はてなキーワード: 食傷とは
上京組が、地元で暮らす中学時代の同窓に奇異の眼差しを向ける話、よく聞く。
食傷気味というか、手垢に塗れたトピックだけど、とりあえず思うところを書いてみる。
地方の進学校卒業して、そこそこの大学出た人間から見たら、底辺校に入ったような同級は異常に見える。
マークⅡ乗って平日日中にふらふらしてるような怪しい人の使い走りしてる奴とか、“おいしい商売"を紹介してくれる奴とか、ナマポでパチンコしてるバツイチとか。
こういう人間たち、本当にクズだと思うけど、彼らが極悪人だとは思わない。
学校の勉強ができなかったとか、親がバカだったとか、地頭が悪いとか、そういうほんの些細な、本人にはどうすることもできない環境依存的なことでゴミクズになってしまったのだと思う。
「怠け者だから途上国の人々は貧困にあえいでいるわけはない」みたいなプロ市民的言説に聞こえるかもしれない。ただ、程度に差はあれ、世界にこういう構造はある。
もし自分がスクールカーストの最底辺だったら、DVを受けて育ったら。誰かの立場になる想像力を働かすことができれば、真性クズが条件付きクズに見えてくるはず。
Facebookを使い始めのころは、自分史上のいろんな時代の人たちとの再会を純粋に楽しんでいたのだが、
そこからある程度の期間を過ぎた今、ひとつの違和感に困惑している。
それは対面で付き合っていた時には見られなかった一面があらわになるポストを目にすることが多くなったことに端を発する。
どのようなポストか平たく言うと、いわゆる「意識高い系」や「放射脳」という類のものだ。
これらのポスト自体の内容の是非は別として、私自身はこれらのポストがとても苦手だ。
あまりにも頻繁に目にするので、本来ならば非表示にでもしたいところだが、
知人として繋がっている手前そうするのもなんだかはばかられる気がして「いいね」などをすることもなく、
当たり障りなくスルーを決め込んでいる。
以前からこのような傾向があったならば、それも仕方なしとも思えるんだろうが、
私がフォローしている人たちは、対面で付き合っていたときからかなりの年月を経て再会した人たちが多い。
それを考えれば、私と別れた後に彼や彼女たちもさまざまな経験を積み、
それに応じて思考も変遷していったと考えるのが自然だろう。
しかしながら、わたしの中での彼や彼女の面影は当時のままで止まっている。
あまりにこれみよがしに思考のコアを実名で繋がるSNSに露出してくるのもなんともいえない気分である。
これを読んで思ったこと、またはその反応に対して思ったこと。
http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20130228/bigdataisdead
Web2.0からクラウド、ビッグデータまで、様々なバズワードが生まれ、おっさんたちを虜にし、また一部からは揶揄される状況が繰り返されている。当然ビジネスの上でも、これらのバズワードは多用され、一部では本質的に意味のある事業が進んでおり、また一部では知的ゴロツキの餌となっているのが現状だろう。
このようなバズワードに対し、一般的な反応は大きく分けて2つだ。「我が社もビッグデータ事業だ。その方が時代に乗っていて格好いいだろう、ぐはははは」と「またバズワードか。食傷気味だ…一年で何回聞くことになるんだろう…」である。
ここで、問題にしたいのはバズワードの対象自体が有用か有用でないかではない。基本的に正しく捉えればクラウドもビッグデータも有用だ(だからこそ、バズっているともいえる)。では、なぜこれらのバズワードが飛び交う時に、嫌な気分になったり、攻撃的になったりする人たち(自分含む)がいるのだろうか。
考えてみたのだが、バズワードは言葉自体がもつ情報量が圧倒的に少ないことに起因するのではないか?ということだ。これはバズワードの定義が曖昧ということとは異なる。そうではなくて単語が発言されるときにその単語がもつ情報量の問題だ。通常の会話ではある単語が発言されたときに、その人の知識量やバックグラウンドを示す単語があればその人の能力をある程度推測することができる。
卑近な例だが「Excelだと100万行以上あると開けないですよね」という発言があると少なくともこの人は100万行のデータを扱ったことはあるんだなという情報が受け手は得られる。技術的会話とは本来そういうもので、その人の発言する技術用語である程度の技術力を推測するものだろう。いや、コード書かせてみないとわからないだろ、というツッコミはおいてください。あくまで最低限の推測、例えばこれまで付き合いのない企業間での打ち合わせのような場合でのスクリーニングの状況を想定してほしい。
このとき、バズワードによって、なんかよくわかってない人も「ハドゥープでノーエスキューエルでアレですよ」みたいな発言をするようになると、これまでどちらかというとマイナーで技術者かどうかを識別する単語につかえていたHadoopや統計手法名をまた一から考え直さなきゃいけなくなる。一番最初のスクリーニングの仕方をこちらが変える必要がある。それが激しくめんどい。だから、バズワードは嫌いだ、という思考を自分がしていることに気がついた。
というわけで、ビッグデータうんぬんにイライラしている方々、この仮説は如何でしょうか?
蛇足だが、なんでこの思考に辿り着いたのかというと、あまり親しくない他社との打ち合わせ時に相手がビッグデータ、ビッグデータと連呼するので、ほんとに技術力があるのか(またはほんとにビッグデータに関心があるのか)よくわからなかった。そこで、関心あるならそれなりにビッグデータに関する情報もフォローしているはずだという仮説のもとでユバタスについて話題を振ってみたところ、ユバタスどころかPFIも知らなかった。世の中そんなもんである。
世界的ですもんね
乗るしかない
最近エロサイト作ってみた。みたいなエントリがすごい多いですよね。こんなエントリがあるくらい『最近流行の「エロサイト作ってみました」をいったん整理する http://anond.hatelabo.jp/20130124061507 』。
僕が知ってるだけで5個くらいそんなエントリを見た気がします。エロサイト作りのビッグウェーブが来ている!!エロサイトなら僕にも作れそう!そこで、このエロサイトビッグウェーブに乗るために僕も作ってみました!この手のエントリに食傷ぎみの方はすいません。。
『xvideos将軍』
名前はシンプルでインパクトのあるものにしようと思い、時代物が好きなので『xvideos大臣』『xvideos関白』『xvideos将軍』の3つで悩んだのですが、この中で1番偉いのは将軍だろうということで、将軍にしました(今考えたら関白のほうが偉い気がしてきました)。
まあとにかく、これで僕もアフィリエイトで年収150万円を稼いで社畜を脱出してイケダハヤト師のように生きれるはずです!やったね!年収150万円で僕らは自由に生きていくんだよ!
上記のまとめに登場するエロサイトは技術的に高度なことをやっていたり、かなり綺麗なUIだったりします。それはそれで素晴らしいのですが、はたしてそんなものがこの真冬に下半身裸な状態で見るエロサイトに必要でしょうか?
『可愛い子・好きなAV女優で抜ける』これがエロサイトに1番大切なことだと僕は思います。
xvideos将軍は「エロサイトは好きなAV女優の動画で抜ければ良い」という設計思想になっております。なのでデザインはお世辞にも綺麗と言えないですが、AV女優名からは結構な数の動画を探せるようになっています(例えば僕の大好きな鮎川なおちゃんだと22本の動画が登録されています)。動画は毎日50本づつぐらい追加されるようになっていますので、ぜひみなさん好きなAV女優で楽しんで下さい。
xvideos将軍がオシャレエロサイト原理主義に警鐘を鳴らせれば、と考えております。
技術的には特に大したことをしてないのですが、誰かの参考になるかもと思い一応のせておきます。
特筆すべきところもないですが、普通にrailsを使って作りました。現在、動画数は1万件近く入ってるのですが、サーバーが貧弱なせいかそれぐらい入れると結構クエリによっては重くなるので、New Relicを使って重いところを調べて、キャッシュしたり遅延ロードしたりするようにしています。New Relicは初めて使ったのですがherokuの場合本当にすぐ簡単に使い始められて素晴らしかったです。スマホ対応はjpmobileをつかってスマホからのアクセスの場合は別のviewを読み込みようにしていますが、、なんかbootstrapがうまくできなくて今はひどいことになっております。
サーバーはアダルトが大丈夫な日本のサーバーがよくわからかったので、とりあえず海外のは大丈夫なんだよね?ということでherokuを使いました。もしherokuはアダルト駄目だった場合すぐに移転するので教えてください。GMOのクラウドもアダルト大丈夫らしいのですが、一瞬使ってみて、コンソールとかが非常に使いづらかったので、お試し期間でやめました。
・DB mysql Xeround Cloud Database
無料プランですが、これは貧弱すぎてやばいです。お金がなくて上位プランに変更できないですが、xvideos将軍を出した今となってはすぐにアフィリエイトで秒速で1億円稼ぐ予定なので変更できるはずです。
・スクレイピング nokogiri
スクレイピングには敬愛するbabyshark http://d.hatena.ne.jp/inouetakuya/20121117/1353145846 でも使われているnokogiriを使っています。とにかく女優名にこだわって動画を保存したかったので、まず始めにAV女優名を全部スクレイピングして保存しました。現在3500人のAV女優が保存されています。AV女優ってたくさんいるんですね。ありがとうございます。
その後女優名がのっている動画サイトを定期的にスクレイピングするようにしています。まだまだ動画が保存されていないAV女優もたくさんいるので、その辺は今後の課題です。あとリンク切れをおこしている動画も多少あるので、それを定期的に削除するようなコードも今書き中です。
デザインはbootstrapのデフォルトなんですが、ずるいデザインテクニック https://speakerdeck.com/ken_c_lo/zurui-design に登場するズルい背景を使いました。背景をちょっと替えるだけで、かなり高級感が出るのでオススメです!背景はこちらのサイトから探せます(http://subtlepatterns.com/)
広告は全然かわからないので、とりあえず一番有名そうでAPIもあるDMMのを貼ってみました。動画の下には同じ女優が出ている作品をAPIを叩いてレコメンドするようにしてます。エロサイトは儲からないってなんかで読んだので、結構広告はベタベタ貼ってみて、herokuにちょっと課金してる分くらい稼げたらなーと思ってます。
・ユーザーが動画やタグ、出演女優名を登録できたりするようにしたら面白いのかなーと思っているのでそういった機能をつけたいです。「みんなで作るエロサイト」みたいな感じです。
・bootstrapがツンデレ過ぎて結構萎えてるスマホ対応をなんとかしたいです。
・あと、スーパーフリーエージェントになって秒速で1億円稼ぐのも最近流行ってるみたいなので、そっちのビッグウェーブにも乗りたいところですがうまくいってません。
宣伝乙とか言われてしまうと思いますが、その通りなので言い返せません。でもせっかく作ったから多くの人に使ってもらえたら嬉しいじゃないですか!
xvideos将軍をよろしくお願いします。 http://www.xvideos-av.com/
・自分が出来ることがすべて役に立つことで、出来ないことは役にたたないという考えの奴ってのは以外と多い。つまり思い上がり共。
・自分の知らない事に関しては役にたたないと開き直るくせに、自分が出来ることに関しては鬼の首を取った気になる奴の多いこと多いこと。
・相手の本質を知るには、あえて弱者を演ってみればいい。貶してくる奴はやはり底が見える。
・男女間の何気ないやり取りが神聖化されすぎ、偶像崇拝も甚だしい。笑顔で相手の目をみてゆっくりと話を聞いてゆっくりと話すことがそんなに難しいことだろうか。
・もててこなかった男はいくら取り繕っても語気や挙動がやっぱり変だ、また肉食系というかサバサバ系を志しているような女の語気や挙動もやっぱり変だ。
・気持ち悪いから猫なで声で話すな、どんな男にも通用すると思うなよ。18年生きてきたら耐性ぐらいつく。
・上下(先輩)左右(友達)の関係が大切と言うのは止めてほしい、人生他力本願、自分にとって都合の良い人間を見つけようとでも言ってほしい。
・スマホ猿、アプリ猿、SNS猿急増、メトロン星人も夕日も見ないで出て行くレベル。
・真剣に話の聞き手になると女の話に限らず、男の話だってめっっちゃくちゃつまらない事に気づく、特に下ネタと自慢話。そんな馬鹿話につきあっている女は賞賛したい。
・別に深夜アニメをチェックすることは崇高な趣味じゃない、それと量産型萌えポルノアニメ(ハーレムorオールハーレム系)を押し付けてくるな気持ち悪いから、
・恥ずかしいと言われていちいち躍起になるぐらいならアニメイトで買ったようなクリアファイルを持ってくるな、自慢げに誰かに落としてもらったアニメを授業前に垂れ流すな。
・忙しいことは別にえらくない、ただ余裕がないのを肯定的に受け取っているだけ。人間余裕があって然るべきだと思う。
・要領良いアピール、上位カーストアピールは結構、承認欲求をいちいち下位カーストに求めてくるなうざったいんだから、能があるなら爪隠せバカ、でしゃばるな、みっともない。
・自分が女に振られたからって、世の中所詮金ってどうなのよ?愛とか恋とかいってずっこんばっこんやってたじゃんないの?嫌なことあったらいきなり現実主義?
恋愛至上主義でやってきたんでしょ?真面目に世の中金って思ってる人に謝れ。
・田舎が好きなら田舎にいろよ田舎もん、都会はせまいんだから、地元愛強すぎだよ、エピソードを毎回詰め込むな、会話飽きる。
・私立文系は本当に糞、本気で下手したら何にも得られないで、バイトしてセックスして頭悪くなって卒業ってありえそう。今までそんな事ないだろと思ってたけど、本気で私立文系はダメだ。
・どうして今までジム・スナイパーⅡの格好よさに気付けなかったんだ、ただのジムじゃないぞこりゃ、たまんないぞ色々と。
ソーシャルゲームは従来のビデオゲームとは違う道筋をたどって急速に普及した(別掲記事「激動のゲーム市場をめぐる3つの誤解」を参照)。単にユーザー同士が交流できるゲームという意味では、家庭用ゲーム機やパソコンのオンラインゲームが先に実現している。
DSと3DSでいえば、無線LANを経由した「すれちがい通信」がそれにあたる。任天堂がこの12月に発売する3DS向けソフト「マリオカート7」では、ネットを通じて「コミュニティー」で対戦仲間を募り、世界中のユーザー8人で同時にカーレースを楽しむこともできる。12月にSCEが発売する携帯型ゲーム機「PS Vita」は携帯電話のネットワークを利用して、さらに交流を密にしようという試みも始める。
一方、モバゲーやGREEに代表されるソーシャルゲームは携帯電話を利用し、ゲーム自体には無料で参加できるのが大きな特徴。ユーザー同士の交流は課金のための重要なモチベーションとして位置づけられ、ゲームを早く進められたり、強くなったりする有料アイテムの購入を促すものが多い。
最近ではGREEの「ドリランド」のように強いカードを集めるタイプのソーシャルゲームが主流となっており、強いカードを得られる可能性がある1回数百円程度のクジ引き「ガチャ」が主な収益源となりつつある。最初は無料で、のちに課金を促すビジネスモデルである以上、競争が激化するにつれ、ユーザーの射幸心をあおる方向へと突き進まざるを得ない。
「日本は欧米に比べてブームが作られやすいが、飽きのペースも速い。このままバトルもの、カードものばかりだと、ユーザーが食傷気味になる可能性はある。また、『ガチャ』を収益源とするゲームはあおり要素が強く、嫌気からユーザーが離れることもあり得る」。ソーシャルゲームに詳しい大和証券キャピタル・マーケッツのアナリスト、白石幸毅氏はこう指摘する。
ソーシャルゲームは一部のハマったユーザーによる課金で成り立つ。重課金ユーザーは全体の数%といわれ、多いユーザーになると月額数万円もの資金を投じるという。一方、家庭用ゲーム機は「ハードの保有期間や1つのソフトで遊ぶ日数を考えると、じつは娯楽の費用対効果としてはけっこう安い。問題はユーザーを惹きつけるようなジャンルのソフトを投入できるかだろう」(白石氏)
やはりソフト次第ということになるが、「定額」という安心感から家庭用ゲーム機の世界が見直される可能性も出てきた。月に数万円課金したとしても大人は自己責任で済むが、親元にいる小中高生はそうはいかない。任天堂に子ども向け需要の追い風が吹くこともあり得る。
今年7月の決算説明会で岩田社長は、「将来、任天堂の何かのゲームの追加ステージとして、『これを遊ぶためにはあといくら払っていただけませんか』ということはあって良いのではないか」と前置いたうえで、こう明言している。
「『数字のパラメーター(設定値)だけを触って、何かの鍵を開けるとか、何かがものすごく有利になるとかという形で課金する』ということは、クリエイティブの労力への対価ではない全然別の構造です。それを追求すると確かに短期的に収益は上がるのかもしれないのですが、お客様と私たちの間での長期的な関係は作れないのではないかというふうに思っていまして、こういう形での課金は、私たちのコンテンツに対してはすべきではないと、いうことも話しています」
人気のブコメで「すげぇなぉぃ」と思ったのが
って奴。
合理的だから因習化されたものに、「あれこれ合理化して・・・」ってコメントするのもすごいよな、とか思った。
「因習」を批判するなら、「合理的だろうがなかろうが」になるだろ、普通。
合理的なら受け入れられるのかよ?受け入れられないんだろ?左の皆さんは。
学校の式典での日の丸君が代に異議を表明する人にも、同じように同調が賢明だの、やる以上は不利益を受け入れろだの言うんだろうね。
これも意味不明。
つかね俺の母校では、卒業式の証書授与を、代表ではなく個々人に変えろと主張して戦っていた先生が居たよ。
でもその先生は、結局変更されなかった卒業式をボイコットしたりしなかったし、起立しないとかもしなかった。
卒業式の後、すまなかったと謝られたくらいだよ。
そしてPTAとかを含め地道に活動を続けて、俺らの卒業後5年して、卒業式の内容が変わった。
ここでは証書授与のやり方について、是非は述べない。
生徒側は代表だけの方が時間が短くて良いって奴が多いのは当然なんだから。
けど俺はこの先生を支持するよ。
少なくとも、きっちり体制と闘って、正当なやり方で結果を勝ち得た。
どこぞの卒業式で起立しないアホと違ってな。
京大のカンニングの件が大きなニュースになっている。ネット上で「マスメディアの過剰放送だ!」という意見が色々でている。たしかにそうだと思う。あんなにまでやる必要があったのかと思う。
ひとつの事件をきっかけにたくさんの人が大騒ぎして、いろんな人が巻き込まれる。
という気持ちになる。
でもよくよく考えてみると、ネットも対して変わらないという気持ちになってくる。
少し前の立教大生の件もそうだけど、ひとつの発言に対して、みんなで大騒ぎして、いろいろな情報を引っ張り出し、最後は内定取り消しにまで持っていく。
テレビがどうだとか、ネットがどうだとかそういうことではなくて、あまりポジティブではない出来事に対して、やいのやいのと詮索したり、過剰に騒いだりするのはちょっと食傷気味だ。
従って業務の効率化を推進し、コストを切り下げることが至上命題となる。
よって選挙で選ばれた首長には、能力が高いことが期待されるのだが、
高い能力の証左としての高い報酬を自ら切り下げるのは、報酬に見合った政治ができないことの自認と言える。
政治家の寿命は短い。3期12年を全うしたら他の選挙区に移るのが通例である。
そのため政治家の世代交代は頻繁に起きるのだが、給与引き下げはその障壁になる。
供託金、選挙費用を積み立てたらぺんぺん草も生えないような給与では、別に十分な収入が見込める人間しか立候補できないからだ。
仕事をしないのに給与が高すぎるのではなく、安すぎて仕事ができないのに自己顕示欲や正義感の強い無能しか集まらないのである。
仮に、奇跡的に自己顕示欲の強い有能な首長が就いたとしても、それは12年間しかもたない。
給与削減によって、自治体は次に途方もない無能が来るリスクを背負い続けねばならないのだ。
名古屋市の場合、有権者が10円出せば議員が1人養える。実は議員とはお安いのだ。
今回は5円の価値も認めないとノーを突きつけた形だが、10円の世界でさえああなのだから、5円になってレベルが飛躍的に上がるとは到底思えない。
75議席×5円=375円のために、まあ痛い出費をしたものだ。議席半分が実現されれば年間500円か。大した削減効果である。
無論、給与カットは分かりやすい。具体的な数字も出るし、改革の前に自ら痛みを受けたとして半ば英雄視される。
はっきり言って食傷なのはさておいても、行政全体で見て首長議員の歳費なんてものは雀の涙である。
しかし、具体的で分かりやすい給与カットは、メディアの格好の餌だ。
影にある抽象的な問題には光が当たらず、まして返納そのものが問題になった場合、
下らないパフォーマンスのために光を当てるべき問題が先延ばしになるのである。(現に河村市政当初これがあった)
このような指摘はそれこそ食傷だとは思うのだが、やっぱり流行るのである。
それは何故か?
色々、本を読んだり、試したりしているが、難しい。
今までやってきた方法論と考え方をある程度、整理するために、自分の考えを書きながらまとめていこうと思う。
議論はしたくないが(ハイ、チキンです)、ご意見をいただけると嬉しい。
正直、純文学は俺自身よく分かっていないので、エンタメ小説の話という事を前提に読んでいただければ、と思う。
まず、物語のパターンに対する有名な言説として、『村上龍の「穴に落ちた主人公が、穴から這い上がる」「 穴に落ちた主人公が、穴の中で野たれ死ぬ」の2つしかない』というのがある。おそらく、これはエンタメ小説の基本形だと思う。「そもそも穴はどうしてできたのか?」「主人公は本当に穴の中にいるのか?」「そもそも主人公はなぜ主人公なのか?」のようなことを延々と逡巡するのが純文学かも知れない(純文学は読まないので、間違っていたらごめんなさい)。純文学は、(面白い/鋭い/ビビットな/より本質的な)問題提起自体が重要であって、それを読者に考えさせることが主題である……様な気がする。ただ、純文学の作者にせよ、物語の基本を踏まえたうえで、あえて外すからサマになるのであろう、とは思うが。
話を元に戻すと、エンタメ小説の基本を俺なりにさらに単純化させると、「主人公が問題を解決するか/しないか」であると思う(以前、増田の「5分で物語を作れるにようになるコツ(p://anond.hatelabo.jp/20091002081424)」が話題になっていたが、この増田の考え方はそれほど間違っていないと思う)。ただし、エンタメ小説は、エンターテイメントである以上、読者を楽しませなければいけない。問題が解決するにせよ、しないにせよ、きちんと納得の行くオチにすべきであろう。そうしないと、読者は満足感を得られないだろうし、満足度が低い店に行かなくなるように、ファンもまた離れていくと思う。
もちろん、将来のファン離れを心配する前に、やる事があるのではないのか?というのはごもっともな意見だと思うが、やはり、自分でも読んでいて面白い物語を書きたいし、途中まで書いていて、自分でも面白くないなあ、と思った事がたびたびあるのでその辺を考えていきたい。
では、面白さとは何か、という話になる訳だが、「主人公が問題を解決するか/しないか」に絞って下に挙げてみよう。
(1)基本的に、読者は「主人公が問題を解決するか/しないか」分からないから、ハラハラドキドキする。サスペンス性(→suspense 不安感。特に、映画や小説などで、観客や読者が危機的な場面にはらはらする感情)。あるいは、大抵のエンタメ小説の場合、「主人公が問題を解決してしまう(読者も基本的には楽しむために読むので、ハッピーエンドも望んでいるはず)」ので、どのように解決するのかという点が重要。
(2)問題設定の面白さ(舞台設定/キャラクター設定/問題の大きさと主人公の能力のバランスなど)。”奇(変わっている事)”であり、”妙(巧妙さ。全体のバランスも含めた緻密な設定)”なほど、評価が高いのではないか?ジャンルがSFやミステリの場合、いかに凝った問題設定と解法を用意するかがキモになると思われる。ただし、あまりにもぶっ飛びすぎていると、読者が感情移入できなくなる問題も発生するような。
(3)間口の広い感情移入の仕組み。感情移入できない主人公の小説というのは、エンタメ小説の”てい”をなしていないのではないだろうか。主人公に感情移入出来なければ、他人事と捉えられてしまい、熱中して読んでもらえなくなる。想定している読者になんらかの”共感”を持たせるような主人公を用意すべきではないだろうか?(例えば、何らかのコンプレックスを持たせる)
(4)展開のドラマチック性。(1)の”サスペンス性”にもつながってくる話だが、「読者が想定している期待度を超えるという意味で、予想を裏切る」展開が重要になるのではないか。展開が二転三転して、劇的な勝利(問題解決)をするというのが理想かも知れない。もちろん、より読者にドラマにのめり込んでもらうためには、(3)の”間口の広い感情移入の仕組み”が必要でないかと思われる。
つまり、教養小説(ビルドゥングスロマン)的側面。通過儀礼(イニシエーション)としての小説。これこれこういう理由で、彼は”強く””大人に”なったのさ、というお話としてのエンタメ小説。
また、面白さとは何か、を追求していくと、以下のような視点も考えられはしないだろうか?
(1)読者の想像力を喚起させる事
例えば、文章レベルで言えば、情景が浮かんでくること。読者に、痛み/恥ずかしさ/快感などの感覚を想起させ、リアリティを持って受け止めさせ、疑似体験させる事。”体験的なもの”として、読者に受け取ってもらえるか。文脈レベルで言えば、展開の読めない”不安”感、手に汗を握る”緊張”感、問題解決による”達成”感などを過去の展開の蓄積により実現しているか?
(2)読者の欲望を刺激する事
例えば、女の子の描画。ポルノでも萌えでも女の子のかわいらしさをどういう風に表現し、読者の想像力を喚起させるか。あるいは、食べ物の描画。うまそうな食べ物をうまそうに(文章で)描画できるか。カッコイ戦闘機をどう格好良く(文章で)描画できるか。外には、ファッションなど。粋なファッションを粋に表現できるか。読者が関心がある事柄に対して、いかに”幻想”を抱かせ、”欲望”を感じさせるか、という点。
(3)教養としての側面
さりげなく、”うんちく”を混ぜる。例えば、中世ファンタジー物だったら、朝食は貴族しか取れなかった事を説明しながら、朝食を要求する元貴族の商人の心理を読者に想像させるなど(ライトノベル「狼と香辛料」にそんなネタがあったはず)。個人的には、少々苦手。資料用に読んだ本で気に入った設定はメモっておくなどしているのだろうか?
(4)虚構と現実の境界性
例えば、伝奇ものの面白さ。現実の実在の人物(や場所?)がファンタジーで出てくるというハイブリット感。あるいは、2chのどこまでネタか分からない感というか。
(5)比喩表現の面白さ
暗喩と直喩。村上春樹は独特の比喩表現で有名になった訳だが。(1)の”読者の想像力を喚起させる事”や(2)の”読者の欲望を刺激する事”に密接に関わってくる。例えば、「彼女の組んだ腕の上には双丘が気持ちよさそうに並んでいる」の様な表現などはどうだろうか。
(6)気の利いた会話
最近流行りの会話劇だが、コントや漫才、ネット上のやりとりなど、トレンドの文脈をある程度押さえつつも(気に入ったネタはストックしておくべきか)、表面だけの真似に留まらないために、自分の言葉による体験的要素も問われるのではないか。
(7)説得力のある説教
ガンダムの富野氏の説教くらいに説得力がありつつ、面白い説教するためには、独自の価値観を持っている必要がある。大抵の人は人生経験を積めば、それなりの一言を持っているはず。一人の人間としての成熟性が問われる、のかも知れない。
(8)笑いの要素
ギャグ/ユーモア/パロディ/言葉遊びなど。個人的に苦手な要素である。自分の場合は、どうも野暮ったくなってしまう。センスや基礎教養が問われるからかも知れない。とにかく面白いと思う話を大量に読み、小話を書いたりして、自分にあったやり方を発見するしかないのではないか。自分の場合は、実にどうでも良い事を真剣に議論していく話がウケが良いようだ。
(9)恐怖の要素
笑いと恐怖は近いものがある、と言われている。(8)の”笑いの要素”がうまく書ける人は、恐怖もうまく書けるのではないか。これも個人的には苦手な要素だ。ホラー映画も苦手だし。単に読者のトラウマを刺激しても、嫌われるだけだろうし……。ただ、最近のトレンドにはこの要素が絡んでくる作品も多いのではないか。また、サスペンス性を上げるという面でも重要な要素であろう(ジェットコースターのようなスリルと快感の関係というか)。それから、演出技法としては(1)の”読者の想像力を喚起させる事”と関連性が高いと思う。スティーブン・キングなどを読んで勉強すべきかも。
(10)恋愛的な要素
いわゆる一つの萌え要素、と言う訳でもないが(ほら、スベった)、自分の中にある理想のヒロイン像を具現化して駆け引きを思考実験するという意味では、裸になって踊るようなものだと思う。慣れれば快感になるのかも知れない。ただ、個人的には最近、食傷気味。
(11)バイオレンス
闘争本能を刺激する要素。”読者の想像力を喚起”させ、重みのあるリアリティとして受け取ってもらえないと、単なる茶番になるような気がする。
……ひたすら要素を羅列してきたが、要するに、”読者の感情や価値観を揺さぶる”という点が重要なのかも知れない、と思った。
(文字による心理操作によって衝撃を与える、という意味では、詐欺師に近いものがあるというか。嘘をつくのがうまい人間がお話を作るのが上手、というのも頷ける。本来、エンターテイナーというのはそういうものなのかも知れないが。ヤクザな業界というか。現在最強の任天堂さえ。というか、任天堂こそが勝つべくして勝っている”名博打打ち”なのではないか。そもそも、経営という概念自体が(ry)
あと、話題になっている、うまい=面白いでない、という件について。
テクニックは描いた量に比例する(作品の)魅力は考えた量に比例する
物語の中だるみについて。
途中からなんだか間延びしている、なんだか乗れない、と感じたとき、物語の推進力が低下している。
主人公を追い込んだり、障害を増幅したりして、推進力を高める必要がある。すなわち障害やクリア条件を上げていくのである。
主人公は最後のゴールに簡単に到達してはいけない。ハードルが最初よりも下がってはいけない。敵が最初よりも弱くなってはいけない。
考えてみれば、続刊の出ない、あの小説やあの小説も、すでに、主人公を危機に陥れる「強い敵(難しい問題)」が取り除かれてしまったのではないか。あとは、シミュレーションゲームの終盤局面のように力押しで何とかなる状態というか。主人公がリアルに死ぬ/臨死体験するくらいの危機が常にある状態で、最後の最後で、”おおかた”の問題が片付くのが理想かも知れない。
文章力の磨き方。
基本かも知れないが、自分の好きな作家の文章を写す(タイプする)。良さが理解できない作家の文章を写しても多分、意味は無いと思う。文章を写すだけのヒマがない場合は、ラインを引きながら読むだけでも違うような気がした。逆に思ったのだが、好きな作家の文章をラインを引きながら読んでいると、作者の認識力の限界を見切る事がたまにある(例えば、そもそもの問題設定の矛盾とか、作者のルーツ(根源)はどこにあるとか)。その辺が大切なのではないか。また、好きな作家は最低二回読むべきかも知れない。
(Webより引用)
正しく見るためには二度見よ。
美しく見るためには一度しか見るな。
実は、優れたツリーの裏側に何十枚もの「デッサン」がある。
例えば医者コントってテーマを決めたら、オーソドックスな医者コントを、だーっと全部考える。
それだけでも充分おもしろいっていうネタにしておきつつ、更に松本がやった作業って言うのは、 部分部分で、どれだけ予想できる笑いを裏切るかって作業。確かにこれでもおもしろいけど、ここはこうやったらもっとおもしろい、こうやったらもっと裏切ってる…そういうのを延々繰り返していって、どれが一番ベストな裏切りかなぁってことを積み上げて、ネタを磨き上げていくんだって。
例えば、小説の創作手法にシミュレーション的手法を取り入れるということなのかも知れない。つまり、何回も思考実験を繰り返して、ドラマチックな展開のものだけを商品化する、という考え方。確かに、小説は元々、思考実験的な物を含んでいると思う。
その他。
「最初からフルスクラッチすると、効率が悪すぎる(1から作るのは大変であり、ベーマガのプログラムを改造しながらプログラミングを覚えていったように、まず改造する)」「問題を小さく切り刻む」「リファクタリング」的な要素を考えると、二次創作のSSをとにかく大量に書き、慣れてきたら、規模を増大させていく、徐々に設定も作り込んでいく、の様な方向になるのではないか。
まだよく分かっていない事。
あかほりさとるの新書に、「見たいシーンを書け」と書いてあったが、全く別のWeb上の指摘で、「最近のドラマは、脚本家が見たいシーンだけ繋げていった感じで、物語的な山場や整合性が軽視されているのではないか?」のようなものがあった。その辺の解決法。
文章の勉強以外であまり再読をした事がないので、よく分からない。
何かを創り出そうというタイプの人間には多かれ少なかれ、精神的な「欠損」があります。
その欠損を埋めようとするところから、何かをクリエイトしたいという欲望や欲求が生まれてくることが多いのです。
もちろんそれだけじゃないけど、そういうケースはしばしば見受けられます。
問題はその欠損をどこまで「普遍的なもの」にまで高めていけるかということだと思うんです。
中にはその欠損の欠損性にいつまでも拘泥しているという人もいます。
それでは本当の芸術にはなりませんよね。そのためには、人はもっと広く世界を見なくてはなりません。
人生は長期戦ですから、ゆっくりとしっかり息をしながら、前に進んでいってください。
まとまらないけど、以上。
補足。
(1)確かに、とりあえず、稚拙でも一作書き上げるという考えもありかも知れない。試してみるか……。
(2)色々本の紹介、ありがとうございます。
(3)Webからの引用元を書かないのに、他意はありません。面白いと思った文章は個人的にスクラップしているのですが(ローカルのメモ帳にコピペするだけ、のようなもの)、URLまでは保存していませんでした。申し訳ないです。
(4)確かに、あるパターンの繰り返しや場面転換の組み合わせというのは、あまり考えた事がなかったですね。なるほど。……少し見通しが立った感じです。ミクロレベルとマクロレベルの視点を重視しすぎて、中規模レベルのパターン認識がうまくいっていなかったようです。皆さん、ご意見ありがとうございました。(さらに追記すると、これは上に書いたあかほりさとるの新書の話にも繋がってきますね。それなりに問題意識を持っていたけれど、もう一押し足りませんでしたね>自分)
よくわかんないけど、男女入れ替えたら妙に納得した。
だれか「彼女/彼がオナニストだった。別れたい。。。」とか、作りませんかね。
http://anond.hatelabo.jp/20090511181441
当方二十代。
付き合って5年になる彼女がいる。
セックスレスがもう5年も続いている。
始めは気を遣ってくれているのかとか結婚するまではやらない派なのかとか考えていたのだが、最近になってようやく分かった。
わたしと一緒に居てもぴくりともしないちんこは、百合や801マンガを前にするともうびんびんらしい。一日5回オナニーしたこともあるらしい。五回て。おまいは男子高校生か。
こないだうちのアパートに遊びに来た時、彼女が購読しているコミック百合姫の新刊を用意していたら、めちゃくちゃ喜んでくれた。くれたはいいが、そのままコミック百合姫に耽りだしてしまった。オレそっちのけ。着用していた只野課長な下着は最後まで出番なし。うちのトイレで出産せん勢いで、彼女は仕事を終え、コミック百合姫と一緒に帰って行った。
オレに興味ないの? と尋ねても、男女はちょっと。。。という反応。
そろそろ結婚を考える時期でもあるのに、これどうしたらいいんでしょうね?
http://anond.hatelabo.jp/20090513183700
オナニストの彼です。たびたび出てきて食傷気味ですねみなさん?
でもこれだけは書かねばだ。
すまん、わたし事実をぼやかしてた。婉曲的に書きすぎてた。
ブコメを読んでこれも暴露しようと決心した。
こないだ彼女うちに来る予定だった日、BE・BOY GOLDの発売日だったから、オレが書店を探し回って買ってきて、さりげなく机に置いといた。
(オレは中身は読んでない)
うちに入るなり目ざとく(目ざとすぎやしないか)気づいた彼女、めちゃ喜んでくれた。ホワイトデーのチョコをあげたときよりもよっぽど喜ばれた。
あれだけ喜んでもらえるとこっちまで嬉しくなるよね。やっぱり付き合っていく上でサプライズは大事よね! って。やかましいわ。です。
こっちからのしかかっていって「セックスしないの?」と尋ねても、STOP! の手つきで
と断られる今日この頃。どうすんだかこの先。