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はてなキーワード: ウェブとは

2018-01-19

マウスポインタを好きなところに置いておける自由

最近ウェブスマホ最適化が進んだ結果なのかしらんけどマウスポインタを好きなところに置いておける自由が脅かされることが多くなってきた…

オンマウス画像全体が白っぽくなる電ファミの記事とかオンマウスで音声が再生される動画広告とか…

2018-01-13

anond:20180112170210

自分経験による主観的な話と

ウェブ上で聞きかじった残酷物語

知識不足による誤解・曲解と(SES・準委任派遣契約区別できてないとか)

センセーショナルにするために適当に膨らました話とが

ごっちゃになってて、知ってる人にも知らない人にも読んで得しない文章だなあと思った。

「ここ最近の話」で言うと、ユーザー企業が人に割く予算ますます減っているので

エンジニアリング能力提供できない人間には金を払わないユーザーが増えてる。

多重請負だとユーザー側も結構金額払ってるわけで、

金額に見合わない目に見えるレベル無能は秒で替えろと言われる。

日中Excel表いじってるだけの仕事が許されるとか逆においしいし

他で使えない人間はそういう現場に放り込む。

SES会社簡単にクビにするほど人は余ってないし、無能なだけならどうにか使おうとする。

「多くの場合派遣会社営業は客に従うため客が「安くこき使いたい」と考えて

評価低賃金を主張したら余程の事がない限り営業は客に従う」ってのも、

営業は客にヘーコラしてる印象かもしれないが、馬鹿じゃなければ高く売りたいに決まってる。

SES場合メンバー評価は客から評価鵜呑みにせざるを得ない状況は大いにあるが

営業はことあるごとに値上げ交渉してるんだよ。

もちろん、それがメンバー給与に反映されてるかどうかは別で、

客には高く売って給与は安く抑えるというのがSESで儲ける常套手段なのがクソという話はある。

「こっちは金を出してるんだから教えることに時間を取ることもミスすることも許さない」

なんてのはSESなのになんで客が教育しなきゃいけないんだとしか思えないし

ミスが許されないのは業務なんだから原則当たり前だろ。

(小さいミスが大きな損害に直結するような運用おかしいとかいう話は別)

専門学校プログラミングを学びjava資格も取った新卒が客先でシュレッダー係りになっていた」

という話にしても、

まず「専門学校プログラミングを学びjava資格も取った新卒」ってどうなのってのと

(いやまあそれ以下でも平気で採って出すのがSES会社だが)

前述の通りシュレッダー係に金払う余裕があるユーザー企業って今日びどれだけあるねんってのがあって、

雑用メンバー入れられる余裕のあるチームならベテランもいるだろうし

ある意味では成長機会に恵まれ可能性さえある気がする。ガチャレア引くレベル確率で。

単独派遣のほうが悲惨なケースが多いだろう。

SESがクソなのは時間単価契約なので効率よく働くより長時間働くほうが売上が上がるため

生産性向上のインセンティブが発生せず、長期間ダラダラと続ける方が会社にとっておいしい構造であり

特に若手にとっては成長機会が奪われることが大きな要因だろう。

#年齢がある程度いってて特定領域に特化して技術力が高い人など、SESがうまく機能するケースもなくはない

人件費の差額で儲けるモデルから売上のない社員がいると利益率が目に見えて下がるため

ちゃんとした研修をしている時間はなく(時には虚偽の経歴で)すぐに客先に送り込まなければならない。

また勤務時間が長すぎる、人間関係がきつい、現場業務自分のやりたいことと乖離しているなどの理由

現場離脱したくても会社社員の思いより売上確保を優先して継続させる方向に力が働き、実際そうさせることが多い

#もちろん会社によっては社員気持ちを優先してくれる場合もあるんだけども

自分過去に「この客はやばい、すぐ抜けさせてくれ」と訴えて2ヶ月で抜けたことがある

そもそも社員幸福会社幸福が一致しないビジネスモデルであるのもクソである要因だろう。

まあ別に「ここ最近」に限った話ではないということと、

「せざる負えない」は「せざるを得ない」だぞというのが言いたいことだ。

2018-01-12

anond:20180112130526

おおざっぱにウェブエンジニアが5000万円弱の給料をもらってるとすると、

請負案件ベースでは、1億円規模の仕事を1年でこなしている感じなの???

https://anond.hatelabo.jp/20171227003911

ウェブ管理可能トランクルームに預けるようにしている。

ダンボール1個分の荷物を月数百円で預かってくれて、いつでもウェブから出庫できる

寺田倉庫のサマリポケットか?

あれ便利だよな

稲垣プロモで知ったけどw

https://pocket.sumally.com/ 

2018-01-11

日経新聞ウェブの表示をめっちゃ早くしました!

って言ってもクソみたいな記事誤報的外れ論説垂れ流すだけだし

優秀なエンジニア集めて楽しく開発してます

って言って出来上がったのがサイバー西成泥棒市だったり

顧客の動向分析して的確な記事提供します!

って寄ってきたユーザー効果怪しいない商品買わせたり

エンジニア仕事って虚しくね?

騙されるユーザーや欲に目が眩んでる奴が悪いで納得しながら働いてるの?

ひり出したクソで世の中汚して給料もらってさ。

業務指示だから仕方ない、でやってるうちに麻痺してクソばかり積み上がってしまって

2018-01-07

anond:20180107113202

裏サンデーとかのウェブコミック無料で全部読めるようにしておくとコミックの売り上げが伸びないから、最初と最新の話以外は読めないようにしたって話があるが

2018-01-05

anond:20171225105337

元増田です。先日、退職意向を伝えました。

ウェブ系のシステムエンジニアプログラマをしています。よいお仕事があれば、ぜひ紹介してください。

できれば、社内が穏やかな職場がよいです……

漫画村とかの違法サイト

って「そこ違法だよ!」「駄目だよ!」ってツイートとかは回ってくるけどさ、実際対策考える人ってあんまりいないよね。

自分のところにも「違法サイト蔓延やべぇ」みたいな感じで回ってきたからさ、サイトアクセスしたんだけど、あれすごいね

出版社とか関係なく漫画があるのすごいなーって思う。

ウェブで読める漫画サイト広告でよくでるし試し読みとかできるからたまに見るけど、漫画村みたいに無断転載じゃないからやっぱ種類が限られてるんだよね。


そりゃ週刊誌月刊誌ファッション紙、出版社しばりのないコミックの種類まであんなに網羅されてたら駄目だってわかっててもみんな利用しちゃうよなぁってちょっと思った。

だって一箇所にまとまってるの普通に便利じゃん。


漫画村が一般人蔓延しちゃってるのって『無料で見れるから』っていうのが一番大きな要因だと思うんだけど、全部がひとつのところにまとまっているからっていうのも理由なんじゃないかなぁと思った。


無断転載サイトって多分無くならないしさ、出版社の方々全社ぐらいの勢いで協力して月額500円ぐらいでああいサイト作ってくれないかなぁって思う。

月額500円ってたぶん相当安いと思うんだけど、無断転載サイトで盗まれるぐらいなら雀の涙ほどでも還元されるほうがいいじゃん。

500円で漫画読み放題とかなら案外そっちでお金落として安全買うわっていう漫画村利用層が一定数いると思うんだよなぁ…


オタクはさ、欲しい漫画は買うよ。

例えば、駄目だってわかってたけど漫画村で気になってた漫画読んじゃって「面白い!!!」って思ったら手元に置けるようにすると思うんだよね。

からオタクじゃなくて、なんていうか無断転載ってなに?とかいう層とか、自由に使えるお金が少ない子供とかがさ、少ない給料とか一ヶ月のお小遣いとかから出せる金額にしてさ、月の携帯料金と一緒に請求できるようにしておけばさ、一回登録しちゃえば普段使わなくても解約しない限りだらだら支払われるし、これできたら案外利用者多いんじゃないかと思うんだよな。

ネットジャンプ読もうと思ったらジャンプラで、マガジン読もうと思ったらマガジンポケットで、コミックス読みたいと思ったら電子書籍サイトでって尋常じゃなくめんどくさいじゃん。


本が売れないとか言うけど、面白くない作品が増えたわけじゃなくて、現代人間ライフスタイルに入っていく方法を間違えてんじゃないかなぁと思う。


無料

漫画読むとき保存しなくていいから容量圧迫しない

出版社関係なく書籍がある

週刊誌月刊誌ファッション雑誌小説等まで網羅してる


漫画村そりゃ何もわかってない人たちの間で流行ちゃうよ。

悪いことだって知ってても使っちゃう人でちゃうよ。


月額500円も払えませんって人は漫画村がなくなってもきっと漫画を買わないかちょっと置いておくとして、漫画村利用層からどうやってお金を出してもらうかって考えたらほとんど同じ条件のサイトを作るしかないんだよぁって思う。

権利関係とかで無理なんだろうけど、なんとかならないもんかなぁ

2018-01-02

anond:20180102042940

無修正アダルト海外サーバー情報を置いて海外経営にすれば日本で裁けないか別に違法ではないぜ

ドラッグ児ポと同じでダークなフィールド移転してると思う

きょうびどんな書き込みでも発信者特定できるから、確実に犯罪ものは全部あっちにいってしまったんじゃないか

検索で出てくるようなところで活動したら捕まっちゃうから

でもクリーンだと思ってる普通ウェブにもそういうの現れることもあると思う。ドラッグなんかだと新規を捕まえたりするには少なくとも人目につかないといけないわけだと思うし。

海外アップローダーに画像上げて即削除すれば捜査するのアホほどめんどくさくなるから児ポも(捕まらないという意味で)セーフだったりすると思う

某巨大掲示板にも児ポ関連で名の知れた奴いるらしいし

anond:20180102041101

ダークウェブ用のあれはとにかく人の身元をごまかすことに長けてるから、そういうあれを貼っても誰がやったからわからない、だからそういうあれの温床になってるって大学講義で聞いたことあるかも

そういう知識インターネットのどこかに迷い込んだら手に入ってしまう、だから普通会社員学生足跡消し忘れて捕まることもたまにあるって聞いたことある

ネットにあるコンテンツクレイジー外人の個撮が主で日本人のもの昭和の大らかだった頃の雑誌のページくらいしかないんじゃないかなぁって話だ

日本人最近のものが見たかったらインターネットのあれの流通を握ってるやつのコミュニティに入るか、現実の裏っぽい店の上客になるかどっちかだって警察24時でやってた

anond:20180102040328

そういうことか、ありがとう

いや、別に見たいとか、欲しいわけじゃないんだ。どういう世界にそういうのがあるのか、自分の知らないネットではそんなものが売られているのかな、と思ったんだ

ということは和月先生は、そっちのディープ世界まで足を突っ込んでいたと言うことか

すごいな、知識がないとわかんないだろうに

やっぱりダークウェブしかないものなのか。海外サイトとかで結構簡単にあるものなの??一般のお医者さんとかがどうやってそんなの見つけるの?みんなIT詳しいの?とか思っていたよ

医者警官とか、IT知識がすげーあるわけじゃないと思うけど、そこまで辿り着いてまで買うんだなあ

一般的インターネットしてたら迷い込んじゃった!ってこともあるのかな、と思ったけどどうやらそういうレベルのものじゃないんだね

こういうことが知りたかった。ありがとう

anond:20180102035903

そういうのにたどり着く具体的な検索ワードを教えるとこれを見ている沢山の増田刑務所送りにしてしまうかもしれないと思うから言わないけれど

ダークウェブを知ってるなら玉葱玉葱chとかいうののログを漁ればいくつか足がかり出てくるって聞いたことがあるからそこから掘り進めていけばいいのが見つかるって聞いたことがあるけど俺はあまりよく知らないからな

わざわざ調べないで増田で聞いたのはこういう情報が欲しかたからかな

anond:20180102035059

ぐーぐるってみたけど、よく分からなかったんだよ

児童ポルノ定義ってのは見たけど、幼女セックスフェラ裸のどれか、ってことぐらいしか

実際売ってた児童ポルノDVDとやらはどういうものなのか、幼女がそんなことしてるのってそんなにたくさん存在しているのか、そもそもどうやったらそんなものができあがるのか、出所はどこなのか、ネットでそんなの売ってる店が存在するの? ダークウェブとか?

そういう詳しい事情はどこにも乗ってなくて、「児童ポルノ販売していて捕まりました」くらいしかどこにもない。

どういう経路でそんなものができあがり、中身はなんなの、イメージビデオ的な物なの。がちのセックスなんて日本で買えるの?とかわからん

差し支えなければ、どういう検索ワードを使えばそういう情報にたどり着けるか教えて欲しい

2017-12-31

anond:20171231012453

俺もちょっと書こう。

変態エルフと真面目オーク」(友毒屋)

オークに犯されたい変態エルフと、「犯さず」の誓いをつらぬく真面目オークのありがち漫画なんだけど、

一応、健全

最近、すぐにヤるだけの同人誌ばっかり買ってたから、ギリギリで遣らない作品として楽しめた。

お話の1部はウェブ無料で見られる。同作者のR18なエルフ漫画はおかずにしやすかった。


「援助交配」(アットホーム酒家)

絶滅危惧種エルフが、人間に交配を依頼する漫画

エルフが綺麗だった。


レイカは華麗な僕のメイド」 (メガストアコミックス)

これは同人じゃないんだけど、非人間な勘違いメイドが性のご奉仕ちゃう系で

Sっぽいメイド好きな人にはお勧め

この作者のぐすたふ氏がサークル名:てろめあなで出してる新田美波本を買ったのだけど、

ソシャゲはよく知らなくても、絵がレイカそっくりで楽しめた。

2017-12-30

スチームで売ってるface rigとか言うのすごいな

堂々とウェブカメラ配信できる

2017-12-29

久しぶりにノートパソコンを新調したいんだけど

どのくらいのスペックが適切なのかわからなかった

ムーアの法則的な発想だとRAMも16Gくらい当たり前に積んでるのかと思ったら全然そんな事なくて、CPUクロック数じゃなくてなんかよくわからない型番になってるしさっぱりわからん

一番スペック必要そうな処理で画像が多いリッチウェブを開くとかそのくらいの処理なんだけどどの程度の予算必要なのかさっぱりわからない

どうすればいいんだ

Qiitaヤバい

エンジニア大勢一斉に辞めた時期があったっていうけど今回のmizchi dis増田に投下したのがqiitaフロントエンドエンジニアって時点でなるほどお察し

森下雅章(id:morishitter)もQiitaという会社もmizchi氏も誰も得をしない結果に

個人的にはフリーランスなのに契約した会社と揉めてしまったmizchi氏がいちばん痛手を負ったように見えるが実際はウェブ喧嘩したら実績積んでるmizchiはともかくmorishitterは今後業界でやってくの結構キツくなってしまうのでは

2017-12-27

文章が非常に読みづらかったのでhagex氏を見習って朱を入れてみた

いつも未来に驚かされていたい:『WIRED日本版プリント刊行休止に関するお知らせ

コンデナスト・ジャパンが発行する雑誌WIRED日本版は、2017年12月9日発行のVOL.30を最後に、刊行を休止いたします。読者の皆さま、定期購読者の皆さまへ、編集長若林から休刊と退任のご案内です。

──『WIRED日本版プリント版はどうなるのでしょうか?

少なくとも2018年3月発売号は刊行いたしません。その時点で定期購読も終了し、定期購読いただいている読者の皆さまにはは返金させていただきます。現時点では、プリント版の継続については白紙となっています

──なぜ休刊するのでしょうか。

ぼくが編集長を退任することになったからです。

──退任されるんですね!なぜ編集長の交代ではなく、休刊なのでしょうか?

会社判断です。

──編集長を退任する理由は?

ぼくが短気を起こしました。

──短気を起こして編集長を辞めるなんて……。

ぼくは子どものころから癇癪(かんしゃく)もちで、40歳を超えたあたりから、その沸点がどんどん低くなってきて。とはいっても、クオリティについて真剣に考えると怒らないわけにはいかない。相手が誰であれ。そうしたら、なぜか最近、やたらと「アンガーマネジメント」に関するメールが来るようになりました(笑)

──40歳を超えて短気というのも困りものですね。

この間「おっさんの話」というテーマウェブ記事に書いたんですが、あの半分は自分の話です(笑)

──いきなり休刊とは、急な話ですね。

外資会社ですから契約が切れる5営業日前に通達があって、休刊が決まりました。とはいえ、プリント版の一時休止と定期購読の停止については、なるべく早く読者の皆さんにアナウンスしなければならないので、急いでこの原稿を作ることになったんです。「最後おつとめ」ですね。

【一周した感じ】

──最終号はちょうど30号できりがいいように感じますね。

ぼくが編集長として携わったのは、30号のうち実質28号分ですね。結果としては良い区切りだったのかもしれません。最後特集は「アイデンティティ」で、自分の役目はおしまいです。特にこの2年くらいは、特集がそれぞれ単体として存在するというよりは、「一連の流れ」のようになっていて、どんどん深みにハマっている感じはありましたし、途中からは『WIRED』のテーマであるはずのテクノロジー話題ですらなくなってきていましたし(苦笑)。

──確かにアイデンティティ」という特集デッドエンドのような趣があります

そう設計したというよりは、どんぶらこと流れに乗っていたら流れ着いてしまったという感じなんですけどね。

──次号以降の特集ラインアップなどは既に決まっていたんですか?

もちろんやりたいことはいっぱいありました。次号は「発注」というテーマでやろうとしていましたし、その後は「ロボット」「物流」「ニュー・アナログ」というテーマプロットはしていました。あと、2017年に「アフリカ特集でやったようなことを、コーカサス地方に置き換えてやれないかな、と。

──突然「コーカサス」ですか?

他にはアルメニアジョージアアゼルバイジャンなどですね。テクノロジー面でも進んでいると聞きますし、地政学的にも面白いエリアから、取り上げたいと思っていました。

──雑誌としては売れ行きがよくなさそうな特集ですね(苦笑)。

そうですか? 定期購読も順調に増えてきていましたし、広告もうまく回り始めて、全体としてビジネスのものはかなり好調になっていたんです。

──新事業にも取り組んでいたように思います

2017年から本格的に始めた旅のプログラムWIRED Real World」というものがあるんですが、これは本当に面白いんですよ。参加してくれるお客さまも面白い。お客さま同士で新たなプロジェクトが生まれたり、参加してくれた方々からお仕事をいただくようになったり。かなりグルーヴ感がありました。それをちゃんと育て上げられずに終わるのは、残念といえば残念です。そういう面白い人たちと一緒にコーカサスに行ったらきっと面白くなると思っていたんですけどね。とはいコミュニティは残るので、継続してみんなでわいわいやれるといいなと思っています

──コンサルティングスクール運営していましたね。

はい。どの事業もお客さまは本当に面白い方ばかりでした。そういう方々のために、結構苦労してノウハウを積み重ねて、やっとビジネスとしても芽が出るところでしたね。毎年秋に実施していた「WIREDカンファレンス」も、年々企画の精度が上がっていて、自分で言うのもなんですが、2017年は驚くくらい面白い内容にできたんです。

──ただ、いわゆる「テックイノベーションからは外れている感じですよね。

周りから唐突に見えたかもしれませんね。そうはいっても、「注目のスタートアップ情報」などを最初から重点的に掲載してきたわけではありません。「死」「ことば」などの切り口は継続して存在していましたし。

──そうですね。

その上、ある時期からスタートアップわっしょい!」のような気分も収束し始めて、面白い話も大して出てこなくなってきていたと思いますシリコンバレートランプ米大統領就任以降、完全に逆風を受けてしまっているし、AI自律走行車などの話も、いよいよ実装の段階になってくると、完全に政治法律の話になってしまうので。

──それで飽きてしまったということでしょうか?

そうではなくて、時代が大きくまた変わろうとしているということだと思います。おそらく『WIRED』の発行元であるアメリカのコンデナストを見てみても、時代フロントラインにいるのは『Teen Vogue』なんですよね。LGBTQメディア『them.』がローンチされたり、『Vogue』が『VICE』と組んだり。それ以外でも、「アイデンティティ特集でも紹介した『Refinery29』のようなファッションカルチャーメディアが旧来のメディアエスタブリッシュメントを圧して、新しい言論空間になり始めているという、面白い状況にあります

──なるほど。

デジタルイノベーションデジタルメディアのダウンサイドが明らかになってきた中で、それを突破するために必要なのは、やっぱり新しいカルチャーをどう作っていくのか、という話じゃないかと。そういう意味でいうと、結局いま面白いのってインディーズブランドミュージシャンクリエイター同士のオーガニックなつながりみたいなことだったりするわけです。技術がどうこうという話だけではどこにも行かない、という感じが、もうここ3年くらいずっとありますね。

──AIだ、ロボットだ、ブロックチェーンだ、VRだって、だいぶ前から要件は出揃っていて、それではそこからどうするのか?という感じでしょうか。

そう思いませんか?

──何かが一周した感じはあります

2017年は、SXSWTwitterが「アプリ大賞」を取ってからちょうど10年目です。その間、いろいろな期待、それこそアラブの春や、日本でも東日本大震災を経て、デジタルテクノロジーによって民主化された「よりよい世界」が夢見られてきたわけですが、そう簡単世界は変わりません。むしろ、新しい困難が出てきてしまった。しかもそれは、テックでは解決できない困難だということも明らかになってきています。問い自体が、より複雑な人文的なものになってきているから、哲学アートファッション音楽文学などは、いまの時代本当に大事だと思うんです。

──『WIRED』では「テクノロジーだ」「未来だ」と取り上げていませんでしたか

でも、そう言ってきたのと同じ分、「テクノロジー」という言葉も「未来」という言葉も好きじゃないということも言ってきたつもりです。「未来」というコンセプト自体が、いか20世紀的なものか、ということについてもずいぶん語ってきました。

──それは冗談だと受け止められていたんじゃないでしょうか?

変な言い方になりますが、「未来」というもの捉え方を変えることでしか、新しい未来は見えてこない。それが、端的に言うと『WIRED』で考えようとしてきたことだったはずだったんです。

──お疲れ様でした。

人生物語は要らない

 先日ホッテントリに上がっていた単著持ち増田のエントリを読んで、そういえば自分も増田が原因で本を書いたんだったと思い出した。


 数年前、初めて増田に文章を投稿したら2000ブクマ付いた。「文才がある」「物書きとして食っていける」とか言われたので、24万字の文章を書いてKindleで出版した。ぜんぜん売れなかった。人の言うことを安易に信じてはいけないと思った。

 そのあとまたホームレスになったので(2年ぶり3回目)しばらく福島で除染作業員として働いた。除染と言うと何か特別なことをしているように聞こえるけど、実はただの土木工事である肉体労働は久しぶりだったけど、小難しいことを考えず黙々と目の前の作業に打ち込んでいると、頭の中の不純物が取り除かれていく感じがした。

 そうだ、僕は物書きになりたいなんて思っていたわけじゃない。そんなものは誰かから押し付けられた「物語」でしかない。いままでも「元ホームレス成功者になる」みたいなステレオタイプな物語を押し付けられたことは何度もあったけど、いつも心の中で蹴り飛ばしてきた。なぜ今回に限って勘違いしてしまったのか。


 福島では相馬市松川浦という観光地にある旅館に住んでいた。国からの補助があるので宿泊費はかからなかった。旅館だけあって飯がめちゃくちゃうまかった。直前までわりと本気で食うや食わずの生活をしていて、就業前の健康診断で「就労可能です」のハンコの横に「貧血症――経過観察お願いします」とか書かれるレベルだったけど、1か月で元の体重に戻れた。

 そしてこういう現場に集まる人間というのは基本的ろくでなしばかりである。入ったばかりの給料を数日で飲み代やパチスロに使ってしまい、すぐに前払い制度を利用するはめになるような、そんな人間ばかりだ。同じろくでなしとして、とても居心地がよかった。やはり自分はこちら側の人間だと思った。

 そんなわけでしばらくここに居着こうと思ったけど、東北の夏は意外と暑かった。僕はそれまで日本の東側に来たことがなく、東北の夏なんて京都盆地の夏に比べたら余裕だろとか思ってたけど、ぜんぜん余裕ではなかった。しかも仕事中は半袖作業服禁止で、手袋は三重、さらに安全長靴にヘルメット、高性能防塵マスクというフル装備で、炎天下の中、延々と作業するのだ。このままでは干物になってしまうと思い、涼を求めて北海道へ行くことにした。


 割のいい仕事をしたおかげで金はそこそこあったので、JRの青春18きっぷを使って道内をしばらく旅した。

 旅の途中、いろんな人に出会った。日本一周中のライダーチャリダー、本州でこういう人に出会う機会は少ないけど、北海道ではさほど珍しくない。彼らには独自の文化があるようだった。こういった旅人向けに格安で宿を提供するライダーハウスの存在も教えてもらった。ライダー専用のところもあれば、旅人なら誰でもウェルカムみたいなところもあるようだ。

 美瑛にある「蜂の宿」というライダーハウスはめちゃくちゃ居心地がよくて、しばらく沈没してしまった。同じように沈没中の旅人が多く、宿を出るときは少しバツが悪くて、朝早い時間、夜逃げのように出発した。稚内の飲み屋では一人旅の女性客に「函館に住んでるから着いたら連絡してね」と電話番号を渡された。でもいざ函館に着いて連絡しようとしたらだんだん死にたくなってきたので忘れてたことにして函館を後にした。小樽のライダーハウスではなぜかオーナーに気に入られて「上の階の空き部屋に住んでいいよ」と言われたけど、結局置き手紙だけ残して去ってしまった。

 そんないつも通りのあれこれがありつつ、最終的に札幌でクソボロいマンスリーマンションを借りて住み始めた。


 札幌では2年ほど暮らした。つまり冬を2回越した。

 石狩平野ドカ雪が多い地域で、昨日まで普通だった街の景色が、朝起きたら突然、一面の銀世界になっていることも珍しくない。人の背丈より高く積み上げられた道路脇の雪。凍った路面をすいすいと歩いていく人たち。数センチの積雪で大騒ぎになるような地域に住んでいた僕には、すべてが新鮮だった。海外を旅したときも自分がいかに世間知らずかを思い知らされたけど、同じ日本でも住む土地が違えばこんなに空気も文化も違うのかと思う。

 そうだ、僕はあまりにも世界を知らなさすぎる。ホームレス経験があるからなんだというのだ。「なんでも知ってるゲンさん」みたいなステレオタイプキャラクターはどこにも存在しないということがわかっただけじゃないか。インド東南アジアを旅したからなんだというのだ。日本の近所をちょろっと見てまわっただけじゃないか。アメリカにもアフリカにもヨーロッパにも行ったことがない。政治も経済も科学も宗教も、本当に何も知らない。

 もっと世界を知りたいと思う。いままで自分ひとりで知識や経験を積み重ねてきたけど、もう限界だと思った。独学には「体系的に学べない」という決定的な限界がある。だから大学へ行こうと思った。もっと世界を知るために、僕には高等教育が必要なのだ


 しかし僕は中卒なので大学へ行こうにも受験資格がない。まずは高認(旧大検)を受ける必要があった。とりあえず過去問ざっと目を通してみると、文系科目は特に対策しなくても合格点を取れそうだったけど、理系科目は壊滅的だった。数学なんて問題文の意味さえわからない。やべえよ。

 コールセンターWindowsテクニカルサポートの仕事をしつつ、参考書と格闘する日々が始まった。途中で何度も心が折れそうになったけど、数学が扱うのは実体のある数(かず)ではなく、数(すう)という概念なのだということがわかってから、唐突に理解できるようになった。数を感覚的に扱えるようになり、数式の手ざわりがわかるようになった。

 勉強時間の半分くらいを数学に費やしたおかげもあってか、本番の試験では90点を取れた。分数の足し算すらあやしかった状態からここまで持ってこれたのだから、まずまずの結果だろう。国語は無勉強で満点取れたので、読解力は普通にあるようだ。他人の評価は主観が混じるので話半分に聞くけど、こういう機械的な評価は信用できる。英語も無勉強で満点取れるかと思ったけど、2問ほど間違えた。どちらも穴埋め問題だ。自分でも文法力が足りてないことは自覚していたけど、やはりその通りだったようだ。他の教科もなんとか70点以上をマークし、無事、高認に一発合格した。

 これで大学受験の資格は得た。学力はまだぜんぜん足りてないけど、土台部分は構築できたはずだ。これからさらに何年かかけてこの上に知識を積み重ねていくとして、次に考えるべきは資金の問題だろう。無給で4年間大学に通うなら最低でも800万、できれば1000万は貯金しておきたいところだ。しかしこの額はさすがに札幌の労働単価では厳しい。やはり稼げるところに行くべきだと思い、住んでいた部屋を引き払ってまたホームレスになり(2年ぶり4回目)今度は東京へ向かった。

 ちなみに僕には家族も友達もいないので、こういうときバックパックに入りきらない荷物はウェブ管理可能なトランクルームに預けるようにしている。ダンボール1個分の荷物を月数百円で預かってくれて、いつでもウェブから出庫できるので、こういう生活スタイルにはとても便利な存在だ。


 いままであちこちを転々としてきたけど、東京に来るのは初めてだった。西成で暮らしていたときに山谷の話は聞いたことがあったので、まずはドヤで当面の寝床を確保する。西成みたいに1泊1000円前後で泊まれればしばらくそこで暮らそうかと思ってたけど、2000円前後が相場のようだったのでドヤ街からは早々に引き上げ、少し北上して南千住駅近くにあるシェアハウスの一室を借りて住み始めた。

 次は仕事だ。自分の持つスキルの中で最も金になるのは、やはりプログラミングだろう。上京する前にリハビリとして最新技術はひととおりさらっておいたし、その経緯を文章にまとめてQiitaに投稿しておいた。なぜかその記事は「文学作品」という評価を受けたけど。技術記事なのに……なんでや……。しかし職探しのときにその記事をポートフォリオとして使ったらめちゃくちゃウケがよかった。東京エンジニアが不足しているとは聞いていたけど、これほどとは。仕事も多ければ単価も高い。いままで自分が住んだことのある都市と比べると、京都・札幌の倍以上、大阪の1.5倍以上の単価だと思う。

 そんな感じで生まれて初めて金に困らなくなった(!)ので、まずは渋谷に引っ越した。JR渋谷駅ホームまで徒歩5分のマンションなので、主なオフィス街は自宅から30分以内で行けるし、渋谷にある会社ならもちろん徒歩圏内だ。ジュンク堂(東急)まで徒歩10分くらいで行けるのもすばらしい。近くに庶民派スーパーがないことだけが難点だけど、西友のネットスーパーに助けられている。いつも配送ありがとうございます

 次にPCを買い換える。生活スタイルの問題もあってここ数年はずっとノートPCを使ってきたけど、東京には腰を据えて何年か住む予定なので、ハイエンドデスクトップPCを買うことにした。WindowsLinuxどちらも使いたかったので、これまで通りデュアルブートにしようかと思ったけど、切り替えが面倒なのでWindows上の仮想マシンとしてLinuxを動かすことにした。開発は基本的にその中ですべて完結させるので、仮想マシンの中でさらに仮想マシンを動かす場面も出てくる。こういう使い方だとそれなりにスペックが必要だろうと思い、CPUはi7-7700K、メモリは64G積んだ。どうせハイスペックにするならいっそVR Readyにしようと思い、グラボは1080Tiにした。そんな感じでいろいろぶっこんでいったら最終的にPC本体だけで40万かかった。さらにDELLの34インチ曲面モニタ東プレの変荷重キーボード、HTC Viveとデラックスオーディオストラップ、等々、もろもろ合わせて最終的に総額60万以上かかった。半年かけて海外を貧乏旅行したときの旅費を軽く超えててさすがに草生えた。


 2017年末になってもVR市場は未だ揺籃期の様相を呈している。キラーコンテンツとなりそうなゲームはちらほら出始めているものの、起動直後の「おお! VRすごい!」からその後が続かないものが多い。

 そんな中で僕がハマったのはQuiVrという弓ゲーだった。ゲーム中で何度も繰り返す矢を放つ感触がとにかく素晴らしく、現時点で250時間プレイしている。まだアーリーアクセスだけど、毎週コンスタントアップデートが続けられていて、次々と新しい要素が追加されていくのも飽きない理由だと思う。でもその分バグが多く、プレイしていてだんだん腹が立ってきたので、Discordに乗り込んでバグ報告しまくっていたら、いつまにかベータテストに参加するようになっていて、いまではランキング上位プレイヤーのひとりになっている。

 Rec Roomもおすすめしておきたい。ユーザーコミュニティがとても活発なソーシャル系VRゲームで、RedditDiscordを覗くと、運営とユーザーが一丸となって、いいゲームにしていこう、いい場にしていこうと努力している様子がうかがえる。そのおかげか、マナーの悪いプレイヤーが非常に少ない。ハラスメント行為等はほぼ皆無と言ってよく、Fワードを使っている人さえあまり見かけないほどだ。ゲーム自体も、チーム戦のペインボールレーザータグ、協力プレイアクションRPGゲーム等、無料とは思えないほどのクオリティの高さなので、VR機器を持っている人はぜひやってみて欲しい。

 そしてそのRec Roomよりさらにコミュニティが活発なのがVRChatだ。もはや活発という次元を超えてカオスと言っていい。半年前に初めてログインしたときは10~20人くらいのユーザーがHub(ログイン直後のワールド)で適当にダベっていて、他のワールドにはまったく人がいない、みたいな閑散とした状況だったのだけど、今月初旬に同時ログイン数が1000人を超え、Discordオンラインメンバー数は2000人を超えた。現在は同時ログイン数3000人を超し、Discordオンラインメンバー数は4000人を超すような状況だ。どうも有名なYoutuberや、Twitchの有名生主といったインフルエンサーが最近こぞってVRChatを取り上げているようで、この爆発的なコミュニティ拡大はまだ収まる気配がない。デスクトップモードがあるので参加するだけならVR機器が不要だというのも大きいか。

 Rec Roomとは違いVRChatはコミュニケーション主体のソーシャル系VRゲームだ。ミニゲームは前者に比べて見劣りするものの、ユーザーカスタムアバターワールドが自作・公開可能で、これが海外のオタクたちの創作意欲を刺激したのか、黎明期ニコ動を彷彿させる盛り上がりを見せている。こういった事情によるためか、もしくは別の何かが彼らをひきつけたのか、実際のところはわからないが、VRChatのユーザーはほとんどが日本のアニメフリーク・漫画フリークだ。ユーザーカスタムアバターはそれらに影響を受けたものが多く、美少女キャラロボットモンスターが目の前を行き交う様は、まるで攻殻機動隊電脳空間のようだ。とはいえ現状では4chan的な文脈そのままの著作権ガン無視状態なので、前述の爆発的なコミュニティ拡大にともなって近いうちに問題になることが予想される。なんとかソフトランディングして欲しい。

 しかしこの未来感すさまじい仮想現実の世界にいると、なぜか昔のインターネットを思い出す。特にテレホーダイ時代の2ちゃんねるのことを。夜の11時を過ぎると一気に人が集まり、どこの誰とも知らない人たちと一晩中バカ騒ぎをして、朝になるとネット全体が静まり返っていた、あの懐かしきオールインターネット。VRChatをやっているとあの頃の記憶が蘇ってくる。ドイツ人ドイツ語を教えてもらったり、サウジアラビア人にアラビア語を教えてもらったり、台湾人に3Dマーカーペンで中国語を書いてもらって「おおー、漢字の意味なんとなくわかるー!」とか感動したり。そんな多種多様国籍・人種の人たちとアニメについて語り合ったり、アニソンをみんなで大合唱したり。MMDナイトクラブというワールドでMMDモデルダンスが見られるのだけど、ステージ上で踊る初音ミクを囲んで、みんなで一晩中踊り明かしたりもした。マジでなんなんだこのカオスな空間は。しかしこれだ。これがインターネットなのだ夜明け前の静けさと、どこか熱に浮かされたような興奮。それらが齟齬なく同居する、この奇妙な感覚。久しく忘れていたこの感覚を、強烈に思い出す。

 でもいちばん印象深かったのはラノベ朗読会だ。ある日、いつものように適当に外国人たちとダベっていると「いまからショーが始まるから来ない?」と誘われた。開かれた転送ゲートをくぐってみると、その先は100人以上収容できる劇場のワールドで、さまざまなアバターの人たちが観客席に座っていた。舞台上の主催者とおぼしき人は「みなさんお好きな席にご着席ください。いまから『転生したらスライムだった件』の朗読を行います」とか言っている。え、どういうこと? と思う間もなくショーが始まる。やたら渋い声で、VRならではの身振り手振りも混じえて、感情表現豊かに読み上げられていく、まだアニメ化すらされていない日本のラノベ(正確にはウェブ連載版の英訳版)。ああ本当に世界は広いんだと思った。自分の知らないことなんて星の数ほどあって、そのすべてを知ることは絶対にできないんだと、少し胸が苦しくなった。


 と、最近はVRの世界にどっぷりだったのだけど、遊んでばかりいたわけではなく勉強もしていた。特に英語だ。いままでリーディングリスニングについてはそれなりにできていたのだけど、文法力がないのでライティングスピーキングに関しては壊滅的だった。しかしVRを始めてから英語圏コミュニティ英文を書いたり、VRゲーム内で英語を話したりする場面が増えてきたので、文法を基礎からじっくりとやり直した。二十代の頃に文法をみっちりやったときは死にそうになるくらいしんどかったけど、今回はそうでもなかった。やはり目的があると吸収力が段違いだ。そのおかげか、ライティングに関しては文法間違いがかなり減ったように思われる。スピーキングはいまでもだいぶあやしいけど。客観的かつ機械的な判断が欲しいので、来月久しぶりにTOEICを受ける予定だ。10年前に受けたときのスコアは680だったけど、今回の目標は800に設定している。2年後くらいには900を目指したい。ここまで英語力を上げておけば、大学受験の際にかなりのアドバンテージになるはずである

 あとはやはり数学だ。英語の勉強が一段落したら、数Iの復習から始めて、数IIへ進む。僕が受験しようとしているのは文系(経済学部)なので必要ないかもしれないけど、余裕があれば数IIIに関してもどんなものかくらいは頭に入れておきたい。前回の勉強のときに、数学は小さな理解と小さな納得を積み重ねていくしかないということが身にしみてわかったので、この科目に関してはじっくり腰を据え、時間をかけて少しずつ勉強していくつもりだ。

 国語に関しては受験前に赤本で少し対策すればいけそうなので、あまり心配はしていない。その他の科目は最悪捨ててもいいけど、時間があれば知識を少しずつ補填していこうと思う。

 こんなやり方で本当に大学に行けるのかはわからない。すべてが手探りだ。たとえ行けたとしてもその先のことはわからない。この歳で「大学を目指している」なんて言うと、先のキャリアを見据えてのことなんだろうと勘違いされることが多いけど、僕の場合、本当に何も考えていない。大学で政治や経済を学んで自分が何をしたいのかなんてまったくわからないし、それが金になるとも思えない。卒業したあと食い扶持が稼げなくて野垂れ死ぬかもしれない。その可能性は決して低くない。以前と比べれば多少はマシになったように思えても、やっぱり基本的に僕はバカなんだと思う。

 でも同時に、それでいいとも思う。行動に理由なんていらないのだ、と。行動の理由なんて事前にいくら用意したところで、たいていの場合、それは建前やこじつけでしかなく、本当のところは後になってからしかわからない。ミネルバフクロウなのだ。後になってからしかわからないなら、後になってから知ればいい。いまは行動するだけでいい。そう思う。


 先日、久しぶりにKindleのストアページを見てみたら、あの24万字の本へのレビューが1件増えていた。

 やっぱり僕はこれでいい。こうして増田で誰に宛てるでもなく近況報告をしたり、Steamに長文レビューを投稿したり。誰が読んでいるかもわからなくて、でもたまに反応があったりして、それが少しくすぐったくて。

 特別なことなんて何も起きなくていい。夢も希望もなくていい。

 人生に物語は要らない。

2017-12-21

「バノン来日公演」4万8600円払って行ってみたら、ズッコケ

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53900

現在のところ、”breitbart.co.jp”は空きドメインとなっているが、”breitbart.jp”はすでに何者かが取得したようだ。もしかしたらバノン氏は、日本を「新たな市場」として虎視眈々と狙っているのかもしれない。日本でも本格的な「右派ウェブニュースサイト」が誕生する日が、近い将来やってくるのだろうか。

ダッシュで breitbart.tokyo おさえた。

一生売らない。

2017-12-18

anond:20171218162425

日本人が、日本文化が悪い・劣っているとは言わない、言いたくない。

ウェブと私達はあまりにも相性が悪かった・馴染まない文化を持っていた。

俺達は欧米人のような民主主義国も、言論の自由も望んではないなかった。

圧倒的大多数の人は、ウェブ憂さ晴らし快楽暇つぶし相手程度のものしか求めていなかった・

日本人というか東アジアはどっちかというと陰険陰湿な考えが多いと思うよ。日本特に閉鎖的な考えが強い。

昔のインターネットは、今みたいに大声出して他人中傷するような人は基本的に地下でやってたし

あんまりにも大きい声だしてる奴は即晒し者にされて家まで簡単特定されていたしね。

セキュリティが強まって匿名性が強くなった頃から、その陰湿な行動が表に出てきすぎたのが今の日本

何か意見をいうとまず誹謗中傷から入ってくるというのが、もう日本典型的なやり方になりつつある。

誰かを否定することで相手よりも優位に立ちたい、優越感を味わいたいという考えばっかりになってるね。

増田日記特にそんな感じ。

大型掲示板IDIP管理されてるけど、増田は言いたい放題にしてるヤツばかりだもの

日本人の底意地の悪さがよく分かる場所になってしまった。

さよなら日本インターネット。私達にウェブ異文化過ぎた。

インターネット空っぽ洞窟出版されたころ、ダイヤルアップ接続ウェブ空間に来た。

感動した、未来を見た。希望を感じた。

きっと世の中にとってプラスに働くだろうと感じた。

それから早四半世紀。

はてなは残念」と創業者に切って捨てられ随分立つ。

2ちゃんリンチ装置になったのは21世紀になって比較的早い時期だったし、

高尚な理想があったはずの日本語版Wikiインテリ崩れの自己顕示欲発露の為だけの空間になったのも早かった。

どんなサービスサイトが生まれても数年もしないうちに2ちゃん化し、

かつて隣組や五人組を連想させる息苦しい空間へと変質し日本語ウェブ圏は底質化していった。

スマホが現れ一億総ネット社会になったこの7-8年はもう語るに落ちた感がある。

この間テレビを見ていたら、

その原因の一部を担ったであろう西村博之はとうの昔に仏国暮らしと聞いて呆れると共に、

国内にいたら暗殺逮捕危険があるんだろうなと感じた。 

無責任匿名暴力というパンドラの箱を開けた当事者なんだから責任取れよと思う反面、

当事者が逃走するほど制御できない流れになったんだなと感じてる。

どこを見ても暴言人種差別ワード、消えたはずの差別単語だらけ

広告ポルノスキャンダルであふれかえるウェブ空間

国営放送有象無象のツイカスの戯言を下部に表示するようになったのも何時だったか

真面目に長文を書けば罵られ、おちょくられ、人格否定される。

ひどい時はプライベートを平気で攻撃してくるクズだらけ

炎上毎日のように起こり、どこかで誰かが人生破壊されてるこのウェブ空間

もうたくさんだ。

もううんざりだ。

商売ウェブから離れられないが、損害を被ってもいいか日本人相手ネットビジネスするのはもうやめよう。

そう感じて数年前からウェブは極力英語ドイツ語などに限定して使用するように心掛けた。




ここどこよ?

ってくらいの異次元空間

かにトロールと呼ばれるキチガイ粘着はいるが、同時にそれを許さないという人達もいる。

「長文はバカ」と言い放つ底辺ツイカスもいない、自己顕示欲丸出しの勘違い顔本バカもいない。

ある時南米人にきいたことがある。この差はなんだと。

日系移民である彼の言葉的を得ていた。

日本人倫理意識他人に見られることを前提に成立しているからじゃないかな」

神と自分関係倫理が成立する欧米集団の中での位置関係倫理が成立する日本人とでは

一人ぼっちで誰も見てないウェブでのモラルには根底から違いがあるじゃないかと話していた。

実際彼の親世代日本語がわかる日系二世)の顔本は、三世の息子が見たら軽蔑するたぐいの内容らしい。

 

日本人が、日本文化が悪い・劣っているとは言わない、言いたくない。

ウェブと私達はあまりにも相性が悪かった・馴染まない文化を持っていた。

俺達は欧米人のような民主主義国も、言論の自由も望んではないなかった。

圧倒的大多数の人は、ウェブ憂さ晴らし快楽暇つぶし相手程度のものしか求めていなかった

マスゴミと罵るネットクズは顔出し名前出しのテレビ関係者よりも一億倍もゴミだと言うことに気づかない

レベル馬鹿だった。

日本語ウェブ空間は終わった。国が中国みたいに規制をかけたほうがいい。

匿名リンチ文化を止めないと、早晩悲劇が続発して社会不安に一役買うのは間違いないだろうなと思う。

でも俺はもう知らん。日本人同士で憎み合って殺し合って社会不安煽り続けなさい。参加することをえらんだのは貴方だし

書き込んだのも貴方選択だ。他人のせいじゃない。

俺は反対した、拒否した抵抗はした。だからその時貴様らに死ねと言おう。

「彼らが最初共産主義者攻撃したとき」の感覚だ。

そう遠くない将来、ウェブ悲劇を生み出す装置となって多くの人に襲いかかるだろう。

結局21世紀の共産主義だったんだろうな。

この間ウェブアーカイブグーグルも含めて。日本語圏での自分関係する情報は全部消し終えた。

さよなら日本インターネット。二十年近くの間夢を見せてくれてありがとう

俺の日記反論を書き込むヤツ、お前は精神病だ。狂う前に病院へ行け。

賛成して書き込まないヤツ、英語勉強しろ英語が使えればまだウェブへの希望を捨てるのは早い。

真面目に語り会える人は英語圏はいる。彼らは得意な文化を持つ日本人尊敬の念を持って待ってる。

さようなら、私が好きだった日本インターネット

デジタルリテラシー

割烹着の人らしき人が、2ちゃん書き込み実験が上手く行かないことを質問していたようだった。第三者が掘り起こした。また、当該論文画像上の比較ウェブで行われた。論文画像がこの実験の肝だったわけだが。その画像再利用されていたようだった。某大学にもコピペ文化があったとか、なかったとか。この場合は、リアル上司の方が自死選択されてしまい、大変に悲しい結末になった。ナントカ細胞があったのか、なかったのか、はっきり分からない状態になった。紙としての実験ノート話題になった。

  

サンミュージック所属女性芸能人を始めとした数々の不倫報道SNS一種LINEを用いた連絡については、文字として証拠が残り、不倫行為の記録として活用されている。また、週刊誌デジタルで密会の様子を動画配信するようになった。

  

電通東大卒の才女。残念ながら、自死という選択をされた。過去に、過重労働ばかりではなくて、パワハラセクハラもあったということだった。SNS一種Twitter上に、彼女日記と同等と取り扱われる内容が掲載されていた。こういった裁判において、労災認定には年単位時間必要となるようだったが、世論を後押ししたのと、Twitter日記として裁判所判断材料とされたのだった。

  

自民党女性衆議院議員暴言デジタル機器によって秘書が録音。診断書と共に証拠となった。その音声は、ワイドショーなどで繰り返し流された。パワハラ暴言だけでは無くて、傷害があったので書類送検女性政治家から男性秘書への暴言暴行があったことが記録として残った。  

暴言を録音された関西私立大学理事長はいたが、暴言パワハラだけで終わったようだった。)

  

電通女性社員作家Facebook, LINE blog, twitterで、パワハラセクハラ告発前後ニュースサイトによる取材記事掲載。元電通女性社員の声に応えるように、裏付ける話が多く出て来ているようだ。そして、その結果、元上司男性Amazon書評にまで影響を与えている。

2017-12-17

どのスクリーニングサイト使ってる?

最近株を始めていろいろ試してるんだけどみんなはどんなスクリーニングサイトを使ってる?

自分トレーダーウェブってやつを使ってる。

PBRPERと売上増加率をみてるんだけど売上増加率が予想ベースの数値が優先されるらしいんだけど実績で前期比較の数値でスクリーニングしたい。

なんか便利なサイトがあれば教えてほしい。

2017-12-16

iPod Touchという傑作デバイス

iPod Touch (6th generation) が好きすぎる。

なんといっても軽い。

88gは現行のiOSデバイスでは最軽量だ。

から手に持っていても疲れない。

小さいのはよいことだ。

カードのように、2本の指でつまんで持ち歩くことができる。

画面が小さいことを自分はそれほど不便と感じない。

しろ、これでよいと思っている。

電子書籍を読んでいると、画面が小さければ小さいほど視線の移動が小さくて済むので、楽だと感じる。

Kindle Paper Whiteも持っているが、もうiPod TouchしかKindle書籍は読まなくなってしまった。

ものを書く道具として、これはかなり使いやすい。

最近iOS日本語入力はかなり改善されたと感じる。

ATOKはもういらないと個人的には思っている。

軽いので、立ったまま片手で物を書きつづけることができる。

フリック入力に慣れると、キーボードを使って各スピードとそれほど変わらなくなった。

8000字ほどのテキストiPod Touchだけで書くことも最近はよくある。

安いので、壊れたり失くしたりしても、緊急の時はその辺の電器店に行けば代わりが買える。

難点は、ウェブブラウジングもっさりしているように感じること、バッテリーがすぐなくなることなど、あげればきりがないが、これくらいの価格で、こんなに小さい端末なら、しょうがいかなと思っている。

ちなみにこれを使って音楽を聴いたことは一度もない。

iPod Touchの「本来の使い方」なるものがあるかどうか知らないが、音楽用のデバイスとして使われているのを街中でかなり見かける。

POSシステム用のサブディスプレイとして使われていたり、サイゼリヤ等のファミリーレストランの注文管理用端末として使われていたりする。

iPod Touchがなくなると困る企業結構あるのではないだろうか。


iPodはすでに終了したビジネスだといわれて久しいが、どうかiPod Touchは退役させないでほしいなと切に思う。

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