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2020-01-31

自分不倫したくなるたった一つの理由

妻は美人です。性格もすばらしくて心の底から愛しています

子供も2人すくすく育っていてどちらも本当に可愛くて大切な存在です。もちろん愛してます

そんな自分ですが不倫をしたいと思っていますし、不倫が許されないことに憤りを感じています

なぜなら、妻はわたしに抱かれてくれないからです。

妻が不倫しているとかという理由ではなく、単純に夫婦間でのセックスレス問題です。

妻はわたしの誘いを拒否します。

「疲れてる」「ゆっくり寝させてほしい」「今はそんな気分じゃない」

この10年、何度誘っても同じ返答です。

欲というもの生物が生き残るために備わっている機能です。

この欲があったからこそ、生きることを諦めず生き残った、逆を返せば、欲があった生き物だけが今の世界に生き残っているのだと言えます

何が言いたいのかと言えば、欲は自分ではコントロールできない恐ろしい代物だし、例外なく自分にも備わってしまっているのだということです。

わたし平穏生活を送っていたいのに、欲がそれを邪魔します。

欲が膨らめばそれが叶わなければストレスになるし、機嫌だって悪くなります

仕方なく自家発電しますが、これだって妻に見られたらなんと言われるか分かったものじゃありません。

それに自家発電が満たしてくれる欲は自分が満たしたいと思っている欲とは当然イコールではありません。

かといって風俗に行くお金もない。

ならば愛を売り物にして代わりにセックスを得る以外に手段ないじゃないですか

妻がきれいであればあるほど、妻が魅力的であればあるほど、セックスレス私の男の部分を苦しめます

美人な妻を持ったイケメン俳優不倫する背景も同様ではないでしょうか。

子育ての数年を我慢できないようでは甲斐性がないと言わざるを得ませんので同情するつもりはありませんが。

セックスレス離婚事由になるとはいますが、別に離婚したいわけじゃありません。

溜まっていく欲の解消をしたいだけです。

相手人間だということを理解しているからこそ、相手の気持を尊重するからこそ、セックス強要することを恐れそれ以上相手踏み込むことができません。

しかし、断られることは真綿で首を締めるかのようにじわりじわりと自分自身を苦しめていきます

同じく断り続けることも、その人を苦しめることを知っています

ただ、物事は何事も抵抗の少ない方向に流れます

今や妻を誘って断られる苦しみと妻が断ることで受ける申し訳無さとの抵抗感をあわせたら、どこかで寂しがっている女性不倫を働くことのほうが抵抗が少ないのではないかと感じられてしまうほどです。

どうか世の中の女性は、そういう夫の苦しみを理解してあげてほしいし、そういう世迷いを働く男性を強く拒否してほしいと願います

同様に、男性側が原因のセックスレス夫婦も、妻の苦しみを夫が理解してあげてほしいと願います

そして、結婚はお互いの欲望支配できるものではないという理解が世の中にもっと進んでほしいと願います

その解決方法が、自分では相手セックスができないというのであれば、肉体関係婚姻関係を切り離すことでもよいと思います

今の所わたしには不倫をするだけの勇気がありませんが、避妊手段がこれだけ進歩した今だからこそ、結婚セックスを切り離した新しい関係がお互いの結婚に対する負担を減らしてくれると信じています

2020-01-09

窓のない部屋

 バスが止まると、乗客たちは押し黙ったまま次々と降りて行く。車窓から見える煤けた家々の影に吸い込まれて行く彼らを眺めていると、いつの間にかバスの中には僕と運転手けがとり残されていた。分かるはずもないポルトガル語でなにかを伝えようとする運転手の表情を見て、ようやくここが終点のモシンボアプライアだということに気付いた。

モザンビーク共和国の最北部タンザニアとの国境に最も近い街、モシンボアプライアナンプーからミニバスに揺られること10時間、日も傾き始めた午後4時頃、やっとのことで到着した。

21世紀になった今でもまだ未開の森が残っているというモザンビーク北部。小さな村と村を辛うじて繋ぐ細い道路は言うまでもなく未舗装で、その上を走るトヨタハイエースミニバスは、重ねて言うまでもなくオフロード向きの車ではない。乗車定員をまるで無視したぎゅうぎゅう詰めの車内で、膝の上に拷問器具さながらの重たいバックパックを載せて、しか悪路を走る振動に耐えながらの10時間は、気の遠くなるような長い時間だった。

 あわてて荷物を引っ張って外に出ると、空になったバスはそそくさと何処かへ行ってしまった。降り立った場所バスターミナルなんて大層なものではなく、石造りの家々が建ち並ぶ小さな村の一角にポツンと広がった、ただの砂地の広場だった。広場の端に植えられたヤシの木の陰には何人かの女性や老人が座っていて、サトウキビバリボリ齧りながらこちらをじっと見ている。ああ、ここ数日と同じだ。

 モザンビーク最大の都市首都マプトは、南北に長い国土の一番南の端にある。南アフリカから陸路入国した時、最初に到着した街もマプトだった。首都首都なりに近代的なガラス張りの高層ビルが建っていたりもするのだけど、そこから北へ向かって縦断を始めると、車窓から見える景色がどんどん田舎に、自然に近づいていくのがそれはもう如実に分かる。白人観光客がいるのはせいぜいマプトの次の街のイニャンバネ辺りまで。国土のちょうど真ん中辺りを東西流れるザンベジ川を超えると舗装道路ほとんど無くなる。北部の街キルマーニを超えるともう公共交通機関が当てにならないので、道端にはヒッチハイクの代行をして日銭を稼ぐ子供達が居たりする。モシンボアの手前のペンバ辺りまでは、自分以外の酔狂バックパッカーを見かけることもあった。しかし、ここに来てついに異邦人自分だけになってしまったらしい。

 いわゆる発展途上国場合自分のような旅行者は、バスから降りるなり土産物押し売りホテルタクシー客引きにもみくちゃにされてうんざりするのが常だ。しかアフリカのこんな僻地まで来てしまうと、そもそも旅行者が訪れることなほとんどないはず。外国人慣れしていない土地人達も、突然バスから降りてきた肌の色の違う人間に驚きつつもどう対処したらいいかからないのだろう。一挙手一投足を全方位から遠巻きに観察されているような視線は、動物園パンダにでもなったかのような気分にさせてくれる。

惚けていても始まらない。まずは今晩の宿を確保して、それから英語の分かる人間を探さないと。ここまでの街で集めた情報によれば、モシンボアからは毎朝早くに国境行きのバスが一台出ているらしい。できれば明日の朝そいつに乗り込みたい。ここ数日、ATMもなければクレジットカードも使えないような場所を通ってきたせいで、手持ちの現金はもうほとんど尽きかけていた。今はできるだけ早く駒を進める必要がある。とにかく、話のわかる奴を探して情報を聞き出さないといけない。僕は檻から抜け出すようにしてその広場を後にした。

 重い荷物を背負って村の中へ入って行くと、ここでも同じように奇異の目を向けられる。それでも、こういう時は一度誰かにしかけてしまえば後は簡単だ。それをきっかけに周りで見ていた人たちも次々話に入ってきて、いつの間にか自分の周りは人だかりになっている。その中には英語を喋る奴が大抵一人くらいはいもので、今回もその中の一人、僕と同い年くらいの青年を見つけた。彼が言うには、自分兄貴が毎朝国境行きの車を運転しているとのこと。この村に来る外国人十中八九陸路タンザニアへ向かおうとしている奴だから、客になりそうな外国人がいると聞いてすっ飛んで来たらしい。村の奥、青年の指差す方向には一台のピックアップトラックが止まっていた。手を引かれ、群衆をかき分けながら近づいていくと、荷台に腰掛けた白いタンクトップの男がサトウキビバリボリ齧りながらこちらに視線を投げている。トラックの前まで来ると、男はサトウキビの食べかすを地面に吐き捨て、挨拶もそこそこに言った。

あんた、国境に行くんだろ。300メティカル明日の朝こいつの荷台に載せて連れてってやるよ。早朝三時にここに来な」

 なんとなく予感はしていたが、国境へ行く手段というのはバスや乗り合いタクシーの事ではないらしい。このトラックの荷台に乗って、荷物のついでに運んでもらうということなのだ。トラックの荷台には、明日の同乗者になるのであろうコーラの空き瓶が入ったケースや何が詰まっているのかわからない大きな頭陀袋が山と積まれているだけで、当然ながら座席のようなものは見当たらない。今日の移動もなかなか骨だったが、明日今日に劣らずタフな一日になりそうだ。

 運賃として提示された300メティカル日本円にしておよそ500円少々。交渉が前提になっているようなひどく高い金額でもないし、村を歩いて探し回っても他の交通手段があるとは思えない。500メティカルなら、あと一日くらいこのモシンボアに泊まってゆっくり骨を休める余裕ができる。聞く所によればこの男は毎日国境まで行っているようだし、出発を一日先延ばしにしてもさほど問題にはならないはずだが、でもこの時はそうしなかった。前へ前へと懸命に移動することに、ある種の快感のようなものを覚え始めていたのかも知れない。とにかく僕はこのトラック明日の朝、国境まで行く事に決めたのだ。

 握手を交わすと、男は表情を和らげて言った。

「寝る場所必要だろう。弟に宿まで案内させるから今夜はそこで休め。寝坊しても起こしに行ってやるから安心しろ

 男が目配せをすると青年は頷き、ついて来いと言って歩き始めた。もう一つの懸案だった宿の方も、彼らが世話してくれるらしい。それもそのはず、人や荷物国境まで運ぶ商売をしていれば、僕のような旅行者を載せる機会も幾度と無くあっただろう。そんな旅行者への宿の斡旋も、彼らの商売の一部なのだ

 青年背中を追って歩いていくと、少しずつ村の中心に近づいていくのがわかった。舗装された道幅の広い道路があらわれ、ガソリンスタンドや錆びたコカコーラ看板商店食堂などが民家に混じって見え始める。顔を少し上げると、視界の端にわずかに入るヤシの木や、朽ちて傾いた丸太電信柱の向こうに、どことなく湿った雨期の青空がいっぱいに広がるのが見える。

10分も歩かないうちに、僕らは一つの建物の前で立ち止まった。周りに見える民家や商店より少し大きい、ちょうど郊外コンビニくらいの大きさのその建物は、宿泊施設としてはやや小さく思える。水色のペンキで塗り染められた石の外壁には大きなひびが入り、風雨や土埃に晒されてくすんだ色になっていた。やれやれ想像通りのボロさである

「ここが宿だ。少し汚いけどこの村には宿はここしかない。悪いけど我慢してくれよな」

青年はそれだけ言うと、あっけにとられる僕をその場に置いて来た道を逃げるように帰っていった。僕が宿にいちゃもんをつける前に立ち去りたかったのだろうか。

入り口にかかる簾をくぐり、薄暗い室内にに踏み込む。簾に付いた鈴が音を立てると、奥のカウンターの向こう側から一人の老人がゆらりと立ち上がった。部屋が欲しいんだと大袈裟ジェスチャーを交えながら伝えると、彼は黙ったまま横の壁の一点を指差した。目をやると、石の壁に赤のペンキで直接文字が書かれているのに気付いた。

"Single 1200. Twin 1600."

シングルの部屋が日本円にしておよそ2000円ほど。いままで泊まってきた宿の中では一番高い金額だが、さて、どうするべきか。村にある宿がここだけだと言う青年言葉は、この宿の大きさから考えて恐らく嘘だろう。ここより安いという確証はないが、土地人間が使うゲストハウス位はどこの村にも幾つかあるものだ。しかし、重い荷物を再び背負って表を歩き回るのはやはり億劫だった。壁に書かれた赤いペンキの文字酸化してほとんど茶色くなっていた。いつからこの値段でやっているのかは知らないが、少なくとも僕を金持ち旅行者と見てふっかけているわけではないようだ。値段の交渉は望み薄だが、僕は試しに聞いてみた。

「もう少し安くはならないの?」

老人は困ったような、それでいて僕がそう言い出すのを知っていたかのような苦笑いを浮かべ、少しの間を置いて言った。

「窓のついてない部屋が一つあるが、そこなら600でいいよ」

なんと、意外なほどあっさり宿賃が半値になってしまった。一泊1000円なら上出来じゃないか。窓が無いというのは、まあ多少風通しと明るさに問題があるとは思うがこの際妥協してもいいだろう。どうせ明日は日が登る前にここを発つのから

「部屋を見せてくれる?」

僕が言うと、老人は鍵を引き出しから取り出し、カウンターを出て奥へ伸びる暗い廊下を歩き始めた。僕もその後を追った。

つのドアの前で立ち止まると、老人はドアノブに鍵を突き刺して、ガチャガチャ乱暴に鍵穴をほじくり始めた。なかなか開かないようだ。このボロさでおまけに窓の一つも付いていないときたら、本当に地下牢のような荒んだ部屋なのだろう。そんなことを考えながら、鍵と格闘する老人の背中を眺めていた。しばらくして鍵が開く。額に汗した老人は僕の方を向いて意味深な笑みを浮かべ、ドアを開いて見せた。

開け放たれたドアの前から覗いた部屋は、想像通りとても簡素ものだった。だが、想像していたより酷くもなかった。六畳程度の部屋のど真ん中にはセミダブルくらいの大きなベッドが石の床に直接置かれ、部屋の隅にはちゃちな木製の小さな椅子と机が、客室の体裁を取り繕う申し訳のようにちょこんと置かれている。そして、奥の壁の大きな窓からレースのカーテン越しに差し込む夕陽が、数少ない部屋の調度品と埃っぽい室内を舞う無数の塵を照らしていた。しかしこの部屋、さっきと少し話が違うんじゃないか

「いや…ご主人、僕が見たいのは半額の部屋の方なんだけど」

「ん? この部屋は600メティカルだが」

だって窓が付いてるじゃないか

僕がそう言うと、老人は黙って部屋へ入って行き、カーテンをめくる。そこにはあったのは確かに窓だった。窓だったが…窓にはガラスが入っていなかった。僕は思わず笑ってしまった。窓が付いていないというのがまさかこういう意味だったとは。明るくて風通しの良いこの部屋は、僕が覚悟していた牢獄の様な部屋よりよっぽどマシに見えた。しかし、中と外の境界を作るのが鍵の掛けようのない無い薄いカーテン一枚というのは、やはり安全面に問題ありすぎる。こんな部屋でおちおち寝ていたら命が幾つあっても足りないだろう。強盗マラリア、野犬、その他諸々の野生動物危険は数え出したらキリがない。半笑いでそんな事を考えていると、いつの間にか隣に来ていた老人に小突かれた。

「で、どうするんだ」

「…窓が付いている部屋も見たいな」

「だろうな」

ニヤリと笑みを浮かべた老人は静かに扉を閉めると、一つ隣の部屋の扉を開けて僕に見せてくれた。さっき見たのと一見全く同じ部屋だが、こっちのほうが心なしか手入れがされているように見える。中に入ってカーテンをめくってみると、くすんだガラスがしっかりと嵌めこまれた窓と網戸が見えた。

「1200メティカルだけど、いいよな?」

振り返ると、勝ち誇ったような笑みを浮かべた老人と目が合った。やれやれこちらの完敗である

「…いいよ。この部屋にする」

宿賃を渡し、僕は笑ってそう答えた。老人は僕の肩にポンと手を置いて、隣の部屋のとはまるで違う綺麗に磨かれた鍵を渡してくれた。やっぱり、あの部屋には最初から客を泊めるつもりなんてなかったのだろう。

明日の昼まで停電から電気はつかないよ。ロウソクが引き出しにあるから使うといい」

「一本いくらですか?」

サービスだよ」

僕が皮肉半分に聞いたことを知ってか知らずか、老人はどうだ気前がいいだろうと言わんばかりの誇らしげな笑みを見せ、ドアの外へ消えて行った。やり返してやった気にはまるでならなかった。

靴や荷物についた砂を振り払い、ベッドに寝転んだ。疲れ切った身体を動かす体力はとうに尽きていたが、不思議と気分は高揚していた。蓄積した疲労の中に滲む自虐的とも言える旅の充足感に気付いたのだった。

2020-01-06

anond:20200106145756

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2020-01-05

2020年10年前に出会った10年後のわたし

10年ほど前、20歳そこそこのわたしは、まだ牧歌的雰囲気だったTwitterで、趣味を通じてあるお姉様方と出会った。

みんなアラサーからアラフォーで、難がある人たちばかりだ。

ただ結婚していないだけならまだマシで、1人は虚言癖があり、1人は破滅的なほど酒を飲んで旦那心配させ、1人はキレると手をつけられずに彼氏と別れ……と、すさまじく人に迷惑をかけていた。でもみんな明晰でキャラが濃く、そしてとても酒が好きな、一言で言えばとても酔狂な人たちだった。

その人たちとはトータル2年くらい仲良くしていたが、その中でも、群を抜いてわたしときめいたアラフォーお姉さまがいた。

彼女結婚したまではいものの、子供を望む夫と反りが合わず離婚し、老猫とともにマンション暮らしていた。

ペット可物件に住んでバリバリ働き、稼いだお金で浴びるほど酒を飲む姿をとてもカッコよく思っていた。

わたし彼女に気に入られたかった。自分にはないもの彼女が持っているように思ったからだ。

ただ、わたしも大概のメンヘラだったので、お世辞にも「お行儀が良い子分」ではなかった。

今思うと彼女わたしの姿を通じて過去彼女を見てしまった節があったのではないか、なんて推測する。

ある日、もうきっかけは思い出せないが、わたし彼女Twitter上で烈火の如く怒らせた。

わたし言葉矛盾を冷静に指摘する理詰めスタイルに、私はほとほとやられてしまい、涙ながらにブロックした。

それ以降、私はその集まりに近寄らなくなった。彼女が溺愛していた老猫は亡くなった、と3年ほど前に人伝に聞いた。

10年後の今、30代になったわたし一人暮らしをしながら東京で生きている。

紆余曲折を繰り返したが、お陰で都内で生きていける程度に給与をもらえるようになった。休日は、浴びるように酒を飲んだかと思うと気ままにウォーキングをしてみたり、お昼まで布団にくるまってみたり。誰にも邪魔されない、恵まれ環境だ。

彼女は当時すでにアラフォーだったから、まだ当時の彼女の年齢にもキャリアにも追いつけてはいない。

でも、たぶん今なら少しは彼女が戦っていたもの輪郭がわかる気がする。

いい年になって自分らしい生き方を捨てられず、それ故に友人や伴侶に恵まれないことに孤独を感じる。でも「正しい生き方、正しい方向」は間違い無くあるからそこに進んでいかなきゃいけない。結婚して、子供を作って、きちんと働いて稼ぐ、っていうロールモデル

底知らぬ孤独エンジンにして仕事して、酒の力でアクセル踏み込む。だけど、そんな飲酒運転の車に乗ってくれる人生の伴侶はいないのだ。

いつ人生飲酒運転をやめられるのか、わたしにもわからない。正しく生きるってとても難しくて、疲れるたびに飲んでしまう。

彼女アラフォーにして離婚ハイウェイデビューし、「誰か止めてくれ」と叫びながら飲酒運転していた。

わたしも、もう、止まりたい。でも、止まれるかと思いきや放り出され、を繰り返すようになってきた。飲酒運転をやめるのか孤独を受け入れるのか。

無邪気にいられない今、わたしはあの当時アラフォーお姉さまを思い出すのだ。

お姉さま、お元気でしょうか。わたしは元気にあなたの後を追うような人生を過ごしていますいつまでもあなたらしく、お元気で。

2019-11-18

anond:20191118131818

オタク定義は色々だけど何かがすごく好きならそれだけでオタクと言えると思うんですよね

アニメを見ない」ことはできても、「アニメを好き」でいることはもう内心の自由踏み込むというか実質不可能だと思うんですけど

自分の好きな食べ物を食べないことはできても、それを嫌いになったり食べてもおいしいと感じなくなるのは難しいので

2019-11-17

ガルパンおじさん・レイヤー果たしてほんとにマナーが良いのか?大洗はほんとに良い町なのか?

私はもともとガルパンファンで、何度も大洗に行くくらい好きだった。

しかし、いろいろな実情や態度の違いなどを見るうちに、

ガルパンおじさんのマナーの良さ、大洗は良い町という声に疑問を持つようになった。

書きなぐる場所もないので、今回はここに吐かせてもらおうと思う。

気になる古参と呼ばれる方々が店との癒着が強い点だ。

一番それが強く表れるのがあんこう祭りの宿争奪である

全ての宿がとは言わないが、古参が宿を貸し切りにして、気に入った人だけを呼ぶみたいな

私的な使い方をしてしまっている光景を何度も確認している。

一部店の方々も、レイヤー古参新参で一気に態度を変えてくる。

もちろん態度が変わるのは当たり前かもしれない。ただ変わりすぎだ。

僕は店の方がそれらの人と話している最中にお会計を頼んだら舌打ちされたこともあった。

祭りの時にレイヤー痛車を客寄せに雇うことも増えているようだが、それが1つの

アピールポイントみたいになってしまっていることがまた、オタク自己顕示欲発表会となっている。

感じたのが、もう新参が仲良くなる隙がないほどにもう交流が出来上がっていてしまっている点だ。

もはや限界集落のような狭いコミュニティが完成してしまっており、外来者には踏み込む隙がない。

何度も通って、常連になろうとしても、もう常連の枠が埋まりきっているような感覚に陥った。

もちろんこのスタイル経営が潤っているのだろうから、やめろとは言えない。

だがしかし、内輪の中の世界を見て、マナーが良い、良い町って言ってるのは

周りの見えていない、自分さえよければそれでいいと思ってる人たちだなーと考えてしまう。

から問いたい。 

ガルパンおじさん・レイヤー果たしてほんとにマナーが良いのか?

大洗はほんとに良い町なのか?

2019-11-07

週刊少年ジャンプ現行連載作品ポリコレ的短評

連載中の作品一覧|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

ONE PIECE尾田栄一郎

看板作品。バトル漫画

主人公は「天真爛漫バカ」。

敢えて差別問題に踏み込んだりもするが

全体的にジェンダー観がキツい。

HUNTER×HUNTER冨樫義博

看板作品。バトル漫画

主人公は「天真爛漫バカ」。

作者の思想が出るタイプ作品なので

受け付けない人は密かに多そう。

対象年齢は高めでエログロが多い。

ハイキュー!!古舘春一

看板作品スポーツもの

主人公は「熱血バカ」。

時代的な根性論にならないよう気をつけている印象。

僕のヒーローアカデミア堀越耕平

看板作品。バトルもの

主人公は「陰キャ」。

作品テーマ的に善悪価値観差別問題コミットしているのだが

作者の思想がそれに付いていけないように見えてハラハラする。

ブラッククローバー田畠裕基

バトルもの

主人公は「天真爛漫バカ」。

対象年齢は低めで良くも悪くも毒が薄い。

ゆらぎ荘の幽奈さんミウラタダヒロ

ジャンプ史上でも屈指のエロ描写を誇るラブコメ

主人公は「困っている女性絶対に助けるマン」で、

美少女に囲まれていても自分から絶対に手を出さな紳士だが、

意に反して怒涛の勢いでラッキースケベに巻き込まれる構図。

鬼滅の刃吾峠呼世晴

看板作品。バトルもの

主人公は「正義感の強い正直者」。

舞台大正時代ということもあってか家父長的な描写が指摘される。

対象年齢は高めでグロあり。

約束のネバーランド原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか

サスペンスファンタジー

主人公は「良い子ちゃん」。

設定はショッキングだが、ややこしい問題に深入りはしていない印象。

ぼくたちは勉強ができない筒井大志

ラブコメ

ゆらぎ荘ほどではないがお色気描写あり。

主人公は「真摯優等生」。

こちらもやはり性欲が脱臭されたキャラ

過激アプローチを受けたりエッチトラブルに巻き込まれたりする構図。

Dr.STONE原作稲垣理一郎 作画Boichi

ポストアポカリプス十五少年漂流記

主人公は「何でもできる天才」。

プレーン教育漫画を装いながらも

作者の価値観が滲み出てくるタイプ

アクタージュ act-age原作:マツキタツヤ 漫画宇佐しろ

演劇もの

主人公は「闇を抱えた天才美少女」。

人間性おかしさで天才表現するタイプ作品で、

特に教育には配慮してませんという感じ。

呪術廻戦』芥見下々

バトルもの

主人公は「正義感の強いヤンキー」。

ハンタと同じく作者の価値観が出まくってるタイプ作品

ヒロインのかっこよさには一定の評価があるが、

「作者は分かってる!」と持ち上げるほどでもない。

対象年齢は高めでグロ多め。

チェンソーマン藤本タツキ

バトルもの

主人公「バカ」

倫理とか道徳とか知らねーよファック!系。

対象年齢は高めでエログロ多め。

『神緒ゆいは髪を結い』椎橋寛

学園ラブコメから路線変更スケバンホラーバトルになった。

主人公は「ヘタレだけどやるときはやるイケメン」。

一昔前の少女漫画的なノリ。

サムライ8 八丸伝』岸本斉史大久保

バトルもの

主人公は「イキり引きこもり」。

ONE PIECEと同じく、中途半端社会問題かに踏み込むことで、

かえって作者の価値観がキツく感じる系。

ふたりの太星』福田健太郎

将棋もの

主人公は「ヤンキー優等生二重人格」。

常識人が頑張って変なキャラを考えましたという感じ。

ビーストチルドレン』寺坂研人

スポーツもの

主人公は「一途な努力家」。

男同士の関係性が匂い立つラグビー漫画

スポーツ倫理的な配慮は薄い。

トーキョー忍スクワッド』田中勇輝・松浦健人

バトルもの

主人公は「頭の良いヤンキー」。

近未来殺伐とした都市舞台にしたクライムアクション

キングスマンパロディグロやってたなあ。

夜桜さんちの大作戦』権平ひつじ

シチュエーションコメディ

主人公は「真摯な凡人」。

高校生スパイをする話なのでいちおう犯罪的ではある。

『ミタマセキュ霊ティ』鳩胸つるん

ギャグ

主人公は「変人」。

ゴリゴリ露出狂」が主人公で最高に面白かった前作と、

除霊師と霊感少女」が主人公でつまらない本作、

ポリコレ的にはどちらが良いのだろうか…。

2019-11-05

anond:20191105205352

男子高校生を養いたいお姉さんの話」を読んだフェミがどういう反応をするか気になる。

ベタに「男の欲望気持ち悪い!」みたいな感じか

「これまで少女漫画で描かれてきた金持ち男に養われるヒロインの構図を逆転させて批評性を持たせた…」あたりまで踏み込むか。

anond:20191102151637

ゲームが好きで一時期ゲーム会社にも入った私から意見

少し長くなるが議論を聞く余地がありそうな書きぶりだったのでよかったら読んでほしい。

私は高校生までこの方と同じような状況と考えだった。

時間無駄。何が楽しいのかわからない。

時間もやる連中の気が知れない。

映画が好き。

私の兄は子供の頃からゲームが大好きな人だった。兄弟お年玉を共有財産として使ってしまう人で、私が無欲だったのをいいことに私のお年玉自分お年玉と合算してゲームを買ってしまう人だった。

(いま思えば兄への不信感はこの時からまり以後数十年続いているのだけどそれはまた別の話)

自分はそれこそゲームなんてまるでなんの興味も関心もなかったし、シューティングゲームだのRPGだの、そういったゲームを兄が夢中になってやるのを、冷めた目で見ていた。

めしにやってみなよと言われていくつかやってみたものの、ぷよぷよはどうしても半魚人に勝てないし、星のカービィかわいいキャラクターの動きを見るのは楽しいが見てるとボタンがうまく押せないし、

ファイナルファンタジーお話があったので兄がプレイしているのを後ろで読むのは好きだったが戦闘レベル上げが始まるとくそ面白くなくて見なくなり、そうなるといつの間にかシナリオが進んでいて結局話についていけなかった。やるにはやるが面白いと思ったことがなく、ゲームクリアする達成感なんて得られたことはなかった。

とにかく、ゲーム男の子が好きなもの女子によさはわからない。そういう割りきりをしていた。

初めて自主的ゲームを買ったのは高校生の頃だった。新聞の一面広告

クーロンズゲートというゲームだった。主人公らしきサラリーマンの実写の顔部分がライターかなにかであぶってあり、焼けて穴が開いている。

写真の背景になっている香港特に九龍城塞のこともこのとき初めて知った。

何とも言えない一枚写真エキゾチックさに魅了された。

それまで自分は新しくてきれいな場所やモノが好きだった。おさがりのカバン勉強机は嫌いだったし小汚い祖母の家は嫌いだった。

建物も街も新しいほうがいい。

だけどそのゲームデザインは「臭くて異臭を放つグロテスクで暗く汚い街」を全面に見せていた。いわゆるデカダンスとかそういう美学と初めて会ったのがこのゲームだった。

汚い街でもゲームなら歩ける。

今思えば、サラリーマンの顔が焼け落ちていたのも主人公あくまプレイヤーといいたくてそう言ったデザインだったんだろう。実際ゲーム主人公の姿かたちの明言は一切なく、始終一人称視点で進むものだった。

ぞわぞわした気持ちで、気が付いたら予約購入していた。よくわからないもの高校生が一万円弱の出費(初回特装版)。どんな話なんだろう、これはどこだろう、とにかくこれが何なのか知りたかった。

どうやらこのゲームをするのにプレイステーションが必要しかった。

当時は人気商品でなかなか入荷しなかった。

ゲームソフトはその後たしかすぐ手元に届いた気がするが、プレステ本体を手に入れるのにはそれから半年前後かかった気がする。

この値段ですといわれたものを言い値で買うのは初めての経験だった。

本は中古屋で買っていたし、映画はなるべく安くなる日を選んでいた、バイトもしていない高校生が万単位のものポンポンと。今思えばケチの私が、異常だった。あれはなんだったんだろう?

今思えば妙な突き動かされ方だった。

実際初めてプレイしたゲームはいろいろ苦労したが、私はそのゲームを何とか一年半かけてクリアした。

世の中ではこのゲーム香港返還前にプレイし終わるのが目標みたいに騒がれていたが、コントローラーを握るのがほとんど始めてみたいな私には無理な相談だ。とにかく自分のペースでやった。

なぜこんなに時間がかかったのかというと、それは主に敵の出るダンジョンが怖かったからだ。

よくyoutubeホラーゲーム実況チャンネルが軒を連ねているが、見るのとやるのでは怖さが違う。自分でやりたくない人が実況動画を見るのだなと思った。

ひたすら人気のないダンジョンをたった一人だけで、進む怖さ。

しろ敵が出るとホッとした。私以外の生物がいる。

私はその時はゲームプレイしているわけではなく、そこに、本当に、自分風水師として香港を歩き回っていたように感じた。

クエストをこなすと人に感謝された。たまには、「余計なことを」と感謝されなかった。

高校生が実感したことのない大義任務と達成感がそこにあった。中毒になった。

新しい街に踏み込むと、探索にわくわくした。

やり始めて数時間は町並みに圧倒されつづけ、その後数時間は不気味なキャラクターたちのセリフに魅了され、シナリオが半分も進んだころには再びぞわぞわした得体の知れなさに震えた。

これはもしかしてマスターピースともいえるとんでもない名作を手にしたのではないか?という興奮だった。

実際には、世間評価は厳しく、「一部のマニアックもの好きな人カルト的人気を誇った」作品という扱いだったが。

あとから調べれば調べるほど、台詞や要素がすべてオカルト的、文学的歴史的な裏打ちがあり、ゲーム攻略本には荒俣宏が何ページもコメンタリーを載せていた。

最初に触れたゲームがこの作品でよかったと思っている。

今のゲーム業界で当たり前になっているオープンワールド自分自由散策できる世界)がはやるのはこういうことなんだろうと思う。

画面の向こうの世界へは肉体の隔たりがあるはずなのだが、脳は単純で勘違いをする、ここにいると。

昨今の現実区別のつかないグラフィックではなおの事だ。

ゲームクリアした後も、あの世界、あの自分立場や仲間たちが恋しくて香港に帰りたい」と何度か思った。

実際、啓徳空港が閉鎖するとニュースで聞いて、いてもたってもいられなくなり、初めてバイトをして、一人で旅行会社を見つけて香港へ行った。

写真を、フィルムで15本とって帰った。現像に出すと全部で三万はした。

なぜか初めていった海外、初めて行った香港は懐かしかった。

これでしばらくはホームシックにならずに済むかも、とすら思った。

高校生活は退屈で何にも覚えていないが、香港孤独活躍世界を守ったことは覚えている。

少なくとも、私は、ゲームは疑似体験のものの楽しさだと思っている。

ゲームメイカーが作った世界でもう一つの自分可能性を体験する。

風水師自分、どこかの国の王族である自分アンドロイド自分人間以外の何かである自分……。

PS4CMコピーが「できないことができるって最高だ」だったんだけど、これを見たときニヤリとしてしまった。

CMのなかで人間が空を飛んでいたからだ。

わかるわかる。そういうゲームをやった後って、夢の中でも飛び始めるんだよね。自分がね。

デトロイト」をすると、何度も人の命を自分が預かるシチュエーションに陥る。

選択肢を求められると、自分がどんな人間なのかを考えさせられる。そしてその結果を見ることができる……。

不思議なのはゲームと分かっていても、人を犠牲にしたり殺す選択肢を選ぶときは心が痛むことだ。

ファイナルファンタジー15」をしたときは突然できた「昔から友達」と、一緒にキャンプして初めて訪れる街を散策して、楽しかった。

CALL of DUTY4:MODERN WARFARE」でうまく敵を倒したとき上官から「beautiful!」と褒められて本気で照れてしまった。

本や映画あくま他人人生だ。

誰かの選択客観視して、共感したり、理解しようとしたりする。

ゲーム映画と違うとすれば、映画は途中で寝落ちしたとき、しょせん他人人生から目が覚めた時にすでに登場人物決断し、エンドロールが流れているが

ゲームは起きたときまだ問題は目の前にあり、「さあどうする」と選択を迫ってくることだ。

自分が一体どんな決断をしてどんな装備を選んで進んだかを、ほかの人と話したり、ほかの人のプレイ実況動画を見ることで比較して楽しむ遊びも残されている。

デトロイト」や今度発売される「デス・ストランディング」はCG技術の向上でほとんど実写と見まがうばかりだ。

一本の映画を見ている気分になるし、プレイするとうっかり自己体験混同しかけるほどだ。

デトロイトプレイしたときは私はしばらく現実に戻ってくるのに苦労した。

登場人物に実際の俳優モデルにされることもあるし、シナリオ映画脚本家が手掛けることも今では珍しくもない。

俳優にとっても映画ゲームの内容は変わらなくなってきているのかもしれない。

DEATH STRANDING』TGS2019 ノーカット プレイ映像9月14日ステージイベントより) https://youtu.be/D10J89jgZHc

シューティングRPGアクションその他のジャンルに関しては省かせてもらったが、

そちらが好きな方の意見も読みたいのでぜひ誰か書いてほしい。

モンスターハンターなどヒット作だと、会社で別部署の初対面の人と突然ゲーム仲間になれたこともある。

就業終わり応接室や居酒屋で同じゲームプレイする共有体験は本や映画以外ではスポーツしか思い浮かばない。

eスポーツというくらいだからスポーツに近いのかもしれない。

ちなみに、ゲームボケ防止になるという研究がある。

https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0187779

70歳を超えた父が最近どうも物忘れが激しいのでマインクラフトプレゼントした。

モノ作りが好きな父には、モンハン(狩り)より、木を切って家を作るようなゲームが好きだろうと踏んだからだ。

予測は大当たりで、父は寝食を忘れてはまってしまい、母が食事で読んでもなかなか来ないといって、ゲームを与えた私が変わりに怒られてしまった。

半年後に実家に戻ったら、父はゲームの中でそれはそれはでかい光輝くピラミッドを作っていて肝が冷えた。

自分の墓かよ。

2019-11-03

美容整形卑怯ではない

健康リスクを一生せおうとわかっているから多くは朝鮮しないんだ

そこを踏み込む度胸だけは間違いないのだから卑怯ではない

2019-10-24

anond:20191024161042

いや、そこに踏み込むフェミさんのほうが分が悪いから「無理や」という話やで。

2019-10-18

注射を怖がる人をバカにするのは良くない

日本赤十字社と『宇崎ちゃんは遊びたい』のコラボポスター炎上している

論争の中心がキャラクターセクシーさに集中してるが、個人的感想としてはセリフが良くないと思う

センパイ! まだ献血経験なんスか?ひょっとして・・・・・・注射が怖いんスか~?

献血をするかしないか個人自由であり、「注射が怖いから」という理由献血を行わないという意見尊重されるべきである。件のポスター献血協力者を増やすことを目的に作られたものだが「注射が怖いんスか~?」という煽りで協力者を呼び込むのは適切でないと感じる

もう少し踏み込むと、『宇崎ちゃん〜』に登場する「センパイ」は男性キャラクターであり、「センパイ」が注射を怖がることを想定し嘲笑するさまには「注射を怖がるのは男らしくない。男は男らしくあるべきで注射を怖がってはいけない」というメッセージが込められているように思える

私は男性だが注射が怖い。健康診断の前日は採血の恐怖で眠れなくなる。今回の騒動でこのポスターを見てちょっと傷ついた。例の弁護士みたいに無闇に掲載中止を呼びかけたりはしないが、例のポスターに気分を害された人間がいることは知っておいてもらいたい

2019-10-16

anond:20191016182603

そもそも表現の自由戦士なんていうレッテルはお前らが勝手に貼ったものであって

お前らが「表現の自由戦士」と呼んでいる連中のほとんどは自由絶対主義アナーキストではない

単に「公的領域ではTPOをわきまえるべきだというのはわかるが、私的領域には踏み込むな」という常識的なことを要求してるだけの一般人にすぎない

というか自由絶対主義者なんて「リベラル」の側にもいない

anond:20191016013036

横だけど、これを言うと必ず「アレがエロに見えないのは感覚麻痺してるから〜」という反論が来るので先回りしておこうか。

それを「エロものとして見る」ことと「エロものとして描く」ことは違うし、それらもさらに「ファッションとしてのエロさ」と「性産業的なエロさ」が区別される。もちろんその間はグラデーション状になっていて、容易に区別することはできないけどね。

そうした違いを全部無視して「猥褻」とレッテルを貼るのは、結局ミニスカートを履く女性女装する男性に「はしたない」「みっともない」と投げかけるのと同じ。

表現アイデンティティと密接に結びついているというリアル現象が見えてない。

献血のアレはどう考えても「ファッションとしてのエロさ」だろう。たとえそこに「性産業的なエロさ」を見出す自由があったとしてもだ。(難しいのは、たとえ出力が「ファッションとしてのエロさ」であっても、描き手自身がそこに「性産業的なエロさ」を見出していたり、また「性産業的なエロさ」をアイデアの源泉としていたりすることが少なからずある点。しかし内心がどうあれ出力は変わらないし、プライバシー踏み込むべきでもない。)

2019-09-20

anond:20190920213531

過去の話、それも何処の馬の骨とも知れない恥知らずの話をアンチフェミのせいにするのはおかしいねぇ。

君が言ってるやり方はまさにフェミそっくりだが。いや、フェミ実力行使踏み込むから悪化してるな。

いずれにせよアンチフェミには関係いねフェミ批判するのにそんなことするに必要はない。論理的破綻してるからそこを突けばいいだけ。

フェミと同じところまで落ちる必要はない。

2019-09-11

重要追記あり】元ラノベ編集視点から見たお互いが納得する為のイラスト発注

可視範囲内で見かけたもっともな指摘を受けていくらか補足・訂正】【100ブクマ突破してたのでちょいちょい追記。】

大昔にラノベ編集者をしてた。そのとき経験を書く。

基本的に、イラストレーターさんにとってラノベイラスト仕事は割に合わない。締切は外道だし、イラストの量も膨大だ。

仮に、ラノベ1冊のイラスト発注するとする。カラーイラストカバー1枚・口絵3枚(口絵4ページに対して単ページ2枚と見開き1枚)の計4枚、本文中のモノクロ10枚が1セットだろう。カラーイラストに5営業日モノクロイラスト1枚に1営業日という計算で、最低でも1冊あたり30営業日=1.5ヶ月分の工数を割いてもらうことになる(厳密にはキャラクターデザイン工数も別途計算しなきゃなのだが、意図的割愛してます)。

【本職の某氏から指摘を受けて気づいたので補足訂正。ここでの「1営業日」は稿料計算の為に出した仮の日数であり、実際のスケジュール調整の参考にしてはならない。たとえば、カバーイラストの「5営業日」などは「発注から完成まで5日で十分」という意味ではない。現実問題として、一つの仕事に丸々5日間かかりっきりになってもらうのは不可能なので、合間合間に別の仕事をしてもらったり、休み休み仕事をしてもらうことを前提にすると、最初発注から納品までどれだけ急ぎでも2週間、最低でも1ヶ月は日数を確保すべきである個人的には、同人仕事を依頼するなら、発注ラフ→線画→仕上げの各プロセスで1ヶ月以上は作業期間を設けて、最初発注からイラスト納品まで3ヶ月くらいは見ておいた方がいいと思う。それくらい開けないと、プロイラストレーターさんは同人イラスト仕事を受けてくれない、というか受けられないのではないか。】。

そうなると、本来なら計算上は人月単価1.5ヶ月分の稿料が発生するのが当たり前であるしかし、様々な事情によって、そんな予算はないわけだ。重版かかりまくった作品とかなら稿料もそれなりになるかとは思うが、中々そうはいかない。

それに加えて大量のリテイク地獄(たまにある)、小説原稿の遅延(よくある)、編集の怠慢による発注書の遅れ(もっとある)などが重なり、外道スケジュールに追い込まれることが多い。結果イラストレーター地獄を見がち。悲しいけどこれ現実なのよね。商業だと利害関係者が膨大なので、どうしても各種調整により色んな問題が発生しがちである

一方で、同人誌の原稿になると、別に本を落としても数十万単位での損害は発生しない。多少の融通は聞くはずである。いまから書くのは、増田イラストレーターさんに仕事をお願いするときに抑えておくべきと考えている、発注時のポイントであるキャラクター発注のコツはぶっちゃけ今でもわからないし増田のやり方が正しかったのか自信もないので割愛し、それより前の基礎的なことだけ書いたつもりだ(増田は以下の内容に加えて「売れるためのデザインや表紙」をディレクションするのが書籍編集仕事だと考えている)。同人イラスト発注したいと考えている方々は参考にしていただけるとありがたい。

原稿料に見合ったお願いをする

350dpiの文庫本表紙サイズの4Cイラスト1000円で依頼するのは正気の沙汰ではない……というのは直感的に理解してもらえると思う。時給1000円として1時間で描けるイラストってどんなもんやねん。ただ、その一方で、カラーイラストに対する金額がわからないのも実情ではないか

この辺りは、「そのイラストを何営業日かけて描いてもらうか」を念頭に考えるのがいいと思う。たとえば、商業イラストレーターさんにイラストを依頼するのであれば、一番安くても人月20万円の仕事(本当に一番安いことを前提です)として、1営業日1万円、前述の通りカラーイラストは1枚につき最低でも5営業日はかかると考えて、5営業日で5万円になる【税金を加味していないという指摘はもっともです。お恥ずかしい。+10%は提示すべきですね…】。

直感的に「高い」と思った方の感覚否定はしない。金銭感覚は人それぞれだ。だが、それでもイラストレーターさんの仕事としては、月20万円分にしかならないのであるあなたイラストレーターに敬意を払うならそれくらいの前提は持ってもらいたい。

もし、様々な事情でそれ以下の予算しか用意できないなら、なにかしらの融通をきかせる必要はあるだろう。たとえば、依頼するイラストの構図を一から考えてもらうのか、こちらで事前に指定するのか。キャラクターデザインを「小説の本文を読んでもらって一から考えてもらう」のか「事前に発注書をガッチガチにかためてそのとおりに作ってもらう」のか。

重要なのはイラストレーターさんの負担を減らすことである。そして、人間は「考える」ことに労力を要するのだ。予算が潤沢ならイラストレーターさんのクリエティティを存分に発揮してもらえばいいが、そうでないならできる限りイラストレーターさんの負担を減らしてあげるべきである

そして、負担を減らすとは、発注における「曖昧さ」をなくすということだ。可能な限り、曖昧発注はしないようにしよう。

※ただし、そういった「ガッチガチ指定」に近づけば近づくほど、イラストレーターさんは「言われたことをやるだけの存在」に近づかざるをえない。発注者と受注者という関係本質的にそうなってしまうかもしれないが、それはそれとしてそのことを嫌がる方もいると思う。発注相手がはじめて連絡する相手なのか、関係性のそれなりにある友人なのかで許容可能曖昧さは変動する。この辺りは臨機応変に考えていただきたい。

重要追記

ごめん大事なこと書き忘れたけど「文庫本表紙カラーイラスト5万」は【商業で】依頼する金額としてめっっっっっちゃ安いからな!!!!!!!!!!!!

「5万で頼むのは相手を額面月収20万扱いすることと同義」くらいの意味で書いたんだけど俺が悪かった!!!!すまん!!!!!!!!

あと「平均的な金額を書け」と言う批判も見たが、本当に申し訳ないことに「元」なので自分のいたところ以外の金額相場を知らんのだ……。

商業であれば許されない金額同人イラスト発注できるのには理由がある。相手趣味とかスケジュールとか工数の簡略化とか」という話です。特に商業イラストだとせっかく描いてくだすったイラストを、様々な理由によって(時には相手感性否定するかたちで)リテイクせざるをえないことが多くて、そういったことを込みで考えると稿料はもっと高くてしかるべきなのだ

発注要件最初にすべて提示する

これは絶対だ。

たとえば、「イラストを1枚お願いしたい」とだけお願いしてあとからイラストの点数を増やすのは一番最悪なパターンだ。最低でも、

は全部伝えること。

発注要件はいくつかのレイヤーを設ける

どちらにとっても不幸なことは「聞いてない!」の発生だ。

  • 絶対に変えられないこと/原則守ってほしいこと」
  • 「できればお願いしたいこと」
  • 可能であればお願いしたいが無理なら不要なこと」
  • こちらでは考えが未定なので、できれば提案していただきたいこと」

といった、いくつかの発注レイヤーを設けておくのが望ましい。柔軟性のレイヤーを設けておかないと、前述のとおりイラストレーターさんを「言われたとおりに描いてもらう存在」として扱うことに繋がりかねない。また、「絶対に変わらない発注要件」を明示しておかないと、イラストレーターさんが仕事に関する予測可能性を確保できない。たとえば、リテイクに関する同意はとりつけておいた方がいい。「リテイクは1回まで」「リテイクを出すときは24時間以内に出す」など。そういった取り決めを設けた上で、取り決めをこちらが破った場合は追加予算を払うといったルールを設ける。

前述の予算問題にも絡むが、あんまり予算が出せないときは「リテイクは絶対に出さない(〇回まで)」といったルールを設け、イラストレーターさんの不安を最小限に抑えるといった心遣いは重要だと思う【ちなみに、実際にラノベイラスト発注したときに「リテイクを出さない」という約束を設けたことは一度もない。あとリテイク費用を出せたこともない。リテイク云々は「最悪利益が出なくてもいい非商業発注」だからこそ簡単に取り決められる話だと認識している】。

小説原稿だけを送りつけない

大変失礼ながら、同人小説原稿は多かれ少なかれ「読みづらい」。本文をイラストレーターさんに読ませることを強要してはならない。その前提でいるべきである。本文をそのまま送りつけて「この話のこのキャラクターを」とお願いするのはもっての他であるイラストなしの長編小説からキャラクターの外見描写を抜き出す作業想像してみてほしい。むっちゃくちゃめんどくさい。

たとえば、女の子イラストを描いてもらうなら

くらいは事前にこちから提示したい。なお、これは「原稿を送ってはならない」という意味ではない。作品雰囲気がわからないのにイラストを描いてもらうの大変なので。小説原稿を送った上でちゃんイラスト指定をまとめておくこと。

この辺りはキャラクター発注書の作り方に踏み込むからそろそろやめておくが(飽きてきたとも言う)、文章で全て書く必要はない。「こういうイメージで」とGoogleで拾った画像を投げるだけでも随分違う。

追記

肝心なことを書き忘れていたが、そもそもの前提として

相手事情確認する

こういった諸々をいきなり提示たからといって、それだけで先方が楽になるとは限らない。相手にも相手事情があるからだ。

相手商業デビューしたイラストレーターさんなら、相手スケジュールを必ず確認しよう。別に相手が締め切りを破るの前提に考えるべき」と言っているのではない。商業仕事の締め切りと、同人仕事の締め切りが重なった場合、当たり前だがイラストレーターさんは商業仕事を優先するに決まっているのだ。イラストレーターさんが商業作家だったり、あるいは商業での仕事が降ってきかけている方だったりする場合は、そのスケジュール可能な限り把握して、その上で「商業を優先した場合同人スケジュール」を逆算すべきなのである

追記

普段その人が描きなれてないものを依頼するなら工数を多く見積もるべき」みたいな話もあるがこれも割愛している。これ以上細かい話になるとボロが出るので。

スケジュールに余裕をもたせる

これをしない人がものすごく多いが、上記のようなスケジュール計算ガチガチにやっても、スケジュールは、絶対に、遅延する。

同人イラストでリテイクや修正を出す事例はどれほどあるかわからないが、たとえばスケジュールの中に修正対応の期間を計算に入れているだろうか。同人誌だったら多少は余裕を持たせられるはずだ。冬コミイラストを仮にお願いするとしたら、仮に11月中旬が最終締め切りだとして、あちらこちらにマージンを設定して提示する締日は10中旬くらいにすべきである

最後

諸々書き殴らせてもらった。思いついたり批判を受けたりしたら適宜追記修正する。

なお、これらは失敗から学んだことであり、書き手増田がそのように振る舞っていたことを意味しない。つまり投稿過去仕事をしたイラストレーターさんへの贖罪意味合いが強い。皆さんは増田のような失敗をしないでいただけるとさいわいだ。

anond:20190519061244

2019-09-08

25歳で処女の話

私には周りに言えない秘密がある。

それは、25にもなって処女だということ。

今まで彼氏がいなかったわけじゃない、高校生の頃はいなかったけれど大学に入ってから今までで2人とお付き合いした。

付き合いはしなかったけれど、好意を寄せられることも何回かあった。

チャンスとか、タイミングがなかったわけじゃない。

何度もあった。でも怖くて出来なかった。

かつてお付き合いした2人は、本当にとても優しい人で半年も付き合ってたのに、私が「まだ無理」というとすぐに辞めてくれた。大学生のころの彼には手で何回かしてあげたけどそれだけ。

その後の彼に至ってはキスまり。本当に申し訳ない事をしたと思うし、それ以上にいい人を逃したなぁとも今更ながら思う。

怖くなった理由は正直よくわからない。

もちろん痛そうとか、自分の体に自信がないからとか色々あるけど。

でもわりと、昔から性に潔癖だったのはある。

もちろんそういう欲が0なわけではない。し、普通女の子より強いほうかもしれない。興味を持つのも多分早かったし、自分を慰める行為も多いほうだと思う。

行為に興味がないわけじゃない。むしろ、すごくある。やってみたいし、めちゃくちゃにされてみたいとか、いじめてあげたいとか、そういう欲はいっぱいある。

でも、いざ踏み込む手前でそれ以上の怖さと、気持ち悪さが上回る。

話は少し変わるが、私はパーソナルスペースが狭い方で、男女問わず人間が好きだ。

初対面でも相手空気に合わせることはそれなりにできると思うし、懐に入り込むのも得意だと思う。

人間が好きだし、好かれるのが好きだ。

大学生の頃、友達が少なかった私にとてもよくしてくれるお兄さんのような存在同級生がいた。同い年だったけどすごく面倒見がいい人だった。

家が近いのもあって勉強をよく見てくれたし、よく遊んでくれた。彼は私のことを妹みたいだと言っていたし、私も彼を友達として大好きだった。

ある日、いつものようにレポートを彼の家で手伝ってもらっていた日、仮眠を取った。電気を消して、彼はベッドで、私は床で寝させてもらった。

彼の家にお邪魔するのは何回かあったけど、寝るのは初めてだったような気がする。電気を消して、数分した後、彼がベッドから降りて私の布団に入ってきた。

暗闇の中で名前を呼ばれて、手を繋がれた。

彼は離れて暮らす妹さんがとても大好きなひとだった。いつも妹さんの自慢をしていたし、その日も寝る直前に妹さんに会いたいと、話をしていた。

から、私は手を繋がれた時、正直ビックリしたけど、でも 妹さんに会えなくて寂しいんだろうな、なんてアホな事を思った。

から私は手を振り払わずに、寝たふりをした。

そしたら、急に彼は私の上に覆いかぶさってきて、すごく荒い息で何度も私の名前を呼んだ。

今でも、鮮明に思い出せる。彼の荒い息遣いドラマとか、アニメとかでそういう荒い息遣いのシーンを見るたびにぞわぞわして気持ち悪くなる。

私は、彼の肩を押して、抵抗して、とりあえず落ち着いて、と何度も言った。

上体を起こして距離をとったら、ごめん。と呟く彼から逃げるように荷物をまとめて家を出た。

それから彼とは気まずい空気のまま卒業して、一回も会ってない。

今思い返しても、彼は悪くない。

自分パーソナルスペースの狭さがおかしくて、勘違いされたこともその頃は何回かあった。

それなのに、この人は大丈夫だと勝手に思い込んで危機感もなく男の家に行き、男の部屋で寝た。完全に自分が悪いのだ。

それでも、興奮した男を目の前にするとあの時の気持ち悪さが蘇る。

再び話は変わるが。

最近、長くしていた一人暮らしから出身地に戻って実家暮らしになった。

私は昔から父が苦手だった。色々理由はあるけれど、最近知った言葉形容するとモラハラ気質のある人だからだろう。

父に関して、私の最悪な記憶を1つ思い返してみる。

匿名ブログを書こうとしたきっかけの話でもある。

(さいきん、「墓場まで持っていく話」なるスレ2ちゃんねるにあることを知ってこの話を書き込んだのだけれど、まだ書き込みたいことあったなぁと思い、ここを思い出した。)

まあ、よくある話。

本当に小さい頃、酔っ払った父に服をめくられて体を触られた。

私はその時寝ていて、寝ている最中に触られた。胸を揉むとか、そういう過激なのじゃなくて、胸の下あたりとかお腹らへんをスルスルっと撫でられた程度だけど。

私はその時本当に小さかったから胸も膨らんでなかったと思うし、父親何の気なしに、いやらしい気持ちでなく触っただけかもしれない。

でも、いまでも覚えている。

父にも良いところはある。真面目なところとか、たまに見せる優しさとか。

でもそれ以上にある嫌悪感を私はまだ、拭い去ることができていない。

何回良いところを見たって、私の中では「娘の体をまさぐる最低野郎なのだ

男の人はふつうに好きだ。いまだって毎日のように彼氏が欲しいと嘆いている。

それでも、たまに、ふとした時に。

本当に男の人が気持ち悪いと感じることがある。

そういう行為が今までできなかったのは、ただ単に自分に自信がないだけかもしれないし、臆病すぎただけかもしれない。

でも、昔の記憶もどこか小さなさな要因になっているような気も、する。

気づけば自分アラサー

処女が好きだなんて人も世の中にはいるかも知れないけど、そんなの自分からしたら恥ずかしいし情けないだけだし、男性も内心は「えぇ、こいつこの歳で?重…」なんて引いているかも知れない。

なるようになれ。って感じで。

正直、将来好きな人に幻滅される前にハプバーとか、ネットとかで出会った人にどうにかしてもらおうなんて考えている。

せめて26にまでは、どうにかしたい。

2019-09-05

anond:20190905134100

まあ、お前が踏み込むところはたいていプロが踏み込んでると思うがな

2019-09-02

anond:20190902021257

侵略者自分守備範囲踏み込むまで声を上げなかったのだから愚かだとしか言えないな

世間はすでに懐柔されてますんでね

嫌なら見るなと述べるあなた差別主義者として扱われるだけなのですよ

抵抗するなら3年は遅かった

2019-08-29

見始めたのもオリラジが好きだっただけやねん…

最近オリラジあっちゃんYouTube大学にハマったんだけど(詳しくは調べてみてくれ)

結構消費増税だの選挙だの原発だのいわゆる政治的なとこを「現代社会」として取り扱うのね?

これがさ~めっちゃ面白いんだけど布教しようにも見てもらうまでのハードルバリ高な上に下手なやり方すると「アッ……政治沼の方に行っちゃったのね……サヨナラ……もう帰ってこないでね……」ってなる奴でうんうんなるほどね!仲間内で喋れないってこういうことね!ってなってる。

いや例えばだけど普通に20代の男女が「消費増税ってさ~」「軽減税率ってあれさ~」って話し合ってたら

(こらアカン……意識高い()方々の意識高い()会話や……近付かんとこ……)

ってなる空気が余裕である。てか1時間前までこの私がモロそうだった自覚がある。

なんかね、教えてもらうと「ま、まじで……?待ってそれ話盛ってない??」ってなるくらいすごーくわかりやす知識が吸収できるんだけども、そこに踏み込むまでのハードルが小中学から設定されてて大人になった今ではもう線っていうか壁だよね。ATフィールド展開しちゃうよね。情報遮断が身に付いている……「政治っぽい会話=ヤベー奴」って図式はかなり強固だよ……って実感した。

自分アカウントでYouTube大学現代社会動画リツイートしたら絶対ヤベー奴だと思われると思うし優しい人たちはそっとスルー大人対応で「そういう話さえしなきゃ仲良くやっていきましょうね(ニコッ)」ってなるのわかるもん。

面白かったしわかりやすかったし調べる取っ掛かりもいっぱいあってあれは有意義動画だなって思うんだけども、感動のままに友達かに「すげー面白いんだよ!選挙の話とか税金の話とかめっちゃわかりやすくて!」って話したらマルチにハマった人を見る目で遠ざけられるに違いないよね!

これが何を言いたいってつまり「うっかり知識を得られてしまった人達がその興奮のままに知識を各所で吸収しながら、周りの人にも共有したくて熱心に話してしまう」→「ヤベー奴だと思われて距離を置かれる」→「全然伝わってない様を見て熱くなり布教が激化する(熱くなりすぎて道を誤る奴も出てくる)」

ってのが続いた結果、「政治意見を持ってる奴は大体ヤベー奴」って図式を奇しくも強固にしていったんかなっていう思い付きを吐き出したかったまぁ独り言

何が怖いって「知ったら誰かに話したくなること」が現在進行形で起こってるってことだよなー。勉強はだいじ……噛み締めた……。まさか日本史の授業全然理解できたことなかったしちょっくら喋りのプロが話す日本史でも聞いてみるか(あっちゃんは相変わらず顔が良いなぁ)」とかって見始めたのがこんなことになるとは思ってなかったよ……。

2019-08-25

友達作りか?

会社の先輩が1年前に彼女と別れた。そこらへんからなぜか食事に誘われて

半年前くらいから二人で食事に行き、映画に行き、って数回している。

私がそんなに人付き合い得意じゃないので、頻度としては1か月に1度くらい。

お互い社会人だし、別の部署だしそんなもんだろうって。

でも全然どうしたいのかが見えない。

身体距離が近くなるわけでもないし、彼いるの、みたいなことも出てこない。

まあ一緒に過ごして楽しくはあるんだけどそこまで話がめちゃくちゃ盛り上がるわけでなし。

別れた彼女と私はとても身近な知り合いなので、妙に突っ込んだことを聞くのもなんか憚られるし、

会社の知り合いだし…。

これってデートなんかな、と思ったりもするけど会社の後輩と先輩が飯食いに行ってるだけかって思ったりもする。

ただの友達作りなら今後は断っちゃってもいいか。などと考える恋愛初心者非コミュ)なのであった。

一歩踏み込むきっかけとかあんのかなあ

今後どうする?

2019-08-18

車の目つきが悪くなったのは、いつ頃からだろうか

30年くらい前の乗用車は、その目が真っ直ぐ前を向いていたと思う。「車の目」というと、やはりヘッドライトなんだと思う。映画カーズ」では、登場“車”物の目が、フロントウィンドウに描かれていたけど、私達が生活する空間を走っている車は、やはり前照灯が目として意識されるかな。

昔の車のライトは丸とか四角とかあったけど、たぶん電球の性能が今ほど良くなかったから、その所為で、目が素直に見開かれて、前を見つめているような雰囲気だったのだろうと愚考する。真っ直ぐだったと思う。

ところが、20年くらい前からだろうか、「目つきの悪い」車が走り始めた。言ってみれば「半眼」とでもいうような、眉をひそめているような、何か世界を疑っているような、不信・不審を漂わせた「表情」に見えた。ハロゲンランプのおかげで、ライトの面積を狭くしても光量を確保できるようになったからかもしれない。エンジンが小さくなってボンネットを低くできるようになったとかもある? 

最近ではLEDを使ってさらヘッドライトを小さくできるから、「デザイン可能性」がより高まったと言えるのかも。でも、「デザイン可能性」て、何だろ。マーケティングへの工学的応答性が高まった、簡単に言ってしまえば、人気ある売れるデザインが作れるようになった、てことかもしれない。

自動車会社デザイン部門としては、売れ線を追究したらこーなりました、てなところで、つまりお客様のご要望、ひいては社会ニーズに応えております、てなことなんだろうけど、それ、つまりは、昨今の「お客様」とか「社会」とかが、恫喝とか威圧とか煽りを求めている、てことなのかな、どうかな、そうなのかな。

最近ミニバンとか言われる車種の面構えが、怖いんだよね。周りに恐怖を撒き散らしてどうするよ。

車を買う方=消費者お客様としては、自らの心のうちに抱いている共感とか憧憬とか趣向とか、そういう感情感覚的なものと、目の前にある車のデザインが醸し出している何かがガキッ! と反応するから、目の前の車を買うわけで、そのときお客様心持ちが、車の、そして車メーカー無意識的何かによって後押しされているんじゃないか、と心配になってくるわけです。

当社のモットー安心安全です、と表明している裏側には、ほら、オラオラってカッコいいだろ? はん? とかいう下顎横滑り右斜め上30度のせせら笑い的ニュアンス漏れ出してないのかな、と。

お客様ニーズに応えることが、お客様の中にある何かを後押しして、そうやって後押しされたお客様がそこに力を得てアクセル踏み込む自分肯定する、てな感じで、何か「黒いサイクル」のようなものが力強く拍動しながら加速したらやばいんじゃないか、と危惧するわけです。言ってみれば産業デザイン社会的責任性というのか、その辺に懐疑を抱いてしまう。

まあ、そういう一連の欲望のようなものが束になって人類社会が発展してきたということも確からしいので、一概に否定することはできないと思うけど、子供に言われるままに甘いものばかりやってると、そのうち虫歯ボロボロなっちゃうよ、という不安なわけです。子供の国があって、そこで幸せ暮らし続けることができるならいいけど、そこから子供がこぼれ出してきちゃうと厄介なわけで。

2019-08-06

anond:20190806165004

自分経験として、無遠慮な発言個人的なことに踏み込む言動コミュニケーション中の不愉快さ、攻撃性、値踏みされる経験身体的恐怖とかが重なっていて、かつ、それぞれの言動をしてきた人の唯一の共通点男性だったってことがそう思う要因だったんじゃないかと考えてるよ。

しろ女のほうがこれらの恐怖の源泉になってるわけだが...

さらに接近するだけで性犯罪者扱いされて社会的抹殺をされる恐怖もありますね。

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