はてなキーワード: 義捐金とは
茅ヶ崎商工会議所青年部では、これまで皆さまからの義捐金の寄付等さまざまなご支援・ご協力により、東日本大震災で被災された、宮城県南三陸町の方々に対する支援活動を行ってきました。この度、当青年部では南三陸町復興支援プロジェクトチームを結成し、新たな支援の取り組みとして、ご家庭などで不要となった「金属・金券」の寄付を募ることといたしました。寄付いただいた「金属・金券」は後日市内リサイクル業者により現金化して、市内和菓子業者にお餅を発注します。そして、年末にプロジェクトメンバーが南三陸町を訪問し、同町内の仮設住宅で暮らす被災者の方々へお正月用のお餅としてお贈りいたします。皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
日時平成23年12月17日(土曜日)10時から15時まで会場茅ヶ崎駅北口ペデストリアンデッキ (バス・電車等公共交通機関をご利用の方)
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金券 商品券、テレフォンカード、図書券、切手、はがき、ビール券など(未使用のもの)
(※)ボランティア運動の性質上、今回の募集は換金率の高い上記金属に限らせていただきます。鉄・ステンレス等の金属は運搬・処理等にコストが多くかかるため募集はいたしません。
問い合わせ
家庭が貧困の原因という論に賛成。
いまの日本は大抵の子は航行まで進学できるけど
そのわけは、地方での職業には高い学識を必要としない仕事が多いため。
大都会のわけはその逆。
町が都市化するというのは、その分多様な職業が増える、必要とされることだから
その町では従来のやり方が通用しなくなる可能性が高いということ。
高齢者の方々にまでその試練は割り振りされる。
町は今度は痛みを伴う改革の波にさらされるということだ。
その中で、多大な支援金・義捐金を戴いておきながら
そのオカネで従来どおりの生活を再建しようとする者もいる。
当人はそれで満足かもしれないが、その周囲は変化の波にのる。
これを機に一挙に挽回してやる、町の中でのポジションを従来よりも
高いところに押し上げてみせる。そういう気概が震災地であふれている。
そのなかで、従来どおりの生活しかしようとしない者は
打破できるできないの話ではない。やるか否かの話だ。
ここにきて高齢者による保守的な姿勢は、復興のうえに胡坐をかくごとく
これは本気で変化の波に乗ろうとする者の足枷となる。
それは教育にも影響する。
変化を望まない者、危機的現状を打破しようと試みない者
そういう者達を町は望んでいるということになる。
応えられない。自身で創造することができない。
そういう人間を町は量産することになる。
あるいは、自身の育ってきた環境とネットで知った世界の現状とのギャップに困惑し
田舎暮らしをしてみた観想として、田舎ほど人間を育てる環境に適していない。
逆だと思われるかもしれないが、田舎は人間を人間と見ていない節がある。
人間とは、○○のお子さん、○○の親戚、という位置づけがなければ社会的に認められない状態が常態化している。
なぜならすでに大きな家父長制度的なシステムのなかに自身が組み込まれているからだ。
それ以外の思想、日常を排除しようとする。
http://anond.hatelabo.jp/20110612190356
仮設住宅って調べると、光熱費や家賃もかかるし、食費もかかる。
避難所で受けられていた衣食住のうち食についても自家調達できるって配給対象外になってしまうんだってね。
あとは、どうしても避難所ベースで情報が伝わるので右往左往してしまうとか。
ただでさえ、家やら家財一式流されて、義捐金の配当も有耶無耶で生活のための資金が底をついているのにひどすぎる。
せめて復興支援のうち後片付けを有償で行えるようにできれば、
故郷を離れずに生活を立て直す見通しができるのにと思う。
(今と比較するとお粗末な運営体制とはいえ)日帰りボランティアもあったし、
大阪とか京都等勤め先が被災していない場合は単身赴任状態もできた。
付加価値の高い錦鯉や高級・高品質コシヒカリの生産地だったので、家業をやめてしまった率も比較的少なかった。
自治体としては村ではあったけど再生に向けて銀行から融資を受けられたのだから、
会社のように定期収入ではないけど年収だとすごいんじゃないだろうか。
(本当は家業をやめないでいられるのが一番いいのだけど)
全文版をひととおり読んだ。
リミット値を再設定して実行→異常終了を繰り返していたり、障害箇所は違うようだが、義捐金、リミット値越えという意味では同じ障害(「B社」)が続いて起きたりと現場の迷走ぶりが伝わってくる。手動オペレーションに切り替えた時点で、原発に例えると原子炉の海水注入くらいの事態なんで、まああれでよく収めたものだと思う。現場は実に良く頑張った。報告書の改善案の「人材の育成」って難しいことをいうなぁ。ああいう状況で的確な対処ができる人材なんかそう簡単に育成できるわけはない。じじつ、今回、教科書的な対応ができた人間は社内のどこにもいなかったということではないか。一体誰が教育すんの?っていう話。むしろシステムの構造にメス入れんといかんと思う。リミット値越えごときで「異常終了」してまるごとアウトになる設計がどうかと思う。夜間バッチもコミットする単位を細切れにするとかちょっと考えてあげろと言いたくなる。夜間バッチ突き抜けなんて絶対起しちゃいかん。これでは運用側の人間がかわいそうだ。原発もそうだが、そろそろ日本のあらゆるインフラを無責任でアホで「落ち着いて行動」しすぎのトップとマニュアルロボット的な現場運用者(こちらも無責任)でも動かせるシステムに作り変えていかなくてはならない。そしてシステムを作る側に企業や国家の叡智を結集すべき。悲しいことだが、「優秀」だった日本も遂にそういう時代になったということ。
東日本大震災が起こってからはや1ヶ月。この1ヶ月に様々な形で募金をした人も多いと思う。
一番ポピュラーなところでは日本赤十字社だろうか。日本赤十字に「義捐金」として送られたお金は、後日、被害にあわれた方々に配付されることになっている。その義捐金の配付がついこの間はじまったというニュースを見た。多くのお金が集まったものの、被害の状態を確認するのが難しいため、なかなか配付に踏み切れない、というのが現状のようだ。その「義捐金」とは違い、現地で活躍するNGOなどを支援するために出すお金のことを「支援金」という。その「支援金」のプラットフォームの中にどこかの新聞でも紹介された「Think the Earth基金」というものがある。
http://www.thinktheearth.net/jp/info/2011/03/-think-the-earth.html
仕組みは、「Think the Earth基金」にお金を募金→基金を設置した団体が選んだ、現地で活躍するボランティア団体にそのお金が分割されて寄付。
というもの。前置きが長くなってしまったが、ここからが大切。この「Think the Earth基金」を設置するNPO団体「Think the Earth」がどうも怪しい。
公開されている2009年度の収支決算表を見ていただきたい。(PDF注意)
http://www.thinktheearth.net/jp/about/whatwedo/ar2009.pdf
注目して頂きたいのは「事務局管理費」事務局賃貸料が120万円、事務局経費が48万円、人件費が540万円となっている。合計708万円。
で、収入である会費・協賛金・寄付金の合計が約760万円。ん?寄付したつもりのお金の優に90%以上が管理費に使われてしまっているのである。事業収入をあわせても、だいたい40%が管理費に消える。このNPOが報告書通りに活動しているならば、寄付したお金の60%しか事業に使われないということになる。これは日本ユニセフもビックリの数字である。
(何かとネット上で批判されることの多い日本ユニセフの管理費は2%以下)
http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_keisan01-2009.html
でも、ご安心してください!
「think the earth基金」に関してはほぼ全額が各団体に寄付されているそうです!
http://www.thinktheearth.net/jp/info/2011/04/fund1.html
世の中にはボランティアを好きではない理由はいろいろあると思うけど
自分の場合ボランティアをなんだかストンと受け入れられない理由は
行動根拠がうすいから。
善意ってのは結局「余裕がある」ときじゃないと生まれないものじゃないか。
ってことはもしかすると、みんなから余裕がさっぱりなくなったら
今ボランティアで成り立ってるものが成り立たなくなる可能性がある。
そんないつパタンとなくなってしまうかどうかわからないもので動くより、
今ボランティアでやっていることが全部「仕事」になったら、どうなるか。
きちんと「復興支援スタッフ」として雇って、集めた義捐金で日当を支払うようにする。
そうすれば義捐金の使い方としては真っ当だし、ある意味平等な配当だと思う。
働けない被災地の人はもらえないの?と思うかもしれないけど、
全部それにつかえといってるわけではないので、そこらへんはうまいことどうにかしてほしい。
もちろん他の地域から来た人へも、きちんと雇って給料を支払う。
その人が「いやいらないよ」というなら、もらった給料をまた募金するか、
支援物資を送るのに使うかは自由だし、全然自分の好きなことのために使ってもいいと思う。
お金だけ稼いだところで何にもならないと思う人もいるかもしれないけど
お金がなくて困ることは山ほどあるけど、
ボランティアなんてあやふやなものじゃなくて、やるべきことはきちんと
「それは今やるべきものだ」と認定して、それの成果を認めて進んでいく方が
ずっと効率的なんじゃないかな。
以下は、私がmixiの「友人まで公開」日記に載せたものが元になっています。読みづらい箇所や語調の不統一などもあるかと思いますが、最後まで読んでくださると有り難いです。
2011年3月11日、東北関東大地震発生。ソーシャルメディアはブログからSNS、そしてツイッターなどマイクロブログと一般に広がっていきました。今回の大震災、特に福島原発事故での情報においてツイッターの果たした役割はどうだったでしょうか。本来は正確で偏りのない一次情報が期待されるソーシャルメディアなのですが、実際には超強力な
として機能してしまったのです。911の時は正確な一次情報を伝達したソーシャルメディアが、311ではそうなりませんでした。それどころか、従来マスメディアと同様に嘘、偽り、大げさ、憶測に基づいた情報が即座に、それこそ秒単位で拡散し、人々を不当な恐怖に陥れたのです。
極めて鋭い分析。震災発生から10日後の記事ながら、以後その通りに事態は推移している。
ネット上でウワサがはびこるのは、現状が正確に伝わっていないことが一番の原因のようだ。直接足を踏み入れると、ネット上の情報とは大きく乖離(かいり)した現実があった。
顕著なのは次の一例。
片山善博総務相は3日のNHKの番組で、東日本大震災で日本赤十字社に届いている義援金の被災地への分配について「政府で何らかの目安をつくり、早めに配れるような基準を示したい」と述べた。日赤と関係自治体間では調整に時間がかかるため、異例ながら政府が差配することになった。片山氏は「本来は自主的に民間団体や関係県で配分額を決めるのが一番よい。政府の介入はできるだけ避けたい」と述べながらも、「青森県から千葉県に至る被害があり、(当事者間で)どう配分するかは非常に難しく、うまくいかないようだ」と指摘した。
本来は赤十字と各県の当事者で協議し分配すべきだが、被害地域が余りに広汎なのでそれでは時間が掛かる、だから政府が分配に介入する、というもの。義捐金がなるべく早く分配されるようにするための、被災地のための措置だ。しかし、これを影響力のあるバカが曲解し、曲解が拡散した。
56万人のフォロワーを有する宇多田ヒカルのこのツイートを、100+人(数万人!?)がリツイートし、数十万人の目に触れた。そしてこれをネットメディアまでもが取り上げ記事にした。
ここまで拡大すると、バカの連鎖はもう断ち切りようがない。そして、フォロワー100万人を有する孫正義の発言はより有害だった。
100億円の寄付は立派だったが、これは最低だ。自分が影響力ある素人であることを自覚せず国民を煽動するのは、百害あって一利ない。素人感覚の政策提言が如何に危険かを、国民はこの1年半で民主党から学ばなかったのだろうか。
自分の頭で考えることなく、音楽家は原発に反対することが使命だと勘違いしている、最も滑稽な例。
現在も盛大に進行中の流言飛語は壮大な共同犯罪であり、誰か一人の主犯を特定することは出来ない。しかし、少なくとも最大の元凶の一人は間違いなく上杉隆だ。
27日の東電の記者会見で、3号炉についての資料が配られたときに、私はプルトニウムについて書かれていなかったので、おかしいなと思い「3号炉でプルトニウムについて検出されていないというのは本当ですか?どのくらいの期間、検出されていないのですか?」と聞いてみました。東電は「検出されてない」と回答したので、「もしかして検出していないんじゃなくて、測ってないのではないですか?」と確認したところ、うわっとなって、結局、測っていないのでもなくて、そもそも計測機を持っていないということがわかったのです。
記者会見では、何でプルトニウムについての記載がないのかを東電の広報担当者も記憶していなくて、咄嗟に「検出されてない」と答えてしまったが、よくよく調べたら計測していなかったということだろう。嘘と言えば嘘かも知れないが、大した問題ではない。
東電の社長はどこにいったのか?ということですね。〔…〕会見では嘘をついていたんですよね。前々から入院という噂は出ていましたが、実は過労で休んでいた。今度は、それを入院と偽っているという。全部、ウソ。これらが象徴的ですね。
社長の所在がそこまで大問題だろうか。
数日前の深夜、Ustreamで東電の記者会見の生中継を見たが、完全に糾弾と吊るし上げの場になっていた。記者たちはネチネチと追及し、東電は平謝りという構図。東電は戦場にいるようなものなのだから、資料の記載漏れとかその場でパッと答えられないこととかは、幾らでもあるだろう。それをああも糾弾されたら、東電が極めて臆病になっても無理はない。臆病になればついついその場凌ぎの受け答えに逃げたくもなる。上記の2つの事例については、そういった背景も考慮すべきだろう。
地震が起きた後のその早い段階で、政府やメディアは「安心、安心」と言っていましたが、私は、2日目にメルトダウンの可能性がある、と言いました。なぜならば、当時、ニューヨークタイムズもワシントンポストもメルトダウンの可能性があると書いていたし、フランスの新聞社やイギリスのBBCもそう言っていた。だからメルトダウンの可能性もあるから最悪の事態を想定して対応するべきだと言った。
今回、海外メディアがどれほどデタラメだったかは以下の記事を参照。
避難地域も指定していなかったから、30kmまで広げるべきだと言った。実際に、大丈夫だったら、範囲を戻していけばいい。しかし、政府は逆をやっている。だから、これはおかしいからやめた方がいい、と言い続けた。
避難指示には効果と弊害があるため、避難区域の設定には慎重でなければならない。住民の健康被害を予防するためにやや広く設定すべきだが、余りに広く設定し避難する必要のない人まで避難させると、徒に不安を煽るだけでなく農工商などの経済活動に打撃を与えることにもなる。
リスク管理はイエスかノーかでやっちゃいけない。絶対安全を求めると、むしろ全体のリスクが増大することがある。一つのリスクを減らそうとすると、別のリスクが出てくる。だから異種のリスクを定量的に評価して、その間のバランスを、ほどほどのところに求めるってのが、リスクベネフィットの考え方なんだよね。
それでも結局、避難区域が、2kmから3kmになり10kmになり20kmになり、そして30kmになった。アメリカは50マイル=80kmの避難指示を出しているのに、日本人は今のままで大丈夫だと言う。この件については、一週間前に、一度、枝野長官に質問したんです。「日本では避難区域が30kmですが、他の国は80kmと言っています。これでは30km~80kmに住んでいる日本人は不安になるんじゃないですか。私は日本政府を信じたいから、今、オバマ大統領が会見で80km避難指示を出しているけれど、もし自分たちの判断が正しいと思うのであれば、アメリカ政府に抗議をしてください。日本政府として。そうじゃなかったらおかしいでしょ?」と。すると、枝野長官は「日本の評価と世界の評価は違います」と言ったんです。私は「そんなはずはないでしょう、原子力で(苦笑)」と。
福島第一原発の事故に伴い、米政府が原発から半径80キロ圏内に住む米国人に避難勧告を出した根拠は放射線量などの実測データに基づくものではないことがわかった。勧告の根拠となった米原子力規制委員会(NRC)の勧告は、仮想の事故シナリオによるものだったという。NRC幹部が7日、外部の専門家で構成される委員会で語った。
先月16日に出されたアメリカ政府による80キロの退避勧告は、日本政府が出した20キロから30キロという退避勧告とは大きく違ったことから多くの疑念や不安を呼びました。
Japan's 12-mile evacuation policy appears "sufficient to minimize public-health impacts," based on available data concerning radiation and dispersal, Mr. Kerekes said.
Rep. Ed Whitfield (R., Ky.), chair of the House Energy and Power Subcommittee, told Dow Jones Newswires that "Japan had the expertise to deal with this issue and they had the scientists who understood nuclear energy," but added that the U.S. has "a right to be involved to protect American citizens and do what we want to do."
原発の80km圏内からアメリカ人が全員避難したとしても、日本及び地域経済への打撃はないに等しい。また、たとえあったとしても、他国の経済のために自国民を(極めて低いとはいえ)危険に曝すわけがない。自国たる日本と他国たるアメリカとで避難区域の設定に相違が生じるのは当然だろう。
またその翌週に「間違っていたじゃないですか。30km以上の範囲でも放射性物質は観測されているし、東京に放射性物質は絶対に来ないと言ったのに来てるじゃないか。政治は結果責任だから、それはきちんと謝るべきだ。訂正しろ」と言ったら、「そんなことはない」と言う。さらに「30kmどころか40kmポストでも出ているじゃないか。ちゃんと訂正しろ」と言ったら「ちゃんとペーパー(書面)で出してください」と言われた。
「30km圏外でも放射性物質が観測された」と「30km圏外でも健康に直ちに影響を及ぼすほどの放射性物質が観測された」は全然違う。そんなことを言ったら、福島の原発事故による放射性物質は海外でも観測されている。
結局、政府や東京電力に都合のいい情報を入れている、というのが一番危険な状況。最初から「最悪の事態もあり得ますよ」と言っている人はメディアには出られない。ただ、可能性を言っているだけなのに、そういう状態は異常です。
戦慄するほどの陰謀論だ。
東京電力だけがいろいろと隠し事をしているわけではないようにも思えます。保安院や政府も結託して、我々一般国民にさまざまなデータ隠しをしようとしているように思えてならないことが多いのですが、こと放射線に関しては測定器が広く行き渡っていることもありますし、積極的に自ら集めたデータを公開する科学者もどんどん増えてきている昨今ですので、どんなに隠してもほとんどのことは数時間から遅くとも数日のうちには暴かれてしまいます。ここは姑息(こそく)な隠し立てをすることなく、すべてのデータを迅速に公開し、国民が一致団結してことに臨むというのが唯一の正しい対処方だと思います。早速、明日の朝から姿勢を変えていただきたく思います。
しかし、この記事でデータが利用されている東大教授の早野龍五(前回の日記でも登場)は、「3/15朝から現在に至るまで、原発から大気への大量放出は起きていない」と断言している。
また、早野はこうも呟いている。
(データを見る.あれこれ見る.いろんな人が測ったデータを多角的に見る.すべてを統一的に騙すようにデータを捏造することなんて出来ません.しっかり見ていれば,嘘があったとしても,いずれバレます.)
一見するとガジェット通信の論調と同じだ。しかしここ数日の文脈からして、早野は恐らく「データの完全偽装なんて無理なんだから、懐疑精神は大事だけど、そんなに疑心暗鬼にならなくても大丈夫」ということが言いたかったように思われる。
ちなみに、早野の一連の呟きは-Togetter - 「@hayano 氏による連続tweet - 福島で 3/15に何が起きたか?」に纏められている。
この独自措置の根拠になったと思われるのが、次の記事。-グリーンピースも似たような提言をしているが、ここまで断言していない。
東京電力福島第1原発の事故で、高濃度の放射性物質が土壌などから確認された福島県飯館村の汚染レベルが、チェルノブイリ原発事故による強制移住レベルを超えているとの試算を、京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子炉工学)がまとめた。
福島第1原発の北西にある福島県飯舘村の一部の地域では、屋外にいると約3カ月で推計最大95ミリシーベルトの被曝(ひばく)線量になり、避難や屋内退避が必要だとする調査結果を今中哲二京都大原子炉実験所助教(原子力工学)らがまとめた。
福島第一原発事故により土壌が汚染された影響で、原発から30キロ圏外の福島県飯舘村では爆発から3カ月後も、最高地点では平常時の約400倍の放射線が出続ける可能性のあることが、京都大や広島大などのチームによる現地調査で分かった。この3カ月間の放射線の積算量は、国が避難の目安として検討中の年間20ミリシーベルトを超える値だ。国などの測定でも、汚染は30キロ圏内外で確認されており、今回の調査で汚染地域が不規則に広がっている実態が改めて浮かび上がった。
京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子力工学)や広島大の遠藤暁准教授(放射線物理学)らは3月下旬に飯舘村を訪問。村内5カ所で深さ5センチの土を採取し、セシウム137などの濃度を分析した。調査地点は全て30キロ圏外で、道路沿いの集落を選んだ。
すべて京大助教の今中哲二の調査。この今中なる人物、どうも胡散臭い。-J-GLOBALの研究者情報によると、1950年9月生まれの60歳。理系業界には疎いので断言は出来ないが、途中どこかの企業で研究していた形跡もなく、60歳の助教でさしたる研究業績なしというのは研究者としての実力をかなり疑わせる。また、原子力安全研究グループHPでは、今中の主要業績として『反原発新聞』への寄稿を紹介していることなどからも分かるように、明らかな反原発論者。今週末にも「周辺住民の避難拡大!脱原発への転換を!4・9緊急大阪集会」で講演したという。
つまりどこをどう見ても、政府やその他多くの研究者よりも公正で信頼できる情報を提供できる人物とは思われない。問題は、こんな人物の情報が政府発表よりも説得力を持ってしまっているということにある。
震災以来、複数のメディアでコメントしている東京女子大教授の広瀬弘忠は、去年5月に興味深い解説をしている。
現代人は今、危険の少ない社会で生活している。安全だから、危険を感じすぎると、日常生活に支障が出てしまう。だから、危険を感知する能力を下げようとする適応機能が働く。これまでの経験から「大丈夫だ」と思ってしまいがちだ。これが「正常性バイアス」と呼ばれるものだ。強い正常性バイアスのために、現代人は今、本当に危険な状態でも「危険だ」と思えない。チリ大地震の津波が押し寄せているのに、見ているだけで逃げない人の映像が日本でも流れた。強力な正常性バイアスの例と言える。
この解説そのものに異論はない。しかし、上記の文章は次のように書き換えることもできる。
「日本人は今、1ヶ月前に比べて危険の多い社会で生活している。危険だから、安全を感じすぎると、日常生活に支障が出るかも知れない。だから、危険を感知する能力を上げようとする適応機能が働く。この1ヶ月間の経験から「大丈夫じゃない」と思ってしまいがちだ。これが「異常性バイアス」とでも呼ぶべきものだ。強い異常性バイアスのために、現代人は今、本当に安全な状態でも「安全だ」と思えない。被災地以外では食料が不足していないのに、不安のあまり買い込んでしまう人の映像が日本中に流れた。強力な異常性バイアスの例と言える。」
このように、現在の日本では「正常性バイアス」と逆の「異常性バイアス」が作用しているように思われてならない。広瀬は「正常性バイアス」にしか言及していないため、あたかも人は安全を感じ過ぎることはあっても危険を感じ過ぎることはないかのようになっているが、そんなことはないだろう。「正常性バイアス」にせよ「異常性バイアス」にせよ、人が周囲の状況に惑わされ判断を誤ってしまうことでは同じだ。そのことは広瀬も認めている。
東京女子大の広瀬弘忠教授(災害・リスク心理学)は「大地震が起こると、被災地より周辺でデマや流言は起きやすい。『この先どうなるか分からない』という不安に支配されている」と分析する。
東京女子大学の広瀬弘忠教授(災害・リスク心理学)は「被災地で厳しい状況に置かれており、普段から抱いている不安や恐怖が流言として表れている。メールやインターネットの普及で流言が広域に拡大するようになった。行政は一つ一つの事実を伝えることが大切で、個人は情報の発信元を確かめ、不確実な情報を他人に流さないことが必要だ」と指摘する。
ガジェット通信は先日、後述する日本気象学会理事長のコメントをこう批判した。
確かにでたらめな情報は困りますが、まったく情報が出てこない状態というのも困ります。理事長メッセージから想像するに信頼できる気象観測データの収集が難しい状態なのかもしれません。しかし、放射性物質による汚染に関しては「今、どのような状態にあるのか」「これからどのようになるのか」についてしかるべき情報が示されないと、いつまでも不安が拭い去れないのではないでしょうか。また、情報公開できないのであれば、何故公開できないのか教えて欲しい。その「公開できない理由そのもの」もひとつの大事な情報です。「一般に伝わらない」ところでは、議論がおこなわれているのでしょうが、その議論の過程だけでも公開してもらえれば、安心につながるのではないかと思います。
ガジェット通信に限らず、現在日本の至るところで見られる意見だ。「政府や東電はより多くの情報を公表すべきだ」と。しかしここには、人は与えられる情報が多ければ多いほど正しい判断が出来る、という大いなる幻想がある。
被災者でなくとも、人が情報の収集と分析に用いることの出来る時間や手段は限られている。また、たとえ時間と手段があったとしても、その情報が正しく信頼できるかを判断するには専門の知識と訓練が必要だ。情報を収集分析するための知識も訓練も時間も手段も乏しい大多数の人が、正しい判断を下すことは極めて難しく、何も決断しないどころか周囲の状況に惑わされ判断を誤ってしまう。
与えられた情報が多過ぎると正しくない情報と正しい情報を仕分けするのが大変です。
冷静に。正確に必要な情報を手に入れて正しい行動をとって頂きたいと切に願います。
つまり、過剰な情報が「異常性バイアス」を強化し、不安やデマを拡大させてしまう。より多くの情報公開が不安やデマを解消する、という通念は全くの幻想だ。
日赤の義捐金が原発による避難地域にも配られることへの反発が出ているという。
>義援金がどう使われたか説明を求められたときに、何割かがTEPCOの補償に行ったと説明したら、十中八九は返せと言われるだろ。義援金配分に政府が介入してこうした結果になったなら、僕は二度と民主党には投票しないだろう。イェールだけで4万ドル近い義援金集めたし、これからも増える予定なのに 約17時間前 webから
>赤十字を経由する義援金を集める活動を行ってきた立場からすると、事実上「東電への補助金」に化けてしまう義援金配分のやり方はサギだな。放射能汚染は人災だし、汚染者補償原則を完徹すべきだろう。何バカなことやっているんだ。 約17時間前 webから
junsaito0529(斉藤淳「奥羽越復興同盟」を呟く政治学者、エール大助教授。元衆議院議員、元平岡塾講師。山形県酒田市生。)
私も海外で義捐金を集めてきた。しかしその街頭で人々から受けた応援や心配からすると、原発の避難地域に送られたということに反発する人は十中八九いない。実際、多くの人は原発の状況を心配し、そして東電に対して怒っていた。あと個人的には私自身は、原発の避難地域に親友がいたからこそ、本業を放り出して、街頭に立ち続けたし、チャリティーイベントも企画に加わった。もしもこれで集めた分がまったく避難地域に行かないのだとしたら、私が集めた分を返してもらいたい。そんなばかげたことは本当は言いたくないし、こんなtweetを見るまでは、すべての被災地のためにと思ってやってきたのだけど。
イェール大学の募金団体には福島県民はまったく関わってなかったのか?斉藤先生自身が司会を務めた、募金のためのシンポジウムは"Symposium – Earthquake, Tsunami, and Nuclear Crisis: Analyzing Disaster in Japan"というタイトルだった。このシンポジウムで募金した人々はNuclear crisisのために募金してないという扱いなのか?
もちろん斉藤先生は「TEPCOの補償に行った」などといったら反発するだろうと言ってるわけだ。でも、今は単に原発の問題による避難も全壊と同じ額で義捐金の配分を付けるといってるだけで、そもそもそれを「TEPCOの補償に行った」と読む時点で斜め読みすぎるだろう。少なくとも今は、誰もそれで東電による補償の見積もりを減らすなんて言ってない。(なんで日赤がそんなことを決められるの?たとえば浜通りへの義捐金も同じような文句を付けるの?)たしかに今ここで日赤から現金が供給されることで、放っておいたら栄養失調するはずの人たちが助かり、その分だけ結果的には東電が補償するべき金額は減るだろう。それは本来的な意味でモラルハザードを招く。けれどもそのモラルハザードを防ぐために、彼らを放っておくのか?モラルハザードを防ぐというのは、厚生を高めるための手段にしか過ぎないのに。
そもそも東電が直接現金を配り始めるまで、福島の避難民は放っておけということ?
>全壊とみなすのなら、津波流失家屋と同様、超法規的に滅失登記をすべきです。
@keyaki1117 笹山登生(ウォッチ・アナライザー。元衆議院議員ですが今は政治政策以外色んなことに口出してます。最近「シカゴ・オプション売買戦略マニュアル」http://bit.ly/es0jVM を書き上げました。プロのトレーダーに好評。)
ただ単に同額というだけだし、そもそもなぜ政府でもない日赤の分配額が同じというだけで、物理的になくなってもない家をたった35万円で失わなければいけないんだ?
それに、もしも放射能のリスクがなくなって物理的に住めるようになったら、それはそれで避難民にとっては幸いなことで、祝うべきことでしょう。
いまの35万円は当座の避難費用ということだろうに。避難民など体育館とか公の避難所で十分というのならまだしも、まずは他所の土地に行ってアパート探して早く落ち着きたいところだし、実際そうしている。そうなったら他所の土地で仕事が見つかるかわからないから、ある程度の支度金はいるだろうさ。そして、その支度金は全壊住宅だろうが避難地域だろうが変わらない。
斉藤先生個人のことを言えば、このtweetと平行して、やたら相馬の野間追がなくなることに同情している。けれども野間追がなくなるのは、津波のせいよりも放射能のリスクのせいのほうが大きい。(津波で小高や原町の海岸沿いはやられてるけど、その津波だけなら規模を多少縮小すれども開催できたはず。復興の意気をあげるためにも。)もしも相双を同情するのなら、避難地域に日赤の義捐金をやるなというだけでなく、避難してる住民たちがましな生活を送るための支援を日赤に頼らず自分たちでもしようという一言があってもいいんじゃないか。それがなぜ、東電をこらしめるために、避難民には金やるなというだけになってしまうのか。(「奥羽越復興同盟」が会津を見捨てた「列藩同盟」のもじりで、今度は相馬中村藩を見捨てるという意味じゃないことを願う。)
あーきめえ。
本当にこの、ここ最近の、カッペによる手を変え品を変えの東京コンプレックス・東京憎悪がきめえ。
都民が、根本的に被災地のことなんか考えていないというのは、震災直後のガソリンやトイレットペーパーの買占めで証明されているわけで、やっぱり被災地から動けなくて苦しんでいる人がたくさんいることよりも、自分の車にガソリンが入っていないことのほうがずっと耐えられないというのが、それが都民なのだ。
俺の住んでる県でも起こってたけどねえ?
お前の住んでる県と県民は東京と都民が出したより多く義捐金出してるんだろうな?
石原が都内の赤ん坊いる家庭にペットボトル1本配ったのがそんなに許せないのか?
それを非難するならお前のとこの県知事は県民の赤ん坊の一本の水も取り上げて福島に送ってるんだろうな?
ここが一番許せねえな。
お前のしょーもねえくだらねえ下品で浅ましい逆恨みの東京コンプレックスのご開帳のために
被災者をダシに使うんじゃねえよ。
そもそも福島の皆さん以前に、お前のその劣等感に満ちたくだらねえ主張は
得てねえだろう。
地方に住んでようが都会に住んでようが、まともに暮らしてる人間はそこに満足して誇りをもってるよ。
よその都市に偏執的な関心を寄せて、憎んだり誹謗したりはしない。
お前のような、地方在住者の中でも特別特異に心の貧しい都市嫉視者を「カッペ」という。
何が宣戦布告だ。
お前は東京が気になってたのに勇気や学力が足りなかったせいで上京出来ず
その後それを劣等感に育て上げて後悔し続けてるだけだろうが。
いやほんとに。
それを、都民は裏切ることになる。石原さんを選ぶということは、積極的に投票する人も消極的に白票を投じる人も含めて、
みんなで被災地に「NO」を突きつけるということだ。見切る、ということだ。少なくとも、彼らはそう受け取るはずだ。
最近かなり頭に血が昇ってる反石原クラスタの皆さんもさすがにお前の卑しい論法には賛同しないと信じたい。
だからさ、お前が気に入らない、お前がコンプレックス持ってることについては、
正々堂々「僕が東京を憎んでるんです、憎くて憎くてしょうがない!」って言えや。
それなら少しはお前みたいなショボい奴でも人間扱いしてやらなくもない。
自分の卑小なネガティブ感情を満足させる為に大義名分や他人の威を駆る奴はウジムシ以下だ。
それは、殺意と受けとられるかもしれない。いま政治家や東電に対して向けられている憎悪が、東京都民全体に向けられることになるんだ。
お前のような惨め過ぎる救い難いカッペが同じ列島にいることが怖い。
「ニッポンを一つに」というむず痒いスローガンに付き合うとしても
筆者:田中康夫
本業(東京でのラジオ、TV番組のレギュラー出演と執筆活動)と平行しつつ、「週5日」のボランティア活動。
自分自身の補給地点はは被災地からほど近い梅田のホテルとした。
(阪神淡路大震災ボランティアが過労で倒れた事例を考えるとボランティア地震の休養や補給の重要性に気付いた先見の明を感じる)
移動手段:原チャリ
救援物資:水、野菜ジュース、食糧、軍手、カイロ、バンドエイド、あとは企業からの救援物資(企業名&支援物資については以下にしるす)
救援拠点:カトリック教会の各拠点(自治体は受け入れ態勢がないと断られる)
http://www.benetton.jp/news/2011/03/post-19.html
http://www.jal.co.jp/other/info2011_0314_02.html
http://www.ana.co.jp/pr/11-0103/pdf/11-051.pdf
今度の震災:義捐金一億円、ドライシャンプー、ハンドソープ、消毒剤の提供
http://www.shiseido.co.jp/corp/announcement/20110314.html
http://www.shogakukan.co.jp/news/detail/_id_377016
今度の震災:?
電池やランタンは売り切れ。
夜停電になったらかなり困る。
米やトイレットペーパー、水なんかも手に入らない。
とはいえガス水道電気といったライフラインも(計画停電を除けば)問題なく来ている。
家や家族を失い、未だ不安の中にある被災地の皆さんのご苦労を思えばその位なんでもないだろう。
でも実際多少なりとも不便さを感じているのだから、少々愚痴りたくもなる。
しかし今ツイッター等でそれを口にするのははばかられる雰囲気だ。
「贅沢言ってんじゃねえ。」
「おまえらに電気送るために被災地が計画停電に巻き込まれてんだぞ。」
「おまえらが買い占めるからこっちに物が回ってこねーんだよksg」
等々、いろいろ言いたいことはあるだろう。
だがこっちも生活がある。
懐中電灯と電池位買いたくなるだろうが。
それとも暗くなる前に全ての仕事を終わらせろとでも?
被災者から見たら「被災していない奴から見たら所詮他人事だろ」って言うだろうな。
はっきりいう。悪いが他人事だ。
今は外食屋が通常営業だから特に食料品は買い占めないが、いよいよ食うに困る状況になったら買い占めるだろう。
被災者に聞きたいが、もし逆の立場なら全てを被災者に捧げられるのか?
こんな風に書くと血も涙もない鬼のように聞こえるかも知れない。
少々愚痴位言ったってバチは当たらないだろ。
つーか既に重点的に被災地へ物資が送られているんだろ?
実際どれだけの非被災地民が「買占め」してんのかよ?
むしろ買占めてんのは(軽度の)被災地の奴らじゃないのか?
東北地方太平洋沖地震の募金についてすこし昨日調べてみて、あまりの酷さに溜まったものを発散したくて書き上げた。
まず、この文章は結果的に日本ユニセフをかなり擁護することになるので、自分の立場をひとこと。
あとタイトルはかなり釣った。ごめん。
でもとにかく日本ユニセフ協会にはあまりにも感情的なデマが流れすぎている。
今回調べてみて、やはり今回の震災の件で日本ユニセフ協会に寄付をするのは適当ではないと思いました。(あえていうなら子供を長期的に重点的に支援したい人にはいいのかもしれませんが。) アグネスが嫌いだから、という理由で他の団体に募金するのもいいと思いますし、日本ユニセフ協会をdisりたければいくらでもdisればいい。
ただ、現状デマを元に日本ユニセフ協会がdisられている現状は、あまりにも見苦しい。
この記事とかもうね……。 → 【神対応】日本ユニセフ 送られてきた寄付金を一切使わず http://alfalfalfa.com/archives/2705782.html
これも……d:id:manameがツイートしてたからすごく広がってるし。 →ユニセフと日本ユニセフの違いです。俺みた�... on Twitpic http://twitpic.com/49y77p
「日本ユニセフ協会に寄付しない」という結論が正しくても、その根拠がデマであれば意味が無い。
デマがデマを産んでdisが加速していく。放射性廃棄物のクソの山が築かれていくのを見ているようです。少しでも軌道修正ができればと思ってこの記事を書きました。
どこに募金すべきかは……今回であれば日本赤十字でいんじゃないですかね(適当) どちらかというと、普段からどこの団体を支援すべきか、ということをゆっくり考えたほうがいいと思います。
これはその通り。その意味で「同じ団体」といったアグネスの罪は重い。でも、UNICEFのWebサイト (http://www.unicef.org/) のトップページで、National committees for UNICEF として日の丸アイコンがあって、クリックすると日本ユニセフ協会 (http://www.unicef.or.jp/) にジャンプする。UNICEF本体の東京事務所は存在する (http://www.unic.or.jp/un_agency/unicef/unicef_j.html) が、ここから募金ができるわけではない。UNICEF本体が日本ユニセフ協会と別団体であることは正しいんだけど、事実上唯一の窓口であることには違いない。
ぶっちゃけUNICEF本体の東京事務所がなにやってるのかよくわからない。
http://www.unicef.or.jp/about_unicef/index4.html
また、黒柳徹子がUNICEF本体の親善大使で、アグネスが日本ユニセフ協会の大使であるのも事実なんだけど、
http://www.unicef.or.jp/kinkyu/japan/2011_0317.htm
ここを見ると二人仲良くコメントを出している。黒柳徹子とアグネスが敵対してるとかどこ情報よー?
じゃあUNICEF本体から募金しようか。と、さっきの National committees for UNICEF の下に "Donate Now"とあるからクリック。……と、リビアにしか寄付はできない。とりあえず JAPAN を選んで先に進むと……日本ユニセフ協会にジャンプする。日本ユニセフ協会やだー!ってことで"Country not listed" を選ぶと、べつの寄付サイトにジャンプする。ここもリビアへの支援か、寄付先おまかせしかない。しかもドメインは https://www.kintera.org/ だ。キンテラって誰それ。
今日出かけたついでにコンビニの端末から募金できないか確認してみたけど、ローソンとファミマからはできないようだ。このへん当方情弱につき検証希望。UNICEF直に募金できるとかどこ情報よー?それどこ情報よー?
http://www.inv.co.jp/~tagawa/totto/hope.html
この口座のことか。でも、ここに寄付をしても東北には行かない。たぶん。少なくとも100%行くわけではないよね。
そもそも今回の支援に関しては、ユニセフ本部(ニューヨーク)に送ってどうすんの?てか多分ユニセフ本体が募金募集したらドル建てになるよね?円→ドル→円で募金するとかすげえムダじゃね?
http://blog.livedoor.jp/video_news/archives/1640577.html
今回の募金が東北だけに使われるわけじゃない、というのはたしかに聞こえはよくない。もともと既存の国内支援基盤があるわけじゃないから、十二分に寄付を生かせないのかもしれない。そういう意味では今回の東北への寄付先としては適当ではないのかもしれない。
でもUNICEFは震災復興支援の団体じゃないでしょ?そもそもUNICEF(not日本ユニセフ協会)の理念とは、Wikipediaより、
当初は、国際連合国際児童緊急基金(こくさいれんごうこくさいじどうきんきゅうききん、英語: United Nations International Children's Emergency Fund)と称して戦後の緊急援助のうち子供を主に対象とした活動であった[1]。
日本は、1949年から1964年にかけて、主に脱脂粉乳や医薬品、原綿などの援助を受けた[2]。当時は日本も主要な被援助国の一つであった。
緊急援助が、行き渡るのにしたがって次第に活動範囲を広げて1953年に正式名称が現在のものに変更された(略称はUNICEFのまま)[2]。開発途上国・戦争や内戦で被害を受けている国の子供の支援を活動の中心としているほか、「児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)」の普及活動にも努めている。
かつては、物資の援助中心の活動であったUNICEFであるが、生活の自立がなければ無限に援助しても状況は変わらないとの発想のもと、親に対する栄養知識の普及などの啓発活動にも力を入れている。
ってことで日本が戦後復興して以降、そもそもちゃんと子供が飯を食えて、識字率も高くて、他国に比べ相対的に権利も守られてる日本は支援の対象外なんだよ。その意味でいままで国内の支援をしてこなかったことはなにも責められることじゃない。むしろ途上国への募金を募っていたのに「国内に寄付していなかった」とか文句言われていまごろ日本ユニセフ協会のひとはポルナレフになってるんじゃないですかね。
ここもまあ意見は分かれるだろうけど、別に自社ビルじゃなくても賃料は発生するし。たとえば日本ユニセフ協会(本部: 群馬県前橋市)とか(本部: 奈良県十津川村)とかで、しかも本部があばら屋だったらおまえら信用して億単位の募金を任せられるの?群馬と奈良の人ごめん。
あっそ。
まあアグネスは児童ポルノ関連でいろいろあるし、嫌いなのは分かる。もうちょっと「貢献しまくってます」ポーズがあってもいいんじゃないかなー。でも、逆にすっげえ金持ってて素晴らしい人格者がユニセフ大使になって、その後着の身着のまま募金のお願いとかしてたら、「ボランティアこええええ!そんな広告塔の身ぐるみまで剥いでしまうような団体に寄付なんてしねえ!」ってならないかな?支援団体にはそれなりの運営資金が必要だ。25%は多いのかもしれないけど。もし運営になにもか金をかけずに募金活動をしていたら、それは「○○ちゃんを救う会」みたいなリアル募金詐欺と見分けがつかなくなる。
だから、寄付する方として、100%が支援先に使われることを期待して潔癖症になってはいけない。たとえば街頭に立って声張り上げて1万円を集めて100%募金するより、ちゃんと広報して10万円を集めて経費さっぴいて7万5千円を募金した方がいいよね?
このあたり、この記事がよくまとまってると思う。
ただ間違ってはいけないのは、彼らは寄付を集めるためにマーケティングを行っているわけではないということだ。
集めたお金を使って貧困の中で希望を持てずに死んでいく病人達を救うことが目的だ。
そのために、僕のように他の支援団体には寄付したことがない、一種疑い深い人間ともコミュニケーションをとらねばならないし、もしくは他の団体に寄付するのではなく、「国境なき医師団」に寄付をしてもらうようにマインドシフトしてもらわねばならない。
つまり、自分たちの活動が、他の団体よりも効果的かつ効率的であることを正確に伝え、事実として広める必要がある。それがマーケティングを行うということなのである。
(http://blogs.itmedia.co.jp/speedfeed/2010/02/post-d4e6.html)
ちなみに、日本ユニセフ協会は自動的に25%ピンハネしているわけではないらしい。2009年の実績では80.7%をUNICEFに拠出したそうな。(http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_don.html)
けっきょく健全性という点では、他の団体と「同じくらい不健全」じゃあないのかな。で、あたりまえだけど募金先の団体をよく精査しなさい、って話なんだけど、そもそも日本ユニセフ協会を精査できていないわけだよね。ていうかみんなUNICEFのサイトすら見てない。それで他の団体を精査できるの?
そもそも、寄付先を精査する以前に普段から寄付をしている、ということが大切。今回各国が日本の支援をしてくれたのは、「これまで日本が他国を支援していた」という信頼の貯金があったから。
糸井重里は
今回、たとえば、「じぶんひとりを3日雇えるくらいのお金」と考えたら、どうでしょうか。はっきりとした「実力」になると思うんです。
と言ったけれど、毎年そのくらいの金額をどこかに寄付することが大事なんじゃない?NZ地震に募金した?ハイチには?ごめんおれNZには募金してないや。被災国になって、いまからあらためて他国に募金しろってのもおかしいとおもうけど、つぎ世界に何かあった時には、いっしょに募金しようね?
それよりも、このデマを収束させるには恐ろしくエネルギーがかかるだろう。震災復興より難しいんじゃないか。いわれもない誹謗中傷リプライの集中放火にあってさ。だからはてダやTwitterにはとても書く気になれない。こんだけ長文を書いといてなんだけど、ぶっちゃけべつに収束させたいわけでもないし。でも、善意からのデマって、ほんとタチが悪いとおもった。
話はズレるけど、水伝とかが教育に悪い理由にも近い。感謝の気持ちが終わった後には、デマという「事実」だけが残るんだ。放射性廃棄物だね。
日本ユニセフ協会を擁護した記事だけど、個人的には国境なき医師団に寄付したよ。額少ないけど。ワープアつらいです(´;ω;`)
山形浩生が募金した時の話 (http://cruel.org/other/rumors2011_1.html#item2011031501) で気づいたけど、クレカで募金すると当然入金までに時間がかかってしまうんだよね。いままで気にしてなかった。てか今回クレカで募金しちゃった。支援団体が入金予定をもとにリスクで金を使うのかわからないけど、国内のことであれば銀行振込かゆうちょで募金した方ががいいね。カードの手数料ってどうなるんだろ?
黒柳徹子は現在のユニセフ国際親善大使のなかではいちばん古く任命されている。へぇ。
日本ユニセフ協会大使は日本ユニセフ協会から任命されているけども、UNICEFから承認されている。アグネスを大使として支持しないのならば、UNICEF本体にも責任があることになるよね?アグネスが嫌いな人は、UNICEFに抗議文でも送っては?正直あんまり理論立てて非難する文章はおれには書けなさそうだからあきらめたけど。
ttp://nihon9999.blog77.fc2.com/blog-entry-3969.html
704 :伊58 ◆AOfDTU.apk :2008/05/15(木) 07:27:42 ID:GVlcdg2c
阪神大震災の時に、自販機が稼働しているのに硬貨が無くて渇きに苦しんでいる人がいたので
日銀の支店長は、1000円分の硬貨を詰めた袋を4000袋作り「義捐金です」って配った。
そうすると自動販売機から買った飲み物をみんなで回しのみ始めたので、配った人間は感動したそうな。
ついでに2500袋が後日ありがとうございましたと返却された。
義捐金だから返却の必要は無いのだが。
独断専行だって懲戒にしようとした動きがあって
日銀を二分する騒動になった。
地震で困ったことになっているのに、
昨日(6日未明)イタリア中部アブルッツォ州を直撃した地震につきまして、親族や知人の安否確認情報等は次のローマ市民保護当局(Protezione Civile di Roma)までお問い合せください(tel: +39.06.68201 又は +39.06.68203229, e-mail: salaoperativa@protezionecivile.it )。また、イタリア国内からの場合は次のアブルッツォ市民保護当局が用意したフリーダイアルまでお問い合わせください (800.860146)。当大使館でも現時点でのできうる限りの対応はいたします。尚、当大使館は地震で被災された方々への真心の義捐金を募っています。振込み先は下記までお願い致します。
振込先銀行名: 三菱東京UFJ銀行 本店口座番号:当座0143319 名義(カナ):インテーザサンパオロ エッセ ピー ア トウキョウシテン* *振込みに際して、送金者の氏名欄には氏名の後、次の7桁の3001100の番号(募金目的番号)を付け加えてください。
http://www.ambtokyo.esteri.it/Ambasciata_Tokyo/Archivio_News/Terremoto_Abruzzo.htm
ということなんで、直接寄附しようぜ。