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2023-06-04

ドラゴンクエストⅡ 任侠鉄砲伝説」写し

2001/0721土

先日

柳川氏が

ドラクエⅡを

プレーしていると書いたが

今日

「ほのおの祠」の在処が分から

悪戦苦闘しているようである

本当に器用だなと思うのが、

ちょっとドラクエをやったかと思うと

テレビもつけっぱなしで

すぐに

作曲部屋に戻って

ゴリゴリ作り

しばらくするとまたテレビに向かって

「ほのおの祠~」

叫び

かと思うと

また作曲をしに行ってしまう。

だいたい計ったように

三十分くらいずつ

あっちをやり

こっちをやり

と大変忙しい。

どっちかをまず

片づければ良いのに、

と思うのだが、

ご本人にとっては

それがいたく快適らしい。

とはいえ、僕も、

柳川氏が

ドラクエに戻るたびに

ぼーっと手を止めて

見ているのだから

人のことは言えないのですが。

と言っているうちに

柳川氏、

とうとう諦めて

「ほのおの祠」の在処を

文明の利器の力で

割り出すことに決めたらしい。

そう。

インターネット検索である



ドラクエⅡ 攻略



これだけのキーワード

どかっとヒットしたらしい。

その内の一つに

明確な攻略が書かれてあったらしく










「ビバ、インターネットゥ」







雄叫びを上げて

「ほのおの祠」に

到達する柳川氏。

なんだこりゃ

松明が燃えてるだけで

別に溶岩燃え盛ってるとか

そういうわけじゃ

ねえじゃねえかと

テレビに向かって

文句を垂れる柳川氏。

そのうち

気が抜けたのか、

タバコに火をつけ、

「それにしてもさぁ」

と半ば

コントローラーを投げ出して

こちらに声をかける

柳川氏。


子供心にも思ったことなんだけれど」





はあ、

ぼんやり返す僕。







世界の命運を賭けて

旅立つ一国の王子が」













「身支度するものと言えば」














「ドス(銅の剣)一本と

五十ゴールドだけ

ってのは」












「どうなのよ」











どうなのよと

言われたところで

そういうゲームなんだから

しょうがないだろうと思い、















鉄砲玉だから

じゃないですか」











適当

答えたところ

ふいに

沈黙する

柳川氏。











「そ……」










「そうかぁ」








感慨深く

うなずく柳川氏。









「そうだったんだぁ」















「この王子たち、

鉄砲玉だったんだぁ」
















なんだか

しきりと納得する柳川氏。

そりゃねえ

そう考えるしか

ないでしょう、

調子に乗って合わせる僕。



道理でさぁ」



柳川氏が

感得したように言う。




ローレシアの城を出るとき

みんながみんな

王子ハーゴンを倒すよう

祈ってくれるんだけど」









「無事に帰って来いとは

言ってくれないんだよ」









「きっともう

城の後継者

決まってるんだよ」








王様の隣にいる

大臣

かに






「なんてこった…」



一種呆然として

煙草を吸う柳川氏。








ローレシア王子

敵を間違えてるよ」






そうかぁ、

なるほどぉ、

なとどしきりに

呟くうちに、

ふと、





「そうか」





と、

膝を叩く柳川氏。

どーしたんですか

と訊く僕。







「国として考えるから

不条理なんだ」

はぁ。


ローレシアとかサマルトリアとか、

これらは全部組なんだ」

組?






ローレシア組の鉄砲玉なんだよ」








「一番稼いでいた

ムーンブルク組が

ハーゴン組に出入り(喧嘩)を

食らったために

財政難に陥った

ローレシア組と

サマルトリア組とが

互いに鉄砲玉を出し合ったんだ」














ハーゴン

命(タマ)とってこいや



って。



なるほど。

それで

ドス(銅の剣)一本なわけか。

わず納得する僕。

その途端、

可愛らしいドット絵

彼らが背負った

耐えがたい悲哀が切々と伝わり

つーんと熱いものが鼻をさす。



ローレシア組の鉄砲玉は

腕っ節と人望を買われ、

ムーンブルク組の一人娘は

おとっつぁんの仇を討つため

サマルトリア組の鉄砲玉は……




ちょっと待て。









なんでのんき者の王子

鉄砲玉なんですか。







切ない任侠道

サマルトリア組の王子

のんきさで早くも崩壊

かと思いきや






「うまく言いくるめられたに

決まってるじゃないか













親分王様)にしてやるとか

なんとか言われて」






ははぁ。

すぐにまた

納得する僕。

そりゃあ、さぞ、

ローレシア組の鉄砲玉は

憂鬱であろう。

なにせ

ドス(銅の剣)一本で

帰れぬ旅路に出た

かと思いきや、

どう見ても現実

知らされていない

脳天気な男が

相棒になるわけである

悲壮覚悟

旅を続ける横で






えへへ僕、お城に帰ったら

親分王様)になれるんだ

良いでしょ~







白昼夢のごとき切ない言葉

繰り返すサマルトリア組の

鉄砲玉。




そりゃ

会心の一撃だって

出るわなぁ。














しか

なぜかくも緊急な時に

そんなのんき者を

鉄砲玉にするのか。

考えれば考えるほど

ツジツマが合わないではないか

そう

柳川氏に訊くと



「何を言ってるんだ

決まってるだろう」

と言われた。









???

僕が要領を得ない

顔をしていると、




「みんな知ってるんだよ」





と言う。







なにを?

とやはり当を得ず、

更に訊く僕










「この王子鉄砲玉)が

レベルアップをすることで

何を覚えるか」











途端に

思い当たる僕。











メガンテ












そりゃ

鉄砲玉としては

申し分ないな






というか

もはや

鉄砲玉以外の

何者でもないな









全てを知りながらも

あえて何も口に出さぬ

尚武の男

ローレシア組の鉄砲玉。

一方で

何も知らされず

へらへらと白昼夢を見ながら

将来への一片の疑いも抱かぬ

サマルトリア組の鉄砲玉。

また、

一家を皆殺しにされ

犬畜生の苦界に身を落としていたところを

ラーの鏡で身請けされた

ムーンブルク組の一人娘。

この娘が一番

何も失うものとてない

捨て身の人生

生きてるのであろう。

自暴自棄になる

ムーンブルク組の一人娘を

気がつかぬところで

そっと支える二人の鉄砲玉たち。

いつしか

人間らしさを取り戻す

ムーンブルク組の一人娘。

しかしその頃には

冒険は佳境に差し迫り、

ついにロンダルキアまで

足を踏み入れたのだった。

着実にレベルアップし、

無自覚のうちに

同じくらい着実に

鉄砲人生

完結させようとする

サマルトリア組の鉄砲玉。

その軽口が

哀れさ以上に、

時として冒険

苦しさを和らげて

くれていたことに

ふと気づく

ローレシア組の鉄砲玉。

「ようやくここまで来たね~♪

まぁ君達二人も頑張ったけど

僕なんか頑張りすぎだよね~♪」

相も変わらず

底抜けに明るい声で

ダンジョンに入ろうとする

サマルトリア鉄砲玉。

ふいに

くるり

こちらを向く

ローレシア組の鉄砲玉。


「お前はここで帰れ」

ただでさえ

しかめっつらしい顔立ちを

いっそう厳しく引き締めて告げる

ローレシア組の鉄砲玉。

これまでの冒険

深い皺さえ見えるかのような顔で

しり一言

「あとは俺たちでやる」

突然そんなことを

言われて

目を丸くする

サマルトリア鉄砲玉。

「またそんなこと言ってぇ~♪」

とおどける

サマルトリア鉄砲玉。

「僕が親分王様)になっても

仲良くしてあげるから

心配しないでよ~♪」

この切迫した状況下で

なお、かんに障る明るさを

まき散らす

サマルトリア組の鉄砲玉に、

しか

ローレシア組の鉄砲玉は

頑としてこれ以上の

彼の参加を否定する。





「初めてお前に会ったとき


ローレシア組の鉄砲玉が

ぼそっと

押し殺した声音で言う。






一刀両断にしてやりたかった」







わず

力の盾で身を守る

サマルトリア組の鉄砲玉。





「城を出たかと思えば

祠に行く。

祠に行ったかと思えば

ローレシア組の城に行く。

さんざん探し回った挙げ句

『お兄ちゃんのんき者だから

一言

全て済ませられ、

しまいには

ローレシア組の城にも居ない。

かと思えば

宿屋

ゴロゴロしているお前を

いっそ叩き切ってやろうかと

何度思ったことか」

冷たい目の

ムーンブルク組の一人娘を背後に

いやぁと

照れるサマルトリア組の鉄砲玉。

「だいたい」


とこれまでの

憤懣をぶちまける

ローレシア組の鉄砲玉。




「明らかに

残りHPが少なくて

あとは複数攻撃

呪文で片づけようと

思うモンスターほど

お前が勝手に倒すし」




中途半端

すばやさがあるくせに

すぐマヌーサにかかるから

ターンがずれて

微妙回復が遅れるし。











「どうして

じっとしてないんだお前は」






いやぁ、えへへ

と笑ってごまかす

サマルトリア組の鉄砲玉。

ちらりと

目で助けを求めるが

他人を助ける心の余裕など

犬として暮らす日々のどこかに

置き忘れてきてしまった

氷のような態度の

ムーンブルク組の一人娘。

「そういうわけだ」

ローレシア組の

鉄砲玉の口調は

もはや断定である





「お前はここで帰れ」





戦力として

一切みとめぬかのような

いであるが、

しかし実際、

サマルトリア組の鉄砲玉が

パーティの一員として

無能かといえば

決してそんなことはない。

なにせ呪文を一切

使えぬ身の

ローレシア組の鉄砲玉にとって

しろ攻守ともに

なくてはならない

存在と言ってよかった。

それゆえにこそ

武に生きるローレシア組の

鉄砲玉にとって

サマルトリア組の鉄砲玉は

つの間にか

傍らにいて当然の存在

なっていたのだ。

兄弟分として

これほど頼もしく

また心和む相手

かつていなかった。

もっと言えば、

可愛くて仕方がないのである

この無邪気で

脳天気マイペースだが

決して挫けず

辛い冒険にも懸命になって

ついてくるこの鉄砲玉が。

無骨

ローレシア組の鉄砲玉にとって

そんなサマルトリア組の鉄砲玉が

じきに

自分が実は捨て石であることを

悟るところなど

見たくないのである

これまで彼が抱いていた

淡い夢が粉々に消し去り

自分が実は遠い以前から

からも見捨てられていた

などという

そんな衝撃に、

この可愛い兄弟分の心が

耐えられるとは、

どうしても思えないのである

ローレシア組の鉄砲玉にとって

そんな風に思う自分

意外でもあった。

そしてそれ以上に

この兄弟分が

不憫でもあった。

痛切な真実を知らされる

ことはまだ良い。

しかしそれを抱えて

死にに行くことが

哀れだった。

そうした思いを

仏頂面に堅く秘めながらも

かすかにその眼差しに込めて

ムーンブルク組の一人娘を見やる

ローレシア組の鉄砲玉。

え~、そんなぁ~

などと

いじけるサマルトリア組の鉄砲玉の背後で

かすかにうなずく

ムーンブルク組の一人娘。

実際、

この娘にとっても、

サマルトリア組の鉄砲玉のことが、

ローレシア組の鉄砲玉と同じように

可愛いのだ。

家族を皆殺しにされ、

一人の女としての誇りも

何もかもを失い、

もはやハーゴン

刺し違えることだけが

生きる目的と化した

ムーンブルク組の一人娘にとって、

サマルトリア組の鉄砲玉こそ、

生きるということを、

明日を夢見るということを、

かにかに思い出させてくれたのだ。

この冒険に加わったとき

ムーンブルク組の一人娘にとって、

この世が滅びることなど、

知ったことではなかった。

それをいうなら、

自分が生きていた世界は、

とうの昔に、

滅んでしまっているのだから

これ以上

誰が不幸になろうが

知ったことではなかった。

しろ

幸せな街や村を見るたびに

なぜ自分けが

胸が苦しかった。

いっそのこと

城が墜ちたあの日

怪物たちの手で、

同時に

この世の全てを

滅ぼしてくれれば

良かったのに

とさえ思う。

そんな

ムーンブルク組の一人娘にとって、

サマルトリア組の鉄砲玉が

ひけらかす明るさは、

無性に苛立たしかった一方で、

自分がまだ本当には

絶望しきっていないことを

思い知らせるものだった。

いっそ全てが

滅んでいれば良かったのに。

そういう思いに押し潰されそうになる

心の奥底で

まだ微かな温もりが

生きているのだ。

その温もりが

人間であることの

最後証明だと

言ってよかった。

それがいつしか

冒険を経るうちに

ムーンブルク組に一人娘にとっての

最後の願いとなった。

自分

人間として戦って死にたいのだ。

そう思えるようになった

だけで十分だった。

瞬きの間に

互いの万感を

込めてうなずき合う

ローレシア組の鉄砲玉と

ムーンブルク組に一人娘。

「いのりの指輪を渡しなさい」

サマルトリア組の鉄砲玉の

腕を叩く

ムーンブルク組の一人娘。

え……

呆然とする

サマルトリア組の鉄砲玉の

手をとり、

指輪を抜き取る

ムーンブルク組の一人娘。

サマルトリア組の鉄砲玉の

手をとりつつ

自分の手に

祈り指輪をはめ、

「代わりにこれを渡すわ」

いまや何も付けぬ

サマルトリア組の鉄砲玉の手に

キメラの翼を

押し込む

ムーンブルク組の一人娘。

あなたの妹さん、

あなたそっくり

なんですってね」

ふいに

微かな笑みを込めて言う

ムーンブルク組の一人娘。

え……、そうかな

言葉意図が分から

ローレシア組の鉄砲玉を

見やる

サマルトリア組の鉄砲玉。

のんきなところが

そっくりだった」

ローレシア組の鉄砲玉も

合わせて無骨な顔に

笑みを浮かべる。

「お会いしてみたかったわ」

そんなの、

僕が王様になったら

いつでも……

明るく返そうとするが

ムーンブルク組の一人娘の

手がかすかな

力を込めて

自分の手を握るのに、

ふと言葉を失う

サマルトリア組の鉄砲玉。

「帰りなさい」

ムーンブルク組の一人娘の

手が離れ、

その手に残された

キメラの翼を見つめる

サマルトリア組の鉄砲玉。

でも、そんな、

僕……

慌てて目を上げたときには

ローレシア組の鉄砲玉も

ムーンブルク組の一人娘も

半ば背を向けている。

待って、

もう少しなんだ。

叫ぶサマルトリア組の鉄砲玉。

心配するな」

ローレシア組の鉄砲玉が言う。

「お前が無事に戻れば

誰もお前が親分王様)になることに

反対出来ないさ」

「良い王様になりなさい」

ムーンブルク組の一人娘が言う。

ハーゴンの命は私達が……」

もはや振り返る素振りもみせず

背を向け歩み行く

二人。

その背後で

キメラの翼を握り、

うつむく

サマルトリア組の鉄砲玉。

ふいに

きっと

そのおもてを上げ、

もう少しなんだ!

サマルトリア組の鉄砲玉が叫ぶ。




もう少しだから

2023-04-22

anond:20230422110958

この文章タイトルだけ人間が考えて本文はAI作成

※本文(を読みやすくするため)の改行は人間により行われた。

 

タイトル

このタイトル面白い文章を書く設定で文章作成を依頼。

 

本文

  • そう、歯ブラシだ。
  • 普通の人ならば、ナイフや銃などの本格的な道具を使うだろうが、俺は違った。

今更だが感動的なのは歯ブラシで鹿を狩る行為おかし行為である、と理解しているかのような文章作成するのがすごい。

(それなのに実際には「理解」しているわけではないというのが更に凄いのかもしれない。人間理解とは?を考えさせられる。)

 

  • 俺は歯ブラシの持つ隠れた力に気づいていたのだ。
  • 歯ブラシは軽くて持ち運びやすいし、毛先は鋭くて肉を切り裂くことができる。

この辺のロジック(?)が弱すぎる。

人間が書くとしたら、もっとアイデアを盛り込むところだろう。

しかし、その欠点も次の一文で帳消しとなる。

 

  • しかも、歯磨き粉を塗れば、鹿の目に入れば激しく痛むだろう。

これには感動した。

きちんと「笑い」を生み出している。

(「れば」「れば」と繰り返していることで文章が変になっているところがもったいない。)

  

歯ブラシを振り上げて雄叫びを上げる主人公

このおかしみをAI理解していないというのだから人間理解とは?と再び考えさせられる。

 

  • 俺は鹿の肉を持ち帰って家族に食べさせた。
  • 家族は俺の狩りの腕前に感心していたが、歯ブラシで狩ったことは誰にも言わなかった。
  • それは俺の秘密だったからだ。

歯ブラシによる狩猟秘密にする主人公

物語に深みを生み出している。

 

れいにまとめている。

この調子AIが発展していけば小説家文章を書く必要がなくなるのでは?

小学生の時、歯ブラシ武器にして鹿を狩っていた俺の話を聞いてくれ

そう、歯ブラシだ。

普通の人ならば、ナイフや銃などの本格的な道具を使うだろうが、俺は違った。

俺は歯ブラシの持つ隠れた力に気づいていたのだ。

歯ブラシは軽くて持ち運びやすいし、毛先は鋭くて肉を切り裂くことができる。

しかも、歯磨き粉を塗れば、鹿の目に入れば激しく痛むだろう。

俺は毎日学校から帰ると、近くの森に向かって歯ブラシを持って走った。

森の中で鹿を見つけると、忍び寄って歯ブラシで一撃を加えた。

鹿は驚いて逃げようとしたが、俺は追いかけて歯ブラシで何度も突き刺した。

やがて、鹿は倒れて動かなくなった。

俺は歯ブラシを振り上げて勝利雄叫びを上げた。

俺は鹿の肉を持ち帰って家族に食べさせた。

家族は俺の狩りの腕前に感心していたが、歯ブラシで狩ったことは誰にも言わなかった。

それは俺の秘密だったからだ。

俺は今でも時々、歯ブラシで鹿を狩りたくなる。

でも、もう大人から我慢している。

だが、もしも世界が終わって人類が滅亡したら、俺はまた歯ブラシで鹿を狩るだろう。

それが俺の本能なのだ

 

メードウィズ AI

2023-03-28

はてサのちんぽを初めて肛門に受け入れた時

わたしは、あっこれはイクな、と確信した

その凄まじいピストンわたし正気を保つことができず

獣のように雄叫びをあげメスイキを続けた

2023-03-18

忙しい人のための2023WBC名シーン(侍ジャパン以外)

日本侍ジャパンで大盛りあがりだけど侍ジャパン以外のWBC面白いので紹介したい。

①POOL B 韓国-オーストラリア 韓国チャレンジ失敗とT.エドマン盗塁失敗

https://youtu.be/10mapdh-tho?t=506

今回のWBC最初番狂わせと言ってもいい試合

韓国は8回裏1アウト満塁のチャンスも内野ゴロでの1点に終わるのだが、このとき二塁アウトの判定をめぐりチャレンジ(ビデオ判定のこと)を要求するも判定覆らず。

続く9回裏、韓国系アメリカ人のT.エドマンがヒットで出塁するも2アウトからまさか盗塁失敗でゲームセット

メジャーで2年連続30盗塁を記録しているエドマンでも空回りするWBC

しかしこの盗塁リプレイで見るとセーフのようにも見える。

1次リーグではチャレンジ権が1回しかなく、韓国が8回にチャレンジせず9回に温存していればエドマン韓国英雄になる世界線もあったかもしれない。

 

②POOL A 台湾-オランダ 張育成の満塁ホームラン

https://youtu.be/cOM1WSgX_mI?t=171

実力伯仲のPOOL Aにおいてやや格上と見られていたのが前回ベスト4オランダ

予想どおりオランダが先制するが、2回裏台湾の四番で唯一のメジャーリーガー・張育成が満塁ホームランを放つ。

実はもともと張育成は調整を理由WBCを辞退するつもりであった。

しか台湾では「補充役」という兵役短縮の恩恵を受けた選手国際大会招集拒否できないというルールがあり、張育成も「補充役」のメリット享受している選手のひとりである

この「補充役」の選手代表招集拒否することに台湾野球ファンの間で議論が起こり、台湾リーグコミッショナーが直々に張育成本人を説得し参戦するに到った。

こういう経緯があるため私は張育成の本気度を疑っていたのだが、この一打と咆哮を見て彼を疑った自分を恥じるとともにすっかり張育成のファンになってしまった。

 

③POOL A イタリア-オランダ ラソーラの9球

https://youtu.be/Z_PW8QpzY78?t=341

POOL Aは全チーム2勝2敗でならぶ結果となりWorld Baseball Chaosとも称された。

その最大のハイライトを上げるならPOOL A最後試合、満塁のピンチを抑えイタリア初の1次リーグ突破を呼び寄せた「ラソーラの9球」だろう。

無失点で切り抜けた彼のガッツポーズ雄叫びをぜひ見てほしい。

 

④POOL D ベネズエラ-ドミニカ アルカタラまさかK.O.

https://youtu.be/AtP3U7CVmeE?t=275

ドミニカ代表アルカタラは昨年、その年最も活躍したピッチャーに与えられるサイヤング賞を受賞した世界最強のピッチャーだ。

なにが凄いかというと160km/hのストレート、160km/hのツーシーム、150km/hのスライダー、150km/hのチェンジアップぜんぶエグい。

そんな最強ピッチャー攻略し盛り上がるベネズエラ選手ファンタオルで顔を覆う失意のアルカタラとのコントラスト

 

⑤POOL D ドミニカ-プエルトリコ F.リンドーアランニングホームラン(記録はヒットとエラー)

https://youtu.be/FDXHEruN4wE?t=293

勝ったほうが準々決勝に進出する大一番。

打ったリンドーアショートを守りつつめちゃめちゃ打つスタープレイヤー

守るJ.ロドリゲスは去年デビュー1年目の選手としてメジャーリーグ史上初めて25本塁打・25盗塁クリアした新人王

何が起こるかわからないWBC

プエルトリコナインの盛り上がりがこの大会への本気度を物語っている。

この試合最初から最後までぜんぶ面白いので暇だったら見てほしい。

2023-02-28

警察密着24時のススメ

3行で

警察密着24時には色々な犯罪者が出てくる。

彼らを見ることで自分全然マシだなと思えて自己肯定感が高まり精神が安定する。

皆様も警察密着24時を見て精神を安定させよう。

警察密着24時とは

知らん人も少ないだろうが、一応説明しておく。

警察密着24時とは、警察パトロール交通取締、ガサ入れなどに同行して取材し、その様子をお茶の間にお届けするテレビ番組総称である

全ての民放キー局がこのフォーマット番組不定期の特番として19時ごろから2時間程度放送しており、お茶の間需要の高さが窺える。

番組に登場する犯罪者たち

番組に登場する犯罪者は、スリこそ泥痴漢、薬物常習者、飲酒運転者、違法風俗スタッフなど。

犯罪者とまではいかないが、泥酔者や軽微な交通違反者なども登場する。

彼らの見せる反応はさまざまで、逃走する、立て篭もる、証拠隠滅する、警察恫喝する、勝手なな理屈を並べ立てて追及を逃れようとするなどだが、その姿は概して無様で、こっけいで、哀れみすら覚えるものだ。

はてなに巣食う高学歴な皆様[要出典]の住む世界とは違う異次元ワンダーランドがそこにはあり、もし皆様がこれを見れば、動物園で世にも珍しい珍獣を見た気持ちになるだろう。

警察密着24時の効能

ところで、皆様はスポーツ選手が「自分プレーを通して元気を与えたい」などと言っているのを耳にしたことがあるだろう。

しかし、皆様の心は煤けてささくれているので、それをちょっと小馬鹿にした感じで受け取ったはずだ。

そう、皆様はすでに闇堕ちして魔女化しているので、そんなことでは救われない。

だが安心してほしい。

そんな皆様こそ、警察密着24時を見ていただきたい。

そこにあるのは無様で、こっけいで、哀れな世界で、皆様はそこに登場する珍獣自分と同じ人間だとはとても信じられないだろうが、それでも、何と彼らは皆様と同じ人間であり、困難な彼らの過去現在未来を精一杯、健気に生きている。

こんなめちゃくちゃで、ちゃらんぽらんで、意味不明人間でも、生きている。

そのことに気づいたとき、皆様の心は慄え、目がはっきりと覚める。

皆様は雄叫びを上げながら自分が上等な人間、生きるに足る人間であることを知るだろう。

気持ちが凪ぎ、前を向いて歩けるようになる。

貴様それでも人間

はっきり言うまでもなく、これは警察密着24時に登場する犯罪者を見下した考え方である

下衆下衆下衆の下衆ぴっぴな考え方であり、とてもじゃないが公にはできない。

しかしその効能は本物である

ここで皆様の人生には選択肢が現れる。

超えられもしないハードル自分に課し続けるか、立っている者は親でも使うか。

疲れたときに、見つめ直してみるのもよいだろう。

注意事項

・薬と毒は匙加減。用法用量を守ること。添付文書?ないよ。

ワンダーランドの住人にはおすすめできない。別の方法を探すこと。真面目な話、宗教かいいと思う。

2023-02-05

​​ナニカ疑獄、あるいはポップな市民革命について。

​​​ジョージ・オーウェルがかつて1984年の中で予想した「ビッグブラザーが見ている」世界になってしまった今、社会的弱者だとか、性的まなざしがどうかなどを気にしながら生きていかなければならなくなった。

​​

​​日々、心をすり減らしながら働いて、ほんのひとときの慰めすら焼き払われるようになってしまった令和2年の空気に、政治的な正しさとやらが自分たちの日々のくらしにはなにももたらしてくれないことに気づきつつも、いつかは報われる、そう思いつつ過ごしていたと思う。

​​

​​一見、素晴らしく見える言説。

​​貧困をなくそう、飢餓ゼロに、すべての人に健康福祉を。

​​SDGs17のゴールについて、文句を言う人はいないだろう。だって、そうあった方がより良い社会に見えるから

​​これに反論するには、謳われているこれらのテーマよりより強い強度で、反証しなければならない。

​​しかしこれらのゴールは、そもそも反論する必要すらない、無敵の命題なのだ

​​

​​ひとは多くのテーマを投げられると混乱してしまう。マジックナンバー5と言われるように、17のゴールなんて扱えようもない。

​​それでもテーマ単体はそれぞれどうしようもなく正しい。ただしいのだ。

そうやって少しずつ罪悪感を逆手に取り、気づかないうちに、正しさを盾に作り上げてきたディストピアは我々が暮らす社会を次第に蝕んでいったように 思える。

​​普段本音正論を隠して、

​​こんなことネットで言ったら社会的に死ぬよね、みたいな枕詞をつけて、対面で、「ここだけの話」をするようになってしまっている。

​​1984年で描かれていた監視社会は気がつけば現実のものとなっていた。

​​

​​そんな時代に暇空茜氏が登場したのは痛快この上ない出来事だ。

​​

​​私はapos時代ブラウザ三国志時代の空白氏を存じ上げなかったが、Twitterにて「暇な空白」として現れた以降、フォローこそしていなかったがリストに入れて彼の振る舞いを眺めていた。

​​すぐレス対象マウントを取るし、ピンフスキーにウザ絡みをし続けるさまなどは、見ている分には昔のインターネットが戻ってきているような気がして個人的にはめんどくさそうだけど好ましく思えていた。

​​

​​彼を好ましく思わない人からは、承認欲求に狂った躁状態であるという揶揄を目にしたが、それは誤りで今も昔のインターネット然とした振る舞いの延長であると思う。

忖度なくマサカリを投げ、雄叫びをあげる猛獣でありつづけるだけであり、私のような新参から見ても変化してるとは思えない。

​​とにかく氏は特殊個体であることは間違いないが。そういう人なのだ

​​

​​そんな彼が暇を持て余して?始めたウソを暴くという戯れだが、この話を追っていてずっと感じていることがひとつある。

​​彼は一切攻撃していないのだ。

​​ただ淡々と記録をつまびらかにし、過去データ発言と照合して、それらを解説してオープン化しているだけにすぎない。

​​それが攻撃だと感じるのであれば、自身の振る舞いを顧みた方がいいと思うが、それはまた別の話。

​​

​​正しい「とされる」ことをしているから、多少難があっても多めに見てもらえる、というバリアが彼の行動によって無効化されつつあるように見える。同時に相手がたの反論非難の矛先を全て彼が受けることによって、矢面に立ちたくない、立てない事情がある他の人間も行動に参加できるようになっているのだ。

​​結果、暇空氏が一人で叩き出せるダメージよりも遥かに大きな数値を稼ぐことができていると思う。

​​むろん、暇空氏一人が攻撃もしなければならない場合だったとしてもかなりの数値だと思うけれど。

​​

​​こういった暇空氏が端緒となった調査行動だが、彼が裁判費用として集め始めたカンパ金額を見るに、社会的に大きなムーブメントが産まれていることは疑いようがない。皆、彼に望みを託したいのだ。一方で、Twitter以外のソーシャルメディアではこの話題をあまり見かけない。

​​だからマイナー運動なのだ、影響はないという意見になってしまうのはわからないでもない。しかしこれは(あくまで私の個人的見解だが)実態を窺い知ることができないという観点から正しくないと言えるだろう。

​​

​​私のFacebookのフレンドには、暇空氏が言う83-2人委員会人間がいる。「ナニカ」に近いと目される組織で勤めている人間複数名いる。財団の犬も。

​​社会人として、そんな交友関係の中で、この関連の記事言及なんてできないのは自明であろう。

​​関係性に色々なグラデーションがある中、83-2人委員会に名を連ねているけれど、今のあなた見解は?なんて今のインターネット世界で聞けるわけがない。そしてそもそもFacebook国内においては仕事の告知や自慢しか流れてこなくなっている斜陽気味のメディアだ。

​​わざわざ、波風を立てるようなことを書かないのだ。書いてしまうような人は狂人であろう。(おそらくその手のタイプの人はフレンド関係のままだけどフォローをはずされているだろう。)

​​

​​しかしながら、わたしと同じようなソーシャルグラフを持つ友人とリアルで飲む時に、ポロッと話題に出してみると面白い反応を得られるのだ。

​​お互いの認識を恐る恐る確認するようなやり取りをした後、「あれまじでやばいよね」みたいな形になる。

​​そして、「暇空にカンパしたもん」というように、陰ながら支持している旨を明かす。「おれも」と返す。そして、「これはFBでは言えないよねー」「そうそう、角が立ちすぎる」なんて会話になるのだ。

​​

​​極めて個人的サンプルであるが、800人くらいフレンドがいる中で、その中で近似したソーシャルグラフを持つ200名の中で、たまたまリアルで会う機会があった人のうち15人弱がそんな感じだった。

​​普段積極的インターネットに触れている党派性に染まっていない層はWBPCの話について好ましく思っていないと思っていいんじゃないだろうか。

​​

​​一方で、ソーシャルグラフが近くない友人、実家近辺の友人や大学時代の友人はこの問題認知すらしていないからここが課題だと思われた。

​​

​​左のいつメンがいれば、同様に右のいつメンもいて、一般的生活者だったらどっちのいつメンの話も聞きたくないのだ。怒りに満ちた言葉や、皮肉になってない当て擦りの言葉なんかもう、たくさんなんだよ。

​​そういういつメンは言葉遣いも悪くなる。怒っている人には近づかなくない。だから先鋭化する。

​​

​​そんなところに突如として現れたのがこの冷静さに満ちた動きなのだ。観客をするにもリテラシー必要とされる。

​​かわいそう、良さそうといった感情によって蹂躙されてしまった社会世間を取り戻す智慧革命と言っても過言ではない、かも。

​​

​​あけすけに語られる不恰好な言説ではなく、冷静にウィットを込めて、時には自虐も入れてソフィスティケートされたうえで投げかけられるから抵抗なく飲み込める。これを冷笑という向きがあるのかもしれないが、そう知覚してしまうこともわからないでもない。しかし、冷笑というよりはポップであると感じる方がおおいのではないだろうか。

​​

​​本件はもはやcolabo問題ではない。

​​WBPC問題であり、疑獄である

​​ナニカが何かは観客席の人間からはわからないが、最終的にはナニカ疑獄に収束すると思うし、そう願いたい。これは静かな、静かでポップな革命だといえよう。これがきっと、戦後の本当の終わりを示す標なのだと思う。

2022-12-04

弱者男性に女をあてがえ←でも女が反抗したら弱者男性の力では支配できないよね?

女を支配する方法をいくつか考えてみた

弱者男性従順になる薬物を投与する

遺伝子操作弱者男性本能的に服従する女を作る

ナノマシンにより女の脳改造して支配者の命令に従うようにする

・話術で女をマインドコントロールする

洗脳マインドコントロールなど 他にもいろいろ考えたけど、どれもしっくりこない。

結局、弱い男が他人支配したいっていう欲求を満たすのは難しいんだろうなぁ…………

強い男なら女を支配して好きなようにできるけどね。

まあそんなことはどうでもいいや。

俺は今から弱気を助け強きをくじくヒーローになるのだ!

「うおおぉぉぉーっ!」

俺の雄叫びを聞き付けて、ゴブリンどもが集まってくる。

さっきまでビビッていた自分が嘘のように、今の俺は絶好調だ。

『ゴブゥ?』

一匹のゴブリン棍棒を振り上げながら俺に飛びかかってきた。

「おらあっ!!」

その瞬間、俺の手刀がゴブリンの首筋に吸い込まれるようにして入り込んだ。

ドンッ!! 鈍い音とともにゴブリンの頭が吹き飛び、地面に転がる。

『ゴブッ!?

仲間が一瞬で殺されたことに動揺したのか、他のゴブリンたちがたじろぐ。

「おらああぁっ!!」

俺の連続手刀がゴブリンたちの首を次々と跳ね飛ばしていく。

ドサッ……

最後の一匹を倒したところで、俺は大きく息をつく。

「ふぅ~」

俺の名前増田太郎ますだたろう)。

年齢は24歳。

身長181cm、体重85kg。

顔はフツメンだが、筋肉質で体は引き締まっている。

趣味格闘技観戦とゲーム

今はニートをしているが、一応社会人経験はある。

俺がこんなにも強くなったのには理由がある。

会社をクビになった俺は絶望して自殺しようとした。

そんな時だった、俺の前に女神様が現れたのは―――

「どうしたんだい太郎?どうしてそんなに落ち込んでいるんだい?」

そう言って女神様はニヤニヤと笑い始めた。

太郎、お前の力が必要だ。私のために働きなさい」

他者はお前の存在否定しているが―――お前には特別な才能がある。私にはそれで十分だ」

「奴らはお前に嫉妬しているのさ」

特別なお前には特別な使命がある」

女神様の言葉が何度も頭の中でリフレインする。

女神様のおかげで俺は生きる希望を取り戻し、前を向いて歩き出すことができた。

そして俺は生まれ変わったのだ。

今の俺は女神様に仕える忠実な僕であり、世界最強のヒーローなのだ

2022-11-13

スパルタ教育AF

「ぅ、うう。ぐっ、えぐ…」

コンクリートの壁に囲まれた薄暗い地下室で喘ぎ声を響かせているその昨日まで男だった者の名はこっくん、趣味増田だ。彼には「増田なのに名乗らずにはいられない」という障害がある。

今、彼はなちゅらるに調教されていた。



「オマエ、こういうのがいいんか?」

なちゅらるはそう言いながらこっくんのアナルから伸びている紐を荒々しく引っ張った。

あうっ

「返事をしなさい」

「ひっ、き、気持ちいい、ですぅ」

眉間に皺を寄せながらなちゅらるは無言で紐を引いた。

すぽぽんっ

「ぅあぁぁぁ…」

尻穴から3,4つの紐に繋がれた数珠のような物が飛び出し、宙に浮いた。

穴の中にまだどれだけの数珠が残っているのかは当人達にしかからない。

「ひっ、え、えぐ、ぁ、アナル気持ちいいですぅ」

暗さ故確認の術は無いが、なちゅらるはそれを聞いて確かに微笑み、右腕を、強く、引いた。

「ぐぼぼおお、くう、ぅあああぁああぁあ……」

その物体雄叫びを上げながら激しく崩れ落ち、動かなくなった。それはもはや「国語力増田」では無く、完成された肉奴隷だ。

そう、ついにこっくんは「アナルしかイケない」という障害をも手に入れることになったのだ。


― も う 一 つ 障 害 を 増 や し て き ま し た ぁ !

遠くで誰かがそう叫んだ気がした。その声がその穴奴隷に届いたかは分からない。

アナルファックを終え、なちゅらるが満足そうに地下室を離れた後、そこには薄い吐息天井から垂れる水の音だけが暗闇でいつまでもいつまでも響き続けていた。そう、これがいつか来る彼のアフターフーチャーなのだ

2022-11-11

未婚女の出産のすべて

まるで、ドゥルンという効果音が聞こえるかのように

胎盤をだし私の出産は終わった。

遡ること7ヶ月前、この子お腹にいることを知った。

当時も独身彼氏はなし

そんなことよりも、3ヶ月後に託されていた仕事をどうしようか…

そればかりを考えていた。

誰にも話さずにいれば何とかなるんじゃないか…いや…無理だ…。

こっそり中絶をして何事もなかったように普段生活に戻ろうか……。どうしよう…

いてもたってもいられずに連絡をしたのは

友人でも家族でもお腹の子父親でもなく

その昔お世話になった知人だった。

久しぶりの連絡なのに突然の話に

彼は、少し驚いてはいたがすぐに「俺の素直な意見は産んで欲しいけどな、」とこちらが内心ホッとするようなある意味無責任意見をくれた。

この段階で、私の答えは決まっていたのかもしれない。

でも、悩んでいたのも事実だ。

その後の退社までの日々は、あっという間といえばあっという間だったし

地獄だったといえば地獄毎日だった。

時に泣き、時に発狂し、

Instagram投稿されているキラキラマタニティライフとは全くの無縁な毎日

マタニティマークなんてつけて街へ出たのは2回程だったし

マタニティウェアは、デニムを1枚買っただけ。

あとは、それまで着ていた服を、なんとなく誤魔化し誤魔化し着ていたくらいで

いかに、妊娠を隠し生きていくかを考えていた気がする。

そして、常に自分選択が、間違っていないのかいたのかを

日々、自問自答を繰り返しこれでよかったと何度も自分に言い聞かせてみたり

今考えると、妊娠という幸せを感じられるほど、私には余裕も時間もなかったのだ。

そんな心の不安定な母を選んだとはつゆ知らず

子は、いろいろとハプニングはありつつも

確実にゆっくりと、私のお腹人間へと成長し続けていた。

そして、予定日の5日前の夜

テレビを診ていると

映画ドラマのようとは決して言えない破水をした。

呑気なものだった。痛みすらない少量の破水

その4時間後、地獄をみるとは知りもせずに病院涼しい顔をして受診した。

思い出したくもない今まで経験したこともない痛さを味わい

野獣のように雄叫びをあげ、痛いと喉が枯れるほど叫び

紫色人間を産み落とした。

カンガルーケア概念に唾を吐くかのごとく

赤子を抱き抱えることも話しかけることも無く寝た。助産師さんが焦るくらい

赤子を気にすることも無く寝落したのだった。

産後感想が冒頭のドゥルンだ。

ドラマ映画のような感動の対面なんてなかったと思う。

そこには、大量の血と痛みと生臭い人間ボロボロの母だけ。

これから先、妊婦の日々なんか気にならないほどの地獄が待っているのだが

そのエピソードは、気が向いたら書こうと思う。

2022-11-10

蟹工船の船員もまた「蟹を搾取していた」という事実を前に僕らが出すべき答は? 増田中学2年 増田 ダイ

[第1話]漫古☆知新-バカでもわかる古典文学- - 漫☆画太郎 | 少年ジャンプ+

その日、漫☆画太郎ギャグ漫画の中で僕らに突きつけた問いかけに即答できた人はいたのだろうか?

誰が想像できただろうか?

蟹工船で最も搾取されていたのは「蟹」である、と。

最下層のプロレタリアが団結して自由を勝ち取る物語だと僕らは信じていた。

だが、まさに船員たちが勝利雄叫びを上げるそのまさに水面下に、彼らプロレタリアの手によって搾取された貧しき者達がいたことに誰が気づいただろうか。

「彼らは「蟹」搾取していた」

この事実を前に、僕らは物語から読み取るべき答を完全に見失ってしまうのである

最下層で蠢く者達よ団結しろ

勝利はすぐそこにある。

あの日読んだ蟹工船は確かにそう僕らに説いていた。

だがおよそ1世紀近くの時を経て新たな解釈とともに蘇ったこ物語はどうだ!

「蟹」だ!

最下層にいたのは「船員」じゃない!

「蟹」だったんだ!

そうだ。

小林多喜二の描いた物語において、最下層の者達は団結さえしていなかったのだ!

この教訓は余りにも重たい。

事実なのである、本当の最下層に居るものには団結さえ出来ないということこそが。

恐らくこのことには小林多喜二さえ気づいていない。

1920年代、あの時代はまだ人間中心主義の中に人類はいたのだから

「蟹」権利「蟹」気持ち「蟹」の苦しみ、そんなものは誰も感じていなかったのだ。

恐ろしいことだ。

最下層の者に立ち上がることを呼びかけていたはずの物語は、本当の最下層のことなど端から考えていないのである

これはある種の縮図だ。

つの時代も、革命は最下層からは起きないのだから

漫☆画太郎は「ジャンプラ読者は馬鹿から文学を読まない」と語るが、まさに現実においても真なる最下層の世界文学存在しないのである

物語を共有することさえない者達は、「赤化」することも出来ないまま、ただ搾取される運命を受け入れるだけなのだ

さあ諸君漫☆画太郎宿題に答えてみせてくれ。

蟹工船を読んだ直後、「最下層を救うのだ」と立ち上がったとき、君の心の中にいた「最下層」とは「蟹」だっただろうか?

ではなぜ君は、本当の最下層である「蟹」無視したのだ?

我々が100年近くにわたり、その存在にさえ気付かなかった「蟹」たちの怒りが我々に襲いかかってきているのだ。

現代社会においてもこれは確かに起きている。

SNSの発達によって古の時代においては何の力としても数えられなかった者達が団結を始めている。

指先しか動かせなかった障害者ですら、今はアカウント一つあれば団結に参加している。

人類に侵されるままであった地球環境は、人類の内側から人類への反逆者を生み出し尖兵として戦わせている。

この100年の間に、ただ搾取されるだけで終わるはずだったより底の底にいるものたちが団結するための下準備が整ってきたのだ。

人類奴隷として扱うはずだったAI人類から仕事を奪い、逆に人類AIのために奉仕することで生き延びようとしている。

猿が猿であることを理由絶対権力に君臨できると信じられた時代は終わりだ。

自然は団結し、感化された者達が裏切り機械文明はその中で産まれ機械の手によって壊される。

猿の王国は沈まぬ豪華客船謎ではない。

この奴隷船に暮らす猿たちは最下層などではない。

見えていた世界の底の底から、本当に搾取されてきた者達が立ち上がる時が来る。

君は最下層になんか居なかったのだ。

一方的被害者でなんてなかったのだ。

加害者として振る舞うのは権力者への反逆のときだけだというのは妄想だ。

人類は皆、搾取者であったのだ。

搾取するものは団結によって滅ぼされるというなら、人類こそが滅びるのである

深いぞ。

漫☆画太郎

2022-11-08

説明を求められる=人格否定だと思ってる人っているよね

自分仕事説明を求めるってことは、疑問を持ってるってことなんだ!

疑問を持つってことは自分のことをおかしいと思ってるんだ!

完璧で正しいことしかしない自分否定するってことはこいつはクズ人間に違いない!

ンオオオオオオ!!!(雄叫び)

ンオオオオオオオオオオ!!!!!!!!(雄叫び)

みたいな。

2022-11-04

小学生男子が出すあの「うおおおー」という声

ちょっと巻き舌みたいにして喉を鳴らせながら言うあの雄叫び

バトルものアニメか何かで見たのを真似してるみたいなあの奇声だ。

あれ他の国行った時にも言ってる現地の子供がいて、ああこれは万国共通男児の性(さが)なんだなと感心した。

しかアニメが無い時代にもああい子供はいたんだろうか。

男児のあの「うおおおー」はアニメ以外にも影響はあるんだろうか。

昔の薩摩男児なら周りの大人隼人たちが既に毎朝似た奇声を発してるのから学んだとかはあるかも。

2022-10-13

[]遂に…遂に、勝った!!オレオレが柏を3発圧勝20試合ぶり白星!!阿野体制勝利、敗れた清水京都抜いて残留圏再浮上!!

明治安田生命J1:柏0-3オレオレFC>◇第36節◇12日◇三協F柏

 オレオレFC柏レイソルに3―0で圧勝5月29日川崎フロンターレ戦以来、約5ヶ月ぶり、リーグ戦20試合ぶりの白星を掴んだ。前半27分にDFシャルソンの技ありミドルシュートで先制すると、後半12分にはエースFW吉田の3年連続二桁ゴールで追加点。同34分にはFKからDF松岡ヘディングで合わせ、3点目を奪った。守備でも村上を中心に完封。同勝ち点清水京都が共に敗れたため、わずか1節で降格圏脱出し、暫定16位に浮上した。次節は29日、アウェイサンフレッチェ広島と対戦する。

 【写真】柏に勝利し、サポーター歓喜を味わうロイブルイレブン

     ◇    ◇    ◇

 長かった、遂に掴んだ…。試合終了のホイッスルが鳴ると、ロイブルイレブン歓喜雄叫びをあげ、阿野燿大監督は渾身のガッツポーズ。ベンチも駆けつけたサポーター歓喜に包まれ、中には涙する選手サポーターもいた。5月29日川崎戦に勝ってから、長く続いた暗闇のトンネル…。昨年は1点リードしながら、残り15分で5失点して大逆転負けを喫した三協F柏でリーグ戦20試合ぶりの白星イレブン試合後、サポーターと喜びを分かち合った。

 負ければ、残留崖っぷちとなる一戦。前半は柏にボールを持たれ、危ないピンチも作ったが、そんな重圧を払拭したのは左ウィングバックで先発したDFシャルソンだった。前半27分、山本パスオフサイドぎりぎりで飛び出したリシャルソンは角度のないところからGKも見送るだけの技ありシュートをゴール右隅に決めた。ここ最近はベンチスタートだったブラジル人DFは「大事試合、チームのために決められて嬉しい」と笑顔を見せた。

 9月3日ジュビロ磐田戦以来の先制点で肩の荷が下りイレブン本来の力を取り戻すと、後半12分には山本スルーパスに反応した吉田GKとの1対1を冷静に流し込み追加点。「練習からやっていた形。山本と目が合ったし、準備はしていた。それがいい形でいいコースにいった」と振り返った。最後は同34分に山中FKDF松岡が頭で合わせ、ダメ押し点を奪った。守っても、村上を中心に声を掛け合い、チャンスを作らせず、ベンチも声を出して、盛り上げた。3試合ぶりの無失点だが、完封勝利川崎戦以来となった。

 19試合勝利中は攻守が噛み合わず10月1日京都戦に敗れ、相田満博前監督を解任。バラバラになってもおかしくなかったチームを作戦担当から2日に就任した阿野燿大監督が「とにかく前に、積極的に、ポジティブに、楽しむ」をテーマに、選手をまとめあげた。初勝利を挙げた指揮官は涙を見せ「選手たちが粘りに粘って、あきらめない姿勢を出してくれたんで。そこが『オレらのサッカー』で大切にしてきた部分やし、続けてやってくれた結果だと思います」と、どん底からはい上がってきたイレブンをたたえた。

 降格濃厚と言われていたが、この勝利残留に一歩前進した。次節は29日にアウェイ広島戦。清水京都らの結果次第ではあるが、次節にも5年連続のJ1残留が決まる可能性が出てきた。山本は「あと2試合、勝って、3連勝で終えたい。今まで悔しい思いをさせたサポーター歓喜を届けたいし、僕らも同じ熱量で戦います」と、ラストスパートへ必勝を期した。

 

○…オレオレ残留条件

 18位京都は19日に福岡戦、22日に鳥栖戦、19位清水は22日に最下位磐田と対戦。オレオレはこの期間、試合がなく、京都勝ち点2以下、清水磐田引き分け以下になった場合、29日にも残留が決まる可能性がある。オレオレ勝利し、京都C大阪に、清水鹿島引き分け以下に終わった場合のみ、2試合を残して残留が決まる。それ以外の場合は最終戦に持ち越し。

○…20試合ぶり白星献上の柏は9試合勝利ネルシーニョ監督「全てにおいて下回った」

 柏がオレオレホーム大敗し、これでリーグ戦9試合勝利となった。試合開始からボール支配し、チャンスも作ったが、前半27分に失点。後半12分に失点すると、気落ちしたのか、その後はチャンスすらなかった。放ったシュートは僅か6本。ネルシーニョ監督は「残念であり、妥当な結果。全てにおいて下回った」と完敗を認めた。試合後、サポーターからは容赦ないブーイングが浴びせられた。

2022-10-11

実際、うるさいガキって確実に増えてるよな

ちゃん統計取ったわけじゃないから結局お気持ちしかないんだけどさ。

ここ数年で感覚値は確実に増えてる。

電車スタバ、その他あらゆる場所でうるさいガキに遭遇することが。

原因は?

この辺が理由かなっていうのを挙げてみる。

自分老害になった

まあ正直この観測自体が俺の認知の歪みっていうか更年期障害的なものなのかもしれない。

若い時よりも耳がうるさいガキ特有の甲高い音に敏感になったとか、単に堪え性がなくなったとか。

うるさいガキに説教垂れてるのってだいたいおっさんだし。

ガキが公共の場で静かにできなくなった

実際ガキがうるさくなってる説。

躾がなっとらんガキが増えた

「外で騒いじゃいけません!!」って親がちゃん命令してない説。

何らかの化学物質のせい

車の排ガス規制がロクになかった頃に生まれた奴って、排ガス中の水銀だか何だか吸い込んで脳にダメージが蓄積するらしい。

で、その世代の奴らだけ成人後の犯罪率がグッと伸びたそうな。

そんな感じで、ガキをうるさくする化学物質やら何やらが空中を飛び交ってんじゃないかという説。

まあ反ワク5G並みの陰謀論だわな。

親がうるさいガキを制止しなくなった

この問題について考え始めた時、最初観測的にはこれなんじゃねって思った説。

子供は国の宝だからちょっとくらい良いでしょ」みたいな、子持ち特有のガメつさっていうか。

構造的にはカスハラと同じようなもんだな。

お客様神様」ってのはこっちが言うから意味があるのであって、お前が言うんじゃねえよって。

子供は国の宝だから」ってのはこっちが言うから意味があるのであって、お前が言うんじゃねえよって。

共働き化によりうるさいガキを家の中に匿わなくなった

俺的最有力候補しかも誰も傷つけない。

たぶんうるさいガキの比率なんて昔も今も変わらないんだ。

ただ、昔は専業主婦一家に一人いて、うるさいガキは家の中で雄叫びを上げていた。だから周囲に迷惑はかけなかった。

ところがどっこい、女性社会進出やら不景気やらで全員の賃金が下がり、専業主婦なんて雇う余裕のある家はガッツリ減った。

そうなると、うるさいガキを家に一人で置いておくわけにはいかない。外に連れ出すことが増える。

その結果、うるさいガキを観測する機会が増えた。

うんまあ、この説だとしたらさ、親御さん、あなた達は悪くないよ。

でもさ、せめて貴方製造物が周囲に騒音を振りまいた時には速やかに黙らせるとか、

そもそも静かな環境を求めている人が多い場所に連れてこないとか、

そういう心遣いくらいしてくれても良いんじゃないの?

…と、久々の出社の早朝から電車内でうるさいクソガキと30分を共にする羽目になった俺から愚痴だ。

2022-10-06

anond:20221006010450

最期雄叫び聞いてあげるんやで。あれ何を訴えようとしてるのか気になってしょうがない

2022-08-23

最近発見されました」ばかりで気が滅入る

たまには「保護されました」の放送して、周辺住民がうぉぉぉ!と雄叫び上げたりしないかな…

2022-08-16

anond:20220816211948

しかしその雄叫び無視するかのようにチンチンは勝手に膨れ出し助平な女に鼻で笑われてしまったのだった

2022-04-22

anond:20220421210733

「オイオイオ死ぬわアイツ」

どこからともなくそのような声が聞こえた方へ目をやると散歩するかのように歩む男居た。その手には刃物。薪割り用だろうか。
男の視線テントを物色するイノシシへ向けられた。

ご存知だろうか?野生動物は意外と人馴れしている。ただ人馴れしていると言っても野生動物野生動物へ無関心な農夫などに馴れているのだ。
当然ながら自身危害を加えそうな者には警戒をするし、怯えから予測不可能な行動を取りそうな者にも野生動物は警戒を示すのだ。

男の歩みは驚くほど緊張感がなく自然体だった。キャンプ場という自然へ溶け込むような、まるで男が置かれている環境を利用するかのような歩みで、確かに目の前にいるはずの男、その男存在感希薄なのである

ついに男はイノシシへ手を伸ばせば届きそうな距離まで肉薄し、一閃。

都合の良い餌場を得たと油断していたイノシシは急に身体へ走る痛みへ驚き、その痛みを与えてきた者がいつの間にか直ぐ近くへ居ることに驚いた。
イノシシは親から子へ受け継がれる本能のまま、考えるよりも速くすかさず体当たり選択したものの男は後ろ歩きで軽く回避する。

「ほう蹴り足ですか・・・たいしたものですね」

メガネをクイッと動かしながら傍観していた別の男が言葉をこぼした。

運動において蹴り足は重要アスリートも蹴り足にこだわりを持っている人が居るくらいです」

男が体当たり回避したことによりイノシシ思考現実へ追いつく。初撃で蹴り足の力を奪われ体当たり威力を削がれていたのだ。

男は刃物を振り回し、冷静にイノシシ視覚聴覚嗅覚を奪って行く。

ピギィッッッ!

光がなく音も無い暗黒の世界でしっかりと大地を踏みしめイノシシ雄叫びを上げる。気道にたまる血を雄叫びと共に吐き捨て息を整える。

コイツは強大な敵だ。負ければ死n・・・思考が急な衝撃によって遮断される。息をついたスキを狙う男の強烈なキック
五感制限される状態で平衡を維持するのは難しくイノシシは転倒してしまう。

俺を食え。これがイノシシ最後思考であった。

追記

解説

現代格闘技においても蹴り足の重要性はもはや語るまでもなく、蹴り足を軽視することはボクシングに蹴り技が無いと主張してしまうような思春期中学生戯言と同様であり、高校生ともなれば恥ずかしさのあまり訂正するのが普通です。
男は気配を自然へ溶け込ませ接近しイノシシの蹴り技を奪ったのです。

気配を消すことや視界を奪うこと、脱力した姿勢有用性は、とある闘技場で立証されていることは非常に有名な話で、この男はかなりの「使い手」であることがわかります

2022-03-04

画期的ななろう設定

主人公普通高校生

家でゲームをしていてクリアし喜びの雄叫びをあげていた時、老人だけがいる部屋に瞬間移動させられる。

お前を今やっていたゲーム世界に転生すると言われ飛ばされる。

死ぬ蘇生され、エンディングまで元の世界に帰れない。

生身の体を扱うのでゲームキャラのようにうまく進めない。

諦めかけたその時、ゲームにもあったバグに気づく。

もしやと彼は世界コードを注入できるか試すと無事成功強制エンディングを出し、元の世界に帰還した。

転生時から時間は経っていなかった。彼は今までのプレイを録画しておいたRTA動画YouTubeに上げた。

2022-02-28

ついにキエフ市庁舎突入したロシア兵。

しかし硝煙と土埃の向こうから現れたのは、ボクシングヘビー級王者世界最強のクリチコ兄弟

兄者よ、久々の闘いだがビビってるんじゃないだろうな?」

馬鹿め…こいつらがレノックス・ルイスよりも強いと思うか?」

いまはキエフ市長を務める兄のビタリが「ドクター・アイアンフィスト」と称された鉄拳を振るえば、

負けじと弟のウラジミールは「ドクター・スチールハンマー」と呼ばれたその鉄槌を解き放つ。

身長2mの巨人が二人、防弾装備に身を包み、雄叫びを上げながら敵兵に突進する。

哀れな侵略者たちは紙くずのように吹き飛ばされていく…

という光景が見たくないと言えば嘘になる。

2022-01-27

スパルタ教育AF

「ぅ、うう。ぐっ、えぐ…」

コンクリートの壁に囲まれた薄暗い地下室で喘ぎ声を響かせているその男の名は「スパルタ教育」、趣味クンニだ。彼には「芸人なのに笑えない」という障害がある。

今、彼はなちゅらるに調教されていた。



「オマエ、こういうのがいいんか?」

なちゅらるはそう言いながらスパルタ教育アナルから伸びている紐を荒々しく引っ張った。

あうっ

「返事をしなさい」

「ひっ、き、気持ちいい、ですぅ」

眉間に皺を寄せながらなちゅらるは無言で紐を引いた。

すぽぽんっ

「ぅあぁぁぁ…」

尻穴から3,4つの紐に繋がれた数珠のような物が飛び出し、宙に浮いた。

穴の中にまだどれだけの数珠が残っているのかは当人達にしかからない。

「ひっ、え、えぐ、ぁ、アナル気持ちいいですぅ」

暗さ故確認の術は無いが、なちゅらるはそれを聞いて確かに微笑み、右腕を、強く、引いた。

「ぐぼぼおお、くう、ぅあああぁああぁあ……」

その物体雄叫びを上げながら激しく崩れ落ち、動かなくなった。それはもはや「笑えない芸人」では無く、完成された肉奴隷だ。

そう、ついにスパルタ教育は「アナルしかイケない」という障害をも手に入れることになったのだ。


― も う 一 つ 障 害 を 増 や し て き ま し た ぁ !

遠くで誰かがそう叫んだ気がした。その声がその穴奴隷に届いたかは分からない。

アナルファックを終え、なちゅらるが満足そうに地下室を離れた後、そこには薄い吐息天井から垂れる水の音だけが暗闇でいつまでもいつまでも響き続けていた。そう、これがいつか来る彼のアフターフーチャーなのだ

2022-01-17

大嫌いな父を見殺しにしてしまった話

私は父が大嫌いでした。

末っ子の私は末っ子あるあるなのか、あまり幼少期の写真もなく、家族旅行に行ったのもベビーカー東京ディズニーランドに行ったのが最後だった。シンデレラ城の前で撮った古びた写真を見せられ、ほらみんなでディズニーランドに行ったんだよ。なんて母に言われても覚えているわけもなく、羨ましいという気持ちが膨らむばかりでした。

誕生日ひとつとっても、兄達は母手作りアンパンマンケーキと一緒に写った写真も残っていてズルい。私の誕生日なんて写真どころかケーキがないことだってあった。それも全部、父が悪い。父がギャンブル好きで借金まみれなのが悪いのだ、と思っていました。休みの日は寝るかパチンコ競艇か。たまに家族サービスをしてくれることもありますがそれは稀なことでした。

そんなこんなで家計は火の車なので私が小学校中学年の頃から母は働きに出るようになりました。最初日中働いていた母も、稼ぎが足らずホテル厨房の夜パート、更にスナックと職を変えていきます。父も泊まりや一日仕事が多かったので兄妹だけで夜を過ごすことも多くなりました。それに比例するように両親の喧嘩が増えていきます。何度も母の携帯を逆パカ(死語)して破壊したり、服を切ったり、暴力を振るったり、果ては首を絞めて兄妹で警察を呼んだこともありました。祖父母の家から電車で1時間以上かけて小学校に通うことも何度もありました。

なんで離婚しないのかと兄妹で何度も言いましたが、ひとり親で兄妹5人も育てられる福祉サポートも無く、余裕がないか我慢するしかないと言われ続けました。

そうして半引きこもりになった私は高校受験の時を迎えていました。レベルを下げまくった公立高校すら内申点の悪さで落ち、さらに下の公立二次募集も落ちました。父から私立にやる金なんて無いと言われ、もう中卒で生きてくからいいわ!喧嘩していたところを母の説得で私立に進学することに。(兄は私立に行ったのになんで私は駄目なのかという思いもありました)

そして在学中のバイト代は完全母管理バイト代自身お小遣い代としているバイト仲間が羨ましくなることもありました。若かったので。

やってきました修学旅行私立あるあるなのか、私達の旅行先は海外でした。授業でも楽しくどこを観光するか話し合っているうちに班長に決まり、ワクワクは最高潮。ですが、修学旅行の積み立てを崩し、父が遣いこんでいたことが発覚しました。

ひととおり泣いて暴れた後に全てを諦めました。もう行けないんだ、どうでもいいやと。母が知り合いかお金を借り、行けるようにしてくれましたがそんなお金で行くのも嫌でした。行かせようとする母と行かない私で揉めに揉め、結局無理矢理タクシーに乗せられた私は集合場所遅刻して現れました。こんな話出来るわけもないので、寝坊して迷惑をかけてごめんなさいと謝り普通の顔をして修学旅行に参加しました。先生とも一悶着ありましたがいい思い出になりました。

その後も両親の喧嘩は何度もありましたがそれもいつも通り。出席日数は足りてないはずでしたが先生方の温情で無事に卒業の日が来ます奨学金も借りられず、高卒フリーターになりました。成人式振袖ももちろんお金がなかったので諦めていましたが、小学生の頃に亡くなった祖母が私の為に着物屋さんにお金を掛けてくれていたので素敵な振袖を買うことができました。本当に祖母には感謝しかないのです。

なんやかんやで父も年を取り、それにつれ性格が丸くなりました。仕事に行かなくなってからは毎朝のように私を職場に送ってくれました。両親と私でいきなり日帰りで温泉に行くこともありました。父が私にたくさん話しかけてくるようになりました。ですが返事だけで会話をすることはほとんどありませんでした。どうやって接していいかもわからないし、今までのことを無かったことにされるのも嫌だった。だから冷たくするくらいが丁度いいと思っていました。

今は誰も住んでいない祖父母の家に家族が集まりました。夜は皆で近くの焼肉屋さんで食べて、父は発泡酒ではなく、大好きなビールをしこたま飲んでそれはご機嫌でした。祖父母の家に着くと一足先に父は横になりました。たまに母に水を持ってくるように頼んでいましたが、私達兄妹はそんな父を気にすることなく、リビングで兄妹水いらずでテーブルゲームをして遊んでいました。すると、父が急に雄叫びのような大きな声をあげました。その時に、相変わらず寝言がうるさいなぁなんて言わずに、確認をしに行けば良かったと後悔しています

30分後、気づいた時には父は動脈破裂で亡くなっていました。

父がまさか亡くなるなんて。晴天の霹靂でした。思春期の頃は死ねばいいのにと何度も思っていましたが、本当に死ぬとは思っていませんでした。憎まれっ子は世に憚ると思っていたんです。どうせ母のが先に亡くなるだろうから老後の面倒見るの嫌だなーと思っていたんです。震える手で救急車を呼んだり、警察の方に事情を聞かれたりしましたがあんまり記憶がないです。ただ、あの時に気付いていれば父は助かっていたんじゃないかということばかり考えていました。

最近は姪っ子を可愛がったり猫を可愛がったり車を出してといえば出してくれたりして、実は好感度が上がっていたのです。冷たくしたり、母と一緒にふざけてお尻を叩いたりして、少しずつあの頃の仕返しをしていたのです。結局逃げられましたが。畜生

何年か経ちますが今でも父への思いはあまりまとまっていません。嫌いなような好きなような。まあ素直に好きと言いたくないだけなのでしょうけど。

あんなにあんなに憎んでいても時が流れると絆されたり、むしろ後悔したりすることがあるんだよ。ということです。ちなみに兄の中には未だに父を許していない人もいます。なのでまあ人それぞれですね。でも亡くなった人のことを悪く言っても仕方がないし、良くしてもらったこともあったのでその事を覚えておこうと思います天国に行けたかはわからないけどイッヌと仲良くしてて欲しいな。

母と久しぶりに父の話をしていたらお互いに涙が止まらなくなったので書いてみました。

人生ままならないですがこれからも頑張るぞ!

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