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2023-08-02

京都青春18きっぷの日帰り旅行

あくまでも京都駅を起点で考えた場合

大阪発の場合だと、東方向は+30分、西方向は-30分で考えればいいかな。知らんけど。

 

高松

片道4時間

自分的には香川県青春18きっぷを買ったときに必ず行く場所瀬戸大橋を超えるときテンションの高さと、やたらとガタンタンいう音が旅情を誘う。

高松駅前の時点で、うどん屋が多くあるなら、うどんだけ食いたいなら、そこだけで満足できる。

時間かあるなら栗林公園まで行ったり、瓦町の方まで行ってもいい。瓦町FLAGの変わり方を年々眺める楽しみもある。

ちなみにうどんだけ食いたいなら、坂出で降りても良いかも。

 

琴平

片道4時間半。

坂出での接続があまり良くないので、高松に行くより時間は掛かる。

こんぴらさんと金刀比羅宮の観光が主になる。ここも香川なのでうどん屋も多い。

なお、こんぴらさんは奥社まで行く根性はなかったので、御本宮までしか行ったことがない。

 

尾道

片道4時間半。

さすがにしまなみ海道に行く時間はないので、尾道での観光がメインになる。

行きか帰りかのどちらかはロープウェイを使わずに歩き回ってみるのも一興。尾道ラーメンも食おう。

 

鳥取

片道5時間

山陰線経由は接続が悪いので、智頭急行経由が基本になる。

18きっぷシーズン智頭急行フリーパスが発売されてるので、往復で使えればかなり得。

一応、行きは山陰線、帰りは智頭急行というルートの大回りならダイヤ上は割と可能

鳥取と言えばやっぱり砂丘か。駅からはそこそこ離れてるので、バス時刻表を要確認

砂の博物館もセットで行こう。あと、生きたイカをその場で刺身にしてくれる店が好き。

 

城崎温泉

片道4時間

時間があるなら、少し西にある餘部で降りて鉄橋を見て行ってもいいかも。

外湯巡りのフリーパスがあるので、できれば替えの下着を何枚か持っていて、色んな温泉に入るのも楽しい

今の時期だと、すぐに汗をかくから温泉に入る度に下着は変えた方がいいと思うぞ。

ちなみに山陰線オンリーで行くのと、京都線~神戸線播但線経由は、距離が1.5倍くらい違うのに時間10分くらいしか変わらないから、気まぐれで使い分けるのもあり。

 

下呂温泉

片道4~5時間時間帯によってかなり変わる)

上の城崎温泉と行き帰りの時間は似たような感じ。

こっちは温泉には行った後、辺りをブラブラする感じになるか。とりあえず鰻を食う。

 

名古屋

片道2時間半。

京都から意外と近い。時間帯によっては米原での乗換だけで行けるし、18きっぷ初心者にはおすすめ

一応都会なので、目的なくうろついても充分楽しめる。

東海道本線で日帰りで行けるところまで行こうと思うと、静岡辺りが限界か。乗り換えで降りたことはあっても、観光で行ったことはないけど。

 

松本

片道6時間

始発、終電で行けば4時間くらい滞在できる。

松本城に行ったり、街中をぶらつくくらいは全然大丈夫

まあ、一泊して下の安曇野とセットで旅行した方が良いと思うけどな。

 

穂高

片道7時間

水の綺麗さで有名な安曇野の中心駅。

大丈夫、始発と終電で行けば、2時間滞在できるから大王わさび農園くらいなら充分行ける。わさびを買おう。わさび定食を食おう。

ちなみにVAIO本社安曇野にあるので、せっかくだから見物に行っても良いかも。

 

敦賀

片道2時間

新快速の最果て地点で、乗り換えなしで行ける。

もうすぐ新幹線ができるから駅前がスゲー綺麗になってる。

敦賀と言えば原発だけど、美浜原発PRセンターに行くには時間が掛かるし、何よりバスの本数も少ない……。

やっぱり日本海さかな街で海鮮を食うのと、氣比神宮に行くか。

 

西舞鶴東舞鶴

片道2時間~4時間

スムーズに行ければ2時間くらいなんだけど、舞鶴線はとにかく本数が少ないから、計画を立てていかないと最悪4時間以上も掛かることになる。

西舞鶴で降りて、とれとれ市場に行って海鮮を食って、東舞鶴観光する感じか。

なお、東舞鶴にある赤レンガパークと引き揚げ記念館では、戦争に対する空気が違いすぎて笑う。

 

福井

片道3時間

福井と言えば恐竜。ただし、恐竜博物館勝山市にあるから福井から私鉄バスを乗り継いで一時間以上掛かる。

東尋坊は、恐竜博物館真逆位置から、日帰りで両方を回るのは無理だな。

から恐竜博物館コースと、東尋坊芦原温泉コースのどちらを選択する感じ。

福井駅の駅そば結構好き。

 

九頭竜湖

片道4時間半。

福井にある盲腸線九頭竜線終点名前はカッコいいが、何もない。駅前ファミマ道の駅はあるが……。

そしてこんな駅名だけど、肝心の九頭竜湖結構遠い。

九頭竜線は途中の越前大野で降りた方が楽しめそう。

 

金沢

片道4時間半。

観光地が固まってるので、兼六園金沢公園→ひがし茶屋街→近江市場コースは日帰りでも余裕で回れる。なんなら全部駅から歩いて回れる。

ただし、今年は暑いからずっと外にいるのは勘弁したい。

とりあえず着いたらチャンピオンカレーでも食って、海鮮は帰りにするか。

帰路は福井で40分くらい接続待ちがあるから8番ラーメンでも食おう。

 

紀伊半島大回り

京都大阪和歌山紀伊田辺新宮多気亀山柘植草津京都 で一周

合計15時間43分

紀伊田辺で1時間接続待ちがあるから、お昼はそこで。

乗り換えアプリで見ると多気で1時間接続待ちがあるけど、到着後に少し待てば名古屋行きの快速みえが来るから、それで津まで行って、そこで晩御飯を食べた方がいい。

紀伊半島の南の方になると、海岸線スレスレを走ってるから、ようこんなとこに線路が引いてあるなと思う。

なお、白浜の日帰りはどう考えても無理だからパンダが見たいなら泊まるか特急にしとけ。

 

高山本線大回り

京都敦賀金沢富山猪谷美濃太田岐阜米原京都 で一周

合計13時間57分。

金沢から富山三セクを通るから1290円払う必要があるのをお忘れなく。18切符の特例は高岡から富山までだから金沢からだと適用されないぞ。

全体的に余裕がない乗り換えなので、1時間ほど早く出発すれば、富山で1時間の乗り換え待ちが発生するから、そこでお昼を食べよう。寿司が旨いぞ。

高山本線猪谷で一度乗り換えがあるだけで、美濃太田まで乗りっぱなしが続くし車内は空いてるから弁当を買って車内で食うのもいいかも。鱒寿司を食おうや。

2018-09-09

一人旅

私は今、埼玉にある、一人暮らしをしている会社の寮に帰るため、中央本線を上っている。

――いや、正確には、明日会社の出社時刻に間に合わせるために、帰っている。

金曜の夜、同期と終電間際まで飲んだ。一次会は和食コース二次会適当大衆居酒屋で騒ぎ通した。飲みすぎた後悔を心内にしまい込み、三次会へ向かうまだ元気な彼ら、彼女を見送った。今日はここまで飲むつもりじゃなかったのに…、まだ明日の準備ができていない。帰りの電車の中で日付が代わり、4時半起きという事実が、吊り革に掴まったまま立ち尽くしている、酔いの覚め始めた私の頭にのしかかってくる。

4時間眠ることができた。5時に起きて、まだうす暗い外へ目をやる。アルコールがまだ残る体を引っぱたき、すぐさま荷造りを始める。荷造りと言っても大した量じゃない。それからぱっぱとシャワーを浴び歯を磨き、合計して30分ほどで準備が終わった。

1泊分の着替え、タオル歯ブラシを詰め込んだバックパックを背負い、青春18きっぷを手に握りしめ、まだ日が昇りきっていない外の世界へ繰り出した。

社会人1年目は、あっという間に6ヶ月が過ぎた。

まれから大学卒業まで、私は東京で両親と住んだ。入社と共に両親が自身実家に帰り、私は埼玉で寮を借りて一人暮らしを始めた。

それから今日まで、特に苦も楽もなく、上り坂も下り坂もない平凡な毎日を送っている。

土日はたまに遠くに出かける。

完全週休二日制の、どちらかといえば優良企業の弊社に感謝をしながら、週末の旅の予定を立てるのがこの虚しい日々をやり過ごす唯一の楽しみだ。

周りの同期はみんな一生懸命に見えて、賢く見えて、社会人を楽しんでいるように思える。

なにが私と違うのか、最近考えているけれど、まだ答えは出ていない。

22、3歳、の同期、もしくはマスターならそれ以上。彼らと私の過ごしてきた時間等価であるはずなのに。

劣等感だろうか。何に対する?わからない。きっとこれまで過ごした人生の重ね方だろう。

10時間列車を乗り継いだ。小田原熱海沼津静岡浜松豊橋岐阜

不思議とあまり眠気は襲って来なかった。やはり鈍行の旅は好きだ。途方もなく長い間に意識が引き伸ばされながら、少しずつ近づいていく。そして、気付くとそこにいるのだ。

下呂に着いた。予約しておいた民宿にお世話になる。

浴衣に着替え、下駄に履き替える。温泉街をぶらぶらして、たまに気に入ったものがあれば食べ歩き、たまに宿に帰って酒を飲み、湯船に浸かる。この繰り返し。

一人はいものだ。誰にも気を使う必要がない。もし私が、ふと道端に、使われなくなった昔の煙草自販機があって、それをまじまじと見ていても、誰も文句を言わない。サビの具合や、今はもう売っていない銘柄に関心を寄せて、私が私自身で解決できる。

こんな調子で夜も適当ご飯を食べて、適当に酒を飲んで寝た。もちろん朝も適当に起きて、朝風呂に出かけ、朝飯を食べた。

正直、どこに行ったかなんてここに書くことについてはどうでもいいのだ。ただ単に、私が言いたいのは、"社会がひどく七面倒臭い場所であること"についてのみだ。

それに反して、旅とはどれほどいいものか。自由象徴だよ、一人旅は。

きっと私は、縛られることになれていないだけなのだろうな。そしてこれから慣れていくのだろう、いや、嫌でも慣らされていくのか。

帰りは美濃太田から多治見、そして中央本線上り、帰路につく。こんな旅程、ほとんどの人間は呆れてしまうだろう。

そして私は今、大月にいる。酒を片手に、明日に向かう。

 
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