それぞれのデメリットをあげるとすれば、Xに対して「お前に俺のつらさが本当に分かるのか？お前は体験してないのに？」と思う人もいるだろうし、Y否定派（ネットの大多数がそうであるように）なら「今そんな話してねえよ！俺がつらい話なんだよ！」となる。もっといえば人によってはXを受けると「やっぱり俺は（客観的に見て）かわいそうな人間なんだ、つらそうなんだ」と思ってしまってもおかしくない。自分も正直、Xが安牌だとは思うがYを言われても違和感も嫌悪感もない。

ところが、ネット上またはおそらくリアルの現場でも暗黙のルール的に「Xが正解、Yはタブー」とされているのは興味深い。

どちらも目的は同じなのにアプローチの違いによってここまでYがタブーとされているのは、Yに潜む「マウント」や「自分語り」であったりの潜在的なコミュニケーション上のリスクがあるためであろう。または時代的にみんなで団結して巨大な悪に立ち向かおう、という姿勢のほうが共感されやすいのかもしれない。

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2023-08-23

■【相互理解】知ってた！？女性の性欲・濡れ事情 11選！！

エロいと思ってなくても濡れるし乳首は勃つ
- 女性の膣からはいわゆる「おりもの」が分泌されることがあり、性的快感と膣分泌物の関係性は必ずしも一致しない。
- もちろん、愛撫の効果で分泌することもあるが、例えば電車内の痴漢が下着に手を入れて濡れていると感じたからといって、それは必ずしも女性が性的快感を得ているからではない。
- 乳首は単に擦れて勃つこともあれば寒くて勃つこともある。男性の乳首と同じである。愛撫により勃つのはほぼ、外部刺激によるもの。
「うわっ！めっちゃエロい！！」と思ったから即濡れるわけでもない
- エッチなものを見たからと言って、ポジティブな興奮を覚えるわけではない。
- 仮にポジティブな興奮を覚えたからといって濡れるわけではない。
町中でイケメンを見たからと言ってすべてのヘテロ女が性的可能性を感じるわけではない
- イケメンに対して性的欲求を感じるかというと、基本的にはそうではないヘテロ女性が多いのではないかと感じる。
- マッチョ等、他の属性に対しても同様であり、「やれる・やれない」というトークが女性間で乏しいのは性的可能性と外観の好感が直結していないことが多いからではないか。
「性的魅力を感じない＝セックスをしたくない」わけではない
- 周囲の男性に性的魅力を感じないからといって、即ちその男性とセックスしたくないというわけではない。それは早計である。
- 男性に瞬間的に性的魅力を感知しづらい、というのは女性にとってはほとんど本能的な行動であって、それを意識的に肯定するというのは難しい。
- 一方でセックスというのは二人いなければできない、ある種社会的な行動であって、女性側には心理的ハードルはある。誰でもいいというわけではない。
無論、金銭的なメリットがある等、外見が魅力的でなく性欲がなくても「できてしまう」ことはある。
- 恋愛感情が無くくてもセックスできるという女性もたまにいる。
- これは機会がない・リスクを見積もっているという点から少なくない数の女性が首肯しない可能性があるが、セフレや性風俗での勤務等、さまざまな観点からセックスを「できる」女性がいる。
- 特に、性風俗についてはローションを仕込む等「濡れている」という外観を備えることができるため、セックスが可能となる。
オナニーしない状態が続くと辛い人や時期もありうる
- 射精のようにわかりやすくはないが、オナニーにより女性もそれぞれのオーガズムを得ることができる。
- 男性とセックスをすることにこだわらず、ちょっとオナニーしておくか、という感じで惰性で自慰行為を行う女性もいる。
- しかし、すべての女性が、あるいはオナニー経験のある女性が常時、オナニーをしないとならないわけではないのが男性と異なる点。
「男性と恋愛をしたい・添い遂げたい」「オナニーしたい」「セックスしたい」はそれぞれ微妙に異なった欲望である。
- 前項と絡むが、これらは混ざりあいつつも別の欲望である。セックスを嫌う女性でもオナニーをするのはこのため。
- セックスは身体的快楽だけでなく精神的な多幸感をもたらしてくれるが、やはり身体的・精神的負担も大きいので常にしたいわけではない。
- 一方で、オナニーしたい女性に「セックスすればいいのに」といってもそれもまた別の話なのである。
前戯中は意外と冷静になっている。
- 前戯中は相手とのムードを優先するため、感じている表象と実際の感覚とはずれていることがある。
- でも男性が頑張っているから感じているように振る舞う。逆もまたしかりだろうが。
特定の相手と何度もセックスすることに「探究心」を抱く？
- 「充足」というとポジティブすぎる可能性があるが、意中の男性の性的興奮を昂らせることに探究心に近い関心を抱く女性もいる。
- 性的欲求を満たす相手として特定の男性を常に思い浮かべる女性がどれくらいいるかは不明だが、同じ相手とのセックスをすることによって、より「面白み」を感じることもあるだろう。
- というのも、ある男性とセックスすることよりも、ある男性を性的に満足させることのほうが難易度が高いケースが往々にしてあるからだ。
- 男性と同じく「飽き」を問題視し、男性をとっかえひっかえする女性もいる。
セックスにオーガズムを求めるとは限らない
- イケればいいが、イケなくてもいいという女性は少なくない
- イク感覚をわかっている女性の多くは自慰行為を行っており、ツボが自分でわかっているので、単にイキたいのであれば自慰行為で足りるのである。
- セックスを意中の男性とする理由の多くは、それを受け入れるという感情的な理由にあり、性的欲求を満たしたいという目的よりも先にくることが多いのではないか。
少なくない女性にとって、性欲とは表出を禁じられたタブーである。
- 少なくない数の女性にとってにとって、「セックスしたい」「エロいものをみたい、エロいことをしたい」「気持ちよくなりたい」という欲望は明言を避けるべき悪しき情ともいえる。
- この性的衝動を満たす行為、また性的衝動そのものを少しでも口にしようものなら、女性の性欲の一般像を増幅させるのではないか？と恐れる女性もいる。
- 男性からすると、「素直になればいいのに」となりそうだが、少なくない数の女性にとって、意中の男性以外から性欲の対象とされることは、わいせつ被害にあうことに近しく、男性への理解も進んでいないためとにかく「不安」なことなのである。
- 性欲の受け入れ先という自分を示すことは、非常にプライベートな行為と考えられる。