はてなキーワード: 迷惑メールとは
さっき突然ZOZOTOWNからメールが届いて、何かと思ったら会員登録完了のお知らせだった。
一瞬迷惑メールかと思ったが、どうも違うようだ。
最初の会員登録完了のメールには個人情報が記載されていなかったのだが、注文完了のメールには名前、住所と、当然ながら購入したものが記載されていた。
何が言いたいのかというと、僕は突然ZOZOTOWNの会員登録プロセスの不備により、見知らぬ人の個人情報を手に入れてしまったのだ。
通販サイトの会員登録プロセスは、入力したメールアドレス宛に会員登録用URLを送るものが一般的だと思っていたので、ZOZOTOWNのような大手通販サイトがこのようなサイト完結型の会員登録を行っていることに驚いた。
また、会員登録ミスの連絡をするにしても、個人情報に関する規約に同意した上で僕の個人情報を株式会社スタートトゥデイに提供しなければならないことから断念した。(フィッシングサイトである可能性が否定できないため)
スタートトゥデイの社員の方、このエントリーを見たら、5月2日0時6分にhから始まるメールアドレスで会員登録され、0時8分に衣服購入したアカウントを探して購入者に連絡してください。
このエントリーがどうかバズって世の中の
・不在着信だけ残す人
と
・いきなり電話してくる人
に届いてほしいと思う。以下、このエントリーでは上記の人のことを「電話野郎」と呼ぶことにします。
僕は電話が大嫌いだ。もともと人と直接話すのが苦手だということもあるのだけど、
・相手の時間を奪う行為で、相手の時間や行動を拘束・制限する行為だということ。
このことをまずわかってほしい。
電話はリアルタイムで応答が必要なので、何かをしながら電話はできないんだよ。
相手の都合をどうか考えてください。
そんなのわざわざ電話してくる必要ある?という内容のものだったりする。
次あったときに話せば良くない?とかそんな内容。
だからなおさらそんなくだらないことで電話してくるなよ、と思ってしまう。
そんなくだらないことで、あなたの都合で僕の時間と行動を拘束しないでくれと思う。
相手の都合をどうか考えてください。
用があるならまずメールかLINE、チャットで要件を言ってほしいと思う。
もっというとメールかLINE、チャットですまない?その話、と思ってる。
その上でもしどうしても電話で話をしたい・電話でなければいけななら、
「●●●の件で、いついつ頃に電話する」って事前に言えよ。
「今何してる?」とか「明日ヒマ?」とか要件を言わない人もいるけど、
これも同類。
なんでやりとりが増えるようなコミュニケーションの仕方をするのか理解不能。
こっちの都合を聞きたいなら具体的に言えよ、と思う。
メシいこうとかの誘いなんだろうけど、
たとえ時間があってもその内容によっては
そんなことに時間さくヒマはねーよってのは皆あると思う。
不在着信だけ残すやつもたいがいで、なんで要件を留守電に残さないんだよ。
めんどくさいんだよ。
相手の都合をどうか考えてください。
実際の声で伝える必要があったり、電話で話さなければいけないこともあると思う。
混みいった話とか口頭で話をしないといけない場面はたしかにある。
でも、そのときにやっぱり「いきなり」電話するのは失礼だし非常識だよ。
事前の連絡がある上での電話は話が早い。
電話を受けるほうが内容をある程度把握した上で話しがはじめられるし、
いつ電話がくるのかも予定をあわせることができる。
本当に仕事できないやつしかみたことないです。無能が多いです。
相手の都合をどうか考えてください。
仕事においては電話野郎の話は、電話でなくてもいいことがたいがいだけど、
電話で済ますことでその後どう仕事に影響するかを考えていないし、
想定もできていないやつが多い。
それに電話して自分の手もいちいち止まっていることに気づいてない。
それが次に繋がるからです。
電話はなにも残りません。
口頭でのやりとりばかりしてたもんだから、
あとあと言った言わないになったり、馴れ合いになって、
どうかメールや他の手段で記録にのこるやり取りをしてください。
相手の都合をどうか考えてください。
もしいまあなたが親しい人や近しい人に
それは間違いないです。
自分らはそんな仲じゃないしお互い気を使っていない
これまではそれでよかったかもしれない。
相手の都合をどうか考えてください。
本当にそうと言いきれる自問してほしい。
これまでどおりの関係性では続けられないでしょう。
人の感情は、変化していくのです。
いまはよくても必ず変わる。
人間関係のもつれというのはかならず一方の感情の変化が起点です。
相手の都合をどうか考えてください。
でたくないときはでなきゃいいってだけの話じゃんっていう人もいると思います。
そのとおりですけど、それは相手への配慮が足りないと思います。
相手の都合をどうか考えてください。
あと親しいからって夜9時以降に電話してくるやつもいるけど、論外です。
相手の都合をどうか考えてください。
受けた側がいろいろ考えないといけないことが多い。
これは精神的拘束です。
・あとでかけ直すというのも面倒
僕はこれですごく悩んでた。
なんで電話してきたのかを考えるし、かけ直すのも本当にいやでたまらない。
で、いやいやながらも折り返しの電話をして相手が不在だった場合そこでまたモヤモヤする。
ずっと気になる。
その後、電話かかってくる→不在→かけなおす
だけど最近はもう気にしないことにした。
いきなり電話してくるようなやつや、不在着信だけ残す電話野郎は、
相手の都合をまったく考えていないので、こちらも無礼で構わないですよね。
相手にするだけ馬鹿らしいしこっちが悩んだり気が病んだりするのはもう勘弁。
僕の方針はこうだ。
・いきなりの電話は基本でない。
・留守電のメッセージがない不在着信だけの場合は折り返さない。
・不在着信は気にしない、無視する。
とはいってもやっぱり気になるのは気になるんですけどね。
相手の都合をどうか考えてください。
別の手段でも連絡してくるもんです。
それを見て、あ・これは緊急のやつだなと思ったらすぐに折り返すことにします。
あと、世の中にあるネットの予約フォームや問い合わせフォームなんかで、
ネットでわざわざ予約や問い合わせしたのに電話で返してくるバカサービスは滅びろや。
サービス提供側だっていちいち電話でリアルタイムに応対できないから
ネットでシステムで受けつけてるんでしょ?なんで電話で返してくるの?
なんのためのメールアドレスなんだよ。
メールアドレスはたしかに迷惑メールに入ったり、届いてなかったりすることもあるよ?
だけどそれは応答がなかったら電話、という手段をつかえばいいだけで、
電話で直接話したほうが予約が確実になるでしょう。それもわかります。
メールで連絡したけど数日たって連絡つかなかったときに電話をしろよ。
・なんでもすぐ電話してくるな
・電話ですぐ済まそうとするな
・事前に要件をいえ
・親しいあの人も迷惑だと思っているぞ
・いまはそうでなくでも思うときがいつか来るぞ
・どうか相手の都合を考えてください
以上です。
4行にまとめました
・コミュニケーションが少ない
・他にも色々ヤバイ
他のIT会社がこんな感じと違っていたら申し訳ないです。それと読みづらかったらすみません。
当方19歳。お金をもらいながらスキルの得られる「有給インターン」に申し込みました。
今から書くのはそこでの話です。
IT系のバイトは基本実務経験がないと受けられないので、僕は「未経験歓迎」というところを探していました。
大阪は都会といえど、東京の1/4程度しかIT系の求人はありません。
そこは未経験歓迎で、土日もやっているところでした。
早速応募して、いざ面接。履歴書書いているときや、会社に行くまではすごく緊張しました。
そして面接が始まったのですが、なぜここを受けたのか、やりたい業種は何か。という話になり、話の感じからもう入って何かをするテイで進んでいるのだと思いました。
ありがたいことに、トントン拍子で採用され、数日後から勤務することになりました。
(サイトで書かれていた、”研修期間あり”がここで完全無給だと知らされたのは引っかかりましたが…)
それからしばらく経ち、会社に行って挨拶をし、何かすることはないか(パソコンのパスワードすら知らない状態なので)聞きました。
挨拶への反応も、業務に関しての回答もないので戸惑いましたが、社員さんにパスを打ってもらい、ログインしました。
ここまで数分の出来事ですが、アルバイトで見てきた他の業種とは雰囲気が違うな と思いました。他の会社よりコミュニケーションが控えめな印象でした。
それから何をすれば良いのか社員さんに訪ねたのですが、それはSkypeで話すとのことでした。
本来送るべき内容のメールの送信を忘れていたのか、そこでSkypeの登録と、登録に使う会社用のメールアドレスを送っていただけました。
先程ログインしてもらったパソコンを使い、Skypeの登録をしようとしたのですが、ここでかなり記憶に残る出来事がありました。
クラックされているのか、定かじゃないのですが、少なくともライセンス認証されていなくて、あのデスクトップの背景が真っ黒のやつでした。
気になって、コントロールパネルからOSは何なのか見たのですが、Windows7のUltimateでした。
僕はPCを組んだことはありますが、OSのこだわりはないので、一番安いHOMEにしていました。会社のパソコン事情はわからないのですが、一般的なIT会社はUltimateを始め、HOME以上のエディションを使うのでしょうか?
面接の時に、「在宅でできるから、やれるなら在宅が良いよ」と言われたのを思い出しました。社員さんの理由は、「パソコンが古い」だったので、7を見たとき新しいじゃんと思いました。
僕は実際に相談して、作業の流れが把握できたほうがよいので本社で初めは仕事をしようとしたのですが……
アカウントを作成しようと思い、デスクトップにあるブラウザーを使いました。
Chromeは開発用に使われているのか、ショートカットの名前がイジられているので使いませんでした。そして、IEもアイコンからしてめっちゃ古いので、不具合を避けるためにやめました。
他にあったのが、FireFox。それを使いました。
もう使いものにならないです。動いてるアプリケーションはFireFoxぐらい。通知センターなどを見てもIMEすら切られているのか、漢字も打てない。
開いた瞬間、アジア系無修正ビデオの画面が別ウインドウで出るのは、控えめに言って泣きそうでした。
自分もこういう汚染は経験があったので、ショートカットのプロパティを開き、追加で書かれているURLなどを削除しました。開発で使っていたら申し訳ないのですが、凄い重かったのでごめんなさい。
Skypeを登録し、それでチャットを始めるのですが、IMEが効いてないのでひらがなをで検索してメモ帳を駆使して、半ば怪文書を作る形で連絡を取ることになりました。
社員さんに「個チャはやめて」と、グループの方へ回されました。
そこで挨拶をして自分の素性を話し、送られてきたDropboxのファイルを見ながら作業をしました。
というのも、会社のサイトに登録するのです。そこに登録するメアドを書いてたらニコニコ動画の広告や、DMMの広告に飛ばされることが多々あり、悲しくなりました。
自分のプロフィールを書くと本登録ができるのですが、そのときにされるとマジで死にたくなります。
そもそもメアドを送って仮登録した返信メールが、迷惑メールに送り込まれているところが面白かったです。探すのに10分かかりました。
課題をもらって、それを達成していくのですが、課題を保存するためのクラウドはどうするのだろう?というのが今でもずっと心に残っています。
配布されたメアドで登録するのは良いものの、メールボックスが開けないので認証ができません。
こんなに重いので、Dropboxのテキストを読むのですら大変で作業なんてできる状況じゃありませんでした。
次の日から在宅をしようと、配布されたメアドで自宅のパソコンでSkypeログインしようとしたのですが、エラーで入れません。
調べたら、迷惑メールの送りすぎか何かでメールアカウントが凍結されたそうです。
そのまま今に至るのですが、どうすりゃ良いんだろう。。
IT業界がこんな感じ、というなら夢半ばで他の道を探すしか無いし、働けないにしても「作りたいものがないから、プログラミングの勉強できない」という自分のために課題を出してもらった以上、それは達成してみたかったです。
https://hyper-text.org/archives/2014/07/gmail_alias.shtml
エイリアスを受け付けてくれるサービスであれば、普通は(精確には100%)そのまま宛先として送ってくれます。その場合は、必ず受信トレイに振り分けます。そうでないサービスであれば、特に何もせず普通に受け入れます。すると、ブログ主さんのような考えを催したスパマーさんは、わざわざ迷惑メールフィルターが有効で、送ってくる人がごく限られている宛先(ゼロエイリアス)に送ってくれることになります。
そのように思ってしています。当然、スパマーさんが必ずそのような神経質な処理をするとは限らないですし、こう考えますと、流出元の特定につながる可能性は、五分五分なのではないでしょうか?
エイリアスを勝手に置き換えられるということも考えられますが、乱数ならそういうわけにはいかないでしょうし、個人を標的にするのでもなければ、そのようなことをするということも考えられません。
また、もし本当にRFCを知らないのではなくエイリアス対策として行っているのであれば、なぜそのようなエラーメッセージを返さないのでしょうか?
普通のメールアドレスが既に登録されている場合は、既に登録されているアドレスですと表示されるのが普通ですから、プライバシーやセキュリティー上も問題は起きないはずです。
実際にそのような使い方をしているわけではないのですが、流出元が明らかなスパムメールが届き始めて以来、何となくそうしています。少なくとも精神衛生上有意義なことで、ブログ主さんがこのような批判記事を書かれるのも、そういう人間に対する純粋なトローリングなのかなと勘繰ってしまいます。冒頭も、「知識」というよりは推論の問題ですので、人を挑発する気満々の野卑なワーディングに感じます。
ヤフーのことは知っていてもOutlookのことは知りませんでしたし、四種類くらいあるドメイン名を統一できるというのは興味深いです。
が、ヤフーはベースネームが一つしか設定できないのでしたら、ベースネームが本物のメールアドレスと同等の価値を持ってしまうのではないでしょうか。「ある程度固定される」というレベルは超えていると思います。
名前の部分が自由に取得できてしかもどのサービスにもドメインごと弾かれることのない、1GB程度は無料で使える優良のウェブメールがどこかにあればよいのですが。
……って書きこもうと思ったけど投稿できなかったのでここに保存しておく。
私には注文した覚えがないのだけれど、注文したのは私になっている。訝しさと不気味さが全身を支配する。静かな恐怖と言ってもいい。もしやアカウント乗っ取り…?急いでAmazonアプリを立ち上げる。購入履歴を見る。購入履歴には…昨日自分で購入した履歴が記されていた。えっ。まじで。ぜんぜん記憶に無い。
記憶をたどると確か昨日の夕方に、スマートフォンを机に伏せて置いていたらやたらとアプリが起動されていた、という現象があったことを思い出した。机に水滴がついていたのだ。それが偶然amazonアプリをタップし、偶然「再度注文する」に表示されている赤ちゃんのおしりふき(ウェットティッシュ)をタップし、偶然「1-Click注文」のボタンを押したということだろうか。正直、Amazonは非常に高頻度で利用するので、クレカ情報も登録しているしパスワードも不要だ。今回はそれがアダになったのかもしれない。
しかし、それにしても昨日注文した内容に気づかないまま半日が経ってしまった(そして届いてしまった)、というのは恐ろしい。今回はウェットティッシュだったから良かったものの、これが大型商品だったりしたらとても面倒くさいことになる。Amazonへは返品できても、こちらの都合による返品は送料が必要だ。
普通、Amazonで注文したら確認メールくらい届くだろう。妻からは、Amazonからの確認メールをOffにしたのでは?と指摘を受けたがそんな設定をした覚えはない。メールは一応確認するほうだし…と思い、まさかと思ってGmailアプリを開いて迷惑メールフォルダを確認したら、Amazonからのメールが大量にそこにいた。Amazonで頻繁に買い物するということは、Amazonから頻繁にメールが届くということで、しかも自分で買った意識のある場合はそのメールを開かないことも多い。それで最近自動的に迷惑メール扱いになったようだ。
そんなこんなで、Amazonのカンタンな注文UIと、Gmailの便利なメールフィルタ機能によって、晴れて本人の気付かぬままに、Amazonから荷物が届く事態となってしまった。最近迷惑メール扱いになったことと、水滴による偶然の誤作動が原因とは言え便利な世の中というのは静かな危険とも背中合わせなのだなぁと改めて思い知らされるできごとだった。
というわけで、この話を聞いてちょっと心配になってAmazonやGmailの設定を見なおしていただけたら、私の失敗も少しは世界の役に立つのだろう、と思って筆を執った次第である。
会社名を明かせないが、業界大手のベンチャーキャピタルに所属している。
主な出資先は所謂ミドル、レイターと呼ばれる「成長、拡大期」のベンチャーである。
さて、そんな私も最近は起業前、もしくは新規事業を立ち上げようとしている方にアドバイスをすることが多い。
そしてその中でもここ1ヶ月は会う人の3割がチャットボット系のサービスのアイデアを語るのである。
「やめたほうが良い」と毎回アドバイスするのだが、毎回伝える3つの点についてここに記したい。
願わくばこの記事が広まり、浅はかな「対話型サービスの未来」を考えているベンチャーが断念し、より可能性の高いビジネスに切り替えて欲しい。
そしてこの記事を受けても尚、私の予測を上回り成功するチャットボットサービスが出てきてほしいとも思う。
前置きが長くなったが、以下3点がチャットボットが失敗する理由である。
一番の理由がこれだ。
ここで注意したいのが、 クライアント ではなく ユーザーである点だ。
よくある「チャットボットを簡単にECサイトに導入できます」サービスを事例に出してみよう。
「今まで大変だった顧客対応がチャットボットで代替できます。」
「チャットボットが商品のアピールをすることで売上が上がります。」
確かに正論に聞こえるし、無料キャンペーンや優先登録などに興味を示すクライアントは多いだろう。
プレスリリースを出せばクライアントの問い合わせは殺到するだろう。
ユーザーは商品についてわからないことがあった際に、いきなり得体の知れない自動応答システムに話しかけるだろうか?
そもそも埋込み型の顧客問い合わせサービス(zopimやolarkなど)について、ユーザーの利用率が5%未満に過ぎない事例が多いことを知っているだろうか?
私もこれらの問い合わせサービスに関わったことがあるが、日本人の性質としてチャットボットにいきなり話しかける(しかも想定された問答を想定通りの言い回しで)例は少ない。
また、少ない額であれば導入する事例も増えるだろう。
しかし、ユーザーがチャットボットを使うシーンは少ないだろうし、結果として売上にもコストダウンにも繋がらないケースがほとんどだろう。
厳しい言い方をすると、話を聞くチャットボット関連サービスは現状、 「ユーザーのことを考えず提供者側の視点しかない マスターベーショナリサービス」
なのである。
自然言語処理を簡単に説明すると、「コンピュータが会話を理解し適切な回答を返す処理」である。
この技術は現状、正直言ってそこまで高いレベルに達していない。
言い換えるならば「ユーザーの期待値」と「提供できる技術レベル」の均衡が取れていない。それどころかユーザーの求める「自然な対話」レベルにはほど遠く失望させるものなのである。
よく非技術者の創業者や流行りものが大好きなコンサルが「Deep Learningの登場で自然言語処理の精度が高まり自然な対話を実現できる」とドヤ顔で語るのだが、これは大きな勘違いだ。
画像認識については、「文脈」などその対象以外の外部要因が発生することは少ない。
その為、その特徴量を見出しやすくDeep Learningを使用することで精度をかなり高めることが可能である。
しかし、「対象そのもの」以外にも文脈や発する人間のパーソナリティなど様々な外部要因が発生する対話において、特徴量は見出しづらい。
特に日本語は主語が省略される、漢字の読み方で大きく意味が異なる、「空気」を重視する等のハイコンテクスト文化であり、自然言語処理は難しい。
その為にDeep Learningが自然言語処理を圧倒的に成長させ、「機械であることを感じさせない自然な応答」を可能にさせることはほぼ不可能なのである。
そんな精度をユーザーが求めていないのでは?と思うのは提供者側のエゴだ。
不自然な対話、自分の想定していない回答が続くようであればユーザーはサービスから離れてしまうだろう。
「飲食店などの予約がチャットボットでできる」系サービスも良く聞く。
彼らには必ず「それってチャットボットである必要性ってあるんでしたっけ?」と質問するのだが、納得のいく回答を得られたことは無い。
対話のほうがかっこ良い、対話でできたら未来っぽい、アメリカで流行っているから、実際にそんな浅はかな考えで通用するほどビジネスは甘くない。
「対話によりニーズを深掘りできる」等もよく聞くが、2で挙げた通りそんなに自然言語処理の精度は高くなく、深掘りする以前に離脱してしまうだろう。
「なぜ対話なのか」
これらの質問に自信を持って答えられるだろうか。
それができない限りはビジネスは成立しない。
今すぐチャットボット事業を畳み、↑の質問に答えられる別の何かの可能性を考えたほうが良い。
以上である。
チャットボットブームは、クライアントが導入した後に「ユーザーに全く使われない」と気づきその悪評が広まる、あと半年の寿命といったところだろう。
そんなチャットボットだが、現状で可能性があるとしたら「チャネルの1つ」として使う程度だろう。
LineやFacebookメッセンジャーに組み込み、「既に展開しているサービスの広報的役割として活用する」、「メディアの記事を配信させる」役割であれば優秀なツールとなるだろう。
繰り返しとなるが最後にもう一度。
願わくばこの記事が広まり、浅はかな「対話型サービスの未来」を断念し、より可能性の高いビジネスに切り替えて欲しい。
そしてこの記事を受けても尚、私の予測を上回り成功するチャットボットサービスが出てきてほしいとも思う。
>BtoBでの事例
導入事例のステマ記事(メディアとクライアントと内容は詰めている)はこの半年で沢山出てくると思いますが、実際の導入でコストが下がった、売上に繋がったという話は決して多く出ないだろう(むしろネガティブな話ばかりだろう)と私は予測します。
>「二次元アイドルとの会話」みたいな路線なら弾けるとこあると思うよ
これは私もそう思います。ただそのサービスだけでのマネタイズは難しく、記載した通り「チャネルの1つ」としての活用だと思います。
>いま成功している企業に対して、過去の時点で成長すると断言できたのかな?
私の担当案件は同僚と比べてROIが高いほうだと自負していますが、それでも100%ではありません。
当然予期できていないものもありますが、ここで挙げた3つの課題がクリアできない、もしくは突破できる切口が見つからない限り難しいだろうと考えています。
また同時にそのようなサービスが生まれて欲しいという期待もしています。
>本名で書けばいいのに、VCなら。
君なら知っていると思いますが、VCといってもサラリーマンです。
君みたいなネットタレントでも私は承認欲求が強いわけでもないので、実名で注目されることでのメリットが無いのです。
>概ね合っているとは思うがこの人自然言語処理は理解してなさそうだ
私のもともとのバックグラウンドはエンジニアで、セキュリティソフトの迷惑メールフィルタリングシステムを開発していました。
自然言語処理は業務で取り扱ってきましたが、どういった点が自然言語処理の理解が足りなそうか教えていただけますか?
あまり冗長にならないように書いたのですが、不足している箇所があれば修正したいのでご教示いただければ幸いです。
>1.多くのユーザーは凸る前にカタログやQ&A等を見るでしょ普通。ボットはその中間でしょ。2.検索性の悪いQ&Aよりはマシな可能性は? 3.何故に二者択一よ。
「カタログやQ&A等を見るでしょ」
これがなぜ対話になるのですか?なぜチャットである必要があるのですか?いきなり不明点を話しかけると思いますか?
検索性の悪いQ&Aよりはマシレベルのものがビジネスとして成立すると思いますか?
チャットボットはゆらぎも含めた大量のインプットデータが必要です。
そのメンテナンス費用を考慮すると検索性の悪いQ&Aを直せと言いたいですね。
「3.何故に二者択一よ」
対話システムとしてビジネスをするのであらば、対話である必要があるのか、なぜ対話なのかといった観点は必要になると思いますがいかがでしょうか?
なかなかご理解していただけないようなので、この質問をさせていただきます。
「あなたはユーザーとしてチャットボットで質問をしますか?まだ使ったこと無い場合、質問ができそうでしょうか?」
>まずもって中身のサービスが素晴らしく、それをチャットUI(また、それが載っているプラットフォーム)をもってレバレッジかけるような感じ
私もこれは完全に同意です。
既存製品の新たなチャネルとして、そのUIがフィットするのであれば良いかなと思っています。
ただ、チャットボットですという売り方では難しいと考えています。
(実際チャットボットでこれから生きていくみたいなビジネス相談が多いのです。)
ご理解いただきありがとうございます。立場上、実名発言が難しいのですが、この「チャットボットで俺は生きていく」層が多くそれに警鐘を鳴らしたい、鳴らさなければいけないと感じ増田に書きました。
ネットメディアの導入事例系はマーケティング的な要素が強く、またあの記事の人件費削減の根拠も曖昧です。
>ユーザー側が求めてるサービスの質次第なんじゃないかな。未成熟な技術分野だからこそ、提供者側が工夫すれば良いだけ。
工夫というのは同意です。
ただ現状、完全自由対話のインタフェースを用意すると、ユーザーの期待値をサービスが超えることは無いと考えています。
ある程度選択肢を絞らせる、スタンプを使うなど「工夫」がなければ難しいでしょう。
またその工夫でもこのインタフェースだけでビジネスとして成り立つかというと...我々は慎重に考えています。
>複数人が入っている部屋での稼動があると思うんだ。
趣味でSlack上で司会進行的に喋るBotを仲間内で開発しましたが、これは非常に面白かったです。
ただ、やはりビジネスとなり例えば1,000社が有料で導入するレベルのものかというと...
>成功しそうなの教えて
そうですね、ポジティブな話もしないとですね。
昔からあるものですが、どうもインタフェースが特殊で事例が中小企業規模まで降りてこない。
Google Analyticsの焼き直しや、他の埋込み型トラッキングサービスも伸びています。
コンシューマ向けだと、所謂CtoCにはまだ可能性があると思っています。
炎上はしましたが、個人の写真売買など「今までプロが提供してたけど素人でも提供できる、かつ流通量が多いもの」に可能性はあると思います。
更に追記
もうご覧になる方はほとんどいないと思いますが、最後の追記です。
活用方法や実際の導入の声など、参考になるコメントもたくさんいただけて私自身も勉強になりました。
※はてなの方から他のシリーズもやってくれとコメントを頂いたので、IoTやVRなど他のトレンドについての課題も今後「増田で」挙げていこうと思います。
これらの意見をいただいても尚、ビジネス化をしていくには難しいだろうと私は考えています。
それほど、私が挙げた3つの課題をクリアしかつビジネスとして回していくことは難しいからです。
そして、同時に「未来はどうなるかわからんぞ」といった意見には賛同します。
Webもアプリも「こんなもの流行るわけがない」という世論があった中で、ここまでの発展を遂げています。
「若くチャレンジしようとする芽を潰すな」という意見もありましたが、そもそもこの意見を聞いて諦めるような起業家ではその先にある苦難に立ち向かえないでしょう。
もともと「チャットボットが新たなインタフェースになるんだ」と確信し強い気持ちを持っている起業家は、こんな意見を聞いても全く諦めようとはしません。
私も実際、起業前の方に「止めておいたほうが良い」と伝えたことは何回もありましたが、それでも彼らは起業しサービスをローンチしています。
私自身もそうでした。みんなに反対される中、当時全く広まっていなかった人工知能系のベンチャーを立ち上げました。
勝手ながら彼らの信念がいつの日か実り、少しでも世の中に良い影響を与えられる存在になってほしいと思っています。
VC的にはIPOか売却というゴールを期待してしまいますが(笑)
私が本当に警鐘を鳴らしたかったのは、どちらかというと「チャットボットが万能だ」、「チャットボットで何でもできるようになる」と伝えるメディアやコンサルの方です。
口々にチャットボットだと言って誰にも使われないサービスやスタートアップを量産しようとしている話を聞くと心が痛みます。
過度な期待をしたくなるのはわかりますが、私が挙げた3つの課題はどうしても避けては通れません。
起業家の方々が「周囲の過度な期待」に流されず、これらの課題から目を逸らさず、新しいインタフェースを開拓してくださることを期待しています。
※上から目線のようですみません。ただ立場抜きにして1ユーザー、サービスを享受する1人の人間としても期待しています。
最後に
多くの方にご覧いただきたいということもあり、こういった表現を使用してしまいました。
特にけんすう氏にも良くない表現を使ってしまいました。申し訳ありませんでした。
ここにお詫びいたします。
うちの会社では、顧客開拓の一環として、●●●GATEというマッチングサービスに60万円支払って出展している。
ここには、出展企業が記事を投稿できるコンテンツマーケティング用のブログサービスがあるんだけど、
そこに記事が投稿されると、新着記事のお知らせがDMで送られてくるようになった。
困ったのが、顧客開拓のために出展している案件マッチングサービスなので、
ここから送られてくるメールは、見積り依頼や、案件相談といった顧客開拓に繋がるメールだから、
うちの社内では、最重要のラベルが付けられて、役員や社外顧問まで含めて配信される専用アドレスを登録していた。
ブログ記事の新着と連動しているらしいので、酷い時は数分おきにDMが届いた。
すぐに、サービスの管理画面から、DM送付の設定をオフにしたのだが、DMは止まらなかった。
うちの担当者が、●●●GATEに問い合わせると、管理画面の設定からは止められないのだと言われた。
では、どうやって止めるのかと聞いたところ、
止められません、という回答だった。
このDMは、出展者全員に自動的にメール送付するシステムになっているので、止められないのだと言う。
そんなのは困る。もう送ってこないでくれ、と言うと、
便利な情報がたくさん載っているので、ぜひ見て下さい、と言われた。
で、「結局、DMは止められませんでした」と担当者から報告を受けた。
そんなワケあるか、と、
電話を受け付けた相手が、たまたま変な人に当たってしまったのだろうと、
向こうの営業さんに直接連絡したら、まったく同じことを言われた。
出展者全員に自動的にメール送付するシステムになっているので、このDMは止められません、と。
社外にシステムを委託しているので、個別にメール配信を止めることはできないのです、と。
別に、うちの社内のフィルタを設定すれば、DMだけを振り分けて、重要なメールだけを社内に配信することはできる。
けど、それを、わざわざウチが手間をかけてやるのか? という納得できなさがあった。
60万円を支払ってサービスを使っている側なのに、迷惑メールを断ることすらできないのか? と。
1時間近く電話で粘った結果、ようやくDMを止めてもらうことができた。
その説明で一番驚いたのが、
「このDMは、出展者全員に自動的にメール送付するシステムになっているので、止められません」
「便利な情報がたくさん載っているので、ぜひ見て下さい」
という対応は、社内で決められた正式なもので、誰か個人のスタンドプレーではなく、
誰が対応しても、同じように答えたはずだという。
でも、それって特定メール法に違反してますよね?って聞いたら、
何も言わずに帰っていった。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H14/H14HO026.html
こういう事案に詳しい人がいたら教えて欲しいんだけど、
許諾を得ずにDMを送ることも、配信停止の手段を提供しないことも、違反なのですよね?
「現段階では配信停止となっておりますので、これ以上、貴社から何かを求められる
様なことはないと存じますので、現在においては解決済であるとの理解をしております。」
無料で使ってるサービスなら、少々DMが届くのは何とも思わないけど、
60万支払ってシステム使ってるのにコレかよ、と、うちのメンバーは怒り心頭。
3日前に突然、自分のフェイスブックメッセンジャーにアメリカからメッセージが・・・
「新手の迷惑メールかな?」と軽くいなすつもりでいたが、英語の文書を何気なく読んでみると・・・23年前にホームステイしたお家のお兄ちゃんとお母さんでした!!
自分の微力な英語力をフル回転で翻訳してみると・・・最近、アメリカ人のお兄ちゃんにブラジル人の彼女が出来たのだがブラジルに帰国。そこでフェイスブックでいろいろ検索していると自分を偶然、発見してくれたらしい・・・
自分もフェイスブック上の名前を英語にしてあったので検索にヒット!
23年振りのアメリカ人のお母さんにウチの娘を紹介すると「アメージング!! わたし、お祖母ちゃんになっちゃったのね!!」と嬉しい返事で帰ってきました♪