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はてなキーワード: なついとは

2023-02-07

役所国会議事堂死ぬ奴っていないのかな

経済状態精神状態が悪くてふっと死がよぎる時、まあまだ全然死ぬまでは何ステップもあるんだけど、

役所国会議事堂で国や政治への抗議のためにわざと死ぬ奴っていないのかな?と思う

自分が知ってるのは去年首相官邸前で国葬反対のために焼身自殺したやつと

だいぶ前に集団的自衛権関係新宿焼身自殺したやつくらい

意外と少なくないか

あと自分想像しているのはちょっと違ってて、思想信条に殉ずる強烈な抗議というより

「もう生きていけないな。どうせ死ぬなら死に様を抗議のために使おう」みたいなついでの死に方

生活保護を断られて役所の窓から外に向かって首を吊る

障害者差別した議員事務所前で障害者焼身自殺する

同性愛者への蔑視発言をした議員宅の庭先で周囲からいじめられた同性カップル服毒自殺する

コロナ対策で見捨てられたコロナ老人に張り紙をつけて国会議事堂前に捨てていく

「お前らがつくってる社会はこういう社会だ、お前らが普段目の前で死体を見ないだけだ」っていう、死体風刺画を完成させるイメージなんだけどあんまりいたことがない

パチンコ屋の便所で首吊ってましたみたいのはたまにあるじゃん

耳に入ってないのか報道されてないのか、自分はまだまだ元気で死を目前にすると人は抗議なんかどうでもよくなるのか

自死するような人は自責思考に陥りがちで、政治のせいだなんて考えないのかもしれない

まあ薬飲むわ

2023-02-02

anond:20230202184959

養子から養親への相続がやりにくかったり二人でそだてた別の養子への相続率が不公平になるとか、生殖不妊医療同意とか、なんかあんだろ、当事者じゃないからしらんけど。

近親婚はそもそも年上が年下を養育する関係上密着せざるをえないんだからわざわざ離れて対等なぞになろうとすんなよ

 

あと心情的な問題で親子だったら子がなついてこそ教育できるのに

それを性愛かんちがいする頭の弱い親が性虐待をしでかして事実近親婚っていいはるやつな

いわゆる『因習村』みたいなやつ、日本では近親婚を禁止する法律があってもめちゃくちゃ事実婚(というか強姦やらかしてたらしいか

合法にするまでもねえしなんならこれからもっと厳しく違法化しようとしてるよね

逆行すんなよ

から子、叔父叔母から甥姪への性虐待ダメ絶対

2023-01-31

anond:20230131145042

昔は「セックスさせてくれる美少女内面的にはママ」がありがちな男の理想像だったのが、「自分なついてる猫ちゃんがある日突然女体化した」ぐらいまで弱体化したのか…。

2023-01-07

anond:20230104083110

ホワイト環境に居続けているからこの手の女性愚痴がわからない...以外にないだろ。

会社では多様性を謳い、性別人種による差別はいけないものだと常日頃から教育される。

外国人と働くのも異性と働くのも普通にあることで、その人たちの助けを借りないとプロジェクトが進まない。

外国人差別性差別は一発でペナルティ対象から、そんなことをする奴はいない。

育休はフルでとるのが当たり前と誰もが信じているので、男でも女でも子供ができたら数か月育休でいなくなる。

家事育児もやって当たり前で、子供なついている。なんなら、母親よりなついている。子供父親の影響を多大に受けている。

噂の保護者会みたいな番組を見ていて、父親子育てについて話をするのは当たり前だと思っている。

...まあ、"現実の女"もわからんでもないんだ。

男女平等推進センターでやっていた子育て講座みたいなところに行ったら、参加者の大半は女性

話題の大半も夫が家事育児に非協力的なのでどうしたらいいかみたいな話が多くて、「もっと育児したい!」と言う人は俺くらい。

そこにいる女性陣の夫たちは家のことを全くしないのが普通で、子供にも関心がないみたいな感じだったな。

子供が幼いころは子供を連れて近所の公園に行ったり、近所の施設に行ったりしていたが、休日母親だけで引率しているというのがちょっと謎だった。

子供を通わせていた幼稚園父の日イベント普段土日仕事とか不定休とかの人がそれなりにいたので、土日仕事の人が多いだけかもしれんけど。

2022-12-29

anond:20221228070744

理解ある彼氏と同じ感覚なのはあってると思う。

それでもって、鈴木氏のその著書は読んだことがないが、週刊現代で読めたお妻様の話に結構シンパシーを感じていた。

俺も妻がやっていない家事をこれでもかってやってほどやって、俺が倒れたら困るのはお前だからな!みたいなモラハラバリバリでやってたことある

家事育児を率先してやる男性ほど男女平等否定的みたいな話があり、その原因はそういう男性家事育児にも競争原理を持ち込むからって話があったが、まさにそれ。

「僕がガンダムに一番うまく乗れるんだー!!!」という感じで家事育児もしていた。

子供自分しか懐かず、妻もかなり精神的に参っていたような気がする。

男女逆だと「夫が育児に協力的ではない」と周囲に愚痴とき典型的パターンにはまっていたわけだ。

倒れる前にお妻様の話に出会って、似たような感覚でやってぶっ倒れた人がいたことを知った。

それでもって、自分がやっていたのは単なる価値観押し付け理解して、まあ、やれるところでやってちょっと引く感じになったな。

今では子供も妻になついているので、早く気づけて良かったという話。

新小岩と言えばラーメン屋

お店辞める前に食べれて良かったけどまた食べたい。なつい

2022-12-19

anond:20221218112218

めちゃくちゃかわいい後輩じゃん!!!

褒めて褒めて伸ばそう

増田がドのつく無能じゃなければなついて役に立ってくれるよ

2022-11-21

anond:20221120124425

それはおまえが書くんだよ

作品があればみんなついてくる

2022-10-29

anond:20221029172131

現況報告

歌詞がとりあえずできた

あとは明日朝見て悶絶しなければコード進行決めてく

上げるのはSoundCloudになると思う

歌ってみた上げたなあ、まだ残ってんのかな

黒歴史すぎてなつい

Spotifyで命ばっかり聴いたわ

なるほどこういうのが好きなのね

米津がハチ名義でやってた前後くらいからかなあ、ボカロのアップテンポな曲ってこうファンク調?っていうか軽めのカッティングを多用するリフが多い気がするんだけど、何がルーツなんだろうね

てかこういう雰囲気独唱で出すのムズくね?

とりあえずクラップでもやるか、命ばっかりでもやってるし

でも俺リズム全然だめなんだよなあ、伴奏あってもずれるくらいだし

スマホメトロノームか四つ打ち流す?うーん

まあそこは考える

なんかそれっぽい感じのこと言ってるけど、まじで音痴なんで、そこはね、あれよ

2022-09-24

anond:20220924144749

10歳か

自分ショタコン疑惑も注意すべきだし

相手から見ても今はお母さん代わりかもだけど2年後もなついてたら危ういと思う

2022-09-18

20220918[アタック25]Next 2022年9月18日 40代大会 2022-09-18結果

BSジャパネクストで日曜昼などに放送

8月からは1時「半」から

BS1からボタン2回とか

ケーブルテレビSTBでは見られない場合が多いようなのでBSパススルーとか

地域によってはSTBで見られるようになったかもしれないので最新情報確認

 

今日の答え(放送とは表現が異なる場合があります

・01 [あるスポーツ名前]バスケットボール

・02 秋分 の日

・03 『ちはやふる

・04 窒素

・05 [ペア]2番と8番

・06 プレタポルテ

・07 [すべて]アフガニスタン ウズベキスタン カザフスタン タジキスタン トルクメニスタン パキスタン

・08 『男の子女の子

・09 ビスマルク

10 [近似値]2896171

11 琥珀(色 こはく(いろ

12ライムライト

・13 9

・14 リンドウ

・15 五木ひろし いつきひろし

・16 ウイーン 会議

17 図書館

・18 夏井いつき なついいつき

・19 マウスピース

20 香山リカ かやまり

・21 海王星

・22 きんぴら

23 [AC]学問(の自由

24 フーコー

・25 [3択]55(日

・26 ペリカン

・27 エルヴィス・プレスリー

28 第)二(種郵便物

・29 オットマン

・30e 東京(湾

・xx [ある国の名前]モロッコ

2022-09-08

anond:20220908200415

ニーターパンかめっちゃなつい単語キタwwwwwwwwwwwwwww

2022-08-07

anond:20220807000644

高校入学したとき一番がっかりしたのは、クラス可愛い子が一人もいなくて

2年生になってクラス替えをしたらむしろ状況は悪化して。

うちのクラス、ブスばっかだな。。とクラス男子同意見だった。

ブスだなと男子同士ではいっていても、クラス女の子と気軽に口を聞く習慣も勇気もなかった。

共学なのに、ただ一緒にいるだけ。

でも性への関心だけは異常なくらいあったので、好きなアイドル写真をみては

こんな子、うちの学校におらんかな、いたら告白するのになー、と嘆いていた。

そして3年生の修了式前、最後の授業が終わったときのこと。チャイムが鳴って

やった、これで卒業だと解放感で自然笑顔になった。

ふと、隣の席をみると、隣の女の子も満面の笑顔で、自然に目があった。

終わったね! 終わっちゃったね。高校生活

の子が話しかけてきた。

ばんざーいって感じだよ、と

返事をした。

あっという間だったね。高校。なんか終わっちゃうとさみしいね

の子が続けた。

んーそうなんだ。

と返したあたりで、ふと気が付いた。


初めて隣の子としゃべったということを。

そして、しゃべって初めて、その子の表情、瞳の輝き、目じりの、口元の動き、そして言葉が、

すべて一体となって形作る笑顔のさわやかさに気が付いた。

学校かわいいはいないと思っていたけど、

学校最後の日に、みつけたのは、

の子可愛いということだった。

背が低くて、太目で汗っかきで、鼻がまるまっちくて、ボブっぽい髪型女の子だった。

蛇足

8月13日記。品定めなんかして、やーね男子はこれだからクラス女子代表より!みたいなブコメトップにきていたのをみて、さら台無しにするような蛇足を記してみたいと思った。男子は、クラス女子全員NGみたいな感覚をそのままもって大人になっていくわけじゃない。俺のその後の物語にも何か伝えられるものがあるような気がした。壁に突き当たって苦しんでいるそのときは、切実な問題でも、時間が経って振り返ってみると、それはいつの間にか物語の一部になっていて、そのタイムカプセルに入ったいい思いもつらい思いも全部をひっくるめていとおしく思い出すことはあるんだろうと思う。

こっそり、その後を追記するので誰も見ていなくていいと思う。なお上記の文章は、トラバしたティーンの甘酸っぱい一瞬を切り取った元記事に、男子側に存在した感受性を返したところで完結している。以下は、そこからは完全にスピンアウトした俺の物語

学校最後の日に隣の子の可愛さに気が付いた話の後日談から始める。

最期の授業のあと、あっという間だったね、という、あの子言葉がずっと心に残っていた。帰りの電車のなか、あの子仕草笑顔が思い出された。

なぜもっと早く気が付けなかったんだろう。気が付いた時には、もう会えないのだ、という意味では、あっという間だったんだ、確かに

それに引き換え、「んーそうなんだ」としか返せなかった俺。それは鮮烈な喪失感だった。

卒業式の夜、卒アルを手にした俺は、最後の日の記憶を重ね合わせながら、あの子で一発抜いた。

あとから辻褄を合わせれば、このとき喪失感は知らず知らずに憧憬へと結びついていったのかもしれない。

時は流れ、すっかりそんなことは忘れていた。もうすぐ大学生活3年目になろうかという頃。

バイトの子セックスをした。

俺はどちらかといえばブサメンの部類だったが、なぜかその子なついてきた。

バイト先のいい感じのイケメン男子たちは、さくっと他の可愛い子を捕まえていた。ということで、余り者同士っていうのかな。。

ぽ っちゃり体形で外見コンプレックスを抱えた子だった。

私なんかブスだしデブから、誰も相手にしてもらえないんだよね、

という彼女体重は見た目、小柄ながら80キロくらいは有りそうだった。鼻の下にある大きなほくろが目立ってしまい、どうしても人の目線がいく。そんな他人視線をこれまでの人生でいやというほど浴びてきたのだろう。小学生男子だったら、やーい鼻くそデブ、くらいのことは軽いノリでいってしまいそうだ。

「いやーそんなことない、男子結構女の子のいいところに後から気が付くってことも多いんだよ、昔さ、高校最後の授業のときに、今までほとんど喋ったことのない子とさ、初めて笑い合ったことがあって」と思い出話をした。

彼女天井を見上げて微笑んでいるのがみえた。

増田君もさ、あなたのよさって見た目のカッコよさとかじゃないから、なかなか気が付かれないと思うんだよね、私は気が付いていたけど」

俺のいいところをしっかり見守ってくれていて、俺の生き方干渉しない、そういう彼女の接し方は居心地のいいものだった。

言い換えれば自分努力しないで、いいところだけ褒めてくれる、都合のいい女だった。居心地の良さを「好き」と言い換えていいのかは微妙だった。

それからというもの、その子から電話が増え、手紙が増え、あたかも俺の彼女のようにふるまうようになっていった。

デートするときは、バイトからは遠くかけ離れた場所を選んで待ち合わせた。街を歩くときちょっと離れて歩いたりした。

しかし、彼女の俺に対するふるまいが目に見えてハッピーになるにつれ、バイト先の同僚たちにバレないようにするのが、いよいよ難しくなってきた。

正直、俺は、笑い者にされるのが怖かった。お前、あのブスと付き合ってんのかよwwwwという同僚の声が呪いをかけていた。そういって笑われるのがオチなので、彼女との関係をひらすら隠していた。

びしっと決めた男の子可愛い子を連れて歩く―これが憧れの大学生活だったが、現実の俺は、何を着ても似合わずダサいファッションセンスで、地方都市無名大学

しかもつぶしの効かない文系就職にも不安を抱えていた。いざとなったら、実家食堂を継ぐかな、と甘ったれたようなことを考える、しょうもない大学生だった。

最悪、こいつと一緒になって家業を継げば親も喜ぶかな、それともデブの嫁は嫌がるかな。

一方、彼女は県トップ国立大学に在籍していた。

俺たちの関係は、周りにうすうすバレていて、陰できっと笑い物にしているんだろうと思うと、あえて耳をふさいでいた。

でも、内心、そいつが好きでたまらなかったので、ホテルに入っては、外で離れていた距離を取り戻すかのように、何度も何度もエッチをした。

次第に、周りの目線が気にならなくなり、いつしか人前で手をつないで歩くようになっていた。


そんな夏のある日、彼女が驚くようなことを告白してきた。

まだ正式じゃないんだけどね、と前置きしつつ、東京にある大手企業就職が決まりそうだという。

!!!何それ。お前、4年だったの?というか、年上だったのかよ!?

愕然とした。ということは来年の春には、お前は東京。離れ離れになっちゃうってわけ?

彼女はむくんだ人差し指で、鼻の下の汗をぬぐいながら言った。デブの汗は半端ない

わたしね、こんな見てくれでしょ。ずっと独りで生きていけるようにならなきゃって、覚悟して生きてきたんだよね。」

恐る恐る聞いた企業名は、海外にも名の知れ渡る大企業しか事務職ではなく総合職採用だった。さすが旧帝大の子は違う。身分の違いを思い知らされた。

ねえ、増田君、ちょっと先の話だけどさ、卒業したら、一緒に東京で暮らさない?

俺はフリーズしたデスクトップ画面で固まるマウスを動かそうとするように言葉を探したが、出なかった。

「お給料ももらえるようになるし、今よりおいしいもの食べれるよ。東京のオシャレなレストラン食事とか、楽しそうじゃない?」はつらつとした声だった。

いいな、お前は意気揚々としてて。俺みたいな三流文系、雇ってくれる東京会社なんかねーよ。そう思うと、くやしさと情けなさで胸がいっぱいになった。

と同時に、デブ女の稼ぎで、東京下町パチンコしながらヒモみたいに暮らしている自分の姿が脳内再生された。

お前さえよければ、実家食堂一緒にやるか、と思っていたけれど、俺の勘違いだったみたいだな、そんな言葉も出かかったが、何も言えないまま。

まいったな。一流大手かよ。こんな俺に人生預けられやしないよな。。

自身の甘さを突き付けられていた。

何もかも。ただ、俺になついてきているだけにみえ彼女は、しっかりとした人生設計を持っていたのだ。年上だったことも何も知らず、いい気になってた。

そして、ゴメン、俺ちょっと帰るわ、唐突にそういって、彼女と別れた。

その夜、彼女から電話が鳴ったが、俺は出なかった。翌日から手紙が何通もきたが、未読が積み重なっていった。

彼女電話無視している大人げない自分を恥ずかしく思いながらも、一方で根本的に自分人生を考えなければいけないという焦りが強まった。

デブ女を連れて歩くのがカッコ悪い、なんて思っていた自分を恥じた。何様だったんだろう。人前で手をつないだって一体何を克服した気になっていたんだろう俺。

彼女のほうがよっぽど堂々としていたし、しっかりしていた。

年上だって知ったときに、瞬間的に、俺は見くだされた、と錯覚した。見守られているというのは、錯覚じゃなかったかもしれないが、余り者同士というのは、俺が勝手に思い込んでいただけだった。それとも何、学生時代最後の思い出に年下の子と遊んでたってことかよ。つり合いがとれてない。俺、ダメだわ。絶望的な学歴コンプレックスに苛まれた。

彼女とは気まずくなって連絡をこちから返せないまま、それっきりになった。

今思えば、彼女ものすごく傷ついていたと思う。今だから想像できることだけど、当時はバカだった。バカにしやがってよ、と思っていた俺が心底バカだった。

俺は翌春、休学申請を出した。バイトでためたカネで、アジアアフリカ中南米を回った。

彼女が知らせてくれた東京の住所をたよりに、時折、現地から絵葉書を書いた。今、ここにいる、とだけ知らせるために。自分から去ったくせに、どこまでも未練がましい俺だった。

ブラジルでは、現地で意気投合した女の子とその日のうちにセックスした。そんな風に、成り行きでセックスした人数は、アジア中南米で4,5人くらいになった。

人種も外見も本当に多種多様で、外見コンプレックスって、日本だけの話じゃないかと思うほど、日本にいた時の美的感覚がすべてリセットされるかのような経験だった。隣の子にも無関心で口もきけなかったあの高校時代ブサイク女の子基準って一体なんだったんだろう。

言葉は、現地でバイトをすると、驚くほどのスピードで身についた。

帰国した俺は、ますます真面目に就職する気がうせた。

世界の人々の多様性を実感したという意味では、よい経験だったが、多様性などくそくらえな日本社会に順応するには、自分探しの旅は、却って迷わせるきっかけとなった。

日本社会は窮屈で生きづらい、という思いを却って強くしてしまった。変われた気がしたのに、ある意味で、何も変われていないことに気が付く。適応障害だった。

卒業してもふらふらと実家にいるのも気まずく、東京へ出た。6畳風呂なしのアパートで、バイトで食いつなぐ日々。

就職氷河期の真っただ中、夢を追いかけ、機会があれば海外へ出て2年ほど戻ってこなかった。自分人生を考え直すといっては自分探しをはじめ、却ってますます人生に迷っていた。

気が付くと、7年が経っていた。30にもなるのに、無職だった。昔、付き合ったデブ彼女のもとでヒモしていたら今頃どうなっていたかな、と夢想した。俺自身が変われない限り同じ結果か。

7年もたつと、彼女が同じ東京にいる、という確信すらなかった。総合職だし、今頃バリバリキャリアウーマンなのかな。想像できないけど。

当然、連絡もない。いい男をみつけたかもしれない。いや、あいつじゃ無理かな。。。なんてね。

片や、俺は野垂れ死に寸前の極貧生活。この頃の稼ぎは年90万~150万くらいだったと思う。一キロ178円のパスタと閉店間際に200円になった弁当けが頼りだった。

自分のみじめな境遇を恥じて、実家へは5年以上戻っていない。心配する母からは時折セーターなどの荷物が届いた。こんな手紙を添えて。

食堂をやったって全然構わないんだから。ただし一人じゃできない仕事なんだからね。伴侶を見つけなさい」

婚活スタートラインにすら立っていない俺は何もかも惨めだった。

そんなある日、バイト先の会社事業拡大の話が持ち上がった。扱っている商品海外展開らしい。

「ところでお前さ、英語得意?」とバイト先の上司がいった。

英語NYレストランバイトしてましたから少しは。あと、スペイン語ポルトガル語を少々。挨拶だけならスワヒリ語アラビア語、ピロートークならタイ語OKです、口説ますww」

というと、とりあえずTOEICを受けといてくれ、という。俺は営業社員として採用され、俺の7年間の極貧生活に終止符が打たれた。

英語は得意だと胸を張ったものの、TOEIC受験してみたら490点だった。最悪だ。バカであることがバレないよう、点数を隠したが、すぐにバレた。

しかし、毎回受け続けた。翌々年、まぐれで出した890点で頭打ちとなり、その後850前後で停滞。これで限界かな。さすがにTOEIC受験に飽きた。

点数などどうでもよく、仕事が猛烈に楽しくなった。慣れない英語契約文書と格闘した。会社は数年後、外資に買収された。

お金がない頃はいけなかった都会の風俗にも少し足を運んだ。30代になってお金ができて初めて風俗に関心を持った。

東京にはマニアック風俗が山ほどあって、ぽっちゃり専門店というのも立派なジャンルの一つだということを知った。昔、抱いた女を思い出した。

昔、付き合って別れた彼女が心の痛みになってときどきチクチクとした。

気が付くと、34歳になっていた。社会人になると、時間が経つのが早い。遅咲きの新人だった日々はあっという間に過ぎ、いつの間にか、下をみれば部下がいた。

今もあいつは、東京にいるんだろうか。これだけ広いとどこかで偶然にすれ違っても気が付かないよな。気が付くと彼女のことを思い出すことが増えた。

ある日、酔っぱらって帰ってきた夜、昔の写真やら手紙無造作に突っ込まれ段ボール箱をひっくり返した。確かあいつのメールアドレスがどこかに書いてあったはず、と思い出したからだ。

酔った勢いで、メールした。「久しぶり。まだ東京にいるの?俺も今東京で働いているよ」とたった一行。

送信ボタンを押したあと、ドキドキが止まらなくなった。

俺は一体、あいつに何を期待しているのか。。俺のことなんかとっくに忘れてるに違いない。今頃ひとりで何を思い出にひたって、恥ずかしい俺、と。

翌朝、返信が来た。

かなり長いメールだった。

送信タイムスタンプをみると、4時12分。夜更けまでかけてしたためたメールだったことが伺えた。

今、東京には住んでおらず、地元に戻っていること。最初総合職として入社した大手企業は、課長補佐試験を受ける前に、心身の不調で諦めたこと。

そのあと関連会社へ出向、そして転職したが体調を崩して心療内科に通院していたこと、今は小さな会社事務職をしていると。

今ハマっている趣味のこと。15年間の人生がつづられていた。総合職、やっぱり男社会は厳しかったのだろうか、つらい挫折経験したこと行間に読み取れた。

ちなみに体重ちょっとだけ増えちゃったの、という。男関係は何も文面に触れられていないが、独身確信した。

増田君は今どこ?何してるの?」

「会いたいよ」

居ても立っても居られず、翌日、新幹線地元へ戻った。

ほぼ15年ぶりに会う彼女は、ちょっと太ったどころではなかった。巨漢に成長したというべきだった。

36歳。20代のつややかさとハリは、やや失われていて、いよいよ年増の兆しが顔のたるみ具合にうかがえた。

10年前、親にお見合い写真を作ってもらったの、ほら。この時がベスト体形だったわ、彼女はそういってみせて笑った。

その写真には鼻の下のほくろが写っていた。それは目の前の今の彼女には、美容整形痕跡けがわずかに残っているだけだった。

増田君、”新人”としてがんばってるんだね。社会人としては私のほうが先輩ね」

人のいいところを相変わらずよくみている。俺が今の仕事の話をすると、彼女はフフっと年上の表情をのぞかせて笑った。

居酒屋で二人で同窓会をしたあと、セックスした。

翌朝、朝一の新幹線。別れ際、俺は言った。

なあ、今すぐ返事しなくていいんだけど、一緒に東京で俺と一緒に暮らさない?

東京のオシャレなレストランで一緒にメシ食いたいって、以前、お前言ってたよな。事実上プロポーズだった。

「いっとくけど、15年の間、ずっと健気にあなたのこと待っていたわけじゃないからね!」これが彼女の返事だった。

そういわれて、俺は15年間、彼女面影を探していた気がした。それは学生の頃のように、「いいところだけみてくれる」女に甘えたかたからなのか。でも、新幹線に飛び乗って会いに行った俺はそれだけでは説明がつかない。それとも、経済的に自立して、やっとつり合いがとれるようになったという自信なのか。同じ人生を歩みたい。それは、どこからわいてきた思いなのか。

大手から内定もらって意気揚々としていたあの頃のあいつと、心に包帯をまいて必死に生きてきた今のあいつと。


それから1か月後、彼女を連れて実家へ行った。100キロ近い巨漢を前に、母親がのけ反りそうになっていたのが可笑しかった。

「お前、こういうのが趣味だったの。。。。」母親がつぶやいたのを、今でも忘れない。

俺たちの結婚後、まもなく父が急逝した。家業はついに店じまいとなった。一方、嫁姑問題杞憂で、俺たちが結婚して、つい先年に母が他界するまで良好な関係だった。

この俺の人生は、ふぞろいの林檎たち1983年放送山田太一脚本)の、西寺実と綾子の物語へのオマージュでもある。

天才柳沢慎吾中島唱子への敬意を表してとりあえず締めくくる。

2022-06-04

anond:20220604000902

一番大事なことは子供なついてくれるかどうかだ。それと旅行中に誘っちゃだめだぞ

anond:20220604000902

一番大事なことは子供なついてくれるかどうかだ。それと旅行中に誘っちゃだめだぞ

2022-05-10

日記

今日はある女性の話を親身にきいた

13-20歳まで性交ではなくても性的行為をされていたそうだ(性交同意年齢も性的行為同意年齢もなぁ…)

田舎で夏にいとこの家に預けられていたときいとこの「おにいちゃん」にあこがれてなついていて関係?がはじまった

18歳ごろから自営で働いて家を出た

23歳の現在になって、実家にいとこがきた

なんかロミオメール的なものがきたらしい

女性は今になってみると10歳も下の子供に手を出す男は嫌いになったそうだ

でも断ると報復を恐れていた(うっかりばらされると親が泣く)(結婚式にも呼びたくない)

こちらのアドバイスとしては

当時おたがい未成年でも←?年下に手を出した男が悪い。

成年してたらよけい相手が悪い。

性交しなくても小学生妊娠はあり得た。

うっかり妊娠してたら親は泣くどころではなかったと思う。

まあ親が泣いたところで愛する子供を汚されたとかではなく、

自分の目が行き届かなかったことを悔いて、あるいは単なる人間の弱さを目にしたショックで泣くのだろうし、

それはそのとおり自省してもらうべきなので今からではどうにもできん。というか日本性犯罪回避子育てが鬼レベルに難しいのが悪い。

だが性交までしなかったのは相手にも最低限の理性があったのだとおもうしかえって挽回やすい。

から大人の付き合いをしてもいいのならロミオメールに思ったとおりに返事すればいい。

付き合おうとはとても思えないなら普通カップルの別れ話として

「今仕事がいそがしいのでそういうの考えられない」とつげたあとでブロックでOK。

結婚式相手出身地大都会ハワイで挙げろ。親だけ呼べ。

なにもひけめに思うな。

 

そして二人でいいあったのは日本はさっさと性的行為性交同意年齢を引き上げるべき。

よほど親の保護に欠ける小学生スマホを通したパパ活ではなく公的機関保護をもとめられるようにすべき。

 

2022-05-04

犬にも気持ちって通じるんだな

広島田舎住まい

近所で、通行人にすぐ吠えるので有名な犬がいるのだが、

気性が荒いと飼い主もわかっていて、

基本的にずっと鎖につながれていて、道から5Mは離したところで飼っている。

自分はなぜかその貫禄のある犬が好きで、

通勤帰宅時間に、いつも口笛とか手振りであいさつしてたのだが、

2年くらいした今日GWということもあって

昼間に初めてその飼い主と犬に道端で出会った。

すると犬がしっぽを振って無言でなついてきた。

飼い主のおばさんは

「え!?

みたいな感じで絶句している。

「どうしたんですか?」

と聞くと、

「この子が知らない人になつくの初めてみた・・・笑」

みたいなことを言っている。

へぇ~え。

たぶん2年間ずっと挨拶してたからだろうか?

犬はふだんの凶暴さがまったくなく、

ツヤツヤして落ち着いた対応で、嬉しそうだった。

犬にも気持ちって通じるんかな。

2022-04-29

祖母の命日に訪ねてくるおばさんが嫌い

母方の祖母が亡くなって6年になる。

いつでも私たち家族の中心にいた。大好きな祖母だ。

祖母聖人君子ではなかったが、なぜか昔から人に好かれる性質のようで、私が物心ついてから記憶でも、近所の人に好かれていた。

しかし、祖母は癌を患っていよいよといったときに「私が死んでも誰にも言わないでね」と願った。

実際のところ、祖母は「周りの人」などどうでもよかった(何なら面倒だった)のだ。

私たちはその通りにした。

祖母が死んで2年経ったときSさんが訪れた。

Sさんは、私の母より少し年上くらいの年齢で、祖母若い頃(3,40代か))からの付き合いらしい。

祖母によくなついていたそうで、母や叔母とも親交がある。

Sさん祖母が死んでいたことに大変なショックを受け、これまで別に祖母の家に毎年来ていたわけでもないのに、

それから毎年、祖母の命日にやってくる。

「私の目の黒いうちは来るわ」などといって。

から毎年、祖母の命日はSさんのもてなしに時間を割かれて、最悪だ。

家族のだれも、祖母を手放したくなくて、未だに骨壺をリビングに置いているが、Sさんが来る日は、祖母を別の部屋に隠す。

Sさんはただおしゃべりに来る。

最近お菓子はどこもおいしくないわよね」といって、私たちが前日から準備したメジャーメーカーケーキに手も付けない。

いい年こいて、人に言えない関係の男に私の家まで迎えに来させる。

その男は、祖母の命日だというのに、自分母親の話を私たちに自慢する。

数々の無礼に、気疲れに、前後合わせて一週間無駄にさせられている。

私は祖母のことを考えない日がないから、祖母の命日を覚えてないのに、「Sさんが来る日」として覚える。

最悪。最悪過ぎる。

いつまでくるんだ、Sさん

別に祖母は、あんたのこと好きじゃなかったし、なんなら馬鹿にしてたよ

ちょっとおかしいとこあるよねって。

七回忌を機に断るように母や叔母に言ったこともあるが、

Sさんの「ちょっとおかしい」ところに疲れてしまって、アクションを起こさない。

母や叔母の世代で決着つけるか、Sさんが先に死ぬかしてくれないと困る。

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