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2018-10-20

SIにおける粉飾方法について(フィクション

某社は受託開発(以下、SI事業パッケージ(以下、PKG)事業を営む中堅SIである。もともとある特定分野の下請けSI事業で成長し、その過程で得られたノウハウを元にその分野のPKG事業に参入したという経緯がある。

 

さて、某社の財務諸表を見てみよう。

 

ご存知の通り、「利益」は「売上」から「原価」と「販売管理費販管費)」を引いて導き出す。某社の場合、「原価」の大半は人件費、つまりプログラマシステムエンジニア給料であるSI事業人件費は当該年度で発生した人件費はそのまま全額を当該年度に計上するが、PKG事業人件費は「研究開発費」に該当するため、複数年度で減価償却を行う。つまり計上するのは実際の金額の一部である

 

 

某社はここに目を付けて、人件費の付け替えを行った。

 

本来であれば、SI事業に計上しなければいけない人件費や、厳密には原価に該当しない研修事務作業に掛かった人件費を、すべて「研究開発費」に付け替えたのである(原価管理をしている人なら工数×単金で人件費が出るのは分かっていると思う)。これによって下記のように黒字化することができる(数字適当)。

 

 

付け替え前)

売上 100

原価 50

 SI  40

 PKG 10(50の人件費を5年償却

-------------

粗利益 50

販管費 60

-------------

営業利益 -10

 

 

付け替え後)SIからPKGに30の人件費を付け替え

売上 100

原価 36

 SI  20

 PKG 16(50+30の人件費を5年償却

-------------

粗利益 64

販管費 60

-------------

営業利益 4

 

 

某社は非上場企業のため、決算が影響するのは税理士銀行ぐらいである。ただ、税理士銀行員もソフトウェア業界の実務についてはそこまで詳しくないため、今まで一度も発覚したことは無い。月によってPKG事業に関わる人数が不自然に増減しているが、リリース直前でテスト要員が増えた、もともとPKG事業アサインしていたがSIの受注が増えたので急遽応援に出した、等の適当理由で納得してしまっている。

 

このスキームは、某社が連続赤字を出し、銀行から融資が打ち切られそうになったことに対して考えられたものである決算を良く見せて融資を受けるのは、「てるみくらぶ」や「はれのひ」を見てもわかる通り、詐欺罰に該当する犯罪行為である

 

 

というプロットケーススタディを一本書こうかなぁ、と思った。重ねて記すがこの話はフィクションである

2018-08-18

ブラック企業ユニオン団体交渉中のジャパンビバレッジ財務内容

https://togetter.com/li/1257486

http://www.jbinc.co.jp/company/ir/index.html

主要株主

サントリー食品が82.61%

キリンビバレッジ10%。この会社からは118億の仕入れを行い売り上げは33億のみ。完全に仕入れ超過。

まずバランスシートから

流動資産280億。現金66億。固定資産270億。このうち自販機は73億。リース資産が88億。

最近リース資産としてやってるんだな。どこが提供してるんだ?それとも自販機は73億ぶんだけで、リース資産はそれ以外?やたらと有価証券不動産を所有していて、敷金残りだけで20億以上あるし、配当利益だけで年7億くらい儲けてる。

負債のほうは全部で306億。

いわゆる借入金がないという意味では無借金経営っぽいがその割には流動負債はやたらと多い。247億。買掛金が多いのは売掛金もそこそこ多いので問題ないがリース債務や未払い金、未払い販売手数料などが溜まっており支払利息が年3億円以上発生している。いわゆる優良企業とはちょっと違った財務内容。

純資産は240億で、利益剰余金が66億。しこたま金を溜め込んでやがりますね。

損益計算書も公開されている

売り上げが1500億。粗利は754億。しかし意外なことに販管費が704億もあるため営業利益は50億程度。

最終的な当期純利益は40億程度。なんか法人税やすくね?

参考までにキリンを見てみた。

https://www.kirinholdings.co.jp/irinfo/library/tansin/pdf/2018_2q_tansin.pdf

2Qまでに売り上げが9180億に対して粗利は3978億。販売管理費は3117億で利益は860億。

やっぱり同業種と比較してみてもジャパンビバレッジ販管費は異常に高く感じる。

販管費高すぎるだろなにやってんの経営大丈夫なの?

ということでこの会社キリンよりも粗利は高い(値段はぼった食ってる)にも関わらず経営効率が非常に悪く、販売管理費が高すぎて利益を削っているということになる。

あとはこの販売管理費が何でこんなに高いのか、だが。粗利が高いということはまぁ、営業活動に苦戦しているとも思えない。

となると

1 社員思いの会社で、社員が高給で福利厚生もばっちり

2 オペレーション部分がひどくて金がかかりすぎる。あるいは社員がやめまくって常に採用してるから給料いかわりに人件費がかさむ

3 経営層が高い給料を取りまくり

2とか3が理由だとしたら上場できないわなそりゃ。

もしこの企業上場していたら時価総額

キリンは売り上げ1.96兆、当期利益1550億(IFR基準)。これで時価総額2.3兆。

ちなみにアサヒグループは売り上げ2.14兆。当期利益は1420億。

ビール業界においてはよくアサヒが強くてキリンというイメージが流布している。実際酒類のみに限ればアサヒのほうが強い。

しか飲料食品まで含めると、会計基準の差こそあれキリンのほうがここ数年優秀である

とはいえ、まだそのイメージが強いせいか時価総額2.37兆。株価収益率は14.69%

さて。ではジャパンビバレッジはというと売り上げは1500億に対して当期利益は40億。

改善余地は大きいにせよ、販売管理費の高さを抑制できる経営で無い限りかなり評価は低い。事業に対しては少なくともキリンよりも低い評価をつけるのが妥当と思われる。少なくとも私は時価総額500億円を超えた水準では買いたくない。

しか純資産だけでも240億あり、金を溜め込んでおりお化粧次第では簡単利益を倍にできるだろう。そうかんがえると、市場ではキチガイがおおいため時価総額1000億程度まで買われる可能性は十分ある。私は買わないけど。

2018-04-04

anond:20180402181331

試算してみた。

 

1.前提

 ・売上 20

 ・目標稼働率 120%

 

2.社員

 20億円÷120%÷12か月≒1.4億円

 単金は書いていないが、前にどっかで一次請だと@80万というのを見たような気がするので、それを用いると、

 1.4億÷80万=175人

 非技術者の人数が分からないので、仮に2:8として、

 175人÷0.8≒220

 

3.人件費給与

 どこにも書いていないが、基本的に安そう。とは言え、今年も採用できていそうなことを考えると、新卒でも300万ぐらいは払っているのか?仮に300万~600万と考え、平均450万円/年とする。また会社負担分の社会保険料20%とすると、

 220人×450万円×120%≒12億円

 

4.粗利益

 20億円-12億円=8億円

 

5.販売管理費営業利益

 派遣中心ならオフィス設備投資不要交際費も含めて月2500万あれば十分?

 8億円-2500万円×12か月=5億円

 

  

5億も余ってしまった。

毎年いくら借金返済しているのか知らんが、社長に1億払ってもまだ大丈夫そうじゃないか

 

 

6.可能性として

 ・売上が17~18億である → 営業利益も2~3億 これはあり得る。

 ・単金がもう少し安い → 「退職が増えて技術力が落ちている」と書いてあるから、単金も買い叩かれているかもしれない

 ・非技術者が多い → 社長の身内の幽霊社員名前貸し)とか有りそう

 ・過去設備投資の大失敗をして、訳の分からない減価償却が残っている ← 俺の妄想

このあたりを精査すればもう少し正確な数値になりそう。気が向いたら答教えて。

7.追記

税金忘れてた。

毎年数千万単位の粉飾でバッファを作るってあるから法人税率45%で換算すると、営業利益時点で1億は欲しい。

2013-08-06

会社の仕組みぐらい学ぼうぜ

さすがにブクマいねこれは。

女子大生でも分かる、内部留保現金の違い。

http://blog.livedoor.jp/sharescafe/archives/30345738.html

ブクマにある反論をまとめると

言葉定義なんてどうでもいい。

要はそんなとこに貯めるんだったらまず給料を上げろよ、ということ。

その上で貯めるんだったらまあしょうがない」

という感じになるのかな。

頭金の説明の仕方は個人的にわかやすいとは全然思わんが

ただ、あれだけ丁寧に説明してんのにそれでも会社の仕組みすらわかってない人がいて

もうこれはどうしようもないというか、まあそういう人は居酒屋愚痴言い続けている

レベルでこの先も別に何も変わらないだろう。

経営側にいる人間として会社運営とお金関係を簡単に説明しよう。

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売上高

皆がお仕事を頑張った結果です。

②原価

まずお世話になっている取引先・仕入先にお支払いしましょう。

③総利益

やっと正味粗利額が決まりましたね。

販売管理費

会社っていろいろとお金かかりますよね。諸々払っちゃいましょう。

まずは頑張ってくれている役員社員報酬払いましょう。

その次に家賃とか設備とかにお金払いましょう。

その他諸々雑費含めてお金かかってる分、まとめて払いましょう。

営業利益/損失

やっと利益出たー!今年も頑張ったー

とりあえずプラスであれば万々歳ですね。

でもいろいろ借金の利息とか払わないと。

経常利益/損失

え、会社で持ってた株が急落した?

じゃあ損失じゃねーか。その分を引きましょう。

あ、忘れずに税金も払ってね!

当期純利益

やっと最後利益出たー!

大事大事お金ですね、これは。

⑦じゃあこのお金はどうする?株主還元する?

でもやっぱり今後会社が傾いたりしないよう貯めときましょうよ。

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これがP/Lの流れで、

気づきの方がいると思うけど、いわゆる「株主」が手を出せるお金というのは⑦の時点になってから

株主1「貯めるぐらいなら俺らに金配当しろよコノヤロー

株主2「いや、そんなしょぼい金額配当されても微妙から次爆発しそうな事業にぶっこんどいて、よろしく」

まり最後に残ったお金について文句を言うことができるとすればそれは「出資」を

行っている株主であって、従業員ではない。

給料上げろ」というのは至極真っ当な提言だとは思うが、従業員の給与が決まる仕組みと

この最後に残る純利益をどう分配するのかということは何ら関係がない。

もう言わなくてもいいと思うが、「給料上げろ!」というのは経営側の人間とは真反対の考えである

株主代表取締役社長を決め、社長経営方針を決め、その方針のもとに一年間活動し、

残った利益をどうするか出資してくれた株主に示す。このループ会社運営であり、

業績が良かったならば一人一人の従業員の給与を上げたりボーナスあげたりする会社もある。

ただそれは言うまでもなく従業員の士気を高め、来年もっと大きい数字を稼いできてくれることを期待してのことだ。

「そんなことはどうだっていいんだよ。給料上げろと言ってるだけなんだけど」と

従業員が主張している限りは経営陣としてもどうしようもない。

「そんなことはどうだっていいんだよ。もっと数字稼いで来い」と

真っ向から対立されるだけなんだから

 
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