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http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2007031400840.html
「開かずの踏切」のいらいらを少しでも解消しようと、国土交通省が13日から、待ち時間を予測して液晶画面で利用者に知らせる実験を、京王線千歳烏山駅(東京都世田谷区)近くの踏切で始めている。
過去の電車の踏切通過時刻を、全地球測位システム(GPS)や踏切周辺に配置した観測員から送られる実際の電車の運行情報で補正して、あと何分待つかを割り出す。実験は16日まで続け、アンケートで、いらいら解消の効果も確認する。
国交省によると、ピーク時に1時間に計40分以上遮断機が下りている「開かずの踏切」は全国で約600カ所。一部で立体交差にするなどハード面の対策を進めているが、今後は実験結果も踏まえ、情報提供などソフト面の対策も検討する。