はてなキーワード: その男とは
女に経済力を求める男が嫌とも、女に容姿・若さを求める男が嫌とも思わない。
無職男がハイスペ女に養ってもらいたくて経済力を求めていたら、その男の劣っているところが嫌だし、
容姿が醜いおじさんが若い美人を求めていたら、その男の劣っているところが嫌だ。
劣っていたら嫌だ。
フルスタックエンジニアを2000万円で募集していても腹立たないけど、400万円で募集してたらふざけてんのか死ねって思うような感覚に近い。
雇用関係を逆にして、年収800万は最低でも欲しいって要求する社内ニートの無能労働者にしてみても近いかも。
自分が提供できる価値が低レベルなくせに、相手に高レベルの提供価値を要求してたら、普通に死ねと思う。死んでもらっても親しか泣かないでしょそういう奴。
提供価値が高ければ腹も立たないし、外野があれこれ言う前にさっさと釣り合う人が出てきてマッチングして市場から退場していくもの。
女に経済力を求める男が嫌とも、女に容姿・若さを求める男が嫌とも思わない。
無職男がハイスペ女に養ってもらいたくて経済力を求めていたらその男が劣っているところが嫌だし、
容姿が醜いおじさんが若い美人を求めていたら、その男の劣っているところが嫌だ。
劣っていたら嫌だ。
フルスタックエンジニアを2000万円で募集していても腹立たないけど400万円で募集してたらふざけてんのか死ねって思うような感覚に近い。
年収800万は最低でも欲しいって要求する社内ニートの無能労働者とかにも近いかも。
自分が提供できる価値が低レベルなくせに、相手に高レベルの提供価値を要求してたら、普通に死ねと思う。死んでもらっても親しか泣かないでしょそういう奴。
その昔、ある国にシンデレラ(灰被り)というクソ野郎がいました。どうしてシンデレラというのかと言いますと、彼女は母親の葬儀で自身の頭に遺灰をかけたのでありました、その様子から灰被りと呼ばれており、本名を失ったのです
妻に先立たれた夫もまたクソ野郎で、葬儀の翌日には三つ歳下の女を騙し、身体を重ね、結婚まで
血の繋がっていない姉と妹が出来たのです
数日経つや、「離れがあった方が便利じゃないかしら」と庭にあったシンデレラの母親の墓と墓のそばにあった樹齢何百年の木を伐採し、離れの建設を強行しました。
そんな、クソ野郎の一家にある日城から舞踏会の知らせが届きました。が、姉はシンデレラが読む前に「お前が行けるわけねぇだろ」と知らせを破いてしまいました。「最初から行くつもりなんかねぇよ。地獄にでも行った方がマシだ」とシンデレラも行く気はさらさら無かった様ですが…
そうして、出産のため母親が入院した日に姉は舞踏会へ行ってしまいました。庭では相変わらず、離れの建設が進んでいました。
そんな事も考えましたが、シンデレラは止めました。そこへ突如、魔女が現れました
「シンデレラよ、どうして舞踏会に行かないんだね?」魔女は聞きます
「てめぇに言ったとこで何になる?」
すると、シンデレラはなぜか宝石のようなドレスに包まれてしまったのです
「舞踏会に行かなければ、そのドレスがお前を殺すよ。さあ、行ってらっしゃい」
流石にこんな所で死にたくはないシンデレラ、しぶしぶお城へ行くことにしました
お城では姉と同じようなクソ野郎が一夜の出会いを求め、踊り狂っていました。誰一人として本心で他人を褒める者はおらず、内心は皆「自分が世界の中心だ」とばかり思っているようでした
シンデレラは踊らず、部屋の端でタバコを吸いながら時間を潰してました。そこへ、誰よりも派手で高級な礼服を身につけた男が「お嬢様、踊らないのですか?」と話しかけました
答えました。男はなぜだか一目惚れしてしまいまして「じゃあ、別室でもおっと楽しいことしましょうよ。ほら、来るんだ」と無理やりシンデレラを城の別室に連れて行こうとしました。しかし、シンデレラは咥えていたタバコを手に押し当て
「手が滑りましてよ」と笑いました
タバコを押し当てた時の声があまりに情けなかったものですから、誰もその男とは身体を重ねる者も踊る者もいませんでした。もちろん、そんな憐れな男がこの城の持ち主である王子さまである事も誰も知ろうともしません。
やがて、飽き飽きしたシンデレラは靴を階段へ放り投げ、素足で家へと帰りました。靴はガラスだったので、粉々に砕けてしまいました。
翌日、下人が城を掃除していると片方だけの靴を階段で発見しました。明らかにこれは変だなと思い、ひっそりと靴を調べてみるとなんと致死量の猛毒が塗られていたのです
これは王子を殺害するために違いないと城の中で噂が広まり、やがて大規模な調査が行われることになりました。調査と言っても、単純なもので
靴のレプリカを作成し、サイズがぴったり合った人を容疑者として投獄するというものでした
そして、次々にサイズの合うだけで人々が投獄されていきました。中には舞踏会に行って無かった人もいましたが、嘘に違いないと無理やり連れていかれてしまいました。
やがて、シンデレラの家にも調査がやってきました。それは退院した母親と子供を皆で眺めている時です、姉はもちろんサイズは合いませんでした
なので残りはシンデレラのみでした。そうして、シンデレラに姉は呟いたのです「あなたには現世より地獄お似合いなようね」と
が、私は舞踏会に行っていない、証拠に家のどこにもドレスが無いからと無実を訴えました
しかし、王子さまはゴミ箱に捨てられたタバコの空箱を見せ「これはあの時、犯人が吸っていたものと同じ銘柄だ、なぜなのかな?」と言いました
すると、シンデレラはニヤリと笑って
「やっぱりあたいは死神と踊りたくなっちまったよ。ね、王子さま」と言いました
王子さまたちが気づいた時には既に手遅れでした
足元に転がった手榴弾はシンデレラごと、王子さまを爆破したのです。
時刻は正午を回ったところでした。街に鐘が鳴り響き、住民たちは昼食に祈りを捧げていました
飛び散った靴の破片は凶器となり、やがて誰かを傷つけるだけの悲しい破片となり、誰もそれの元の姿など想像しませんでした
おわり
男らしさとは社会的強者としての経済力、その対としての女らしさとはその男を魅了することができる容姿・若さのことを指しているという前提で、書いてみたい。
男らしさを降りた男とは、経済力や甲斐性等を放棄した男である。
女性の脱コルのように、異性からモテなくなることを受け入れているのならともかく、大多数の男はそれを受け入れられない。
なので多くの男は男らしさを安易に捨てられない。
しかし男らしさを捨てたとしても、その上で女からモテる条件があるとしたら、どうだろうか。
性的魅力とは、現在の多くの女性たちが実践しているように、美容やファッションに気を使って、異性に気に入られるように媚びを売り、性的に魅力的な存在になることである。
(性的魅力を努力によって手に入れることができるのは、一定レベル以上の顔とスタイルという土台をもった男女だけではないか、という話はややこしくなるので置いておく)
「男性の外見的な魅力とは清潔感があるかどうか」なんて低レベルな議論をしているはてな界隈は、はっきり言って40年は遅れている。
清潔感があるのは当然の話で、その上で性的魅力を身に着けるという話にどうしてならないのだろうか。
このことを本能的に分かっている男子は、10代の頃から女子並みに美容に興味を持って魅力的な自分を作るために努力している。
性的魅力を持った男性は、旧来の男らしさとしての経済力もマッチョイズムも何もかも必要ない。
むしろ女性に媚びを売る存在になるためには、それらの要素は邪魔となる。
女性の経済力や発言力や影響力が増えれば増えるほど、男の「顔」の価値は暴騰する。
10~30代の若い男性の6割が専業主夫になりたいと考えている。
これはどういう意味かというと、経済力のある女性から選ばれるための性的魅力が大事だと考えている男性の方が既に多数派になっているのである。
ちなみに、反転は無理なんだよ
男の自己中心的な願望が成立する
一部の反転は出来る
ときに少女漫画のヒロインにすら向けられる性的役割という憎悪を想起させるような記号はない
あるんだが・・・女に不快感をトロフィーヒロインに相当するものは、それなりに男らしくある必要がある
女性にとって性的魅力のある男性像というのは、男性からも好ましいもので
男に不快感を与えるような男性像は、女からも不快な男になってしまう
そして、創作においても、女性自身が性的役割において「女性らしい女性」を描き、それを好ましいと表現する
反転が成立するには、女性自身が自分で性的役割を好ましいと内包しつつ、そこに確かにメリットが存在し
社員食堂?で働いてるアラサーのフリーター弱者女がそこの社員に恋をする→偶然その男のSNSを見つける→相互になる→その男が大阪に異動になる→弱者女も狂って大阪に引っ越す みたいな…
知ってる人いたら教えてほしい
私、旦那ともに30代。子が1人。
付き合ってからは10年、結婚してからは5年、子供が生まれて2年目。
旦那に性欲を向けられるのがつらい、というか不快。朝からする話じゃないな、ごめん。
「疲れて私の性欲が薄れた」とか、「コミュニケーションのノリで下着に手を突っ込んで尻や性器を触ってくるのが嫌」とかいろいろあるんだけど、1番はもっとシンプルな理由。
「太ってきたその見た目が無理」。
別に顔は悪い方じゃないから、食べ物とか生活リズムを気をつけたらいいのにそれをしない。
○○ダイエット(食べる前や後に特定のものを食べる的な)を何個もやって何一つ続いてない。
深夜まで起きてはお腹空いたとお菓子や菓子パンを食べて、朝遅く起きる自由な生活。
付き合った当初から小太りと言えばそうだったんだけど、ここ数年は輪をかけて太ってきた。
私は同じ30代だけど、妊娠出産育児復職とこなしても体重はほぼ変動してない。
それは体質もあるかもしれないけど、日頃から食べ物のカロリーに気を使い、家でできる範囲でストレッチや筋トレをしてるから。
それ以外の見た目、例えば髪や肌だって綺麗に保つべく時間とお金をそれなりにかけてる。
その私に対して、何もしていない努力していない旦那が欲情してくるのが腹立つ。
旦那は綺麗で可愛い女を抱けるのに、私は太って醜い奴に触られまくるわけよ。
何のメリットもなくない?
お前、その腹鏡で見たか?
横になって前戯求められてる時、私の視界にお前の何が何が映ってると思う?
二重アゴ、なんか首の付け根で肉が集まってできたよくわかんないシワ、腹が大きく突き出して、腰骨の下だけ引っ込んでグロテスクにすら見えてくる性器があって、太ももはまた肉がついてるからやたら太くて。
気になりだすと止まらない。
よその男が太ってるのは別にどうでもいいけど、隣に立つ男が太ってるのは嫌なのよ。
太ったが故に凄まじいイビキで寝られるのイライラするのよ。
正直言えば金銭トラブルとか病気を持ち込まないなら、外で発散してくれても構わないと思ってる。
ただ本人は「私と」「毎日でも」したいって言うからそれを言えない。
ちなみに体型問題に関しては何回も本人に言ってるし、真面目に伝えても怒っても泣いても宥めても結局変わってない。
朝は各自好きな物、平日の昼は私はお弁当持参してて旦那は在宅だから知らん、夜は大体同じもの食べてる。
休日は昼夜同じもの食べてるのに、間食はまぁ私もすることあるのに、私は痩せてて旦那は太ってる。
筋トレもリビングでやってるし、私が気を使ってるのは旦那も知ってるんだよね。
でも別にやらん。
私、旦那ともに30代。子が1人。
付き合ってからは10年、結婚してからは5年、子供が生まれて2年目。
旦那に性欲を向けられるのがつらい、というか不快。朝からする話じゃないな、ごめん。
「疲れて私の性欲が薄れた」とか、「コミュニケーションのノリで下着に手を突っ込んで尻や性器を触ってくるのが嫌」とかいろいろあるんだけど、1番はもっとシンプルな理由。
「太ってきたその見た目が無理」。
別に顔は悪い方じゃないから、食べ物とか生活リズムを気をつけたらいいのにそれをしない。
○○ダイエット(食べる前や後に特定のものを食べる的な)を何個もやって何一つ続いてない。
深夜まで起きてはお腹空いたとお菓子や菓子パンを食べて、朝遅く起きる自由な生活。
付き合った当初から小太りと言えばそうだったんだけど、ここ数年は輪をかけて太ってきた。
私は同じ30代だけど、妊娠出産育児復職とこなしても体重はほぼ変動してない。
それは体質もあるかもしれないけど、日頃から食べ物のカロリーに気を使い、家でできる範囲でストレッチや筋トレをしてるから。
それ以外の見た目、例えば髪や肌だって綺麗に保つべく時間とお金をそれなりにかけてる。
その私に対して、何もしていない努力していない旦那が欲情してくるのが腹立つ。
旦那は綺麗で可愛い女を抱けるのに、私は太って醜い奴に触られまくるわけよ。
何のメリットもなくない?
お前、その腹鏡で見たか?
横になって前戯求められてる時、私の視界にお前の何が何が映ってると思う?
二重アゴ、なんか首の付け根のよくわかんないシワ、腹が大きく突き出して、腰骨の下だけ引っ込んでグロテスクにすら見えてくる性器があって、太ももはまた肉がついてるからやたら太くて。
よその男が太ってるのは別にどうでもいいけど、隣に立つ男が太ってるのは嫌なのよ。
太ったが故に凄まじいイビキで寝られるのイライラするのよ。
正直言えば金銭トラブルとか病気を持ち込まないなら、外で発散してくれても構わないと思ってる。
ただ本人は「私と」「毎日でも」したいって言うからそれを言えない。
ちなみに体型問題に関しては何回も本人に言ってるし、真面目に伝えても怒っても泣いても宥めても結局変わってない。
朝は各自好きな物、平日の昼は私はお弁当持参してて旦那は在宅だから知らん、夜は大体同じもの食べてる。
休日は昼夜同じもの食べてるのに、間食はまぁ私もすることあるのに、私は痩せてて旦那は太ってる。
筋トレもリビングでYouTubeでそういう動画つけながらやってるし、私が気を使ってるのは旦那も知ってるんだよね。
でも別にやらん。
※タイトルは自分の考えによるものであり、「世間的にこう思われている」と主張するものではありません
この文章は男性性を攻撃する為のものでも、女性性を攻撃する為のものでもない。
私は数年前から「正しく」生きていたいと思うようになった。それでニュースを見たりそのニュースへの反応を見ていたりしていたのだが、1つ問題が出てきた。
私は男性だが、その男性性はよく(ネット上では)「厄介なもの」だとされており、更にそこに書かれていることはある程度自分にも心当たりがある。そう、正しくなろうにも私は既に原罪を抱えていたのだ。
ただ、まだそれで男性アンチに回ろうとも絶望して死を選ぼうとも思わない。心当たりがあるので罪人なのは否定せずとも、罪人にも弁護する権利があるはずである。
さて、これがまた難しいものだった。
「女性性」について考えようにも私の「男性性」が邪魔をするのだ。
まず、私は当事者ではない。「男性性の原罪」の影響で異性についての考えにバイアスがかかる。罪人が何かを主張する権利はあっても、その主張が本当に正しいものかは考慮すべきだ、というような感じだ。
更に、仮に「女性性の原罪」が存在するとして、それは恐らく男性性のソレより派手で目立ったものではない、ように見える。そうなるとその罪が女性性によるものなのか人間固有のものなのか判断がしにくい。
例えば、男性にも女性にも暴力性を抱える人は存在するが、男性の方が派手で目立ちやすいというような現象の逆が私には思いつかなかった。
そして最後に、私は被害者のことを同情的に見てしまうクセがあるのだが、そうなるとやはり「女性性の原罪」からの被害を受けた男性より「男性性の原罪」の被害を受けた女性の方が多く見つかるのである。結果としてやはり女性の方に同情的になってしまう。
さて困った。私は男性を否定し、攻撃するつもりはない。なんなら、私以外の男性も自らが抱える「男性性の原罪」の被害を受けているとも思っている。自分の「原罪」による失敗を悔やんだり自己嫌悪した男性は多いだろう。
しかし私は他人ではなく本人なので、「原罪」による影響に抗う余力が残っているかどうかがわかる。自分の罪を認めることにあまり抵抗はないが、しかし自分だけが大罪人であると考えるのも短絡的で、辛い。
なのでカウンター的に「女性性の原罪」を考えて自分の罪悪感を少し軽くしようと思ったのだが、結果は上の通りである。
30後半でDTで身長は165未満の俺でも30前半の他人から美人と評価され、優しくて、ボケとツッコミができて、料理ができて、おっぱいが大きい、理想郷のような彼女ができた。
こう書くと妄想みたいだけど、マジなの。欠点は、ちょっと内臓に軽い持病があって、歯並びが悪くて、家族と甥っ子を溺愛しててデートが潰れるくらい。
アプリの使用期間は3ヶ月。マッチングアプリのマッチ率は10%なかった気がする。withとオミアイの2つを使っていたが、無料ポイントでできるいいねを限界までやって1マッチするかどうか、という感じだった。無料いいねは10はできてた気がする。
そして年齢の下限が31だった。20代とは義理マッチが一度あっただけで、メッセージのやり取りまで行っていない。
本格的にメッセージのやり取りができたのは2割か3割くらい。「はじめまして~ご趣味は~」みたいなテンプレラリーで終わる人の方が多い。
なので、厳密に「マッチ」したと言えるのは5,6人だと思う。
コツとしては、やはり相手女性のフィルターにかけることである。私は高身長、高収入を条件に入れている女性を外していた。途中から20代も外した。(実家ぐらしも外した方がいい。受け身すぎて会話ができない人が多い)
条件に30代可といれていても、やはり近い年の男性を好む女性がほとんどである。自分と前後2,3歳、当然に年上も可のつもりで探さなければならない。
女性は何もしなくても様々な男からいいねがくる。いいねをつけてくれた男性から選ぶのだ。男性は違う。男性にくるいいねは、10歳以上年上の女性からだ。
そして「いいね」の回数は制限(又は要課金)がある。いかに、マッチ確率の高い女性へ「いいね」し、自分を認知させるかが第一関門である。
容姿に優れた女性がいっぱいいるため、現実に出会って自分と恋愛するであろうレベルの女性がとても醜く見えてしまうのが、アプリの辛いところである。
男性のレベルにもよるが、私は200いいねを基準としていた。200以上のいいねをもらってる女性は、私以上の男性からいいねされているし、その男性を選ぶだろう。
200未満であれば、自分にとって「きれい」でも、他人からはそうでもないと判断されているかもしれないし、登録してまもないため良い男性に見つかる前にマッチできるかもしれない。
容姿が素晴らしいわけでもない、性格がいいかもわからない、どんな女性かも分からない相手に、気を使って世辞メッセージを送るのはしんどいであろう。
または、一目惚れに近い感情を抱き、バラ色の未来を妄想しながら練ったメッセージが無視されて凹むことも少なくないだろう。
アプリを通して男性力をレベルアップさせることはそれほど重要ではない。
自分とマッチする確率の高そうな女性を厳選し、根気よく「いいね」しメッセージを送り続ける。あとは運任せである。
余談ではあるが、友人の40前半男は高身長のイケメンなのであるが、容易に20代とマッチしまくっていたため、やはり顔の良い男性は有利である現実をここに突きつける。
30代半ばを超えた。
なんか、自分の家がほしい。
最近「家がほしいなあ」と考えるようになった。
数年前にポンとパートナーができて仲良く二人暮らしをしているが、それまで恋人とは無縁の生活を送っていたので30代に入ってすぐ「このまま独身なら40歳前ぐらいでマンションでも買うか?」と考えていた。その年齢に近づいてきたので、「家がほしい」の想いも少し強くなってきたのだ。年齢を重ねてから家賃払うの大変そうだし。幸い、現時点で結婚してないし結婚式を挙げる予定もないし新婚旅行に行くこともないし子どもを育てることもないので、その分の預金はあるし。
でも、「よーし、とりあえず見学だ!」と思っていくつか新築中古のマンションを見てみたけど、何をどう調べていいのかまったくよくわからない。
新築は現実的に見てローンが通らなさそうなのと支払いが大変そうなので考えておらず、今住んでいるところの近辺地域での中古かなあという感じ。
今住んで居る場所は新宿・渋谷など都心部まで電車で1.5h程度。素人なのでまったくわからんが、今後の土地価格は下がることはないのでは?みたいな条件は揃っている。
しかし、「どこに注目したらいいか」「何を調べたらいいか」「お金面でどう慎重になればいいか」がまったくわからない。賃貸の家を見学するようなノリで見てまわるけど、多分それじゃダメじゃん。「何千万もかけて欲しいのか?この家???」って考えると、どこを見ればいいのだろう?
私は今まで実家以外は賃貸しか住んだことがない。車とかをローンで買ったこともない。なので「駅からの距離はどうかな?」「窓の景色や陽当たりはどうかな」「光通信OKかな?」「今持っている家具が入るかな」「G出るかな…」程度の、一人暮らし賃貸さまの注目ポイントぐらいしか見学中に考えられないのだ。
「賃貸か持ち家か」の論争が多すぎて、「マンション買うならこういう知識を蓄えろ!」みたいな情報に自力で辿り着けない。何を調べればいいんだ。
ぎゃ〜たすけて〜。
地元の友達は割と戸建てを買っている人が多く、残りは地元の友達の大半は独身で気楽に生きている子がほとんど。
「マンションを買いたい」みたいな人が周囲にいないのであまり身近な経験談を聞くこともできない。
なんとなく、2005年以降生まれのマンションがいいな〜とかは思うけど、マンションを購入している方は買う前にどういう基準で選んだのだろう。
わ、わからん。
あと、マンションとか見に行くと概ね誰もが男の方を向いて話すのもなんかイヤ。いいか?お前が愛想振りまいて話してるその男、貯金ゼロだから。なんなら恐らくローンも組めねえから。私が一人で組むから。頭金出すのも私だから。っていうのをわざわざ穏便に言わなきゃいけないのもなんかいや。御社に問い合わせしたのも、最初に予約取ったのも、予約者の名前も私だろうよ。なんで急にそっち向くんだよ。
一人で生きているときは「自分はサブ」みたいな見られ方することまったくなかったので、「あ、これ!SNSで見たやつ!」と複雑な気持ちだ。
快速電車の一本前の各駅停車に、滑り込みで乗り込んだ男が居た。
片手にスマホ、片手に折り畳み傘。
その男は折り畳んである傘を片手で持ち替えようとしたのか、掌の上で傘を回転させた。
その瞬間折り畳み傘は掌から滑り落ちて、電車とホームの間の隙間に飲み込まれていった。
男は電車を降りるわけには行かないが、傘が無いと電車を降りてからずぶ濡れになる。
ぽっかりと明けた口がそれを物語っていた。
電車とホームの隙間を覗いていたその顔を上げ、2Mほど隔ててホーム立っている私を見る。
また視線を折り畳み傘が飲み込まれていった隙間に落とし、またまた顔を上げ私を見る。
私を見てもどうにもならないのに。
私はいたたまれなくなって視線を外すも、その男の視線は感じていた。
(笑って差し上げれば良かったのか?)
電車を降りて係員に頼んだとしても、電車を止めてまで傘を拾ってはくれないと思われる。
恐らくは次の日以降に取りに来いと言われるのが落ちだろう。
男もそれを分かっていたのではないか。
ほどなくしてドアは閉まり、電車はいつものようにホームを離れて行った。
あの折り畳み傘はどうなったのだろう。
取得物として届けられるのか、ゴミとして処分されるのかは分からない。
あの男は濡れずに自宅まで帰ることができたのか否か分からない。
もしかしたらずぶ濡れになって風邪をひき、こじらせて入院したかもしれない。
東京にみぞれが降り、道路が閉鎖され、一部公共交通機関も運休などを余儀なくされた夜。
私はと言えば、「明日はリモートワークにしまーす」と勝手に宣言して帰宅した夜。
様々な人々に、様々なドラマがあった夜。
「親密な関係の女性に花束を渡した事があるかどうかでその男のそれまでの人生が決まる」
彼女曰く、陽キャは高校生大学生の時には彼女の誕生日や記念日に花束を渡した経験があるし、相手の事を本気で想っているなら陰キャだって花束を渡した経験があるんだと。
花束を渡すって結構中二臭いというか酔ってるイメージがあるけど、そんな事は承知の上で、それでも花束を渡すって決断ができるくらい相手のことが好きならそれはもう人生が充実してる何よりの証拠だって。
確かに花束ってほんとに大事にしてる相手にしか渡さないよなって思って、すごい腑に落ちちゃった。花束もらって喜ばない女性なんていないしね。