はてなキーワード: 踏み込むとは
子供も2人すくすく育っていてどちらも本当に可愛くて大切な存在です。もちろん愛してます。
そんな自分ですが不倫をしたいと思っていますし、不倫が許されないことに憤りを感じています。
妻が不倫しているとかという理由ではなく、単純に夫婦間でのセックスレスの問題です。
「疲れてる」「ゆっくり寝させてほしい」「今はそんな気分じゃない」
この10年、何度誘っても同じ返答です。
この欲があったからこそ、生きることを諦めず生き残った、逆を返せば、欲があった生き物だけが今の世界に生き残っているのだと言えます。
何が言いたいのかと言えば、欲は自分ではコントロールできない恐ろしい代物だし、例外なく自分にも備わってしまっているのだということです。
わたしは平穏な生活を送っていたいのに、欲がそれを邪魔します。
欲が膨らめばそれが叶わなければストレスになるし、機嫌だって悪くなります。
仕方なく自家発電しますが、これだって妻に見られたらなんと言われるか分かったものじゃありません。
それに自家発電が満たしてくれる欲は自分が満たしたいと思っている欲とは当然イコールではありません。
ならば愛を売り物にして代わりにセックスを得る以外に手段がないじゃないですか。
妻がきれいであればあるほど、妻が魅力的であればあるほど、セックスレスは私の男の部分を苦しめます。
美人な妻を持ったイケメン俳優が不倫する背景も同様ではないでしょうか。
子育ての数年を我慢できないようでは甲斐性がないと言わざるを得ませんので同情するつもりはありませんが。
セックスレスが離婚事由になるとはいいますが、別に離婚したいわけじゃありません。
溜まっていく欲の解消をしたいだけです。
相手が人間だということを理解しているからこそ、相手の気持を尊重するからこそ、セックスを強要することを恐れそれ以上相手に踏み込むことができません。
しかし、断られることは真綿で首を締めるかのようにじわりじわりと自分自身を苦しめていきます。
同じく断り続けることも、その人を苦しめることを知っています。
今や妻を誘って断られる苦しみと妻が断ることで受ける申し訳無さとの抵抗感をあわせたら、どこかで寂しがっている女性と不倫を働くことのほうが抵抗が少ないのではないかと感じられてしまうほどです。
どうか世の中の女性は、そういう夫の苦しみを理解してあげてほしいし、そういう世迷いを働く男性を強く拒否してほしいと願います。
同様に、男性側が原因のセックスレス夫婦も、妻の苦しみを夫が理解してあげてほしいと願います。
そして、結婚はお互いの欲望を支配できるものではないという理解が世の中にもっと進んでほしいと願います。
その解決方法が、自分では相手とセックスができないというのであれば、肉体関係と婚姻関係を切り離すことでもよいと思います。
今の所わたしには不倫をするだけの勇気がありませんが、避妊手段がこれだけ進歩した今だからこそ、結婚とセックスを切り離した新しい関係がお互いの結婚に対する負担を減らしてくれると信じています。
バスが止まると、乗客たちは押し黙ったまま次々と降りて行く。車窓から見える煤けた家々の影に吸い込まれて行く彼らを眺めていると、いつの間にかバスの中には僕と運転手だけがとり残されていた。分かるはずもないポルトガル語でなにかを伝えようとする運転手の表情を見て、ようやくここが終点のモシンボアダプライアだということに気付いた。
モザンビーク共和国の最北部、タンザニアとの国境に最も近い街、モシンボアダプライア。ナンプーラからミニバスに揺られること10時間、日も傾き始めた午後4時頃、やっとのことで到着した。
21世紀になった今でもまだ未開の森が残っているというモザンビーク北部。小さな村と村を辛うじて繋ぐ細い道路は言うまでもなく未舗装で、その上を走るトヨタハイエースのミニバスは、重ねて言うまでもなくオフロード向きの車ではない。乗車定員をまるで無視したぎゅうぎゅう詰めの車内で、膝の上に拷問器具さながらの重たいバックパックを載せて、しかも悪路を走る振動に耐えながらの10時間は、気の遠くなるような長い時間だった。
あわてて荷物を引っ張って外に出ると、空になったバスはそそくさと何処かへ行ってしまった。降り立った場所はバスターミナルなんて大層なものではなく、石造りの家々が建ち並ぶ小さな村の一角にポツンと広がった、ただの砂地の広場だった。広場の端に植えられたヤシの木の陰には何人かの女性や老人が座っていて、サトウキビをバリボリ齧りながらこちらをじっと見ている。ああ、ここ数日と同じだ。
モザンビーク最大の都市、首都のマプトは、南北に長い国土の一番南の端にある。南アフリカから陸路で入国した時、最初に到着した街もマプトだった。首都は首都なりに近代的なガラス張りの高層ビルが建っていたりもするのだけど、そこから北へ向かって縦断を始めると、車窓から見える景色がどんどん田舎に、自然に近づいていくのがそれはもう如実に分かる。白人の観光客がいるのはせいぜいマプトの次の街のイニャンバネ辺りまで。国土のちょうど真ん中辺りを東西に流れるザンベジ川を超えると舗装道路がほとんど無くなる。北部の街キルマーニを超えるともう公共交通機関が当てにならないので、道端にはヒッチハイクの代行をして日銭を稼ぐ子供達が居たりする。モシンボアの手前のペンバ辺りまでは、自分以外の酔狂なバックパッカーを見かけることもあった。しかし、ここに来てついに異邦人は自分だけになってしまったらしい。
いわゆる発展途上国の場合、自分のような旅行者は、バスから降りるなり土産物の押し売りやホテルやタクシーの客引きにもみくちゃにされてうんざりするのが常だ。しかしアフリカのこんな僻地まで来てしまうと、そもそも旅行者が訪れることなどほとんどないはず。外国人慣れしていない土地の人達も、突然バスから降りてきた肌の色の違う人間に驚きつつもどう対処したらいいかわからないのだろう。一挙手一投足を全方位から遠巻きに観察されているような視線は、動物園のパンダにでもなったかのような気分にさせてくれる。
惚けていても始まらない。まずは今晩の宿を確保して、それから英語の分かる人間を探さないと。ここまでの街で集めた情報によれば、モシンボアからは毎朝早くに国境行きのバスが一台出ているらしい。できれば明日の朝そいつに乗り込みたい。ここ数日、ATMもなければクレジットカードも使えないような場所を通ってきたせいで、手持ちの現金はもうほとんど尽きかけていた。今はできるだけ早く駒を進める必要がある。とにかく、話のわかる奴を探して情報を聞き出さないといけない。僕は檻から抜け出すようにしてその広場を後にした。
重い荷物を背負って村の中へ入って行くと、ここでも同じように奇異の目を向けられる。それでも、こういう時は一度誰かに話しかけてしまえば後は簡単だ。それをきっかけに周りで見ていた人たちも次々話に入ってきて、いつの間にか自分の周りは人だかりになっている。その中には英語を喋る奴が大抵一人くらいはいるもので、今回もその中の一人、僕と同い年くらいの青年を見つけた。彼が言うには、自分の兄貴が毎朝国境行きの車を運転しているとのこと。この村に来る外国人は十中八九陸路でタンザニアへ向かおうとしている奴だから、客になりそうな外国人がいると聞いてすっ飛んで来たらしい。村の奥、青年の指差す方向には一台のピックアップトラックが止まっていた。手を引かれ、群衆をかき分けながら近づいていくと、荷台に腰掛けた白いタンクトップの男がサトウキビをバリボリ齧りながらこちらに視線を投げている。トラックの前まで来ると、男はサトウキビの食べかすを地面に吐き捨て、挨拶もそこそこに言った。
「あんた、国境に行くんだろ。300メティカルで明日の朝こいつの荷台に載せて連れてってやるよ。早朝三時にここに来な」
なんとなく予感はしていたが、国境へ行く手段というのはバスや乗り合いタクシーの事ではないらしい。このトラックの荷台に乗って、荷物のついでに運んでもらうということなのだ。トラックの荷台には、明日の同乗者になるのであろうコーラの空き瓶が入ったケースや何が詰まっているのかわからない大きな頭陀袋が山と積まれているだけで、当然ながら座席のようなものは見当たらない。今日の移動もなかなか骨だったが、明日も今日に劣らずタフな一日になりそうだ。
運賃として提示された300メティカルは日本円にしておよそ500円少々。交渉が前提になっているようなひどく高い金額でもないし、村を歩いて探し回っても他の交通手段があるとは思えない。500メティカルなら、あと一日くらいこのモシンボアに泊まってゆっくり骨を休める余裕ができる。聞く所によればこの男は毎日国境まで行っているようだし、出発を一日先延ばしにしてもさほど問題にはならないはずだが、でもこの時はそうしなかった。前へ前へと懸命に移動することに、ある種の快感のようなものを覚え始めていたのかも知れない。とにかく僕はこのトラックで明日の朝、国境まで行く事に決めたのだ。
握手を交わすと、男は表情を和らげて言った。
「寝る場所が必要だろう。弟に宿まで案内させるから今夜はそこで休め。寝坊しても起こしに行ってやるから安心しろ」
男が目配せをすると青年は頷き、ついて来いと言って歩き始めた。もう一つの懸案だった宿の方も、彼らが世話してくれるらしい。それもそのはず、人や荷物を国境まで運ぶ商売をしていれば、僕のような旅行者を載せる機会も幾度と無くあっただろう。そんな旅行者への宿の斡旋も、彼らの商売の一部なのだ。
青年の背中を追って歩いていくと、少しずつ村の中心に近づいていくのがわかった。舗装された道幅の広い道路があらわれ、ガソリンスタンドや錆びたコカコーラの看板、商店や食堂などが民家に混じって見え始める。顔を少し上げると、視界の端にわずかに入るヤシの木や、朽ちて傾いた丸太の電信柱の向こうに、どことなく湿った雨期の青空がいっぱいに広がるのが見える。
10分も歩かないうちに、僕らは一つの建物の前で立ち止まった。周りに見える民家や商店より少し大きい、ちょうど郊外のコンビニくらいの大きさのその建物は、宿泊施設としてはやや小さく思える。水色のペンキで塗り染められた石の外壁には大きなひびが入り、風雨や土埃に晒されてくすんだ色になっていた。やれやれ、想像通りのボロさである。
「ここが宿だ。少し汚いけどこの村には宿はここしかない。悪いけど我慢してくれよな」
青年はそれだけ言うと、あっけにとられる僕をその場に置いて来た道を逃げるように帰っていった。僕が宿にいちゃもんをつける前に立ち去りたかったのだろうか。
入り口にかかる簾をくぐり、薄暗い室内にに踏み込む。簾に付いた鈴が音を立てると、奥のカウンターの向こう側から一人の老人がゆらりと立ち上がった。部屋が欲しいんだと大袈裟なジェスチャーを交えながら伝えると、彼は黙ったまま横の壁の一点を指差した。目をやると、石の壁に赤のペンキで直接文字が書かれているのに気付いた。
"Single 1200. Twin 1600."
シングルの部屋が日本円にしておよそ2000円ほど。いままで泊まってきた宿の中では一番高い金額だが、さて、どうするべきか。村にある宿がここだけだと言う青年の言葉は、この宿の大きさから考えて恐らく嘘だろう。ここより安いという確証はないが、土地の人間が使うゲストハウス位はどこの村にも幾つかあるものだ。しかし、重い荷物を再び背負って表を歩き回るのはやはり億劫だった。壁に書かれた赤いペンキの文字は酸化してほとんど茶色くなっていた。いつからこの値段でやっているのかは知らないが、少なくとも僕を金持ち旅行者と見てふっかけているわけではないようだ。値段の交渉は望み薄だが、僕は試しに聞いてみた。
「もう少し安くはならないの?」
老人は困ったような、それでいて僕がそう言い出すのを知っていたかのような苦笑いを浮かべ、少しの間を置いて言った。
「窓のついてない部屋が一つあるが、そこなら600でいいよ」
なんと、意外なほどあっさり宿賃が半値になってしまった。一泊1000円なら上出来じゃないか。窓が無いというのは、まあ多少風通しと明るさに問題があるとは思うがこの際妥協してもいいだろう。どうせ明日は日が登る前にここを発つのだから。
「部屋を見せてくれる?」
僕が言うと、老人は鍵を引き出しから取り出し、カウンターを出て奥へ伸びる暗い廊下を歩き始めた。僕もその後を追った。
一つのドアの前で立ち止まると、老人はドアノブに鍵を突き刺して、ガチャガチャと乱暴に鍵穴をほじくり始めた。なかなか開かないようだ。このボロさでおまけに窓の一つも付いていないときたら、本当に地下牢のような荒んだ部屋なのだろう。そんなことを考えながら、鍵と格闘する老人の背中を眺めていた。しばらくして鍵が開く。額に汗した老人は僕の方を向いて意味深な笑みを浮かべ、ドアを開いて見せた。
開け放たれたドアの前から覗いた部屋は、想像通りとても簡素なものだった。だが、想像していたより酷くもなかった。六畳程度の部屋のど真ん中にはセミダブルくらいの大きなベッドが石の床に直接置かれ、部屋の隅にはちゃちな木製の小さな椅子と机が、客室の体裁を取り繕う申し訳のようにちょこんと置かれている。そして、奥の壁の大きな窓からレースのカーテン越しに差し込む夕陽が、数少ない部屋の調度品と埃っぽい室内を舞う無数の塵を照らしていた。しかしこの部屋、さっきと少し話が違うんじゃないか。
「いや…ご主人、僕が見たいのは半額の部屋の方なんだけど」
「ん? この部屋は600メティカルだが」
僕がそう言うと、老人は黙って部屋へ入って行き、カーテンをめくる。そこにはあったのは確かに窓だった。窓だったが…窓にはガラスが入っていなかった。僕は思わず笑ってしまった。窓が付いていないというのがまさかこういう意味だったとは。明るくて風通しの良いこの部屋は、僕が覚悟していた牢獄の様な部屋よりよっぽどマシに見えた。しかし、中と外の境界を作るのが鍵の掛けようのない無い薄いカーテン一枚というのは、やはり安全面に問題がありすぎる。こんな部屋でおちおち寝ていたら命が幾つあっても足りないだろう。強盗、マラリア、野犬、その他諸々の野生動物、危険は数え出したらキリがない。半笑いでそんな事を考えていると、いつの間にか隣に来ていた老人に小突かれた。
「で、どうするんだ」
「…窓が付いている部屋も見たいな」
「だろうな」
ニヤリと笑みを浮かべた老人は静かに扉を閉めると、一つ隣の部屋の扉を開けて僕に見せてくれた。さっき見たのと一見全く同じ部屋だが、こっちのほうが心なしか手入れがされているように見える。中に入ってカーテンをめくってみると、くすんだガラスがしっかりと嵌めこまれた窓と網戸が見えた。
「1200メティカルだけど、いいよな?」
振り返ると、勝ち誇ったような笑みを浮かべた老人と目が合った。やれやれ、こちらの完敗である。
「…いいよ。この部屋にする」
宿賃を渡し、僕は笑ってそう答えた。老人は僕の肩にポンと手を置いて、隣の部屋のとはまるで違う綺麗に磨かれた鍵を渡してくれた。やっぱり、あの部屋には最初から客を泊めるつもりなんてなかったのだろう。
「明日の昼まで停電だから電気はつかないよ。ロウソクが引き出しにあるから使うといい」
「一本いくらですか?」
「サービスだよ」
僕が皮肉半分に聞いたことを知ってか知らずか、老人はどうだ気前がいいだろうと言わんばかりの誇らしげな笑みを見せ、ドアの外へ消えて行った。やり返してやった気にはまるでならなかった。
靴や荷物についた砂を振り払い、ベッドに寝転んだ。疲れ切った身体を動かす体力はとうに尽きていたが、不思議と気分は高揚していた。蓄積した疲労の中に滲む自虐的とも言える旅の充足感に気付いたのだった。
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- Josui_Do ねとらぼは刃と繋がっていたり、はちまへの私怨で動いてるって話もあるので全部が全部つぶしあえー、ってところですかね 12 clicks 2016/12/29
- kairusyu ねとらぼも質は良くないが、まぁ頑張って追求してくれ。個人的にはインサイダー行為を平気でやってるように見えるので証券取引等監視委員会の出番が合ってもいいと思う 2016/12/29
- shiromatakumi 張り切っちゃてるね、ねとらぼ 2016/12/29
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- fujioka223 buzzfeedに続いてねとらぼが息巻いてる時代に感慨を覚える。 2016/12/29
- norinori2232 ねとらぼはBuzzfeedにでも感化されたのか?/著作権に関しては、ねとらぼが追求できる立場でもないけどな。芸能人のブログやインスタのスクショ画像使いまくりだけど、引用の要件を満たしているとは思えない。 2016/12/29
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- isshoku その点ねとらぼはITmediaの看板掲げてやってるからすごいな 2016/12/29
- mobile_neko ねとらぼがちゃんと取材しているだと?これは応援したい 2016/12/29
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- t714431169 狼少年の寓意を正確に読み取って、この件に関してはねとらぼを応援すれば良いのでは。 2016/12/29
- uturi ねとらぼにしては丁寧な取材記事。DMMはここ最近はクリーンなイメージを出してきてたのに、なぜコンサルとして雇ったのだろうか。/「プライベートなので答えたくない」という言い訳は笑ってしまった。 企業webメディアねとらぼ 2016/12/29
- dnasoftwares ねとらぼを同類扱いしてる人たちははちまが掘り返されるとなんか困るのかしらん?▼JINが元気よくSkypeの微妙なログを晒したのをこれまた元気よくばらまいてる諸氏もやっぱり燃えたら困る筋なんです??? 2016/12/29
- wow64 まあねとらぼもアレだけど親方SBなのを隠してはいなかったからな... 2016/12/29
- weissorvice 個人ライターの記事かと思えば編集部署名でしかも独自取材の記事か。ジャーナリズム感は良くも悪くもとても薄い、「右から左へ」のねとらぼにしてはやたらと激しく噛み付いてる感じだな/中の人のカラーということか 2016/12/29
- Hige2323 はちまはDMMと繋がってて、それを追及してるねとらぼ池谷はjinとつるんでるというどっち見てもゴミクズしかいない感凄い ネットメディアこれはひどい 2016/12/29
- miz999 ねとらぼに調査力ってあったんだな。オタクが内輪ネタでキャッキャシコシコしてるだけのサイトか思ってた 2016/12/29
- syokichi 数年前はちま管理人をヨイショ/擁護していたねとらぼなので、イマイチ彼らの立ち位置/意図が判りかねる。とりあえず静観すべき案件か。今後もはちま&DMMを攻めるつもりなら、ついでに「俺的ゲーム速報」もヨロシク。 Web事件簿メディア 2016/12/29
- b4takashi かつて好意的に扱っていたはちま起稿を執拗に追求する方針にねとらぼが転換したのは、これまでと手切れということか。こういう方面でBuzzFeedと争うのはまあ良いことっちゃ良いこと、か? 39 clicks 2016/12/29
- tbsmcd 過去のねとらぼがいくらクソだろうとこの追及姿勢は評価すべきだと思う。 2016/12/29
- abiru2kson ねとらぼの熱量凄まじいな。まぁねとらぼも功罪あるが、今は水差すようなこと言わず、この調子で頑張ってくれと言っておきたい。 2016/12/29
- deep_one なぜ「ねとらぼ」の扱いなんだ? 2016/12/29
- arumajirouramo わりと短期間だから、ねとらぼの追求でこりゃアカンとなって売却、の流れなのかね いいぞもっとやれ 2016/12/29
- djent44 そんなねとらぼのとっておきの情報です、ご査収ください https://twitter.com/IoryHamon/status/814114011843178497 2016/12/29
- tis8347 はちまが恨みを買いまくってるのは分かるけどねとらぼが珍しく執拗なのはなんなのか ネット 24 clicks 2016/12/29
- raderjp 回答が遅れた=隠蔽とか頭がおかしい。また1年しか買収していないのに過去の悪行はすべてDMMが関与していた書き方になっているが、むしろここ1年ははちま発ではなくねとらぼが炎上元だ。ゴミがなにを言っている。 この記事はおかしい 2016/12/28
- bottomzlife これ、ねとらぼの取材で消火しようと売却へ逃げたってこと? スタッフライティングみたいだけどこんなに根気よく問い合わせする力のある編集部員いたっけ? 2016/12/28
- Fushihara 攻めるねえ。記者名が「ねとらぼ」表記なのはなんでかしら 2016/12/28
2017年01月05日 01時30分 公開 謎の囲碁棋士「Master」の正体は「AlphaGo」 Googleが発表 - ねとらぼ 625 users
2017年02月02日 18時43分 公開 「4分33秒黙ってたら著作権料発生する?」 JASRACにド直球な質問をぶつけてみた - ねとらぼ 358 users
2017年03月06日 16時05分 公開 “二次元ボディー”天木じゅん、ついに「童貞を殺すセーター」を着用してしまう - ねとらぼ 341 users
10年ほど前、20歳そこそこのわたしは、まだ牧歌的な雰囲気だったTwitterで、趣味を通じてあるお姉様方と出会った。
ただ結婚していないだけならまだマシで、1人は虚言癖があり、1人は破滅的なほど酒を飲んで旦那を心配させ、1人はキレると手をつけられずに彼氏と別れ……と、すさまじく人に迷惑をかけていた。でもみんな明晰でキャラが濃く、そしてとても酒が好きな、一言で言えばとても酔狂な人たちだった。
その人たちとはトータル2年くらい仲良くしていたが、その中でも、群を抜いてわたしがときめいたアラフォーのお姉さまがいた。
彼女は結婚したまではいいものの、子供を望む夫と反りが合わずに離婚し、老猫とともにマンションに暮らしていた。
ペット可物件に住んでバリバリ働き、稼いだお金で浴びるほど酒を飲む姿をとてもカッコよく思っていた。
わたしは彼女に気に入られたかった。自分にはないものを彼女が持っているように思ったからだ。
ただ、わたしも大概のメンヘラだったので、お世辞にも「お行儀が良い子分」ではなかった。
今思うと彼女もわたしの姿を通じて過去の彼女を見てしまった節があったのではないか、なんて推測する。
ある日、もうきっかけは思い出せないが、わたしは彼女をTwitter上で烈火の如く怒らせた。
わたしの言葉の矛盾を冷静に指摘する理詰めスタイルに、私はほとほとやられてしまい、涙ながらにブロックした。
それ以降、私はその集まりに近寄らなくなった。彼女が溺愛していた老猫は亡くなった、と3年ほど前に人伝に聞いた。
10年後の今、30代になったわたしは一人暮らしをしながら東京で生きている。
紆余曲折を繰り返したが、お陰で都内で生きていける程度に給与をもらえるようになった。休日は、浴びるように酒を飲んだかと思うと気ままにウォーキングをしてみたり、お昼まで布団にくるまってみたり。誰にも邪魔されない、恵まれた環境だ。
彼女は当時すでにアラフォーだったから、まだ当時の彼女の年齢にもキャリアにも追いつけてはいない。
でも、たぶん今なら少しは彼女が戦っていたものの輪郭がわかる気がする。
いい年になって自分らしい生き方を捨てられず、それ故に友人や伴侶に恵まれないことに孤独を感じる。でも「正しい生き方、正しい方向」は間違い無くあるからそこに進んでいかなきゃいけない。結婚して、子供を作って、きちんと働いて稼ぐ、っていうロールモデル。
底知らぬ孤独をエンジンにして仕事して、酒の力でアクセルを踏み込む。だけど、そんな飲酒運転の車に乗ってくれる人生の伴侶はいないのだ。
いつ人生の飲酒運転をやめられるのか、わたしにもわからない。正しく生きるってとても難しくて、疲れるたびに飲んでしまう。
彼女はアラフォーにして離婚でハイウェイデビューし、「誰か止めてくれ」と叫びながら飲酒運転していた。
わたしも、もう、止まりたい。でも、止まれるかと思いきや放り出され、を繰り返すようになってきた。飲酒運転をやめるのか孤独を受け入れるのか。
無邪気にいられない今、わたしはあの当時アラフォーのお姉さまを思い出すのだ。
お姉さま、お元気でしょうか。わたしは元気にあなたの後を追うような人生を過ごしています。いつまでもあなたらしく、お元気で。
私はもともとガルパンファンで、何度も大洗に行くくらい好きだった。
しかし、いろいろな実情や態度の違いなどを見るうちに、
ガルパンおじさんのマナーの良さ、大洗は良い町という声に疑問を持つようになった。
書きなぐる場所もないので、今回はここに吐かせてもらおうと思う。
全ての宿がとは言わないが、古参が宿を貸し切りにして、気に入った人だけを呼ぶみたいな
一部店の方々も、レイヤーや古参と新参で一気に態度を変えてくる。
もちろん態度が変わるのは当たり前かもしれない。ただ変わりすぎだ。
僕は店の方がそれらの人と話している最中にお会計を頼んだら舌打ちされたこともあった。
祭りの時にレイヤーや痛車を客寄せに雇うことも増えているようだが、それが1つの
アピールポイントみたいになってしまっていることがまた、オタクの自己顕示欲発表会となっている。
感じたのが、もう新参が仲良くなる隙がないほどにもう交流が出来上がっていてしまっている点だ。
もはや限界集落のような狭いコミュニティが完成してしまっており、外来者には踏み込む隙がない。
何度も通って、常連になろうとしても、もう常連の枠が埋まりきっているような感覚に陥った。
もちろんこのスタイルで経営が潤っているのだろうから、やめろとは言えない。
だがしかし、内輪の中の世界を見て、マナーが良い、良い町って言ってるのは
周りの見えていない、自分さえよければそれでいいと思ってる人たちだなーと考えてしまう。
だから問いたい。
ガルパンおじさん・レイヤーは果たしてほんとにマナーが良いのか?
大洗はほんとに良い町なのか?
全体的にジェンダー観がキツい。
受け付けない人は密かに多そう。
作品テーマ的に善悪の価値観や差別問題にコミットしているのだが
バトルもの。
対象年齢は低めで良くも悪くも毒が薄い。
美少女に囲まれていても自分からは絶対に手を出さない紳士だが、
舞台が大正時代ということもあってか家父長的な描写が指摘される。
設定はショッキングだが、ややこしい問題に深入りはしていない印象。
ラブコメ。
ゆらぎ荘ほどではないがお色気描写あり。
過激なアプローチを受けたりエッチなトラブルに巻き込まれたりする構図。
バトルもの。
「作者は分かってる!」と持ち上げるほどでもない。
バトルもの。
一昔前の少女漫画的なノリ。
バトルもの。
ONE PIECEと同じく、中途半端に社会問題とかに踏み込むことで、
かえって作者の価値観がキツく感じる系。
バトルもの。
ギャグ。
ポリコレ的にはどちらが良いのだろうか…。
少し長くなるが議論を聞く余地がありそうな書きぶりだったのでよかったら読んでほしい。
私は高校生までこの方と同じような状況と考えだった。
何時間もやる連中の気が知れない。
映画が好き。
私の兄は子供の頃からゲームが大好きな人だった。兄弟のお年玉を共有財産として使ってしまう人で、私が無欲だったのをいいことに私のお年玉を自分のお年玉と合算してゲームを買ってしまう人だった。
(いま思えば兄への不信感はこの時から始まり以後数十年続いているのだけどそれはまた別の話)
自分はそれこそゲームなんてまるでなんの興味も関心もなかったし、シューティングゲームだのRPGだの、そういったゲームを兄が夢中になってやるのを、冷めた目で見ていた。
ためしにやってみなよと言われていくつかやってみたものの、ぷよぷよはどうしても半魚人に勝てないし、星のカービィはかわいいキャラクターの動きを見るのは楽しいが見てるとボタンがうまく押せないし、
ファイナルファンタジーはお話があったので兄がプレイしているのを後ろで読むのは好きだったが戦闘やレベル上げが始まるとくそ面白くなくて見なくなり、そうなるといつの間にかシナリオが進んでいて結局話についていけなかった。やるにはやるが面白いと思ったことがなく、ゲームをクリアする達成感なんて得られたことはなかった。
とにかく、ゲームは男の子が好きなもの。女子によさはわからない。そういう割りきりをしていた。
初めて自主的にゲームを買ったのは高校生の頃だった。新聞の一面広告。
クーロンズゲートというゲームだった。主人公らしきサラリーマンの実写の顔部分がライターかなにかであぶってあり、焼けて穴が開いている。
1997年2月27日の新聞。クーロンズゲートが明日発売されるという全面広告がある pic.twitter.com/hDwVHpxADp— ぴざろぼ (@pizarobot) June 2, 2013
写真の背景になっている香港、特に九龍城塞のこともこのとき初めて知った。
それまで自分は新しくてきれいな場所やモノが好きだった。おさがりのカバンや勉強机は嫌いだったし小汚い祖母の家は嫌いだった。
建物も街も新しいほうがいい。
だけどそのゲームのデザインは「臭くて異臭を放つグロテスクで暗く汚い街」を全面に見せていた。いわゆるデカダンスとかそういう美学と初めて会ったのがこのゲームだった。
汚い街でもゲームなら歩ける。
今思えば、サラリーマンの顔が焼け落ちていたのも主人公はあくまでプレイヤーといいたくてそう言ったデザインだったんだろう。実際ゲームは主人公の姿かたちの明言は一切なく、始終一人称視点で進むものだった。
ぞわぞわした気持ちで、気が付いたら予約購入していた。よくわからないものに高校生が一万円弱の出費(初回特装版)。どんな話なんだろう、これはどこだろう、とにかくこれが何なのか知りたかった。
どうやらこのゲームをするのにプレイステーションが必要らしかった。
当時は人気商品でなかなか入荷しなかった。
ゲームソフトはその後たしかすぐ手元に届いた気がするが、プレステ本体を手に入れるのにはそれから半年前後かかった気がする。
この値段ですといわれたものを言い値で買うのは初めての経験だった。
本は中古屋で買っていたし、映画はなるべく安くなる日を選んでいた、バイトもしていない高校生が万単位のものをポンポンと。今思えばケチの私が、異常だった。あれはなんだったんだろう?
今思えば妙な突き動かされ方だった。
実際初めてプレイしたゲームにはいろいろ苦労したが、私はそのゲームを何とか一年半かけてクリアした。
世の中ではこのゲームを香港返還前にプレイし終わるのが目標みたいに騒がれていたが、コントローラーを握るのがほとんど始めてみたいな私には無理な相談だ。とにかく自分のペースでやった。
なぜこんなに時間がかかったのかというと、それは主に敵の出るダンジョンが怖かったからだ。
よくyoutubeにホラーゲーム実況チャンネルが軒を連ねているが、見るのとやるのでは怖さが違う。自分でやりたくない人が実況動画を見るのだなと思った。
ひたすら人気のないダンジョンをたった一人だけで、進む怖さ。
私はその時はゲームをプレイしているわけではなく、そこに、本当に、自分が風水師として香港を歩き回っていたように感じた。
クエストをこなすと人に感謝された。たまには、「余計なことを」と感謝されなかった。
高校生が実感したことのない大義と任務と達成感がそこにあった。中毒になった。
新しい街に踏み込むと、探索にわくわくした。
やり始めて数時間は町並みに圧倒されつづけ、その後数時間は不気味なキャラクターたちのセリフに魅了され、シナリオが半分も進んだころには再びぞわぞわした得体の知れなさに震えた。
これはもしかしてマスターピースともいえるとんでもない名作を手にしたのではないか?という興奮だった。
実際には、世間の評価は厳しく、「一部のマニアックなものが好きな人にカルト的人気を誇った」作品という扱いだったが。
あとから調べれば調べるほど、台詞や要素がすべてオカルト的、文学的、歴史的な裏打ちがあり、ゲームの攻略本には荒俣宏が何ページもコメンタリーを載せていた。
今のゲーム業界で当たり前になっているオープンワールド(自分で自由に散策できる世界)がはやるのはこういうことなんだろうと思う。
画面の向こうの世界へは肉体の隔たりがあるはずなのだが、脳は単純で勘違いをする、ここにいると。
ゲームをクリアした後も、あの世界、あの自分の立場や仲間たちが恋しくて「香港に帰りたい」と何度か思った。
実際、啓徳空港が閉鎖するとニュースで聞いて、いてもたってもいられなくなり、初めてバイトをして、一人で旅行会社を見つけて香港へ行った。
写真を、フィルムで15本とって帰った。現像に出すと全部で三万はした。
これでしばらくはホームシックにならずに済むかも、とすら思った。
高校生活は退屈で何にも覚えていないが、香港で孤独に活躍し世界を守ったことは覚えている。
少なくとも、私は、ゲームは疑似体験そのものの楽しさだと思っている。
ゲームメイカーが作った世界でもう一つの自分の可能性を体験する。
風水師の自分、どこかの国の王族である自分、アンドロイドの自分、人間以外の何かである自分……。
PS4のCMのコピーが「できないことができるって最高だ」だったんだけど、これを見たときニヤリとしてしまった。
わかるわかる。そういうゲームをやった後って、夢の中でも飛び始めるんだよね。自分がね。
「デトロイト」をすると、何度も人の命を自分が預かるシチュエーションに陥る。
選択肢を求められると、自分がどんな人間なのかを考えさせられる。そしてその結果を見ることができる……。
不思議なのはゲームと分かっていても、人を犠牲にしたり殺す選択肢を選ぶときは心が痛むことだ。
「ファイナルファンタジー15」をしたときは突然できた「昔からの友達」と、一緒にキャンプして初めて訪れる街を散策して、楽しかった。
「CALL of DUTY4:MODERN WARFARE」でうまく敵を倒したとき上官から「beautiful!」と褒められて本気で照れてしまった。
誰かの選択を客観視して、共感したり、理解しようとしたりする。
ゲームが映画と違うとすれば、映画は途中で寝落ちしたとき、しょせん他人の人生だから目が覚めた時にすでに登場人物は決断し、エンドロールが流れているが
ゲームは起きたときまだ問題は目の前にあり、「さあどうする」と選択を迫ってくることだ。
自分が一体どんな決断をしてどんな装備を選んで進んだかを、ほかの人と話したり、ほかの人のプレイ実況動画を見ることで比較して楽しむ遊びも残されている。
「デトロイト」や今度発売される「デス・ストランディング」はCG技術の向上でほとんど実写と見まがうばかりだ。
一本の映画を見ている気分になるし、プレイするとうっかり自己体験と混同しかけるほどだ。
デトロイトをプレイしたときは私はしばらく現実に戻ってくるのに苦労した。
登場人物に実際の俳優がモデルにされることもあるし、シナリオを映画の脚本家が手掛けることも今では珍しくもない。
俳優にとっても映画とゲームの内容は変わらなくなってきているのかもしれない。
『DEATH STRANDING』TGS2019 ノーカット プレイ映像 (9月14日のステージイベントより) https://youtu.be/D10J89jgZHc
シューティングやRPG、アクションその他のジャンルに関しては省かせてもらったが、
そちらが好きな方の意見も読みたいのでぜひ誰か書いてほしい。
モンスターハンターなどヒット作だと、会社で別部署の初対面の人と突然ゲーム仲間になれたこともある。
就業終わり応接室や居酒屋で同じゲームをプレイする共有体験は本や映画以外ではスポーツ位しか思い浮かばない。
eスポーツというくらいだから、スポーツに近いのかもしれない。
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0187779
70歳を超えた父が最近どうも物忘れが激しいのでマインクラフトをプレゼントした。
モノ作りが好きな父には、モンハン(狩り)より、木を切って家を作るようなゲームが好きだろうと踏んだからだ。
予測は大当たりで、父は寝食を忘れてはまってしまい、母が食事で読んでもなかなか来ないといって、ゲームを与えた私が変わりに怒られてしまった。
半年後に実家に戻ったら、父はゲームの中でそれはそれはでかい光輝くピラミッドを作っていて肝が冷えた。
自分の墓かよ。
日本赤十字社と『宇崎ちゃんは遊びたい』のコラボポスターが炎上している
論争の中心がキャラクターのセクシーさに集中してるが、個人的な感想としてはセリフが良くないと思う
献血をするかしないかは個人の自由であり、「注射が怖いから」という理由で献血を行わないという意見も尊重されるべきである。件のポスターは献血協力者を増やすことを目的に作られたものだが「注射が怖いんスか~?」という煽りで協力者を呼び込むのは適切でないと感じる
もう少し踏み込むと、『宇崎ちゃん〜』に登場する「センパイ」は男性キャラクターであり、「センパイ」が注射を怖がることを想定し嘲笑するさまには「注射を怖がるのは男らしくない。男は男らしくあるべきで注射を怖がってはいけない」というメッセージが込められているように思える
私は男性だが注射が怖い。健康診断の前日は採血の恐怖で眠れなくなる。今回の騒動でこのポスターを見てちょっと傷ついた。例の弁護士みたいに無闇に掲載中止を呼びかけたりはしないが、例のポスターに気分を害された人間がいることは知っておいてもらいたい
そもそも表現の自由戦士なんていうレッテルはお前らが勝手に貼ったものであって
お前らが「表現の自由戦士」と呼んでいる連中のほとんどは自由絶対主義のアナーキストではない
単に「公的な領域ではTPOをわきまえるべきだというのはわかるが、私的な領域には踏み込むな」という常識的なことを要求してるだけの一般人にすぎない
横だけど、これを言うと必ず「アレがエロに見えないのは感覚が麻痺してるから〜」という反論が来るので先回りしておこうか。
それを「エロいものとして見る」ことと「エロいものとして描く」ことは違うし、それらもさらに「ファッションとしてのエロさ」と「性産業的なエロさ」が区別される。もちろんその間はグラデーション状になっていて、容易に区別することはできないけどね。
そうした違いを全部無視して「猥褻」とレッテルを貼るのは、結局ミニスカートを履く女性や女装する男性に「はしたない」「みっともない」と投げかけるのと同じ。
性表現がアイデンティティと密接に結びついているというリアルな現象が見えてない。
献血のアレはどう考えても「ファッションとしてのエロさ」だろう。たとえそこに「性産業的なエロさ」を見出す自由があったとしてもだ。(難しいのは、たとえ出力が「ファッションとしてのエロさ」であっても、描き手自身がそこに「性産業的なエロさ」を見出していたり、また「性産業的なエロさ」をアイデアの源泉としていたりすることが少なからずある点。しかし内心がどうあれ出力は変わらないし、プライバシーに踏み込むべきでもない。)
【可視範囲内で見かけたもっともな指摘を受けていくらか補足・訂正】【100ブクマ突破してたのでちょいちょい追記。】
基本的に、イラストレーターさんにとってラノベのイラスト仕事は割に合わない。締切は外道だし、イラストの量も膨大だ。
仮に、ラノベ1冊のイラストを発注するとする。カラーイラストはカバー1枚・口絵3枚(口絵4ページに対して単ページ2枚と見開き1枚)の計4枚、本文中のモノクロ10枚が1セットだろう。カラーイラストに5営業日、モノクロイラスト1枚に1営業日という計算で、最低でも1冊あたり30営業日=1.5ヶ月分の工数を割いてもらうことになる(厳密にはキャラクターデザインの工数も別途計算しなきゃなのだが、意図的に割愛してます)。
【本職の某氏から指摘を受けて気づいたので補足訂正。ここでの「1営業日」は稿料計算の為に出した仮の日数であり、実際のスケジュール調整の参考にしてはならない。たとえば、カバーイラストの「5営業日」などは「発注から完成まで5日で十分」という意味ではない。現実問題として、一つの仕事に丸々5日間かかりっきりになってもらうのは不可能なので、合間合間に別の仕事をしてもらったり、休み休みで仕事をしてもらうことを前提にすると、最初の発注から納品までどれだけ急ぎでも2週間、最低でも1ヶ月は日数を確保すべきである。個人的には、同人で仕事を依頼するなら、発注→ラフ→線画→仕上げの各プロセスで1ヶ月以上は作業期間を設けて、最初の発注からイラスト納品まで3ヶ月くらいは見ておいた方がいいと思う。それくらい開けないと、プロのイラストレーターさんは同人イラストの仕事を受けてくれない、というか受けられないのではないか。】。
そうなると、本来なら計算上は人月単価1.5ヶ月分の稿料が発生するのが当たり前である。しかし、様々な事情によって、そんな予算はないわけだ。重版かかりまくった作品とかなら稿料もそれなりになるかとは思うが、中々そうはいかない。
それに加えて大量のリテイク地獄(たまにある)、小説原稿の遅延(よくある)、編集の怠慢による発注書の遅れ(もっとある)などが重なり、外道のスケジュールに追い込まれることが多い。結果イラストレーターが地獄を見がち。悲しいけどこれ現実なのよね。商業だと利害関係者が膨大なので、どうしても各種調整により色んな問題が発生しがちである。
一方で、同人誌の原稿になると、別に本を落としても数十万単位での損害は発生しない。多少の融通は聞くはずである。いまから書くのは、増田がイラストレーターさんに仕事をお願いするときに抑えておくべきと考えている、発注時のポイントである。キャラクター発注のコツはぶっちゃけ今でもわからないし増田のやり方が正しかったのか自信もないので割愛し、それより前の基礎的なことだけ書いたつもりだ(増田は以下の内容に加えて「売れるためのデザインや表紙」をディレクションするのが書籍編集の仕事だと考えている)。同人でイラストを発注したいと考えている方々は参考にしていただけるとありがたい。
350dpiの文庫本表紙サイズの4Cイラストを1000円で依頼するのは正気の沙汰ではない……というのは直感的に理解してもらえると思う。時給1000円として1時間で描けるイラストってどんなもんやねん。ただ、その一方で、カラーイラストに対する金額がわからないのも実情ではないか。
この辺りは、「そのイラストを何営業日かけて描いてもらうか」を念頭に考えるのがいいと思う。たとえば、商業イラストレーターさんにイラストを依頼するのであれば、一番安くても人月20万円の仕事(本当に一番安いことを前提です)として、1営業日1万円、前述の通りカラーイラストは1枚につき最低でも5営業日はかかると考えて、5営業日で5万円になる【税金を加味していないという指摘はもっともです。お恥ずかしい。+10%は提示すべきですね…】。
直感的に「高い」と思った方の感覚を否定はしない。金銭感覚は人それぞれだ。だが、それでもイラストレーターさんの仕事としては、月20万円分にしかならないのである。あなたがイラストレーターに敬意を払うならそれくらいの前提は持ってもらいたい。
もし、様々な事情でそれ以下の予算しか用意できないなら、なにかしらの融通をきかせる必要はあるだろう。たとえば、依頼するイラストの構図を一から考えてもらうのか、こちらで事前に指定するのか。キャラクターデザインを「小説の本文を読んでもらって一から考えてもらう」のか「事前に発注書をガッチガチにかためてそのとおりに作ってもらう」のか。
重要なのは、イラストレーターさんの負担を減らすことである。そして、人間は「考える」ことに労力を要するのだ。予算が潤沢ならイラストレーターさんのクリエイティビティを存分に発揮してもらえばいいが、そうでないならできる限りイラストレーターさんの負担を減らしてあげるべきである。
そして、負担を減らすとは、発注における「曖昧さ」をなくすということだ。可能な限り、曖昧な発注はしないようにしよう。
※ただし、そういった「ガッチガチの指定」に近づけば近づくほど、イラストレーターさんは「言われたことをやるだけの存在」に近づかざるをえない。発注者と受注者という関係は本質的にそうなってしまうかもしれないが、それはそれとしてそのことを嫌がる方もいると思う。発注相手がはじめて連絡する相手なのか、関係性のそれなりにある友人なのかで許容可能な曖昧さは変動する。この辺りは臨機応変に考えていただきたい。
ごめん大事なこと書き忘れたけど「文庫本表紙カラーイラスト5万」は【商業で】依頼する金額としてめっっっっっちゃ安いからな!!!!!!!!!!!!!
「5万で頼むのは相手を額面月収20万扱いすることと同義」くらいの意味で書いたんだけど俺が悪かった!!!!すまん!!!!!!!!
あと「平均的な金額を書け」と言う批判も見たが、本当に申し訳ないことに「元」なので自分のいたところ以外の金額相場を知らんのだ……。
「商業であれば許されない金額で同人のイラスト発注できるのには理由がある。相手の趣味とかスケジュールとか工数の簡略化とか」という話です。特に商業イラストだとせっかく描いてくだすったイラストを、様々な理由によって(時には相手の感性を否定するかたちで)リテイクせざるをえないことが多くて、そういったことを込みで考えると稿料はもっと高くてしかるべきなのだ。
これは絶対だ。
たとえば、「イラストを1枚お願いしたい」とだけお願いしてあとからイラストの点数を増やすのは一番最悪なパターンだ。最低でも、
は全部伝えること。
どちらにとっても不幸なことは「聞いてない!」の発生だ。
といった、いくつかの発注レイヤーを設けておくのが望ましい。柔軟性のレイヤーを設けておかないと、前述のとおりイラストレーターさんを「言われたとおりに描いてもらう存在」として扱うことに繋がりかねない。また、「絶対に変わらない発注要件」を明示しておかないと、イラストレーターさんが仕事に関する予測可能性を確保できない。たとえば、リテイクに関する同意はとりつけておいた方がいい。「リテイクは1回まで」「リテイクを出すときは24時間以内に出す」など。そういった取り決めを設けた上で、取り決めをこちらが破った場合は追加予算を払うといったルールを設ける。
前述の予算の問題にも絡むが、あんまり予算が出せないときは「リテイクは絶対に出さない(〇回まで)」といったルールを設け、イラストレーターさんの不安を最小限に抑えるといった心遣いは重要だと思う【ちなみに、実際にラノベイラストを発注したときに「リテイクを出さない」という約束を設けたことは一度もない。あとリテイク費用を出せたこともない。リテイク云々は「最悪利益が出なくてもいい非商業発注」だからこそ簡単に取り決められる話だと認識している】。
大変失礼ながら、同人小説の原稿は多かれ少なかれ「読みづらい」。本文をイラストレーターさんに読ませることを強要してはならない。その前提でいるべきである。本文をそのまま送りつけて「この話のこのキャラクターを」とお願いするのはもっての他である。イラストなしの長編小説からキャラクターの外見描写を抜き出す作業を想像してみてほしい。むっちゃくちゃめんどくさい。
くらいは事前にこちらから提示したい。なお、これは「原稿を送ってはならない」という意味ではない。作品の雰囲気がわからないのにイラストを描いてもらうの大変なので。小説原稿を送った上でちゃんとイラストの指定をまとめておくこと。
この辺りはキャラクター発注書の作り方に踏み込むからそろそろやめておくが(飽きてきたとも言う)、文章で全て書く必要はない。「こういうイメージで」とGoogleで拾った画像を投げるだけでも随分違う。
【追記】
肝心なことを書き忘れていたが、そもそもの前提として
こういった諸々をいきなり提示したからといって、それだけで先方が楽になるとは限らない。相手にも相手の事情があるからだ。
相手が商業デビューしたイラストレーターさんなら、相手のスケジュールを必ず確認しよう。別に「相手が締め切りを破るの前提に考えるべき」と言っているのではない。商業仕事の締め切りと、同人仕事の締め切りが重なった場合、当たり前だがイラストレーターさんは商業仕事を優先するに決まっているのだ。イラストレーターさんが商業作家だったり、あるいは商業での仕事が降ってきかけている方だったりする場合は、そのスケジュールを可能な限り把握して、その上で「商業を優先した場合の同人スケジュール」を逆算すべきなのである。
【追記】
「普段その人が描きなれてないものを依頼するなら工数を多く見積もるべき」みたいな話もあるがこれも割愛している。これ以上細かい話になるとボロが出るので。
これをしない人がものすごく多いが、上記のようなスケジュールを計算をガチガチにやっても、スケジュールは、絶対に、遅延する。
同人イラストでリテイクや修正を出す事例はどれほどあるかわからないが、たとえばスケジュールの中に修正対応の期間を計算に入れているだろうか。同人誌だったら多少は余裕を持たせられるはずだ。冬コミのイラストを仮にお願いするとしたら、仮に11月中旬が最終締め切りだとして、あちらこちらにマージンを設定して提示する締日は10月中旬くらいにすべきである。
諸々書き殴らせてもらった。思いついたり批判を受けたりしたら適宜追記・修正する。
なお、これらは失敗から学んだことであり、書き手の増田がそのように振る舞っていたことを意味しない。つまり本投稿は過去に仕事をしたイラストレーターさんへの贖罪の意味合いが強い。皆さんは増田のような失敗をしないでいただけるとさいわいだ。
私には周りに言えない秘密がある。
それは、25にもなって処女だということ。
今まで彼氏がいなかったわけじゃない、高校生の頃はいなかったけれど大学に入ってから今までで2人とお付き合いした。
付き合いはしなかったけれど、好意を寄せられることも何回かあった。
チャンスとか、タイミングがなかったわけじゃない。
何度もあった。でも怖くて出来なかった。
かつてお付き合いした2人は、本当にとても優しい人で半年も付き合ってたのに、私が「まだ無理」というとすぐに辞めてくれた。大学生のころの彼には手で何回かしてあげたけどそれだけ。
その後の彼に至ってはキス止まり。本当に申し訳ない事をしたと思うし、それ以上にいい人を逃したなぁとも今更ながら思う。
もちろん痛そうとか、自分の体に自信がないからとか色々あるけど。
でもわりと、昔から性に潔癖だったのはある。
もちろんそういう欲が0なわけではない。し、普通の女の子より強いほうかもしれない。興味を持つのも多分早かったし、自分を慰める行為も多いほうだと思う。
行為に興味がないわけじゃない。むしろ、すごくある。やってみたいし、めちゃくちゃにされてみたいとか、いじめてあげたいとか、そういう欲はいっぱいある。
でも、いざ踏み込む手前でそれ以上の怖さと、気持ち悪さが上回る。
話は少し変わるが、私はパーソナルスペースが狭い方で、男女問わず人間が好きだ。
初対面でも相手の空気に合わせることはそれなりにできると思うし、懐に入り込むのも得意だと思う。
人間が好きだし、好かれるのが好きだ。
大学生の頃、友達が少なかった私にとてもよくしてくれるお兄さんのような存在の同級生がいた。同い年だったけどすごく面倒見がいい人だった。
家が近いのもあって勉強をよく見てくれたし、よく遊んでくれた。彼は私のことを妹みたいだと言っていたし、私も彼を友達として大好きだった。
ある日、いつものようにレポートを彼の家で手伝ってもらっていた日、仮眠を取った。電気を消して、彼はベッドで、私は床で寝させてもらった。
彼の家にお邪魔するのは何回かあったけど、寝るのは初めてだったような気がする。電気を消して、数分した後、彼がベッドから降りて私の布団に入ってきた。
暗闇の中で名前を呼ばれて、手を繋がれた。
彼は離れて暮らす妹さんがとても大好きなひとだった。いつも妹さんの自慢をしていたし、その日も寝る直前に妹さんに会いたいと、話をしていた。
だから、私は手を繋がれた時、正直ビックリしたけど、でも 妹さんに会えなくて寂しいんだろうな、なんてアホな事を思った。
そしたら、急に彼は私の上に覆いかぶさってきて、すごく荒い息で何度も私の名前を呼んだ。
今でも、鮮明に思い出せる。彼の荒い息遣い。ドラマとか、アニメとかでそういう荒い息遣いのシーンを見るたびにぞわぞわして気持ち悪くなる。
私は、彼の肩を押して、抵抗して、とりあえず落ち着いて、と何度も言った。
上体を起こして距離をとったら、ごめん。と呟く彼から逃げるように荷物をまとめて家を出た。
それから彼とは気まずい空気のまま卒業して、一回も会ってない。
今思い返しても、彼は悪くない。
自分のパーソナルスペースの狭さがおかしくて、勘違いされたこともその頃は何回かあった。
それなのに、この人は大丈夫だと勝手に思い込んで危機感もなく男の家に行き、男の部屋で寝た。完全に自分が悪いのだ。
それでも、興奮した男を目の前にするとあの時の気持ち悪さが蘇る。
再び話は変わるが。
最近、長くしていた一人暮らしから出身地に戻って実家暮らしになった。
私は昔から父が苦手だった。色々理由はあるけれど、最近知った言葉で形容するとモラハラ気質のある人だからだろう。
父に関して、私の最悪な記憶を1つ思い返してみる。
(さいきん、「墓場まで持っていく話」なるスレが2ちゃんねるにあることを知ってこの話を書き込んだのだけれど、まだ書き込みたいことあったなぁと思い、ここを思い出した。)
まあ、よくある話。
本当に小さい頃、酔っ払った父に服をめくられて体を触られた。
私はその時寝ていて、寝ている最中に触られた。胸を揉むとか、そういう過激なのじゃなくて、胸の下あたりとかお腹らへんをスルスルっと撫でられた程度だけど。
私はその時本当に小さかったから胸も膨らんでなかったと思うし、父親も何の気なしに、いやらしい気持ちでなく触っただけかもしれない。
でも、いまでも覚えている。
父にも良いところはある。真面目なところとか、たまに見せる優しさとか。
でもそれ以上にある嫌悪感を私はまだ、拭い去ることができていない。
何回良いところを見たって、私の中では「娘の体をまさぐる最低野郎」なのだ。
男の人はふつうに好きだ。いまだって毎日のように彼氏が欲しいと嘆いている。
それでも、たまに、ふとした時に。
本当に男の人が気持ち悪いと感じることがある。
そういう行為が今までできなかったのは、ただ単に自分に自信がないだけかもしれないし、臆病すぎただけかもしれない。
でも、昔の記憶もどこか小さな小さな要因になっているような気も、する。
処女が好きだなんて人も世の中にはいるかも知れないけど、そんなの自分からしたら恥ずかしいし情けないだけだし、男性も内心は「えぇ、こいつこの歳で?重…」なんて引いているかも知れない。
なるようになれ。って感じで。
正直、将来好きな人に幻滅される前にハプバーとか、ネットとかで出会った人にどうにかしてもらおうなんて考えている。
せめて26にまでは、どうにかしたい。
最近オリラジあっちゃんのYouTube大学にハマったんだけど(詳しくは調べてみてくれ)
結構消費増税だの選挙だの原発だのいわゆる政治的なとこを「現代社会」として取り扱うのね?
これがさ~めっちゃ面白いんだけど布教しようにも見てもらうまでのハードルバリ高な上に下手なやり方すると「アッ……政治沼の方に行っちゃったのね……サヨナラ……もう帰ってこないでね……」ってなる奴でうんうんなるほどね!仲間内で喋れないってこういうことね!ってなってる。
いや例えばだけど普通に20代の男女が「消費増税ってさ~」「軽減税率ってあれさ~」って話し合ってたら
(こらアカン……意識高い()方々の意識高い()会話や……近付かんとこ……)
ってなる空気が余裕である。てか1時間前までこの私がモロそうだった自覚がある。
なんかね、教えてもらうと「ま、まじで……?待ってそれ話盛ってない??」ってなるくらいすごーくわかりやすく知識が吸収できるんだけども、そこに踏み込むまでのハードルが小中学から設定されてて大人になった今ではもう線っていうか壁だよね。ATフィールド展開しちゃうよね。情報の遮断が身に付いている……「政治っぽい会話=ヤベー奴」って図式はかなり強固だよ……って実感した。
自分のアカウントでYouTube大学の現代社会動画リツイートしたら絶対ヤベー奴だと思われると思うし優しい人たちはそっとスルーの大人の対応で「そういう話さえしなきゃ仲良くやっていきましょうね(ニコッ)」ってなるのわかるもん。
面白かったしわかりやすかったし調べる取っ掛かりもいっぱいあってあれは有意義な動画だなって思うんだけども、感動のままに友達とかに「すげー面白いんだよ!選挙の話とか税金の話とかめっちゃわかりやすくて!」って話したらマルチにハマった人を見る目で遠ざけられるに違いないよね!
これが何を言いたいってつまり「うっかり知識を得られてしまった人達がその興奮のままに知識を各所で吸収しながら、周りの人にも共有したくて熱心に話してしまう」→「ヤベー奴だと思われて距離を置かれる」→「全然伝わってない様を見て熱くなり布教が激化する(熱くなりすぎて道を誤る奴も出てくる)」
ってのが続いた結果、「政治に意見を持ってる奴は大体ヤベー奴」って図式を奇しくも強固にしていったんかなっていう思い付きを吐き出したかったまぁ独り言。
何が怖いって「知ったら誰かに話したくなること」が現在進行形で起こってるってことだよなー。勉強はだいじ……噛み締めた……。まさか「日本史の授業全然理解できたことなかったしちょっくら喋りのプロが話す日本史でも聞いてみるか(あっちゃんは相変わらず顔が良いなぁ)」とかって見始めたのがこんなことになるとは思ってなかったよ……。
会社の先輩が1年前に彼女と別れた。そこらへんからなぜか食事に誘われて
半年前くらいから二人で食事に行き、映画に行き、って数回している。
私がそんなに人付き合い得意じゃないので、頻度としては1か月に1度くらい。
でも全然どうしたいのかが見えない。
身体距離が近くなるわけでもないし、彼いるの、みたいなことも出てこない。
まあ一緒に過ごして楽しくはあるんだけどそこまで話がめちゃくちゃ盛り上がるわけでなし。
別れた彼女と私はとても身近な知り合いなので、妙に突っ込んだことを聞くのもなんか憚られるし、
会社の知り合いだし…。
これってデートなんかな、と思ったりもするけど会社の後輩と先輩が飯食いに行ってるだけかって思ったりもする。
ただの友達作りなら今後は断っちゃってもいいか。などと考える恋愛初心者(非コミュ)なのであった。
今後どうする?
30年くらい前の乗用車は、その目が真っ直ぐ前を向いていたと思う。「車の目」というと、やはりヘッドライトなんだと思う。映画「カーズ」では、登場“車”物の目が、フロント・ウィンドウに描かれていたけど、私達が生活する空間を走っている車は、やはり前照灯が目として意識されるかな。
昔の車のライトは丸とか四角とかあったけど、たぶん電球の性能が今ほど良くなかったから、その所為で、目が素直に見開かれて、前を見つめているような雰囲気だったのだろうと愚考する。真っ直ぐだったと思う。
ところが、20年くらい前からだろうか、「目つきの悪い」車が走り始めた。言ってみれば「半眼」とでもいうような、眉をひそめているような、何か世界を疑っているような、不信・不審を漂わせた「表情」に見えた。ハロゲンランプのおかげで、ライトの面積を狭くしても光量を確保できるようになったからかもしれない。エンジンが小さくなってボンネットを低くできるようになったとかもある?
最近ではLEDを使ってさらにヘッドライトを小さくできるから、「デザインの可能性」がより高まったと言えるのかも。でも、「デザインの可能性」て、何だろ。マーケティングへの工学的応答性が高まった、簡単に言ってしまえば、人気ある売れるデザインが作れるようになった、てことかもしれない。
自動車会社のデザイン部門としては、売れ線を追究したらこーなりました、てなところで、つまりはお客様のご要望、ひいては社会のニーズに応えております、てなことなんだろうけど、それ、つまりは、昨今の「お客様」とか「社会」とかが、恫喝とか威圧とか煽りを求めている、てことなのかな、どうかな、そうなのかな。
最近、ミニバンとか言われる車種の面構えが、怖いんだよね。周りに恐怖を撒き散らしてどうするよ。
車を買う方=消費者=お客様としては、自らの心のうちに抱いている共感とか憧憬とか趣向とか、そういう感情・感覚的なものと、目の前にある車のデザインが醸し出している何かがガキッ! と反応するから、目の前の車を買うわけで、そのときにお客様の心持ちが、車の、そして車メーカーの無意識的何かによって後押しされているんじゃないか、と心配になってくるわけです。
当社のモットーは安心安全です、と表明している裏側には、ほら、オラオラってカッコいいだろ? はん? とかいう下顎横滑り右斜め上30度のせせら笑い的ニュアンスが漏れ出してないのかな、と。
お客様のニーズに応えることが、お客様の中にある何かを後押しして、そうやって後押しされたお客様がそこに力を得てアクセルを踏み込む自分を肯定する、てな感じで、何か「黒いサイクル」のようなものが力強く拍動しながら加速したらやばいんじゃないか、と危惧するわけです。言ってみれば産業デザインの社会的責任性というのか、その辺に懐疑を抱いてしまう。
まあ、そういう一連の欲望のようなものが束になって人類社会が発展してきたということも確からしいので、一概に否定することはできないと思うけど、子供に言われるままに甘いものばかりやってると、そのうち虫歯でボロボロになっちゃうよ、という不安なわけです。子供の国があって、そこで幸せに暮らし続けることができるならいいけど、そこから子供がこぼれ出してきちゃうと厄介なわけで。