はてなキーワード: ナルトとは
鬼滅が傑作だと評されることへの個人的違和感を言語化すると「面白いのに凄い傑作と言われると首を捻ってしまう」であり、その理由は「巨悪と戦う漫画の割に世界観が壮大でない」からだと思う。
ナルトにしろブリーチにしろワンピースにしろ、個々のエピソードが面白いのとキャラがいいのは勿論、世界観の情報量が膨大(露骨な言い方をすればWikipedia読み込まんといかん位用語が多い)で、これの真似は確かにできんわって思うのが大きいと思うんだ。二次創作するには楽しいけど、これ1から自分で作れって言われたら時間いくらあっても無理だと思ってしまう。キャラとかエピソードは思い付くけど、世界構築はできない。
でも鬼滅の世界観は割と狭めなのだ。鬼がいる以外は現実に近く、チャクラだの念だのといった説明が必要な特殊設定はなしで技のエフェクトは※あくまでイメージである。
組織については敵味方双方、あまり複雑ではない。階級はあるが、主に「柱とそれ以外」でありたとえばワールドトリガーのような部隊ごとの特色や上司部下関係といった要素は少なめである。敵も強さはヤバイが、無惨というトップの他は序列はあるものの複雑な組織体型はなく派閥や上司部下の無惨を介さない関係性も(元からセットの鬼以外では)あまりない。例外である蜘蛛山も、独裁者と奴隷という割と単純な図式である。
武器や戦法や技についても、呼吸とか型とか確かにかっこいいんだけど、斬魄刀や血継限界やスタンドに比べると設定的に語れるところは少なめである。
敵の目的に関しても、ただの長生きしたい性格の悪いやつのわがままでありぶっちゃけ無惨の言うとおり小規模な災害なので、考察の余地も少ない。似た悪役にからくりサーカスのフェイスレスがいるが、あれの場合「滅茶苦茶壮大な悪事だからさぞ遠大な計画がと思ったのに女にふられたからとかふざけんな」というオチなので、最初から小物の私欲というのとはまた別である。
勿論、設定が複雑であればあるほど素晴らしいと思っているわけではない。設定を扱いきれない位ならない方がよいとさえ思う。規模だって、世界を救わなくても町一個をサイコ殺人鬼(たまに殺す以外は小市民)から救う話だって全然面白いのだから。ただ、ガワが王道少年漫画で千年の巨悪に立ち向かう話なのでどこかに壮大さを求めて読んだら肩透かしを食らった、というだけの話である。
つまり、鬼滅とは「いろんな意味で設定が壮大で(かつ細かく)ない傑作」なのだと思う。逆説的にいえば「巨悪と戦うバトルもので設定が異様に凝っていて壮大なうえでそれがおおむね生かされていて面白い」という、これまでのバトルもの傑作の特徴を持たずに売れたという点ですごい漫画なのだと思う。
愛せるかは人それぞれだからわからん。育てられるかも収入や職業それぞれ。ただし産まれて不幸はあるかもしれないけど幸せや喜びもあるからな。
不透明な時代だけど不透明な時代だってわかりきってるんだならロスジェネの親みたいに学歴信仰一本槍で大外しってことにはならんだろう。
子供といて思うのは俺が主役の時代は生まれた瞬間に終わったんだなってことかな。その考えに至ったときは悲しくなったけど人類累々みんな同じだったんだよな。死ぬまで主役だと思ってけどシーズン2は主役交代なのよ。ナルトとボルト。だから産んだら産まないっ手選択肢はなかったって思うけどね。ま、産まれればだから。個人的には最高。
なんで週刊少年ジャンプ買ってないし読んでない増田が変な義憤にかられてるんだ?
ジャンプってのは
・WEBのジャンプ+(SQからの島流しやWJからの移籍もある)
・WEBのとなりのヤングジャンプ(ヤングとつく割にウルトラジャンプからの掲載もあったりでごった煮)
・週刊少年誌の週刊少年ジャンプ(ターゲットは高校生以上。1番有名)
・週刊青年誌のヤングジャンプ(ターゲットは成人以上。売り上げは2番目)
・月刊中年誌のウルトラジャンプ(ターゲットよくわかんねえ。30代以上。ジョジョが有名で面白い作品だいたいとなりのヤングジャンプにも掲載してて本紙の意味とは?ってなりがち。売り上げはVジャンプ未満)
・グランドジャンプ(ブコメで知った。王様の仕立て屋は単行本で買ってたから勝手にウルジャンと混同してたのよ。ごめん。申し訳ないけどウルジャンとグランドジャンプとSQ RISEは購読してないからよく知らない。Dグレ移籍先と血界戦線もココなのね)
・月刊青年誌のジャンプSQ.(WJから週間連載が無理な作家の移籍先。これ買ってないWJ好き中年はほぼいないと思う。テニスの王子様やワールドトリガーやるろうに剣心のような連載移籍組だけでなく、SQで連載始めた漫画も平均値とても高い。競争は激しくすぐ打ち切る。第三の主戦場)
・季刊誌のジャンプSQ rise(冒険王ビィトが連載中以外知らない)
・月刊Vジャンプ(ダイの大冒険の前日譚、ドラゴンボールの続編、遊戯王の新作、ナルトの続編、ドラクエ10の外伝漫画が連載されてて週刊からの移籍者も多い雑誌。通称月刊遊戯王。唯一成功してるゲーム雑誌と呼ばれる事もある)
そして
最強ジャンプの目玉はなんと言っても小学生が喜ぶ「データカードダスで使えるカッコいいカード!」
漫画の連載ラインナップも豪華で、地獄先生ぬ〜べ〜の続編とか連載中。
元増田はWJになんか変な感情抱いてるけど間違いなくお前買って読まずにグチグチ言ってるだろ
ジャンプ本誌の広告ページにあるから当然みんな知ってんだよ!!!
グランドジャンプ素で忘れてたわごめん
誤字直すね
あと9/19からダイの大冒険前日譚がVジャンプで連載開始なのでファンは必ず買おう
最強ジャンプでもダイの大冒険のゲーム版コミカライズが連載されるよ
ウルトラジャンプとグランドジャンプについて無知だったのは本当に自分でもダメだと思ったよ…電子本棚見たら結構連載されてる漫画買ってた(徳弘正也先生作品とか)のに
酒は常用しないが、人に誘われれば過剰に酒を飲む。楽しいから自分の意思で。しかし飲み終わったあとに気分が良かったことなどほとんどない。だいたいBADだ。誰が悪いというわけでもなく飲み終わったあと家で一人だからだ。おぼろげながら近いモノを挙げるとナルトの独り暮らしの寂しさの回っぽい気分だ。ひどく惨めな気分になる。でもまあそれは20と余年感じ続けているので別に生活に支障はない。織り込み済みのBADだ。
ただ一度だけ、大酒を飲んだあと勝ち誇りながら家に凱旋したことがある。やかましい先輩に一杯食わせてやった時だ。アーリータイムスだかなんだか知らないが瓶の半分を飲んでやって相手に差し出した。むにゃむにゃ宣っていたが構わず勝利宣言を布告し、日頃の溜まっていた鬱憤を置き去りにソイツの部屋を去った。
その日ばかりは5000円の椅子が玉座だった。風の噂ではソイツはメジャーデビューしただの何だの聞いた。俺は背もたれが外れ資産価値の幾ばくか下がった玉座に鎮座し続けている。
つまりはそういうことなんだが、チェンソーマンの面白さとは、アンチカタルシスを極めたあの藤本タツキという作者の作品に、少年漫画のエッセンスをこれでもかとぶち込んだその濃度だ。
漫画マニアなら作者の前作、ファイアパンチは知っているし、最低でも1話は読んだことがあるだろう。今ならジャン+で無料で1日1話やってるから、知らなかった一般人諸兄も気になるなら読める。1話目をとりあえず読んでくれ。復讐譚の導入としては、これ以上ないほどの1話目だと感じられると思う。これが合わないなら藤本タツキは合わない。それはしょうがない。
で、このファイアパンチだが、連載終了後もとにかく賛否否否両論ある漫画だ。とはいえ、否の方も「編集がバケモノを持て余した」というタイプの否が多く、1話目の出来を疑う人は少ない。ではなぜここまで否が多いか?簡単だ、徹底して読者の予想を裏切ることに特化したからだ。問題は、予想だけじゃなく期待すらも裏切ったことだ。
1話目を読んだ時点では、ファイアパンチはどう考えても「復讐譚」になる。復讐譚にしかならない。モンテ・クリスト伯や虎よ虎よの導入のように、如何にして復讐を遂げるか、を期待させ、復讐への葛藤を乗り越え、最後にどうやってカタルシスを感じさせるか、に焦点が行く。しかし、ファイアパンチは徹底してその予想、期待を裏切り続け、復讐ではなく「呪い」「嘘」「演技」といった、ユングのペルソナ論的な方向性に進んでいくのだ。あれだけ復讐の想いを奮い立たせる効果がある1話目の妹の言葉すらも、「その役割からそれっぽい言葉を言う」という演技からくるものではないか、というちゃぶ台の下の畳からひっくり返すレベルの話を平気で作ってくるのが藤本タツキだ。主人公の復讐という目的から、アレコレあってブレてブレてブレまくって、という葛藤をも描いた作品だ。カタルシスなんてあったもんじゃない。全力で振り回される、ジェットコースターのような作品だ。観覧車に乗ったと思ったらてっぺんから急降下してなんかよくわからないけどコーヒーカップで目が回ってた、みたいな状態になる。徹底したアンチカタルシス、解決しないことへのこだわりを感じさせる作品だ。
さて、ここまで前作の話だが、今作のチェンソーマンはどうだろうか。1話目は作者の妹(作者)のTwitterでも読めるし、ジャン+でも確か読めたはずだ。まず読んでくれ。1話読み切りだとすると完璧過ぎる1話だ。「普通を望みながら、誰もが今以上を望む」というテーマを書きながら、ちゃんと伏線張って回収する、お手本のような1話目だ。さて、ここから本作がどうなっていくかだが、とにかく主人公であるデンジが直情的なのだ。俺の邪魔すんな、面倒みてくれる奴が好き、おっぱいもみたい。とにかく目的が、「自分の感情」でブレない。ここが前作と比較したときの大きな差で、少年漫画とはこの確固たる「目的のブレなさ」が大きな魅力なのではないか。ナルトなら火影、ワンピースなら海賊王、チェンソーマンなら「普通の生活」である。カッコつきの「普通の生活」が何かは読めば分かる。読め。デンジはその「普通の生活」への憧れが本気で、徹底してる。馬鹿らしくても徹底してるんだよ。それも1話目からだ。
そして藤本タツキ作品には、素晴らしい助演が居るのだ。ファイアパンチではトガタ、チェンソーマンならマキマさんだ。まて、石を投げるな。チェンソーマンならポチタだろうとか、パワーちゃんだろとか、アキくんと姫野の話とかコベニちゃんだとかコベニカーだろとかあると思うが、マキマさんだ。マキマさんが圧倒的にエロいんだ。直情的なデンジに、文脈のエロさを教えるんだ、あのシーンでマキマさんに心を動かされなかった奴は居ないだろう。いいから読め。まだ既刊は7巻だ。今日7巻発売。一瞬だ。読め。合わないならしょうがないが。読め。マキマさんは怖くてエロいぞ。1話目のセリフも、素晴らしい前フリになってる。読め。
もう一つの魅力はセリフ回しだ。例えば、デンジが夢をバカにされた時のセリフ、「み~んな俺のやること馬鹿にしやがってよぉ、みんな偉い夢持ってて偉いなぁ!じゃあ夢バトルしようぜ夢バトル!お前が俺に負けたらお前の夢は俺の夢以下な!」だ。最高に頭が悪い。バカのデンジが、圧倒的なバカを本気で叫ぶ。読者も、そのバカを待ち望んでいる。予想は裏切っても期待は裏切らない、王道の少年漫画だ。それでいて、前作のジェットコースター性は失っていない。圧倒的なスピード感と期待を裏切らないフルスイングのバカ、これはジェットコースターではなくもはやテーマパークだ。
まだまだ魅力はあるぞ。マキマさん以外も素晴らしいキャラがたくさんいる。全員がブレない、生きたキャラだ。書ききれん。読め。キャラデザも最高だ。読め。全てを理解していけ。
チェンソーマンというテーマパークを楽しめるかは個人差がある、友達になりたくないならしょうがない。私だって高校の文化祭が最高の思い出で率先して同窓会の幹事をやるような奴とは友だちになれない。シラフでディズニーランドを楽しめる奴とは友だちになれない。大学院の研究室生活が365連勤のような状態で如何にクソだったかを語りつつ、研究室生活に戻りたいと思ってるような奴と友達になりたいと思ってる。そこはしょうがない。いいか、読め。1巻だけでいい、読んでくれ。
買いたいものもないのになんとなく最寄りのコンビニに入ってみたら、見たことのないカップ麺が山積みにされていた。
黒を基調としたパッケージに金文字が印象的で、なんとなく高級感がある。尾芽賀ラーメン…いわゆるご当地ラーメンだろうか?
値段は280円(税抜き)とそこそこで、興味が湧いたので買って帰ることにした。釣り銭の中にピカピカの10円玉があって少し嬉しくなる。
家に帰り、さっそく作ってみる。手順に変わった点はなく、ごく一般的なカップ麺に見える。特徴を挙げるならばかやくに加えて炭酸パウダーなるものが入っていること、そして粉末スープから甘い匂いがすることだろうか。どこかで嗅いだことがある匂いなのだが、なんなのかは思い出せない。
湯を注ぎ、3分間待つ。温められたことで甘い匂いはいっそう強くなり、六畳間に満ち満ちる。あまりラーメンらしい香りではなく、むしろなにか、もっとさわやかな……コーラか!どうやらコーラの匂いに似ているようだ。
タイマーが鳴り、蓋を剥がす。水蒸気とともに顔面に押し寄せる芳香はまさしくコーラのそれだ。うまいのか?これ…不安になりつつ、炭酸パウダーを振りかける。なるほど、コーラである。
麺はノンフライの太麺で、具はチャーシューとナルトとメンマ。このあたりに特徴はないように見えるから、やっぱりスープが決め手なのだろう。いただきます。
…まずい!
まずいとしか形容できない味だった。甘ったるさをリングに醤油の香ばしさとコーラのスパイシーさがケンカをし、豚臭さが汚いヤジを飛ばす。控えめに言って大惨事だ。なんのまとまりもない。
これは捨てるしかないかな、と思ったが、せっかくだからもう一口くらいは食べておいてやろう。相変わらずだ。ひどいものだ。信じられない。
あまりに悲惨だから可哀想になり、三口目を口に運ぶ。なんてことだ。神よ、僕を哀れみたまえ。
こうなったら四口目。あえて五口目。むしろ六口目?
…驚いたことに、気がつくとプラスチックの杯は空になっていた。空、だ。「汁完」である。
気がつくと、さっき立ち寄ったはずのコンビニの前にいる。吸い寄せられるように近づく。自動ドアが大蛇の顎のようになめらかに開く。尾芽賀ラーメンが積まれている。だれかの手が伸びて、3つも同時に手に取った。その手は信じられないことに、僕の手らしい。
誰と誰をくっつけて子供産ませて、みたいな。
前々からずっとフラグ立ってたペアは良いとしても、余り物同士をくっつけたようなペアとかね。
パズルゲームかっていうね。
どうして全員が全員誰かとくっつかないと気が済まないの?ナルトもそうだったよね?
ナルトとヒナタはフラグ立ってたからいいとしても、お前とお前なの?みたいな組み合わせあったじゃん
いや別にそういう結婚もそりゃ人生あるだろうよ、あるだろうけどあんな無理して描かなくてもよくない?
確かに最終回は全員が幸せな姿を見せたい、見せてほしいって欲求は理解できるよ
ラノベの文学少女シリーズでさ、主人公に振られたサブヒロインが別の男とくっつく展開あったじゃん
そりゃそういうこともあると思うよ、ヒロインが別の男とくっついちゃいけないという理は一切ないと思う
でもあの展開があまりにも「あてがわれた感」がすごくてさ、そうまでして誰かとくっつけてやらねば幸せになれんのかと思うわけよ
ストーリーの描写範囲から完全に外れた時系列でひっそり誰か知らんやつと結婚してるとか、あるいは独身で幸せにやってるとかでもええやんけ