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2013-07-15

昨日、友人とファミレスで飯を食っている時に、後ろのテーブル席で30過ぎであろ無駄に声が出かい女らが公務員を叩いていた。

唾を飛ばしながら主張する彼女らの言い分はこうだ。

「役所の連中は碌に働きもせずに高給を貰っている。」

もっと給料を下げるべき。」

民間企業で真面目に働いてる私たち馬鹿みたい。」

耳が膿むぐらいによく聞く公務員叩きだった。馬鹿っぷりに頭が痛くなる。

友人も私も底辺フリーターだがこの馬鹿っぽさには思わず吹き出してしまった。

この手の人間公務員を叩く際に真っ先に役所の人間を挙げる。

役所が薄給だと知らないかなのだろう。そして消防士が月の半分休んで高給を貰ってるのも知らないのだ。(消防士を叩いてるわけではないので悪しからず)

この手の層はそろそろ公務員を叩くのがどれだけ不利益な事か学ぶべきなのだ

本当に公務員は美味しい思ひをしているか?よく調べてみろ。

お前らが叩くべきは一部の裕福層じゃないのか?あいつらが富をほとんど独占している。

公務員給料を引き下げるなんて足の引っ張り合いは辞めろ。裕福層からの富の一部を公務員が再分配の機能を成すというのにお前らときたらなんだ?

生活が苦しいのは解る。解るが自分の首を絞めて何になる?

私の友人が今年、市役所職員になった。畏れ多くも手取りを聴いてみるとその額の少なさに驚愕した。(フリーター以下だ)

30過ぎでも月の手取りが30万行かないそうだ。それに課によっては残業も多くあり、手当は出ないとの事。

ブラック企業が騒がれる近年、身近な所にブラック公務とでも呼ぶべきものがあった。

一昔前から公務員叩きはあるが、ベクトルを変えそろそろ違う声も上がっていいのではないだろうか。

彼らの大きなエネルギーを集めれば彼らの給料も、公務員給料も良くなるはずだ。

2013-07-10

なっとーばかり食っててもいいのか

納豆は、昔から貧乏人の好んで食するところであった。一例をあげると、スレタイtheピーズ80年代の曲名であるバブル景気に浮かれる一方ではてしなく貧乏バンドマンがいたのだ。

だが、近年おれの住む地域では、スーパー日常的に3パック78円で販売されている。ここまで安かっただろうか。

そこで、「納豆 価格 推移」で検索してみると【市場規模納豆というNAVERまとめがヒットした。宗教上の理由で引用はしないが、2006年には最低価格3パック80円台だったのが、2011年には30円台になったという。ちょっと価格破壊しすぎではあるまいか。実際、業界4位のくめ・クオリティプロダクツ倒産し、「くめ納豆」の商標権を手放しているという。

業界4位ですらこれである。このまま納豆の安売り競争が続けば、体力のない納豆専業メーカーは全滅し、われわれを待っているのはミツカンのにおわなっとうが支配する無臭世界である

安売りの納豆ばかり食っていてはいけない。納豆業界明日のために、あえて割高な高級納豆を選ぶべきなのだ

…と思って調べたら、90グラム600円の高級納豆発見してしまった。いや、納豆1パックにその値段はちょっと

2013-07-08

美食家が料理を繁栄させ、食材を滅ぼす

結構から騒がれていたウナギがもう限界近いらしい

ニホンウナギがどれぐらい終わっているのかについての図 - Muchonovski always get it wrong

http://muchonov.hatenablog.com/entry/2013/07/03/210532

初の“うなぎ蒲焼き状”の鶏肉、価格高騰の中で注目の代替品に新顔。 | Narinari.com

http://www.narinari.com/Nd/20130722202.html

生き物を食材として全て食い尽くすとか何処の未開拓人だよとか思ってたんですけど、

まさか日本で見られる(予定)とは思って無くてビックリしました。

ウナギって食い尽くされるほどうまいですかね?

1回食べて、「あ〜まあうまいんじゃない?」ぐらいのレベルだと思うんですけど、

美食家の方達によるとそうじゃないらしい。


爪楊枝を加えてシーシーしている美食家を前に

ウナギの旨さがわからない」等と口を滑らせてしまうと、もうおしまい

美食家がシーシーしていた爪楊枝を放り投げ、まるで獲物を見つけたウナギのように目を黒々と光らせて詰め寄ってくる。

ふがふが鼻息の荒くしながら「お前は本当にうまいウナギを食ったことがないんだな、可哀相に。俺が食わせてやるよ」と、臨戦態勢に。

「あれやこれや、ウナギの何処が上手い、ここが他と違う。彼処の店のウナギを食ってみろ。」と

ウナギのようなつかみ所のないヌルヌルとしたご高説を承り、仕舞には

ウナギは滋養強壮栄養豊富、一匹食べれば1000万メートル」などと某グリコキャッチコピーでチャンチャンときたもんで。

「はあ、そうだったのか、自分馬鹿だったのか」とぽっきり心の串が折れた日には、

ウナギは美味いと言う認識が頭に伝染して、食わずしてウナギ美食家の一丁出来上がりときたもんです。


ウナギ美食家1人が10人になり、10人が1000人になり、そのまま1億人がウナギ美食家になってしまい、

ムシャムシャ食べられ続けたウナギはそのまま絶滅。後の時代ウナギ絶滅事件の事を、ネズミ講ならぬウナギ講と呼んだとか。


そうだ、元はと言えば土用の丑の日を作ったエレキテルさんが悪いに違いない。

と思ったものエレキテルさんは獄中で死亡し、檻に焼かれて蒲焼きになってしまったそうな。

その後、ショボショボと炭火焼の様な形で御用もないのに土用の丑の日は生き続けていたらしいが、

近年になってウナギ養殖業者と美食家が「客寄せのためにウナギを使った土用の丑の日文化をもう一度!ワンモア!」と

ウナギカムバックキャンペーンを発展させたところコレが大いに受けてしまった。

美食家達にウナギが美味いと洗脳された一般市民は遂に、

ウナギを食うのは土用の丑の日?そんなもん元から土曜に食ってないか関係ないだろ?」と暴徒化してしまい、

水中に隠れたウナギをこれでもかこれでもかと掴み取り、躍り食い、炙り焼き。

難なく逃れた最後の一匹は2014年5月に確認されたきりとなってしまった。


やはり美食家が悪いな

2013-07-02

http://anond.hatelabo.jp/20130702151613

少年向けライトノベル少女向けほどファンタジー偏重じゃない。

最近ファンタジーがやや復権してきたとは言え、2000年代以降の主流はやはり学園物だった。

ただ、アマチュアWeb小説の分野では、近年

世界転生・召喚が一種のテンプレートとして多用されているので、

元増田はそれを念頭に置いているんだろうとは思う。

2013-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20130701162900

Wikipediaより引用・要約

最低賃金への批判

最低賃金は、本来労働者が持つ価値以上の給料の支払いを経営者に強いるものなので、かえって低賃金雇用を減らし、労働者失業させてしまう。



批判に対する反論

生産性の向上や、転職の抑止のため、雇用者は水準より高い賃金労働者に与えがちである。そうした賃金上昇に吸収され、最低賃金の上昇は予想ほどの悪影響を与えない。

最低賃金の上昇は、短期的には低賃金労働者が担う産業を壊滅させるが、長期的には産業高賃金のものへとシフトさせ、生産性を増大させる。

企業はその立場を利用し、賃金の不当な値下げを行う。最低賃金法はそうした状況を改善するのに役立つ。

生活保護よりも最低賃金が高ければ、失業者は職を探すようになる。



実証

雇用の縮小の効果が出るような大幅な最低賃金の上昇をした例がないため、その影響を判断できるような研究はない。



近年理論

最低賃金を緩やかに引き上げることで、低賃金労働者の福利を増進させることができる。

アメリカに限った話だが)ここ40年間のインフレの影響で、実質的最低賃金はかなり低くなっている。ある程度の最低賃金の引き上げであれば、予想される最低賃金の悪影響は顕在化しない。

労働者という財は、通常の財と比べてはるかに複雑であるので、最低賃金の多少の上昇は労働需要を減らさない。

2013-06-30

ATOKランチャーである

IMEinput method editor略称で、機能としては「かな漢字変換」だけを有するものと思われているが、

ATOKのような多機能IMEのばやい、もっと広い用途に使っている人も数多い。やばい業界人であれば、

ATOK is launcher.は、Yes We can比肩するくらい、もはや常識と言って良いくらいだ。

詳細な実用例は他誌に譲るが、単語コメントを用いれば、言葉辞書的な意味、注意点、豆知識などかなり広範な用途に利用できるのは知っておいて損はない。

また、辞書ファイルから単語一括登録によって、プログラマブル辞書登録も可能と言える。近年では、ATOK Syncも地味な盛り上がりを新たに見せている。

とりわけ、受験生学習のお供にATOKを活用するといいだろう。ATOK連携したジーニアス電子辞典を活用できるだけでなく、

上記のランチャー的使い回しを覚えておけば、今後の人生勉強にも活用できることは請け合い。

電子辞典しか使わない人間には、語学学習に役立つ程度の認識だろうが、決してその応用範囲は語学にとどまるものではない。

老婆心ながら一点言い添えておくが、一括登録でマージされた辞書ファイルは、

ATOK2013であれば、%UserProfile%\AppData\Roaming\Justsystem\Atok26\ATOK26U1.DIC 等に保存されている。

これを単語の一括出力により、単語コメ含め全単語の全情報テキストファイルに変換でき、これなら他ソフト整合を保ちやすい。

例えば、Gmailのラベル重要マークを、単語コメに仕込ませる。単純なようだが、強力な可能性を秘めている。

2013-06-26

日本人は高齢で子を産めるように進化していく(かもしれない)

 高学歴化で初産の年齢が上がったってことは、これまでの時代より「高齢の初産で子を産めるか否か」という淘汰圧がかかってる状況なわけで、あと何世代か後には高齢でも子を産める個体割合が増えてくる。それも「進化」、微視的だけど。他の条件が一定なら、医療技術進歩しなくても、何世代か後には不妊治療成功率は上がるだろう。つまり、そういう遺伝子をもつ人しか子孫を残せないので。

 不妊治療は、淘汰圧を弱める=遺伝的特性からくる子孫数の違いを「ならす」ように用いられている。進化を遅らせているわけだ。それが良いとか悪いとかい価値の議論はしたくない。技術というのは古くから生物学的な特性に逆らったりカバーしたりするために発達してきたものだ。

 ただ、現状を面白いなと思っている。近年で、人間にかかる淘汰圧がここまで露骨に変化したことは少ないんじゃないかしら。つまり遺伝子を残せるか否か、ということに関する条件が、こんなに大規模な範囲で短期間に変わったことは。

 「面白い」なんて、今、頑張っている個々人には申し訳ないような気もするけど、何と言おうと、私たち個人は進化の前では遺伝子の組み合わせの一試行しかなく、しか自分自身にとっては唯一の体験である、という非対称性があるのでしかたない。厳然たる天然たる…。

ブログ止めてしまって書くとこないし、Twitterだと細切れになっちゃうので、増田にツラツラ書かせてもらいました。)

2013-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20130619085145

ソースって…。

日常的に海外ビジネスマンとかエンジニアとかと触れ合ってたら嫌でも実感せざるを得ないと思うが…。

「負け続き」が納得いかないとして、逆に近年日本が勝てたケースってなんかあるか?無いだろ。

2013-06-14

「生まれない方が良い」の現代性、正当性

子供を作るのは鬼畜所業。それか馬鹿http://anond.hatelabo.jp/20130613154103

はじめに言っておくと全面的に同意する。

ずっと自分も考えてきたことだった。

そのうえで、この「生まれない方がマシ」というこの主張は時代性というか、現代体現しているように感じる。

なお、他の「生まれない方がマシ」言説として、学術レベルではこんなのがある。

http://www.amazon.co.jp/Better-Never-Have-Been-Existence/dp/0199549265

この人は比較最近知ったのだが、2ちゃんねるでもスレが建てられるなど、徐々に認知度は上がってきているらしい。

あとシオランは有名だよね。

話を戻すと、はっきり言って,少しも異常な議論だとは思えない。

快を善とし苦を悪とする功利主義的前提を徹底すれば不可避的に行き着く結論だからである

そしてこの前提、そして言うまでもなく「他者危害原則」が現代スタンダードからである

他者危害原則は、普通愚行権(「他人に迷惑かけなければ何やってもいい」)という話だが、裏を返せば「他人に迷惑かけることはしてはならない」ということでもある。そして、出産とは根源的な他者危害行為である

というか、他者の存在のもの害悪なのだ

「生まれない方が良い」の現代

すでにその一部を書いたところだが、根本的には「ネオリベ」。これに尽きる。

「なんだまたはてサか」と思わずに聞いていただきたい。

話は簡単である

現代とは、社会の改良(福祉的な方向での)に対する希望がまったく失われた時代である

というか“社会存在しない”ので、そもそも改良することも、異議申立てをすることもできない。

こうして一切が「自己責任」となるなか、昨今の科学的知見は、遺伝子・幼少期の環境といった本人にどうしようもないレベルで「人生運ゲー」というミもフタもない事実を、私たちに突きつけてくれる。つまり自己責任」とは自由意志がどうのといった話ではないのである

資本主義はもう近代自由主義とも無関係になってしまった。

しかし、唯一これだけは私の責任ではないと主張できることがある。

しかもそれは事前に防げたことである

もちろん、生まれたことである

まずはこれがひとつ

(なお、これに対し、「現に生きていることをもって出生の事後承諾とみなす」という主張が考えられる。裏を返せば「生まれたくなかったんなら、死ねば?」というわけであるしかし、自らの意志によって生まれたのでない者が、自らの意志によって死なねばならないとは甚だ不条理である。というか、この場合、死に方については論議できない。つまりその人が「大量殺人を犯して死刑になる」という死に方を選んでも文句は言えない。実際、この種の通り魔たちは<生まれない>という行為?に及んだのだと私は考えている。私のいう<生まれない>とは、あらゆる自発性・主体性能動性の拒否であり、したがってその者は「生かされる」か「殺される」しかない)。

自我に倦む

現代自意識肥大していく時代である

これはさまざまな要因が絡んでいるが、ぱっと思いついたものを挙げるとこうなる。

①個人化

生活上の選択肢の爆発的増加

生活の具体性の消滅

最後のものだけ説明すると、人類は生まれてこの方、空間時間を縮めることに専念してきたといえる。

少しでも速い移動手段を求めた。空間を均質化し、通信技術を発達させ、どこにいても同じように振る舞えるようになった。

あらゆる場所は「ここ」になり、あらゆる時は「いま」になった。

「いま、ここ」とやたら耳にするように、実のところ時と場所とが極限までに抽象化されてしまった。

こうして「私」が場所と時にかかわらず重要になったのだ。

ところがこの「私」とは主観的には唯一存在だが、客観的には「いま」「ここ」と同じくらい抽象的なものである

まり「私」にも何ら内実は伴わない。

自我の内実を埋めてくれる具体的な生活空間経験は、多くの現代人には得がたいものになった。

やがて人々は「私」にウンザリし始めた。

思えば、多くの娯楽作品が「私の抹消」を描いてきたのは、偶然だっただろうか?

このテーマ近年になって伊藤計劃ハーモニー』が完成させたのだが……私自身の話をすると、自分のなかの「モヤモヤした気持ち」を「生むという鬼畜外道所業発見」にまで至らせてくれたのは、ほかならぬこ小説であった。

英語でも日本語でも、生誕は受動態で語られる。

では、人間はい能動態になるのだ? 

あるとき「なった」と勝手に見なされるだけだ。現代人は何よりもまず、自由を強制されている。

自由の強制から逃れ、自由から自由になるために、「生まれないこと」を要求する人は今後も増えるだろう。

2013-06-13

世渡りうまいバカは世界定義するのがうまい

というのが近年来の結論なのだよね。ハイデッガー世界・内・存在を引き合いに出すまでもなく、近年AR技術進歩はそのことをかくも見事に裏付けている。

君たちはこうビデオゲーム世界の中で、言い換えればファッションとして楽しんだりするであろう。だがしかし人生というクソゲーを一皮剥こうとあがく代わりに、オブラートに被せるというかフィルターをかけるというか枠にハメこむ。

それがAR(拡張現実)の思想である。ほら人生生活ゲーム感覚で楽しくできたらいいなみたいな?でも問題はそのゲームの質なんだよ。

うまく出来てないとすぐ飽きる。人生は長い。さてどうしたものか。これはね、世渡りのできるバカにしかできない芸当な訳w換言すればあいつらは世界定義するのがうまい

たとえば自分以外みんな敵って考え方は社会に非適応である、と論じ立てたところで当人の中ではきちんと折り目ただしくロジックが組み上がっているのね?

言うなれば社会に参加してはいるけれども、よくよくみるとソイツは全く違うゲームをやっている。なんてこったい、まったく違う人生を生きてたのかお前。

それを我々は「強いゲーム」と呼び習わしている。強い完全性、弱い完全性。強い仮説、弱い仮説、強順序、弱順序、もごもご。

鏡の後ろ側に回ってみると何が見えるんだい?それを是非ともしりたいものだ。滑らかに現実社会と接合しているのにもかかわらず、その裏側では全く別のドラマが起きている。

また本人の主観的には人生とは全く自由気ままなものなのだpn接合なのだ

2013-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20130610230517

メンズだと、近年だと、といってももう10年くらい前か、仮面ライダー龍騎とかシュリケンジャーがプリントされたパジャマみたいな柄のシャツとか、太陽柄(そうとしか言い様がない凄い柄)のセットアップだな。

レディースでは、つい最近だが日の丸の服とかかな。

いずれも、後生大事に着る服なんかではなくて、流行に真っ向から立ち向かって、敗れさる、そういう滅びの美、一瞬の花火のような、前衛芸術だな。

http://anond.hatelabo.jp/20130610000012

近年、海底資源のお陰で重要になってきた「ほぼ無人島」と

火事場泥棒が明らかで、以前から住民が居た北方領土の違いを言いたかった

国際社会に向けて啓蒙したいならこっちだと思うんだけどな

2013-06-09

http://anond.hatelabo.jp/20130609101728

チビ精神的余裕がないからね。

から普通の人のように常にその場の空気を読んで、

時にはわざと折れて譲歩したり、時には強くでたり

時にはへらへら笑われ道化役になったり、時にはかわしたりと

柔軟な対応で世の中を渡っていくことができないんだな。

常に自分が上に立とう、自分がいい思いをしようの一辺倒だから

次第に世間から疎外されてしまチビが多い。

近年の代表例が内柴。

2013-06-08

http://anond.hatelabo.jp/20130607215019

こういう人ってなんで相手に子がいない人って思い込むんだろう…

子育て終わって孫がいる人だって注意する人いるよ。

近年の子育て世代って自分勝手な人多いよね。

混雑した電車バスベビーカーとか、ファミレスからって騒いでも当たり前とか、

私や私の親世代ではあり得ない状況だわ。

怒られて相手を恨むとかも。

http://anond.hatelabo.jp/20130607215019

2013-06-02

http://anond.hatelabo.jp/20130602021412

横だけど、wikipediaの「日本学校制服」の項見てたら90年代以降がカオス

女子中高生顧客に持つ衣料品メーカーイーストボーイなど一部ブランドには「なんちゃって制服」の需要を見込んで、一見したところ制服風のブレザー、リボンタイつきブラウス、プリーツスカートワンポイント入りハイソックスなどを販売しているところもある。またこれはファッション史の見地からは正統派のリセファッションと評価されている。

(中略)

近年日本におけるこのような制服ファッション化は、日本国外でも注目されており、フランス雑誌Japan LifeStyle』における言及、「日本女子高生制服は自由の象徴」といったパリ娘たちの意見[7]や2009年Japan Expoにおける制服ファッションの前年比での激増[8]、ファッション誌に常に制服が特集されているタイ王国[9]、バンコク2009年3月に開催された制服ファッションイベントカワイイフェスタ」の開催などに、その注目の度合いを見ることができる。

リセファッションはともかく「日本女子高生制服は自由の象徴」って。

制服ってもしかして着崩してテンプレから逸脱してこそ正義なんじゃねえのかこれ。

http://anond.hatelabo.jp/20130602004021

ちなみに扁摘はごくごく低年齢の乳幼児期でもなければ免疫に影響はないというのが近年医学見解らしいので

単に風邪を引きやすい体質または生活習慣なだけの可能性が高い

2013-06-01

ワタミ社員、元社員の方に向けて

link:「ブラック企業」と呼ばれることについて - わたなべ美樹(ワタミグループ創業者)公式サイト

http://www.watanabemiki.net/journal/post-475.html

 

仮にこれらの数字が本当だとしても、それは叩かれるようになって必死改善(隠蔽?)した結果だろ?

それをさも最初からブラック企業と呼ばれる云われはありません。」というような語り口で語るコイツ厚顔無恥さに心底反吐が出る。

 

コイツ経営者として偉そうな口を挟んでくる限り、ワタミなんか絶対使わない。

ブラック企業汚名を本気で返上したいんだったら、方法は簡単だ。

お前がワタミをやめろ。

 

最近ブラック企業新参したユニクロ会長は、一度ユニクロ経営の第一線を退いている。

まあすぐ戻ってきたんだけど。

その点この人は会社客観的に見ているし、私利私欲ではなく純粋会社社会の事を思ってやってる感じがする。

悪気はないブラックというか。

しかワタミユニクロとは違う。ゲロ以下の匂いがプンプンする。

 

普通に考えて、これだけ叩かれてたらもう会う人会う人「ブラック経営者だ。」って思ってるわけでしょ。

それを恥ずかしげもなくこれだけメディア露出して、夢とか愛とか言っちゃう。。。

果ては、「そもそもブラック企業と言われる筋合いはない。」と。。。

 

スマン、長くなったが、ここからが本題で、言いたいのは

ブラック企業駆逐したいんだけど、それには外野でやいのやいの言ってる俺らじゃダメだ。

中にいるワタミ社員(もしくは近年退職した方)、君の力が必要だ。I WANT YOU!!」

ってこと。

 

まず君に言っておく。

この会社おかしい。

君は全然おかしくない。

怖がることはない、この社会はある程度おかしものおかしいと言える社会になってきつつある。

言えるのに言えない。

「でも、、、」って自分を納得させる言い訳を用意して、おかしいと思ってきた数々を封印してしまってはないか

情報遮断されてないか長時間労働で思考は低下してないか?変な誓約書を書かされてないか?売上さがったとかや些細なミスなど、弱みにつけこまれてないか?(本当は弱みでもなんでもないんだが。)、洗脳されてないか

もしくは少し昔までこういう状況だったんじゃないか

 

ワタミに将来はない。

売上のことは知らん。ただこの人がトップに居る限り、社会的信用はこれからもずっと地を這うことになるだろう。

君がその汚名を背負い続ける必要はない。

 

告発しよう。

彼の言うペテンで状況は変わらない。死んだ人は帰ってこない。心を壊して辞めていった人も報われない。

君の力だけが、この会社を、関わる人々を救える。

応援する。

君が考えているよりも、ずっと多くの人が応援してくれるはず。

 

なぜこんなことを言うのか?

コイツ自民党から擁立されたニュースを見て寒気がした。

このままではマズイ。

できることは少ないが、できることしなければと思ってエントリーを書いた。

 

【追記】-------------------------------

政治家を目指す人を身近に一人知っているが、とても誠実で、心底社会を良い方向に変えてやろうと思っている尊敬できる人だ。

(ちなみに今年の参議院選では維新の会から出馬する)

彼がいて、人生で初めて真剣政治を考えるようになった。

やはり政治家の力は強大だ。

国民代弁者となる人だからこそ、もっと真剣に考えないと。

あの会長に代弁させて本当にいいのか?って。

2013-05-29

まねして本の紹介 その1

http://yuma-z.com/blog/2013/05/student_books/ という人のエントリを見て、自分も(学生じゃないけど、)読んで楽しかった本をまとめてみたくなった。

この長い本の紹介を読んで、読んでくれる人や、ほかにおもしろい本を紹介してくれる人が続いてくれたら自分はうれしい。まだ微修正中で、加筆・修正するかもです。

これから紹介する本の順序について、あまり意識していないけれど、なんとなく読んでいる人が多そうな順。下に行くにつれて、読んでいる人が少なくなっていくと(書いている自分は)予測してます

このエントリで紹介するのは以下の本です。つづきは http://anond.hatelabo.jp/20130530045256 で。

火車

宮部みゆきさんの小説。一人の女性が婚約後にいなくなってしまう。主人公はその女性の捜索を頼まれて、懸命に消息を追う。そして、調べていくうちに、現代資本主義社会の底しれぬ闇が見える――。

とても有名な作品で少し前にテレビドラマにもなったようだ。物語の始まりが冬の寒い時期のせいだろうか、自分は冬の時期に読みたくなる。三日間くらいで読了できるとおもしろさが持続すると思う。

読まれる方は、Wikipediaのあらすじにネタバレの要素があるので注意されたい。Amazon書評にも、ややバレる要素があるかな。この小説についてはあまり詳細について語ると魅力が半減してしまう気がする。読まれる方はできる限り事前の情報収集を避けて読んでください。

フェルマーの最終定理

1995年にそれまで350年にわたり証明されなかったフェルマー予想が証明された。そのフェルマー予想をテーマにしたノンフィクション。著者はサイモン・シンさん。翻訳は青木薫さん。

著者のサイモン・シンさんはこの後紹介する「ビッグバン宇宙論」においてもそうだが、説明がとても丁寧だ。わからないことを教えてもらおうとして、わかっている人に聞いたときに下手な比喩でたとえられて、全くわからないという経験をした人は自分以外にも大勢いるだろう。サイモン・シンさんの比喩はわからないという気にならない。なぜなのだろうか。

数学テーマにした本なので、数学が嫌いな人は手に取ることもないかもしれない。しかし、そういう人もぜひ読んでみてほしい。というのも、この本は数学の「問題そのものを解く」ということが主題ではないから。むしろ数学の問題はどのように生まれるのか、それを解こうとして350年にわたり数学者たちがどのような試行錯誤を続けていったのか、そのもがき苦しんだ歴史の本だからだ。

海外の本はしばしば翻訳調とでもいうべきか、文が堅く読みにくい感じがすることもあるけれど、この本はとても翻訳が丁寧で読みやすい。青木薫さんのすばらしい仕事だ。

自分は単行本ハードカバー)で読んだ。文庫版だと新しい翻訳者あとがきなどがついているかもしれない。

一九八四年

ジョージ・オーウェルが書いた小説ユートピア物質的・精神的に豊かになる、健康長生きできるといったような人間社会幸せで良い方向に向かう社会小説の反対、ディストピアを描いた小説

ここまで暗く描かれるとむしろ読む方の気分は明るくなるような、そんな気にすらさせてくれる小説。ただし、それは読後の感想であって、読んでいる最中は暗いままだけれど。

村上春樹さんの1Q84はもしかしたらこの小説に関連があるのかもしれない。今ググったら、どうやらそうらしい。自分は村上さんの方は読んでいないので何も言えません。(すみません

この小説が書かれた時期も意味があるし、この小説の中で登場するニュースピークという言語体系の設定は、そもそも言葉とは何なのかを考えるきっかけにもなるだろう。

火車と同じくWikipediaはあまり見ないで読み始めた方がよいだろう。

将棋の子

大崎善生さんの小説純粋小説というよりも何割かはノンフィクションかな。

自分は将棋のことは駒の動き方くらいしか知らないのだが、羽生善治さんやほかにも何人かくらいは将棋指し(棋士)の名前を知っている。この棋士の方々は、奨励会という将棋プロ養成する機関の中で勝ち上がってきた人たちだ。勝ち上がってきた人は晴れて棋士になるわけだが、では、「敗れ去った人たち」はどうしているのだろうか。その人たちをテーマに据えた小説だ。

この小説はけっこうずしりとくる。最初に挙げた宮部みゆきさんの「火車」は小説範疇ということもあるせいか、なんとなく怖さを感じることはあるが、現実的な切実さ、哀しさまでは感じないかもしれない。この「将棋の子」は、何かを一生懸命やってうまくいかなかった人の哀しさがよくわかるし、そういう体験をしてきた人(あるいは今そういう一生懸命何かに取り組んでいる最中の人)にはこたえるものがある。

冗談でしょう、ファインマンさん

ファインマンというアメリカ物理学者自伝エッセイ集。著者はリチャード P. ファインマンさん。翻訳は大貫昌子さん。この本もすばらしい翻訳だ。

エッセイ集ということもあって、好きなタイトルから読み始めることができる。エッセイ集なんてつまらんだろう、などと思っている人は読んでみてほしい。物理学者とは思えない言動の数々と、物理学者からこその言動が少々。そして、その間に驚かされるような洞察が垣間見えるのだ。場合によっては論語みたいな読み方もできるかもしれない。

全般に明るく楽しく描かれているけれど、これは意図的なものだろう。第二次世界大戦のロスアラモ時代には、自分の心にとどめるだけの悲しい出来事も数多くあったのではないか、と自分は想像している。

最後の「カーゴ・カルトサイエンス」の節はできれば最後に読んでほしい。この節だけは特別だ。物理学がわかれば、もっとファインマンさんのことをよく知ることができるのだろう。それができないのは残念だ。

プー横丁にたった家

プー横丁にたった家」は「くまのプーさん」の続編だ。「くまのプーさん」というと、単なるハチミツが大好きな黄色っぽいクマだと自分は思っていた。そうではなかった。

この本は子供向けの童話だと思われるかもしれないが、読んだことのない大人の方も読んでみてほしい。自分も大人になってから読んだ。著者はA.A. Milne。翻訳は(童話ジャンルでは高名な)石井桃子さん。

プーさんはもともと、著者が自分の息子に聞かせるためのお話だったようだ。こんな話を子供時代に聞かせられたらすごいことだ。

ところどころでプーさんが代弁する著者の考え方は、Amazonレビューにもかかれているけれど中国の思想家のような、どこか超然としたところがある。このクマがほかの動物たち(と一人の子ども)に向かって話しかける姿が良い。それとプーさんと行動をともにするコブタピグレット)が健気だ。自分は大人になってから読んだせいか、出てくる動物たちの役割に目が向いた。すなわち、物語の筋よりもおのおののキャラクター人間のどういう面を強調したものなのかを考えてしまいがちだった。子供の頃に読んだならば、もっと無邪気な読み方ができただろうと思う。

ビッグバン宇宙論

サイモン・シン氏の2作目の紹介になる。翻訳も前に紹介した「フェルマーの最終定理」と同じ青木薫さん。(本自体は「フェルマーの最終定理」→「暗号解読」→「代替医療トリック」(共著)→「ビッグバン宇宙論」、で四冊目だ)

大人になるにつれて、子供の頃に「なぜだろう」「どうしてだろう」と単純に不思議に思えたことへの興味がだんだん薄れていくと思う。すくなくとも自分はそうだった。どうして鳥は飛べるのに人間は飛べないのだろう、なんでお風呂に入ると指がフニャフニュになってしまうのだろう、どうしてテレビは音が聞こえたり絵が見えるのだろう、泥だんごはうまく丸くなってかちかちに固くなることもあるけど、そうでないこともあるのはなぜだろう、カブトムシはかっこいいけど、クモはすこし気味が悪いのはなんでだろう…、などなど。

そういう疑問の中で、人間がずっと追いかけて考えてきた疑問の一つが「この人間が生きている空間はどういうものなのか」だろう。その考え方の歴史をまとめたものがこの本だ。この本をひもとくと、この百年の間に予想もし得ないことが次々に見つかったことがわかる。ビッグバンという言葉ほとんどの人が知っていて、宇宙は一つのから始まったと言うことは知っているだろう。意外に思えるけれど、今から百年もさかのぼれば、ビッグバンという言葉すらなく、そう考えている人も科学の世界において異端扱いされていた。

宇宙論という非常に大きなテーマを扱っているため、「フェルマーの最終定理」よりも分量があって読むのが大変かもしれない。ただ、自分が読んだ単行本ハードカバー)には各章にまとめがついていて、おおまかな筋はそこを読めば追えるように配慮されていた(これはうれしい配慮だ。)文庫版のタイトルは「宇宙創成」のようだ。

読み終わったら、ぜひ上巻のカバーと下巻のカバーのそれぞれの色に着目してほしい。

モンテ・クリスト伯

今まで見てきた本を読むとわかるかもしれないが、あまり自分は昔の小説を読むことがなかった。一つには風俗文化が違いすぎて、いまいちぴんとこないからだろうか。そう思って昔の小説を読むことがほとんど無かったけれど、このモンテクリスト伯おもしろかった。著者は三銃士でおなじみのアレクサンドル・デュマ。翻訳は竹村猛さん。自分は上に挙げた岩波少年文庫版を読んだ。

復讐劇の代表的な作品だそうだ。「それってネタバレでは?」と思う方もいるかもしれない。そうと知っていてもやっぱり楽しい。引き込まれるようなおもしろさがある。

少し前に「レ・ミゼラブル」が映画になって、そちらの原作も良かった。境遇何となく似ているのだけれど、「レ・ミゼラブル」が愛の物語なのに対して、モンテ・クリスト伯純粋復讐劇だ。その痛快さ。モンテ・クリスト伯超人的な活躍が楽しい

自分はまだ一回しか読んでいないせいか、下巻の最後の方のあらすじはうろおぼえになってしまった。もう一度読む楽しみが増えた。今度は岩波文庫版で読もうかな。

喜嶋先生の静かな世界

森博嗣さんの小説。もともと「まどろみ消去」という短篇集の中に「キシマ先生静かな生活」という短編があって、それを長編ににしたものだ。

(科学系の)研究者世界とはどういうものなのかを丹念に追った小説であり、若干の事実が含まれているのかな?と思っている。森博嗣さんは某大学研究者であった(今では退職されたようだ)人で、その知見がなければ書けない小説だろう。

Amazonレビューを見たら、「自分には残酷小説だった」というレビュー内容もあった。自分は、心情、お察しします、という気持ちだ。ただ、主人公は喜嶋先生と出会えたことは僥倖だったに違いない。この小説の中で登場する喜嶋先生名言は、本家よりもむしろ心に残る。

自分の中では「将棋の子」と双璧をなす青春小説だ。

謎のギャラリー

北村薫さんが選ぶミステリーを中心とした選集。あるテーマを設定して、そのテーマの中で北村さんが編集者と対談形式でさまざまな物語を紹介していく形式だ。テーマは「リドルストーリー」であったり、「中国の故事」であったり、「賭け事」であったりと様々だ。

編集者との対談は実際の編集者ではなくて、北村さんが頭の中で生み出した架空の「編集者であるけれど、この対談がとても読んでいて楽しい気持ちにさせてくれる。いろいろな本が紹介されて読みたくなる。そういう罪深い(?)本だ。これを元に幾冊か叢書が組まれた。

その叢書の中で、自分が気に入ったのは「私のノアの箱舟」と「なにもない猫」だ。このシリーズはまだ全部読んでない。だから、気に入ったものは変わるかもしれないし、増えていくだろう。

自分は中国の故事や旧仮名遣いの本は読みづらく感じてしまうので、「真田風雲録」は読めないかもしれないなあ。

伝記世界を変えた人々 (いろんな人の伝記 図版が多く読みやすい)

海外の人を中心にした伝記シリーズ。主に子供を対象としているためだろうか、シリーズ全体として、文は平易で図や写真を多用している。そう書くとありきたりな伝記に思われるかもしれないが、装丁、ページの中の文と写真の配置の良さが際立つ伝記集だと思う。

全体として、割とマイナーな人も取り上げていたりするし、平和に貢献した人たちを取り上げている点も特徴だろう。気になった人がいたら、その人を読んでみてほしい。

星新一 一〇〇一話をつくった人

星新一は、多くの人がショートショートと呼ばれる一連の作品群で読んだことのある作家だろう。その人の評伝だ。著者は最相葉月さん。

星新一さんはその作品を読むとところどころに冷徹さが垣間見える。その冷徹さがどこから生まれたのかがわかるだろう。もともと幸せ境遇に生まれ育ったが、途中からどうしようもない災厄に見舞われるからだ。それだけが冷徹さの理由ではないだろう、ほかにもこの本を読めば思い当たる点がいくつかある。それらも書くと紹介としてはやや度が過ぎるのでやめておく。

最後の方で著者は有名な芸能人にもインタビューする機会を得て、実際に星新一さんについて尋ねる。そこも印象に残る。その芸能人はちょうど星新一さんの逆の人生をたどるような状況になっている。

自分はこの評伝を読んで、がぜんショートショートに興味を持つようになった。

リプレイ

SF小説はあまり読んだことがないのだけれど、この小説は良かった。著者はケン・グリムウッドさん。翻訳は杉山高之さん。

SFのよくある設定として、「もし過去に帰ることができるとすれば、その人の人生はどう変化するのだろうか」というものがある。その王道設定を利用して、すばらしい小説になっている。

この小説が書かれた時代1988年なので、やや風俗文化の描写が21世紀の現代と比べて現実離れしている点があるけれど、それを差し引いてもすばらしい小説だ。

まりあらすじをかかない方がよいだろう。http://anond.hatelabo.jp/20130530045256 で紹介する「心地よく秘密めいたところ」と全然違う話なのだけれど、自分には似たものを感じる。

自由への長い道

この本は近年読んだ中で最も良かった。

自由への長い道は南アフリカ共和国アパルトヘイト人種隔離政策)が撤廃されるまで闘った人々のノンフィクションだ。著者はネルソン・マンデラさん。翻訳は東江一紀さん。

アパルトヘイトという言葉とその意味何となく知っているけれど、それが具体的にどんなものかを説明できる人は日本の中で多くないのではないかと思う。ネルソン・マンデラさんとその仲間たちは、それをなくそうと政治活動を繰り返す。そしてその度に時の政府の激しい妨害に遭い、その結果そういったグループを作ること自体が違法になり、グループの首謀者たちは収監されてしまう。そこからが圧巻だ。

いかにしてそういう逆境の中で自分の政治信条を保ち続けるか。自分たちの仲間を増やして支持を広げていくか。そして時の権力機構に対して、アパルトヘイトの「非道さ」をアピールし、撤廃にこぎつけるか――。

仲間の反乱分子スパイへの対処国際社会へのアピールなど、常人には思いもよらない方法アパルトヘイト撤廃に向け前進してゆく。ところが、前進したと思ったら後退したりすることが何度も繰り返されるのだ。

この本はネルソン・マンデラさんがアパルトヘイト撤廃後の大統領に選出された直後に出版された本なので、結末に近づくにつれてかなり筆が鈍って、慎重な言い回しが増えていく。現在進行形のことを縷々書くと信用問題になるからだろう。それでもこの本は読んでいて楽しい

この本を読んだ人は「ネルソン・マンデラ 私自身との対話」もぜひ読んでほしい。自分もまだ途中までしか読んでいないが、より素直なネルソン・マンデラさんの言葉と考え方がわかると思う。(「自由への長い道」についての言及もある。)

ほかにも映画インビクタス」や、「マンデラとデクラーク」など、映像作品もある。後者の「マンデラとデクラーク」は「自由への長い道」と同じテーマだ。ついでに、youtubeにあった国連広報映像日本語訳付き)もリンクしておく。


つづきは http://anond.hatelabo.jp/20130530045256 で。

2013-05-26

ゲーム会社の呆れる商魂について

任天堂マリオポケモンを使ったマイナーチェンジ商法。自社のハードで人気キャラクターを使った商売が多いものの、ハード売上が最近落ち気味。最近ではPS3ハード一位を明け渡した。似たようなハードしか作れずボリューム不足から他社ゲームの内容量が比例して低くなる負の連鎖株式会社ポケモンかいう高給マターリホワイト企業近年有名だが、ポケモンしか扱わないので非常に飽きやす社員によってはやりがいが全くない。しかし腐ってもホワイト企業。そのためかゲーム開発は近年旧作と似通ったものが多い。完全に守りに入っている。

コーエー無双の完全版商法猛将伝フリーモード入れればいいや。DLCにしてみました等。システム面もさることながら、史上最高峰という言葉が好きな割に稚拙ストーリーモードが有名な無双シリーズ能力バランス演義より且つ蜀贔屓で史実にほぼ忠実でない三國志等、

コナミパワプロの決定版商法。後でフリーズバグ改善すればいい。最近課金制始めました。毎シリーズなぜか特定の球団だけ最強設定になっている(例:セリーグ在阪球団)。

カプコンバイオハザードシリーズナンバリングが打たれる度にもはや「バイオである必要がなくなった海外FPSを意識したゲームシステム及び世界観、旧作スタッフを続々解雇する等しても未だ失敗に気付かない無能な首脳陣の横暴。逆転裁判シリーズに至っては当時でも画期的と話題になった裁判員制度採用して物議を醸した。基本的に新しいことがしたくて堪らないらしい。その結果がこのざまである

グリーガシャポン商法。何が出るか分からないクジ引きという画期的?なシステム採用するも実は当たりくじがなかったという人を小馬鹿にしたような商法が主力。またパクリ商法

任天堂の倒し方、知らないでしょ?オレらはもう知ってる」といったスタッフ迷言や他社製品酷似したゲーム最安値大量生産する中国的な会社。IT通信関係では近年稀にみる圧倒的な離職率の高さ、大量採用大量離職をやってのけ常に人材不足であり、技術不足が露呈していること、消費者庁からガシャポン禁止令が発布されたことで実はとんでもないブラック企業であることが判明。同業のDeNAにまで馬鹿にされる始末。

日本一ソフトウェア。超大作ラストリベリオンを引っさげクソゲー界に名乗りを上げたSRPG巨匠ディスガイアやりこみゲーが評価される一方でこのざまである最近ではなぜか「検索してはいけない言葉」に挙がっている。なお、2ちゃんねる界隈ではブラック企業としてかなり有名。

タカラトミークソゲー界の任天堂の呼び声高い老舗。ダメジャー三部作など10秒に一回笑わせてくれるお笑いストーリーが話題。システム面も勿論酷い。クソゲーマイスターゾイド人生ゲームなどの失敗から去年完全撤退を余儀なくされた。

ドリームファクトリー通称ドリフダメジャーを初め専門学校レベルと呼ばれるシステム面が有名。タカラトミー等の下請けとして活躍した。過去の栄光に縋りついていたが近年は多少見直されている。

アクワイア忍道天誅で有名。しか版権でよく揉める。金銭面にがめつい為、近年オンライン事業に着手。また過去の問題から他社ゲーを貶しているみっともない会社体質を持っている。あとバグが多い。

バンダイナムコゲームスアイマス商法を筆頭に課金商法および劣化移植商法。ゼノシリーズ等の版権商法。何も進歩しないシステム。常に金儲けだけ。集めた金でしょうもないイベント開催。テイルズシリーズではDLC商法が酷い。下請けの失敗は徹底的に叩くのに成功下請けから奪うやり方が有名で、版権を持って横槍を入れまくった挙句失敗すると責任下請けに擦り付けるなどヤクザ的な感性を持ち合わせた会社

SNKプレイモア。KOFシリーズサムスピメタルスラッグ等。作風が常に転換している。近年ではパチンカス揶揄されるパチンコ事業で裁判沙汰になる。過去の栄光はどこへやら。ネオジオ()。

セガ。自社のセガサターンや早すぎた次世代機ドリームキャストなどハード機が有名だった。湯川専務といったキャラクターが有名か。あまりにも早すぎた登場によって当時は殆ど理解されず埋没したが、近年は見直されつつある。

スクエアエニックスリメイク商法。ただハードを移しただけ。バグフリーズ改善は当然も今度は3Dグラフィックが問題に。過去の栄光に縋り移植を乱発。今年に入ってやっと完全新作に着手する模様だが、リメイク乞食は今年も健在。

2013-05-19

日本酒銘柄数が多すぎて、「豊富選択肢ワナ」に陥っている?

日本酒というのは、ビールなんかと比べると、銘柄選択肢豊富だ。

近年地ビール銘柄が増えてきたが、通常はいわゆる「ビール大手4社」から選択するだろう)

日本場合、こういう「選択肢が多い」というのは、「文化の豊かさの表れ」として

ポジティブ評価」な文脈で語られることが多いが、日本酒銘柄が多いことは、

日本酒の消費拡大には、本当に「プラス」なんだろうか?

5月16日の日経夕刊の金原瑞人コラムで「日本酒銘柄が多すぎて、選択に迷う」と書いてあるのを見て、

そう感じてしまった。

これは行動経済学なんかで言われていることだが、

「人々は、選択肢の数があまりに多すぎ、自分の処理能力を超える選択肢数になってしまうと、

 選択行動をやめる=消費行動をやめる」という傾向にある、と言われている。

メニューの数が5~6種類しかないサンドイッチ店と、メニュー数が20~30種類のサンドイッチ店では、

売上げは5~6種類の店の方が多いんだそうだ。

20~30種類もあると、メニュー選びに疲れてしまって、その店に行くこと自体を回避してしまうらしい。

・・・まさに、日本酒がこのような「選択肢が多すぎることのワナ」に陥っていないか

その点、ビールは「ドライ」を筆頭に、定番ブランドの数は両手で数えられる程度であり、

「そんなに銘柄選びに頭を悩ます」ということもない。

「食の豊かさの象徴」「いろんな銘柄を試す楽しみを味わえる」と、とかく日本酒銘柄バリエーションの多さは

ポジティブ評価されがちだが、行動経済学観点から

銘柄の多さが、『敷居の高さ』を感じさせ、入門者の足を遠ざけているのでは?」という

観点分析してみたらどうだろう?

2013-05-16

女性手帳の何がいけないのか?(反対派かかってこい)

女性手帳が話題になってしばらくたち意見は出尽くした感があるから僕もそろそろ書いてみる。

まず、僕は女性手帳に賛成です。

近年高齢出産による不妊症ダウン症の発生率の高さが問題になっている。これはテレビでも取り上げられていて、「卵子劣化なんて知らなかった」という言葉があったので、こういう大事なことはちゃんと教育しないといけないよなと思っていた。この記事を見たときは、「おっいいじゃん」くらいの感じだったけど、ネットを見てびっくり。反対反対の大合唱。何がそんなに問題なの?ということで、これから反対派の主張をひとつひとつ潰していこう。

理由1「少子化の原因は社会の問題である

これが一番多い理由だ。つまり、そんなものを配るより子どもを作れるような社会を作れよ、と。これは少子化に関して言えばその通りだろうね。でもね、これが女性手帳の反対の理由なのはちょっとずれてるんじゃない?女性手帳目的は「晩婚・晩産に歯止めをかける」であって「少子化を解決する」ではない。少子化の原因の”ひとつ”の晩婚・晩産の原因の”ひとつ”に妊娠出産の適齢期の無知があるから、それを改善しましょうってだけなんだが。Twitterを見ても「少子化」という観点で批判している人が多すぎる。もうちょっと落ち着いて考えようよ。

(参考)同じ意見の人がいた→【女性手帳】少子化問題と高齢出産のリスク問題は分けて考えて

理由2「一つの生き方押し付けるな」

「生む生まない、いつ生むは個人の問題で、国家が決めることではない」という主張。これは過剰反応というしかない。僕にはたか手帳が個人の生き方を決めるとは思えない。女性手帳のおかげで「若くして妊娠」という生き方を選んだ女性は、たとえ女性手帳がなくても、運よく情報を得ることができれば、その生き方を選んだはず。不幸なのは、そういった女性が知識不足のために高齢出産で苦しむこと。好きに生きたい人は”リスクを考えたうえで”好きに生きればいいし、その自由は憲法で保障されている。

この主張の代表は、弁護士伊藤和子さん。彼女人権問題にかかわっているから敏感なんだろうね。それにしても、この人の記事には「生き方押し付ける」や「上から目線」など感情的表現が多かった。「生き方を提案する」でいいし、政府施策を講じれば、すべて「上から目線」になるんじゃないか

(参考)「女性手帳」に感じる強い違和感の原因は何だろう。

理由3「そんなことは知ってる」

妊娠出産の適齢期・高齢出産危険性は周知の事実であるという主張だ。これはちょっと終わってる。それを知らない人が多いから、女性手帳をという話になったんでしょ。たとえば、今小学生女子が大人になった時に、教育女子手帳など)がなかったらどれほどの人がちゃんとした知識を得ることができるのか?今、テレビで取り上げられて問題になってきたからみんなが知ってきたのであって、ここ数年まで知らなかった人が多いのでは?(僕もその一人)自分が知っているからみんなも知っていると思い込んでいるんだろうか。残念な想像力

理由4「なんで女性だけ?男性にこそ配るべき」

ブロガーのChikirinさんの主張。要約すると、「女性はちゃんと人生設計を考えている。ナンも考えてない男子にこそ手帳を持たせろ。そして早くパパになる覚悟を持て」と。うんうん、女性がちゃんと人生設計を考えているのは本当だろうね。僕の経験から女子は真面目な人が多かった。一方、男子ははっきり言えばガキ。では男性手帳を作ったほうがいいのかというと、これは賛同できない。まず「パパになる覚悟」というが、手帳を渡されただけで覚悟ができるのか?知識は簡単に付く。手帳でもできる。さら自分のことだから女性意識も変わるかもしれない。しかし、パパになる覚悟はどうだ?そんな簡単に覚悟できるか?

男性の多くが「オレは20代でパパになりたい!」って考えるようになったら、自然女性出産年齢も下がりますよ。

これはただ当たり前のことを言っているに過ぎない。「子どもの多くが「勉強したい!」って考えるようになったら、自然学力も上がりますよ。」こう書きかえれば、仮定の部分がそもそもおかしいことに気がつくはず。その意識を変えるのが難しいんだろうが。たか手帳で変わると思っているとは楽観的すぎる。

この理由の最大の問題点は、男性意識の問題にすり替わっている点。女性結婚したいと思っても、男性にその気がない。だからナンも考えていな男性意識を変えましょう、と。なんと自己中心的な発想だろう。男性結婚する気がないのは、男性が悪いわけではない。結婚する気がないのは、結婚したいと思えるだけの魅力が女性にないか、そもそもまだ時期的に結婚する気がないかのどちらかだろう。ミスマッチというだけの話だ。ここで結婚できないのを男のせいにすると、さら結婚が遠のくということは知っておくべきだろう。

では、男性はいつまでもガキのままなのか?そんなことはないでしょ。それなりに遊び、仕事にも慣れ、収入も十分にある、家族を養えるようになって初めてパパになる覚悟ができるんじゃないのか?そのころには、女性が考えているよりもはるかに強い親になる覚悟を持っていると思うのだが。

(参考)これ以上、女性の人生を計画的にしてどーすんだか

(おまけ)

男性にも同じものを配ったほうがいい」や「男性妊娠出産の適齢期の知識は必要」という意見もあったけど、これはなかなか面白い。すでにパートナーがいる男性には女性が教えればすむ話なので、パートナーがいない男性女性手帳を配れってことなんだろう。未婚の男性が下手に知識をつけると、適齢期をすぎた女性敬遠するようにならないか?今までもそうだったかもしれないけど、もしこれが実現すれば、婚活市場における30代女性さらなる苦戦が予想できる。うーん、残酷

こうして見ると、反対する理由はないと思うんだけどなあ。まだ検討段階のようだけど、ぜひやるべきだと思う。女性手帳ではないにしても、妊娠出産の適齢期と高齢出産リスク医学的知識の普及は必要だろう。そういう観点で批判している人が少なかったように思えるけどどうだろう?なんとなく自分が悪者にされている気がする、責任押し付けられている気がするから反対しているんじゃないのか?どうだ?反論してみろ。

もう男向け・女向けの仕事紹介はやめろ

男向け=営業、女向け=事務という強迫観念はそろそろ捨てて欲しい。

からといって排外主義に徹しろとまでは言わん。

わが国の男尊女卑思想は大陸文化が浸透した結果だからな。

仏教伝来以降は男尊女卑社会であることは皆も知っての通りだと思う。

それだけに、いわゆる就職差別職業差別は無くさなければならない。

民主主義に転じてからのわが国の成長は著しく、近年は男女参画や雇用機会均等法などが制定されて

男性は、女性は、といった強迫観念はなくなりつつあると思っていたが、

採用サイト職安では未だにリクルーターが強く前時代的な強迫観念押し付けてくる。

男女参画だとか雇用機会均等法だとかは結局、建前でしかないのか。

男向け職業、女向け職業だと言って就職職業差別を行うのは結局、抑圧された環境を増やすばかりか雇用機会や被雇用者権利まで失わせている。

こういった仕事紹介は即刻やめるべきだ。

2013-05-15

現代日本競馬三国志

時は2013年

長きに渡り競馬界を支配したサンデーサイレンスは既に倒れた。

後継たらんとしたアグネスタキオンも亡く、次いで頂点に立ったマンハッタンカフェ栄光も続かない。

そしていま、三頭の種牡馬が鼎立し、混迷極める競馬界の統一を目指して相争っている。

今回はその三頭の種牡馬三国志の各国になぞらえて紹介してみたい。

魏:ディープインパクト

現役時:

言わずと知れた無敗の三冠馬

最高の血統。圧倒的な実力。完璧な戦績。

しか赤壁ならぬ凱旋門賞で完敗してしまう。

まさしく曹操である

種牡馬入り後

2012年種牡馬リーディング第一位。

初年度から名将を輩出、二年目から三冠牝馬ジェンティルドンナが登場、数々の決戦を制した。

質・量ともに他国を圧倒し、サンデーサイレンス王朝後継者としての地位を確固たるものとしつつある。

呉:キングカメハメハ

現役時

南の島の大王さま、もとい江東小覇王

つの大きな戦いを圧勝するも病が判明し、若くして引退する。

まさしく孫策である

種牡馬入り後

2012年種牡馬リーディング第二位。

サンデーサイレンス王朝とは無関係出自を持ち、中央から地方にかけて独自の勢力を築き上げている。

近年サンデーサイレンス系の馬ばかりで近親交配がやばすぎるので非サンデーサイレンスのキンカメは貴重なのである

芝コースでもダートコースでも有力馬を輩出するオールマイティさは、まさに水陸で活躍した呉軍のごとくである

蜀:ステイゴールド

現役時

サンデーサイレンス王朝の血を引く良血。

舞台での惜敗を繰り返すも、引退戦で劇的な勝利。

から愛された晩成の名君。

まさしく劉備である

種牡馬入り後

2012年種牡馬リーディング第三位。

国力ではディープ・キンカメに大きく劣るものの、数少ない配下の中には大物が並ぶ。

三冠馬オルフェーヴル・二冠馬ゴールドシップは、さながら張飛関羽と言ったところ。




さて、若手の同世代最強決定戦、日本競馬最大のレースである「第80回日本ダービー」が、5/26(日)に開催される。

ディープインパクト産駒の「キズナ」とキングカメハメハ産駒の「コディーノ」の対決は、あてはめるなら魏の羊コ(祜)と呉の陸抗あたりか。

そして現役三強であるオルフェーヴル」「ジェンティルドンナ」「ゴールドシップ」が揃って出走する(予定の)「第54回宝塚記念」は6/23(日)。

ステイゴールド産駒の暴君か、ディープインパクト産駒の女傑か、赤壁か、定軍山か、はたまた五丈原の戦いか

近年稀に見る一大決戦となるだろう。

どうぞ御覧ください。

野菜をくえ!

近年多数の一般人インタビューを重ねているうちに見えてきた事実は、いまどきの人間(いまどきの若者には限らない!)は本当に野菜を食べない。

もうびっくりするほど野菜をたべないんだよね。それが当たり前になってしまってるのが痛々しい限りである

レストランなどでも野菜を使った料理のなんと少ないことか。どれもこれも野菜はいっとらん!どういうことだ。

今の世の中、いろいろおかしい点は数あれど、野菜の異常なまでの少なさはベストテンには入る怪奇現象と言っても良いのではなかろうか??

ほんとにねこの先の日本国を考えたばやい憂慮すべき事態になってるのは確かだよ。いまはジャンクフードで名高いアメリカですら野菜食おうというムーヴメントが起きてる。

アメリカ人ピザばっかり食ってるというステレオタイプで見てはいけないよ。ちなみにピザジャガイモで出来てるから野菜に分類されます

ともかくアメリカはもう大したことないから。逆に日本のほうがヤバイ。どんどんどんどん野菜が追放されてるから

コンビニ飯は不健康とよく言われるけど添加物とかどうでもいいのよ。主婦にもインタビュー沢山したけどさ、みんな添加物心配してるのw

ヒステリックBBAどもはいい加減にしたほうがいい。ノータリン主婦どもがデマを広めてるようなもんだからな。

元をたどればテレビ雑誌とかに出てる不安を煽って健康商品を売りつけようとするワルいるだろ?あいつらが偏ったor間違った情報を発信してて。そして主婦どもが拡散してるw

ツイッターの「拡散希望」とおんなじ。まともな人間なら「拡散希望」と書いてあるだけでくっさい匂いをかぎ取るもんだが、そうじゃない人間も多いわけよwまったく酷い世の中だよ。

話がそれたが、コンビニ飯のどこが不健康かって専門家に聞いたらどう答えるか?栄養の偏りですよ。有害物質とかを心配する声は少ない。

マーガリンとか例外はあるにせよ。基本的には、栄養バランス心配する声が大多数。ここが主婦どもとの違い。主婦有害物質を気にする、専門家バランスを気にする。

どっちが正しいかは言うまでもなかろう。(御用学者とか業界の回し者とか陰謀とか言い出す輩はノーサンキュー

コンビニ飯で特に酷いのは野菜だな。野菜があまりに入ってない。最近は1日の1/3の野菜がとれる(笑)って商品もあるけど、健康意識のある人しか買わないだろ?

大多数の男はその他の賞品を買う。これじゃ成人病まっしぐらですよ。悪いけどロクな死に方しないですよ貴方w

2013-05-14

欧米における婚外子率の劇的増加について思ったこと

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20130514

伊賀泰代てんてーのはブコメ非表示にされてからあんまり読まなくなったんだけど、この記事のデータ http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1520.html には多少びっくりした。

ちょっと劇的すぎる。

国名1980→2008倍率
スウェーデン39.7% → 54.7%1.4
フランス11.4% → 52.6%4.6
イギリス11.5% → 43.7%3.8
オランダ4.1% → 41.2%10.0
米国18.4% → 40.5%2.2
ドイツ15.1% → 32.1%2.1
スペイン3.9% → 31.7%8.1
カナダ12.8% → 27.3%2.1
イタリア4.3% → 17.7%4.1
日本0.8% → 2.1%2.6

たった30年でここまで劇的に婚外子率が増えてるって?

オランダに至っては10である

データを調べようと思ったが、外国データ米国商務省とあり、たどれなかった。

ソンジャーネ女史の言うように「「結婚していない女性子供を産む」ことへの法律経済支援、福祉制度の差と、そういった子供をもつことへの社会意識の差」なんだろうか?

それはあるかもしれないけども、それだけではないかもしれないという別のデータを同サイトから引っ張ってこよう。

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1518.html

これによると、上にあげた現在の諸外国ほどではないが、戦前日本における婚外子割合は今よりずっと高かったのである。その当時の日本において泰代ちゃんの言うような法律経済的支援などが今より充実していた筈はない。

ここから先は完全に個人的推測になるけども、もしかして一番の理由は格差社会にあるのではないだろうか?

マッキンゼーのおばちゃんが引っ張ってきた上のページにも米国の説明の中で「一人親家族(多くが高卒以下)は貧しくなる一方で、結婚した夫婦教育があり共稼ぎ)はますます豊かになりつつあるという変化」とある

欧米諸国が貧富の格差が大きくなっているというデータは知らないけど、日本において近年若干ではあれ婚外子が増えているのは、おそらく貧困のせいで結婚が難しくなっているからではないかと思われる。

 

そんじゃーね

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