はてなキーワード: ブラックとは
いろんな縁があって、地方都市の小さな企業のリモートワークを受けることになった。当方、40代の個人事業主で、コンサルやカウンセリング窓口のようなことをして糊口をしのいでいる。時給1,500円。断ってもよいが、大変世話になった方の紹介ということもあり、とりあえず引き受けた。そして数か月。仕事の内容も条件も、適当だった。具体的にはこんな感じ。
仕事自体は、大した内容ではない。外国人労働者から送られてきた画像を所定の形式で入力して、社員に送付。慣れると作業は15分もかからない。つまり金にならない。しかし、ストレスが多かった。
・提出するように求めると発狂する
・市役所からは写真と位置情報を照合したかたちで提出せよとの達し
・外国人労働者に位置情報アプリ入れたスマホを渡せばいいと提案しても、彼らとの信頼が...と却下される
・事務方は2名。1名は、なぜか先月から行方不明。もう1名は、リモートしながら事業の請負など、やり方をまねて事業化している。
とまあ問題は山積みながら、要するに先方が納期を守らないのに、こちらには納期を守れと言ってくる。そのうえで効率化の提案は却下される。メンタルを病むような人間関係もないので、ただただ呆れるしかなかった。とはいえ、いろんなご縁もあったので、一応ガマンして続けてみた。そして、先々週、辞職を申し出た。理由は、信頼と金の問題。
「そろそろ精算したいんですが。ただ細切れで断片的な仕事が多いので、時給換算は難しいです。そこで提案ですが、たとえば毎月8万円払ってくだされば、御社の今後も含めて、ガッツリ週1-2日はコミットしてお手伝いするのですが」
「わかりました、ありがとうございます!では毎月8万円、期日までに振込みますね」
※期日、口座になぜか6万円のみ振込アリ
「・・・ならば6万円分だけの仕事をしますね。約束が違いますが、お世話になった方の紹介でもあるので、10月の御社訪問の件、先に新幹線代と宿泊費、振り込んでいただけますか?また試用期間分についても請求しますので、そちらもお願いします」
「わかりました!ではお手数ですが書面で、そちらを作って頂けますか?」
「了解です。領収書も添付しますし、お世話になった方との経緯についても書面で、事前確認としてお知らせします。これで合意できるなら、御社へお伺いし、まずは契約書を作成の上で、お役に立ちたいと思います」
「分かりました!明後日の午前中には社長からの返事をお知らせします!」
※明後日、連絡なし
※振込期日、試用期間分のみ振込アリ
「今月の仕事ですが」
「え、いや、無理ですよ、この手続きで作業を行うことはできません」
「え?」
「あ、社長も忘れやすくなっていると思うので、すみませんでした!」
「そちらに言われて領収書を出せと言われて出したんですよね。社長さん、そちらが作れといって出した書面、読んでないんですね?」
「連絡すればよかったです、すみません!」
「金の問題ではなく、信頼の問題です。そちらが指定してきたことを二度もたがえていますから。今後の仕事はなかったということで」
ざっと書くと、こんなことがあった。世話になった方の紹介で取り組んでみた案件だったが、自分には無理だった。もっとも往復経費3万円をケチる、合意したはずの額を勝手に減額するような経営者や企業とは付き合いたくもない。こういう企業がブラックなんだなと思った。一方、売上2,000億超の企業との案件を進めている。彼らとの取引、対応、連絡は「あぁ、これが基本的人権か」と思えるほどに、懇切丁寧で、人間として扱われているように感じる。こういった一流企業との案件にシフトしていこうと思った。
情報工学系の学生だったんだけど、サークルの先輩5人ぐらいから「SEもコーダーもマジでブラックだ!もうこの業界は駄目だ!俺は組み込み系とかに行くけど、そうやって逃げるやつだらけで転職もまともに出来ない!」と言ってるのを見聞きして、俺はIT系に進むのを辞めた。
結局俺が進んだ業界もそこそこにブラックで転職しても転職してもハズレだらけで「あーこれならプログラマーでもやってりゃ良かったわ」とずっと後悔してた。
それから20年ぐらいして、長く関係の続いてる人やネトゲとかで繋がりがあった40代50代ぐらいのIT業界の人間が少しずつおかしくなっていくのが分かってきた。
プログラマー30代定年説って奴の亜種何だと思うんだが、最新の技術についていけずレガシーな分野でつまらん仕事を高いとは言えない給料で延々とやることのストレスがあるようだ。まあ大部分は直接顔も合わせずにブログやツイッターの書き込みを読むだけの情報だけど。
肩書だけ上の方について、若手がキラキラした仕事をしているのをサポートするばかりで自分が前線には立てなくなっているとかなんとか。
彼らが出世競争に敗れて、上の方で指揮を取って自分の理想を現場に叶えさせる立場に立てなかっただけな気もするんだけど、年齢的なのもあってそこから独立して自分の理想通りの軍隊を作るみたいな気力はないらしい。
というか、俺の知り合いだけあって最初からそういう気力なんてないような人間、それこそ「IT業界で極めればカチャカチャターンマクロポチーで仕事終わってあとはテレワークをいいことに時間つぶしてゲームでもやってりゃいいぜ!」ぐらいの感覚の人間が多かったってのはありそう。
どんなにレガシーな技術を使ってても、ベースとなる部分がドンドンアプデやサービス終了をかますせいで新しいことを覚え続けることからは結局逃げられず、その癖自分の頭はボケていくってことに相当苦労してるようだ。
俺は逆に職場の他の人がパソコンに疎すぎるせいで所謂「大先生」のポジションになり、マクロや数式の補修をチョコチョコやるだけでクソほど褒められる。
まあオマケ程度の雑用ばかりだから評価シートに書いても全然査定が有利にならんので、昇給レースで敗北しきった負け犬ポジションではあるんだけど。
俺が2、30年「悔しい!俺もあの業界で飯食ってればよかった!仕事が毎日つまらなすぎる!」と嫉妬していた人達は別に俺より楽しそうに生きてない。
俺と大差ないレベルで死にたいとか辛いとか金がないとか居場所がないとか結婚できてないとか老後が怖いとか趣味がゲームとアニメしかないとか言っててまあ要するに同じレベルで人生が終わっている。
結局、俺達にはどの業界だろうが等しく生きていくための才能がなく、ITに行ったら行ったで「他の業界にすれば良かった!仕事がずっとクソすぎる!」と叫んで暮らしていたんだと思うんだよな。
そして、どの業界に行った所で「アレ、実は俺の仕事なんだよね」なんて言えるような仕事はなく、どっかのゲームの小さな大会で3位になったとか、サラリーマン川柳で下の方の賞を取ったとか、小学生の頃に読書感想文コンクールで入賞したとか、そういうクッソほどしょーもないことを人生における数少ないトロフィーとしてずっと誇って生きていくのだろう。
普通の人はミドルエイジクライシスとか言って30代で発症して30代で治るものを、俺は10年早く発症して10年遅く治しているって考えるとさ、マジで生きる才能がないんだなあ。
生きる才能がないなりに頑張ってるなあ。
友人にすごい守りに入る奴がいて、例えば俺が株でもやろうかなって言うと「手数料とかも含めると儲けるのは難しい」って言うし、転職しようかなって言うと「ブラック臭がする」とか、心配性だなって感じのことを言っていた。当時は一理あると思ってたけど、なんの気なしに始めた株は今いい軌道に乗ってるし、転職先も蹴ったけど思えば良さげな会社だった。
人の話を聞くのが俺の長所だと思っていた。違ったんだな。単に自分の人生を自分の責任でやって来なかっただけだ。友人が心配するから何だってんだ、俺が決めて俺が実行する、それで良かった。だからこの話は決して友人のせいではなく、あくまで決められなかった俺のせいだ。
とはいえ話していて疲れるので件の友人とは少し疎遠になっている。妙に説得力のある奴で、一理あると思わされてしまうのが良くない。俺が優柔不断なばかりに離れざるを得なかった。もっと強くなりたい。
まぁ業界ごとにブラックの基準とかっていくらでもあるから、労働時間とかは平均を取ったとしたらマシな方、っていう可能性は全然あるかもしれん。休日出勤残業付けないのはどうかと思うけど。
でも『退職証明書を出さない』だけはちょっと毛色が違うから注意したほうがいいかな、本当に。
『退職証明書』ってそもそも何かって言ったら、退職したあとに会社に出してもらう『ここで働いてましたよ』って証明書でしかないんだけど、これって法律で出せって決まってるんだよね(労働基準法第22条第1項)。
二年の時効とかがあるから、会社が出さない理由にも正当性があるかもしれんけど、これ出さないと労基から文句言われたりするタイプの書類だから、普通は嫌でも面倒でも出すのよ。手間じゃないし、残業代みたいに具体的な金銭の負担があるわけでもないから。労基に突っつかれるのなんてどこも嫌だし。
でも、それでも出さないってのは、経営を感情で動かすようなレベルで留まっているか、『裁判を起こされたときに下手な書類を出したら負ける』という認識のもと意図的に出してないか、みたいな遵法精神がかなーり低いケースが懸念されるよね。
業界標準レベルでの残業代がどーとかいうのは大前提として法的にやばい、ってのはあるんだけど、その平均の中でも普通大した負担にならない退職証明書を出さない、ってのは結構ヤバい寄りな雰囲気あるよね。
会社の合併にともなって待遇悪化があって専業主婦の妻に相談した時、軽く流されてそのまま自分がいかに過去ブラック労働してたか話し始めた時は絶望したな
マジで別れようかと思ったし、今思い出してもやっぱ離婚したほうがいいかなって気になってくる
思い出したらまたムカついてきた
・労働時間が長すぎる(年2400時間以上 or 年休100日以下 or 残業時間80時間以上)
・危険すぎる
・サピ残、無給での拘束が多い
・有給が使えない、使いづらい
・見込み残業
・行き過ぎたコスト削減
・経費が経費にならない
・ワンオペ
・まったく自由に休めない
ブラックとかそう言うベクトルでは無くコジキ会社、コジキはちょっと言い方が悪いのでマイルドに言ってドロボー会社だな
とにかくセコ過ぎるが、こうしないと赤字なるような会社だと一秒でも速く潰れた方が世の為人の為
往々にしてこう言うのは立場のある社畜リーダーが初めてそのまま常識として会社に定着したというケースも多いが
いずれにしろ社長レベルでやる気を出さないと改善は難しいので徹底的に労基にチクりまくるのがベストな行動
(ベストな行動が自分に取ってベストな結果をもたらすかは別として)
よく労基は仕事しないとか動かないとか言うヤツがいるが、労基だって訴えてくる人間の言う事を100%鵜吞みにして
どうみてもブラック寄り