はてなキーワード: ハチクロとは
最近微妙にはてな界隈が毒親関係の話題で盛り上がっている気がする。
「家族を捨てることにした。」
http://anond.hatelabo.jp/20140416141321
http://tigtig8.hatenablog.com/entry/2014/04/02/182519
「親に愛されてきた人が語る決定的に間違った毒親との関係」
http://anond.hatelabo.jp/20140402111648
私自身、毒親育ちなのでこれらの記事を興味深く読んで、そのうち何か描ければなあ・・・
などと思っていた時にアニマルの連載で読んだ「三月のライオン」がトラウマものの毒親話だったので描く。
まあネタバレというほどのものではないけど単行本派の方はスルーしていただければ幸いです。
さていまさら三月のライオンについて私なんぞが語る必要もないとは思いますが、読んでもいない人の為にものすごい端折ってあらすじを説明すると
両親を亡くした桐山零は父親の友人でプロ棋士の幸田の家に引き取られ、期待に応えるために将棋の腕を磨き続けプロ棋士になる。一方で幸田家の本来の子供である香子と歩は零に自分達が到底及ばない事に気づき挫折し、香子は家を出て、歩はひきこもりになり家庭は崩壊する。
罪悪感を覚えた零は幸田家を出て、一人暮らしを始めるが、すでに将棋に対する動機を失っていた。
そんな彼は近所の川本家や多くの人々との関わりにより少しずつ将棋に対する思いを取り戻して行く・・・
というストーリー。
よくある動機を失った天才がそれを取り戻し、凡人どもを駆逐していくというお話ですな。
曽田正人の昴、松本大洋のピンポン、最近だと四月は君の嘘、とか。
それはさておき幸田家の話に移る。
幸田家はプロ棋士の父親(作中ではそれなりに強いがタイトルに絡めるような存在ではないように描写されている)、見合いで結婚した主婦である幸田母と将棋を学ぶ二人の子供、香子と歩で構成されていた。
率直に言えば世間知らずで価値観が将棋の強さ以外ない視野狭窄な父親、同じく世間知らずだが気が弱く、夫のような自分自身の価値観がなく、父親の追従者でしかない母親が両親であったわけだ。
それでも子供たちは父親同様に将棋を愛し、家族は円満に運営されていた。
彼は将棋しか価値観がない父親にとってその歪んだ価値観を補強してくれる、理想的な子供であり、また引き取られた負い目から家事なども率先してこなす母親にとっても理想の「いい子」でだった。
それ以来この二人はこう思い続ける「なんでうちの子供はこうじゃなかったんだろうか?」と。
ここらへんまではいままで発行された単行本の中でも語られていた話だが、今回はそれが母親の視点から語られている。
零はとても「いい子」なのに、なんで自分の子供はそうならなかったのか?と感じ続け、零が家を出たとき心底ほっとしたこと、
歩が将棋ができなくなり、「努力できるのも才能だ」といい投げ出した時に、父が冷笑して見捨てた事(この時の父の表情がもの凄い)。
そして自分はそういう芸道の世界は理解できないけど、ごはんを作って家族を待ち続けることにしよう、と思うこと。
いや~気持ちいいくらい極悪な毒親っぷりですね。
要するに彼女は父親の偏狭な価値観と零の存在に子供達が苦しめられ続けたことを知っており、もう一方の親として多用な価値観を提示して中和剤になる役目があるであろうにそれを放棄し、「私は知りませんし、これからも何もしません」といっているわけです。
そもそも拾われた子供がいい子であるなんて当たり前のことだし、それを自分の子供に当てはめる時点で狂っている。
結局この両親がやっていることは目の前の自分の子供たちをみず、零に理想の子供の姿を投影し続けているにすぎない。
竹本君みたいに学生のうちに自転車で北海道でもいってそういう夢見がちな性分からは解脱しておいてください。
あの父親とこの母親の翼君岬君ばりの毒親ゴールデンコンビのカルトな家庭で育ちながらも、なんだかんだで零を気にかけてあげる香子さんは実に人格者だし、ひきこもってゲームしている程度のグレ方しかしなかった歩君も実に立派だと思う。
父は零に「最近香子が何を考えているのかわからない・・・」などと漏らしていますが、私はこの夫婦が何を考えているのかさっぱりわからないです。
そもそも将棋で子供を劣等扱いするんだったらまず自分がタイトルの一つもとってきてほしいものです。
現在、香子さんは現在派遣社員やりながらも、妻ある父親の弟弟子の棋士と絶賛不倫中で相変わらず家族に縛られている。
とりあえず、歩君には地方の大学でも受けてさっさと家庭から逃げ出してほしい。
そして社会に出て「自分が劣等感を感じた父親も零も所詮は将棋という閉ざされた世界でのみ特別な人間だっただけなんだ」と気づいてほしいものです。
羽海野チカという人はハチクロの頃から一貫して才能というものの残酷さを圧倒的な才能で書き続けるという色々とすごい人だけど、同時に凡人の気持ちも丹念に描写してきた人です。
ハチクロの男キャラでいうなら天才の森田、それに憧れ嫉妬する凡人の竹本、才能と関係のない生き方を選んでいる真山といった感じで。
ハチクロではよくあるマンガのように竹本が覚醒して才能に目覚めるといった事はまったくなく、結局凡人なりに一歩一歩進んで行こうと決意して旅立ったって終わったし。
三月のライオンにおいて、恩人を救うということで動機を得た零は、多分親友の死によって完全体となり、最強の棋士への道を上り続けるのでしょう。
だけどそれ以上に将棋においては凡人であった幸田姉弟の物語はどのように着地するのかをとても楽しみにしたいと思う。
マンガの登場人物に深刻な憎しみを感じ、自分の家庭思い出してトラウマスイッチがオンになってこんな駄文を書き散らすなんて人生でも初です。
アニマルの他の漫画家からフリーザ様扱いされるのがよくわかる。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20131110/p5
ロッキンオンがハチクロをオシャレマンガと勘違いして「なんだよ羽海野って。羽いらないじゃんw」とか頭の悪いこといってコケにできた時代が本当に懐かしい。
あ、そういえば川本家という毒親とは違うけど、ある意味幸田家以上に闇が深い家庭もありますがそれは私の手に余るんでスルーさせていただきます。
(こんな事を書いても世間では当たり前のようにクリアされているハードルだし、
端的に言っていわゆる魔法使いと呼ばれる30代男性(自分)が、
(その程度の事をタイトルのように魔法と呼んでしまうくらいだから童貞なわけだが。)
いつもは帰社時間が合わないのに、今日は向こうが早く帰ろうとしてたのでタイミングが合い、
ごく自然に(いやちょっと慌てて仕事終わらせた)一緒に会社を出た。
あまりにタイミングが一致したので、二人の仲を疑われても仕方がないかもしれない。
(疑われるようなことはまだしていないのに)
相手は一周り下の女子で、飲み会のカラオケの選曲でオタとわかり、そんな会話をしたりしたのだが、
ある時冗談で?一緒に某魔法少女映画見に行きますかーとか言われて、
最近の子はオタでもこんなにオープンにフレンドリーに異性を煽ったりするのか・・・と衝撃を受け、
(若い女子が屈託のない愛嬌を振りまく姿におっさんがコロっといっちゃうのわかるー)
とはその時の私の心の声である。
魔法使いなんだから、覗きこんだ向こう側に魅入られて心に沈殿した昏きものをそれ相応に抱えているわけで、
恋になってからは己の宿痾としてそれらが襲い掛かり、自らに責め苦を与えてきた。
だけど二人で話をしていると、大事そうに抱えているそれらをきれいさっぱり忘れる時間があった。
(その時の自分というのがいかにも薄っぺらくて表面的でかるーいアホおっさんなのだ)
この軽さは何なのか。今まで自分を蝕んできた重さとは何だったのか。
脳が痛みを覚える程に己を攻め抜き、その末に我に生まれしこのアルターエゴ。
魔法と呼ぶなら、このもう一人の軽薄な自分の誕生ではないだろうか。
その恐るべき軽さが二人の別れ際に今度食事でもどう?と聞かせて(日程も場所も決めずに)
あ、い、いいですよ、と返事を受けた。
軽薄な童貞のくせにすっげえ生意気で申し訳ないがOKを貰える自信はあった。
ただ予想と違って嬉しいというよりもはるかにすっごい恥ずかしかった。
別れた後駅ビルのトイレの個室に駆け込んで、両手でヒクヒクする顔をおおった。
表情筋の反乱を抑えきれずに赤面する自分の脳内はハチクロみたいな甘酸っぱさで満ちていた。
(現実はトイレの個室で顔をヒクつかせるただのおっさんメガネである)
ああ・・・どうしよう、世界はこんなにも美しいのにぼくはただの魔法使いのおっさんだ。
(キモい)
こんな調子で二人で食事したら恥ずかしくてまともに会話できる気がしない、
(お前は中学生か)
好きとかそういうんじゃないけど、身近にいる一つ年下の男の子の横恋慕している様を見てときめいている。というか、ときめきを通り越して欲情するレベルだ。無理矢理押し倒して、それでも彼が好きな相手のことを思って涙ぐんだりしたらもう最高だ。
私は二次元作品では片思いものが好きだ。叶わない系。ハチクロとか好き。序盤のね。あとは、とらドラの亜美ちゃんとか大好き。あの亜美ちゃんがつんけんしながらも大河に竜児を寝取られ…いやそれは語弊があるけど、そういうのがまあ萌えた。
これがガツンガツンと連結して、この男の子、というか男の子が横恋慕している状況に激しく欲情しているわけなんだけども、これって私自信の今後の恋愛に悪影響を及ぼすことがないかどうか割と危惧してる。NTRが心底好きな男性も多いとおもうんだけど、それって性生活とかに影響しないのかな。どうしてるんだろう。
Mixiに書こうかと思ったんだけれど、
半分実名を使っているので、AnonymousDiaryを使わせて頂きます。
内容的には、ルックス的に「普通の男」と言われる部類でも、
可愛い女(好みの女)とセックスしまくるには、全く困らなかったという話になります。
今学生なら、行動させすれば、確実に可愛い女(好みの女)とセックスできます。
高校までは、異性と付き合ったことがなかったので、
大学に入ってから弾けようと思って、すぐに旅行サークルに入りました。
旅行サークルと言っても、年数回みんなで旅行するぐらいで、普段はゲームやったり飲み会がメインです。
そこで仲良くなった2つ上の男の先輩とは、よくウイニングイレブン(サッカーのゲームです)で盛り上がりました。
その先輩は、ホストのアルバイトをしていたのですが、いつも彼女がとっかえひっかえという感じで
モテていたんですね。こんなこと言ったら怒られるかもしれませんが、そんなにカッコイイというわけでもありません。
その旅行サークルには、同学年の女の子も10人ぐらい入ったのですが、
可愛い子はすぐに彼氏が出来て、俺は、半分彼女作りに関しては諦めていました。
だから、俺はその場のノリで「どうして、先輩はモテるんですか。
そんなにカッコイイわけでもないですよね」って率直に聞いてみました。
そしたら先輩は「普段からたくさん女性誌を読むようにしているから、共通の会話が出来やすいっていうのはある。
そうすると、話が盛り上がるし、相手も楽しいからじゃねーの」と。
会話を盛り上げるため、と言ってホストの先輩は、よく女性誌を読んでいました。
いわゆるan・anや、女性の漫画(NANAやハチクロなど流行は網羅)、リラックマが載っているような
キャラクターものの雑誌まで。あと、仮面ライダーにも詳しかった(イケメンが主役だからとか)。
そんなに詳しくなくても、基本的なことが分かっていたら会話になるって言っていました。
例えば、「リラックマぐらいなら、その辺の男でも知っているかもしれないけれど、
登場キャラのコリラックマやキイロイトリまでは、知らない奴が多いだろ。つまり、基本情報にプラスして知っておけ」と。
どんな人間でもそうだけれど、共通の会話が出来ると、好意を抱きやすくなるということだと思います。
でも、この時すぐに疑問に思ったことを聞いてみました。
「相手が関心のあることを、分からなかったらどうするんですか?」と。
なぜなら、この話題は多くの女性が食いついてくる話題だからだそうです。
日傘は、〇〇の理由から△△のタイプが良い、のようなことを豆知識のように蓄えているんです。
この時点で、もうこの先輩はどこに行くんだ?と思ったのは内緒です。
女性が関心を抱く話題をあらかじめ、色々と仕込んでおくからこそ、
いざというときに、相手が楽しんでできる会話を広げることが出来るのでしょう。
でも、そのような情報収集に限らず、普段から先輩は男女問わず話が上手でした。
その理由について、具体的に書いていきます。
例えば、会話力のない人に対して、焼肉のお店に食べに行った翌日に、
「〇〇に食べ行ったんだろ?どうだった?」と聞いた場合、「美味かった」「普通だった」「まずかった」ぐらいしかない。
観察力がないから、物事におけるディティールがなかなか出てこないんです。
でも、先輩の場合は違う。ちょっとしたメニューのキャッチコピーだったり、
箸置きだったり、味付けだったり、店員の様子だったり、飲み会の様子なりを
こちらがイメージしやすいように言葉を繰り広げてくる。だから、こっちが思わず興味をもってしまう。
やはり、興味の対象というのは、ディティールに宿るからだと思います。
そして、普段からやっぱり聞き出すのが癖みたいになっている。
お店の方に対しても、「この麦茶って自家製なんですか?」みたいな質問を平気でしてくる。
その返事が、「これ〇〇〇さんから入荷しているの」とかの返事だったりする。
あ、「大手飲料って、飲み屋に卸したりするんだ」と、発見があったりするわけです。
会話上手な人は、細かいところを普段から意識的にも、無意識的にも見ている。考えている。取り込んでいる。
だからこそ、相手が興味を抱く角度から、話せるのだと思います。
結局、コミュニケーション能力って相手が求めているのを、いかにして提供するかだな、と。
ホストの先輩に「今、どんなアルバイトしてんの?」と聞かれたときに、
「串カツのお店だけです」と答えたら、もの凄くダメだしされました。
飲み屋とかの場合だと、一緒にアルバイトしている同世代の女が、
いない場合、または彼氏持ちの場合、セックスするチャンスが少ないからです。
それにもし上手く行っても、別れたりした際、別の女に手を出しにくい。
これは、サークル内でも同じことだ、と言われました(先輩はサークル内では、手を出していなかった)。
だから、その先輩にはとにかく「可愛い女子大生やフリーターが集まる短期のアルバイトをやりまくれ」と言われました。
短期だったら、振られても後に残らないし、とにかく出会って好みだったら、どんどん誘えと。
例えば、携帯のイベントや新作飲料のPRイベントやゲームイベントなどが良いって、言われました。
そういうのだと、言葉悪いかもしれませんが、主催側も女を顔で選ぶから、可愛い子が集まりやすいんだそうです。
短期アルバイトで可愛い子が集まりそうなイベントにかたっぱしから参加して、
たくさんの女性と知り合い、あとはデートしたりセックスしたりを繰り返しました。
ちなみに、音楽イベントみたいのも、ノリの良い子が来ておススメです。
好みの子だと、ちょっと話して、すぐ口説く感じですね。
だって、振られても学内で会うわけじゃないから、何も問題がない。
口説くって言っても大したことじゃなくて、話が盛り上がったところで、
「ねー、今度デートしようよ」的なノリです。大体、話が盛り上がるような相手だと、断られることはないですし、
ダメなようなら合コンの約束をして、次につなげるようにしました。ちなみに彼氏持ちとかは気にしません。
ただ、性病あるいは、相手が妊娠とかなったら、それこそ遊ぶお金がなくなってしまうので、
つまり、大学のクラス、サークル、長期アルバイトで女を探してしまうと、
次々に声をかけるって難しいんです。短期アルバイトなら、どうせ二度と合わないかもだし、
どんどん声をかけていけます。
だから、今大学1,2年生ぐらいの人は、短期アルバイトをしまくって、とにかく
好みの女がいたらどんどんデートに誘うといいです。カッコイイ人だと、放っておいても相手から寄ってくるかも
しれませんが、普通の男だと攻めた者が勝ちます。世の中に非モテという人がいるかいないかは知りませんが、
女というのは口説いたら、案外簡単に落ちるということに、気が付きます。
当たり前かもしれませんが、たくさんの女性と付き合うと、自信がつくんですね。
あとは、相手の求めてくることが段々と分かってくる。
元々、コミュ力みたいのはなかったはずですが、ガンガン経験値を稼げます。
実際、たくさんの女とセックスしまくっているタイプほど、就職活動は楽勝なのではないでしょうか。
何で商社を選んだのかというと、モデルとかフライアテンダントさんとかの合コンが多いと
聞いていたからです。実際、メチャクチャ多いです。あとは、広告代理店とかも多いそうです。
給料面だと、外資金融などのほうが断然高いと思いますが、遊ぶ暇がないということで断念しました。
ときどき、性行為のやりすぎて枯れますが、翌日には、復活します。
今、大学1,2年生ぐらいの人はどんどん、可愛い子が集まるような短期のアルバイトに応募して、
即デートに誘ったり、時には合コンしたりして、どんどん遊ぶと楽しいです。
OLさんが週末だけ短期のアルバイトをしていたりもするので、普段とは違った世界が体感できます。
コミュ力もガンガン上がって、就職活動も楽勝になるので、おススメ。
発症から15年弱の腐女子だが、ここ10年程、BLでない少女マンガでも相当好きなものが増えた。二次萌えでも男女カプもいけるようになってきた。
では男同士がどうでもよくなったかというとそうでも無い。
何故かな?と考えた時に、今の少女マンガを書いている人たちに少なからずやおい同人出身の人が多いからではないかと考えた。
一昔前までは
以上のような縛りがあったと思う。もちろんハーレムマンガやスポ根みたいな例外はある。
でも、少年マンガのやおいを通して少女マンガの文法の中にスポーツや職業といった『社会性』みたいなものが持ち込まれたり、達成目標に『恋愛』だけではなく『自己成長』や『社会的成果』も含まれるようになった。
・目標が恋愛だけでは息がつまる。失恋しても、生きていく道は他にもあるという希望
・この登場人物たちは始終恋のことばかり考えているが、学業や仕事はどうしているんだろうといった素朴な違和感
『やおい』というネタにされた方にとっては迷惑であろう手法ではあるが、そのおかげで少女マンガの畑に少年マンガから養分を貰う事ができたのではないだろうかと『ハチクロ』や『大奥』『リストランテ・パラディーソ』あたりを読みながら考える。
思いつくまま書いていったらかなり長くなってしまった…
まず指摘の大かった『女子は「ほんと男子って馬鹿よねー」って言いながら実際興味しんしん』の部分についての言い訳。これについては非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。「女性の性に対する抑圧」「処女厨となにが違うの」の指摘は、自分でも書きながら意識していた部分であり、痛いところを突かれたなと感じています。
最後の段落の意図については、自分のいいたかったことは『いっそみんなで開き直りましょうよ』の前までで言い切っているので、あとは極論を言って『落ち』を付けようかな、という感じで書いた文章です。
当初ここでは、指摘されたような「男性はニッチなポルノでオナニー、女性はBLで楽しくオナニー」みたいな文章を書いていました。しかしすぐ「女性の性のはけ口としてBLを扱うべきか」「そもそも女性の性について、軽く冗談めかして極論を言うだけのバックボーンとしての知識があるか」という考えに至り、段落丸ごと全部削るかどうか悩んだ結果『男性』を『男子』、『女性』を『女子』にし、さらに女子の台詞を「ほんと男子って馬鹿よねー」という小学校の学級会を連想させるようなより冗談っぽい表現に変えました。書いた当初は「興味しんしん」で女性の性欲について多少触れたつもりだったんですが、不適切であるという指摘はもっともです。
また、表現を変えた、ではなく、逃げた、のほうがより正確かもしれません。
結果、多くの人に不快な思いをさせてしまったようで、本当に申し訳ないです。女性の性欲について踏み込むのを躊躇したあげく適当にお茶にごそうとして自爆するぐらいならやめときゃよかったかもしれません。最後の段落については、ちょっとどうするか考えます。(削除するか、変更するか)(でも個人的にやっぱなんか適当な落ちは欲しいんですよね。)なお、BLに関しては「女性の性欲のはけぐちとしての部分もあるものの、男性は男性らしく、女性は女性らしくといった性差の抑圧を取っ払ったうえで、恋愛を含む人間同士の関係性を描くための手段としての側面が強い」と考えており、また、女性の性欲に対しての知識は恥ずかしながら「あるのは知ってるけど、どんぐらいのもんなのかは想像することしかできない。訊くのもむずかしい」程度のものです。
「この増田のような人が腐女子を叩いているんだろうと思った 」という指摘について。
BLにはほとんど聞きかじった知識しかないものの、強く興味を抱いており、たたくなんて。そんな。そこは強く「違います」と言いたい。
食わず嫌いしていた少女マンガを「すげーおもしれー!」と目を開かせてくれた『ポーの一族』でした。女性作家の漫画で最高傑作だと思うのは『日出処の天子』。よしながふみは漫画はもちろん対談集も購入しており、羽海野チカは短編読みたさにコミックキューも買いました。そんでハチクロの最終巻みてちょっと後悔。男性の漫画好きとしては典型的すぎるラインナップですが、それでもこれらの名作を生みだしたBLという文化について、たたくことなんて考えられません。あといちおう、最初から最後までエロいだけのBLも読んだ経験が何度かあります。あれ、比喩表現の一部とか男性向けエロ小説と共通してるから、普通に勃起するんですよね。めちゃくちゃびっくりした。すごく面白かった。
ただ「未発達な蕾」っていう表現が出てきたときには、笑っちゃいまいた。「蕾」って、女性器を花弁に例えることが前提として比喩表現だと思っていたので。結構普通にBLであるわけ?菊の蕾?普段は聞きたくても聞けないのですごく気になります。
…とまあこんな感じなので、叩くような思想は持ち合わせていないつもりです。ただ、自分自身誤解している部分もは多くあるだろうし、文章からいやな感じがにおいたってきてるところもきっともあはずなので、もしよければ簡単にでも指摘もあえるとすごくありがたいです。おれ、ふじょしにきらわれたくない。
「秘めることを悪いことだと勘違いしている。日本だけがポルノの国ではない。ポンペイの遺跡や欧米のポルノショップやエグイAV等も観た方が良いと思われ。」という指摘について。秘めることは別に悪いことではないと考えています。いちおう秘めることを悪いというのではなくて、元エントリは「なかったことにしようとするのは無理筋じゃね?」という感じのニュアンスで書いたつもりでいるのですが、誤解を与えるような表現だったなら申し訳ない。本意ではないと弁解させてください。あとポンペイの遺跡についての知識はないですが、欧米のえぐいやつについては、昔某マニアックAV専門店(邦洋問わず)の倉庫整理のバイトをしたことがあるので、いかに世界が広いかということについては認識しているつもりです(遠い目)。
最後に、特殊性癖(性嗜好)うんぬんについて。例に挙がっているような、他人を物理的に強く傷つける性嗜好はもちろん倫理的にアウトだと思います。ただまあ、現実に実行しないかぎりその人の人間性が否定されるわけじゃないし、想像するのは自由だと思うので「たいへんだとは思うけど、うまくおりあいつけてください。吉良吉影がかっこいいのはジョジョの中だけです」って感じでしょうか。なお、倫理判断はケースバイケースで。
それは、出演者のファン層も視聴者になるからでしょう。
声優ファン<<出演者ファン なんだから、やっぱりドラマ狙うっしょ。
話題になる率も上がるしさ。
どうもこんばんわ。元増田Aです。巡り巡って今一緒に暮らしている母が還暦を迎えました。
子供の頃は包丁の握り方や皿の洗い方、鉛筆の書き方等を躾けてくれた母なのですが
最近書いている文章を見たら誤字だらけだし、内容の重複は激しいし、文章の構造がおかしいし、
そもそも文章(手紙)すら余り書かなくなってます。
読書をしていれば少しは予防が効くと思うのですが本は老眼で疲れるからと読まなくなりました。
そんな母が話す最近話す内容というと、テレビの通販やワイドショーか自分の交友関係か親戚に対する感想に終始し、
会話の方法も、人が他の人と会話しているのを遮って、全く関係のない話を延々と続けたりと
(これは若い頃からあった。元々天真爛漫というか我が儘な人なんだと思う。)
聞いていてこっちが頭の痛くなるような状態です。
元々専業主婦でしたが、体を一時期壊し、今は大分元気になってはいるのですが、
病後以降家事も手を抜くどころの話じゃなくなっております。
又、夫婦喧嘩もよく勃発しておりますが父も同様に還暦を越えた為、
一時イライラしても持続しないらしく彼女もその時ばかりはしゅんとしてますが毎日が元の木阿弥です。
最近、脳科学の本をよく目を通すのですが、そんな私が彼女に対して出した結論は端的に言うと
前頭葉とか使ってないから判断力や認識力が低下しているのではないか?
という推論でした。更に数冊、又数冊と読み進めていくうちに、
この儘の状態が続くと認知症を発症してしまうのではないか、という危惧さえ生まれました。
(認知症は病気で発症する人もいますが、7割は脳を使わない事により発症、
この手の患者さんを解剖してみると健常な脳との違いが殆ど無いそうです。)
折角一緒に生活しているのだから、もうちょっと前頭葉を使って元気に生活して貰いたい。
私はそう思いました。とりあえず、ものは験しと任天堂DSiと脳トレをプレゼントしましたが、
画面が輝いて目が疲れるという事で二ヶ月で飽きてしまったようです。
私は頭を抱え、何か、彼女の脳細胞に刺激になる物はないかと探しました。
そこでふと、漫画を読ませてみたらいいんじゃないか、と思い至りました。
しかしここ最近ロクに漫画雑誌も買わなくなったので、部屋にあるのが
「ハチくろ」「有閑倶楽部」「星☆おにいさん」「深夜食堂」「三月のライオン」位で
他にどんな物をあの世代の女性が共感を持って読むのか分かりません。
本人は、漫画とか読んだ事ないから読んでみようかな☆と概ね好感触。
この好奇心旺盛な時期を逃す訳にはいかないのです。
多分有閑倶楽部は幼すぎて疲れてしまうと思うのでナシですし、
星☆おにいさんは若者カルチャーが大分混ざっているので理解出来ないかもしれない、と思われます。
この中で最初の一冊はやっぱりハチクロなのかなあ。。それとも三月のライオンがいいのか。悩みます。
あ、そろそろ韓流ドラマをぶっ続けで見るのも辞めさせたい所です。何故そんな体力はあるんだろう。
結果として今パラサイトシングル化(こんな言葉あったよね!)してる自分ですらそんな体力ありません。
あ、あとジムに行くと行ってる癖に誘っても乗ってこないのもどうすればいいのだろう。
年取って動けなくなる前に少し動かして欲しいんだ。頭も、体も。
いつまでも元気でいて欲しいの。お母さん。だからどうすればいいかな?
俺の大学の同級生には異常に先生が多い。大学って言っても芸大な。
芸大なんてとこは特定の学科を除いて「就職するぐらいならアーティストになれ」という方針だから、就職課もないガイダンスもフォローも一切ないという有様で、まず新卒で就職しない(20人ほどいた俺の専攻ではガチで1人だけ)。ハチクロの竹本のごとく自分探しに行く奴も珍しくなく、長じて海外に行ってしまう奴も多かった。
これは美術学部だけじゃなくて音楽学部も共通で、のだめなんかもそうだけど、「就職する方が負け組」みたいな空気なんだよね。芸大としてランクの高い大学ほどそれが顕著なので始末が悪い。
ただまあ、みんながみんな大成すると思うほど脳天気ではないから、保険として教職だけはとっておくと。それが30を迎えるころになって、芽の出る奴は立派に若木として育ち、芽の出ない奴はそろそろ諦める期に突入しはじめた。すると後者はもうホント先生になるしかないんだわ。私学の美術教師とか、専学の講師とかな。あなどれないのが短大とか女子大の幼教で、ああいうところの講師は、俺らみたいなアーティスト崩れの天国だ。ああ羨ましい。
前置きが長くなったが、そんな奴らが集まると、話題は自然と世間とは真逆の教育論となる。目下のテーマは「才能のない子にどうやって美術への進路を思いとどまらせるか」だ。本気で先生になりたくて、頑張って教職をとった人や、教わる人々には申し訳ないが、残念ながら美術と音楽の若い教師は俺みたいなのが多いので、教師としての倫理や信念を、他の教科の先生ほど期待しないでくれ。
ぶっちゃけると、週数時間の授業で創造的な活動をしたところで、目覚ましく心が豊かになったり感性が育ったりはしない。そういうのを求める子は自ら選ぶ。じゃーあのクソつまらん課題はなんのためにあるかっつーと、単なる才能発掘の手がかりにすぎない。
教える側になるとはっきり分かる。美術だの音楽だのは所詮センスの世界なので、高校生ぐらいになると絵心のあるなしは分かってしまう。負け組のお前にその子に眠る才能が見抜けるのかと問われれば、自信を持って出来ると答えられる。週数時間の授業でも3年間のうのうと眠っていられる才能は、ないのと同じだ。真摯に向き合う気がないからだ。
美術や音楽を志す子たちはある程度自信のある子だろう。そんな分母であってもおおまかに分類すると、
(1)努力すれば名のあるアーティストになれそう(めったにいない)
(2)飯ぐらいは食えそう(←俺ここ、わりといる)
(3)入学後に挫折するだろう(最大派閥)
に分けられてしまう。
俺らにとっての進路相談とは、(1)と(2)の子にそれなりの進路を誘導するタイムであり、そして(3)(4)の子にそれとなく将来のドロドロを吹き込むタイムである。
本当は全員に「大丈夫、お前才能あるよ!がんばれ!」と言ってやりたい。ダメな子に思いとどまらせるなんて後ろ向きだと思われるかもしれない。でもこの子たちが味わうことになるであろうこの先の苦労を思うと、軽はずみに進められないのが芸大進学なのだ。
そんなこんなでぐだぐだとくだを巻き、暫定結論として「レベルの高い画塾にブチこんで入試前に自分で目を覚まして諦めてもらう」のが最良の解決法だということになったのだが、きらきらと目を輝かせて語る将来の希望をまるごと受け入れて道を示してやれないダメ教師の俺らには、美味い酒などなかった。
天然ナチュラルガールに話題でGreeで評判うなぎ上りのマタギガール。
長いです。
昨夜、何となくテレビをつけていると『リセット』というドラマが始まった。
たいして面白い内容のドラマではなかったけど、片手間に最後まで見た。
今朝、早く出社して片付けたいことがあり、いつもよりもずいぶん早い電車に乗った。
けれどこの混雑具合。かばんが当たって揺れているのかもしれない。
「ポケットに、他の人の手が入ってる?」手の動きは少しずつ大きくなり、確信した。
痴漢だ。
学生のころから、電車で痴漢に遭ったり、道でいたずらされそうになったりということは、たびたびあった。
私は大人しそうな外見なので、標的にされやすいのではないかと思う。(ハチクロでいうところのコロボックル系だと言われる)
そんなとき、どうすればいいのかわからない、恥ずかしいという気持ちがあって、いつも何もできずに悔しい思いをしていた。
「悔しい」というのは「体を触られること」に対する悔しさではない。
「大人しくて抵抗し無さそうに見える」から体を触られるんだと考えると悔しい。
この、おぼこい顔が駄目なんだ。ほわほわした空気が駄目なんだ。小さい体が駄目なんだ。"安全な女の子"に見えるんだと。
一番駄目なのは、実際に抵抗しないことで本当の"安全な女の子"になってしまっていることだ。
それでも、どんなに"安全そうな女の子"を狙っても、万一"安全ではない女の子"だったら…という恐れを抱いているためなのか、その手口は"控えめ"だった。
変な話だけれど、私はそれに救われていた。
「どんなに安全そうに見えても、万に一つ、安全ではない可能性をこの痴漢は恐れている。私は完全に舐められているわけではない」変に前向きな考えを展開し、都合よく自分のプライドを守っていた。
けれど、今朝の痴漢は堂々としたものだった。
私のおしりで、おっさんとおっさんの手は大変なことになっている。スカートじゃなくて良かった。
「この人は、私のことを"絶対に安全な女の子"だと確信しているのだろうか。私が"安全な女の子"でなかった場合のことを恐れないのだろうか」
悔しい。今まで遭った痴漢の中で一番、悔しい。
自分史上最高の悔しさと、昨夜のドラマの影響とが絡み合い、高まり「今日の自分なら、キレることができる」という気がした。
できる。キレる。おっさんの手を掴む。振り返り、睨みつけ、やめてくださいと大きな声で言う。
このおっさんは調子をこきすぎたのだ。やってやる。
しゅるしゅると、気持ちがしぼんだ。
そうだった。今朝は頑張って早起きしたのだった。
警察沙汰になれば、会社へ行けなくなるのではないだろうか…せっかく、早起きしたのに。
隣のおばちゃん2人組は資格試験を受けるらしく、試験場へのルートを何度も確認し合っている。
みんな急いでいる。
なんとなく「声を出せば、みんな助けてくれる。私は被害者なんだから」と考えてしまったけれど、私が急いでいるように、他の人も急いでいる。きっと誰もたすけてくれない。やってみなければわからないけれど、だめだ、こわい。
「この女は安全だ」おっさんとおっさんの手はそういってたのしんでいる。
吊革をぎゅっと握った。
電車内
O 俺と近い歳の人はperfumeよりcapsuleの方が好きな人が多い気がする(厳密に言うとOがそうなだけ)。でもTの周りは圧倒的にperfumeだ。この違いはなんだろう。不思議。
T 今月のMUSIC MAGAZINEは中田特集だったが、アイドルの曲を作るのは大変だという。
その辺のプロ根性を認めないのは心が狭いのでは?
濱マイクで一話やってるのを見たくらい(後で気付いたが行定と勘違いしていた)。
O 係長になりそうですけど一体どんな気分なんですか。
T 覚悟はできてる。
というかいろんな人からそう言われる。
別に焦ってるわけでもなんてもないけど。
O それも含めて。
T 在庫量に差は?
O 差を感じる程ディープなものは借りて無いのでまだなんとも。
T 昔DISCASを使っていたが、見たいのはほとんど在庫してないのでやめた。
それにしてもこんな商売が成り立つっていうのは驚きだ。
O 同意。
T 何借りた?
O 主にリンチ。
あと嫁が見たいということでハチクロ。
基本的には一緒に見るがさすがにイレイザーヘッドは途中で見なくなった(笑)
うちはほとんど一人。
合いそうなのだけ誘う。
O 一緒に見て天然コケッコーとか向こうが見たいと言ったのにそれほどでもなさそうだった。
俺はかなり良かったが。
T 最高でしょ。
O 新海誠の秒速5センチメートルも最高だったが微妙な反応だった。
T 見てみよう。
あとリンダリンダリンダ。
O 見てみます。
T 明日(土曜)出勤だ。
O 休みです。
T 帰ろう。
O お疲れ様でした。
元増田です。
数日後自分の日記を読み返して笑ってしまった。
今ではたかが漫画じゃん、と思える。
彼女は漫画は自分で買ったりはしないのでそれ程漫画好きというわけではないと思う。
手を付けず返すなんて何事じゃ!という感じでいきり立っていたんですね。
整形外科系の入院でどちらかというと元気な部分ばかりが目立っていたから
(担当医に内緒でこっそりコンビニまで脱走するなんてよくやっているらしい)
まるっきり元気なけが人だと思っていて、見られていないにしてもやや配慮に欠ける日記ではあった。
あの後もういちど蔵書から選りすぐって持って行ってみた。
しかし『DEATH NOTE』が良くて『MONSTER』がダメな理由はわからない。
『ハチクロ』は読んでくれたけど、4巻あたりで意味がわからなくなったといって帰ってきた。
『動物のお医者さん』は犬好きなこともあって読んでくれた。
今のところこれが一番おもしろかったらしい。
でも『おたんこナース』は読んでて辛くなる部分があったと言っていたので、貸した私のミスだろう。
ぱっと見の萌え??テイストが強いかしら?と思って控えてしまった。
再来週には退院できるという連絡がはいった。
退院する前に本を回収しに行こう。
そして何でダメだったか、を聞いてみたい。
http://anond.hatelabo.jp/20080721222220
基本的にこういうのは趣味の押し付けなんだけど、押し付けざるをえないのがオタの性。
非オタのかわいい女子に、さりげなく洗練されたトークでお勧めアニメを教えて
それをきっかけに彼女にオタへの手ほどきをしつつ恋愛関係に・・・
だが現実は違う。
「○○さん昨日何してたんですか???」と聞かれ、
恐る恐る「千年女優ってアニメのDVD見てました??」なんて答えたら
「え、アニメってあのエヴァみたいなキモい奴ですか!?」と言われ
非オタ女子との間にそびえる厳然とした高い壁を感じた。
「あー、でもああいうのはちょっと。」などと保身に走ると、
「あ、ダメなんですね、あー良かった」などというモテカワ子さんの反応に
ありもしない脈を感じ取ったが、言うまでもなくその後見事に撃沈。
傷心を抱えつつ見に行ったイノセンスで、男やもめのバトーの姿にさらに切なくなったのを覚えている。
だが、個人的な経験則として非オタの女子といっても、潜在的なオタ要素を抱える女子というのは相当数いる。
たとえば、ちょっとお嬢風の大学生が、今のアニメに興味はないけど昔レイアースは見てたとか、
今最終兵器彼女にはまってるんですー、なんて子もいたりした。
ちなみにサイカノ子さんは元彼に藤崎詩織のコスプレを仄めかされて別れたそうだ。
女子ならば少女漫画の系譜に属するアニメならばわりと抵抗を感じないのではないかと夢想する。
自分が高校時代にクラスの女子の間で「少女革命ウテナ」が大人気になった事があり、
昼休みに教室のテレビを食い入るように見ていたという現象を目の当たりにしている。
暁男とウテナがやっちゃった回の翌日などは喧々諤々の大騒ぎになっていた。
また、当時クラスの不良とサクラ大戦の話題で盛り上がっていたが、
彼らとつるむ女子グループの間でもサクラが流行っていたらしく、
同窓会で、あの時に○○君とサクラ大戦の話したかった、などと言われてしまった。
あと、BANANAFISHあたりを話題に出すと結構喰いつきがあったり、
ハチクロ読んで胸がギュンギュンしちゃいましたなんていうと、
笑われながらも新刊が出た時に話題に加われたりして、
男オタが思うよりも、オタ系な話大丈夫な非オタ女子もいるんだな、と実感する事が多い。
また、最近の話で同僚のゆるふわ系OLがコードギアスの公式HPを見ていて、
思わず「これ最終回なのに全然話終わってないですよね。」などと話しかけたら
「これから第二期があるんです!」などと反応されビビった事があった。
まるで自分が高校時代エヴァにはまった時のそれを見るようでむずかゆい。
シャーリーの死に「ショックで思い出すだけで泣きそうです。」などとメールが来たり
シュナイゼルをシュナ様とよんだり、ルルとロロの絡みに興奮したり
ギアスの何が彼女の琴線に触れたかはわからないが、彼女も順調にオタへの道を進んでいるようだ。
先日の放送終了後メールで「ツンデレの次は記憶喪失デレかもしれないですね。」
と送ったらややウケだった。
そんな彼女に勧めてみたのが「時をかける少女」とBSでやっていた「カウボーイビバップ」。
時かけは予想通り「こんなに感動するとは思わなかった!」と評判は上々だったが
ビバップはあまりピンとこなかったらしい。まあ基本的に男が好きなガジェットが多いアニメだが。
あと「精霊の守り人」も気に入ったらしく、やっぱりしっかり自立した強い女主人公みたいな話は受けがいいのかもしれない。
その他シャナ二期や狼と香辛料も面白かったそうだが、シャナが良かったというのは意外な感じがした。
余談だが、先行放送版だけ見てゆるふわ子さんに某SF三角関係ロボットアニメを勧めたが、
超銀河系アイドルが戦地に単騎乗り込み全員アイドルソングで洗脳したり、
宇宙規模人気歌姫と超銀河系アイドルが一人の男を巡ってタイマンソングバトルを始めたのを見て
今の彼女がこれを視聴して理解するのはちと荷が重いかもしれん、と後悔している。
以上、個人的な非オタ女子との交流をあげてみたが、
もちろん最初に挙げたモテカワ子さんのような女子もいるが
潜在的オタ要素を持つ、あるいはきっかけしだいで爆発的にオタ化するゆるふわ子さんのような女子もいる。
「俺、少女漫画好きだよ」と言う男に、好きな作品や作家を聞いて24年組の名前があがってくるとげんなりする。心底がっかりする。24年組は私も大好きだし、素晴らしい作家さんだと思うけども、臆面も無く萩尾望都・大島弓子の名を挙げる人のほとんどが、それ以外の少女漫画を読んでいないんだもの。それどころか、その24年組作家さんの最近の作品も読んでいない。せめて「バルバラ異界」ぐらい読んでから言ってもらえませんかね。
要するに「少女漫画を理解する心の広い俺」を演出するために、いちばんてっとり早くて優等生な回答なんですよね。萩尾望都・大島弓子は。あと、よしながふみもこのカテゴリに入る。
確かに男性に人気の少女漫画家として鉄板なことは間違いないけど、本当に少女漫画が好きならもっとたくさんの名前が挙がってもいいと思う。もっと読めよ!白泉社以外も!最近のも!「君に届け」「フルバ」「のだめ」「ハチクロ」のコンボはもう飽きました。
1度だけくらもちふさこという回答が返ってきて、土下座せんばかりに感動したことがあります。あ…この人、本当に少女漫画を読んでる人だ…と思ったよ。