はてなキーワード: セクシャルマイノリティとは
巷では「努力すれば皆童貞を捨てられる」というマッチョな言説があるらしい。
本当だろうか。ごく単純なモデルで考えてみたい。
仮に、1回試行すれば50%の確率で成功する女性へのアプローチ方法があったとしよう。
これを10人の女性に対して挑戦することを考えてみる。もちろん1人に対して1回だ。
どれくらいの確率で最低1人にアプローチが成功し、無事童貞を卒業できるだろうか?
成功確率は1回なら50%。2回ならば75%。つまり、1から2の累乗分の1を引いた確率になるのだ。
10回ならば?
勘のいい読者ならばもうお分かりだろう。1024分の1023になるのだ。
おお、これは良い確率だ。失敗する確率は、たった0.0977%しかない。ほぼ0だ。
なるほど、確かにこのようなモデルであれば、すべての男性が童貞を卒業できそうだ。
本当に?
そんなわけがあるはずがない。
0.0977%ということは、100万人が挑戦すれば、そのうち977人もの男性がこの試行に失敗するのだ。
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2016np/index.htm
統計によれば、平成28年における日本の20歳から29歳の男性は、643万人いるようだ。
この977人の男性に対して、件のマッチョな言説をのたまう人はなんと言うだろうか。
大体想像はつく。
であることだろう。
まるで、ソシャゲのガチャが全く当たらずにツイッターで嘆いてる人に対して「俺は無償分だけで当たったけど?」とクソリプを飛ばすイキリオタクのようだ。
これだけ甘い見積もりをしても、たかが「運が悪い」というそれだけの理由で、少数の男性は救われないのだ。
ストレートな性的指向を持ち、相手を夢見て、努力をし、正しいアプローチを行い。
それでも、ただ運だけが悪く相手に恵まれなかった、少数の男性。
【追記】
言いたいことが伝わっていないかもしれないので補足する。
正直な話、例に挙げているモデルの妥当性などはどうでもいい話だ。
50%がどうとか、10回がどうとか、どうでもいい。全部適当な数字だ。
大事なのは、全男性の数の多さを考えれば、中には運悪く童貞が卒業できない者が必ず出てくる、ということだ。
この反例があるというだけで、題意である「努力すれば皆童貞を捨てられる」は成立しないと言える。
これが話の肝だ。
じゃあ、この話の肝をもとに何が言えるか。
最近、一連の童貞disへの反論としてよく、セクシャルマイノリティのことを考えていないだとか、セックスに興味がない男性だっている、みたいなものを見る。
正しいが、足りないんだ。
別にセクシャルマイノリティでなくとも、セックスに興味があっても。その興味をもとに努力を重ねたとしても。
めぐり合わせが悪く、努力が結ばれない男性だって、わずかにかもしれないが、いるはずなんだ。
ひょっとしたら、セクシャルマイノリティよりもさらにマイノリティかもしれない。
でも、決して忘れないであげて欲しいんだ。
機は熟した感がある。
あまりにも日本社会は童貞へのいじりと称したハラスメントの多さが目に余る。
既存のセクシャルマイノリティは「けして馬鹿にしていじってはいけない」という規範が形成されている。
しかし童貞は違う。なぜならセクシャルマイノリティでは無いからだ。
だからこそ「いや別にセクシャルマイノリティじゃないんだし~別に馬鹿にしても良くね~真面目かっ!www」
この風潮を避けるべく、童貞をセクシャルマイノリティに入れるべきだと思う。
これはセクシャルマイノリティ全体の問題だ。
何故か?童貞を馬鹿にすることは、「異性愛称賛行為」「男社会称賛行為」だからである。
性経験の乏しい男を馬鹿にするということは、異性愛経験の多い男を称賛することの裏返しなのである。
いくら既存のセクシャルマイノリティの権利向上を謳おうが、「童貞は別に馬鹿にしても問題ない」という合意が形成されている限り、
セクシャルマイノリティ運動は頭打ちにならざるを得ないのではないか。
真にセクシャルマイノリティが生きやすい社会を目指すべく、
童貞をセクシャルマイノリティに入れるべきだと思う。
http://b.hatena.ne.jp/entry/toyokeizai.net/articles/-/194291
これやろ?
「世の中アセクシャルもいるから全人類はあり得ない、アセクシャルというセクシャルマイノリティの存在を軽視している」
そのうちtogetterにまとめられそうだけど、暇だから増田でやっとく。
https://news.yahoo.co.jp/byline/komazakihiroki/20171010-00076753/
ゲイを笑いもの?バカか?想像力なさ過ぎだろ、あれはみんなゲイを笑ってるんじゃなく石橋貴明って人を笑ってる。バカが偽善者面して当事者を語るな
しかし実際に村本のタイムラインを見てみると、この件に関してかなり多くのツイートをしており、上記2件の「間」にも駒崎氏への重要な反論があったことが分かる。
最初のツイートから駒崎氏のリプライを受けて2つ目のツイートまでになされた発言は以下。
差別を受けたかどうか、またその傷の度合いは主観的な問題で本人にしか分からない。周りがどちらがひどい差別を受けたなんてジャッジできるものではない。LGBTとその他の差別を一緒にするな、という発言自体が、
関係のない第三者が勝手に差別を差別している行為でLGBTを差別している人と全く同じことをしてることに気付け。LGBTの人でも何も気にしていない人もいるかもしれないし、家が貧しくて(選択しようがなく)学歴を得られなかった人もいるはずなのに、その存在をあなたは差別している。
あと勝手に事実を曲解してくれてるけど、おれはLGBT痛がるな、なんか一言も言ってない。ちゃんとあなたのフォロワーにもこれリツイートしとけよ。
私見を述べさせてもらえば「おれはLGBT痛がるな、なんか一言も言ってない」はやや苦しい言い逃れで、この線で反論するならもう少し字数を割かないと読んでるほうには伝わらない。ただ重要なのはこの時点で村本はすでに「家が貧しくて(選択しようがなく)学歴を得られなかった人もいるはずなのに、その存在をあなたは差別している」と駒崎氏が無意識に行った学歴差別肯定について批判していることだ。前述のようにこれは記事に掲載された2ツイートの間になされた発言だから、駒崎氏は記事執筆の時点でそのことに触れることは可能だった。しかし駒崎氏はそうせず、結果としてはてブでは「いや学歴や職業差別もどうよ」と論点の蒸し返しになってしまった。
以下は上記に続く村本のツイートより。増田でURLを貼りまくると投稿できないので割愛するが、詳細は彼のタイムラインで確認できる。
(「本気で考えてくれるのなら、もうセクシャルマイノリティーは違うっていうのをやめてください。」というLGBT当事者のリプライに対し)
それはおれは違うくていまこそみんなで笑いと差別について考えたい。そして駒崎さんも本気で考えるからこそ憤り を感じるんだと思う。悪意ないと思う。
あと駒崎さんのことはあまり知らないけど絶対おれより立場の弱い人のことを考えてるはず。考えは変わらないけど 、バカって言葉は訂正と反省。不快な思いさせた人、申し訳ない。。
ほもおだほもおで傷ついたゲイの人のツイートはここぞとばかりにイイねRTして「当事者がこう言ってるぞ!」って言ってくるのにそれとは反対意見のさっきのゲイの人の意見は、ほぼスルー。都合の悪い当事者は無視。中にはフジテレビと石橋さんを叩きたいからゲイを利用してる最低なやつも潜んでる。
沖縄辺野古もそこに住んでる当事者意外が大きく叫んで地元の人が、基地はいるって言ったらそういう意見は無視されるらしい。お前の都合のいいように流れを持って行きたいだけじゃないか。偽善のお面かぶった本物のクズどもめ。
(これ叩く人は、ハゲネタも叩けよと思う。一貫性が無い。 村本さんの言ってる事のほうが一貫性がある。というリプライに対し)
それを言うとこいつらはLGBTの方が苦しんでるんだ!って言う。ハゲもデブも国籍も肌の色も学歴も職業も身内が犯罪者ってだけで差別されて子供もいる。でもこいつらはLGBTは違うっ!って本人にしかわからない当事者本人の苦しみに勝手に順位つける最低なやつら。
沖縄辺野古もそこに住んでる当事者意外が大きく叫んで地元の人が、基地はいるって言ったらそういう意見は無視されるらしい。お前の都合のいいように流れを持って行きたいだけじゃないか。偽善のお面かぶった本物のクズどもめ。
アベマプライムで小松アナが現地の人に取材行って平等にいろんな意見拾ってきてたよ。利権があるない、で大きく分けるとそれ以外の人を置いてくことになる。youtubeにあがってるかも。けどメディア頼りにせずもし本当に知りたいなら、自分で行って聞き込みしてみたら?
デモの権利を否定してるんじゃなくそこに住んでる人が自分と反対の意見を言った時に、耳を貸そうぜって話。大切な地元の人の意見をいまからリツイートするからそれちゃんと読みな。
おれは基地反対の人をクズって言ってるんじゃないよ。地元の当事者をいちばん大事にしようって話。基地は沖縄だけの問題じゃなく日本全体の話。誰かの過剰な正義が誰かを傷つけてるんだよ。LGBTの話然り。
だからおれは行ってるって。沖縄でライブあるから合間に行ける時見つけて行ってる。そして喫茶店の隣の席の地元のおっちゃんとかに話聞いてる。 ね、これで想像と決めつけで発言してるのはお前の方になったよ。お前の理屈で言うけど、おれがなぜ発言してるか、自分で調べてから言えよ。
ここまでのツイートも煩雑になるのを避けるためにいくつか抜かしてるので、詳細は村本のタイムラ(以下略)
個人的に今回見るべき意見はこの後の一連のツイートにあると思った。
お前らさ、全部テレビのお笑いのせいにしてるけどテレビのお笑いからそれらが無くなってもほかで残るぜ。だってテレビはいま厳しいからなるべくみんな意識しててのこれだから。それ言い出したらお前らが日頃の会話で何人の人を傷つけてるか。テレビはだめで個人はいいってのも解決にはなってない。
例えば、漫才でのボケのアホキャラ。あれは頭が足りないやつをみんな無意識に笑ってる。例えば、この前電車で男が女に「風俗嬢みたいな服やな!」って言って女が「やめてよ!失礼な!」って言ってたけどそこに2人とも悪意はないけど風俗嬢の人で傷つく人は傷ついている。気付いてない、もしくは
気付かないふりしてるだけでみんな多くのマイノリティーを悪意なく無邪気に笑ってる。そのマイノリティーの人ですら同じ。何度も言うけどLGBTでもなんでも傷つける人の悪意な強さと受け手の繊細さで、目が鋭い一重ですね、でも、泣いて学校いけないやつもいる。
お前らみたいな想像力と本質見えないやつのせいで、その当事者が、笑っちゃいけない、特別な人って指さされることをわかっちゃいかない。今回、当事者以外で騒いでんのは無責任に人を哀れんでるクソ偽善者。
ね。しかも彼は、おれの他の大切な発言は載せず、取材もせず、おれの発言の一部を都合よく切り取って利用しておれの真意そっちのけで記事書いてるってこと。と言うことは、この人はここでも当事者を無視した。
定義は傷ついてるか傷ついてないか、最初はそこスタートのはずなのに、職業や学歴差別で傷ついてる人の話をすると、同性愛は別だと言って逃げる。ただお前らが学歴差別でバカにされて死を考えてる人を知らないだけだろーよ。知らないものは、ないもの、とするな。想像力なさ過ぎ。
ここで「アホキャラは頭が足りないやつを笑ってる」と言うなら「ゲイじゃなく石橋貴明を笑ったのだ」はやっぱ通用しないわけで、案の定リプライで突っ込まれてる。
この増田執筆時点でも村本のツイートは続いてるので今後どっかで取り上げられるかもしれないが、とりあえず。
一応自分の意見を言っておけば、村本の主張にも見るべき点はあり、特に「人が自分と反対の意見を言った時に、耳を貸そうぜ」という姿勢は評価に値するとは思う。個々の主張内容については粗が目立つし同意できる点よりできない点のほうが多い。
ただしそれ以上に冒頭の駒崎氏の記事は恣意的に都合よく切り取って反論しやすいところだけにパターン化された反論を並べただけの印象。まずもって多様性を訴える側がパターナリズムに陥っている点で説得力がなく、議論の姿勢としても記事のクオリティとしても大いに疑問がある。特に「フォロワー何万人でテレビに出ている芸人の影響力が」うんぬんを言うなら、あなたの記事もYahooトップに載ることを知ってて書いてますよね。なんで無駄な下から目線で逆説的に相手を貶めようとするのか?対等や平等を支持する人間として、むやみに格差を作りたがる姿勢はいただけない。
最後にお笑いファンとして言わせてもらえば、村本のクズ芸は笑いになってない。嫌われ上等のような威勢のいいこと言うわりに、実際には嫌われたくないのがダダ漏れなのも痛い。ガリクソンがエハラをコケにしたり西野が声優を晒しあげたりしたのが批判されてたのと同じで、村本のは他人に難癖つけるタイプのクズだから誰も関わりたくないんだよ。ガリクソンや西野は自虐もできるからまだ可愛げがあるが、村本は自虐しても結局のところ自分が正しいと思ってるのが見え見えだし、ザマン取って変に格もついちゃったせいで更に可愛げが見出せなくなってる。他人に噛み付くタイプのクズ芸は山里レベルで話芸と世渡りが達者な芸人じゃないとキツイだろ。まあライブはまだ見てないのでそのうち見に行くけど。あとパラダイスは少しくらい仕事しろよ。一連の騒動中一回もお前の名前見てないぞ。
保毛尾田とかなんとかの件で他のあれとかこれには抗議しないくせに!というのがちらほら見えて気になってる。人間、そんなあれもこれも感知できるわけじゃないだろと思うし、特別酷い時に特別でかい声出すんだし、当時は声を出せなかったが今なら言えるというのもあろうし、こまめに声を出してるのに全然注目されてないというのもあるだろうし。なんかうるさい団体がいて難癖つけてるっていうイメージでしか考えられんのかよと思う。
それにしても当事者の反応見てると、よっぽど当時は酷かったんだろう。自分は保毛尾田とやら知らないんだけど。オネエキャラとかも常に批判はあるけど、そういうのの比じゃないね。自分の観測範囲内ではほとんど意見割れてないんじゃないか。そりゃ、当事者でも容認する人もいるだろうけど。いつだっているよ一定数は。からかいに発展しやすい芸だったから実際に被害がかなりあったんだと思う。フジテレビがレインボー掲げてたのにこの有様ってのもかなり怒りに火をつけたと思う。
セクシャルマイノリティは自分が当事者であることを親しい人にも家族にも言えない場合が多いから、誰も味方がいない中でひたすら地獄みたいな中を耐えてきたはず。そういう苦しい記憶を蘇らせたんだろう。
自分も当事者に片足突っ込んでるような存在だけど、親しい人から心底嫌そうに「ああいうのって気持ち悪いよな!」みたいなことを聞くと、自分自身に言ってるわけじゃないのに足が震える。自分のこと知ったらどんな反応されるんだろうって思うしな。大人でもそうなんだから、子供だったらダメージはもっと深いはず。子供は手加減も知らないし。
これくらいで文句つけるなという人達は、どういう場合にどういう点が批判されるのかってのを理解できてないんだろうし、多分企業も理解できてないから(問題に向き合う気がない?)、類似(と判断した)のものを全部自粛しちゃったりするんだろう。それで、圧力団体が抗議したせいであれもこれも消えた!ってなる。自粛につながるから抗議するのが悪い!みたいになる。逆に抗議に耳を貸さずにやり続けるとか。極端すぎる。これでどうやって前進するんだ。
あれには抗議しないのか、というのであげられてたものとして、レイザーラモンHGがあるけど、批判あったと思うよ。ただ結構意見が割れる感じだと思う。グッズ化の時には抗議されてたみたいだな。ネタとしては服装と動きが奇抜であんまり他人へのからかいに発展する要素は無さそうだし、それまでのステレオタイプと若干違う感じではある。ただ、個人的にはかなり嫌だった。HGネタは結構漫画とかにもあって、それもだいぶ嫌だった。偏見を深めてるところは確実にあると思う。
そのほかにホワイティやミル姉さんとかがあげられてたけど、これらは違うんじゃないか?まあステレオタイプなところはあるし、批判ポイントは多々あると思うけど、そこまで抗議されるようなもんではないような。ネタを全部見たことあるわけじゃないけど、特定属性への揶揄とか入れなくてもネタが成立するのでは。いや、あんまり覚えてないからあれだな。結局、LGBTをネタにするのがいけないというより、特定属性を揶揄し、気持ち悪いもの、嫌悪される存在として描いてるかどうかが重要だと思う。
最近のものでは女マンってのがあるんだけど、あれは個人的に微妙。結局女っぽい男性を気持ち悪いものとして描いてるようには見えた。本当に最初の方しか見てないけど。最近は違うかもしれない。女の味方と言いつつ下心あるだけみたいな感じのキャラではある…のか?よく分からん。
ああそうだ、あとあれ、淫夢ネタとかってやつ。あれは抗議すべき大元みたいなのが不明瞭なだけで、かなり批判はされてる。ただ外野からだと全貌がよく分からないし、自分も元ネタを知らずに用語を使ったことがある。ネット上の "ホモネタ" なんか全部クソだよ。他人のセンシティブなところを勝手におもちゃにして遊んでんだ。無邪気に楽しんでるだけなら、少しは考えてくれ、自分が何をおもちゃにしてるのかを。
自分はハゲとかデブとか見た目を揶揄するのも、見た目では分からない特定属性を揶揄するのも、かなり嫌だ。自分もそれをやってるところがあるのは自覚してるが、他人を傷つけない表現なんかない、みたいに話をでかくして開き直るのはもっと嫌だ。問題があるならできる限り改善していくものだ。
面白いものだろうが面白くないものだろうがだめなもんはだめだし、問題が深刻なら表に出せなくなることはある。面倒くさいからって1か0かの極端に走るなよと思う。
ホモのステレオタイプを表現してると解釈できる名前なのもここまで燃えてる一因なのでは。
探せば本当に何人かはああいう人がいるんだろうし、あのキャラクター自体が悪いわけではない。
あのキャラクターをステレオタイプとして広めてしまうような見せ方がよくない。ネーミングや笑いのとり方全部含めて見せ方が悪い。
例えばドラマの中のいち個人として一般的な日本人名で登場して、ただそういう生き方を選択をした一個人という描かれ方をしていれば、同じ見た目やキャラクターだとしてもここまでの反発は起きないのでは。
セクシャルマイノリティ当事者としては「これじゃあテレビが面白くなくなる」という意見を見るとただただ涙がでてくる。
自分が生きてる間は無理でも100年後くらいに生まれるLGBTにはこんなツラい思いしてほしくないから、それなりの責任を背負って毎日生活してるつもり。
差別するのって楽だけどね。
自分も「あんな糞アニメが好きなやつとは絶対友達になんてなれねー!」「トマト食べてる人の気が知れない」とかよく言ってるし。
あなたがセーフティネットが必要なほど困窮しているか病気などで無ければ、あなた自身の努力不足、自己責任でしょう。
まず大前提の話ですが、フェミニズムは別に望む女性すべてに昇進と昇給を保証しようという運動では無いですし、セクシャルマイノリティの人たちの権利要求は自分たちにパートナーを充てがえという主張ではないですよね。
当然、そこで能力や努力が不足している人たちは自分たちの望みを叶えられませんし、不幸なままでいるというのは普通にあり得ることです。こういう個人の問題を解決することは社会運動の責任ではありません。
キモい金のないおっさんというのはそこを履き違えたまま、ガラスの天井は無いのに金になるスキルを磨かずに貧乏だと嘆く、結婚の権利は持っているのにパートナーが見つからないから自分は弱者だなどと嘯く、場合によっては女を充てがえレベルの主張をするひとも。
彼らの論理が筋違いなのは言うまでもないでしょう。なので彼らはフェミニズムのような運動には発展できませんし、根本的に本人の努力か運以外では解決不可能です。
自虐ジョークぐらいノリで流行りネタに乗っただけならいいのですが、本気でどうしたらいいか悩んでいるなら自分を見つめ直すか、心構えを変えるしかありません。
キモくて金のない〇〇という文脈で問題を考えるのは無意味どころか有害です。
その先にあるのはフェミニストが悪いみたいな責任転嫁か、セクマイ共は世間に認められ始めていい思いしやがってというようなルサンチマンだけだからです。
一端の会社に勤め、人間関係や自分のスキル、今後のキャリアに想いを馳せ、一丁前に愛すべき小さな悩み事達を抱えながらも、日々の仕事に追われあっという間に毎日が過ぎ去っていく。
ふと気付けば、こんな私がいつのまにやら一見何の変哲もない生活を送っている。よくもここまで辿り着いたなとたまに感慨に浸っては正気にもどる。私は特別だと思ってたけど、いやいや別にそんな大層な者じゃないよ、と。
思えば幼い時から、「みんなと同じ」を装うのに必死だった。身体的な性別に対する強烈な違和感を抱えながらも、他人は持たないであろう悩みをひたすら抑圧し、周囲の同性達に馴染む事に必死な日々だった。
今では懐かしい日々だけど、あの頃は本当に世界が灰色。楽しくない事を楽しんでいるふりをし、好きでない物を好きなふりをする、色の無い日々。毎日死のうと思ってた。
詳細は割愛するけど、紆余曲折を経て今は当時とは違う性別で人生を送っている。
割愛したけどその過程では色々な人達の、あまり他人に見せない側面に触れる事が出来た気がする。
以前と変わらない関係を続けられる人、離れていく人、突然自分の悩みを打ち明けてくる人、告白してきた元同性知人、親友になった元異性、等々。
そんな中でも、やっぱり昔と変わらず一人の人間として接してくれる数少ない友人達は大切にしたいなぁと思うと共に、手のひらを返すように私から離れていった人達の事を思い出す。
今の私しか知らない人達には過去の事は話していない。離れていってしまうのが怖い、ということもあるんだけど、いわゆるセクシャルマイノリティであるという事実は私の単なる一側面であって、私を表す代表的な面ではないから。敢えて言わなくてもいいでしょ、ってね。
最近、昔の私を知らない関係からスタートした、初めて心を許せる友達が出来た(と思ってる)。知り合ってから何年も経つけど、本当に何年も掛けて仲良くなった。お互い少しずつ距離を縮めながら、ようやくお互いの抱えてきた様々な事を話せるようになってきた。私も昔の事を話した。
特に心地よいのは距離感。お互いの事を深くは詮索しない。「話したかったらいくらでも聞くよ、でもあなたの全てを知らなくっても、もうあなたの事を信頼してるし、友達だよ」っていう感じの関係。
ある日、その友達のこれまでに壮絶な人生があったことを知った。私の人生なんてイージーモードじゃんかと思えるような、そんな昔話。
私が自分だけ特別ツラいって思い込んでいたのは、私が心の奥底を曝け出さないから他人も心を開かず、人の抱えてる様々な想いを軽視してたからだ。
分かってるつもりではいたんだけど、今私の前で笑ってるあの人が、これまでの人生ずっと幸せだったわけじゃないってのを、いい歳してようやく出来た友達に改めて気付かされた。
みんなそれぞれが苦しいし、楽しいし、悲しいし、普通だし、特別なのだ。
マイノリティ当事者だからこそつくづく思うんだけどもさ、女だからとか、男だからとか、LGBTの権利がとか、国籍がとか、身体の障害がとか、主張するのも、特別扱いするのやめてほしいと思っている。
個人は個人として誰に対しても、否定せず寛容な心を持って今よりちょっとだけ優しい気持ちで接するだけで、もっと楽に生きていけると思うんだよね。
ははは、わかってるよ、そんな簡単な話じゃないのは。
そんな大それた事を考えながら昔乗り越えた大きな困難を思い出したりもするけど、実際の私は今目の前にある小事でてんてこ舞いの日々。自分にとって自分はとても特別だけど、そこらにいる普通の一人の人間として頑張って生きています。
気付いてるかはわからないけど、みんなの近くにも多分いるよ、私みたいな人が。でも、もし気付いてもそこらにいる人間の一人として接してあげてほしいな。
一時期赤羽の駅前を賑わせた男性がいる。彼はどう見ても普通の、背広を着てネクタイを外したサラリーマンなのだが、なぜか道行く人にノートを見せつけてくると言う。そのノートにはどれほど猥雑なことが書かれているのだろうかと怪訝に思われるだろうが、実はそうではなく、ノートに手書きで書かれているのは
「君の名は」
に関するあらゆる情報。どうやら彼は映画館で観ていたく感動し、その作品を広く世に知らしめるべく行動に出たようなのだ。すごくないですか?このインターネット全盛の時代に。しかもすでにみんな結構観てるし。でもなんかいいなと思った。どうしても色んな人に観てもらいたかったのだろう。
今年観た映画には素晴らしいものが数多く、会う人会う人に、向こうのリアクションなどお構いなしに下を見ながらブツブツすすめ続けてしまう。わたしは何かを観たことによるマウントを行いたいわけではない、と思う。ただ、自分が今ラリっているブラントを配りまくっているジャンキーのようなもの。たぶん。ヘイ、ニガ!一緒に吸おうよ!みたいな。たぶん。知らないけど……。僭越ながら紹介させていただきます。とっておきのブラントなんだぜ、ニガ。
長い前置きすみませんでした。
◆超オススメ◆
韓国の鬼才によるエロサイコミステリー。しかも百合!韓国映画敬遠しがちな人は度肝抜かれるので観てください……。戦時下、美しい日本庭園で美しい衣装を着て日本人のフリをする朝鮮人たちが騙し合うんですが、セリフがずっとカタコトの日本語。この時点でカルト映画だ!となるんですが、話の展開も予想だにしない方向へと引っ張られていき目が離せないです。しかも最後が爽やか。イェーイ!となるという。とにかくエロいんでそこ目当てでも観て欲しい。
公式サイト:http://ojosan.jp/sp/index.html
②映画「コクソン」監督:ナ・ホンジン
韓国の寂れた村に國村隼が住みついてから、村人が家族を惨殺する事件が相次ぐ……なんで國村隼?本当に犯人は國村隼?なんでフンドシで鹿の生肉食べてる國村隼?こう聞くとB級映画にしか思えないと思いますが、カンヌ出品も納得のテーマへと迫っていく。何を信じるのか?終わり方は苦手な人もいそうだけど、でもそういう人こそ観るべきだと思う。途中、祈祷師なる人物がドラをジャンジャン鳴らしながらヤギの首をかっ切るシーンは尋常じゃない高揚感が得られます。
Netflixで話題を呼んでいるドキュメンタリー。ニュージーランドの記者が「くすぐり我慢大会」なるものを見つけ取材を申し込むと「オカマ野郎には関わって欲しくない!てめーはクソだ」のような攻撃的な返事。調査を進めるうちに、まるでゲイポルノのようなくすぐり動画を撮影し、恐喝に用いていたことが判明する……。
実話であることが恐ろしすぎる!見ず知らずの若者を支配し人生をぶち壊すことにしか興味がない恐ろしきサディストの話。こんな怖い話があってたまるか……。ゾワゾワしたい人は是非観てほしい。すごく怖い。
参考サイト:http://cinemandrake.blog.jp/くすぐり
勉強するとはどういうことか?勉強するとはキモくなることである!勉強すると100%キモくなる。なぜなら周りのノリに対し浮くからだ、という箇所に大納得。でもそれでも勉強してしまう。なぜなら自分が変わっていくマゾヒスティックな快楽があるから。勉強とは、今までわからなかったことがわかること。言葉が自分のなかで血肉を持つこと。でも言葉で自分と環境を一度切り離し、客観的に捉え直すことが必要。自己啓発書風だけど中身はすごくわかりやすいドゥルーズだった。わたしがなぜ学生の時にドゥルーズに心惹かれたか、腑に落ちた。とても平易な言葉で書かれているけれど、勉強そのものに切り込んでいくのでスリリング。名著だと思う。……伝わってますか?すごく読みやすいのに考えさせられる、とてもよい本。
こちらもNetflixにて。アメリカン・ドリームを夢見る、人種もバックグラウンドも様々なドラァグクイーンたちがバトル!ル・ポールの前で1番を競い合う。カーテンでドレスを作ったりものまねショーをしたり。あれ?意外に予算がかかってない?しまむらチックな私服を着た屈強な男たちがメイクと豪華なドレスで美しく変身する様、見習わないといけないなと思わせます。そしてなんてったってル・ポールが美しい!普段はダンディなスキンヘッドの50代のオジさま(声だけ女)なのに、ひとたびドレスアップすると193センチの美女!日本の番組にありがちな、 「でも実はオッサン」的ないじられ方をすることなく、ただただ美の化身として存在するル・ポールが尊いです。あと発音がわかりやすくてリスニング力を鍛えることができる。
⑥映画「モアナと伝説の海」監督:ロン・クレメンツ、ジョン・マスカー
海、砂、黄金のテクスチャーが本物以上。海洋スペクタクル大アドベンチャー。モアナはプリンセスというよりかは立派な施政者。16歳なのにあんなにしっかりしているなんて……。話の説明パートは歌かギャグが入るので飽きることがない。オチも完璧だったし、この映画を観て育った子供は絶対に自然環境を破壊しないと思う。ホントか?半神ムアイは全身タトゥーだらけで顔もいわゆるディズニーのヒーローとは違っているけど、とても愛らしい。ディズニーは反ルッキズムへと舵を切っているのかも。人間に御礼を要求する歌がいいです。派手なカニやココナッツのマッドマックスも必見。
今激激激激オシしている映画。なぜなら全然流行ってないから。でもそれはどう考えたってオカシイ。だってこんなに面白い映画そうそうない。映画館で終始ニヤニヤ、たまにゲラゲラ、笑いすぎてむせてしまったかと思えばしんみりさせてくれる。バットマンでかつレゴ、でもどちらも必然性があるストーリー。レゴがとにかくかわいくカラフルで魅せられるんだけど、話は意外に考えさせられる。
「ダークナイト」では、悪に対し私刑を加えるにすぎず、その行動がより悪を増長させ自らもまた悪の似姿となるバットマンが、アメリカにオーバーラップさせる形で描かれた。奇しくもジョーカーを演じたヒース・レジャーの死によってダークナイトの問題提起に答えが与えられることはなくなってしまったが、その答えを与えるのが「レゴバットマン」。まじです。しかも子供も楽しめる。すごい。ウォルデモート卿やマトリックスのエージェント、キングコングまで。騙されたと思って観てください。
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/legobatmanmovie/
韓国ノワール。人がイヤな死に方をすることでは天下一品な韓国映画にまた一作、観ていて痛そうな映画が。サイコ市長に飼い犬のように使われるダーティー刑事が牙を剥く。観終わったあとに結局なんだったのか?感が否めないが、市長がフルチンでキレたり、やたら痛そうな拷問など、観ると楽しい。主演が西島秀俊に似ている。
公式サイト:http://asura-themovie.jp/
閉鎖的な黒人社会でセクシャルマイノリティとして生まれたこと、というよりかは孤独な子供あるあるとして観た。静謐さ、不安定な視界、不安げな表情、どれも既視感のある普遍的なものだったので、不器用な子供だった人にすすめたい。また、車、言動、振る舞い、筋肉、どれをとってもギャングスタに憧れないわけにはいかなかった。
公式サイト:http://moonlight-movie.jp/sp/
⑩映画「湾生回家」監督:ホアン・ミンチェン
台湾で生まれ育つも敗戦により引き揚げざるを得ず、しばらくかの地に足を踏み入れることのできなかった日本人を追ったドキュメンタリー。故国ではないところに故郷がある人の、心はいつだって異邦人という言葉に痺れる。人の優しさと詩情に満ちている。
11映画「スウィート17モンスター」監督:ケリー・フレモン・クレイグ
とにかく女の子がダサい。二日酔いから覚めると一人しかいない親友といけすかない兄貴がウチでヤッてた!?最悪な気持ちのまま適当にアジア系のイケてない男の子とデートしたり先生に悪口言ったり、ジタバタ。パーティで人に話しかけることができなかったり、目も当てられないが、それはまごうことのなきいつかの自分。近頃よく見るイケてない青春ムービーの一角だが、大した事件が起きないのにしっかり成長するので見ごたえがある。サントラがいい。
僕もあなたとこうやってやり取りするのがめちゃくちゃ面白いよ。
煽りとか、からかいじゃなく。偽悪的に口調悪く書いてるから本気だと思って貰えないかもしれないんで、一度だけ謝っておくね。口悪くてごめんね。
性的な目で見られたりするそれは一体どうして?
俺はあなたを見たことがないからわからないけど、究極を言えば、それはあなたが女だからでしょ。
月並みな言い方だし、誤解を招きそうだけど、女を完全に捨てなきゃ、女として見られるよ。
オスどもに対して「これはメスじゃない」と認識させないと。
だってこれって、「周囲から女として見られたくない」という話なわけで。
「女(メス)」として認識された時点で、常に周囲から性的な目で見られる可能性が存在してるわけで(どんなブスだろうと、どんなババアだろうと。人の趣味嗜好は多様である)、それが嫌なら、「女(メス)」として認識されないようにするしかない。
で、
https://anond.hatelabo.jp/20170706235308
マジレスすると、「女性はある程度女性らしい恰好しないと、一般論として社会では受け入れられ難く、多くの会社で採用されない」というのは「男性はある程度男性らしい恰好しないと、一般論として社会では受け入れられ難く、多くの会社で採用されない」というのと一緒。
ただ、多くの男性は、今の社会で「男(オス)」として見られることに不利益や不快感を感じていないから、表面化しないだけ。
俺は女性じゃないからわからないけど、男性が女性に対して抱く感情が、女性と比較して異常だというなら、そうかもしれないね。
だってこうやって増田でやりとりしてるだけで、あなたが女性だと知ってあなたの書き込みを読むだけで、あなたを好きになってるもん。
これこそまさに、あなたが「女性」という理由で性的に見られてる事例だね。でも、それが嫌なら、あなたは「女性」であるということを(ネット上でも実社会でも)、周囲に意識させないように生きていくしかないんだよ。
男は男の、女は女の、ゲイはゲイの、レズはレズとしての性的な見方をされる。
それが嫌なら、男でも女でもない、ジェンダーレスな人間として生きていくしかない。当然、今の社会は「男」「女」以外はほぼ認められていない(テレビに出るようになったとはいえ、セクシャルマイノリティに対する世間の目は冷たい)ので、それなりの覚悟が必要。
いや別に完全童貞じゃなくても、恋愛経験が僅少な男全般をセクシャルマイノリティに含めるべきだと思う。
日本は童貞をバカにする風潮が強すぎる(こう言うと「そんなの被害妄想だ」と言われるとこまで含めて、な)
現状「童貞をバカにする」ことは「政治的正しさ」上、別段問題ない行為、
良くても「いやよしとけよw」と軽くなじられる程度で、糾弾されるような空気はないのだ。
「童貞をバカにすること」は強固に「差別」であるということをもっと世に啓蒙する必要がある。
そして何よりこれを「童貞だけの問題」にしていてはダメだ。他ならぬ「セクシャルマイノリティ」の方々全般への問題でもあるのだ。
「童貞をバカにすること」を野放しにすることは、セクシャルマイノリティの地位向上を妨げる。
何故かって?童貞をバカにすることは、ヘテロセクシズムの肯定だし、男社会の肯定だからだ。
いくら「セクシャルマイノリティを馬鹿にしてはいけない~差別してはいけない~」と言っても
「童貞はバカにしても別に問題ない~別に差別扱いするようなことではもない~」と言っていては、結局無意味なのだ。
「童貞をバカにする」ことへの寛容さによって男社会ヘテロセクシズムはいくらでも噴出してしまう。
セクシャルマイノリティの権利向上は頭打ちでどん詰まりなのだ。
本気で言っているしネタ扱いされてもらっては困る。
童貞をセクシャルマイノリティとして扱うべきなのだ。
私は無性愛者で、人に恋愛感情を抱いたこともなければ性欲もない。
恋愛感情は理解できないけど、人付き合いは好きだし、友情や家族愛はちゃんとある。
ということをどれだけ説明をしても、
「とりあえず付き合ってみたら?」
「理想が高いだけじゃない?」
「人に対して感情がないの?」
「虐待を受けて来たの?」
「格好付けてるだけじゃない?」
「かわいそう」
というような、ありえない、理解できないというような返事ばかり返ってくる。
同じセクシャルマイノリティの人達となら分かり合えるのでは、とLGBTの活動にも参加してみた。
しかし、返ってくる返事は同じだった。
マジョリティに阻害され、同じように生き辛さを感じてきたはずの当事者や支援者にさえ差別的な言葉を投げかけられたときはショックだった。
そして活動に参加してみて気付いたことだが、LGBTのパレードやイベントのスローガンには「愛がいかに素晴らしいか」ということを全面に押し出したものが非常に多い。
有名なところだとLoves WinやLove is Loveだろうか。
恋愛感情もパートナーも持ち合わせていない私の居場所はここでもないのだと疎外感を感じ、絶望して次第に参加しなくなった。
昔は理解してもらいたくて色んな人に説明していたけど、最近は諦めて「仕事に集中したいから恋愛はしない」と言うことにしている。
でも20代中盤になってくると結婚や出産の話は避けられないし、その度にウソを演じることに疲れ切ってしまった。
同性愛者が大体10%と言われているので、マイノリティの中のマイノリティではある。
配慮してほしいとは言わないから、こういう人間もいるのだということを知ってほしいと思う。
だけど無性愛者は同性愛者の人達のようにパートナーと堂々と街を歩きたい、結婚をしたいというような社会に訴えるかけるようなこともないから、可視化もされにくいし、当事者同士で団結もしにくい。
どうしたら良いのかわからない。
簡単にいうと女になりたい男
かつバイセクシャル
付き合ったあとにカミングアウトされた
あんたが女になりたいのか知らないけど、私は心も身体もオンナなんで、ペアリングが私のおごりとか...萎えたわ
デートでそっちがおごってくれた時は嬉しかったし感謝してるけど、「あ〜今日は一日〇〇ちゃんに注ぎ込んだ〜w」は?冷めるわ ほんと無神経
セクマイとか関係なしに空気読めないし金の話しかしないケチだから別れた。
でもそいつ元々の性格が捻くれてて自分は理解なんてしてもらえないだのぐちぐちウジウジうざかった
そういうこと言ったらこっちだって、あぁふみこんじやいけないのかなって思うよね。どうせ、、とかいうからそっちから遠ざけてるんでしょ?
そいつのせいで自己主張の激しいセクシャルマイノリティーが無理になった
大島薫とかも無理
リベラルとかポリコレの方々が綺麗事言ってもさぁ、「処世術」の範囲内として「男らしさ」「女らしさ」が重要な所はあるよなぁ?
実際、仕事や恋愛の場面で「男らしさ」を発揮できなかった男は、キモくて金のないおっさんとして落ちぶれてるじゃん。
そんで、綺麗事言う人らが、別段落ちぶれた人らに救済の手を差し伸べてくれるわけじゃあない。
いや別に、絶対に男は男らしく女は女らしくしろ!みたいに、ガッチリガチガチの保守主義者みたいなことを言う気はない。
セクシャルマイノリティな人らの存在を否定する気もない。
ただ「柔軟に考えた方がいい」と言いたいの。
「男らしさ女らしさにこだわるのはくだらない。だがその一方で、男らしさ女らしさは全く無価値と思ってたら馬鹿を見る」…と。
人生で「男らしさ女らしさ」がくだらないと思える場面が来たら捨てればいい。
だが、杓子定規にピュアーに行住坐臥いついかなる時でも「男らしさ女らしさなんてくだらねえ!」と思ってたら馬鹿を見るんじゃね、と。
そして、繰り返すけど、綺麗事を抜かす連中の言うことを信じた末に、自らが何らかの不利益を被ったとしても、別にそいつらが救済の手を差し伸べてくれるわけじゃない。