はてなキーワード: 裁量労働制とは
裁量労働に対する否定的なブコメばかり並ぶので、裁量労働で働いてるけど特に不満ないし、結構良いよというコメントを書いてみる。
うちの裁量労働制は業績によって変動しない部分と業績によって変動する部分があって、頑張れば後者が増えるので共産主義的にはならない。評価するのは上司だけど、売上にどれだけ貢献したかなどの業績が徹底的に数値化されているので上司の個人的な思惑が入る余地がない。個人的な思惑の入る余地がないから、上司から急に仕事を頼まれても、他の仕事で手一杯だと簡単に断れる。
元増田みたいにまとまったお金が欲しいので残業増やしますみたいな働き方はできないけど、そもそもそういった働き方ができる時点であまり合理的な職場ではないので裁量労働制は不適切だと思う。
で、個人的に不満があるかというとそんなに不満はなくて、数値が十分稼げてる時は朝10時くらいに出社して、のんびり仕事して夕方には退社したりするし、調整できそうなら好きに休んだりできるのはとても都合が良い。それを上司に止める権限はないし、そもそも上司は週次・月次でしか個人の出社状況を把握する必要はないので、有事の際のトラッキングは可能にしておく必要があるけど、日々の出社・退社時間なんて細かく上司に報告したりする必要もない。今月ほとんど仕事してないなぁと思っていたら、数字しか知らない久々に会った上司に頑張ってるねと言われたりする。
問題は数値が稼げなかった場合だけど、稼ぐために死に物狂いで働くかといったらそうでもなくて、だいたい普通に仕事してたら稼げる程度の目標設定なので、ダメならダメでそれはよほど時運が悪かったのだとその年は諦めたりする。
なら毎年のんびりして固定給だけもらったらいいじゃんという意見もあると思うし、それが元増田でいう共産主義的な抜け道につながるというのはわかる。うちがうまく行っているのは数値の低い社員に対しての強い態度があるからだと思う。景気状況とか踏まえても数値が明らかに低い年が続く社員には是正勧告が飛ぶし、固定部分が減る制度もある。給料の目減りを避けたければ人並みには働く必要があるということ。
そんなことができたら会社側が安い給料で働かせ放題じゃないかと思うのはわかるんだけど、明らかに給料に見合ってない数値設定をすれば、できる人から辞めていくし、そんなバカなことはしないだろう。そこそこ転職がしやすい業界というのもあるだろうけど、数値設定と給料がほんと絶妙なバランスがとれてる。
要は「業績の徹底した数値管理ができていること」「数値の上がらない社員に対して減給などの強い態度が取れること」「転職しやすい業界であること」このあたりがセットであれば裁量労働制も悪くないよということかな。
別に裁量労働制をおすすめしたいわけでもないし、多分、ほとんどの会社と職種にはマッチしないだろうと思ってるのだけど、あまりにも否定的なコメント続きなので当事者として経験談を書いてみただけです。
弁護士の方と同様にちょっとサラリーマンなどと毛色が違うが業務実態をさらしてみる。
コンサルと言えど業績=売上で評価をされるので、コントロールすることは可能。
そこそこの受注額で、自身の勉強や家族に時間をつぎ込むことも可能。
ただし、コンスタントに受注が取れる実力があることが前提で、
受注する力が少ないとがんばっても給料上がらないという状況にはなり得る。
なので、社内の仕組みを変える活動とかお金にならないことにコミットしにくい。
コミットしているのは上述の受注力がある人なので、考え方が同質化している印象。
教育も基本的に受注力のある人に人が集まるので戦略的にできているかというと微妙。
結果、クビにはならない程度の売上を上げて生きながらえる人が一定数居る。
個人で仕事しまくって金もらうなり死ぬなりは良いのだが、その周りにもタスクは振ってくる。
結果、受注した後のPjtの遂行などは別の人に丸投げ。
口しか動かないけど、受注取りまくりのような人も出てくる。若手は上手く立ち回らないと死ぬ。
もちろん残業という概念がないのでクライアント訪問時の資料ができてなかったら12時回っても詰めるメールが来る。
メールの返信スピードが一番速いのが22-深夜2時と5-7時。
自分は立ち位置に恵まれていてモチベーション高くやれる位置にいるから働けているが、
なんとなく働き方改革関連法案と生産性革命やら女性活躍のつながりがぐちゃぐちゃになってる感があったので、自分の知識の範囲で整理してみます。
まず、現在の政府の課題は「少子高齢化社会の中で豊かさを維持すること」であり、ここでの「豊かさ」とは単純に「1人あたりGDP(国内総生産)」のこと。
ここで上式の右辺を変形すると
となり、さらに
・GDP/労働者数 とは労働者1人あたりが生み出す価値、すなわち「労働生産性」
・労働者数/人口 とは人口に占める労働者の割合、すなわち「労働力率」
よって
となるわけです。
こういう理由で、「豊かさを維持するためには、労働生産性と労働力率の向上が不可欠」と結論付けられます。
このうち、「労働力率の向上」を担当するのが「女性活躍」と「高齢者の活用」です。「高齢化社会で生産年齢人口(要は若者と中高年)が減ってくけど、女性と高齢者が働いてくれればなんとかなるよね」ってことよね。たまに移民やらなんやらが出てきます。
残った「労働生産性の向上」を担当するのが「生産性革命」「働き方改革」となるわけですが、ここで私は今の政府の政策に不満があります。
さっき書いた通り「労働生産性=GDP/労働者数」な訳です。ぶっちゃけ「売り上げ/従業員数」ですよね。考えるべきは「どうやったら売り上げが増えるか」と「どうやったら少ない従業員で回せるか」の両立です。
これを考えた結果が「裁量労働制の拡大」や「高度プロフェッショナル制度の導入」ってのは、全く腑に落ちないのですよ。やるべきことは「(Amazonの無人コンビニみたいな)省力化技術の導入のための投資」やら「消費者全体の所得の向上」だと思うのですが。。。
また、「生産性向上のために解雇規制の緩和を」なんて声も漏れ聞こえますが、解雇すれば労働者数が減るので労働力率が下がります。労働生産性が上がっても労働力率が下がればGDPは増えません。典型的な「全体最適を考えない部分最適」だと思うのですが。。。
ねえみなさん、最近裁量労働制のはなししてますか?みてますか?
あのねーにーさん、あるんですよ、いい方法が。
裁量労働制はね「みなし」っていうのがあってね、労働時間少なくてもお金もらえるの。やったね!会社にばかりいい方法だっていう論調をたまに見るけれど、会社が搾取する存在ならそれはもうあなたの敵じゃないですか、搾取したらいい、儲かるよ。
http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2018/02/24/155303
曰く「騒ぎを起こせば会社に居づらくなる」、「遅刻しようものなら偉い人から注意された」、「「プロ意識に欠けている」と偉い人から激しく叱責され」た、などなど。だから、裁量労働制は悪いって。
本当にそうかね?
その会社が敵だと思うなら、裁量労働制を使うと簡単に儲けられるよ。まわりの人の感情を気にしないこと。そんだけ。そしたら、短い時間で、かえって、怒ってる人がいても気にしないで好きなように働ける魔法の制度。すごいでしょ、裁量労働制。
あなたの配慮してるやさしさぶってるそれ、いくらで買うの?ほんとに買うの?いるかなー。いいじゃん、敵にいい顔しなくって。お金だけ貰おうよ。
でもね、あなたの考える仕事だけははっきりこなさないといけない。やり方は任されてるんだからね。なにが価値か自分で考えて、そのことをキチンと伝えてそれを達成し続ければいい。あなたは自由だよ。周りの人が感情を害しても、わかられなくても、やっていいって制度に保証されている。
そっからなんかおこるかもしれないっておもうでしょ?そっから先が法律の出番だよ。最初にね、会社はいっちゃってるんだよね、こいつすげーから、まあ会社じゃなわからないので本人に任すしか無いんですって。起ころうが何しようが、わかんないって言っちゃってんの。だからね、コミットした成果以外にまもれないわけ。
会社はそれわかってるから、感情で、空気で、コントロールしようとするだけ。制度はきちんと仕事をこなすあなたの味方。あとは、あなたが周りの人に感じよくするためにいくら使いたいか、自分の時間をどのくらい使いたいかを決めればいいだけ。毎日30分でかえってもいいし、なんならいかなくてもいいんだよ、それさえ気にしなければね。最高じゃん。
稼ご
裁量労働制ってのは、「コミットメントさえ達成していれば、出社する必要すらない」形態なんですよ。それ以外の形態であったら現行法においても全部違法。
反対デモしている人たちは、そもそもコミットメントのコの字すら関係しない人たちで、彼ら含めて大多数の日本人とは全く縁のない世界ですわ。
何が彼らをそうさせるんだろうね。
その時はてっきり仕事を裁量できると思っていたけれど、それに反して止まる事なく舞い込んでくる仕事
体力が人並みになくて限界が来ないようにこっそり仕事量を調節していたが、とうとうバレてしまい詰め込まれた
バレてしまったというのも、周りが徹夜している中で自分の仕事だけ終わらせて帰っただけだったのだけど…
役職の位が高くなるにつれて残業量が増えるので昇進なんて絶対したくないと思うような会社だったなあ
その当時に心身を壊して、まともな職に就けなくなった。
だったのだが、そうならなかったのが最大の不幸。
時間配分に対する裁量労働であれば、9時~18時勤務を日によって12時~21時にずらして朝に用事を済ませたり
みたいな、まさに柔軟な働き方ができたんだ。
うちが裁量労働制だった理由は、「残業性にするとボーナスが出せないから」ってことだった
別に裁量労働でたくさん働いてもボーナスふえるわけじゃなかったから実質ボーナスはないに等しかった
ただの残業代の後払いみたいな
経済界には経済界の事情があり、労働者には労働者の事情がある。労働者にも、残業規制されたら金銭的に困るって奴がいるし、仕事が片付かなくて困るって奴もいる。
ネットによくいる「社畜の鎖自慢」とか、「肉屋を支持する豚」とか言っちゃう奴は、上記の意見を無視していいと勝手に言い張ってるけど、政治側から見たらどれも尊重しないといけないんだよね。
政府を経団連の言いなりと非難する野党は、じゃあ政権とったら経団連の意見を無視するの?それやった結果として最終的に労働者にダメージくるんでしょ?みたいなことをちゃんと労働者は考えてるんだよね。
定時より早く帰れるようになる為には、事前に話を通すか、雇用形態の変更(つまり裁量労働制など)が必要。
プレミアムフライデーは、月末忙しい時期にやりやがったせいで効果薄いけど。
そんなやり方じゃ普通に労働者が逃げ出すだけやねん。ブラック企業がそういう事やるかもしらんが、労働者は逃げるプラス労基に駆け込むという対抗手段をとっていけばいいねん。
まぁ導入に当たってどんだけ労働者の融通が効かせられるかだろうけどね。
人手不足だから長時間労働でなんとかするしかない→残業代や割増賃金のせいで人件費が高くなる→裁量労働制にすれば残業代を払わなくてすむ→人手不足でも業務を回せる
同じ会社で、裁量労働制と、そうでない職場(残業代が出る職場)を経験したが、
裁量労働制は実質「働かせ放題」なので自分は裁量労働制に反対。
・月残業100時間を超えようが残業代は一切でない。裁量労働の手当分以上働いたとしても、その差額が追加で支払われることはない。
・実際は定時出社を求められることが多く、「自由な働き方」には程遠い。
・休日も構わず仕事を入れられる(もちろん休日手当などでない)
・終業時間が決まってないので、だらだら働く人が多い。周りもそれに付き合わされる。
唯一、タイムカード切る時の時間に気を遣わなくて良かったのでそこは楽だった。
残業代が出る就業形態でも、月30~40時間を超えていないと支払われないので、必ず支払われるものではなかった。
それでも残業代が出た方が手取りも多いし、残業時間へのチェックが入るので無理やり残業させられることが比較的少なかったと感じる。