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2018-12-11

東大に入るまで

なんか東大入るまでを書いたクソ長い記事がバズってるみたいなので自分も思い出して書く。ちなみに理Ⅰ現役。何年前かは秘密

一応小学生の頃から東大に行くと決めていたと思う。父親東大出身で、ずっと「親に負けるのだけは我慢できん」と思っていて、じゃあとりあえず東大に行くしかないなと。最初は塾に行かず家で市販の教材で勉強してたけど、頼み込んで東大生の家庭教師を付けてもらった。その先生から大学生活について聞かされて、楽しそうだしやっぱり東大行きたいと思ったのをよく覚えている。

中1から高校受験のために塾に通い出した。中学の授業はとことん肌に合わなくて(テストでどんなに良い点をとっても、蛍光ペンで綺麗なノートを作ってる女子に成績で絶対に勝てないと気づいてすっかりやる気を無くした)、比較システマチックに進む塾の講義が楽しくて仕方なかった。ただ、不安障害みたいになってしまって、途中から心療内科に通うようになってしまった。でも勉強を辛いと思ったことは無かった気がする。どの教科も楽しかった。

高校受験疲弊したので高1のはじめの頃はダラダラしていたんだけど、3ヶ月くらい経ってこのままだと堕落すると怖くなって、また塾に通いだした。ここも比較的肌に合った。同じ塾に通っている同級生自然ライバル関係になるので、塾の宿題以外にも勝手勉強していた気がする。ただ、勉強時間楽しい教科(数物化)にどんどん集中していってしまって、苦手教科をカバーするために高3で別の塾にも通い出した。今にして思えば親の金に頼りすぎていた。古文勉強苦痛しかたなくて、2次試験で落ちることよりもセンター試験国語のせいで足切りされることのほうが怖かった。

振り返ると、親に行かされた塾というのは一つも無いので、その点では自主性があったのかなと思う。行きたい塾は全部自分資料を集めて決めた。ただ、塾で勉強するのに慣れすぎて、大学入ってしばらくは勉強スタイル矯正するのに苦労した。当然ながら大学講義と近いのは塾の授業ではなく高校の授業なのだなと思った。中学の延長で高校の授業もどうせ碌でもないと決めてかかっていたところがあったけど、真面目に受けていれば楽しかったに違いないと今では思う。

親の金で苦労せずに東大に入ったとまでは思わないけれども、独学の人よりは楽をしていたという自覚はある。塾によって勉強のペースが良くコントロールされていたので、自分で長期的な計画を立てて学習するという能力が中高で培われなかったとも思う。

家庭環境に相当恵まれていたのは間違いないだろうけど、環境の面で一番重要だったのは、勉学で張り合える同級生が常に身近に居たこなのだろうなという感じ。

2018-11-23

anond:20181122163042

歴史は割とこんな感じ、教科書蛍光ペンで線引いた文字を思い浮かべたりする

でもその他はあんまり映像はないかな、自分は耳で覚えるものの方が多いのかも

2018-05-16

電子たばこってダサくね?

アイコス吸ってるやつって指しゃぶりしてるみたいでキモいし、グロー吸ってるやつって紙パックジュース飲んでるみたいでダサいし、プルームテックに至っては蛍光ペン舐めてるアホみたいで目も当てられない

中途半端電子たばこに手を出すくらいなら紙たばこ堂々と吸えや、吸ってる見た目もカッコイイし申し分なし

2018-04-13

メモをとれない新人

数か月前に若い新人が入った。

新人なのだからミスをする。それは仕方無い。でも同じ単純ミスを何度も繰り返す。具体的に言うと必要項目を記入しないまま書類を回してくる。

10回中9回はどこかしら抜けている。その書類毎日のように書くのだが、それでも必須項目を覚えられない。ちなみに全部で5カ所しかない。

私は彼に必要項目がどこかメモをして、全て記入してあるか確認してから書類を持って来てくれと頼んだ。

彼はメモをとらない。そんな姿は見た事が無い。だが教育係が何も言わないし、仕事の覚え方はそれぞれだからと思って様子見をしていた。

だが仕事を覚えてくれないのは困る。だからそう進言した。すると彼は困った顔でこう返した。

メモってどうとればいいんですかね、と。

言葉をただただ書き殴っても、あとで見てもわからない。だからメモなんて意味が無いんじゃないか、と。

どうも話してみると、書くという行いに著しく不慣れで、読むという行為にも苦手意識を感じている。早い話読み書きが苦手らしいのだ。

手順をわかりやすいようにまとめるだとか、間違えやすいところを書いておくとか、そういう事ができないらしい。全部書くか書かないかの二択しか無い。

仕方が無いので必須事項欄に蛍光ペンで印をつけたものをあげた。

実は同じ物を以前渡した事があるのだが、様子を見る限り存在自体が彼の中で抹消されているようだ。

これでミスが減ってくれるかなと思ったが、翌日の書類を見るとまた必須事項が抜けていた。どうやら彼の中でまた私のメモは抹消されてしまったようだ。とほほ。

正直なところ彼はあまり仕事ができないが、罪は無いと思っている。

何せ彼は見るから勉強が苦手な人だ。端的に言えばバカそうな人だ。大抵の人は1分話せばそれに気付くだろう。それくらい露骨だ。

にも拘らず人事は採用したのだ。だから人事が悪い。能力が低いと見てすぐ解る人を採用して、試用期間を終えて正式採用したのだから彼に責任は無い。

明らかに能力が足りていない彼に能力以上の事を求めているのだから、他の人より手厚く指導しなければならないのは仕方が無い事なのだ

八つ当たりしないように気を付けたい。

2018-02-02

地味に嫌なこと

上司がたまに「蛍光ペン貸して」と言ってくるのでストックあるからちゃんとしたものをあげようとするけど頑なに受け取ってくれない。

2017-07-22

大学受験で使っていた参考書を久しぶりに開いてみて

随分昔の事のように思えるが、当時ぼくは独学で早稲田を目指していて、結局夢破れDラン大へ進み、まあそれなりの人生を送っている。

既に勉強した事の多くは忘れてしまったが、本気で目指していたことは憶えていて、夢破れた時の大きな悔しさと悲しみは今も忘れていない。

しかしあれから約10年経ち、それとなくあの頃使っていた参考書を開いてみて、「こりゃ受からんわなぁ」と思ってしまった。

まず字が子供じみている。なんでもかんでも蛍光ペンを引いていて、メモ書き込みの仕方とか・・諸々にセンスが全く無い。

なんというか、頭が悪いんだな、と一発でわかってしまうのだ。

客観的に見て、やはりぼくにはDラン大が相応しかったのだ、そういう器量の人間だったのだ、と納得してしまった。

2017-07-03

てんかん持っててもレーザー脱毛ちゃんと受けられた話

てんかんを持っていてもレーザー脱毛はちゃんと受けられましたよ、という話。

■これから夏だし、「てんかんからレーザー脱毛できない」「やりたいけど危なそう」とお悩みの、

 全国のどこかにはいらっしゃるであろう方のために

 自分の記録をシェアします。こんな匿名日記だけど必要な方にとどいたらいいな。

理由

何かの拍子で「てんかんを持っているとレーザー脱毛できないらしい」ということを知った。

できないというのは語弊があって、ミュゼなどエステでは受け付けてない、ということ。

レーザー脱毛は強い光を皮膚に照射するので、

エステでは万が一の時に対応できない ということが理由なのだそうだ。

申し込んで断られて、初めて知った。でも理由としてはごもっともで納得するほかない。

これまで生きてきて、「てんかん」を生きていく上での深刻な問題だと思ったことはなかった。

就職先にもちゃんと報告しているし、免許センターと県警に診断書は届出済みで免許も取れた。

(そのうえ取得から全く乗ってないから、このあいだ遂にペーパーゴールドまで取得した。)

嫌な思いといえば、せいぜいがとこヤフコメでたまにブッ叩かれてるくらいだ。実生活で困難は(自分のケースだとそんなに)ない。

からビックリした。休暇もレジャー仕事だっていままで何でもできたのに、

あなたてんかんからダメ」と言われた人生初の案件が「脱毛ときた。そんなバカな。

まりエステじゃなくて、緊急時対応ができるように 病院なら施術OKってことかな?

と思って皮膚科に申し込んでみたら、同様の理由で断られた。待て待てそんなバカな。

自動車免許取得より就職より毛を抜く方が難しいなんてあってはならない。どう考えても大自然摂理に反している。

せっかくネットで申し込んで折り返しの電話をいただくのに、

備考としててんかんの旨をお伝えしたらそこでザンネン。

あなたの毛は抜けません…って申し訳なく電話で断られるのは地味に堪える。歯は抜けるのに毛は抜けないっておかしいでしょうよ

もうこの頃には完全にムキになっていた。

ところがどっこい 捨てる神あれば拾う神もいるものである

ネット情報に従い、どうやら前例があるらしき某S南美容外科

当たって砕けやがれと申し込みをしてみたところ、

拍子抜けするくらいアッサリと、無事に予約を取ることができた。最初からここに問い合わせとけばよかった!

「すげえ!!予約取れた!!!」と全米さえ涙にむせぶほどの感動にひとしきり浸っていたものの、

よくよく考えてみたら毛を抜く予約ができただけだった。

毛を抜くのってたいへん。

てんかん

脳神経がなんか勝手にいろいろするやつのこと。

時々ニュースになったりするので知ってる人は知ってるかも。

100人に1人くらいの割合でいるらしいから、たぶんわたし自分以外のてんかん持ちにどこかで会ったことあるし、

学年でも自分以外の誰かがいたことになる。

きっかけはTVアニメ

小学生の頃欠かさず見ていたアニメで、強い光の明滅シーンがあり、

家族が気付いたら泡を吹いてぶっ倒れていたという。念のため書き添えとくけどもポケモンではない。

時間テレビ画面を見すぎてたせいでは?って評も見かけたけど、

兄弟の中でも発作を起こしたのは自分だけだし、視聴時間はあまり関係ないと思っている。個人差というか運というか…?

けどポケモンより少し前に起こった出来事だったし、

母曰くそとき同じ病院に運び込まれ子供自分一人ではなかったそうなので、

あのタイミングでちゃんと事件として問題になっていれば

ポケモンはなかっただろうなあって、それは今でも思ってる。

(この件についてはなかったことになってるものと思ってたから、たまたまネット上で言及を見かけたときには感動した。

http://www.style.fm/as/05_column/shudo165.shtml

以後服薬治療を始めて、だいたい20年くらいの付き合い。

■値段

高い!すごい高い。ビックリした。

エステ脱毛なら100円とか無料とか(よく電車内の広告で見るやつ)、

それこそ駄菓子屋に並んでそうな値付けなのに、

美容外科となると途端に中古車みたいな金額になった。マジか…毛を抜くためだけにこの出費って正直ちょっとムキになりすぎた感ある…。

全身とか気軽に言うけどムリでした。青褪めて手脚+両脇までにした。

背中とかうなじとかパス。なにせ両手足のムダ毛さえ消滅すれば、これによって得られる時間プライスレス

老若男女問わず女子は身だしなみ整えて」とか気軽に言うひといらっしゃるけども

ムダ毛処理&それに伴う肌ケアって、ちゃんとやったら連日風呂に2時間かかる。

毎日2時間あったらそのぶん技術書も読めるしコードも書ける。買える時間は買うべきだ。

はいMaciPhoneが買える出費なので正直キツイ

…ま、まあ、Appleサポート数年で切れるけど、こっちは永久だし…

院内いってみた

めちゃくちゃ緊張した!でも実際行ってみたらなんてことはなかった。

美容整形医院の会員カード持つってだけで、新鮮な感じがしてちょっと面白い

建物内は最新の歯医者みたいな感じ?かな

いろいろなコースプランが壁に貼られていたのだけど、

シミけし、二重、豊胸、男性ヒゲ脱毛増毛

なんかに並んであそこをピンクにする施術であるのはちょっと面白かった。

まあふつうくろいしぐろいよね。色や形をスッキリ美しく変えられるらしい。「ふっくらとした理想の形に!」

VIOスッキリして初めて色や形状が気になるケースが多いそうだ。確かにそんなとこ気にしない。見えないし見ないし存在すら意識の外だ。

世界は広い…毛を抜くことによって生まれる新ビジネスもあるのか…。

カウンセリング

申し込んだコースの最終確認なども含めて、

事前にスタッフさん(看護師さんか)からカウンセリングがあった。

持病など健康面の確認についても歯科医院みたいな感じ。

ネット申し込みの時点でも書いてはいたけど、ここで再度の自己申告。特に問題はなく通って、本当に有難かった。

コースプラン勧誘とかもなくスムーズ看護婦さんの肌が底抜けに綺麗だったことだけ妙によく覚えている。

当然ですが「わかりやす白衣の天使ナース服」ではないです。爽やかパンツスタイル

近年スカート型が激減してる理由血圧の上がる人がいる」ってのはさすがに笑う。

施術

なんかこのあたりになると雰囲気もあって完全リラックスしてしまってた。

治療用のベッドは基本まあ病院なやつ。当たり前ですか。当たり前ですね。

診療スペース(?)は保健室カーテンみたいなやつで仕切られていて、他の患者さんと治療中に目が合うなんてことはない。

気になるレーザー光は、アイマスク装着の上での施術だったので 何の問題もなかった。

うーん…アイマスク…とはいっても馴染みある布製ではなくて、何と表現すればいいのか、

ゴムなしの水中メガネというか、視力検査スプーンを二つつなげたやつというか。

ゴムバンドなどで留めるわけじゃないけど、顔を動かすこともないのでズレる心配はなかった。

レーザー脱毛は痛い」という感想はとてもよく聞くので、

実際どうなんだろう…と内心ビクビクしてたところはあるんだけど、刺激は実際ある。

でもほんと「刺激か」「まあ刺激か」くらいの感覚。かな?そんな深刻な激痛じゃなかった。「ンムッ!…フハハ、なるほどな…」程度の軽い刺激なので身構える必要はないと思う。

でもこれはあくま自分スケールなので、敏感肌自覚があるなら+αくらいで聞き流してください。

肌に蛍光ペン?みたいなので範囲を捉えて、そこからちょっとずつレーザー光あててく感じ。

施術した肌エリアは冷タオルみたいなやつで都度冷やしてくれる。タオルなのにみたいなのって何だよ?というところだが、水中メガネしてるので見えないのだ。たぶんタオル

ワキから始まって右腕、左上、右脚・左脚(表)、左脚・右脚(裏)。

■効くかどうか

うーんまだ6回コースの2回終わったところなのであんまり…?

劇的に「肌スベスベになった!」っていう感動は今のところあんまりない。

でも手入れの回数は確実に減った!色はあんまり変わらない感じ。

薄くなった感じはないけど、逆に 濃くなった!ってこともない。

あと特にワキは生えてくるペースが格段に遅くなった。日々生活する上でのストレスが減っていることは実感する…!

プロに毛を抜いてもらうだけでこんなに風呂風呂上がりがラクになるのか…!!

VIOデリケートゾーンなため照射器の出力をだいぶ落としているそうで(そりゃあ仕方ないよね)、

6回ではちょっと難しい、9回はほしい…と、

最初カウンセリングしてくれた看護師さんも仰っていた。検討中の方は参考にどうぞ。

値段は少し手を出しづらいというか、実際やっぱエステ脱毛よりすごく高いけど、

看護師さんに全身ケア(毛)してもらうだけで「ハァ~~ありがたい…」って心地になってたし、高いとは思わなくなったかな。

いやほんと、無事に毛を抜くことができてほんとうに嬉しい。一時はどうなることかと思ったが、こうして人並みに毛を抜けた。

看護師さんありがとうございました。

■そろそろ夏なので、ここらのタイミングで調べ始めて

 ショック受けてるような人がいたらなんなので

 記憶がとどまっているうちに書いておきます。なにかの参考になったら嬉しい。

■とはいえ、あー、予約はほんと全然取れないです…

 肌周期にも合わせなきゃなわけだし2週間後とかがむりなのはわかるんだけど

 3ヶ月後とか4ヶ月後とか、ほんと、そんなん。だからから始めたら完了来年?とかそれ以降になるんじゃないかな。

 そういうわけで彼氏ができてからだと間に合わないので、

 レーザー脱毛彼氏いる組よりも我々彼氏いない組の方がやるべきなんじゃないかなと思います

 気が向いた人は来年の夏に向けて一緒にがんばろっ☆

2017-05-15

結婚できなかった

今日結婚する予定だったのにできなかった

なかなか受け止めきれないが落ち着く為に、今こうやって書いている

結婚できなかった理由はごく小さなことで、戸籍謄(抄)本を彼が用意していなかったから。

彼は他府県出身なので、今すぐ謄本を出してもらうことはできない。マイナンバーカード住民基本台帳カードも持っていない。

今日入籍は叶わなかった。

役所から出た彼は「ごめんねぇ」と言いつつも、割とケロッとしていた。「謄本がいるって教えてくれたら良かったのに~」「また日取りを考えよ?また暇な時にでも出しに来ようよ」

そう言うと彼はタクシーを止め、呆然とする私を置いてあっという間に会社に行ってしまった。

普段から生活の9割以上が仕事で占められている彼は、いつも朝6時に家を出ていき、0時過ぎに帰ってくる

もう完全な休みは2ヶ月ほどとれていない。今日の午前休は本当にむりやりもぎ取ったものだった。

次に2人で役所に行けるのはいつになるだろう。また3ヶ月程待たなければならない気がしている。

半年上海外に行くことも

3ヶ月も前から予定していた旅行を前日になってキャンセルしたいことも

結納の日取りを、1週間前になって2ヶ月先延ばしにしたいことも

再来週のデートは無理になったけれど今日の午後なら空いてるから会いたいことも

結婚式の会場や衣装の下見や契約、打合せを私1人で全て行うことも

家事も全て1人でこなすことも

彼の会社の先輩たちが深夜家におしかけてきたことも

全部我慢してきた。

彼の仕事の日程に合わせて、友達との約束キャンセルしたことは何度もあるし、仕事海外にいる彼に会いに行くために、欲しいもの我慢して貯金したこともある。

今まで彼に合わせる、我慢することはあまり苦ではなかった。「私と仕事どっちが大事なの?」と言う気にもならなかった。私が元々1人でいるのが好きなタチなのもあるが「彼と結婚したい」とずっと思っていたからだ。

彼のことはとても好きだ。短所文字に起こしやすいが、長所文字に起こしにくい。だからここには書かないが、好きだ。

今日は「貸し」が全て返済される日になる筈だった。これから我慢の日々が続くのは分かっていたが、これで一つの心の区切りがつくと思っていた。

しかし彼にしてみれば結婚とは必要書類自分の目で確認するほどの事でもない、とるに足らないイベントだったのだ。

婚姻届も彼に書いてもらったし、役所のしおりも蛍光ペンマークしてリビングの机の上に置いて、読むように伝えてあった。

しかし彼はそれすらしていなかった。

なんか、気が抜けてしまった。

彼と結婚したいという気持ちだけでひたすら走り続けてきた。でも、彼が私のことをその程度しか見ていないのだとしたら、私の我慢は何のためなんだろう。

私が彼の必要書類までチェックして、彼の代わりに取寄せるべきだったんだろうか。なんで私がそこまでしなくちゃいけないんだろう。

まだまだ結婚できなさそうだな。

2017-01-08

懸賞半年間応募し続けた結果

引き出しから、過去10年分の年賀ハガキ200枚とウン十年前の古い未使用切手が大量に出てきた。このまま眠らせておくのも勿体無いので懸賞に応募しまくって消費しようと考えた。

古い切手プレミアがついてると思い一応調べたが、今の世の中は切手趣味としている人が少ないため、50年前の未使用切手程度では全く価値が無いんだそうだ。売るより郵便で使っちまったほうがよっぽど良いと。

なので、なんの躊躇いもなく使っちまいます

で、この半年間、目に付いた懸賞に片っ端から応募してみて、個人的に思うことを並べていくよ。

まず、懸賞マニアブログなどでよく目にする「年賀ハガキでの応募は失礼に当たり、年賀ハガキで応募した時点で無効になる」との意見は完全なデマだ。

あとよく目にするのは「懸賞郵便ハガキ(いわゆる官製ハガキ切手を貼る必要のないハガキ)でしか受け付けていない。私製ハガキ切手を貼る必要のあるハガキ)での応募は無効になる」もデマ

だって、俺は年賀ハガキと古い切手と、昔ダイソーで買った50枚入りの私製ハガキしか手元にない。

ハガキ懸賞に応募するにしても、年賀ハガキ切手を貼ったハガキしか応募する手段がないのだ。

それでも、2004年50円年賀ハガキに2円切手を貼ったもの、【1991年お年玉41円切手1965年お年玉5円切手、第18回オリンピック競技大会記念5円切手、通常1円切手】という普通に使ったら失礼でしかい組み合わせで無理矢理52円に帳尻を合わせた切手を4枚、ダイソーの安っぽい私製ハガキに貼り付けたもの、どちらのパターンでも懸賞当選した。

というか、各懸賞事務局数件に電話で「年賀ハガキと私製ハガキの応募は無効になるか」と質問してみた結果、どこも「大丈夫です」と答えた。必要事項をしっかり書いて、郵送代も足りていて、応募条件さえクリアしていれば、どんなハガキで送ろうと届けばちゃんと抽選対象になるのだ。

よく聞く、「ハガキ蛍光ペンマスキングテープで縁取りして、可愛いイラストシールの一つでも添えたほうが当たりやすい」というのは、「午前中に打ったほうが勝つ」みたいな、ギャンブルにおけるオカルトと大差のない、根拠の無い思い込みしか言い様がない。たまたまそのハガキ当選しただけの話。

だって、綺麗にデコったハガキが優先的に当選するんだったら「厳正なる抽選」じゃないじゃない。

俺は普通にドンキホーテで1本30円で売っていた激安ボールペン必要事項を書いただけのシンプルハガキしか送っていない。読めないほどではないが、字も汚い。それでも当選するので、ハガキデコるだけ無駄努力だ。

最近は、ハガキネットの両方で受け付ける懸賞も増えてきた。懸賞マニアブログには「ハガキで送ったほうが当たる確立が高い」とあるが、個人的体感ではハガキで送ろうがネットで送ろうが確立は変わらない。ハガキ代を節約するためにも、そういう場合無料で応募できるネットだけにしたほうがいい。

あと、ハガキ懸賞を送る上で覚えておいてほしいこと。

裏面に印刷してある年賀状ってけっこう余るでしょ?これも懸賞に使える。「謹賀新年」とか「今年もよろしくお願いします」とかイラストデカデカ印刷されてしまっていても、商品を購入してバーコードレシートを貼って送るタイプ懸賞なら、イラストが書いてあろうがレシートバーコードで埋まってしまうので、関係ないのだ。

じゃあ希望する商品自分の住所氏名年齢などの必要事項はどこに書けばいいのかといえば、ハガキ表の宛先の下のスペースに書けばいい。

横書きで宛先を書けば、下に十分必要事項が書けるスペースが余る。そこに書いてしまえばいい。

それでも、裏面に印刷されたハガキが嫌だったり、宛先を書き損じた未使用ハガキなどがあった場合は、郵便局で交換してもらおう。

1枚につき手数料5円で、新しいハガキ切手に交換してもらえる。50円ハガキだった場合は、手数料5円プラス差額2円、合計7円払えば52円郵便ハガキに交換できる。

一度、上記のように41円切手やら5円切手やらをベタベタ貼り付けた私製ハガキを書き損じてしまい、郵便局へ交換に行ったが、1枚のハガキとしてカウントしてくれて、手数料5円だけで新しい52円郵便ハガキに交換できた。

ハガキ無駄なく使える、結構有難いシステムがある。覚えておいたほうがいい。

前書きが長くなったが、ここから半年送り続けて見えてきた、各懸賞の傾向を書いていこう。

クイズに答えて当たる

よくある、「日曜日国民アニメといえば『サザ○さん』、○を埋めて送ってね!」みたいな懸賞があるが、こんな誰でもわかるクイズ簡単に応募できる懸賞は応募数が半端じゃなく、まず当選しない。半年間、このようなクイズ懸賞に片っ端から応募してみた結果、一度も当選したことなし。送るだけハガキ代の無駄だった。

テレビ番組視聴者プレゼント

テレビを見ていればたまに視聴者プレゼントをしているが、まだまだテレビなんかはかなりの人数が目にしているメディアだ。

「こんな時間に誰が見てんだよ」的な、変な時間にやってるクソつまんねー北海道ローカル番組視聴者プレゼントも、この半年間毎週欠かさず応募し続けたが、一度も当選したことがない。テレビ視聴者プレゼントも、ライバルが多すぎて倍率が高すぎると思われる。

新聞の読者プレゼント

読売新聞夕刊は、毎日読者プレゼントをやっている。しかし、北海道から沖縄まで日本全国で読まれている全国紙の読者プレゼントで、しかも5名にしか当たらない懸賞なんて、そもそも当たらないだろう。半年ハガキを送り続けたが、一度も当選なし。

懸賞サイトで紹介された懸賞

現在募集中懸賞情報が大量に掲載された懸賞サイトがあるが、これもかなりの人数が見ているだろう。

よって、こういった懸賞サイトで紹介されている懸賞も、かなりの応募数があるだろう。

半年間、懸賞サイトで紹介された懸賞に送り続けて当選したのは一度だけ。

それも、アルミ協会みたいなところのキャンペーンで「アルミ缶のイメージハガキに書いて送った人の中から抽選1000人に缶ジュースを1ケースプレゼント」というものだった。

アルミ缶のイメージって何?そんな文章書けって言ったって、かなりハードルが高い。無理矢理捻り出して書いた。

このように、応募するハードルが高くて、尚且つ1000名という太っ腹な大量当選だった。しかハガキしか受け付けていない。

こんな特殊懸賞だったので、応募数も少なかったのだろう。懸賞サイト情報は、特殊で当たりやすそうなものだけに送るしかない。

SNS懸賞

最近増えてきた、「イイネ」したり、リツイートした人の中から抽選でっていう懸賞

そのタイムラインを見ればわかるが、アカウントさえ持っていれば一瞬で気軽に応募できてしまうために応募者数が途方もない数だ。

こんなもん当たる訳がねえ。それでも実験として様々な懸賞半年イイネリツイートをしたが一件も当選せず。当たり前だ。

さっきから否定ばっかしてるけど、お前は何の懸賞当選したんだよって書いてる俺でも思ってきたので、ここからは俺が実際に当選した懸賞を紹介する。

●モニプラ

モニプラというサイトがある。各種メーカーが、新商品モニター募集したり、商品サンプルをバラ撒くためのサイトだ。要は、実際に商品を使ってもらう形の宣伝をするためのサイトなので、けっこう当選やすいのだ。

会員登録したり、SNS企業アカウントフォローしたり、フェイスブックページにイイネしたり、キャンペーン情報リツイートしたり、無料メルマガの購読を契約したり、LINEで企業アカウント友達になったり、長ったらしいアンケートグダグダ回答し続けたりしなければならなかったりして、ここまでしたのに抽選なので応募するのが割りと面倒だったりするが、

俺はここで発売前の文房具や、既存商品の洗剤や発泡酒などの商品サンプルを丸々1個もらえた。

懸賞当選したことが一度も無い」なんて人は、ここで一度当選して賞品が自宅に届く喜びを味わってみると良いかも。

クローズド懸賞

商品を購入して、そのバーコードレシートハガキに貼って応募する懸賞クローズド懸賞という。

これ、実際に商品を購入しなきゃいけない分ハードルが高いので、けっこう狙い目だったりする。

個人的感覚だと、ひとつ懸賞ハガキ10枚程度送れば当選することが多い。

第一締め切り、第二締め切りと締め切りが複数ある場合は、第一締め切りを狙ったほうがいい。まだバーコードを用意しきれてなくて、応募数も少ないためだ。

これも個人的感覚だが、第一締め切りに複数ハガキを応募したもの当選したが、第二締め切りにしか応募しなかった懸賞当選したことが無い。

冒頭でも述べたとおり、裏面に印刷されたハガキでも有効に使えるので、バーコードさえ貯めれば応募するのはけっこう簡単だ。

不安場合スーパーにある専用応募ハガキを使うのも手だ。専用応募ハガキだと、切手を貼るスペースが1枚分しか用意されていないが、手元には50円切手と2円切手しかなかった。2枚切手を貼ってしまうと、最初から印刷されていた宛先が埋まってしまう。

そこで、50円切手を貼った下に2円切手を貼り、中途半端に残った宛先を修正液で消し、その上からボールペンで改めて宛先を書き直したものを送ったことがあるが、それで見事当選したこともある。

ラジオリスナープレゼント

ラジオになった途端、テレビよりも当選する確立がグンと上がる。毎週プレゼントしている番組に毎週欠かさず応募していれば、一度は必ず当選するレベルだ。

また、「メッセージ採用された方には番組オリジナルグッズプレゼント」なんて番組は狙い目だ。

早朝や昼にやっている帯番組なんかは、正直あまり面白くない緩いエピソードでも採用されやすい。時間帯に合った爽やかなメッセージを心掛けさえすれば良い。

深夜の芸人ラジオは、ラジオ花形でありラジオの中でもリスナー数が最も多い激戦区だ。芸人ラジオだけあって、こちらに求めているギャグレベルがかなり高いし、実力がモノを言う世界だ。

しか増田ブコメ皮肉ギャグセンスを鍛えたはてなーなら十分通用するはずだ。

好きな芸人さんに、自分ギャグを生で読んでもらえて、それに笑ってもらえるなんてかなり興奮するし、こんな嬉しいことはない。採用されれば番組オリジナルグッズももらえるし。

テーマに沿ったギャグを送った中から面白い奴3名にサインプレゼントという臨時特別企画があり、見事にそこに採用され、昔からずっとファンだった大好きな芸人さんのサインが自宅に届いた際は興奮が冷め止まなかった。

地元フリーペーパー雑誌微妙な読者プレゼント

あなたがもし田舎に住んでいたとすれば、かなり狙い目の懸賞がある。それは地元フリーペーパーの読者プレゼントだ。

街中で配っていたり、自宅のポスト勝手投函されているアレだ。あまり真面目に読むことは無いと思うが、けっこう読者プレゼントをやっているものだ。

都会ならまだしも、田舎フリーペーパーの読者プレゼントなど、応募数もタカが知れているだろう。

もちろん毎回当選という訳でもないが、他のどの懸賞よりも圧倒的に当選する確立が高い。

実際、俺は北海道田舎町に住んでいるのだが、地元フリーペーパー懸賞は頻繁に当選している。

実は、昨日も地元フリーペーパーによる「北海道に所縁のある本をプレゼント」に当選し、好きな小説家新刊が届いた。

これから読むのが楽しみだ。

以前にもフリーペーパー地元産の米や、地元牛乳を使ったケーキカゴメ野菜ジュースの新商品が自宅に届いた。

あとは、雑誌を読んでいれば「こんなの誰が欲しいんだよ」と思うような、微妙プレゼントをしていることがある。

「いらねー」とは思いつつも、試しに応募すれば、これがまた予想通り当たったりする。

例えば、オヤジ向け週刊誌を見るとAVやオナホールなど、大抵の人が「こんなもん家に送られても困るんですけど」と言いそうな読者プレゼントをしていることがよくある。これは応募者数も少ないだろう。

とりあえず、思いつく限りは書いたと思う。

半年実験的に懸賞に送りまくった結果、月に1、2個ペースで当選した賞品が届くようになった。

懸賞はまさに「数打ちゃ当たる」に他ならないということを実感している。

日常生活を送っているだけで、懸賞情報は割りと簡単にいくつも見つけることができる。

日常の隙間時間を少し使うだけで、簡単にいくつか応募ができてしまう。

ちょっとしたヒマつぶし程度の趣味としては、なかなか楽しいものだと思う。

最初のうちは中々結果が出ずに挫折しそうになるが、続けていれば必ず何かは当選する。

どこの家庭も引き出しや押入れに未使用年賀ハガキかもめーるが眠っていると思う。

眠らせたままにせず、郵便局で交換するなり懸賞に応募するなりに使ってちょっとした楽しみにするのはいかがでしょう。

2016-10-08

今更ながら楽天KOBOの話

電子書籍といえばkindleというのが相場であろうが、楽天ポイントを代金に当てることのできる楽天kobo

捨てたものではない。楽天はヘボいかもしれないが、Amazonも案外クソである。まあどっこいどっこい。

  

普段購入するのは漫画ばかりの電子書籍の中で、たまに文字ばかりの書籍を買うことがある。文字が多い本は

実は紙の方が読みやすかったりするのだが、紙の本はとにかくかさばる。知識を得ることが最大の目的と考え

るなら、よほど思い入れのあるものを除いて、検索機能のある電子書籍で買うことにしている。

  

ここで問題文字が中心の本なのに「文字の拡大縮小ができない」などとほざく商品がある。

要するに紙面の画像データが本になっているやつ。ダブルタップ一定範囲の拡大はできるとはいえ、これは

読みにくい。

当然ながら検索もできないし、蛍光ペン機能ハイライト)もできない。付箋も貼れない(ページの角を折る

しおり機能はある)。

  

文字の拡大縮小ができない商品を読む際のアプリ仕様」に関する要望は次の通りである

koboアプリ for Androidの現状を基準としている)

  1. 画像データの上に、フリーハンド落書きさせてくれ。
  2. それができないのであれば、文字を記入できるポストイット貼り付け機能実装しろ
  3. それもできないのであれば、ページあたり複数枚の付箋貼り付け機能実装しろ

  

このような内容をkoboのお問い合わせフォームから送ってみた。

さて改善余地はあるのか?そもそも回答はあるのか?

  

kindleにこのような機能があるならすぐ乗り換えるのだが。

追記

koboからは翌日早々に回答が返ってきた

回答 メール送信担当者(M.Takashima) - 2016年10月09日 09:38

お客さま

Koboカスタマーケアへ貴重なご意見をくださり、まことありがとうございます

お客様より頂戴いたしました、

フィックス型の書籍(1ページが画像構成されている形式)への

ご指摘・ご要望につきまして、

弊社楽天Koboに関わっているスタッフ一同真摯に受け止め、

皆さまにご満足いただけるサービス提供できるよう、

システム改善サービスの拡大を検討してまいります

また何かお気づきの点がございましたら、ぜひご意見をお寄せください。

今後とも楽天Koboをご愛顧くださいますよう、謹んでお願い申しあげます

テンプレでも返って来るだけいいか

一応内容は読んでたみたいだし。

期待はしないけど。

2016-05-15

えっおまえらエンジン制御してないのにエンジニア名乗ってんの???

### はじめに

 私はエンジニアです。お仕事エンジン制御するソフトウェアを作るからです。

 えっ、おまえらエンジン制御してないのにエンジニア名乗ってんの??? なんで???

 エンジンって聞いて多くの人が一番に思い浮かべるのは、車のエンジンだよね。ガソリンエンジンディーゼルエンジンかの違いはあるかもしれないけれど、車のエンジンだよね。Googleで「エンジン」って画像検索したら、たくさんの車のエンジン画像が上位に上がったから、この認識に間違いはないはず。

### つぎに

 でも、時々思うんだ。もしかして間違っているのは私の方なんじゃないかって。だってエンジンを扱っていない自称エンジニアの人から仕事の話を聞くと、私がしている仕事全然違うんだ。

 え? なんで? ソースコードの確からしさを検証するために、蛍光ペンで詳細設計書とソースコードを塗りつぶす作業やらないの? 塗りつぶしで品質を上げるんだよ!!!

 え? なんで? モジュールテストとかやってるの? モジュールテスト外注するものでしょ? テスト外注するから仕事モジュールテストなんて一回もやったことないよ。モジュールテストやったことないけどソースコード書くよ。品質大丈夫蛍光ペンでチェックしてるから

 え? なんで? 仕事楽しい? 達成感を得てやりがいをかんじる? 変なの。仕事仕事でしょ。仕事楽しいなんておかしいよ。仕事いくらしてもつらいことばかり、楽しいことがそれを上回ることなんてないと思うんだ。私より仕事ができないくせに高給貰ってる人や、CIAスパイのように仕事を全力で妨害する人がいる。楽しいわけないじゃん。まあ、仕方ないとは思うけれど。年功序列って制度があるからね。

 え? なんで? それならお前のスキル評価してくれる会社転職したらいいじゃないかって? そんなに自信ががあるなら、あるいは誇れるようなスキルを持っているなら、とっくのとうに転職してるっつうの。鬱になんかならないっつうの。

### そのつぎに

 え? なんで? なんでそんな目で私の事を見るの? 別に、そんなことないよ。ちょっと私のメンタルが他の人より弱いだけだよ。普通だよ。最近のニンゲンストレスに弱いんだよ。暴飲暴食で体重が増えたり、会社のことを考えると憂鬱になって涙が出てきたり、会社上司や同僚の前で5、6回泣きわめいたり、苛々して髪の毛抜いちゃって禿げたり、首をつろうとしてストッキングで締めてみたはいもののやっぱり怖くなってやめたり、鬱で2回休職したり、ね。それくらい、みんなもやってるでしょ。私は普通だよ。ふつうふつう。ちょうふつうおかしいのは貴方わたしはなにもおかしくないまちがってないkら・

### おわりに

 本当のところ私は、エンジン制御しているいないのに関わらず胸を張ってエンジニア名乗れる人が羨ましい。妬ましい。そういう人たちのようになりたいと思っている。

 自分の持つ技術に誇りを持っている人。常に学び続ける人。劣等感に苛まれない人。仕事に楽しさを見出している人。将来に希望を感じている人。明確な生きる理由もなく生きられる人。そういう人たちのようになりたい。

 さらに言うなら、そう考えられているうちに死んでしまいたいと思う。私より仕事ができない高給取りの奴のマネをしよう、なんて考えるようになってしま自分未来が怖いんだ。

2016-03-10

蛍光ペンひく音が苦手なんだが

俺だけなのかなぁ。黒板に爪たてる音より、コッチのほうが苦手。

2016-03-05

中学生レイプ道歩き

パナマで逼迫これから桃太郎。丸型の赤ペンスピーカーティッシュ箱ちりくずホコリ溜まって白い円柱形のアルコールティッシュは中身重曹水。黄色い垢噴き出る。簿記教科書が薄い髪に透ける。ベビーオイルたれてるけど一週間放置蒸発しない。つまみ付きUSBDAC日本製です。閂型USBメモリUSBコンセントは黒くて小さくて安い中国製。黒いプラケースでケーブル隠す。上が透けてる。茶色のクッションが2つある。椅子ロココ調でダンボールゴミが入ってる。プリンターは白い。プリンター歯垢ジョンソン・アンド・ジョンソンの歯フロスはノンフレーバーでタブ開きすぎ。コップにニューヨークの町並み。リモコン東芝製。高校生の声が聞こえる。たぶんメス型。蛍光ペンを2本使い潰した。こすって消える。摩擦は得意じゃない。カーテンの汚れが気になるけどもう少しで引っ越しから見ないふり。カレンダーは3ヶ月分。マウスパッドに汗が染みる。ニトリ製のロールカーテンの向こう側にカゴがあってミカンが入って。イシュトバーン1世ヒラメ筋の緊張で踏み合い昇降運動。電熱器と電気代は合格体験記の上にあるA4プリント紙は後ろ向き。油の風がべたつく。空腹とハンドソープケンタッキーフライドチキンが食べたい。チロシンドパミン電話ベージュ色鳴らない。コーヒー何杯目かおかわりして空気清浄機が反応した。暖炉に真鍮の窓。ホームセンターで売ってる白いカゴ。青いカゴ。黄色いカゴ。ゴミを出す日は金曜日は昨日に終わった。香味焙煎。電源コードが乱れ飛ぶ。ネズミ色で格好わるい。テレビの音はFOSTEX日常生活レイプ。私も以前は中学生幼稚園児でした。オシャレな低音が強いBluethoothスピーカー。ピンポーン。あの子が好き。表面の皮が好き。メロンパンみたいな女の子メロンパンの皮焼きました。レイプしましょう。洗濯ネットファブリーズを使います書類バインダーは使いふるしで臭い無印良品ウィーンブレンドは飲み終わった。黄色封筒の中にイケメン焼肉屋の香りがする夕暮れのスーツ店で喪服を買う。夢がある。夢がない。希望がある。希望がない。猫は動かない。最初から死んでるマネキンだ。女子高生コタツで縛り上げる。冷蔵庫振動が心地いい。豆板醤ニンニクは入ってない。嬉しなってしまます堺。招き猫2匹いる。黒と白。薄汚れて時計の針は無音で母のお気に入り小学校高学年とおっぱい独立性。自由民主党設立の意義とは母乳の噴出。初恋ミルク。鼻からあふれる精液がグルタミン酸に反応する。スリッパ内部の湿度限界だ。皮膚アレルギービタミンで治る。巨乳発電の開発。大きな褐色乳首体操着から透けて見える乳輪と競泳水着の薄さの限界に挑戦する陸上ブルマ収集家たち。僕の友達レイプしました。テレビ線に突っ込みました。味の素レイプしました。味噌汁トマト入れますキーボードとの対話、五本指で奏でるQ.W.E.R.T.Y. マグロ漁船でチカンします。置換は果敢。ご機嫌斜めは打ち出す。エロイこと出す。五代ロス。写真術の世界にようこそ。第三の道再放送の見過ぎ。安禄山の乱日本人とみられる16歳の女子高生性的関心の範囲外。40代が好き。しわくちゃババア支給機能の停止。預貯金は約15万。ぽっちゃり店なら20回遊べる。キス臭い。口が臭い。口が臭くない女の子がほしい。みんな臭い。魚臭い。磯臭いタバコ臭い。電池臭い電池臭いがするフリー要因。きつい顔して誤解されるマリア様ドナルドダック石巻野々市階段たから見えるパンツ盗撮してないから合法ロリ。かつての栄光変態が増えすぎた後遺症で退屈だ。セーラー服は夏服。パジャマでおじゃま。千とグレナディーン諸島と神かくし。畢竟第六天魔王。好きです頬骨とたこ焼きの青のり臭いエステ嬢。オイルはイランイラン香りイランイラン。無香料なら既婚者は偏見だ。マツダBE A DRIVER!パチンコ大好き。彼氏喧嘩してパチンコして楽しかった。ハマった。今はおちんちん擦ったコストパチンコ三昧。ラーメン屋はいかない。デブだけど外食しない。魚はイケアの近くで買う。手作り麻婆豆腐顔面偏差値は高いけど脂肪過多。女子中学生アナルオナニーしてローション水増し事件発生。母が浮気を疑って夫婦喧嘩するアナルオナニストJCリズリサを着るピッコロ大魔王はたぶん市立商業だ。青森石原さとみ自称似てるって似てない。今はキャバクラ嬢やってるの?ブライダル専門学校やめてマンコくさすぎパンティ脱いだら5秒で悪臭。でも本番あり。最上階で窓開けっぱなし。是非もなし。すべてはスリナムとニューアムステルダムの交換のために。

2016-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20160202210245

これだけあったら、全部やろうとしてもどこから手を付けていいかわからなくて、ああーっとなって絶望するのわかる。

はいえ、増田に書きだしたのは良かったね。

書いたテキストプリントアウトでもして、1個ずつやったことはヨコ線引いて消していくんだ。

とりあえず手を付けた奴は蛍光ペン、終わったと思ったらヨコ線とかでもいい。

読む限り、けっこう一回やるだけで済みそうなこともあるから、気が楽になるんじゃないかと思う。

2015-09-30

役不足意味(一昔前の神田昌典ふうに)

大半の人が間違って使っている「役不足」の意味

あなたも心当たりはありませんか?

 

実は、「役不足」を正反対意味で使って周りから失笑される光景日常茶飯なのだ

お恥ずかしながら、MBAを取得した私も、つい先日まで間違えていた。

 

役不足」というのは、役者に対して役が不足であることを指す言葉である。つまり、与えられた役目が軽すぎることを表すのだ。あなた上司重要任務を命ぜられたときに「役不足とは思いますが頑張ります」などとは決して言ってはならない。 (引用元http://anond.hatelabo.jp/20150901013450

 

あなた上司重要任務を命ぜられたときに「役不足かも知れませんが頑張ります」などと言ったら失笑もの

それは謙遜どころか、任務自分にとって不当に軽いものである不満を表していることになるんです。

 

ですから今日からは「役不足」の代わりに「力不足」や「経験不足」を使おう。

役不足」の意味を知ってしまったあなたは、今後周りの友人などが誤った使い方をしいるのを耳にするかもしれない。

しかし、そんな友人を失笑してはいけない。なぜなら、分別ある大人は他人言葉使いの間違いにいちいち触れませんから

「それでも友人のことが気がかりなんだけどどうしたらいい?」

その時は、三省堂国語辞書の該当ページをコピーして蛍光ペンを引き、友人宅へ匿名DM配送することをおすすめしたい。

2015-08-03

蛍光ペンにもシックな見た目のものが欲しい

最近革のロールペンケース買ったですよ、ほぼ持ち歩かないけど。

で、さすがに中に入ってるのが透明プラスチックボールペンとかだとサマにならないので

万年筆とまでは行かなくても1000円以上のシックな見た目の筆記具でそろえてみたんです、

ハイテックCコレトも高い軸にしたりね。

でもどうしようもないのが一つ、蛍光ペン

蛍光ペンだけはどのメーカーも80~150円ぐらいのチープなものしかなく、

ペン先が透明とか、しなるとか、機能性はともかく見た目にほぼ選択肢がない。

ボールペンでは同じ中身でもいろんな価格帯のボディを用意してるのに、なんで蛍光ペン

どのメーカーもおんなじ商品ばっかり出してるんだろ。

過去に高級軸出しても売れたためしがないのかね。

でも革のロールペンケースに「ももいろ」のトンボコート挿すのはやだなあ。

2015-07-31

良い子の優等生だった私は、お勉強のHow To本も読むのが好きだった

五感を使うとより記憶は強固になるらしい

ただ教科書を眺めているよりも、音読して・蛍光ペンで線を引いてと、五感を使うほど記憶は定着するのだ

学生時代はこのワザを存分に使い、それなりに良い成績もとれた

話は変わって失恋をした

触れた人は忘れるのに数年以上かかった

けど今度は大丈夫、見てただけでほとんど五感を使ってないから気持ちの定着率も低いはず

ほら順調に忘れていってる

2015-06-22

俺は絶歌を読まない

それが結論。このあとに続く文章はその理由の説明なんだが、

その前に俺の作品論について語らせてくれ。

まず俺の作品論の結論は、作品作品の中で語れ、というものだ。

作者の情報不要なばかりか、もはや有害情報だとさえ考えている。


本当に面白い作品というものは、

作者についての情報が一切ない状態でも面白いはずだし、

作品本来そうあるべきだと思うんだ。

作者の情報作品を堪能した後のアクセントしかない。

作品メインディッシュであり、作者の情報はデザートだ。

デザートは最後に食べるべきだ。

まずは事前情報ゼロ作品を鑑賞する。

で、面白ければ作者は誰なのか調べる。

で、作者についてますます興味が湧いたら、

作者がどういった人物でどんな思想があってどんなことをしているのか、などを調べる。

これが正しい作品の鑑賞姿勢であると俺は強く思うよ。

JKローリング自分の素性を隠して書いた本が全然売れなかったのに、

素性晒した瞬間に爆売れしたことがあったじゃん。

作品名は忘れちゃったけど。

そういうのをみると、ああ、ねえな。って思う。

みんな本の内容なんてどうでもいいんだと。

JKローリングが書いた、それだけが重要なんだなと。

作者のプロフィール作品を鑑賞する上で一切必要ないはずだし、

必要であってはならない。

その点で増田は作者の情報が常に不詳だから作品論のあるべき形だと言えるね。


さて、そこで話を戻すが、絶歌を読まない理由

お分かりの通り、作者の素性が読む前からにわかっているからだ。

推理小説を読む前から表紙に犯人はヤスだと書いているようなもんだ。

その本が面白いかどうかではなく、どこに殺人に至った思想があったのか、そのパズルピース探しに必死になってしまうことが読む前からわかってしまっているからだ。

それは作品の正しい鑑賞姿勢では、ない。

あれを購入しているやつらは、

あれが一体どんな本なのかなんて心底どうでもいいと思っていて、

異常者が異常であるという理由カケラ作品から拾い集めたいだけなんだ。

仮にあれを殺人鬼でもなんでもないごく普通の俺が書いたとして、お前ら買う?

買わないだろ?じゃあそれはその程度の面白さってことだ。


俺は職業柄、あの本についての質問がここ最近よくくる。

あの本は読んだのか?読んでないのか?どう思うか?どんな考えを持っているのか、と。

はっきり言おう。どうでもいい。心底、どうでもいい。

あの本に一切興味はないし、興味を持つつもりもない。

いいか、作家っていうのはな、

殺さずして人殺しが書けるし、死なずして死人が書けるもんなんだよ。な?

その人がリアルで人を殺したかどうかは別に重要ではなく、

その本が、面白いかどうかが重要なんだ。

その点でいうと、あれは俺的によくなかったので手をつけないんだ。

サラリーマンが書いた、主婦が書いた、作家が書いた、素人が書いた、老人が書いた、子供が書いた、日本人が書いた、外国人が書いた、金持ちが書いた、貧乏が書いた、警察が書いた、殺人鬼が書いた。

どうでもいい。誰でもいい。

面白ければ、それでいい。


殺人鬼がどういった思考をしているのか気になるからという理由で売れてるとのことだが、俺はそういった不純な理由が嫌いだ。

人殺しなんてたまたまタイミングと状況の関係で人を実際に殺しただけであって、その他は通常の人間と一緒だろうが。

作者の情報作品には何ら影響を及ばさない。及ぼしてはいけない。

普段彼がムカデを食ってるとでも?

痰壷に入っていた白濁して塩味のする痰のかかったご飯をとろろかけご飯と称して人に食わせるととでも?

違うだろ。

まあ、アレを購入する人たちはそういう答えは求めてないんだろうけどな。

異常者は常に異常である

その答えだけを求めて買っているんだろうけどな。


サイコパス心理学流行るのもそういった理由だ。

サイコパスの異常な考え方を知ることで、

自分はそれとは違う考え方を持っていることを知る=異常ではないという安心感が得られる。

あるいは、同じような考え方を持っていることで危険香りに心躍る。

本気で自分サイコパスだと考えている人など一人もおらず、みな、サイコパスの異常な考え方は娯楽の一つであるとだけ、考えている。

彼らにとって異常者はピエロなんだ。自分達とは違う存在なんだ。

メイクを落として日常生活にごく普通に存在していて欲しくないんだ。

常に、いつ見ても、同じ時に、同じ場所で、同じように、異常であり続けて欲しいんだ。

から殺人鬼自分はごく普通人間「です」と言っても誰も理解してくれない。

ごく普通人間「でした」と言って初めて理解される。

普通人間ではない、ということを理解される。

みんな殺人鬼がどんな本を書いたかなんてどうでもよくて、

殺人鬼が書いた、ということが重要なんだ。


俺はそれが不純だから読まないという結論に至った。

既に毒されてしまたから。

読まなくても、読んだ人と同じ感想になってしまうから

ああ、これは殺人鬼が書いた本だな、って感想

読んでも読む前と同じ感想になっていることがわかっているなら、

実際に読んでも実質読んでないのと一緒じゃん。

出口への道筋がご丁寧にも蛍光ペンで塗られている迷路なんてやって何が楽しいの、ってことだよ。おわかり?

社会的価値や娯楽的な価値があったとしても、文学的価値は、ない。

2015-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20150328225013

リストには手作りしろなんて書いてないし、ほぼよくある既製品と同じ寸法だった。

大きめキルティングバッグだけは別。なので蛍光ペンでチェックしてあるんだと思われる。

ただ弁当袋と書くとバカかいのやら封筒型のやらただのハンカチやらを持ってくる人がいるから、だいたいこの大きさのこういう形のものを用意して、って意味では?

2014-07-27

小さい頃に苦しめられたいろいろな感覚

視界に入るもの全てが、目にとって刺激が強すぎて、というか情報過多だった。

ポスターの字やプリントの題字も、全てが意味を訴えかけてくる。

耳に入ってくる音もそうだ。人の言葉はどれも、バラバラの文法を使ってつむぐ文章であり、頭の中で適切な漢字変換までする必要がある。

学校先生は、黒板に字を書きながら喋る。私は人の言葉と字として書かれた文章情報を同時に処理することができなかったので、どちらかを捨てる必要があった。

私は黒板の字を選択した。自分ノートに、自分のペースで、書き写す。チョークの色を変えられたら、こっちも色を変える。筆箱の中にはチョークと同じ色のペンが揃っていた。ただ黄色は紙に書くと見えにくいので、蛍光ペンで書いてから鉛筆でなぞっていた。鉛筆で書いてから蛍光ペンを重ねると滲んでしまうのでそうしていた。

たまに、喋るのがメインで、黒板にはキーワードのみを書く先生がいた。そういうとき、私は、キーワードのみをノートに書いた。話はあまり聞いていなかった気がする。

音に関してもそうだった。全てが耳に入る、ここまではいいとして、それを頭が次々に処理しようとする。

たまたま絶対音感を持っていた私は、例えばクラシックのような音楽は聞くに耐えなかった。これは絶対音感を持っていない人には伝わりにくいのだけれど、絶対音感を持っていると、五線譜に載るようなわかりやすい音の場合、それが「ド」「レ」「ミ」といった風に、言葉として頭が処理をする。つまりクラシック音楽を聞いていると、複数の人が同時に別々の言葉を喋っているように聞こえるのだ。

「ファーミーレードー」「ミラソファー」「レドシラソファミレ」「ラファソラーファソラ」「ソシラソドレミ」こんな感じに。もう、全然落ち着かない。

それから、食事に関しての興味が大変に薄かった。というよりも、周囲の食事に対する興味と、自分の食事に対する興味のギャップがひどすぎて、これには大変に苦労した。

まず、給食時間になると、周りの児童たちはとても楽しそうにする。献立を気にして、好きなものを多くとる。楽しそうに話をしながら食べて、おかわりまでする子もいた。

一方私は、「食事をする」という行為がそもそも、例えば注射が苦手な子供にとっての注射のように、その度に緊張して、ドキドキして、というかできれば避けたかった。

何も口にできなかったわけではないけれど、周囲がその食事に盛り上がれば盛り上がるほど、自分の食事に対する嫌悪感のようなものが浮き彫りになって、余計に辛かった。

だって、なんだかよくわからないけど食べ物として扱われているその物体を、あろうことか口の中に突っ込んで、歯で噛み砕き、それぞれの味や食感が口の中いっぱいで、それからここが大変なところなんだけれど、飲み込まなければならない。喉を異物が通るという恐怖。嚥下してしまえば、胃という体内の臓器にそれが収まっていく。気持ち悪い。もうこれを元に戻すには嘔吐するしかない。嘔吐はとても怖い。喉をいわゆる汚物が逆流するのだ。胃にこれが残っている限りはその可能性に怯え続けなければならない。なんでこんなことしなきゃいけないの?

そういう私をよそめに、学校先生は「残さず食べましょう」なんて標語?を掲げたりする。勉強なら、できない子がいても、どうすればいいか教えてくれるのに。体育だって、跳び箱の飛び方とか、鉄棒のつかみ方とか、教えてくれるのに。なんで給食は無条件に「食べれるでしょ?なにさぼってるの?大事なことでしょ?当たり前でしょ?」みたいな顔してくるの。

家では親が「ちゃんと食べなさい」と言う。私は「おなかが痛い」と言って食事を残す。母はがっかりした顔をしたり、呆れた顔をしたりする。結局私の茶碗は、中学に入るまで、幼稚園サイズだったし、よそわれるご飯もその半分だった。

当時、このように言葉にできたかどうかはわからない。でも、今でもあの感覚は覚えているし、こうして文章に書き起こすことができる。というか、今でもその感覚に陥ることがあるのだけれど、場合によってはなんとか自己暗示をかけて回避する、という術を身につけたので、幾分マシである

先日ある人にこういうことをなんとなく語ったら、興味深そうにしていたから、文書化してみた。

2013-04-01

IT業界ドロップアウトしたけどなんか戻りたい

けどなんのスキル能力もないから戻れる気がしない。

ビジョンすらない。

こっから長々と自分語りする。

前の職は約一年半、SE(笑)だった。

文系ゼロベースから、モノが作りたい、と思って入った。

何も考えていなかった、モノが作りたいという漠然とした想いと、とにかく安定した職に就きたい、という気持ちだけで、一発目に内定くれたところに入った。地元企業だった。

特に部署の希望もなく、金融系に配属された。

一年目は恐ろしく平和だった。ほぼ定時あがりだった。

二年目に入って、炎上していたプロジェクトに入れられた。地方から、わざわざ都内の大きなビルの開発室に、長期の常駐。スルガ銀行や、特許庁みたいな、クソ巨大なプロジェクトで、全然前に進まない泥沼タイプ炎上だった。

三ヶ月の研修と、九ヶ月のゆるーいプロジェクトの、その程度の知識で放り込まれた先に待っていたのは、こんなんで動くわけがないアバウトなんてもんじゃない曖昧模糊とした設計作成(将来的には中国に丸投げ)とエクセル方眼紙の枠を直すお仕事、あとは意味不明な指標で作り上げられた工数管理のこれまたぐちゃぐちゃになった数字をなんとか合わせなきゃいけない仕事だった。

多分、ひどい、仕事だった。

砂遊びの方がまだ生産性あるんじゃないか、そう思っていた。穴掘って埋める仕事だな、と思っていた。

高度で繊細すぎるエクセルを用いた、意味不明な指標で工程管理する表を作成していたときは、「お前もどうせすぐ捨てられるのにな」なんて呟きながら作っていた。

長期出張+常駐だったが、同じ会社の先輩たちも同じように何人もそこに軟禁させられていた。みんな疲れた顔をしていた。頼れそうな人はいなかった。

もともと精神の強くない私が、壊れるまで三ヶ月かからなかった。壊れたといっても、毎日会社に行く前と会社をでた後と寝る前とたまに就業時間中に涙が止まらなくなったこと、多少の起死念慮、若干の不眠程度ではあったが。それでも、すごく、辛かったし、現にこれを書いている今もつい涙を流してしまっている程度にはトラウマだ。

プロジェクトについてから半年ドロップアウトし、半年休職を経て、前職を辞めた。

それからすぐに今の職に着いた。今の職は金融系の一般事務だ。定時あがりで楽で、ただし給料は安い。

総合職につくのが、怖かった。ただそれだけではあった。

今は毎日名前とか一部の数字が違うだけの書類の同じ場所蛍光ペンで印をつける、簡単なお仕事しかしていない。割と誇張ではない。本当にそんな仕事だ。

IT部門が頑張ってペーパーレス化進めれば、すぐになくなるであろう仕事だな、と思いながら仕事をしている。

毎日私の上を書類が素通りしていく感じ。半年前の私よりかは少しその書類の捌き方がはやくなったよ、とは言えるけれど、それ以外は何もない。貯まって行くものがない。そんな感覚を受け、悲しくなる。

こんなんでいいのかな、自分は。何度思ったかからない。

何かものを作りたい。同じ平日八時間+α時間使うなら、何か、作る仕事がしたい。

誰かが喜んだり楽しんだりするものを作りたい。

やはりまだ、IT業界に、憧れをもっているんだ。私は。

でも、こんな、新人に毛すら生えていないのに無駄に年をくった状態で、誰が雇うんだろうか?こんな御時世に?技術なんて皆無だぜ?

そもそもIT業界入りたいって、お前何したいの?少なくともSIerで常駐はしたくねーだろ、でもそんなこといってらんなくね?少なくとも現時点で能力とか皆無なんだし。

プログラミング素人程度、デザインもできるわけがなく、企画もなんもできないじゃん!やったことないじゃん!

今年で26、カビの生えたクリスマスケーキ状態じゃね?誰が食べたいと思うの?

新卒ならともかく、もう社会人経験今年で一応四年目だよ?教えて教えては甘えじゃない?未経験からって他の経験もろくにしてないでしょ?

まぁ未経験でもとってくれるところあるけれども、きっとブラックなんだろうなぁ。

そんな言葉が頭を回る。

でも、今後ずっと今の職を続けるの?と考えると、背筋が凍る。

確かに私は運が悪かった、それ以上に私はあまりにも自分のことを考えてなさすぎる部分はあったんだろう。

一社目を選ばなければ、もっとこういうことがやりたいってちゃんと考えておけば、二社目選んだ時も楽だからって選ばなければ。

後悔は尽きない。けれど一社目を辞めたことに後悔はないことだけは、唯一の救いかなと思っている。

もう新人の扱いは終わっている時期だ。第二新卒すら今の職につくのに使ってしまった。

から新しいキャリアを描きたい、だなんて、とても、甘えているような気がする。

というか、今までいろいろなものに甘えすぎた結果がこれな気がする。

きっと、何かをあきらめて、何かを獲得しに必死にならなければいけないのだ。

まだ、その覚悟が、きっと、足りていない。

これから、私はどうしよう。

どんな風に、生きていこう。

最後に、新社会人の皆さん、後悔しないように、ポジショニングスキルアップがんばってね。

追記。

ちょっと狙って書いてはいたけどあっさりホッテントリ入ってびっくりした。

とりあえずハゲてねーよ。まだしばらくハゲる予定もねーよ。

幸い、余暇はあるのでそこでまずは何か一つ作るところからだよな。

前作りかけていて止まってるものから(自分のとても悪いくせだ)手を付けたいとは思う。

まずはサンデーでがんばります

2013-02-25

http://anond.hatelabo.jp/20130223120535

元増田だが、土日は子供の相手でレスできないんだ、済まない。

電子書籍落書きしまくれるアプリは既にあるぞ。

>むしろ消したり、写真を切り貼りしたり、嫌になったら後腐れなく消せたり出来る分、

落書きというジャンルでも電子書籍の方が優れてると思うが。

小さな子供って、「電子書籍用に用意されたペンを使って落書きする」ようなお行儀のいい存在じゃないぞ。

クレヨンとかマジックとか蛍光ペンとか、好き勝手に目に付く筆記用具で落書きしてくるから

サインペンなんかで電子デバイス落書きされた日には、その場でおじゃんだ。

先日も、図書館で借りた本に、勝手ボールペン落書きしてたから、

叱り飛ばした&図書館に平謝りだ。

2010-02-13

なんか、「慰安婦20万人説」が事実として独り歩きしてる模様

ttp://aresoku.blog42.fc2.com/blog-entry-1558.html

1 名前: 漁網(東京都)[] 投稿日:2010/02/11(木) 18:18:09.56dH3oS8Vo BE:7367832-PLT(13001) ポイント特典

sssp://img.2ch.net/ico/anime_monar02.gif

岡田外相の謝罪についてCNN報道

日本岡田克也外務大臣は、日本が30年以上韓国を統治した期間について、「悲劇的な事柄」と言う表現で、韓国に謝罪しました。

韓国の国営メディアは、岡田外相はユ・ミョンファン外相との共同会見で稀な謝罪をした、と伝えました。

(中略)

日本1910年から1945年まで韓国を支配し、 その間、主に韓国中国から日本軍が約20万人の女性を強制的に性奴隷として奉仕させたとして批判されています。

彼女たちは「慰安婦」として大日本帝国の兵士に知られていました。

(後略)

ttp://edition.cnn.com/2010/WORLD/asiapcf/02/11/japan.korea.apology/index.html

28 名前鉛筆(広島県)[] 投稿日:2010/02/11(木) 18:23:35.87ZheNWZWJ

嘘も100回言えば真実になる

41 名前ラジオメーター(神奈川県)[] 投稿日:2010/02/11(木) 18:25:55.03RutJi3HM

そら日本の政治家が頭下げて回ってるんだからわざわざ外野が否定する理由がない。

自業自得すぎる。

67 名前: 漁網(東京都)[] 投稿日:2010/02/11(木) 18:29:19.16dH3oS8Vo BE:60167677-PLT(13001)

sssp://img.2ch.net/ico/anime_monar02.gif

これ、記事を読むと、岡田慰安婦についてなんか一切発言してないのよね。

韓国側ですら、今回は発言してない。

岡田外相は「この悲劇的な事柄が、韓国国民の国と自尊心を奪ったと認識している」と聯合ニュースに語った。

>彼は「こうした犠牲を忘れてはならない」と付け加えました

っつーだけ。

問題は、長年の積み重ねによって「日本慰安婦20万人を強制連行した」というのが

日帝支配時代」の事実として流布されてしまっている点でして…

105 名前蛍光ペン(アラバマ州)[] 投稿日:2010/02/11(木) 18:44:58.95btVkGZXn

»1

正確には

中国政府中国人慰安婦30万人いたと主張

韓国政府韓国人慰安婦30万と主張

中韓慰安婦よりはるかに多くの日本人慰安婦がいたわけだから

日本は戦時、数百万の慰安婦を動員してたことになるw

兵士1人に1人の慰安婦ぐらいw

229 名前ホッチキス(鳥取県)[sage] 投稿日:2010/02/12(金) 11:20:18.74q9mJ5mhb

もう一回やって戦争に勝つしかないな

2009-12-17

幸運の女神考

 職場彼女が来るようになってからもう半年、狭っくるしい事務所が、にぎやかになった。

 事務所といっても、契約のあるメーカー工場向けの派出所みたいなところで、あるのは来客用の机と、観葉植物と、テレビと、所長の机と、ぼくの机だけ、それがパーテーションで適度に区切られている。工場を出入りする大型トラック騒音が聞こえる以外はいたって静かで、ときおり電話が鳴って、至急の図面が飛び込んできたりする。いつもは無愛想な所長と黙々と仕事をしている。

 そんな殺風景職場彼女がやってきたのは、メーカー研修が終わった6月からで、なんでも技術部の連絡係に配属となったという。

 美人というよりは愛嬌がある子で、大きな図面用のファイルを抱える姿はすこし気の毒に思えるほど、小柄。元気いっぱいというよりは、感情の起伏が大きくて突拍子もなく、よく言えば機動的で、わるく言えば気まぐれな子で、めまぐるしい。

「ねえ、聞いてくださいよ! 技術部で今年は送別会やらないっていうんですよ!」

「はあ……」

 彼女にとっては事務所はグチのかっこうの吐き出し場所で、届け物ついでに、お茶をすすりながら、あれこれと技術部の話をする。本来であれば仕事中であるのだが、クライアントの近況が分かればこちらも都合がつけやすいとの所長判断で、ぼくがそのグチ聞き役に回ることになる。

 まあ、考えてみればかっこうの連絡役。

 しかし、困るのは、彼女はたいへんにいたずら好きなのだ。

「そういえば、奥さんとかいらっしゃるんですか?」

「いえ?」

「あー、じゃー、わたし立候補しちゃおうかなぁ!」

 とかは序の口。

「こちらにいらしてから日が浅いんですよね?」

「え? 半年ぐらいになりますが」

上司から聞いたんですけど、ここの所長、ゲイだって話ですよ? 前にここに勤めていた方も、迫られて本社に転属願いを出したとか。ちゃんと確認して拒絶しておいた方がいいですよ? わたし心配なんです」

 しばらく悩んでえいやっと所長に聞いたところ、ぽかんとしながら事情を聞かれる。彼女から聞いたと話すと、なにか気付いたのかおかしそうに笑う。

「きみ、それいたずらだよ。そうだね、あまりにも静かだから心配したのだろう」

 達観したように所長は言う。

 たしかにそれ以来、所長とは気さくに話すようにはなったが、一週間後に彼女がやって来て、してやったりとくすくす笑うのには閉口する。感謝してくださいよ、と得意げな鼻がしらに書かれたまま図面を渡されると、次はどんないたずらが待っているのかと構えてしまう。

 それでも意気揚々と早足で帰って行く姿におもわず見とれる。

 いや、違う、からかわれているだけだ。

 たしか8月に入ってからだったと思うのだけど、元気のない彼女をみて気がとがめる。

「どうしたんですか? なにかあったんですか?」

 お茶を出しながら声を掛けると、エアコン寒いとぷちりと切られる。

「もう、どうしていいのか、わからなくなっちゃって」

「なんです? 話なら聞きますよ?」

 ちょうど仕事も空いていたところで、ゆっくり座ると小柄な姿がよけいにちいさく見える。ぼくがのんきなのにほっとするのか、お茶をすすって話し始める。

 それは壮大な武勇譚で、あまりのスケールにくらくらする。

「それで、生産部に掛け合ったんです。ちょうど、事務の女の子と仲良くなって結託して。だっておかしいんですよ、技術部が依頼を出しても応じてくれるのは、第一月曜日に決まったスケジュールに載ったものだけ。緊急の案件もあるんです。それで、わたし、怒って経理部事情を話しに行ったら、君だれ? ですよ? 技術部の連絡係ですと言ったら、ああ、新入社員、君、誰の権限で動いてるの? だって。だから課長を昼食に誘って…」

「ちょ、ちょっと待って」

 ぼくはその話をまとめようと、考え込む。

 どう考えても彼女メーカーの一工場に長年染みついた慣行を刷新しようと、なんの権限も持たずに行動している。

(どんな度胸してるんだろう……。しかも正規ルートを一切使わずに……)

「つ、続きをどうぞ」

 彼女が話し終わるとどっと疲れが出てためいきをつく。

「所長、分かりましたよ。最近、図面の依頼が滞っている理由」

「ああ、聞いてたよ」

 新聞をたたんで、コーヒーをすする。言外に、おまえなんとかしてこいと言っていた。

「わたし、どうしたらいいか」

 よくぞまあここまでと見事なぐらいまでにぐちゃぐちゃだった。

 彼女がそのおかしな慣行を正したいのは分かる。

 しかし、問題はやり方だった。かなり行き当たりばったりに、反射的に行動するので作戦というものがまるでない。しかし、その行動力と持ち前の機知で、その場だけは切り抜けてしまう。それで結果的に工場中を混乱に陥れ、その矛先が当然ながら彼女に来てるのだ。

「えーと、そうだ、図面にしてみよう。そうすれば分かりやすい」

 ぼくは製図用紙を机に広げ、その上にそれぞれの利害関係を描き出していく。

「えーと、生産部のスケジュール管理をしているのは、」

「生島課長

「それで、経理部コストカットを推進しているのは、」

「先崎さん。この人、本社からの監視役」

 壮大な人間関係が浮かび上がりはじめるのにぼくは興奮を感じる。窓の外に見える工場内の人間関係俯瞰図のように思えてくる。これを彼女は全部動かそうとしていたのだ。しかし、まったくのきまぐれで。

「すごいですね、お得意なんですか?」

 無邪気に聞く彼女をちらっと見て、ぼくは答える。

「うーん、まあ、東京の事務所にいたとき所内がめちゃくちゃで、こんなのばっかりだったよ」

(規模はまったく違うけど)

 書き出し終わると、それを眺める。

 シャープペンを消せる蛍光ペンに握り替え、あちこちに印を入れていく。

「ほら見て、ここ、利害が一致している。柳さんと南町さん。ここに先崎さんをぶつけると動くんじゃないかな? 業務時間の効率化で」

「あ、気付かなかった。そうするとここが動くかも?」

「この人次第だね、君田さんってどんな人?」

女性の方。たしかお子さんがちいさくて」

「いけるんじゃないかな?」

「どうかなぁ?」

 ぼくと彼女との作戦会議は就業時間まで続き、おおかた把握したのか、彼女はよしと気合いを入れて帰って行く。ぼくはその後ろ姿を見ながら、ため息をつく。

(すごいな、新入社員なのに。あんなにちいさいのに)

 振り返ると、とたん、のんきな自分が恥ずかしくなった。

 幸運の女神というのはきまぐれなもので、それをつかもうとする者をときとして突き落とす。

 しかし時として戦場に現れるジャンヌ・ダルクのような女性は味方に勝利をもたらし、誰もが彼女を聖女やら幸運の女神ともてはやす。

 果たして、幸運の女神の住み着いた軍が無敵を誇ったのは、たった1人の女神により士気が上がったせいなのだろうかと、ぼくはしばしば疑問に思っていた。男ばかりの軍に女性が現れるならば、士気が上がるよりは混乱するのではないか。特にそこに悪意がひとかけらでも入れば、いくらでも混乱は作り出せる気がしてくる。

 彼女の後ろ姿を見て、長年の疑問が氷解しそうな気がしていた。

 ああ、違う、きっと幸運の女神とは彼女のような姿をしているのだと。

 それからというもの、彼女はしばしばぐちゃぐちゃになった案件をぼくに持ち込むようになり、グチ混じりの冒険譚をぼくに聞かせてくれるようになった。

 そのたびにぼくは製図用具を取りだし、現状がどうなっているのかを彼女に把握して貰う作業をする。

 それで、彼女はどこをどうすればいいかを理解して、また工場へ戻っていく。

 ときには、ぼくに同伴を願い、ぼくは入ったことのなかった工場内を歩き回る。

 彼女のおかげで、どういう風になっているのかはおおよそ把握している。

「ああ、製図屋さん。あの9末の図面、もうちょっと待ってね、時間かかるかも」

「え? どうしたんですか?」

「ちょっと困っちゃってねえ」

 顔を覚えられると、すぐに相談がはじまる。

「こうしたらどうですか?」

「お、いいねぇ」

 あの一件があってから技術部からは多くの図面が入ってくるようになり、しばしばするこういった会話が、電話だけだった頃より、効率をよくしていた。そして何よりも窓から見ていた工場の隅々までが分かるようになり、ぼくのちっぽけな世界は格段に広がった。

 そして彼女の持ち込む相談は、工場が抱える問題をぼくに伝え、彼女の問題を発見する目は確かだった。しかし、彼女は病巣を発見しそれを鷲掴みにして振り回すのは得意なのだが、それを治癒し秩序だった形に戻すのが苦手なのだ。

 そして、ぐちゃぐちゃになって、ぼくのところへやってくる。

 ぼくの勤める小さな事務所でも、彼女のがんばりに負けじと所長と2人で、業務改革に乗り出す。気付いてみれば、本社でも数年来の念願だった改革が完了してしまい、あっけなかったと所長と2人で笑い合った。

 彼女のあのあらしのようなエネルギーを見ていると、こっちまで頑張らなくっちゃと思い始め、それがあらゆる方面で好循環を生み出していたのだ。

 彼女は停滞を嫌い、あらしのように暴れ回り、古びた慣習やらしがらみを断ち切ろうとする。しかし、あらしにはまき散らすことしかできず、そのまき散らしたあとを片付ける協力者が必要なのだ。

 戦場での幸運の女神は、軍の中にはびこっていた非効率やしがらみを断ち切っていたのではないだろうか。そして影のように控える協力者たちがその後の秩序を作り上げていたのではないか、そう夢想する。

 現れた幸運にしがみつき、閉じ込めようとし、縛り付けようとすれば、それはきっと災厄へと変貌する。

 なんたってそれは自由奔放なあらしのような姿をしていて、巻き起こされた混乱の中にちゃっかり実利をとれる人だけが、それを幸運と呼んでいるのだから。

 何度目かの彼女との相談で、弱気彼女はぽつりと言う。

「ご迷惑ばかりですね。もうこれっきりにしようかと」

 あわてて、ぼくは立ち上がる。

「と、とんでもない! うちの事務所はあなたのおかげでものすごく順調に行っているんです! 迷惑だなんて、そんなことけっしてありません!」

 彼女はぽかんとしてぼくを見る。

「わたし、なにもしてませんよ? あなたには」

 ぼくはなんと答えようかと考え込む。

(女神ってのは大げさだよな……)

「あなたは、ぼくにとって、幸運の妖精みたいな人なんです。だからずっと頼って欲しいんです」

 彼女の表情が引きつっていくのが見えた。

(しまった……、おもいっきり引かれた)

2009-09-30

気付いたら家の中だけだった

自分では大学にも行っているし、ちゃんとした社会生活を送れているつもりだった。

でも今日も昨日も、ちゃんと大学に行くつもりだったのに

よくよく思い出してみればずっと家にこもってネット麻雀したり無駄2chを見てただけだった。

ひきこもりと全く同じだ。

寝て起きて飯だけ食って、何もせずに寝る生活をしていた。

この一週間に自分は家から出たのだろうか。

疑問に思ったので、思い出せる限り、出かけた場所とその移動ルート

蛍光ペン地図に記入してみた。

家―大学すき家松屋を結ぶ直径300m程度の菱形が浮かび上がっただけだった。

愕然とした。

この一週間、行動したのがたったこれだけだなんて。

しかも恐らく殆どの時間は家にいたのだ。

外界と全くコミュニケーションをとっていない自分

不安よりもむしろ恐怖を感じた。

だけど、この地図に「人と会話した場所」も記したらどうなるだろう。

地図上に一点でも色がつくんだろうか。

考えるだけで死にそうになる。

今日から地図ピンク色に染めてやろう、と決意したけれど

自分の行ける場所が思いつかない。

なんだか外界に拒否されている気もする。自分の居場所がない。辛い。

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