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2009-10-29

http://anond.hatelabo.jp/20091029173359

昔の軍艦ってのは砲弾とその破片を受け止める前提で作ってあって、装甲が厚い。

するとフネは大きく重くなるが、大砲をぶっ放すときに反動を受け止めるためにもある程度図体の大きさと重さが必要なので、そういう事情もあって船体は大きく重く堅い造りだった。


でも今の軍艦にはそんなに分厚い装甲はないよ。ロシアキーロフ級なんて特別な例はあるけれど、まぁあれは化け物だから。

艦上にレーダーアンテナなどの脆弱ハイテク装備がこんもり載っていて、攻撃も防御もそれに頼っている現代では

・まずは敵に見つからないことを目指す

・撃たれたら科学の力で敵弾を逸らす

・それでも敵弾がこっちに向かってきたら撃ち落とす

という方法で身を守っている。装甲を厚くしたところで敵弾が命中すればハイテク装備は壊れるし、図体が重く大きくなると隠密性や回避能力の点でかえって不利になるからあまり丈夫なつくりはしてない。


ま、最近テロリスト体当たり攻撃とかあるご時勢なので構造を強固にしなくちゃいけないのかもしれないけど、それでもなお側面は難しいだろうね。正面は衝角とかドリルとかつければ強化できると思うけど。

 
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