はてなキーワード: その男とは
ある所に大変賢い子供アオがいました。
子供は毎日日記に好きな鳥たちや動物たち、人々について書き記し、
また読んだ本や、人との会話を書き記していました。
ところがある日、アオが目を離したすきに、大変行いの悪い詐欺師にその日記を取られてしまいました。
男は教養を持ちませんでしたが、その男でも分かるほど多様な知識が並べられた日記を、自分のものとすることにしました。
アオの存在は男にとって邪魔だったので、詐欺で手にした金を元に人を雇い、日記からアオの行動を予測し、アオの行く先々でたくさんな嫌がらせをおこなわせたり、アオの信頼を失わせようとしました。
ときは経ち、日記を失った子供は大変正義感の強い大人になっていました。
巧みに人をだまし、人を陥れる男がいると聞いたアオは、真っ先に彼を止めに行きました。
男は人をだます最中でしたが、群衆の中から男のトリックを解き明かしてしまうヤジが飛んできます。
何者だと男が問うと、アオが群衆から飛び出してきて、隠した日記を返せ!それは私のものだと怒鳴りました。
男は必死に被害者を装って取り繕いましたが、あまりにアオのロジックが正しかったので、群衆からも非難され、たちまち拘束されました。
日記は無事にアオのもとに届きました。
これ思い出した
僕と少年ジャンプの話をします。僕は小学四年生の頃から現在社会人3年目の今まで週刊少年ジャンプをほぼ読み続けていました。
当時小中学校の時はToLOVEるなど女子と性的なコミュニケーションを取る漫画をハラハラドキドキしながら読んでいました。しかし大学生も後半の頃に当時ToLOVEるを読んでいなかったという友人(男)に出会いました。その時僕は理解ができなくてしどろもどろ興奮しながら「男なのに!?意味がわからない」と発狂しました。しかし今は「性暴力」と「女性も同じ人間」だという事を知っているので、彼がなぜToLOVEるなど性的な作品を読まなかったのか理解できます。「相手の同意を取らずに性的な行為をするのは性暴力で、相手の心を傷つけること」「女性の体を見境なく性的に見ることは当然のことではないこと」ということを当時の僕が知っていれば僕も彼と同様ToLOVEるなど性暴力を扱う作品を楽しく読むことはなかったでしょう。「性暴力含むエロを豪胆に愛して憚らないのが男らしさ」という少年誌のメッセージを内面化してしまい、性暴力を含む作品を声高に称賛して、男らしくなれてると錯覚してた自分は本当に恥ずかしいし迷惑なことをしていたなと思います。
小学校高学年の頃、東京に住んでいた僕は秋葉原もそこそこ近く、「非実在青少年」の話を皮切りにした漫画の規制の話をよく耳にしてました。少年ジャンプの作者たちも「読者は現実とファンタジーの区別ができる」と言った論調で規制を反対していました。ぼくも「その通りだなー」と思っていました。しかし今思い返してみると当時の僕は区別なんかできていないことに気づきました。今でもすごく心残りの事件があるのですが、僕が小学生の頃公園で遊んでいると同級生の男子が女子に棒アイスを差し入れました。僕は少年漫画でアイスやチョコバナナを男性器に見立てて、それらを普通に食べている女子をエロい目で見るというセクハラの存在を知っていました。しかし女子たちはそれを知らずに暑い夏だったので棒アイスを感謝しながら食べてました、男子たちは僕の予想通りいやらしい笑みを浮かべて彼女たちを見ていました。その時は嫌な奴らだな、でも「男子はそういうものだからな」ということが当たり前だと思い込んでいたので、問題な行動だとして注意をするという発想がありませんでした。男子たちも仲間内で露悪的だけど楽しいことをしているといった雰囲気でした。その男子集団のリーダーだった男子は高校生の時に風呂覗きをして学校を退学になっていました、風呂で盗撮した写メを男子のグループに共有したらしいです。多分いいことをしていると信じての行為だと思います。僕も彼も「男子はそういうものが好き」という少年ジャンプが発信する嘘の常識を信じ込んでしまっていた点は同だと思います。そのために、セクハラをされたらその人の心は傷つくという当たり前のことに気づけなかったのです。
小学生の頃、僕は少年ジャンプを作っている人たちに「子供は現実とファンタジーの区別ができる、倫理観や道徳観を持っている、判断がつく」というような期待をされました、そして今の僕がそれに答えるとしたら「性的な表現に関しては、十分な性教育を受けていなかったので正しい判断はできてなかった」と答えますし、現実とファンタジーという区切りではなく、「社会的責任がついて回る空間と、そうでない空間」での影響を論じるべき内容だと思います。
僕は面白い漫画を読むためにジャンプを買ってきたつもりです。大学の頃に出会った彼もそうだと思います。極論、ジャンプにエロ表現がなくても僕たちは大学生までジャンプを購読し続けてただろうと思います。
ジャンプ作品の性暴力表現は誰のために描かれているのか、僕は今、甚だ疑問です。
個人的に、女体を切り売りして、それを喜ぶ層に商売をする今のジャンプは見ててつらいものがあります。女女でやれば批判されないと思っているのか、この頃女から女にセクハラするという作品が増えています。今一度、同意のない性的な行為は相手が誰であろうと性暴力であり相手は傷つく、という認識をジャンプ編集部は持ってください。
漫画を使って教育しろと言う気はないですが、今のジャンプの作品内での女子の扱い方は、パブロフの犬のように、読者に「女体=エロ」と脊髄反射でつなげてしまう、そういう訓練になってしまうという一面があると思います。
「男は、女性の性的な部分を力づくやラッキーで見たいと思ってる」というような「男=狼」観を決めつけで小さい子供たちに信じ込ませるようなメディアを作るのは大人としてやめて欲しいです。
そもそも作品でよく描かれている高校生以下の女子は、大人が守るべき児童の枠の中にいます。倫理的にそういう枠の子をエロく描くのはいけないのではと思います。
普段どちらかと言えば配信者ではなく二次元のキャラクターを推しており、配信者の配信を見ることも稀だが、一時期とある男性配信者の配信を見ることにハマっていたことや、男性声優を推していたこと、腐女子で所謂nmmnというものを見ていたことがある。
二次創作をすることも好きで、二次元キャラクターに対して散文で何かを書くこともある。
何故これを書いたかと言えば、自省や、今後どの表現を使えばお互いに傷つかないかの考察のためです。
私が一時期見ていた男性配信者と、その先輩たちの数年前のツイート群をスクリーンショットしたツイート。
そのスクリーンショットの中で、男性配信者は先輩たち(この方たちも男性です)にいじられていて、私がそれを見た瞬間に頭の中に過ぎった言葉は『かわいい』だった。
その男性配信者が、女性リスナーに『かわいい』と言われたり、母親のような目線を用いた発言で怒りを無かったことにされたり、同担拒否のリアコに過激発言をされたり、他配信者とのBLを匂わせるコメントをされたり、そんなことを苦にしていたことを知っていた上でだ。
コメントをしない、少額のスーパーチャットを送るときは基本無言、リプライも送らない。本当に推しているか判別が難しいくらいの人間だったと思う。私が配信者だったら、その分ツイートをRTしてくれよと思うくらい、配信の同時接続数とか、動画の閲覧数とか、それくらいしか役に立っていなかった。
だが直接ではないとはいえ、何度も名指しでかわいいと言っていたし、もしエゴサをしていたら普通に目に入ったタイプの厄介なオタクだったと思う。
その男性配信者は何度か配信で、「かわいいって言わないで」とか、「ゲームでミスしたらバカでいいんだけど!」とかやんわり言っていたと思う。
けれど私は、その配信者が本気で怒るまで『かわいい』を使い続けたし、本気で怒ってからは追うのをやめた。
追うのをやめた理由は色々あるけれど、一番汚い理由は「褒めたのに」だったし、一番綺麗な理由は「きっと私は彼の何を見てもかわいいと思って、かわいいとしか表現できないから」だった。
そして冒頭の出来事に戻る。私の綺麗な理由と懸念は当たっていて、私は彼に対して『かわいい』ではない表現ができなかった。
好きだったはずの男性配信者の嫌がる表現でしか、好きの表現ができなかったのだ。
ここからはQ&A方式で妥協点を見いだせないか唸ってるだけです。
1:そもそも何故の褒め言葉の語彙に『かわいい』が上位でランクインするのか
自分の属するコミュニティで『かわいい』という言葉はかなり強い力を持っているからではないか。
よくよく考えたら、私は今まで二次元キャラクターの推しに対して『かわいい』という表現を多用してきた。
「(キャラクター名)はかっこよくて本当に最高、かわいい」のような発言を自分の中では矛盾なくできていたのだ。
己の『推し』を決める際、『かわいい』と自分が感じられるかどうかが価値基準にされることは、(ここは敢えて主語を大きく広義でとらせてもらうが)女性オタク界隈ではわりとよくある話で、「かっこいいと思うのは沼の入口で、かわいいと思ったらそこは沼の底」というような言説がまかり通る世界である。
『かわいい』という言葉を褒め言葉として使っている人は、本当に色んなキャラクターに使っていて、例えばそれが筋骨隆々のオジサンであっても、はたまたうらなりの研究者であっても、見る人が『かわいい』と思ったら『かわいい』になってしまうのだ。
それは『かわいい』者に対して矮小化を行うものでもなんでもなく、コミュニティでよく使用される言葉だからただ使用している人もいると思う。
その源流まで遡るとジェンダー論や何かになると思うのだが、そこまで掘り下げるのは体力がいるので私はやらない。
だが、『かわいい』という言葉が、女性リスナーの元々のコミュニティで『推し』の最上表現だったため、それを男性配信者にも用いたというのは可能性としてあると思う。
2:ぶっちゃけ本人は狙ってなくても配信者を抱えてる公式は狙ってね?
本当に絶対あると思う……(ない)
いや、でもね、なんというか同性同士の絡みってなんかかわいいんだよな……特に見てる側が異性で、絡んでるのは同性っていう状態の時特に『かわいい』が発生しやすい気がする。
同じ言語を喋ってたとしても違うコミュニティに属していると文脈が違うってことが結構あって、それは世代、地域、性別、好き嫌い、等で分類できることが多い。
で、配信者が同性で話す時って、この文脈がかなり近くて、お互いの話がわかりやすいから心の距離感も近いことが多いのね。
で、異性のリスナーがそれを見ると、知らん文脈でとても仲良く喋ってる。なんか分からんけど面白い!になりがちで、それが女性配信者なら『てぇてぇ』、男性配信者なら『かわいい』になるんだと思う。
これは人間の悪い所なんだけど、ひとつ楽な表現を見つけると、それが雑に大きな意味で使えてしまうことが多い。
例えば、エモいであったり、ウザいであったり、マジ/ガチであったり。
別に普段から正しい言葉を細かく使えとかそういうことを言うつもりはなくて、広い意味の言葉は便利だけど正しく伝わらない場合もある。
咄嗟に頭に浮かんだ『かわいい』に何が内包されていて、分解した結果残ったのは何か。もちろん配信のコメントでそんなことやってる暇はないので、匿名メッセージサービスとか、リプライとか、そういうものを送るときに普段から考える癖はつけておいても良いのかもしれないね。
これも絶対あると思ってて、昔の方がいいとは絶対に言わないけど、発信する人の精神面ではまだ楽なことが多いかもしれないなと思った。
これについて深く考察すると泥沼なので避けますが、発信者に対して言葉を送る難度が下がったぶんそりゃ雑然とするよね。
4:『かわいい』が嫌だと言われた時私たちはどうすればいいのか
まず、母親面して問題を矮小化するなとか、プロデューサー面でああしろこうしろ言うなとか、他人の配信に迷惑かけるなとか、指示厨するなとか、それは言われた時点でやめなさい。その配信者に迷惑とストレスがかかってるし、好きだと思っているはずなのにそれができないなら、あなたは病気か好きじゃないか配信者の望む好きを持っていないので、その配信者と二度と関われないようになるべきだ。
もし迷惑行動をしていないが、配信者の好きではない表現でしか好きの表現を持っていない場合、まずはコメントを一瞬諦めてみたり、その配信者の欲しい言葉、喜んでいる言葉を真似してとりあえずコメントしてみたりしてみた方がいいのかもしれない。
そしてリプライや匿名メッセージサービスのメッセージを送る際に、自分が配信を見て好きだと思ったところを見直して、どこがどのように見えて好きだったのか細かく分解して、言葉を尽くした方がいいと思う。
例えば、「35:35のとこめっちゃ可愛かった〜🥰」ではなくて、「35:35の普段しないミスして焦ってたところ、あんま見られない顔見れて嬉しい🥰」の方が、配信者本人がリスナーのウケを分析する上でも役に立つはずだ。
これを書いてて思ったけど私の好きだった男性配信者の方、もしかすると嫌いな『かわいい』は自分を矮小化して思い通りにしようとしているリスナーの用いる『かわいい』説出てきたな。
ただの愚痴です。
よく彼女持ちの男にちょっかいを出す女性が「相談女」と呼ばれディスられているが、この相談女と呼ばれている人の中には、純粋にその男と気が合うから友達として仲良くしたかっただけの女性もいるんじゃないか?と思ってしまう。
というのも、自分も彼女や妻のいる男と遊ぶことがあるからだ。というか、彼女がいない男にあれ人が多すぎてまともな男友達を作るとしたら自然と彼女持ちの男ばかりになるのだ。あえて彼女持ちの男を選んでるわけではない。
さすがに世間体を考えて二人きりで遊ぶことはしないが、正直二人きりで遊んでも別に悪くなくない?と思ってる。だって男同士なら二人きりで遊んでも何も言われないのに、男女だといちいち浮気や不倫を疑われるのが面倒なのだ。女より男の方が気が合う女性だっているだろう。
おしえてください
本宮ひろ志さんで、舞台は江戸時代、とある地方に、とにかく厳格かつ仏頂面で有名な殿様がいて、笑わせたら褒美をとらす、という場面で、若い男性が猿回しを披露する体裁で面会し、その芸のオチで猿かその男性本人かどっちか忘れましたが、ヘソ踊りの尻バージョンで尻にその殿様の目と眉を描き、鼻として人参を尻の穴に刺して「似顔絵」ってヤッちゃったのですが、周囲が無言で騒然とする中、堂々としていた若い男性芸人に向かって破顔一笑した殿様、立ち上がって唐突に男性の玉袋を服の上から掴み、後の事は任せた、みたいなセリフを伝えて、周囲の部下たちが「ちんちん公が後継者を定めた!」と大騒ぎするシーン、
仕事帰り、なんか疲れちゃったし今日は惣菜と、、頻発してパック寿司でも買っちゃうかと店内をウロついてると、ある男が目に止まった。
年齢は分かりにくいがそれほどおっさんでもなさそう30代後半くらいか?
若そうに見えたのもあり、一瞬そういうファッションなのかなと思ってあまり気にせずに買い物を続ける。
レジに並んだ時に自分の前にその男がいた。改めてまじまじと見ると違和感がある。
穿いてるデニムはダメージと呼ぶにはあまりにもボロボロすぎて後ろ側はほとんど千切れそう。
上は暑いのにジャンパーを羽織っていて、これまたボロボロのキャップを被っている。
そのキャップからスチールウールのようになった塊が長く伸びている、それはどうやら固まって伸びた髪の毛のようだった。
レゲエの人とかでああいう感じの髪を巻いて頭に乗せてる人もいるからひょっとしたらファッションの一貫なのかもしれない。
しかし全体的にあまりにボロボロの状態で、足元はというとちぎれてしまったサンダルをガムテかなにかでぐるぐる巻きにしてるが片方の足は親指が出ちゃってたりする。
さすがにこれはファッションではないだろうという痛ましさもあって、ホームレスの人だろうなと思った。
ボロボロのデニムはまだかろうじてポケットは機能してるようで、小銭を出して会計をしている。
周辺はなかなかの異臭が漂っている。
自分の番になったので会計をしながら、俺パック寿司買ってるわなと思う。
袋につめる時に少し離れたとこでさっきの男がなにやらモタモタしている。
どこから出てきたのか分からないがボロボロの袋を出してその中にさっき買ったパンを丁寧に入れている。
きれいなスーパーで惣菜パンを一個だけ買っている、それほど歳を食ってるようにも見えない男が一人。
こういう時人はなにを思うんだろう。俺の場合、まず思うのは「明日の俺かもな」だ。
俺はとある専門分野で会社員としてそこそこ長くやっていて生活は安定はしてるが、末端ではあるので大した貯金もなければ、歳を取ってから悠々と第二の人生みたいなこともできないと思ってる。
定年時期まで細々とはやっていけるんじゃないかとは淡く誤魔化しつつも、人間なんてほんのちょっとした事で一気に転落してしまうもんだとも思っている。
大学を出たあと若さにまかせて自由人を気取りふらふらしてた時期もあって順風満帆な人生ではなかった。金がまったく無い時期バイトで食いつなげてたのも単純に若かったからだけだ。
離婚経験があり、今は一人だ。老後に必要なお金を考えたら親族や他人になるべく迷惑がかからないように死ぬことが大事だなと思う。
歳を取ってきてどこかに属せずあらたな環境でまた仕事をするというのは、すごく大変だろう。
今の会社をなにかで辞めなきゃいけないような事が起きたら、次の仕事を見つけるのはかなり難しくなっていくだろう。
だから毎日頑張ってはいる。頑張ってはいるが、なにかのきっかけで自分がホームレスになっちゃうなんてほんとにあっという間に起こり得ると思っている。
周りの人ほどうまく生きていけてるとも思ってない。働くのはあまり楽しいと思っていない。
なければないでそういうものだと受け入れてしまうし野心もない。
だから俺みたいな人間はちょっとしたきっかけであっという間に社会からはみ出て転げ落ちる可能性が常にあると思ってる。
だからホームレスの人を見ると、明日の自分を見るような気がするのだ。
電車通勤してる俺と同じようなおっさん達より、あのホームレスっぽい男のほうがよっぽど自分に近い存在だなと感じる。
毎日頑張って働いてるおっさん達のほうが今でも別世界のように感じるし、ホームレスがウロウロしてる界隈のほうがリアルで身近な世界に感じる。
近頃世間を騒がしている某中古車販売店だけど、4,5年前に凄い経験をしたので共有したい。
一応伏字(丸わかりだが)だし、後述するけど「(起きた出来事を)ネットに書いたり、知人に伝えて、絶対あそこは使うなって言うからな」という私の発言に、「お好きににどうぞ」と言われているので、注意喚起という名の憂さ晴らしで増田に書きたい。
当時私には婚約者がいて、同棲→結婚に際して、いろいろと物を整理していた。
車もその内の一つで、彼女は車を持っていて、私は持っていなかったのだけれど、結婚に際して家具等の大きな物を運ぶことも増えていたし、車自体もそこそこ古くもあったので、これを機に少し大きい車に買い替えようと売却することにした。
車は国内メーカーの大衆車。軽ではない普通のファミリーカーで、特に事故歴も修復歴もなく、走行距離はそこそこだが、ある程度の値段で売れるだろうというもの。
彼女はあまりそういったこと(車の売却)に慣れておらず、また、どうしても女性だと足元を見られることが多いので、私が表に立って対応することにした(当時私は住んでいる場所と生活スタイル柄、車を持っていなかったが、以前持っていて売却経験もある)。
私は早速大手見積サイトに登録後、鬼のようにかかってくる営業電話に、同日同時刻に同じ場所で同時見積もり→一番高い査定を出した会社に売却する、という手法をとることを伝え、その方法で構わないという会社を絞り込んだ。この方法をとると、あちこち回る手間も省け、また、買取側も本当に買取たければ一番高い金額をつけなければならないというオークション的な心理が働くため、買いたたかれるリスクも下がる。
その中に例の会社も含まれており、最初はこの方法に同意し、一旦連絡が終わった。
しかし数時間後、再び連絡があり、「絶対にうちが一番高く買い取るので、他の会社とのやり取りをやめてくれ」と言ってきた。私は「いくらで買い取れるのか、金額を教えてくれ」と言うと「金額は言えないが、絶対にうちが一番高い。だから他を切ってくれ」との返答。
私が「では今の状態(見積サイトに登録した写真数点の情報)でいくらつけられるか各社に聞いて、その最高額を上回る金額で買い取ってもらうという流れでよいか」と返すと、「それはダメだ。だが絶対うちが最高額を出すから、他の会社には見積依頼をしないでくれ」とのこと。
どう考えても論理破綻しており、この時点でもうここに依頼するのはやめようと思い始めていた。が最後に、「意味が分からない。他社の金額がわからない以上は、貴社が最高額とはわかりようがないし、”絶対”一番高く買うというのであれば、当日査定をした上で、他社が出せない額で買い取ればいいだけのことでは?」と言うと、「じゃあもう結構です。自分が損していることを後で後悔してください」と捨て台詞を吐かれた。
正直、こんなレベルの会社があるのかと唖然としたが、「こちらも貴方のような話の出来ない会社とやり取りするのは嫌なので、先の連絡でお約束した一括見積にもお越しいただかなくて結構です」と伝え、その場は終わった。
本当に酷かったのはこの後で、一括見積当日、約束の数社が集まった場に、来ないでくれと言ったにも関わらず、〇ッグ〇ーターの人間が現れた。
確かホンダのCivic(覚えてないが多分いいグレードのもの)を不必要にフカシながら現れ、中からサイド刈上げガチガチオールバックの髪型にベストをまとったいかにもチャラそうな男が降りてきた(見た目で判断するのは良くないが)。
その時点で約束の会社は全て揃っていた(約束の時間は過ぎていた)ので、私が「どちらの会社ですか?」と尋ねるとニヤニヤしながら「〇ッグ〇ーターです」と。
「おたくは電話の時点で話が合わなかったので、お越しいただかなくて結構ですとお伝えしたはずですが」と返すと、「いえ、近くで丁度買取があったので、ついでに。興味本位で来ました」と、もうこの時点でイカれ具合が十分伝わる返答。ちなみに他社の担当達はこの男を知っているようで、白い目で見ていた。他社の一人が「凄いっすね。現取?(なんて言ってたかわからないが、業界用語で見に行ってその場で買取→実車を引き取って帰ってくる的な意味)ですか?」と聞くと、「まぁ、うちはほかに出せない金額出すんで」とドヤ顔で返していた。
いざ査定が始まると、その男もうちの車の周囲をウロウロ見て回り始めた。
「あの、査定はお願いしていないので、迷惑なので帰っていただけますか」と言うと「ただ見てるだけなんで。まー、うちはこの車には値段付けられないっすね。買い取るところが気の毒っす」とありえない発言をし始めた。私も堪忍袋の緒が切れて「呼んでもないのに勝手に来て、ケチつけて、あんたなんなんだ!」と怒ると、他社の方が「大丈夫ですよ」と私を窘めながら、「〇ッグさんもお忙しいでしょうし、これから金額の話になるので、ここらへんでお引き取りいただけますか」とその男に言ってくれた。男はバツが悪そうにまたCivicを空ぶかししながら帰っていった(ちなみにこの時に冒頭のセリフ→「お好きにどうぞ」のやり取り)。
〇ックがいなくなると、場を収めてくれた方が、「他社の悪口は言いたくないですけど、あそこはああいうところなので。みんな知っているので気にしないでいいですよ」と言ってくれた。他の担当の人たちも皆苦笑いで頷いていたので、業界内でも有名なのだろう。また、その男がヤバいだけとも思ったが、話を聞くに、会社の体質としてよくそういうこと(抜け駆け営業、他社を貶める、無知な人に付け込む、倫理的にアウトな営業)をやっているとのこと。
車の査定自体は滞りなく進み、せーのでだした金額で一番高いところに無事、予想よりも高い金額で売却できた。
〇ックの野郎がいなくなった後は、不思議と和気あいあいとした雰囲気になり、同額査定をした会社同士で「おーっ」と盛り上がり、名刺の裏に書いた金額を記念撮影したりしていた。
まぁ何が言いたいかというと、最近色々と話題になってる会社だが、個人的には業界問わず人生で見てきた会社の中でトップレベルに品のない、ヤバい会社だなと思っていたということ。
車の売却にはこういうことがあるからみんな注意してねってことと、滅茶苦茶腹が立ってたことなので、数年越しにでもネットの海で吐露できてよかった。
お前がその男になるんやで
さっき電車の長いシートの一番端に座ってたら、白杖を持った視覚障害者の男性が乗ってきた。
席を譲った方がいいのかと思い、「座りますか?」と何度か声をかけたのだが、反応がない。
自分の声が小さかったか?どうしようと思ってたら、その人の杖が自分の足元まで伸びていて、それに当たってしまった。
そしたら男性が白杖を下にドン!と突いた。その音で周りの乗客もこちらを見た。
その男性の顔を見ると怒っているようだった。
「当たったらダメだったんだろうな。でも自分の足元まで伸びてて当たっても仕方ない場所に杖が伸びてたし。怒ってるなら言葉で言ってほしいかな。でも話すことも難しい人なのかもしれない。でもとにかく怖いからそっとしておこう…」
と、そのまま座っておくことにした。
それで今やっと電車降りた。
一体自分はどうすればよかったんだろう。
まだ幼い我が子をベビーカーに乗せて、都心のデパートへ買い物に出かけた彼女は、1階から上層階まで移動するためにエレベーターを利用しました。休日の昼下がりということもあり、エレベーター内はほぼ満員状態だったそうです。彼女もぐっすり寝ている我が子を起こさないように、周囲に配慮しながら、やっとの思いでベビーカーを押し、エレベーターに乗り込みました。
やがて途中の階で、ひとりの中年男性が乗り込んできました。その男性は、彼女とベビーカーを一瞥すると、すぐさま舌打ちし、「まったくベビーカーなんて邪魔だな。場所を取りやがって」と吐き捨てるように言い放ったといいます。
彼女は一瞬、頭が真っ白になったそうですが、そこはあらゆる医療現場をくぐり抜けてきた百戦錬磨の女性医師。その男性に向かって「これは“ベビー”カーなんです。小さい赤ちゃんが乗ってるんですよ、狭いならあなたが降りなさいよ!」とまなじりを決して反撃したのです。すると男性はたじろぎ、すぐさまエレベーターを降りていったとのこと。https://news.yahoo.co.jp/articles/13ce8c2f17239e59b8a026dbf1376e7fb270a30a
40年以上前の話で恐縮だが。
当時はファミコンが大流行していて、我が家でもマリオブラザーズをみんなで楽しくプレイしていたのを今でも覚えている。
夕方や休日になれば、近所の友達が俺の家に集まるのが習慣になっていた。
友達が沢山集まって、みんなでワイワイやっていた。
そんなある日曜日のこと。
その日も友達が集まってきていた。
まずは外で遊んでから、その後にマリオをプレイするのが習慣だった。
当時は、家の前が遊び場のようなもので、今では考えられないが、野球をしたり、サッカーをしたり、ドッチボールをしたり、やりたい放題だったw
そんな時、一人の男が家を訪ねてきた。
父の同僚?たぶん後輩らしく、父と親しげに話しをしていた。
それを俺たちは、遊びながら何となく横目で見ていた。
そして、その瞬間は突如としてやってきた。
父は、なぜかファミコンとマリオブラザーズをその男に手渡したのだ!?
遊んでいた俺たちは、全員止まっていた。。。
ボーぜんと立ち尽くしていた。
何が起きたのか、誰も状況を理解できなかった。
仲の良かったシンヤ君は、口をポカーンと開けながら、「マリオどこいくがけ。。。」とつぶやいたのを、俺はなぜか今でも鮮明に覚えていて、そのシーンが今でも夢によく出てくる。
父は、俺たちが見ていることに気がつき「おっ!ファミコンちょっと貸したから!」と言って、去っていった。
ジャイアン的な立ち位置だけど、優しく、一番マリオを楽しみにしていたカツヤ君は、たぶん泣いていて、必死にそれをごまかしていた。
俺はたぶん相当ショックだったのだと思うが、それからの記憶があまりない。
はまあ曲論だけど、彼の言っていることは、まあまあわかる。
理工系の女性っていうのがそもそも少ないから、スクールカーストの同族性の人が少なかったり、
1人しかいなかったり、或いは全くいなかったりするのが現状で、
でもって、男性も男が多いので良くも悪くも男子校ノリみたいなところがあるから、
そこに女性が入ってくるとめんどくさいから距離を取っている部分はある。
その男子校のノリを間違えて、かわいい女子には普通に接するけど
陰キャ女子だとぞんざいに扱うみたいなことをするやつもいるんだろう。
でもそれは逆も然りで、男女比が逆ならきっと同じように扱われる男だっているはず。
例えば佐藤かよが同じ職場で働いてたとして、佐藤かよが女性用トイレ使っても何も思わんわ
多分他の今回の判決に懸念や批判を表明している人も、今回の裁判の事例は問題ありとしながらも、各々問題ないと思う「個別事例」はあるんじゃないかな
でも「個別事例」を引き合いに出して法律や司法判断を語っちゃうと、
・「刀を骨董品の様に愛でている人もいるから、刀の携帯を取り締まる銃刀法に反対! 銃刀法に賛成してる人は刀愛好家差別主義者!」
・「大麻中毒にならない人もいるから、大麻解禁に賛成! 大麻合法化に反対する人は実際の大麻愛好家に会ったことがないから怖いイメージを持ってるだけ!」
・「四つん這いで女子高生のスカートを除いた人が、責任能力なしとして無罪になった。私は仕事上重度の精神障害者と関わるが、実際に彼らがセクハラをしてしまうケースを見たことがある! だからこの判決を批判する人は精神障害への理解を深めるべき!」
今回の判決の批判派はお気持ちディベートをしたいんじゃなくて、判決が今後の刑事事件判決や法改正、犯罪に与える影響について議論したいんだよ
今までは戸籍が男性の場合、建物の管理者の意に反して正当な理由なく故意に女性用トイレに入ると建造物侵入罪に問われる可能性があった
しかし今回の判決では、戸籍が男性でも性同一性障害の診断を受け女性ホルモンの投与を受けている場合は、女性用トイレへの立ち入りを制限するのは違法という判断となった
ここから「建物の管理者はどこまで自由にルールを作っていいのか」と「どこからを正当な理由とするか」という論点が導き出せる
今回の判決の「建物の管理者はどこまで自由にルールを作っていいのか」に対する答えは、「戸籍の性別に基づきルールを作る自由は認めない」というものだ
「どこからを正当な理由とするか」に対する答えは、「戸籍の性別が男性のままでも、診断を受けホルモン治療しているならその事実が正当な理由となる」というもの
批判派はこの「正当な理由」が恣意的に解釈されることを懸念している
「戸籍が男性なら正当な理由になりません」ならハッキリした基準で運用できるけど、
「戸籍が男性?う〜ん、でもこの感じなら別に問題なくない?笑」なら、
ならホルモン治療なしで診断受けてたらどうなるの?ホルモン治療なしで診断受けてなくても数年トランスジェンダーとして職場にいたら?手術もホルモン治療も診断も数年間の活動実績もなかったら?と、
「どこまでを正当な理由(正当なトランスジェンダー)とするのか」の疑問が湧くし、
今までは男が女性用トイレに隠しカメラ付けようとした場合未遂でも建造物侵入罪で逮捕できたが、今回の判決によりその男が女装していたら建造物侵入罪でもしょっぴけなくなる可能性がある
そうなると犯罪者側の犯罪のハードルは格段に下がるので性犯罪は増えるわな
また、卵が先か鶏が先かという話になるが、この判決が性別変更要件の法改正の後押しになる可能性もある
このような判決に対するシステム面からの批判に個別事例で反論するのは、
全ての業務を紙とペンでこなし長時間残業が蔓延る会社でシステムがおかしいんじゃ?と意義を唱える社員に「でも紙とペンだけでも効率的に働いて残業してない人もいるから!」と一部の都合の良いサンプルだけを取り出し反論するぐらいおかしい
特に法律は社会の仕組みに関わる部分なので、こういうn=1で反論してくる奴は、そもそも議論をさせたくないんだなというのが透けて見えるので全く信用できない
向かいから横並びで歩いてきたカップルが来たんだけど、アイス物色してたのよ。
俺は通路塞いでない(普通に売り場の冷凍庫の前にいて通路中央でボーっと立ってたわけじゃない)んだが、カップルの男が俺を避けないと通れなかったわけ。
そしたら男が通り際に「チッ」って舌打ちしてきたから無理向いたら歩きながら俺のほう睨んでんだよ。
そもそもこんな通路で横並びすんなよ馬鹿が。夜勤明けで俺もカチンときて「は?」っと眉間にしわ寄せて目見ちゃったんだけど、女が男に「ちょっと、やめてよ」って静止かけたんだわ。
その女、すげえブスだったんだよ。
すげえ許せた。もう全然許すよ。
この文章は昨年、安倍首相が撃たれ死亡された時にスマホのメモ帳に書いていたモノを、はてな匿名に投稿しようと思いつつも日々の忙しさで後回しにで、、一年過ぎて、書き足し
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さっそくだがタイトルは釣りである。実際は軍隊ではなく、警備部、保安部である。
もちろん共産党の中で「何」と呼ばれているかは、呼称があるかは知らないが存在はしている。はず。これは事実だ。と思う。
では日記風に。
7月8日、昼休みが終わり仕事を始める。と、いつもは寡黙な隣の上司が「なんてことだ。最悪だ」と感情を乗せたセリフ。
私は「へ?」と。
すると隣のおばさんが「うん。そうらしい」お向かいの素敵な美人も頷く。
しかし私はちっとも動揺しなかった。それは支持してないから、とかでなく安心して受け止められた。
撃たれた、としても、大丈夫。ケネディではなく、レーガンの事件、1981年3月30日ワシントンD.C.で起きたレーガン大統領暗殺未遂事件のイメージで、「撃たれた」としても「かすりもせず」のイメージが膨らんでいた。それには理由がある。
忙しい午後だった。仕事を終え、帰宅する。と家人が「安倍さんが死んだ」と。
は?死んだ?なに?本当に撃たれた?
そして致命傷で死んだ。
まさか。
そして私の口をついて出たのは「何やってるんだ。自民党!何してるだ!自民党!」であった。
少し怒りも少しだが混じっていたと思う。
「しっかり守れよ 何してるんだ ちゃんとしろよ 自民党」と。
まさか、本当に撃たれるとは。その弾が当たるとは。そして死なせてしまうとは。あるまじき事件であり、あるまじき『失態』だ。
何故、このような呟きになったのか、その怒りが犯人にではなく自民党に向かったのか。
ではその経験を語る。
私は以前、日本共産党の党員だった。現在は10条該当党員、参加もせずに党費も払わず、幽霊党員。自身はすでに党員の自覚はない。
だが当時はバリバリに活動していた。ので地元で開かれる演説会の壇上に上がった事もある。
に、その日の演説会には党中央の幹部が参加、演説しにやってきた。
そして私は、若くバリバリに活動してたので、その演説会の壇上に雛壇党員として座ることに。
その当日。壇上に上がるメンバーが事前に楽屋に集められた。日頃の演説会には開始直前まで動員活動をしていたが、その日の演説会では、その任を外され、事前に楽屋に集められた。
と、そこには、いつも顔見知りの各分野の顔役達。
挨拶をすませ
「あれ、本日のメインの中央の○○さんと握手とか、思ってた」など戯れ事を言う私。笑顔のいつもの面々。の中に一人だけ、見知らぬ顔があった。
演説会には常は県委員会の専従、幹部、その地域担当が来る、そして私は全員の顔を知っていた。だがその場にいた顔は初めて見る顔であった。
その見知らぬ顔の開口一番
「何かあっても動かないで下さい。講演中、もし○○(党中央幹部名)が撃たれそうになっても、助けようとか、動かないでください。講演テーブルの上には防弾ガラスを敷いてます。もし撃たれそうになっても○○は自分でガラスを盾にして防ぎます。だから顔は大丈夫。それ以外でも、講演テーブル、テーブルの中には毛布をぎっしり詰めてます。ですから〇〇は危険だと思ったら、しゃがみ隠れます。
ですから皆さんは『助けよう』と動かないでください。私たちの動きが取れませんので」
驚いた。これはいつもの演説会ではないな、と、いつもの顔役全員に緊張が走る。
「最前列5列の席までは我々、皆さんの地区の同士で固めています。ですから不穏な動きを取る人間はいません」
聞いている我々は更に緊張した。のを、その人間は的確に把握したのであろう。
「外、会場内、会場周辺、全部、我々で監視しています。拳銃を持っている、持ち込もうとする人間は我々で押さえます。荷物と歩き方で銃を持っているか否か、我々は分かります。少しでも可能性を感じたら、すぐに止めてチェックします」
一拍(テレビドラ的演出で言えばカット変え。音演出なら遠くのパトカーの音か?)
顔「拳銃は〇〇に近づく事は出来ません」
顔「ですが15cm以下の小型の、、ピストルですね。小さな。あればかりは我々も見抜けません。ですが。演説テーブルの防弾ガラスに毛布。小型銃の威力はその程度で防げます」
顔は一気に言い切った後に、
それまで見せなかった顔、は少し微笑んだ、かに見えた。
それを受けホッとする我々、を見た顔は更に柔和な顔で。
その場の面々を、ゆっくり見回す、顔
「我々の、その外。皆さん、今日、会場に入られる時、ご覧になったでしょう?
いかにも屈強で、目つきの悪い、いかにも、「はい。警察です」って方々がいたのを。・・・時には役にたつのです。まぁ威嚇、に、も、ならないけど」
ここ、笑って良いのか?判らずも、つい苦笑する我々。
「また公安も来てますね。ですから○○に銃は近づくことは出来ません。では本日は宜しくお願いします」と顔は深々と我々に頭を下げた。
全員、一呼吸
「訊いて良いですか?銃、持ってる人、わかるんですか?」
顔はすこしダケ、困ったような顔をしながら
顔「まぁ。小さなモノは先ほど言ったように・・・」
私「ワルサーPPK!」
顔「そう。あれくらい小さいと。お詳しいですね」
てれる私
顔「それ以上の銃器、武器になると、どうしても重い。すると、それを隠そうとすると、人間、どうしても不自然な動きになる、ように、我々には見えます」
私、一同「へ〜」
顔「では、そろそろ皆さんは舞台の準備へ。そろそろ○○も会場へ」
そして演説会は始まった。
T「1年後」
まだ私は活動していた。そんな折り、大都市に党の大幹部が演説カーで来ることに。
当然、私は動員して動員され。
繁華街の午後、人通りが多い。夕刻か。週末だったような。
大勢の人々が行き交う駅の近く。大型の演説カーと。大型の黒塗りの右翼街宣カー。
騒然とするなか、あの顔を見たような。やはり見知らぬ顔の人間と話してた。が、さっと消えて人々、群像の中に消えていった、ような、、
思い起こしてみると、その「顔」には印象はない。背格好も、ふつうだったような。まさしく、普通の人。だった。
これが私の経験であり。だから公党には全て、こういった組織、部署があると思っていた。ましてカミソリ後藤田がいた自民党、共産党以上に。
もちろん国家権力、警察も護衛するだろうが。岡田君みたいなSPはいないだろうけど。ちゃんと自民党としての保安部があるハズだ、と。
しかし結果は。
だが、ふと思う。自己防衛によって生み出された、攻撃を受ける党であった為に生まれた対応策、軍隊を持つ党
と
権力の座に座り、動かし、取り締まる側を動かす党には、攻撃に弱いのかも。確かに226では。
だが皮肉なものだ。「武力放棄、軍隊はいらない」と言う党は軍隊を持ち、
「憲法を変え軍事費増強」と言う党は、あの時点で軍隊を持っていなかった?役に立たなかった為、総理大臣経験者を死なせてしまうとは。
それは外から攻撃を受ける立場から生まれた軍隊を持つ党と、、とループしていく。
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以上だ。