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はてなキーワード: スマイルとは

2019-05-05

スマホカメラからカメラ専用機への回帰が今まさにアツい!

iPhone 3GS日本で発売されて以降、カメラ市場(特にコンパクトカメラ市場)はスマートフォンに搭載されるカメラに苦戦を強いられてきたという現実がある。

ただ実は昨今、スマホカメラからカメラ専用機回帰するユーザーが徐々に増えているのをご存知だろうか。

スマホカメラの利点と言えば誰しもが想像するであろう「1つのデバイス撮影から編集、そして他のユーザシェアすることの出来る総合力」が挙げられる。

いわゆる"写メ"に代表されるガラケーの頃から培われたこソリューションは、ライトカメラ撮影を楽しむユーザーを多く取り込み、市場を(現在も)席巻しているというのは常識的である表現しても過言ではない。

スマホ登場以降のカメラメーカーの誤りを挙げるのであれば「ユーザーは画質をシェアしているのではなく思い出をシェアしているのだ」という現実を見ず、スマホよりも高画質であることを喧伝することへ終始してしまっていた。

この流れが変わるのは奇しくもカメラメーカー努力のみではなく、ユーザー需要形態に変化が起きたからであった。

何を切っ掛けにユーザー需要は変化したのか?と言えば、それは"Youtube"や"SNS"へのシェアだ。

Youtube動画投稿するユーザーが増え、様々な環境目的でのカメラ撮影を考えたときスマホカメラでは性能不十分である」という気付きがユーザーの中で起きた。

明るい環境でも暗い環境でも何が起きているのかを伝えたい、小さなグッズをより良く見せたい、より画角自由コントロールしたい、そんな需要から明るいレンズマクロ、広角に対応できるカメラ専用機需要が起きたのだ。

更にこれまたiPhoneが示したポートレートモード代表される美しいボケ味を常に得たいという需要も起きた。

スマホカメラは間違いなく進化している。より手軽により美しくより幅広い表現力を少し前のスマホ比較しても得ている。

しかしながら"一歩先"を意識したユーザーカメラ専用機へ目を向けた際、カメラ専用機進化幅はスマホカメラのそれを圧倒していた。

そもそもを言えば、例えばスマホカメラで高画質と評価されるiPhoneGalaxyXperia採用されているイメージセンサーSONYであるというのはカメラ業界では有名な話である

そして昨今急成長を遂げた中国新興スマホメーカーでもSONYイメージセンサー採用ユーザーの購買理由になるほどの流行を生んだ。

そんなSONYイメージセンサーである裏面照射CMOSのExmor Rや進化である積層型CMOS Exmor RSカメラ専用機にて先行採用されスマホ技術転用されるという流れを持っている。

手ブレ補正も顔認識オートフォーカススマイルシャッターカメラ専用機が先にあり、昨今のムーブメントを起こしている顔認識オートフォーカス進化であるオートフォーカスも新型Xperia採用されることが予告されているが、これもカメラ専用機採用されているものだ。

まりスマホカメラ未来スタンダードカメラ専用機にあり、一歩先を意識したユーザーカメラ専用機進化に新鮮な驚きを示している。

カメラ専用機邪魔という意識GoProアクションカメラというジャンル開拓したことにより低減されつつある。

アクションカメラというラフに扱っても良い安心感と、小型なのに驚くほどスムーズ手ブレ補正は、カメラ専用機経験してこなかったユーザーにとって敷居を大幅に下げる役割を持った。

SONY RX100Ⅵは前述した積層型CMOS Exmor RS採用し美麗な画質を得つつも、コンパクトカメラの小型さ、自撮り可能フリップ可動液晶光学ズーム光学手ブレ補正、瞳オートフォーカス価格が熟れてきた4Kディスプレイ対応した4K HDR動画撮影ハイアマチュアユースのRAW静止画LOG動画撮影可能というコンパクトカメラなのに全部入り

更に言えば、女性が嬉しい美顔モードを搭載している上、撮影したデータスマホ連携機能により無線接続スマホへ保存できる(流石に有線接続よりは遅いが写真数枚撮って転送程度ならばそう待たされる感覚もない)。

重ねてしまうが昨今のカメラ専用機において特筆すべきなのがスマートフォン連携機能であり、撮影したデータスマホ無線転送できるので、片手にカメラ専用機、片手にスマホなんていうことが起きないようになっている。

Instagramのあのアカウントキレイ写真をどうやって撮っているのか?」という疑問への解答はココにある。カメラ専用機で撮って無線転送してスマホシェアしているのだ。しかもそのカメラ専用機は小さなカバンにも入るコンパクトカメラ

こんなムーブメントリードしたのは一体どこのカメラメーカーなのだろうか?

前述した通りカメラメーカー努力のみではなくユーザー需要が変化したかであるが、その需要へいち早く反応したのがPanasonicであり、Youtube専用機とまで言われたPanasonic LUMIX GH5だ。

GH5はコンパクトカメラではなく、ミラーレスデジタル一眼と呼ばれる従来よりも小型化されたレンズ交換式デジタル一眼だが、面白いのはビデオカメラではないのに動画撮影機能意識したデジタル一眼であるという点。

4K動画撮影機能自撮りも出来る可動液晶を備え、ビデオカメラ以外では難とされていたデジタル一眼の4K動画撮影ではありがちな熱暴走を抑える優れた放熱性能を持つ(デジタルカメラ熱暴走すると撮影自動停止する)。

GH5が登場した時期はヒカキンなどで注目され始めていたYoutubeが盛り上がっていく時期と重なっており、Youtubeという需要へ上手くマッチしたのだ。

これを見た他のカメラメーカーも自社デジタル一眼製品4K動画撮影機能採用または既に採用していたカメラメーカーは強化するという選択を迫られた。

それでもデジタル一眼は写真機という意識を強く持ってるカメラメーカーは多いが、カメラメーカー大御所であるキヤノンEOS KISS M、フィルムメーカー富士フイルムはX-T100、SONYα6500やα6400で4K動画撮影機能自撮り可能液晶を備えている。もちろんスマホ転送可能だ。

そんなムーブメントに、よりライトユーザー対象とするコンパクトカメラが追わないはずがなく、前述したSONY RX100Ⅵやキヤノン PowerShot SX740 HSニコン COOLPIX A1000、コンパクトミラーレスデジタル一眼カメラPanasonic LUMIX GF-10などがムーブメント体現している。

ビデオカメラだって負けていない。

GH5でも注目したPanasonicビデオカメラでは可動式液晶へ可動式サブカメラを搭載させたワイプ撮りやマルチカメラ撮りに対応しておりコレもYoutube需要へ訴えかけている。

SONYハンディカムレンズ自体グリグリと可動する空間光学手ブレ補正によって手持ちして全力で走っても驚くほどブレない映像を得ることができ、激しいシーンをフレーミングするユーザーに高い評価を得ている。

空撮一般ユーザーの手中にしたDJIのドローンシリーズVRにも対応した360°カメラRICOH THETAシリーズやInsta 360シリーズそもそも撮影時のフレーミングという束縛からユーザーを開放させた。

決してスマホカメラ需要は無くならないだろう。無くならないどころかカメラ撮影メインストリームは今後もスマホカメラのはずだ。

しかし、スマホカメラが席巻してきた需要の一端がカメラ専用機回帰し始めていることをキャッチアップしないと時代に乗り遅れることは間違いないと強く表明したい。

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追記

現在VLOGで人気の一端を担っているデジタル一眼はGH5であることは間違いない。

これはヒカキン代表一部の人Youtuberたちが使っているからだ。

からこそGH5の価格はなかなか下がらないと考えて良い。

しかし、VLOGで使われているのはGH5だけでなく、それこそiPhoneGoProも使われており、他にはOSMO Pocketと呼ばれるジンバル一体型小型ビデオカメラも使われている。

画質へこだわりのある層はGH5の後継機であるGH5sへ移行している。

更により画質へこだわりのある層はGH5sよりも画質的に有利なSONYのα7Ⅲを使っている。

α7Ⅲを使っている層はハイアマチュア以上だという認識で間違いない。最早VLOGとは言えない映像作品レベルのものを公開しているビデオグラファーに採用例が多い。

最近は手軽にVLOGを撮るという需要から携帯性や画質とコスパ考慮してCANON KISS MやSONY α6400が使われるようになっている。

コンパクトデジタルカメラならばSONY RX100Ⅵがなかなか強いが、4Kが撮れて自撮りできるコンデジならば様々に選ばれている印象はある。

ただ、VLOGで最も使われているカメラは間違いなくiPhone、そしてGoProだ。

VLOGを頻繁に撮影しようと考えるようになってくると動画撮影のためiPhoneバッテリ残量が気にかかってくる。

カメラ専用機を導入すると当然ながらiPhoneバッテリ残量を気にせずとも良くなる。

そこでカメラ専用機を(ググったりして)最初検討へ挙がるのがGoProであることが多いのだ。

GoProアクセサリ豊富自撮り棒は当然あるし、自動車や自転車バイクマウントできたり、ヘルメットマウントすることも可能であり、カバンへのマウント自身の首へネックレスのようにぶら下げることだって可能

しかGoProiPhoneiPadとの連携にも強い。専用アプリがあるので撮影中の映像iPhoneiPadリアルタイムプレビューすることもできる。そのまま編集へ移行することも可能

自身撮影スタイルへ合わせやすいのでGoProが選ばれやすい傾向にある。

GoPro女子」なんていう言葉を見かけた時は「またカメラ業界ごり押し・・・」と怪訝さを持ったものだが、個人的感覚では「半分嘘ではない」くらいの印象。

海や山、観光地などへ行くと確かにGoProを構えている女子は居る。圧倒的にiPhoneの方が多いけれど「まぁ・・・嘘ではないかな?」と思える程度には居る。

このような状況なのでiPhoneGoPro比較するとGH5は人気がないと言って良い。

GH5は人気Youtuberを志す極一部のユーザーから一種神格化を受けている印象がなくもないのだ。

GH5にはGH5sという後継機がある上に、後継機であるGH5sよりもKISS Mやα6400の方が設計が新しいので、GH5信者特定Youtuberへ憧れを持っていない限り旧世代のGH5を選ぶ理由があまりないのである

従って「GH5が人気」なのはVLOGをやっているユーザーの中でも極一部のユーザーに人気ということになる。

これからVLOGというか「動画による思い出の記録をしたい」と考えるのであれば候補として以下を羅列しておくので検討活用して頂きたい。

○一番お手軽

動画向きカメラ専用機入門

コスパ高いデジタル一眼

○高画質デジタル一眼

現在では評価が分かれるので別枠

ビデオカメラ

上記は単純に「4K撮影できて自撮りがしやすい」という独断偏見的な基準抜粋したもので、上記から選んでおけば大きな失敗はないという程度のもの(撮れるっちゃ撮れるけど思ってたのと違ったくらいの失敗はあるだろうが)。

まり自撮りを考えなければ他にいくらでも候補は挙がり、例えばBlackMagick PocketCinemaCamera4Kのようにデジタル一眼の形態を持ちながらも動画撮影へ強くフォーカスした製品もある。

別の増田ホームビデオVLOG表現していたが大幅に間違ってはいない。語源はVideoLOGだがビデオBLOG的な感覚言葉なのだからオシャレである必要もなく、BLOGで書きたいことを書いたようにVLOGで撮りたいものを撮れば良い。

日記BLOGになったようにホームビデオVLOGになった、ただそれだけの話なのだ

2019-04-14

anond:20190414212607

一応も何も、こないだまで渋谷やら都内にたくさんあったのに

本当に知らなかったんかい

デブが試着できるのがうれしくて

マッマ連れて渋谷店までいったワイ

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000244.000001066.html

【「スマイルランドイトーヨーカドー協業店 直近の出店】

2014年9月20日(土) アリオ上尾店(埼玉県上尾大字壱丁目367番地)

2015年4月23日(木) アリオ橋本店(神奈川県相模原市緑区大山町1番22号)

2015年4月24日(金) アリオ亀有店(東京都葛飾区亀有3丁目49番3号)

2015年5月26日(火) イトーヨーカドー溝ノ口店(神奈川県川崎市高津区久本3丁目6番20号)

2015年5月29日(金) アリオ北砂店(東京都江東区北砂2丁目17番1号)

2015年9月4日(金)  イトーヨーカドー船橋店(千葉県船橋本町7-6-1)

2015年9月11日(金) イトーヨーカドー赤羽店(東京都北区赤羽西1-7-1)

anond:20190414211129

えーデブなのにマジでスマイルランド知らなかったの?

もうちょい前なら全国に10店舗以上あったのに

2019-04-12

ローソンMさん

多分2年くらい前だと思う。

近所のローソンMさんておばさんのバイトが入った。

顔はエドはるみに似ている。

私の通勤経路はいくつかあるけど、

そのどれも近所のローソンの前を通るので、

仕事帰りに寄ったりとかしていた。

コンビニバイトなんて誰でも同じだろって思ってたけど

Mさんは入った直後から仕事が非常にできる人だった。(と思った)

例えば、お弁当パスタを買った時、普通はみんなフォークだけ入れるだろ、Mさんスプーンも入れておきますか?と聞いてくれた。

例えば、ポイントカードを持ってないかはいつも聞かれるけど、○ポイント貯まってるから利用しますか?と聞いてくれた。

例えば、何気なくレジに置いたお菓子を見て、同じお菓子ワゴンセールになってることを教えてくれた。(賞味期限が近いとワゴンに入ってる)

別にね、たくさんいるお客さんの一人だと思ってるよ!

仕事がひどい忙しくて疲れていたのかもしれない

お客様営業スマイルトークだったんだろうと思う

でも、毎日やさしく接してもらうたびに泣きそうになってた

一度レジの前で涙でそうになってずっと下向いてた。

すっごい嬉しかったんだ。

なんか商品ジュースとかを購入して差し入れですって渡そうかと思ったことがある。

気持ちいかなって思ってやってない。

いつも店内にMさんいないかなーって思ってローソンにいってる。

こういう気持ちってなんなんだろうね。

好きっていうのかな。

でも、つらいとき勝手に心の支えにしてただけなんだよ。

そういうのってきちんとした好きっていうのかな。

はいったいどうしたいのか、どうなりたいのか

わかんなくなって書き込んだ

ちなみに、私は女です。

2019-04-10

炎上に参加すると気持ちがいい

俺がそう思ったのはのオレンジレンジパクリ騒動ときだった。

でもそうやってパクリパクリと騒いでも何も変わらなかった。(オレンジレンジテレビに出なくはなったが急遽活動中止や謝罪がなかったと意味

それ以降、炎上を見ると「結局なにもかわんねーよ」って思ってた。だから、もう「騒動」だとか「祭り」だとかで何も変わらないなと思って、そういう事にクビを突っ込んで、自分が望む結果が得られないのは十分わかった。

 

けものフレンズ2が燃えた。

俺はけものフレンズ1は見たが、2は最初みて「あ、違うな。これは見てて自分が嫌な気持ちになるやつだ。」って思って見るのをやめて、それ以降けものフレンズ2についてなにか言うことをやめて、存在を消した。つまり艦これアニメ」のような「なかった」扱いだ。今までそうだったし、これからもそうでいい。

 

それがけものフレンズ2の炎上が大きくなって見ないようにしている俺にもエッセンス程度に見えるようになった。

俺に視聴を決定させる「榊遊矢に勝てるかもしれない」を見た。

アークV自体自分は楽しく見ていた。主人公は確かになにかあるたびスマイルワールドに縋るし、他人小馬鹿にすることも多かったが、「遊戯王演出」をみるのならまだ全然しかった。

そのアークVが平成最後のクソアニメじゃなくなる可能性がある…。俺はニコニコ生放送で1~11放送を見た。

でも、なんか、正直、嫌な気持ちじゃなかった。怒りなんてのも湧いてこない。ただただ楽しかった。コメント空気感が。

OP電話音をクレーム電話として表現した顔文字弾幕コメントの一体感を眺めてるのが楽しかった。イエイヌのお家にお帰りは確かにひどいと思った。

オレンジレンジパクリ騒動ときに感じた熱いもの…そう、これが一体感ってやつなんだろう。

けものフレンズ1期と2期の楽しみ方、自分は変わってなかった。けものフレンズ1期の「たつき信じろ」とかジャパリパークへようこその弾幕とか、そういうのを楽しんでいたんだ。

12話をニコ生でみた。みんなの一体感が素晴らしかった。だから俺は「1」を押した。アークVにはなかった、一体感を感じて。

 

たつきにどうしてほしいとか、吉崎観音にどうしてほしいなんて一切ない。

みんなが同じ方向を向ける作品を作ってくれて本当に良かったな、というのが自分感想

からけものフレンズ制作スタッフに絡んでいってる奴らはちょっとおかしいとはおもうけど、みんながいってる炎上ってそっちなのね。

2019-04-08

anond:20190406192228

小学校同級生が○○という映画監督だってとか

別のやつが××という漫画で監修したんだってとか

中年以降になってフェイスブックやってたら

普通にまわってくる(「応援してくれよ」ってセリフ込みで)けど

元増田はそういう年代じゃないだけだろ。

 

そういう有名人子供のころ毎日顔合わせてるとごく普通

しいて特徴を探してもちょっと気が強い程度。

身の回りの人を大切にしてれば

そのうち会った自慢できることがらくらい自然にたくさんでてくる。

まあそのころには「会ったことある」「直に見たことある」が子供しか通用しない自慢であることもわかるしな。

 

自分仕事関係東京ど真ん中(港区)に通勤してた時代もあるしドラマも近所で撮影してたけど

別に見に行きたいと思わないタイプ人間だったな。

自分仕事大事から

 

ていうかフェイスブック見てると本当にみんな「えらく」なってるけど

正直子供とか純真大人はこいつに騙されるだろうけど

あいかわらずクっソいことやって金とってんな、

もうちょっと有名になったら高校とき謹慎ネタ顧客にばらしてやりたいわ、

それでも顧客なんて信者から喜ぶのかね?

マジで同級生としては巻き込まれたくなかった一心だったわ

二度と会いたくないからそっちのほうが優先だわ

ってやつも半分くらいはいる。

 

人間はみんなピエール瀧みたいなもんよ。えらいやつとクソいやつの間をふらふらふらふら。

それでも一線を超えないやつらのほうがおれは好きだ。

元増田なんかはピエール瀧レベルでも有名なら、握手してくれれば、泣いて喜ぶんだろうな。

どうしても直でみたいなら交通費チケット代払ってコンサート握手会でもふつうにいけよ。

ちゃん営業用のステキスマイルで迎えてくれるんだからさ。

道で偶然あった芸能人には4Kテレビがまとわせてくれるオーラなんてねえよ

ただの人間

2019-03-28

鬱になったとき日記が出てきたので晒す

ちょうど私が大学院に入った頃から、いわゆる大学改革が進み、基礎教育コマ数がどんどん削られていきました。私の専門の科目も、もともと需要が少なく、公募自体がめったにありませんでした。また少子化のために、短大などでは大学のものが存続していけない状況が始まっていました。

論文を出して博士号を取り、著書も出しました。しかし、就職は決まりません。こうなると奨学金約500万円を返済しなければならなくなります。私は非常勤講師肩書き研究を続け、一方で実質的収入原稿料で得て、常勤の職に就くまでのつなぎにしようと考えました。

幸い、私の原稿を買ってくれるところがあり、大学から籍を抜く時にはその編集部アルバイトもするようになりました。仕事内容はコピーを取ったりファックスを送ったり、封筒の発送作業をしたりです。ときには段ボール箱を積み上げる作業しました。

家族はどうして博士号を取ってまで時給800円のアルバイトをするのかと反対でした。私の筆跡で宛名が書かれている封筒を見て気の毒に思ってくれる友人もいました。しかし私は、こうして忙しく毎日を過ごし、少ないながらも収入を得ることによって気持ちの安定を図ることが出来ました。

そのうち、原稿仕事が増えていき、800円のアルバイトはやめました。私は、非常勤講師もの書きで充実した生活を送っていました。憂鬱気持ちになることもほとんどありませんでした。

唯一憂鬱になるのは、毎年の年末から4月にかけてでした。公募の結果がはっきりし、新しい年の人事が決まる季節です。知人が就職したと聞くとやはり内心穏やかではありません。なんであんな奴がと酒を飲んで発散したこともあります。また、非常勤一年契約ですから年末更新書類ちゃんと来るかどうかヒヤヒヤします。こちらに落ち度がなくても、カリキュラム上要らないと判断されればその講座はなくなります。実際に私の専門の周辺科目は年を追うごとに減っていきました。

眠れないでうなされたり、やたら疲れたり、注意力散漫で集中できなかったりという程度のことはよくありました。学会研究会では周りの人が私に気を遣っているように思えて憂鬱でした。いつも行きの電車の中で身体が重くなり、引き返したくなるので、出かける時はスマイルスマイル自分に言い聞かせていました。それが成功していたのか、私は困難な状況にもかかわらず、たくましく明るい人物だと言われていました。

そんな年を重ねて、私はだんだん疲れていきました。このまま一生非常勤講師として終わるかもしれないという思いは私を暗澹とした気分にさせました。原稿仕事が建て込んできて、専門の研究に割く時間が取れない時など、自分は何をしているのだろうと空しい気持ちになることもありました。

原稿仕事では、時々トラブルがありました。他の人はトラブルがあってもさらりと流してしまっていました。しかし私にはそれが出来ませんでした。私は子供の頃から妙に正義感が強く、曲がったことを許せないところがあります。いつも自分の主張するべき所は主張して、編集の人とやり合っていました。それが後を引くということはなく、言うことを言うとさっぱり忘れてサバサバして根に持たないのですが。

鬱病発症した頃、私は仕事理不尽な目に遭いました(これは、もし裁判になったら文句なしに私が勝つようなことでした)。私は仕事を失いたくなかったので抗議するのはやめました。いつものように自分の言い分はきっちり聞いてもらい、反省すべき点は反省して今後につなげようとしていました。しかしこの時は、すぐに前向きになることが出来ませんでした。これをきっかけに私はため息ばかりつくようになりました。言わないでおこうとしても、「疲れた」と口から出るようになりました。いくら疲れても外には出さないようにしていたのに、元気にニコニコすることが出来ず、帰宅するとゴロリと横になる日が続きました。

思えば原稿仕事を増やし続け、夏休み明けからはそれまでの2倍は働いていました。週に1度は徹夜のペースでした。いつもなら難なく乗り切っているささいなトラブルが、私の残された最後の気力を吸い取ってしまったのかもしれません。頑張ろうと思っていても力が出ず、焦るばかりの日々が続きました。常に自分に頑張れ頑張れと言い続けなければ何も出来なくなっていました。この頃、メール最後にいつも「がんばろう」と書いてくるので、おかしいと思っていたと、後で友人に言われました。

疲れた」とつぶやくようになってからのある日、私はカレンダーを見ていました。原稿仕事はありますが、講義や打ち合わせで外出する日が2週間ほどないことに気付きました。その直後、私は体が粘土のように重く、何のやる気もなくなっていくのを感じました。それまでの緊張が解けて「気が抜けた」のかもしれません。この隙に鬱病が私の中に入り込んだのだと思います

最後研究会に行った日の晩、私は味覚を失い、翌日からは何が起こったというわけでもないのに涙が止まらなくなりました。研究会の準備をしなくてはならないのに、脳にベールがかかったようで、本を読んでも内容が全く頭に入らず、まともな文章も書けなくなりました。唯一好きだった家事料理も、焼きめしお好み焼きのような簡単ものを作るのがやっとで、食欲も全くなくなりました。私はパソコンで言うと「フリーズ」してしまったのです。

2019-03-19

遊戯王ARC-V大好きな俺がARC-Vの良さを再認識させる

最近アニメ評価になるたびにクソアニメ代名詞みたいにARC-Vが出されることを看過できない

かに欠点はあるが、いいところ・評価すべきところもたくさんある。それを書く。

世界観

「新シリーズでは新召喚法が出てきて、エクストラデッキを使う召喚はそれ一択になる」っていうのが通例になりつつあった(5D'sは例外あるが)中で、それを世界観の設定に組み込んだのは長寿アニメならでは。ユートダリベ出した時は「今年は何か違う…!」って思ったよ。まあいろんな意味で違ったわけだが。

このARC-Vの構想自体は前から練られてたんだと思う。確かZEXALの決闘庵のあたりでシンクロモンスターが出ない理由について監督が「世界観に関わるのでお答えできません」とか言ってたんだよ。

これだけの長寿アニメで、商売のために召喚法を切り替えてたのを、「シリーズまたぎの伏線」に落とし込んだのは、後付けかもしれんとは言え本当にすごいと思う。

キャラクター

ゲストばっかり話題になるけど、ARC-Vキャラもみんなキャラ立ってた。

黒咲・素良・権現坂・沢渡デニス…あたりはともかく、もっとみんなに活躍させてあげて欲しかった気はする。

ゲストキャラも目立たせようとすると、明らかにキャラが飽和してるんだよ。

もっと活躍させてほしかった人:ミエル・ミッチー・月影・LDS三人組・オルガ・ハリル・勝鬨くん・シンジアレンタイラー姉妹
もったいないもっといいキャラに仕上がりそうな人はたくさんいた。

ミッチーとか明らかにネタキャラなのに結構実力者として描かれてるところが好きだった。

月影は一番好き。ニンジャマジ有能。実際強い。

LDS三人組は既存テーマ使いとして魅力的だったし、勝鬨くんは早めに闇落ちさせてストーカーキャラかにして定期的に出すとか、タイラー姉妹なんかもっとストーリーで見たかった人多いでしょ。

ゲストキャラに割きすぎて、全体的にキャラ描写薄すぎひん?

かといってゲストキャラの扱いもいいかと言えば…

ゲストキャラ

いろいろ言われてるのはわかるよ。でも新しい取り組みだったし、そこは評価しようぜ。な?

世界観の構想とゲストキャラはすごい相乗効果を狙えたと思う。

ちらっと出してさ、視聴者からは「もっと出して!」って言わせるくらいがちょうどいいんだよ。

シンクロ次元を去る時に、空を見上げる遊星の後ろ姿がちらっと映る、みたいなさ。

前にも書いたけどARC-Vのキャラだけで十分魅力あるキャラはたくさん作れたと思う。

下手に出して新しいストーリーに無理やり絡ませたらさ、そりゃキャラぶれる

最初ジャックが遊矢に「ひとりよがり」って言ったときは「よく言った!」って思ったけど、後々の展開がね…。

ジャックどうした?おかしくなったのか?いやジャックは元からおかしいな。いやそうじゃないわ。

ゲストキャラで一番評価高いのはイェーガーである

柚子ピンチの時の次回予告で明日香が出てきた時は本当にワクワクした。なお

OP

なんだかんだでお前ら遊戯王OP好きだろ?俺は好きだよ?

ビリビリ

微妙だなあとは思ってたけど、これ最終回沢渡とのデュエルで流れたらめっちゃ興奮するんだろうなあとか思ってた1クール目。

Burn

OP変わって一気に面白くなり始めるのは遊戯王の常。

ユーゴ登場シーンは軽い騒ぎだったなあ。期待に胸が膨らんだよ。

ハナテ

一番好き。

シンクロ次元回の初回のナレーションからイントロのワクワク感は忘れない。

ランサーズニンジャいて「!?!?!?」ってなったのもいい思い出。

沢渡はかなり良い活躍して、遊矢とユーゴは戦うんだろうなあって思った。

切り札

曲は神です。人気あるよね。わかる。好き。

キボウノヒカリ

曲は良いです。ナレーションインパクトあるしね。

PendulumBeat!

曲は(ry

デュエル

良いデュエルもあっただろ?それを思い出させてやる。

権現坂vs刃

ARC-Vで初めて「おっ」て思ったデュエル時代遅れのXセイバーだったとはいえアニメにあるまじきガチ展開をする刃と、新テーマで迎え撃つ権現坂。「コロコロキャラみたい」とか言われつつも「俺は本当に強いぜ」って言ってガトムズ並べてくる刃かっけえ。

最後引き分けに持ち込んでその後は不思議師弟関係に繋がったりと、文句なしデュエル

黒咲vs素良

遊戯王の「いつもの感じ」が出始めたあたり。

黒咲のRRは見てても楽しいし(なんだかんだでランクアップ楽しいよね)、素良の文句無しのクズっぷりも◎。

このデュエルはこのデュエルで決着をつけたのもよかった。

ガチのかっこよさとネタが混ざり合った黒咲こそ天然物のデュエリスト

遊矢vs沢渡

神回沢渡はこれから目立つんだろうなと期待していた。

遊矢vs素良

前半戦の素良との決戦って感じ。

素良を笑顔にさせたいと思いつつもオッドアイリベリオンを出してしまうという自分葛藤…でもないか

応酬自体はかなり熱く、途中引き分けになった。

これは引き分け有効な使い方だと思ってる。素良との和解は後々、ハッキリ決着をつけて…となればよかった。

ユーゴvsデュエルチェイサー

なんだかんだで盛り上がりはすごかったデュエル

スピードロイドの展開と、クリアウィングの効果をうまく使うユーゴのデュエルは実際面白い。

シンクロ次元の幕開けとしては最高の滑り出しだった。

月影vsシンジ

そんないいデュエルじゃねえって?まあそこは月影好きだから許してくれ。

デュエル内容自体はそこまででも無いんだけどAカード取り放題とかい無双を見せたニンジャ評価したい。

最後は「本当は勝ってた」風に負けたけど…それならニンジャ勝利は別の機会にちゃんと見せて欲しかった。

このころは「シンジは改心していって、シンクロ次元での簡易な遊星的ポジションなんじゃ?」とか思ってました。なお

ジャックvs遊矢

遊矢が「模倣じゃなく、ペンデュラム召喚がオレのデュエルなんだ」って気づいた(おせえよ)

ジャックが良い意味笑顔を見せてたり、このデュエル自体個人的には評価高い。

ここでジャックもクロウも退場させておけば(ry

遊矢vsデニス

これまた有名だから割愛

モンスター

基本的モンスターデザインは毎シリーズ全部無条件に好きなのでノーコメント

強いて言うならカテゴリスピードロイド・超重武者・Em

モンスター単体で言うならやっぱトラピーズ

デニスのトラピーズ召喚は何度見てもかっこいいの一言

ネタ要素

セルゲイのDホイール合体とか、明らかに視聴者に「お前らこれやっときゃ喜ぶんだろ?」っていうのが透けちゃうとしらけると思います

そういうのは視聴者勝手にやってるからさあ。

シナリオ作る人はバクマンの「シリアスな笑い」を読んできて欲しい。

シナリオ

最後まで独りよがりエンタメデュエル
乱入無双
二度目に会ったらなぜか築かれてる絆。スマイル宗教洗脳
素良の謎改心。
柚子シリーズ洗脳祭り。ユーゴと黒咲の終盤の扱い。
最後までロクに絡まない遊矢シリーズ
ゲストキャラランサーズ入り。
救いのない終わり。笑ってる黒咲のメンタル強すぎワロタ
クワクさせるような要素を散りばめるだけ散りばめて核心のストーリーは進まない。
明日香
エド


ドルフィーナ星からメッセージは以上です。

クワクを思い出すんだ!

2019-03-10

WUGありがとうとごめんなさいを伝えたい

3/8、SSAWUGファイナルライブがあった。

恥ずかしながら、泣いてしまった。

3/9、開封できずにいたBEST MEMORIALを開封した。

それを開封するとWUGが終わってしまうと思って開封できていなかった。

CDPCに取り込み、MVBD再生しながら今までのことを考えると涙がまた溢れてきた。

CDを買ったのは6枚くらい。殆どレンタルで済ませてしまった。

単独ライブに参加したのは最後の1回だけ。もっと参加すれば良かった。そんな後悔だけが残る。

そんな自分気持ちにけりを付けるために綴っていきます

いろいろぐちゃぐちゃでも気にしないで!

WUGを知ったのは劇場版の7人のアイドルからだった。

友人Aに誘われて(経緯はあんま覚えてない)公開初日に見に行った。

そこで片山美波ちゃんがすごい好きになった。

チアガレ!の"ただ怯えすぐ背を向けた"の部分、

そこのかっこよさと可愛さ、そこに惚れたんだと思う。

劇場限定アニメBDに惹かれ、田中美海さんのサイン付きを頼んだ。

アニメでは、極上スマイルでおおっ!と思った。

自分の好みにバッチリとハマった。

調べてみると、作曲者アイカツで知った田中秀和

WUGの曲が大好きになったのはここからだと思う。

アニメOPEDを購入した。

CDに付いてきたイベントへの応募番号。少し迷ったが応募することにした。

見事当選し、イベントに参加できる運びとなった。

キャンペーンで、お渡し会に参加することができた。

お渡し会で会ったのは、田中美海さんと高木美佑さん。

彼女たちに実際に会ったのはそこが最初だった。

僕は、彼女たちにイベントに参加する、応援していると伝えた。

ありがとう、待ってるといった言葉を受け、ライブへの思いは高まっていた。

あれは忘れもしない2014年4月26日のこと。

イベントへの思いが高まっていたこともあり、友人B宅に泊まって東京へ前のリすることにした。

イベントの前日は特に用事もなかったこともあって、幕張メッセで開かれていたニコニコ超会議に行くことにした。

そこから友人宅へ行く際、少し腹痛を感じた。後々考えれば、この時から予兆はあったのだろう。

その日の夜、体調に不安を感じた僕は早めに休むことにしたが、収まらない腹痛、どんどん湧き上がる気持ち悪さ。

熱を測ると39度を超えており、スマホを使い必死で熱を下げる方法を調べていた。

2014年4月27日イベント当日。

体調は更に悪くなっており、熱は全く下がらなかった。僕はイベントへの参加を諦めざるを得なかった。

僕は約束を守れなかったという思いでいっぱいだった。

ここからWUGに対して後ろめたさみたいなものを感じるようになった。

この時泊まりに来て高熱を出すという本当に何をしに来たかからない僕を手厚く看病してくれた友人Bにはとても感謝している。

夜も遅くに買った来てくれた冷えピタポカリスエット病院まで連れて行ってくれたこと。布団を汗で汚してしまっても文句も言わなかったこと。

感謝してもしきれない。

しかし、友人Cが誘ってくれたアニサマ2014において、彼女達のライブを見ることができた。

僕としてはリベンジのような思いで参戦したアニサマ2014。

トラブルがありつつも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた彼女たち。

その光景に僕は胸を打たれた。

次に彼女達のライブを見たのはたまたま行っていたワンフェス2015Sであった。

そこで聞いた少女交響曲。これがまたハマった。

新作の映画をやることを知ったのはここだった。

今度は1作目の映画を見た友人Aを誘い、前編後編を映画館に見に行った。

少女交響曲Beyond the Bottom。共にカッコイイ曲で自分の好みにバッチリだった。

しかし、その後単独ライブに行く機会は無かった。タイミングが合わなかったと言えば言い訳になると思う。

そして2018年6月15日解散の発表。

解散までに単独ライブに行かなきゃなという漠然とした思いだけがあった。

2018年12月。もう残り回数も少ない。そんなとき、部屋の掃除をしていると行けなかった単独イベントチケットを見つけた。

そのとき地元愛知WUG単独ライブが初めて開催されるのを知った。

これは行かなければならないと思ったが、時すでに遅し。友人と相談している間にチケット完売していた。

悔しさが募る。せめて最後に1回くらいはと思っていたのに。

その後発表されたSSAでの解散ライブ。すぐに応募した。

チケットを取ることができたわけだが、最後単独ライブだけ参加していいのだろうか。そんな後ろめたさがあった。

そして2019年3月8日ファイナルライブ当日。

とてもよかった。それと同時にもっとイベントに参加するべきだったと後悔した。

不安を吹き飛ばす13000人の動員。彼女達のライブにはそれ以上の力を感じた。

こんなに多くの人に愛されていたんだな。

翌朝、ホテル土曜日フライトを聞きながら帰宅の準備をしているとまた涙があふれてきた。

もっともっと彼女たちを知るべきだった。

もっと彼女たちを伝えてあげたかった。

あの時こうしていれば。後悔が胸の中でずっとぐるぐるしていた。

Wake Up, Girls!のみなさん。お疲れ様でした。

単独イベントに参加できずごめんなさい。

ライブほとんど参加できずごめんなさい。

ラストライブは最高でした。素晴らしい歌とダンスありがとうございました。

今まで彼女たちを支えてくださったワグナーのみなさん。ありがとうございます

あなた達の応援彼女たちがここまで頑張れてきた原動力だったと思います

作曲に携わった皆さん。素晴らしい曲をありがとうございました。

これから自分にできることは少ない。

でも、こんなグループがあったんだよって多くの人に知ってもらいたい。

身近な人から伝えられればと思う。

この行けなかったチケット大事に保管しておこうと思う。

https://i.imgur.com/JgV5qf9.jpg

今度、宮城に行ってみようかな。

2019-03-07

お笑い芸人芸名キャラを考えたよ

 キャラ作りに模索する芸人さんや、宴会芸を考えている人など、どなたでもご自由に利用してください。

アリスとテレス

 ギリシア哲学ネタにするコンビ。得意ネタは、ソクラテス式問答法による論破業界大御所にもソクラテス式問答法を用いたら怒られてしまったので、仕事を干されている。

安全第一漫才

 ヘルメット作業服を着たコンビ。「ゼロ災で行こう、ヨシ!」の掛け声から工場作業員ネタを始める。ネタ以外でも安全にうるさいので、落とし穴ドッキリは安全帯を装着したうえで行われた。

御珍々 敏々丸(おちんちん びんびんまる)

 戦国の世より現代によみがえった落ち武者、という設定のピン芸人童貞のまま死んでしまたことに未練を残しており、客席などに若い女(おなご)がいると男性器が勃起してしまう。興奮をしずめようと腕立伏せや背筋運動をするが、それによる陰部の刺激で果ててしまう。

久野 一(くの はじめ)

 くノ一(女忍者)姿をしたピン芸人忍者あるあるネタにするが、ネタをしゃべりすぎると(秘密を言いそうになると)自害する。舞台が暗転して切腹や爆発の音がすることで、自害表現する。その後、何事もなかったかのように再登場し、「あやつは影分身。拙者は不死身だ」と締めくくる。

多糖 過多(たとう かた)

 加藤鷹モノマネ芸人メタボリック体型なので外見は似ていない。チョコボールが好物。

力のパワーと技のテクニック

 ゴリマッチョと細マッチョコンビ。「Today今日も観客のオーディエンス笑顔スマイルディストリビュートして広めて、このワールド世界で一番トップ」という挨拶からまり英語日本語重言を力技(力業)でネタにする。まるで二か国語放送のようだが、当然のように英語話者には伝わらない。

電電 みかか

 音響プラの声マネポケベル暗号ネタにする女ピン芸人。「みかか」という名前意味若い人に通じないことでジェネレーションギャップを感じている。

破邪太郎(はじゃ れいたろう)

 1980年代流行した伝奇小説主人公モチーフに、霊能力陰陽道などをネタにするピン芸人。「そうか、鬼門の方角か」が口癖。フリートークでも「鬼門の方角」と言いすぎるために「鬼門から離れろ」と突っ込みを受ける。それでも本人は、「鬼門から離れよと…? ハッ! それすなわち裏鬼門!」とボケ倒す。

Man near the window

 スタイリッシュエリートビジネスマンを装うが実際は窓際族社員、という設定のピン芸人不要書類優雅シュレッダーに入れる。文字入力するわけでもないのにキータイピングする。手帳名刺入れを意味深に開け閉めするなどして、時間をつぶしている。

万年 豆一(まんねん とういち)

 大豆化身を演じるピン芸人。「〇〇は大豆が原料って、知ってるかい?」(〇〇…豆腐味噌など)という大豆うんちくは定番ネタ人類は一万年近くも大豆を食していることと、大豆栄養価の高さが食品ナンバーワン(自称)であることが、万年豆一という名前の由来であるネタの終盤には「すでに人類は我が支配したのも同然だ」と高笑いをする。しかし、直後に崩れ落ちるように倒れてしまい「なぜだ、なぜ、どの国家民族も我を主食とせぬ」と最後に言い残す。大豆といえども、世界三大穀物(コメコムギトウモロコシ)には敵わないようだ。

わんわん腕白小僧

 坊主頭兄弟コンビ夏休み中の小学生のように、半ズボンと白のランニングシャツを着て、虫取り網や虫かごを持っている。とにかく腕白で元気。コンビ名の名付け親は、少しは謙虚になるようにと五十音順最後になるような名前を付けた。兄の愛読書コロコロコミックだが、マセガキの弟はコミックボンボン

営業スマイルが出来なくなったのでマスクをしてる

花粉症ということもあるけれど、マスクをしている。

事務職っぽい感じで人と面と向かって話すことはあまりない。

食事も一人で食べている。

最近イライラが募り、笑えなくなった。

営業スマイルも浮かべたくない。愛想笑いハハハッとすることはあるけど。

それも結構気力がいる。

鬱になりそうなのかな。だる。

2019-02-22

anond:20190220232558

プリキュアシリーズによってかなりバラツキがあるから一つにくくるのは難しいよな。

そもそも小学生向けなんで、あからさまに性的フェティッシュな要素は薄めようとしているのは見受けられるが、子供といっても子供なりに憧れがあり、プリキュアキャラクターの中心となる中学生大人っぽく描くか子供っぽく描くかでかなり揺れがあった。5とハートキャッチ子供っぽく、フレッシュとかスイートはかなり大人っぽいエロ系だったと思う。

スマイル以降は、あまり振れなくなったのでこのあたりがちょうどいいという判断なのだろう。

2019-01-22

anond:20190122002349

なるほどなぁ、一理ある

しかはてなインテリジェンスソサイアティであり、そうでないものははじき出されるのではなかったか

私があなたに「うんこと言われて顔真っ赤www」と言ったら、それでもあなたアルカイックスマイルを私や、犬の小便がかかった道端の電柱にするだろうか

2019-01-21

いつもハッピーハッピーフレンズwwwww ずっとハッピーハッピーフレンズwwwwww

体はウキウキwwwwwwスマイルしながらwwwwwwww

2019-01-14

誰か僕とワンピース91巻の話をしてくれお願いしま

ワンピース大好きだけどもう社会人になってからは話す人がいなくてさびしい

こないだネットカフェで読んだだけだから記憶曖昧です

ネタバレ含みます

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とりあえず自分燃えたのはバジルホーキンスの戦闘シーンがかなりよかった。

呪い占い系の能力者だと思ってたけど、部が悪いときに運要素で戦う能力ってのが今回初の情報くそ面白かった。

少年漫画っぽい能力でいいな。

ていうかあん能力でよく部下ついてくるよな。だって自分船長が致命傷追ったら代わりに自分死ぬじゃん。

ていうかシャボンディ諸島でホーキンスの部下みたいなやつで二足歩行の猫みたいなやつチラッといたけどあいつでないのかな?

あの猫が話に出てくるの楽しみにしてたんだけどなあー

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ホーキンスと同じ立ち位置ホールデムスピードがいると聞いて、マジかホーキンス並みに強いのかと思っていたけど、ホールデムは一撃でやられたし、スピードは仲間っぽくなっちゃったな、スピードはなんかかわいかたからいいけど。


ライオン能力者はもっとすごいやつだと思ってたけど、あんホールデムみたいなやつなのか、いやあいつはスマイルからライオン純粋能力者ではないのかな?

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二代鬼徹が出てきた!

ゾロがローグタウンで三代鬼徹てに入れて以来、ようやく同じ種類の刀が出てきました!最高だね!

ローグタウンで業物とか大業物の話したわりに、その後の冒険ではほとんどその話出なかったからなあ、元々わの国で消化する予定の話だったのかな?その辺も含めて、わの国まだまだ楽しみだなー


ていうか、たしぎの世界中海賊の手に渡った名刀を全て回収するって話どうなったんだよ!

でもパンクハザード結構馴れ合っちゃったからなあ、ナミがたしぎのことをベルメールさんと重ねて、私女海兵の涙に弱いのとか言うシーン超いいシーンだよな誰か共感してくれ

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相変わらずくそいい話だった、普段食べれないような、米をたまがルフィにあげるシーンもルフィが恩返しで大量の食料あげるシーンも感動的だった。何て言い話なんだ。心に残るシーンの数々、ありがとうワンピース


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今回の気に入ったシーン




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きんえもんとデカイ女がいちゃついてて羨ましいなと思った、ようやくきんえもん側の味方側も大体わかってきたか

きんえもん側の人間関係どんなかもっと読みたい!いつも通りの長い過去変でやってくれるかな?

イヌアラシネコマムシじゅうしたいきょうかくだんみんな戦うのか、ゾウ編でちょっとしか出なかったからなああいつら、たのしみーー!!


でもマルコも一緒に来て戦うところ見たかったなあ、そこが残念

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ジャック出てきたか、おれジャックいっきらい、あんなにひどいことしやがって早くやられろ

カイドウ能力龍か、地上最強生物か、勝てんのかあれ、でも四皇に勝ったら大部ワンピースの話としても終わりに近づく感じだな、鬼ヶ島にいるのか、犬猿雉っぽい立ち位置キャラってどのキャラあんまりちゃんと読んでなかったから誰か教えてくれ。


はー早く次の巻でないか

2018-12-25

anond:20181225140500

コンビニバーガー営業スマイルレジ店員バックヤードで揚げ物してるKKOに微笑まないだろう?

だったら同僚で目の補用をする権利もあるはずだ

2018-12-21

竿が痛い

おそらくオナニー時間を掛けすぎているかであると思われる

まり勃起時間が長すぎるために陰茎、海綿体、血管に負担が掛かっているのではないか、ということ

俺にはいわゆる賢者タイムがほぼ存在せず、射精後はゆるやかな多幸感に包まれており、おかずにアルカイックスマイルで微笑みかけたりするのだが、射精後に勃起すると疼痛に襲われるために二回戦、三回戦に突入することができない

せっかくの特殊技能惰弱ちんこ台無し

では一回のオナニー時間を掛けなければよいのではないか、と考えたりもするが、そういうわけにもいかない

じっくりと時間を掛けながら緩やかに行うオナニーと、そのフィニッシュである射精から得られる快感の総量は、短期決戦を複数回繰り返した場合よりも遥かに大きいからだ

一回戦を従来のように行い、痛みだけを取り除いて二回戦以降に臨めるようになることがベストである

俺は陰茎の痛みを止める方法を捜して世界彷徨っている

今日は強力な痛み止めを試してみるつもりである

歩みを止めるつもりはない

2018-11-30

なんでおねえさん他の人には営業スマイルなのに僕には素の感じで話してくるんだ?雑なんだけど

まあ、気の抜けた感じがすごくかわいいから好きだけど

「ふぇ?もーおしごとおわるよぉー、かえりたいよー」とか、かわいすぎる

2018-11-22

きょうはいつも元気なおねーさんがへにゃへにゃに弱ってて、こういうのアレだけど、可愛かった

月曜くらいから珍しくマスクして鼻グズグズしてたから「風邪引いたんですか?」ってきいたら「ちがうよー」ってニコニコしてたけど

その日の帰り、「つかれたーもー!」って僕にブチギレて来たのでちょっと気になってた

きょうはあさから「あー、わたしつかれちゃったー」とかいってて、お顔みたら目の下クマがすごくてちょっと心配

ねーさん、目が大きいかクマすごい目立つんだよね

「あのー、顔死んでますけどー」ってからかったら、いつもみたいな切り返しがなくて「へー、そう…」と気の抜けた返事

仕事中、他の人にはいものおねえさんスマイル対応してたけど、僕とかにはそういうのなくて死んだ顔してた

かわいそうだったんで、帰りに栄養ドリンクあげといた

「わーありがとー」ってへなへなしながら言ってくれたから良かったんじゃないかなー

ねーさん、早く元気にならないかなー

ねーさんかわいいなぁ

2018-11-14

[]ボヘミアン・ラプソディ

ボヘミアン・ラプソディ』を見てきたので感想。いつものごとくネタバレ気にしてないのでネタバレ嫌な人は回避推奨。あらすじ解説とかもやる気ないので見た人向けですぞ

総評

すごいぞなんと140点。点数の基準は「上映時間映画料金を払ったコストに対して満足であるなら100点」。なんでサントラ買いたいくらいには良かったです。

ただその一方で実はこの映画感想を書くつもりは当初なくて、というのも自分クイーンリアルタイム応援してたファンではないからなんですよね。もちろん日本人普通に暮らしていればCMやら飲食店の店内楽曲クイーンの曲は耳にしてるし聞けば、あああれね! くらいのことは言えるんだけど。

でもどうせファンの人がたくさんレビューを書くと思ってたんで自分が書く必要はねえでしょうと、思ってました。

フィクションでええやないか

んだけど、実際見てみてその周辺の感想とか聞くと、もやもやした気持ちが募ってきたわけです

やはり133分という限られた尺の中では出来事を省略する必要もあったり、感情動線設計エピソードの順序入れ替えなどは行われているわけです。そういう意味でこれはノンフィクションではなくて、エンドロールにも書かれているようにフィクションです。

本国広報プロデューサーもそうフィクションだと発言しているんだけれど、コアなファンであればあるほど史実との違いが目につき、ニコニコ笑いながら(多分なんの悪気もなく)貶すという光景がなきにしもあらず。実在人物フレディ・マーキュリーの伝記的な映画でもある以上仕方ないのだけれど、正解/不正解という視点がついてきてしまう。

オタクオタクであるゆえ仕方がない心性で「かー。しょうがないな、この部分もうちょっとこういう描きを入れてほしかったな。かー」「よくやってるけど30点!(地獄のミサワの顔で想像してください)」的な、本当は大好きなクイーン映画がすごく良い出来で嬉しいのだけれど一言わずにはおれないような。そういう反応多いのです。

気持ちはすごくわかるのだが、ソロで鑑賞にいったこ映画の後ろに行ったカップル男性が「あいクイーンのことになると早口になるよな」とかで、なんか、すごくいたたまれなかったりもする。キミのその愛情彼女さんには全く通じてないし、むしろ映画の感動いまどんどん減らしてるよみたいな。

からこのレビューでは物語フィクション)としてこの映画おすすめします。

若い人もクイーン知らない人もちょっとしか知らない人も寄っといで。これはとても良い映画だったよ。知識なんていらないよ。単体で物語としてよかった。だから観るといいよ。そういうレビューです。

何もないという窒息

映画はフレディがクイーン前身バンドであるスマイルメンバーに声をかけるあたりからまりますデビュー前のフレディは当然まだ若く、瞳だけがギラギラした挙動不審青少年で、当たり前の話だけど何も持ってないわけです。

何も持ってないというのは、金も実績も名声も持ってないし、家庭ではなんだか居心地が悪いし、将来の確固たる保証もないということで、その何も持っていないという閉塞感が初っ端から強烈に描写されます

それがすごく良かった。

それは、この映画ロック界のスーパースター伝説偉人フレディー・マーキュリーを崇める映画ではなくて、何にも持ってないチンピラのフレディから始める映画だっていう鮮烈な意思表示なわけですよ。

野心を持った若者っていうモチーフ映画でも小説でもよく出てくるモチーフなのだけれど、若者は野心を持つってわけではなくて、それは全く逆で、財産らしきものは他に何も持ってないから野心ぐらい持たないと惨めでやってられないってことですよね。

作中で描かれるフレディがまさにそれで、デビュー後彼はすぐさまオレ様キャラを発揮し始めるのだけれど、最初デビュー前のシーンでは内気で繊細な少年なわけですよ。オレ様ってのは虚勢だとすぐわかる。スカウトの前でも音楽プロデューサーの前でもでかいことを言うけれど、それは「いまは何者でもないチンピラだ」ってことを当の本人たちが痛いほどわかってるからにすぎない。

かに伝説バンドクイーンメンバー全員が稀有な才能を持っていて音楽に愛されていたのかもしれないけれど、でもそれは人間的な弱さを持っていなかったことは意味しないし、何も持ってないし、何も確かなことがない。将来何になれるかわからないし、不安だけど、弱みを見せるわけにも行かない。それって、青少年普遍的鬱屈だとおもう。そういう意味で、スクリーンの中のフレディは、たしかに観客席と地続きだと感じました。

生存戦略としての虚勢

から無駄に見栄を張り無駄喧嘩を売ってオレ様は天才なので何をやっても大成功なんだぞー! と嘘でも吠えなきゃならない。それは文字通りの意味で虚勢なのだけど、フレディはその意地を張り通して段々とスターへの階段を登っていくわけです。

生存戦略としての見栄と意地で、それがある程度以上に通用成功する。

からこそフレディは問題解決する手法として去勢音楽しか持たないわけです。下手に成功しちゃったから。そして、バンド内で揉め事が起きても、スポンサー揉め事が起きてもこのふたつで解決していくしかない。他のノウハウはびっくりするほど何もない。

でもその問題解決手法アーティストとして成功するために最適化されているために、フレディ個人内面の寂しさや煩悶を癒やす役には全く立たない。

溝ができつつある恋人であるメアリーとの間をなんとかつなぎとめようとするフレディのやり方は、小学性みたいに真っ直ぐすぎて、純真ではあるのだけれど多分恋愛検定で言うと偏差値43くらいでとてもつらい(っていうかお前隣り合った家の寝室の窓から明かりのオンオフ相手確認するとか昭和少女漫画クラスやぞ)。

バンドメンバーとの関係傲慢ワンマンが過ぎてギクシャクしていくが、こち解決傲慢&虚勢に仲間に対する甘えをトリプルでどん!! しているわけでお前よくこんなんで空中分解しないな?(とおもってたら分解した)という感じで、これまた辛い。こっちは偏差値41くらい。素直でない分2低い。つらい。

全体的にコミュ力中学生レベルでしょう(つらい)。

自分性自認ヘテロなのかゲイなのかで悩むフレディは、その鬱屈がたたって恋人メアリーとは距離を置くことになってしまうし、それをきっかけとして私生活が荒廃していくわけです。周辺に金をばらまき、ドラッグ乱交パーティーに溺れていくけれど、それで内面の寂しさは癒せない。

そもそも音楽&虚勢という生存戦略アーティストとしてのし上がることに特化しているので、私生活を豊かにするには役に立たないわけです。それどころかスターダムにのし上がればのし上がるほど、マスコミの下世話な視線に晒され、心無い詮索で私生活崩壊していく。仕事音楽)に逃げ込もうとするその弱い心が、事態を決定的に悪化させてしまう。

バンド危機だし、フレディは仲間からも「キミって時々本当にクズ野郎になるよね」といわれてしまう。スクリーンを見ながら「せやな」と言わざるをえないわけですよ。

フレディは、フレディの才能に殺されつつあるわけです。

でも、やっぱり、救いはある

この映画ふたり大好きな登場人物が居て、そのひとりはバンド精神的なリーダー?であったブライアン・メイ(演グウィリムリー)。この人の演技が、めちゃくちゃ良かった。特にセリフにならない表情の動きみたいなもので、映画の深みを何層も掘り下げてくれました。

喧嘩をした直後に浮かべる「仕方ないなあ」というような許容の表情や、ラストライブシーン中の「言葉にしなくてもわかってるよ」とでもいいたげなさりげない承認の表情など、どんだけバンドが砕け散りそうでも、メンバー音楽に対する愛を、演技だけで表現してのけた。ぶっちゃけすごい。

朴訥な、言葉は悪いけれど垢抜けない田舎者風のキャラ構築だけど、静かな思いやりと知性が感じられるっていう難しい役だったのにね。

もうひとりはジムマイアミハーバー。このひとは、当初クイーンというバンドプロデューサーから紹介された弁護士として登場します。契約面でクイーンを支えるためのスタッフのひとりでした。

出会ったその最初のシーンで(ヤング傲慢な)フレディからジムという名前はつまらないんでマイアミに変えろ」くらいのことは言われて笑いのもととなり、つまりコメディキャラ位置づけです。

でも物語中盤、フレディは誤解と癇癪からマネージャーであるジョン・リードを一方的にクビにしてしまうわけです。そしてフレディは、後任のマネージャーを「次のマネージャーはきみだ」のひとことで、その場に居たジムマイアミハーバー押し付けちゃうわけっすよ。

そんなの嫌でしょ。自分なら引き受けたくないです。だってクイーンの連中は音楽やってるとき以外は飲んだくれてるか喧嘩してるか女といちゃついてるかで、偉そうだし、わがままだし、人の話聞かないし、どう控えめに評価しても糞ガキ(主にフレディ)だもの

でも、ジムマイアミハーバースタジオ演奏しているクイーンを見て、引き受けてしまう。「わかった、やるよ!」といってしまう。それがすごく胸に詰まるシーンでした。

だってさ、たしかクイーンは(主にフレディ)は人の迷惑を考えないクソ野郎だけど、音楽の才能は本物で、それ以上に音楽と観客に対して真摯なのは見ててわかるんだよね。そこだけは本気で一切手抜きしないで、いいものを作ろうとしてるのがわかるのだ。

ジムマイアミハーバー弁護士としてのキャリアもあるし、こんなワガママ集団のお守りなんかしなくても十分生活できるはずでしょ。一方、クイーンマネージャーを引き受けるっていうのは彼らのツアーもついていくだろうし、各方面からの問い合わせやスケジュール管理もしなきゃいけないわけでしょう。それは控えめに言って、人生を捧げるってのとほぼイコールですよ。このわがまま集団を守って、彼らの盾になり続けるという意味だ。

立派な大の男の人生進路変更させてしまう、クイーン音楽のちからってのは、別段彼らの業績を知らないスクリーンこちらの素人にも、やっぱり分かるんですよ。そこで迂闊にもホロリと泣けてしまった。

(あとで調べて、彼ジムマイアミハーバー本人は最後までマネージャーを続けて、この映画制作にも関わったことを知って二度泣けました)

チャンピオンは誰だったのか?

フレディは前述の通り、性自認問題やら持ち前の癇癪から疑心暗鬼になって、「家族」とまで思っていたバンドメンバーを遠ざけて孤独になり、その孤独がつらくてより酒におぼれて生活がぼろぼろになっていく。

でもそういう最悪の時期を、元恋人メアリーの助言で断ち切ってバンドメンバーのもとに戻るわけです。

そこから映画クライマックスへ、復帰のための厳しいレッスンから1985年のライブエイドに向かっていく。自分HIV罹患していて余命がいくばくもないこと。でもそれでも「同情はゴメンだ。俺の望みは残りの人生音楽に捧げることなんだ」とフレディは仲間に言うわけです。

それに対する仲間のアンサーが「お前は伝説だ」と。

でもフレディは「俺たち全員だ」と応えてライブへとつながってゆきます。幾つもの和解があって、ライブ当日、フレディは素晴らしいパフォーマンスを見せる――というのがクライマックスの展開なわけです。そこで立て続けに流れる名曲の数々ですが、やはりひときクローズアップされているのが"We Are The Champions"という楽曲です。

おそらく誰もが耳にしたことがあるこの曲が名曲だってのはもちろんあるんですが、やはり、この物語の中では、すごく重いです。そして良かったです。

この曲は確か公開当時「傲慢歌詞だ」という批判を受けたはずなんだけど、実際映画館で、物語の中で聞くと、ちっともそういう曲には聞こえないんですよ。歌詞のものは「俺たちはチャンピオン勝利者)だ。今まで色々やってきた結果勝利者になった。敗北者に用はない。俺たちはこれからも挑むんだ」というもので、なるほどそう要約してみれば、傲慢にも聞こえます。とくに大セールスを記録した世界アーティストのそれともなれば、そういうやっかみを受けるかもしれない。

でも、そういうふうには聞こえなかった。

しろ、今まで自分たちがやってきた努力や行動のすべてを自分たちは自分たち自身に胸を張っているけれど、それを周囲には理解してもらえてない、“未だ自分たちは最終的な何かを何も受け取っていない”若者である自分が、自分自身に対して「俺たちは勝利者だ」と励ましているような、自分友達鼓舞するような、そんな曲に聞こえるのです。

しかに名声も金も手に入れたけれど、でもだからといってそれがゴールだなんて思わない。今現在環境は決着ではない、だから敗北者に用はない。もっともっとおれたちは目指す何かに向かって、求めていた何かに向かって手をのばすんだ。そんな歌詞に聞こえてしかたがないわけです。

人間人生の何処かのシーンで、自分を励まさずにいられない心境になるってどうしようもなくあると思うんですよ。

苦境にあっても、自分は間違っていない。今まで歩いてきた道は愚かだったわけではない。それを証明するために現在という試練を超えて、未来で何かを手にしたい。

そんな気持ち世界アーティストであろうともそこらに兄ちゃんおっさんであっても、抱くことはある。むしろそこらのおっさんやおばさんだからこそ、自分応援する必要がある。多くの観衆のそういう内面祈りのような感情を、本人に変わって歌い上げるからこそ大スターになれるんじゃないかと思うわけです。

から"We Are The Champions"という曲におけるWeは、フレディでありクイーンメンバーであり、ライブエイドの観客であり、そしてこの映画を見ている人間でもあるわけです。

それがとても良かった。この映画自分に関する物語として見れることが、とても良かった。

これらのことは別段クイーン情報を知らずとも、楽曲に対する知識がなくてもこの映画を見るだけで十分についていけます

この映画は、伝説バンドクイーンというのが居てその偉業にひれ伏すためのものではなく、かと言って歴史的事実に対して○×クイズをするための出題でもなく、音楽に深い愛を捧げた内気な少年プライドと虚勢を頼りに世界と戦った――そして最後には家族の元へと戻り偉大な勝利を得た。

そういうビルドゥングスロマン映画であって、あるいは中途半端知識のあるファンよりも、何も知らない世代や人々にこそ深く刺さるものだったと思います

2018-11-13

既婚社会人お金事情

先日、飲み会お金管理に関する話になった。

どうしてその流れになったのかは一切覚えていないけれど、

課長が発端だったのは覚えている。

部長課長上司に囲まれて話すという不思議な状況だった。

ちなみに、課長メチャクチャ酔っ払ってた。くさい。

部長生活費とか、雑費は俺が出す。あと食事に行ったときも俺が出す。

   ただ、それ以外の自分必要ものは、バイトしてるし払ってもらうよ。

   あと、俺はそれ以外全て自分お小遣いとして使う」

上司「俺も同じですね。必要な金を最初に全部渡して、残りは全部俺の金です」

課長「……そっスか」

いつも明るい課長テンションが少し下がったと思ったら、お金事情について話し出した。

課長「俺のお小遣い、3万円なんスよ。」

上司「えぇ?少なすぎない??」

部長「俺は社食400円、コーヒーその他で1日700円程度使うとして、

   出勤日数を考えると2万くらいか?もう1万も残ってないじゃん」

課長「そうなんスよ…」

私 「えっ、お昼にお弁当とか作ってくれないんですか?」

課長「そうッス」

全員「「「それはキツイ」」」

今回の飲み会費用も別で出してくれる訳じゃないみたいだから

2000円は痛手だっただろうなと、内心手を合わせた。

私にも彼氏は居るけど、部長上司と同じように完全別にしている。

共通口座にお金を入れる感じ。全然お金貯まってないけど……。

その後、課長と、社員A、社員Bの酔っ払い共に囲まれ

肩組まれたり、ロールケーキの「あーん」を強要されたりと

なんかもうカオスだった。

別にスキンシップはいいんだけど、どう反応したらいいのか困るんだよね。

テンション常に低めというか、普通だし……。テンション上がらないし。

営業スマイルしか浮かべてないけど、結構楽しんでるんだからね!

楽しんでないと思って「テンションあげてこー!」って言うのやめて!上がってます!十分です!

課長うぅぅう、ここはトイレじゃありません!!!

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