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2024-03-31

生き物ってカワイイ方向に進化してるよな


最近思ったことがある。多くの生き物って、人間にとって見た目がいいように進化している気がする。

哺乳類とかだったら、人間にとって気持ち悪いやつはあまりいないだろう。爬虫類とか両生類とか、特に昆虫類だったら気持ち悪いやつがけっこういる。

今回思うところがあったから、4つほどエピソードを語らせてほしい。

1.アナグマ

 去年の秋頃だったか、近所の裏山に登って、入会地の傍にある栗林で農作業をしていたのだが、そこにひょこっとアナグマが現れたのだ。アナグマというのは……約10年前にやってた「のんのんびより」のEDだったかな。「あれってハクビシンとか、タヌキとか、アライグマとか、イタチですよ」とか、そういう歌詞があったのだが、だいたいそんな生き物だ。

 アナグマイタチ科の動物で、体長1m未満のずんぐりしたイタチみたいなやつだ。顔はハクビシンに似ている。※ようつべ検索するとすぐに出てくる。

 で、そのアナグマだが、栗林で農作業をしていた私の方に寄ってきたのだ。まだ若そうな個体だった。当方だが、農業林業はこれでも10年以上やっている。これまで、数多くのイタチキツネアライグマその他の小動物が箱わなに引っかかり、漁師地元住民殺処分されるところを見てきた。

 正直、あまりいい印象はなかったが、半径数メートル以内まで寄ってきたところで、「けっこうかわいいな」という印象が支配するようになっていた。このあたりにはアナグマが少ないのもある。あと、私が育ててるのは栗だから、こいつらには盗まれんだろうという感覚もあった。

 そういえば、小学校高学年だった姪っ子が、同じようなシチュエーション農地の中)で、狸っぽい生き物にポテトチップスコンビニホットスナック(ファミチキ)をあげていたのを思いだした。あれは遠目からだったが、やはりずんぐりした見た目だった。

 結局、栗林に来たアナグマは、その辺りをちょっと掘り返しただけで山の中に帰っていった。もう二度と出会うことはないだろう。例えばもし、私が育てているのがイチゴだったとしたら、確実にその場でクワなんかを握りしめて、ヤツを叩き殺そうとしていただろう。

 実際、うちの畑でサルを見かけた時は、全力で追い払うようにしているし、タヌキやアライグマだったら石を放り投げてぶつけた後、スコップで殴り殺したこともある。蛇とかだったら、毎年20匹以上は駆除してる。長靴で踏んづけて、もう片方の足裏で頭を叩き潰すのだ。ジャンボタニシだったら、毎年夏になると百匹以上は生き埋めにしてる。イノシシは……あれはプロの量子さんの領域である農家は手を出さない。

 私はこれでも専業農家である。大切に育てた農作物を捕る生き物は憎くてしょうがない(人間まで含めて)。蛇足になるが、農業従事者は漁師率がけっこう高い。昔の農家は、田植え稲刈りの時期を除いては、鶏を育てたり、山に入って鳥獣を捕っていた。今でも、狩猟免許がある人もない人も、山でイノシシとか鹿とかを捕って食料にしている例はある。

 私の祖父もそんなだった。私がまだ小学生の頃に、鶏小屋キツネかタヌキかアライグマかはわからないが、そういうのに襲われてしまった。非金属ネット小屋だったから、鶏が何匹かやられてしまっていた。祖父は悔しそうな顔をしていた。

 或る夜に、実家で夕食を食べていると、鶏が騒いでいる声が聞こえた。祖父と親父はすぐに実家を飛び出して、鶏小屋に行くと、キツネのようなものが鶏小屋ネットを破ろうとしていた。なぜか、祖父よりも自分と父の方が早く鶏小屋に着いていたっけ。

 後ろでカチャッ、という音が聞こえた。祖父が目の前に出てきたと思ったら、パアンッ!! という音が聞こえた。※祖父散弾銃を撃ってた。

 キツネのようなものは、その場で転がって痙攣しながら逃げようとしていた。親父が、祖父に鍬を手渡していた。それで、祖父が走り出して、ほうほうの体で逃げるキツネに追いついて……後は、何度何度も鍬が振り下ろされた。ぐちゃ、べちゃという音が聞こえて、狐は何度か鳴き声をあげると……多分絶命したのだろう。※近づいてわかったが、縞々のしっぽだった。アライグマである

 祖父は「このバカタレが、バカタレがぁ、アアッ!!」って叫んでたっけ。愛鶏(?)を殺されたのがショックだったのだろう。とにかく狐に凄まじい恨みを持ってた。あの時の自分は、「すげー。銃かっこいい!! 撃たせて」って祖父にねだってたよ。それくらい衝撃的な体験だった。私にとってのエポックメイキングだった。

「なに、お前も撃ちたい? 大人になったら警察行って免許がとれるど!」

「じいちゃんは、警察に行って銃の免許もっとるん?」

「わしはもっとらん。ひいじいちゃんもっとった。でも、わしは撃てるけえええんよ」

「俺も撃ちたい」

「○○くんが撃ったらいけん。捕まるよ」

「じいちゃんは捕まらのん

「捕まらんよ。ハタチの頃からずっと漁をやっとる」

 平成初期の話である。当時はおおらかな時代だったのだ……。今だったら普通に逮捕される。絶対マネしないように。

 さしもの私も、祖父の遺品である銃剣類は所持しているが、自らの敷地内であっても使おうとは思わない。なにしろ狩猟免許もってないからな。ほかの地元民と同じく、鳥獣駆除行為はひっそりとやりたい。

 話があっちの方にいってしまったが、私は基本的に、うちの農地に入ってくる鳥獣類は殺そうとする。苦労して育てた農作物を食われるのは絶対に嫌であるしかし、たまに殺さない例もある。それが上の例でのアナグマだった。

 その状況で見逃したのは、なんとなくという理由が強い。農場内でメシを食ったばかりで、ゆっくりたかったのもある。しかし、珍しくこっちに寄ってくるアナグマが「かわいい」という感情もあったのだと思う。うちの地域では、アナグマが珍しかったのもあるかもしれない。しかし、不思議体験だった。

2.コガネムシ

 今度は市街地での話だ。

 まだ若いころ、農業者じゃなくてサラリーマンだった時代に、とある国道沿いの飲み屋街にいた。最初の一軒目を探していたのだ。ふわふわ路地をさまよいながら、国道に出たところで、そいつ出会った。

 歩道の上に、もぞもぞと動く物体があった。よく覗いてみると、コガネムシだった。背中の色が特殊で、なんとベージュだった。限りなく白に近い真珠色といってもいい。レア甲虫である。いとおかし!! いとおかし!!

 その真珠コガネムシは、あまり元気がなかった。しか車道に向かってもぞもぞと進んでいた。このままでは自動車に轢かれて死ぬだろう。ぐしゃ、という音がするのだろうな。昆虫類が車に轢かれると、意外と大きい音がする。

 私は、そいつの目の前に人差し指を延ばした。するとそいつは、六本の足でガシッと私の指を掴んで、勢いよく私の手を昇り始めた。

 土の中から出てきたばかりのカブトムシとまではいかないが、元気な様子で私の手指を昇っていた。そのまま徒歩で飲み屋街に移動して、レストラン沿いの並木を見つけた。おそらく欅だったろうか。樹の表面にコガネムシをくっつけると、また元気そうにどんどん昇って行った。

 どうしてあの時、コガネムシを助けてやったのだろう。そういえば、小学生の頃は甲虫が好きだったような気がする。懐かしい気持ちになった。

 今でも、夏場で路上に転がってるセミとか見つけると、拾って助けてやる。すぐ近くにあるクヌギコナラにくっつけてやる。

3.トカゲ

 これは私じゃなくて、息子の話だ。当時は小5だったかな。夏休みだった。

 ある日、家の庭の中にある小道(※田舎から家が大きい)で、息子が「トカゲ見つけた」と報告してきた。「捕まえたの?」と聞くと、「捕まえてない」と言う。

 現場に行ってみると、小道の上でトカゲが2匹、それぞれ離れたところに倒れていた。お腹を上に向けて。瀕死だった。おそらくだが、野猫にやられたのだろう。お腹に爪で引っかかれた跡があった。

 息子がそいつらを触ったところ、1匹だけはまだ息があった。残り1匹について、「よい旅を」と私がその場に埋めてやっていると、息子が生き残った方に落ち葉や土を被せてやっていた。どうやら、回復を待つつもりらしい。「これ、おうち」と言っていた。

 好きにさせるべきだと思った。息子に対して、「日光に当てないように木陰を作る」「できるだけ触らないように」「1日に1回は霧吹きで水をかけてやるように」「餌はやらなくていい」など最低限の指示をした。

 私はトカゲが1日以内に死ぬと思っていた。木の棒で突いても、片方の足が全く動いてなかったし、どう見ても虫の息だったからだ。早い話、移動能力を失っている。

 その日から、息子は毎日トカゲのところに足を運んでいたっけ。水やりは欠かさなかったし、日光を浴びて体がのけぞっていたりすると、木陰の位置を調整してやったりする。

 3日が経って、私が現場を見に行くと、どうやらまだ生きていた。土くれと落ち葉を払いのけると、少しだけ体が動いた。体にはまだヌメリが残っていた。片足だけを動かして、体をのけ反らせて私から逃れようとしていた。「シャー」みたいな感じで、口を開けてこちらを威嚇している。少し気の毒になって、植物用の霧吹きをしてやったのと、一応、ミルワームを顔の近くに寄せてやったが、無反応だった。やはり餌は不用のようだ。

 次の日だったか、息子が飛んできて、「トカゲが動かない」という。現場に行ってみると、そこには……「おうち」から出てきたところで静止しているトカゲの姿があった。口には小さいミミズのようなものが入っていた。目は閉じていた。

「餌をあげてしまったの?」

「うん。お腹すいてると思って」

「そうか。たぶん、びっくりして死んでしまったんだね」

「うん」

「……どう思った?」

「わかんない」

人間常識トカゲ常識は違ったのかもしれないね

「うん」

 そんなやり取りをしたかな。

 そのトカゲは、結局何時間たっても動かなかった。生命活動を停止したのだ……。推測だが、ミミズが喉に詰まって息ができなくなったのかもしれない。放っておいても、数日中には死んだだろうが。

 息子にとっては、トカゲがかわいかったのだろうと思う。私は、あまりそうは思わないが。大人になると、高速で動くトカゲちょっと苦手だ。だがまあ、カナヘビはまだかわいいと思える。トカゲと似ているが、比較するとあまり動かないのもある。

4.セミ

 先日、県道を車で運転していたところ、路側帯を走っていた自転車が急に停まった。その彼女アスファルトにゆっくりと降りて、自転車を端に寄せると、足先でなにかを小突いていた。

 ちょうど信号待ちになったので、その様子を眺めていると、どうやらそれはひっくり返ったセミのようだった。彼女が小突く度に、「ジジッ」という音でセミは鳴いていた。死んではいないようだ。

 その子は、セミに向かって指先を伸ばした。セミは指を樹木だと思ったのか、ホールドした。その子の指に乗ったセミは、一緒に自転車でまっすぐの方向に進んでいった。

 次の信号で、彼女に追いついた。自転車を降りて、民家の入り口に生えている樹にセミをくっつけようとしていた。指で押してやると、セミは樹にくっついて、もぞもぞと枝を張っていた。彼女セミちょっと撫でたかと思うと、また自転車に乗って県道を走り抜けていった……。

 一応、セミかわいい部類には入るのだろうか。丸っこい見た目だから好きな人いるかもしれない。当方はどちらともいえないが、今度セミがひっくり返っていたら、死んでいるか小突いて確認してみようか……と思った。新しい世界が開けるかもしれない。



話は長くなったが、結びにしよう。

大昔から、それこそ多くの生き物がいたのだろうが、人間にとってかわいくない種の生き物がどんどん淘汰されていった。それで、今みたいに哺乳類鳥類可愛いのばかりが残った。

それは、全然定かではない。でも、かわいい生き物はというと、殺される場面でも殺されないことがあったのではないか。大昔から。よって、醜い種に比べて生き残れる可能性が高かったのではないか。と、先日『利己的な遺伝子』を読み終えたばかりの私は感じた。

あなたはどうだろうか。生き物は、やっぱりカワイイ方が生き残れると思うだろうか。しかるに人間場合は、かわいげがあって、みんなに好かれる個体ほど早死にする傾向があるように思えるのだが。

2024-03-07

anond:20240307220941

そらそうよ

京都人の贅沢ゆうたら、タクアンを塩抜き!して煮物にしてしまった!贅沢煮やから

(他府県出身者だがエポックメイキングだなあとはおもった)

2023-12-11

anond:20231211184635

オダギリジョーが「たったひとつだがエポックメイキング仮面ライダー史でやったことがあるとすれば、『へん~しん!』を『ヘンシンッ!』に改めたこと」とゆうてたやで

…それでもまだハズい?😅

2023-10-21

anond:20231021105840

結局これが一番大事から

仕事プロダクト制作やってるとわかるが部下のアイデアの99%はゴミ

そのゴミ10%でも取り入れようものならプロダクト全体がゴミになる

ゴミをうまく排除してプロ並の作品を作るだけでも大変なのに、エポックメイキング品質まで仕上げるんだから大したもんだよ

2023-10-05

anond:20231003164717

魔獣先生降臨、これぞ。

なお私はもっと重大な問題を抱えてる

それは

この23クールBS11が3年前よりも腐夢迎合多すぎる

いや今年に入ってのBS11は何

過去再放送も明らかに令和初出のばっか、

ウマ娘は令和エポックメイキングApocrypha平成という感じがしない気がする。

レジェンド枠はBS松竹東急に追いやられるザマだし(´-д-`)

ゼーガペインMXオンリーだぜ?おい。

つーかアニメ数多すぎて業界は血を吐きながら続ける悲しきマラソン状態だよ

その一方でアニバーサリー作品はろくに再放送されなくてイベント上映に追いやられる始末(AT-Xですらやらねえのかよ)。

なことかもな。

2023-09-23

三大「好きなSFで挙げられたらセンスない認定する作品

星を継ぐ者

 Outer wildsに抜かれた過去作品Outer wildsと一緒に挙げるならまだしもこっちを挙げてOuter wildsを挙げない奴はクソ雑魚アンテナ人間SF好きを自称しながらゲーム食わず嫌いするような雑魚

たったひとつの冴えたやりかた

 主人公美少女から評価してるだけのルッキズムもしくは自己犠牲エンドを称賛してるだけの中二病。閉鎖空間吊り橋効果が起きるだけの話なので内容自体はかなりペライ。

インターステラー

 あまりにも唐突でクソ雑な展開。本音を言えばサイエンスフィクションする気なんてアリマセーンと言わんばかりのオチ。まあエロゲみたいなもんだと割り切ればありなんだろうけど、それならもうシュタゲでええやん。普遍的なノリにした劇場版シュタゲしかないっていうかさ。それならシュタゲ本編のが上じゃねっていう。

PSYCHO-PASS

 マイノリティ・リポートの方が完成度高いと思うんだよね。ライ麦畑でつかまえてアンサーソングとしても攻殻機動隊の方が上。凶暴な兄ちゃんを飼いならすバディものとして評価してますってなら分からなくも無いんだが、好きなSFを挙げるって流れでそういう話をされても困るんだよなあ。伊藤計劃話題で盛り上がってるときに「ミァハたそペロペロ」とかいきなり言われたらドン引きするだけみたいな。

・初代以外のガンダム

 まあ初代は色々とエポックメイキングだったり色んな文脈集大成的な部分があったりで評価してもいいと思う。でもそれ以外はわざわざSFについて語る場で挙げるほどではないかなあ。∀はガンダムシリーズとしては集大成なんだけど、単品でSFとして凄いかっていうと違うんだよね。

神様のパズル

 青春ジュブナイルしかないというか後の展開を見れば分かるようにキャラクター小説しかないというか。それにしては王道すぎるというか。せめてパズルの軌跡かなあ……。

マブラヴオルタネイティヴ

 いやマジで居るんだよたまに。令和にもなってマヴラブマジで凄かったと言い続けてるのが。別に凄いってほどじゃないぞ。ガンパレもそうだぞ。進撃の巨人もな。オール・ユー・ニード・イズ・キルも当たり前のようにそうだからな。

最後にして最初アイドル

 矢澤にこ同人誌星雲賞になったの一発ネタやろぶっちゃけスケールインフレし続けるスピード感は凄いが、極大大局的百合世界観の一本勝負しかないわけで。

手塚治虫関連

 当時にしては凄かったね。でも今語るほどかい?ゆーて基本的SF小説で語られたネタ大衆向けにパクってきたのが多いだけよね。まだ若い業界でよく起きるやつ。エロゲ業界やら深夜アニメ業界やら日活ポルノやらの黎明期でも起きてたねえ。先行者利得だねある種の。

横浜駅SF

 カクヨム話題になってた時期がピーク。矢澤とおなじ感じ。よくまあ何とかオチをつけたなとは思いはしたがね。

・猫のゆりかご

 ナンセンスを愛するっていうのは普通センスがないということだよ。本当に。まあセンスって結局は大衆最大公約数に寄ってるかどうかでしかない所はあるというオチがついたね。じゃあこの辺でお開き。

2023-07-26

anond:20230725231257

その意見は正しいと思う。

普段ミステリを読まない人に十角館を勧める奴が悪い。

今はもっと面白いミステリがたくさんあるからそっちを勧めるべき。

面白いミステリが出てくる流れを作った』という点で歴史的価値はあるが、あの作品単体はそこまで面白くない。

元増の言う通り、十角館トリックはすごいけどそれ以外は微妙特に大学生同士の会話が臭すぎる。

というか、ミステリ小説好きにお勧めを聞くと、あいつらバカからミステリ小説業界にとってエポックメイキングだったり、自分にとって思い出深い小説を挙げるんだよ。有害

面白い小説を聞かれてるんだからミステリ小説業界的には目新しくはないが、前例踏襲しつつ読みやすくした作品から選んで答えろよと。

俺が勧めるなら

この辺。

2023-07-18

anond:20230717174144

講義オススメされたものを読んでみる時点で他の同級生よりは才能あるのでは

だいたいのやつはめんどくさがって読まないだろ

今の目線で読むと諸星大二郎面白くないも妥当評価だぞ

当時の漫画シーンの中でああいオカルト民話ストーリーものマンガに落とし込むという手法エポックメイキングだっただけで

手法としては確立した現在なら他に傑作がいくらでもある

初めにやったから偉いってタイプ

例えばネジ式とか当時読んだら衝撃だけど、今読んだら凄さわからんのと同じや

ゲームサイレン諸星大二郎マネから諸星大二郎は凄い

しか諸星大二郎漫画サイレンよりも面白くない

まりそういうこと

2023-07-07

anond:20230706220950

東城三紀夫『おなかはすいた?』

旨味の相乗効果をおそらく初めてグルメマンガ界に示したエポックメイキング作品だとおもう

スリリングかつ理想の成長譚(作者の画力も含めて…)なストーリー展開も良い

探してでも読むべき!

2023-07-04

anond:20230704093349

ソニー世界遺産でやってたBlu-ray広告ラップ調の曲を流し始めたときには、本当に驚いたな。エポックメイキング広告領域ラップを利用するって、ついにラップは世の中に受け入れられたのだと思ったよ。

2023-05-30

anond:20230530151516

恋人たちはとても幸せそうに手を繋いで歩いているからねまるで全てがうまく行ってるかのように見えるよね本当は2人しか知らない」って浜崎あゆみが歌ってたのがわりとエポックメイキングだった。見た目の可愛い女が醒めたことを自分作詞不貞腐れた感じで歌うのが同世代熱狂的に支持された感じ

みんな醒めてたししらけてたしモーニング娘。ちょっと茶化した感じでしかアイドルしてなかったし

2023-05-11

anond:20230510222831

設問がおかしいです。

エポックメイキング的な作品は影響力が大きい分、逆に「どっかで見たことあるな」という感想になりがちである

とある通りブレードランナースターウォーズはわかりやすく影響を受けた作品が多いから新鮮に感じられず、七人の侍はそうでないから新鮮に感じられたのです。

まり増田が本当に知りたいのは「今見ても面白い特にフォロワーのいない作品」です。

適切な問い立てをしないと返ってくるのは増田からすると微妙な「私が新鮮で面白いと思った作品」ばかりで望みが満たされることはないでしょう。

2023-05-10

今見ても面白い古い作品

エポックメイキング的な作品は影響力が大きい分、逆に「どっかで見たことあるな」という感想になりがちである

ブレードランナースターウォーズなどはその典型だろう。

  

しか七人の侍など今見ても新鮮で面白い作品もある。

と言うわけで今見てもなお新鮮で面白い作品を教えてちょんまげ

2023-05-06

anond:20230506033706

からさぁ言ってんじゃん?

ポストエヴァ世界は何が変わったの?

ポストアトムポストガンダムアニメ史が変わったほど影響与えたの?

エヴァなんてどこまでいっても「大人アニメ」でしかないんじゃないの?というのが俺の主張よ?

大人アニメ以上の大作品だ、エポックメイキングだ、別格だ」というからにはその根拠を挙げるのはエヴァ別格派のお仕事なんじゃないの?

2023-05-02

anond:20230502173306

ワイの中では童夢の人や

漫画史的にはあっちのほうがよっぽどエポックメイキングやった

2023-03-21

anond:20230321193707

これを監督した深作欣二氏はバトルロワイヤルを撮った2年後に亡くなっている。

深作氏は「仁義なき戦い」「黒蜥蜴」「宇宙からのメッセージ」「蒲田行進曲」「復活の日」といった日本におけるエポックメイキングとなる映画を撮った映画界の偉人と言える人物

そのような人物歴史を見渡してもそう簡単に現れないので、同等のものを作るのは難しいとは思う。

いま現役の映画監督匹敵するのは黒沢清だろうか。

ちなみに古い映画が嫌いという増田感覚個人的に興味がある。

「古い」ということを嫌いになる理由としている点が不思議だ。

2023-03-01

anond:20230301095351

ドラクエエポックメイキングゲームなので、当時初めてRPGに触れた衝撃とかも含めての評価からドラクエ風な時点で絶対ドラクエは超えられない

2023-02-15

anond:20230215173530

コニー・ウィリス選手の1stアルバム『わが愛しき娘たちよ』のタイトルチューンやで。

ちな、顔マッカにして憤慨したんはガチ新興宗教信者(反同性婚主義者ですってよオバサマ!)で『エンダーのゲーム』っちゅう未だにエポックメイキングな大傑作SFを書いたメガネヒゲデヴオッチャンやで~

2023-01-22

anond:20230122124107

>・スラダンアジア人男性をカッコよく描く描写エポックメイキングだとどっかで聞いた

(*´・д・)どこでやねん

映画】THE FIRST SLAM DUNK

・初ベスティ

 音がいい気がする?

 足踏みの音とかボールが弾む音とか 

 攻め込むシーンのカッコイ音楽とよく

 合っててすごくよかった

原作未読+前日にキャラの基礎知識予習勢だけど

 すごく面白かった

キャラがみんなかっこよかった

・前日予習の際に「宮城ってキャラ、今のオタク

 好まれそうだな」って思ってた主役扱いで驚いた

漫画ラスト、「負けて終わる」って聞いてたか

 「流石に映画だし負けることはないと思うが

  でも原作では負けるって言うし、まさか

  負けエンドも微レ存…?」って

  最後最後まで緊張感を持ちまくって見た

最後の5秒の息を止めるような緊張感すご

桜木花道安心感がすごかった

 主人公や…

流川くんの顔が出るたびに

 いちいち「おお…顔がいい…」ってなった

 プレイもカッコイ

・俺の名前を読んでみろ、カッコイ

バスケは陽の者のものと思ってるから

 最初尻込みしてたけど滅茶苦茶バスケする姿

 カッコイイし見てよかった

(視聴理由

 ・ポスターの絵がカッコイ

 ・スラダンアジア人男性をカッコよく描く描写

 エポックメイキングだとどっかで聞いたから見てみ 

 たくなった

 ・BL二次創作ヒストリーウォッチたかった

 (花流と流花は逆カプ界隈が仲良しだったという

  当時の話を知ってたから当時一斉を風靡した

  ジャンルを少し見てみたかった)

  でも老いた今みたらBL萌えとかの楽しみ方は

  できなくなっていたんじゃ 

  思春期の頃に見ていたら絶対花流に

  ハマってたじゃろうな)

まだ1月なのにこんなに面白コンテンツ

見させて頂いてどうなっちまうんだ…

1月はグラスオニオンといいスラダンといい

面白コンテンツを接種しすぎて幸せ困りしちゃう

追記

良すぎて2回めIMAXでみた

漫画も読み始めた

世代スポーツ漫画つながりでアイシールド21を読みたくなった

追記

20230410に3回目みた

多分これで見納め

1回目は検索未読

2回目は原作4.5巻辺りまで

3回目は原作見終わってからみた

原作見終わってからだとOPの「う、うわああ!井上雄彦先生の絵が動いてるゥー!」感がひとしおでこ原作リアタイしてたら尚更だし羨ましいな〜!と思った 

リョーちんの三井さんへの感情、でっけえ

2022-12-30

名作ばかり観るか、凡作も観るか

人生は有限だし、触れる事のできるコンテンツなんて全体の中の一握りの一握り。だからこそ限られた時間の中で普遍的に好かれる、自分にとっても良いと思える可能性が高いものを選び抜かないといけない。凡作に付き合う暇などない。

名作は凡作駄作との差異によって名作たらしめられる。凡作何が悪いかを知る事で初めて名作の良さを知る事ができる。名作ばかり観ていたら、それは自分にとって普通のものになってしまう。

どちらも説得力のある意見だと思う。

良いものは良い。駄作など関係なくこの世に本質として存在する美に迫った普遍的な良さというもの存在する、という本質主義的な考えに立つか、いや本質的な価値など存在しない。実存差異によって「良いもの」が浮かび上がるのだという考えに立つかの違いなのではないか

あと、後者の方がより作り手側に立った側面が強い気がする。良いものの良い部分を取り入れようと思っても何が良いのかが分からないと無理だし、悪いお手本を見る事の大切さ、みたいなのは当事者性の強い問題だと思う。

チェンソーマンでもデンジくんに「クソ映画のある世界の方が良い」みたいな事言わせてたし、クリエイターにはそういう意識があるのかもしれない。でも悪役にこそ作者の主張が込められていて、主人公一般論良識ねじ伏せるのが定石だ、みたいな話もあるしな。

「名作」と言っても、それそものの出来の素晴らしさを讃えられたものエポックメイキング価値評価されたものがある。後者過去にない新しい価値手法を世に突きつけたという文脈があってのものだし、それはまさに「差異」が価値を生み出している訳で。何も知らない人が、絵ならキュビズムやら印象派やらの代表作を見ても、知識がなければ変な絵だとか寝ぼけた絵だとしか思わんだろうし。映画ならヒッチコックなんかを今観ても、教科書を読んでるような気分になるだろうし。新しい手法を使いつつより洗練されたフォロワー作品の方が面白いだろうし、今の人にとってはそちらの方が魅力的な訳で。

でも、教科書に載ってるような絵画を見てよくわからんけどなんかいいなーと思ったり、2001年宇宙の旅を観て退屈だけどなんか凄いっぽいと思う事もあるだろう。その「なんとなく」を説明できないのなら、それは本質的な美があるという話になるんじゃないかと思う。

まああんまり頭でっかちにならずに、自分の「好き」を大切にしたい。

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