はてなキーワード: ゴミ捨て場とは
今朝、自殺に失敗した。Kindleで首吊りの解説書を買って、吊り方を勉強していた。よく聞く「いざとなったら怖くなってやめてしまった」とか、自分には関係ないつもりだったけど、実際やってみたら、息が止まりかけたときに、反射的に輪っかから首を外してしまった。しばらく床にへたりこんだ後、布団に入って寝た。
年始に「死のう」と決めてから、春に会社を辞めているので、今後どうしたものか、まったくあてがない。いますごく困っている。
ただ、準備のつもりで、数ヶ月がかりで部屋掃除した結果、足の踏み場のない汚部屋だったのが、だいぶスッキリした。そこはある意味よかったのかもしれない。
数年かけてたまっていた電子機器とか、大量の使いかけ清掃用品(ちょっと使ったら行方不明になるのでその都度買ってた)とか、数十着の古着とかを、徐々に捨てた。
時間がかかった理由のうち一番大きいのは、ゲームしたり動画見たりしながらのんびり進めていたせいだ。でも、ゴミ自体が大量にあったのと、一度にあまり大量にゴミを出すとゴミ捨て場がいっぱいになって他の人が捨てられなくなるというのもあった。
大量にゴミを捨てる場合、市区町村ごとのゴミの捨て方を確認するのも大事なようだ。例えば僕が住んでいるところでは、アルカリ乾電池は燃えないゴミに出せるが、それ以外のマンガンとかニッカドは出せない。その代わり、PETじゃないプラスチックの容器とかは燃えるゴミに出せる。燃えるゴミの回収は燃えないゴミより頻度が多いので、これは助かった。
燃えないゴミといえば、一度怖いことがあった。大きいゴミ袋いっぱいに燃えないゴミを入れて、夜中にゴミ捨て場に持っていったんだけど。次の燃えないゴミ回収日(2週間後)にまたゴミ捨て場にいったら、自分が前回出したはずの燃えないゴミが、袋ごと、しかも口が縛られてない状態で置かれていた。誰かが一度持ち帰って、中身を見て、また捨てたのか?
以下、思い出せる範囲で項目ごとに書いてみる。
PC、携帯電話: PCは色々捨て方があるんだけど、データ消去もやってほしいなと思ってググって出てきた、リネットジャパンという回収業者を使った。データ消去は、業者のサイトからそれ用のソフトをダウンロードしてCD-Rに焼けば自分でもできるってことだったし、ネット上には同様のソフトを無償配布してくれている人もいるけど、今回捨てたうち1台は古すぎてうまくいかず、もう1台は初代のMac miniだったのでソフトが動かず、結局有償で業者に消去してもらうかたちにした。古いフィーチャーフォンもデータを消してからPCと同じダンボールに入れて回収してもらった。
古い書類: 死ぬつもりだったので、過去にもらった年賀状とか、中学生の頃に友達からもらった詩とか、そういうのも捨てた。請求書とか給与明細とかも。僕が就職した頃はまだ、IT系でも書類を自宅に持ち帰るのがよくある話だったので、銀行の勘定系システムのソースコードを印刷したやつなんかもあった。そういった紙類は、シュレッダーを買ってきてまとめて裁断した。
古着: 全部燃えるゴミ。余裕があればリサイクルに出して繊維を再利用してもらうとかもできるらしいけど、古すぎて黄ばんでるものとかもあったので、効率重視で全部捨てた。冬服を全部捨ててしまったので、自殺失敗した今となっては今後ちょっとめんどくさい。
収納用品を買って整理したもの: テレビを床置きしてたのも、死後に「こいつテレビ床置きしてる」とか引かれるといやだなと思って、安いテレビ台を買った。下着やタオルも、安いプラスチックの衣装ケースを買って収めた。
ライター: これもちょっと大変だった。燃えないゴミに出す前に、ガスを抜かなければいけない。透明なプラスチックの100円ライターは、ライターに穴をあけるための器具が横浜の東急ハンズに売っていた。火気に気をつけながら、台所の換気扇の下でどんどん穴あけした。プラスチックでも不透明なライターとか、タバコのおまけにたまについてくる金属製のライターは、穴があかないので、ネットで調べると出てくる、「着火した状態でゴムテープで止めて、息をふきかけて火を消し、しばらく放置する」というやつ。これも換気扇の下でやった。本当は外でやるべきだけど、あまりに数が多かったので、換気扇の風量を最大にしたのと、1個やるごとに、しばらく時間をあけて、「そろそろガスなくなったかな」というあたりで次の1個に進んだ。
殺虫剤系のスプレー缶とか、ゴキブリ退治用の部屋で煙モクモク出させるやつ: ガス抜きは、外に出てやった。うちは庭とかないけど、目の前に川があるので、川岸に持っていった。ゴキブリ用煙モクモクのやつは簡単で、そもそも「一度スイッチ入れると中身が出続ける」ものなので、煙が人や民家に飛ばないように気をつけるだけでよかった。殺虫剤は厄介で、ずっと指で押し続けないといけない。薬剤が飛び散りまくるのが気になって、大きいビニール袋の中に噴射してたんだけど、ちょいちょい外に飛び出して手や顔にかかった。終わって自宅に戻ってから手と顔を洗ったら、顔がなんかヒリヒリするというか、なんかずっと雨が顔にあたっているみたいな変な感覚が出てきた。半日くらい消えなかった気がする。
書籍、CD・DVD・Blu-rayや、ゲームソフト、ちょっと古めのゲーム機: ゲオとブックオフに買い取ってもらった。どちらも、ダンボールに詰めれば、あとは無料で回収して、査定して、買い取ってくれる。値段がつかないものも多かったし、本当に古いゲーム機とかだとそもそも買取可能リストに入っていなかったりする。でも、音楽とかあまり聴かない僕でも合計で数百点になっていたので、こういうサービスでまとめて処分できたのはありがたかった。査定の結果値段がつかなかったやつも、向こうで処分してくれるし。なお、汚れてしまってる本はある程度バラして燃えるゴミへ。雑誌類はまとめて資源ごみへ。
使いかけのいろいろ: 洗濯洗剤とか、消臭スプレーとか、ボディソープとか。死ぬまでに使いきれなさそうなものは、中身がいっぱいだろうと捨てた。洗面所から流せるようなやつは中身を流して、容器を洗って燃えるゴミへ。調理用の油は、固めるテンプルで固めて燃えるゴミへ。
掃除: 捨てるのがだいぶ進んでから、今まであまり掃除してなかったトイレとか風呂の排水溝とかの掃除にも手をつけた。トイレについては、汚れたトイレ用の洗剤がちゃんとスーパーとかに売ってるのと、ネットで「茶色い汚れは尿が固まったもので、アルカリ性なので、酸性の洗剤を使うと落ちやすい」とあったのが役立った。排水溝はだいぶドロドロになってて触りたくなかったので、ゴム手袋を買ってきて汚れを掴み取っては捨て、ゴム手袋自体も一緒に捨てた。
発掘品: 掃除してたら、新品のタオルとかコップとか水差しとか出てきた。コップと水差しは要らないので燃えないゴミに直行したけど、タオルは使った。最近使っていたタオルはもうほつれかけだったので、それは捨てて新しいタオルを使うようにした。あと、昔なにかのキャンペーンであたったらしい、ポッカコーヒーのラジコンも出てきた。なんとなく取っておいたけど、電池とかはもうダメになってるかも。
あと、言及ツリーで「キモくて金のないおっさん」とか「雇ってほしい」とか書いてる人がいるけど、僕ではない。似た状況にある別の人なのか、悪ふざけなのかわからないけど。
吹田市民です。
私のスペック。30代男性。大阪市内の会社に勤務。妻、30代、専業主婦。
自宅。築40年のマンション。古い。6階。
朝、いつもアラームは8時20分に設定している。(始業は10時なので、ゆっくりめ起床)
妻も既に起きていて、本能的に体を寄せ合う。
阪神大震災の時は、目覚めた時、既に揺れており、部屋が平行四辺形にグラグラ揺れていたのを覚えている。
違ったのは、振動の長さ。阪神大震災の時は1分ぐらい続いたと思うが、今回は15秒ぐらいで済んだ記憶がある。
震源に近かったせいか、緊急地震速報は、揺れの最中から鳴り出した。
玄関にいき、下履きを持ってきて、泥を払った上で、室内用として使用する。(ガラスや陶器が割れて散乱しているので)
ダイニングの食器棚が倒壊し、食器は約半分が使い物にならない。
書斎のPCモニター(24インチ液晶)が机から落ちていた。正常に動作するかどうかは、未検証。
書斎の本棚が倒壊し、再起不能なほどに壊れた。当然、中の本はすべて書斎内に散乱。
寝室は、引き出し式のクローゼットが私の寝床に倒れていた。すぐに飛び起きていなければ、頭直撃コースだったに違いない。
それ以外は深刻な被害はなかった。
続いて、風呂に水を貯める。ガスの元栓を閉じる。ベランダなど、すべての扉が開くかどうかをチェック→正常に開いたので、問題なし。
自分と妻のワイモバイル回線→音声通話は不可だったが、4Gは通信できた。
我が家は、基本的に必要なものしかストックしないという妻の方針のため、非常食になるようなものがない。
会社の上司に連絡。電車がいつ動くかわからないこと、部屋の中に割れた食器と家財道具が散乱していることを伝えると、出社しなくて良いとの連絡。
(家の惨状を写真に撮って送ったら、たいそう驚かれた。上司は京都に住んでいるので、ここまでひどくなかったのかもしれない)
確認したところ、こういうときに必要なものとしては、2リットルのミネラルウォーターが2本と、昨晩沸かしたお茶約1リットル弱しかない。
そこで、コンビニへ買い出しに行くことにした。
買ったものは、昼食の弁当×2、非常食相当のカップラーメン×2、朝食相当のカロリーメイト×1、紙パックのお茶1リットル とりあえず、夕方まではしのげる量の食料を確保。
自宅に戻り、午前中の間はテレビとネットで情報収集しつつ、下手に動いて余震にやられないよう、寝室で待機。
正午過ぎにお昼を食べて、そこから部屋の片付けを開始。
下履きを履きながら、室内の割れ物を回収していく。みかんのダンボール箱相当で、3箱分ぐらいの、ガラス・陶器の割れ物が発生。
細かい割れ物は新聞に包んで、特に営利で凶器になってしまいそうなものは、ガムテープとラップで養生してから、マンションのゴミ捨て場に捨てに行く。
同じような割れ物が、たくさん捨てられていた。
片付け作業中、1時間に1回ぐらいの割合で、テレビをつけて情報収集。私はずっとつけっぱなしにしたかったが、妻はこういう状況で災害の放送をずっとつけていると、精神的にもよくないと反対。
私も納得して、必要以上に情報に接しないよう心がけた。単純に、片付けにも集中できるという意味で、効果は高かったと思う。(私はテレビ見ながらの作業は、ついつい手がお留守になりがちなので)
5時になり、ライフラインの疑問が解決しないかと思い、マンションの管理室に行ってみる。
水道水がにごっていること、ガスを使っていいのか、この2点を尋ねに行った。
ガスは、一定の震度に達すると自動的にストップするので、再始動の手順がガスメーターに記載されていることを教えてもらった。
昨晩の残り物、白ごはん、ねぎ焼きが残っていたのでそれを電子レンジで温めて、惣菜といっしょに食べた。
室内の掃除はあらかた終わり、あとは細かい破片を取るために粘着ローラーをかけるだけとなった。
夜は、寝室とは別の、一番家具の少ない部屋で寝ることにした。
念の為、天吊の灯具は外した。寝るにしか使わない部屋なので、当面困ることもない。
翌日は普通に出勤するも、一部でJRが動いていないため、阪急で出社。30分の遅刻。
妻は、最後の片付けをしていたようだ。
一部の交通機関を除き、平常運転だったようだが、街の中には様々な傷跡がのこっていた。
マンションや駅のエレベーターは、軒並みストップ。点検して安全が確認されるまで封鎖。
公共施設の多くで、天井や壁に亀裂(クラック)が入っており、これも点検修理が終わるまでは近づかないよう、カラーコーンなどで規制線がはられている。
街ゆく車の中には、工事関係の車が目立った。かんでん○○とか、ガスサービスセンター○○といった、インフラ系関連会社や、
○○ビルテクノ・サービスといった、ビル管理系の車がよく目につく。
自分の会社の自席は奇跡的になにも倒壊していなかったが、いくつかのモニターは倒れていたようだ。
あと、うちの会社の部屋だけエアコンがついておらず、昨日今日と暑い中、汗をふきふき仕事をしている。
マスコミの報道内容とか、ヤフーニュースのトピックを見ていると、地震の扱いは過去の地震と比べて小さいように思う。
死者の数は1桁、翌日から通常営業できるようになったせいか、さほど深刻に受け止められていないように思うが、
実際に震源の近くで暮らしているものからすると、余震に怯えたり、想定外の後片づけに悩まされたりと、色々苦労をしている。
ただ、これだけの震度でありながら、犠牲者の数が少なく済んだのは、阪神大震災の経験が大きいと思う。
私は小学生の時に自宅で震度7を経験したが、揺れ方だけ見れば、あの時の悪夢と全く同じだった。
それにもかかわらず、倒壊損壊した建物、火災になった建物がわずかばかりであったのは、過去の教訓が行きていると思う。
当時幼いながらも、そのことで、人の生死なんて、いつどうなるかわかったもんじゃない、と感じた。
改めて今回思うのは、儚さだ。人の命もそうだし、割れた食器たちを拾い集めている時も、同じ気持ちを抱いた。
しかし、22年前と比べると、確実に社会は変わったと思う。もちろん、前向きな意味で。
マグニチュードや震度だけ見れば、当時より少し小規模だが、被害の規模は明らかに小さい。
建築物は、確実にあの時よりも丈夫になっている。
情報インフラも発達し、被害状況がほぼリアルタイムで分かるようになった。
色んな課題を抱えているこの社会だけど、耐震性というか、カウンターディザスタネスとでも言えばいいのか、
亡くなったクラスメイトの命も含め、過去震災や災害で命を落とした人々の尊い犠牲の上で、私達は日々暮らしているのだと実感した出来事だった。
と、ふと思った
男っつーかうちの夫だけどさ
朝のゴミ捨ては、一緒に行きたがる上の子に軽い袋持たせて、まだ歩けない下の子は抱っこ紐でおぶって、両手に燃えるゴミぶら下げてゴミ捨て場まで行ってくれる
夫はDIYが趣味なんだけど、休みの日に大工仕事してるとやっぱり上の子が手伝いたがるから、
横で安全なお手伝いをさせてやって、やっぱり下の子はおぶって作業してくれる
でもさー
そうすると近所のオバハンがうるさいのなんのって
会う度に、あんなお父さん見たことないわぁ!偉いわねえ偉いわねえ!あんた幸せねーって褒めちぎられるの
私は時短で仕事してるけど、私が仕事してるのは別に誰も褒めてくれないもんね
いや褒められるためにやるわけじゃないけど
男女の性的役割分担の垣根が薄くなってきて、男が家事育児したり女が働くようになって久しいけど、
子供を預けて働く女は母親失格とか子供かわいそうって言われちゃうよなーって
いやーやっぱり私も褒められたいのかな
私も毎日、上の子と手を繋いで下の子おぶって保育園送迎して買い物してるし、
周囲にペコペコ頭下げながら仕事早く上がってるし、
なかなか頑張ってると思う、うん
さー明日もがんばろ
一回住んでみてから言えと思う。
フードデリバリー?注文から30分も待って、汁こぼれまくり冷め冷めの飯食べたい?
徒歩5分のコンビニでうまい弁当買って来て食べるほうがいいに決まってるだろが。
冬とか夏とか雨とか乗りたくねーよ。日本みたいにまともな地下鉄網があればもっと快適に移動できるのに。
最近スマホの2次元バーコードで地下鉄乗れるようになったけど、読み取りエラー続出で改札すごい渋滞してるし。
中国のITすげー、日本よりはるかに便利とかみんな言うけど、そんな訳あるかよ。
すげー不便だった中国がちょっとましになってるだけ。生活の質は圧倒的に日本が上。
自分は3年くらい住んでるけど、もう犬の糞に気を付けながら歩くのうんざりだし、毎日のごみ回収にブルドーザーが必要な団地のゴミ捨て場とかもう見たくない。
この前なんて、自分が借りてる部屋の外壁が落ちて子供ケガしたし。築10年でそれだぜ。自分に責任無いとは言われたけど本当に後味悪い。
仕事は面白いけど、生活水準はマジで糞。早く日本に帰りたいなー
【追記】
中国のどこの話だよ?という質問が多いけど、住んでるのは上海の都心ど真ん中だよ。
このたび発達障害の診断からストラテラを処方され、今までどうあがいても出来なかった家事ができるようになったので興奮からこのエントリを書くに至りました。
なお、私は言語性優位かつ聴覚優位の「視覚から入る情報を整理できない」「思考があちこちに飛ぶ多動であり身体的には多動ではない」タイプのADHDなので、健常者の方や違うタイプの特性を持つ方にとって適切な内容であるかどうかはわかりません。ですがもし、誰かの役に立つことがあれば幸いです。
◎まずはじめに
掃除の仕方は色々あるとは思いますが、とりあえず一人暮らしを前提としてみます。
一人暮らしの方のほとんどはワンルーム、1K、1DK程度の広さにお住まいのことと思います。そして一人暮らしをする以上は掃除が必要であることを理解して、一般的に言われる「片付けのコツ」みたいなアレは多少なりとも試したことがあるはずです。
「物を少なく!こまめに捨てる!」
「収納スペースは大きく!」
「出したものはすぐに片付ける!」
それをしても努力しても散らかるのがADHDの部屋ですね。というかそんなにしょっちゅう掃除をやる気になれない。できなくて毎回嫌な思いをすることを、衝動が向いたタイミング以外でやる気になるかという話です。
なお、「虫さえ湧かなければOK」「風呂にさえ入って仕事に行ければOK」などと最低ラインを決めて掃除を諦め、足の踏み場がなくても自分を責めず、生ゴミの元になる料理もやめてコンビニ弁当や外食で食事を済ませて生活していくのもアリといえばアリです。
経験的に長く続ける生活ではないと思いますが、どうしても無理な時期はあります。そういうときはサッと諦めの方向にシフトできると良いですね。
でもやはり家が綺麗に越したことはないので、掃除法を書いていきます。
私個人のやり方ですので、参考程度に。
◎水周りの掃除
家を綺麗にするには、
・物を減らす、捨てる
・整理整頓をする
・水周りを掃除する
あたりが大事かなーと個人的に思います。この辺がクリアできれば健常者に近い生活ができます。憧れますね。
ものを減らす、捨てる、この辺は発達障害でも少しずつできるのではないかな、とは思います。各々のこだわりと相談しながら捨てていってください。整理整頓は私も苦手です。できそうにないのが水周りの掃除ではないでしょうか。水周りは感覚過敏の鬼門です(違う人がいたらすみません)
個人的に、薬の効果で最も驚いたのが水周りの掃除をできるようになったことなので、そこを書きたいと思います。
さて、さっそく面倒くさい水周り代表、台所の掃除に取り掛かりたいのですが、恐らく一人暮らしのADHDの家には掃除用具が足りないと思われます。実家ならお母さんに聞けば出してくれたりしますがお母さんはいません。
・スポンジ2個
・三角コーナー(既に持っていても新しいものを買ってください)
・ふきん2枚
・割り箸
・小さめのカゴ(パイプユニッシュが入り、少し隙間が開く程度のもの)
を買います。持っているものは買わなくていいです(三角コーナー以外)
・洗剤
を買います。百均に同じく、持っているものは買わなくていいです。
帰ってきたら、買ったものの袋をそのまま台所に置いてください。
私たちは掃除をしよう!と思ってその場に立つものの、どこから取りかかればいいか何を準備すればいいか必要なものがどこにあるのか、全てが分からず立ち往生し、気がついたらTwitterやまとめサイトを見て時間が過ぎていく生き物です。その対策のために、百均とドラッグストアの袋をそのまま台所に置いてください。手の届く範囲にゴミ箱(ゴミ袋)も用意しておくとなお良いですね。
この際に音楽をかけておくと気分が紛れて良いです。今からとてつもなく嫌な作業をするので、テンションを上げて乗り切りましょう。
まず台所から掃除をしていきますが、その前に、買い物袋からスポンジ、パイプユニッシュ、ふきん、割り箸、ゴム手袋を出して手が届くところに置いてください。
このとき、商品を包んでいた袋などがゴミになると思いますので、先ほど準備したゴミ箱に捨ててください。後で片付けようとか考えて床にポイっとするのはやめましょう。絶対に片付けないまま放置して、1週間ほど経ってから「なんでこんなところにこんなゴミが?」と自己嫌悪しながら片付けることになります。そのために近くにゴミ箱が必要です。無ければ、先ほど買った百均かドラッグストアの袋をゴミ袋にしてください。流し台の下には大抵物入れと取っ手がついているかと思います。取っ手に袋をくくりつけましょう。
次に、ゴム手袋を装着し、あれば洗い物を済ませてください。水や洗剤系が無理なタイプの感覚過敏の方も、ゴム手袋の存在でだいぶマシになるかと思います。
コンロの周りに置いてある調味料なんかもこの時に移動させておくと後々が楽です。空いたスペースに割り箸を1本割っておきましょう。
最初に一番嫌な排水溝を掃除します。一番嫌なことは一番初めにやるのが肝心です。楽なところからやっていくと、最後に取りかかる頃にはやる気が失われてきて「今度でいいか」と思ってしまいます。その「今度」は運が良ければ来週など短めのスパンで来ますが、大抵は来月以降です。その頃には排水溝はもっと汚くなっていますので、ゴム手袋を装着するまで頑張った今がやり時だと思って掃除に踏み切ってください。
水を流しながら先ほど用意した割り箸で排水溝のフタを取り、中のアレ(名前がわからない)も取り出してください。
この時に水を流していないと、フタがなくなった排水溝から排水管の臭いが上がってきてとても辛いです。これは健常者ですら不快に思う臭いですので、私たちの場合はもっと不快感が強くかなりの体力を持っていかれます。
あとはパイプユニッシュをかけながら、古いスポンジでゴシゴシこするだけです。細かいところや手が届かない排水溝の奥は、割り箸でガサガサやると汚れがよく取れます。おそらくパイプユニッシュの説明書きには「何分放置してください」とか書いてあると思いますが、無視して大丈夫です。ゴシゴシこすればなんとかなります。
この調子でシンクもスポンジでこすって洗いましょう。汚れや詰まっていたものは三角コーナーに捨ててください(無ければ面倒ですがゴミ袋へ)。ひと通り汚れが落ちたら、割り箸も三角コーナーかゴミ箱に捨ててください。
ここで一旦ゴム手袋を外して捨て、休憩します。なお私は休憩してもその後また掃除に戻れるので一息つきますが、戻れない気がする人は休憩なしで続行してください。
ゴム手袋を新しいものに変えたら、先ほど詰まっていたものを捨てた三角コーナーを丸ごと捨てます。
できればそのまま捨てるのではなく、コンビニの袋などに一旦入れてからゴミ箱に入れると臭いが押さえられて良いです。三角コーナーの中身だけ捨てて本体を洗える人はわざわざ捨てる必要はありませんが、百均の三角コーナーを適宜買い換える方がストレスが少なくていい気がします。というか、これ以上ぬめりに触れたくないので。
次に、掃除に取り掛かる前に出しておいたふきん2枚のうち1枚を水で濡らし、シンク周りとコンロ周りを拭きます。私はコンロがIHなので水拭きで済ませていますが、洗剤やタワシを使うほうが綺麗になると思います。百均に売っているメラニンスポンジ(激落ち君とかのアレ)もとても便利です。もう1枚は新しく食器を拭く用に置いておきましょう。
これでシンク周りが綺麗になりました。
あとはスポンジと洗剤を隅に寄せ、掃除にあたって移動させておいた調味料などをもとの場所に戻してください。台拭きを裏返して綺麗な面でサッと拭いてから戻すとより綺麗ですね。私は多少汚れてても気にしませんが。
あまりにも汚いな、もうこの台拭きは使いたくないな、と思ったら捨てましょう。また百均に行けば3枚セットで売ってるので。
そしてここからの片付けが排水溝の次に面倒ですが、あと一息です。もう少しです。
ここで手袋を外して捨て、百均の袋から新しい食器用のスポンジと、新しい三角コーナーとネットを出して装着し、流し台に置きます。
そして百均で買ったカゴにパイプユニッシュ、三角コーナーのネット、割り箸、ゴム手袋(あればふきんやスポンジの余りも。これらは適度に買い換えるものなので買い置きがあっても困りません)を突っ込み、流し台付近の適当なスペースに置きます。
これで次回掃除を思い立ったとき、必要なものがすべて1箇所から取り出せる仕様になりスムーズです。どうしても面倒だったり、それぞれに置き場所がある場合はしなくてもいいです。
この時に出るゴミをすべてゴミ箱に入れたら、ゴミ袋を結んで玄関に置きます。絶対に玄関に置いてください。中途半端な場所に置くと、そのまま忘れて虫が湧いた頃に思い出し、掃除そのものを更に嫌いになる可能性が高いです。ゴミの分別日が特になく、ゴミ捨て場が建物についているタイプの家にお住まいの方は、玄関に持っていったその勢いで捨てに行ってもいいかと思います。少なくともその日か翌日のうちには捨てましょう。
そして玄関から台所を振り返ると、それなりに綺麗になっていることを確認できるかと思います。
これで掃除は終わりです。
できればこの綺麗さを維持したいところですが、私たちは気分にムラのある発達障害ですので、たぶんまた汚くなるまで掃除を思い立つことはないと思います。そもそも掃除が得意ではないし。でも、一度できたことはまたできる日が来るでしょうし、とりあえず、「思い立ったもののどうすればいいか分からず結局何もできない」を解決する手段のひとつに、以上の手順があるのではないかな、と思います。
掃除とまではいかなくとも、定期的に排水溝にパイプユニッシュをかけて水を流す作業をしておけば、気休めにはなります。3日に1回必ずやる!などと具体的に決めるとそれはそれでがんじがらめになったりするので、気が向いた時にやりましょう。
あと水周りと言えばお風呂場とトイレですが、だいたいは台所の流れの応用です。
掃除用品を買いに行って、袋を掃除する場所(お風呂場やトイレなど)に置く、手袋をする、洗剤とスポンジでゴシゴシする、流す、掃除用品とゴミをそれぞれまとめる、以上です。
◎おわり
長々と書きましたが、正直ストラテラやコンサータがあれば比較的スムーズにできる内容だと思います。健常者なら「そこまでしなくても普通に掃除くらいできるでしょ」と言うでしょう。でも、薬のあるなしに関わらず、どうしてもできないタイミングもあります。それはそれで仕方ないので、「どうしても掃除しなければならなくなった時」のために手順は確認しておいて損はしないかなあと思います。
万が一にでも、誰かの役に立ちますように。