はてなキーワード: 課税とは
https://twitter.com/kazzuaki/status/1681307788864258049
①累進性が壊れてる最大の理由は分離課税+軽減税率の合わせ技。資本軽課=租税支出=補助金によって経済成長を実現できるとした時代があった(2000年代前半)。貧乏人に金を渡すとすぐに消費してしまう。リテラシーが低いので、投資といっても貯蓄に回してしまう。しかし、これからの時代は株式や金融派生商品の時代だ。直接投資を増やさないと経済成長しない。だから金持ちを優遇すれば 彼らは所得の割に消費しきれないわけだから、その余った金を貪欲に直接投資に回すはずだ。そうすれば経済成長する。貧乏人は誰も助けてくれないとなれば一生懸命働くだろう。この合わせ技で経済成長すれば貧乏人だっておこぼれに預かれる。金融立国、聖域なき構造改革とはこのことだ。
②日本の所得税がスカスカになってる理由は所得控除。特に給与所得控除と公的年金等控除がでかいが、これは減税額によってサラリーマンと自営業者(青色申告)と年金受給者との負担を調整してきた結果。所得控除の仕組みが高所得者減税になっていて、低所得層に恩恵がない形だったのは勤労を重視していた(小熊/井手)から、というのが通説だろう。
③福祉国家を維持するための財源として他の制度が重要であったこと。日本の社会保障の中心は社会保険(ビスマルク型社会保障)。社会保険料の負担の特徴は再分配を効かさないこと。リスクに応じた負担(民間保険)よりは定額保険料の方が社会的であるし、定額保険料よりは定額から所得に応じて負担が減少してゆく擬似比例負担の方が社会的。この社会保険の共助的公平性が日本の公平感の基礎にあり、それが諸税の女王たる所得税の地位を低いものとした。社会保険料控除も大きいし。そこに付加価値税が登場することになる。付加価値税に触れ始めるとこれはこれで長いが、直間比率を間接税に寄せた方が経済成長する(2度目の登場だが言説としてはこっちが古い)、高齢者の負担(年金所得を控除しといてなので減税スパイラル)が不当に小さい、などといった理由で所得税より付加価値税が好まれた。欧州的には輸入品に課税できるということ、輸出品に課税しない(租税支出=補助金)ということで、経済のグローバル化に対応した税だということだったはずだが。福祉国家の充実には、この新しい税制である付加価値税が鍵なんだと(事後的にではあるが)評価され、所得税へと注目が集まらなくなっていった。
この辺りの再分配の不味さに対して専門家はずっと苦言を呈してきたが、社会/政治的な支持は減税/増税阻止で安定してきたので、金持ち減税/勤労(プロテスタンティズムとは違った意味で)を重視する租税制度が出来上がって今に至る。ここにメスをれようてして失敗したのが新しい資本主義ね。
きもちはくむけど、そのきもちを今すぐにとりあえずなにかを叩く方向にだけ使うのはもったいないと思うよ
サラリーマンとか退職金とかに増税するのはそこにお金がたまってるから増税しちゃうんだよね
その増税対象とか節税してるとかのいわゆる「お金持ち」のように「お金もってる」ということつまり「使ってないお金がその場にある」ということが増税の対象になるの
それはお金持ちにもあたるけどついでにギリギリのサラリーマンにもあたるってわけ
それをサラリーマンが節税できないのは、もらう分を手にとる時点まで自分で対応できないんだから否応なく手取り額からとられるから節税もなにもあったもんじゃない
お金がいったん手にわたってそれを回収する手立てをいろいろやってるならまだしももらう時点で減ってたらたまらない
これに対抗しうるのは「月一」とか「退職時まとめて」とかで額をおおきくしない事
日本以外は週払いのとこ多いよ
そのほうが消費もたかまる
毎週末飲みに、なんて文化はそういうところからきてるんだけど日本は体調だけ気にしておけばいいくらいに豊かなんだね
金持ちから税をめいっぱい取って自分は節税する方法は、使う事やお金を持たない事
お金持ちって目につくその節税はスケールがでかいだけでモノやコトに変えるのは小さな額でもできるしむしろ免税対象なんてものがあるからしやすいはずだよ
あとインボイスは増税の効果はそれほど大したことないし中小もしなないし声優も泣かないよ
あれは仕入れにかかる消費税の支払いを免除されるかどうかなので
100万円で仕入れて160万円で売るのに10万円の消費税がかかるんだけど指定業者から仕入れたら10万円納税しなくていいわけ
これ材料を仕入れじゃなくて普通に購入を110万円消費税込みでしてたらべつに変わらんのね
10万円を売ってくれた業者が払ってる(はず)なので
売り上げが60万あるところに所得税やらその他費用がかかって最終的に利益が10万円くらいになるところに10万円課税されてゼロだから死ぬってわけではないの
仕入れ以外で買ったものをさらに160万から110万円引いた売り上げに対して経費だからさらにマイナスしてやろうって手が使えなくなるだけ
この税の回収がおおきな話題だけどこれをするために架空の領収書とか架空の発注とかができなくなるようにすることのほうがだいじ
意外とそういう問題視して声をあげることについては対策されて「やいやい言われたからひっこめた」ってコトにならないように程度は考えられてしくみはつくられてるんだよ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/smart-flash.jp/sociopolitics/244253/1/1/
金持ちの税負担率が低いのはなぜかといえば、こういう制度をフル活用した結果なんだから賛成すべきなのに、なにこの反応。
インボイスでやり玉に挙がってた個人事業主なんてさ、儲かってないから個人事業主なんだよ。
儲かってたら確実に会社にする、その方が断然有利だからこそ会社を作る。
個人に見えるYoutuberなんかも儲かったら会社を作って節税してる。資産管理するだけの会社もうじゃじゃある。
だから金持ちから税金取るには会社に肩代わりさせている分もしっかり個人の収入として認定して、そこに課税するしかないの。
そういう人たちが国が滅ぶだなんだと既得権を守るために煽るのもわからなくはないが、薄給のサラリーマンが真に受けない方がいい。
恩恵の大きかった大企業に勤めている人たちは悩ましいだろうけど、方向性としては正しいことを理解して欲しい。
金持ちから税金をとるには財布になっている会社に手を突っ込むしかないんだ。
いわゆる高所得者の課税率が低いのは株の利益に対する税率がどんなに収入あっても20%だったり(海外は複数税率)することが原因なのに何言ってんだこの増田は。
個人投資家でも儲かったら資産管理会社作るんだよね。法人にするだけで経費や非課税として認められる範囲が一気に広がるから。
金融課税を申告分離でなく総合課税にするという話なら賛成だよ。
でも、穴ふさぐのに反対する理由になってないでしょ、どちらもやればいい。
“会社に肩代わりさせている分もしっかり個人の収入として認定して、そこに課税”そんな迂遠なことしないでも法人税率を上げればいいし、なんなら資産管理会社は税率上げたらいいのに派です
自民党はまず国民をサラリーマンとフリーランスに二分して、フリーランスには不正が横行してるからインボイス制度導入するとした
お前らは馬鹿だから、この扇動に乗っかってフリーランス叩きの中でインボイス制度を後押ししちゃったんだよ
んで、自民党はそんな甘くないから今度はサラリーマンに退職金課税通勤手当課税までしてくることになる
フリーランスへの増税を後押しした手前、自分たちへの増税も受け入れざるを得なくなった
絶対フリーランスはサラリーマンに協力しないどころか、お前らと同じようにサラリーマン増税後押しすることになるからな