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はてなキーワード: 編集長とは

2015-01-28

広尾学園中学受験者数トップウソ

編集長がかわった最近東洋経済は非常にいいかげん。

http://toyokeizai.net/articles/-/58825

中学受験者数トップ広尾学園人気の理由 超人気校のIT教育はどうなっている?」

バイラルメディアのような煽り見出し適当につけて、データ記事に載せないという杜撰さ。

案の定「都内で一番受験者数が多いというのも大間違い」。

都内女子校よりも少ないじゃないか

広尾学園

受験者数1787人

http://www.hiroogakuen.ed.jp/2014happyou/201402junior.pdf

豊島岡女子学園

受験者数 2135人

http://www.study1.jp/detail/122

2015-01-13

ウェブで記名で記事を書くのがつらい

今、某分野で2位のページビューを持つサイト記事を書いているけど、元いた紙の出版社より格段に校正制度が整ってなくてつらい。

編集担当最初はちゃんと見てくれているって思っていたけど、それがだんだんざるになり、最近理由のわからない書き替え、さら自分が出した文より誤字が増えている有様。

中身と誤字脱字のチェック、どちらが重要かと言えばそりゃあ中身だとは思う。間違っているのも自分からまり文句は言えない。

でもぱっと見で誤字があると中身の信ぴょう性も疑われるものでは。自分だったら絶対中身も疑う。媒体信頼度にも関わることだろうに、編集長までが堂々と誤字脱字ありのまま掲載している。

以前、小さなウェブ媒体の人に「ウェブ媒体校正がある」って言ったら本気で驚いていたことがあって、確かによほど体力のある会社じゃないと校正にまで手が回らないんだろうとは思ったが。

さすがに自分が書いて出したものより増えているのは納得できない。こちらはフリーで記名で書いているのに。

2014-12-20

gunosyに流れてきたWebサイトの月間PVを調べてみた

gunosyスマホアプリ芸能ネタばかりで1週間で削除したが、メールにくるのはわりと重宝している。

きょうのgunosyから来た記事はてなブログなどのブログサービス以外のエントリーを、アクセス数を調べることができるwww.similarweb.comで調べてみた。一番最初URL 次が11月の訪問者数(おそらくUU) UUあたりのページ数 UUとページ数をかけざんしたもの=いわゆる月間PV

UUで一番多いのは、ギガジンページビューが一番多いのは東洋経済。ただ、東洋経済は、前編集長は実は実績を残しておらず新編集長になってから過去最高を更新UU1000万人突破などと高らかにリリースしていたがこの差はなんだ?

自社調べでなくて、なんでグーグルアナリティクスの数値を公開しないのだろうか?

11月訪問者数 訪問当たりページ数 月間ページビュー

r25.yahoo.co.jp 1,700,000 2.09 3,553,000

http://www.gizmodo.jp/ 4,000,000 2.12 8,480,000

http://weekly.ascii.jp/ 2,600,000 1.8 4,680,000

http://office7f.com/ 50,000 3.24 162,000

http://mainichi.jp/ 4,400,000 2.47 10,868,000

http://toyokeizai.net/ 5,000,000 3.47 17,350,000

http://bushoojapan.com/ 470,000 1.89 888,300

http://gigazine.net/ 6,800,000 2.32 15,776,000

http://grapee.jp/ 2,000,000 1.98 3,960,000

http://cyblog.jp/ 180,000 1.49 268,200

http://news.mynavi.jp/ 4,400,000 2.41 10,604,000

http://www.soccer-king.jp/ 850,000 2.41 2,048,500

http://president.jp/ 1,400,000 3.16 4,424,000

2014-11-01

威力業務妨害ヘイトスピーチ実害1500万円 言論テロに屈服?

元朝日記者の講師契約打ち切りか 脅迫事件の北星学園大(10/31 07:30、10/31 07:56 更新)

札幌市厚別区の北星学園大に、元朝日新聞記者非常勤講師の解雇を要求する脅迫状などが届いている問題で、教職員らで30日に結成した「大学の自治と学問の自由を考える北星有志の会」は、同大が来春、この講師との契約を更新しない方向で検討に入ったことを明らかにした。

有志の会によると、田村信一学長が29日、学内の会議で初めて表明した。講師を雇用し続けるには、人的、財政的な負担が大きすぎ、来年度の入試も不安、との理由を挙げたという。学長は11月5日に予定している評議会に諮問し、理事会の意見を聞いた上で、学長として最終的に判断するとの考えを示したという。

この講師は2012年からこれまで、1年ごとの契約を2回更新している。同大北海道新聞の取材に、「内部の会議での話なので、内容は答えられない。(講師の契約については)学内手続きにのっとって進める」と話した。

大学関係者によると、北星大は脅しの電話、メールに対応する職員や警備員を雇ったため、1500万円前後かかった。爆破予告により、授業や入試が妨害されることも心配している。

攻撃されている非常勤講師は1991年、朝日新聞に韓国の元慰安婦の証言を韓国紙に先駆けて報じた。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/571712.html

朝日新聞元記者を来年度雇用しない意向 北星学園大学2014年11月1日04時02分

慰安婦問題記事を書いた朝日新聞元記者の植村隆氏(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に、植村氏の退職を求める脅迫文が届くなどした問題で、田村信一学長は31日、植村氏との来年度の契約について、更新しないことを検討していると表明した。

田村学長がこの日、記者会見して明らかにした。学長は、29日にあった副学長、各学部長、事務局長らとの会議で、植村氏との来期の契約を更新しない考えを持っていることを伝え、ほかの参加者からも賛同を得られたという。

11月5日にある大学最高意思決定機関の評議会と、中旬に開かれる理事会でも各メンバーから意見を聴くといい、その上で理事長と話し合い、12月上旬までには決めるという。

田村氏は更新しない意向を固めた理由について、警備強化などで財政負担が厳しい▽教職員が対応で疲弊している▽入試の際、受験生を巻き込んでまで「厳戒態勢」を続けるのは難しい――などの理由を挙げた。

その上で「今期については植村氏との契約を守っており、来期の更新がなくても外圧に屈したことにはならない」と説明した。一方で、「今でも抗議電話はある。我々も小さな大学であり、学生確保も安泰ではない」と語った。

こうした対応に反発する一部の教職員は30日、「大学の自治と学問の自由を考える北星有志の会」を設立メンバーは「更新しなければ、外圧に屈したと受け取られる」と話した。

また、有識者らが結成した「負けるな北星!の会」も31日夜、札幌市内でシンポジウムを開催し、約220人が参加。同会メンバーは「言論テロに屈したように見られることになれば、社会へ与える影響は大きい」と述べた。

http://www.asahi.com/articles/ASGB06D5GGB0IIPE03D.html

慰安婦問題:北星学園大 元朝日記者処遇巡り学内相反 2014年10月31日 06時30分

従軍慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者植村隆氏(56)が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に脅迫状が届いた問題で、田村信一学長が来年度以降は植村氏を雇用しないとの考えを学内の会議で示していたことが、関係者への取材で分かった。

大学側の動きに危機感を持った教授らが30日、「大学の自治と学問の自由を考える北星有志の会」を結成。メンバーの教員は毎日新聞の取材に「脅迫者の要求に応じれば被害は拡大する。踏みとどまらないといけない」と話した。

関係者によると、学部長らで構成される全学危機管理委員会が29日に開かれ、田村学長が「財政的、人材的問題」と「入学試験が心配」などの理由を挙げ、「来期の雇用はない」と述べた。11月5日に開かれる臨時の大学評議会に諮問。大学評議会理事会での意見聴取などを経て、最終的には田村学長が決定するという。

植村氏は2012年4月から非常勤講師を務め、留学生向けの講義を担当している。

毎日新聞は北星学園大に文書で取材を申し込んだが回答がない。【山下智恵】

http://mainichi.jp/select/news/20141031k0000m040172000c.html

慰安婦:元朝日記者に応援団「脅迫文で講師辞めないで」 2014年10月03日 07時30分

北星学園大(札幌市厚別区)に元朝日新聞記者非常勤講師を辞めさせなければ学生に危害を加えるとの脅迫文が届いた問題で、作家の池澤夏樹さんら識者が呼びかけ人となり、解雇しないよう同大を応援する「負けるな北星!の会(マケルナ会)」が6日に結成され、東京都札幌市記者会見を開く。

元朝日新聞記者非常勤講師は1991年8月11日の大阪本社版社会面で元従軍慰安婦の証言を報道した植村隆氏(56)。

同大によると、植村氏は2012年4月から、非常勤講師として留学生向けの講義を担当。今年3月中旬から、植村氏の採用を疑問視したり辞めさせるよう求めたりする電話や電子メールなどが大学に届き始めた。5月と7月には脅迫文が届いたほか、「大学を爆破する」との脅迫電話など、1日に数十件寄せられる日もあったという。

こうした状況に「脅しによる解雇が通れば、私たちの社会をも脅かすことになる」と案じた札幌市内の女性が9月、同大を応援するメールを送るよう知人らに提案。支援の輪が広がり、会の発足につながった。池澤さんのほか、山口二郎法政大教授らも呼びかけ人となり、2日現在、上田文雄札幌市長100人以上が会の趣旨に賛同している。

脅迫文については、同大から相談を受けた道警札幌厚別署が威力業務妨害容疑を視野に調べている。同大田村信一学長は「大学の自治を侵害する卑劣な行為で、毅然(きぜん)として対処する」との文書を出し、「学生や植村氏との契約を誠実に履行すべく、万全の警備態勢を取りながら後期の講義を継続する」としている。【山下智恵】

http://mainichi.jp/select/news/20141003k0000m040135000c.html

学者や弁護士ら、脅迫状届いた大学を支援する会 2014年10月7日03時39分

北星学園大(札幌市)に、非常勤講師を務める元朝日新聞記者を退職させるよう脅迫状が届いた事件を受けて、学者や弁護士ジャーナリストらが6日、同大を支援する「負けるな北星!の会」を結成した。東京都札幌市記者会見を開き、「学問と言論の自由を守るため市民は結束すべきだ」と訴えた。

この元記者は今春、朝日新聞社早期退職した植村隆氏(56)。2年前から北星学園大の非常勤講師を務めている。

呼びかけ人には元共同通信編集主幹の原寿雄さんや精神科医香山リカさん、北海道大学院准教授中島岳志さんらが名を連ねる。野中広務・元自民党幹事長上田文雄札幌市長ら約400人が賛同しているという。

東京での記者会見で、呼びかけ人の一人で弁護士海渡雄一さんは「言論を暴力で封じ込めるのはテロリズム。テロが放置されないよう市民も結束して『許さない』というメッセージを社会に送るべきだ」。小森陽一・東大院教授は「学問の自由の封じ込めで、憲法違反だ」と主張した。市民文化フォーラム共同代表の内海愛子恵泉女学園名誉教授は「外部からの脅迫で大学がいかようにでも動くという先例を作ってはならない」と訴えた。

小林節・慶応大名誉教授は、ネット上に元記者の長女の写真などがさらされていることに触れ「10代の女の子顔写真や名前までが公開され、自殺を教唆する書き込みもされている。テロとしか言いようがない」と語気を強めた。

会は今後、北星学園大を支援するための署名活動や集会を呼びかけていく。

     ◇

同会は呼びかけ人のメッセージを発表した。

池澤夏樹さん(作家)

たくさんの人が一人の人を非難している。その非難に根拠がないとしたら、もっとたくさんの人が立ち上がってその人を守らなければならない。

ぼくは喜んでその一人になる。

ぼくたちは言葉を使う。暴力は使わない。

■原寿雄さん(元共同通信主幹)

植村さんの勤務先である北星学園大学への脅迫に加え、娘さんに対するひどい脅迫めいたバッシングは、単なるヘイトスピーチではなく、明らかな犯罪だ。こういうことが見過ごされるようになったら、日本社会の自由な言論が封じられ、ものが言えなくなる。これは、大学の自治だけの問題ではなく、日本社会の大問題である

森村誠一さん(作家)

戦時報道の問題で、今「朝日」が他のマスメディアバッシングの的にされています。同業者が同僚の報道内容を餌にして叩(たた)きまくっているのは、「叩けば売れる」からです。次は自分が的にされるかもしれないのに、“武士の情”どころか、売上第一主義で叩きまくっています。

しかし反対者が「朝日」の元記者と家族・学生に至るまで、暴力的脅迫をあたえるとなると、思想、表現、報道、学問などの自由を弾圧するテロ行為となります。

日本はいま憲法をめぐって永久不戦と集団的自衛権が争っています。この両派のどちらからでも、反対思想、反対表現者に対するテロリズムが発生すれば、テロ派が民主主義の天敵であることを自ら露悪することになります。植村隆氏に対する暴力的弾圧を、広島、長崎、三百万を越える犠牲を踏まえて得た民主主義の名にかけて、絶対に許すべきではありません。

     ◇

呼びかけ人は以下の通り。

池澤夏樹(作家)

伊藤誠一(弁護士、元日弁連副会長

内田樹神戸女学院名誉教授

内海愛子市民文化フォーラム共同代表)

太田原高昭(北海道名誉教授、元北星学園大助教授

岡本仁宏(関西学院大教授、ワシントン大客員研究員

荻野富士夫(小樽商科大教授)

小野有五北海道名誉教授、北星学園大教授)

海渡雄一(元日弁連事務総長

桂敬一(元東京大教授)

加藤多一(絵本作家

神沼公三郎(北海道名誉教授

香山リカ(立教大教授)

姜尚中聖学院大学長)

神原勝(北海道名誉教授

古賀清敬(牧師・北星学園大教授)

後藤乾一(早稲田大名誉教授

小林節(慶応大名誉教授弁護士

小森陽一東京大大学院教授)

斎藤耕(弁護士

佐藤博明(静岡大名誉教授・元学長)

新西孝司(元高校教師

鈴木賢北海道大教授)

高橋哲哉東京大大学院教授)

田中宏(一橋大名誉教授

千葉真(国際基督教大教授)

中島岳志北海道准教授

中野晃一(上智大教授)

西谷修(立教大特任教授)

西谷敏大阪市立大名誉教授

原寿雄(ジャーナリスト、元共同通信編集主幹)

秀嶋ゆかり弁護士

福地保馬(北海道名誉教授、医師)

藤田文知(元BPO放送倫理・番組向上機構〉)

藤原宏志(元宮崎大学長)

真壁仁(北海道大教授)

松田正久(前愛知教育大学長)

水越伸東京大教授)

森村誠一(作家)

山口二郎(法政大教授)

結城洋一郎(小樽商科大名誉教授

渡辺達生弁護士

和田春樹(東京大名誉教授

http://www.asahi.com/articles/ASGB67JQTGB6PTIL03H.html

負けるな北星!の会 中野晃一氏と山口二郎氏「日本式マッカーシズム学問の自由への脅迫」 日本外国特派員協会

Koichi Nakano & Jiro Yamaguchi: "Japan-style McCarthyism and Threats to Academic Freedom"

http://www.youtube.com/watch?v=TNjWHwCQbcE

中野晃一

https://twitter.com/knakano1970

中野晃一 Koichi NakanoさんはTwitterを使っています: "情勢は極めて厳しいですが、引き続き北星学園が負けないよう応援を。まだ学内で頑張っている方たちがいます。 “@doshinweb: 北星学園大、元記者の契約更新せず 学長、脅迫問題で方針 http://t.co/yYVgdbsJBS”"

https://twitter.com/knakano1970/status/528353795776843776

山口二郎

https://twitter.com/260yamaguchi

山口二郎 自由を守る 2014年10月06日

先日、本欄で日本におけるマッカーシズムの出現を指摘したが、事態は一層悪化している。元朝日新聞記者で、記者時代に従軍慰安婦について記事を書いた植村隆氏及び家族に対する人身攻撃が常軌を逸している。

植村氏は、今年春から関西の私立大学の教授に就任する予定だったが、右派メディアの攻撃によって辞退を余儀なくされた。現在は、札幌にある北星学園大学非常勤講師を務めているが、関西の一件で味をしめた右翼の脅迫によって、来年度の継続が危ぶまれる状況となっている。植村氏の書いた記事に批判があれば、言論で戦えばよいだけの話である。学生や家族まで巻き込んで危害を加えるなどと脅迫することは、言葉によるテロである

現状を憂うる学者やジャーナリストが集まって、北星学園大学学問の自由を守るよう支援する運動を始めることとした。今の大学への攻撃を見ていると、戦前の天皇機関説事件や蓑田胸喜一派による自由主義者追い落としを思い出す。まさに戦端は開かれた。ここで右翼の横暴を止めなければ、これから日本における学問の自由は崩壊することになるだろう。

意見は違っても、言論には言論で対抗するのが自由主義の本質である。本紙の読者の方々にも、ぜひ関心を持っていただくようお願いする。

東京新聞10月5日

http://yamaguchijiro.com/?day=20141006

慰安婦報道めぐり脅迫文 2大学に元朝日記者の退職要求 2014年10月1日03時00分

北星学園大(札幌市厚別区)に今年5月と7月、慰安婦問題に関する記事を書いた非常勤講師元朝日新聞記者(56)の退職を求め、応じなければ学生に危害を加えると脅す文書が届いていたことが捜査関係者への取材で分かった。大学側から相談を受けて、北海道警札幌厚別署が威力業務妨害の疑いで調べている。

捜査関係者によると、文書は学長ら宛てで、5月29日と7月28日に郵送で届いた。印刷された字で「元記者を辞めさせなければ天誅(てんちゅう)として学生を痛めつける」「釘を混ぜたガスボンベを爆発させる」などと書かれ、元記者や朝日新聞の報道を批判する内容。それぞれ数本の虫ピンが同封されていたという。大学関係者によると、9月中旬に「爆弾を仕掛ける」との内容の電話もあったという。

元記者は91年8月、元慰安婦の証言を韓国紙などに先駆けて報じていた。

また、帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)にも9月13日、慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者人間科学部教授(67)の退職を要求する脅迫文が届いていたことがわかった。大学被害届を提出、府警が威力業務妨害容疑で調べている。元記者は同日付で退職した。

府警や大学によると、同大狭山キャンパスに法人理事長や学長らに宛てた封書が計4通届き、それぞれA4判2枚の文書に「辞めさせなければ学生に痛い目に遭ってもらう。釘を入れたガス爆弾を爆発させる」などと記され、釘1本が同封されていたという。

元記者は韓国・済州島で女性を強制連行したと証言した吉田清治氏(故人)に関する記事を数本書いていた。朝日新聞社が8月、吉田氏に関する記事を取り消した際、吉田氏の証言を最初に取り上げた記事の筆者を匿名でこの元記者と記したが、その後、元記者でなかったことが確認された。

http://www.asahi.com/articles/ASG9Z63FLG9ZUTIL060.html

慰安婦報道 元記者の家族も攻撃 2014年10月7日03時38分

慰安婦報道にかかわった元朝日新聞記者が勤める大学へ脅迫文が届き、警察が捜査を進めている。インターネット上では、元記者の実名を挙げ、「国賊」「反日」などと憎悪をあおる言葉で個人攻撃が繰り返され、その矛先は家族にも向かう。暴力で言論を封じることは許せないと市民の動きが始まった。

この元記者は今春、朝日新聞社早期退職した植村隆氏(56)。2年前から続けてきた北星学園大(札幌市厚別区)の非常勤講師を現在も務めている。

大学は9月30日、学生と保護者に向けた説明文書の中で初めて、植村氏の退職を求める悪質な脅迫状が5月と7月に届き、北海道警被害届を出したことを明らかにした。3月以降、電話やメールファクス、手紙が大学教職員あてに数多く届き、大学周辺では政治団体などによるビラまきや街宣活動もあった。

同僚教員は言う。「もはや植村さんだけの問題ではない。大学教育、学問の自由が脅かされている」

攻撃は北星学園大にとどまらない。帝塚山学院大(大阪府大阪狭山市)にも9月13日、慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者人間科学部教授(67)の退職を要求する脅迫文が届き、府警が威力業務妨害容疑で調べている。元記者は同日付で退職した。

ネット子どもの写真や実名

「反日」「捏造(ねつぞう)記者」といった言葉で、北星学園大に勤める植村氏を中傷するネット上の書き込みが目立ち始めたのは今年1月末だ。

週刊文春」2月6日号が「“慰安婦捏造朝日新聞記者お嬢様女子大教授に」との記事を掲載していた。かつて慰安婦の報道にかかわった植村氏が、4月から関西の大学で教鞭(きょうべん)を執ると伝え、植村氏が書いた記事について「捏造記事と言っても過言ではありません」との研究者コメントがつけられていた。

ネット上で、大学へ抗議電話やメールを集中させる呼びかけが始まった。3月、大学側が「採用予定だった植村氏との雇用契約は解消されました」とホームページで公表すると、ネットには「吉報」「ざまぁ」の書き込みが相次いだ。

植村氏によると、その後、自宅に面識のない人物から嫌がらせ電話がかかるようになった。ネットに公開していない自宅の電話番号が掲載されていた。高校生の長女の写真も実名入りでネット上にさらされた。「自殺するまで追い込むしかない」「日本から、出ていってほしい」と書き込まれた。長男の同級生が「同姓」という理由で長男と間違われ、ネット上で「売国奴のガキ」と中傷された。

嫌がらせや中傷は今もやまず、植村氏が弁護士を通じてひどい書き込みの削除をプロバイダーに求めているが、削除が追いつかないという。

■各紙、足並みそろえて批判

朝日新聞は10月1日付朝刊で元記者の勤務先の大学に脅迫文が相次いで届いたことを報じた。2日付で「大学への脅迫 暴力は、許さない」と題した社説を掲げたほか、毎日、読売、産経の各紙も社説で取り上げ、厳しく批判した。

朝日の慰安婦報道を紙面で批判してきた産経は同日付で「大学に脅迫文 言論封じのテロを許すな」と題した「主張」を掲載。「報道に抗議の意味を込めた脅迫文であれば、これは言論封じのテロ」「言論にはあくま言論で対峙(たいじ)すべきだ」と訴えた。

毎日は3日付の社説大学への脅迫 看過できない卑劣さ」で、今回の事件の背景には「一部の雑誌やネット上に広がる異論を認めない不寛容な空気がある」と指摘。「ヘイトスピーチ(憎悪表現)にも相通じる現象だ」とした。

読売も3日付で「大学への脅迫文 言論封じを狙う卑劣な行為だ」と題する社説を掲載した。

■家族や職場への攻撃は卑劣だ

植村隆元朝日新聞記者の話〉 1987年5月、朝日新聞阪神支局に男が押し入り、散弾銃で当時29歳の記者が殺された。私は彼の同期だ。問答無用で記者が殺されたあの事件と今回のケースは異なるが、身近に思えてならない。家族や職場まで攻撃するのは卑劣だ。私が書いた元慰安婦に関する記事に批判があるが、記事を捏造(ねつぞう)した事実は断じてない。今後、手記を発表するなどしてきちんと説明していきたい。

テロ行為にも等しい

五野井郁夫高千穂准教授政治学)の話〉 民主主義の要である言論の自由を暴力で屈服させるテロ行為と等しく、大変危険だ。ネットや雑誌で「売国奴」「国賊」という言葉が飛び交う中、短絡的なレッテル貼りが今回の事件を惹起(じゃっき)していると考えられる。言論を暴力で抑圧してきた過去を日本社会は克服したはずなのに、時代が逆戻りしたかのようだ。私たちはこうした脅しに屈してはいけない。

■社会への不満、背景に

鈴木秀美・大阪大教授(憲法・メディア法)の話〉 嫌韓・反中やヘイトスピーチにつながる排他的な考えのはけ口として、朝日新聞関係者を攻撃する構図がある。背景に現在の社会への様々な不満も重なっている。雑誌が「売れる」ことだけを考え扇情的記事を書き、こうした暴力性をあおっている側面もある。メディアにはものごとを冷静に考える材料となるような建設的な議論が求められる。

■脅迫は許されない

八木秀次・麗沢大教授(憲法学)の話〉 慰安婦問題を報じた元記者が中傷されていることを当事者の朝日が問題視して、読者の理解を得られるだろうか。普段、企業や役所の不祥事を厳しく追及しているのだから、執筆の経緯を元記者が自ら説明すべきだ。ただ、個人を「さらし者」にして攻撃するネット文化にくみすることはできない。脅迫は許されないし、職を奪うまでの行為は行きすぎている。

国際的評価を下げるだけ

古谷経衡(つねひら)さん(著述業)の話〉 朝日の Permalink | 記事への反応(1) | 23:12

2014-10-27

http://anond.hatelabo.jp/20141027013154

弱小な雑誌を出してるような出版社給料もやっすいよ

この元エントリ漫画家ピンからキリまでみたいな話してんのに編集者はみんな高給取りみたいなこと言ってるからおかしくなってる。

大手除けば、編集長だけ正社員で残りは全員フリーか超低賃金ワープアみたいな編集部ばっかりだよ。

2014-10-19

プロに(プロが?)無料仕事する人求む、という件

どうなん?

前の出版社とか大阪市だっけ?無料とかすっげー低賃金で働く労働者募集して、すんごく叩かれたけど、

この香山リカ意見を「いいんじゃね?」っつー人は、出版社大阪市おkだった?

http://togetter.com/li/733670

いっそのこと「創」はしばらくは、資本主義システムの埒外の雑誌と宣言し、執筆希望者が審査受けて掲載料払ってスペースをもらう雑誌、とかにしてもいいんじゃないかな。で、売り上げが出たら配当もらえるようにして。それでも書きたい、という良質の書き手はいると思う。

もちろん「原稿料未払いは困る」と執筆者が訴えるのは正当なことだけど、そこから「創」のもの編集長批判するのが「正義」となってる今の流れは違うなーと思ったので、ひとこと言いました。あ、だからといって私の未払いチャラにするわけじゃないですよ~!(笑)おしまい

2014-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20140903154444

何を言っているんだかわからない?再販制度があっても潰れた出版社なんて星の数ほどもあるだろ。

 

直近では インフォレスト小悪魔ageha) 会社買って編集長追い出して好き勝手したと噂の流れてた。

客を無視して好き勝手すれば潰れるだろ。

 

今の経営層は逃げ切るだろうけど。

2014-08-21

バイラルメディア(苦笑)】BUZZNEWSが怪しいと叩くnetgeekがそもそも怪しい

バイラルメディアってなんですかね。

もうよくわからいですね。

最近その界隈をにぎわしているのが、

いわゆるパクリランキングなるものです。

【速報】バイラルメディアのパクリランキングが発表!一番パクっていたのはあのサイトだった

まぁどこが一位とかどうでもいいんですけどね。

結果はBUZZNEWSでしたと。調査もよくわからないけど。


さらに、以下意味のわからない記事をアップ

【速報】netgeekにパクリNo.1と報じられたBUZZNEWSがブチ切れてnetgeekの記事を丸パクリ


どうでもいいんですが、サービス同士つぶし合ってもらえればと思っていたのですが、

「会社は学校じゃねえんだよ」の松村淳平をTwitterでフォローすべき12の理由

と、今度は同じくバイラルメディア?のBUZZHOUSEとやらを持ち上げてるので、

とても気持ち悪かった。

BUZZNEWS叩きはただの炎上マーケじゃねーの?

とも思う。


さっきのリンク

【速報】netgeekにパクリNo.1と報じられたBUZZNEWSがブチ切れてnetgeekの記事を丸パクリ

で、BUZZNewsの運営が怪しいとか書いてるけど、

お前らnetgeekは詳細いっさいのせてねーじゃねーかw

netgeekが臭い。まぁどうでもいいけど。

つーか、Spotlightにも媚てんじゃねーか。

【速報】サイバーエージェントのSpotlightが外部ライターを募集!netgeek編集長「ちょっと応募してくる!!」

BUZZHOUSEもSpotlightサイバーエージェント系ですかね。

もう好きにしてくれていいですけども。

もしえらそうに、BUZZNEWS叩くわりに、サイバーエージェント系に媚びてるとしたら

それはあまりにもださいわ。

2014-05-30

おもしろ番組ほど終わってしま

俺のセンスおかしいのだろうか?

史上最低だったというドラマ、「夫の彼女」それなりにおもしろかった。

ストーリーはめちゃくちゃだけど、コメディだと思うと楽しかったし、川口春奈かわいかったし、チャーミングなドラマだった。

けっこう気に入っていたのに、打ち切りって残念だった。

というか、打ち切られるほどなものでは断じてなかった。

法円坂ホラー研究会」も大好きだった。

オカルトとの距離のとりかた、茶化し方が抜群に良くて、ホラーバラエティっていうのが最高によかった。

スピードワゴンおもしろかったし、バーチ・アータリ先生もいい味を出していた。

オールマイティとか、ムー編集長面白かった。

フジガールズは、別にどっちでもいいけど、黒沢美鈴と、宇宙人なんですって言ってるフジガールズじゃない子が気になった。


そしていま、「極悪がんぼ」も視聴率悪いらしい。

景気良くて痛快で、超面白いのに、なんでなんだろう。

関東の人には広島弁が嫌なんだろうか?

原作ファンには、主人公が女ってのが微妙なんだろうか?

俺は原作読んでないから知らんけども。

まあ、とにかくおもしろいのさ。


なんで、気に入るやつほど終わってしまう、というか、数字とれないんだろうねえ。

俺のセンスおかしいのかな。

2014-04-28

五分でわかる日本SF作家クラブ大森望20年間

トラバで指摘を受けたので一部修正&追加

大森望氏が日本SF作家クラブに入会を拒否られ、それを契機に一部の作家クラブを退会していることが話題になっている。

日本SF作家クラブ大森望氏の入会を拒否→そのことに不満を持った作家が一斉に退会を表明

http://blog.livedoor.jp/qmanews/archives/52095403.html

大森望氏といえば、文学賞メッタ斬り!であれやこれや言って文壇からの顰蹙を買ったり、清涼院流水デビュー時に本の帯に「新本格最凶のカードミステリ幸福時代に幕を引く」と書いて真面目なミステリファンの不興を買ったり、このミス匿名座談会作家たちから反感を買ったりと、あまり買うべきじゃないものばかりたくさん買い集めているが、しかしそれでも彼がSFにもたらしてきたものは大きい。

人気作品翻訳創元SF短編賞審査員、描き下ろしSFアンソロジーNOVA編纂、そして小松左京賞落選した伊藤計劃氏や円城塔氏をデビューさせる手助け。

どれをとっても重要仕事であり、冬が去りSFの夏が来てると言われて久しい昨今だが、その盛況っぷりに彼が一役買っているということを認めない人間はそう多くあるまい。

こうしてSF業界に多大な貢献をしている大森氏だが、不思議なことにSF作家クラブには所属していない。

SF作家クラブというぐらいだから作家以外は入会できないのかと思いきや、このリストを見ればわかるように、翻訳家批評家編集者など作家以外の人間も多く所属している。

では、なぜ大森氏が入会していないのか?

というのが一部にとっては長年の疑問、そして一部にとっては暗黙の了解だったわけなのだが、昨年末その暗黙の了解を打ち破ってしまったのが元日SF作家クラブ会長瀬名秀明氏だ。

瀬名秀明会長クラブ運営方針に関して、事務局人間と上手く折り合いがつかず会長職を辞任し退会することになったのだが、その際に自身のblogであまり世間一般のSFファンには知られていない事情を公開した。

2013年の終わりに際して(その2): 瀬名NEWS

http://news.senahideaki.com/article/383854699.html

ここで瀬名会長は、大森氏を嫌っているクラブ会員のA氏とB氏の強硬な反対により、大森氏が1992年に入会推薦が却下されていたことを明らかにした。

けど、そのA氏とB氏って誰なの? 僕子供からX-MENの爛れた人間関係は熟知していてもSF文壇人間関係とかよくわからないよ~

と思っていたら、数日後、上のエントリに登場した友成純一氏のメールを受け取り、A氏とB氏がSF評論家巽孝之、そしてその妻であり同じくSF評論家小谷真理であることが晴れて明らかになった(知ってるやつは皆知ってた)。

2013年の終わりに際して(追記): 瀬名NEWS

http://news.senahideaki.com/article/384310771.html

そして、そうしたねちょねちょした因縁の背景には、テクスチュアル・ハラスメント裁判があると作家高野史緒氏は書いている。

SF作家クラブの退会も視野に入れています: Takano's diary”

http://takanodiary.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/sf-8cb5.html

そんなテクスチュアル・ハラスメント裁判なんて言われても知らんよという人のためにざっと説明すると、評論家翻訳家野村総研研究員である山形浩生氏が97年に出版された『オルタカルチャー 日本語版』の中で

そもそも小谷真理巽孝之ペンネームなのは周知で、ペンネームなら少しは書き方を変えればよさそうなもんだが、そのセンスのなさといい (名前が似ているとか年代が同じとか、くだらない偶然の一致を深読みしようとして何も出てこないとか)、引用まみれで人を煙に巻こうとする文の下手さといい、まったく同じなのが情けないんだが、まあこれはこの種の現実から遊離した似非アカデミズムに共通した傾向ではある。

こんな文章を書いた結果、訴訟され裁判にまでなったのである

これだけだと、大森望関係ないじゃんと思われるだろうが、違うのだ。

これはSF関係者以外にはあまり知られていないのだが…………

山形浩生というのは実は大森望のもう一つのペンネームなのである









嘘です!

いや、この文章の前に山形氏は

(「山口さんちのつとむくん」のメロディーで:)

巽さんちの小谷真理

このごろすこーし変よー

どーしたのーかーなー?

日本コスプレ論じても

エヴァンゲリオン語っても

いつも言うこたお・な・じ

「それはね、レイプされているのよ!」

つまんねーなー

という替え歌歌詞を載っけており、この歌詞を一緒に考えたのが大森望氏だとされていたわけである

裁判の具体的な内容を、より詳しく知りたい人はこちらをどうぞ

オルタカルチャー日本版事件判決(事件の判決文)

http://www.law.co.jp/cases/ocj.htm

15年目のテクスチュアル・ハラスメント(事件に関する小谷真理氏のエッセイ

http://inherzone.org/FDI/ms_kotani_contents1.html

というわけで、例の裁判の全貌未満以上(事件に関する山形浩生のまとめ)

http://cruel.org/trial/

もっとも上でも紹介した瀬名秀明会長blogによれば、大森望氏が替え歌作成に関わっていたのは誤解だったという書かれているわけだが、

※追記ここから

大森から訊いたところでは、確かにその宴会には参加したが、替え歌をつくった人々とは席が離れており、替え歌づくりにはまったく関与していなかったとのことであった。

現場にいることはいたらしい。追記ここまで。

さて、ここまで読んだの方々の中で上記の文章におかしな部分があることに気づいた方もいるかもしれない。

山形浩生氏がテクハラ事件を起こしたのが97年。大森氏が最初に入会を断られたのが92年。

…………タイムスリップが起きてる!

身内の確執にも時間移動! さすがSF文壇だ!

というわけではなく、やはり先ほど紹介していた瀬名秀明会長blogをちゃんと読めばわかるのだが、大森望氏と巽孝之氏にはテクスチュアル・ハラスメント裁判以前からの軋轢があったわけである

私の印象では、A氏はかつてある文章によって大森氏にプライドを傷つけられたと強く感じ、大森氏を嫌うようになった。時が経ってもその態度を覆すことは、後のご自身のプライドが許さなかった、ということだと思っている。若いころの大森氏がやんちゃで、問題のある発言をしていたことは事実のようであり、そのことはご本人もいまは反省されているようだ。

ふむ。

こんなゴシップをまとめた匿名の文章などを読む下世話な貴方であれば、当然大森望氏が何を書いたのか気になるだろう。

その内容がこのまとめに書かれてある。

大森望単行本で削った巽孝之批判 - Togetterまとめ

http://togetter.com/li/600937

正直大したことは書かれていない。

別のところでもっとひどいことを書いていた可能性もなきにしもあらずだが、とりあえず存在を確認できるのはこれだけである

たったこれだけである

四半世紀前に書かれたたったこれだけの文章が2014年現在まで尾を引き、ここまで色々なものがこじれているのだ。

何を買っても構いませんが、やはり他人の恨みなんてものは買うべきじゃないですな。はっはっは。

たったこれだけでここまで根に持たれるのだから、そりゃあ私だってこんなもの匿名で書くしかないじゃないですか

あくまで、これらのまとめは私がネット上で見つけたパーツを組み合わせただけのもので、人によっては別の真実が見えており、別の言い分があるのかもしれませんが、それらに関しては関係者さらなる暴露に期待しましょう。

そして、ここまで書いてきた私が大森望氏に言いたいことはただ一つ。

帯文にコメントを寄せる作品はもうちょっと選べや!

ぶく速 大森望の帯に騙されることを楽しみに 本を買っている

http://2chbooknews.blog114.fc2.com/blog-entry-914.html

あっ、それと第34回日本SF大賞特別賞受賞おめでとうございます

以上です、編集長

2014-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20140318074101

これは逆だと思う。基本的社会通念として男の方が上、女が下というのがある。

下の立場のモノが上に楯突くのはカッコイイけど、逆はただのイジメしか見えないからね。

これは誰の目にも明らかなので、男がブサ女を見下すのはかっこ悪いという風潮がある。

逆に女がブサ男を貶すのはよく見られる、というか文化にすらなってるように思われ。

例えば、アニメオタクゲームオタク二次元美少女オタクの男を公然とバカにする行為文化になっている。

それとはまた独立概念として美醜の価値が男女によって違うのもまた事実

男の価値は美醜だけでなく、勉強スポーツ、地位、収入、などなどを媒介して現れる

強さにあると思う。なので美醜は全体の一部でしかない。

逆に女の価値はどこまで言っても美醜のみだと思う。ブスが東大に行こうが雑誌編集長だろうが

留学英語ペラペラだろうがブスはブスなので、他にどんな付加価値があっても女の価値は美醜とか

他人に愛されるかどうか、そう考える女が多いように思われ。

これは誰の目にも明らかなので、男は(リスクが大きすぎて)簡単に女ブスをブスと言えないし

女は(女に対してと比較して相手を傷つけないと知っているので)男をブサイクと呼べるのだと思う。

2014-03-16

はてブSTAP細胞デマ拡散 シノドスの記事も

はてなブックマークで普段デマ検証とか偉そうにしているが、そのはてブが盛大なデマ拡散地に、またなった。


なぜSTAP細胞は驚くべき発見なのか――STAP細胞が映し出すもの | SYNODOS -シノドス-

http://synodos.jp/science/6918

再現可能実験であることは疑いがない。小保方博士がこうした労苦を積み重ねて査読者をねじ伏せたというのは見事というほかない。


再現性の確認もしていないのに、何でここまで言い切るのか。シノドス大丈夫か。

この記事に、はてブが1000くらい付いている。

http://b.hatena.ne.jp/entry/synodos.jp/science/6918

fuka_fuka 一貫して「小保方博士」って呼んでいることにまず好感が持てる記事。素人にも意義がわかりやすく説明されてる。 2014/01/31

このコメントに多くのはてなスターが付いている。STAP細胞ことなんかよりも名称を気にする素人から、まんまと騙されたと。ちなみに、男の研究者でも普通に「さん」と言われてきたし。田中耕一の時には結婚報道とかもされて、小保方晴子の時より業績に関係のない報道ばかりだったが。

tetsutalow “そして、小保方博士がなぜ若くして独立研究者の地位を勝ち得たか、どのような人事制度がそうしたことを可能にするのか。”ほんとココ重要論文数だけで評価してたら絶対たどり着かない。 2014/01/31

ワロタ。どのような人事制度?その中には、もちろん、女性枠の弊害もある。

kuippa こういう記事がメインストリームになればいいのにとおもうのは世間マイノリティなのだろうか 2014/01/31

tanayuki00 こういう記事が読みたいんです。 2014/01/31

こんな記事が増えて、はてブが付きまくってみろ。はてブの信頼が(もとよりないのに)ますますはてブ大喜利になるだけだな。


このシノドス荻上チキ編集長)の記事は、どれだけSTAP細胞がすごいのか、小保方晴子がどれだけすごいのかと書いていて、そもそも再現性もされていない中で賞賛している。(人事制度の指摘なんか何も知らないのに、何でデマ飛ばしてるんだか)はてブは、業績に関係ない女性差別報道をするなという点が強調され、それとは違う記事がシノドスに載ったから、はてブが伸びて、結果的デマ拡散した。(荻上チキって、ネットデマ検証の本まで出してたが、その自身のサイトデマ飛ばしているんだが)


その女性差別報道とか言ってるのも、小保方晴子がノリノリで自分からしたって報道されてるんだが、またはてブ涙目な展開に。


はてブが伸びている記事は、価値のないはてダ記事などが多いが、デマに加担する記事も多いな。絶賛するより前に、再現性が実際に確認されてから、本当に評価すればいいのに。それにしても、シノドスって信用ならんネットメディアだな。(いくら何でもはてブよりはマシだが。はてブは、他人のコンテンツをかき集めているだけのまとめサイトから


はてブ2chがアホの巣窟とか言ってるが、2ch既婚女性板には「STAP細胞発見者の小保方晴子アンチスレ」ってのが発表当初からあった。2ch生物板のSTAP細胞の懐疑点のスレを出せば、はてブのほうが断然アホの巣窟だった。はてブって、デマに流されやすいな。特にはてブでは、女性が絡むと「女性差別」とか言い出して、実際には本当のところはどうなのかの確認もせずに、とにかく女性を持ち上げるという頭の弱い低能なフェミ層が巣食ってるから。他のSTAP細胞はてブが付いている記事コメントって、意味不明女性差別という視点が多く、実際のSTAP細胞なんかどうでもいいコメントばかりだからな。


繰り返すが、小保方晴子女性から業績に関係のない報道をされたわけではない。田中耕一の時の結婚報道、年齢を強調しておっさん普通に通勤とか、癒し系とか関係のない報道ばかりだった。小保方晴子女性を強調だって田中耕一おっさんを強調した報道よりは、かなり抑え目だな。小保方晴子女性差別報道とか言ってるのは、田中耕一の時の報道を全く知らないのか?おっさんへの報道のほうが、もっとグイグイ突っ込んで報道している。


日本人からすごい!女性からすごい!←ネット右翼とはてフェミって、どっちも変わらん。

普段、日本人すごい!って言ってる既婚女性板でも、発表当初から小保方晴子批判スレがあったのに、

はてブときたら、女性すごい!万歳!って、

はてブって女性のことになると、ネット右翼よりも全体主義の低能集団はてブって、集合知ではなく、集合恥の代表だな。


小保方晴子女性で絶賛で「だから女は」になった件

http://anond.hatelabo.jp/20140316184707


ワロタSTAP細胞記事のはてブコメントを見ると、こんなことを言われるのも無理がない面もある。

2014-03-12

しか編集長だった人が

インタビュー記事まるごと書き起こしエントリブクマしてたけど、仕事プライベート別的な考えなのだろうか。俺には無理だった。

2014-02-25

http://anond.hatelabo.jp/20140225102901

ウィングマンは当時の西村編集長がこの漫画ジャンプカラーじゃないと思っていたと書いてたな

編集の鳥嶋氏が強烈にプッシュするから嫌々載せてたような感じだったらしい

2014-02-05

少女漫画の奴は、自分もぱっとみ挙動不審だからこそ言うけど、全体的にみて怪しかたか通報されたのであって、文字として伝わりにくい「なんとなく怪しい雰囲気」を補強するためにつけられてるだけだと思うなあ。

登場人物Aがタクシー運転手、Bが記者でもいいし、

Aが記者でBが編集長でもいいんだけど、

A「なんかこう、怪しくて…」

B「(それだけじゃ文字として伝わらないんで)具体的にどう怪しかったの」

A「(具体的にといわれてもなあ)うーん…あ〜そう、少女漫画とか持ってたし…」

B「見出しはそれだ!」

みたいな流れが容易に想像できる。

ネットでよく話題になる「あいさつしただけで事案発生」とかもそうだけど、メディアが伝えられる範囲だけを受けとって騒ぎすぎるのは、伝える側も受け止める側もどっちも責任があると思うなあ。

2014-01-23

日経ビジネスの副編集長とやらの見識を疑う

なぜ電車で「中ほど」まで進まないのか ~気の利かない人が増えた理由~川西由美子・ランスタッド EAP総研所長に聞く

http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140121/258582/

内容もどうかと思うが、それ以前にインタビュー記事としての最低限の体裁がなってない。

4ページ目に「体育会系優先採用は理にかなっている!?」という見出しが入っているが、

これはインタビュアーが発言した内容であり、インタビューイはそのようなことをまったく言っていない。

インタビュー記事において各見出しインタビューイの主張を端的に表現したものであり、

そこにインタビュアーの主張を勝手に書くのはインタビュー記事の自己否定であり、インタビューイの信頼を裏切る行為である

それをするくらいであれば、最初からインタビュー記事などにせず、社説として記事を書くべきだ。

責任回避しつつ自らの主張を表現するために、インタビューイを利用する行為は、ジャーナリストとして最低である

2014-01-22

http://ameblo.jp/wataseyuu/entry-11754467845.html

アラタの担当2011年頃まで「あの」冠茂2012年から勝木大。

まりそういうことなんだろうけど、略称がIになってるのがよくわからんな。

 

「特技はネットで叩かれること」と自称する冠がこんな暴露反省するわけもないけど、編集長なり会社上層部なりはいい加減なんとかしろよ…

2013-12-05

http://anond.hatelabo.jp/20131203223926

よ、今日は専門外だけど飲んでたらオモシロイ話聞いたからタレコム

なお、聞いた本人に了承とったけど変に絡まれてもなんだから新規ソースゼロでお届けします。

発端

オレが言ったんじゃないぞ

opiegro32

太田ネタとかじゃなくて本当に腐ってるから太田が悪い!」とか言って茶化す風潮はやめてほしいなあ。本人の悪質さが薄れるだけだよ 2013/12/04

太田克史さんってのは、偉大な人だよ。

講談社メフィスト星海社。積み上がる実績そびえ立つ売上。

というネタで飲んでたのが発端で、

この対応ってあたりまえっちゃーあたりまえだよねー、ねー、みたいな話をしてた。

んでだ、ハタと思い至った。

これは、フーダニットハウダニットホワイダニットクローズドサークル全てが含まれているのではないかと。

結論から組み立てた気配のする小説を読んだ時の強烈な既視感が俺を(以下略

フーダニット

だれが、こんなことをしたのか。

そもそもだ、盗作定義ってのは曖昧だ。

ってのは、オレが書かずに既に書かれてるからそっち読んでくれ。

んで、「盗作ではない」という話でこじれてるのはなにか、という話なのだが、

一回ここをハッキリさせとこう。

  1. 裁判著作権)の話
  2. プライドの話
  3. ビジネスの話
裁判著作権)の話

はい、1番の裁判沙汰にはなりません。両者ともコレはハッキリ認識してる。

盗作定義ってのは曖昧で、そもそもアイデア法律保護対象にはならん。

具体的には『名探偵ドイル』であっても、訴えられて負けたりはしない。

映画ノベライズレベルで同じとかキャラクターが明らかに同じ(二次創作)で無い限り、

もうコレは相当に厳しい。

プライドの話

はい、2番のプライドの話がほとんど全てです。

パクられたと言っている古野まほろの言ってることは突き詰めると

「俺のパクったって言えば許してやるよ」

という事になる。

盗作じゃない盗作じゃないって言ってんのに何度も絡んでるってのは、変だ。

ほっときゃいいんだから

これまで古野について一切、どこかで語ったり、書かれたりしていないのは何故なのか。これらがハッキリすれば、何の問題もないと思います

自尊心の問題なのよね。

俺を無視するな、と。

ビジネスの話

はい、3番のビジネスの話が絡むからヤヤコシイわけだ。

裁判沙汰にはならん、相手のプライドを傷つけてはいる。

そこで、どういう落とし所があり得るか。

コレなー、パクったって言うと、回収絶版ルートなんだよねー

ほれ、仁義とかスジとか浮世のギリってヤツ。

さてここで一つの問題が見えてくる。

ポイントは『イラスト大御所CLAMPを使っている』所。

星海社FICTIONS新人賞で、太田さんイチオシで、CLAMP

さあ、日程逆算は野暮だからやめておくんだ!

と、いう状況下で、メフィストデビューしといて他社に移籍した作家プライドを満たすために何かをするか?

ビジネス的にも問題になりそうなのは、目に見えている。

ハウダニット

いかにして、それがなされたのか。

コレも俺が言ったんじゃないぞ

brainparasite

星海社が著者の退路を全力で断ってる感がある。 2013/12/05

さて、高校生名探偵でって話をしようとして、CLAMP好きそうならどういう"学園"にするだろうか。

普通高校?そりゃ担任ボディーガードなら無くはないだろう。

ミッションスクール?まあマリア様は見てなくても考証が面倒だろう。

というか、高校ってのは中等教育機関から、そもそも「伝統的な」高校ってのは難しい。

私塾か、旧制中等教育学校か、大学予科か。

つうかぶっちゃけた話な、誤解を恐れずに言えば、

明治に諸列強と並ぶ国家にしようと、帝国大学を頂点としたピラミッドを作ったので、

教育機関ってのは、政府か、士族か、パンピーか、みたいな形になった。

慶應義塾福沢諭吉が立ち上げた時に、政府に対抗した中産階級教育機関を目指したのは、まあある意味で流れとしては必然だったのかもしれない。

閑話休題

まりだ、伝統的な高校で、軍閥のニオイを消しつつ権威を身に纏わせるには、サムライのガッコウってのは、オテガルなわけだ。

古野まほろ太田克史出身校とか考えると、このへんは興味深いね

実際に読むと判るけど、中村あきは清涼院流水系の、まあそういう芸風だ。

設定厨って言うよりは、真面目な顔した高校生が賢しらに推理合戦で謙遜しあう、あー、暑くてもぴっちり制服来てんだろうなーっていうそういう感じの話だ。

うっかり私塾からスタートして南洋研究機関を設置した島に移住してたら海軍に施設接収されたり学生総出で米軍に対向するようなおもしろ学園とは根本から違う。

絵は見えてる、書きたい内容もある、ではパッケージをどうしようって時に、誰と誰が相談する?

ホワイダニット

にゆえに、それがおこなわれたのか。

 別に新人賞オリジナリティを重視するのはかまわない。むしろ当然である。既に市場に似たような作品があるのならば、多くの読者は新人ではなく実績のある作家の作品を選ぶだろう。

いやー、そうね。

見事に「設定」に関する話しかしていない部分を引いて来ている所にセンスを感じる。

ポイントはね、誰も筆力を話題にしていない所。

高校生で400枚書くのが凄い、という話はしている。

クサしているのは、平たく言えば「見た目」の話。

想像して欲しい。

大日本帝国って名前世界観で、子爵令嬢の依頼を受けた斬首死体に対面したり、瀟洒なホテルラウンジで酒かっくらったりするガキどもが右往左往するアニメと、

いちおうは現代社会の公立高校で、女子バスケットボール部の壁写真が無くなったり、体育館ジュース飲んだりするガキどもが右往左往するアニメと、

絵面で観た時に、似ているだろうか?

まり星海社にとって芸風というのは、読んで想像した絵面が似ているか否か、だ、

というか、いっちゃなんだがフツーはそうだろう。

完全無欠の生徒会長の号令一下、無理難題適当に片付けるって書くと「生徒会の一存」も「めだかボックス」も同じになっちまうが、読んで受ける印象は相当に異なる。

判り難かったらこう言い直せばマンガラノベに詳しくない連中にも伝わるか。

この4作品はいずれもアーサー・コナン・ドイルの描いた誉れも高き史上最高の名脇役がモトネタだけれども、見栄えはずいぶん違う。

勿論、それぞれコナン・ドイル卿には敬意を払ってるが、例えばそれぞれがそれぞれの作品をいちいち上げたりしているだろうか?

(なお、モンタナ・ジョーンズに関してはマルコ・パゴット絡みでセーフ)

星海社に限らず、新人賞ってのは、いちおうは「応募された作品から」って話になる。

ただな、すげえオモシロイとか、ものごっつ読ませるとかじゃ無え。出版できるか、だ。

んだがね、例えば新人賞が出てない回ってのもあるわけで、応募がゼロだったからじゃない。

ほいでだ、「出版すると設定がヤバイ」ってヤツがハイペースで原稿用紙を埋められるとする。

するってぇとだ、

新人賞ってのは、「審査員の考える出版できそうな作品」に与えられる。

別に要件がツマビラカになってるわけじゃねえから、当然応募側はよく判らんで爆死する。

じゃあ、「審査員の考える出版できそうな見栄え」を「見た目で落ちたヤツ」が知ることが出来れば

言ってみれば効率良く新人賞を通過することが出来るってスンポウだ。

クローズドサークル

ここは、ひらかれていない。

1.選考に関わった全員が『天帝のはしたなき果実』を読んでいないor内容を忘れていた。

2.色々類似点があると気づいていたが、この程度大した類似ではないと考えた。

3.色々類似点があると気づいていたが、読者は類似に気づかないと考えた。

4.気づかれることを想定してのネットでの炎上狙い。

 イラスト大御所CLAMPを使っている時点で4番は無いだろう。考えられる可能性は残りの3つ。外野である我々にはどれが真実なのかを判別する術はない。

はたしてそうだろうか。

中村あきのデビュー作、『ロジック・ロック・フェスティバルLogic Lock Festival〜 探偵殺しのパラドックス』の主人公は、『中村あき』だ。

古野まほろデビュー作、『天帝のはしたなき果実』の主人公は、『古野まほろ』だ。

や、京極堂だってオンナジだよ。猿は主人公じゃないだろ。

そりゃあいくら太田さんに縁の深いメフィスト賞たって、50回も近くなりゃあうっかり読んでない作品が合ってもオカシクナイヨネー

って、真顔で言えるだろうか。

そして、そんな作品がぽっと現れた時に、

太田さんが大きく関わる星海社でそれを見逃す編集者果たしているであろうか?

ミステリは、パズルである

すべては、めいはくでは、ない。

身も蓋もない話、これが星海社からではなく別の出版社から刊行されていたら、ここまで話題になることもなかったと思うのだが……。

そーねー

さて、現実ノックスもヴァン・ダイン関係ねぇ。

登場人物はこれで全部で証拠も全て揃っているので、後は推理するだけでござい、とはならん。

犯人はおまえだ!」というセリフを一度は言ってみえてモンだが、そうもいかん。

しかしだ、状況を平静な目で見つめた時にだ、

小説を構成する主要素であるところのテーマプロットキャラクター

に、世界観だとか設定だとか、小道具の話が入ってないのは、弁護士相談した結果じゃねぇだろう。

誰が、どのように、何のために、「新本格推理小説出版したのかを考えると、

これが壮大なアングルで無い限り、まあ、ソウイウことなんじゃねぇの?

オレは「最前線編集長」を名乗る太田さんが耄碌したとは思わんな。

2013-11-27

「2年目のジンクス」を経験して得たこと

 2年目のジンクス――。スポーツ芸能界で華々しいデビューを飾った人物が翌年、嘘のように活躍しなくなる様子を表した慣用句だ。そして、今年の私がまさにそうだった。

現在、私は大学サークル活動でマスコミ系のサークル所属している。元々、文章を書くのが好きで入ったサークルだ。1年の頃はちゃんとした文章が書けるか不安でたまらなかった。しかし、取材対象について自分なりに準備をし、それが先輩方から褒められ自信につながった。取材を重ねていくうちに、もっと良い文、良い写真サークルが運営するWebサイトの読者に発信していこうと、参考になる記事があればその都度収集して、今後に活かそうとしていた。それが1年生の頃の自分だった。

 だが、2年生になると状況が変わる。編集長代替わりし、新しい体制になった。この体制が私の苦しむシーズンの始まりとは知らずに。今までどおり私は自分なりに準備をした。2年目にもなり、今までの活動をベースもっと深く掘り下げた文を書こう。そう意気込んでいた。しかし、新しい編集長の下した答えに唖然とした。「この文は酷い。あなたの文章は中立的すぎる」。1年間の全てが否定された気分だった。確かにウチのサークル大学部活動を応援する一助を担うサークルだ。でも、1年間自分はそのスタンスで書き続けてきた。第一、その編集長の書く文章も良い物とは思えなかったし、同学年の中でも、その人のやり方に不満を持つものが少なくなかった。憮然とした感情うごめく中、私は文章のスタンスを変えざるを得なかった。もちろん、1年間染み付いたスタンスが数ヶ月そこらで変わるわけはない。文章を書いては貶されの日々で、次第に読んでもらう対象が読者のための文章ではなく、編集長に怒られない文章を書く事が目的にすり替わっていった。当然、面白くなかった。以前のような準備もしなくなったし、担当する部会の次期チーフも当然のごとく、もう一人の友人(編集長彼氏)に任命された。

 情熱を失った自分が悪い。頭ではわかっていた。しかし、一番は自分が読んでもらう対象を見失ったことだと思う。もっと大学によった文章を書こうと気を使いすぎて、読者に何を伝えたいのかが分からなくなってしまった。自分来年3年目を迎え、最高学年になる。このままズルズルと行くのか、持ち直すのかは分からない。ただ、ひとつ言えるのは、今年経験したことは必ず、自分のこれから仕事、後進の育成に活かしていかなければならないということだ。

2013-11-01

下村文科相皇族政治利用したことを得々と語っている

ここで書く内容は、単純に http://anond.hatelabo.jp/20130715205106 の続編として用意してきたものだ。

しかし、山本一郎氏と量子的重ね合わせ状態にある一国会議員による天皇直訴事件がおき、それに関連しての下村博文文部科学大臣コメント http://sankei.jp.msn.com/life/news/131101/edc13110110070000-n1.htm を読んだときには、さすがに開いた口がふさがらなかった。

おまゆうううぅぅぅwwwwwwwwwwww

以下、『NEWあしながファミリー』第129号、2013年平成25年9月1日(9・10月号)あしなが育英会、の下村文科相へのインタビューより。聞き手は玉井義臣あしなが育英会会長(NEWあしながファミリー編集長)。太字強調は引用者=増田による。

確かに招致運動には汗をかきました。JOCを所管する文部科学省大臣として、いわゆるロビー活動にはかなり精力的に動き、それが招致につながったと自負しています

玉井:それは面白い。ぜひお聞かせください。

内外問わず直前のマスコミ下馬評では、東京は劣勢でした。そこで、高円宮殿下開催都市が決まるIOC総会へのご出席をお願いしたのです。

玉井高円宮殿下にお願いしたのはなぜですか。

開催都市投票権を持つIOC委員の多くは、日本皇室への尊敬の念が高い。それに妃殿下語学に堪能でいらっしゃるどうしても招致スピーチにお願いしたかったのです。

玉井:それでご出席いただいたのですね。

いやいや、そう簡単な話ではなかった。宮内庁長官にお願いしたのですが、皇室政治利用だと最初は断られました。そこで、私が宮内庁まで直接出向いて長官と押し問答を繰り返し、二度目にようやく内諾を得たのです。

玉井:よく了解が得られましたね。

いや、正確に言うとOC総会ご出席に関しての了解ではなかったのです。ご存知のように妃殿下日本サッカー協会名誉総裁でいらっしゃったので、南米サッカー連盟の招待を受けてアルゼンチンをご訪問いただく。その折、IOC委員に、東日本大震災に関する各国からの援助に対する返礼のご挨拶をしていただきたいとお願いしました。

玉井:で、ようやくブエノスアイレスでのIOC総会を迎え一安心でしたか

それが、そうでもなかったのです。最後まで宮内庁は妃殿下の招致スピーチは駄目だと言う。最後最後、妃殿下スピーチ直前に電話をかけても了解はとれなかったのです。

玉井:ほう、それでどうなさったのですか。

最後私自身が決断しました。妃殿下ご自身からは了解を得ていましたから、御礼のスピーチをしていただいた後もその場に残っていただきました。また、妃殿下は一人を除くIOC委員全員と、親しくお話されたのです。

以上。私はこれが法に触れるかどうかは全くわからないが、すくなくとも、普通日本語で言う「皇族政治利用」にあたるのは間違いないと判断する。また、モラル的にもどうかと思う。ウヨではないけど、下村文科相の発言から皇族に対する深い敬意を感じ取ることは到底できない。さらに、こんなことを得意満面にべらべら喋って、国務大臣としての自覚はあるのだろうか?

そして何より情けないのは、これが「汗をかいロビー活動」の内容、ということだ。外国のIOC委員に対する働きかけというのは、お前が中心になってやらなきゃいけないことだろ? お前は、外向けにいったい何をしたんだ? こんな人間文部科学大臣、というのが今の日本の政治の水準をあらわしている。

前の増田では、鈴木宗男氏に似てると書いたが、鈴木氏はそれでも佐藤優氏というブレーンのおかげもあってロシアに対して実際にいろいろ働きかけることはできた。下村氏のこの徹底的に内向きな志向は、早大雄弁会の先輩森喜朗から正統な後継者として伝えられたものだろう。

最後に:宮内庁とその長官に心から同情申し上げます

2013-09-24

週アス編集長

週アスのものはどうでもいいが、

あのクソ野郎がほえ面かくとこ見たいか週アス潰れてほしい

2013-09-02

The Startups管理人の謝罪エントリがあまりにアレな日本語だったので修正

TheStartupsの謝罪エントリー日本語が甘すぎ。

これぐらいは書こうぜよ、と元ライターとして添削してみた。

本職の編集者さんとかの添削がみたいところだが。

なお、詳細な編集履歴が入ったPDFファイルはこちらに置いておきます

https://anonfiles.com/file/c8f3cb8733d4ee1bb6233bab021f02c3

  • 以下、修正後TXT--------

ここ最近、本誌の記事を発端に多くの方を巻き込んだ炎上騒動が起こり、どのような形で本件についてコメントすべきか悩んでおりました。

オンラインオフラインわず様々なご意見をいただき、大いに考えさせられましたスタートアップ界隈をお騒がせしてしまったこと、

および当該記事に関して何点か本稿にて謝罪いたします。

■問題の記事に関してランサーズ様への謝罪

①:私信を先方の許可なく記事で公開した点

②:「言論統制」という表現不適切であった点

③:ポジショニングマップの表記方法稚拙さがあった点

この3点は様々な方にご指摘いただき、私の落ち度であると感じました。

①②の表現おいて、菅沼様、ランサーズ様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます

申し訳ございませんでした。

機会をいただけるようでしたら、直接訪問してお詫びさせてください。

この件につきましては、別途ご連絡申し上げます

下記二点の記事に関しては、今後のランサーズ様の活動に支障をきたさぬよう、

2013年8月30日に削除致します。

ランサーズThe Startupに対して言論統制

クラウドソーシング狂想曲:クラウドワークス vs ランサーズ

クラウドワークス様との関係について

既にクラウドワークスCEO吉田浩一郎様がブログにてご説明くださいましたが、改めて私からもご説明致します。

クラウドワークスから本誌に金銭が支払われたことはございません

②:クラウドワークス様とは過去に梅木個人として取引実績がございます

③:取引実績は単発であり、継続的な月額顧問契約などはございません

今回の関連記事は私の独断で書いたものであり、クラウドワークス様は一切関与しておりません。

The Startupの記事により、クラウドワークス様にご迷惑をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます

申し訳ございませんでした。

クラウドソーシング業界全体に関して

今回の騒動により、クラウドソーシング業界全体の信頼性や発展の妨げになるきっかけを作ってしまったことを

改めて謝罪致します。

先の二社様のみならず、業界関係者の皆様にもご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。

本誌ではランサーズ様、クラウドワークス様に関する記事は今後掲載致しません。

過去クラウドソーシング関連記事に関しましても削除致します。

警察騒動に関して

一部メディア警察関係した騒動に発展しているという記載がございます

事実としては、GMO世永様から私へ謝罪の申し出があった際、

GMO様の会議室を使用できないか相談申し上げましたが使用できないとのことで、

警察署を話し合いの場として利用することとなりました。

オンライン上で攻撃的な方だったため、

身の危険を感じて警察署に使用の許可をいただきました。

から被害届は出しておりませんし、今後も警察を絡めた事態に発展させる予定はございません。

■取引実績のあるニ社様との関係疑惑について(追記:18:20

私と過去に取引実績のある、ヴォラーレ様、Retty様に関しても本誌では以前記事を出しており

、その記事に対する報酬があったのではないかという疑惑もございました。

両社からThe Startupの記事に報酬が支払われたことはございません。

ヴォラーレからはApplivという媒体にてアプリ未来予想図という連載記事執筆お仕事をいただき、

Retty様にはマーケティングに関するアイディアをご提供致しておりました。

疑惑を持たれた両社様にもご迷惑をおかけしたことをお詫び致します。

申し訳ございませんでした。

■今後のThe Startup運営方針

本件により、取引実績のあるサービス企業様に対して、本誌で記事を書くことについて

金銭の支払が発生していなくとも、世間の誤解を生む可能性が高いことを認識しました。

ご見識者の方々からすると当然の事かもしれませんが、本件を機に今後の運営方針を下記の通り明示いたします。

①:取引実績のあるサービス企業についての記事を書く際は、取引実績がある旨を記載する

②:ポジショニングマップの使用に関しては、表現方法や対象数を今まで以上に吟味する

以上となります

本件の事の発端は私の記事となりますが、思わぬ方向に発展し事が大きくなってしまいました。

多くの方を巻き込んでしまい、申し訳なく思っております

元の私の記事がなければこのような問題を引き起こす事はありませんでした。

関係した皆様方には、心よりお詫び申し上げます

私個人に対しては実名匿名を問わず本件で多くのご意見をいただき、

確認できる範囲ではございますが拝読いたしました。

自分では気が付かない視点に気づかされることも多く、勉強になりました。

多くの方にご迷惑をおかけしましたが、自分は誰に対して何を書くべきなのかを考えさせられました

応援いただきました読者様方の期待を裏切ってしまたかもしれません。

本件を重く受け止め、精進いたします。

この度は多大なご迷惑をおかけしたこと、重ねてお詫び申し上げます

The Startup編集長

梅木雄平

2013-08-31

文章系専門学校で学んだこと

http://anond.hatelabo.jp/20130830202223

小説を書くための学校に、2年間通った。

特定を恐れずに、その経験談を書いておこうと思う。

最初教科書本多勝一木下是雄だった。

400文字詰原稿用紙のレポートを何度も書かされた。学校までの道案内や入学式の報告といった、無味乾燥としたレポートだ。

その400文字は、先生の厳しい添削で真っ赤になるのが常だった。

まともな文章をたった400文字すら書けない。その現実の中で僕らはもがいた。

本を読んだ。

プラトンから神々の指紋」まである推薦図書のリストがあって、半分は読んだと思う。(神々の指紋は残念ながら読んでいない)

村上春樹吉本ばなな江國香織好きな人が仲間内では多かった。一方で、ラノベばかり読むグループもいた。

僕自身は、SF古典人文学系の新書を読んでいたと思う。

その時期いちばん読んで良かったと思うのは、佐藤信夫の「レトリック感覚」「レトリック認識」だった。

ただ、読んで良かった、という気持ちだけが残っていて、内容は詳しく覚えていない。

50枚の短編小説を書くのが、1年目の目標だった。

50枚書くことは難しくなかった。

夏にはもう初稿が提出できて、先生にはそれなりに褒めてもらえた。

しかし、自作何となく気に入らなくて、勝手最初から書き直してしまった。

それから、文章を先生に褒められることは一度もなかった。

書き直した作品は、生徒みんなの前で罵倒された。(トラウマだ)

合計で7回は書き直したと思うけれど、何度やっても評価はされなかった。

2年目の卒業制作100枚の中編だった。

そちらも同じように失敗した。

レポートなども合計すると、2年間で2000枚は書いたと思う。

授業では色々な人から話を聴いた。

某有名ゲームプランニングをしていた人・女性雑誌編集長とある古参ハッカーラノベ大御所・今ではずいぶん有名になってしまった当時の新人作家……。

映画演劇もたくさん見せてもらった。レポート宿題が必ず付いていたけれど。

民俗学古事記を読んだり、美術学で有名絵画から聖書シンボルを読み解いたり、構造主義を応用して物語プロットを組み立てる授業もあった。

教えてくれる人はみんな(出来る範囲で)熱心で、青臭い自分言葉もちゃんと聞いてくれた。

ちなみに、小説先生は往年の一太郎ユーザーで、ESCから始めるショートカットばかり使っていた。

キーシーケンスの組み合わせを暗記していたようで、VimEmacsに通じるところがある。

日本語IMEについて、ATOKは使い物になるが一番良いのはWnnだ、と言っていた。その真意は定かではない。

提出ファイルにはShift-JISのプレーン・テキストを指定し、タイトル名前の入れ方も詳しく指示していた。おそらくマクロで処理したのだろう。

ただ、提出メディアフロッピーディスクだった。もう10年以上前の話で、テレホーダイ記憶が鮮やかだった頃だ。

僕が通っていた学校に限れば、環境としてそんなに悪いところだとは思わない。

当初は周囲を見回して傲慢になっていたけれど、その鼻柱は見事に折られてしまった。

客観的に言って、使おうと思えばいくらでも使える環境だったと思う。

ただ、進路が難しい。学校を出た後でどう生活を立てていくかが難しい。

日本社会の標準的ルートからはやはり外れているのだ。

卒業生の進路はそれぞれだった。

僕はPGSEの道に突き進んでしまった。

定職に就いていない人間もきっと多いだろう。

頭の良い同期は大学に転入した。

プロとして活動していると言えるのは、50人の同期の中で3〜5人だと思う。

(これはきっと、専門学校の中ではかなり良い割合に入る)

おそらく最良の選択は、大学に転入し、標準ルートに戻ることだ。

標準ルートを知ることも大事だし、それから生活を安定させてデビューを目指せば良いと思う。

(ただし金が掛かりそうだが……)

専門学校は、僕にとっては良い場所だった。

何も知らない自分に大きなトラウマを与えてくれたのは、本当にありがたい事だ。

ただ、自我の捨て方は教えてもらえなかった。

こればかりは、学校の外で年齢を重ねてから、知るほかなかった。

文章を書くには、どうしても、自我を捨てた部分が必要だ。

そう悟りながら、僕はいまだ書けないでいる。

純文学系の新人賞に一度だけ送って落選した実績しかまだない。

そして、日本語よりJavaを書く時間の方が長く、それよりもD言語を書きたいと思う毎日を、無為に過ごしているのだ。

追記

トラバでも言われてしまったけど、「学んだこと」と言いながら、学んだ技術的な内容をあまり書いていなかった。

多少参考になる部分があるかもしれないので、追記してみたい。

ストーリー構成の教科書としては、シドフィールドが使われていたようだ。

ただ、当時はろくな翻訳が無かったらしく、教師オリジナルテキストを使っていた。

ハリウッド流の伝統的な4分割構成が基本で、自分アイディアをとにかくそれに落とし込み、内的整合性を保って読者に提示する技術を教えられた。

たとえば下記のような点をチェックするよう繰り返し言われた。



他にも色々と細かいテクニックについて教えられた。書くときの気構えであったり、推敲添削方法であったり。

今はストーリー構成の良書も多いだろうし、自分教科書を集めて勉強できる環境も整っているかもしれない。

から自分で体系的な資料を集め、先生になってくれる人や切磋琢磨できる仲間を見つけ、継続的に書く環境を整えられれば、わざわざ専門学校に行く必要は無いだろう。

専門学校などという人生を浪費する施設より、週末の教室Webでの作品発表・添削という形の方が適しているかもしれない。今の時代はきっとそうだろう。

レベルの高い卒業生の作品を見ると、内的整合性の点では下手なラノベよりしっかりしているものが多かった。

しかし、

「全体的に整合性が取れていて、ちゃんとした盛り上がりがあり、伝統的な構成に従って無駄なく構成できているか?」

という問題と、

「それが商業的に売れるか?」

というのはまったく別の問題だ。

商業的消費はたぶん非体系的な世界で、体系的技術がそれにどこまで寄与できるかは分からない。

とあるデビューした卒業生処女作は、内的整合性など何も考えていない、次々と新しい要素がひたすら出現する怪作だった。

その一方で、しっかりした技術のある人が、なかなかデビューの糸口を見つけられないでいる。

ちゃんとした構成や一貫性よりも、変に魅力的な脇役が愛されたりするのが商業世界だ。

特に日本おいて、消費者は全体よりも部分を好む傾向が強いと思う。

そして、部分で受けることを狙うのはかなり難しい。

部分を愛する文化というのはきわめてハイコンテクスト文化で、普遍的一般的技術原理的に存在できない気がする。

それは様式美に満ちた世界で、日本の文化はそういった様式美の継ぎ足し・連続で出来上がっているようにも思う。

こういった事は加藤修一の「日本文学史序説」に素晴らしくまとまっていて、とても面白かったので、創作に関わる人は序章だけでも全員読んだ方が良いと思う。

マンガゲームアニメラノベも全部これで説明できるし、将来的にどんなもの日本流行するか判別する目安にもできそう。

これは学校では教えてもらえなかったテキストだ。

以上を要約すると、ちくま学芸文庫から上下巻で出ている加藤修一日本文学史序説」を3000円で思い切って買おう、それを読めば専門学校に行かなくても大丈夫場合によってはラノベを書かないで済ませられるかもしれない、ということだ。

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