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はてなキーワード: 道上とは

2019-06-02

anond:20190602102638

それは黒人が声を荒げるからだよ。

道上はいかなる差別も許されない。

だが、人間が誰も差別をすることなく生きられるほど、科学が発達していない。

将来、科学が発達して、スカウター越しに相手を見ると、

相手思想信条価値観犯罪係数簡単に分かるようになれば、差別をする必要もなくなるだろう。

だが、今は個人個人特性を見極めることはできないので、カテゴリ区別、つまり差別するしかない。

KKOを見たら殺人犯と思うしかない。

2019-04-08

anond:20190408005424

その人格形成な~

子供ときはパパと結婚するっていう娘が多いんだけど

それを大人が真に受けて実行していい民法なっちゃうとやっぱ人格形成に悪影響だし人道上犯罪多発だよな~

兄弟でも同じだよな~

子供身の回り環境に影響受けやすいのが問題だし、

養子などで完全に離れて養育されていれば事実婚などで結婚できるのは現在でも同じことなんだな~

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E8%A6%AA%E5%A9%9A#%E6%97%A5%E6%9C%AC_2

2019-03-20

anond:20190320134812

トラブルが起きても正しく対処できますって会社はどれくらいある?

まず、どのようなトラブルが起きるのでしょうか。「犯罪者が加担した作品流通させるのは人道上よくない」という批判トラブルなのでしょうか。

その批判を「問題はない」という態度を貫いたとして、一体どのようなトラブルが起きえるか教えてください。

これは単純な疑問です。

教育委員会いじめとは認められませんなのでいじめはありませんと同じよ。

この文章意図は何でしょうか。作品の隠匿が「いじめ」に見られているということですか?

かにいじめではなく、企業判断です。しかし、この文章を挿入した意味はなんですか?

2018-12-29

韓国レーダー照射に関する整理

韓国政府の当初の主張

遭難した北朝鮮船舶を速やかに捜索するためにすべてのレーダーを稼働し、近隣上空を飛行していた日本海哨戒機にも照射することになった。

「全てのレーダー」には火器管制レーダーが含まれるので、火器管制レーダー日本海哨戒機照射したこと韓国日本で争いがない。そのうえで、人道上のためであるため、それは正当だ、と言っている。他の、危険な飛行とか、嘘をついたとか、無線の状況とかは、紳士協定違反ですらないので、今回は無視する。

火器管制レーダーに関する国際規則

CUES(洋上で不慮の遭遇をした場合行動基準)に規定がある。

2.8.1 (..)軍艦一般に以下のことを避けるべきである。1)火器管制レーダー等を用いて攻撃シミュレーションをすること

CUESは法的拘束力を有さず、国際民間航空条約の附属書や国際条約などに優越しない。動画を踏まえると、人道のために火器管制レーダー必要な状況であったとは思えないので、火器管制レーダー照射は「行動基準に反していて、望ましくない」行動となる。

まとめ

日本政府正式な抗議は妥当だとは思うけど、動画を公開するのはやりすぎだ、という防衛省の主張はわからなくもない。「攻撃シミュレーションではなくて人道のためなので正当であった」という主張は水掛け論にしかならなそうだし。

もし日本の主張が100%事実であっても、紳士協定違反程度のことで、毎日抗議を送るべきかは疑問が残る。実際に「銃口を向けるのと同じ」とかいセンセーショナル言葉があふれて日本人の感情は刺激されている。外国と争いをしているときに、指導者支持率が上がるのは古今東西共通だし。もちろん、相手を打ち殺しても正当防衛となるような、銃口を向けられたケースと、火器管制レーダー照射は全く違います紳士協定違反程度で軍艦を沈めてよいわけがない。

あと、「悪天候で波が高かったかレーダー使った」と過去韓国政府が主張していたという証拠は見つからなかった。(→たくさん教えてもらった)

追記

悪天候についてはすまんかった。なぜ見つからなかったんだろう。。。

>ここまで追い込まれ韓国側がどうやって挽回しようとするのかには興味がある。何しろからさまな嘘を山ほど付いてたのが映像反証されたという超弩級の大恥をかかされたんだし。どうするのかな?

一応友好国となっている国との交渉事で、相手メンツを完全につぶすのはよろしくないように思う。

紳士は嘘つかない

もし紳士の国イギリスが正直だったら世界もっと平和だったと思う。

>この件はあべぴょんだけじゃなくて韓国文政権にとっても有利に働くんかな。winwinだからええやん

負けるのは、敵対的隣国を受け継ぐ将来の日本人。

>こいつの家に馬の生首送ったりこいつの乗ってる車にあおり運転してどれぐらいで講義するのか見てみたい

馬の生首が来たら警察呼ぶ。あおり運転されたら路肩に寄ってやりすごす。

韓国側のメインの主張は「わざとじゃないから謝らない」で、わざとである確実な証拠が出てくる可能性は極めて低いか謝罪はないだろう。この議論を続けることの利得が明確に見えているのなら続ければ良い。

私には利得がよく見えない。

>整理すると言いつつ一番重要な事を抜くのは何なのか?国連安保理決議の一環として北朝鮮への瀬取り防止の警戒監視活動日本と共にオーストラリアカナダ哨戒機派遣して北朝鮮を封鎖してる現状

瀬取りに関しては憶測の域を出ない。

日本の対潜哨戒機(対艦兵装てんこ盛り)が先に低空接近していた事実も入れないとダメなのでは

規定違反なほど低空接近していた事実は把握していない。

2005年反日暴動や、ライアン・コネルでもそうだったけど、日本リベラルって「被害者攻撃する」が趣味なんですよね。「冷静に」と言えば正義と思ってる。元慰安婦には口が裂けても「冷静に」と言わないが。

日本リベラル日本政府の行動に口を出すのが特徴じゃないかなあ。

関係者筋話がこんなに悪質に機能するとは。軍・文官ともに、不満を持つ正体不明の筋が公式発表を歪ませる。ジャーナリズムが逆手に利用される敗北と、緊張状態の解けない実質休戦のせいでここまで拗らされた

ニュースには胡散臭いコメントたくさんあった。

>「どっちもどっち」とか「バカから」じゃなく明確なルール違反なんだけどな…

ルール違反だってことは明示したんだけどな・・・

>こういう風に理性的に振る舞い続けたからあのモンスターが出来上がったんやで。どこに何と言われようと躊躇無く経済制裁や。

今のモンスターは、人民解放軍の手先に比べたらだいぶましだと思うから制裁とかしないでなだめる派。少なくとも軍事的日本国土占領しようとしたりはしないだろう。

>百歩譲って公海上なら紳士協定かもしれないが、発生したのは日本EEZ海域ですよ。漁船そばに居たから救助だと判断出来たけど、無線封鎖して火器統制レーダー照射したら、手順は侵攻時と変わらないのでは。

一隻で侵攻してこないだろう。。。

投稿日付を思わずチェックしてしまった。

動画は見た。

>今から何日前ならこういう火消しが有効だったんだろう。

こういうコメントよく見るけど、誰が火消ししてると思ってるんだろう。誰かおちんぎんください。

無線で呼びかけたが無応答だった」「その後も事実関係すら認めない」

不誠実で不快常識に反しているけど、現状は、ゲルが言っているみたいに韓国政府内で不誠実で不快常識に反していることが起きていることを想定すべきで、そうなると日本側で世論が硬化するのは日本側の取れる手が縛られてよろしくないように思う。

韓国ルール違反きれいな違反日本の抗議は汚い抗議

韓国ルール違反に関しては何も言ってない。日本人だし、日本政府の行動にしか口を出していない。

日本韓国も互いを煽れば煽っただけ政権が得をする程度に国民バカからこういうわけのわからないことになる。

まじでそういう陰謀論を主張したくなるところだけど。

銃口を向けられたのと火器管制レーダで追尾されるのが違うって何が違うんだろ?

正規軍駆逐艦指揮命令系統があり、自暴自棄になってたりしない、みたいなことをある程度信じられるけど、銃を持っている知らない人は信用できない。ソマリア沖の正体不明の艦に火器管制レーダーで追尾されたら違うかも。

> この人が錦旗の如く掲げている紳士協定とは一体なんのこと?

CUES(洋上で不慮の遭遇をした場合行動基準

遭難なら日韓は協力し合う関係日本の方がかなり近い海域。乗員の体調次第で日本に運ばないと助からない可能性がある。それなのに情報提供も無しにレーダー照射

そうだね。抗議すべき事態だと思うよ。

>抗議しないとオレもオレもと真似する奴が出てくるから抗議するしかない。動画は左右問わず「本当のところはどうだったんだよ」って声が多かったかしょうがないんじゃない?都合悪いところ隠してるって声もまだある

抗議は妥当だと思う。動画は、韓国政府が嘘つきなことは証明できているけど、レーダー照射に関しては証明できてないから、どちらかというと世論をあおるマイナスのほうが大きいと思う。Sengoku38を怖れたという声もあるけど。。。

>嘘つきのバカを続けている相手と縁を切らないんだな、このバカ増田は。殴らなくても普通は縁を切るんだぞ。国際?バカか。つながりの延長線をミニマムにしていけば個人だよ。最大化した国家なのに嘘つきだぞ。カス

光栄ある孤立とか辛いと思うんです。日本人は腹で馬鹿にしながらなあなあでつきあっていくのが苦手、という印象がある。

> 獣相手人間相手のような対応したところで意味ないだろ

獣は自分に合わせてくれないから、観察してこちらが合わせるしかない。

>水面下で落とし所を見つけて収束させられるだけのチャネル二国間存在しないことがわかっちゃったのが問題だと思う。知らんけど。

防衛省韓国軍と交流が盛んだってどこかで読んだので、政治圧力がかかったのか、韓国政府が予想を超えたリアクションをしたのかなと想像している。

>まとめというほどまとまってない件。

すまんかった。

>口ではあれこれやってるけど両国政府ともコレは国内ガス抜きに最適なメシウマ案件だったね 最近政権懐疑的だった右翼軽減税率とか外国移民とか忘れて韓国ガーにすっかり酔いしれてる(笑

韓国相手なら笑ですむけど、相手中国だったりしたらシャレにならんよね。

> 「人道のために火器管制レーダー必要な状況であったとは思えない」< 韓国側の主張は「稼働したのは海上北朝鮮船と空中=自衛隊機を同時に捕捉できるレーダー」で、それが火器管制システムにも連動してたんだよ。

レーダーが発射されたとき目視できる範囲遭難船があった。

>全力で擁護してみてもやっぱり韓国苦しいな。ただお互い謝ってはいけない24状態から冷え切った関係のまま永遠に付き合っていかないといけない。めんどくさいね

隣国との関係日本に限らず、世界中どこもめんどくさい。たいてい戦争占領歴史あるし。

韓国は一回は「火器管制レーダーなんて作動させてない」と公式回答してんだろ?今後もさせてないで押し切るか,嘘付いた事に対する謝罪と内部調査無能是正して報告しないとならんのでは.

そうなんだけどさあ、韓国政府にその能力あるの?

>はてさの断末魔としての増田投稿に思える。最近韓国擁護するのは無理があるだろ

別に韓国擁護していないが、日本対応非難している。

照射されて「どうゆうつもり?」て3回聞いてるのを無視。そこで「メンゴメンゴ」って返してたら、内々で終わる話かもね。それを外交レベル否定肯定責任転嫁火病なんて。韓国は何をやってもそりゃいいけどね。

照射しちゃったらそこでメンゴはいえないよね。だから再発防止してほしいんだけど。

>本当にこんなひどい言い訳がまかり通ると思ってるの?

外交は言い続けた人の勝ちになったりするからなあ。。。

>当初の主張がいきなり違うんですが……

まじで。

>この程度の話。

げに。

>【追記】が酷い。これで返信したつもりになってるんだから。整理も全然整理になってないし。このレベル狂人日本語使えるというのは覚えておこう。そりゃ、低能先生が居るんだから狂人10人は居るわな。

増田11人だよ?

> “一応友好国となっている国との交渉事で、相手メンツを完全につぶすのはよろしくないように思う。”そもそもFCレーダー当てられた時点でこっちのメンツはまるつぶれなのですが、それは

相手おかしくなってたら退路作っておいたほうがよくない?

>当初と追記が違うけど、中の人変わった?w

変わってないけど、変わったと思うなら成長したのであろう。

>やるなら真面目にやれよ、邪魔

真面目に書いた政治増田ブコメトラバもつかないよ?

自衛隊が悪いという韓国の主張を放置するのは危険だと思う。同盟国がこんな言い逃れしてくるとは想像がつかないし対応仕様がない。韓国を諦めるのが最良の選択というならその通り。

引っ越しできないし、相手するほかない。

>? / cider_kondo のリンク先では「任務が与えられたり天候が悪い場合は~」なので天候が悪くて今回使ったと言ってるわけではないのでは。

NHKでは天候が悪くて使ったといっている。

レーダーロックしておいて開き直るのをナァナァにすると、次は中国さんとかロシアさんみたいなマジでシャレにならない人達も試しにくるので、自衛隊としては落とし前付けるまでは絶対許さんと思うよ

防衛省動画公開に消極的だったよ。

>🙄 それに比べて馬鹿増田だ...

それにつけてもおやつカール

>一番ダメタイプ増田だ(´・_・`)

なんにせよ一番は立派だと思う。

韓国人がやる直ぐバレる嘘を付く。である。つまり単純な責任逃れ。日本からのショウ ザ フラッグ案件。本当に信頼できる軍組織なのか?本当に同盟国なのか?半島事案に対する政府の態度が変わる一編

末端が暴走して開戦みたいなことはせめてないようにしてほしいところだ。

>この件で韓国憎しで吹き上がってる奴らを見るだけでアベは笑いが止まんねーだろうな

支持率上がったら喜ぶだろうね。

>ずーっと昔から韓国には反吐が出る思いを感じさせれられ続けてきましたからねぇ。時間問題だっただけなんだけど。ここで引き金を引いたってだけの話やと思うよ。そういや地球市民とか言ってた人アレなんだったん?

宇宙人が攻めてきたら地球統一政府とかできるかもね。

>概ねそんなとこだろう。それよりは、そもそもニュースバリュー大して無いこの件で騒いでいる方が気になる。

メディアがはしゃいでいる印象はある。すごく嫌だ。

> cider_condo氏の示した会見は、そのあと「射撃統制レーダーSTIR-180は使ってない」という趣旨なので、逆に「当日は波は高くない」と解するべき。/→もあるが誤報だと思う。

これ改めて読んだけど、「軍関係者」だし外交チャンネルで嘘ついたとまでは言えなそう。

>そのCUES紳士協定は、紛争国同士が洋上でかち合ってもロックオンはやめましょうねってことだろ。擁護派にとって韓国は友好国なの?かつてのソ連並みの仮想敵国なの?//軍人は統制されてるから銃口突き付られても平気?

紛争国でも避けるべきことを友好国からされたから抗議しているのでは。

はてサ有効な援護が思いつかないから「吹き上がってる奴はバカ」「安倍が喜んでる」とか言う間接援護に回ることにしたのねw ほんと自衛官安全なんてどうでもいいんだなw

防衛省動画を出すのに消極的だったのに首相主導で発表しているのを踏まえて話してる?

>整理(天候について把握してない これもうわかんねぇな(政治主導

すんません

>戦ってるなぁ(何と戦ってるかは相変わらずよくわからないけど)

暇な時間と?

宥和政策しかりで甘い対応が必ず国益につながるわけではない。締めるところは締めよう。

相手を改めようと努力するより、適度な距離を置いたほうが、お互いにプラスだと思うんだよね。

2018-11-21

東京入管ツイート、少しひどくはないですか。。。

はじめに言っておくと、わたし東京入国管理局ツイートに憤っています

というのも、東京入管ツイート話題になっています

https://twitter.com/IMMI_TOKYO/status/1064810387797733376

「FREE REFUGEES(難民解放せよ)」という落書き歩道や壁に書かれた写真とともに下記の文章投稿されているものです。

 

>~落書きは止めましょう~

>11月19日早朝,港南大橋歩道上にて。

表現の自由重要ですが,公共物です。

>少しひどくはないですか。。。

 

東京入管が被収容者に不当な拘束をして人権侵害しているのが周知されるようになったからか、

人権侵害している東京入管批判逸らしだ」という批判リプライが多いのですが、その通りだと思います

なぜそう思うかというと、どうして日本に「難民解放せよ」という落書きが生まれしまうかの想像力は持たないくせに、

東京入管器物損壊事件について当事者面することが欺瞞であり、

100%被害者ぶっていて、

同情を乞いていて、

正論言っているふうを装う狡いところが、

クズ所業からです。

それでいて茶の間ワイドショーでも見ているかのように薄っぺら意見?を言っているだけの他人事でいられる神経が分からない。

 

東京入管批判する人を批判しているヤツもどうかしていると思います

そういうヤツはたいてい「それはそれ、これはこれだ」という論理をぶつけています

落書き器物損壊事件だな」で留めておけばいいものを、

批判を封じ込めるためにその批判関係のない方向から持ってきた理屈同調しない人間を黙らせてやろうという最低なやり口を始めます

 

そういうのやるヤツって赤ちゃんなんですかね?

生きてきて理不尽を受けてきた経験ないんですかね?

自分純粋な主張を関係のないところから持ち出した論理でそれっぽく押し潰されて「おかしい」と思った経験ないんですかね?

意見に対して正面からぶつからないのが狡くて腐った考え方だなと感じたことないんですかね?

先に結論があってこその論理を展開するのが陳腐だという実感がないんですかね?

実感がないだけじゃなくて、想像して慎重になることもできないんですかね?

 

東京入管ツイートを見ている人が考えるべきことは、何が原因でこうなったのかを考えることではないでしょうか。

落書きはいけませんが、入国管理局人権侵害が根絶されない限りはこういうメッセージはなくなるはずはありません。

「~落書きは止めましょう~」と言う前に「落書きが産まれるほどの不当な抑圧をなくそう」と考えるべきです。

あと、落書きをやめることを訴えるなら、法務省管轄東京入国管理局ではなく、器物損壊事件を取り締まる警視庁主体となるべきではないでしょうか。(落書き行為批判する以外の意図があるから入管が出しゃばるのでしょうが

 

東京入管は、届けたいメッセージ一定の層には届けることができたと推察します。

それは、分断を産んで、落書き批判に(見せかけの)正当性を持たせることです。

そうやって日本に住む市民の分断を煽る東京入管ツイート、少しひどくはないですか。。。

2018-10-26

anond:20181026091147

ジャーナリズム民主主義を支える役割があり、戦地報道特に道上にも意義のある報道

ジャーナリズム思想盲目的に正しいと思い込むことは、逆に危険だと思うな。

例えば2014年の朝日新聞慰安婦誤報問題は、ジャーナリズムのもの社会害悪を与えることが明らかになったわけだよね。

あれで日本国際的な評判は地に落ちてしまったし、現在も完全には回復できていない。

報道の仕組みも、使う人間邪悪だと朝日新聞のような事件を起こすだけ。

anond:20181026091147

ジャーナリズム民主主義を支える役割があり、戦地報道特に道上にも意義のある報道

出来る人がやればよい。

安田はできる能力がなかった人。

その癖他人嘲笑大言壮語を吐いた以上、他人甘えるな

anond:20181026085755

ジャーナリズム民主主義を支える役割があり、戦地報道特に道上にも意義のある報道。山で遭難した人間比較対象にする事自体根本的におかしい。特に身代金要求に関しては、テロリストに「言わされていた」だけであって、自己責任論を唱える安田の本意と解釈するのはそもそも理解が足りていない。現に無視しろなど隠れたメッセージも同時に送っていたはず。そんな人間反日はてサから叩いても良いというのは身勝手で、それこそ党派制に酔ってるとしか言いようがない。

安田擁護しているのではなく、安田叩きの背後にある暴力正当化ジャーナリズム人権の軽視を問題視していると言えば分かるか?

2018-04-11

2018/4/11 テレビ朝日「グッド!モーニング池上彰ニュース辞典 

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朝日新聞 1959年2月2日

北鮮帰国につき国際世論に訴う

 外務省が、在日朝鮮人北鮮帰国希望者に対して、帰国の便宜をはかる方針を決め、とりあえず国際赤十字調査を依頼し、その報告をまってこれを実施に移したい意向だといわれる。まだその間いろいろ問題があり、今後政府与党との間で慎重に検討した上でなければ、最終的な結論を見るにはいたるまい。

 われわれは、北鮮への帰国を望む人たちに対しては、その切なる希望をかなえるのが当然(不明)あると考えて来た。在日朝鮮人の総数は約六十万人といわれ、そのうち北鮮への(不明)望んでいる人たちは在日朝鮮人総連合会の調査によると、十一万七千人にのぼっていると発表されている。この人数については、いずれ正確な調査必要としようが、これらの人たちの大部分が生活苦に悩んでいるので、北鮮政府帰国のための船舶費用配慮するとあれば、その希望を満すために日本政府として帰国の便宜をはかるのはまさしく当然のことであろう。

 ただここで問題なのは韓国側の態度で、北鮮韓国領土の一部としている建前上、北鮮日本相手とすることは許せないと主張し、また北鮮帰国韓国敵対する陣営を利するものだとして強く反対しているのである

 しかし周知の通り「人権に関する世界宣言」の第十三条二項には、「何ぴとも、自国をふくむいずれの国をも去り、また自国に帰る権利を有する」と明記されている。さらに一昨年のニューデリーにおける赤十字国際会議でも、外国居住するものが、その故国に帰ることを望む場合は、その国の政府出国を許さねばならず、本国はこれを受入れねばならぬ、と決議されたのである。いわば、北鮮帰国問題基本的人権にかかわる問題であることが明白である

 藤山外相が、日韓会談の続行中に韓国側の反対するこの北鮮帰国問題をとりあげたこと(以下不明

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毎日新聞 1959年1月10日

北鮮帰国問題を考えよ

 北鮮帰国希望者の問題は、ほおかぶりしているべきことではない。北鮮系の在日居留民団である朝鮮総連にいわせると、七万人が北鮮に帰ることを希望しているという。その理由日本にいては食えないからだという。北鮮政府も引取りたがって、旅費も船賃ももつとまでいっている。日本としても彼らに対する生活保護費の増加、貧困を主因とする犯罪の横行に手を焼いている。帰ってもらえればそれに越したことはない。そればかりでなく大きな大義名分として、居住選択の自由は、近代社会においては何人にも奪われることのない基本的人権なのである北鮮へ帰りたいと言う朝鮮人を、日本に引止めておくという根拠はない。人道上の重大問題である

 それにもかかわらず、政府北鮮帰国を許さずにいるのはなぜか。日韓会談の決裂を恐れるからである。これは日韓会談を進めるための条件の一つとして韓国側から要請されたこである行政当局なかに共産側の謀略だから警戒すべしと言う意見もあるが、帰国させるべきだという考え方の方が強いようだ。しか日韓会談を決裂させたくないという岸首相らの考えが、帰国を許させずにいる。

 我々はもちろん日韓会談成功させたい。しかしいままでの情勢から見ると日韓会談日本側が全面的に譲歩して、無理でも何でも先方の主張をいれない限り、早急には妥結しない形勢にある。しかし全面譲歩などは、許されるべきことではない。おそらく日韓会談は、二十六日に再開されても、その後決裂しないまでも、とぎれとぎれて長びくであろうと思われる。そのあ(以下不明

2017-11-05

https://anond.hatelabo.jp/20171104235007

俺も長い付き合いの相手セックスレスだけど、もはや別れることは人道上あり得ない

男女逆にしたら、胸糞どころの話じゃない

2017-10-27

anond:20171027212745

togetterからリンクされてるYahooニュースは、報道各社から配信されて一定時間で消える仕様

(だよな? 普段それほどニュースサイトを熱心に見たりしないけど)

で、そのニュース配信元のTBSの方でも公開停止になってた

かには、FNNNNNも一度は公開しておきながら現在は見られない

NHKや、新聞社系のサイトではもとから報じてなかったのか検索結果にすら出てこない)

一見つけられたのはテレ朝の「線路逃走し死亡の男 女性に“暴行”で書類送検

あとライブドアニュースは、見ての通り「提供社の都合により、削除されました。概要のみ掲載しております。」てことで概要だけは見られる

テレビ局サイトで公開されたニュース記事一定期間が経つと見られなくなるとは言え、報じられてから10日ほどで非公開になるのは早すぎる気もする

が、「捜査が十分でない段階で報じられてしまったため、警察から非公開にするよう要請があった」「既に亡くなっている容疑者に鞭打つような報道は人道上問題がある」みたいな理由だった可能性も考えられる

……しかし、だったらなんでテレ朝だけ記事が残ってるのかわからないし、

そして、なにより元増田が指摘してる謎のツイッターアカウント群が不可解すぎるな・・・

陰謀論を疑いたくもなる状況だ

2017-06-15

元増田意図していなかっただろうけど、ここが最大のすれ違いだと思う

俺は表現の自由を常々主張しているが、一元的内在制約説(+αは若干ある)的な「公共の福祉」に基づく表現の自由の制約は当然あると思っている。だから

元の増田id:kamayan1980がどう考えていたのかはわかりませんが、私はゾーニング年齢制限なども表現の自由への制限だと思ってます

一般表現の自由というのは創作活動のものだけでなく創作物公表流通も含むものとされています

ここまでは同意する。問題は次だ。

なので、許されない表現などないというとき、それは単に創作物作成だけでなく流通への規制も一切ないという意味だと考えています

真面目に表現の自由を主張している人でそこまで主張している人はまずいない(実は1人心当たりがなくもないのだが)。

満員の劇場で”劇場火事だ!”と叫んで逃げ出す人々を生み出すことも現代アートです、と主張することは不可能ではないが、この場合劇場への業務妨害が当然に成立するし、

創作物において、実在事件無罪になった人を犯人扱いしたことが名誉毀損罪になった事例は存在するが、公共の福祉における当然の制約だと思う。

現代社会で、アダルト物や暴力表現過激であるものゾーニングされていたり年齢制限がかかっているのは、そういったものについて自由流通は許されないと大多数が考えたからですね。

違いますか?

実のところ上で書いた例と比較した時に『有害から子どもエロ暴力を見せたくない』というのは本当に内在制約と言えるのかは若干の疑問がある。

俺は子無しであるが、流石に子どもに無制限エロを見せても良いとは思わない。ただ一方で、『エロを見せることは本当に子どもの発達に有害なのか』という研究はおそらく存在しない。というか流石にそんな研究は人道上許されないのは明らかだ。

この場合子どもの成長への実際の害というよりも「子どもエロをできれば見せたくない・ある程度コントロールしたい親の権利」との衝突で年齢制限がかけられていると一応俺は思っている。(規制実態がそうなっているか、はまた別)

単純に考えて欲しいんですけど、「許される」派の人たちは深夜番組CGのスナッフムービーが流されても問題ないと思ってるんですか?

テレビで、というのは若干の疑問がある。それはどうしてもTV電波は有限のリソースから新聞雑誌商業的に成立するかどうかを抜きにすれば無限存在することが可能だが、TV電波無限ではない)ある程度のバランス必要になるとは思う。

ただその上で、増田は、気に入らないならチャンネル変えれば良いじゃないかと思う。

この例え自体現実味がないから考える価値がないというのであれば、かつて放送されていた深夜のアダルト番組がなくなったのはどうしてだと思ってますか?

「許されない」とされたからじゃないんでしょうか?

少しでも許されないと考えたもの存在抹殺しようとする人がいて、そういう人による炎上を恐れたことによる商業理由じゃないかな?

で、タイトルにも少し書いたけど。

~~~

規制派「クジラックスマンガにも表現の自由はあるだろ」

規制派「お前は子どもレイプされるエロマンガを一切の制約なく流通させて子どもが見ても良いと思っているのか」

規制派「別にそんなことは言っていないが」

規制派「だってお前、表現の自由だと言ったじゃないか!」

~~~

この会話はフィクションだがこれに近い流れになることは多いし、実際に

自由主義(自らの自由と同様に人の自由も最大限尊重する)的な意味での表現の自由を主張する人に対し、自由(一切の制約なし)の意味だと受け取る規制派とのすれ違いがこの手の問題根本にあるように思う。

https://anond.hatelabo.jp/20170615122554

2017-06-06

http://anond.hatelabo.jp/20170606102849

暴くもなにも一般に知られた事実じゃん。共産党公式サイトにも載ってるよ。

戦時下朝鮮から日本強制連行された朝鮮の人々の北朝鮮への帰国事業とは、一九五六年の赤十字国際委員会勧告に始まり、日朝両国政府了解のもと、日朝両国赤十字社主体となって実施された事業です。

日本国内でも「自国に帰る権利」を支持する立場から超党派在日朝鮮人帰国協力会を結成。小泉首相の実父・小泉純也衆院議員鳩山一郎元首相、浅沼稲次郎社会党委員長宮本顕治日本共産党書記長も参加していました。

公明党は、この帰国事業支援活動に加わっていたことで、日本共産党を「犯罪者」呼ばわりしようとしていますが、小泉純也氏や鳩山一郎氏をはじめ多くの保守政治家も“犯罪者”扱いするのでしょうか。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-12-02/05_0202.html

在日朝鮮人帰国事業は、赤十字国際委員会居住地選択の自由にかんする問題として日本南北朝鮮の政府によびかけ、日本赤十字社主体となり、政府閣議決定で推進した事業です。こうした事業を人道上立場から支援するのは当然のことです。それを、他党を中傷するため、あたか犯罪行為であるかのように意図的ねじ曲げたために、自ら賛成した歴史も語れない自己矛盾に陥るのです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-04-25/05_01.html

2013-10-24

安倍総理核武装無条件放棄声明合意

 

 

核武装検討する必要があると言ったな。あれは嘘だ」安倍晋三

 

 

10月22日 12時4分

核兵器不使用声明 過去最多125か国参加

核兵器非人道的なものだとして、いかなる状況でも使用すべきではないとする共同声明が、国連総会軍縮問題を扱う委員会で発表され、これまでで最も多い日本を含む125か国が参加を表明しました。

国連総会軍縮問題を扱う第1委員会では、21日、日本を含む125か国が核兵器いかなる状況でも使用すべきではないとする、共同声明を発表しました。

こうした声明過去3回発表されていますが、今回参加した国はこれまでで最も多く、各国の名前が読み上げられると会場から拍手が上がりました。

共同声明は「核兵器過去の使用や実験経験から制御不能な破壊力無差別さを持ち、受け入れがたい人道上の影響をもたらす」としたうえでいかなる状況でも核兵器を2度と使わないことが人類の生存の利益につながる」として核兵器の不使用を訴えています

こうした声明には、アメリカ中国などの核兵器の保有国は参加しておらず、日本もこれまではアメリカ核抑止力に頼る安全保障政策上の理由から参加を見送ってきました。

唯一の被爆国でありながら消極的だと内外から批判が出るなか、日本政府は今回「声明趣旨日本安全保障政策や核軍縮の取り組みとも整合性がとれる内容になった」として、初めて参加を決めたとしています

共同声明の提案国ニュージーランドデル・ヒギー軍縮大使は「日本は、広島長崎被爆体験からこれまで核軍縮積極的に取り組んでおり、われわれの仲間に加わってくれることを期待していた」と述べ、参加を歓迎しました。

広島市長「歓迎したい」

広島市松井市長は「核兵器非人道性を踏まえ、核兵器廃絶を訴える国々とともに行動する決意の表明と受け止め歓迎したい。日本政府には声明に参加した国々をリードして、被爆地の思いを世界に発信し核兵器廃絶に向けてより一層積極的に取り組んでもらいたい」と話しました。

長崎市長「ようやく合流できた」

長崎市田上富久市長は「被爆地としてこれまで核兵器非人道性を訴えてきたので、今回の声明の参加については被爆者の皆さんとともに喜びたい。これでようやく日本が、核兵器廃絶に向けて取り組んできた集団に合流できたことになり、今後は被爆国の政府として、北東アジア地域核兵器廃絶に向けてリーダーシップをとることを強く期待したい」と述べました。

核保有国核兵器廃絶を迫るべき

日本被団協日本原水爆被害者団体協議会は「共同声明に参加した日本政府に求められるのは、いかなる状況下でも核兵器が使われないため、速やかにアメリカ核の傘から離脱し、核保有国核兵器廃絶を迫る責務を果たすことだ」などとする声明を発表し、日本政府に対し、アメリカの核の抑止力に頼る今の安全保障政策を改めるよう求めました。

また坪井直代表委員は「平和に向かって一歩も二歩前進したと思っていて、日本の参加を大いに評価している。被爆者としては国とも協力して今後の運動を進めたい」と話しています

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131022/k10015454891000.html

 

http://anond.hatelabo.jp/20131024004150

2012-09-10

一回嫌いになると

多分もう後は無関心になるしかないんだなあ

愛の反対は無関心というが

嫌いというプロセスを経て無関心になる

実際今とんでもなく不快なので人道上もう嫌いになってもいいのだと自分でも思うが

2012-09-07

経験ないなら黙れ

と思うけど

それは人道上許されないからなあ

しかしあまりにあさはかなことばっかり言うからもう見るのがいやだ

一回いやだと思うとほんとつらいわ

我慢し続けるのもつらいし

嫌いになっちゃうのもつらいし

どうしたらいいんだろう

2012-09-06

http://anond.hatelabo.jp/20120906061223

きらいな相手だから虫唾が走るんだよ

道上我慢したが我慢しなければよかった

ほんっとーーーーーーーーーにきらいだった

2012-06-06

studygift について問題が有ったと思う事・・・嫉妬・罵声ではなく。

特定人物や団体を攻撃する目的ではなく、一般的にはこうではないかという意見をできるだけ冷静に綴ります

(私の中では、家入氏は商売目的では無く、純粋善意好奇心で始めたのではないかな という前提です)

1.坂口さんの学籍状態について:

 初期段階において、読み手側に誤認させてしまうような表記があり、

 その事について、本人がはっきりと自覚していなかったという主張をしている点

 普通は、抹籍及びその前段階にあたり、大学側より事前・事後の通知・連絡がはっきりと学生に対して成される筈である

 学生証の返還も要求される筈である

 坂口さんが自身の退学処分につき、自覚していなかったという主張は一般的に受け入れられるには無理が有るのではないか

 また、彼女は退学処分後も「google+日本一になった女子大生」という売りでネット内外での活動等を行っている。

 studygiftにおいても、その延長線上で「早稲田大学生」であると主張する事により

 「ある種の利益を得ようとしたのではないのか」、と思われ、個人的に叩かれる大きな原因の一つになっているのではないか

 (現時点でも、google+プロフィールを「在籍中 Waseda University」のままにしている事も、

  studygiftの件で反省しているのであれば本来すぐに修正すべきで、不誠実な態度と取られる原因の一端と成り得る)

 この点に関しては、彼女当事者として、事の経緯につき再度、時系列に沿った詳細な説明をするべきではないだろうか。

2.「信頼性の担保」について:

 これは大きく分けると、支援を受ける本人に関する点と、運営母体に関する点に分かれる。

 1)支援を受ける本人に関する点

  その人の身分・履歴・賞罰・必要額等を誰が精査し保障するのか。極端に言えば、その人は実在しているのか?

  仮に身分詐称があったり、本人による金の持ち逃げ、別用途への転用等を誰が責任を持って監視

  瑕疵があった場合には誰が、どれぐらいの時間で、どのように処分するのか。

 2)運営母体に関する点

  システム手数料妥当な金額なのか、集金額は本当の物なのか、

  支援者には場を盛り上げる為のサクラが混じっていないか

  万が一返金の事態になった場合に正しく全員に返金される・された事の保障はあるのか。

 この点に関しては、残念ながら今回studygiftは非常に脆弱な担保しか持っていなかった様に思われる。

 (支援者は勿論善意存在であるが、運営者・非支援者迄全てを「善意である」という事をのみ以って担保とする事は

  この場合、支援者側にはリスクしか存在し無い。

  また、今回坂口さんの学籍の件でゴタゴタがあったケースを見れば、運営者側にもリスクが大きかった)

3.利用料・手数料の件について:

 集金額より10%がシステム利用料として支払われる、という仕組みと

 Paypal手数料表記がPaypalの決済手数料上限を2%程度越えた表記がされていた事に対して

 「苦学生を救う為の学費を集めるという名目で商売をするつもりか」「細かい所で利益ごまかしを行っているのではないのか」

 といった批判・疑念が少なからず起こっていた。

 実際の所は家入氏はお金儲けをする事が目的ではなく、

 システム構築や保守等の費用を考えれば、1件につき大した利益は生まない(下手をすれば赤字)のかもしれないが

 ・通常の奨学金制度募金行為等は非利益団体として行われるべきであるという認識

 ・ネット上での不特定多数を相手とした集金行為に対する一般的な警戒心

  (仮に悪意有る別人が同様のシステムを模倣作成した場合

   詐欺行為や集金額のごまかしを行おうと思えば、いとも簡単に行える物である点は念頭に置くべきである)

 ・studygift存在した、上記で記したような「信頼性の担保」の脆弱性を考えた上で、

  他者により第2・第3のstudygiftが現れて、その内の少なからずが詐欺行為等を行うのではないかという懸念

 といった世間一般的な考え方が、この点についての批判・疑念を生む原因になったと思われる。

 (こういった「世間一般的な考え方」を古い、硬直していると一刀両断に切り捨てる事は簡単ではあるが

  社会との共存には繋がらず、徒に先鋭化するだけではないだろうか)

 この点に関しては、上記2.「信頼性の担保」にも関わる事であるが、

 やはり「学生救済・学費援助の為のプラットフォーム」を名目とするならば、

 こういった批判・疑念を避けるためにも、運営母体は非利益団体として活動し、

 集金額と使途の透明化(外部第三者機関法人による銀行口座監査等)を徹底する必要が有るのではないだろうか。

 純粋に、「リターンと対価」のビジネスであれば話はまた違うのかも知れないが、

 今回studygiftに支援を寄せた方のその殆どは、坂口さんより提示された「リターン」に対して大きく魅力を感じたのではなく

 「善意」を以って、「学費を支援しようとした」点はまず間違いでは無いと思われる。

 支援や寄付といった行為が、人の心の「情」に訴えかける力を持ってしまうという事実が有る以上

 その「情」を仲介者が己の利益に転換する事や、

 「情」から生まれた支援(=金)の扱いを疎かにする事は人道上、許されない行為ではないだろうか。

 今後も「学生救済・学費援助の為のプラットフォーム」という方針ですすめるのであれば

 その事は決して忘れてはいけないと思う。

4.運営側の対応

 施行前に熟慮が不足していた点、批判に対する挑発的な発言については

 家入氏が既に自ら非を認めている事であるので、改めて言及するまでも無いと思われるが

 批判を受け始めてから対応にはやはり不味いと思われる点がある。

 ・そもそも企画発案者の1人で有る筈の、吉永氏の態度

  (沈黙を続け、studygiftについては有料のメルマガでのみ言及するという手段)

 ・サービス開始は迅速に、集金時点に於いては初期段階から頻繁に、不特定多数に広く告知しているにも関わらず

  批判を受け始めてからは、公式アナウンスの頻度と範囲が限定された。

  (途中経過を含めて、支援を実際に行った当事者のみを対象とし、

   それ以外を無関係な部外者として、情報の開示を行わないような方式は

   ネットというツールの性格上、

   ビジネス集客時点では不特定多数無差別に広く告知する方法から、まず始まる事を考えると

   「もしかしたら当事者(受益者・被害者)」に成り得たかもしれない大多数 に対しても情報の開示を行う事が

   誠実さの有る行動と言えるのではないだろうか。)

 上記の点が、沈黙により事態の風化を狙っているのではないか・金の問題も有耶無耶にするのではないか

 という不信感を煽ったのではないかと思われる。

最後に:

 ネット上ではよく「金を出す側は好きで出しているのだから好きにさせておけ」「騙される奴が悪いのだから放っておけ」

 という自己責任論的な発言を見受けるが、

 私自身は、そういった考え方は、防御本能や知識の無い人達焼畑の如く刈り取られ尽くし

 いずれ、全般の信頼を於けるビジネスサービス存在しなくなる社会の到来へと繋がると思っている。

2011-01-14

http://anond.hatelabo.jp/20110114161525

日本国憲法代36条

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC36%E6%9D%A1

死刑(特に現行の絞首刑)については、それが残虐刑に当たるものかどうか意見が分かれているが1948年最高裁判所判例では死刑は残虐刑にあたらないとされている。

(中略)

関連訴訟判例 [編集]

* 死刑はまさに究極の刑罰であり、また冷厳ではあるが、刑罰としての死刑そのものが直ちに同条における、いわゆる残虐な刑罰に該当するとは考えられない 。ただ、死刑といえども他の刑罰の場合におけるのと同様に、その執行の方法などがその時代と環境とにおいて、人道上の見地から一般に残虐性を有するものと認められる場合には、もちろん残虐な刑罰といわねばならぬから、将来、もし死刑について火あぶり、はりつけ、さらし首、釜ゆでの如き残虐な執行方法を定める法律が制定されたとするならば、その法律こそまさに憲法36条に違反するものというべきである(最高裁法廷判決昭和23年3月12日)[5]。

一応死刑そのものは残虐でなく、火あぶりとかすると残虐になると書いてある。だってさ。俺もそう習った。あくまで残虐な死刑がいけないのであって、死刑は残虐な刑罰とみなさないというのが判例だ。

死刑微妙な論点を含むかも知れないけど、両手を切断するとか残虐な刑罰に関しては、普通は議論の余地はないと思うけど。

2010-08-31

トカイとイナカとジャスコ

ずっと「トカイ」にいかなければと思っていた。

育った町は関東に位置している田舎だ。電車に乗れば東京まで一時間半か二時間程度の場所だが、それでも十分田舎だった。電車を目の前で逃すと一時間は待たなければならない。隣駅は無人駅で、最寄駅は7時にならないと自動券売機切符が買えない。バスに至っては二時間来ないこともざらだ。終電や終バス時間も早く、夕方差し迫ってくれば、乗り継いで行った先の終電のことを考えなければならない。東京は近くて、でも遠い街だった。

電車に乗ってあの町が近づいてくると、見渡す限りの田んぼとその中をうねうねと伸びる農道が見える。街燈がぽつぽつとしかない道を闇におびえながら全力疾走で駆け抜ける夜も、夏になると井戸からくみ上げた水が滔々と流れる用水路も、稲穂の上を渡る金色光る風も、その中を喜んで走る犬も、道端で干からびている車にひかれたイタチも、うっそうと道上に生い茂り時々大きな枝を落としている木々も、なにもかもが呪わしかった。どこへ行くにも車がなければ不便で、こじゃれた店は大規模なショッピングモールの中にしかない。それで、中高生はいつもそこに特に理由もなくたむろしていた。

みんな都会に行きたかったのだ。すぐにつぶれてしまう店も、郊外型の広い駐車場も、市街地から外れればとたんに何もなくなって農耕地だけになるニュータウンも、なにもかも厭わしかった。私たちはたまに触れるなにか新しいものを含んだ風にあこがれ、騒がしい日常を羨み、便利さに憧憬を抱いた。都会に行かなければいけない、という思いはまさに呪縛だった。こんな田舎にいてはいけない、田舎はつまらなく、古びていて、垢抜けない。だから都会に行かなくてはいけない。

高校卒業するとともに私を含めほとんどの友人は都会へと向かった。何人かは都会に住みかを確保し、住みかを確保できなかった人たちはどこかに拠点を確保して、毎日時間もかけて都会へと通った。

私は住みかを確保できた幸運な一人だ。山の手のかたすみにある、静かな住宅地最初下宿はあった。学生用の木造二階建ての、半分傾いたアパートだ。四畳半風呂がなく、トイレ玄関は共同だ。同じ値段を出せば、田舎では1DKが借りられる。しかしそんな場所でも、私にとってそこは「トカイ」だった。

トカイでは駅までの道に田畑はなく、駅では10分も待たずに電車が来る。どの駅でもかなりの人々が乗り降りし、夜が更けても街燈が一定の間隔で並んで夜を追い払ってくれる。月明かりに気付く余裕をもって往来を歩けるほどの安心が都会にはあった。そのくせ、私が慣れ親しんできた大きな木々や古い河の跡や、四季はきちんとそこにいて、祭りがあり、正月があり、盆があり、そうやって人々は暮らしていた。盆正月は店が閉まってしまうということを知ったのも都会に出てからだった。

都内にありながら広大な面積を有する大学の中には山があり、谷があり、そして池があった。そこにいると、田舎のように蚊に襲われたし、アブラゼミミンミンゼミくらいしかいないとはいえ、蝉の声を聴くことができた。近くに大きな道路が走っているはずなのに、喧騒はそこまでやってこず、昼休みが過ぎると静寂が支配していた。水辺で昼食をとるのが私は好きで、亀と一緒に日を浴びながらパンを食べた。

あるいは、田舎でそうしていたようにどこへ行くにも自転車で行き、アメ横からつながる電気街や、そこから古書街、東京駅サラリーマンの街あるいはおしゃれな店が並ぶ一帯までどこへでも行った。都会は平坦につながっているように見えるが、どこかに必ず境目があるのだった。境界付近では二つの街の色が混ざり合い、ある臨界点を超えると途端に色彩の異なる街になってしまうのが面白かった。その合間にもところどころ自然存在していて、いつからそこに植わっているのか知らない大きな木々が腕を広げて日陰を作り、その下にベンチが置いてある。くたびれた老人がその下に座り、コミュニティが形成される。それが私の見た「都会」だった。

山の手の内側で育ち、閑静な住宅街で育った人たちは、ここは「イナカ」だから東京じゃないという。私はそれを聞くたびに笑いをこらえきれなくなる。あなたたちは田舎を知らない。電車が10分来ないとか、駅まで10分くらい歩かなければならないとか、店がないとか、繁華街が近くにないとか、そんな些細なことを田舎だと称するけれど、田舎はそうじゃない。

田舎は不便だが、時に便利だ。車で移動することが前提だから、どこか一箇所にいけばだいたいのことを取り繕うことはできる。都会のように一つの場所に店が集まっていないせいで、あちこち足を運ばなければいけない不便性が田舎にはない。確かに近くに店はない。駅も遠い。でもそんなことは本当に全然大したことじゃないのだ。

大きな木が育っていてもそれを管理せずに朽ちていくばかりにする田舎邪魔になればすぐに切ってしまうから、町の中に大木は残らない、それが田舎だ。古いものは捨て、新しいもので一帯を覆い尽くすのが、田舎のやりかただ。昔からあるものを残しながら新しいものをつぎはぎしていく都会の風景とは全く違う。人工の整然とした景観があり、そことはっきりと境界線を分けて田畑が広がる区域が広がる。その光景あなたたちは知らない。人工の景観の嘘くささと、そこから切り離された空間の美しさをあなたたちは知らない。新しく人が住む場所を作るために農地や野原を切り開いて、道路を通し、雨になれば水が溜まる土壌を改良し、夏になればバスを待つ人々の日陰となっていた木々を切り倒し、そうして人工物とそれ以外のものを切り離していくやり方でしか町を広げていくことのできない田舎を、あなたたちは知らない。人々は木漏れ日の下に憩いを求めたりしないし、暑さや寒さに関してただ通りすがった人と話をすることもない。車で目的から目的地へ点と点をつなぐような移動しかしない。それが田舎なのだあなたたちはそれを知らない。

盆や正月田舎に戻ると結局ショッピングモールに集まる。友人とだったり、家族だったり、行くところはそこしかいから、みなそこへ行く。しばらく帰らない間に、高校時代によく暇をつぶしたショッピングモールは規模を拡大し、店舗数も増えていた。私が「トカイ」で足を使って回らなければならなかったような店が、都会よりずっと広い売り場面積で所狭しと並ぶ。それがショッピングモールだ。上野秋葉原新宿池袋渋谷原宿東京丸の内もすべて同じところに詰め込んで、みんなそこは東京と同じだと思って集まる。田舎は嫌だ、都会に行きたいと言いながらそこに集まる。

ABABというティーン向けの店でたむろする中高生を見ながら、私は思う。下町を中心としたチェーンのスーパーである赤札堂が展開しているティーン向けの安い服飾品を、田舎の人は都会より二割か三割高い値段で喜んで買う。これは都会のものから、垢抜けている、そう信じて買うのだ。確かにその服はお金のない中高生が、自分のできる範囲内で流行りを取り入れて、流行りが過ぎればさっさと捨てるために、そういう目的合致するように流通している服飾品だ。だから安い代わりに物持ちが良くないし、縫製もよくない。二、三割その値段が高くなれば、東京に住む若者はその服は買わない。同じ値段を出せばもう少し良いものが変えることを知っているからだ。田舎に暮らす私たちにとってのしまむらがそうであるように、都会に住む彼らにとって最低限の衣服を知恵と時間をかけてそれなりに見えるように選ぶのがABABだ。そのことを彼らは知らない。

ABABのメインの事業である赤札堂は、夕方サービスタイムには人でごった返し、正月が近づけばクリスマスよりもずっと入念にかまぼこやら黒豆やらおせち材料を何十種類も所せましとならべ、思いついたようにチキンを売る。あの店はどちらかというと揚げ物やしょうゆのおいがする。店の前には行商のおばさんが店を広げ、都会の人たちはそれを喜んで買う。若いこどもはそれを見てここは「イナカ」だという、そういう光景を彼らは知らない。田舎ではショッピングモールの商品棚のなかにプラスチックくるまれた商品があるだけだ。そうするほうが「トカイ」的で便利でコミュニケーションがいちいち必要いから、田舎人間はそれを喜ぶのだ。

そして私は「トカイ」という呪縛から逃れていることに気付くのだ。

どちらもよいところはあり、悪いところはある。便利なところはあり、不便なところもある。都会の人も「トカイ」にあこがれ、ここは田舎だというけれど、「トカイ」というのは結局幻想しかないということを、私は長い都会生活の中で理解したのだった。便利なものを人は「トカイ」という。何か自分とは違うと感じるものをひとは「トカイのものだという。それは憧れであり、決して得られないものだと気づくまで、その呪縛からは逃れられないのだろう。

「イナカ」はその影だ。「トカイ」が決して得られない憧れであるなら、「イナカ」は生活の中に存在する不便さや不快さや、許し難い理不尽やを表しただけで、「トカイ」と表裏一体をなしている。「イナカ」も「トカイ」も幻想しかない。幻想しかないのに、私たちはそれを忌み嫌ったり、あこがれ、求めてやまなかったりする。だから田舎はいやなんだというときのイナカも、都会に行けばきっとと願うときトカイも私の心の中にしか存在しない、存在しえない虚構なのだ


私はオフィス街の中で聞こえるアブラゼミの声が嫌いではない。でも時々その声が聞こえると、田畑を渡る優しく澄んだ夕暮れ時の風を思い出す。竹の葉をすかす光とともに降り注ぐ、あの鈴の音を振るようなヒグラシの音が耳に聞こえるような気がする。




補記:母は東京イオンがないという

記憶の片隅に、一面に広がる田んぼと、稲穂の上で停止するオニヤンマの姿が残っている。

父方の田舎は、人口の一番少ない県の市街地から車で一時間半かかるところにあった。周りは山と田畑しかなく、戦前から10軒もない家々で構成される集落だ。隣の家は伯父の家だったはずだが、確か車で15分くらいかかったと思う。幼いころにしかいなかったので記憶はもうほとんど残っていない。免許証本籍地を指でなぞるときにふと頭の中によぎる程度だ。父はあの田舎が嫌いで、転職と転勤を繰り返して、関東に居を構えた。あの村で生まれて、育ち、その中から出ることもなく死んでゆく人がほとんど、という中で父の都会へ行きたいという欲求と幸運は桁はずれだったのだろう。時代が移り変わって、従兄弟たちはその集落から分校に通い、中学卒業とともに市街地へ職や進学先を求めて移り住んでしまった。今はもう老人しか残っていない。日本によくある限界集落の一つだ。

引越をした日のことは今も覚えている。きれいな街だと思った。計画的に開発され、整然と並んだ町並み。ニュータウンの中には区画ごとにショッピングセンターという名の商店街があり、医療地区があり、分校ではない学校があった。電柱は木ではなくコンクリートだったし、バスも来ていた。主要駅まではバスで40分。駅前にはマクドナルド本屋ミスタードーナツもある。旧市街地門前町として栄えていたところだったから、観光向けの店は多くあったし、交通も車があればどうとでもなった。商店に売られているジュースは何種類もあったし、本屋に行けば選ぶだけの本があった。子供の声がして、緑道があり公園があり、交通事故に気をつけろと学校では注意される。

バブルにしたがって外側へと広がり続けたドーナツの外側の淵にそのニュータウンは位置しているが、新しい家を見に来たとき、祖父母はすごい都会だねぇと感嘆混じりに言った。

父は喜んでいた。田舎には戻りたくない、と父はよく言った。都会に出られてよかったと何度も言った。ニュータウンにはそういう大人がたくさんいた。でも、都心で働く人々にとってニュータウンは決して便利の良い町ではなかった。大きな書店はあっても、ほしいものを手に入れようとすると取り寄せるか、自分都心に探しに行くしかない。服屋はあるけれど、高いブランド物か流行遅れのものしかない。流行はいつも少し遅れて入ってきていた。都心に日々通う人たちはそのギャップを痛いほど実感していたに違いないと思う。教育をするにしても、予備校や塾は少なく、レベルの高い高校私立中学もない。食料品だけは安くて質のいいものが手に入るが、都会からやってくる品は輸送費の分、価格が上乗せされるので少し高かった。都会からじりじりと後退してニュータウンに落ち着いた人々にとって、言葉にしがたい都会との微妙時間的距離は苦痛だったのだろう。

子供にはなおさらその意識が色濃く反映された。簡単に目にすることができるからこそ、もう少しでつかめそうだからこそ、都会は余計に眩しいものに思えた。引力は影響を及ぼしあうものの距離が近いほど強くなるように、都会が近ければ近いほどそこへあこがれる気持ちも強くなるのだ。限界集落にいたころには市街地ですら都会だと思っていたのに、ずっと便利になって都会に近づいた生活の方がなぜか我慢ならない。

そして子供たちは大きくなると街を出て行き、後には老人だけが残った。さながらあの限界集落のように、ニュータウンもまた死にゆこうとしている。幸運なことに再び再開発が始まっているようだが、同じことを繰り返すだけだろう。

祖父母にとって東京得体のしれないところだった。東京駅に降り立った彼らは人込みの歩き方がわからず、父が迎えに来るまでじっと立ちつくしていた。若いころだってそうしなかっただろうに、手をつないで寄り添い、息子が現れるまで待つことしかできなかった。そういう祖父母にとってはあのニュータウンですら、生きていくには騒がしすぎたのだ。あれから二度と都会へ出てくることはなく二人とも、風と、田畑と、山しかないあの小さな村で安らかに一生を終えた。

たまに東京に出てくる父と母は、あのとき祖父母が言っていたようにここは騒がしすぎて疲れる、という。どこへ行くにもたくさん歩かなければならないから不便だと言う。車で動きにくいから困ると言う。智恵子よろしく母は、東京イオンがない、と真顔で言う。私が笑って、近くにイオン系列ショッピングモールができたし、豊洲まで出ればららぽーともある、といっても納得しない。田畑がない、緑が少ない、明るすぎるし、どこへ行っても人が多い。すべてがせせこましくてあわただしくて、坂が多くてしんどい。それに、とことさら真面目な顔になって言う。犬の散歩をする場所がない。犬が自由に走り回れる場所がない。穴を掘れる場所もない。彼らはそう言う。

あんなに都会に出たいと願ってやまなかった若いころの父と母は、あのニュータウン生活に満足し、さらに都会へ出ていくことはできなくなったのだ。それが老いというものかもしれないし、身の丈というものなのかもしれない。生きてゆくべき場所を定めた人は幸せだ。幻想右往左往せず、としっかりと土地に根を張って生きてゆくことができる。

私の住む東京千葉の境目も、不満に思う若者は多いだろう。都内はいっても下町からここは都会ではない、と彼らは言うかもしれない。都下に住む人々が都会に住んでいない、と称するように自分たちの住む街を田舎だと表現し、もっともっとと願うのかもしれない。引力は近づけば近づくほど強さを増すから逃げられなくなるのだ。でも、もしかすると、都会の不便さを嫌って、彼らは田舎志向するかもしれない。一つのところへ行きさえすれば事足りる、点と点をつなぐだけの便利な生活。地をはいずりまわって丹念に生きる必要がある都会と違って、郊外は行く場所が決まっているし、ネットがあればなんとかできる。彼らには、私たちが引力だと思ったものが反発力として働くかもしれない。未来は分からない。

それでもきっといつかは、みんな、どこかに愛着を抱くか、よんどろこのない事情で立ち止まるしかなくなるのだろう。祖父母がそうであったように、父と母がそうであるように、どこかに満足して、ここ以外はどこにも行きたくない、と主張する。それまではきっと都会と田舎という幻想の間を行き来し続けるのだ。

成田に育った:http://anond.hatelabo.jp/20080929192856

2010-06-13

競争社会における自殺

競争とは本来互いに争い、富や権力を奪い合うものだ。

いつの頃からか日本では、和の精神よりも競争が素晴らしいもの

のようになってしまった。

人間社会において競争に負けるということは富にアクセスする手段を

失うことを意味する。富とはお金である。

お金によって衣食住を手に入れなければならないのが、人間動物の違いである。

お金がなくて衣食住を手に入れなれないということは生活に困窮して餓死するしかない。

その過程で様々な苦痛が伴う。いくら空腹でも他人のものを盗んでも食べてはいけない。

人間は、競争によって直接命を取られることはなくても生活できないことから苦痛

伴い次第に死んでいく。

生存権を拠り所に生活保護を申請すれば生存できるが、負けた人が

続々と申請することで国も次第に税金を食い潰し衰退していく。

多分、現在日本は衰退期に入っているのではないだろうか。

かといって、苦しみに耐えきれない人々が次々と自殺して死んで行くのを

人権、人道上憲法上、容認できない政府勝ち組でさえも自発多発社会の状態を

目の当たりにすることにより競争によって負けたらどうなるか?と不安になり

競争社会の恐ろしさを思い知る。

この恐怖心により連鎖的に経済活動に変調をきたさせることになって

人々を節約へと導く。モノが売れないからますます競争が激しくなる悪循環

2010-02-06

 サンフランシスコ講和条約日本国籍を離脱しなければならなかった特別永住外国人

 日本敗戦国になったとき、それまで日本の一部とされ、居住地や職業選択の自由が与えられ、内地に移住しさえすれば被選挙権が与えられ、帝国議会議員になった者までいた朝鮮は、敗戦責任から逃れる為に、独立を宣言した。日本国内にいた朝鮮人も、日本人ではなく第三国人であると主張し、戦勝国と同等の権利を主張した。

 朝鮮人は、自らの意思で日本国籍を放棄したのである。

 敗戦国となった日本は、ポツダム宣言(1945年)で海外領土の放棄を義務付けられ、放棄された地域独立国として建国していく過程で、朝鮮人敗戦国民であるよりは、新興国家の国民である方が豊かな生活ができると判断し、移住していったのである。日本にいた朝鮮人は、敗戦日本帰化する事を選んだ極小数を除いて、すべて、満州からの引き揚げ船の逆便で朝鮮半島に帰っていった。まさか、引き揚げ船が片道は空船で運行されていたと思っているのだろうか。引き揚げは日本人海外領土からの引き揚げであると同時に、日本国内にいたそれらの地域出身者の引き揚げでもあったのだ。

 そうやって成立した新興国の中で、唯一、自立できなかったのが朝鮮半島である。日帝統治以前は土人国家であったのだから、日帝が居なくなれば、ろくな統治が出来なくなるのは当然であった。朝鮮半島の北側には、ロシア傀儡である金日成中国共産党の協力を得て、北鮮を建国した。ロシア満州を侵略したついでであり、伝統的な南下政策の都合であるし、中国は、朝鮮半島橋頭堡を築かれると、北京が簡単に攻撃されてしまうという軍事上の理由から、陸上兵力の簡単な移動を不可能にする為に、ロシアでもアメリカでもない緩衝領域を作りたかった。アメリカとしても、朝鮮半島橋頭堡は築きたいが、連合国である中国ロシアにも相応の分け前を与えなければならず、朝鮮半島を南北に分割して、それぞれの衛星国を建国するという話に落ち着いたのである。

 それらの打算から、北鮮はロシア中国国家承認を得て独立し。南鮮はアメリカ保護を受けて独立した。そして、それらの後ろ盾と、アメリカの補給線の長さから、南鮮への侵略戦争に勝ち目があるとして、北鮮が南下を始め、朝鮮動乱(1950年)が発生した。

 この朝鮮動乱によって、一度は日本から出て行った朝鮮人が、日本密入国してきた。この時点では、難民条約(1954年ジュネーブ条約)はまだ存在しておらず、日本は、独自の人道的判断から、戦争難民の一時受け入れを決定し、日本国内での永住許可を与えた。

 いわゆる特別永住者とは、この永住許可を得た者とその子孫であり、サンフランシスコ講和条約(1951年)とは、一切関係が無い。

 サンフランシスコ講和条約は、放棄領土に関しては、日本台湾朝鮮独立国として承認したという条約であり、それらの地域出身者で日本国内に継続して存在していたいわゆる第三国人に、平和条約国籍離脱者という正式名称を与え、それらの国籍に移設しただけである。ポツダム宣言によって、それらの人々は第三国人として日本国籍から分離されたのであって、あえて日本国籍喪失させられたとするならば、ポツダム宣言の時点であると言える。サンフランシスコ講和条約によって、平和条約国籍離脱者は特別永住許可者になったのだが、この対象者は、敗戦国に居続けたという点で希少な存在であり、極少数であったし、帰化する意思が高く、ほとんどが帰化済みである。

 引き揚げ船の逆便で朝鮮半島に帰還した朝鮮人は、朝鮮半島上陸した時点で朝鮮国籍を取得しており、その時点で、第三国人ではなくなっている。本人の意思で、朝鮮国籍を取得したのである。朝鮮動乱によって日本密入国してきた朝鮮人に対しても、同じ特別永住許可が出された為に、混同が発生している。戦争難民に対する人道上の措置と、海外領土の放棄に伴う処理とが、混ざってしまっているのである。朝鮮動乱の避難民帰化する意思が無く、また、第三国人としての悪行も知れ渡っており、不良民族として区別の対象となっている。

 日本海外領土の放棄はポツダム宣言に拠ることを踏まえれば、根拠が無いばかりか、根本的な歴史認識において間違えている主張であることは明らかである。おそらく、ポツダム宣言サンフランシスコ講和条約も、本文を読んだ事が無いのであろう。

 これが、市井の個人であれば、距離をおいて関わらないようにすれば済むのだが、これだけあからさまな間違いを、国会議員、それも国務大臣が堂々と公言してしまうという点で、致命的である。誰か止めなかったのかとか、ブレインとなるべき政策秘書は何をやっていたのかとか、まともなブレインが居ないほど人望が無いのかといった感想が出てくるし、そもそも、ちゃんと日本学校卒業したのか、近現代史公民単位を取れたのか、学歴偽装じゃないのか、といった疑念がわいてくるのであった。

 外国人外国国籍があるから外国人なのであり、国籍国において市民権参政権を行使するのが筋である。日本参政権日本国民固有の権利であり、日本帰化し、日本の秩序に従い、日本の為に血肉を捧げる事でしか入手できない。それが出来ない特別永住者は、速やかに許可を取り消し、朝鮮半島に帰還させるべきである。

 間違った知識や判断が出てこないように、正しい歴史を広める必要がある。情報を捻じ曲げると、事実すら捻じ曲げられてしまうのだ。

 妄言は、個人の愚行である。妄言妄言であると誰も指摘できなくなるのは、社会の愚行である。戦争を愚行であると非難する人はいるが、戦争の原因は、歴史国境国民性認識がゆがめられて対立が発生する事にある。妄言妄言であると指摘できなくなる言論の統制こそが、間違った民意を発生させ、戦争根本原因となるのである。

 言論を慎むとは、その言論が間違っていない事や、人々を幸福に出来る事を心がけることであって、口を噤むことではない。ましてや統制でもない。地位にふさわしい見識を持たない者は、その地位を汚さない為に、進退を弁えるべきである。

2009-06-11

グアンタナモ基地のウィグル人(アルカィーダ)17人の移送先パラオ大西洋島嶼国家)が受け入れを表明

パラオジョンソン・トリビオン大統領は「米国から要請のあったウィグル人17名の身柄を暫定的に引き受ける」と10日に表明した。

「これはあくまでも人道的措置である」と付け加えながら。

米国は一月に発足したオバマ政権が「一年以内にキューバグアンタナモ基地を閉鎖する」という公約に基づき、拘束中のアルカィーダ容疑者らの移転先を検討してきた。

中国は彼ら全員の送還を米国に迫っていたが、ろくな裁判もない国には返還できないとして、最初の五人を米国アルバニア亡命させた。

グアンタナモ基地で拘束されている、所謂「反米戦闘員」のなかで、ウィグル人と見られるのは50人。

米国はほかの容疑者移転先を、およそ100ヶ国と密かに交渉してきたが、すげなく断られてきた。

というのも、中国が「彼らは中国の安全を脅かすテロリスト」と言って、100ヶ国に強く受け入れないことを要求してきたからだ。

この間、フランスイギリスが例外的に各ひとりを受け入れたが、ドイツは拒否した。

ドイツ国内には、「東トルキスタン独立」を主張するグループが複数あり、すでにウィグル人の社会もあるため、混乱を忌避したのだ。

豪にも少数のウィグル人の社会が形成されており、過去二回、米国要請を断ったが、いまのラッド政権は人道上、受け入れに前向きという(ヘラルドトリビューン、6月11日付け)。

パキスタンはアルカィーダと見られる被疑者らをそのまま中国に送還し、うち何人かは即刻処刑されたという。

パラオを選んだ最大の理由とは、台湾との外交関係

パラオは94年まで米国の信託統治、独立後、北京ではなく台湾外交関係を維持しているので、北京からの抗議をはねつけることが出来る。

パラオフィリピンの東800キロに位置する群島で主要な八つの島と250の小島、無人島からなる、人口二万人の「ミニ国家」。だが、難破船を救助し、「難民」を受け入れてきた歴史を誇る。

関係者は、パラオ定住ではなく暫定的措置で、そのうちに「容疑者」らを豪へ移住する予定ではないか、とみている。

2009-04-02

はてな

むかし(とはいえ、新旧石器とまで遡らず)、昌平坂以下のナショナル大は、休講に次ぐ休講であった、とさ。

meには遠藤い歯無し。ばってん 多少 with 興味。

おらが国のLEADERの脳内のどんな具合やか測定して候(ヨロピク★)。そんな画策。

ふと、「Yahoo!」一面とかいうページをみて、思い出す。

自分アポリアの当面としては、いわば、

「あたたかい場所を 探し泳」(正宗はん←天才!)ぐ事。「影向という移動するファンタズマ」(イソ←?)。

以下、読み書き抜書(換言すれば、C&P)。

地球の赤道上に固定され、自転する地球に伴って、動いている平衡輪式時計は、地球の南北いずれかの極点に置かれたまったく同じ構造や性能をもつ時計(置かれた場所の違いを別にすれば、これら二つの時計はまったく同じ条件のもとにあるとする)に比べて、非常にわずかではあるが、遅いテンポで時を刻むということである。」(アインシュタイン相対性理論』 内山龍雄訳・解説、 §4. 動いている剛体,ならびに時計に関する変換公式の物理学意味

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