はてなキーワード: 高句麗とは
先進国が途上国から移民を受け入れることで維持していくようなら、その先進国は最終的に移民を供給しつづけた国あるいは民族のものになっていくでしょ?
歴史上実際にあった話をすると、大化の改新(というのが教科書で言われてるようなものかどうかも議論があるがさておく)のころから奈良時代にかけて、朝鮮半島ではそれまで2~3世紀単位で続いていた三国鼎立+加羅(任那)の小国家群というパワーバランスが一気に崩壊して、紆余曲折あって新羅による半島統一に向かっていった。そうすると百済、高句麗あたりの支配層ってのは難民化するわけで、そういう理由で半島の住民(今の朝鮮民族とは民族的に連続しない可能性もあるらしいがさておく)が日本に大量に流れ込んできたわけよ。『自称・神功皇后以来朝鮮半島三国+任那の主権者』であるところの日本にとっては、『日本に帰順するから居させてくれ』といわれれば断れもしない。
百済や高句麗の王族・貴族は日本の貴族社会に受け入れられ、それより下の人々は技術的な意味で重宝され、少なくとも平安初期くらいまでは百済・高句麗の遺民としての意識・集団性を保ちながら暮らしてたらしい。高麗神社とかその名残な。しまいにはそういった朝鮮系の人々の娘さんの腹から天皇が生まれるに至った(桓武天皇な)。
しかしそれで日本が朝鮮化したか? というと、ご覧のとおりである。どっちかっていうと当時の唐文化のほうがよほど影響が大きい(漢字の音とか漢詩とか、奈良時代の建造物群とか)。
古すぎるよ! というなら宋末から明初にかけて漢民族が、って例も挙げられるが結論おんなじだし上に挙げた例より規模が小さいので。
神々が神功皇后に憑依して「海の向こうに豊かな国があるぞちょっと侵略してこい」と告げる
→夫の仲哀天皇、「なわけねーだろwwwwプゲラwww」とまともに取り合わない
→神々、仲哀天皇を祟り殺す。天皇でも容赦なく祟られるのが記紀クオリティ
→「こうなったら私がその国攻め取るしかないわね!」と神功皇后が実権を握り軍を編成。神々こぞって加勢する
→臨月だけど「帯巻いとけば数ヶ月もつわよ!」と渡海を強行
→皇后、新羅を散々に打ち破って降伏させる。百済と高句麗もそれ見てあわてて降伏
→皇后、帰国して応神天皇を生み、「この子が皇太子よ!」と宣言
……いや、幾らなんでもここまで強くなられても。その、なんだ。困る。