はてなキーワード: 風俗嬢とは
エスカレーターの「下り」に乗せられてるようなもので、楽にしてたら自動的に立ち位置は下がっていくものに決まっている。
降りるっていうのは、じっとしていること。じっとしている結果、乗っているエスカレーターが下っていくのと同じスピードで落ちていくこと。
成功者になるために、一段飛ばし二段飛ばしで駆け上がろうとして無理した結果、
強者としてのポテンシャルや人運に恵まれた者は成功するし、普通の個体だった者は無理をしすぎて鬱病になるなど潰れたりもする。
というか成功者になるため爆速で駆け上がることをしなくても、位置を維持しようとゆっくり階段を上る動作をするだけで潰れる者もいる。それが弱い個体。
弱い個体なので、じっとしていることにする。維持もできず落ちていく。それが降りるということ。
男を降りるとは役立たず・無能・甲斐性なしになること。そして女を降りるとは醜く・好かれなくなること。必要とされない存在、居なくなっても気づかれない存在になること。
若い世代の適応に多いパターンは、半分手抜きして半分上がる、というものだと感じる。
男性だが、あまり稼げない。所得で自分の価値を証明しようとするのを半分降りて、共働き必須の年収300~450万の自分を受け入れる、
そしてスキンケアや体型管理でアンチエイジングイケメンを目指し、これまで女のみが求められていた美容役割やコミュニケーション役割を半分のぼる。
女性だが、飯炊き風俗嬢のように生きるのは疲れる。容姿磨きと媚びコミュニケーションで自分の価値を証明しようとするのを半分降りて、
ハイヒールやタイトミニスカートをやめ化粧も省力化する、そして専業主婦ではなく家計に貢献できるフルタイム正社員の共働き妻となる。
どちらにしろ自動的に下がっていくことに抗うことが適応、過労死したり潰れて鬱病にならないような程度を模索するのが適応。
運悪く体力弱者かつ頭脳弱者かつ容姿弱者に生まれ、完全に放棄して降りきってしまった者が、好かれたり、感謝されたり、尊敬されたりした時代はない。これからもこない。
「役に立って感謝され尊敬される」を男の役割、「美しく好かれ愛される」を女の役割としたが、性別と役割は常に一緒ではない。
無能のイケメンが許されていることもある。職能の高さにより敬意を持たれているブスもいる。
でも何もない個体が尊敬や好意を得られることはない。これまでもこれからも。これは新自由主義のせい、フェミニズムのせい、テクノロジーのせいなどではない。