はてなキーワード: 集団就職とは
・全国のいたるところで公害
・一部の裕福な家庭を除き、大学へは行きたくても行けない(男子)
・「大学へ行くだと?女が大学に行ってどうするんだ?アタマおかしいのか?」(女子)
・夕方には帰宅して、家族みんなでテレビ見ながら晩ごはん ←深夜営業の外食もコンビニも電子レンジも普及してないから、そうするしかなかっただけ
・映画、歌、テレビ、みんなで同じものを見て、同じものを楽しんでいた ←野球とクルマが好きで酒・タバコ・バクチ・買春をたしなまないと男は社会的に死亡
・会社、学校、家族、誰もが帰属先を持てて、アイデンティティが確立できた ←今だって趣味、住所、政治的立ち位置あたりに誰もが帰属意識持てるし、アイデンティティをふりかざしてる人は多い
・男と女の役割分担がはっきりしていて、変な軋轢がなかった ←軋轢はあったよ。役割を分担してた分、男は稼ぎが少ないのをなじられ、女は炊事洗濯が出来ないとイビられる地獄な軋轢が。
・6日間必死に働いて、日曜にようやく休息してたら「濡れ落ち葉」と邪険にされたのが昭和のお父さん
・普通に働いていれば、それだけでいい ←と思ってたら、子はワープアで自分の介護は無理そうで、政府はアテにならず、あげく戦後の食糧難や公害といった苦労を知らない若造から「昭和時代にサラリーマンをやりたかった」などと言われ……
多分親戚縁者の中には戦争に行って亡くなった人、
空襲で亡くなった人、
成人するまでに病気なりなんなりで亡くなった人がいる。
小学校は新制かな。
教師は戦時中に教育を受け軍国主義を叩き込まれてたのに戦争が終わってGHQによってそれまでの価値観すべてを否定された人たち。
もう教育勅語は教えてはならん。
但しせっかく教育した子どもたちを戦争に送り出さないと非国民扱いされる恐れがなくなりホッとはしてるのかもしれない。
そんな人たちに教育される。
家に帰ったら食べ物はない。
焼け野原などに勝手に作った畑で家族総出で作った野菜と闇市で着物と交換してきたお米ばかり食べて成長する。
遊びといったらお金持ちの家ならおもちゃも多少あっただろうけれど、
兄弟にも食べ物を分け与えなくちゃならないからいつでもひもじい思いをしている。
ただそこらに落ちている不発弾を小さくて何もわからないから触ってしまって死んでしまう近所の子はいたかもしれない。
とにかく国には何もない。
外貨がない。
海外旅行は許可されていないどころか、明日生きていくためのお金もない。
ただ活気はあるし人でも足りないから、戦争を生き残れた壮健な父親の働き口ならいくらでもある。
父親が戦争から帰ってこなかった家ならお母さんは働き口に困ったかもしれない。
それでもなんとか仕事を選ぶことはできないけれどそれでもやっとこさ見つけた仕事をこなして帰ってくる。
父親の場合は仕事の後は軍隊式の上下関係が残っているから飲み会に誘われたら飲めなくても参加しないわけにはいかない。
そんな家族に育てられるので、ちゃんとした家庭教育なんて受けられない。
近所のお兄ちゃんお姉ちゃんたちにずっとかまってもらったりして日が暮れるまで外で遊ぶ。
生き残ったお年寄りが親代わりなこともある。
新制中学に通うことになる。
多分義務教育が長くなったことで家族からごちゃごちゃ言われてる。
その高額な費用はどこから出すんだって話でまた親から嫌な顔をされる。
もしかしたら近所の人やお兄ちゃんからのお下がりで我慢させられたかもしれない。
世は高度経済成長。
中卒でもなんとか頑張れば給料がもらえる。
よほど気に入らないのでなければ所帯を持った。
所帯を持ってしばらくすればなんとか関係も安定させられる。
子供も戦争で人口が減ったのだから増やさないといけないから嫌でも作る。
子供には自分が経験できなかったことをすべてやらせてやりたいので、
塾も行きたがるだけ行かせてやる。
自分が本当はやりたかったことだというのは言いたいけれど言えやしない。
そのうちに子供が反発し始める。
自分が反抗期の頃はもう就職していたから自由に物を言うのもわかるが、
お前はまだ親のすねをかじっているのに何を言うのか?
(おしん並感)
せっせと働いて大学まで出してやる。
同僚は定年までに成人病で何人か死んだ。
もののない時代に食べられなかったものを食べすぎたといえばそうだが、
企業戦士として働き詰めでようやく楽ができるようになるというのに、
定年前に死んじまうとはな…
俺もあと何年生きられるのかわからんが、
せっかく平和な世の中になったのだし、
生きられる限りは頑張りたいものだ。
部下の首を切れというのか…
みんな真面目に働いてきた奴らだぞ…
なんで首を切らねばならんのだ…
労組は何をしているんだ!
孫は可愛い…
もう二度と戦争なんて嫌だ…
ん?なんだ?
『老害』とは何のことだ?
俺たちのことを言うのか…!
平和で勉強も自由にできて欲しいものも買える世の中に生きているのに、
まだ足りないというのか!
時代が変わったというが、
誰が変えてきたというんだ!
今は若くて何でもできるだろうが、
人生は短い、
お前だっていつか年を取るんだぞ!
年を取れるんだぞ!
そこまで生きていたくてもできなかった者たちのことも考えたことがないのか!
今どきの若者は何を考えているんだ!
以上戦中派の親から聞いたことなどをもとに想像した仮想の80歳の男性の人生ですが、
世代ごとに苦労する内容が変わるだけで、
まあ誰だって余裕がないときにはそこまで考えられないでしょうけれどね。
また自分の考えも伝えられたら、
という思いをほんの少し持てたら素敵だとは思います。
いやだから、農村から都会に集団就職したその時(1960年代中期)はいいけど、その後(1970年代中期以降)に産業構造の変化で重厚長大な第二次産業は衰えて、炭鉱や大規模製鉄所が倒産したり、町工場が閉鎖された事例がすごく多いんだよ
完全失業率が3%超えるような非完全雇用の状態になったのはバブル崩壊以降であって、1970年代なんかはまだ完全雇用状態だったようだ。([完全失業率 時系列]とかでググれば分かる)。勤め先が潰れても、働く意思がある人間はおそらくなんらか仕事にはありつけていたということ。
>この世代の高卒中卒は、今の世代の高卒中卒と比べたら悲壮感まったく薄いでしょ。金の卵なんて言われて農村から都会に集団就職して重宝がられた時代だもの。
いやだから、農村から都会に集団就職したその時(1960年代中期)はいいけど、その後(1970年代中期以降)に産業構造の変化で重厚長大な第二次産業は衰えて、炭鉱や大規模製鉄所が倒産したり、町工場が閉鎖された事例がすごく多いんだよ
最初からホワイトカラーなら何とかなったろうけど、30歳前後でブルーカラーが失業とか当時は大変やぞ
しかも1970年代の高卒中卒貧乏人だ、住まいは風呂なしが当然、クーラーもない、カラーテレビもない、たぶん固定電話すら個人じゃ所有してないぞ、今の高卒中卒より幸福だったと断言できるかは難しい
それでも、現代と比較すれば社会全体は上向きでみんな成長の継続を信じられたって言うだろうけど、それ全部後づけの話で、オイルショックの起きた1970年代中期からしばらく「日本はどうなるんだ?」て深刻ぶってた奴はすごく多い
そして、その後バブル期が来ても株や不動産や土建と全然関係ない仕事だから特段良い思いもしなかった団塊中年は大勢いる、うちの親とかw
元田にも書いたけど団塊の7割は高卒中卒な、そん大部分は大卒就職せんかったブルーカラーや農家や
この連中が就職した当時は高度経済成長期つうても、農家が農業だけでは食えなくなったとか、炭鉱や製鉄所が閉鎖したとか、ホワイトカラー以外はけっこう悲惨な話は多いんやで
この世代の高卒中卒は、今の世代の高卒中卒と比べたら悲壮感まったく薄いでしょ。金の卵なんて言われて農村から都会に集団就職して重宝がられた時代だもの。今の大学生の就活も求人倍率的には久しぶりの売り手市場とはいえ、金の卵なんて言われるほどじゃない。
今と今後の日本の財政・人口動態を考えると、貧乏な70歳の比率は今後ますます増えるだろうけどね。
それはその通り。高齢オヤジ全般の問題なのに団塊団塊いわれるのは、「団塊世代というわかりやすい呼び名」があって、「数が多い」から。要するに目に付いちゃうし、特に名前のついてない年齢層と比べて言及されやすいんだよ。
うちの父は高卒で集団就職的な感じで今の土地にきて働いていたらしい。
ずっと工場で働いていた父は大学へ行きたかったらしく、今思えば大学行きを応援してくれる良い親だったのだと思う。
そんなこんなで相談されて自分も入っていたこともあって放送大学を薦めた。
後から知ったことだがその時点で父は余命宣告をされていたらしい。
自主的に好きなものを選ぶシステムなので学期ごとに偏った選択も可能で、それを見せてもらっては「ちょっと欲張り過ぎじゃね?」とか「お前こそ日和ったな」みたいなやりとりもしていた。
残念ながら所属センターが違ったのでスクーリングは別の場所だったので一度も一緒したことはない。
そんな父が専ら受けていた講座は英語関連で、英語を覚えて船旅をしたいと言っていた。
早くもなく遅くもなく淡々と履修していた父も色気はあったのかTOEICの試験を受けたりしてピークでは820点だったそうだ。
最初に受けた時は400点台だったそうなので、頑張ったといえよう。
そんな父も履修も進みあと少しというところで死んでしまった。
最近は英語の読解に自信がついてきて船旅を考えたところで死んでしまった。
ただ、なんというかこれもうちの父らしいし、自分もそうなりそうだ。
とてもありそうで抗いたいけど無理っぽいこの感じ。
自分的な目標のSteamの積みゲー消化、今から頑張ってはいるけれどどうも無理そうな気もする。
それでも7割くらいはできるといいな。