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2024-08-05

この間飯尾のずん喫茶見てたらヤニカスおじさんが紹介してたお店ぶるっくすが出てきておってなったよ

ヤニカスおじさん元気かな?

ブログ更新いか最近どうしてるかなと思ってる

2024-08-03

初めて自分まんこを見た日

7月19日放送されたNHK「はなしちゃお!」を観た。初めて見た番組だったが道行く人々に女性器のイラストを描いてもらったり、サーヤさんが『まんこ』と堂々と発言したりしてNHKの本気を感じたりもした。その中で女性器がどんな形なのかポップかつ端的な図が画面に映った。それがとてつもない衝撃的だった。

私は体も心も女として生まれ恋人いたことがなければセックスしたこともない。AVエロ漫画も見るが大事場所にはモザイクが当然。クリトリスを擦る程度のオナニーは定期的にしているが膣の場所が分からず指を入れたことはなし、同じ理由タンポンを使ったこともない。これまで自分性器について全く知らないし知る機会もなかった。その得体の知れない自分の器官を擬似的に客観視し、所謂ラビラというヤツも、穴の位置理解できたことが面白くて嬉しくてとにかく衝撃だったのだ。

番組内ではマキタスポーツさんの奥さまが『自分がどこからおしっこをしているかからない』という旨で話していたとも言っていて、共感しかできなかった。この発言NHKが作った図がきっかけで私は化粧用の25✕20cmの鏡面にまたがる決心がついた。

数日後の風呂上がりについに決行してみた。第一感想は「グロい」。覚悟はしていたが赤くて黒ずんでて、ビラビラがついてて、ところどころ腫れてて、毛深くて、TVで見た図とは微妙に形状も違う。なんだかショックだった。よくAVモザイクをかける仕事をしている方があの女優さんはアソコが綺麗だなんて言うけれどおそらくこのあたりの統率が取れているということなんだろう。

次に穴を探した。股を開けば簡単に*が見えるんだろうと思っていたが、股を開いたその先にビラビラも開かなければいけないとは想像していなかった。しかも*ではない、●である。怖すぎる、なぜ小便が垂れ流れたりしないのか。そしてこの分かりやすすぎる尿道の数cm下方に膣がある……のだが、穴の形状はしていないではないか。肉に埋もれている?何か器官があるということを理解しているしそんな風にも見えるが、ここにちんぽが入るとは到底思えなかった。セックスのキショさを思い知った。考えてみればここから出産もする訳だから子供が滑り落ちないようにでもなっているのかもしれない。また、この日は生理が終わって3日後だったから何か事情が違ったのかもしれない。

そして私は私のまんこを見終わった。ちょっとした達成感に包まれていた。この日は夜勤だったためすぐさまドライヤーをして2時前には寝た。眠りの深さは特に変わらなかった。

最後自分まんこを見たことがない女性に伝えたい。見ておいた方がいい。今後女体と生きるなら必ず役に立つと思うから

男性にも伝えたい。お相手まんこグロくてもどうか幻滅しないでほしい。あとあまりアワビには似ていないと思う。

2024-07-27

ゆ虐/ずん虐/ちい虐 用語比較

からゆっくり』、『ずんだもん』、『ちいかわ』の順

他にもあったら教えてね。

*1「しーしー」「ちーちー」「おしっこ」など、決まった表現なし

*2『ゆっくり』の場合幼体から親に向けて、『ちいかわ』の場合飼い主へも

*3 「まりさ」「れいむ」など自分種族

*4合成音声特有の軋むような声で

*5『妖精ちい』の場合帽子も体の一部

2024-07-05

anond:20240705182101

やたら甘えてくるなーと思ったらすでにフル勃起してるパターン、うちの夫だけだと思ってたけどそうでもないんかw

妊娠からデカイ乳輪とか黒乳首に興奮するって公言されてたから驚きはないんだけど、妊娠して乳首ずんからおっぱい星人拍車かかってて笑う

黒い乳首、そんなに好きかね

2024-07-02

東京在住でIT企業勤務(もしくはフリーランス

にあらずんば人にあらず!という驕り高ぶった人間は、速やかに足をすくわれてほしい。

2024-06-23

[]

然るに近時に至りては、時弊に流されその神国なる所以(ゆえん)を忘るゝ者多きが如し。

これ吾国体に於て大害の兆(きざし)なり。

如何となれば、時流者偶々吾神典を一読するも、その意の解すべからざるを以て忽卒(そうそつ)一言の下に論じて曰く、

「吾神典に所謂(いわゆる)神国の伝は全く上古男女両人初めて吾日本国土発見し、その荒蕪(こうぶ)の地を開拓したる経営事業国生みと云ひ伝へたるに過ぎず」と論じ、

或は「両神国生みの伝は国民を生むを云へるものなり」と説き、

又或は「神典なるものは上古の小説にして比喩を以て作為したるものにて、彼(か)の俵藤太秀郷(たわらのとうわひでさと、藤原秀郷)の蜈蚣山(むかでやま)の昔話に類するものなりものなり」と評し、

甚だしきに至りては「神典なるものは上古の英雄が奇事を説きて神に託し、野蛮の民を治むるの具に用ひたる策略の書なり」と云ふに至る。


三者の如きは太古の伝説を見るの具眼無き者として暫くこれを怒するも、

英雄愚民を治むるの具に用ひたる作為なりと云ふに至りては、

歴世天皇の御徳に関するものにして不倶戴天(ふぐたいてん)赦すべからざる放言なり。

かくの如き妄説行はるゝ今日なるが故に、自ずから神国臣民たることを忘れ、

終にその心意を問へば外国人と異なること無きに至る。

今にしてこの弊を矯正ずんば、吾一系正統の皇位日本の習慣なりとして君臣の大儀も只に習慣と法律の上に存して精神の上に存せざるに至らん。

2024-06-05

蛙亭中野が「みんなが『スポーツ』の雰囲気になるのが苦手」と云っていて、大変深く頷いた

どいつもこいつも「今盛り上がってるスポーツ」の話ばっかしやがって

にわかにもほどが有るだろ。ルールすら怪しいんじゃないか?

という、定期的に持ち上がる根深問題

にわか、気色悪い」派と「盛り上がってんだから水差すな」派

基本的に前者が悪者扱い

世間はいつも平家にあらずんば系論調

2024-05-15

anond:20240514122455

いまはオープンワールドにあらずんAAAにあらずという考えが過去のものになる過渡期にある

2024-04-25

anond:20240425094946

https://anond.hatelabo.jp/20240425094032

 

今なら無料で読めるぞ

パッと見たら、感覚的に「何となく言わんとしてることはわからんでもなかずんば虎児を得ず」ってなると思うわ

2024-04-24

anond:20240418043240

・髪が短くない

眉毛伸び放題

毛穴が黒ずんでいる

・整髪料がついてない

・服がヨレヨレ

これが不潔要素

2024-04-23

anond:20240423110910

アメリカ自由を尊ぶ個人主義国って認識もう古くない? 日本とは方向性の違う同調圧力バキバキ格差社会だって散々言われてるじゃん。陽キャにあらずんば人にあらずの国。

2024-04-22

anond:20240422122313

なんで同人作家特に女性向け)って作家にあらずんオタクにあらずみたいな思考のが多いんだろうな

2024-04-16

anond:20240410135624

逆だよ

ガンダムは古い作品から数多の流派宗教存在する

ファースト原理主義オリジン邪教

・Gこそが至高

宇宙世紀にあらずんガンダムにあらず

ハマーン様万歳

ティファたんprpr

スターウォーズのように同じ物語を別の切り取りでやってるわけでもなく

全く違う世界線作品ガンダムとして提供され

ダイバーズに至ってはガンダムおもちゃ

そういう中で、種は支持も多くあるが敵も多い

種が絡むだけでゲーム否定する一派がいる


種で映画作ってあんだけ興行成績出たなら

大成功だよ

2024-04-13

走れた!

久しぶりにやっと走れた。

日が眩しくて十分しか走れなかったけどこれは進歩だと思う。

ショーウィンドウに反射した自分下半身想像よりも肥大しててびっくりした。

とんでもないずんぐりむっく人間だった。

明日も走ろう。食べ物制御できるようになりたい。

2024-04-12

なんかずっと左尻の後ろ?というか尻たぶと太もものちょうど境目のあたりが痛い

筋肉の痛みみたいだけどそうじゃなくて血栓だったらどうしよう

こんなちょっとした痛みで病院行くのもおかしいか

でも今これ読んじゃって怖くなったわ

https://anond.hatelabo.jp/20240409222918

環境の悪いところで寝るのが続いたり座りっぱなしが続いたりで心当たりはありまくる

最初は整形に行くのがいいのか?

いきなり循環器内科行ったら「はあ?」って言われるよなあ

追記 URL記載したらトラバになるんだ 元増田さんこんなトラバつくことになってしまってごめん…私も最近大事な人を突然亡くしたのでなんだかずんと響いた)

2024-04-04

空白12職歴無しWワーカーワイ、着席

前半新聞配達は積み込みをミスり1部だけ余ってしまい焦るがギリ2時間で終了

後半スーパー特に面白いこともなくあっさり4時間経つ

アレだね、鮮度の確認するたびに思うけど野菜の廃棄って結構出るね

ニラが黒ずんでたり、チンゲン菜の茎の根元が溶けて千切れてたりして

ピーマンは破裂してグジュッとなってるんで食えねえけどそれ以外はすぐ調理すりゃ割と食えるものばかりで勿体ねえな~って思いながら捨ててる

偉そうなことを言ってしまうがこのバイト先はダメ職場だな・・・ダメ職場からこそ働きやすいんだと思うけども・・・

野菜の半額の基準や廃棄の基準の一覧表や資料が一切ないんだよホント・・・ボスに毎回尋ねて時間を奪うのも申しわけなくなってくるしよ・・・

金に関わる部分だから勝手に半額にゃできねえしよ・・・頭抱えちゃう

本部社員資料を作れよなァ!!それが本部仕事だろうが!!

はあ

それはそうとそろそろ食う量減らさないとな

今日チートス1袋400kcal、焼うどん2玉(しめじタマネギもやし)、納豆ブルボンプチラングドシャ食っちゃった

働く前ならいいけど終業後にこのカロリーは何の意味もない

でも体力の向上にはこの暴食が寄与している気もする

糖尿のリスクを減らすためにも少しずつ減らしていこう

でさ、

新聞配達を辞めたら次はニトリの2ヶ月のバイトを午後に入れようと思うんだけどニトリ短期バイトってどんな感じなん?

経験者が居たら話聞きたいやで

2024-03-31

生き物ってカワイイ方向に進化してるよな


最近思ったことがある。多くの生き物って、人間にとって見た目がいいように進化している気がする。

哺乳類とかだったら、人間にとって気持ち悪いやつはあまりいないだろう。爬虫類とか両生類とか、特に昆虫類だったら気持ち悪いやつがけっこういる。

今回思うところがあったから、4つほどエピソードを語らせてほしい。

1.アナグマ

 去年の秋頃だったか、近所の裏山に登って、入会地の傍にある栗林で農作業をしていたのだが、そこにひょこっとアナグマが現れたのだ。アナグマというのは……約10年前にやってた「のんのんびより」のEDだったかな。「あれってハクビシンとか、タヌキとか、アライグマとか、イタチですよ」とか、そういう歌詞があったのだが、だいたいそんな生き物だ。

 アナグマイタチ科の動物で、体長1m未満のずんぐりしたイタチみたいなやつだ。顔はハクビシンに似ている。※ようつべ検索するとすぐに出てくる。

 で、そのアナグマだが、栗林で農作業をしていた私の方に寄ってきたのだ。まだ若そうな個体だった。当方だが、農業林業はこれでも10年以上やっている。これまで、数多くのイタチキツネアライグマその他の小動物が箱わなに引っかかり、漁師地元住民殺処分されるところを見てきた。

 正直、あまりいい印象はなかったが、半径数メートル以内まで寄ってきたところで、「けっこうかわいいな」という印象が支配するようになっていた。このあたりにはアナグマが少ないのもある。あと、私が育ててるのは栗だから、こいつらには盗まれんだろうという感覚もあった。

 そういえば、小学校高学年だった姪っ子が、同じようなシチュエーション農地の中)で、狸っぽい生き物にポテトチップスコンビニホットスナック(ファミチキ)をあげていたのを思いだした。あれは遠目からだったが、やはりずんぐりした見た目だった。

 結局、栗林に来たアナグマは、その辺りをちょっと掘り返しただけで山の中に帰っていった。もう二度と出会うことはないだろう。例えばもし、私が育てているのがイチゴだったとしたら、確実にその場でクワなんかを握りしめて、ヤツを叩き殺そうとしていただろう。

 実際、うちの畑でサルを見かけた時は、全力で追い払うようにしているし、タヌキやアライグマだったら石を放り投げてぶつけた後、スコップで殴り殺したこともある。蛇とかだったら、毎年20匹以上は駆除してる。長靴で踏んづけて、もう片方の足裏で頭を叩き潰すのだ。ジャンボタニシだったら、毎年夏になると百匹以上は生き埋めにしてる。イノシシは……あれはプロの量子さんの領域である農家は手を出さない。

 私はこれでも専業農家である。大切に育てた農作物を捕る生き物は憎くてしょうがない(人間まで含めて)。蛇足になるが、農業従事者は漁師率がけっこう高い。昔の農家は、田植え稲刈りの時期を除いては、鶏を育てたり、山に入って鳥獣を捕っていた。今でも、狩猟免許がある人もない人も、山でイノシシとか鹿とかを捕って食料にしている例はある。

 私の祖父もそんなだった。私がまだ小学生の頃に、鶏小屋キツネかタヌキかアライグマかはわからないが、そういうのに襲われてしまった。非金属ネット小屋だったから、鶏が何匹かやられてしまっていた。祖父は悔しそうな顔をしていた。

 或る夜に、実家で夕食を食べていると、鶏が騒いでいる声が聞こえた。祖父と親父はすぐに実家を飛び出して、鶏小屋に行くと、キツネのようなものが鶏小屋ネットを破ろうとしていた。なぜか、祖父よりも自分と父の方が早く鶏小屋に着いていたっけ。

 後ろでカチャッ、という音が聞こえた。祖父が目の前に出てきたと思ったら、パアンッ!! という音が聞こえた。※祖父散弾銃を撃ってた。

 キツネのようなものは、その場で転がって痙攣しながら逃げようとしていた。親父が、祖父に鍬を手渡していた。それで、祖父が走り出して、ほうほうの体で逃げるキツネに追いついて……後は、何度何度も鍬が振り下ろされた。ぐちゃ、べちゃという音が聞こえて、狐は何度か鳴き声をあげると……多分絶命したのだろう。※近づいてわかったが、縞々のしっぽだった。アライグマである

 祖父は「このバカタレが、バカタレがぁ、アアッ!!」って叫んでたっけ。愛鶏(?)を殺されたのがショックだったのだろう。とにかく狐に凄まじい恨みを持ってた。あの時の自分は、「すげー。銃かっこいい!! 撃たせて」って祖父にねだってたよ。それくらい衝撃的な体験だった。私にとってのエポックメイキングだった。

「なに、お前も撃ちたい? 大人になったら警察行って免許がとれるど!」

「じいちゃんは、警察に行って銃の免許もっとるん?」

「わしはもっとらん。ひいじいちゃんもっとった。でも、わしは撃てるけえええんよ」

「俺も撃ちたい」

「○○くんが撃ったらいけん。捕まるよ」

「じいちゃんは捕まらのん

「捕まらんよ。ハタチの頃からずっと漁をやっとる」

 平成初期の話である。当時はおおらかな時代だったのだ……。今だったら普通に逮捕される。絶対マネしないように。

 さしもの私も、祖父の遺品である銃剣類は所持しているが、自らの敷地内であっても使おうとは思わない。なにしろ狩猟免許もってないからな。ほかの地元民と同じく、鳥獣駆除行為はひっそりとやりたい。

 話があっちの方にいってしまったが、私は基本的に、うちの農地に入ってくる鳥獣類は殺そうとする。苦労して育てた農作物を食われるのは絶対に嫌であるしかし、たまに殺さない例もある。それが上の例でのアナグマだった。

 その状況で見逃したのは、なんとなくという理由が強い。農場内でメシを食ったばかりで、ゆっくりたかったのもある。しかし、珍しくこっちに寄ってくるアナグマが「かわいい」という感情もあったのだと思う。うちの地域では、アナグマが珍しかったのもあるかもしれない。しかし、不思議体験だった。

2.コガネムシ

 今度は市街地での話だ。

 まだ若いころ、農業者じゃなくてサラリーマンだった時代に、とある国道沿いの飲み屋街にいた。最初の一軒目を探していたのだ。ふわふわ路地をさまよいながら、国道に出たところで、そいつ出会った。

 歩道の上に、もぞもぞと動く物体があった。よく覗いてみると、コガネムシだった。背中の色が特殊で、なんとベージュだった。限りなく白に近い真珠色といってもいい。レア甲虫である。いとおかし!! いとおかし!!

 その真珠コガネムシは、あまり元気がなかった。しか車道に向かってもぞもぞと進んでいた。このままでは自動車に轢かれて死ぬだろう。ぐしゃ、という音がするのだろうな。昆虫類が車に轢かれると、意外と大きい音がする。

 私は、そいつの目の前に人差し指を延ばした。するとそいつは、六本の足でガシッと私の指を掴んで、勢いよく私の手を昇り始めた。

 土の中から出てきたばかりのカブトムシとまではいかないが、元気な様子で私の手指を昇っていた。そのまま徒歩で飲み屋街に移動して、レストラン沿いの並木を見つけた。おそらく欅だったろうか。樹の表面にコガネムシをくっつけると、また元気そうにどんどん昇って行った。

 どうしてあの時、コガネムシを助けてやったのだろう。そういえば、小学生の頃は甲虫が好きだったような気がする。懐かしい気持ちになった。

 今でも、夏場で路上に転がってるセミとか見つけると、拾って助けてやる。すぐ近くにあるクヌギコナラにくっつけてやる。

3.トカゲ

 これは私じゃなくて、息子の話だ。当時は小5だったかな。夏休みだった。

 ある日、家の庭の中にある小道(※田舎から家が大きい)で、息子が「トカゲ見つけた」と報告してきた。「捕まえたの?」と聞くと、「捕まえてない」と言う。

 現場に行ってみると、小道の上でトカゲが2匹、それぞれ離れたところに倒れていた。お腹を上に向けて。瀕死だった。おそらくだが、野猫にやられたのだろう。お腹に爪で引っかかれた跡があった。

 息子がそいつらを触ったところ、1匹だけはまだ息があった。残り1匹について、「よい旅を」と私がその場に埋めてやっていると、息子が生き残った方に落ち葉や土を被せてやっていた。どうやら、回復を待つつもりらしい。「これ、おうち」と言っていた。

 好きにさせるべきだと思った。息子に対して、「日光に当てないように木陰を作る」「できるだけ触らないように」「1日に1回は霧吹きで水をかけてやるように」「餌はやらなくていい」など最低限の指示をした。

 私はトカゲが1日以内に死ぬと思っていた。木の棒で突いても、片方の足が全く動いてなかったし、どう見ても虫の息だったからだ。早い話、移動能力を失っている。

 その日から、息子は毎日トカゲのところに足を運んでいたっけ。水やりは欠かさなかったし、日光を浴びて体がのけぞっていたりすると、木陰の位置を調整してやったりする。

 3日が経って、私が現場を見に行くと、どうやらまだ生きていた。土くれと落ち葉を払いのけると、少しだけ体が動いた。体にはまだヌメリが残っていた。片足だけを動かして、体をのけ反らせて私から逃れようとしていた。「シャー」みたいな感じで、口を開けてこちらを威嚇している。少し気の毒になって、植物用の霧吹きをしてやったのと、一応、ミルワームを顔の近くに寄せてやったが、無反応だった。やはり餌は不用のようだ。

 次の日だったか、息子が飛んできて、「トカゲが動かない」という。現場に行ってみると、そこには……「おうち」から出てきたところで静止しているトカゲの姿があった。口には小さいミミズのようなものが入っていた。目は閉じていた。

「餌をあげてしまったの?」

「うん。お腹すいてると思って」

「そうか。たぶん、びっくりして死んでしまったんだね」

「うん」

「……どう思った?」

「わかんない」

人間常識トカゲ常識は違ったのかもしれないね

「うん」

 そんなやり取りをしたかな。

 そのトカゲは、結局何時間たっても動かなかった。生命活動を停止したのだ……。推測だが、ミミズが喉に詰まって息ができなくなったのかもしれない。放っておいても、数日中には死んだだろうが。

 息子にとっては、トカゲがかわいかったのだろうと思う。私は、あまりそうは思わないが。大人になると、高速で動くトカゲちょっと苦手だ。だがまあ、カナヘビはまだかわいいと思える。トカゲと似ているが、比較するとあまり動かないのもある。

4.セミ

 先日、県道を車で運転していたところ、路側帯を走っていた自転車が急に停まった。その彼女アスファルトにゆっくりと降りて、自転車を端に寄せると、足先でなにかを小突いていた。

 ちょうど信号待ちになったので、その様子を眺めていると、どうやらそれはひっくり返ったセミのようだった。彼女が小突く度に、「ジジッ」という音でセミは鳴いていた。死んではいないようだ。

 その子は、セミに向かって指先を伸ばした。セミは指を樹木だと思ったのか、ホールドした。その子の指に乗ったセミは、一緒に自転車でまっすぐの方向に進んでいった。

 次の信号で、彼女に追いついた。自転車を降りて、民家の入り口に生えている樹にセミをくっつけようとしていた。指で押してやると、セミは樹にくっついて、もぞもぞと枝を張っていた。彼女セミちょっと撫でたかと思うと、また自転車に乗って県道を走り抜けていった……。

 一応、セミかわいい部類には入るのだろうか。丸っこい見た目だから好きな人いるかもしれない。当方はどちらともいえないが、今度セミがひっくり返っていたら、死んでいるか小突いて確認してみようか……と思った。新しい世界が開けるかもしれない。



話は長くなったが、結びにしよう。

大昔から、それこそ多くの生き物がいたのだろうが、人間にとってかわいくない種の生き物がどんどん淘汰されていった。それで、今みたいに哺乳類鳥類可愛いのばかりが残った。

それは、全然定かではない。でも、かわいい生き物はというと、殺される場面でも殺されないことがあったのではないか。大昔から。よって、醜い種に比べて生き残れる可能性が高かったのではないか。と、先日『利己的な遺伝子』を読み終えたばかりの私は感じた。

あなたはどうだろうか。生き物は、やっぱりカワイイ方が生き残れると思うだろうか。しかるに人間場合は、かわいげがあって、みんなに好かれる個体ほど早死にする傾向があるように思えるのだが。

2024-03-12

はてなーってすぐこういうの「いい!」って持ち上げるけど

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2330333

ボロい民宿なんて空調はねえし部屋のあちこちずんでたりするし

虫は入って来まくるし、料理素人料理に毛が生えたようなのだ

接客フレンドリーといえば聞こえがいいけどデリカシーのない田舎おっさんおばさんの世話焼きだし

安いのは値段相応だよ

チェーン店しか飯が食えないはてなーみたいな人種は実際行ったら絶対文句タラタラだろ

2024-02-24

anond:20240223211313

主語かい。私はパーソナルカラーを知って逆に救われたな。

巷に溢れる「モテカラー」とか「人気色」みたいなのがことごとく似合わなかったけど、今まで「魔女みたい」とか「オシャレ気取り」って思って買わなかった色を塗って自分史上一番自分美人に見えた時、本当に救われた。今まで自分の素材や方法が悪いんだと思ってて、まさか色選びが間違ってたせいだとは思わなかったから。

骨格もそう。周りの子はみんなスラッとしてるのに自分だけなんでずんぐりむっくりに見えるんだろう、数値的には痩せ型のはずなのに、と学生服着てた頃からずっと思ってたけど、自分の体型に合った服を着るようになってやっと自己認識が間違ってなかったと分かった。

ただ、元々そういう一部の特性を持った人のためのテクニックだったものが浸透しすぎて、市販コスメで十分な層も惑わされている今の状況を「呪い」と思ってしまう人がいるのも事実

でも一概にくくらないで。あなた勝手に呪われてればいいけど、私にとっては救いの呪文から。奪わないで。

2024-02-14

anond:20240213174038

https://comici.jp/pachakoma888/series/49f0c865a1004

婚活漫画読んだけど全然キャラも馴れ初めも違うじゃん

あーでもこういう奴よくいるわ

女作者と女キャラを同一視しかできないバカ

現実フィクション区別がつかず作品に火付けするのが好きなバカ

ぼっちざろっくの作者も被害に遭ってたな

キャラ可愛い=作者も可愛い=作者が現実人生を生きて既婚なんて許せない、って発狂してた奴

鋼の錬金術師も女キャラが出るたびに女作者の自己投影だと発狂してる奴がいた

好きな女作者だったら絵のように可愛いはずだと発情し、嫌いな女作者だったら嫌いなキャラは作者そのものだと思い込みキャラ叩きと作者叩きの区別もつかなくなる

結局元増田婚活上手くいった女に嫉妬してその女作者のすべてを否定したくなって出自キャラもまるで違う「女キャラ」を無理矢理作者自身と結びつけてこき下ろしたいだけ

正直エルドワは人種差の話のはずなのに絵的には同種にしか見えないのが微妙だとは思うが

エルフはシュッとしててドワーフずんぐりむっくりなもんだが体格差が少なく男女差の範疇しかない

2024-02-13

anond:20240213234329

胸がデカいだけで「性表現」なの?

そうだぞ、常識を得れて良かったな

 

日本オタク絵に限らず現実でもそうなので、自然に性意識を学べないアスペ常識更新しておくといいと思う

肉肉しい未成年女性政治的に正しくないというのは先進国では割とガチ目に共通認識であるということ

また成人であっても幅広い年齢層が想定されるシーンで肉肉しい成年女性が薄着になったりボディーラインを強調するのは政治的に正しくないです

しかし、よっぽどフォーマルなシーンではなければ、スレンダー女性が薄着になったりボディーラインを強調するのはOKです

 

肉肉しい女性NGの具体例ですが、おっぱいが大きくてウエスト細くてケツがデカくて太ももがムチムチで足が長い女性だけでなく、

育ち盛り食べ盛りの子どもにありがちなずんぐりまん丸ボディーも、おばさんのだらしねぇまん丸ボディーもNGです

しかし、何故か渡辺直美レベルまで到達すると今度は逆にOKになりますポジティブボディーらしいです

 

スレンダー女性渡辺直美レベルのボディは性的では無いのでOKって大丈夫か?って思うけどモデルトレンドを見ている限り

あと10年はこのままだと思います

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