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2020-01-02

100分de名著シリーズバックナンバー約100冊を読破したら人生変わった、の補足

はじめに

https://anond.hatelabo.jp/20200101232410

はてな村で好まれそうな話題だなとは思って投稿したものの、想定以上に反応があって驚いてます

酔った勢いで書いたものであるので、文体が一致してなかったり論理破綻してたり誤字脱字がひどいですね。

結果、説明不足だったり変な文章だったりが原因でいくつかこれは補足しておきたいなと思ったコメントがあるので補足させてください。

コメントへの返信

解説本を読んでから原典をあたることの弊害、系のコメント

解説本を読むことで原典にあたった際の新鮮な驚きが減るのは確かと思いますネタバレ効果というか。小説系では顕著と思います

また、解説者の解釈固定化されるという懸念も確かにあるかと思います

しかし、私の記憶では「これは私の解釈だが」「多数の説の中で、私が支持するのは」など、

俺の解釈絶対だという態度で解説してた解説はいなかったし、異説も提示していることが大半でした。

ここまでやってくれたらあとは受け取る側のリテラシーかなぁ、と思います

また、100分で名著の解説実施していることは「あらすじ」+「執筆背景解説(作者の人生の中で著作の占める位置など)」+「解説者の解釈解説」と思っています

この内「執筆背景解説」が一番の目玉であり、知識のつながりを作ってくれるところで、この部分は原典だけ読んでも絶対に得られない補助線です。

私は持久スポーツ趣味にしていますが、例えばフルマラソンなら当たって砕けろでもまぁ、レース中の数時間もがき苦しみ、暫く足がまともに動かなくなる覚悟があればゴールは出来るでしょうが

ウルトラマラソンとか、アイアンマンになると当たって砕けろではまぁ無理で相応の準備がなければ、失敗したという経験経験値に変えることも出来ずに敗退すると思っています

特に古い思想書知的作業としてウルトラマラソン級だと思いますし、かつ何かを求めて読むわけでしょう。

ウルトラマラソンで周りの景色も何も見えないぐらいつらい状態になって、制限時間オーバーで失格になっても兎に角意地になって歩き続ける人がたまにいて、マラソンならそれでもいいかなと思いますけど、

古典を読む場合最後のページにたどり着ければよい、というものではないですよね。

途中の景色を楽しむためには相応の準備というもの必要なのではないかな、よほど読書体力に自身があるのでなければ、背景を知識として持っておくのは良い方にしか働かないのではないか、と私は思います

中央公論社などが出している類似の「名著解説系」の書籍についてのコメント

100分で名著の一番の強みは「TV番組であること」であり一番の弱みもまた「TV番組であること」であると思っています

強みとしては、インタラクティブ解説(動く図形とか、アニメとか、俳優朗読とか)が可能になること

弱みとしては「解説者の準備期間、解説時間制限がかかること」「番組上では注釈実質的に挿入できないこと」「月に1冊のペースでしかラインナップを増やせないこと」ですね。

特に月イチのペースでしか増やせないのは大きな制約で、解説本の中で出てきた関連本に解説が欲しくても、100分で名著で解説される可能性は極めて低いと言わざるを得ません。

そういう意味で、名著巡りの入り口しかならないといえばならないのだと思います

100分で名著をメインに追いつつ、他にも手を出してみようとは思っています

番組だけ見てた、撮りためていたものを見よう~系のコメント

私は実は番組はあまり見ていません(3割くらいかな)。毎週火曜日この時間TVに向かっていることが難しいからです。

理想は両方こなすことだと思いますし、伊集院光さんのリアクションは時々ハッとさせられることもありますが、私はどちらかを取れと言われたら解説本だけ読みます

番組が「あらすじ」+「執筆背景解説」+「解説者の解釈解説」で割合が2:2:6~1:5:4まで変動するとしたら

解説本は執筆背景解説に一律+3、解説者の解釈解説が一律-2って感じです。

(逆に、あらすじだけ知りたい場合100分で名著は重厚長大で、もっと手軽な選択肢があると思います。)

そりゃ、番組の中で解説にちらっと出てきた著者の友人の来歴とか、著書とか、いちいち全部触れられないですよね。

まり、私が元投稿で言った「本の解説で繰り返し取り上げられる要素(人名思想歴史上の出来事など)があることがわかった」現象

番組を見るより解説本を読んだときのほうが顕著に起こると思われます

なので、もし元投稿を見て「知識がつながるって面白そう」という点に興味を持っていただけたなら、解説本の方をメインにされることを私はお勧めします。

読みたくない本を頑張って読む、系のコメント

頑張って読んだ、という感覚はありませんでした。

おそらく、原典には「頑張らないと読めない」ものもたくさんあると思いますが、解説書の段階では頑張らずに済みました。

正直、興味をそそられたかどうかにレベル差があるので、結局読まない原典もあると思います

古典名作だと聞いて読んでつまらなかったら被害甚大ですが、水際で食い止めてくれたことになると思います

そういう意味でも解説から読むのはおすすめです。

読みたくない本、という感覚もなくて、どちらかといえば「知らない本は読めない」ですね。

恥ずかしながら「エチカ」だとか「夜と霧」だとか「全体主義の起源」なんて知らずに生きてきたので

まず読みたくないかどうかも解説書読んで判断しようと思ってました。

食わず嫌いよりは、試食コーナーの匂いで避けた、の方がまだマシかなと言う感覚です。

風呂の中で本

私は蓋を半分開けて、上にタオルを敷いて読んでます

シャワーを使う際には、本はタオルにくるんで蓋に挟んで防水します。

あるいは、もう風呂場の外に出してしまます

このスタイル読書して2年位になりますが、多少湿ることはあっても、問題になるほどビシャビシャになったことはないですね。


大学教育について

以前スウェーデンに出向していた友人から聞いた話ですが彼の国では大学とは必ずしも高卒すぐ入るものではなく、

暫く働いてから勉強したいことを見つけて入る人も相当にいるらしいですね。

その彼が聞いた日本との違いを顕著に表しているセリフが「高卒のガキに大学教育もったいない」「日本人は高校生の時職業決めるんでしょ?すごいね」です。

後者は嫌味なのかな?と言う気がしないでもないですが、前者は今本当に身にしみています

大学教育をきちんと受け止められる18歳って、そんなに多くないですよね、、、

おまけ

解説本の中で特におすすめするもの

以下私の勝手解釈です。見当違いのことを言ってるかもしれないですが、、、

私と趣味が合いそうだなと思ったら、まずは以下をお勧めします。

集中講義 大乗仏教

スペシャル版なのでちょい分厚いですが、これが私の一押しです。

日本大乗仏教諸派の成り立ちと違いについて、今まで何度か教わったし読んだはずなのですが全く頭に入ってこなかったのがすらすら入ってきました。

読了後は、まるで自動車教習所に通ったあと今まで目にも入らなかった交通標識が急に意味を持ち出したような感じで、街中のお寺から情報を取れるようになりました。

ホントおすすめです。

茶の本

私自身が茶道やってる事が大きいかもしれませんが、日本人が外国人に、英語日本文化を説明する起点として最高と思いました。

実際、ボストンで友人とあったとき(作者の天心はボストン美術館の東洋部長です)なんと役に立ったことか、、、

全編、声に出したい日本語だと思いました。言葉がやや古いのですが、原典も薄くて読みやすいです。

維摩経

維摩さんというレジェンド級のアマチュア在家信者)がプロ菩薩軍団)をやり込めまくる話です。

煩悩は湧くに任せよ、とらわれないことが大事だ」というフレーズがとても頭に残っています

一番実践やす仏教な気がしました。アメリカの方で流行っているzenとかsatoriってこれを目指してるのかな?と思っています

↓と思った記事

https://aishinbun.com/clm/20181218/1888/

パンセ

人間自己愛ゆえに苦しまねばならぬ、というのがメインの本と理解しました。それだけでも納得感あるのですが、

本人的にはキリスト教最高!で異教徒折伏するために書いた本らしいのに仏教が目指してるところと同じっぽいのが面白くて読んでました。

原典が思いっきり重そうなのですが、いつか読みたい本の一つです。

ラッセル 幸福論(幸福論というタイトルの本が二冊あるので著者名も)

いろんなことを言ってるわけですが、

私は趣味を持て、幸せになれるぞ?という本だと理解しました。ラッセルさんの趣味定義とは「~を収集すること」らしいです。つまりスタンプラリーですね。

かに対して情熱を持ってスタンプラリーしてるうちは人生に飽きない、ということかと思いました。

個人的には、すごく共感する価値観でした。

解説読破もそのノリでやってやらぁと思ったのを覚えています


資本論

正確には100分で名著シリーズではないのですが、この「一週間で資本論」が成功したので100分で名著が始まったらしいです。

資本家の行動原理が今とぜんぜん変わらず、ギグ・エコノミーとかも19世紀理論説明できることに驚きました。

経済理解するためというよりは自分の身の振り方を考える上で有用だなと思った本です。


買った原典(と、解説本で出てきた関連書籍リスト

リストがほしいというコメントをいただいたのでリスト載せます

趣味が合いそうだなと思ったら、参考にしてください。

(抜け漏れあったので追加。まだ何冊か忘れてる気がする、、)

ぶっちゃけページ数その他が軽そうだから選んだもの

点と線

かもめ

君たちはどう生きるか

赤毛のアン

アルプスの少女ハイジ

【読み直しをメインの目的で選んだもの

星の王子さま

人間失格

斜陽

三四郎

こころ

銀河鉄道の夜

空気研究

永遠平和のために

解説本を読んでいて特に興味を惹かれたもの

人生ノート

茶の本

代表的日本

奥の細道

神話日本人の心

・昔話と日本人の心

死者の書

高慢と偏見

銀の匙

世論

薔薇の名前

ペスト

・獄中から手紙

ゴルディアスの結び目

・失敗の本質(「野火」関連書籍

1984

苦海浄土

夜と霧

野火

・音に色が見える世界(「宮沢賢治詩集」関連書籍

日本霊性(「茶の本」など関連書籍

ソラリス

フランケンシュタイン

【好きになれるか不明だが、まず手を出してみたかった異分野】

オイディプス王

ハムレット

マクベス

中原中也詩集

茨木のり子詩集

宮沢賢治詩集


おわりに

年末年始休み読書もはかどり、新たに買った原典も既に8冊終わりました。

今のところ、全て期待通りの内容でとても充実した休みになっており今年ずっとこの調子で読み勧めていけたら、、、(無理だろうけど)と思ってます

どういうふうに仕事の本を差し込んだら、自分の中の読書熱にうまく歩合出来るかを考えるのが今年の課題かな。

動物本とか、読んでて飽きることがあるんですよね。

なお、私が100分de名著を知ったきっかけは単身赴任中の父がずっと見ており、解説本を纏めて実家に持って帰ってきたのがきっかけでした。

なので、私の読んだ解説本の半分くらいは父から借りました。

私も読み出して以来、お互いの話題共通点も増え、お互いの読書の幅も広がって、

初めて父と同等の視点知識交換をできるようになったような気がしており、その点でもこの番組には深く感謝しています

(私の専門のITのことでは以前から教える立場でしたが、これとはなんとなく異なる現象のような気がしてます。)

良い1年を!

2019-10-20

anond:20191020122810

パソコンが全くない時代は知らないけど、パソコン部署に1台とかの時代就職した。

  

うちの業界機械化が早くから進んでいたが、昔の時代機械投資が大きかったせいもあり、パソコン等のダウンサイジングされた

OA機器が導入され始めたのはWindows95以降、一人に1台配布されたのは21世紀になってからだった。

といっても、業務効率化のために使ってるのは1日のうちのほんの少しであり、あとはパワポエクセル方眼で資料を作ったり、

相手先への文書の清書をするための機械としてしか使っていない。鉛筆消しゴムより時間はかかっている(完成度は上がっている)。

  

効率が上がっていないということはないが、パソコンならではのことをしているのかというと疑問だ。

もちろん電子メールインターネット、共有ファイルサーバは確かに便利で恩恵を受けている。

問題は、仕事の仕方がパソコンがなかった時代のやり方にあまりにもこだわり続けていることだ。

こういうのは重厚長大かつ先行投資の大きかった業界ほど顕著。

パソコンのない時代はどうやって仕事してたの?ではなくパソコンを使ってパソコンがない時代と同じような仕事をしている。

効率の極み。

人間は思ったより変わらないものだ。

2019-10-04

ライトノベルはなぜ存在しているのか

考えてみたら

小説重厚長大だと思われてるからライトノベルなんて単語が生まれるんだよな

わかるわー

2019-04-15

anond:20190415042641

ざっくりだし同じこと言ってるところもあるかもしれないけど、自分解釈はこんな感じ。

2000年以前は社員数名の弱小エロゲメーカーが小粒の良ゲーを発売できていたが、ボリューム重厚長大化によって開発期間が長期化、開発費は高騰化し、弱小エロゲメーカーの体力がもたなくなった

上記に関連して、そもそも小粒のエロゲーなら流通に乗せる必要もなく同人で出せばいいということに気づいた

2000年移行のファイル共有ソフトカジュアル化も弱小エロゲメーカー沈没を加速した

PS2/PSP(Vita)の頃に全年齢対象版を出す流れがあって割と売れたので、そもそもエロゲである必要があるのか?と気づいた(Key

2018-11-10

anond:20181109222920

高度経済成長期にゴジラとかウルトラマンとかウケてた理由ひとつは、当時は重厚長大産業が全盛期でビルばんばん建ったりしていた時期だから、「巨大」であること自体オーラだった側面がひとつ

あと、核実験公害やらで怪獣が発生するとか、(現在から見れば稚拙でも)高度経済成長期の時点で意識されてたような科学文明マイナス面の不安を織り込んでたところが、初期のインテリ層のSFオタクを惹きつけた面も

そういう意味で昔の特撮は「高度経済成長期はこういう価値観だった」てのを意識しつつ、一種の”時代劇”として観ることをお勧めする

2018-10-18

anond:20181018115207

ここに万人に納得行く説明って出来るの?

何らの節度も限度も無いってこと?それとも線引きの話?

前者は論外だけど後者もいらないでしょ

外国じゃ頑張って規定作ってるみたいだけど品位の保持の線引きを明確化しようとすると重厚長大規制にならざるを得ない

2018-09-19

anond:20180919001146

いやだから農村から都会に集団就職したその時(1960年代中期)はいいけど、その後(1970年代中期以降)に産業構造の変化で重厚長大第二次産業は衰えて、炭鉱や大規模製鉄所が倒産したり、町工場が閉鎖された事例がすごく多いんだよ

最初からホワイトカラーなら何とかなったろうけど、30歳前後ブルーカラー失業とか当時は大変やぞ

完全失業率が3%超えるような非完全雇用状態になったのはバブル崩壊以降であって、1970年代なんかはまだ完全雇用状態だったようだ。([完全失業率 時系列]とかでググれば分かる)。勤め先が潰れても、働く意思がある人間はおそらくなんらか仕事にはありつけていたということ。

なんか一個一個に反証入れてくのがだるくなったんで割愛するが、もうちょっと調べてから発言したほうが良いぞ。そんでは。

anond:20180918235742

>この世代高卒中卒は、今の世代高卒中卒と比べたら悲壮感まったく薄いでしょ。金の卵なんて言われて農村から都会に集団就職して重宝がられた時代もの

いやだから農村から都会に集団就職したその時(1960年代中期)はいいけど、その後(1970年代中期以降)に産業構造の変化で重厚長大第二次産業は衰えて、炭鉱や大規模製鉄所が倒産したり、町工場が閉鎖された事例がすごく多いんだよ

最初からホワイトカラーなら何とかなったろうけど、30歳前後ブルーカラー失業とか当時は大変やぞ

しか1970年代高卒中卒貧乏人だ、住まい風呂なしが当然、クーラーもない、カラーテレビもない、たぶん固定電話すら個人じゃ所有してないぞ、今の高卒中卒より幸福だったと断言できるかは難しい

それでも、現代比較すれば社会全体は上向きでみんな成長の継続を信じられたって言うだろうけど、それ全部後づけの話で、オイルショックの起きた1970年代中期からしばらく「日本はどうなるんだ?」て深刻ぶってた奴はすごく多い

そして、その後バブル期が来ても株や不動産土建全然関係ない仕事から特段良い思いもしなかった団塊中年大勢いる、うちの親とかw

2018-02-27

サーバマシン起動が無駄に仰々しいこと。。ばかみたい

重厚長大イコール高性能かよ?バブル期の考えのまんまだな。

起動にちんたら7〜8分もかけてさ、この起動時間は、新モデルになるにつれてどんどん長くなっている。

Xeon積んでるのに、へんなインストール支援ツールやら、RAID構成ツールやらは、二万円程度で売られていそうなAtom機と遜色ない遅さ。

Windowsデスクトップから管理ツールWEBベースに成り果てて、無駄https接続だったりして、証明書エラーエラーポップアップも多発するし却ってセキュリティ気持ち悪い。

もしかしてここのメーカーだけなのかな。。いままでなんとなくメーカー統一してきたけど、替えどきなのか。

2017-11-28

非婚化と少子化根本的な原因について

工業化が進み、経済成熟している世界中先進諸国においては、どの国でも少子化が進んでいるという。それらの先進諸国経済を支えているのは、昔ながらの重厚長大産業家電産業などではなく、高付加価値を作る高度製造業サービス業だ。一例をあげるとすれば、iPS細胞再生可能医療であり、これは日本アメリカと言った成熟した先進国でこそ可能仕事であり、新興国にはまだ早い、というより不可能だろう。

そのような高度製造業が主要産業になった先進諸国で求められる人材とは、はっきり言ってしまうと「凡人はいらない」、という結論になる。日本アメリカ、欧州諸国で求められる人間とは、頭が良くて、スマートで、容貌普通以上で、コミュニケーション能力が高い人材と言うことになる。能力普通で、何のとりえもない人間は今後も生きづらい世の中になるのではないか。そう考えてみると、少子化は当然の帰結だとも言える。普通人間のもの社会から求められていないのだから

時代の転換点は、やはり1990年代バブル崩壊後だと思う。日本お家芸であった家電産業シェア新興国に奪われ、日本はそれらに替わる新しい「儲かる産業」を作り出す必要があった。あれから約30年が経過したが、ようやく日本にも高度産業が生まれつつある。日本で一番集積が進んでいる場所は、大阪神戸かな。その代償として、日本少子化が進んできているということ。

2017-09-05

anond:20170905015534

起源

正確な時代不明だが、ずっと昔、まだどの学校も陸の上にあったころに、来るべき国際化社会のために広い視野を持った人材を育成し、学生自主独立精神を養い高度な学生自治を行うために、これから教育海上で行うべし、と唱えた人物がいたらしく、その人物私費を投げ打って最初学園艦を作ったらしい。

こうして作られた最初学園艦は良好な結果を挙げたほか、様々な災害にも強いことが分かり、次々と学園艦が作られることになった。

その歴史は非常に古く「大航海時代から続く学園艦」や「400年の伝統を誇る学園艦」なんてものもあり、欧州では少なくともローマ時代には学園艦があったとシーザーが書き残しているとか。

他にも、海洋国家たるヴェネツィアは古くから学園艦があったらしく、同じく古くから学園艦があったイギリスが、今のような学園艦を完成させたといわれている。

また、近年においては産業育成の名目もあり、巨大な学園艦を建造することによって重厚長大産業活性化させ、国を豊かにするという目的もあった。

これでいいじゃん。

2017-08-13

https://anond.hatelabo.jp/20170813190958

まじめに考えてみると

世界的にも人口は減少傾向に入っている

20年ぐらい前までは「日本人口が多すぎる」と騒いでいた

そもそも政治対策でどうなるものでもない

東京関東)は既に世界最大の都市で、優秀な人材は間に合っている

・将来的に重厚長大産業時代ではない(マンパワーはそれほどいらない)

農業漁業時代でもない

・今の若者未来の老人、社会保障費がさらに増大する

地方人口無駄に増えて百姓一揆とかされても困る

2016-12-18

子供だましのゲームとは

スーパーマリオラン記事ブコメ

任天堂はDSWiiで重厚長大正統派ゲームバカにして脳トレなどの子供だましゲームを作った、などという

目を覆うようなものがあって頭がクラクラする

任天堂は決して正統派(この物言いバイアスかかりすぎだろと思うが)のゲームも疎かにはしてないし(ゼルダFEゼノブレイド等を見よ)、

だいたいその重厚長大路線をひたすら拡大していった先の結果が、MGS5FF15のような(ある程度の成果物は出せたにせよ)

プロジェクトマネジメントに失敗してスタッフが追い出されたり交代させられたりした代物なんだぜ?

この手のいわゆる「ゲームらしいゲーム」的な言説は典型的はちまjinチルドレンの持つ史観のものなんだけど、

やっぱりこいつらの害は大きいなと感じる次第

2016-10-16

バブル時代広報だった父の受けた接待

http://toianna.hatenablog.com/entry/2016/10/15/102629

80年代に父の会社CI改革プロジェクトがあって父はプロジェクト責任者だった

想像するにCI改革は、ロゴデザイン刷新CMもあったりでかなりの額のプロジェクトであったんだろうなと思う。

代理店はH社

なお、父の会社重厚長大系。父が就職した60年代はイケイ業界だったが、バブル期は、業界構造として低迷で、株もびっくりするほど安かった。母は給料の少なさに嘆いていた。

はいつも、打ち合わせで六本木だが麻布だがで代理店の人とごちそうになっていた。家に帰るといつも家族に食べたものを仔細に話していた。

その後、月イチくらい、接待で行った店に家族で行った。フランス料理の魚のムニエルが全く美味いと思わなかったり、中華風のしゃぶしゃぶで腐乳閉口したりした。そういえば青山フランス料理松濤に引っ越す前のシェ マツオだったりしていた。

代理店営業さんとサントリーホールコンサートを聞きに行った、ということも良く言っていた。たまに私も連れて行ったもらって、休憩の時シャンパンを母に内緒で飲ませてもらった。あと、「スターライトエクスプレス」というミュージカルの券にも一緒に行った。

バブル恐るべし、と思う。

当時品のない接待を求める会社もいっぱいあっただろう。

トイアンナさんの書くような下品なことを求めるクライアントもあるだろうし、それを全く求めないクライアントもいるだろうし、そこは当然営業さんは合わせるんだろうと思う。

今だったら昔より、品のないのは断ることがしやす環境には思う

私は現在仕事関係上、コンサルティング会社と何回か仕事をしたが、ハードワークと、クライアントへの丁稚加減としてコンサルは似たような点があると常々感じていた。

コンサルティングに無理を強いる時には、申し訳ないと感じながらも、下請けにやらすのは当然という思い、そしてコンサルのみなさん僕らよりお給料高いよねという卑屈な思いが入り交じる。その時、たまに父が漏らしていた「士農工商代理店」という言葉を思い出す。

現在も、ましてやバブル当時も、品のない接待要求しているクライアントはたくさんあるだろう。そこにはおれたちは客だろうという思いの奥に、高給へのひがみといった薄ら暗い感情があるんじゃないかなと思う。

2016-09-04

クソ雑魚ナメクジでも読める! 古典新訳文庫面白い本ベストテン

http://anond.hatelabo.jp/20160903194513


選定基準

・他文庫で手に入りにくい

重厚長大作品は避ける(つまりロシア文学は大概除外)

ジャンル小説寄りだったり、わりとライトに愉しめる感じのやつ


順不同


・デュレンマット『失脚/巫女の死 デュレンマット傑作選』

 脚本家ミステリ作家として有名なデュレンマットの粋が収められた傑作選。

 デュレンマット独特のケレン味の効いたツイストは、高度な本格ミステリに馴れた現代の読者にも新鮮な驚きをもたらす。

 ちなみに「巫女の死」は『オイディプス王』をベースにしているが、本文庫で『オイディプス王』は出されていない。すなおに岩波で読んでおこう。


・ウォー『ご遺体

 第二次大戦前後の暮れゆくイギリス貴族イギリス男性の生態を皮肉たっぷりに描くユーモア作家イーヴリン・ウォー、その傑作の一。

 セレブが利用する葬儀社兼霊園で働くことになった青年とりまく変なキャラたちが見どころ。


スティーブンソン『新アラビア夜話』 

 夏目漱石イギリス留学時代に部屋に引きこもって読みふけったという文豪スティーブンソン。

 日本知名度の高い『ジキル博士とハイド氏』や『宝島』もこの文庫に入っているが、実は最高傑作と言われているのはこの『新アラビア夜話』。

 ボヘミア王子ロリゼルを主人公に、ミステリーのようなファンタジーのような摩訶不思議短編が並ぶ。


・ブッツアーティ『神を見た犬』、ピランデッロ『月を見つけたチャウラ』、ロダーリ『猫とともに去りぬ』

 日本人にはあまり馴染みのないイタリア文学

 ここらでイタリア代表する三人の作家幻想短編集をつまんで、ラクしてライバルに差をつけよう。

 ロダーリはあたたかみのある笑いを、ピランデッロはどこかとぼけシニカルな味わいを、ブッツアーティ得体のしれない不安あなた提供してくれるはずだ。


マンシェット『愚者が出てくる、城寨が見える』

 文学はなよなよしていて、暴力が足りない?

 ならば,フレンチノワール法王(本当にそう呼ばれている)パトリックマンシェットだ。

 ノンストップという形容すらなまぬるいほどの疾走感で綴られる犯罪劇は、頭で理解するではなく、心で感じるんだ。


ムージル『寄宿生テルレスの混乱』

 エリート寄宿舎学校! 生徒内権力争い! 美少年! 同性愛! いじめ! 実存主義

 全部もってけ、あなたがたが欲しているものはすべてここにある。


・ロブ=グリエ『消しゴム

 すまない、嘘をついた。これはお文学だ。しかも分厚い。

 とはいえ、基本的にどうでもいい情景描写が七割くらいを占めているのでそこを飛ばせば一気に読めるぞ!!

 こういうのはあとがき解説を先に読んでから読もうな!!!


・マチャード・ジ・アシスブラス・クーバスの死後の回想』

 リオオリンピックは終わったが、文学の聖火はいつでもブラジル燃え盛っておるぞ!!!!!

 「死んでから作家になった人物が書きつづる」作品と聞いただけでわくわくしないか?????

 おれたちの読書オリンピックはこれからだっ!!!!!!!!!!!!

2015-12-21

理系推薦を使わずITベンチャーに入った工学部院卒のその後

http://ytera22.hatenablog.com/entry/2015/12/20/%E3%80%90%E5%B0%B1%E6%B4%BB%E3%80%91%E7%90%86%E7%B3%BB%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%99%A2%E7%94%9F%E3%81%AE%E6%8E%A8%E8%96%A6%E5%BF%9C%E5%8B%9F%E3%81%AE%E5%88%A9%E7%82%B9%E3%81%A8%E6%AC%A0%E7%82%B9%E3%81%A8

http://ytera22.hatenablog.com/entry/2015/08/16/%E7%90%86%E7%B3%BB%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%99%A2%E7%94%9F%E3%81%8C%E5%B0%82%E9%96%80%E3%82%92%E6%8D%A8%E3%81%A6%E3%81%A6%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AB%E5%85%A5

俺も推薦に入ったところに入社せざるを得ない、選択肢がなくなる状況が嫌だったから、推薦を使わず東京ITベンチャー入社した。

地方工学部院卒だと、周りは基本推薦で大手重厚長大企業就職決めるが、自分の様なケースは珍しかった。

留学から帰ってきて、いかに日本人は決められたレールの上を走る人が多いか嘆いていたりしてたので、そこのところはあまり迷わなかった。

ただ自分の力で切り開いていかないと行けない、と腹だけは括った。

入社してからは、エンジニアとしてサービス開発に携わった。学生時代研究では他の人とソースを共有して開発することはまれだったので、gitでの管理コーディング規約に基づく実装設計テストなど、サービス継続的に開発し続けるための手法はとても参考になった。プログラミングはできるほうだと自負しており、そこそこ成果を残せたと思う。ただ打ち合わせがとても多いこと、ベンチャーと言いつつ期待していたほど意思決定が早いわけではないこと、1年目の新卒にそこまで裁量があるわけでもないことに不満を抱えていた。

数百人規模でベンチャー気質を求めてはいけない。ある程度成長したベンチャーは、考え方も能力も様々な人がたくさん入社して人が増え、少人数だとうまく行っていたこともなかなかうまくいかなくなる。制度作りをしていかないといけないがまだ追いついていない、という状態だった。

本当に個々の裁量の広さ、意思決定の速さを求めるなら、数人規模のスタートアップだと思う。

(ベンチャーという和製英語はとても定義曖昧なので、ベンチャーを名乗る会社はやめたほうがいい。響きがいいだけ)

また、速度よりも保守性を重視して書かなければいけないところに少しモヤモヤを感じていた。研究では、いかに効率的で処理コストが低くできるか、といったことをしていたので、本質的な処理を書きたいとも思った。

エンジニアプライベートでも勉強すべき、という風潮がなにかと話題になるが、自分未来を切り開いていくためには必須だと思う。なので外部の勉強会に行きまくり、刺激を受け、とても刺激を受けた。こういうのは地方だとほとんど経験できないので、これだけでもきてよかったと思う。

勉強会はただ行くだけでは、刺激を受けただけで意味がない。なので勉強して発表できるようネタを作り、発表を繰り返した。

そうしているうちに、勉強会で知り合ったとあるスタートアッププロダクトの開発を手伝うようになった。

自分方向性とも合いそうだし、なにより面白いプロダクトで、貢献したいと思った。

しばらく週末や仕事終わりに作業する日々が続いた。

結構きつかったけど、充実感があり、また身に付けたい技術を触ることができていたので、楽しかった。

また勉強会露出効果があって、イベント技術スタッフとして呼ばれることも出てきて、いい時は日給10万くらいもらってた。

そんな感じで実力も自信も付けてきた頃に、スタートアップでフルで働かないかとお誘いがあった。

かなり迷ったが、会社辞表を出した。入社後1年半くらい。

社会的信用がなくなるので、クレカを作ったりした。

もうやめる気でいるときに、研究開発部の長から引き止められた。

かなり積極的に外部で活動してきたことが評価されていたらしく、以前から興味を持ってくれていたようだ。

その部署には、自分尊敬している研究者がいて、前から気にはなっていた。

その人の元で働いてみないか、と打診された。

自分のなりたい将来像を考えた時、どちらがその能力を伸ばすのに適しているか、ひたすら考えたところ、残るほうがいいという結論になった。

ざっくり言うと、エンジニアよりリサーチャーのほうが性に合っていた。

部署だけ移動して、モチベーション高く仕事をした結果、

会社名義で記事を書いて何度かバズって、中央省庁から問い合わせが来ていろいろ繋がったり、海外からなにか協力してできないか、とメールが来た。

勉強会のつてで、会社製品テレビ取材を取ってきた。

業務で学んだことを生かして個人ブログに書いたらすごいバズって、仕事で会う社外の人が皆知ってくれてる状態になって仕事を進めやすくなった。

その後は、裁量を与えてもらって自由研究開発を行っている。任せてもらっている以上、もちろん成果は出す。

入社する前に思い描いてたよりはるかにうまくいってしまったのだが、要因は、社外での活動積極的に行い、社外認知度を上げたことだと思う。

社名がなくても、個人で仕事が来るくらいになること。

いくら社内で認知されようと、仕事ができようと、それは社内でしか通用せず、社外に出ても通用しない可能性がある。

社外で認知されると、それ経由で仕事にも繋がってきたりする。

新卒ベンチャーに入ることがいいかと聞かれたらこう答える。

高学歴なら大企業行っとけ。可能ならリクルートに行け。できるやつはどこにいても出てくる。転職しても前職が大企業だとなんだかんだ説得力がある。もしお前に実力がなかったとしても、大企業ならある程度寄生できるだろう。

ガチスタートアップは優秀で即戦力な奴しか採らないから学生時代IT企業バイトでもしてない限り新卒じゃ無理だ。

ベンチャー気質IT企業入って、外部勉強会に参加しつつ何年か修行したあとに行け。参加するだけじゃ何も起きないから、発表しろ

もしくは社内の新規事業コンテストに出して入賞しろ。うまくいけば2~3年で立ち上げに関われる。

カネは会社から出るのでリスク小さいが、社内手続き煩雑さは残るから覚悟しとけ。

2015-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20150710171028

面白いから回答してみよう。せっかく増田見出しをつけてくれたんで、それぞれにツッコミながら

 

概要

五輪当初、開催計画書に記載されていたコンセプト「環境対策」「世界一コンパクト大会」「1964年東京五輪施設再利用からだいぶずれているのが気になる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/2016%E5%B9%B4%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E6%A7%8B%E6%83%B3

これがIOCに提出されたのが2009年新国立競技場の計画が現在の形になった2012年までの間に何かがあったのだろう

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E7%AB%B6%E6%8A%80%E5%A0%B4

[参考]

総工費2520億円の巨大さに隠された秘密

増田がなぜかドルベース予算計算しているが、為替重要なのは費用の大部分を海外から調達した場合のみ

多くの費用人件費みたいな国内要素だったりすると想像されるので、2012年から為替変動は無視してもいいんじゃないかと考える。

いや費用ほとんどは材料費で、これが大部分海外から調達だよみたいな話だったら再考する

「アンビルド女王」という都合の良い呼称

ザハに責任をかぶせることはできない。これは同意

ザハがアンビルド女王という呼称で呼ばれ始めたのは1983年香港の高級クラブ仕事あたりかららしいので

新国立競技場のコンペの時点では相当アンビルドで有名だったはず。

コンペの要件に「まともに建設できること」を加えてなかったことが原因。

ではなぜそんなことになったのか。

ディスクロージャー情報開示

「旧国立競技場は、たぶん経年劣化で使えない(取り壊しは恐らく不可避)」

この情報は初耳。ただ、前段の議論で「1964年東京五輪施設再利用」みたいなコンセプトは一旦否定されたと見ていいので、

取り壊さずに使うにはどうすればいいかの調査予算すら立てられていなかったと想定される。

から最初から取り壊し&競技場新規作成ありき。

増田には現場に近い建築家権限が弱いことが特筆すべきことのように書かれているけど

コンセプトやら要件定義の段階でいきなり建築家意見を聞くことはなく、要件が固まってから適切な専門家を選び出すのが普通なんでこれは仕方ないように思える

責任者不在の、嘘

ここまで考えると、責任者は本当に限られた予算内で作れるものを作ろうと考えていたのかすら怪しくなってくる。

親父は何らかの目的青天井予算で車を買わせていたんでは。

読者への挑戦状

おそらく犯人というか問題点は、2009年から2012年の間に「コンパクトから重厚長大」にコンセプトが変化したことだと思う。

多分契機は震災アベノミクス震災復興強制的予算を注ぎ込んだら思った以上に景気がよくなったんで、

政治トップの方で緊縮財政派の立場が弱くなって公共事業景気回復の流れになったんだろう。ここがアベノミクス施行に至る流れで、五輪コンセプトの変化の遠因になったと推理する。

要は新国立競技場古代エジプトピラミッドだ。最初から目的は派手にカネを使うことにあったんだと思う。

 

となると今の方向は特に意図していないものではないということになるんだけど、問題納税者に何も知らせずに勝手にコンセプトを変更したこと。当初の予算1300億円も黙ってコンセプト変えるための目眩ましにしか見えない。

今一番怒られてるのは多分ここで、有識者は「金ばら撒くなら独断ピラミッド建設業界にばら撒くな。俺らにもよこせ」と主張してる。

2015-01-17

仕事事実で語ってロジック厨を退治しようず

会社にクソムカつく口だけ野郎いるから,その対策を考えて実施したら一定の効果があったので紹介する.

頭がいい人って,仕事をやらないために理由を考えたり,責任回避するロジックを作るのはうまいんだよな.

または自分正当性を主張するために,必ずしも間違っていないような変な話の展開をし始める.

こういう人とロジックで話したり喧嘩しても,もやもやするだけだし,何の価値も生み出さない.

ダメージコントロール工数の付け替え,クソ面倒なルールの量産,にしかなってないんだ.

それにな,お前みたいな お人好しほど「相手の言ってることも一理あるな」とか考えて説き伏せられてしまう.

お人好しほど「自分ロジックには穴があるから,必ずしもそうとは言えんな」とか考えて言わないでしまう.

いいんだよ,それで.ロジック勝負するのは向いてないだけなんだと思おうよ.事実勝負して価値のある仕事につなげようよ.

(1)事実のみで語れ

我々は頭が悪い.だから宮廷卒みたいなやつらにロジックで勝とうと思っちゃいけない.

足で「事実」を稼いで,それで説得して人を動かすんだ.

事実ロジックだ.

事実で説明されたら納得度100%だ.みんなどんどん信頼してくれる.

逆にロジック厨,推測厨は勝手に嫌われる.こいつら話長いだけだってね.

×「あそこのイタリアン行列ができているし,本でも紹介されているんで絶対うまいはずです」←もやもやする

◎「あそこのカルボナーラめっちゃうまかったすよ!」

(2)事実を先行させて実績で語れ

ロジックがしっかりしていないとテーマ承認予算が通らず,そもそも仕事スタートできないことがある.

どんだけ申請書類を直しても,ロジック厨の上司の納得を得られず腐ってしまいがちだ.

それもそのはず,やっぱりロジック他人を説得するのは無理のある行為なんだよ.

その場合は,承認もらう前にちょっと成果物作っちゃえ.それを見てもらって納得させるんだ.

この方法重厚長大なモノを扱っている人だと難しいかもしれんがな.

×「シェフ欧州帰りだし,素材も厳選された物を使います.この店は絶対に失敗しません」←もやもやする

◎「試しにいくつか料理作らせてみました.社内でも好評ですし,部長も食べてみてください」

(3)ホワイトボードで話したいポイント視線認識誘導しろ

多人数で話し合うと,脱線したり,論点が飛んだりで,話したいポイントがずれていくことがある.

ロジック厨が気持よーく空中戦を展開してきたりする.こいつら話なげーよ.

これを言葉軌道修正すると大変だ.「15分ほど前に部長がおっしゃった○○○の件ですが~」と不特定多数の脳に問いかけることになる.タイミングだって難しい.

こういうときは,ホワイトボードの文字にペンをあてがって「これなんですけど」といって,視線認識誘導・再配置しよう.

人間記憶位置情報に関連付けられているから,ホワイトボードの文字や図形をさして「これなんですが」といったほうが,確実に誘導できる.

(4)議事録事実を固定しろ

議事録書きを新人に任せてはいけない.決まった内容を承認付きで強烈にコントロールできる.

後で言った言わない,そういう意味で言ったのではない,とか言わせない超具体的な議事録を作って,さら自分の都合の良いように書いて無駄な後戻りをなくそう.

まあ,これやると仕事が増えて大変だけどね.

でも信頼されて仕事できるって気持ちいいし,なんだか自信になるんだよな.

最後に,,,タイトルあおり気味すまん.

2013-11-28

http://anond.hatelabo.jp/20131128093513

いや、むしろ重厚長大になって行く2以降よりも需要があるかも知れない。

スマフォプラットフォームって、基本的に「腰据えてプレイする」タイプの使われ方はされづらい。

通勤・通学途中の電車の中とか、休憩時間とか、そういうちょっとした時間に取り出して遊ぶというのが主流だろう(偏見だが)。

必然的プレイタイムは短めの方が好まれる。

パーティー制が採用され、イベントも増えた2以降は、どうしても「腰据えてプレイする」タイプゲームになって行く。

まあそれでもサスペンドコンティニューが適切に出来るようになっていればプレイ可能なんだが、腰据えるタイプゲームスマフォゲーマーに好まれるとは思えん(これも偏見)。

2013-09-17

http://blogos.com/article/70171/

かまわないし、オリンピックは今でも巨大なコンテンツではあるし盛り上がればいいと思うが

誰のためにオリンピックをやるのさ?

今はもう、コンピューターインターネット時代であって、スポーツ時代じゃないですよ。

スポーツマンは確かにすごいし、間近に見るとこいつらスゲェって思うけど

生まれてくるはずの「希望」が、日本に大きな活気を与えてくれると僕は信じている。

スポーツでどんな希望が生まれるんですか?時代にあってないよね。重厚長大時代じゃなく無いですか?

スポーツは娯楽です。楽しむものだ。成長の希望ではない。

もっと産業に密着した、実のある成長の希望がほしいの意味

2013-07-03

http://anond.hatelabo.jp/20130703210628

キチガイに触るなよ

ちなみに海外ではストーリー一定以上の比重があるゲームではマルチエンディングはほぼ完全に廃れてる、というかマルチエンディング形式はかなり異端な部類

というのも、重厚長大ゲーム制作にも多大なコストがかかるので、一本のソフトに複数のストーリーというのはメーカーが作りたがらない

ヒットした作品は基本的には二、三作ほど続編が作られるので、複数のエンディング存在する場合必ずどれか一つのエンディングの続きという形を取らざるを得ず、そこに到達出来なかったユーザーが置いてけぼりを食ってしまう(欧米ではゲームを一回しかクリアしないユーザーが相当数いる)

http://anond.hatelabo.jp/20130703234327

しろここ1、2年がコンシューマゲームソフトが一番売れてる

http://anond.hatelabo.jp/20130703234632

海外大手メーカーは客のニーズを徹底的に調べてる

その結果の一つがシングルエンディング形式

FPSにせよRPGにせよ、大ヒットしたものマルチエンディング形式が殆ど存在していないのがその証拠

http://anond.hatelabo.jp/20130703235516

それは所詮理想論

ゲームにたくさん金を出す人=ゲームをたくさん買う人=一本あたりのゲームを遊ぶ時間が少ない人

そういう人達ニーズに最適なゲームの一つがシングルエンディング形式

二周三周繰り返すモチベーションが、未知の新作ソフトを遊ぶモチベーションを上回るのは非常に希

http://anond.hatelabo.jp/20130704001012

かけたコストに対して得られるリターンが割に合わないし、客がシングルエンディングを望んでる

需要供給マッチした結果そうなっただけ

マルチエンディング需要が高まればメーカーもそっちに力入れるだろうが、これだけ大量に新作が出まくってる現状、それらに目もくれず特定のソフトだけを延々遊び続ける人は少ないし、そんな客ばかりになったら業界自体が衰退してしま

マリオカート入れっぱなしで他のソフトを全く買わない客ばかりになったWiiがどうなったか?答えは出てる

実際アメリカでも1回クリアしたら速攻で売って次のソフトを買う資金の足しにする人が相当数いて、プレイ時間をいたずらに引き延ばされるようなソフトは避けられる傾向がある

そもそも、じゃあお前の言う「有能なスタッフ」ってどこにいんの?

多分世界中探しても見つからんだろ



なんかね、「本当はその気になれば簡単に作れるんだけれども、世界中の無数のゲームメーカー一社たりとも客が望んでるゲームを一本も作ってなくて、客は仕方なく嫌々渋々ゲームやってる」って事にしたがってる奴がいるみたいだけど、完全に逆だからね。

客が望むゲームコンスタント供給し続けられるメーカータイトルが生き残った結果が今の状況だから

http://anond.hatelabo.jp/20130704013228

最近ゲームもろくに遊んでない、過去レトロゲーム全然知らないお前個人の妄想が、世界中の数億人のゲームファンの声を代表してるとか笑えるわ

http://anond.hatelabo.jp/20130704020136

ご託はいい。

古今東西世界的にヒットしたゲームストーリーモードマルチエンディング形式が殆ど存在しない理由の説明に全然なってない。

理由は簡単。

需要が無いから。

まああったとしても、求められる品質と、かけられるコストと、売れる本数のバランスが成立しない。

「本筋に毛が生えた程度」の分岐で満たされるニーズならとっくに世界中メーカーが取り組んでる。

つか、過去にそういう子供だましなボリュームの水増しが横行して業界のものの消滅が危惧された事すらあったんだが。

その反省を経て持ち直したのが現状なわけ。

全てのプレーヤーに均質な体験を提供するのが今のトレンド

「あのステージは難しかったな」「あの敵は強かったな」「あのシーンは感動したな」といった経験大勢と共有し合う事が今は求められてる。

ま、仮に将来それが飽きられたら別の路線を模索するだけだが。

http://anond.hatelabo.jp/20130704031844

へえ、不満なものを延々買い続けてる物好きが世界にウン億人といるのか

不満を解消した製品を作ろうという人も会社もこの世界には微塵も存在しないんだね

いね不思議だねー

2013-01-01

ここ10年のJRPGがなぜどうしようもなくクソなのか

20年来のJRPGファンなのだが、近年JRPGの現況があまりにも酷すぎる。で、各会社ごとに思うところを書く。

要約

スクエニブランド焼畑しきって焦土

新興のレベルファイブ最近だとイメージエポックは自社ブランドになってからクソ

PRGやりたいやつはゼノブレイド世界樹の迷宮でもやってろ

以下個別に会社ごとにレビュー

戦犯
スクウェア・エニックス

新作を出すたびにブランドを1つ潰すといっても過言ではない。大作以外は平気で未完成リリースするし、大作も完全に舵を切り間違えている。グラフィック偏重な割には、そもそものアートワークが万人受けしないまま突っ走っている。映画未満の演出、ライトノベルかってぐらいのシナリオブランド力CGレベルだけ高い。

レベルファイブ

最近の作品をみるに初期のウリだった技術力の高さは捨ててしまったようだ。白騎士…。

こと対象年齢が高めのRPGに関しては、日野シナリオは完全に滑っている。そもそもダーククラウドの頃から日野シナリオがほめられたことは一度もないと記憶しているが、なんであの人はシナリオを書きたがるのだろうか。

キャラクタービジネスうまいが、もはやゲーム性に期待ができる会社ではなくなった。

イメージエポック

下請けだった頃はFate/Extraアークライズファンタジアクリミナルガールズといった良作・佳作をリリースしていたが、自社でJRPG宣言のような謎宣言をしてからおかしくなった。一言で言えば、今一番JRPG馬鹿にしている会社ラストランカーソールトリガー最後の約束の物語…。豪華なのは声優だけ。

その他
アトラス

安定している。メガテン言わずもがな世界樹デビルサバイバーで新規の開拓もできている。

だが、どうも買収されてから様子がおかしい。どうやら自社開発やめて、スクエニのようにメガテンブランドだけ売るパブリッシャーになろうとしている感じがある。インデックスと元アトラス社員はもめているという話も聞く。

ヴァニラウェア

アートワークはいつも一流だが肝心のゲーム部分がいつも中途半端。そこを補えればなんとか。

ファルコム

いつまでたってもぬぐえぬ同人臭さ。クオリティは安定しているのだが、懐古ファンしかいない。冒険しない。

日本一ソフトウェア

ディスガイア以外ヒットが出ない。そしてディスガイア以外の作品すべて並以下。

そもそもやりこみゲーを謳っている割には、やりこみの気持ちいい点をあまり理解してないようにも思える。

トライエース

ヴァルキリープロファイル2スターオーシャン4で大コケしたようにみえたが、エンドオブエタニティ自虐してたので未来はある。こんな作品も作れるのかとびっくりした。ただフロンティアゲートはどうしたああなった。

スターフィッシュ

エルミナージュ1,2はウィザードリィライクの傑作だったのだが、そのプロデューサーが抜けてから出た3、ゴシックはひどい作品だった。将来に期待は持てない。

モノリスソフト

ゼノサーガシリーズは佳作だったが、任天堂のセカンパーティになってからしっかりした作品を出すようになった。ソーマブリンガーは小粒ながらしっかりしたディアブロクローンで、ゼノブレイド10年に一度の傑作だった。

洋ゲーまわり

洋ゲーRPGFalloutBorderlandsのようなシューター+成長要素の系統と、Diabloファイター/マジシャン/ローグを基調にしたダンジョンのものが未だに主流。JRPG的な重厚長大シナリオを求める人には Mass Effect なんだろうがバタ臭すぎて日本で受け入れられないだろう。

Steamインディーに小粒な良作がある。Orc Must Die や Torchlight1,2 はやっておいて損はない。ただ、海外RPGといえばMMOになってしまっている印象を受ける。で海外MMORPGといえばWoW一択な現状がある。

最後

モノリスソフトWiiUで出るという次回作には期待してます

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