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はてなキーワード: テンプレートとは

2015-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20150518014949

単に世の中を支配してるのが中年男性からじゃね。

結婚だけではなく全てにおいて、常に女性男性若者&老人だけが異常な要求をしているように報道されてテンプレートとなっているが

中年男性の異常さは異常なまでに許容されてるよ。

世の中の仕組みが怖い

結婚相談所に勤めて早二ヶ月。今日、先輩に実際の困ったヤツは大体中年男性なのにどうして世間では結婚において女性が異常な要求をしていると報道され、テンプレートの様に言われているのかを教えてもらった。

結婚相談所登録女性がまともな要求をしているように聞こえるようにするためと、中年男性結婚相談所では金づるなので自分の考えが異常であると気づかせないためらしい。世の中の仕組みが怖いね

2015-05-11

最近会社を辞めた。

最近と言っても、もう3ヶ月前の話しになるのだが。

3ヶ月前の僕は広告代理店デザイナーとして働いていた。設立されて4年ほど経つその会社は、社長と僕と同僚4人の計6人。

まあ、広告代理店と言っても、地方の街なかにある小さな広告代理店だ。地方都市住民結構多い(大阪まで電車で1時間ほど)ということもあり、クライアント先は近所の個人経営のお店がほとんど。新しくオープンするカフェ宣伝文句を考えたり、駅前美容院ホームページの改修を手伝ったりなど、とりとめのない仕事をしていた。

今年で28歳になる僕は、こういった緩い毎日に対して良くも悪くも思っていなかった。いわば、「普通毎日」というものに居心地が良かったのである。ただそんな中、僕は毎日楽しみにしていることがあった。それは「Twitterである

人それぞれ幸せの形は違うとよく言われるが、人それぞれTwitterの楽しみ方も違うと僕は思う

朝、昼、晩、暇があればタイムラインをチェックするのだが、僕がフォローをしている人は周りの知り合いなぞいない。

僕のタイムライン上は、日々この世の中に向けて「ポエム」を綴っているツイッタラーの人たちばかりである。有名ポエムツイッタラーともなるとフォロワーが1万人以上いたりし、何かイベントなどを企画するとその人たちのフォロワーが何十人も集まったりしてしまうほど、大変な影響力があり、僕もその有名人に群がる中の一人だった。

中でも特に1人、とても好きなポエムツイッタラーの人がいた。仮にGさん(男)と呼ぶことにする。

Gさんはポエム界隈ではある程度有名で、まさに「Twitterで生きている」と言っても過言ではない人だ。ある日の夜、布団の中に入り虚ろな目でタイムラインを眺めていると、Gさんの「新しく会社を立ち上げようと考えている」というツイートを見た。

「うわ!」っと声に出してしまうほど、僕にとって衝撃的なツイートだった。「Twitter」というスマホ及びPCを持っていれば誰でもアカウントを作れるサービスを使い、ポエムの才能のみで世に自分のことを知らしめたうえ、そこで積み重ねたノウハウを基に会社まで作ってしまうなんて、この人はなんてすごいんだ……と5秒ほど開いた口が塞がらなかった。

Gさんは「ぼくと一緒にこの世を盛り上げていこうよ」的なキャッチコピーを基にリンク先で人材募集をしていた。募集人材はエンジニアライターデザイナーなどである。「あ、俺、デザイナーやん。しかも実務経験2年以上だ」と自分が応募資格を持っていることも分かった。

シャワーを浴び、缶ビールを飲みながら1時間ほど考えた末、「まあ、落ちたら落ちたでいいし、受かったら何かの縁だし、とりあえず応募だけしてみよう」と思い、応募フォーム自分名前と連絡先を入れてボタンクリックした。

次の日、メールにてGさんから返信があった。「この度は応募いただいてありがとうございます面接地は〜〜〜」とテンプレート通りの返信だったのだが、Gさんから直接連絡がもらえているという事実でとても嬉しかったことを覚えている。

一週間後の日曜、面接に行った。履歴書には自分が今までやってきたことを書けるだけ書いた。生まれて初めて「ポートフォリオ」なんてものも作り、持参した。実際の面接では、不思議と緊張はせず、スラスラとGさんと喋っていた。

何年もその人のことをTwitter上で見ていたからか、不思議とその人と話すことに対して怖さや緊張がなかったのである。むしろ話していてとてもワクワクした。取り急ぎ、結果は合格。ぜひ次の月から一緒に働こうと言ってくれた。僕は迷わずはい!」と頷いた。

月曜日広告代理店社長に「自分がこの世で一番尊敬している人と、新しい会社で働くことになったので、今月いっぱいで会社を辞めます」と告げた。今思うとだいぶ拗らせている、かなりやばい

それに対し社長は、「お前の好きなことが見つかったんなら、それをとことん追求してこいや。お前が夢を見つけてくれたんがめっちゃ嬉しいねん。お前は俺の誇りや」とかなりカッコイイことを言って承諾してくれた。社長もだいぶ拗らせている。

次の月、僕は大阪とあるオフィスにいた。Gさんと一緒に仕事をするためだ。Gさんはとても面白い人で、一緒にいると常に新たな発見があり、この人と一緒に仕事が出来る自分はなんて幸せなのかと感じていた。ただ、そんな毎日は2ヶ月で終わった。なんて早いんだと僕もこれを書いていて思う。

Gさんは前述の通り、「Twitterで生きている」人だった。以前多少はWebに関わる仕事をしていたとはいえ、Twitterを「仕事」として生かすスキルを持ち合わせていなかったのである。Gさんは140文字以内の世界にいたのだから

会社を立ち上げた当初はTwitterで知り合った知人から仕事を貰ったり、タイムラインに「会社始めることになったので仕事ください」などのツイートをして営業活動をしていた。しかし1万人のフォロワーは「Twitter仕事道具として使っているGさん」に対し好感を持てなかったのだろう。営業ツイートをするうちにGさんのフォロワーはみるみるうちに減っていった。Twitterで知り合った人から貰える仕事たかがしれている。TwitterスキルしかないGさんに、いきなり大きな仕事を任せちゃう気持ちの大きい人はいなかったのだ。

2ヶ月目に入った頃、Gさんは途方に暮れていた。会社にも来なくなった。だって仕事がないのだから尊敬するGさんを助けたいという気持ちで、僕も知人に営業をしたり、飛び込み営業をしたりもした。しかし、自分たちが誇れるスキルがないという現実を目の当たりにしてしまう。「弊社の代表フォロワーが1万人もいるんですよ」と言っても、営業先はなかなか相手にしてくれないのだ。

入社して2ヶ月後、Gさんは諦めてしまった。一週間連絡が取れなくなってしまったのである。正直その時点で僕の気持ちも消えかかっていた。一緒に入った同僚2人ももう既にいなくなってしまっており、気持ちドン底まで落ちていた。(元々この2人は社員ではなく、仕事があれば発注するということだった)一週間後やっと連絡が取れたが、Gさんは僕に謝罪の意を表し、「もう辞めよう」と言った。僕はそれに従った。

今思うと、Gさんには「目標」がなかったのである。あえて言うならば「会社を立ち上げる」ことが目標だったのであろう。その後、どのようにスキームを立てて仕事をしていこうかなどの目標は一切なかったように見える。(嘘だろ? と思うかもしれないが本当だ)Twitterで人気者になって会社を立ち上げるということは、お笑い芸人スポーツ選手を目指すことよりは将来性があることかもしれないが、今となれば一緒のようにしか思えない。

そういうことで僕は元の会社に戻った。それが先週のことだ。社長土下座で謝ったら、「人生、何回転んだってええ。その傷跡を覚えておくことが大事なんや」と藤原基央のようなことを言って許してくれた。Gさんと働いたのはたった二ヶ月だったが、まあ良い経験になったと感じている。Gさんは僕に、「人間普通が一番」という当たり障りのない現実を教えてくれたのだった。

なぜブログを始める人が後をたたないのか

それは最近ブログで簡単に稼げる!」と言うのが情報商材系のターゲットになってきたからだろう。

http://ponkotukko.hatenablog.com/entry/2015/05/11/194905

これ書いてる人、Proにもなってないし、いくつか見た感じではAmazonアフィも貼ってない。

恐らくこの人はアフィではなく純粋ブログを書いてる人なんだろう。

からこの人はネットでの人のつながりとかそういう論調に持っていってる。純粋にそう思ってるのかもしれない。


だけど、最近はてブに上がってくる様なのの大半は最初からアフィ狙いのものしか無い。

商材として売られてるんじゃないかと思うくらい同じようなテンプレートの物も多い。

からこそ、言っても思ったほど儲からん、ということで撤退していく人が多いのだろう。

それ以外にも昔からちょっとはじめては誰にも見られないから辞める、と言う人は大量に居るだろうが、そういう人はそもそも目に入ってないはずなので、

「後を絶たない」と感じてるのはちょっとホットエントリーとかに続けて入ってくるような人とのことだと思うし、

最初に複垢、どうきぶろがー、はてブ買収等により続けざまに入ってきている人も多いことだろう。勿論、そのような人たちはすぐにだめになる。

ただ、一部、最初だけ使って上手く読者を獲得し、後は惰性で「正しく」読者を得て生き延びてるのも居る。




基本、最近はてブに載る様なのは明らかなアフィ狙いしか無い。

2015-05-10

量産型人格とは

茶髪にして、パンケーキ食べに行って、ディズニー行ったのに自撮りばっか載せて、せっかく受験勉強頑張ったのに1限めんどいとか楽単とか言っちゃって。大学生活を就職までのモラトリアムしか考えてないような人達は何を考えて毎日生きてるんだろうか。

普遍的な物ばかり好きで、見た目も性格ツイッターでの話し方も似たような奴ばかり。

自分ってなんだろう?とか、死ぬってなんだろう?とか考えたことあるのかなぁ。

きっと少なからずあるんだろうけど、私には彼女達はロボットの様に見えて、何も考えずにいるようにしか見えない。

個性って一体なんだろうか?

所謂サブカル女子とかも、マッシュルームカットアラレちゃん眼鏡、奇抜なシャツとかが軽くテンプレートになっている。松本大洋大友克洋好き!とかね。サブカル女子は周りと被りたくない気持ちが強いから、好きな作家とかは変動ありそう。

イラスト趣味の人だって、先述のサブカル女子なんかは明朝体を駆使しながら似通ったものを描く。腐女子三白眼の女っぽい顔した刀剣男子を描く。

量産型大学生小馬鹿にしてる層の人達だってジャンル毎に似ているようにしか見えない。

量産型サブカル女子量産型腐女子…挙げだしたらキリが無い。

そんなことを考えると、こんなこと言ってる私だって、きっとどこかの量産型⚪︎⚪︎なのかもしれないと思う。

私はサブカル趣味じゃないし、BLは嫌いだ。パンケーキInstagramFacebook自撮りも皆嫌いだ。

毎日似たような人しか居なくて辟易しているただの大学生である

そんな自分って一体なんだろう?

2015-05-05

GWで暇なのでWEBエンジニアエロサイトを作ったがアクセス0な話

GWで暇なので、エロサイト作りました。(宣伝です)

これです。

エロ動画マガジンエロマガ」

http://www.eromaga.me/

よく「エロサイト作ってみた記事でバズったりしていたので憧れていました。

ので書いてみます。(興味ない方はすみません

スペック

20代後半

WEBエンジニア

Rails開発 または iPhoneアプリ開発がメイン

コンセプト

GWを使って、効率よくエロ動画サイトを立ち上げる

使用したもの

言語 → Ruby, HTML, CSS, java script

フレームワーク → Ruby on Rails

サーバー → Heroku

デザインテンプレート → Bootstrap(Bootswatch)

やったこと

さて、仕事エンジニアということもあり、技術的に苦労したわけでも、勉強時間がかかったということでもありませんので、

今どきのエロサイトを作るために、効率よく作れるポイントを書いていきたいと思います

AV女優一覧APIを使って8000人分の女優情報を取得する

http://apiactress.appspot.com/

このAPIで、簡単にあいうえお順に8000人のAV女優名前顔写真といったデータを取得することができます。コレを活用して、収集した動画データタイトルマッチングさせて、「◯◯の出演する動画」といったデータを作ることが出来ました。

RSSリンクの検出プログラムを書くことで初期から500サイト巡回が可能に

大手エロ動画アンテナサイトなどでは、数百サイトクローリングをしていますしかし、1件1件、RSSリンクを調べていては日がくれてしまます

ある大手エロ動画サイト巡回先をリストにして表示していてくれましたので、これを整形して、サイト名、URLリスト作成しました。そして、この

URLからRSSリンク抽出するプログラムを書きました。それにより、一瞬で数百サイトRSSリンクリストを手に入れることができました。

ユーザービリティを高めるために、重要タグリストを作り、タイトルマッチングさせ、「巨乳検索を可能に

人妻熟女ギャルといった重要キーワード検索できることも重要です。そこで、ここでも大手サイトトップページに表示されていた50個ほどのタグ

重要タグとして位置づけ、タイトルマッチングをさせました。こうすることで、巨乳動画貧乳動画などが探しやすくなりました。

また、URLからmeta keywordsを取得して、それを単語に分解してのタグ付けも実施しています

デザインテンプレートを使うことで、そこそこイケてるサイト作る

Bootstrap流行りましたが、そのままでは、流石にダサいということで、https://bootswatch.com/デザインテンプレートを使用しました。

うーん、そこそこイケてるデザインが簡単に作れますね(汗)

結果

こういった流れで約5日で、

・500サイトから情報収集、10000本の動画情報

8000人のAV女優情報

巨乳ギャル人妻などの主要キーワード検索

・もちろんスマホ対応も済

といった主要な機能を備えたエロ動画を立ち上げること出来ました!

が、しかし、・・・

まだアクセス自分しかいません。。。是非、皆様ご利用下さいm(_ _)m

エロ動画マガジンエロマガ」

http://www.eromaga.me/

2015-03-29

末永く友情を続けたいけど言いたいことは我慢したくない

私は腐女子だ。

わりと長いこと患ってるから、もう治らないものだと諦めている。

NLも好きだが、大抵の場合は結局BLに落ち着く。

創作もする。

文字書きだ。

一次より二次の方が多い。

原作関係者申し訳ないと心の中で謝罪しつつ、今日妄想に励む。

ところで私には一人の友人がいる。

腐女子仲間だ。

とても親しく付き合わせてもらっていて、ほぼ毎日LINEでやり取りをするくらいだ。

彼女とは物の考え方が近いので、話をしていて楽だなぁと思う場合ほとんどなのだが、時折非常にコメントしづらいことがある。

まず第一に、彼女センスがだいぶ厨二であること。

本人はあまり自覚がないようだが、こちらからすればものすごく痛々しい単語チョイスをする。

個人的に「漆黒」と「運命(さだめ)」はアウトだ。

まあ、全体的に難読漢字や小難しい言い回しを好む理屈っぽい文章といえばいいだろうか。

また、オリジナルキャラクターを考えたよ!というので聞くと、うわぁ……となるネーミングである

あと「最強」が好きだ。

美形で能力高くてカリスマで……と、ものすごい盛ったキャラ設定にこちらは無言になってしまう。

次に、テンプレートネタや展開を好むため、以前聞いた妄想と似通った内容や既存作品と被るものが多い。

私はどちらかというと王道よりも少し捻った話の方が好きなので、聞くとまたそれか……と思ってしまう。

同じ作品内の複数カップリングで受けがモブに襲われる→お清めエッチの話を続けてされてげんなりしたことは記憶に新しい。

二次創作など所詮自己満足だし、好きなものを好きに書けばいいとは思うのだけど、自分が相手に感想を言わなければならないとなると話は別だ。

こういうの考えたの~♡と披露されれば、コメントしないわけにはいかない。

このコメントを考えるのが大変な苦痛なのだ

彼女とはこの先もずっと仲良くやっていきたい。

しかし、私は言いたいことを我慢するのが苦手であり、嘘をついて取り繕うのも出来ればしたくない。

「それこないだと展開同じだね」「そのセンスめっちゃ厨二なんだけど」「それって完全に○○○○○○と一緒だよね」と言ってしまいたい。

批判されるのは誰だって嫌いだ。

だって嫌だ。

本人も批評されたくないと以前言っていた。

それがわかっているから、なるべく良いと思う部分だけピックアップして感想を伝える。

けれどその飲み込んだ部分こそが本心なので、ものすごいストレスになる。

彼女のことは大好きだ。

でも、彼女作品はあまり好みではない。

どうやったら傷付けずに正直な気持ちを伝えることが出来るかと、日々頭を悩ませている。

お世辞、おべんちゃら、建て前、綺麗事……

そんなもので装った関係など本当の友情ではないと言う人もいるだろう。

しかし、私はそんな意見の方がよほどわかっていないと思う。

好き嫌い感覚他人がどうこう言うものじゃない。

相手の何もかもを受け入れられるわけでもない。

そして、一部分のためだけに別れたいとは思わないのだ。

私は、今悩んでいることを彼女にぶちまけたその上で彼女にこれからも付き合い続けていきたいと伝えるか、不満を一切見せずに耐えるかのどちらかしかない。

出来れば前者を選びたいと考えているが、友情を失うリスクは高い。

言えば彼女感性否定することになるのだから

自分が楽になるために相手を傷付けるか、苦痛を抱えても騙し続けるか。

これから、某有名マンガに設定がすごい似てるなーと思ったネタ感想を考える。

私の戦いはこれからも続く。

2015-03-21

http://anond.hatelabo.jp/20150321125214

実際量販店スタッフやってたけど、開通日については正直分からないですよ。

っていうか、店頭で断言なんか絶対できない。戸建もマンションも、環境が分からないから

ただ、マニュアルには「申込日から何日で開通できます」っていう目安が書かれているので、

それを元にして断言する案内をしちゃったのかもね。数を獲得したい、っていうのもあっただろうし。

普通は、「最短での開通は●●日になりますが、新生活シーズンで大変混みあっておりますし、

お客様には折り返しセンターから連絡がありますので、そこで詳細をお聞きいただけますか」という

この時期特有テンプレートがあるんだけど、多分そこまで説明できなかったんだろうな。

2015-03-17

面接エクセルの程度を訊ねる質問があったとして

ボットテーブルとマクロって初心者一朝一夕で覚えられる訳ないから

普通初心者ないし基本操作が出来る程度というと、ピボットテーブルとマクロは出来ません

という事にならないだろうか。

入社してみて、ピボットテーブルって何ですか?とかマクロの使い方が分からないです。

というのを防ぐためには面接エクセルの程度を訊ねる時に、

最近は「VBA使える?」とかある程度専門的な質問に変わりつつあるし、面接パソコン試験を受けさせて

程度を調べるという方法が増えつつある。

恐らく、皆パソコン基本操作できまぁす!と回答していざ入社してみたら、基本操作の程度が「ワード文章引用文献の注付けられるだけ」、

エクセルテンプレート文章を入れる、ちょっとした表計算・表作成が出来るだけ」という意味合いが強く、

結果、実はパソコンの基本操作すらままならない事実に直面しているのではないか。

そこに面接側の求める知識や技術に満たない事に両方気付いてあたふたする様が見て取れる。

面接前、書類選考前に「エクセル基本操作」とは何か考えてみるべきである

2015-03-10

パソコン自作履歴書作成したいのですが

多分読み辛いの最後のお願いだけ見て頂けると幸いです。

パソコン履歴書を作りたいときJIS規格っていいますか、

デフォルトの市販で売ってるような履歴書パソコン作成したらいいのか、

それとも皆さん個人個人で思い思いに作った、JISに依らない自作履歴書作成したらいいのか分からないです。

ハロワでは手書き以外認めないという空気なので、最近エージェント経由だったり支援サイトを利用してます

先日、何とか初面談を終えて、エージェントから最初求人何件か紹介して貰ったんですけど、

一応数件応募って事で予め書いてたキャリアシートと職歴書を添削して貰いながら応募してます

ただ、他サイトから応募って時にデータ選考のち書類選考があるんですね。

DODAとかリクナビNEXTだと書類選考普通履歴書と職歴書(私は職歴がバイト契約社員しかないので自己紹介文と兼ねてます)を送るじゃないですか。

郵送でもいいし、パソコンデータ添付送信でも良い会社も勿論ありますので、その都度履歴書一式を送ってます

ただ、パソコンデータの時、JIS規格の形式(市販履歴書テンプレートがあります)で送るべきか、それとも自作で送るべきか

迷ってしまう事がままあります

やっぱり誰かと差を付けるなら今は中身も重要ですけど、エクセルワードがちゃんとできますってアピールをしたいじゃないですか。

私は一歩進んでこの間パワーポイント作成したのを送ったら、会社からアニメーション作る会社に行ったらどう?と勧められる始末で

パワポは駄目なんだと悟った所でした。

よく分からないのですけど、どうもテンプレ的な履歴書でないと受け付けない会社もあるようで、パワポ作成したアニメ形式の履歴書は使えないみたいです。

そんなわけで、原点回帰といいますか、ワードエクセルを駆使しての履歴書作成で皆さんのご指南教授賜りたく、

それで最初大分話が変わっちゃうのですが、今回自作履歴書をどう作成するのが適当なのか、教えて頂きたいのです。

何卒宜しくお願いします。


追伸:初面談スーツ無難と伺いましたのでスーツで行きました。すると「私服」は本当に私服で良かったみたいです。ただ、エージェント様はスーツでした。

   その節は本当にありがとうございました

2015-03-06

就活に苦労した経験がない

ヤバイという記事に全く共感できない

新卒だと2社目で内定貰ったし、この度転職したけど面接2社目で内定貰った。

2007年度に就職活動して大手内定貰って、2014年度に転職活動したので、

景気が良い時に求職活動たからかもしれないけどさ、


しろきちんと新卒転職支援サイトとか活用した?面接対策履歴書書き方セミナーに行って対策した?


テンプレートの回答に自分の持ち味をスパイスとして加えてみた?


自分の回答がどれだけ社会マッチングしているか客観的に見てもらった?


当日は一生懸命伝える努力した?


よく分からないけど、普通のことを普通にしてれば受かった記憶しかないので、



苦労した経験が全くないと言える。



落ちたのは明らかにやる気不足のところだったし、そういう態度は間違いなくバレるのは分かるでしょ。




落ちる人は漏れなく想像力が足りないと思うよ。

2015-03-01

[] 『ソーシャルリンク』 その4

  佐々木探偵事務所占い屋の看板を下ろして、俺は事務所に新しい看板を掲げた。浮気調査專門の探偵をやることにした。人探しや素行調査も請け負おうかと思ったが、やはり浮気だ。なにせ浮気調査なら、調査対象は依頼主の夫か妻なのだから探す必要はない。それに情事現場を押さえるまでもなく、浮気相手と二人でいる様子を目にさえすれば、二人が不倫関係にあるかどうか知ることができる。簡単な仕事だ。

浮気、してますね」

  俺は女の写真を一目見て言った。

「やっぱりそうですか……」

  神妙にうなずく依頼主の男。

しかし、写真だけでよく分かりますね」

「まあ、長年のカンってやつですかね」

  俺の能力写真にも有効だ。姿さえ映っていれば問題ない。ただ、その繋がりが誰に向かっているかは分からないが。

  写真には20代後半の女の上半身が映っている。背中である黒髪で、美人に入るか入らないか微妙な顔つきの女だ。写真の中の彼女から、ドロドロしたどす黒い関係が何処かへ伸びている。おそらく、繋がった先は浮気相手だ。

  依頼主の旦那へも白い色の細い関係が伸びているが、いかにも弱々しい。茹で過ぎた素麺みたいだ。逆に旦那から妻には太くがっしりした関係が伸びている。二人の関係のちぐはぐさが忍ばれる。

  俺は依頼主と契約内容確認し、前金として10万円を受け取った。一日につき1万円。10日分だ。浮気相手が見つかった場合は、成功報酬として5万円貰うことになっている。10日かかると言ってあるが、そんなにかかりはしないだろう。チョロい商売だ。

  次の日から、早速俺は依頼主の家の前で張り込みを始めた。小奇麗だが小さな賃貸マンション子供が生まれたら引っ越すつもりでいたらしいが、未だに子宝に恵まれておらす、その機会がないのだとか。依頼主の部屋は4階、右から2番目。近所の公園のベンチに陣取って、人の出入りがないか注視している。俺は視力は良い方なので、裸眼で観察できる。怪しむ人も居ないだろう。

  初日は鳩にエサをやったり、近所のおじいさんと世間話をするだけで一日が終わった。依頼主の部屋には、監視対象ママ友が訪ねたのみで、男の出入りはなかった。次の日、監視対象は一度買い物に出ただけで、特に人と会う様子もなかった。

  翌日。張り込みを始めてから三日目。監視対象は昼前にめかし込んで出かけた。お、これは、と思って後をつける。JR地下鉄を乗り換えること40分。彼女都心ビジネスホテルに入っていった。一階がレストランになってるやつだ。

  少し時間を開けて俺もホテルへ入る。彼女レストランで男と会っていた。なんとも生き生きとした、女の顔で喋っている。二人は黒く濁った粘着関係で繋がっていた。間違いない。彼が浮気相手だろう。

  俺はスマートフォンで二人の写真を取り、ホテルを出た。依頼主は離婚のための証拠集めではなく、浮気を止めさせるための証拠が欲しいだけだそうだから、これで十分だろう。後はあの男の身元を調べれば一丁上がりだ。

  それから俺は男の方の後をつけ、住所や勤め先を調べあげた。報告書をまとめて依頼主に提出するまで五日。成功報酬を受け取って15万の売上だ。悪くない。悪くないのだが、最初の300万のインパクトが強すぎたせいか、どうも味気なく感じる。思っていたより楽な仕事じゃない。丸一日じっと張り込んでるのも、体は疲れない割に精神の疲労がひどい。

  もっと割のいい稼ぎ方はないものか。なんて考えながら、ぼーっとテレビを観ていたら、ニュース番組が始まった。経済サミットの開催。各国がなにがしに合意閣僚問題発言批判を強める野党。連日の猛暑アイス商戦の激化。うんぬん。

「次のニュースです。日本犯罪史上最悪とも呼ばれた、都内連続児童誘拐殺人事件容疑者として、芸能事務所堀川プロダクション所属の男が逮捕されました。逮捕されたのは、タレントの『タカミー』として知られる高橋圭一容疑者31歳です。警察によりますと、先月末から『先月行方不明になった女児と一緒に居たのを見た』といった複数目撃証言が寄せられ、高橋容疑者の自宅の家宅捜索に踏み切った所、行方不明になった女児の物と思われる衣服押収したとのことです。高橋容疑者は容疑を認めているとのことです」

  幼い女の子だけを狙って誘拐し、性的暴行をくわえた上に残忍な方法殺害するという、常軌を逸する凶悪犯罪犯人が捕まったらしい。それだけでもニュースバリューは高いのに、しか犯人芸能人。人気絶頂バンドマンだ。番組は長々と時間を取って、事件の経緯を伝えていた。しかし、俺はそれとは違った意味で画面に釘付けになった。

「それにしても、なぜ、高橋容疑者はこのような犯罪に手を染めたのでしょう?」

  アナウンサーに話しをふられたコメンテーターが分かったような解説を始める。やれ容疑者バンドマンとしては珍しくオタク趣味で有名だった、マンガアニメの影響だ、うんぬん。そういうテンプレートがあるのかなと思わせる、テンプレ通りの解説だ。

  それはともかく、気になることがある。画面に高橋容疑者映像が映る度に、俺の目には彼の持つ人間関係が見えている。さすが芸能人だけあって、すごい数の繋がりがある。彼から四方八方に伸びる関係のうち、見慣れない種類の関係があるのだ。彼の体には、無数の手錠つなげて作った鎖が巻き付いている。まさか警察がこんな拘束の仕方をするわけがないから、これは俺の目にしか見えていない、繋がりの一種だろう。その鎖の一方は画面の外の何処かへと伸びている。誰と繋がっているのかは分からないが、かなり強い関係だ。これは、何だろう?

  犯罪者……手錠……関係……犯罪者のつながり……

  ひらめくものがあった。これはもしや、この事件には彼の他にも共犯者がいるということではないか? おそらく警察も気づいていない。犯人犯行自白して一件落着したと思っている。つまり共犯者存在は俺しか知らない。そいつを見つけてやれば……

  瞬間、脳裏に映像が瞬く。

超能力探偵現る!』

『史上最悪の難事件を解決!』

『未解決事件の解決に警察特別に協力を要請!』

  新聞雑誌が俺の活躍を伝え、一躍有名人に。探偵業の合間に芸能活動なんかして、バラエティーやらCMやらに引っ張りだこ。

「これだ!」

  俺は事務所で一人、拳を突き上げた。待ってろよ共犯者、待ってろよ俺のセレブレティライフ

  * * *

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2015-02-26

ラノベの「よく出来た」ボーイミーツガールテンプレート私論(後編)

関係構築のテンプレート

以上のような行為類型相互に重ねるためには多くの場合主人公ヒロインの両者が同じ空間を共有する必要がある。その上で、これらの行為類型が場面ごとに重ねられていくことで両者の関係は変化していくことになる。本項はその組み合わせ方についてのものである

場面≠イベント

空間の共有は大抵の場合共同作業を伴う。そうした共同作業の例として『はがない』における部活ゲームをする例と、『俺ガイル』における部活クッキーを作る例を比較してみたい。

結論から述べると、筆者は『はがない』における部活は『俺ガイル』と比較してあまり出来がよくない印象を受けた。理由は単純で、『はがない』におけるゲームにおいて主人公ヒロイン相互に信頼や敬意といった点でなんら変化は無い。これに対して『俺ガイル』のクッキー作りにおいては、主人公ヒロイン姿勢に敬意を抱き、ヒロインもまた主人公洞察に敬意を抱き、認識を改めるという点で両者の関係の変化が描かれている。

その場面の前後で両者の関係に変化がないのであれば、それを伏線として機能させる予定がない限り、そんな場面は不要と言っていいだろう。

あってもなくても話の筋に影響しない様な単調なイベントを大量に重ねることはギャルゲーでは認められるのかもしれないが、小説でやったら飽きられる、とは榊一郎も指摘するところであるが、「ボーイミーツガール」における「話の筋」とは主人公ヒロイン関係構築に他ならない。もちろん、「ボーイミーツガール」であり、同時にバトルであったりミステリであるならば、そうした類型の「話の筋」での必要性が示される必要があるだろう。

構図の繰り返し

ボーイミーツガール」において主人公からヒロインへ、もしくはその逆に対してなされる行為をこのように類型化し物語に沿って順に並べていくと、それが主人公ヒロインで反転もしくは反復、すなわち「構図の繰り返し」が散見され、さらにそうしたものほど筆者は「よく出来ている」という認識を持つ傾向が強いという認識に至った。

くどいと思われるかもしれませんが、これでも実際の画面になると印象度は思いのほか薄いもので、構図の繰り返しによる主題の強調という手法は、これでもかというぐらいにしつこく繰り返さなければ効果は期待できないものです。

押井守『Methods―押井守パトレイバー2演出ノート

押井が指摘するこの「構図の繰り返し」について、ボーイミーツガールとして認知されていると思われるアニメエウレカセブン』で言えば、周知の通り2話と26話は主人公ヒロインの位置、台詞回しを反転させた構図であり、そして26話が(低俗表現ながら)「神回」と言われていることには、この演出が大きく影響していると言っていいだろう。

そしてラノベであるボーイミーツガール」におけるこうした「構図の繰り返し」において重要なのは、「同じ構図で同じ行為が明白に異なる意思によってなされること」ではないかと筆者は考えている。

例えば『マリみて』は次のようなプロットを持つ。

いずれも結果として同じ行為が反復、反転しているが、それぞれの理由は明白に異なったものである最初の依頼ではヒロイン自分が直面した困難から逃亡するために主人公を利用しようとしてスールになることを依頼するが、主人公は場に流されることをよしとせず拒否する。二番目の依頼では主人公ヒロインの困難の重さを理解しており、彼女を助けるために自分スールにするよう依頼するが、それが主人公自分の困難を押し付けることでもあることの認識からヒロインはこれを拒否する。そして三度目はヒロイン自分の困難を解決した物語最後であり、困難から逃げ出すためではなく、純粋好意からスールになることを主人公に依頼し、主人公はこれに応じる。

同様に『イリヤ』も見事な「構図の繰り返し」を用いている。1巻において教室におけるヒロインの助けを求める目に対し、主人公は「トイレ」と言って教室から逃げ出して一人トイレにこもるヘタレぶりを見せつける。そして3巻のクライマックスにおいてヒロインの助けを求める目に対し、主人公は1巻と全く同様に「トイレ」と言って、今度はヒロインを連れて逃げ出すための覚悟を決めて一人トイレにこもる。そこから続くトイレ内の描写の凄みについては本稿では割愛するが、この一連のシーンの評価秋山瑞人のファンの間でも極めて高いと思われる(余談ながら例えば『E.G.コンバット 2nd』においても冒頭、クライマックス直後、そして物語最後で「格納庫のGARPの前でルノアが泣いている」という同じ構図が繰り返されており、秋山瑞人はこの「構図の繰り返し」を意識的に多用している節が見受けられる)。

また、遭遇と物語最後のシーンで「構図の繰り返し」を用いている例もよく見受けられる。例えば『星海の紋章』においては主人公ヒロインの遭遇、そして物語最後は「ラフィールと呼ぶがよい!」という、全く同じ台詞が用意されている。『ALL YOU NEED IS KILL』では「日本では食後のグリーンティーはタダだというのは本当か?」というヒロイン台詞で遭遇は始まり最後主人公が青緑色をしたカビのコロニーが浮かんだコーヒーを飲み干すことで終わる(こちらはちょっと捻りすぎた感が否めないが)。『俺ガイル』は不愉快そうにヒロイン主人公に毒を吐く場面で遭遇が始まりラストは楽しそうにヒロイン主人公に毒を吐く場面で終わるという点で構図が繰り返されているが、それ以上に物語最後の一文がタイトルである点の指摘で十分だろう。

反転による対等性の強調

乃木坂春香の秘密』はヒロイン秘密主人公漏洩したのち、ヒロイン物理的、精神的に最後まで守られる存在であり、そして主人公最後まで守る存在である。両者は精神的に対等な立場とは言いがたい。こうした一方的依存関係存在する関係はあまり筆者の好むところではなく、おそらくそれは筆者に限ったものでもないだろう。

『エスケヱプ・スピヰド』や『禁書』も同様に片方が他方を保護し続けるが、これらはヒロイン自己犠牲により保護者は非保護者に救助される場面が組み込まれている点で違いがあり、これによってその立場は対等なものに寄っていると言っていいだろう。

このように直接的な行為類型で均衡を取る方法もあるが、「構図の繰り返し」における主人公ヒロインの「反転」によっても主人公ヒロインの対等性は暗黙に読者に伝達する効果があるように思われる。

例えば『ゼロの使い魔』においては冒頭でヒロインから主人公に対し、主人公が使い魔であることが一方的に宣告され、主人公はこれに成り行き上しぶしぶ従うことになる。しか物語最後においては主人公ヒロインに対し、自分ヒロインの使い魔だ、と誇りをもってこれを肯定する。その台詞内容が示す立場の差と異なり、両者が(少なくとも精神的に)対等な関係であることを強く意識させる効果を生んでいる。

いい加減例に使うことにも飽きてきたが『とらドラ!』においても対等さは徹底して反転構造の反復によって強調されている。

ヒロイン好きな人主人公にバレる、という出来事に対して主人公ヒロイン自分好きな人を明かす。ヒロイン主人公故意ボールをぶつけられ、ヒロイン主人公は手違いでボールをぶつける。階段で落ちかけたヒロイン主人公は反射的に庇い、ヒロインは反射的に主人公の無事を確認する。ヒロインの作ったマズいクッキー主人公が食べて美味いと微笑み、ヒロイン主人公の作った美味しいクッキーを食べて美味いと微笑む。このように『とらドラ!』は徹底して反転構造を反復している。

さらに「呼称の変化」という形でもこの「反転」と「反復」が巧妙に使われている。ヒロイン自身の恋路への助力を一方的主人公要求し、主人公の承諾をもって名前呼び捨てにするようになる。その後ヒロインは二人が対等な関係であることを告げて協力体制の解消が宣言され、ヒロイン主人公呼び捨てをやめる。そして物語最後において主人公ヒロイン一方的ヒロインの恋路への助力を宣言し、ヒロイン名前呼び捨てし、ヒロインが返事代わりに主人公名前呼び捨てにすることで物語は幕を閉じる。

対等さの無い「ボーイミーツガール」は少なから存在し、それを気にしない読者も一定程度いることは事実であろうが、より幅広い読者の支持を期待するのであればこうした主人公ヒロインの対等さへの意識がされて損は無いだろう。

おわりに

ストーリーや設定が凡庸であれとにかく「キャラが立っている」ことが重要なのだ、と述べた上で林は次のように主張する。

主人公個性さえ確立できれば、それが魅力的かどうか、感情移入できるかどうかなんて全部後からついてくるから大丈夫。魅力的な主人公活躍していれば話は自然と盛り上がる

林トモアキ『現役プロ美少女ライトノベル作家が教える! ライトノベルを読むのは楽しいけど、書いてみるともっと楽しいかもよ! ? 』

なるほど。ところで人気アニメ漫画二次創作小説に出てくる「キャラ」は(オリジナルキャラを除けば)おおむね人気キャラであり、おそらくは「キャラが立っている」ものだと言っていいだろう。もし林が言うように「キャラが立っている」だけでいいのであればこうした二次創作はどれも魅力的で感情移入できるものとなる。

二次創作小説の、特に好きなキャラのそれをひたすら読みふける人がいることは事実であり、ゆえに林の主張は間違いでは無いだろう。しかしそれが幅広い読者に通用するものかといえば筆者には肯定しかねるものである

キャラ萌え特化の商業ラノベはもちろんある。しかしそれだけしかウリが無いのであれば、それはキャラ萌え理解できない筆者のような(もしくはそのようなキャラクターは好みではない)読者に対しては全く面白みのないものと言っていいだろう。

キャラ萌え依存せず面白いと思わせることが出来ることは、そうしたキャラ萌えにの依存したラノベ比較して強みになることは間違いない。そしてそうした強みとして、本稿で指摘したような演出法についての言及はもう少しされてもいいのではないか、と考えている。

才能やセンスはそれだけで価値のあるものだが、その多くは知識と思考によって技術化することが出来るものだと筆者は信じている。空を飛ぶ鳥に憧れて手をバタバタさせたところで一生空は飛べないが、航空力学を構築することで人類は空を飛ぶことを可能にしたのである

本稿は筆者の嗜好に強く依存しており無批判に一般化できるものではないが、これまで感覚によってなされてきた演出技術言語化することの可能性について、諸兄諸姉の検討の際の参考になれば幸いである。

ラノベの「よく出来た」ボーイミーツガールテンプレート私論(中編)

さらにこの遭遇の多段階化は、それが単なる素朴な設定の開示であっても十分な効果をもたらしうる。『小説秘密をめぐる十二章』において河野は谷崎の「少年」を例にあげ、少年が穏健な家庭の子であることがほのめかされることによってこそ、のちの異常性愛への没入のインパクトが強化されるのだ、と指摘しているが、ラノベはこれをより極端かつわかりやすく行っていると言ってもいいだろう。

例えば『マリみて』における第一の遭遇が「印象的な絵面」であるとは述べた通りだが、そこで一度教室の場面を挟んで理想の素敵な女性像として有名なヒロインの評判が語られ、お礼を言いに行ったところで第二の遭遇が生じる。そこで描き出されるヒロインは、自分の嫌なことから逃げ出すためになりふり構わず主人公を利用し、スールになるよう強要するというものであり、主人公(ならびに読者)のヒロインに対する見方は大きく変わることになる。設定だけを見ればこれは新規性のあるヒロイン設定とは言い難い。が、筆者はこの遭遇から十分な意外性を受けており、それは河野が指摘した例と同じ効果によるものと考えている。

同じく例えば『イリヤの空、UFOの夏(以下イリヤ)』の深夜の学校プールにおける第一の遭遇は単純なものであるが、ヒロインの手首に埋まったものに気づいたところで物理的異質さが、そして「なめてみる?」「電気の味がするよ?」において精神的異質さが明かされる。なぜそれがインパクトをもたらすかと言えば、それはヒロインの設定の奇抜さではなく、それまでの描写彼女の異質さを感じさせるものではなかった、という一点に尽きると筆者は理解している。

溺れて必死主人公にしがみつきビート板を使って恐る恐る水泳を教わり、やっと少し泳げるようになる、という一連の「普通女の子であることの描写こそがこの急転直下を強力無比なものにしているのであり、だからこそ「なめてみる?」の異様さが際立つのである。もしここで気まずそうに手首を隠してヒロインうつむき押し黙るといった、つまり普通女の子」がしそうな行動がなされていたとすると、全くつまらない遭遇と化すことはすぐにわかることと思う。

多段階化していつつも見方が変わらない遭遇だとどうなるかの例としては『IS』が挙げられる。教室でのヒロインとの再会という第一の遭遇ののち、寮が相部屋であることが発覚するという二度目の遭遇が発生するが、出会前後主人公ならびに読者によるヒロインへの見方に全く変化がない。『マリみて』や『イリヤ』と比較して意外性が無く、筆者にとってはひどく印象の薄い遭遇である

最後見方は変わるものの一拍置いていない(つまり段階化されていない)例について触れておきたい。冒頭で触れた『俺ガイル』は最初の遭遇から間髪入れずにその「意外性のある性格」が開示されるものであり、多段階化されていない。なるほど『俺ガイル』におけるヒロイン毒舌はそれだけで魅力のあるものであり、それは単独で読者の興味を引くことができるものだとは言えるだろう(筆者も決して嫌いではない)。しかしそれは「レイアウトの仕方」ではなく「描写の仕方」による効果であり、ヒロイン毒舌がそれ単独で魅力を得られるほどのものではなかった場合、実に陳腐でつまらないものだと筆者は考える(逆に言えば描写力が優れていればなんとかなる、ということの証左でもあるだろうが)。

余談

念のため補足しておくと、陳腐な遭遇しか用意できない作品は全て駄作である、と述べたいわけではない。例えば『狼と香辛料』は荷台にもぐりこんだ裸の美少女が狼の化身だと明かすという意外性に乏しい遭遇であるが、ではこの作品が駄作かといえば筆者はそれほど悪くない作品だと思っている。ただし、その遭遇にインパクトを受け、興味を抱くことは無かったことも確かである。ここで張った伏線クライマックスで回収しているため最後まで読んでみればなるほどと思えるが、もし立ち読みで眺めたのであればその場で本を置いていたと思う。

関係構築のための行為類型の整理

ボーイミーツガール」の関係構築では、主人公ヒロイン恋愛感情が醸成されることは必須ではない(例えば『トリニティ・ブラッド』では恋愛感情は仄めかしすら無い)。一方で両者間の信頼関係の構築は必須と言っていいと筆者は考える。また信頼と似た効果を持つものとして敬意も有効機能する。

さて、関係構築とは主人公ヒロインの一方が他方に何かをすることによって培われるものと言っていいだろう。その内容は小説それぞれによって様々であるが、一段階抽象化してみると次のような行為類型化が可能であると思われる。下記で全ての行為類型化されているわけではないが、いくつかまとめた上で、それらをどう組み合わせることが効果的な演出になりうるのかを述べたい。

秘密の共有

遭遇の類型として「秘密漏洩」を上げたが、あれが当人の意に沿わざるものであるのに対し、「秘密の共有」は意図的に自らの秘密を相手に共有するものを指す。

秘密の共有」は信頼の表明がなされたという暗黙の読者の認識が得られる点で効果的であり、そして「秘密」は多くの場合プライバシー同義である。軽度な秘密から徐々に重大な秘密吐露へと段階を踏まえて内容は変化する。軽度な秘密の典型例は電話番号を教える、住所を教える、そこから一歩進んで自室に入れる、といったものが挙げられるが、最も多用される「秘密」は「過去」であり、昔の笑い話といった軽いものから過去トラウマまで「過去」は幅広く使える便利な「秘密」であり、重さを任意コントロールできるという点で優れている。

こうした秘密の共有は信頼の表明であると述べた通り、一定の信頼があった上でなされることで読者に違和感なく受け入れられるものと考える。十分な信頼がなされたと読者に理解がされていない状態でいきなり重い過去吐露を始めるヒロインなどは、自己陶酔中のメンヘラ設定を明らかにしたいのでもない限り慎むべきだろう。

観察による発見

涼宮ハルヒの憂鬱』における曜日髪型の関連の指摘や、『俺ガイル』における主人公ヒロイン友達がいないだろうという指摘など、観察によりヒロインのなにかに主人公が「気づく」ことを指している(ヒロイン主人公のなにかに気づくことも含む)。これはヒロイン主人公評価を改め敬意を抱くきっかけとして、また主人公ヒロインに対する評価を改め、敬意を抱くきっかけとしても効果的に機能する。

余談ながら観察力のある主人公であることを印象づけることは、特にバトルものにおいても有効機能するように思われる。例えば『禁書』や『バカとテストと召喚獣』、『エスケヱプ・スピヰド』はいずれも勝利をつかむきっかけとして敵に対する観察と気付きを用意しており、そこから作戦を練っている。最終的に単なる力比べになり、最強能力である主人公必然的に勝利するという陳腐さは、しかしそうした観察と気付き、そこから作戦演出が事前になされていることで読者に対する一定の納得感を与えるように思われる。もちろんそうしたものがなくとも最強主人公が敵を圧倒する物語に興奮できる読者がいることは事実だが、それにウンザリする読者も相当数いることも事実である。より幅広い読者を意識するのであれば、そうした演出一つを入れておく価値は十分にあると考える。

共通点の発覚

秘密漏洩、共有や観察による発見など、なんらかの情報が得られる行為類型の結果として、共通点、すなわち似た者同士であることが発覚することは相手に対する親近感を惹起する。これは読者にとっての共通点でも同様であり、感情移入共感を誘う要素と言っていいだろう。

親切

素朴な行為であるがゆえに、信頼と好意を「少しだけ」喚起する点で高い効果を持つ。例えば大きな好意が得られる「救助」は大仰なものであり、特に好意や信頼を寄せてもいない赤の他人に対してそうした行為をする人物は、十分な理由けが無い限り胡散臭いヤツという認識を与えるだけだろう。

これに対して「親切」はそれが当人にとって大した手間でない場合に実行されるものであり、人間関係破綻していない限りは合理的な行動として読者に受け入れられ、その結果ほんの少し信頼と好意が得られることが自然に読者に認識されることになる。『シャナ』において主人公ヒロインコーヒーを持って行ったこと、『とらドラ!』において主人公が朝食をヒロインにも分けてやったことなどはこの好例と言えるだろう。

呼称の変化

相手を名字で呼ぶのか、名前で呼ぶのか、といった呼称の変化は古典的ながら現在も極めて強力にその認識の変化を読者に理解させる。『僕は友達が少ない(以下はがない)』におけるあだ名であったり、また『デート・ア・ライブ』のようなヒロイン名前を付ける、という行為も同じ効果を持つと言えるだろう。

なお、呼称の変化は一度しか使えないものではない。ある呼称を用いたのち、それを使わなくなる、という演出はその呼称を用いるようになること以上にその変化を強調する。遭遇時においてではあるが、こうした「呼ばなくなる」ことを用いた好例としては『星界の紋章』があげられよう。

依頼に対する承諾

一方から他方へなんらかの依頼(命令を含む)がされ、受け入れられることを指す。このとき、その依頼は明示的なものであるとは限らない。「ボーイミーツガール」における両者間のほとんどはこれに該当するが、物語を先に進める意味合いが強く、関係構築に向けて目立った効果をもたらすものではない。

一方でこの行為類型が「期待に応える」を伴って実行された場合はまた異なった効果をもたらす。最初からヒロイン主人公に対して好意を表明していたり、信頼を寄せていることが暗黙に前提となっているような「ボーイミーツガール」は珍しいものではなく(『イリヤ』『ベン・トー サバの味噌煮290円(以下ベン・トー)』など)、また物語の途中でヒロインが全幅の信頼を主人公に対して寄せるようになるものも多い(『SAO』『ココロコネクト ヒトランダム(以下ココロコネクト)』など)。

こうした例においてヒロインから主人公へ強い信頼に基いて依頼がなされている場合、依頼の達成に失敗することが強力な効果を持つ。ヒロインから主人公へ依頼した仕事の達成に主人公が失敗し、しかヒロインがもう一度仕事を依頼することは主人公に対する深い信頼の表明として機能する上、主人公が次こそヒロインの信頼に応えようと努力する様は概ね読者の共感と応援を得られると考えられる。

例えば『ソードアート・オンライン(以下SAO)』ではヒロイン主人公仕事を依頼し、主人公成功し続け、それをもってヒロイン主人公に惚れこむという構造を取る。一方で『とらドラ!』においてはヒロイン主人公に対して依頼した仕事は失敗し続けるが、ヒロイン主人公失望することは一度としてなく、最後ヒロインから主人公に同じ仕事を改めて依頼するという構造を取る(定義を読んでいれば誤解は無いと思うが、本稿ではいずれも1巻の内容のみを対象としており、シリーズを通してどうかは検討範囲である)。両者を比較してみると、筆者は『とらドラ!』の方がよく出来ているという認識を持つ。

依頼に対する拒否

AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜(以下AURA)』で繰り返されるような単なる拒否効果を持たないが、相手に対する尊重を以て拒否することは(一時的にはともかく)相手の不快を買うものではなく、むしろ信頼と敬意を勝ち得る効果を持つ。『マリみて』において主人公ヒロインからスールの依頼を拒否したことは典型例と言ってよく、『のうりん』におけるデビークの手助けを(これまで助力を惜しまなかった)主人公がしない、ということもこの一形態と言っていいだろう。

この時、主人公にとってはその依頼を受けた方がメリットがあることが望ましく、そうした自分利益を捨て、相手に嫌われる覚悟の上で拒否することはヒロインのみならず読者からの信頼も勝ち得る効果があると思われる。

好意の表明

単純な愛の告白のような直接的な好意の表明に限らず、嬉しそうに何かをする、微笑むといった行動によっても十分に好意の表明として読者に認識される。物語最後の場面においてヒロインないし主人公がこの行為類型を取ることが多く、ハッピーエンドとしての印象を読者に意識づけることで効果的と言えるだろう(『イリヤ』や『ALL YOU NEED IS KILL』がハッピーエンドか否かは意見の分かれるところであろうが)。

相手に伝わる形で行われるそれと、相手に伝わらない形で行われるものがあり、特に本人のいないところで信頼や好意を表明することは読者の理解共感が得られやすいように思われる。好意の表明は繰り返し使うとむしろ好意薄っぺらさを強調することになりかねないが、『ココロコネクト』のように相手に伝わらないところでそれがなされる段階を踏まえてから、相手に伝わる形でこれを行うことは効果を増すと思われる。

救助と自己犠牲

窮地に陥ったヒロイン主人公が助け出す、という行為類型は『禁書』『AURA』など非常に古典的ながら多くで用いられるものである。救助された側から救助した側に対する好意を含む感謝が読者に理解されやすい点で効果的だが、あまりにもわかりやすく、またありがちなものであるがゆえに陳腐な展開という印象を読者に与える危険性がある。

例えば『僕は友達が少ない(以下はがない)』におけるプールで絡まれヒロイン2を主人公が助け、それによってヒロイン2が主人公好意を抱く、という展開は筆者にとってひどく陳腐ものであった。

他方で『俺の彼女幼なじみ修羅場過ぎる』におけるチンピラ侮辱されたヒロイン2を主人公が助ける展開や、『さくら荘のペットな彼女』におけるラブホに連れ込まれかけるヒロイン主人公が助ける展開はそれほど嫌いではない。

その違いはなにかといえば、おそらく単純にその救助行為主人公にとってリスクの低いものか高いものか、という点と、救助の際に主人公が負傷している、すなわち自己犠牲を伴う点にあるように思われる。救助は主人公にとってリスクのあるもので、かつ、怪我を追ってまで勝ち得たものであるとき、救助された女性から主人公に対して寄せられた好意の大きさは「それだけの価値のあるもの」として裏付けられると考えられる。

その意味で、無傷でほとんどリスク無く救助したことで得られた好意ほとんど無いに等しいはずであり、にも関わらずヒロインが大きな好意を寄せる状態となり、そこにちぐはぐさと薄っぺらさを感じるように筆者には思われる。

禁書』では記憶喪失し、『AURA』では中二病世間露出し、『俺妹』では自分変態だと言って父親へ立ち向かい、『タイムリープ』では自分過去未来)が変わろうが知ったことかと手紙を書く。自己犠牲主人公がこれまで大事にしてきた何かを失ってでもヒロインを守ろうとする意思の明示としても機能し、ゆえにその対価として大きな好意と信頼が得られることに読者は納得がいくものであろう。

後編へ続く

ラノベの「よく出来た」ボーイミーツガールテンプレート私論

はじめに

映像ミザンセーヌの黄金則 ヒットする映画の作り方』において金子は次のように指摘している。

シナリオは筋書き(プロット)と描写(レンダリングから成り立っていますが、シナリオから分析局面では、プロットのものはあとに残る印象要素ではないということです。複雑なプロットであればあるほど、観る人をひきつけはしますが、覚えることは難しい。したがって他の人にも伝えにくいのです。したがってプロットに関しては「面白い」「いい」だけ。覚えている印象のほとんどは、描写です。つまり、シナリオライティングのミザンセーヌに関していえば、レンダリング重要だということになります

ラノベにおいても抽象度の高い「筋書き」を具体的に「描写」していくという作業は多くの作家が認めるところである映画は「筋書き」である台本と「描写」である映像に明確に分離可能であり、それと比較すればその境界は曖昧でありつつも、基本的な考え方としてラノベにおいても両者を区分することは可能であろう。

様々な作家による小説、ラノベ創作技法において、そこに書かれた技術がどちら寄りかを意識してみると、人物設定はどうあるべきか、世界主題の関係についてといった「筋書き」寄りの内容に対し、「描写」寄りの内容はその紙幅のほとんどが正しい日本語講座に費やされていたりする。

正しい日本語で書けるようになりました、とは読者に苦痛を与えずに「筋書き」を伝えられるようになりました、というに過ぎず、そして苦痛なく読める文章であることは読者にとっては当然であり、その意味でこうした日本語講座は「マイナスゼロにする」ものしかない。実際、ラノベワナビを数年続けているような人であれば読めない文章であることは少ない。しかしそれがなぜつまらないのか、といえば、まさしくそれがゼロしかないからではないのか。

一方で「ゼロではなくプラス」のラノベは確かに存在する。とすると「ゼロプラスにする」、すなわち「筋書き」を単に読者に苦痛を与えずに伝える方法ではなく、魅力的に伝えるための方法はあるはずである

ラノベを含む多くの創作論では「とにかく色々読め」という指摘がなされている。それは直接的な知識の吸収のみならず、そうした多読から無意識に「魅力的に伝えるための方法」を抽出し、そしてそれを自作においても無意識に利用するようになることを期待してのものであると筆者は考えている。

であるならばそれは、システマチック再利用可能な一定演出法――いわば「テンプレート」として抽出可能なのではないか。

仮にそうだとすれば、筆者はこの演出法には大きく二段階あると考えている。一つは筋書きを主たる場面に分解したとき、そのそれぞれの場面をより魅力的に見せるための場面展開の組み方、いわば「レイアウトの仕方」であり、もう一つは場面それ自体品質を直接的に上げるための「描写の仕方」である

金子映像に関して指摘するように、ラノベにおいても「描写の仕方」の影響は非常に大きいだろう。しかし一方で「よく出来た話だ」という感覚を覚えるラノベがあるとき、それはこうした「レイアウトの良さ」によって得られる感触であり、それは文体が合わないとか、パロディ不快だといった個人の直接的な好みとは一つ別の次元での評価――「自分の好みではないけれど、でもよく出来た話だと思う」といった、評価底上げに繋がる効果があるのではないか、と筆者は考えている。

「描写の仕方」については稿を改めるとして、本稿ではまずこの「レイアウトの仕方」についてのいくつかの私見を述べることとしたい。

本論

定義調査対象

本稿で抽出したいのはラノベの「筋書き」を魅力的に見せるための展開の仕方であって、あらゆる物語に普遍的存在する何かではない。ロシアの昔話とギリシャ神話キャラ萌え特化の現代ラノベ普遍的存在する要素を抽出したところで、物語構造論的にはさておき「よく出来たラノベ」を書くためという点で言えば糞の役にも立たないと筆者は考える。

大塚新城をDisった上で、つまりあ特定様式における「テンプレート」の抽出必要なのであり、本稿ではボーイミーツガール様式をもつラノベ限定することとした。

ボーイミーツガール定義として、例えば伊藤ヒロは「涼宮ハルヒゼロの使い魔など、メインヒロインとの「出会い」がきっかけで平凡な主人公が非日常に入る、という構造」を持つと述べる。裕時悠示もまた「ヒロインが非日常をつれてくる」としており、まとめると主人公ヒロイン出会いとそれによる非日常の始まり、といったところだろう。

まず本稿では「主人公」は単に語り手もしくは視点人物とする。『涼宮ハルヒの憂鬱(以下ハルヒ)』においてはキョン主人公であり、涼宮ハルヒヒロインである。加えて主人公ヒロイン性別は問わない。『マリア様がみてる(以下マリみて)』においては主人公ヒロイン女性であり、『エスケヱプ・スピヰド』においては主人公女性ヒロイン男性である表現上の混乱を避けるため、本稿では男性ないし無性であっても「ヒロイン」と呼称する。

次に、では「非日常」とは何か。

例えば『灼眼のシャナ(以下シャナ)』では主人公ヒロインと遭遇する前に外敵に襲われ、これは明らかに「非日常」として描かれる。もっとも襲撃直後にヒロインとの遭遇がある以上、広義にはヒロインが「非日常」を連れてきたと言っていいだろう。ところが例えば『化物語』では主人公ヒロイン出会う随分前から怪異に接する生活に入っており、ヒロインがそれをもたらしたとすることには広義といえどいささか無理がある。

そこで「非日常」とは主人公を取り巻く環境の変化ではなく、主人公のとる「意識と行動の変化」であると筆者は定義した。『ハルヒ』も『シャナ』も『化物語』も、いずれもヒロインと遭遇後、主人公の行動はヒロイン意識したものへと変化し、その意識した行動を軸に物語が展開していくことになる。この点から本稿ではヒロインを「主人公意識している相手」と定義する。

以上をもとに、本稿では下記の条件を満たすラノベボーイミーツガールと考える。

  • 語り手/視点人物(主人公)はある人物(ヒロイン)と遭遇し、これを意識した行動を取るようになる。この行動が物語の主たる軸として描かれる。

なお、本稿におけるボーイミーツガール排他的ものではない。ゆえに例えばハーレムラノベの代表格と言えるであろう『IS〈インフィニット・ストラトス〉(以下IS)』も、本稿ではボーイミーツガールとして扱う対象である

これを基本条件として、さらに人気作の方が魅力的な展開が内在する確率が高いだろうという推測から映像化された作品を中心に絞り込むこととした。

シリーズ化している場合、本稿での調査原則としてその第一巻のみを調査対象とした。最初の一巻はそれだけである程度のまとまりを見せる構造を持っているだろうと思われ、またその出来がいいからこそ続刊が決定したと言うことができるだろう、という推測によるものである(細かく言えばボーイミーツガールとしてのひとまずのオチが付いたと筆者が判断したところで区切ったため、『化物語』はひたぎクラブのみ、『星海の紋章』は全三巻と対象範囲に差はある)。

以上からWikipediaアニメ化されたラノベ一覧からランダムに選び出し、上記の条件に該当する作品50冊を調査した(一部個別判断からアニメ化されていない作品も含めた。また本稿では「ラノベ」の定義については特に踏み込まない)。これらを以下本稿では「ボーイミーツガール」と表記する。

長くなったが、以下やっと本題に入る。

本論

本稿では「ボーイミーツガール」を遭遇と関係構築で成り立つものと考え、それぞれについて「テンプレート」を抽出することを試みた。いずれも個々のラノベからその要素の類型化をまず行い、次にそれらが実際にどう扱われているか、またどのような扱い方がされるとより「よく出来ている」と筆者が思ったか、という恣意的判断によってまとめたものである学術的な検討がされたものではないし、類型化の際の用語も筆者が勝手に命名したものしかない点は注意されたい。

遭遇のテンプレート

主人公ヒロインとの出会いののち意識するようになる」とは、主人公ヒロインに対する見方が変わる、と換言してもいいだろう。その意味ヒロインとの物理的な出会いのみならず、「ヒロインに対する主人公見方が変わる」ことも含めて本稿では「遭遇」と定義する。

さて、「よく出来た遭遇」は印象に残るものであり、そして意外性は印象を残す一つの要素たりえる。実際多くの「ボーイミーツガール」は遭遇時にヒロインの「意外性のある設定」を明らかにする。

問題は、その「意外性のある設定」は凄まじい勢いで陳腐化する、という点である

突然同じ部活所属することになったヒロイン毒舌であることが明かされる『やはり俺の青春ラブコメは間違っている(以下俺ガイル)』、突然同じ寮に入ることになったヒロイン天才画家であることが明かされる『さくら荘のペットな彼女』、突然同居することになったヒロインサキュバスであることが明かされる『ご愁傷さま二ノ宮くん』などいずれも「意外性のある設定」が明かされるが、それが筆者に十分なインパクトを与える意外性であったかといえば否定せざるをえない。ヒロイン魔王だろうが神様だろうがそれがどうかしたのかと微塵も関心を示せない読者は特に筆者に限ったものではないだろう。

筆者が考えるに、これに対するアプローチは大きく2つに分けられる。ひとつは「設定の極端化」、もう一つが「演出の工夫」である

設定の極端化

「設定」の新規開拓はもはやほとんど絶望的だが、既存陳腐化した設定を極端化することによって意外性を勝ち得ているものは確かに存在する。例えばヒロイン挨拶代わりに主人公を撲殺する『撲殺天使ドクロちゃん』はその典型例と言える。問題は極端化が進めば進むほど馬鹿げた内容になりがちであること、さらに所詮は既存の内容の延長上にあることから読者の十分な意外性を得ることができず、陳腐で馬鹿げたものしか認識されないリスク内包する、という点である

演出の工夫

既存陳腐化した設定を使い回しつつも、その演出によって読者の興味を喚起することは可能である。そこでまずいくつかの代表的な遭遇における演出類型を整理したい(以下で全ての類型を網羅しているといった主張ではない。為念)。

主人公を困難に直面させる

クーンツは『ベストセラー小説の書き方』において、物語冒頭で主人公が困難に直面することが読者の興味を喚起する重要な要素である、としている。ヒロインの設定に意外性が乏しく魅力が無くとも、遭遇の場面の魅力はこの「困難さ」で補填することが可能であるヒロイン奴隷だと告げられる『ゼロの使い魔』、異星人に狙われる立場だと判明する『這いよれ! ニャル子さん』、突如男性主人公美少女に変わる『俺、ツインテールになります』などが具体例としてあげられる。

とはいえこれらの例において実質的主人公が困難を自覚しているものは少なく、その解決へ向けて真剣に行動することはほとんどない。いわば形式的な困難さでしかなく、そうした困難さは筆者の興味を喚起するものではなかった。

一方で『シャナ』は主人公が強く困難な状況を自覚し、絶望するところで始まる。トーチ云々の中二病はともかく、ヒロインに命を救われたと思いきや「いやもう死んでるから」と否定され、残りわずかな自分人生に悩む流れは使い古されたそれでありながら、筆者は悪くない印象を持っている。形式的困難に全く効果が無いわけではないだろうが、より効果的にしたいのであれば実質的困難とした方が無難とは言えるだろう。

秘密漏洩

偶然からヒロイン秘密主人公が知ってしまい、ヒロインもまたその漏洩を把握する、という遭遇の類型もまた古典的展開と言っていいだろう。『乃木坂春香の秘密』などはこの典型例と言える。

知ってしまった秘密主人公はどうするのか、秘密を知られてしまったヒロインはどうするのか、という次に当然起こるであろう緊迫した事態への興味を効果的に喚起させることができる上、それまで互いに無関心であった主人公ヒロインが相互に強烈に意識し始めることが読者に必然的に伝わる、という強力な副次効果を持つ。また秘密漏洩ヒロインにとってみれば「困難の直面」に他ならず、そこで極限状態に置かれたヒロインがどのような行動をするか、とはそのヒロイン人格であったり本性を端的に表すものと読者に暗黙に理解させる点でも効果的に機能する。

謎の提示

その状況が主人公にとって予期せぬ事態であり、なぜそんなことになったのかという困惑と疑問が生じる遭遇は読者の興味を喚起するという点で効果的である

例えば『タイム・リープ あしたはきのう(以下タイムリープ)』においては記憶の混乱という謎がまず読者につきつけられ、その解決が物語の主たる軸となる。『のうりん』においては主人公の崇拝するアイドルが電撃引退の上突如転校してくるが、彼女がなぜ転校してきたのかが物語の中心に据えられている。

しかし『タイムリープ』と『のうりん』を比較すると遭遇の出来の良さは(筆者にとっては)圧倒的に前者である。その違いは、おそらく単純に「読者の興味を引く謎か」という一点に尽きると思われる。この類型ヒロインの設定の意外性ではなく謎の意外性で勝負していると言ってよく、ゆえにどれだけ読者の興味を惹起することのできる「謎」を思いつくかがこの類型の要点と言っていいだろう。

印象的な絵面

例えば『マリみて』における「タイが曲がっていてよ」のように、これまでに見たことが無いような強いインパクトを与える絵面を描くことで読者の興味を喚起することに成功しているものがある。

筆者は全く百合趣味理解できないが、そうであっても「美人美少女ネクタイを締めてあげる絵」というのはなるほど悪くない絵だという実感が得られ、印象に強く残っている。

マリみて』ほどの強力さは筆者には感じられなかったが、例えば『とある魔術の禁書目録(以下禁書)』における「帰宅したらヒロインベランダにひっかかっていた」という絵もこの類と言っていいだろう。

遭遇の多段階化

以上、いくつかの類型を述べたが、より効果的に演出する方法としてこれらを多段階構成にする、という手法があると筆者は考えている。

例えば『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(以下俺妹)』ではまずヒロインエロゲ趣味主人公漏洩する第一の遭遇(秘密漏洩)があり、それについての一段落が描かれたのち、夜中ヒロイン主人公の自室に侵入する第二の遭遇が発生する(謎の提示)。

化物語』の第一の遭遇は階段から落ちたヒロインを抱き留めるという古典的なそれであるが、これは同時に「ヒロイン体重が無い」という「謎の提示」と「秘密漏洩」として機能する。次にヒロインの病弱さがひとしきり語られたあとで、ヒロインカッターナイフホッチキス主人公の口に突っ込み脅迫するという第二の遭遇が描かれる。攻撃性格ヒロインに特段の目新しさはないが、文房具凶器として使うこの絵面は筆者にとって十分インパクトがあった(印象的な絵面)。

とらドラ!』の第一の遭遇はヒロイン主人公を睨みつけるだけの地味極まりないものである。ところが第二の遭遇はヒロインが机を吹き飛ばし掃除道具入れに隠れるところを目撃するという奇妙なものであり(謎の提示)、ラブレターの入れ間違えの発覚を踏まえ、その「秘密漏洩」への対抗策として主人公宅へ夜襲をかける第三の遭遇と畳みかける。

興味深いことに、このときいずれも各段階の間に一拍が置かれている。それぞれの遭遇は矢継ぎ早に連続して矢を刺すというより、一本矢が刺さってちょっと痛みに慣れてきたところで二本目を刺す、というテンポと言ってもいい。

例えば『俺妹』ではエロゲヒロインに返した際、その場でヒロイン主人公へ自室でそのゲームプレイすることを要求しても物語上何ら影響はない。しかし一旦そこで一区切りさせ、主人公に「これで今まで通り、互いに無視しあう兄妹関係に戻るのだ」と吐露させ、その上でヒロイン夜這いさせることで、単にその場で依頼をするより読者に強いインパクトを与える効果を生んでいると考える。

中編へ続く

2015-02-19

プログラマから映像編集仕事を変えて驚いた

プログラマをやっている時は、エディタ無料で沢山あった。

そして公開してあるコードも使えて、とにかく無料ですぐに始められた。

だが映像世界全然違った。

すべてに金がかかる。

まず編集ソフトが何十万もする。

これは仕方ないと思ったが、AfterEffectsなどのテンプレートが有料ばかりなのだ

プログラムテンプレートなどは無料ばかりだ。

そしてちょっとした風景動画なども有料。

コーヒーカップを映しているだけの動画が有料だったりする世界だ。

なぜここまで世界が違うのか?恐ろしや

しかしここで生きて行かないといけない。

これから映像世界に行く人はお金を沢山持ってくるといい

2015-02-11

著作権非親告罪化

使っているテーマテンプレートプラグイン依存ライブラリetcライセンスは疑いようもなく完全にクリアになっている?

許可されていることが第三者に明示されている?許可しているつもりが黙認とみなされるかも?

2015-01-31

http://anond.hatelabo.jp/20150131090608

C++テンプレートライブラリ実装を俺に教えてくれ。

boost graphとか、実装どころか使おうとするだけで意味不明すぎて挫折したんだ。

2015-01-26

官邸前・後藤さん救え集会の実態

 

官邸前で後藤さんを救う為に声を上げる」というタイムラインが流れてて、あいにく同じ時間には家の都合で東京真逆に行くはずだったのでさほど情報信憑性とか誰が主催しているのとか気に留めていなかった。急遽予定がキャンセルになって、どこかで飯を食って帰ろうかどうか考えているうちに集会のことを思い出して永田町へ向かった。

僕は漠然イスラム国に対してテロを止めようと呼びかけたり、日本イスラムの敵では無いとか、表現の自由とかそういうことを訴える集会なんだと思っていた。今から考えれば官邸前でやろうっていう時点でおかしい話ではあるけれど、永田町でやればマスコミにも取り上げられやすいとかそういう動機なのかなと。そんな集会をしてどうなるわけじゃないにせよ、とにかく行ってみようと思い職場から20分かけて官邸前へ。

 

300mほど離れていても、ある種の政治信条を持った集団だとすぐにわか安直テンプレート化された身なり・プラカードシュプレヒコール。ああそういうことか、と僕はつぶやいてしまった。あまり右とか左などと安易カテゴライズする風潮は好きではないけれど、まあ左翼人達です。

 

100mほど近づいて「脱原発」の文字がうっすら見えた。よくわからない。何の関係があるのか。そういうえば後藤さんのお母さんも会見で原発のことをおっしゃっていた。僕が知らないだけで実は原発がこのテロ事件の鍵を握っているのだろうか。

 

はっきりと人の顔が認識できるぐらい近づくと安倍総理がちょびヒゲを生やしているプラカードを持っている人がいた。そうか、安倍総理ヒトラーのように独裁日本国民に強いているかテロが起きたのか。とても勉強になる。僕が思っているより世界は複雑だ。

  

「何のための増税だ!こういう時のための増税だろう!」という声が聞こえる。そうだったのか。あれは社会保障費などに本当は使われないのだ。これから増えるテロ身代金のためにストックするための増税だったのか。

 

「アベはオバマと共に退陣せよ!」と叫ぶおばちゃん。とばっちりではない。彼ら二人がテロを招いたのだ。

 

「何のための沖縄海兵隊だ!何にも役に立っていない!基地を返還しろ!」そうなのだ沖縄にあれだけ海兵隊がいてもテロは防げなかった。もう沖縄基地必要無いのだ。

 

「ノー、アベ!イエス、ゴトウ!」よくわからないけど、そうなのだ。ノーアベ、イエスゴトウだ。さあ皆も口ずさもう。ノーアベ、イエスゴトウ。「i'll be back」と書かれたプラカードが僕の目の前でゆらゆらと揺れている。誰かがイマジンを歌い出した。最初はみんな怒っていたけれど、いつの間にか泣いている人や笑っている人ばかりになってきた。怒号は消えてイマジンだ。ノーアベ、イエスゴトウだ。

 

ぱっと見なんの関係も無さそうなことが、実は裏でつながっているのだ。世界は僕らが思っているより遥かに複雑なんだ。

来週もあるらしいので皆集まろう。

2015-01-10

MMORPGで知り合った人達

某国MMORPGをはじめ、LSに入れてもらった事で出会った人達

約1年程の付き合いの中で徐々に打ち解け最近また色々な面が見えてきた

しかしその実態は私の最も苦手なタイプ人間であることが分かってしまった

一度冷静になりたいのでだらだらまとめる

特にオチは無い

MMORPG依存さん

中学生から様々なMMOプレイしてきたネットゲーマー、現在社会人のようである

しかし、そのMMO経歴からは窺い知れない人間関係の立ち回りの下手さや場慣れの無さを感じる

鯖選び、人脈の狭さ、非効率プレイなどなど過去経験に縛られすぎているのだろうか疑問である

幸いにもバトルコンテンツにおける覚えの早さと腕は確かであった

近頃になりレイドにおける高難易度プレイへの挑戦意から戦闘狂になりつつあり、

他鯖の大手フリーカンパニー自分も売り込むなどしている様子

チャットではどこか自分意見で語らずテンプレートな返しを好む、個人的にこれがかなり嫌いであ

戦闘狂さん

社会人らしいプレイ時間性格普通、善良なプレイヤー

主にバトルコンテンツしかやっていなかった脳筋だが最近は知能が芽生えたのか製作もしている

チャットにおいては抑揚がなく淡々とした返し、嫌いではないが個性がなく自分が無いように見える

■萌豚さん

典型的2次元オタクプレイヤースキルは低く僻地住みなのか回線不安である

普段は温厚かつ目立ちもせず廃プレイもしていないライトプライヤー

アニメ話題になるとスイッチが入り、にわかかどうかを確かめるような立ち回りから煽りが追加される

オタク特有排他的な一面があり何かを不安がるような感じがひしひしと伝わる

ロリコン臭く危険

フリーターさん

2次元が好きであり、オンラインゲームなら手を出す雑食

LSムードメーカー存在であるネ実常駐であるのかその手の話題への反応が早い

他人への思いやりもあるが無遠慮にネ実ネタを引っ張ってくるため多少のうざさがある

ゲームは苦手であるのか出会った頃はかなり下手でありお荷物だった

生主さん

女性毎日コツコツプレイするタイプで夜は確実にログインし5時間ほど消化する

ゲームは得意ではないのかクラスにあった装備でなかったりスキル回しも崩壊していた

が、経験により徐々に解消されたはいいがコツコツプレイにより上記4名よりも製作クラスにおいて突出

教えたがりなのか長文でいらない事まで解説し非常に鬱陶しい

同鯖内の人間関係など情報通を気取っているのか語り出されると厄介でありフリーターさんもやれやれとしいる

過疎コミュ生主をしていたようだがここ半年放送されていない、Twitterきゃぴきゃぴしていて毒である

2014-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20141218023941

かーちゃんのは無料ブログから初めては?スタイルシートレイアウトなどを改造すればそれなりに情報発信はできると思う。

俺の知ってるところだと、はてなブログ操作やすい。Bloggerテンプレート英語サイトだけど、そこからとってくればホームページっぽくなる。アメブロとかライブドアとか他は最近は詳しく知らない。

それで欲が出て来たらwordpressかな。wordpressメンテナンスが面倒だと思うよ。独自ドメイン取ってれば、ブログを移行してもURLを同じにできるけど、ちょっと設定が面倒かもしれない。

2014-12-17

世の中の大抵の差別問題に関して、当該業界周辺では概ね答えが出来上がっているものらしい。

ゲイ結婚なんか認めるな」「障害者なんか自己責任でほっとけばいい」「女は社会に出るな」「知的障害者犯罪者予備軍!全員拘留しておけ」そういった差別的な主張に対して理路整然とした反論テンプレートってのは存在する。

そういうテンプレートを踏まえて、さらに次の議論をするならば意味があるけれど実際のところはテンプレレベルに達していない人たちによる誤解や感情論による発言が目立ってしまっているけどある程度はしょうがないと思う。人は皆自分とは縁遠い問題に関してそんなに強い関心を抱けないものだろうから(「だったら口を出すな」というのは正論でもあり暴論でもあると思う)。

誤解の無いように補足しておきますがここで言っているテンプレとは、思考停止したコピペのような物を指しているわけではなく、すでにある程度評価の固まった議論のQ&Aのような意味合いで言っています

で、本題。

上記のように世の中の大抵の問題にはもうテンプレとしてある程度の答えが出ているはずなので、以下のテーマについてそれを教えてくださいという内容です。

精神的な障害の人やケガの後遺症などで普通とは違った挙動をとっている人など、はたから見れば「奇妙な」言動を取る人たちがいます。障害などだけでなく趣味で珍しい恰好や動きををしている人もいます。それを取り上げてああだこうだ言ってはいけませんというのが社会的合意になりつつあるように思います

これは当然なことでしょう。

きっとこのテーマについてもたくさんの議論が重ねられて、テンプレートとなるしっかりとした根拠確立されているのだと思います

一方で自己防衛のためには危ない場所に近づかない、夜遅く暗いところを歩かない、無駄に高価なものを持ち歩かないとかいろいろあります。その中で「怪しい人には近寄らない」というのもあると思います

これは学習の結果だけでなく本能的な危機回避でもあると思います。実際ナイフの腹をぺろぺろ舐めながら白目を剥いて歩いてる人がいたらとても近寄りたくありません。

では電車の中で視点の定まらない目をしてウーウーうなりながら突然足を踏み鳴らす体の大きな男の子がいたとき、この子を警戒すべき対象として扱うべきでしょうか?扱うと言っても具体的には、目を離さないようにして警戒する、距離を置く(車両を変える)程度の事です。

また、自分子供がいた場合はこのような人物を危険人物とみなした行動をとるように教えるべきでしょうか。

テンプレ的な回答も把握していないのでなんとももどかしいですが、どうしても矛盾を抱えてしまっているように思えます

「人は見た目によらない」や「外見で人を判断してはいけない」などとは言いますが、未知の相手を判断する上で外見から得られる情報はそれなりに多いです。

やはり「おかしな見た目の人」は「本当におかしな人」である可能性が高いとして行動しなければならないような気がしているのですがどうにもこの矛盾が気になっています自分だけの問題であれば、自分経験ベース自分責任においてこっそり距離を置くなりと対処は可能ですが、社会的にどう扱うべきなのかという疑問です。テンプレ回答があるならそれを教えていただけるとうれしいです。

http://anond.hatelabo.jp/20141217005036

fizzbuzzとかアルゴリズムとも呼べねえよタコ。

ありゃプログラムできるフリしたニセモノを簡単に見分けることができるっていう寓話の一種だ。

本来なら、ユークリッドの互除法か、エラトスネスのふるいか、QuickSortかその全部を面接で得意な言語で書かせるよ。

それができるやつは最低限、コンピュータってやつの根っこが解ってるし、できないやつはたとえフレームワークがいじれてもコンピュータがなんなのかわからない奴だから、いずれ行き詰まる。

双方向リストクラステンプレートを書かせる時もあるな。

そういうのは常識なんだよ。

いくら世の中に一見お手軽に見える技術フレームワークミドルウェアがあるからって、双方向リストもQuickSortも書けない奴は、データベース設計ミスるんだよ。

フレームワークってのはな、あれだ。レトルト食品だよ。

レンジでチンすりゃバカでも動かせる。

ミドルウェアってのは、まあ高級調味料だと思えばいい。

トーシロが使い方間違えたら台無しになるんだよ。

プロなら調味料フレームワーク自力で仕込める程度の腕前は持って、その上で、あえて枯れた既成のミドルウェアフレームワークを使うんだよ。

今時のフレームワークミドルウェアオープンソースから自分で作れるくらいの技量がなかったら中がバグってたら対処できないだろうが

Railsでお手軽なサイト作っていい気になっていっちょまえなことほざいてんじゃないよ

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