はてなキーワード: バケとは
バゲットとバケットの区別などどうでもよいという反知性主義的な言説が散見されるサービスがはてなであるが、この区別が重要なものであることは論をまたない。以下にその理由、混同の原因を示す。
これはひとえに、フランス語の発音を英語の発音と混同することによる。
バゲットはフランス語のbaguette(発音記号:bagɛt)
バケットは英語のbucket(「バケツ」の意 発音記号:bʌ́kət)
混同が起こるのは、当然のことながら、話者がフランス語を知らないためである。
たんに恥ずかしいというだけでなく、英語とフランス語の区別ができない人が発する言説の信ぴょう性に、深刻な疑義を生じる結果となってしまうためである。
以下に例を示す。
〔……〕4月に入ってからの、《Nuit debout》(ヌイ・デブー:起きている夜)という運動と関連のデモには特に関心をもっていた。
〔……〕《debout》の言葉からすぐに連想されるのは、「デブー!」が耳に残る《L'Internationale》(インターナショナル)の歌である
〔……〕
Debout ! les damnés de la terre !
〔……〕
(http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2016/05/nuit-debout-132.html 《Nuit debout》(ヌイ・デブー)のような運動が日本にもあってよいんじゃないかと思った. 強調は引用者による。)
Nuit debout(nɥi dəbu)の正しい発音をあえてカタカナ表記すると、「ニュイ・ドゥブー」となる。
フランス語の"u"(ɥ)は日本語にない母音で、ウの口の形をして、イといおうとしたときの音に近い。「ウ」ではない。
"e"(ə)については、
開音節(母音で終わる音節のこと)の場合、「ウ」に近い。これをけっして「エ」と読んではいけないことは、フランス語の初級クラスでアルファベットを教える回(つまり初回)に、かならず教える。
deboutを、英語のdebut(dibjúː)から連想して「デブー」と読んでしまう気持ちはわかるが、まちがいはまちがいである。
次の例。
言うまでもないことだが、「戦後レジューム」という言葉の「レジューム」とは、フランス革命の際革命勢力側が打倒の対象とした「アンシャンレジューム」という言葉の「レジューム」と同じ。つまり安倍政権は、戦後をアンシャンレジュームと捉える、革命勢力。#3分の2を取らせない— 菅野完 (@noiehoie) 2016年6月29日
戦後レジュームからの脱却を目指したら、労咳が蔓延するほどに労務環境は戦前に戻ってました。
。。。シャレにならんわ。— 菅野完 (@noiehoie) 2016年3月30日
「戦後レジューム」という謎の用語を安倍がいつ使い出したか。。。ってのは、結構重要なポイントのような気がする。— 菅野完 (@noiehoie) 2015年4月30日
「レジーム」は「和製英語」ではない。その語源はフランス語のrégime(制度、体制の意 発音記号:reʒim)である。
これを「レジューム」と発音してしまうのは、英語のresume(rizjúːm)が念頭にあるためと思われるが、当然のことながら、まったく意味の異なる単語である。
どれほど博学を披露し、先鋭的な知的営為を行おうとも、フランス語の初歩的な知識がないだけで、それは一瞬にして瓦解してしまう。
バゲットとバケットの区別ができない人間がなにか立派なことをいおうとしても、それはできないことは明白である。
中等教育段階においてのみならず、大学進学後もフランス語を必修科目とし、正確な発音の習得につとめることが必要な理由がここにある。
正しい。
用例:
Allez-vous-en. Vous n'avez pas d'aptitude pour passer un temps agréable sur Hatena.
(アレヴザン ヴナヴェパ ダプチチュード プール パッセ アン タン アグレアブル シュル ハテナ(フランス人的には「アテナ」))
https://itunes.apple.com/fr/app/dictionnaire-littre/id301211332?mt=8
http://www.lerobert.com/espace-numerique/telechargement/le-petit-robert-2016-pc.html
より精密に読む場合は、読むものの書かれた時代、調べたい分野にあった辞典を使う。
例:中世~ルネサンスの場合はAncien françaisやMoyen françaisの辞典がたくさんあるのでそれを使えばよい。
兄が使っていたノートPCを処分することになって、データの移行や消去をしていたところ、
ブラウザの履歴にはてな匿名ダイアリーがたくさんあって、兄がアカウントを持っていたことを知った。
総ブックマーク数は数百程度で、政治的主張とかはなく、ひとつだけのことを淡々と書き続けていたようだった。
家族の間ではかなり無口だった兄と、増田上の兄ではなんだかキャラが違うようで、いくぶんゲリラ的というか、さまざまな文体を使い分けて書いていた。
主張はたったひとつだったが、なんだか見ていて涙があふれてしまった。
「バゲット」はフランス語のBAGUETTEのことであり、一般的なフランスパンを「バケット」と呼ぶのは完全な間違いであり、非常に恥ずかしい間違いであること。
このひとつだけのことを、さまざまな教養レベルの読者にたいして、兄は手を変え品を変え、根気強く説きつづけ、志半ばにして斃れたのだった。
いまtwitterやブログでさかんに「バケット」と書いている人は、この間違いを、自分の子供や孫が見つけたときのことを想定しているのだろうか。
バゲットの正しい呼称を一人でも多くの、フランス語を解さない人々に認知させ、誤りを正そうとした兄は、人類の教師だったのだ。
自分は兄の志を引き継ぎ、このアカウントを使い、「バゲット」を「バケット」と呼ぶ人々の悲しい誤りを今後も正してゆこうと思った。
父親が使っていたノートPCを処分することになって、データの移行や消去をしていたところ、
ブラウザの履歴にtwitterがたくさんあって、父がアカウントを持っていたことを知った。
フォロワーは230人くらいで、政治的主張とかはなく、日常生活の出来事を淡々とつぶやいていたようだった。
家族の間ではかなり無口だった父と、twitter上の父ではなんだかキャラが違うようで、いくぶん饒舌というか、軽妙な口調でいろいろつぶやいていた。
あたりさわりのない内容ばかりだったが、なんだか見ていてこちらが恥ずかしくなってしまった。
とくに、「オーブントースターですこしあぶったバケットにバターをつけると本当にうまい」というツイートに、「バゲットですよ」とフォロワーから突っ込まれていたのははずかしかった。
いまtwitterでさかんにつぶやいている人は、こっそり運用していたアカウントを、自分の子供や孫が特定したときのことを想定しているのだろうか。
不特定多数の人に向かって、思わせぶりなことをいっている姿を特定されるのは、ある意味、日記を読まれるのと同じかそれ以上に恥ずかしいと思うのだが。
今日は撮影の日で、その道では有名な料理研究家の先生が作った料理を、カメラマンと一緒に撮影するために、都内にある先生の料理スクールに行った。
夏のプロヴァンス風料理特集ということで、事前に相談して、いろいろ作ってもらった。
ほんとうに、きらびやかな料理ばっかりで、眼がくらむほどだった。
私はレフ板持ったりとか、雑用のほかに、先生のコメントとりも担当した。
作ってくれた料理を味見しながらの仕事で、ほんとうにおいしかった。
とくに、トマトを中心に、夏野菜がたっぷり入ったプロヴァンス風ラタティーユがほんとうに鮮烈な味で、感動した。
だから、「このラタティーユ、ほんとうにおいしいですねっ!!」といった。
「あ、ラタトゥイユですね! 気に入っていただけでよかったです!」といった。
なにか間違ったことをいってしまったのかな、と思って、ひやひやしながら、パンにつけて食べたら、いっそうおいしかった。
「バケットにつけて食べるとほんとうに味がひきたちますね!!」といったら、
先生はなんだか急にむすっとして、
「ああ、バゲットですね ええ、そうですね」と、急にセリフが棒読みのようになった。
そのあとはなんだかぎくしゃくして撮影が終わった。
後になって調べてみたら、ラタトゥイユとバゲットだったんだね。
http://anond.hatelabo.jp/20160614213132
まさか、料理の名前を間違えただけで離婚されるとは思わなかった……
考えてみれば、兆候はあったのかもしれない。
ちょうどよい温度に温めてあって、おまけに外はカリカリで、中はモチモチで、すごくおいしかったので、
といったら、(元)旦那が急に厳しい顔つきになって、
「それ、バゲットだから」
といって一人で黙々と食べて、その日は帰るまでほとんど会話がなかった。
そして先日
オレンジページにのってた常備菜特集で、おいしそうなのがあったから、挑戦して作ってみたわけ
自分としては結構うまくできたので、(元)旦那が帰ってきたときに、
「ラタティーユ作ったよ! おいしいよ!」
ていったわけ
そしたら彼は、文字通り青筋を立てて、
「ラ・タ・トゥイ・ユ!!!」
ていって一人で切れた
翌日の朝、起きてみたら彼はいなくて、テーブルの上に捺印済みの離婚届とメモが置いてあった
「ratatouilleです。フランス料理の基本単語すら知らない人とは一緒にやってゆけません さようなら」
憤慨することもあるけど、もとはといえば、自分の間違いだから、後悔することもある
ほんと、フランス語はちゃんと覚えたほうがいい
やっと少し動けるようになってきたので、吐き出させてほしい。
ちょっと前、東京カレンダーとかいうサイトに連載されていた綾とかいう女性の話がいかにも埼玉のおっさんの作り話っぽいとか、散々叩かれてたけど、28の自分はかなりあれを地でいっていたのでさっぱり笑えなかった。とにかく勝負の時。いろいろな意味で。
イブの夜は、合コンで知り合った人と恵比寿でデートだった。ほんとにもう、どっかのドラマかと思うくらいの設定で、広告代理店に勤めている彼は、恵比寿にあるお城のレストランへ食事に誘ってくれた。それまでに何回か会っていて、それなりにいい感じかもと自分ではおもっていたので、今回みたいな設定だと、勝負に出てきてる? なんて期待して、自分もそれなりの準備をして行った。
レストランの中はほんとうに華やかというか、陳腐ないいかただけど、ひたすらゴージャスだった。鏡張り? のような薄暗い部屋で、黒い服を着たギャルソンがさっそうと動き回っていて。そもそも、こんなにぴちっとテーブルクロスがひかれたレストランに入るのは何年ぶりだったかわからないから、そんなふうにうっとりとしてしまったのかもしれないけど。
彼は相変わらず、いろいろとこなれた感じで、年末年始の話題なんか振ってきて、お互いの予定を話したりしているうちに、シャンパンが注がれて。ほんとうに、華やかな香りの粒子が立ち上るっていうか、あんなに鮮やかに香りが液体から感じられることってあるんだ、って思うくらい、いい香りがひろがった。乾杯のあとにはキャビアと蟹のオードブルが運ばれてきて、もうほんとうになんといっていいかわからないくらい美味しくて。
それでまあ、いろいろな話をして盛り上がって、お互い、いま付き合ってる人いるの? という話題になった。そのときに、バスケットに入ったパンが運ばれてきて。いろいろな意味で、来た、と思って、私はパンをつまみながら、まず彼のことを聞いてみた。もちろん、いま誰もいないという返事が返ってきて、○○ちゃんみたいな人が彼女になってくれたらなあ、なんて話をしてきた。私はいよいよ緊張して、「あ、このバケット、ほんと、おいしいね」といった。その瞬間、彼は、ハァ? という表情を一瞬して、眉間にしわがよって、すぐに戻ったけど、私はそれを見逃さなかった。彼もパンを手にとってちぎって一口食べて、「ああ、ほんとうに、このバゲット、うまいね」といった。その後すぐに彼はポケットから電話を取り出して、ちょっとごめんと言って席を立った。しばらくして戻ってきて、ごめん、いま抱えてるクライアントとの間でトラブルがあって、すぐに会いに行かなくちゃいけない、それじゃ、といって帰って行った。それをいまいうことなのだろうか、やることなのだろうか、と思って、いろいろ言おうと思って言わなかったけど、とにかく、かれは途中で帰って行った。残りのコースがどんどん運ばれてきそうな勢いだったけれど、一人でそんなのを黙々と食べ続けるわけにもいかなくなって、私も途中で席を立って帰った。赤羽岩淵の駅を出て、まだ開いている店に入って、いつもの鯖入りカレーを食べてから家に帰って、そのまま布団に入った。
私はといえば、翌日から寝込んで、年末年始は引きこもって過ごした。
いったい何が悪かったんだろう。私が何をしたというんだろう。もし何か思い当たることがあったとしたら、あのときパンをバケットと呼んだことくらいだ(彼は「バゲット」と言い直していた、と思う)。でも、成城石井のパン売り場に行って、フランスパンが入ってる袋を見たら、普通にバケットってラベルに書いてあるんだよ? いったいなんなのだろう。どうして私がこんな仕打ちを受けなくてはならないのだろう。バケットとバゲットの違いくらいで人生が根本的に狂うということがあるんだろうか。だれか教えて欲しい。
自称心理学に詳しいという人に食事に誘われて、ちょっとこじゃれたビストロに行った。大きくもなく、小さすぎもせず、壁にルノワールのポスターとかは掛かっていなくて、生の切り花が活けてあるような店。
テーブルについて心理学の話を振ると、フロイトはさー、とか、ユングはさーとかいってきて、むかしの人たちの学説のレクチャーをしてきた。
それはまあいいとしよう。
注文をすると、まず、小さなバスケットにフランスパンが盛られて、運ばれてくる。これに岩塩とエクストラバージンオリーブオイルをつけて食べてくださいと店員さんが言う。ためしにやってみると、本当においしい。大地の味がするというか、素材そのままの味がするというか、とにかく、うそのないおいしさ。
テーブルを挟んで座っている人は、俺、手相も見れるんだよねーとかいって、手を取ってまじまじと見つめてくる。これ、どこで読んだのかなーとおもいながら、まあ悪い気はしないので、されるがままにする。
問題は、その後だ。
すいませーん、バケットおかわりくださーい、と彼は手をあげて店員さんを呼ぶ。
は?
バケット?
ああ、この、パンを入れてあるカゴのことを、バケツだと思ったのだよね?
店員さんはパンの入ったカゴをもってきてくれる。
彼と私はもう一切れづつとって、食べる。
このバケット、ほんとおいしいよねー
え
彼、ひょっとすると、バゲットのことを、バケットと思い込んでる?
心理学に詳しくて、学問ぽい雑学のあるところをアピールしてくるわりに?
そのままサラダからメインの料理にいって、好きなクランベリーのソルベがあったから、ちょっと頼みたいと思ったけど、今日はよした。
店を出て、彼が手をつなぎたがっているのを感じたけれど、何気ない風を装って、そのまま最寄りの駅まであるいて、じゃ、といって帰ってきた。
とある日(2015/8/28)のガチマッチ、ウデマエSランクのブキ使用率です。
書いている私がSランク(A+と行ったり来たりの下位層ですが)のため、サンプルが多いので採用しました。
総数160。
順位 | 比率 | カウント数 | ブキ |
1 | 20.0% | 32 | スプラシューターコラボ(含: オクタシューター) |
2 | 13.8% | 22 | スプラローラーコラボ |
3 | 11.3% | 18 | .96ガロンデコ |
4 | 7.5% | 12 | .52ガロン |
4 | 7.5% | 12 | ホットブラスターカスタム |
6 | 6.3% | 10 | ノヴァブラスター |
7 | 3.8% | 6 | スプラローラー |
7 | 3.8% | 6 | わかばシューター |
9 | 3.1% | 5 | カーボンローラー |
9 | 3.1% | 5 | リッター3K |
11 | 2.5% | 4 | ダイナモローラー |
11 | 2.5% | 4 | プライムシューター |
その他
2カウントのブキ: スプラスコープワカメ、N-ZAP85、ボールドマーカー、ダイナモローラーテスラ、バレルスピナー、ラピッドブラスター、3Kスコープ、ロングブラスター
1カウントのブキ: スクイックリンα、ホクサイ、ホットブラスター、バケットスロッシャー、もみじシューター、スプラスコープ、プロモデラーRG、スプラチャージャー、スプラチャージャーワカメ、シャープマーカー
総数83。
順位 | 比率 | カウント数 | ブキ |
1 | 21.7% | 18 | スプラローラーコラボ |
2 | 15.7% | 13 | スプラシューターコラボ(含: オクタシューター) |
3 | 9.6% | 8 | .96ガロンデコ |
4 | 6.0% | 5 | ホットブラスターカスタム |
5 | 4.8% | 4 | スプラシューター |
5 | 6.3% | 4 | カーボンローラー |
5 | 3.8% | 4 | わかばシューター |
7 | 3.8% | 3 | プライムシューター |
7 | 3.8% | 3 | シャープマーカー |
2カウントのブキ: リッター3K、ダイナモローラー、ダイナモローラーテスラ、バレルスピナー、.96ガロン、ボールドマーカー
1カウントのブキ: パブロ、ホクサイ、スプラスコープワカメ、デュアルスイーパー、ホットブラスター、.52ガロン、ノヴァブラスター、N-ZAP89、リッター3Kカスタム
総数69。
順位 | 比率 | カウント数 | ブキ |
1 | 21.07% | 15 | スプラシューターコラボ(含: オクタシューター) |
2 | 13.0% | 9 | スプラローラーコラボ |
3 | 11.6% | 18 | わかばシューター |
4 | 7.2% | 5 | リッター3K |
5 | 5.8% | 4 | カーボンローラー |
6 | 4.3% | 3 | ノヴァブラスター |
2カウントのブキ: ダイナモローラーテスラ、シャープマーカー、N-ZAP85、.52ガロン、.52ガロンデコ、ホットブラスターカスタム、.96ガロンデコ、スクイックリンα、スプラチャージャーワカメ
1カウントのブキ: ジェットスイーパーカスタム、.96ガロン、シャープマーカーネオ、プライムシューター、プライムシューターコラボ、スプラスコープ、スプラスコープワカメ、スプラチャージャー、バレルスピナー
社会人4年目になって、同じ部署でなついてきた後輩が気になりだした。
服装の趣味がいいと言うよりは、いつも清潔な感じで、きれいな手をしていて、人当たりもよく育ちのよさを感じていた。最初は仕事の話がらみでLINEでやりとりするようになって、しだいに当たり障りのない話題で普段からやりとりするようになった。
先日行ったビストロの話をしていたら、連れて行ってくださいよといわれて、OKして後で気づいたのだが、これってデート?こんなので意識するのはおかしいのかなと思いながら、ちょっと期待するのはやめられなかった。
仕事が終わってから待ち合わせをして、やってきた彼はいつものとおり親切だった。
前菜とともにパンが運ばれてきて、それぞれでバターを塗って食べるようになっていた。
「このバケット、おいしいですよね」
え?
「僕、バケットって、好きなんですよ」
え?
いったいどのような教育を受けたらBaguetteのことをBucketと思うようになるのだろう。そんなことを考えていたら、何かがスーッと音を立てて冷めていくようだった。
いい雰囲気だと思っていたのに、それは自分の思い違いだったのかもしれないと思うようになって、その後はやりとりもなんだか間遠になってしまった。
こんなことを気にするのはおかしいと言われるのかもしれないが、この言い間違いに気づかないという事実一つに、彼の生い立ちの全てが込められているような気がして、どうしても気になってしまった。
いわゆる「フランスパン」のことを「バケット」と呼びたいのか?
いわゆる「フランスパン」は、フランスのbaguetteのことじゃないのか?
だとしたら、「バケット」じゃなくて「バゲット」だろ?
ときどき機械の一部を指すカタカナ語で「バケット」っていうのは、bucketのカタカナ表記のことだろ?
いわゆる「フランスパン」を「バケット」と呼ぶ人は、パンのことをバケツバケツいってるんだけど、何なの? 馬鹿なの? それ、おしゃれな何かだと思ってるの?
注:パン屋にbatardだのpain rustiqueだの置いてあっても、日本人にとっては全部「フランスパン」で、そのもっとも典型的なものとして思い浮かべるデザインは「バゲット」のそれだろ。
「フランスパン」ときいて日本人が思い浮かべるのはフランスのいわゆるBaguetteのことだ。
「バゲット」だ。
「バケット」というのは和製英語ならぬ和製フランス語だ。使っていると恥ずかしい言葉だ。
やめよう。
http://hmsko.hatenablog.com/entry/2015/08/16/カールレイモン
「バケットの味も美味しいですよね」
http://r.gnavi.co.jp/mecicolle/report/detail/7082/
http://nekofuwa.hatenablog.com/entry/2015/07/29/221610
http://lily.today/article-GQiSE
http://sakaki0214.hatenablog.jp/entry/2015/07/05/162100
「日本でフランスパンやバケットが柔らかすぎるのはもうあきらめている」
http://anond.hatelabo.jp/20150703210322
http://food-stadium.com/headline/12975/
http://onomichi-miho.com/gourmet/7216/
「バケットを使用し」
http://r.gnavi.co.jp/mecicolle/report/detail/6677/
「私はそれをバケットに塗って口に放り込んだ」
http://anond.hatelabo.jp/20150524112154
http://orecipe.hatenablog.com/entry/2015/05/19/150823
http://r.gnavi.co.jp/mecicolle/report/detail/6292/
http://retty.me/area/PRE13/ARE8/LCAT19/PUR1/pickup-feature/1562/
バゲットバケットと何度も投稿している輩がいるが、こいつは「ミニマル・ペア」の考え方を知らんのだろうか。
k音とg音が発音として近しいこと、諸言語で微妙な揺らぎがあること。
これらは単純な「ケ」か「ゲ」かとかいう単純な話では済まされない話だ。
なぜ「ケ」「ゲ」で間違えるのか? 一方で間違いを指摘できるのか? なにがどうして違うのか? そうした問題に答えというかヒントを与えるものだ。
馬鹿なの?
カッコつけようとして間違うとか、恥ずかしい
何回やれば気が済むの?