はてなキーワード: 腎臓とは
本来、透析の適応となった時点で腎臓が規定している寿命は数週間というところなんですよね。それを人為的なやり方で年単位に伸ばしているのが正しい解釈と思います。
透析中止を提案した医師の判断や、中止の意思を固めた患者の判断はどうあれ、報道の1例が苦痛とともに亡くなったのは残念なことであり、今後の課題となるのは間違いありません。関係した医療者が長谷川豊的思想に乗っていたのであれば論外ですが…
・本来死ぬべき(医者の考え)、じゃなくて本来死ぬ「症状」が事実ですよね
医者が決めてるんじゃなくて病気になった腎臓が寿命決めちゃってるんですよね
・医者は放置すれば死ぬ、死ねば今の苦しみから逃れられることは教えたが「死の過程で今の苦しみよりもっとひどい尿毒症の苦しみがある」ことは十分教えたのかって責められている
・ハセガワユタカみたいなバカは全員放置して死なせろというんだが医者が素人の意見にのってどうするのか。
「苦しまずに死ねる」といって「苦しませて死なせた」のならブラックジャックに出てくる悪役よりもっとひどいのでは。
・とはいえいずれ透析がきかなくなって尿毒症からの死を迎えることは見えてるんだしそれを早めただけ、末期なら日常茶飯事、と該当の医者はいいそう
数年前から、ションベンの泡立ちが気になってたんだよ。めっちゃモコモコになるの。
酒飲まないのにね。
運動不足だなこりゃ。
って事で、積極的に筋トレをしてみた。スクワットとか腕立てとか。
すると、ションベンの泡立ちがきれいさっぱり無くなったわよ。劇的な変化だった。
泡立ち成分すら排出できなくなったって事け?
といっても違法な薬ではなく、向精神薬のゾロフトという薬を個人輸入で大量に購入し、
酒を飲みながらミンティアのようにモグモグと食べたのであった。
適量はもう忘れた。食後に1錠とかだったのかな。
それを50錠だか60錠だかを、夜中に3時間くらいかけてモグモグ。
そうすると段々と視界が歪んできて、チラチラと黒い影が見えるように。
そのうち体を起こしていられなくなってベッドに寝転ぶと、白い天井に何十匹もの虫がいるように見えて、
気持ち悪くてしょうがなくなり、目を瞑って眠れるよう尽力した。
だんだんと体が痛くなってきた。
最初は筋肉痛のような感じ、しかし段々と体が硬直して動かなくなり、
肘や膝が曲がらなくなった。
そして喉が腫れた感じがして、息が苦しくなってきた。
ここで、
「あ、もしかして死にかけている?」
と感じた。
でもまあ、死にたくて薬を飲んでいたところもあるから、それはそれでいいか…と思ったけど、
とにかく痛くて苦しくてこれをどうにかしたくなってきて(死にたいのに)、
後日なんとか病院まで辿りつき。
「検査の結果は明日出ますので、午後に来院なさってくださいね」
優しい看護師さんの声に少し癒されながらうまく動かない足を使って家に帰った。
食欲はないのでまたすぐに寝た。
薬は飲みたくて飲みたくて仕方なかったけれど、
なんとなく今飲んだら本当に死ぬんじゃないかって恐怖が優ってしまい(死にたいのに)、
飲まずに一晩を過ごした。
薬がないと眠れない体になっていた私はほとんど眠らずに一晩を過ごしていた。
午後から病院に行くのも億劫だったが、何事かと電話に出てみる。
そうすると、
「なるべく早急の対応が必要となる結果が出てしまいました。午前中にご来院ください」
とのことだった。
マジか…と思いながらまたうまく動かない足をほぼほぼ引きずりながら病院に。
他に待っていた患者さんがいる中で、私はVIP待遇かのように最初に診察室に通されてしまった。
「クレアチンキナーゼの量が異常値です。このままだと腎不全になります。大きな病院で入院してください」
どうやら本当に結果がやばかったらしい。
クレアチンキナーゼというのは、筋肉に含まれていて、それが壊れた時に血中に出てしまうらしく、
それが平均値の300倍。
このまま放っておくとクレアチンキナーゼが腎臓に詰まって腎臓が壊れるので、
とにかくいっぱい水分を摂って血中濃度をなるべく下げて体外に尿で排出するしかない、と。
そして私が一歩歩くごとに筋肉はまた破壊され、クレアチンキナーゼが血中に流れ出てしまう。
大学病院へのタクシー移動を余儀なくされ、そこでも再度血液検査。
結果は変わらず入院の手続きをして病室へと連れて行ってもらう。
ぱっと見は大変健康そうな私であったが、車いすに乗せられ運ばされ、病室へ。
本当は尿道カテーテルが必要だったが、若干20代前半の私を憐れんでか、トイレの近い病室にしてもらえた。
その日何リットル水を飲み、何度トイレにいったか、それを毎日記録し、担当の看護師さんに伝えなければならない。
そして若さゆえに2週間は入院が必要だと言われていたところを3日で退院することができた。
毎日水を大量に飲み、大量のおしっこをし、眠れないのでネットフリックスで映画を観て。
自分の中途半端な死にたい欲でたくさんの人にご迷惑をかけてしまい、
結局死にきれず入院までして体を治そうとしていること、
退院後、なんとなくだけど自分の中に「生きよう」とする気持ちがあることに気づいてしまったのか、
結局ODをすることはなくなった。
適量、ちゃんと処方された薬だけを飲んでよく寝るようにした。
そうすると精神的に健康になり、薬って適量だとちゃんと効くんだな!?(当たり前)と気づいたのだった。
確かに効く、劇的に効く。肩のコリ、生理痛(はマシになる程度だけど)貧血に起床直後の全身の生活に支障をきたすレベルの冷えが無くなる。どれくらい冷えるのかと言うと35度が熱湯に感じるくらい。それが無くなるがしかし
なので足の効く部分にシートを貼ると股間がめちゃくちゃムズムズズクズクする。こんなことはとても匿名でしか書けない。
その時々で足全体で痛い場所、痺れている場所、モゾモゾする場所に貼る。肩こりとかの時はいいんですよ肩こりとかは。問題は泌尿器科と婦人科にかかる部分に異常があるときだ。ちなみに私は足マッサージ(ツボではなくて反射区)はあまり信じていないので樹液シートも主にツボに貼る。だって足の親指を頭として上から十番に体に対応してるイギリス式ってなんかおかしくないか……と思ってしまう。
いや親ゆぴ貼るけど、まあ何が言いたいのかと言うとー
全身ムズムズして熱持って寝れん。ねれーん!!!!!
それどころかパズルゲームに集中することも出来ない。膝が!膝も膀胱つながってるよなぁってことで内側から暑い!かゆい!勘弁して拷問!!
でも多分朝下になったらスッキリしてるはずだけどこんなに関節がムズムズしてるのは私史上初だ。ヤバイ。関節どころか経絡で繋がってるとこ全部かゆい!
えろまんがでよくある「えっなにこれムズムズする……」ってこんな感じかなあ!!と思わなくもないね。しかし性欲死んでるのは子宮の具合が悪いから疑惑が出てきたなぁ。割と信用出来るツボ……腰痛と同じで1度壊したらもうなかなか治らない膀胱腎臓あと子宮。勘弁してくれ。
確かに効く、劇的に効く。肩のコリ、生理痛(はマシになる程度だけど)貧血に起床直後の全身の生活に支障をきたすレベルの冷えが無くなる。どれくらい冷えるのかと言うと35度が熱湯に感じるくらい。それが無くなるがしかし
なので足の効く部分にシートを貼ると股間がめちゃくちゃムズムズズクズクする。こんなことはとても匿名でしか書けない。
その時々で足全体で痛い場所、痺れている場所、モゾモゾする場所に貼る。肩こりとかの時はいいんですよ肩こりとかは。問題は泌尿器科と婦人科にかかる部分に異常があるときだ。ちなみに私は足マッサージ(ツボではなくて反射区)はあまり信じていないので樹液シートも主にツボに貼る。だって足の親指を頭として上から十番に体に対応してるイギリス式ってなんかおかしくないか……と思ってしまう。
いや親ゆぴ貼るけど、まあ何が言いたいのかと言うとー
全身ムズムズして熱持って寝れん。ねれーん!!!!!
それどころかパズルゲームに集中することも出来ない。膝が!膝も膀胱つながってるよなぁってことで内側から暑い!かゆい!勘弁して拷問!!
でも多分朝下になったらスッキリしてるはずだけどこんなに関節がムズムズしてるのは私史上初だ。ヤバイ。関節どころか経絡で繋がってるとこ全部かゆい!
えろまんがでよくある「えっなにこれムズムズする……」ってこんな感じかなあ!!と思わなくもないね。しかし性欲死んでるのは子宮の具合が悪いから疑惑が出てきたなぁ。割と信用出来るツボ……子差しと同じで1度壊したらもうなかなか治らない膀胱腎臓あと子宮。勘弁してくれ。
あー、これまずい。
橋本聖子さんは、小学3年の時に腎臓病にかかり2年間スポーツを禁止されたり、高校生のとき原因不明の呼吸器系の病気にかかり生死をさまよったりしたあと、全日本選手権で4種目完全制覇を達成できた人なんで、自ら克服した経験からの発言なんだけど、マスコミはそれを書かないから。 https://t.co/Roatc7sJdw— おどろきの白鳥@浪人 (@w_swan) 2019年2月16日
そういう問題?
いや、だから「利益を得る」ではなくて、元増田は「損失を減らしてほしい」と言いたいんじゃないのって話をしているよ
腎臓の話もしていないよ
「そのくらいの負担ならまあ」という位置づけを変えてほしいという話ではなくて、「そのくらいの負担」を軽減するくらいはしていいんじゃないのって話
お金に困ってる人が応募しない、ドナーが利益を得ない状況はそのままでいい。ただ損失をある程度補填してもいいのではってことだよ
くどくてごめんね
冗談で済んでるのは決して利益を得れないようになってるからだよ。
限界回数を理由に、だから十分な報酬があっていいだろう、とすると何も持たないガチ弱者がそれに頼りはじめる。
なんせ骨髄って死ぬかどうかまで切り詰めるなら短期間で6~7回いけちゃうから。
書類では2回ってことにしておこうってブローカーが湧いてもおかしくないよね。
一般市民はカルテを個人的に回収するだけでも裁判沙汰でしかもほとんど勝てた例がない。
なのでたまたま近くに住んでいた
「そのくらいの負担ならまあ」ときっちり経費を回収できる保証がなくても応じてくれる人はいないかなというくじ要素も込みでやってる
たしかにケチかもしれないけど、タクシーとバスの誤差、有給一日分くらいまあいいよって思えるくらいはお金に困ってない人が結局対象だという解釈でいて、ちょうど良いと思う。
α-アマニチンの出番や。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%CE%91-%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%81%E3%83%B3
アマトキシン類は熱に対して安定であり、一般的な加熱調理程度では分解されない。この毒素は遅効性を持ち、症状が現れた際には摂取した毒素の大部分が生体内に吸収されているために対処が困難になる点が危険である。生体内に取り込まれたα-アマニチンはRNAポリメラーゼIIに結合し、タンパク質の合成に必要なmRNAの合成反応を阻害することで細胞組織を壊死させる。なお、この毒素に対する解毒剤は存在しない。
摂取から10時間以内に報告される症状はほとんどなく、重大な症状が発現するまでに摂取後24時間が経過することもしばしばである。胃洗浄は症状が現れてからでは効果が無いため、不意に摂取してしまった場合の対処が困難である。対処が遅れることで致命的な症状(多臓器不全)へ移行する。
下痢と痙攣が最初の症状で、次に一時的に症状が治まる偽回復期がある。その後、4–5日の間に肝臓と腎臓の細胞を毒素が徐々に破壊することで重篤な機能障害を引き起こす。中毒者のうち約15%は、腎不全、肝不全、昏睡、呼吸困難などが進行し約10日で死亡する。全中毒者の5割は最終的に死に至るが、それ以外の場合でも後遺症が残ることが多い。
子供のころは、家の方針でペットを飼うことはできませんでした。母曰く、「ペットは死んでしまうから悲しいからダメ」。子供心に残念でしたが、幸いにも友人がトラ猫を飼っておりたまに遊びに行っては撫でさせてもらうなどしていました。
中学・高校と進学するにつれ、猫と触れ合う時間は無くなっていきました。たまに野良は見かけるのですが、ほとんどの猫は荒々しく、遠くから警戒しているのが明らかだったので、近寄ることはありませんでした。
大学進学のため一人暮らしを始めると、それこそ猫と触れ合う時間は皆無となってしまいました。当時の私は猫より犬派を自称しており、猫はあまたいる家畜の一種でしかないとうそぶいていました。
そんなある日、半年ぶりに実家に帰省すると黒猫がいました。玄関で一瞬だけ目が合い、すぐにドタバタと走り去り部屋の押し入れに飛び込む太ましい黒猫の後ろ姿を見て、私は思わず言ってしまいました。
「おかあさん、ペット飼わないんじゃなかったの?」
母は、マンション入口で鳴き声がうるさかっただの、やせていてみすぼらかっただの、餌を与えたら部屋に入り込んできただの言い訳がましく言っていましたが、先ほど見た後ろ姿は、どう見ても丸々と太るまでかわいがられた毛並みの良い黒猫です。本当にありがとうございました。
この猫、仮にイチゴと名前を付けましょう。イチゴは、人見知りする猫でした。帰省した日も含めて7日ほど滞在したのですが、結局押し入れから出て私の目の前に現れたのは最終日です。カリカリを食べている間だけ仕方ないなと撫でさせてくれる。そんな関係を構築して帰省は終わりました。
大学に戻ると、母親から怒涛のようにイチゴの写真が送られてくるようになりました。これまで後ろめたかったのか我慢していたのでしょう。毎日のように送られてくる猫写真にさすがにあきれてしまったのですが、送られてきた写真をスマホに保存しては日替わり待ち受けにしてしまう自分も結局は同類でした。
さらに数か月後、猫用のおもちゃ片手に帰省しました。イチゴと遊ぶ気満々だったのですが、こいつ、私の顔を覚えてねぇ。押し入れに飛び込んだままなかなか出てきません。やはり猫畜生かとつぶやいて、こたつに入ってテレビを見ていると、ふと背中に視線を感じたような気がしました。振り向くと、押し入れから出てタンスの上にいるイチゴと目が合ってしまいました。
いえ、違いますね。正確にはイチゴがタンスの上から垂らした尻尾と目が合ってしまいました。そこから微妙な心理戦が始まります。基本的にイチゴと目は合いません。テレビ見ていてふと気づくと、イチゴが部屋のいろいろな場所で後ろ向きに存在しているのです。私から近づくと逃げることがこれまでの経験からわかっているので、私も知らないふりをしています。
でも、トイレに行くために立ち上がった瞬間、ダッシュで押し入れに逃げるのは、傷つくのでやめてくれないかな。
この神経戦は母が家事を終えてこたつに入ったところで終わります。こいつは母にはデロデロに甘えていやがります。母が首元なでるたびにゴロゴロ言っています。くやしいので、母の膝の上にいるイチゴに近づき、撫でさせてもらいました。あ、ちょっとゴロゴロ言っている気がします。
母の仲介で少しだけ仲良くなったわけですが、次の日から少しずつ関係を深めていき、帰省の最終日には、「撫でれ!」という雰囲気で首をこすりつけてくるまでになりました。でもなんででしょうね。しばらく撫でていると、「へたくそ!」とガッと噛みつこうとしてくるの。フリなんでしょうが、びくっとしてしまいます。
私とイチゴの関係は、母が送ってくる無数の猫写真と、帰省中のぎこちないふれあいが中心となりました。なお、帰省初日に玄関押し入れダッシュから始まり、尻尾との挨拶そして撫でれガっ!という一連の流れは、何年たっても変わりませんでした。
実際、イチゴはとても臆病な猫でした。母は飼い始めてからほとんど家の外に出したことがないようでした。一度ベランダに出したところ、車が通る音に驚いてオシッコもらしたよと母が笑い話をしているくらいですので、本当に臆病だったのでしょう。でも、家猫としてクッションの上でくつろぐ姿には貫禄すらあり、少なくとも家を出て半年に1回しか帰らない私よりは家の主の資格がありました。
また、イチゴはもとよりそこそこ年寄りだったようです。写真をよく見ると頭の付近にちょっと毛が薄い部分があるのに気づいてしまい、母とちょっと笑ってしまったのを覚えています。年寄り猫ですので、寒暖差にも年々弱くなっていきました。母は昔からクーラー嫌いで頑なにクーラーをつけなかったのですが、イチゴが真夏日にバテて病院に運び込まれてから、部屋に最新のクーラーをつけると宣言したのです。驚きつつ、もちろん母のクーラー選びに付き合いましたよ。ええ。
そんなある日、母から深刻そうな声で電話が来ました。イチゴは腎臓がよくないのですが、病院でもらった薬を飲むのをとても嫌がるとのこと。毎日飲ませないと死んでしまうのだけど、嫌がるのに無理やり飲ませ、無理やり生き延びさせるのは母自身の自己満足なのではないかと母の声は暗く落ち込んでいました。
そのとき、私はなんて答えたのでしょうか。正確には覚えてませんが、母親だけでなく、私もイチゴには生きてほしいと思うと答えたような気がします。母だけでなく私のわがままでもあると。結局、無理に飲ませることになりました。腎臓がよくないので大好きな煮干しも食べられなくなったイチゴ自身はどう思っていたのか、今でもわかりません。
その後、1年ほど過ぎたでしょうか。母から短いメールが来ました。「イチゴが逃げた」
たしか夕方でゼミ中だったと記憶しています。メール見て、ゼミを抜け出し、母に電話をかけました。
事情を聞くと、昼前に洗濯物を干すためにサッシを開けたところ、イチゴがベランダに飛び出したようです。そのまま木を伝って降りて見えなくなってしまったと、すぐに外に出て探したのだけど全然見つからないと、途方に暮れているようでした。
ごめん、すぐには帰れないと私は返事しました。そう返事したことを今でもはっきりと覚えています。大学と実家は飛行機の距離でしたし、卒業に必要なレポートの締め切り日も迫っていました。最終的に帰省したのは、電話から2週間後の土日になりました。そして、その間、母に電話もメールもできませんでした。結局連絡せずに帰省し、母を驚かせることになりました。
母は意外と元気でした。急な帰省で驚いてはいましたが、何のこだわりもなく温かく迎えてくれました。とはいえ、もちろん忘れたわけではありません。夜に二人で軽くお酒を飲みながら話をしました。
近所に写真を持って聞いて回ったこと、首輪をしているから野良と間違えられることはないであろうこと、それでも見つからない可能性が高いこと、薬を飲んでいないので半分諦めていること、年寄り猫だったので覚悟していたこと、そして、悲しいけれど目の前で死なれることの悲しさと比べるとまだましであると気丈に話していました。
次の日、私も母と一緒に近所を回りました。もちろん、見つかりませんでした。
今私は就職し、一人暮らしをしています。しかし、ペットを飼うことは今後もないでしょう。母もペットを飼うことはないと断言しています。この前気づいたのですが、母のスマホの待ち受けが、先日生まれた姪っ子の写真になっていました。元気におばあさんをやっているみたいです。姪っ子にはおばあさんと呼ばせず、下の名前で呼ばせるつもりのようです。
私も、姉から送られてきた姪っ子の写真を待ち受けにしました。今度、姉の家に遊びに行く予定です。もちろん私も下の名前で呼ばせるつもりです。
スマホの中のイチゴの写真は、日々増えていくたくさんの写真に押されて奥へ奥へと流れていきます。だから私は、今日もネット上でかわいい猫画像をあさります。特に太めの黒猫が大好物です。
今日は8時15分、遅くとも20分にはうんちする予定。誰一人僕のうんちに手を出せない。
排便のために誂えた要塞の中で生命の痕跡は生み落とされる。立ち上る生命の狼煙、それは明日のうんちを呼び覚ます照明弾なのだ。
女たちはうんちの仕上がりばかりを気にしている。照りが出れば喜び、五穀米が未消化なら肩を落とし、何事もなかったかのようにざぶざぶと水に流して立ち上がる。目を伏せて換気扇のスイッチに手を伸ばす仕草はまるで不貞を恥じるかのようだ。なんたることだ。ああなんたることだ!
私は本日8時20分までにうんちをする。たった今、我が忠実なる大腸が水を吸っているだろう。うんちの水は腎臓へと運ばれ、やがて尿道から再帰的に放たれ、うんちに静けく寄り添うだろう。大腸1500mm、その長さのすべては8時20分のために。そのとき私はうんちのすべてを感じることになる。俗世を離れ、うんちの菩提を得るだろう。その覚悟すら私にはある。