はてなキーワード: 青木美沙子とは
そのままである。
用事があって東京に行ったので、ついでに前々から興味のあった原宿のロリータ体験サロンに行ってきた。
一万円前後でロリータ服が着れて、プロがメイクをしてくれて、スタジオで写真まで撮ってもらえる。ロリータ気になるけどどうしよっかな〜〜!的な人にうってつけのお店。素晴らしい。
正直お店は最高だった。お洋服は可愛いし、メイクさんは距離感がちょうどいいし、カメラマンさんもうまいことこちらをノせてくれる。
だけどそんなお店に対して、私は最悪だった。何がって言うと顔だ。とにかく顔が悪い。
そういうお店に行って、ロリータ服を着て、プロにお化粧してもらえば私もそれなりの女の子になれるんじゃないかと思ったんだけど、ダメなものはダメだった。
面長で黒目が小さい、ロリータとはかけ離れた顔立ちだ。ひどい。カラコンなどの対策もしなかった。馬鹿野郎。
ザ・ロリータブス。鏡に写ったのは化粧だけ厚くなってしまったクソブス腐女子。ロリータ服の哀れな腐女子。綺麗なお洋服を着てプロにメイクしてもらえば誰もが青木美沙子や深田恭子になれるわけではなかった。現実は非情なり。
結局ブスはどんなに手を尽くしてもらってもクソブスには変わりない。カメラマンさんもメイクさんも可愛い可愛いと持て囃してくれたけど、卑屈とかそんなんじゃなく、純粋に鏡の中の自分がクソブスだったから惨めな気持ちになった。
こういう時雰囲気や衣装に酔えて、自分!可愛い!と思える人は本当に羨ましい。私もそうなりたい。その方が絶対に人生楽しい。精神的にも全然良い。ブスであることを自覚しまくってしまった私は毎日窮屈すぎてゲボを吐きそうだ。一応いつも化粧もしっかりしてるし、そこそこ服にも気を使っているんだけど、ふとした時にいや私頑張ってもブスじゃん…となるから、なんかもう本当にどうしようもなくなる。でも頑張らなければ余計ブスになるから手は抜けない。なんかもうわかんないわ。
まあでもお店は本当に素敵だし、可愛いお洋服は可愛い人が着たら本当に、絶対に可愛いのでみんな行って欲しい。ただ絶望する可能性もそれなりにあるから、よろしくお願いしますといったところである。