08

橋本環奈よりもかわいい人を知ってる 2/2



橋本環奈よりもかわいい人を知ってる 1/2

https://anond.hatelabo.jp/20231207211656



あれを見たのはいつだったか百貨店イベント会場で橋本環奈さんを見た時よりも後だから2019年のどこかだろう。

あの日の夜、俺はテレビを見ていた。そしたらさ……

「怒ったかんな~」

「許さないかんな~」

橋本かーんな!」

バラエティ番組で、こういうネタをやってた。どっかの芸人が「橋本環奈って、実物で見るとそこそこかわいい」~と言うフリをやったら、橋本環奈が「頭にきた~!」って演技をしていた。それで、上の一発ネタをやったのだ。懐かしい記憶だ。

思えばあの時、イベント会場で見た時ですらあんなに可愛かったのだから――仮に、本人がすぐ目の前に居たとしたら、どんな感じがするのだろう。

実際、あの人はAIが作ったみたいな可愛さだと思う。俺がもし本人を目の前にして、「橋本さんは……1000年に一度の、そこそこレベルかわいい人ですね」と伝えたら、どうなってしまうのだろう。あのネタをやってくれるのだろうか? やっていただけると信じている。

橋本さんはいつも、自分のことをどう思っているのだろうか。ある日、芸能界で積み上げてきた物が崩れてしまわないか不安しょうがいかもしれない。あの世界って、一瞬ですべてがダメになってしまう気がするから

そうじゃなくても、自分と同じような人、気軽につるむことができる友人が少なくて、孤独――いや、孤高なのは間違いない。なんていうか、誰もが思うような幸せ人間っていないんだと思う。

どんなに魅力的な女性でも、ひとりの人間だ。いろんなことを思って、たくさんの経験を積んで、小さな努力を積み重ねている。理不尽に耐えたことが何度もあるんだろうな。俺達みたいに、ちょっとしたこと一喜一憂とかしたりしてさ。幸せになりたいと願って生きてる。そんなこんなで、ここまでビッグになったのだ。

まあ、日本一可愛いのは橋本環奈でいいけどさ。俺は、あの人よりも可愛い人を知ってる。実際に出会って、お話をして、仲良くなることができた。だったらもう、それでいい。人生で二度と可愛い子に会えなくてもいいよ。

さて。自惚れだろうが、Iさんも俺に気があるのでは!? と感じたことがある。ある時、調達部門用事があって出向いた際、Iさんの仕事必要資料を渡して、上の階に帰ろうとしていた。すると、Iさんが後ろからついてきた。大きいキングファイルを持ってた気がする。

増田さん! 私と行き先がいっしょなんですね。後ろ付いてっちゃお~っと!」

それで、本当に俺の後ろをついてくる。いやあ、あれには参ったね。こいつ未成年か、と思った。Iさんは実際、そういうキャラクターだった。お互いにもう30歳を過ぎている。その時は、「行き先が一緒なんですね」と返答した。

人目のある廊下だったけど、やはり安心感があった。Iさんは結婚してる。俺と結ばれることはない。だから安心して、職場の人が見てる可能性があっても、廊下で堂々と話ができる。

ちなみに俺は、Iさんの旦那さんのキャラクターを知ってる。会社近くのショッピングモールで偶然、Iさんと家族が一緒に歩いてるのを見たことがある。旦那さんは、優しそうな見た目だった。道行く人とぶつかりそうになっても、自分からサッとよけて、何事もなかったようにしていた。というか、初めから人とぶつからない導線を選んでいる。それでいて、家族全員のことを見てる。この人は、Iさんとキャラが似ている。優しい人なんだな。こういうのが自然にできるのは大人だと思う。眩しかった。

だが、Iさんのことを好きな気持ちでは負けないつもりだった。いや、そこは張り合うところではないのだが。今でもそうだけど、俺という人間子どもっぽいと感じる。多分、70才とかになっても子どもぽいんだろうな。



まあ、でもやってしまった。今年の梅雨だった。職場から帰る時に、たまたまIさんと一緒になることがあった。階段を降りている時、バッタリ出くわした。2人で会話をしながら階段を降りて行って、社屋の外に出た後だった。一緒に歩いている時、やってしまったのだ。

「Iさん。今度、一緒にご飯行きませんか」

食事に誘った。そしたら、ちょっと迷ってから「いいですよ!」と言われた。誘う直前、『変な感じがする。やめといた方がいいのでは?』と感じていた。『誘いたい』という欲求が勝った。

さて。OKの返事をもらったが、どうしたものかと思った。とにかく、その場で電話番号を交換した。ラインは危ないからやめた方がいいと思った。携帯電話メッセージ機能だけでやり取りすることにした。テキストメッセージング。

二週間後、Iさんと一緒に食事に行った。区内だと誰かに見られる可能性はあったけど、物凄く隠れた名店を知っていた。職場の人が来ないことも確かめてる。夏前の蒸し暑い夜だったけど、その日本料理店でIさんと一緒にご飯を食べた。いろんなことを話した。

子どもがいると大変だけど楽しい

最近職場だと○△が流行っている

放送していたアニメのこと

Iさんはテレビよりは新聞派らしい。前の職場の影響だろうか。元地銀勤めなだけはある。

アニメ映画も好きみたいだった。今年やってたやつだと、ブルーロックが好きらしい。俺もブルーロックは嫌いではない。意外と話が合うものだ。個人的に、『パルプ・フィクション』や『シェルブールの雨傘』をおススメした記憶がある。

小一時間ほど話をしたところで、お開きになった。店を出て、駐車場のすぐ向かいにある公園ブランコに一緒に乗った。高校生に戻ったみたいだった。俺もIさんも、10ちょっと前は高校生だった。

少しくらい浸ってもいいかなと思って、Iさんと話をした。どうやら、最近は家庭がしんどいしかった。ここでは書かないけど、しかし辛そうだった。一通り話が終わると、ブランコから立ち上がって俺は、Iさんのところに行った。ブランコのチェーンを握っている手を軽く触った。震えている感じがした。

手を引いてブランコから立ち上がってもらうと、「もしかして、Iさん大丈夫ではない?」と声をかけた。「大丈夫です」と言ってたけど、鼻をすすってた。顔は見ない方がいいと思った。しばらくずっと、お互いの手のひらを握ってたけど、夜9時が近かった。Iさんの手を引いて、日本料理店駐車場に戻った。

それから簡単バイバイをして、「また行ける?」って言ったら、「うん。今度はどこに行こうか?」とIさんが返した。



ごめん。嘘をついていた。冒頭の感じだと、俺がIさんに気があって、今でもチャンスを伺ってるみたいな印象を持たれたと思う。

Iさんは先日亡くなった。どうして亡くなったかはここでは言えないけど、もうこの世にいない。もう、子どもっぽく笑う顔は見れないし、元気そうにはしゃぐ姿も、一生懸命仕事してる姿も見ることはない。

ある日の午前だった。用事があって調達部門に行くと、ほかの女性社員が号泣してたんだよな。それで、様子がおかしいって思って、調べようとしていたところで直属の上司から情報が入ってきた。

理由理由から公表はされなかった。社内の訃報にも出なかった。ただ、変な噂が出回ってもよくないという配慮だろうか、部長課長メンバーみたいなルート簡単説明がなされた。説明会とかじゃなくて、課長がそれぞれのメンバーのところに行って、経過報告資料の一部をサラッと読み上げた。「~ということがありました。これは部外秘です」とのことだった。

その日は仕事が手につかなかった。次の日は有給を取った。それで、一日ずっと考えていた。Iさんのことを。早朝の散歩の時も、朝飯を食べてる時も、シャワーを浴びている時も、涙が止まらなかった。

近所に小高い山があるのだが、サンダルジャージのままで其処に登って、頂上付近にある昔の入会地になってるところに腰を降ろした。一面ずっと雑木林だった。あまりに生い茂っていて、頂上にもかかわらず麓の街並みが見えなかった。

雑木林を歩いていると、小さい崖があった。真下竹林だった。断崖絶壁じゃないけど、落ちたら多分死ぬことができる。「ここ、登山用の山じゃないし…いや、登山用でもダメだけど…」とか考えていた。また、目に涙が浮かんできた。

両手を首元に当ててみた。Iさんは死ぬときにどんな感覚だったんだろうか。いま首に手をかけてみたけど、どんな感触だったんだろうか。冷たかったんだろうか。多分、そうなんだろうな。冷たかったのだろう。

Iさんの葬式には出なかった。出るべきじゃない、見るべきじゃないと思ってた。Iさんの家族の顔も見たくなかった。

もしかして、俺が食事に誘ったからこうなったのかな、という観念が頭をもたげた。その時、吐き気が込み上げてきた。もう、辛い。俺も死にたい。失敗したかもしれない。俺の人生。やってしまったのだ。その日の夢に、Iさんが出てきた。「ねえ、今日はどこに行こうか?」って言ってた。



こういう日記を書いても楽にならないのは知ってる。でも、ほんのちょっとだけ楽になるかもしれない。先月も、今月も、ずっとあの子のことばかり考えてる。あの時、ご飯に誘わなければよかったのかなって、ずっと考えてる。

気分は落ち着いたが、時々は死にたいという感情が出てくる。でも、死にたくない。そういう思いもある。どっちつかずな感じだ。変な気分。踏切の前まで来ると、「電車、来てくれないかな」と思ったりする。

これから、どうしていけばいいのか。わからない。時間解決するならそれでいいけど、やっぱり自分のことを許せないで一生を終えるのだろう。

永遠に後悔するんだろうな。あの時、Iさんを食事に誘ってなかったら、ちょっとだけ運命が変わって、死なずにすんだのかもしれないって。

増田のみんなは、俺みたいになるなよ。「ちょっと変だ、止めといた方がいい」と思ったら、素直にそうした方がいい。俺みたいにはなるな。

大事な人がいなくなったら嫌だろ。

2023-11-22

anond:20231112000907

小学校、少数しかない遊具普通にあるけど。ホッピングとか。

休み時間に使いたい人に貸し出す方式普通に回ってたよ。

全員平等に使えないか迷惑ならブランコや大縄跳びも駄目だよね?

大谷叩きたいからって杜撰増田書くんじゃないよ。やり直し。

2023-11-15

取り返しのつかない失敗のエピソード教えて

実体験でもいいし、実体験でなくてもいい。例としてはこういうやつ。よろしくお願いします!

中学生殺虫剤で火炎放射して工場が全焼

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/277488

フォークリフトブランコ遊びをさせて6歳の娘が死亡

https://jp.reuters.com/article/idJP2021010401001373

保育園に行くのを忘れ、孫を車内に放置熱中症で死亡

https://www.sankei.com/article/20230911-6H64UQAOGJKWNEVRVFSIKSY3RY/

友人との悪ふざけでナメクジを食べ、寄生虫感染して死亡

https://www.cnn.co.jp/world/35128191.html

2023-11-04

 

昨夜の飲み会泥酔したサラリーマンは、帰り道に偶然見つけた公園ブランコで寝てしまった。 朝、目が覚めてふと周りを見ると、公園にはたくさんの草むらがあることに気づき、 思わず「おっ、コンビニみたいになってるやん!」と叫んでしまった。

 

その光景に驚いた通りすがりの人々が、サ

2023-11-03

小学校の好きだったところ

増田出身小学校はいわゆる校庭(グラウンド)とは別に裏庭があった

裏庭には田んぼ、畑、ちょっとした雑木林飼育小屋ちょっとした池、テニスコート1面があった

 

田んぼ…6年生が先生監督下で田植えから収穫までやってた。収穫したお米は他のお米と合わせて学校行事おにぎりにして食べてた。おにぎりを作るのは朝っぱらから集められたPTAの親御さんたちだったので、大人になってから振り返ると楽しかったのと想像し得る親御さんの大変さとでちょっと複雑な気持ちになる

 

畑…4〜6年生が色んな野菜を育てていた。5年生の時はさつまいも栽培して、秋になったら1年生の子グループを作って雑木林落ち葉焼き芋をした。時間内だと全ての芋に火が通らなくて、しっかり焼けた甘い芋はみんな1年生に食べさせて自分たち微妙な芋を頑張って齧った。自分たちの芋は美味しくなかったが、1年生が美味しそうに芋を食べてたので少なくとも増田は充足感を覚えていた。この畑では教頭先生スイカを育てていて、夏になると休み時間に全校児童先生たち皆でこのスイカを食べた。夏の暑い日に外で食べたスイカは甘くて瑞々しくて美味しかった。教頭先生学芸会の時に正体がモロバレしてる謎のヒーローになる楽しい人だった(やればできる!の人みたいな明るさがあった)

 

ちょっとした雑木林…裏庭の端に色んな木が植えられていた。枇杷とか桑とかの果樹も生えていて、実がなったら食べてOKだったので一学期の終わり頃の時期は雑木林が人気スポットだった。この雑木林の向こう側が工事業者敷地だったせいか、捨てられたと思しきトラロープとかホースの切れっ端が転がってることがあった。5年生の時に学年の皆でこの雑木林の隅に生えてた一番大きな木と上記の廃材で秘密基地を作った(担任先生が掛け合ってくれて年度末には片付けることと他学年の子が来ても受け入れることを条件に校長先生許可してもらった)。廃材で作った適当すぎるブランコを勢いよく漕いだ増田は勢い余りすぎてすっ飛んでビターーーン!と地面に自分を叩きつけたことがあるけど今も元気に生きてる

 

飼育小屋うさぎニワトリがいて、4年生が当番制で世話をしていた。ニワトリの卵は当番の子が貰ってOKだった。増田ニワトリの卵を貰った時はさっさとTKGにして食べたのだが、これは増田きょうだいが当番をしていた時に卵を貰ってきたのを勿体ながっていつまでも食べずに残していた結果、いざ食べようと卵を割ったらヒヨコになりかけたやつが出てきた事件から学んだつもりの行動であった

 

ちょっとした池…でかめ金魚と鯉がいた。たまに野生か野良動物に魚がやられてしまうことがあって校務員さんが残念そうにその話をしていたが、小3の増田はその話を聞いた2分後くらいにはセミの抜け殻を集めて池を縁取る石の上に並べたりしていた

 

テニスコートテニスコートではあったが在校中にネットが張られたのを見たことがない。休み時間鬼ごっこ会場か教頭先生スイカ振る舞う会場にしか使われてなかった

 

政令指定都市ベッドタウンな町の公立小学校での思い出

小学校は本当に楽しかった。裏庭も好きだったけど、ちっちゃい丘みたいなのがある校庭も、閲覧席の陽当りがいい図書室も好きだった。卒業式でめちゃくちゃ泣くくらい楽しい学校生活だった

時々思い出して、あの頃はよかったな〜とノスタルジーに浸ってはもう戻れない思い出の世界なのだとちょっぴり寂しくなったりしてる

2023-10-29

anond:20231029150718

そりゃ汚ねえやつにちんこ突っ込まれ精子出されるのは嫌だわな

残念ながらハッテン場行くと目隠ししてケツ掘りブランコで穴おっぴろげて「誰でもいいから掘って♡」なおじさん普通にいるのだよね……

2023-09-19

anond:20230919131627

逆も然りで業務知らない人が作ると木にタイヤかけときゃいいもの二階建てブランコ作ろうとしたりするわけで。

中小零細企業業務効率化程度なら、業務知ってる職員さらっと日本語で作ったほうが結局いいのができるのよ。

2023-08-22

『平凡だけど平穏人生』も、『凄い人として尊敬される人生』も手に入らなかった

直接口に出されこそしない「使えねーな」「もうちょい急げよオラ」を毎日浴びせられて過ごしている。

毎日のように削り取られていく自尊心を癒やすために『いつか凄い人として羽ばたくサナギとしての自分』をいつも空想している。

子供の頃からずっとそうだった。

両親から運動音痴自閉症スペクトラムを引き継いだ所に早生まれが重なったせいで生まれついての引きこもり気質

保育所広場で遊ぼうとすれば「お前がいると負けるから来るな」と追いやられ、一人でブランコをしようとすれば体格のいい子に追い出され、仕方がないからいつも絵本を隅っこで読んでいた。

小学校に入ってからはせめて勉強ぐらいは頑張ろうとしたが、運動も会話もまともに出来ないくせに勉強だけは頑張っていたのをメガネザル系のキャラとして扱われ、頑張って勉強していい高校に入ったら周りは運動勉強もできる人ばかりで何も持ってない底辺として暮らす日々。

大学でも同じような現象が起き、周りは自分と同じ程度の学力だけどソレ以外の能力では圧勝されているので自分に自信を持つことは全く無い。

学歴を印籠みたいにかざして無理やり通り抜けようとした就職活動ボロボロになり、自棄糞になって受けた公務員試験でもペーパーで取った有利を集団面接で全部吐き出し切って完敗に終わる。

やりたい仕事もやるべきだと思う仕事も稼げる仕事も遠ざかり、とにかく数を集めて谷底に突き落とすタイプ会社に入って、適性もないままに椅子にしがみつくことでなんとか生き延びてきた。

今の仕事自分の相性がいいとは全く思えてない。

自分仕事の中で相性が良いと感じることを上から上げていくと「分析」「整理」「定型化」だと思うのだが、自分が主にやらされているのは「営業」「懐柔」「折衝」で、正直この辺は死ぬほど苦手でせめて電話・口頭中心じゃなくてメールチャットやらせて欲しくてたまらない。

企業風土自分とあっていると思えないのだが、この仕事を通して積み上げてきたもの自分と相性が悪すぎるからそれを売り込んで入れるような転職先は結局同じような所だろうという蟻地獄人生が囚われてしまった。

無能扱いされてもいいからせめて平穏に暮らせたら良いのに、毎日のようにせっつかれるしなんだか分からない責任問題に次々巻き込まれている。

本心から望んでいるのは「貧乏もつまらなくてもいいか平和に暮らすこと」だ。

でもその競争倍率がクソほど高くなってどこも高値で売りつけられていると聞いてもう怖くなって完全に動けなくなってしまった。

毎日この人生からまるごと降りたさに包まれながら職場に向かっていて、そうして一日かけて傷つけられた心を風呂場やベッドに入って「でも僕は近いウチになんか良く分からんビッグになって大逆転するんだ」という中身のない妄想に浸ることで癒やしていく。

なんなんだろうこの人生は。

ベーシックインカム早く導入されないかな。

底辺人間が敷き詰められた狭いアパートで寝起きして、最低限の味と栄養しか無い配給食を食べるために並んで、残った時間図書館で老人と本や新聞を奪い合いながら暇つぶしをするだけの人生でもう十分なんだ。

でもそれだって今の日本では高望みってのが恐ろしい。

どっかの金持ち無駄背伸びを繰り返し使い切られてしまたこ世界の余裕を補充し直すために、自分の心を砕きながら社会のひび割れを埋めさせられるのにいい加減うんざりする。

なんでただ生きるためだけに毎日こんなつらい思いをする必要があるんだろう。

最低限度の生活の値段が高すぎる。

生活の値段が高いと言うより、あらゆる労働性質非人道的すぎる。

人道的な労働環境に生きたい。

俺の本当の願いはそれだけだ。

でも叶うとは思えないから「ある日凄い人になった自分が凄くチヤホヤされるから、今の苦しみはその時に全部相殺されて「生きててよかった」と思えるはずだ」を毎日妄想するんだ。

辛い……そうして「いつか自分は凄くなるんだ」を握りしめてるせいでかえって人生が苦しくなっている面もあるんだろうな。

これはもう麻薬みたいなもんだ。

どいつもこいつも平然とした顔で「いつかビッグになるよ。良く分からないけど。だから今は頑張ろうね」と麻薬高値で売りつけてきやがる。

教師も親も誰も彼もが平然とお互いの口に麻薬を詰め込んで適当に酔っ払ってるすきに自分の好きなように操れないかと画策してる。

なんなんだろうなこの世界は。

俺は本当にもう疲れた

いつ死んでもおかしくない。

2023-08-10

盆盆Blancoってなんだっけ

精霊馬的な奴かと思ったら全然違ったわ

でも、彼岸此岸を往復するブランコってことにしたらそれっぽくない?

2023-07-04

俺はただ、女になって失恋した夜に雨の公園で濡れるのも構わずブランコに座って人生不条理呪いたいだけなんだよな

2023-06-23

マッチングアプリを使ったら同級生が来た話

きっか

はじめてアプリを使った。田舎の片隅で20ちょいの年数を生きてきて、彼氏欲しいな〜って思ったこともあったけど、嫌な思いもしたのであるから興味を持つことをやめた。私の好きなもの推し推しカプとBLで、お金仕事も自信ないし、いずれ適当に死のうと思ってその日その日が過ぎるのを淡々と待っていたから。

些細なきっかけでした。

それはTwitterフォロワーマッチングアプリ男漁り(言い方)をしてるのを上げていたから。

そのとき私は気付いた。(私もマッチングアプリが使える年齢じゃん)と。そう思ったら俄然興味が湧いてきた。話のネタになればなーって思って動いた。

とりあえず顔面登録しなくても使えて、漫画アニメと、もうオタク感満載のプロフィール適当に。

地方都市人口が少ないからか色んな人とマッチングした。歳上、歳下、みんな趣味は似てたけど、タメ口だった。なんならヤリモク(性行為目的)っぽいひともちらほらいて、適当に2、3通やりあったら逃げてた。どうやらアプリを使う人は女性が少ないらしく、蹴ってもそれなりにアポが来た。

登録して2、3日が経ち、歳上歳下問わずに初回でタメ口っていうのがどうも苦手で、そろそろ退会しようかなと思ってた矢先に

はじめまして!」

と来たのが彼だった。

「あっ!敬語!!!!」

恥ずかしながらタメ口の男どもに疲れていた私はすぐにやり取りをした。チョロい

同い年、同じ市内、なんなら読書趣味までそれなりに合った。今まで話した人の中で一番嫌な気持ちにならなかった。

初会編

それは彼も同じだったようで、すぐに「会わないか」と言う話になった。場所県内で一番大きな書店。私は行きたい想いと、知らない男に会うっていう怖さで迷った。アプリ使っておいて何を言うかって話なのだけれど。

正直私は女としてはガタイがいい方で、可愛くもない、美人じゃないし、昔付き合った男には「痩せたら可愛い」と言われたくらいだ。今でも思い出すだけで泣きそうになる程度にはトラウマだ。悪かったなデカくて。

振るいにかけるつもりで「私可愛くないので期待しないでください」って送った。

容姿気にしないので大丈夫です!」

(おもしれえ奴)

私の中で何とかの王子様が笑った。私は覚悟を決めた。

殺されたりしたらやばいから友人に連絡して、次の日までLINEがなかったらという条件付きで警察通報を頼んだ。男の車には乗るなって念を押された。

彼には車で迎えに行こうかって聞かれたが、流石に怖かったので辞退した。

その日の天気と彼の服装はよく覚えてる。春先にしては冷たい雨が降ってて、彼はしま〇らっぽいパーカーを着てた。めっちゃ田舎男の子だった。

本当に、彼には悪いけど中学生男の子だった。

今日はどこから乗ってきたんですか」

「A駅からです」

最初はそんなやり取りからだろうなーって思ったけどつい最寄り駅を答えるなど阿呆をやらかす私。

すると彼

「A駅ってことはB中学でした?」

「どうして?」

「いや、俺もそこなので」

「…………」

マッチングアプリを使ったら同級生が来た

かに田舎からありえないことでは無いが、まさかそんな事あるとは思わなかった。

私の通っていた中学はそれなりのマンモス校で、更に私は2年生から不登校になっていたので、たとえ同じクラスだったとしても知るはずはないのだ。さらに言うと前述した元彼と同じ部活だったという。

同じ出身校という事であっという間に緊張は解けて、そのまま書店を三時間散策した。休憩無しだったので流石に疲れた

そろそろ帰ろうかなと思って切り出そうとしたところ、彼から「お寿司、好きですか?この辺に食べログ1位の美味しいお店があって」と切り出された。

私は迷った。なぜなら私は

寿司が大好きなのだ

そして迷う私に彼が追加する

「俺の奢りで」

気が付いたら友人の忠告も忘れて車に乗ってた。寿司って怖い。食べログ1位のお寿司って行ったことないもん。行きたいじゃん。加えてこの男、

笑顔チワワのように可愛いである

このあと持ち帰られたらどうしようと思った。もう持ち帰られても私が悪いんだけど。

全身しま〇らの男に持ち帰られたらネタになるなとか思いながら寿司食べてた。彼にもしま〇らに悪いな。

異性に会うのにあまりラフだったから私はびっくりしたのだ。

寿司はめちゃくちゃ美味しかった。食べログ1位だった。ちょっといいお店だし、初めてだし、少しは気を使った。食べる方なので。彼は気にせずニコニコ食べてた。チワワスマイル全開だった。

そのあと、心配してたことは起こらなかった。自宅の最寄り駅で下ろしてもらって、次の予定を取り付けた。

後日聞いたら彼は、「そんなこと考えてなかった」そうで、素直な人間代表の私はそうなんだ……と助手席で思ったのだった。

帰宅後、今までは開きたいと思わなかった中学アルバムを開いた。確かにそこには聞かされた名前と同じ名前の彼がチワワスマイルで載っていた。

少しだけ楽しみが増えたなとこの時は思った。

2回目

週を跨いで二回目。彼の車で水族館に行くことになった。(2度目にして既に彼に対する警戒感は多少薄れていた。)

致命的なまでに人の顔を覚えるのが苦手な私は、1週間で先週会った男の顔を完全に忘れていた。

覚えているのは名前と、強めの車の芳香剤匂い。あとはやたら笑顔が可愛かったという印象だけだった。

以前降ろしてもらった駅で拾ってもらうことになっていたのだが、はて、車も覚えてないのだ。どうしようかと思っていた。

でも、そんなのは杞憂に終わった。

向こうが車から降りてきたからだ。

顔覚えの悪い私でも、こちらに向かって歩いてくる男が居れば流石にわかった。

当日の彼はジャケットを着ていた。

彼を見た時に私は息が止まった。

大変だ。オフィスカジュアルだ。

そしてこの私、三度の飯と同じくらいに男のジャケットが好きなオタクだ。推しカプがデートジャケット着てたら丸一日元気で居られるくらいには好きだ。

ジャケットを着た男がいるシチュエーションが好きなのだ

目の前にはオフィスカジュアルな男がいる。例えるなら相棒神戸であるしかも前回はしま〇らチワワだった訳で……。そんなギャップテンションが上がらないわけがなかった。

悲しいくらいに私はオタクだった……。

一方の私、前回の彼に合わせてラフ目にしてきたため、互いに格好が入れ替わった形になった。格好を例えるなら相棒亀山薫みたいな格好をしていた。

さて、無事顔を忘れた私だったが、話してるうちに(あー、こんな感じだったな。この人だ)と思い出し始めた。向こうは覚えてたのにこっちは覚えてないとは失礼な話だが、体質だからしょうがないのだ。

なお、このチワワの顔をふんわり思い浮かべられるようになるのは付き合って3ヶ月経つくらいになってからだ。車の顔の方が先に覚えられた。ごめんチワワ

2度目は正直あまり覚えていない。泳いでた魚は美味しそうだとか、アジは沖と港とで種類が違うとか、港でブリも釣れるとか、話していた気がする。

「今度天気が良ければ釣りに行きますか」って言われた気がする。

それは付き合って早々に実現するのだけれど、そこで私は魚を素手で掴んだまま帰宅するのだった。

彼は何故か感動していた。

話が脱線した。あらかた水族館を見終わって、天気がいいから浜に行こうって言われた。

めちゃくちゃ天気が良かった。カップルが山のようにいた。あまりにも居すぎて見てるこっちが恥ずかしくなった。

それは向こうも同じだったようで、

「なんかこう、(カップル距離が)近いですね」

「わかる」

互いに免疫がなかったのである

夕食は誘われたけど、今回は辞退した。理由は忘れたけど。

つぎはご飯を食べようって話になって、知人の店に行きましょうって私が提案した。

拾ってくれた場所で下ろしてもらって、「また来週」って挨拶した。

久しぶりに楽しかったので、友人に洗いざらい報告して、その夜は珍しくよく眠れたと思う。

3回目

ここまででかかった日数は僅か二週間。

二週間で知らないチワワ男と毎日やり取りする仲になったのだ。面白いである

ここまでくると次のイベントはそう

告白

永遠に私と縁がなかったイベントである。なんなら告白された事はなく、男を見る目もない。可愛くないと家族にも男にも言われ続けて自尊心なんてほとんど残っていない二十代前半で既に出涸らしのような女である

告白されたら死ぬな〜と思いながら電車に乗った。

この頃の私の検索履歴は「付き合ってない 3回目 デート」でいっぱいだった。頭の中はなんでだらけだった。

今回は飲む予定だったので互いに最寄り駅で合流する手筈になっていた。

当たり前のようにチワワの顔は忘れていた。

「夜はまだ寒いから暖かい格好してきてくださいねー」

出かける前にそう彼から連絡が来ていた。

田舎から駅で降りる人達なんてほとんど学生で、だからなんとなく彼を見つけられた。

その日の彼は残念ながらしま〇らboyに戻っていた。

その時私はなんとなく気付いた。

暖かい格好=パーカーか!!

話が逸れるが、私の実弟ものすごくオシャレが好きな男だ。私なんかよりずっと靴を持ってる。

そんな訳で、イマドキの若い男ってここぞと言う時にはめちゃくちゃかっこいい服着てくるイメージしかなくて、色んな意味でびっくりした。

おすそ分けのタケノコを持っていた私が言えることではないけれど。

初めての異性とのサシ飲みは、本当に友人達のものと代わり映えもなく、互いに「酒は飲めるがあまり飲む必要はない」というスタンス通りに2、3杯飲んで終わった。

「少し散歩してから帰りませんか」

電車時間まで40分くらい。最後に頼んだ梅酒ロックが効いてふわふわになりながら、「おさんぽすき!!(本当に好き)」とハイテンションで了承した。

散歩と言っても田舎の9時は真っ暗で、ぽつぽつとある街頭の下を酔っ払いテンション学生時代の話なんかしながら歩いていく。気がつけば電車時間まで20分を切ってて、次の電車がいつあるのか把握していない私は心配になった。

「そろそろ戻らないと電車間に合いませんよ」

「あ、公園がある!もう少しだけいいですか」

そう言ってブランコに駆け寄るチワワ

(なんで草ボーボーの公園に入っちゃうかな〜)と当時は思ったのだけど、今思えばタイミングを探してたのかなと思ってる。

でも草ボーボーの春先の公園しんどいです。足が痒かった。

結局ブランコに座ったまま雑談突入。もう電車は間に合わない時間帯だった。

「俺、もうこのアプリ辞めようと思ってて。」

「私もそろっと辞める予定です。変な人と沢山会ったし!勉強になりました」

これは本当。彼と会って最後は辞めるつもりだったし、身の丈に合わないと思ったから。

彼はそのまま隣でスマホを開いて退会処理を始めた。

気が早いな〜と思って見てたら

「あの、アプリ消したし、よかったら付き合って貰えませんか」

はい

なんか流れるように告白されて、私も脳みそ認識する前に反射で答えてた。ついでにどうしたらいいかからなくて握手した。

電車踏切の音が聞こえて、乗る予定だった電車が華麗に通り過ぎてった。

なんかもっとこう、告白って、少女漫画みたいなキラキラシチュエーションで、もっとゆっくり時間が過ぎるのを感じるものだと思ってた。

現実は草ボーボーの公園だし、足は寒いし、目の前にいたのは嬉しそうなしま〇らチワワだった。

帰宅後、LI〇Eで「これからよろしくお願いします」と送ったら「うん!こちらこそよろしく😁」ときて、2週間の間全く外れなかったチャットツールでの敬語が外れたので、距離感の詰め方に驚きながらもようやく彼氏が出来たことを実感した。

そんな子と半年も付き合ってる。

2023-05-28

もう子供産むのやめよう

俺はまだ25歳の平成ボーイ

まれからノストラダムスの大予言2012年人類滅亡説と死におびえてた世代だけど…

今を生きる令和ボーイに比べればよっぽどマシな境遇だよ

令和ボーイは俺たちのころのような迷信じゃなく、財政破綻少子高齢化シンギュラリティみたいな差し迫ったリアルにおびえて生きていくんだよな

そんで共働きが主流で家帰っても誰もいないんだよ、公園ブランコくらいしかないし

SNSも発達しまくって、毎日劣等感の中で生きてくわけじゃん

子供っていうのは自分クローンなわけだけど

こんな世界自分を置いていくなんて可哀そうだと思わないか

あの日のガキンチョが今を生きて幸せだと思うか?

からもう子供産むのやめよう

自分幸せのために子供を巻き込むのやめよう

社会のためになんて正義感もいらない、AI使って俺たち世代で何とかしよう

どう?賛成だろ?

2023-05-27

もう子供産むのやめろ

俺はまだ25歳の平成ボーイ

まれからノストラダムスの大予言2012年人類滅亡説と死におびえてた世代だけど…

今を生きる令和ボーイに比べればよっぽどマシな境遇だよ

令和ボーイは俺たちのころのような迷信じゃなく、財政破綻少子高齢化シンギュラリティみたいな現実差し迫ったリアルにおびえて生きていくんだよな

そんで共働きが主流で家帰っても誰もいないんだよ、公園ブランコくらいしかないし

SNSも発達しまくって、毎日劣等感の中で生きてくわけじゃん

子供っていうのは自分クローンなわけだけど

こんな世界自分を置いていくなんて可哀そうだと思わないか

あの日のガキンチョが今を生きて幸せだと思うか?

からもう子供産むのやめよう

自分幸せのために子供を巻き込むのやめよう

社会のためになんて正義感もいらない、AI使って俺たち世代で何とかしよう

どう?賛成だろ?

2023-04-13

『生きる Living』を見た

普段アニメ劇場版くらいしか見ないのだが、割引チケットが使えずに余ったのでせっかくならとはてブで見かけたこ作品をと前日に思い立ち、翌朝大学へ行く前に見た。

原作黒澤明作品については全く、有名だという雪の中公園ブランコをこぐ老人の画のことなども全く知らず、そもそも映画に全く明るくない自分である

ヒーロー世界ごと我々を救いに来る話でない、青春の燦々と輝く汗を我々に振りまく話でない。この物語は小さな人生を、普遍的人間怠惰を認めながら、挑戦への契機を残してくれる、まさしく鑑賞者を生かしてくれるものだった。

そんな小さくて地味な物語を2時間も飽きずに見ることができるものかと、ヒューマニズムを描いたドラマなど見ることはないだろうと思っていたが、原作から引き継がれた構成の巧みさ、戦後イギリス生活の目新しさ、心の底まで侵入する繊細な画面作り、空想現実に構築する演技、それらすべてに圧倒されてあっという間に終幕であった。

結局何も変わらないかもしれないけれど、長い人生の中何度目標を見失ってもいいから、ふとした時に誰かのことを思い出して何か変化を起こすことができれば、きっと誰かに何かを残すことができる、そう控えめに背中にぬくもりをくれた。

増田って何か始めるのにちょうどいいよね、自分を背負わず目標を書けるから、達成できなくても罪悪感がない。

俺は今年こそ、こんな感じのアウトプットを定期的にやる。今年こそ。

2023-03-24

[][] グリッドマン ユニバース

2023-03-15

anond:20230315120311

線路道路ブランコの踏み板の裏に隠れアンパンマンはいないことは周知しないといけないな

子供が飛び出さないために

2023-03-13

おっさんが初めてスノボしたので感想を書く

30代

スキー10年くらい、ブランク20年くらい、スノボは初

運動神経は下の上くらい

運動不足歴1年、デスクワーク、BMI24

 

ひょんなことからスノボ行くことに

 

起きあがれない

おっさんとか不摂生してる奴はなにより起き上がれない問題があると思う

そんなことある?と思うくらい起き上がれなくて笑けてくる

スノボでは倒れる→起き上がるは何回もやるから起き上がれないと詰む

予めYotubeで起き上がり方を確認するべきかも、俺はそれでも起き上がりに全体力を持っていかれたけど

 

手袋ちゃんと良いやつを使うべき

スキーときより雪を触る機会が多い

手が冷たくて死んでしま

そして余計に起き上がれなくなる

 

ボード、意外と思い

スキーと同じくらいか、若干軽いくらい?

運動不足おっさんにはボードを足で持ち上げるだけで重労働だった

 

片足滑りが体力のほとんどを奪う

リフト乗る時に片足で滑ると思うんだけど、アレで体力が削られる

 

尻がめちゃくちゃ痛い

尾骶骨を何度も強打した

尻の肉がいい感じに付いてる人はいいだろうけど、ある程度体重があるおっさんみたいな人は尻と、あと頭が痛いかもしれない

雪の柔らかさにもよるけどスキー場って結構踏み固められてるしね

 

木の葉はかんたん、逆向きが難しい

木の葉ってブランコとかシーソーみたいな感じだよね

バランス感覚次第だと思うけど、幸運にもすぐできた

なお、逆向きの木の葉はめちゃくちゃ難しかった

これも結局センスだと思うんだけど、つま先に重心をかける感覚が中々つかめなかった

でもこれができないとS字できないからなあ

 

麓の方が難しいので早々にリフト乗ったほうが良い

スキーだと麓で練習してからリフト乗るけど

ボードはどうも斜面の方向が一定じゃないとバランスを取られて余計に難しいか

そこそこ傾斜がついた初心者向けのコースが一番やりやすいと思う

 

1日で疑似S字までできた

案外できた

木の葉→ブレーキ→木の葉→ブレーキ

みたいな

わかったけど、人によって滑り方がぜんぜん違う、どれが正解かわからない

上手い人の動画を見ると結構スピード出てるからアレを参考にして良いのかもわからない

ゆっくりS字してる女児とか居るんだけど、ああいう風にやりたい

 

ボードのほうが簡単だけど、怖い

個人的にはスキーより簡単だと感じたけど失敗したら横にすっ飛んでいきそうで怖い

スキーの怖さは足折れそうになるところだけど、ボードは別の怖さがある

 

翌日一番筋肉痛になったのはふくらはぎ

階段を登った時に使うような筋肉が一番やばかった

次点で首筋

怪我なくてよかった

 

キッズが怖い

突っ込みそうで怖い

キッズを死なせそうだし、俺は社会的に死にそうだし

初心者マークつけたい

 

スキー場には美男美女しか居ない

これが淘汰か

2023-03-05

今日も何もしてない

小4の息子、公園に行きたい

小1の娘、学校ブランコで遊びたい

二人の子もの意見が合うことはない。

娘は、息子と違うことを言うようにしているとしか思えない。

そして自分意見が通らないとヒステリーを起こす。

結局どこにも行かない。

家族全員ネットゲームで1日が終わった。

最近こんな休日ばかりでよくないな。

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