はてなキーワード: 英雄ポロネーズとは
ショパンコンクールで、有望視されていた牛田さんが3次予選に進めなかったことでざわついている。
ピアノ演奏の基本的な技量がトップクラスであることは疑いようが無い演奏ができており、「なんで?」という声があがるのも当然だ。
減点要素としては、これは素人の感想だが、他のコンテスタントが自分の限界に挑戦するようなギリギリの演奏をしているのに対して、牛田さんはやや守りに入った無難な選曲に見えてしまった。それで審査員の心証を悪くしてしまい、厳しい採点になってしまったのではないかと思った。致命的だったのは英雄ポロネーズ。よく言えば個性的な演奏だったが、審査員の判断が分かれる演奏をしてしまうと、つまり一部の審査員は厳しい点になるわけで、そこが敗因になったのではないかと感じた。
なぜ牛田さんが落ちて角野さんが通るんだ、という批判は一理ある。確かに角野さんは他のコンテスタントの平均的なレベルと比較して、ミスタッチがやや多かった。しかし、それ以上に、カンのいい、スター性のある演奏が出来ていたと思う。ショパンコンクールは「次世代を担うスターピアニストの発掘・育成」も目的の1つと言われており、コンクール開催者にとって、角野さんは望ましいピアニスト像を持った人の1人に写ったのだろうと思われる。
ピアノを習える程度に収入があって、そろばんや塾と違って将来に何の足しにもならない習い事を許容できる程度に教養のある、そしておそらく両親のどちらか/両方が幼少期にピアノを習っていた上流階級の家庭に生まれた幸運な人だよね。
そりゃそれだけお金と時間があれば中学受験にもお金掛けられるし、結果的に優秀な学校に進める。
私の通っていた高校(非エスカレーター式)では冗談抜きに3人に1人以上の割合でピアノが弾けて、生徒会長の経験者の割合も3割程度あって、15歳なくせに留学経験ある生徒もクラスに1人以上居た。何なの?馬鹿なの?死ぬの?音楽の時間に代わる代わる英雄ポロネーズ弾かないでよ。
そうしてみんなお金あるからいくつも私立大学受験して、早慶の適当な学部に進学してる。一流企業に入ってバリバリ働く人もいれば、一般職で入ってしっかり稼ぐ人とくっついて寿退社する人もいる。いいなあお金持ち。私もお金持ちの家庭に生まれて人生イージーモードしたかったな。お金持ちの連鎖はきっとこれからずっと続くんだろうね。