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2009-01-20

皮肉を言う方法は難しい

増田

ブコメ皮肉屋さんたちがあまり面白くない件について。

笑いを作るセンスも技術もない人間が批判するよ。

笑いって難しい。

言葉の取捨選択、

場の雰囲気、

誰が言うのか、

誰に言うのか…。

皮肉は特にムズイ気がする。

(自分の頭の悪さに起因する面も多いんだけど、そこは棚に上げて)

少し、頭よさげな笑いだからかな。

誰が誰に言うのかはでかいな

テレビ大橋巨泉が出てくるとチャンネル変えたくなる、みたいな。

ウヨ系やリベラル系の皮肉はだいたい笑える。

ただし、皮肉を言ってるんだけど、皮肉になっていないという、馬鹿にした笑い。

困ったのはサヨ系の皮肉

意見、批判じたいはたいてい納得できるんだけど、

皮肉が下手な面白くない人が書いているとイラッとする。

そういう書き方しかできないのかな。

オモローない人って、だいたい、ブコメしか書かない人が多い気がする。


追記

はてなブックマーク - 皮肉を言う方法は難しい

finalventオモローない人って、だいたい、ブコメしか書かない人が多い気がする。」

この人、オモローない人。自分の次にずるっこい人な気がする。

FTTH # |ω・)…… 「笑いが判る俺」を装いつつ自分ネトウヨ趣味を肯定したいだけのオナニー乙。

ネトウヨ趣味はないけどナイス皮肉

mangakoji 『皮肉が下手な面白くない人が書いているとイラッとする。』つまり、あなたに対する皮肉が成功してる。ということですね。わかります

結構、好きな皮肉かも。

knnn4321r ネタ, はてな 確かに、皮肉って相手によって受け取られ方が違うので難しいと思う。リo´ゥ`リ<極東ブログ楽しみ☆カナ

あまり、極東ブログは好きくないです。

chnpk これ批判じゃなくてただの感想だよな。

ほんとだ。

bunoum 増田 よく知られた誰かが文体からの特定を避けるためにわざと拙い文章で書いているように見える

味わい深い皮肉だな、好きだな。

shidho 増田, はてな, bookmark, communication 正直誰のどのブコメ皮肉なのか自分にはさっぱりわからないので、面白くない皮肉があるわかる増田はとても読解力のある人だと思う。

嫌いじゃないな、この皮肉

jt_noSke "オモローない人って、だいたい、ブコメしか書かない人が多い気がする。" おもろいダジャレコメントしか書いていない僕の存在を忘れてもらっては困る

この人好きくない。ダジャレは嫌いじゃないけど、この人のはかなり不快にさせる。

nanahusi 馬刺し食え。頭よくなるらしいぞ。あと鹿の肉も。

あまりおもしろいとはおもえないけど、イラッとはしない。

angmar 皮肉って、それと気づかなければそのまま素直に受け取ってしまうものだと思うんです。だから、面白い皮肉に気づいていない増田さんは、心がひねくれていないとても純粋で素直な人なんじゃないかな、そんな気がします

これはいい皮肉。確かに自分馬鹿だしね。

daihx Webネタ ブックマークコメントに対して(他人が)読むべき内容を要求するってのも不思議な感じ//ブクマコメントでよっぽどのなにか触れられたんだろうか

確かに、不思議だねえ。"ブクマコメントでよっぽどのなにか触れられたんだろうか"←それはないです。

gnt 皮肉ジョニー, 釣り?, DIS, ってんのかメーン?, クリリンのことかー! それはお前の感情なんだからお前の名前で言わないと意味無いよなヘタレチンカス野郎皮肉禁止らしいので下ネタ

優しい皮肉。おおー、確かに。ご指摘ありがとう。ただ、チンカスはついてないです。

y_arim 増田でしか書かないお前(お前のことなんぞ知らんからいくらでも邪推できる)よりナンボかマシだと思うが。トイレ篭ってぼそぼそ呟いてねえで出てこいや、紙はねえぞそこ。

サンクスです。これも優しい皮肉

2009-01-20 - どんなジレンマ

これは最上級皮肉と読み取れば、一番の出来だと思う。あふれる優しさなら、存在そのものが皮肉です。スバラスィー。

結局、イラッとする皮肉屋さんは来なかったみたい

2009-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20090118180156

あなたの思い通りに動くからおもしろいだろうけど、悪影響だからやめてください。

あなたみたいな浅はかな人間には彼のためになるようなことはできません。

長い目で見れば、いい思い出にもなりませんよ。

おとなになったら

ゲームをあまりやらなくなった

ゲームがつまらなくなったから?

ちがうよ

ともだちがいれば

ただ、ぼたんをおすだけでも

おもしろいんだってば

ジャンケン哲学

修学旅行で行った奈良薬師寺の坊さんの話をいまだに実行している殊勝な俺。

薬師寺の坊さんは、講話が面白いことで有名なようで、今でも修学旅行の生徒たちが坊さんの話をきくのは、定番メニューらしい。

「なぜ、仏法ではご祈祷をするとき、手と手を合わせるのかご存じですか。指と指のシワを合わせて、シワ合わせ、つまり幸せを願うのです」

これ、のちに仏壇のコマーシャルでもやった。

「また、手の甲の側を合わせて逆にしてはいけません。なぜなら指の節と節を合わせるとフシアワセになってしまうから」

これで一同意味なく感心。

「さらにこの話は3つでワンセットになっているのです。爪と爪を合わせてみてください。ほら詰め合わせ。ワンセットです」

一同笑い。

この話をきっともう何十年もしているのだろう。

修学旅行の生徒さんがこの寺を訪れると、わたしたちは講話をさせていただくことになっています。しかしこれはあまり我々も進んでやりたい仕事ではありません。そこでジャンケンをして当番を決めるのですが、みなさんは普通、嫌な仕事の当番をジャンケンで決めるとき、負けたほうに決めますよね?」

「我々は違います。勝ったほうが当番をすることにしているのです。ジャンケンで勝つと嬉しい。やった、勝った!と思います。嬉しい人が、嫌な仕事をするのです。結局おんなじことなんですけど」

以来俺はジャンケンをするとき、嬉しいことを決めるときには負けたほう、嫌なことを決めるときには勝ったほう、ってことにしている。今でも。

別に仏法精神に則ってるわけじゃないよ。そのほうが幾分かおもしろいから。

めんどうな仕事担当を決めたりするときに、「勝ったほうにしようぜ」と言うとたいてい怪訝な顔をされるけど。

実際やってみると、分かるひとには分かる。と思う。

2009-01-17

http://anond.hatelabo.jp/20090117152234

まーおもしろいのはアルファブロガと呼ばれる人らの殆どはIT分野の人達でそこはそこだけで盛り上がってる感じ。

それ知名度を利用してファンがつまらんコメント残す芸能人ブログとかで記事自体は面白くない身にもならないものが多い。

かといって英語出来る人は海外ニュースをひっぱって来てgigazineみたいな事するだけで、あれは404でも書いてあったけどアルファブロガとは呼べないと思う。

そういう点でボーガスニュースみたいに、捻りと皮肉センスで読者を獲得しているのは凄いなーって思うね。

なんか、専門的な事が書いてるわけでも無いのに魅力があるっていうの。これも1つの才能だな。

2009-01-16

小学校のころ同級だった男の子スキーに行った。

http://anond.hatelabo.jp/20080913153317

http://anond.hatelabo.jp/20081201015818

http://anond.hatelabo.jp/20081226042010

の続き。

知らないうちに、彼らはスキーに行ったりしていたらしい。

小学校同窓会にて地元組で話が盛り上がり、近場に泊まりがけでスキーに行ったことがあるらしい。

なぜわたしがそれを知ったのかというと件のやつから「せっかくだから今年は一緒に」と誘われたからなのだが、転勤族の悲哀というか、卒業と同じタイミング学校を変わってしまうとこういうふうに図らずも仲間はずれになってしまうことがままあるのだ。

これまでは特に気にしたこともなかったけれど、今回ばかりはちょっとさびしくなった。

いいな、と思った。

わたしには「幼馴染」という関係に対する幻想のようなものがある。

子どものころからずっと一緒にいると、互いが少しずつ異性になってゆくようすを間近で見る機会が多くなる。

声が変わったり、胸が膨らんだり、背の高さが逆転したり、ちょっと重いものを運ぶときに軽々と担いでいる姿とか、ふとした瞬間の大人びた表情とか。

そういうのが、とても魅力的で刺激的なことのように思うのだ。

実際は特に意識することなんてないよ、と経験者が語るのを聞いたこともあるのだけど。

例の、本当の意味クラスの「注目の的」だった女の子は、彼と同じ私立中学校に進学していた。

そこは中高一貫校だったので、きっと高校も同じだったんだろう。

幼馴染コンプレックスうずく

いいな。いいな。

そしてほらまた。

スキーも一緒だったんだって。

彼女は、お父さんが開業医だった。

絵に描いたような優等生だった。

なんでもできる子だった。

わたしが彼女に勝っていたものといえば、英会話ぐらいだ。

わたしと彼女はたまたま同じ英会話教室に通っていたのだけど、わたしの気持ちと先生の教え方が上手に噛み合っていたようで、わたしは一人でやたらと順調に力を伸ばしていた。

海外の人が何かの交流で学校に来たときに代表でスピーチをしたりとか。

彼女と唯一張り合えるであろう技能はそのぐらいのものだった。

なんていうか、格が違う感じがする人なのだ。

ということで、スキーツアーに参加することになった。

かなり緊張していた。

彼らは定期的に会っているらしいのである程度気心の知れた仲を保っているのだろうが、わたしは卒業以来初めてなのだ。

知らない人たちの輪の中にひとりで入ってゆくことにほぼ等しい。

当時特に仲の良かった子を見つけてくっついていよう、でもきっとある程度関係ができあがってるだろうし、今更加わっても迷惑がられないかなあ、とかネガティブ思考全開で集合場所へ行った。

総勢7人。男性4人、女性3人。

意外と集まるものなんだ、とびっくりした。

なんか全体的にキャッキャキャッキャした浮わついた感じで、早くも不安でいっぱいになる。

なんだろう、この広瀬香美な雰囲気は、と思っていたら実際「(合コンあいのり)÷2」な、そんな趣旨の集まりに近いのだということをわたしは後になって知ったのだが、まあとにかく緊張していた。

久しぶりだから、一応

「きゃー!!ミッチョン!?久しぶりー!!!」

「今どこに住んでるのー!?」

みたいな盛り上がりはあった。よかった。

やっぱりみんな卒業して十数年も経つとだいぶ変わるんだなあ、というのが実感だった。

顔立ちそのものもだけど、化粧をしたり太ったり痩せたりハゲたり茶髪になったりしていて、確かな年月の重みを感じさせられた。

それからバスに乗り込んだのだけど、わたしは当時の仲良しグループの子ではなく「注目の的」の女の子、さとし(仮名女の子です)と隣どうしで座ることになった。

仲が良かったほうの子がすでに結婚していて、ご主人と一緒に来ていたからだ。ちなみにご主人は同級生ではない。

さとしは医学部に進学したそうだ。

浪人して入ったこともあってまだ学生で、本当はこんな風に遊んでる暇はないけど、と笑っていた。

彼氏もいて、まだわからないけど同じ医学部の人なので将来を考えることができたらうれしい、と言っていた。

「さとし、きれいになったね」

と、誰かさんではないけれど、わたしはさとしに言った。

本当にそうだった。

もともと色が白くて線の細い子だったけど、そのままの雰囲気で大人になっていた。

薄化粧をして髪をゆるく巻いたさとしは、小学生のころの何倍も美しかった。

さとしは少し肩をすくめて、小さく照れ笑いをした。

感じのいい笑顔だった。

さとしについてはいろいろな記憶がある。

5年と6年で同じクラスだったのだけど、5年のころ、さとしは取り巻きの子たちを引き連れていじめをしていた。

先生たちから全幅の信頼を置かれる優等生でありながら、陰で特定の子の持ち物を隠したり、寄ってたかってバイキン呼ばわりしたりしていた。

別に怖かったわけでもないのだけど、なぜかだれもさとしを告発するものはいなかった。

6年生になってその子とクラスが分かれると、さとしのいじめ自然となくなった。

週一回の英会話教室の帰り道は、さとしと帰っていた。

野良子猫を見つけて、近くのスーパー惣菜を買ってきて一緒にえさをあげたりした。

さとしは「けろけろけろっぴ」が大好きで、サンリオのお店に一緒に立ち寄ったこともあった。

そこで見るさとしは、本当に普通女の子だった。

何となく別世界の人のように見えるさとしにも親しみを感じるひとときだった。

卒業式が近くなり、毎日のように練習が続いていた日、わたしはヘアゴムを失くした。

当時はものを失くすたびに親からこっぴどく叱られていたので、また怒られる、と思っておろおろと周囲のクラスメイトに尋ねて回った。

ちょうど体育館への移動時間が迫っていて、誰もが

「ごめん、知らない」

としか言わない中、さとしだけが探すのを手伝ってくれた。

結局見つからなかったのだけど、わたしが

ありがとう、もう大丈夫だよ」

と捜索打ち切りを宣言しても

「いや、あそこにあるかもしれない

とか言って机の下をのぞきこんだりしていた。

今思うに、この生真面目さが、さとしの美点だったのかもしれない。

すごく責任感の強い子で、委員会活動などで任せられた仕事はいつでも完璧にこなそうとしていた。

いじめをしていた時期も、さとしはこういう一面を失うことはなかった。

むしろそういう子だから知らないうちにストレスがたまってしまって、子どもゆえの残酷さでその捌け口を「いじめ」に求めてしまっていたのかもしれない、と今は思ったりする。

さておきスキー場に着き、まずは滑ることに。

一通り体を動かし、食事がてら休憩所のストーブの前でさとしと話をしていたら、やつが来た。

いたって気軽に今日の天候がどうとか雪の積もり具合が、とか話し込むふたり。

かたや、ものすごい置いてきぼり感の漂うわたし。

相槌はかろうじて打つものの、いまひとつ会話に乗れてない。

ほどなくしてさとしが早々とゲレンデに戻ってしまったので、ふたりになった。

「今まで何回ぐらい集まったの?」

「うーん、もう5、6回になるんじゃないかな」

「そうなんだ」

「俺はスノボだけどね。ミッチョンは?」

「もうだいぶやってないよ…。大学生のとき以来」

「俺も毎回来るわけじゃないからなあw」

「それにしてもみんな、変わったね」

「あー、ミッチョンは久しぶりだもんな」

同窓会も出たことなかったし」

「そうだな。いなかったな」

「でも、いいものだね」

と言うと、こっちを見てにやっとした。

「そう?」

「うん」

するとどこかあさっての方向を向いて

「それならよかった。」

と低くつぶやくように言った。

自分が誘ったのだから、ということで気を遣って尋ねたことのようだった。

それから、同行している元クラスメイトたちの話をしていた。

夫婦で来ている彼らは婿養子なのだと聞いた。

なるほど、確かにあの女の子は古くからの金物屋さんの娘なのだ。

2年前にご主人がお店を継いで、モダンな感じの雑貨屋に改装して、小さなカフェまで併設したらしい。

それが当たって、地元でもちょっとした有名店になったのだとか。

「すごいよね。

 婿養子って肩身が狭そうなイメージがあるけど、そんなふうにお店を変えるのも大変だっただろうね」

「最初は反対されたらしいけど、最近はやってるじゃん。古い家屋の味を活かして今風の店にするの。

 それで、お父さんたちが今まで卸してきた品物をメインで売るのは変わらないってことも話して、

 プランナーと一緒になって説得して、お父さんも折れてくれたらしいよ」

「お店、今日休みじゃないんだよね?」

連休は書き入れ時だろうに、夫婦で来て大丈夫なのだろうか、とふと思った。

「俺も聞いたんだけどね。お父さんとお母さんが、自分たちで何とかやるからたまにはいいよ、って

 送り出してくれたんだって。」

わたしは、彼女の家に遊びに行ったときにお母さんがよく出してくれていた手作りケーキのことを

思い出した。

高級店のケーキとは違うけれど、素朴でシンプルで、ついたくさん食べたくなる味わいだったと思う。

行くたびに違うメニューのケーキが出て来ていたのだけど、いつも手作りだと言っていた。

カフェで、もしかしてあのお母さんの手作りケーキを出しているのだろうか、もしそうだったら、なんて素敵だろう、と思った。

彼は、この金物屋の若夫婦とも

商工会の集まりでときどき会う」

と言っていた。

自分はまだメインじゃないんだけど、あいつらはもう店主として堂々としたもんだ、と言っていた。

その縁でスキーにも一緒に行くようになったらしい。

つながってるなあ。

同じところに住み続けるとは、こういうことなのだろうか。

わたしには、わからない世界だと思った。

幼いころからずっと顔を知っている人と今でもこうして交流を保っているということが、とても幸せなことのように思える。

わたしはたまたまこいつが夢に出てくることから始まって今こうしてスキーに混ぜてもらっているだけで、彼らと同じ地域には住んでいない。同じ世界を知らない。

妻夫木仮名・そいつのこと)はさ」

「うん」

幸せ者だね」

「何、突然w」

「同じ土地で生まれ育つのって、幸せなことだよ」

「そうかな?」

「そうだよ」

「じゃミッチョンは幸せじゃないの?」

「え?」

「なんか、そういう話の流れじゃない?」

「ああ、いやそうじゃないけどw

 でもうらやましいよ、何となく」

「うん、まあその寂しさはわかる。ミッチョン卒業式のときめっちゃ泣いてたしな」

「そうだっけ?」

「覚えてないのかよw」

「あんまり」

「ミッチョンって普段はあまり自分の感情を表に出すほうじゃなかったじゃん。

 それがいきなり号泣だからな。

 小栗っち(仮名・担任の先生)も反応に困ってたよw」

「やめてよ、恥ずかしいじゃん!」

「わははw」

「でも、その割にあんまり皆のこと覚えてないんだよなあ…。

 なんでだろう。」

「あー。実は俺も。」

「薄情者w」

「お前もだろw」

軽い突っ込みにしても「お前」と呼ばれたのが、すごくうれしかった。

距離が一気に縮まった気がした。

わたしも、一応まだ仲間なんだよね?

そうだよ。だから心配すんな。

みたいな変な脳内会話が繰り広げられてしまい、ひとりでにやにやしてしまった。

「ていうか、小栗っちw懐かしいねー」

「元気にしてるんだろうか?」

「相変わらず熱血なのかな」

「ハゲてそうだよな」

「それ当時から言ってたよねw」

「言うとムキになるから面白くてw」

「剛毛はハゲやすいらしいよ」

「それじゃ、やばいじゃん、小栗っちw」

小栗っちは若い男の先生で、かなりの熱血教師だった。

当時から妙に冷めたところのあったわたしは、一度小栗っちから涙交じりで怒鳴られたことがある。

クラスの子達から学級委員に推薦されて、それを辞退しようとしたときのことだった。

もう3学期のことで、めぼしい人はすでに委員をしてしまった後で(学級委員は学期ごとに改選するのがうちの学校の決まりだった)先述のさとしはそのころ生徒会をやっていたし、他にこれと言って人がいないからまあミッチョンぐらい推薦しとくか、みたいな空気を感じ取って「なんだかめんどくさそうだなあ…」と思ってしまったのだ。

「やればできるやつなのに、俺はお前のそんなところが悲しい!」

というようなことを言われた。

子供心に「そんなこと言われても」とか生意気なことを思っていたが、でも小栗っちはいい先生だった。

今のわたしとそう変わらないぐらいの年だったはずだけど、難しい年頃の子どもたちをよくまとめていたと思う。

芋づる式に、いろいろな人の記憶が蘇る。

過去記憶はいつだって甘美で優しい。

なんだか、せつなくなる。

ところでわたしは妻夫木聡のファンではないのだけど、最近、やつの顔に少し妻夫木聡の面影があることに気がついたのだ。

長めのまつ毛と潤いのある目元が特によく似ている。

にこっと笑ったときの口元も似ている。

このところ、妻夫木聡テレビで見ると「どきっ」とするようになった。

「あー寒いマジでやばい!」

とか言いながら、他の元クラスメイトが来た。

平野仮名男の子)と大田(仮名男の子)だった。

当時にぎやかし担当の人たちだったが、わたしは彼らとほとんど接点がなかった。

今日は同行者だからこうしてとりあえず話しかけてきたのだろうけど、正直に言うと話題がない。

妻夫木ここにいたんだ」

「久しぶり。ミッチョン俺のこと覚えてる?」

「覚えてる、久しぶりだね」

「やーミッチョンきれいになったなー」

「え、いや。ありがとう。大田も…大人っぽくなったね」

「ハゲてきてるって正直に言っていいよ、ミッチョン」

「うるせぇよ平野メタボ平野

「まだメタボじゃねぇw」

笑いながら、同じ褒め言葉でも言う人によってこんなに心に響かないものなのか、と思った。

もちろんまだ20代だし、ハゲもメタボも言うほど目立ってはおらず、顔立ちも整っている人たちなのだ。

茶髪日焼けして華やかな格好をしている彼らは多分人目を惹くだろう。

実際、さっきだってゲレンデでよその女の人に声をかけて何だか楽しそうに盛り上がっていたのを見た。

子どものころは大田も平野運動がよくできた子だったし、女の子にも人気があったと思う。

あの

「誰か好きな人いる?」

に、よく出て来ていた二人だった。

でもわたしは彼らと会話のテンポが合わず、話していて何かと気後れしてしまうことが多かった。

彼らが当時「ミッチョンって何となくしゃべりづらい」と言っていたのも知っている。

その流れで、苦い記憶を思い出してしまった。

平野たちのふとした発言がきっかけで一部の女子に陰口を叩かれ、あからさまに仲間はずれにされていた時期があったのだ。

その中に、さっきの金物屋の娘の子もいた。

しばらくして和解できたので、忘れてしまっていたのだ。

なんという芋づる。

「だいぶあったまったし、俺そろそろ行くわ」

妻夫木が言い、立ち上がりながら

「ミッチョンも行く?」

とわたしに声をかけてくれた。

「あ、うん」

と返事をしたときにはもう妻夫木は歩き始めていた。

「じゃ、またあとでな」

「おー」

「またね!」

すたすたと立ち去る妻夫木に、わたしはあわてて着いていった。

妻夫木といっしょにいるほうが、どう考えても居心地がよかった。

背後では平野たちの明るい話し声が続いていた。

大田は知らないが、平野は当時、妻夫木とかなり仲が良かった。

妻夫木やさとしが進学したところとは志望先が違っていたが、受験組の一員だった。

このスキー旅行を毎年企画しているのは平野だ、と妻夫木から聞いた。

「ああ、平野こういうの好きそうだね」

とわたしが言うと

「半分は女目的らしいけどw」

と笑いながら言っていた。

「さっきもナンパしてたね」

「今夜あたり、何か仕掛けるんじゃないの」

「仕掛けるってw」

「あいつそういうの得意だもんw」

と、気がつけばふたりで並んでリフトに乗っていた。

わたしは「高いところに宙ぶらりん」のシチュエーションが大変苦手だ。

だからバンジージャンプは死んでもできない。するとしたら死ぬときだと思う。

加えて、隣が妻夫木だ。

楽しそうに話を続ける彼の横で、わたしは硬直していた。

よほど返事が上の空だったのだろう、

「どうした?」

と少し覗き込むようにわたしの顔を見た。

「なんでもないよ」

笑顔を作って答えたが、その笑顔がこわばっているのが自分でもわかった。

「…いや、なんでもなくないだろ。トイレ?」

「ちがうってw大丈夫大丈夫

「いや、本当にどうした…あっ!」

妻夫木が、何か思い当たる節があるかのように声をあげた。

「ミッチョン、高所恐怖症だったなw」

「いや、あの…はい…」

「わははははw」

「ちょっと笑わないで!揺れる!」

「ほーらほーら」

「いやああああ!揺らさないで!!やめてえええ!!!」

「わはははは…」

もう本当に恐ろしくて、リフトを吊り下げているワイヤーにひしとしがみついてしまった。

すると妻夫木が、さすがにばつが悪そうに

「もしかして、本気でいやだった?」

と聞いてきた。

「怖いです…やめてください…」

と言うと、妻夫木はしょんぼりした。

「ごめん」

「ううん、わたしもごめんね」

「いや、ほんとにごめん」

気まずい。

でもやっぱりリフトは怖い。

なるべく自分がいる場所を認識しないように、上のほうを見るように心がけていた。

「…なんで上向いてるの」

「下見ると怖いもん」

「…ククッ」

「笑わないで!」

「いや、だってお前の格好、おかしいってw」

「おかしくない!」

「おかしいよwなんか怖がり方がすごいもんw」

「あんたに言われたくないよ!」


あとで気がついたが、このときが「お前」「あんた」が復活した瞬間だった。




夕食およびお風呂の後、男子部屋に集まって皆で飲むことになった。

女子部屋からの移動中に

りょうちゃん(仮名・金物屋の子)ち、お店きれいになったんだね」

とわたしが話しかけると、りょうちゃんは気さくに答えてくれた。

「そうそう、旦那がなんかがんばっちゃってさー」

するとさとしが

「すっごいかわいいお店だよ。わたしもたまに行くもん」

と話に入ってきた。

「さとし、いつも抹茶ロール頼むよねw」

「あのロールケーキはすばらしい。○×屋(地元デパート)で売ってほしい」

「何言ってんのw無理でしょw」

さとしがわたしのほうを見て

「ミッチョン、もしこっち来ることがあるなら連絡してよ。いっしょにりょうちゃんのお店行こう」

と言った。

「ありがとう」

とわたしが笑顔を返すと、さとしはにっこりと笑った。

ケーキりょうちゃんのお母さんのお手製なんだよ」

「ああ、やっぱり!」

「なんでわかるの?ミッチョン」

「いつもご馳走になってたじゃん。さっき妻夫木から『カフェもできた』って話聞いて、りょうちゃんのお母さんってお菓子作るの上手だから、もしかしたらそうなのかな、って思ってた」

「ああ」

りょうちゃんは、何かしたり顔でにやっとした。

何だろう、とそのときは思っただけだったけど、後でその意味がわかった。

りょうちゃんは、わたしが妻夫木を「狙っている」と思っていたみたいだった。

「狙っている」というか、まあ確かに大はずれでもないのだけど、なんというか、そういうニュアンスじゃないのだ。

ちょっと違うのだ。

積極的に関係を進展させたいとは思っていないのだけど、でも、縁を途切れさせることなく続けていくことができればどんなにいいかと思っている。

まあ、それが「狙っている」ということになるのならば、りょうちゃんの読みも正しいということになるのか。

男子部屋ではすでに小宴会が始まっていて、りょうちゃんの旦那さんが

「おー!来た来た!女性陣はこっちにどうぞ!」

と、いそいそと座布団を準備しながら場所を空けてくれた。

あとでりょうちゃんに年を聞いてみたら、わたしたちより7歳上の人だった。

部屋は10畳ぐらいの和室で、エアコンストーブでぽかぽかと暖かかった。

「いやー美人揃いだなあwおふたりともまだ独身ですか?」

と旦那さんが早くも鼻の下を伸ばしているのが印象的だ。

「はいはい始まったw」

と、りょうちゃんがすかさず釘を刺した。

さとしは面識はあったらしいが、ちゃんと話すのはこれが初めてだった、と後で言っていた。

「ほら、この子がさとし。ときどきお店に来てくれてるじゃん。」

「ああ!あの医学部の!」

「よろしくお願いしますw」

「いやー!すごいね!才色兼備ってやつだね!」

「ひろし、うるさいよ」

旦那さんの名前は「ひろし」らしい、ということがこのへんでわかった。

「で、こちらは…」

「ミッチョン。小さいころ、家が近所でよく遊んでたんだよ」

「ああ、あの英語が上手だったっていう」

「いえwよろしくお願いします」

「ふたりとも頭がいいお友達なんだな。お前バカなのにな」

「ひろしには負けるけどね」

りょうちゃんwとりあえず乾杯しようよw」

「あ、ごめんね、こいつがバカなもんで」

「もういいからw」

というふうな感じで、せわしなく繰り広げられる夫婦漫才を残りの5人が遠巻きに鑑賞しつついじる、という流れが出来上がった。

さとしを平野に取られてしまい、ひとりで所在なくぼんやりしていると

「楽しんでますか?」

と、妻夫木が横に座ってきた。

「うん、りょうちゃん夫婦おもしろいねw」

「ひろしさんがムードメーカーだから」

「でもこの集まりって不思議だよね。皆もともとバラバラのグループだったのに」

「ああ。さとしは俺が呼んだんだよ」

「そうなんだ」

平野がね」

と、妻夫木はちらりと、平野とさとしのほうを見やった。

「さとしと会いたがってて」

「どうして?」

「さあ…。いろいろあるんじゃない?」

「男同士でそういう話したりしないの?」

「しない」

「そういうもんかなあ」

「うん」

大田が乱入してきた。

「ちょっとミッチョン!飲もうぜ!」

「大田お前大丈夫?w」

大丈夫大丈夫!はいミッチョン!」

と、大田に紙コップを渡されて並々と清酒を注がれた。

「あ、ちょっと!大田!」

妻夫木がふいに焦ったように声を上げて、瓶を取り上げてしまった。

わたしはなぜかわからないけど、とっさに「妻夫木を安心させなきゃ」という気持ちが働き、あえて

ありがとう。いただきまーす」

と明るく宣言して口をつけてみた。

あーあー、という顔をして、妻夫木がわたしを見ている。

そんなに焦らなくても、わたしは実はお酒には強いのだ。

妻夫木はそれを知らないから「清酒をいきなり女に飲ませるのは危ない」ぐらい思って焦ってるんだろう、とそのときは思った。

それにしても清酒は普段あまり飲まないものだけど、ひとくち含んでみるとなんだかとてもおいしく感じて、一気に飲み干してしまった。

「あー。これすごくおいしいねー。どこの銘柄なのかな?」

本心からしみじみとつぶやくと、妻夫木と大田が驚いた顔をしてこちらを見ていた。

「ミッチョンって、お酒強いの?」

と大田がおそるおそるといった様子で尋ねてきた。

「まあ、それなりにw」

と答えると、ふたりは顔を見合わせて

「それなりに、どころじゃないよなあ…」

「ミッチョン、なんかイメージ変わったわ」

と大田が半笑いでつぶやいた。

どんな可憐な(しかし誤った)イメージをわたしに持ってくれていたんだろう、と思った。

一通り話をして大田が立ち去った後、妻夫木に聞いてみた。

「女の人がお酒好きなのは、よくないのかな」

「え?なんで?」

「大田、引いてたし」

「ああ、気にするな。あいつ未だに異性に変な幻想持ってるやつだから」

「でも妻夫木もびっくりしてたじゃん」

「ああ、俺?」

「うん」

「いや、俺は…」

「何?やっぱりよくない!?」

「いやいや、そうじゃなくてw」

「何?」

やや酔っていて、しつこく絡むように聞いてしまった。

「いや、だからね」

「なんだよー」

「いや、うれしいな、って」



あっ、と思った。

このお酒妻夫木が持ってきたもので、妻夫木のおうちはもともと醸造所から発展した会社だ。

「ほら、ほんとにうまそうに飲んでくれたじゃん。

 やっぱり、作り手としてはね、うれしいじゃない」

さっき飲んだのは、妻夫木のおうちが作ったお酒だったんだ。

そして

「あー。失敗した…」

とかぶつぶつ言っているのでよく話を聞いてみて、もっとすごいことを知った。

妻夫木は今、若い人向けの新商品を開発する部署で働いていて(これは前から知っていたんだけど)、実は今日、販売直前まで来ている試作品のような販促品のような、まあそんな扱いのものを持ってきていたそうだ。

それを黙って周りの人間に飲ませてみて、反応を見てみたかったらしい。

「俺んちの酒ってわかってたら、みんな多分気を遣ってよく言ってくれるだろ。

 でもそんなの、おもしろくないじゃない。

 黙って飲ませて『うまい!これどこの酒?』って言わせてみたかったんだよなw」

そのために隅っこに隠しておいたお酒を、酔いどれの大田が見つけ出して勝手に飲み始めてしまったのだった。

でも最後のほうは、もう抑えきれない笑みがこぼれていた。

妻夫木はうれしかったのだ。

事情を知らないわたしが、図らずも思い通りのセリフをつぶやいてくれたことが。

わたしは、なんだか胸がわくわくして、たまらなくうれしくて満ち足りた気持ちになった。

妻夫木にぎゅーっと抱きつきたくなった。

妻夫木は、すごい。

妻夫木、かっこいいよ」

と、背中をばしばしと叩いた。

「は?」

妻夫木は、本当に立派な社会人だね」

「なにそれw」

「うん、かっこいいよ」

「わけわかんねぇw」

「こんなにおいしいお酒を作ってる妻夫木は、すごいやつだよ。

 自慢の友達だよ。

 もうたまんないよ。すごいよ」

と、ほろ酔いの頭で語彙がうまく出てこないもどかしさを感じながらも、一生懸命わたしは感動を伝えた。

妻夫木は目を細めて

「おう。サンキュ」

と、わたしの頭をがしがしと撫でてくれた。

それが今回の旅行で一番思い出に残っている出来事だ。

妻夫木はすごいやつだ、と思った。

そして、わたしみたいな平凡な人間と仲良くしている理由が、よくわからなくなったりもした。

妻夫木は、わたしの何がよくて友達でいてくれてるんだろう。

我ながら卑屈だなあ、と思ったけれど、こんなことを考えていると、妻夫木に誘われたというさとしの笑顔が、小学校のころの羨望の念とごちゃごちゃに混ざって、頭の中に霧がかかっているような、すっきりしない重たい気持ちになってくる。

さとしを誘いたかったのは、平野だけなのかな?

さとしみたいな子だったら、きっと妻夫木とも釣り合うんだ、とか意味のわからないことを思った。

こういうことをうじうじと考え込んでいる自分がとてもいやだ。

さとしだって、こんなふうに思われるのはきっと迷惑だ。

そういうことを考えたくなくて、今は仕事をとにかく頑張ることにした。

妻夫木みたいにすごいことはできなくても、自分なりにやるべきことをきちんとこなし続けていたら、いつかはこのもやもやも晴れるかもしれない、と思ったりしている。

次はいつ会えるのかな。

休日はひとりで過ごすことが多く、あまり人を誘うことがないので実は誘い方がよくわからない。

自分から誘ってみれば、何か変わるのかな。

2009-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20090115101131

へー。それはおもしろいね。

ところで、中学のときの体育の成績、なんて、どうやって聞くの?本人に面接で聞けばいいのか?

後、怪我とか障害で、体育の成績の悪い人はどうするの?

2009-01-14

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51165915.html

確かに田舎ではクルマがないと笑っちゃうほど何も出来ない。ニートワーキングプアも車は必需品。しかし車は走ってくれさえすればいい。そんな構図が統計から見えてくる。

走ってくれればいいや、という観点で軽や小型車を選んでるんじゃなくて

昔は大型車じゃないとまともな車がなかった。

軽なんて走る棺桶もいいとこだし狭いし五月蠅いしダサい

ところが今は開発が進んで小型でも丈夫でしっかり走る車ができた。

だったら安い方がいいじゃん、ということで小型の車が売れている。それだけ。

確かに大きくて高い車はそれよりいいんだけど、誰もそんなの望んでないっていうだけ。

PS3の美麗グラフィックじゃなくて、Wiiのショボグラフィックで満足、というわけだ。

自動車研究開発が進んだ結果、安くて便利でいいものが出てきたっていうごく自然な結果なのに

どうやら自動車業界はそれが不満らしい。

ところが、かつてギークというのは大のクルマ好きだったのだ。

そう!恐らく30代後半以上のギークな人はエンジン構造から種類からターボの方式から可変バルブタイミングまで全部知ってる。(たぶん)

で、普通に若いギークな人も実は知っている人が多いと思う。自動車に興味なくても鉄道なら好き、とか。VVVFとか大好きとか。

ようはそういう人がキャズムの向こう側にいて頑張って引っ張ってたのに

そういう車は減ってしまってキャズムの向こう側には何も無くなってしまった。(方向性が変わったってことかもしれんけど)

もっといろんなアイデアでもっと安全で楽しい車を出せばいいのに出さないもんだから

「なんでそんな高い車買わなきゃならんのだ」

ということになってる。

その結果、車好きな人が減っていって売れなくなった。

都会では車は必要ないとか、たぶん嘘で、あった方がいいに決まってる。

駐車場が高いとか全然使わないとかいうのが動機の人は全体の一桁%じゃなかろうか。動機付けになってる人は多そうだけど。

彼らはもうクルマに「単なる工業製品を超えた魅力」を感じてはいないし、これからはもっと感じなくなるだろう。

車は個人用移動手段として形を変えながらずっと生き続けると思う。

安全で簡単な小型ジェットでも開発されれば別だけれど今のところそれは無理そうだし

陸上を移動しなければならないというのは必ず必要なことだ。

だから、魅力は感じなくても必要であることに変わりはない。

後は自動車メーカーデザインやありきたりなマーケティング商品のような魅力を感じない車ではなく

「新しい車」を出せるかどうか、だと思う。

(その意味ではハイブリッド車とかIWMとかおもしろいのになぁ)

ビジネスにはならない

けど、ちょっとおもしろいんじゃないかなぁというアイデアが頭の中にあるんだけど、

それを形にする技能がないし、形にできるつてもない。

頭の中にあるのはグルサイトの一種(グルメ+SNSみたいなサイト)なんだけどね。

2009-01-08

http://anond.hatelabo.jp/20090108230420

現実を知っているつもりの君もなかなかのもんだよw

ある意味自己紹介をしているようなもので、ちょっとおもしろいなあと思っているんだ。

2009-01-07

一般紙に行くであろううBL作家予想

読んでないけど『この漫画がすごい』とかによしながふみとか入ってるわけだし

羽海野チカは昔スラムダンク同人誌やってたし

オノナツメbassoの別名義でBLやってるしNARUTO同人やってたし

ねむたいのに起きていたいという微妙な状況にかまけて

今後一般紙に書きそうなBL作家をあげてみる。

どっかにすでにそんな話題があったらすんません。

あるいはすでに一般紙に書いてたらすいません。

ついでにはてな的に求められてなさそうな内容ですいません。

でもさー、ゴラクとか男性向けエロ漫画誌より漫画として漫画話題として昇んないしさー

おもしろい作品もあるのでちょっときいてくださいよ

もしかしたら「オレはBLの頃から読んでたよ」とかちょっと優位に立てるかもしれませんよおくさん

というわけで本題。

ヤマシタトモコ

スピリッツとかモーニング2の編集の人ははやくこのひとに普通漫画を描かせたらいいとおもう

すでにBLである必要性があんまない。好きにやってんなあとおもいます。

最新刊の『薔薇の瞳は爆弾』とか多芸な感じが良く出てる。

■えすとえむ

エロティクス・エフとかにすでに書いてそうな悪寒

オノナツメ系というか(内容的には真逆と言っても過言じゃないんだけど)、めいんりー外人しか出てなくて非常にスタイリッシュ

個人的には「エイジ・コールドブルー」が一番好きです。ロックっていうかコレたしかこんなバンド実在してたと記憶してんだけど誰だったっけ?

■阿仁谷ユイジ

ていうかエロティクス・エフにすでに描いてた(エロティクス・エフが一般紙かどうかは別として)

表情がエロくてとてもいい。

おすすめは『刺青の男』かなあ。

草間さかえさんとかユキムラさんとか鈴木ツタさんとか寿たらこさんはなんかBL最適化されてしまった感じがある

ユキムラさんは長州ファイブ書いてるけども、どうしても読みたいって情熱はわかないごめん

BLエロ漫画と同じで、その中のすごくおもしろい作品を探すのはちょっと大変というか費用対効果的につらいじゃんみたいな。

んで、じゃあどっから手ぇつけたらいいのよ、っていうと、amazonの評価が賛否両論なのを選んだらいいと思う。

ちょう高評価しかないのは、多分ラブあま胸キュンものなのでなにこれ状態になる可能性が高いようにおもう。

なんかほら、「ブラッドハーレーの馬車」の評価ってバラバラやん。それ思い出してもらえばわかる感じなんだけど。

たとえば蛇龍どくろエンドレスワールド」は1から5までいろいろ。

すっごいおもしろいかどうかは別として(色々と舌足らずなように思うんだ)、この話は作者にとって特別なのだろうと思わせるだけの熱量があんのね。少なくとも私はそう感じた。

ひるがえってヨネダコウ「どうしても触れたくない」

これはすごく高評価なんだけど、やっぱBLとして予定調和なんですよ。アマゾンで評価高かったなって記憶で買ってみたら、すでに買って読み終わってたぐらい記憶に残ってなかった。漫画うまいとおもうんだけど、望まれたものを望まれた感じで書いてあるというか。そういう。ひっかかりがないので、多分BL的なときめきを求めてない人はそんなピンとこないんじゃないか的。

つまり、BL好きにとっての★ってのは、BLとしてどんぐらい安心感があるかってことなんですよ。甘く切ない恋の成就。そこんとこに多くの評価が存在する。

いやまあそれが悪いわけじゃないんだけど(漫画に何を求めるかなんて人それぞれだし、結局のところ娯楽なわけだから眉間に眉寄せながら読む必要なんてないわけで)、もうオチが見えてるのは漫画読みにとっては「あー」って感じになっちゃうとおもうんだ。です。よ。

なんで、★の数がわりと割れてて、熱狂的なコメントがついてるのは読んでみたらいいんじゃないかと思います。

後、東京漫画社マーブルコミックスは昔の快楽天みたいな感じなのでおすすめ。ハズレが少ないです。

じゃあねるわおやすー。

2009-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20090105152453

そこがよく出来てて、収入が上がると落とすまでの時間も短縮されるんだよ。おもしろいね。

うまくやれば、落とすまでのコスト計算の方程式組めると思う。ヤリチンとかはそういうの持ってるね。

素人女の子って自分相場をかなりシビアに見てるよ。

そこを読み違えてる子もたまにいるけど、そういう子は見事に売れ残っていくね。

いやー、現実ってキビシイね。

http://anond.hatelabo.jp/20090105023931

おもしろい!友達になれそうだ

仲良くしてください(はぁと

でもねー。セックスは、愛が介在するほうが断然きもちいいよー

2009-01-04

ゲームを久しぶりにやろうかと思って検索したんだけど、PCゲームランキングってどこ?ふつうに、ゲームランキングで検索すると

http://dol.dengeki.com/soft/ranking.html

とか、ゲーム機でのランキングばかりなんだね。PCゲームってそんなにおもしろいものがないの?

2009-01-02

http://anond.hatelabo.jp/20090102144536

ファン層が広いため、それぞれの層の人間自分の層の常識で主張したりするから話題になるってことかな。

個人的には実態のあるボーカロイドみたいな感じで、存在自体はおもしろいと思ってるんだが・・・

初音ミクマクロスFPerfume。ここらへんてなんか似てるね。

http://anond.hatelabo.jp/20090102121649

バカな小学生につられて、バカな大人が出てきた良い例。

ウラ技つながりというのはおもしろいけど。

韓国人がぼろ糞言われてスカッとする動画

ニコニコランキング・インしているこの動画を見て思ったのだが、

言葉ができない」アジア系移民の第一世代が苦労したのは戦前日本人移民も同じじゃないのか?

どうしてそれを観て「スカッと」できるんだろうか?

どんだけ想像力が欠如した人間がこの動画を見ておもしろいと思うんだろうか?

ベスト・キッド 1』のミヤギさんが酔っぱらうシーンを一度観てみたらどうだ?

韓国人がぼろ糞言われてスカッとする動画‐ニコニコ動画(ββ)

バカじゃねーのって思う

うちの兄貴(34)はかなり極端な性格をしてる。

簡単に言えば、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いって考え方をする。

最たる例が韓国嫌い。2ちゃんねる嫌韓に影響されたようでとにかく韓国が嫌い。

そのせいで、4??5年前には普通うまいうまいと食べていたキムチも嫌いになってる。

以前は、冬になると食べたいと行っていたキムチ鍋も食べたいとは言わなくなった。

キムチ鍋に限ったものではなく、鍋に餅をよく入れるのだけど、

トッポギと言う韓国の餅が鍋にちょうどいいと思って勧めてみたらイヤそうな顔をする。

で、この間、おもしろいものがあるから、と韓国サイトを紹介した。

基本、日本語で表示されるんだけど、広告ハングル

それで、ハングルが鬱陶しいからと、中身を見ないで見るの止めてた。

身内のことながら、バカだと思う。

思想的なのはどーでもいいんだけどさ、それで自分楽しみを減らすのはばかげてる。

食べるの好きなくせに、こんなことで食べられるもの減らしちゃ、楽しみを減らしてるだけ。

おもしろいツールがあるのに、作ったやつが嫌いだからって、使わないのはもったいない

正直、こんな極端なやつの相手をするのに疲れたよ。

2009-01-01

今さらながらDiablo2初体験

今さらながらDiablo2を初体験。Diablo3のアナウンスがあってから、そういえばDiabloやってみたかったんだよね・・・と思い出して、いそいそとプレイ開始。

「何これ!?超絶おもしろい!!やめられない!!まさにオレのためのゲーム!!」

どうやらWiz好きの自分にはぴったりのゲームのようだ

Wiz + Gauntlet(Atari) ?

これは長いつきあいになりそうだ・・・

2008-12-30

http://anond.hatelabo.jp/20081230003144

元増田。ちょ、おま、今更セカイ系発見したわけじゃないぞ。

ただ、「セカイ系」っていう表現は曖昧かなー、と思って、とりあえずエウレカセブンSFってことにしておいて、そのあとに「主人公の気持ちで世界が変わる話は嫌い」って言っただけで。じゃぁ、セカイ系作品を見るなって言われれば・・・うーん、エンターテイメントとしておもしろいところもあるし、見とかなきゃ意見言えないっていうのもあるし、まぁ見るぐらいならいいか、と。

2008-12-26

http://anond.hatelabo.jp/20081226223023

そんなにひどかったっけ?と思って久々にトップページ行ったら噴いた。いやいやいやいや。完全に一見さんお断りモードじゃないか。

一番目立つところにサービスメニューってどうよ。サイボウズOfficeかよ。

「俺たちの作ったサービス見て見て」じゃだめでしょ。

一番いいところには、そのときの旬を、はてなの売りを、なんでもいいけど一番おもしろいものを置いとかないと。

どうせユーザーになって使い込みはじめたらトップページなんて見ないんだから、初見の人に「おもしろそう!」って思ってもらえる工夫をもっと!

2008-12-23

聞いて欲しいから呟くんだよな

会社に心の安定しない女の子がいてね、

ってかそこまでイタイほどではないんだけど、調子が悪いときは何だかブツブツ喋ってるの。

「…ええ、なんで…」とか「…違う違うよ、そうじゃなくて…」とか、いろいろ。

ひとり言が多いなあって日は、たいてい心の調子をおかしくしてる日だ。

でも、オレも気づいたんだ。

ある日忙しくて忙しくて、気づいたらオレもブツブツ呟きながら仕事してた。

で、それは何でかって言ったら、周りにオレの状況を伝えたかったからなんだなあ。

「オレは忙しいから下手なことで話しかけんなよっ」て。

なるほどねえ。

彼女は伝えたがってたんだねえ。

察して欲しかったんだねえ。

…察するってのはそんなに楽な場合もあるんだね、あっはは。

ああ、人間おもしろいなあ。

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