はてなキーワード: 罹患とは
自分が「打ちたくないなー」って言うと打て打ての大合唱だから、
そういう圧じゃなくてもう少し理屈で打ちたいと思わせてほしい……と思いながら書いた。
なお、「打とうと思ってたけど元増田読んで打つの怖くなった、どうしてくれる」という苦情は受け付けません。
コロナ罹患体験記とか読み返すと、これにかかるよりは多分死なないワクチン打つ方がマシって思えるんじゃね?知らんけど。
なんかギリシャの偉い人とかイギリスだかどっかの偉い人が言ってたじゃん。
理性は感情の御者だの、いやいや理性は感情の後付け承認者だのって。
でも感情は「は?馬鹿なの死ぬよ?やだーやだーこわいー」みたいになりがち。
そこんとこ整理しつつ、「いや死ぬと決まったわけじゃないのに、何がそんな怖いのん」というのを考えたかったというか。そんだけ。
正常バイアスと公正世界仮設で説明される通り、「コロナウィルスに罹患するリスクは、自身でコントロール可能」という認知バイアスが起きている。これは、1年近い自粛によって感染を抑えてきた日本では、バイアスは相当強くなっている。
そこにワクチンの重篤な副作用の話があると、副作用の方はコントロール不可の事象と感じるから、忌避感に繋がっている。
若者のワクチン忌避、若者への科学的な説明が不足しているという記事もあるが、ワクチンの利得を説明しても、先の認知を正すことは出来ない。
またこのような思考を辿るため、「(感染リスクをコントロール出来ない)医療従事者は、ワクチンを接種するべきであるが、自分には関係ない」という考えが成立しており、ワクチン接種による利得が、副作用が発生しするリスクを超えていないという結論になっている。
この状況を打破するには、ワクチン接種で発生しうる損失を大きく上回る利得が必要であり、つまり、宝くじ付き接種券の配布が最も科学的な手法である。
NewsWeek日本版によると、インドで新型コロナウイルスの新たな変異株「デルタプラス」が「懸念される変異株」に指定されたそうだ。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/06/post-96559.php
かつてインド株と呼称されていた変異株がデルタ株であることは把握している方も多いであろうが、デルタプラス株とは何かNewsWeekの記事では説明されていない。
調べてみると、インドで2番目に発行部数が多いという地元英字新聞のザ・ヒンドゥーには既に3日前にデルタプラス株の解説記事が出ていたようだ。
ザ・ヒンドゥーによれば、デルタプラスはAY.1またはB.1.617.2.1と呼ばれていたもので、デルタ株(B.1.617.2)の変異株だそうで、これまでに143のゲノムがAY.1としてラベル付けされ、インド以外にもネパール、ポルトガル、スイス、ポーランド、日本、ロシア、トルコ、イギリス、フランス、アメリカ、カナダからも報告されているそうだ。
つまりネーミングから察せられた通り、デルタプラス株はデルタ株の変種であり、既に日本を含む多くの国で確認されていることになる。
(ここまで普通の内容)今後の状況推移が気がかりであるが、既存事例を参考に占ってみよう。(以降、大喜利)
●事例1「ラブプラス」
「ラブプラス」は恋愛ゲームとして異例の20万本を超えるヒット作となり、その後各種シリーズが製作された。
最新作となる「ラブプラス EVERY」は当初は2017年冬の配信を予定していたがクオリティアップを理由に遅延を重ね、2019年10月31日に配信開始された直後、不具合により一か月以上のサービス停止が発生したようだ。そして、配信開始から1年も持たずに、2020年8月5日にサービス終了となった。
この事例に則れば、デルタプラスも20万以上の患者数が発生する可能性がある一方で、1年以内に収束する希望が持てると言えるかもしれない。
●事例2「C++」
C言語の発展形としてオブジェクト指向が導入されたプログラム言語である。
ベースとなったC言語そのものも含め、多くの場面で現在も利用されている。さらにC#のような発展形も存在する一方で、JavaやPythonなども広く利用されており、開発言語として支配的な立場を維持し続けているわけではない。
この事例に則れば、デルタ株もデルタプラス株も長期にわたって相当数の患者を生むことになるだろう。加えて、デルタシャープのようなさらなる変種が一定の猛威を振るうリスクにも備える必要があるだろう。
●事例3「ラプラス」
多くの理系学問の基礎理論を支えるラプラス変換やラプラス方程式の人気はいまいちであるが、ラプラスの悪魔はシュレディンガーの猫と並び中二病患者に人気である。
このような背景を踏まえると、理系出身者は一定程度の抵抗力を有する可能性、または逆に親和性が高い可能性のいずれも否定できない。中二病患者が罹患した場合の重症化リスクも不明である。
在宅勤務で人とも合わないし食事も自炊、もしくはスーパーの弁当ですまして、他人との会食や飲食店での食事はこの一年一度も行っていない。
会食どころか遊びにも行かないし、知人や友人に合うこともない。もちろん外での立ち話なども皆無なのでコロナに感染したとしても「全く心当たり無い」。
本当に新型コロナに罹患したとしたら自信を持って「全く心当たりが無い」と言えるような生活を続けているのだが、未だにコロナに罹患していない
時々見かける「全く心当たりが無い」といいつつコロナに罹患している人よりも「全く心当たり無い」生活を送っているのに全然コロナに罹患しません
「全く心当たり無い」生活を送っているからコロナに罹患し無いの当然だと思うかもしれないけど、コロナに罹患した人たちがみな口々に「全く心当たり無い」と言っているのだから私のように「全く心当たり無い」生活をしている人がコロナ罹患するはずなんだけど、全くコロナに罹患しません
「全く心当たり無い」生活を送っていた人たちと同じように、完全に「全く心当たり無い」生活を送っているのであれば本来なら今頃とっくの昔に罹患していてもおかしくないはずですが、「全く心当たり無い」生活を送っているのにも関わらず全く罹患する気配がありません
どうやったら「全く心当たり無い」生活を送ってコロナに罹患することが出来ますか?
常識的に考えるのであれば「全く心当たり無い」生活をしているのであればコロナ罹患していない私の現状はまったくもって筋道の通った現実に思えますが、実際に「全く心当たり無い」生活を送っていた多くの人がコロナ罹患している現状を考えるのであれば、「全く心当たり無い」生活を送っている私がコロナ罹患しないというのはいささか不思議に思えます
「全く心当たり無い」生活をしているのであればコロナ罹患するはずなんですけど、なんで「全く心当たり無い」生活をしているのにも関わらず私はコロナ罹患しないのですか?
「全く心当たりが無い」人の多くがコロナに罹患しているのだから「全く心当たり無い」私も同じようにコロナに罹患するのが当然の用に思えますが、そこのところはどういったふうにお考えでしょうか?
東京五輪、もうここまで来たら開催されるんでしょ。
で、各国からのメディアやら何やらに対する管理がザルで、感染拡大、なんなら爆発するんでしょ。知ってる。
そうなったら、国民が自粛してようがしてまいが「国民の気のゆるみ」が原因だってことになるんでしょ。
だって前首相も現首相も謝ったら負け病に罹患してるのなんてみんなとっくの昔に知ってるもんね。絶対自分たちの責任認めるわけないよね。
仮に五輪関係者以外の国民がめっちゃ自粛してても、国民の気がゆるんだせいだーってことになって、自己責任扱いされるんでしょ。知ってる。
逆に、手柄を喧伝するのは大好きだから、必死の努力やら奇跡やら何やらが重なって感染拡大が抑止できたとしたら、絶対政府の手柄ってことになるでしょ。
だったら遊び回った方がトクじゃんね。
- | 五輪で感染拡大する | 五輪で感染拡大しない |
国民が自粛する | 結論:国民のせい | 結論:政府の努力の賜物 |
国民が自粛しない | 結論:国民のせい | 結論:政府の努力の賜物 |
自粛しようがしまいが感染が広まったら国民のせいにされるし、うまくいったところで政府がつけあがるだけで我々にはどうせ何のリターンもないんでしょ。
それでもって、自粛しなければ、楽しいお祭りに参加することができるわけでしょ。あちこちに旅行に出かけたり酒盛りしたり、そういうことができるわけでしょ。多少のリスクと引き換えにね。
自粛しようがしまいが結果が変わらないなら「自粛しない」がナッシュ均衡になるってこと。
自粛せずに遊び回ろうよ。そっちの方が絶対楽しいよ。肩を組んで日本代表を応援しようよ。みんなで飲み屋に集まって観戦しようよ。酒を酌み交わしながら騒ごうよ。
あれだけ苦労させられて、その結実がオリンピックだって政府が言うなら、それにノッてあげるのが市民の心意気ってもんなんじゃない?
海外から選手やメディアを大量に入国させといて、なーーーーーーーにが人流の停止だ。なーーーーーーーにが新しい観戦スタイルだ。五輪選手だけ優遇しといて、一般人は五輪期間中我慢しろなんてそんな馬鹿な話が通るかよ。多くの人の「一生に一度」を防疫の名の下に踏み躙っておきながら、五輪選手の「一生に一度」だけ尊重するなんてふざけた理屈が通るかよ。なんでそんなの聞き入れなくちゃいけねえんだよ。もううんざりだよ。五輪やるんでしょ? オリンピック選手は一生に一度の楽しみを諦めなくてもいいんでしょ? だったら俺らも普通の暮らしを諦めねえよ。これまでの暮らしを諦める気はねえよ。酒飲んで騒いでやる。大勢で集まって大声出して観戦してやる。違う都道府県に移動して他人と交流してやる。全部当たり前の楽しみだろうが。それを奪ってきたお前ら政府と専門家の言うことなんざ金輪際聞くかよ、バーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーカ。
私には30代中盤で母親と同居中の弟がいるのだが、
みたいなことが書いてあって、
もう一刻も早く打って欲しい私としてはびっくりした。
とりあえず、事情を聞いてみたら
どうも弟がワクチンが危ないみたいな情報を母親に吹き込んでるらしく
不安に駆られて、私に連絡してきたとのこと。
弟を問い詰めてみると、
「姉貴もワクチンは打たない方がいい」と説得してきた。
1時間くらいLINEでやりとりしたんだけど、埒が明かないので
ZOOMで話してみたけどやはり同じ。
耐え凌ぐとか謎なことを言い捨てられて終わった。
今の時点でのイベルメクチン信仰する方が私は信じられないのだが)
弟自身が打たないのは百歩譲って良いとしても、
コロナ 重篤化リスクの高い母親に何吹き込んでくれちゃってるのと、
非常に困っている。
弟はもう勝手にすれば良いとしても、
母親に速やかにワクチン打ってもらうにはどうしたら良いのだろう。
母は来週1回目の摂取の予約入れてるみたいだが、
普通に考えて逮捕すべきだけど 監督義務者の責任(民法第714条) は『民法』だからな
日本は子どもの命と権利が親・保護者の権利にくらべてゴミみたいに軽い
【事例】そばアレルギー対応 〈アレルギー〉
A市のB小学校の6年生Cは、幼少の頃から気管支喘息の持病があり、7歳の頃に 食物アレルギー症の一つである「そばアレルギー」に罹患した。Cの両親が学校に提 出していた児童調査票には、「給食で注意すること」の欄に「そば汁」と記載され、 欄外に「小児喘息がありますのでご迷惑をおかけする時もあると思います。」と記載 されていた。Cは小学校5年生の時6、7回喘息発作を起こし、発作がひどいときは 担任のD教諭がCを保健室まで連れて行き、養護教諭に診せた後、学校の職員等の付 き添いで帰宅させたことが4回ほどあった。6年生になってからは大きな発作はなか った。そばが給食に出る場合は、おにぎりかパンを持参するように母親にはお願いし ていた。
Cはそれまで一度も給食に出たそばを食べたことはなかった。当日給食のメニュー は「五目そば」だった。しかし、Cは家からおにぎりやパンを持ってきていなかった。 「そばを食べてもいいですか。」とCがD教諭に聞いた。D教諭は、「おうちの人から 食べていいという連絡が来ていないから食べないように。」と言った。しかし、Cは そばの3分の1程度を食べた。口の周囲が赤くなったため、CはD教諭に申し出た。 D教諭が母親に電話し、少しでも早く帰したい旨を伝え、母親も「帰してほしい」と 返答した。D教諭はCを養護教諭に診せることなく一人で帰らせた。
Cは帰宅途中、そばアレルギーを原因とする強度の喘息発作を起こし、呼吸困難、 異物誤飲により窒息死した。
《判例》
○裁判年月日等-平成4年3月30日 札幌地方裁判所 民事第2部 判決
平成元年(ワ)第951号 控訴 (平成5年2月11日に和解)
《事実等》 ・A市教育委員会は、学校給食の提供にあたり、給食の材料などに起因して児童に発生する
おそれのあるそばアレルギー症に関する情報を、現場の校長をはじめ、教諭並びに給食を 担当する教員に周知徹底させ、そばアレルギー症による事故の発生を未然に防ぐべき注意 義務があった。D教諭は、給食時Cがそばを食べないよう注意するべきだった。また、C からそばを食べてそばアレルギーの症状が出ていると訴えたを受けたのであるから、Cを 保健室に連れて行き養護教諭に診せるとか、Cの下校時に自らまたは学校職員などが同伴 させるなどの措置をとるべき注意義務があったと解するのが相当である。
・Cにそばにかわる昼食を持たせず、しかもD教諭から連絡を受けたにもかかわらず、迎え にも行かなかった保護者にも過失がある。過失の割合は、5割:5割が妥当である。
・国家賠償法1条により、市が和解金800万円を支払うことで和解した。
https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/184634.pdf
早川書房のkindle1,500点以上半額を受けて、Amazonのリストから俺の興味のあるものをリストアップしたから、みんな見るとよい。
全部購入したいところだけども(全部買っても、たぶん1万円強に収まりそう。お得)、当の俺が何しろ吝嗇なので、気になったものは、まず図書館で検索 → 人気のため多量の順番待ち、もしくはそもそも在架なし、の場合にだけ、購入することにする。
…
『息吹』
おそらく、今回の目玉の一つだろう。『あなたの人生の物語(映画題名『メッセージ』)』を書いたテッド・チャンの作品集。
試しに図書館で検索したところ、予約待ちではあるものの待てないほどではない。ということでいきなりだけど購入×。
ちなみに、同氏の『あなたの人生の物語』はボルヘスの幻想小説にロードムービーを掛け合わせたみたいな素敵な雰囲気の作品が多くて良かった。おすすめ。
…
『ザリガニの鳴くところ』
今回の目玉その2。図書館検索すると…すごい、100件以上待ち。ということで買います。
ミステリーは普段あんまり読まないんだけど、話題となると触れたくなるのミーハーなんだろうな。
あと装丁が良い。カバーってほんと大事。電子書籍が勢力を拡大する時代でも。
…
余談だけど、文庫で最近出た同じ作者の『文字渦』が面白かった。これもボルヘスっぽくて、あとは異様な世界をぎちぎち理屈と設定で詰めていくのが酉島伝法もちょっと入ってるかも。
…
同じタイトル、同じ内容で日本発だったら手に取らなかっただろうと思うのは、なんとなくラノベを基本的に卒業したつもりでいるから。
そんな中で、中国のラノベってどんなもんや、って動機で気になったんだと自己分析する。こういうところに自分の変ないびつさを感じる。
…
購入×。
ちなみに早川の戦争ものというと、『ブラックホーク・ダウン』の原作を思い出す。上下巻でサイズはあるけど、グズグズの市街戦で疲弊する現地部隊と混乱する司令部、隊員たちが基地で過ごす日常の描写が様々なコントラストを描いていて、それが果てしなく悪化して正義の上っ面さえまともに繕えなくなっていく様子が素晴らしい。激烈に面白いからおすすめ。
…
購入◯。ケレン味◯。あと、何気に南方熊楠×SFって目新しい? めちゃ相性良いと思うんだけどな。
…
『なめらかな世界と、その敵』『楽園とは探偵の不在なり』『月の光』『地下鉄道』『紙の動物園』『少女庭国』
×。どれも少し予約待ちすれば借りられそう。
気になってた本の半額セールが来る頃には図書館貸し出し予約もピークを過ぎている、ってことなんだな。と変テコなさとりを得る。
…
『禅とオートバイ』
購入◯。タイトルで惹かれ、説明書きを読んでも何がなんだかわからないところにさらに惹かれ…。なんとなく予想はしていたが、図書館にも在架なしということで、買うことにした。
…
なんだよ、買わねー作品ばっかりじゃねえか、ってなんとなく心苦しくなってきたので、今回セールになっている作品の中で、すで購入して良書だった本のPR。
①『サルたちの狂宴』
twitter → Facebookと後の世の巨大SNS企業を舌先三寸で渡り歩いたウェブデザイナーのドキュメンタリー。当人は技術力や創造性よりも機転とノリで生きてるタイプで、ほんとに虚飾&虚業って感じなんだけど、イヤミじゃなくそれも生きてく上で本質的に重要なスキルだと実感させるところがある。最近ノってる『トリリオンゲーム』にもちょっと近いかも。
…
②『オクトローグ』
新刊だからもっとプッシュすればいいのに。酉島伝法のSF作品集。
初期の弐瓶勉漫画みたいな、ダークで無機的な荒廃と有機的などろどろぐちゃぐちゃがミックスされた至高の雰囲気。全編、Steamあたりで即でゲーム作品に展開できそうなくらい個々の完成度が高い。っていうか、このレベルでそれぞれを長編として起こさない酉島伝法には創作におけるコスパって概念がないのか? と思ってしまう。どうかしている(褒めてる)。
…
ヴォネガットというとSF作家のイメージが強いと思うが、それ以外の作品にも素晴らしい小説がある。『ジェイルバード』はその一つ。
年齢を重ねることで区別されてくる人間の類型の一つに、他人と感情をむき出しにして触れ合うことができない者がいる。いわゆる「心が冷たい」人。
俺は、文学の使命の一つはこの「心が冷たい人」を救うことだと思ってる。『ジェイルバード』はそういう本。漱石好きな人とか意外とハマると思う。
…
閑話休題。
『目を擦る女』
購入◯。最近亡くなった小林泰三の作品集。有名な『玩具修理者』しか読んだことがなかったので。
毒々しくも可憐な笹井一個の表紙が目を引く。装丁ってやっぱり大事だね(そういえば、この方も故人だ…)。
…
『死亡通知書 暗黒者』
×。中国ミステリだそうだ。俺の生活圏の問題か、SFと比較するとあまり話題に入ってこなかった印象がある。
『息吹』といい、早川はこういうデザインの装丁好きだね(良いとは思う)。
…
『華竜の宮』
×。椎名誠の『水域』といい、小野不由美の某作品のエンディングといい(ネタバレなので名前は伏せます)、文明は水没させてなんぼ、みたいなところが俺の中にある。
…
×。あんまり趣味はよくない、と知りつつ、孤絶した文明と足で暮らす人々の特異な体質というテーマが好き。
似たような切り口で面白かったのは、『眠れない一族――食人の痕跡と殺人タンパクの謎』。不眠症、クールー病(ニューギニアのある部族が罹患する風土病)、同族食によって体内に蓄積されるプリオンがテーマの本。
…
『透明性』
…
ふと思い出したのが、別の作家の『全滅領域』。あまりにダウナーなので続編の『監視機構』で挫折したが、知らない人で『ソラリス』みたいな内省的なSFが好きな人はハマるかも。
…
購入◯。そろそろル・グウィンに挑戦してみるか、ということで。
ただ、SFを露悪と飛び道具で評価するところが強くて思想性は最後に1%出てくればいいや、という性格なので、どうかな。合わないかもな。本当に一冊も読んだことがないから見当がつかない。
…
×。「そんなに黒くない」「毛がない」…なんのこっちゃ?(amazon説明文ママ)
興味はあるけど挫折する可能性高いよなあ…と思っていたら、見透かしたように「必ず読み通せる科学解説」とまで書かれていて笑ってしまった。
…
『100年予測』
×。国際情勢にフォーカスし、トランプ大統領誕生を予言したという本。
『紛争でしたら八田まで』が個人的に来ているのもあって、俺の中でいま地政学が熱い。
…
×。
わかるようでよくわかんねー概念を三つ挙げろと言われたら、エントロピー、不確定性原理の次にアルゴリズムを挙げる。ちゃんと理解している人からすれば何を頭の悪いことを…という感じなんだろうけど。ここらでしっかり説明できるようにしておきたい。
ちなみに、よくわからんと言っておきながらアルゴリズム関連で面白かった本に、『マインドハッキング: あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア』と『ニュー・ダーク・エイジ』の2冊がある。前者は政治的煽動を目的として展開されたSNS経由のターゲッティングと思想誘導、後者はテクノロジーの発達が不本意に実現してしまった笑えないナンセンスとグロテスクがテーマだった。
…
結局、買わないでも借りればいいか、ってのがかなり多くなっちゃったな。最後に、今回のセール対象ではないけど早川から出ている本で「ちゃんと」買った良書を紹介して茶を濁しておきます。
類まれな想像力と合理性を持つ天才。強欲と自らでさえ使い捨ての駒のように扱うむなしさが同居する矛盾したパーソナリティ。「これをああしたらどうなるか」をプログラミングだけでなく現実世界に反映させてしまったエンジニアにして犯罪者、ポール・コールダー・ル・ルーを追ったノンフィクション。
犯罪ものであると同時に、この世界の構造の一端が見えるような錯覚を抱かせてくれる作品。
…
②『闇の自己啓発』
反出生主義、変態性愛、身体改造、犯罪など、アンダーグラウンドだったりインモラルなテーマについて、決められた課題図書を通じて参加者たちが議論する体裁の本。内容それ自体も面白いけど、紹介されてる本が豊富で、そこから派生して読書体験けっこう広がる。
読んでて、最初は「自意識過剰過ぎてわけわかんなくなっちゃった大学生みたいだなー」ってイライラすることもあったんだけど、段々、各人の痛切なところとか博覧強記ぶりが見えてきて後半は感心しきり。面白い。続編読みたい。
…
以上です。
開催さえすれば成功、って増田がホッテントリ入ってたけど、どうなの?
それに加えて、あの増田は「真夏の東京で開催するオリンピックが問題なく完遂できる前提」で語られてたけど
COVID-19の影響を過去大会のテロみたいになかった扱いにできたとして、そもそもそれ以前に解決できてない
「灼熱の関東でオリンピックやる」っていうのは問題なく完遂できるの?
サッカーと陸上は北海道に逃がしたけど、それ以外は普通に関東でやるんでしょ?
糞尿トライアスロンは大丈夫?大会後に選手が原因不明の病を罹患しても関係なし?
関係者はみんな今と同じように言い逃れして逃げ回るんだろうけど、ただ問題が起こらないことを神頼みしてるだけじゃん?
昨年秋、社内で体調が悪いのに出社して、熱を出して早退、病院で検査して自宅待機になった人がいた。
結局検査結果は陰性だったらしいんだけど、それは結果論でしかない。
こういうご時世で体調が悪いのに出社するっていうこと自体がヤバイし、呼吸器系の基礎疾患がある人だからマスクはしてたけどめちゃめちゃ咳してたし、もしあのとき陽性だったらと思うと正直ゾっとする。
もちろん、潜伏期間があるから、その日出社してようが休んでようが対応として変わらないのはわかるんだけど。
その人は私よりも勤務歴が長くて、正直、これがこの会社の体質なのでは?という疑問がある。
在宅勤務は始まったけど、体調不良という理由で在宅に切り替えるのはNGらしい。意味がわからん。
「熱はないし朝の時点では勤務ができるけど、万が一に備えて自宅で業務」とか、
最悪「コロナに罹患して症状は軽くなったけど自宅待機期間が明けないから自宅で業務」とか、
そういうのもダメなのか。
転職して2年、そろそろ業務にも環境にも慣れてきたと思っていたけど、このコロナで不信感が募ってしまい、再転職を考えている。
2020/1/19(コロナ前)
去年結婚した。結婚に伴い、新卒より働いていた会社をやめ、福岡に越してきた。Web系に再就職したが、給料が安い。自分で選んだとはいえ、みじめだ。仕事はキツくないが、常に追われている感じはずっと続いている。根底には常に焦燥感がある。これならば、前職と変わらないではないか。むしろ、前職の方が良かったかもしれない。
福岡に来て、友達と遊ぶ機会がなくなった。代わりに夫と過ごす時間が増えたが、既にマンネリ気味だ。
他者との交流の代替なのか、kポップのペン同士で交流にのめり込んできた。はじめは、EXOが好きだった。今も好きだけど、どちらかというと、フォローしている人とやり取りするのが楽しくなってきているのかもしれない。一度もあったことがないのに、ツイートを見て、リプライして、現実の友人よりプライオリティが高くなっている。情けない話だ。
プライドが高いせいで、フォローしている人と自分を見比べ、渡韓できないのが悔しくなってしまっている。〇〇がしたい!と思っても、夫の目が気になったり、実際に止められれて、出来ないことが増えた。一人暮らしをしていた時より、不自由なことが増えて、ひとりの時間もなくなり、「結婚とはなんだったのか?」と考えるようになった。
結婚すれば、必ずしも幸せになると盲目的に信じてたわけではないのに、今直面している現実を受け入れられない。不幸なことに、私は金銭的な理由で、離婚なんて決断はできず、おそらくずっとこのままだ。
この状況が好転することはあるのだろうか。薄々気付いているのは、どんな状況でも不平・不満は必ずあると知っていること。それを承知の上で、この先もずっと、この不幸は続いていくのだ。
来年こそはイギリスに行こうと思ったとき、私に来年があるのかと思った。自殺はしないだろうから、来年はあるのだけれど、自由に出来る身体なのか、自由に決断できる環境なんだろうか。
あの時はこんなことを考えるようになるなんて、思いも寄らなかった。新しい人生の始まりに胸がわくわくしてた。まさに、一寸先は闇。
「終わった」人生は、とても味気なく、何のためにこの先も生きていかないといけないのかと考える。いや、考えないようにしてるが、もはや私の人生を生きていた時の気力はなくなった。
顕著なのは、外見がそこまで気にならなくなったこと。そこで、カンフル剤のように私の人生に、喝を入れているのが、EXOだから、これはもう宗教なのかもしれない。
中高での毎日の礼拝は何も響かなかったが、今なら懸命に祈るかもしれない。どこに向かって、人生を進めているか分からない者にとって、キリストの教えは羅針盤のように道を照らしてくれる。古くから人々が宗教にすがってきた理由がよく分かる。
この先もずっと続くであろう鬱々とした私の人生の霧が晴れることはあるのだろうか。それとも、「諦めが肝心」と自分を納得させるしかないのだろうか。おそらく後者であるが、現状を打破する方法が皆目検討つかない。いや、わかってはいるが、怠惰な自分がそれを選んでこなかっただけだ。
いつから、私の人生は終わっていたのだろうか。絶頂期をすぎ、暗く長い坂をゆっくりと転げ落ちている。行き着く先は地獄だが、あまりにゆっくりとしたスピードなので、到着地が地獄なんて気付かなかった。まあ、人生なんてそんなものなのかもしれない。
結局死に向かって突き進むほかないのだから。
この日常に耐えきれなくなったら、その時、また人生について考えようと思う。
2020/1/19の私の日記は、私にしてはよく書けていて思わず感嘆してしまった。
いまの私は五月病なのか、暗い日々を過ごしている。2020/1/19に比べ世界は大きく変わった。大袈裟ではなく、あのコロナウイルスによって生活様式が一変した。「世界が変わった」と言っても差し支えないはずだ。
私自身の環境も大きく変わった。生活を良くするために仕事を変えた。元鞘に戻ったというのだろうか。住むところも変わった。
なのに、この憂鬱な結果はなんだろうか。
ずっと纏わりつく閉塞感、無気力感。当時感じていた強い絶望感はないけど、じわじわと私の気力を奪っていく。何をしても楽しくない。何も食べたくない。もはや人生の目標なんて考えない。目の前の時間を問題なく過ごすことで、いっぱいいっぱいだ。
八方塞がりに近く、ただ日々の時間が過ぎるのを待つ人生。これが、これからも続くのだ。ぞっとする。
コロナで死ぬと遺体となっても、家族と対面出来ないまま灰となる。それは、あまりに酷だ。私は魂の救済や輪廻は信じていないが、遺された家族があまりに不憫で可哀想だ。今までは無かった死に方は、遺された者に多かれ少なかれ影響を与える。なるべくなら、そういう最期は避けたい。
だが反面、不可抗力にも近い形で人生を終わらせることが出来るコロナは、今の私にはとっては福音でもある。恥ずかしい話だが。
あまり苦しまずこの生を終わらせたい。出来れば、交通事故のような突然死ではなく、徐々に時間をかけて自分が死ぬ事実を、家族が理解できるスピードで終わらせたい。
流行りの病で亡くなった事実は、あまりにやるせないが、死に対して一定の説明責任を果たす。本人の精神状態を問わず、運悪く流行りの病に罹患して命を落とした事実だけが残る。精神が鬱屈していたかどうかは関係ないのだ。無視される。好都合だ。
この世界を変えた感染症が収束した時、私の気分は少しでも晴れているといるだろうか。おそらくだが、そこまで明るくなく薄暗いじめじめした中をナメクジのように這いずり生きているだろう。最悪だ。
コロナはまだまだ収束しないし、罹患する人そして亡くなる人もこれから出てくるだろう。
地方はともかく首都圏でコロナで亡くなった人が出れば、東京オリンピックさえ開催していなければという論調になるのは絶対に避けられない。
実際東京オリンピックを開催しなくても罹患してたかもしれないけど、開催したら全部オリンピックのせいになるよ。
経済的な損失は開催してもしなくても50歩100歩だろう。開催すれば多少傷は少なくなるだろうけど観光客の来ない今となってはどちらにしろ致命傷だし。
世界に恥をさらし、社会の分断を生み、オリンピック史の汚点として後世に引き継がれるのが目に見えているのだから中止にすべき。
中性脂肪が肝臓に蓄積する病気。過剰なアルコール摂取のほか、肥満や生活習慣病が原因で、肝臓に余分な脂肪が蓄えられた状態。アルコールが原因の脂肪肝を「アルコール性脂肪肝」、それ以外の脂肪肝を「非アルコール性脂肪肝」と呼ぶ。脂肪の割合が肝細胞全体の30%を占める場合に、脂肪肝と診断される。原因となる生活習慣や肥満を解消することが重要。脂肪肝の中には肝臓の線維化が進み、慢性肝炎となり、さらに肝硬変や肝臓がんへ進行する症例もある。飲酒しない人でも罹患する可能性あり。肝臓は再生能力に優れているため、ダメージを受けても残りの細胞が機能を維持することができ、痛みなどの自覚症状が現れないため、異常があっても気づきにくく、発見時には病状が進行しているケースも多い。
肝臓は脂質を脂肪酸、糖質をブドウ糖に分解し、中性脂肪へと変化させている。摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスがよければ特に問題はないが、脂質や糖質を過剰に摂取し、なおかつ運動不足などで消費エネルギーとのバランスが崩れてしまうと使い切ることができなかった脂肪酸やブドウ糖が中性脂肪やグリコーゲンとして肝臓に蓄積されてしまう。またアルコールは分解するときに中性脂肪に合成されやすい。さらに極端な食事制限などで無理なダイエットをすると「低栄養性脂肪肝」と呼ばれる脂肪肝になることがある。アルコールの飲み過ぎだけでなく、食べ過ぎが原因となることが多い。
血液がドロドロの状態になるため、血流が悪くなり、全身の細胞に酸素と栄養分が行き渡らなくなる。そのため、体がだるい、疲れやすくなる、肩が凝る、頭がぼーっとする、といった症状が出ることも。その他に腹部の違和感などが挙げられるが、これらの症状はある程度進行しないと自覚症状として現れない。