はてなキーワード: パラダイスとは
WeChatはLINEのようなメッセージングアプリだがそれだけではない。
着目したいのは、プライベートな日記機能だけではく、パブリックな情報伝達の手段として広く使われていることだ。
例えば先日のドルガバ騒動も、WeChatで爆発的に広まり炎上した。
でも中国の事情に詳しい日本人がTwitterで話題にするまで我々はその事を知らなかった。
それはなぜか?WeChatを持ってないとそれらを閲覧できないからだ。
そう、WeChatは一種のダークウェブだ。中国はダークウェブが情報発信の主要な手段になっている国なのだ。
それら情報にはURLなんて無いからWeChat外にその情報を気軽にシェアすることは出来ない。
しかもWeChatなんて中国人くらいしか使ってないんだから、そこはもう中国人パラダイス。
金盾なんて使わなくても中国人は勝手に外部から遮断されてくれる。
なぜなら政府は外国人の主張かき乱される事なく国内の生産性を最大化できるからだ。
国民もそれを承知だ。国が増幅したいプロパガンダは国の将来のためになると刷り込まれている。
WeChatをなんとかした方が良いというのはあくまで我々外国人からの視点だ。
彼らのコミュニケーションを表の世界に出し、翻訳ソフトを使ってでも相互にコミュニケーションを図らないと、彼らはダークウェブで危険な思想を増幅するだろう。
ほいそのまま再掲
「6年勤めたNTTを退職しました」http://kumagi.hatenablog.com/entry/exit-from-ntt
「10年勤めたNTTを退職しました(無能編) 」https://anond.hatelabo.jp/20181126192228 に寄せて。
大きな会社なので、皆さんいろんな理由で退職しているかとは思うのですが、女性のエントリーが無かったのでワーママ編書かせてください。
自分は12年豊洲の会社で開発・PMなどをしていました。その間、産休・育休・復帰を経た後に3年ほど前に転職しました。
少し前の事情になるかとは思いますが、女性の立場から見たNTTについて書いてみます。
子供が出来るまでは、女性でもかなりしっかり仕事をさせて貰っていたと思います。
「女の子だから」と手加減されることは少なく、女性でも必要であればガンガン出張などもあります。
また、一般職/総合職という区切りが無く、全員総合職で男性と同じように採用されているのも良かったです。
男性側も、「女性はあくまでアシスタントだよね」という意識はあまりない方の会社だと思います。
産休育休復帰は当然。時短も取っている方多いですし、とても子育てをしやすい環境かと思います。周りにワーママが結構いるのも良いですね。
ワーママが残業を断るのを辛く当たる風潮も少ない方かと思います。なので、子育てを理由に離職する人は本当に少ないです。
というのも、希望すれば残業無し時短で責任の軽い仕事を選べ、福利厚生もそこそこ給与も安定の中、離職する理由があまりないのだと思います。
しかしながら、女は上には上がれません。NTTの役員ページを見てみましょう。お飾りで女を入れておくとかすらなく、全員が一人残らず日本人のおじさんです。
そう、ここは、日本人のおじさんに全てが最適化された日本人のおじさんパラダイスなのです。
ちなみに、女性でも未婚・子なし等の場合は名誉男性的にある程度まで上がることはありますが、子供を産めばそこで容赦なくマミートラックにぶち込まれます。
また、昇進の問題を横に置いておいても、このような背景があるために子供を産むと難易度の高い仕事が回ってくることは非常に稀になります。(例え本人が希望していても、です)
だからなおさら仕事っぷりを見せて昇進する機会も無い。悪循環ですね。
「給与が高くない」というのは前述のエントリの方々も上げているとおりですが、子供を産みマミートラックに入ると、昇進しなくなるので昇給も止まります。
そのため、20代の給与で殆ど上がらず余生をマミートラックで過ごすことを強いられます。
研究所の方が院卒7年目653万円と書いていましたが、上記マミートラックは500万円台前半です。
「子供がいるなら十分だろ。諦めろ」という意見もあるかとは思いますが、「それを言うから少子化が進むんだぞ☆」と思ったりはします。
加えて、元々ある程度残業をすることを前提に給与制度が設計してあり、基本給を抑えてあるので(日本の会社はどこもそうと聞きますが)、保育園のお迎えなどで残業が出来なくなった場合、例えフルタイム(時短を取得していない)であっても給与は激減します。ちなみに、産前と産後で年収ベースで150万くらいは下がります。
確かに残業は出来なくなりましたが、隣でわざとゆっくり仕事をして生活残業をしているおじさんより成果は上げていました。が、そんなこたぁここでは全く関係ありません。
「自分は昇進などガツガツした世界からは一歩退いて、子育てに無理が無い範囲で働きたい」というワーママ
「40くらいまで頑張って昇進して課長になって、そこそこの給与でまったり余生を過ごしたい」というおじさん
「特に転職するほどの自信は無いが、のんびり残業して残業代を稼ぎたい」というのんびりやさん
自分は、「子育てもあるので残業は出来ない。でも、やりがいのある仕事をし、そこで結果を出したら、産前と同じかそれ以上の給与は欲しい」という「時間で稼げないから成果で稼ぎたい」という注文の多いワーママだったので、フィットしませんでした。
ワーママで転職する人は少ないですが、仕事に割ける時間が少ないので効率的に仕事をして成果を出さねばならないワーママは、年俸制のところへ行った方がお得だと思います。(外資ではマミートラックの倍を狙うことも可能です)
意外と転職も出来るものなので、両立で既に大変かとは思いますが、チャレンジの気持ちも捨てないで貰えたら良いな、と思います。
子供が小さいのも少しの間で、あっという間に小学生くらいにはなるものです。(まあ小学校は小学校なりの大変さがあると最近感じてはいますが…)
このマミートラックのワーママたちの賃金を20代基本給のまま張り付けで働かせるの、「子供を産んだ罰金」でしかないし(産まなければ男性と同じに上がったかもしれないわけです)もう少し問題視されてもいいものだと思っています。
まあそもそも残業代ありきで給与設計されているというのがおかしいのでしょうが、もう少し成果や市場価値で値付けする仕組みが浸透し、ワーママが買いたたかれない世界を望んでいます。
https://anond.hatelabo.jp/20181127235600 が消え、魚拓も「個人情報が載っているため」という理由で削除されているので、個人が特定できる情報を削除して手元のコピーを再掲しておく。
「6年勤めたNTTを退職しました」http://kumagi.hatenablog.com/entry/exit-from-ntt
「10年勤めたNTTを退職しました(無能編) 」https://anond.hatelabo.jp/20181126192228 に寄せて。
大きな会社なので、皆さんいろんな理由で退職しているかとは思うのですが、女性のエントリーが無かったのでワーママ編書かせてください。
自分は(再掲者削除、年数および勤務地)会社で開発・PMなどをしていました。その間、産休・育休・復帰を経た後に(再掲者削除、転職時期)転職しました。
少し前の事情になるかとは思いますが、女性の立場から見たNTTについて書いてみます。
子供が出来るまでは、女性でもかなりしっかり仕事をさせて貰っていたと思います。
「女の子だから」と手加減されることは少なく、女性でも必要であればガンガン出張などもあります。
また、一般職/総合職という区切りが無く、全員総合職で男性と同じように採用されているのも良かったです。
男性側も、「女性はあくまでアシスタントだよね」という意識はあまりない方の会社だと思います。
産休育休復帰は当然。時短も取っている方多いですし、とても子育てをしやすい環境かと思います。周りにワーママが結構いるのも良いですね。
ワーママが残業を断るのを辛く当たる風潮も少ない方かと思います。なので、子育てを理由に離職する人は本当に少ないです。
というのも、希望すれば残業無し時短で責任の軽い仕事を選べ、福利厚生もそこそこ給与も安定の中、離職する理由があまりないのだと思います。
しかしながら、女は上には上がれません。NTTの役員ページを見てみましょう。お飾りで女を入れておくとかすらなく、全員が一人残らず日本人のおじさんです。
そう、ここは、日本人のおじさんに全てが最適化された日本人のおじさんパラダイスなのです。
ちなみに、女性でも未婚・子なし等の場合は名誉男性的にある程度まで上がることはありますが、子供を産めばそこで容赦なくマミートラックにぶち込まれます。
また、昇進の問題を横に置いておいても、このような背景があるために子供を産むと難易度の高い仕事が回ってくることは非常に稀になります。(例え本人が希望していても、です)
だからなおさら仕事っぷりを見せて昇進する機会も無い。悪循環ですね。
「給与が高くない」というのは前述のエントリの方々も上げているとおりですが、子供を産みマミートラックに入ると、昇進しなくなるので昇給も止まります。
そのため、20代の給与で殆ど上がらず余生をマミートラックで過ごすことを強いられます。
研究所の方が院卒7年目653万円と書いていましたが、上記マミートラックは500万円台前半です。
「子供がいるなら十分だろ。諦めろ」という意見もあるかとは思いますが、「それを言うから少子化が進むんだぞ☆」と思ったりはします。
加えて、元々ある程度残業をすることを前提に給与制度が設計してあり、基本給を抑えてあるので(日本の会社はどこもそうと聞きますが)、保育園のお迎えなどで残業が出来なくなった場合、例えフルタイム(時短を取得していない)であっても給与は激減します。ちなみに、産前と産後で年収ベースで150万くらいは下がります。
確かに残業は出来なくなりましたが、隣でわざとゆっくり仕事をして生活残業をしているおじさんより成果は上げていました。が、そんなこたぁここでは全く関係ありません。
自分は、「子育てもあるので残業は出来ない。でも、やりがいのある仕事をし、そこで結果を出したら、産前と同じかそれ以上の給与は欲しい」という「時間で稼げないから成果で稼ぎたい」という注文の多いワーママだったので、フィットしませんでした。
ワーママで転職する人は少ないですが、仕事に割ける時間が少ないので効率的に仕事をして成果を出さねばならないワーママは、年俸制のところへ行った方がお得だと思います。(外資ではマミートラックの倍を狙うことも可能です)
意外と転職も出来るものなので、両立で既に大変かとは思いますが、チャレンジの気持ちも捨てないで貰えたら良いな、と思います。
子供が小さいのも少しの間で、あっという間に小学生くらいにはなるものです。(まあ小学校は小学校なりの大変さがあると最近感じてはいますが…)
このマミートラックのワーママたちの賃金を20代基本給のまま張り付けで働かせるの、「子供を産んだ罰金」でしかないし(産まなければ男性と同じに上がったかもしれないわけです)もう少し問題視されてもいいものだと思っています。
まあそもそも残業代ありきで給与設計されているというのがおかしいのでしょうが、もう少し成果や市場価値で値付けする仕組みが浸透し、ワーママが買いたたかれない世界を望んでいます。
そんな僕も、なんとかベンチャー企業に内定をいただき、就職することができた。
内定を貰ったあとは、のほほんと過ごして、いつの間にか春になった。
そして、待ちに待った勤務開始日。
どんな日々が待ち受けているのかと、ほんの少しの期待と不安を抱きながら、初出勤を済ませると、いきなり実務を任されることになる。
僕は目が点になった。
「取引先とのメールを読んで、とりあえず真似してやりとりしてみて」
と言われて、とりあえずメールを見てみた。
僕の口からはアニメキャラのような三点リーダーしか出てこなかった。
頭が真っ白になる。
そうだ。言葉を失ったのだ。
まず、きちんとした敬語が使えていない。
メールの書き方を学ぶために、社内のメールのやりとりを見ると、
助けてくれ。僕は心の中で叫んだ。
だけど4月を迎えたばかりだったので、逃げ出そうにもできない状況だった。
仕方なく、いや、ラフでフレンドリーな会社なのかもしれない、とポジティブに捉えてみることにした。
しかし、僕のポジティブな気持ちも、あっけなく崩れ落ちることになる。
上司は名刺交換すらまともにできない人たちばかりだったことが判明した。
上司も僕も、まともな振る舞いができずに、取引先の役員に苦笑いされた。
ベンチャー企業だから仕方ないよね、ビジネスマナーが出来ないのは(笑)そんな雰囲気があった。
ビジネスマナーがあれば、対等に商談をすることができるのに。
僕はもっと死にたくなった。
取引先の方々に、幼稚園児のお遊戯会を優しく見守る母親のような目で見られた。こんな経験初めてだった。
それから、僕は体を壊した。
まず、胃腸が壊れた。そして、夜中に何度も目が覚めるようになった。
僕は過敏性腸症候群になり、通勤中に涙が止まらなくなることが続いた。
気分転換で恋人が連れて行ってくれたテーマパークで、僕は吐き気で動けなくなり、体調不良で帰宅した。
ついに、彼女にや友達といった身近な人々にも迷惑をかけることになった。
会社は辛うじて通えたものの、休日になると具合が悪くなり、何もできない日々が半年間続いた。
電車のレールを見つめると、飛び込んでしまおうかと思う毎日が続いた。
いつの日か、何も感じなくなっていた。そして、大好きな読書もできなくなった。アニメも見れなくなった。
好きなことに一切取り組めなくなった。
僕は趣味も失った。
そしてついに、精神科を訪れることになった。
薬を飲むと、ちゃんと働けるようになったが、僕はまた一つ大事なものを失うことになった。
そうだ。
僕はインポになった。
抗うつ薬の副作用で、彼女とセックスをしたいと思えなくなった。
僕は、趣味も、性機能も全部失った。そして、最後に労働だけが残った。
上司が部下に向かって怒号を放つ様子を、心を殺しながら知らん顔して聞いて、仕事を終わらせ、帰宅する。
僕は、自分に良くしてくれた上司の退職を機に、会社を辞めることにした。
幸い、転職先が見つかり、若干体調は回復の兆候が見られるようになった。
今の僕にはスキルも何もない。
次の職場では、失った一つ一つをゆっくりと取り戻していきたい。
就職活動も山場を迎える季節となりましたが、
そして、僕を反面教師にしてください。
※続編
僕はなんとかやっていけそうだ。
いきなりですが自分は今回が同人イベント初参加だったのです。正確に言えばお○かけライブなんかには顔を出していたりしていたのですがあのイベントはグッズ参加だったりファンの交流会としての側面が強かったりしたので本を売買するのがメインであろう同人誌即売会への参加はこれが初めてということになります。
「分からねえ……分からねえよ! 自分には何が正解なんだかひとっつも分かりゃしねえ! いったいどうすりゃいいってんだ!」
このようなハラハラドキドキを抱えつつ準備を進めます。まずは小銭です。イベントでは300円や700円など100円玉硬貨があった方が支払いやすそうな価格の本が大量に並んでいそうなことは予想できました。ならば両替だ! と銀行に行ってぼそぼそとした陰気な声で「アノー……リョウガエタノンマース……」とか言わなきゃならないのか、憂鬱だな……とこの時点でコミュニケーション能力に難のある自分はテンションが下がりましたがここは快適な薄い本漁りまくりタイムのため、と銀行にて両替を敢行。無事に大量の100円玉と500円玉を入手するに至ったのです。
次はカバンです。カバンが無ければ本を入れられません。丈夫で大きいカバンの予備が無かった自分はその足で雑貨屋へと向かいました。ファッションセンスというものと無縁なので店員さんに勧められるままシャレオツっぽいものを買ってしまって「どうすんぞこれに合う服とかねーし! 合わねえし!」と内心焦りながら会計を済ませます。とりあえずなんとなく合いそうなものを近くの服屋で見繕いましたが終わった今となってはこのチョイスが正解だったのかどうか大いに疑問が残ります。やっぱ一人で買い物なんかするもんじゃねえや!
あんまり規模が大きいと迷っちゃうかもしれないし、だからって寂しいのもなんだかなあと優柔不断な自分は迷います。泊りがけという選択肢はありません。日帰りです。日帰りは決定事項なのです。仕方ないのでピクシブにてサンプル巡りをします。
「……二日目だな。これは二日目だな。というか他の日にあまりにも人が……気のせいか?」
この時点では配置図は出ていませんでしたが、気のせいではありませんでした。しかしこれはこれで多そうだなあ大丈夫かなあと不安になりつつサークルチェックを進めます。と言ってもナンバーが出て居なかったのでカップリング別にサークル名をメモしておいたぐらいだったのですが。
ゴールデンウィークなんだよなあ、自由席って空いてるかなあ、いざとなったらこだまに乗るぞ! 不安が頭をよぎるたび、自分はイケるイケるとそれを頭の隅に押しやります。不安いっぱいでは恐怖に駆られてせっかくの買い物も思うように楽しめないだろうからという浅はかな考えですが、そうでもしないとこのときの自分は夜も眠れそうになかったのです。
朝早くに起き下手なメイクを施し慣れないスカートを履き荷物をせかせか準備します。財布はイベント用と普通に使う用を2個持ち、なんだかファンシーなデザインの大きいカバンを肩に引っさげ、支度は整いました。朝飯代わりのウイ○ーインゼリーを胃袋に流し込み士気を高めます。
怖え……人いっぱい居るとこ怖え……でも! 行かないと、そこにパラダイスがあるから! 自分は行かなければならないんだ! このような寒いことを考えでもしないと冷静ではいられませんでした。引きこもりをこじらせるとこのようになるので皆さんも気を付けてください。要らぬ心配だとは思いますが。
市内電車に乗って新幹線が停まる駅まで向かい、駅に着くと切符を買ってそわそわしながら列車を待ちます。し、新幹線か、慣れてないからなあ。席空いてるかなあ。立ちっぱは辛い距離だよなあ。考えている間に列車は到着しました。中を覗くと若干の空席があるようでした。よっしゃ! などと言おうものなら不審者まっしぐらなのでここはぐっと抑え、乗り込みます。
乗っている間は携帯をいじったり腕を組んで妄想に励んだり携帯用固形食をかじったりするぐらいで特にどうということも無かったのですが、寝ると荷物をすられやしないかと神経過敏な自分は警戒し続けていたのであまり気が休まりませんでした。とはいえ一人なので寝ないのが当たり前と言えなくもない気がします。
名古屋駅に着くと、そこは未知の国でした。「……デカい!?」というのは規模に対しての感想です。名古屋ってどんなところだろう、味噌? 味付けが濃い? モーニングが豪華? 程度のにわか知識しか無かった自分は大いに驚き、迷いはしないかとビビりました。が、案内板通りに進むことで無事方向音痴の自分も乗り継ぎ切符を買い豊橋駅に向かうことが出来ました。今回は観光出来ませんでしたが、次に来るときは周囲を散策してみたいなと思っております。
豊橋駅に着くと外がなにやら騒がしく、ふらふらと声のする方へ向かって行くとイベントをやっておりパフォーマンスとしてよさこいらしきダンスを披露していました。そのままぼけーっと眺めていましたが、はっと腕時計を見るともうすぐ開場時刻! しかもここバス出るとこと反対出口! 気づいた自分は慌てて早歩き。「待ってろよST豊橋2、もうすぐ自分はそこに着くんだぞ! 逃げるなよ!」逃げねえよ、と思うだけの冷静さはもう既に頭から無くなっておりました。
早足で外に出るとYOUの案内板を持ったスタッフが見え、その方の指示する方向へ向かいます。この時点で同じ目的と思われる方々に取り囲まれていました。会話の内容から彼女たちが誰萌え、あるいはどこ校萌えであるのかが窺い知ることが出来なんだか暖かい気持ちになりましたが、同時に一人で歩く自分に対しどこか寂しい気持ちになりました。しょうがないですよね、ぼっちで来たんですから。
「バスが……立派だ!!」
第一印象がコレか、と思われるかもしれませんが立派でした。観光バスを借りるとは、……儲けてやがるな!? などと下衆な感想を抱きましたがそこは脳内で流して乗り込みます。既に車内には何人か待機しており、彼女らもまたこれから向かう会場に対しての予想などを並べ立てていました。なんせ地図で見た限りは倉庫でしたから、会場として機能するのか不安もあったのだと思われます。かくいう自分もその通りで、大丈夫かなあとぼんやり考えながらバスに揺られていました。さあ会場はもうすぐそこです。
「うわ外観めっちゃ倉庫やん!」まんまじゃねーか、な感想は置いておきます。手荷物検査を受けるとシールを渡され目立つところに貼っておくようにと念を押されました。流石にセキュリティは厳重です。なんだかピリピリした雰囲気だなあと思いながら入口から会場の様子を窺います。
そこに居たのは300スペース超のサークル参加の方々と、今日を楽しみに集まってきた一般参加の方々、その方々の熱気で構成された異空間、夢が形になった場所でした。ここにいる人たちは趣向の差はあれどおおむね同じ目的で参加しているんだなあ、そのことを実感し感動しました。生の空気というものはいいんだなあ。同人誌なんて通販で買えばいいじゃん、そのように冷めた気持ちが自分の中にあったことは否定できません、しかしこのときをもってそのような斜めに構えた気持ちは消え去ったのです。この熱を自分の肌で感じ、自然とそのようになったのでした。
ややまごつきながらパンフレットを買い、きょろきょろとあたりを見回しながら会場の隅に向かいます。パンフレットの配置図へ事前にチェックしておいたサークルをマーカーで引き、いざ出発! 果たして無事に買うことが出来るだろうか、そう思いながら横目で受付近くを見ているとなぜか地元の団体さんがはんぺんを配っていました。後で聞くとこのはんぺんは無料だったようで、というか放送でもそんなことを言っていたようで、しかも美味しかったという感想もあり、もらっておけばよかったかなあなどと今更現金なことを考えています。
目当てのCPの島に来ると当たり前ですが同じCPが固まっていて、そこで買い物をしている方を見て「あ、同じCPが好きなんだな」と思うとなんとなく嬉しく思いました。自分ではあまり買わないCPでもポスターやポップが来られているとついつい寄ってしまい「よし買いだ!」と買わせてしまう、そんな勢いや愛にも満ちていました。幸せな気分で今日一番の目当てだったサークルさんの所に足を運びます。無事に帰るだろうか、緊張しながらスペースに向かうと……。
誰も居ない。あれ、間違えたかな、と机に張り出されているナンバーとサークル名を見ました。間違っていません。すかさずツイッターで確認を取ります。今日になって急遽欠席が決まったようでした。しょぼくれましたが、気を取り直し他のサークルさんの元へ向かいます。ここで挫けてはいられません、目当ての本は他にもたくさんあるのですから。分かってはいても、やっぱり残念でした。またの機会があれば今度こそ、と思いつつ探索を続けます。
「おおう、やはり色がどこも派手だなあ。こういう彩のあるジャンルは見てるだけでも楽しくていいよね」
なんて他人事なコメントだと思われるかもしれませんが、現実の光景だというのに目の前で行われているイベントにリアルさを感じることが出来なかったのです。そこはさながら夢の国、すっごい遊園地。異世界でした。普通にレイヤーさんが歩いているのを見て○○が歩いてる……そんな風に茫然とするしかなかったのです。BGMとしてキャラソンがかかりまくり、人はごったがえし、そこらじゅうで普段は出来ないジャンルトークを楽しんでいる。夢のようでした。同人イベントっていいなあ、漠然と抱いていた憧れはここで実感に変わったのです。
コピー本コンテストに投票したり、同人誌なのにすごい厚いよ!? とアンソロジーを見て驚愕したり、「だって○○受けってここしかないじゃん……」とジャンル友達にぶっちゃけトークをしているのを聞いて複雑になったり、桃リコが可愛かったり、こんなCPあったんだーと驚いたと思っていたらいつのまにか買っていたり、委託本にも手を出したり、同じところをぐるぐる回って「へへへこのCPもいっぱいいるじゃんすげーじゃん」と悦に入ったり、……とにかく、普段では絶対に発散できない類の衝動を思いっきり発散できる場所であり、幸せが形になった場所でした。
「そういえば、このジャンルはしばらくイベントが開催できなかったんだよなあ……」
噛みしめます。無事に開催できて本当に良かった。これだけの人が喜びを分かち合える空間が壊されなくてよかった。どうかもう、中止などという悲しすぎることが起こらないように。改めて祈りました。
そろそろ会場を後にしなければ。腕時計を確認すると会場を出てバス乗り場に向かいます。クレープの屋台などが出ていましたが、どうも待ち時間的に食べられそうになかったので泣く泣く断念。ちくしょう、時間に余裕を持って行動しないとな。
バスに乗り込むとイベントの熱が冷めやらぬ人たちが熱心に語り合っています。これが公共の交通機関であれば眉をひそめられることなのでしょうが、ここはイベント専用の車内です。思う存分余韻を分かち合会えるこの空間もまた乙なものだなあと思いました。ただ、送迎用にバスを用意するなんて普通は無理だよなあとも思います。アフターがしたいならやはり2次会にしておいた方が良いようです。自分はぼっちなのでどうにもなりませんが。
バスから降りると、一気に現実に引き戻されました。もう夢は終わったんだ。でも、自分には思い出が出来ました。代えの利かない大切な思い出です。また行きたいな。今度もこのジャンル、いや別のジャンルか、ジャンル無しの大きいイベントにも勇気を出して行ってみようか。今までは恐怖が先立ちどうしても踏み出せなかった一歩をやっと踏み出したこの日、自分の世界は広がった気がします。今回のイベントに参加できてよかった。心からそう思っています。
最後に、主催のスタジオYOUさん、イベント開催お疲れ様でした! また次も頑張ってください、応援してます!
月に20冊くらい漫画買ってる。置き場所がないのでKindleばかり。
面白い漫画はいくらでも漫画読みたいのに、面白いのに限って、単行本の間隔が1年以上とかざら。
できたら連載中で、私が知らないけどあなたが知ってる面白い漫画教えてください。
ベルセルク、銃夢火星戦記、天国大魔境、イムリ、ヴィンランド・サガ、HUNTER×HUNTER、強殖装甲ガイバー、ゴールデンカムイ、血界戦線back2back、進撃の巨人、ソフトメタルヴァンパイア、おおきく振りかぶって、パラレルパラダイス、ヒナまつり、響-小説家になる方法、約束のネバーランド、ドリフターズ、乙嫁語り
など
遠藤周作の原作をマーティンスコセッシが監督して作ったもの。窪塚とか出てる。
ポルトガル語を話しているはずの神父が英語を話していたり、村人が結構英語を解するあたり違和感があったが
まぁそれはいいとして
途中で踏み絵をすることになったらどうすればいいと悩む村人に、一人の神父がtrembleといった。
一人はそれに対しYou can't と血相を変えた。
どうやらtrembleは字幕では「踏むのだ」と訳されているが、英英辞典でも震えるとかそういったニュアンスしか載っていない。
するとこれは意訳なわけだが、踏み絵をする→震える というあたりの感覚がイマイチ分からないと同時に新鮮だった。
踏むのだ、(さすれば恐らく神の怒りを震えて待て)くらいの文脈で解釈できる。
あとパライゾといった村人にパラダイスと訂正するシーンがあったがポルトガル語ではパライゾで音的にはそんなに間違ってないのでは?と思ったりもした。
そもそも、棄教は踏み絵ではなく、棄教したら二度とキリスト教に回帰しないことを神の名の下誓わせるという日本の頭脳プレーが
功を奏しているらしいので「踏む」「踏まない」で序盤逡巡しているあたりが謎だった。まぁ原作がそう描いていたら仕方ないかもだが。
まだクリスタルが輝きを保っていた頃の話だが第一継承者が巡礼するパワーレベリングパラダイスの始まりにして終わりレベル児クランの懇談会(ククッ…争え、争え……!)があった。
“母《マザー》”チーフ合わせて20キャラクターネーム程の出席者の奥底にヒトゥ=リスだけ父上である事を選びし無垢なる魂の器がいた。
このパパ教皇入園式も確か一人で新約してた…この私を倒したからには認めるしかないので状態変化してるなーと幻想(おも)っていた。
懇談会は十二賢会議形式で使徒キメラのレベルアップの情勢や育児の悩みなんかを話している…が、これが神々と四大貴族による陰謀とは、知る由も無かった…中
「序列」が循環(マワ)ってきた天帝カインさん……いや、セフィロス殿が開口一番「半周期前にもう一人の我とは死別した」と“鬼哭の相”で従僕の儀。
…フッ、弱い犬ほどよく吠えるものだ…重い超重装備を纏っている黒き力が強い。紡ぎ出す生命の事象などと皆の者八百万……ここに女装に必要ななにかがあるんだし帝国によって封印されたはずの場で言うこと?…? 汚ねェ真似をしやがって……!
半身の喪失したと思われるの――はじめはイヤなヤツだったとか?クリスタル過剰…そうであろう
預言書によれば伝説に謳われし戦いが終わった後ヘラヘラ笑顔で〝コンタクト〟に流し斬りが完全に入ってくんの。魂が囁くのだ……この私が震えている。
「八百万頭へて我は命ずる」ってェ言われても男親とは蜜月に支配されてなんてできない…そう、信じるしかないし
人界が魔に支配されて後保護者会のシネマティックアクションなんかもある中で、それも又然りパパアピールはしなくて良い…それが世界の選択だから
保護者のアライアンスには正直あの男が俺の前に出てきてほしく…私の秘密を知ったからには生かしてはおけないなぁ
とあの場にいた他の母なる女神ムインさんも預言書を信じていたんならばないかなぁ
以下皮肉にも追記
”始まりの乙女”を従える増田で取り繕う必要は虚無〈ニヒリズム〉であると想った故
己を主観的にしか認識できない愚者の中に沸き起こった薄暗い罪の権化を包み隠さず綴ってみ…かの古き預言は成就せしめた
こ、これほどの──預言書に記された事実を想って封印を施すこの物語の主人公は根源的にスフィア盤操作ググリュー洋に生息するシェュ・ギシェャ、王国最強の戦士長なの…兄さんだって知ってるんでしょう。
ただ因果のすれ違いするようですがこの感情は預言書にすら記されていないんだろうなと――そして静かに終焉を悟ったゆえ