はてなキーワード: ヒット曲とは
80年代洋楽の動画でもあるかな~と思いながらだらだらと、youtubeを見ていました。
今回ひさしぶりに、デュランデュランのPVを見て、激しく見直してしまいました。音楽も完成度高いし、こりゃ、単なるアイドルバンドじゃないわ! そして今改めてみてみると、とてつもなく超絶イケメンだ!!!
https://www.youtube.com/watch?v=oDnNF5cHCdo
知らない人のために少し解説すると、デュランデュランていうのは、当時は5人バンド(時期によって減ったり)で、ボーカルがサイモン・ル・ボンという元気のいいおにいちゃん。キーボードがちょっと化粧の濃いニック・ローズ、それからギターのアンディ・テイラーと、ベースのジョン・テイラー、ドラムのロジャー・テイラーの、キンキキッズみたいな血縁無いけど名字同じな3人がいて。このベースのジョンが、もうとてつもなく美形なのです。イケメンなんて軽い言葉じゃ言い表せない。……リアル王子? あの故ダイアナ妃が大ファンだったという逸話もあるから、大げさじゃなく。
PV見始めたら止まらなくなって、ライブ映像も次々見てしまいました。見れば見るほど、ジョンにうっとり。身長多分185センチで、顔がちっちゃい!手足が細くて長くて、大きなベースがすご~く似合う。現実の人間の等身とは思えない。というか顔も体もすべて、3次元とは思えない。
どのくらい美形なのか、一目で分かるインタビュー映像を見つけたので、2次元のような美形は現実には存在しない、と思っている人にこそ、見て欲しい。2分44秒ころから、ドアップになるから。
https://www.youtube.com/watch?v=jF4Yrai0Yvw&app=desktop
人の顔の好き嫌いは様々だから、好きじゃないという人はいるかもしれないけど。でも。100人見たら100人が、美形って言うと思う。だって美形だもの。
そんなジョンの映像をもっと見たくてさがしていたら、JOSIという映像を見つけたの。分かる人には分かるでしょうか。海外の人がアップした映像だから、何かの略かなと思ったのですが。見てみたら、ジョンと、ボーカルのサイモンが、肩組んでたり、キスしそうなくらい顔付き合わせて歌ってたり……。そう、おそらく、JOSIとは、フ女子の略なんだろうなあとようやく気付いたのでした。
あ、ちなみに、超絶美形のジョンは、現在55歳で、もうオジサンで、JOSI映像にはオジサンのジョンもありますが、クリントイーストウッドみたいないい感じになっていて、年取ってもイケメンです。
ともかくそのJOSI画像が、すんご~く良いのです。ジョンはPVではクールな、おすまし顔が多いのですが、からんでる画像だと、ものすごく無邪気に笑っているのです。口を大きく開けて、ちょっとタレ目になってて。サイモンとめっちゃ仲良しなんだな~って伝わってくるから、見てるこっちも、ニマニマしまくり。あ、だからって、リアルにふたりがゲイとか思ってるんじゃなくて(違うはず)、バンド仲間の男の子同士がとっても仲良しなのがきゅんきゅんしてしまうのです。
研究によると、乳飲み子の我が子の笑顔を見たとき、母親の脳内には、幸せホルモンが放出されているのだそうです。ジョンとサイモンのいちゃいちゃ写真を見ているわたしの脳内にも、幸せホルモンがどぱどぱ出ていたに違いない! だって、写真を見ているうちに、うつうつした気持ちはすっかり晴れて、幸せいっぱいな気持ちになってたから。
JOSI画像
年と性別は察してください。思い出しながら、自分の音楽遍歴を書く。
姉が19のファンクラブにいた影響で、19を聴き始める。真面目に音楽を聴き始めたのはたぶんこれが最初だ。あとは、姉が定期的にヒット曲のCDをツタヤで借りていたので、それをちょいちょい聞いてみるなどしていたが、ヘビロテしていたのは19だった。朝早起きして「音楽」をリピートしながら勉強するのが楽しかった。
中学生の自分にとって326の歌詞はやたらと心地よく、将来は作詞家になりたいなどと本気で思ってしまっていた。
ひょんなことからブルースハープを始めることとなり、その関係でゆずを聴き始める。ゆずのブルースハープのパートはハーフベンドができれば大体の曲はコピー出来るので、ゆずのCDと一緒に楽譜も買い漁った。なお、ギターはFコードをうまく押さえることが出来ず断念している。ブルースハープをやっていくうちにハイロウズと山崎まさよしもちょいちょい聴いていたが、ヒロトは化物だと思った。個人的にはボディは木より樹脂のほうが好き。
また、やはり姉がミスチルのベストをツタヤから借りていたので、その影響で自分もミスチルを聴き始める。ファーストから最新までのフルアルバムとミニアルバムを全部借りて聴いていた。桜井和寿は天才だと思った。
椎名林檎は、中学時代から姉がCDを持っていたので、その影響で聴き始めた。当時好きだった女の子も林檎が好きだったので、相乗効果でやたらと聴きまくった記憶がある。虐待グリコゲンとか発育ステータスとかツアーメンバーにバンド名をつけてるんだぜ!って自慢気に高説を垂れていたので、今思えばとても恥ずかしい。あと、「一期一会」を聴いて、スピッツもちょっと聴いていた。「花鳥風月」と「フェイクファー」でお腹いっぱいになった。
ゴイステは、当時やっぱり童貞ソー・ヤングが流行っていたので、「さくらの唄」をヘビロテした。捨て曲がまったくない!と思った。峯田最強だぜ!って思った。
ちなみに、ゆず/ミスチル/林檎(事変)/ゴイステのヘビロテは、大学の2年くらいまで続く。
どうでもいいが、受験シーズンはなぜか大塚愛にドハマリしてファーストのPretty Voiceをヘビロテしていた。
先にも書いたが、当時はやたら大塚愛が流行っていたからか、可愛かったからか分からないけど夏ぐらいまで大塚愛をヘビロテしていた時期があった。ただ、夏が過ぎたら飽きた。
大学に入ってからは、CDだけではなくライブDVDにまで手を広げるようになっていた。当時は桜井和寿がBank Bandでライブなどをやっていて、ライブDVDを傷だらけになるほど見た記憶がある。東京事変のライブDVDも見まくった。透明人間を見て、ヒイズミすげーってなってた。そこからPE'Zを聴くようになった。
バンプは、先輩が聴いていたからだと思う。ヒット曲バシバシ飛ばしているのに厨二くさい歌詞と曲が、遅れてやってきた中二病患者の自分にとっていい感じでマッチしていたと思う。ただ、ユグドラシルより後あたりから、なんか曲がポップになってやる気がなくなっていった。
ちょっと前に遡るが、ピロウズ15周年だかでコンピレーションアルバムを出したときにミスチルも曲を提供していて、久々に聴いてみたらStrange Cameleonいいなあ、おっ、ベスト出てんだ、んじゃそれ借りて聴いてみようってなったのが最初だったと思う。ベストなんで良い曲ばっかりなのは当たり前だよね。いろいろなアルバムを借りては聴いてを繰り返した。個人的には巴里の女性マリーが好き。
音速ラインは、ナツメが良かったのでちょいちょい聴いてた。ジャケットが盗作じゃねーのって噂にはなっていたけど、そんなのはどうでもよく、逢いたいを聴きながら手塚治虫のMWを読んでいた。
銀杏は、そもそも忘れていた、っていうのはある。銀杏のアルバムが出てから何年か経ってたけど、峯田が新バンド!?んじゃ聴いてみよう、ってなってた。冬の寒空に東京をヘビロテしながらタバコを吸っていたのは本当に良い思い出だった。
あとは、スキマスイッチ/レミオロメン/7188/エルレ/テナー/ART/ブランキー/アジカン/ミドリカワ/時雨など、数えたらきりないけど、なんかそこらへんの所謂ロキノン系をいろいろ聴いて回ってた。十把一絡げにロキノン系で括るのは良くないかもしれないけど、なよいロックでインディーズから上がってきたのはだいたいロキノン系でいいんじゃないかなって今でも思っている。
この頃からだんだんとマイナーなバンドばかり聴くようになったため、メジャーどころはあんまり聴かなくなっていった。
「とりあえずガッツリ邦楽を聴いてから洋楽に行こう!」というなんだか良くわからない縛りを設けて音楽を聴いていた。
きっかけは忘れたけど、どこかの動画でミドリを発見して、後藤まりこYABEEEEEEってなったのが春先での出来事だったと思う。アドレナリンがヒルルク状態のままわりとすぐにライブハウスに赴き後藤まりこを生で見た。パンツが見えるとか見えないとかはわりとどうでもよかった。山本直樹画のTシャツをわりと愛用していたけど、大学卒業と同時に処分してしまった。もったいない。このあたりから、「ライブに行く」というのをちょいちょいやるようになる。
向井については、ちょうど向井秀徳が大好きな烈海王そっくりな奴がいたので、その影響でちょいちょい向井秀徳バンドのCDを聴いて回った。その関係でイースタンとかブッチャーズとかをヘビロテして回った。当時の心境を振り返ると、「アジカン?イースタンと向井のパクリじゃねーか!」というひっじょーに恥ずかしい理論を脳内で展開しており、脳内で展開するだけならまだしもmixiで毎日のように「◯◯はすごい、☓☓はクソ」といった日記を書いていた。すんごい恥ずかしい(ちなみに今はもう退会済み)。今思えば、イースタンもブッチャーズもナンバガも、夏の日の午後とか7月とか透明少女とかすっごいヘビロテしたし人にも勧めたい曲はちょいちょいあるのだけど、アルバムを通しで聴くとすっごいダレる。
どう贔屓目に見てもクッソ痛々しい中二病患者のクソ理論をmixiで展開しつつmixiで情報を拾うという蛇が蛇を食うような生活をしていたある日、ゆらゆら帝国を知ることとなる。経緯は忘れたけど、mixiで「このバンドがおすすめ」みたいなコミュがあってそこから知ったと思う。はねるのトびらにゆら帝の曲が使われていたのは、ゆら帝をちゃんと聴き始めてから知った。メタルとかフュージョンみたいにバカテクではないけど上手い演奏、なんだか良くわからない歌詞と歌、耳をつんさくギター、そして一グラムも人気になろうと思ってないルックスとビジュアル、どれもがやばくて、深夜、学校帰りに「なましびれなまめまい」の星になれたをアホみたいにリピートした。数年に1回くらいのペースで亀川ベースがすっごい変態的になるイメージだった。
もうここまで来ると流れがお分かりかと思うが、亀川千代が灰野敬二にそっくり、という流れから灰野敬二もちょいちょい聴き始める。「わたしだけ?」の捧げるが個人的にはスーパーフェイバリットなのだが、試しに友人に聴かせてみたら大不評であったため、このあたりから自分の音楽の趣味を人に言わなくなる。
そしてCasiopeaだが、亀田誠治って本当に上手いよね。って思っていたのだけれど、2chのスレを漁っていたら、もっと上手い人がいるんだ!?ってなって、どうやらこのテのスレで頂点に君臨するのは櫻井哲夫で、彼はCasiopeaのベーシストらしい、という流れでCasiopeaを聴き始めたのだった。だが、最初に見た動画はライブ中満面の笑みでチョッパーを連発しつつ客席に乱入する変なおじさんだった。このあたりから、所謂「フュージョン」というジャンルに手を染め始め、Jaco Pastoriusに出会うこととなる。
並行してなんかロキノン系もちょいちょい聴いてたけど、もういいや書くのめんどくさい。ベボベの例の動画からヤマジュンを知ってヤマジュンパーフェクトを買ってしまったのが大学生時代最大級の黒歴史ではないかと思う。
当時ジョジョを読んで、なぜか四部だけのスタンド名の元ネタバンドのアルバムを聴きまくった時期もあった。
あと、相対性理論の自主制作盤を買ったけど、見た目がすごくしょぼいCD-Rで、数年後売ろうとしたら「売り物なのか自分で作ったのかこちらでは判別出来ないから買い取れない」と言われたのは良い思い出だ。
Jaco Pastoriusについては多くは語らない。件の烈海王がやたらプッシュしていたので、聴き始めた。彼については、Weather Reportに加入するときも超上から目線で「君の音楽すごく良かったYO」「俺は世界最高のベーシストなんだZE」と言って門前払いされたのは最高にロックだと思う。その関係で、Sex PistolsとかJoy Divisionとか早世アーティストのバンドをやたらヘビロテしていた。
ゆらゆら帝国と灰野敬二は引き続き聴いていたが、ゆらゆら帝国はどうも昔のバンドのごった煮らしいぞという情報をキャッチしたので、このあたりからクラウトロック/プログレ/USパンクやらに傾倒していった。MagmaとかAmon Düülとかいろいろ聴いて、CANはすごくいいぞ、ってなって、当時海外で生活していたけども、ずっとCANの「Tago Mago」と「Ege Bamyasi」を聴きまくっていた。ダモ鈴木を愛でまくっていたし、けいおんのMMDでCANのPaperhouseとか出来ねーかなとか思ったものである。Thiefをヘビロテしながら就活して回った。
当時はやたらとけいおんが流行っていた。けいおんのメンバーはだいたい実在するミュージシャンの名前をもじったものであることは周知の事実だが、HTTのモデルであるP-MODELは知らなかったので、その絡みでP-MODELとヒカシューとPlasticsが競演している動画を見て、ヒカシュー、というか巻上公一YABEEEEEEってなって、オーガス02などを見て、アニメにハマり始めた。あと、テクノ御三家ってことで、YMOもちょいちょい聴き始めたのがこの頃だったと思う。
なぜ古代祐三にハマり始めたのかは詳しくは覚えていないけど、確か世界樹のサントラ動画を見たのが最初だと思う。そこからイース→ソーサリアン→スキームなどといろいろ聴いて回った。並行してファルコムのゲーム音楽にもハマっていったのを覚えている。
バレスタイン城の埼玉最終兵器アレンジのイントロがStratovariusのHunting High And Lowにそっくりとか、偉大なる試練がYngwie MalmsteenのFar Beyond The Sunのモロパクリであるなどといった理由から、ちょいちょいメタルを聴くようになる。
特に事故前のインギーのJet to Jetは本当に圧倒的で、音の弾幕がすごくて、なんだろうこの人、なんでこんなにいろいろ弾けるんだろう、すごいなあって思った。そんなある日のこと、たまたまハンターのアニメを見ていたらEDが思いっきしメタルで、バンド名もGalneryusで「あっ…」てなったりした。バイオリンの名前がバンド名って絶対メタルだよね。
そんなに数は多くないし、XとかIRON MAIDENとか超メジャーなところは意図的に避けてたけど、所謂ネオクラとかメロスピとかにカテゴライズされるバンドをちょいちょい聴くようになった。特にガルネリはANGEL OF SALVATIONあたりから入っていって、Silent Revelationを聴いたら「あれっ、ハンターの人じゃない」ってなって、YAMA-B超SUGEEEEEEってなってちょいちょいコミケでYAMA-BのCDを買うようになった。ジョジョ四部の主題歌はYAMA-Bやってくれないかなって今でも思う。
Jet to Jetの動画を漁っていたら、横山やすしみたいなおっさんが歌を歌ってるぞ!となり、Alcatrazzにハマった。比較的クリアなハイトーンボイスに慣れていた自分にとってグラハム・ボネットのだみ声は最初はハマらなかったけど、聴くうちに良いと思えるようになった。
やっぱり多くは語らないけど、「メタルといえば革ジャン」みたいな風潮にあって横山やすしみたいなリーゼント+スーツ+グラサンで自分を貫き通したところが最高にロックで、聴けば聴くほどハマる声と合わせて、最近のフェイバリットになっている。
振り返ってみると、なんかいろいろな音楽を聴いているなあって自分でも思った。ただ、mixiでクソ理論を展開しまくっていた黒歴史と相まって、自分の音楽の趣味をあまり人に語らなくなったし、ライブにもいかなくなったけど、かなり前から動画で気に入ったらアルバムはレンタルせずにお店かiTunesなどで買うというサイクルは徹底しているため、数多のミュージシャンに対して幾ばくか活動の足しにはなっていると思う。
これからどんな音楽が自分を待っているのか楽しみでしょうがないのです。
MステにBack Numberが登場した時、タモリとトークするBack Numerの後ろの席に、マッキーと平井堅が居た。
マッキーはBack Numerの作詞作曲をしている清水依与吏をべた褒めで、「今後は清水氏に(Jpopの)「切なさ(だったと思う)」の部分はまかせるから」って言ったという話をしていて、その瞬間、平井堅の表情が一瞬曇った気がした。
平井堅さんには「切なさ」なら俺っていう自負があったのかなって、その時、思った。
ボーカルとパフォーマンスを含めてトータルでは悪くないんだけど。
さて、作曲家としての才能は、好き嫌いはあるにしても、世間一般の評価・認識はだいたい同じになると思う。
以下、私の評価だけど、皆さん、どーでしょうか?
<特Aクラス>
「誰もが認めるその才能。メロディは多彩に富むがどの曲を聴いてもその人が作曲したとわかる。長年に渡って第一線で活躍する。ヒット曲多数。」
桑田佳祐、松任谷由実、桜井和寿、スガシカオ、山下達郎、槇原敬之、椎名林檎、藤原基央、菅野よう子、澤野弘之
<Aクラス>
「複数のヒット曲。その後の活躍によっては、特Aクラスへ移行する可能性あり。ややメロディの多彩性に欠ける。」
奥田民生、キリンジ、スキマスイッチ、中田ヤスタカ、宇多田ヒカル、久保田利伸、絢香、中島みゆき、矢野顕子、飛鳥
<Bクラス>
「悪くないんだけど、どこか物足りない。大ヒットを飛ばしたが、その後、出す曲がいまいち。ファン層が限局的で、メジャーになかなかならない。Aクラスより更にメロディの多彩性に欠け、出すシングル曲がどれも似て聴こえる。」
平井堅、やくしまるえつこ、ゴールデンボンバー、いきものがかり、小室哲哉、斉藤和義、福山雅治、西野カナ、SEKAI NO OWARI、ゆず、miwa、アンジェラ・アキ、コブクロ、浅倉大介、長渕剛、オレンジレンジ、L'Arc~en~Ciel、
<Cクラス>
「これくらいの曲なら俺でも作れるなあって思ってしまう。」
氣志團、浜崎あゆみ、B'z、神田沙也加、ナオト・インティライミ、加藤ミリヤ、レディ・ガガ
異論は、大いに認める。
ガキのころ、フランク永井とか、菅原洋一とか、よく知らんオッサンが当然のように出ているのか不思議だったよなあ。
あんなオッサンに全盛期があったなんて、信じられなかったし。
なぜ、水前寺清子は毎年365歩のマーチを歌っているのか、とか。
主演の連ドラが最高視聴率50%越えしたことのある「国民的スター」だったなんて知らなかったし。
毎年のように「ヒット曲なんてないのに、なんで和田がでているのか」とか、ネットの一部で盛り上がるけれど、
まあ、30年くらい前から、そんなもんだったよな。
千昌夫あたりも、たいしてヒット曲ないのに、毎年同じような歌で出場していたと記憶する。
白組・山川静夫アナウンサー、紅組・佐良直美か黒柳徹子、というのがある時期、紅白の定番だったけど、
いまさら復活するとはね。
http://www.amazon.co.jp/Everything-I-Long-Hayden/dp/B00005YPEY
こいつ。
ロッキンオンでは和田ラヂオが「ヘ~イデン!(変身!)」つってヘイデンになるってマンガ書いたし、クロスビートでは名盤に物申すのコーナーで感情的に歌ってるけけど底が浅ぇよなんてケナされてた。名盤だったんだ、その頃は。
池に少女が落ちて溺死した事件とか、鼻にピーナッツ入れたら取れなくなった事を歌にして、アコギ弾きながらダミ声で歌うという。
で、忘れ去られた上に名前がありふれ過ぎて検索しても出てこないという。
ソウル・コフィングとかクロスビートのディスクレビューで一位だったのになかった事になってるし。
あとデ・ラ・ソウルとかペイヴメントとか、すげー影響あったのに日本だと無名なのはなんで?
1980年代、僕が子供のころ歌謡曲はきらきらと輝いていました。
そのころ田舎にもあったローラースケート場には、光ゲンジの曲がかかっていたと記憶しています。
父に連れて行ってもらったのですが、1940年代生まれの父がひどく年取っているように見えました。
ここから出れば、歌詞にあるような世界に飛び込んでゆける、子供の僕はそう思いました。
1990年代、僕は青年になり普通にメガヒットを消費していました。
その時思ったことは、「もう80年代じゃない」ということでした。
そのうち歌謡曲はJpopと呼ばれるようになりました。
僕は無邪気さをやや失いましたが、それでもまだ、歌にうたわれる世界がどこかにあるような気がしていました。
2000年代はじめころ東京、深夜のコンビニの有線でヒット曲を知りました。
流行っているものは仕事帰りに立ち寄るコンビニで流れていました。
初めてブロードバンドの契約をするときにオマケでついてきました。
今は初代iPodに入っていた2000年付近の音楽と、2010年以降に追加されたわずかな音楽が、僕とともにあります。
もう何が流行っているのか、カラオケで何を歌うべきだとか、そんなことを考えなくていいのだなと思うと、ちょっと気楽な気分になるのです。
皆まで言う事ではないが、一応世界的ヒット曲が真っ先に検索ヒットするはずなのだが、
何故かジャニーズなどJPOPが先頭に来る。
本当に迷惑で仕方ない。
そりゃドラフォの「Through the fire and ……」の様に一発ヒットする洋楽だって確かにあるけど
YESの曲だとJPOPの他にアニソン、といってもジョジョ(は原曲だけど)とかだけどヒットするので困る。
いっそスティングの往年の名曲「I'LL BE WATCHING YOU」のリメイク「I'LL BE MISSING YOU」の様な分かりやすいリスペクト
ならば、見分けが付くし原曲の人も公認だったりするから目新しさから再生してもいいなという気分になるけど
邦楽でしかも聞いたこともないので、付け加えれば見たくもないジャニタレとかの聞いたこともない無名曲がヒットしたりすると
本当に気分が悪い。
そうでなければ似たようなタイトルを付けるな、ややこしい。
関係ないけど、ミスチルの「youthful days」だっけかは時期的にU2の「Beautiful days」だから当時パクリ甚だしいタイトルだと
苦笑いしたけど、今ではそれよりも劣る嵐やゲームのダンガンロンパで同タイトルが出て、こいつらマジでいい加減にしろと思ったのはここだけの話。
とりあえず邦楽枠、洋楽枠にするか同名タイトルってパクるのはやめよう。
そもそもパクリ文化は隣国の大陸と半島の十八番芸なわけだから、ジャップランドがやっていいのはせいぜいリスペクトだけだよ。
ブラックリスト入りについて私が一貫していってるのは「通報しまわってるスパムの存在」だ。
あるゲームの言葉を引用するなら「アノニマス・カワード(匿名の卑怯者)」がいて、はてなを荒らしてると考えている。(ここに書くこと自体がアノニマスだから、カワードと言われても文句が言えないけど)
これは根拠があって言うことだが、はてなはこの「カワード」について駆除する気がなく、駆除しない代わりに「カワードの被害を埋め合わせる」という方針で動いていると考えてる。
私はささやかながらブログ書いている。そして、11月中にカワードの被害に遭ってか、新着エントリーに載らないこと続出した。
時間もブクマ数も満たしていて、ブクマするユーザーも同一なのは自分のセルクマだけ(セルクマさえしない時もあった)が新着エントリーにもカテゴリにも載らなかったことが相次いだ。
当然性的表現などは載せてなく11月初頭までは大半は所定の数がブクマされた場合、新着エントリーに載っていた。9月・10月にもないわけではなかったが、11月にもあったので、ブラックリスト入りしてしまった。
カテゴリを変えれば載ることもあったが、小細工をしても載らないこともしばしばあった。
新着エントリーに時間通り掲載されて伸びなかった記事は仕方ない。自分の書いたものが良くない・ウケない場合は甘んじて受け入れる。しかし、ルール通りに動いてルール通りの結果が出ないとなれば話は別である。
ところが、11月末になり、急に流れが変わった。急に新着エントリーや人気エントリー載り始めた。
ここからが、ブログを持ってる私がわざわざアノニマス・カワードとしてエントリーを上げる理由になっているヤバい仮想。
急にブログが伸びた。…はじめは「良い物を書けたからだ」と思っていたし、実際に評判も上々だった。
しかし、いつもと違う事が1つ起こった。エントリーがはてブから消える目安の「一日」が経過しても、該当記事はずっと伸び続けた。
該当記事が伸びた理由を調べるとはてなブックマーク公式でカテゴリーにテコ入れが入り、新しくできたカテゴリーがトップページの下の方に掲載されたからであった。
しかも、同カテゴリに新しい人気エントリーが出てもしばらくは私のエントリーを新設のカテゴリーとそれを宣伝するはてブのトップページのいいところに置いてくれた。
「考えすぎ」だとは思うけれど、その「考えすぎ」な理論でもない限り不自然なほど、結果的にはてなブックマークは私に埋め合わせをしてくれた。
「偶然に偶然が重なった」「日頃の努力とご愛好をはてなに評価された」と思うこともできたが、周りのブラックリスト入り問題を見ていて少しづつ今書いている仮説へと変わっていった。
考えすぎで「仮説の域を出ない」話ではあるが、これは他の人にも言える話だ。
ブラックリスト入りしたのでは?と疑問視されたブログの多くは該当エントリーもしくは次の人気エントリーがはてブでは話題になるように置かれている。
実際、無数にいるアノニマスの中でカワードだけを抽出するのは膨大な手間がかかる上に、いたちごっこの泥試合になるからその判断自体は経営として、カネ・人のリソース管理の観点から正しい。
しかし、ユーザーに損をさせれば「愉快犯>エントリーを上げるユーザー」という構図ができるため、「アクセスやブクマ上は損をさせない」というのが運営側の妥協点ではないだろうか?
誤認逮捕に賠償金を払うようなもので、これ自体はそこまで筋の通らない制度ではないと思うが…どうにもこれではカワードは駆逐できないし、カワードによるスパム行為を止められるとは思えない。
個人的にはニコニコ動画でいう「殿堂入り」カテゴリ(東方・ボカロなどをランキングを独占して多様性をなくすジャンルを隔離するために作られたカテゴリ)を新設して特定の人気ブログを隔離するのがいいと思うが…懸念も1つある。
それはニコ動が「殿堂入り」を導入した後の全体のランキングが恐ろしくつまらなくなった(人気実況者の実況プレイ動画の続編モノばかりになって、初見の人が見られる動画がなくなった)り、ニコ動文化の代名詞という側面すら持ってたボカロに代表的なヒット曲が消えてヒットや人気が内向きになった。ボカロ曲自体の多様化・ボカロが1ジャンルとして確立されマニアが生まれたせいでもあるが、かつてよりもずっと高いクオリティを持つ動画が全体の目につかなくなった。
「ニコ動うp主のユーチューバー化」とでも言えばいいか?カテゴリや動画サイト全体で盛り上がってたカルチャーが徐々にすごい個人を求めて見に来る人へとシフトしていき、凄いものを見つけ、共有する力が弱くなった。(あるにはあるし、昔に比べて増えたんだけど、盛り上がる「場所」がなくなってしまった)
はてなもはてなで色んな「内輪」…左翼やエンジニアやはてな村文化など様々な文化が絡まってたから他のサイトではお目にかかれないものがあった。
でも、カワードをはてなが間引いてないことで、殿堂入りカテゴリを作って「村を隔離させながらも定着させる」か、ブラックリスト入りと埋め合わせを繰り返して「村の人気ユーザーが流出する・はてな運営にあった信用を減退サせていく」かの二者択一にあると思う。
今後の情勢が気になるけど…私にはどうすることもできないので、「理想はカワードだけをうまく消してくれること」という無理な希望だけを言ってこのエントリーを終わらせていただきます。
やっぱアニメのOPっていいよな〜と思っていたら私的ベスト10を決めたくなったので書きます。
筆者は20代男性なので90年代以降の作品が主になります。今回はOPテーマに限定しました。
曲、映像、本編の面白さ、本編との関係性など総合的な評価でランキング付けしています。
https://www.youtube.com/watch?v=1Qaro191qIg
田村直美さんの名曲です。CDシングルはミリオンヒット、紅白も出場していてアニソンというよりは曲単体で有名ですね。
個人的には女の子にカラオケで歌ってもらいたい曲ランキングベスト5くらいに入っている素敵な曲です。
レイアースをリアルタイムで視聴していた女性等ならもっと高評価になるのではないでしょうか。
第9位:恋愛サーキュレーション / 化物語
https://www.youtube.com/watch?v=M2MgatKXyQ0
かわいい。それにつきます。一時期エンドレスリピートしてました。
しかしクソ音t…ゲホゲホ、もとい、あまり歌唱力に定評があるというわけではない花澤さんがまさかのこんな大ヒット曲を飛ばすとは驚きです。何があった。
第8位:Shangri-La / 蒼穹のファフナー
https://www.youtube.com/watch?v=UWxqjgzcG8g
圧巻の歌唱力。初めて聞いたときは衝撃でした。聞いたことのない人は是非一聴をオススメします、なんかすごいです。ほんとに。
OP映像はというと、前半は情緒あふれる世界名作劇場のような緩やかな雰囲気かと思いきや後半一気にど迫力なロボットバトル感を出してくる面白い構成。
惜しむらくは私がアニメを全編見ていないことでしょうか。勉強不足ですみません。途中までは見たんですけど。いつか見ます。
第7位:The Biggest Dreamer / デジモンテイマーズ
https://www.youtube.com/watch?v=RM6Ox7YEtoQ
デジモンアドベンチャー、デジモンアドベンチャー02ときて三作目のOPがこちらです。
一作目のOP「Butterfly」は名作として有名ですが、同じく和田光司さんが歌っておられる熱い曲です。
よりアツさが増していて、映像もよりシリアス気味で私はこちらの方が好みです。特にサビへの入り方がアツい!シビれます。
第6位:Give a reason / スレイヤーズNEXT
https://www.youtube.com/watch?v=OUkg51SjoF0
はい名曲出ました。あの林原めぐみ姉さんです。もうこの辺りの時代の曲はアニメとか関係なく単体でも名曲なんですよね。
かといって映像もドラマチックで迫力ある素敵な展開ですし個人的には外せない作品の一つです。
第5位:future gazer / とある科学の超電磁砲OVA
https://www.youtube.com/watch?v=Hb19dcmM5YM
アニメ本編のOPである「Only my railgun」がわりと有名ですが、こちらはOVAのOP。
本編では途中からシリアス展開が多かっただけに、日常の一コマのようなOP映像が心にしみるのです。
そしてこの曲展開。なんていうかこう、泣かせに来てますよね。好きです。
第4位:Northern lights / シャーマンキング
https://www.youtube.com/watch?v=6K_hQzRnLpc
シャーマンキングといえば1つ目のOP「Over Soul」の方が有名かも知れませんがこちらはその次のOP。
いやぁかっこいい曲です。この頃の林原めぐみさんは歌声が力強くて素敵ですね。
OP映像も曲とシンクロしてグリグリ動いて素敵です。曲と本編の雰囲気も合っていて◎。
https://www.youtube.com/watch?v=4TJWguxfI6w
とにかく映像がカッコいい。アニメ本編が非常に好きだったのもあいまってテンション上がります。
曲もアニメの世界観とマッチしていて良いです。やはり思い入れのあるアニメはOPも印象深いですね。
第2位:Super Driver / 涼宮ハルヒの憂鬱
https://www.youtube.com/watch?v=qT0mpN_2Ppg
ハルヒ第二期のOP。第一期OPの「冒険でしょでしょ?」の方が有名ですが、私はこちらが好きです。
曲、映像ともに底抜けに明るくてPOPで、ハルヒ自身を表したかのようなテンションの高い映像と歌詞。なんだか元気をもらえます。
映像のクオリティが非常に高く、さすがは京都アニメーションさんといったところでしょうか。何回も見てます。
第1位:残酷な天使のテーゼ / 新世紀エヴァンゲリオン
https://www.youtube.com/watch?v=3nQNSLB3Lpk
曲、歌唱力、演出、本編との関連、どれをとっても素晴らしいですね。
フラッシュカットや黒背景に白文字で出てくる謎の言葉など、全ての演出がカッコよくて震えます。
そして歌詞はもはやエヴァそのものを表しているといっても過言ではありません。脅威のシンクロ率。
いつかこれを越えるような素晴らしいアニメOPが生み出されるのを楽しみに、これからも生きていきたいと思います。
いかがだったでしょうか。
さそり座の女(1972)
狙いうち(1973)
ペッパー警部(1976)
勝手にシンドバッド(1978)
青い珊瑚礁(1980)
ルビーの指輪(1981)
北酒場(1982)
セーラー服を脱がさないで(1985)
パラダイス銀河(1988)
愛は勝つ(1990)
君がいるだけで(1992)
今時の曲をチェックするような人間ではないのだが、それでもBGMやラジオがかかってる環境でで強制的に新しい曲を聴かされることがある。その新曲どもがどれもこれもサビで始まるのだ。何年か前に「ヒット曲の法則」とやらを呼んだことがあるが、その中に「始まって30秒以内にサビを聴かせろ」というのがあった。サビを冒頭に持ってくれば一発である。あたまいいね。
元々サビから始まる曲というのはごく少数で、それなりの創作的理由があった。たいていはサビまでが長い場合である。Aメロ→Bメロを2回またはそれ以上繰り返す場合や、長い前奏や間奏が入る場合もあった。今時の曲は普通の構成の曲にサビを頭に持ってくるだけなので単に同じ繰り返しが一回増えることになる。
以前は色々あった日本のポップミュージックの形式も、90年代以降はほぼAメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→サビに統一されてしまった。これに今はさらに頭にサビが付く。それもみんなだ。J-Popはかつてないほど画一化してきている。
この状況は実は洋楽の方がひどかったりする。洋楽はたいていBメロがないからもう延々サビの繰り返しだ。あちらではCD販売がほぼ壊滅しているから試聴の最初の数秒が勝負なのだろうな。
こういう状況は場末のスーパーマーケットに似ている。経営が傾いたので商品を売れ線に絞って合理化した結果、どこにでもあるものしか置いてなくてますます客足が遠のくあの循環である。ポピュラー音楽はそりゃ世の中の変化やビジネスとは無縁ではいられないが、「サビ頭」の蔓延はDL販売も含めた今の音楽業界にとどめを刺すことになると思うね。
シャ乱Q 結成25周年記念ライブツアー 2013 秋の乱~シハンセイキ伝説~
当時は売れてるバンドがたくさん出て来たし、
ミリオンヒットも多く(95年だけで22曲)、
そんな中でも、特に「いいわけ」は、正直「良くわからない曲」だった。
「ズルい女」、「My Babe 君が眠るまで」、
どれもメロディアスでドラマティックな展開が印象に残る曲だった。
とても100万枚売れるような曲に思えなかった。
当時小学生くらいだった僕には、
時に真に迫って息を飲んだし、
しかしそんな中でも個人的に最も印象に残ったのは、「いいわけ」だった。
つんく♂さんはライブ中かなりキレキレのダンスを見せていたが、
細かく体を揺らすダンスをした。
わかりやすく言うと、
「痙攣ダンス」のような感じに見えた。
それはある種「気持ち悪い」ダンスなんだけど、
ニューロマンティックやグラムロックの影が見えて、
曲の内容とも相まって非常に「かっこいい」ものになっていた。
当時のPVの、つんく♂さんが半裸でドアップでカッコ良く歌うイメージで、
「カッコいい男がカッコよく歌ってるカッコいい曲」としか思えてなかった。
「アアアア」と苦しそうな叫び声を上げて、クライマックスを迎えた。
「カッコつけている」姿はどこにもなかった。
そこにあったのは煮え切らない、どこにもやり場のない苦しみだった。
映像をいくつか探してみたが、似たようなパフォーマンスをしているものは見つからなかった。
非常に印象的なダンスなのに、当時のテレビを見ていた記憶にも残っていない。
僕にはわからない。
http://neralt.blogspot.jp/2013/09/aiko.html
これを読んでさらに色々言いたくなったので書きます。まずはこの記事で分析されてるサビのコードを引用します。
「サビ」 夏の星座に〜 こんなに好きなんです〜 /FM7/Em7 Am7 (G)/F△ E7 /Am Gm7 C7/ 夏の星座にぶら下がって〜 火を消した〜 /FM7/Em7 Am7 (G)/F△ Em7/Dm G7 /F Em7/Dm Dm on G/
ちなみに原曲Fメジャーのところ、Cメジャーに移調されてます。
さて、まず一見してわかることですが、キーが C メジャーでありながら、一度も C△ が出て来ません。キーが C であるというのは、言い換えると「C△のコードが一番安定感がある」ということです。でもこの曲はサビで一度もその「安定感」に落ち着きません。
でも C7 は出てきていますね。しかし、これは Gm7 → C7 → FM7 という動きの中で出てきています。この動きは「II of IV → V of IV → IV」で、いわゆるツーファイブと呼ばれる進行です。わかりやすく言うと、このC7は主役ではなくて、FM7に行くための「つなぎ役」みたいな役割をしています。だからこれは C ではなくて FM7 の一部であると考えるべきでしょう。
さらに、リスナーにとってこのコード進行で一番印象的な音はどこかというと、最初の FM7 だと言って良いでしょう。なぜか。それは、まずはサビの「一番最初の音」という一番印象に残る音であること。さらに、一小節まるごと同じコードで押し通しているのは FM7 だけです。その上、前述の通り二度目の FM7 にはツーファイブ進行で入って行きます。ツーファイブから入って行くと、そこに一種の「解決感」が生まれます。つまり、「あっここでちょっと落ち着いた」という感じですね。これにより、リスナーの耳には FM7 が一番強く印象づけられるようになっているのですね。
さて、ではこの FM7 というのはどういうコードでしょうか。キー C においては「サブドミナント」と呼ばれる役割をするコードです。コードの役割はトニック、サブドミナント、ドミナントに分けられる、なんて音楽理論のひとは言いますが、サブドミナントはその中でももっとも「ふらふらした」性質を持ちます。というのも、トニックコードは「安定感がある」のがウリですし、ドミナントコードは「トニックの前にならしてトニックに移動することで解決感を出す」のがウリです。サブドミナントはそのどちらでもない、なんともふわふわした性質を持ってるんですね。「トニックほど安定してないし、ドミナントみたいに行き先が決まってるわけでもない」って感じです。
一度まとめましょう。このサビ、キーが C でありながら、最も安定する C△ に一度も安座せず、ずっとふらふらしています。しかも、このサビを一番特徴づけるコードである FM7 は、「ふらふらしてる」がウリのサブドミナントです。要するに、このサビ、めっちゃ「ふらふらしてる」んですよ。
さて、それだけならば、「へー。なるほどね〜」という感じなのですが、aiko の花火は、これが「詩世界を支えるために」作られている(あるいは逆、詩世界がこの音楽的構造を支えている)としか思えないところが凄いんですね。
(1番) 夏の星座にぶら下がって 上から花火を見下ろして こんなに好きなんです 仕方ないんです (2番) 夏の星座にぶら下がって 上から花火を見下ろして たしかに好きなんです 戻れないんです
夏の星座に腰掛けるわけでもなく、「ぶら下がる」という不安定な状況。「好きなんです。仕方ないんです」というフレーズも、その「好き」が安定して簡単にうまくいくものではない、あるいは、いってはいけないものである感じを出していますね。そして、「戻れないんです」と敢えて言うということは、「本来は戻るべき」なのに戻ることができないという不安定な状況なわけです。
歌詞世界も、音楽も、どちらもリスナーに「不安定な感じ」を感じさせるために仕組みが随所にばらまかれています。この不安定さが aiko らしいちょっと切ない感じを生んでいるわけです。こうして分析してみると、aikoはかなり自覚的にクレバーに作詞作曲を行っているミュージシャンだな、と感じますね。
さて、ここまでアツく語りましたが、わたしは aiko の高い能力をすごいと思っていますが、シンガーとしての彼女はどちらかと言うと嫌いです。いえ、素直に言いましょう。大嫌いです。なんか飲み会でコミュ障気味の童貞にボディタッチかまして勘違いさせて安全なところから恋愛ごっこするスキル高そうな感じをその曲と歌と佇まいから受けます。怖い。でも良い曲、悔しい聴いちゃうビクンビクン。
追記:
id:twelvescales CメジャーとAマイナーを行ったり来たりしてるのでCメジャーと言い切るのはちょっと乱暴かと。E7 - Amでちゃんと解決してるし。むしろ王道の進行なので似たコード進行のヒット曲多数。「Just the two of us」じゃん。
元ブログにもあるとおり、たしかにこのサビってAmっぽい調性なんですよね。とくに E7 - Am は強進行で、ここで一気に調性が Am に近づいてる。でも次に Am に行くときには E7 ではなく Em7 からで、しかもそのフレーズの最後は Dm7-G7 というかなり C メジャーっぽい進行になっています。他の人からの指摘もあるとおり、この平行調をふらふらと行ったり来たりするコード進行って心地いいからいろんな曲で使われてますね。とくに F G Em Am という進行は「王道進行」なんて呼ばれてて(わたしはこの「王道進行」という言葉の定義が well-defined ではないので好きではありませんが)、その意味で、コード進行だけを取ったら決して「独創的なコード進行」ではないです。この記事、「独創的なコード進行ですごいよね」ということは書いたつもりはなくて、「コードが担う役割と歌詞が担う役割がきちんと計算されててすごいよね」ということを書いたつもりだったんですけど、ちょっと書き方が良くなかったですね。ちなみに記事では書いてないんですけど、メロディもかなり自覚的(だと思われる)仕掛けが仕組まれてて面白いです。だれか書いてくれないかな。
ちなみに、「王道進行」についてですが、なんか王道進行っていくらでもヴァリエーションしますし(というかそもそもどっからどこまでを「王道進行」と呼ぶの? FM7 Fm7 Em7(-5) A7 は王道進行ですか? でもこれ F G Em Am とはだいぶ雰囲気の違う進行ですよね)、むしろ私は「どうバリエーションするのか」というところに意味があるなーと思っていて、その意味ではこの楽曲は G に行かずに FM7 にとどまるというのがいい効果を上げているな、と思うんですよ。それが「FM7が一番印象的な音になってる」という部分ですね。「王道進行」という概念が発明されてから、「これは王道進行だね」でアナリーゼが止まっちゃうの多くて、わたしはちょっと残念に思っています。
そこの先生はプロのミュージシャンとしても活動している人だった。
「適当にやって、それでお金を稼げるようになるために、みんな努力しているんです」というもの。
言われたときはまったく理解できなかった。
適当にやってお金を稼ぐだなんて。なんて不真面目な考え方だ、そんなのおかしいと思った。
けど最近、その言葉の意味が少しだけわかるような気がしている。
10年以上、毎年欠かさず参加している夏フェスがある。もちろん、今年も参加した。
そのフェスでは、ベテランミュージシャンから、新進気鋭の若手バンドまでさまざまな世代のミュージシャンが出演し、それぞれのパフォーマンスを繰り広げる。
私が見た限りの印象だけれど、若手のバンドは、数曲演奏するだけのステージでもものすごく気合いが入っている感じがする。
MCでは『僕たちの名前だけでも覚えて行ってください』と叫び、膨大なエネルギーをそのまま音に変換したような演奏をする。
一方、ビッグネームなベテラン勢には、若手みたいな気迫は感じられない。
もう、本当に何百回、下手したら1000回以上演奏しているのかもしれない。
だから必要以上に気合いとか気迫とか、いちいちこめなくてもステージはしっかり成り立つし、客側からしても、十分に観る価値があると思える。
ベテランの人たちは別に、最初から気合いとか気迫といったものを放棄していたわけではないだろう。
彼ら・彼女らが若い頃は「最近(現代)の若者にうけてるバンド」と同じような熱量を、何十年も通して繰り返しライブやレコーディングで発揮してきた。
※あくまでネタです
外食産業大手のワタミフードサービス(本社:東京都大田区 東証一部上場)は
4日、太平洋戦争中に歌われた「月月火水木金金」を社歌として採用したと
同社ホームページ上に掲載されているwebマガジンで発表した。
「月月火水木金金」は休日返上で働くことを歌った歌で、戦時中のラジオなどでヒット曲として流された。
「社歌なんてものにコストを掛ける必要は無い」として既存の曲からの選定となることが決まり、
「勇気のしるし」(”24時間戦えますか”のフレーズで有名)と「月月火水木金金」の2曲が候補として挙げたところ、
渡邊社長が「”戦えますか”ではダメだ。戦えるのが当然だと思うようにならないといけない」として決定した。
同社長はこの選定について「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。
たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない。休みたいなら会社を辞めれば良い」
「仕事に命をかけていたら、休もうという発想にはならない。週に7日働くのが当たり前だと思って初めて1人前だ」
とコメントを寄せた。