はてなキーワード: ブランクとは
そもそも結婚・出産しないかもしれない人もそのうち辞めるものだと思われてキャリアを積めなかったのがひとつ目の問題。
もうひとつは、正社員キャリアが一度途切れた後に、もう一度正社員キャリアに戻れないということ。これは今も変わってなくて、産んでからどうやって産む前と同等の地位に戻れるか、みたいなとこを闘ってる(戻れない場合を「マミートラックにのる」などという)。もし離職してたら、低賃金の非正規職しか得られない。
一方で、男性は「誰でも正社員キャリアが途切れ得る」という状態ではなかった。育児も介護も妻がやる前提だったから。一方で、育児や介護をしながらパートタイムで働く、という選択肢は今はあまりない。介護離職した人のセカンドキャリアとかね。
男女平等は正社員の中途採用の門戸を職歴にブランクのある人(たぶん主に女性)にも解放するということでもある。何が「正社員は大変だなー」だよ。現場で非正規薄給のままマネジメントまでさせられてるなんてよくある話じゃん。ワープアなめんな。
あとは、介護職とか保育職とか伝統的に従事者に女性が多い職種の賃金が抑えられている、というところがなんとかなればねー。それだけで賃金格差は結構マシになるんじゃないの。肉体労働で感情労働でしかも人の命を預かるっつーすごい大事な仕事なのになんであんなに安いのか。
お疲れ様でした。求めてるやつかはわからないけど自分の体験も含めて書く。
轟沈条件が不確かだった(気がする)相当昔、自分もやってしまったことがあった。
巷では大破進撃しても大丈夫だったよーとか(たまたまだろう)、中破進撃だったのに沈んだ(多分見間違いだろう)とか色々言われてた頃。今は大破進撃ダメ絶対と言われているけど。
当時は正直ショックを感じるほどその子や艦娘、艦これに愛着は持っていなかったよ。うわやってしまった、くらい。
流行り物とはいえ、取り返しのつかない轟沈システム自体も話題のひとつだったなあと回想。
多忙でいつのまにか引退してしまったけど、去年なんとなく懐かしくなって復帰した。
流行ってるからじゃなく、ブランクありきでもどこまでゴリ押しできるかを楽しみ始めたから全然違う気持ちで遊んでたのね。もちろん大破進撃はしなかった。
でも、それからしばらくしてから別の子を沈めてしまった。不注意だった。さっきまで中破だったのにあれなんで大破?え?と思ってるうちだった。
どうでもいいけど、自分も眼鏡だから読んでたら思い出してひやっとしてしまった。つらいよね。
なんか、昔よりもその時のほうがショックだったんだよな。なんてったってもう艦これも艦娘も自分の生活の一部になってたから。お察しします。
なんか長くて重たくなっちゃったけど、こちらは折り合いついたら楽しめるように戻っていった。ただなんで折り合いつけられたかはわからない。(コモン艦ですぐに再会できたからだろうか。。でもこの前までいたあの子じゃないんだよなと思いはした。蛇足)
梅雨イベはなんだかんだで今月中旬までだし、ボリュームも報酬も良さげだし、一提督としてはそちらも楽しめるといいねと思いつつ。
営業職というぜったいやりたくないと思っていた職に就いての感想は「まじでしんどい」ということである。
転職活動をしていざ入社したら営業しかも新規開拓というとんでもな部署に配属されてしまった。
本当につらい。電話かけて断られて。アポ取ってうまく話せず。何が楽しいんだこの職業。
営業としてやるべきことを考えることはした。報告書作成。営業先のマップ作成。再アプローチ。情収集。自分が考えうる営業としての業務をこなしてきた。ただやっぱり数字に対してかなり苦手意識がある。粗利?純利?原価?はて。そういったのはわかる人がやってくれ。数字転がしは苦手意識があって覚える気になれない。
あ~~~~~~~~~しんど。
つらくても一年やれとか時間の無駄としか感じない。やりたくないことだしそもそも望んでいない。望んで飛び込んだ職種なら一生懸命やろうとかこれでスキルを身に着けていこうとか考えるのだろうけどおあいにく様一度も望んでなどいない。
新卒で向いてる向いてないの話がでるのはまぁわかる。いやそれでもだいぶわからんけど。
社会人歴14年のアラサーですよ???そんな次元もう超えてません????向いてるって今更気づくか?14年技術職やってきて(ごめん、うそ、ちょっとブランクある)
私は思わん。会社ばかなの?ちょっとパソコンスキル()があるからって普通営業に入れる?しかも営業部発足1年。
先輩は私が入社する1か月前に1人入社。言ってしまえば私も先輩もぺーぺーだ。(先輩も営業経験はあるらしいが仕事ぶりからしてベテランというほどではない)
今辞めてないのはこの実績もない新人みたいな仕事しかできなくても中途採用程度には給料が保証されている。
コロナで仕事も受注できていないが給料は毎月振り込まれている。コロナで職を失ったり賃金が下げられたりしている人からすれば恵まれていること恵まれていること。
加えてほぼ残業無し。というか仕事がなくて一日アポ1件電話しただけで終わる日もある。
仕事が終わらなくてサビ残しているような人からずれば天国のような環境だろう。それでも私はこの仕事が死ぬほどしんどい。
因みに今これを書いている隣で先輩は居眠りをしている。私はWordでひたすら自分の思いのたけを打ち込んでいる。これで給料もらえるのだから楽といわれても仕方ない。甘えだといわれるのも想像がつく。
それでも辞めたいし私はこの仕事をもう二度とやりたくない。
妻は妊娠、出産の一時期は専業主婦をしていたものの、徐々に仕事に復帰し始めて、今はフルタイムで勤務している。最初の勤務先に復職しているのではなく、新たに就職し始めた感じ。とはいえ、もう全部合わせると5年以上のフルタイム勤務を続けている。
妻はもともと僕との会話で、延々と愚痴を話すような人間だった。それは付き合いたてのころもそうだし、結婚したての頃も、妊娠・出産して専業主婦をしているころも、そしてもちろん今も。
結婚前は職場での立場の低さからくる給与と仕事内容のバランスの悪さや、友人たちとのライフステージに対する焦燥感についてのもの、その矛先はしばし僕に向き、いつになったら態度をはっきりして結婚に向けて進めてくれるのか、一人暮らしはいい加減に疲れたし、家賃がもったいないから、そろそろ一緒に住みたいみたいなことを毎日毎日電話で一日に30分以上話していた。休日に顔を合わせると一日中そういう話を僕にしていた。
その頃の僕は、前の彼女と別れた理由が「僕が彼女の話を聞かず、僕の愚痴ばかり話すこと」だったこともあって、自分が話すより相手が話してくれる楽さと頼られている心地よさに身をゆだねていた。
結婚してからの愚痴は、仕事のものが一気に増えた。彼女の転職先がひどいパワハラ職場で、いつも莫大なストレスを抱えていたからだった。かつ、仕事時間が基本的に孤独な環境になりやすかったこともあり、同僚と共有するような感じになりにくかったこともあったようだ。
そして、仕事のストレスの八つ当たり的に僕に対して、「子供を作る気はあるのか」「いつまでこんな狭い家に住む気なのか」とか詰め寄り続けた。僕は仕事でかなり大きな問題を抱えていたが、それを妻に愚痴ることなく、休日はマンションのモデルルーム見学に何度となく歩き回った。あの時期、おそらく全部で20件はマンションを見たと思う。彼女はどこに住みたいとか具体的なイメージを持つことなく、僕がネットや分厚い情報誌(当時は電話帳くらいの住宅情報誌が毎週出ていた)を探しながらリストアップしたマンションに対し、この町は好きだけど、部屋が狭いとか、このマンションはすごく雰囲気がいいけど、街が嫌いとか、この地域は好きだし、マンションも好きだけど、駅から遠すぎて通勤のイメージがつかないとか、ずっと文句を言い続けた。結果的には、最初から3番目に見たマンションを半年近くたって完成目前のタイミングで再度見学をしたら、運よく出物の部屋があり、そこに決めた。
子どもは結婚3年目でできた。3年目ならごく普通のタイミングだと思うのだが、彼女は30代前半のうちに何とかほしかったらしく、最後の方は不妊外来にも通っていた。一度は僕も精液検査をしたのを覚えている。
子育てが始まると生活のリズムを完璧にしたい彼女は、僕が子どもの就寝時間に帰ってくるのをひどく嫌って、そういう時間に帰宅するとものすごく不機嫌になった。そして、ママ友の家の話をしたりして、その夫の献身ぶりや子煩悩ぶりを延々と僕に愚痴った。僕は休日には子供とべったり過ごして、買い物や妻の食事の世話をしたり、妻を休ませるために子どもと二人でぶらぶらと散歩したりした。それでも妻の愚痴は止まらなかった。その愚痴の中には「子供は二人いないとかわいそう」という、一人っ子の僕に対して、何を本気で言ってるの、それ、みたいなことも含まれた。
とはいえ、数年後に子供はもう1人できた。子どもが二人になると子どもと家庭に関する愚痴は2倍かと思ったら3倍になった。僕の家事労働力は飛躍的にアップした。僕はたまたま休日に子どもの体調が悪かったりすると僕が一人で病院に連れていくことも日常茶飯事だった。土曜日なら小児科でも父親だけで連れてくる家庭は少なくないだろうと思ったが、全然そんなことなく僕は母親たちに紛れて、子どもと待合室で絵本を読んだりしていた。それでも週末に登山だキャンプだ、アクティビティだと繰り出したりすることが苦手な僕は、妻から見ると子供との時間をさぼってる夫に見えていたようだ。そして、そういう体験を与えなかったことで、子どもたちがインドアになったと今でも思っている節がある。
下の子どもが幼稚園に通い始めたタイミングで、徐々に妻は仕事に復帰し始めた。朝の幼稚園の送りは僕の仕事になる機会が増えた。幼稚園に送るとどうしても朝の出勤時間が数十分間に合わなくなり、それが毎日続くので、上司に白い目で見られた。僕は事情を説明して了解をとったものの、やっぱり、それは時間にルーズなイメージを作っており、若干査定に響いた(数年後にコアフレックスになったので、今の後輩たちは自由に送り迎えをしている)妻は子育ての愚痴に加え、仕事の愚痴が爆発的に増えた。仕事の内容的にブランクが足をいろいろ引っ張るらしく、しかも、年齢的にはかなり厳しい状況で新領域にチャレンジすることもあり、その悩みは大きかったのは薄々わかるが、その愚痴を吐き出す先は僕一人だった。妻の職場環境や同僚などについて僕はひどく詳しくなったけど、たぶん妻は僕が今どんなことを仕事にしていて、どんな人と働いているのかは全く知らない。たぶん、会社辞めてもしばらくは気づかないんじゃないかな。
うちの会社はリモートワークを導入し、僕の出勤回数は大きく減った。自宅で仕事をするようになると必然的に家事の一部を僕が賄うようになる。僕が平日の夕飯をつくることも大きく増えた。もともとサポートしていた掃除、洗濯も僕がやることが多くなった。
妻はリモートワークがしずらい職種なこともあり、出勤を続けている。4月ごろは日々減っていく通勤客と自分が感染するかもしれない恐怖を毎日30分くらい愚痴っていた。それ以外にも職場の愚痴を1時間程度、子どもたちに関する愚痴(主に一日中ごろごろしてるとか部屋が汚いとか)を1時間程度話している、その話はたいてい僕がしっかり怒らないからだという結論に収斂される。この辺の愚痴は今に至るまでずっと続いている。僕は本を読んだり、スマホを見たりしながら3割程度耳を傾けて聞いている。家事に関する愚痴が大きく減ったのが救いだ。まあ、部屋の掃除がちゃんとしてないとかあるけど。
考えてみると妻が日常生活で楽しかったこと、感動したこと、面白かったことを聞いたことはこの5年はない。テレビの番組でストレス発散できるタイプならいいのだが、なんでもかんでもnot for meにしてしまうので、僕への愚痴に収斂してしまう。お前の大好きだった80年代や90年代のバラエティより今のほうが面白いものもはるかに多いよ。ネットの記事に心をざわつかせてるのに、子どもがYouTuberの話をうのみにするのをバカにするのはダブルスタンダードだと思うんだがね。子どもがボカロとかネット音楽を好きなのと、お前が90年代のクラブポップが好きなのは何も変わらないといつになったら気づくのかね。
もう足掛け15年程度は妻の愚痴を聞き続けているが、いつの間にか自分に限界が来ているように思う。毎日家で仕事をしていても妻が帰ってくる時間が憂鬱になる。妻が最初に何について愚痴るのかを考えると気が重くなる。妻と過ごす寝るまでの6時間程度をどうやってやり過ごそうかを考える。日々、やり過ごすだけで過ぎ去っていくように思う。新しいことは家でも仕事でも何もしていない気がする。家庭のある人、NetflixとかAmazonプライムとかどうやって見てるの? そんな自分のためにテレビを使う時間なんてどこにもないんだけど。というか、自分のために時間を確保するなんて、子どもができてから家の中では微塵もない。
めっちゃ自慢したいけど、親とか友達とかまわりの誰にも言えないからここで自慢するわ。
あ~~子なし専業主婦だけど、ほんっっと毎日最高にラクで平和だわ~~~
旦那は優しくて大雑把だから家事も適当でいいし、毎日洗濯ぐらいしかしてないわ~~
あとは人の金で漫画買ったり、新宿御苑に散歩しに行ったり、デパ地下でケーキ買って食べるくらいしか予定がない~~最高~~~
社会と繋がってないし、勉強もしてないし、運動もしてないし、履歴書のブランク絶賛更新中だけど、もはやどうでもよくなってきた。
転勤族と結婚する前は「成人した人間はサスティナブルな労働をし続けなけばならない」とか思ってて、
氷河期の地獄就活を経て、22歳から29歳まで、ブラック気味な中小企業で一生懸命働いて、
転職して給料あげたり、頑張りすぎて鬱になったりして苦しんでたけど、
いざドロップアウトして専業主婦というニートしてみたら、生きててまじでまじで平和だわ~
なんであんなに「せねばならない…」と必死に前向きに労働にあがき続けていたのか…あの頃の苦しみはなんだったのか・・・?
別にそこまでになんなくても普通に働けてる人もいっぱいいるし(旦那などそういうタイプ)まじで労働向いてなかったんだな。
キャリアウーマンに憧れてたけど、周りを気にするタイプで向いてないし、ぽんこつは悲しいね。
旦那は32歳年収800万円の東大卒、安定な上場企業勤務だし、スポーツマンで顔も好きなタイプ、絶対浮気しそうにないし、
酒もギャンブルもやらないし、金のかかる趣味もないし、仙人のように穏やかで私のこと好き(私も好き)だし、
仕事の都合上、朝食も夕食も外で食べてくるから、週末しか料理しなくていいし、
部屋が汚れてるの気にしないタイプだから、むしろ私がしたいタイミング(3~4日に1回の掃除機)が先に来るし、
親戚づきあいもゼロだし、ご近所づきあいもゼロだし、すべての付き合いがゼロで、まじで、義務が、ほぼない。
お小遣いも毎月旦那と同額(3万円)もらってるし、なんならちょっと超えても甘やかされて許されてるし。
こんなに何もしない主婦なのに、朝も見送りの出迎えも寝ててしない、でもむしろ「ちゃんと睡眠とりなね」と甘やかされている。
仕事に関しても「まじでどっちでもい、欲しいものあるなら自分で稼いだら良いんじゃない?」だし、
遊ぶ金欲しさに仕事探して、でもめんどくさくなって「働きたくね~」とか言ってたら「なにもしなくて良いんだよ」だし、平和~~。
これ以上何もしなくていいって、何を想定しているんだ?
旦那は家事も料理も上手だねえ、とか言っててこれで満足らしいし(まじか、お手軽なやつだな)
わたしの仕事は「栄養をとって睡眠をとって健康に長生きしてね」だけらしいです。え~~~ラク~~~。
大した贅沢はできないけど、ショッピングモールで100時間カレー食べて、たまに服買って、
ジェラピケカフェでクレープにアイストッピングして休憩して、ぶらぶら都心を散歩してみたり、
ネットフリックスして、ニンテンドースイッチで遊んで、寝たいときには寝て、
月に一度くらい夫婦でまわらないお寿司屋さんにデートしに行ったりして、
他の日々はな~んもないけど旦那と仲良く子供のように戯れて過ごしている。
幸せだな~~~~~あ~~~ラクで平和~~~~さいこ~~~今の生活さいこ~~
ハッピーライフなんだけど、末永く幸せに過ごしたい、もう一生働きたくないでござる。
ブコメなどたくさんありがとうございます、しかも優しい人多い…!すごい。
ちなみにぽんこつなのもニートみたいなのも「私」に限ったことなので、「専業主婦」がってことじゃないです!書き方悪かったらごめんなさい。
あと「サイコサスペンスなら夫に肥育されている説」みたいなのセンス良すぎて笑いました。
返信書こうと思ったのですが、こんなんなったよ~と報告したらおれも書こうかな!と夫がノリノリになってきたので追記してもらいました。
retore これ男女逆なら「何が忙しいだ妻も忙しいんだよナメとんか」「居場所ないとはなんだお前が何もやってないからだろその報いだ」くらいのコメントが並ぶだろうに,逆転するだけでこれとはたまげたなあ
zenkamono これ男女逆なら「おまえ(夫)いらないだろ」「稼いで家事もフルでやる妻がかわいそう」なんてブコメついて叩かれるけど、女だと「家庭内の存在価値はどんな分担しているかではない」「惚気か」てブコメが上位になる
だって男女逆だとデフォルトで「夫は子供が生まれた時からずっとなーんにもやってない」って事になるじゃん。
でも元増田はついこの間までずっと家事育児をメインで担ってた立場だと推定されるじゃん。
長年専業と兼業(つまりパートって事だろ)やっててブランクあるから今更フルタイムで働いても夫より稼げないし、久しぶりのフルタイムだから疲れてるわけで。
対して夫は全くブランクなしに働き続けてるから、在宅になって合間に家事出来るような余裕のある働きっぷりでも高い給料貰えるわけで。
もしこれが男女逆だったら、全く前提が違うじゃん。
「ブランクなしでずーっと家事育児もやらず働き続けているのに稼げない夫と、ブランクありで家事育児やりながら夫より稼げてる妻」になるじゃん。
妻が産んだ場合はどうしたって産休は取るし、殆どの場合は育休も妻が取るしさ。
反応違うのは当たり前。
例えば「妻が産んだ訳ではない養子で、妻は一切ブランクなく働き続けて
夫がメインで子供育てる為にずっと専業やパートやってて、子の手が離れたから久しぶりにフルタイム復帰したばかり」
って前提ならまた反応は違うんじゃない?
レア過ぎるけど。
いや理由は夫に聞けよ。子供が欲しいと思いたいから他の人の理由を知りたいってこと?
子供に関する希望は、結婚前にすりあわせておくものだと思っていた。作る作らないで悩んでいるようだけれど、作って仕事を辞めるか、仕事を続けて離婚してあげるかの二択なのでは。
でも欲しがっているのは夫なのに、当然のように自分は仕事を続ける気なのが謎だ。出産と回復にかかる分だけ休んで復帰すれば、それほどブランクにならずに済むだろう。夫が仕事を辞めて、落ち着いたら時短勤務できる職種に転職する。増田が養える稼ぎならそういう選択肢もあるよ。
障害リスクは男性の年齢の方が大きく関係するらしいので、相手を探し直すなら早い方がいい。子供を作らず今のまま暮らすことはできないんじゃないかな。
プログラミングで食って生きたくてやってきたはずが、体壊して休んでいるうちにブランク空いちゃっって、もう第一線ではやっていけないなあ、でもコード書くんだったら他の人よりできるのになあ、って思ってしまう。そんなことは忘れてなんとか食いつなぐ道を探すべきなのだろうが、当時の風潮に甘えて社会生活をおざなりにしてきた。こんな社会人としてのスキルを全く持っていない中年が入ってこられたら、迷惑だと思うんだよね…。社会人としてというか、人間同士のコミュニケーション自体をおざなりにしてきた。そんなんでも当時はコードが書ける方が価値があった時代もあったんだ。
アメリカだと、年齢性別や顔写真はむしろ提示されて落とすと差別と言われる可能性が高いから、書類選考段階では送ってこないで欲しいくらいらしいんだよねーいやなんか年齢がさーもうマネージメントとかやっていて欲しいアラフォーで、そんなんが下についたせいで若者がやりにくくなるなら死んだ方がマシっていうか。差別由来の年齢不考慮と就職後の話がごっちゃになってし、誰に何をどうして欲しいのか分からない。
あー、なんか、なにをどこにどう相談したら良いのかも分からない。
今ホッテンの派遣の話では会話がおぼつかなくても問題ないって書いてあるけれど、本当に?
そのレベルなのに職種を選ぼうとしているのが駄目なんだろうが、もう他に何かできる気がしない。お金をもらうっていうのは他人の利益になるってことじゃんんか…自分の人間としての能力じゃ負担にしかならない。利益出したいよ…だって普通に働いていたら自分の働きの三倍は会社に利益を出さないといけないんでしょう。ああもう、そんな自分とはもう関係の無いはずのことばかりが足枷になる。
ごめん質問の形になっていないな…ぐちゃぐちゃだ。
3月からずっと休業で、必要最低限な用事以外ではずっと家にいる
ぐうたら過ごして仕事のブランクを作ってしまうのも嫌なので、これまで生産的なことは継続してやってきたつもりなんだけど、少し疲れたのでこの一週間意図的に休んでみた
あまりに退屈で死にそうだった
どうやら何かしらやっていないと病むようだ
6年くらい勤めた今の職場にも飽きてきたし、ここらで転職するのも手だと思うんだけど、なんだか怖い
遥か昔の学歴に縋るならMARCH理系院卒クラスではあるものの、自分は何もできない人間なんじゃないかって思ってしまう(事実そうなのかもしれないが)
人生を諦めて、実家に寄生して、1000万の貯金をすり減らしながら細々とこの先生きていけば良いのか
どうしたら良いかなぁ
大学2年の夏から卒業するまでの2年半、塾でバイトをしていた。
菅直人似の塾長が一人でやってる個人経営の小さな学習塾で、中高生に英語を教えたり電話番や事務作業をやったりしていた。特に仕事がなければ大学の課題なり内職をやっていてOKという恐ろしくゆるい環境だった。
英語科のT先生は長身で飄々とした雰囲気のイケメンだった。掛け持ちで高校の非常勤講師もやっていた。
学校と塾の掛け持ちって大変じゃないですかと聞いてみたら、「常勤の先生はそうだろうけど、非常勤ならそうでもないよ。俺も必要最低限の仕事だけして切り上げてるし」とのことで、要領よくて羨ましいなと思った。
同時に「まぁでも学校の先生より塾講師の方がずっと楽だねー。学校では英語の他に道徳も教えなきゃいけないからさ」とか言ってておいおいと思ったが、そのゆるさが生徒には人気だったし、何より教え方も抜群に上手かった。それにしても道徳って高校でも教えなきゃいけないのかと、先生という職業の大変さがしのばれた。彼くらい割り切っていなければやっていられないのかもしれないなと思った。
私とほぼ同時期にバイトを始めた英語科のY先生とは、同性で年も近く大学も同じということですぐに仲良くなった。Y先生はクール系の美女でサバサバして教え方も上手くて私の憧れだったのだが、致命的に男運がなかった。彼女の恋バナを聞く度、なんでこんなカッコいい先生がそんなダメ男とずるずる付き合ってるんだろうと不思議でならなかった。
ある日Y先生に「ね〜増田先生私もうどうしたらいいと思う?率直に聞かせて!」と言われたので「別れた方がいいと思います。Y先生にはもっといい男がいるはずです」と正直に答えた。すると「増田先生ってば普段はどっちかっていうとのんびりしてる方なのにこんなにすっぱり言ってくれるのやばい!めっちゃ気持ちいい!」といまいちよく分からない感激をされた。
私はY先生には是非とも彼女に見合う素敵な男性と幸せになってほしい一心だったのだが、アドバイスの方向性があれで合っていたのか自信がない。その後Y先生が彼氏と別れたのかどうかも知らない(なんとなく聞けずじまいだった)。
Kくんは柔道部の稽古に打ち込むスポーツ少年だった。稽古にのめり込むあまり成績が下がってしまったとのことだったが、真面目で地頭はよく、教えたら教えただけ英語の成績は上がっていった。
Kくん真面目ですごくいい子ですねーと塾長に話したら、「いや〜あいつ家ではクソババーとか言って母ちゃん困らせてるんだってよ」と意外な一面を教えてもらった。「まあ男子中学生なんてみんなそんなもんだなー」と塾長はワッハッハと笑っていた。
それ以来、私の言うことにはみんな素直に従うKくんを見ていたらなんだかおかしくなってしまった。Kくんはまるで弟みたいな感じだった。一度、こっそり流行りの漫画を貸してくれたこともあった。2年の間に、いつの間にかすっかり背も追い越されていた。
もしこれが本当の弟だったなら、きっと私がクソババー呼ばわりされていたに違いないのだろうなと思った。
数カ月後Kくんの弟のUくんも教えることになった。彼は心臓にちょっとした病気を抱えていてその手術のため数ヶ月入院しており、一週間前に退院したばかりとのことだった。
最初の授業の日、手術とかプライベートなことにはあまり突っ込まれたくないかなと思い、そこには触れず当たり障りのない授業をした。授業後、塾長に呼び出された。「Uくんがね…」まずい、なにか粗相をしてしまっただろうかと身構えた。「Uくんがね、手術のこと聞いてほしかったって」「えっ」「先生がそこにノータッチで寂しかったんだってさ。次はちょっと話聞いてやってよ」
一週間後、2度目の授業で「Uくん入院してたんだって?手術大変だった?」と聞いてみた。途端にUくんの顔がぱっと明るくなった。彼はお兄ちゃんのKくんと比べるととても物静かな子だったが、私の言葉に確かに嬉しそうにうなずいていた。
ちなみにUくんはお兄ちゃん同様めちゃくちゃ優秀な生徒だった。あまりに手がかからなさすぎて彼のコマはボーナスタイムみたいなもので、こんな生徒ばかりならどれだけ楽かと思っていた。
お世辞にも進学塾とは言えない塾だったのでやる気のある生徒は少なかったのだが、そんな中でもIちゃんは学校での成績も優秀で、塾での授業が終わったあともずっと自習スペースで勉強しているような真面目な子だった。
Iちゃん真面目ですよね〜他の子もこれくらい勉強してくれればいいのにとY先生に言ったら、「でもあの子T先生と付き合ってるよね」と衝撃の事実を聞かされた。何で知ってるんですか?と聞いたら、彼女は「私も高校生の頃教師と付き合ってたから。あの感じは間違いないよ。うん、間違いない」と返されそれ以上IちゃんのこともY先生の過去も追及できなかった。
夏期講習になると生徒たちはみんな私服で通塾してくるようになる。ある日私に参考書のコピーを頼んできた女子生徒は、夏らしくとても可愛いワンピースを着ていた。「そのワンピース可愛いね。前も着てたよね?」と話しかけた。「前も?」とみるみるうちに彼女の顔が曇っていって、しまったと思ったが遅かった。ごめん、そういう訳じゃなくて、と取り繕う間もなく、彼女はコピーを受け取るとすぐに行ってしまった。
その日は家に帰ってから、自分のコミュニケーションの下手くそさ加減にだいぶ落ち込んだ。
機械音痴の塾長に代わって、彼が昔購入したまま放置していたパソコンのセットアップを頼まれた。私の腰ほどまであるでかいダンボール箱に詰め込まれた、小さな個人塾には明らかにオーバースペックなデスクトップPCで、塾長はなんでこんなの買ったんだろうと思った。
教室でセットアップをしていたら、女子生徒2人組が入ってきた。彼女たちはいわゆるギャルというやつで私とは対極にある人種であり、話したこともないのに一方的に苦手意識を持っていた。だが2人は私を見るなり「先生なにやってんの〜?あ〜なにこれ先生の筆箱かわい〜♥」ときゃぴきゃぴ盛り上がり、私の隣で仲良く自習を始めていた。
少し経った頃勉強に飽きたのか2人が話しかけてきた。「先生なんでそんなことやってんの?」「塾長に頼まれたんだよ」「え〜でもそういうのって男子の仕事じゃーん!」「そうかな?」「普通そうだよ〜そーいうのは男子にやらせなきゃ!」「でも先生こういうの結構好きなんだよねー」「そっか〜!」みたいな会話をした覚えがある。彼女らの屈託のなさが眩しかった。私も彼女らのように臆せず他人と明るく話せたならなあと思いながら、夜家までの坂道をチャリで漕いだ。
卒業・就職を期にバイトは辞めたが、とてもいい職場だった。辞める日、「増田先生辞めたとは思ってないからさ、いつでも来てよ。ほら、先生紹介の紙も貼ったままにしておくからさ」と壁を指し笑う塾長を見ながら、このおっさんまた調子のいいこと言ってんなーと思った。
先日、結婚の報告も兼ねて久しぶりに塾を訪ねた。数年のブランクを感じさせない気さくさで塾長は変わらず出迎えてくれた。
しかし私の紹介の紙は既になくなっていた。やっぱりなと笑ったが、そもそも他の先生達の紹介もなくなっていた。その代わり、壁には私が勤めていた頃の3倍くらいの量の「目指せ○○大合格」の紙がずらーっと貼ってあって、その一枚一枚に生徒たちの手書きの抱負が書かれていた。
というより物理学からの必要に駆られた要請によって新たな数学の概念が切り開かれてきた。
したがって当然、物理を学ぶ際には現象そのものの理解とその裏に潜む数学的内容の理解が両輪となるのだが、
なぜだか日本の学校教育においては、この前提が上手く機能していない。
物理分野においてある現象を習ったその翌年に、ようやく数学分野において必要な概念が登場するといった具合だ。
具体的には、以下のようなものがある。
まあ大学まで来ると履修順もある程度好きにできるのであくまで一般的な例だが、それでも通常のシラバスでは上記時期に学ぶとされることが多い。
なぜこのようなことになっているのだろう?
はっきり言って物理が「公式の暗記ゲー」になっているのはほとんどこのすれ違いが要因だ。根本的に理解するための道具がないから、その結果だけを公式として先回りに輸入しているのだ。
単純に小学校低学年の段階で理科の履修時期を1年後送りにすれば済むと思うのだが、何か問題があるのだろうか?
(Appendix)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/1356249.htm
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1384661.htm
ブクマ返し
確かにそこで知識として触れることになっている。ちゃんとやるのは中1だが、そこは誤解を招く表現だった。申し訳ない。
大学のカリキュラムはさすがに学校ごと、個人ごとに差が大きく、必ず上記の通りと言うつもりはない。しかしベクトル解析は通常1年次の微分積分学ではやらないと思う。
また一般的に、物理の履修が数学に先んじる傾向が大学でも続くという部分は、どの大学でもおおまかには認められると思う。
思ったより各校で工夫されているらしい。それ自体はとても好ましい。
だが基本は指導要領の通り教わっているものであり自分の教わり方が「例外的に素晴らしかった」ことは認識していただきたい。
必ずしも初学者が発見順に沿って学習する必要はないと思っている。
今の体系の中で、最もわかりやすい順番に並べ直すべき。
それ自体に反論はないが、であれば上記のように物理内で微積を導入するなどして必要な数学を身に付けさせなければ意味がない。
たとえば等加速度運動の二乗公式を暗記させる必要は一切ないはず。
また、個人的には数学はそれ自体完結する学問だと思っているので、常に物理のために数学があるような受取り方になるとしたらちょっと良くない(個人の美学だが)
「物理の要請で数学が切り開かれた」というのは、そういう一事実があると言いたかっただけで「全ての数学が」というように受け取らせるつもりはなかった。
ここも誤解を招く表現でしたね。
去年「某金融系プロジェクトが超炎上助けてくれ!」って言うから炎上案件のヘルプに入った。
ジョインしたらテストテストテスト、ドキュメント作成作成作成の連続。
システム開発のスキルを積みたかった俺のキャリアパスには全く合ってなかったんだけど、しょうがなくやったよ。
血反吐吐きながらね。開発に食い込めないかと狙ったけど、まあでかい案件だったし末端社員には回ってこないよね。
1年くらい経って解放された。
そして、次の案件の相談を会社としたんだけど、ここ1年テストばっかりやってたからテスターとして見込まれたみたいで
次もテスト案件だって。「開発系の案件がやりたいです!」って当然言ったよ。そしたら
「ここ1年テストしかしてなかったでしょ。そういう人には開発の案件は無理だよ」
だって。
いやいやいや、その案件をやる前は普通に開発してたんだが。。。1年のブランクみたいなのを会社は危惧してんだって。
会社のいうこと聞いてテストやってたのに。。。テストしかやってこなかっただろって指摘されるって。。。
いや、分かるよ、分かる。そういう役目にしかいられなかった俺が悪いんだってさ。
はあ。。。。。でもやりきれなくない?
どしたらいいん?
新型コロナで騒がれている中、会社の都合で退職を余儀なくされた。大学出て総合職で働いていたものの、病気の後遺症的なモノで障がい者になってしまい、障がい者枠で初めて働いていた会社である。その会社のグループはダイバーシティやSDGsを積極的にPRしていて、潰れない限りは大丈夫だと思っていた…
それが突如「障がい者雇用枠を撤廃して、地方の特例子会社へ一本化する」という親会社の一方的な理由でクビになったのである。しかも契約更新の前の月の末に突如宣告され、「最後の月の給料は出すから出勤しないで転職活動してくれ」という突っぱねぶり。最終出勤日に至っては部書内でかなり冷たく接しられ、お世話になった人へ感謝の気持ちを伝えられず定時で追い出された次第である。あまりにも唐突なことで今もフラッシュバックが起こってしまいそのたびに胸の内が苦しくてたまには怒りやうつや泣いて情緒不安定な状態で過ごしている。
そもそも、ダイバーシティとは「性別や国籍、障がいなどで差別せず平等に扱う」という意味。それなのに親会社はLGBTsの取組とか大体的にアピールしつつ、障がい者は特例子会社という日本独自の制度で排除するっておかしくないか?他の国内企業ではグループで特例子会社を持ちつつも独自で障がい者雇用をしているところがあるのに、ダイバーシティをあちこちでアピールしている親会社の行動はなんなんだろう?外部から見たらダイバーシティだろうけど(特例子会社はハロワ求人必須なのでサイトに企業名が出る程度)、内部がこれだと虚偽のアピールなので安易にダイバーシティ推進とか言わないでほしい。これが全国屈指の有名企業というから本当に笑えない。
現在は部長に紹介された障がい者就労移行施設に通所しながら転職活動をしている。移行施設には様々な障がいを抱えている人が日々訓練している。その中で会社都合で退職した人が放り込まれたら…パソコンができるだけで羨まれ、ファイリングなどを短時間でできることにスタッフが驚き、普通に電話対応している姿を入所までの背景を知らない他の人が見たら「なんであんなにできる人がここに?」と逆にプレッシャーを与えてしまいかねない。私だって本当は大学出て(病気で2年弱休んだけど)ずっと働いていたのだもの、支援施設のサポートはあまりいらないと思っていた。それでも部長の勧めと運悪くコロナの関係で求人が徐々にストップしている関係でやむなく通所している(なお現在は外出自粛要請のため在宅訓練)。「ブランクを施設通所にすれば相手ウケいいから」という施設側の責任者の言葉で渋々入所を決めてしまった。私みたいな人がいたら周りからみてプレッシャーだ。相手がそう思うか否かは別として、パソコン操作に苦しんでいる人とか軽作業で苦労している人とかを見ると申し訳ないと涙が出てしまう。今でも身勝手な理由で退職に追い込んだ会社を恨んでいる。
あまりにもひどい内情を知ってしまった以上、次は今までチェックしていなかった外資系に転職しようかと考えている。話によると外資系は本社のある国の基準で採用を行っているという。そうなれば特例子会社で障がい者枠排除という理不尽な退職をしなくて済みそうだ。コロナが落ち着いたら前の会社より給料も福利厚生も色々と優遇されている会社へ転職してやる。
そして、興味半分で自社のリクルートサイトを見たら、まだ障がい者枠採用のページが残っている。この内情を知らずに応募する障がい者の人がいると思うと心が痛む。はなから採用する気がないのに、応募書類を作って送る時点で無駄な労力だ。
最後に障がい者採用枠で仕事探している人へ。求人はハロワか民間の障がい者専用の就職サイト以外をろくに信じてはいけない。私のいた会社のようにハロワに怒られないようにただ求人だけ出している企業が少なからずあると思った方がいい。コロナが落ち着いたら安定して働ける会社で思う存分(でも無理しない範囲で)働こう。
正確には今年の1月まで看護師として総合病院で勤務していて、今は求職中だ。退職した時にはまだコロナウイルスなんて言葉すら殆ど聞いたことがないくらいで、それから引越しをしたり色々と手続きをしたりしながら少し息抜きをして、4月から他の病院で働こうかなと考えていた。そんな風に思っていたところで、コロナウイルスが世界的に大流行してしまい、日本でもとうとう緊急事態宣言まで出されてしまった。
そのことについて安倍首相が会見を開いたとネットニュースで見て、その中には「潜在看護師に職場復帰の声を掛ける」と書かれていた。
それに関しては、一体どうやって潜在看護師の所在を明らかにして呼び掛けを行うつもりなんだろうと思いもしたのだけれど、免許の登録番号もあるし色々と手を打つのだろう。
私はもともと呼吸器系の内科も含まれる病棟で勤務していたから、急性期の肺炎の患者さんなんて毎日のようにみてきたし、それこそ人工呼吸器だって扱いができなければ話にならないような現場にいた。プリセプターとして後輩に指導をしてきた経験もある。二十代で一人暮らし、独身だから時間の融通もある程度きくし、通勤以外で外に出なければ他者に感染させるリスクも低い。自分で言うのも何だが、もし今現場復帰すればほぼ即戦力になるだろう。
だから、医療崩壊を何とか食い止めるために、少しでも力になれるなら、と考えた。それでもやはり数ヶ月のブランクがあるから、ホテルに集めた軽症者の治療をするスタッフを募集するのであれば、そちらに応募してみようかなとも思った。
そんなことを考えていた時、SNSに現場で働く看護師さんの書き込みを目にした。
一番感染リスクが高い現場で働いていても何の保障も補填もしてもらえない、自分が感染源になって大切な人を感染させてしまったらと思うと不安で仕方がない、もう辞めたい。
色んな書き込みを見て、胸が痛かった。きっと私もあの時に辞めていなかったら、この看護師さん達と同じ気持ちで毎日勤務していたんだろうと怖くなった。辞めるタイミングが一ヶ月でもズレていたら、退職さえさせてもらえなかったんだろうと思った。
その人達の書き込みは、まとめサイトにも取り上げられていた。けれどそこに投稿されていた書き込みを読んで、私は愕然とした。
嫌なら辞めろ、自分でなりたくてなったんだから仕方ない、当たり前だろ、お前一人が辞めたところで何の問題もない、働いてるのがそんなに偉いのか?
そんな言葉ばかりが並んでいた。看護師なんか馬鹿な女がなるんだから、なんて言葉もあった。
私は、看護師は人の命を扱う、本当に大切で大変な仕事だと思っている。一つのミスがその人の命に関わる、その人の命をお預かりしている仕事だということをいつだって忘れてはいけないと後輩に指導もしてきた。毎日本当に大変だったけれど、入院してきた患者さんが元気になって退院していくたびに嬉しかったし、逆に力及ばず患者さんが亡くなってしまった時には心を痛めていた。それでも、この仕事をしていることが誇りだったし、だからこそもう一度看護師として働きたいと思っていた。
書き込みの中には感謝の言葉もあった。けれど、やはり批判のような言葉ばかりが心に残ってしまう。これから先、もし現場に復帰したら間違いなく今より感染リスクは上がる。それでも当然だと思っている人間が一定数いて、そんな人間でも入院してくれば私は平等に治療を施さなければいけない。国からも病院からも保障、補填なんて受けれず、自己責任で休むことなく仕事をしなければならない。
そう考えると、もういいや、と思ってしまった。私だって、今も看護師として働いている人だってみんな同じ人間なのだ。同じように感染する可能性があるし、死ぬ可能性だってある。感謝しろとは思わないが、あんな言葉を受け、リスクを背負ってまでやる必要はないと思ってしまった。
幸い貯蓄にはまだ余裕があるし、それでもやはり看護師として働きたい気持ちも苦しんでいる人や困っている人を助けたい気持ちもあるから、要請があるとすれば復帰することを真剣に考えようという気持ちはある。けれど、ただひたすら奉仕の気持ちだけで動けるほど私は善人ではない。だから、今はゆっくり、これからのことについて考えようと思う。