はてなキーワード: スタントマンとは
最近色んな所で騒がれてるHIGH&LOW、略してハイロー。私が試しに見てみっかなーと思ったのは特撮界隈でも話題になってたからで、流行りに乗るなんて特撮オタク達もミーハーだなぁなんて思いながら見てみた。
結論から言うと、舐めてた。EXILE舐めてました。アクションやばい。キャラも立っててストーリーも面白い。
SWORD地区とか九龍グループとか血生臭い世界の中の、所謂不良と呼ばれる若者達のプライドと葛藤のぶつかり合い。時には拳で、時には言葉でぶつかり合って分かり合う。時代錯誤で古い話かもしれないけど、だからこそ仲間の絆や友情が引き立ってる。素晴らしい!
それで、噂になってたアクションシーン。いやもうこれはEXILEさん流石としか言いようがない。あんなビシバシ喧嘩してほぼスタントマン無しとか俳優さん達は超人か何かなの?しかもアクションシーンだけでもチームの個性がしっかり出てる。たまに出過ぎてるチームもあるけど。
ストーリーとキャラクターもいい。コブラとヤマト、そしてノボルの過去。そしてSWORD地区の各チームの思惑。後半には九龍グループも絡んできて、とにかく魅せるストーリーだった。キャラクターも二次元かよってくらい魅力的で、コメディシーンもクスッときて楽しい。
少し前に拷問系AVがどうのとかTwitterで話題になっていた。そんなに多くのツイートを追いかけたわけではないのだけど思うところはたくさんあった。
だいたい落ち着いたところだと思うので、ずっと考えてたことをまとめて書いてみようと思う。
自分はDMMのアダルトビデオ、特に拘束、SM系の動画を手当たり次第見ることが以前はあった。話題になっていた拷問系?はそんなに見てないかも。まあ、最近はそういう欲求がほとんどないので、全然見ないけど。
見ると言っても大抵無料サンプルのみで、何故なら、…単に集中力が持たないからである。そんな感じなのでこの話題についてあまり詳しくはないと先に言っておく。
ちなみにxvideosで見ていたことも少しだけあったが、著作権の問題が気になりすぎてやめた。その点、DMMの動画なら安心だ。無料サンプルばかりで正直申し訳ないとは思っている。
Twitterでの例の話題で気になったのは、アダルトビデオでの行為は大手メーカーなら当然フィクションでありそんなことは当たり前で、ばかばかしい指摘だ、というような反応が割とあったことだ。
たしかに自分も見ているときはもちろんフェイクであると思って見ていたし、俳優の方々を本気で心配したことは一度もなかった。というか、妙にノリのいい音楽とアニメ声のあからさまに演技!という感じのものしか見たことがないので、正直あまり実感がない。趣味に合わないものは徹底的に見ないわけだし。
しかし労働環境はどうなのかという視点で考えると、劣悪なところは結構多いのではないかと思えた。
何しろこんな世の中で、一般的な職場でさえ驚くほど劣悪なところがあったりするのに、アダルトビデオ業界というオープンになりにくいところで劣悪な現場が全然ないとかそんなことがあり得るだろうか。
もちろん、優良なメーカーもあるだろう。それに一応審査があるはずで、映像倫理機構とかその他複数あるらしい。ちょっと調べただけでは詳しく分からなかった。あまりに過激な内容であれば多分審査の段階で弾かれると思われる。
(ただし自主制作のものだと審査があるわけでもなく、本物の拷問まがいの行為の動画がある可能性がある。そこまでいかなくとも、酷いものはあると思う。)
自分はメーカーとか全然詳しくないのだけど、色々工夫して映像を作っているという話は聞く。大抵は模型やらなにやらを使って創意工夫のもとで拷問というフィクションを生み出しているのだと思う。
ただ審査があるとは言っても作品を見ただけでは実際の労働環境までは分からないわけで、特にアダルトビデオの性質…素人だとか盗撮だとか本物のレイプ映像だとか、たとえ実際にはフェイクであっても創作性とは別のところが重要視される分野であることを考えると、そこらへんがホラー映画などとはちょっと事情が違うというか、これって大丈夫なのか、と思ってしまうポイントである。
過去に起きた事件というのも、本当に大丈夫なのかと考えてしまう一因である。また知的障害者などが被害にあっているという情報もあり、そういうのも気になるところ。
もちろん、そういった問題があるからといってすべてのメーカーがそうだというわけではないし、色眼鏡で見られやすい業界であることを考えると、極端なところを取り上げて騒ぐとみんな潰れてしまうのではという懸念も理解はできる。
ただ本当に、いかに興奮できるか、抜けるか、という実用性が重視されるものであり、過激になりやすくオープンにしにくい、しかも粘膜に直接異物が触れるなど相当にハイリスクな性質を考えると、映画やドラマその他の映像作品とはやっぱり事情が違う、フィクションだから大丈夫だと安心できないなと自分は思った。
こんなのフェイクに決まっているしいちいち騒ぐほどのことではない、映画の殺人シーンがいかにリアルであっても騒ぐ奴いないだろうというのは確かにそうなのだが、映画には訓練されたスタントマンやCG、精巧なセットを作り上げる美術スタッフが存在すること、莫大な予算と時間がかけられているということを我々は知っているし、
それによってリアルな残酷映像を安心して見ていられるのだと思う(まあ映画の撮影にだって問題は多くあったりすると思うんだけど)。
どうやってリアルな映像を作っているか、俳優がどのような努力をしたかなどが詳細に語られることも多い。
アダルトビデオも最近はどうやって映像作りをしているか語られることも割とあるとは思うのだが(メイキング映像とか)、その性質を考えると制作現場はもっともっとオープンにされるべきだし、それをアピールしていく必要があるんではないか。
表現するものが何であれ、というかどんな仕事であれ、労働環境は改善されるべきだし、どのような対策をとっているかなど具体的なことがもっと必要なのだと思う。危険を伴うなら尚更だ。
劣悪なメーカーが、努力している優良なメーカーの足を引っ張っているというツイートを見かけたけど、たしかに現状そんな感じなのだと思う。
また過激な表現を守りたいのであれば、アダルトビデオを安心して見るために劣悪な労働環境をなくそうという声を積極的に上げなければならんのではないか。
観測範囲にはなかっただけで、そういう声も結構あったのかもしれないが、自分はほとんど見なかった。異常者扱いされることへの反発の方が多かったように思う。
たしかにこんなのを見るなんて信じられない、醜悪だという声は結構な数あり、正直内容を考えると仕方がないと思う。
見ない人には慣れなどというものはまったくない分野であり、見る人だけが見るもので一般的な理解は得にくい。
だから興味ないならほっとけということではなく、表現は守られるべきだからこそ労働環境は厳しく問われるべきで、オープンになりにくいからこそ野暮な指摘は重要なんではないか。
「これは表現であり創作物である」ということをしつこいくらいにやっていく必要があると思う。
あんまり健全だと興奮できないという声は結構あると思うのだが、制作現場にまでそれを求めてどうするというか、そういう声を聞く必要はないだろうと。
労働者が死にそうになりながら作った製品でなければ満足できませんとか言われても。
俳優が危険をおかしていることをアピールして作品の価値を高めるというやり方もあるけど、程度によるかな。
あと当たり前だけど性教育は必要。人間の身体の正しい知識、他人の身体の扱い方が浸透してなさすぎる、幻想が溢れすぎていると思う。現実的な前提あってのフィクションでしょう。
と、まあこんなところ。もっと現場の声を聞きながら現状とか問題点とか表現についてとか考えてる人はいると思うので、そういう人の話を聞きたいかなあ。
何故、出産は特別視されるのだろうか。
夫婦間における家事や育児労働に対しては、それに金銭的価値を与えても文句は言われないだろう。きちんと給料として支払え、と主張する人だっている。
だが、出産は違うようだ。例えば、人工授精の貸し腹をビジネスとするなんて、とんでもないという意見が大半だ。とにかく、出産に関わることで金銭のやり取りは、そのような話をする事さえタブーなのである。少なくともこの日本では。
しかし、出産を特別視する必要はあるのだろうか。
常に命の危険が伴うのはそうだが、命の危険が伴う仕事は他にもある。極端な例えをすれば、スタントマンは命を売っているようなものであろう。命懸けであることをもって、出産を崇高であるとするなら、確率的に、スタントの方が余程崇高である。出産時の苦痛についても、同じ論が成り立つであろう。
あるいは、新しい生命の誕生に関わる行為に、金銭的価値を与えるべきではない、という意見もあるかもしれない。しかし、出産はそれのみで命を誕生させる事はできず、子供を作るという営為における一連の流れの最後に位置するに過ぎない。しかし、射精が、だから崇高であるという話は聞いたことがない。出産だけを「生命の誕生」として特別視するのは単眼的に過ぎる。
このように、出産を他の労働と比較して特別視する理由はないのである。
われわれは、いい加減に出産を一つの「労働」として正面から認識し、それを市場原理に任せるという選択肢を視野に入れるべきである。