はてなキーワード: 超高層とは
おいおい、ウチかよ。
我が家も、昨夏、妻が「虫が出るから引っ越そう」と言い出して、ついに引っ越した。
ここでは、虫とはゴキブリのことだ。
昨年までの住まいは、マンション二階、フロアに一室だが、築年は古かった。夏の間に、室内で2~3回は遭遇することもあった。
今は、築2年、10階、室内では遭遇していないが、路上ではたまに見かける。
建物の配管は自由自在だろうから、いつか見てしまうのかな・・・という気はしてる。
東京では避けることは無理でしょ。 タワーマンションを見学に行ったけれど、各フロアにあるごみ捨て場に、何とも言えない陰惨な雰囲気というか、Gが出る雰囲気を俺は感じた。
仕事で辛そうにしていると、「今の仕事が負担なら辞めてもいいよ」って言う。 ふざけんな! こんな高給、それなりの負担がなきゃ稼げんわ!
高さ173尺っていう超高層建築で富士山の展望は素晴らしい。最新式のエレベーターもあって(点検さえなければ)一気に12階まで到着もできるけれど、廊状階段には現代美術作品も飾られててハイソな感じなのでそういうのを展覧しながら登るのも良い。
飲食施設は上にはなくて、下部に演芸場が有るんだけど、浅草芸人の寄席が見られたり、ちょっとエッチなだしものもあるぞ。デートコースに組み込むときには気まずくならないように配慮すべきそうすべき。
上野の岡や皇居方面の緑が濃い時期の眺めは映画にしても良いくらいで、たっぷり眺めたら足元六区のミルクホールにて喫茶を楽しむのが浅草っ子の流儀というものだよね。
経済産業省の試算によると
おまえ、普段パンケーキとか食わねえだろ!でお馴染みの人たちも、
あのやつよ。
そうやって友だちと行ったときとかによく食べるわ。
食べたら食べたで美味しいしね!
でね、
そのSNS栄えするために、
ちょっと高くて見栄えのいい物を
買ったり食べたりするので消費がアップしてるんだって。
そりゃ~牛丼にも生玉子付けるはずよね!
きっと、あちらのお客様的なやつなのよ!
私はそう強気に突っぱねて小生意気な小娘のように言うと店員さんは
恥ずかしいったらありゃしないわ。
でも、この牛丼に玉子、
みたいな。
私もさ、
もう、まさに増田栄えするわ~。
にしても、
スコーンってパサパサだし、
マカロンなんかに関しては、本当に美味しいのかしら?って思うわ。
でも、
セレブであればあるほど
スコーンやクロワッサン的なパサパサの食べ物をこぼさずに上手に食べそうだし、
セレブであればあるほど
パサパサな食べ物大好きそうよね。
セレブで潤ってるからこのくらいのパサパサがちょうどいいのかしら?
シュークリームをひっくり返して食べるのが作法とか意味分からないわっ!
そんなもん、
ガブッと食べなさいよ!ガブッと。
それが美味しい食べ方なんじゃない~って思うわ。
なーんてね。
うふふ。
バナナにして軽めよ。
ゆず余ったので1つ搾って、
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
ただ、今回の書き込みで思うに、ママ友層が特殊なのかなーとか思った
うちは超待機児童地区&人気保育所らしく、毎年よそからの応募ですごい倍率なんだけれど、
面接の時期にはほとんどの入所者が決まってる(もちろん地元民優先、口利き横行しまくり)
超高層分譲マンソンも数年で一気に増えたが、なぜか子持ち世帯が入居してないみたいだし
地価が高くて、空き地パーキングは多いが、一戸建ては昔からの地元民が世代交代してる感じ
賃貸住宅は元が取れないのか少ない
そんな中でもわざわざ賃貸に引越しして通学させる家族もいるが、
なぜだか、個人情報はすぐに入ってくるんだよね
都市過ぎて逆に閉鎖的なのかも
http://anond.hatelabo.jp/20140203144937
1と同じく中央区臨海地域の超高層。佃か月島、勝どき、晴海、東京タワーズと数えるほどしかないけど。
誰が買うのか、じゃなくて誰が住んでいるか?について。賃貸メインのUR系と分譲マンションで大きく変わる。
分譲メインは夫だけで年収1200万ほどありそうな高級なコートを着ている人や年配の老夫婦が目につく。朝にゴルフバッグを持って出かける姿をよく見かける。
子連れのファミリーはほとんど豊洲に集結してて、高級なベビーカーを持った人だらけ。新しいマンションを選んでいるからなのかな?
中央区は新しいマンションが少ない。新しいのは勝どきのツタヤ上くらいじゃないかな?ちなみにここに入ってるセブン-イレブン、雑誌コーナーにセレブ系雑誌がいつも大量入荷していていつも吹く。
あとUR。UR系はみじめ。地権者で、マナーもへったくれもない老人か、共働き(もしくは家賃補助)で背伸びしてみましたみたいな家族で8割占めて、他の分譲系マンションでも背伸び家族が大半を占めてる。
豊洲のららぽーと裏で小型犬を散歩させてる奥様をよく見かけることを考えるとやはり共働きがメインなのかもしれない。
この辺りは確かに相場が上がり続けているのでマンションを買っても買ったときより高く売れてしまうので投資ゲーム→住まないで貸し出し、みたいな部屋もそこそこある。
通勤が楽。都心部へ行くなら勝どきは混雑が逆方向。ドラマの撮影やCMでたまに使われていて楽しみ。設備が快適。設備や環境に貧相さを感じない。ゴミ出しが便利。床暖房標準。
エレベータが大きなオフィスビルのように階層別になって待ち時間少ない。ちなみに古い超高層はエレベータが遅い。
セキュリティは玄関前まで誰でも入れたりマンションによる。開放感がある部屋が多い。分譲組と賃貸組で住人同士が共益費の使い道で争ってる。
ベイエリアでも液状化は40年前からあるような公園くらいでしかなかった。タイルがゆがむとかそれくらい。
ただでさえ不安定な高いマンションなので、基礎はそんじょそこらのマンションよりずっと丈夫なはず。津波が来てもほぼ残るはず。
あと地震が免震じゃないと高層階はぐらんぐらん揺れる。3.11はかなり倒れた。
地震の際のエレベータ、やっぱり停止するけど高級な分譲系は復旧がかなり早かった。一番最初に復旧したのが豊洲タワーズじゃなかったかな?UR系は相当遅かったらしい。
余震で震度5が来たらその度止まる(そして復旧作業が必要になる)。3.11みたいに震源近くになるとつらそう。
階段は体力もそうだけど、ずっと右回りの階段を降り続ける・登り続けるので酔う。膝よりももより、酔いがきつかった。
階段を登れないような人には、2階などにある会議室みたいな場所を開けて待機所にしてくれてたのでそれほど気にしなくていいかも。
なお電気は止まらなかった。ちなみにオール電化な物件は少ない。ガスとIHならガスのほうがいいの当然だもんね。
個人的に豊洲は創りあげて完成された街という気がする。面白さはもう少ないはず。ららぽーとと映画館、アオキと文化堂・ホームセンターは便利(でも近所で1800円も出して映画を見る人はかなり少ない・・・)
晴海はまだこれからだし、オリンピックの期待と交通アクセスの整備がさらにありそう(但し時間が相当かかるはず)。部屋の相場も確実に上がるはず。
違うんだ、渡邉美樹は腹黒い経営者とかではなく、本気で自分の理想を語ってるんだ。
社員が24時間365日働けるような環境を提供してお客様のためになることが
ほんとうに素晴らしいことだ本気で信じてる。
それを理解した上で気違いとして批判している意見が大半じゃないか?
渡邉美樹はカンボジア支援に熱心だけど、善意が原動力となって形振り構っていない辺りポル・ポトと似ている。
ただ、自身は資産家で豪邸に住んでいる上無理をした働き方はしていないらしい。
ワタミ・渡邉美樹ペディア 渡邉美樹氏(ワタミ会長)の不動産、横浜市が一時差押え http://agentleaks.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
調べてみると、転居先は、「みなとみらい」地区に近く、横浜港とベイブリッジが一望できる42階建ての超高層マンションの41階。なんと広さは360平方メートル超だ。しかも、ローンを組まずに現金で買っている。
地元不動産屋によると、「外国人向けのマンションでも200平方メートル程度です。360平方メートルとなると、2部屋をぶち抜いたのでしょう。そんな大きな部屋が売り出されることは、まずないので、価格のつけようがないが、あのマンションは最近も低層階が坪225万円で売れている。41階で360平方メートルとなると3億円はするでしょう。気に入れば5億円で買う人がいるかも知れない」という。
(4)渡邉美樹氏毎月、九州・屋久島で登山自分自身の原点を取り戻す |
nikkei BPnet 〈日経BPネット〉:日経BPオールジャンルまとめ読みサイト
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081211/119144/?ST=life&P=3
それと、毎日、寝る前に日記をつけていますが、間違っても仕事を家に持ち帰ることはありません。
「足るを知る」という言葉がありますが、仕事も食事も無理をしてはいけません。
過ぎれば、結局、体を傷めることになります。
皆さん、入社おめでとう。
長期不況、就職難のこの時期に、世界最大の部数と、高度の評論・報道を誇る読売新聞に入社試験を突破して今日入社できた諸君は、きわめて優秀な知性、体力の持ち主だと信じる。
「ネット時代に新聞は生き残れない」との扇情的な言論が見られるが、生き残る力のない新聞とは何らかの経営者の失敗、紙面の偏向、一般社員の能力の低下、愛社心の欠如等によるものであって、それらは読売新聞には当てはまらない。
私が誇りに思うのは、読売新聞の論調が公正であり建設的であること、報道が迅速、正確で、今日の国家、社会、国際関係等からみて、いささかの偏向もないことである。
今はやりのネットの世界では、責任不明の発信者による無責任な言論、他人の名誉に対する棄損行為、流言飛語、わい雑で反社会的な情報の流布、思想体系のない断片的言説のツイッター等が氾濫しており、青少年の教育を害するポルノや出会い系サイトのようなものを規制することもできずにいる。
私は、新聞も本も読まず、ネットの世界にのみ侵入している若者は、将来日本を支える指導力、知性、生産力、倫理観等を身につけることができず、国民の文化や民度の劣化を招くものと心配している。
欧米の新聞と違い、日本の新聞は個別配達制という日本特有の販売、配達網があり、販売収入が安定している。それに比べ、欧米はもとより、新興国、途上国では個別配達網がないか、あっても脆弱なものであって、その収入の七、八割を広告収入に依存しているため、その経営力は不況に恐ろしく弱い。欧米の著名な新聞が次々に倒産しているのは、収入源の七、八割が広告収入であり、不況時には企業の広告出稿が大幅に減るためだ。
日本の新聞は、独自の個別配達網を維持し、正確性、公正性、一覧性、ニュースの重要度による多様な情報の有用な整理力による総覧性、可搬性、利便性、教養性等を維持する限り、衰亡することはない。むしろ、乱立し、無謀な競争をし、無責任な情報を発信するネット業界の将来の経営の方が危ぶまれる。
だが、読売新聞も、新しいメディアの世界を傍観しているのではない。YOLや「あらたにす」等を通じ、必要で有用な情報の発信手段は広げている。問題はそれが十分な利益をもたらすかどうかであって、本社の強力なメディア戦略局が日夜、研究、開発し、効率よく利益を得るような事業を展開している。しかし、我々にとってはあくまで新聞が主軸であり、ネットサービスは副業だ。
読売グループには、姉妹社に日本テレビ、子会社に巨人軍、中央公論新社等があり、この不況の中で、黒字経営を維持している。
今政界は指導力が低下し、与野党とも諸勢力が四分五裂している。その結果、経済不況に伴う失業や要介護者等に対するセーフティネットが構築されていない。政権党は大衆迎合のマニフェスト原理主義で、財源がなく投資乗数効果も低い、子ども手当のようなバラマキに没頭している。そのため予算の歳入は赤字国債が税収を上回り、国家財政は世界最悪の状態だ。
ただし、米国や南欧の財政危機と異なり、日本国債の九三%は日本国民が持っている。しかし、国債発行も限度を越えれば価格の暴落、金利の上昇、そして不況の一層の深刻化につながる。
私はその解決策を持っているが、部分的には社論でも報じ、時を見て全面的計画を発表する。
日本政治の劣化、それによる不況の深刻化を防ぐためには、新聞、特に読売新聞の論評、解説、報道により、政治そのものの質の向上、活性化を図るしかない。
読売はこれまでにも、憲法改正案、行革案、戦争責任の検証、社会保障と税制改革などについて、次々に建設的提案をしてきた。今は不況脱出のための財政、金融、産業政策についての提案に力を入れている。
最後に、読売新聞の将来について極めて重要な計画を申し上げる。
今朝の朝刊にも出ているように、新社屋の建設である。この大手町の本社は一九七一年に建てられ、築後約四十年となる。
その建設当時は、古い経営者の頭の固さもあって、一極集中印刷が最も効率的であると誤信し、しかも鉛と手拾いの活字による輪転機、印刷とその発送のための長方形と三方道路の立地にこだわり、九五台の輪転機を地下五階層にわたって並べることを理想としていた。
私や内山グループ本社社長は、印刷の電子化、発送、輸送の合理化、全国分散印刷体制を主張したが、まだ若かった我々の主張は頭の古い硬直化した経営者に押しきられてしまった。中でも内山社長は長文の全国分散印刷体制論を当時の社長以下に提出したが、却下されてしまった。
私は三年ほど前から、ひそかに大手町から輪転機を完全に移動し、IT時代にふさわしいシステムの配線やコンピューターの設置に適した新社屋の建設を検討してきた。
その結果、この大手町の社屋を壊し、その跡に、三○階建ての最新機能を備えた新ビルを建設することを決断し、一昨日の東京本社役員会で正式決定した。再建期間中、三年から四年は、銀座の新橋演舞場に面した旧日産本社ビルに借家する。この借家は、この本社より外見、内装とも立派だ。皆さんもいずれ新社屋が建設されれば、日本における情報・金融機関の中心である大手町を睥睨する新本社で、執務することになるだろう。
思い起こせば、大正末期以来、読売新聞社屋は受難の歴史だった。一九二三年、銀座三丁目に建設した新社屋は、披露パーティーを前にして関東大震災で完全に崩壊し、一九四五年には空襲で跡形もなく全焼した。
その間、朝日、毎日は大阪に本社を置いていたため、関東大震災の被害を受けなかったが、一七紙あった東京紙はほとんどなくなってしまった。大空襲でも朝日、毎日は戦火を免れた。
このような二度にわたる社屋崩壊にもかかわらず、新社屋の建設を続け、不死鳥のごとくよみがえり、一九七七年、務台社長のもとで発行部数が日本一となり、翌七八年には世界最大発行部数としてギネスブックに登録された。九一年に私が社長になり、それから間もなくの九四年、一○○○万部の世界最大部数を達成した。この時巨人軍も、日本一に輝いた。
創刊以来の苦難の中で、百三十年余にわたる先人たちの苦労の上、今や不滅の読売を象徴する超高層新社屋をこの大手町に建設することは、私の生涯の最後の使命である。このデフレによる営業収入減の中で無謀ではないか、との批判も出るかもしれないが、わが社の資産力、経営力からしてもいささかの不安もない。
もちろん、この大事業は私一人の力でできるわけではない。全役員及び社員諸君も、日常的な経費節減及び販売、広告収入の増強に向けて、全力をあげて協力していただきたいと思う。新聞窮乏化論のなかで、読売新聞の未来は限りなく輝かしいものだと確信する。
楽天が英語を公用語化する、という話を聞いて、都内の超高層化を思い出した。
三木谷氏は「日本人を覚醒させるキッカケとして、英語を公用語化する」と
発言しているようだが、
「覚醒なんかしたくない、背伸びしてグローバル化したくない」が
で、なぜここで超高層化が出てくるのかというと、
「東京を国際金融都市にするために、土地利用をもっと超高層化すべし」という意見が、
グローバル化論者からしばし飛び出しているからである。
ソフトバンクの孫氏も
東京が高層化されていない田舎町に見える」旨の発言をしている。
「実際に住んでいる住民」側は、そのような意識は極めて希薄である。
要は、麻布十番の散髪屋のオヤジとか、神保町の喫茶店のオヤジは、
「東京に、多少無理してでも国際都市になって欲しい」と思っているか、と言えば、
答えは「ノー」である。
その証拠に、こういう住民の声がもっともリーチしやすい
「高層化なんかさせたくない。絶対高さ制限で高層化を阻止してやる」として、
東京都の方針に反して「絶対高さ制限の導入」に動いているからである。
最近日経の地方版とかに「都市計画権限を巡って、東京都と特別区が綱引きしている」という
記事が載っていたりするが、その背後には
「背伸びしてグローバル化・高層化させたい都」と「背伸びしたくない特別区」の
対立がある。
実際、3,500万人首都圏住民の中で、
「せいぜい35万人、1%程度」じゃないのか?
残りの「3,465万人は、非グローバルな仕事なので、グローバル化のために背伸びしたくない」のが
本音じゃないか?
まさに「英語をビジネスで使っているのが、せいぜい日本勤労者の中で1%程度」
というのと相似である。
「グローバル都市競争的な仕事にタッチしているのが10%程度いて、
その波及効果を考えると、彼らの望む政策を進めるのが最合理的」であるが、
東京は「グローバル都市競争のためのスペシャル都市に特化するには、
あまりにも巨大化し過ぎていて、「ジェネラル都市」である」。
張霞は毛沢東の遺体が収められている毛主席紀念堂に勤務する女医。
夫は香港生まれの台湾育ちで香港証券公司北京事務所首席代表。たまたま2人は留学先のハーバード大学で知り合って結ばれた。
現在の住まいは北京の超高層マンションで子供はいない。彼女の父親の張豪は、北京を中心に超高級大型マンション開発を次々と手がけるやり手不動産デベロッパー。
祖父の張軍は毛沢東から強い信頼を寄せられていた身辺警護責任者。共産党長老であればこそ、様々な恩典を享受している。
いわば歴代共産党政権の“いいとこ取り”を享受する典型的な老壮青三世代一家。毛主席万々歳で改革・開放もバンザイだ。
ある冬の日の午後、アメリカ人の友人に誘われ北京郊外でゴルフを楽しんだ疲れからだろう、毛主席紀念堂2階の執務室で英文で書かれた『この目でみたソ連解体』を読みながら、彼女は寝入ってしまう。
どれほどの時間が過ぎたのか。ふと彼女の耳に、コツコツと怪しげな音が。夢か現か。目覚めた彼女が階段を降りて音のする方へ向かうと、ケースに納められた毛沢東がカッと目を見開き、ジッと彼女に見入る。
20数年の眠りから目覚めたのだ。彼女は祖父に連絡し、誰にも知られることなく祖父の家に毛沢東を案内する。
毛沢東を長患いがやっと癒えた書家の文潤之に変装させ、張霞と張軍が連れ出す。
先ず北京の街をドライブだ。因みに文は毛沢東の母方の生家の姓で、潤之は毛沢東の号である。
張豪が自家用車を2台持っていることを知るや、毛沢東は「断固として改めねばならない資本主義的傾向だ」と、いきり立つ。
毛沢東の目の前に車庫から引き出された「桑塔納(サンタナ)」のハンドルを握っていたのは張霞。
「若い娘が車の運転か」と怪訝な顔つきの毛沢東に、彼女は「英語、コンピューター、車は今時の中国の若者にとって当たり前よ」と追い討ちをかける。
「20年ほど眠っていたが、まるで1世紀も後れを取ってしまったようだ」と嘆く毛沢東。サンタナはドイツのメーカーと合弁で上海で生産され、目下の中国では一般的な大衆車だとの彼女の説明に、「自力更生。独立自主という我が国工業政策の大方針に真っ向から違反している」と、トンチンカンにも心の底から不満をぶちまける。
北京の街並みは一変し、文革当時の面影は皆無。「M(マック)」や「KFC(ケンタ)」の看板に驚き、若い男女の派手な服装に眉を顰める。繁華街を歩く彼の手に若い娘がパンフレットを手渡す。
「文革の宣伝ビラ。それとも中央トップの講話かな」と喜んだのも束の間。高級マンションの宣伝ビラだった。
落胆頻り。自分と共に、周恩来、劉少奇、朱徳の横顔が並んで印刷された100元紙幣を手にし、「劉は党内外の一切の職務を解任され永遠に党籍を剥奪されたのに、なぜいま、多くの人民が使う紙幣に印刷されているんだ。
これは文革をひっくり返そうという陰謀だーッ」と激怒。当たり前の話だが、まさにKYの極致。
以後、故郷の韶山を訪ねては資本主義的変貌に驚き、蒋介石、江青からフルシチョフまで因縁浅からぬ人々と再会し論争し往時を語る。
ついには彼のソックリさんに見間違えられ公安まで出動する羽目に・・・。
暫しの眠りから目覚めた彼女は慌てて一階へ。やはり毛沢東は、目を閉じてケースの中に横たわっていた。