「紙幣」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 紙幣とは

2021-11-19

anond:20211114174113

なってるやろ。少なくとも、昔の紙幣とは違って、今の西側紙幣は兌換性のないものじゃないか

2021-11-06

anond:20211106112000

昔(つっても数年前だが)某神姫バス中学くらいの娘が下りようとしたけど高額紙幣しかないみたいで、

運転手おっさん両替できないから他の人両替頼むか、親呼んで、とか言ってて、結局電話で親呼んで運賃支払ってたんだけど

娘さん困惑してるしバス停まったままだし運転手は知らん顔だし(お前が出せとは言わんが、もうちょいやり方あるやろ)

クソ不快だった

2021-10-30

財布を拾って考えた

昔話をさせてくれ。

夜中、自転車都内公園を通って帰宅中、植え込みの横に服屋の紙袋があるのを見かけた。ゴミのようにも見えず、通り過ぎたあとしばらくして気になったので、引き返して中を確かめてみた。中にはタグのついた新品のジーパン女性用のカットソー、そして厚めの財布が入ってた。

時間12時を少し過ぎたころ、周りには人影はまったくない。いま誰かがここに置いてその場を離れているだけとは考えられなかった。周りを見渡し、公園を出た先のあそこに交番があったな、と思い出しながら紙袋ハンドルに引っ掛け、その場を後にした。

街灯は暗かったので財布の中身はちゃんと確かめてなかった。持ち主の手がかりがあるか、いくらくらい入ってるか、どうしても気になったので、園内のトイレに向かった。

すこし緊張しながら個室に入った。蛍光灯がまぶしかった。膨らんだ長財布には、新札のような紙幣が7万円ほど入っていた。カード入れには見慣れないデザインクレジットカードが数枚。学生証らしいカードにはブロンド髪の女性が写っており、読み慣れないスペル名前が記されていた。昼に買ったジーパンカットソーレシートも入っていた。

どういう経緯で、今日買ったばかりの服と財布が公園にあったのかは分からない。自分で置き忘れたものではないだろう。しかし盗まれたのならどうしてあんなところに置いてあるのだ?いずれにしても、彼女今日買ったばかりの服と財布をいま持っていないことは事実だ。旅行来日したのに財布をなくすことがどれだけ悲しいことか。自分旅行先でこんなことになったら、どれだけ不安になるか。彼女のことを考えると同情の思いがあふれてくる。

それにしても、私に拾われたのがラッキーだった。私はその金をネコババするようなことはしない。7万程度の金で後ろめたい記憶を心に刻むようなマネは決してしない。私はこの紙袋を正直に警察に届けるつもりだ。身分証も入ってることだし、紙袋が落し主の彼女に戻ることは確実だろう。彼女はなくした財布が、現金までもが無事に手元に帰ってきたことに驚き、この国の治安の良さと届けてくれた者の正直さに思いを馳せ、その人柄の良さを痛感することだろう。私はそんな彼女の驚く顔を想像して満足する。彼女が放つ行き場のない感謝の念を、わたし想像して受け取ることができる。そして、その記憶を何度も繰り返し思い出すことができる。それは私の生涯の喜びとなるだろう。

しかし、交番に届けると、警察官に自分名前や連絡先を聞かれ、落とし主が見つかった際に、謝礼を受け取るか聞かれる。それを私は知っている。以前、同じように財布を拾って警察に届けた際、何気なく謝礼を受け取ることに了承してサインした。数日後、落とし主から電話があり、謝礼として1万円を受け取った。その時の落とし主の私に対する感謝とめんどくささと義務感とが入り混じった、なんとも言えない表情は、私が2度と思い出したくない記憶ひとつだ。そういえば着信は非通知からだった。

そして私は、財布を紙袋に戻す前に、少しためらったのち、その中から新札一万円札を抜き取った。これは私が受け取るべき謝礼である現金拾得した際には、その金額の2割までを落とし主に請求する権利があると聞いたことがある。私は法学部を出ている。ならば、請求して受け取る前に、あらかじめ2割に満たない金額を受け取っておけばいい。そう考えることに、まったくの躊躇や葛藤は感じなかった。

感謝はされたい。しかし、義務感で謝礼を渡されたくない気持ちも強い。落とした財布を受け取りに警察へ向かう彼女警察から落とし主の連絡先を伝えられ、謝礼を要求されていることを知る。その時に彼女が感じるであろう圧倒的な面倒くささ……。外国で、旅行先で、そんな面倒な時間をかけさせたくない。私が彼女だとしたら思うことは、謝礼などほしかったらくれてやるからなぜ先に取っておかない?!なぜ謝礼を渡す手間を私に課すのか?!めんどくさいこ要求するな。という思いだ。

そうして私は一万円を自分の財布に入れ。それ以外は拾ったままの紙袋警察に届けた。氏名、住所、携帯番号を聞かれ、警察官と財布の中身をすべてあらためて、1円まで数えて記録をつけた。そして最後に、落とし主に私の連絡先を教えない、謝礼を要求しないことを伝えた。

最終的に彼女紙袋を手にできたかどうかは分からない。しかし、聡明彼女であれば、財布から一万円が足りないことに気付き、拾い主である私に拾ってくれたこと、そして謝礼を事前に抜いていることに対して、さらなる感謝の念を抱くことだろう。私はやるべきことをした。

人にやってほしいことをしろ。幼い頃から聞かされてきたその思いは、こんなふうにして結実したのだ。

2021-10-29

NFTに関するよくあるQ&A

私はエンジニアなので法律の話は適当です。

NFTって何?

Non-Fungible Token、日本語だと非代替トークン

紙幣硬貨暗号通貨のような「価値自体がその物体を表している」もの代替性。例えば私が持つ1万円札とあなたが持つ1万円札は同じ価値のものとして交換可能

そうでないものは全部非代替となる。非代替性を持つトークンなので非代替トークン

NFTって詐欺

NFT自体詐欺ではない。詐欺師がNFTを使うことはある。

NFTに紐づくアート所有権ヤバいみたいな話を聞くけど?

それは結局契約次第。例えばNFTはコンサートチケットのようなものに対しても適用できるが、これは別に会場の席を所有する契約ではないだろう。

同様に、NFTアートに関しても、「改変はOK/NG」「SNSアイコンに使うのはOK/NG」「商用利用はOK/NG」みたいな話をそれぞれで行うことはできるだろう。

その内容をNFTに埋め込んでしまえば後から契約内容を勝手に変更されることもなくなる。

(そういう運用をあまり聞いた事がないので、みんな適当にやっているのかもしれない)

NFTに含まれるのは「アートへのリンク」で、後からいくらでもリンク先を変えられるし、404になるかもしれないって聞いたけど?

この指摘は半分正しいが、半分間違っている。

正確には、NFT自体はそこに責任を持つようには設計されていない。また、リンク先が変わってしまうかもしれない問題は、NFTの問題ではなく現在中央集権インターネット問題である

実際に現在中央集権インターネットでは、電子書籍プラットフォーム倒産したときに「購入したリンク先の電子書籍が読めなくなる」、geocitiesサービスを終了すると「リンク先が全て404になる」、という問題が発生している。

これを避けるために、NFTアートに利用するリンクには、HTTPに代わってIPFSという技術を用いるのが一般的である

HTTPロケーション指向などと呼ばれ、現実世界の住所に近い。当然その住所で火事が発生したり、泥棒が入って内容物が奪われたりしたら、中身のデータは失われてしまう。インターネット世界に戻すと、データを保管しているサーバが爆発すると、二度とそのデータを入手することはできない。また、データすり替えられる可能性もある。

IPFSはコンテンツ指向などと呼ばれ、現実世界ISBNコードに近い。ISBNコードさえ知っていれば、どこで入手したものであっても自分が読みたい本と同じ中身のものを読むことができる。そして、IPFSではデータ分散して保管される。1つのサーバが爆発しても、必ず他のサーバから取得することができる設計となっている。データ分散させることによって、データ改竄にも堅牢となる。

なんでNFTにアート自体を埋め込まないの?

計算量がヤバい

なんでブロックチェーンを使うの?

ブロックチェーンを利用することで、悪意を持った何者かによってデータ改竄がなされない(正確には、相当なされにくい)ことを保証できる。例えば、「ザッカーバーグFacebook投稿を改変したが、Facebookがそれを認めないし、他の人は証拠を出すことも難しい」みたいな状況がそもそも発生し得ない。

なんでNFTってこんなクソ高いの?

暗号通貨であぶく銭を手に入れた連中が買っているから。適当に買い漁ってる人もいるだろうけど、資産分散が狙いなのではないかと思っている。

今の為替で「1000万円相当の暗号通貨で買ったNFT」は、将来的に暗号通貨価値が下がったとしても「その時点において1000万円相当の暗号通貨」で取引できる可能性がある。逆に暗号通貨価値が上がったとしても、「買った時点と同じ量の暗号通貨」で取引できる可能性もある。

なんでSkebの人はあんなにキレてるの?

からない。ただSkebは明らかに中央集権サービスではあるので、非中央集権インターネット流行ると困るのかもしれない。

2021-10-28

新しい硬貨増田が出るってよテッル出が出す間蚊鵜恋氏ら他阿(回文

おはようございます

あのさ、

500円硬貨が新発売されるって知ってた?

へーって感じなんだけど。

結局私いまだに2000円札って見たことないのよ

あれって発行が2000年ミレニアム紙幣だったんでしょ?

もう廃止されちゃったのかしら?

からないけど、

とにかく見てないうちに見れなくなっちゃ可能性が大きまるわね。

あと夏目漱石千円札とき

夏目房之助さんがこれオレのひいお爺ちゃんなんだぜ!って自慢出来たって話しが超ウケるんだけど、

それもそれで身内に紙幣になった人がいるってのも

逆に引くわー。

凄すぎて。

5000円札新渡戸稲造から二宮金次郎に変わって今やどっちか分からないけど、

一説では二宮金次郎クラスチェンジして新渡戸稲造になったってことらしくあるそうでもあるそうよ。

本当にここ久しく電子マニーよろしく

貨幣はもろとも紙幣あんまり持ち歩かない昨今の世の中、

急に小銭がいるときがあるから

コインケースをかって、

それぞれのコインの種類がすぐに準備できるようにって、

両替セットを作っておくようにしたの。

なんか取引先さんで

現金払いなところがあるから

それだけの用事で準備しているってわけなのよ。

から急に小銭現金が要るときとかのお店とかは事前に調べていると言えども

ある程度の現金を小銭として持ち歩くことが少なくなっているので、

急な出来事があったら不便なのよね。

銭湯は今だ現金のみだし、

考えてみるとそんなにもう現金を使うところって逆に少なくなってきたし

ランチパスタ屋さんはやっぱりまだ食券機現金のみだし、

あいランチ食券形式システムのお店も、

食券機を電子マネー対応にしていただけたら嬉しいんだけどなぁーって

結構最近自販機電子マネー使えるところが多くなってきて小銭出さなくていいかーって

安直気持ち簡単電子マネーで飲み物も買っちゃうけど、

これって、

逆に電子マネーに対応してるから

売上が上がる!って事例もあるんじゃないかしら?

腕時計電子マネーのカードをくくりつけておけば、

もうさスマート腕時計に引けを取らないスマート決済が出来ちゃうわけなのよ。

からいちいちお財布出す手間すらももう惜しむわ!って

人間って面倒くさがり屋さんなのねって

どんどん楽な方に流れて行ってしまうところを

ぐぐぐいっと止めたいか

私小銭の両替セットをこしらえてつくって準備しておいているのかも知れないわ。

さすがに

なんとかペイってのは種類が多すぎて、

それにまで手を出したら本当に大変なことになるからそこは抑えているんだけど、

私が使っているのは元祖ペイパル一択よ!

あとスクエア決済もあれはたぶん一番最初個人でも電子決済システムを導入できるべく、

私も握手券を売り歩いていたんだけど、

結局誰も買ってくれなかったわ。

でも本当は電子マネーも種類が多くなってきてどれがどれだか分からいから、

1つの種類しか使ってないけど、

昔はイオンでアイディーで決済してもポイント貯まるワオンカードワンワン!って

もうここ掘れワンワン花咲かじいさんの如く

ポイントが貯まっていたんだけど、

イオンもワオン決済でしかポイントが貯まらなくなったか

本当にたまらないわよね。

チリツモだと思っていたけど、

そうはいかないみたい。

でもさー

腕時計にくくりつけたスイカチャージ残金が無いとき

慌ててスマホチャージする時にパスワード忘れていて

急に思い出せなくて電車を乗り過ごしそうになる、

とりあえず残金がなくても

入場出来るイコカの券はとりあえず便利なのよ。

それでさ、

うそう言う交通系ICカードダジャレが尽きてきて

なになに「カ」ってつけておけばとりあえず交通系ICカード的な風の名前になるから笑っちゃうわ。

松屋のさー

ICカード名前が「マツカ」って

これって食券機で行列になってることが多くて待たされるから「マツカ」って自虐ネタなわけ?

私は待つのが嫌だから少しでも券売機の券が詰まって出てこないトラブルがあったら

お腹空いて飛び込み前転して入店したにもかかわらず、

後転してそのまま退店するまでよ。

でもほんとうに1万円札を原価20円ぐらいの金額で作っておいて各銀行に1万円で卸しているニチギンって

ある意味凄いわね。

商売上手だわ!


今日朝ご飯

ハムタマサンドよ。

日々同じハムタマサンドなのに、

いつも新鮮な気持ちで食べると常に美味しさが続く美味しさ!ってね。

から毎日ハムタマサンドが辞められない理由の一つのうちの一つかもしれないわ。

デトックスウォーター

ホッツ麦茶ウォーラーしました。

緑茶より麦茶の方がより身体に良いような悪いような、

そんな世間の噂はいざ知らず、

やっぱりノンカフェインの方がいいのかしら?って

ちょっと意識高い系なことを言ってみたい季節でもあるわね。

かいもの飲んで

温活してね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2021-10-25

古いお金については道徳時間社会科時間で教えたほうが良いと思う

寛永通宝とか教えた所で役に立ちにくいので、近年で変化した硬貨紙幣説明していったほうが良いと思うんだよな。

二千円札を見て偽札扱いするという時点で今の子無知になってしまうし、そういうことのないように教えるのは必要だと思う。

しかしたら昔のお金に興味がある子も出てくるかもしれない。

この間記念硬貨を購入したら、やっぱりニセ硬貨扱いされたんだよね。

そういうのを見ると、ああお金については教えたほうが良いと思ってしまう。

100円札だって未だ使えるけど、子どもたちは知らないか偽札と感じるだろうしそこまで古くない二千円札偽札扱いなんだから、ほんとヤバい

この分だと、現在幼児の子24年度の紙幣発行以降に昔の札を見るとやっぱ偽札扱いしてしまうだろう。

学校はこういうのも教えるべきだと思うな。

2021-10-24

anond:20211019123054

「捕まってないわよ。それどころか、将来は文学者研究対象にもなるし、紙幣肖像にもなるわよ」

2021-10-10

anond:20211010161731

天才たちが頑張ってやったのは、電子だけど紙と同等程度のコピー不可能性を確保する、みたいなこと。

コピー紙幣から、こども銀行券と同程度になっただけで、技術の高度さは全然価値担保にならない。

 

このへんまでは俺の最初勉強範疇だ。

2021-10-08

anond:20211008130826

9日午前、2024年度前半に1万円、5千円、1,000円の各紙幣20年ぶりに刷新することを、麻生太郎財務相が発表した。

1万円札は福沢諭吉から、「日本資本主義の父」渋沢栄一に。


https://www.fnn.jp/articles/-/1753

口元が小堺一機・・・

2021-10-07

anond:20211006211009

論破王こと、ひろゆきは好かんが「どう考えて後悔する」クソガキをぶちのめすのは先に生きた者の義務だ。全力で否定する。

共産主義って本当に駄目なのか?

だめです。

●きみたちは騙されている

ほう...

共産主義流行ったら困るのは誰だ?

日本共産党員です。日本共産党支持基盤金持ちブルーカラー全労連』っていうことは、ある程度のイイ会社の工員がバックであるということです。彼らは平均化されると、年収が下がります。よって、困るのは平均以上に資産を持っている資本家ではありません。

資本主義国家資本家によって植え付けられた虚像なんだ。

それは同意する。共産主義もっと虚像だがな。

●純度100パーの資本主義国家はうまく行かない

バーカ。資本主義っていうのが、共産主義者によって想像された言葉だ。

国家経済に介入しないと不況時にエグいことになるし、

マクロ経済学知らんの?

国家が再分配を行わないと少数の資本家がその他大勢労働者労働者奴隷のようにこき使う地獄なっちゃうよね。これは陰謀論でもなんでもなく教科書に書いてあるレベル事実だよね。

いいえ、違います。今の紙幣に「一対一対応」する価値はありません。その結果、超強力にインフレーションを起こして「金持ち」は毀損され続けてきました。証拠は、こちら。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG29H15_Z21C15A2CR8000/

日本だって「最も成功した社会主義国」とか言われているじゃん。

共産主義社会主義は明確に異なります社会主義資本主義と両立する概念です。

わざわざ俺が指摘するまでもない話だけど、資本主義国家ですら共産主義要素無しでは立ち行かないわけだよね。

いいえ。逆は成立しますが。

「行き過ぎた共産主義」がまちがってるだけだよね。

行き過ぎた共産主義は誰が判定するのですか?マルクス?死にましたよ?つまり、誰もできませんよね?共産主義は間違っているので、「行き過ぎた共産主義」なんてないです。

東側陣営はほぼ独裁国家だった

山川世界史でも買って読めよ。キューバとかうまく行った部類だと思うけど、カストロだって晩年批判的だろ?それに、産油国すら資本主義がないと貧乏になるぞ。ベネゼエラとか知らんの?ベネゼエラは機材の更新が滞って崩壊したのよ。でもって、そんなトップを選んだのは自国民だよ。ヒトラーが選ばれたのとおんなじ理屈ですよ。

https://globe.asahi.com/article/11558836

共産主義が負けたのではなくソ連が負けた。

経済が負けたのじゃない。技術革新に失敗したから、ソ連崩壊したのだ。たとえば、日米の半導体の発展にソ連はついてこれなかった。経済崩壊は後付けだ。ソ連崩壊してからロシアから NginxKaspersky といった一流の技術いたことは証明できたが、当時は全然ついていけなくて『ベレン中尉亡命事件』でミグが捕獲されて判明したのさ。共産主義下では、有能な人は見つけられない。

アメリカは...というかアメリカ体制を支持する資本家は、自分の国で共産主義革命を起こされると困るから東側諸国共産主義思想弾圧しまくったよね。

日本も強力に西側の一員として闘いましたよ?アホみたいに金を出したじゃん。ADBやら、アジア危機では流動性の保持に日本が協力してやったじゃないか。それに日本赤軍を知らんのか?

その結果アメリカが勝った。

ええ。

アメリカ東側諸国喧嘩を売らなければソ連は上手く行っていた可能性があるよね。

プラハの春とか勉強しようぜ?

日本だってさ。製造業でイケイケだった時代があるわけじゃない。半導体バンバン売って、テレビ冷蔵庫バンバン売ってウハウハだった時代がある。でもアメリカ喧嘩を売られて、今じゃ日本製造業は完全にオワコンなっちゃったよね。これだって日本製造業が駄目だったわけじゃなくて、アメリカ喧嘩を売られてしまったのが駄目だっただけじゃん。

これだけは言える。中共おかしい、と。製造業については、アメリカオワコンだよ。

でも今は時代が違うわけ。当時は性能がイマイチで一部の技術しか使えなかったコンピュータを、いまでは誰もが携帯していて、しかもお店にはPOSシステムがあって、決済はクレジットカードキャッシュレスで、俺にはよくわからんけどAIかいうやつも流行ってる。

上でも書いたけど、ソ連コンピュータをつくれないし、そうじゃなくても日米から密輸してたぞ。

レジや決済サービスオンラインで繋がることによって、需要消費者ニーズリアルタイムで把握することができる。ソ連ときはこれができなかったけど、いまならできる。計画経済ダメなところはテクノロジーカバーできるわけよ。

センスあるな。俺が為政者なら、それを人民に使うがね。

民主主義システムだってそう。昔は民主主義システムが未熟だったから、選挙をしても結局ヒトラーみたいなやつが現れて民主主義破壊していった。

ここが最高に馬鹿だよ。ベネゼエラ(略

今ならどういうシステムがうまくいくのか研究が進んでいるし、市民だって昔よりは民主主義のことを理解しているし、なによりみんな民主主義を愛している。昔と違って独裁者が強権を振るうなんてゴメンだという人が多い。

違います共産主義民主主義は両立すると、共産主義者は主張してます

もっといい形の社会主義存在するはずだ。

それをマルクスも思ってたけどね。空想的社会主義とね。

俺は共産主義者ではないんだけど、でも自分の頭で考えた結果こういう結論に至ってしまった。

いいことだ。

から本当はお前らに、俺の頭の中にいる共産主義者を否定してほしいんだ。

パソコン資本主義の賜物じゃないか。それに、インターネットARPANET というとき共産主義国でも同じことできただろうけど、これが「エッチ画像をみるツール」に変身したのは、資本主義からなんじゃないかな?

いろいろ指摘をして俺を論破してほしい。頼んだぞ。

どうっすかね?まだ足りないか

2021-09-29

anond:20210929082706

そうなってもいいように紙幣価値法律保証されている。

もし全人類が一斉に「法律ってただの文字じゃん」って正気に戻ったらどうなるかはわからない。

2021-09-16

民主党経済通貨制作問題点を書く

野口悠紀雄が「円高になったら、チョメチョメ理論」をはじめると、大概おかしくなるので、2010年初等の民主党「あのとき」の雰囲気を書いておく。

拝啓野口先生。「超」勉強法を読んで、先生のことがファンになりました。先生の言うことは、実生活で役に立っていますしかしながら先生本業であります経済学』の主張は、プレジデントの連載を読む限りでは、再現性が薄いように思われます

たとえば鳩山政権が始まったころ、先生は「円高になったら、円高に強い産業が生まれる」と主張されていましたよね。私も、そう思っておりました。先生も、私も、スティグリッツクルーグマンのような、いわゆる富国論のアダム・スミスを起点とする「神の見えざる手」を、信用していました。神はサイコロを振らない、そう信じておりました。だからインデックスファンドを買うのが天国への近道だと信じてきましたし、インフレ比率が概ね年利 7%ポイントのリターンを得ることができています。今のところはね。

野口先生、たぶん、あなたは正しい。正しくないのは、民主党を過信して、選挙に投じた国民だと思います。はっきりいうと、あのとき民主党経済政策は「国としての」主体性確立できていなかったのが最大の問題点だと思います2010年にさしかかる頃、円高になるメリットは確実にありました。あの当時は BRICS を代表とする大国が消費旺盛で、化石燃料も高く、円高にすると都市部労働者にとってはメリットがありましたし、地方にとってもメリットがありました。だから、ある程度の円高は好まれたのです。

問題なのは日本国民はが世界円高で勝てる価値提供ができなかったのです。先生は、民主党の連中の支持基盤である都市部労働者」の実力を過信しておりましたよね?おそらく「円高メリットのある層は、円安で抑圧されてきた」と考えておられたでしょう。実を言うと、私もそうでした。円高になると、円高メリットのある会社があって、そういう会社が伸びるだろう、と思っていました。

今となっては、性急すぎた政策についていけた国民がいなかった、ということです。そして、民主党支持基盤であった都市部製造業従事者を破竹の勢いで潰れていったという事実だけでした。311 以前に戻りますと、あの頃は東芝日産のような民間大企業が元気でした。しかしながら、民主党政策は「経済的メリットのないガソリン減税、高速道路無料化」「JR再雇用されなかった組合員に総額およそ200億円を支払う」「再生エネルギー強制購入させられる」という、ポピュリズムで場当たり的な政策うんざりさせられましたよね。どれもこれも継続性がなかった、そんな経済政策だったわけです。

それで、あの当時、為替領域世界では何が起きていたか適切に把握していた人は民主党にいたのでしょうか?私はわかりません。

ただ、当時はリーマンショック後の「通貨流通量マシマシ」にあって、日本以外はマネーサプライがダブダ状態にあったことは判明しています韓国朴槿恵大統領が「日本通貨安を誘導している」と、2014年頃に煩くなったのは自民党になってマネーサプライを加速したからでしょう。つまり日本けが通貨流通量の増量が相対的に遅かっただけでなかったのか?、それは民主党無能からと、当時は私は思ったのでした。そして、それは国民も、世界も、同じ感想を抱いたのではないでしょうか。

もしそうだとしたら、世界は「円安メリットのある国が円高是正しないのは、日本は(実質)内紛状態にあって、円安にできていないだけなんじゃないか?」と思われていたわけです。そうだとしたら、マネーサプライを上昇させて円高否定するやつがいない、つまり円高なのは、実力と無関係」とね。

じゃあ、マネーサプライを増やすとどうなるのか?、というと民主党から自民に変わった結果どうなったか思い出しましょう。物価インフレです。それは教科書どうりですね。いまの紙幣は兌換性が無い、信用紙幣ですから全く問題ありません。マンキューかスティグリッツでも読むほうが良いですから

それで、タイトルに戻りましょう。実力の無い国民による『円高』は持続不可能であり、その実力は『円高から育くまれもの』ではない、そういうことを民主党に教えてもらったし、国民は『円高に値する国民になれ』というべきなんじゃないですか?

anond:20210916210239

紙幣の美しく洗練されたデザインや、国を代表する偉人肖像を見ると、自然愛国心が湧いてくるよな

2021-09-11

anond:20210911193417

罪だぞ。

いや、正確には、誰もが多かれ少なかれ罪を背負って生まれており、それを直視出来ないものが、他者の罪に敏感なのだ

ただし、クソダサ新紙幣。お前はダメだ、罪深い存在である

2021-09-09

anond:20210909215812

その場合紙幣で持たずに銀行に預けるか、その他のサービスに預けるかして、電子マネーを使うようになるだけでは。電子マネーを使うように仕向ける方法としては良いかもしれないね。それでも貯蓄性向はあまり変わらないかもしれない。

2021-09-08

靴を探すのに紙幣を燃やす成金って実在したんだろうか

単に貧乏人が嫉妬で描いた風刺画現代に残ってしまっただけではないだろうか

2021-09-07

anond:20210905175129

デザイン好き嫌いを良し悪しで語るのはやめておけ

ふむふむ 好きとか嫌いといった感情の起伏を( ? )な価値基準で良しとしたり悪しとしたりするのはやめておけということだな

その結果は価値基準である( ? )が流動的だったり不安定だったり他人との共有や理解簡単ではないからだろうな

紙幣の話を見ていると、デザインなんか習ったこともないような人がデザインケチを付けていて、見てられないなって思います

しかに語彙の量として学習をした人間とは違うのだろうな

無意味に足掻いて周囲を泡立てるのはたしかに何にしても見ていて心地の良いものではないな

ケチを付けている人の意見を見ると、ダサいとかデザインが悪いという意見を言っているのだけど、それ、本当にそうでしょうか?

しかに端的にそうとしか表現方法をもたない人間からはそういう意見がきているな 本当にとは真にダサいとか本当のデザインという基準からなのか

それは最初の( ? )ではないのか?

理論において何学説において ダサいは本当ではない デザインが悪いは本当かどうか という言及に至るのか 本当にそうなのか とは?

ダサい」といっているのは実際(本当・真に)は「ダサくない」ということになってしまうのか? それは( ? )に至ってしまう導入だよな・・・ 心配

もしその「(一般人の)ダサい」が

「エッジがきいてない(風景同調して取得したい一番大事情報金額)の認識に直接的でない)」とか

デザインが悪い(肖像画人物特徴として髪型や顔のパーツや衣服が印象に残りにくい)」だとしたら

( ? )のデザイン理論における真のカッコイイ本当のデザインはそこなど取るに足らない もっと大切な目標があるということなのだろうか

デザインを一通り学んだ自分にしてみると、新紙幣別にデザインが悪いということはないです。

なるほど期待値高まる

しろデザイン性のみで言えば非常に優れていて、今までの紙幣の中で一番といってもいいです。

は? 良し悪しで語ってる・・・

いや良し悪し は良いのだろう 良し悪しで好き嫌い だから・・・

好きとも嫌いとも言ってないよな・・・

好きか嫌いかで それが良いかいかというのも 好きとも嫌いとも言ってないからな・・・

セーフだろう

視認性、可読性、誘目性、レイアウト、どれをとっても一番優れてるんじゃないかな。

その良し悪しで語ってる「良し」としているのは何なのだ

そのデザイン理論 気になる

とりあえず 優れている は解らないけれども 好きとも嫌いとも言ってはいない セーフだ

そもそも紙幣デザインというのは例えば家電や車と違って、計画的陳腐化をすべきものではありません。

いや知らん わからん 目的が違いすぎて「ピグミーマーモセットエゾシカとは違う」と言われても そうだ としか言えない・・・

「そうだ!」と言わせるためか そうなのか?

まり、これから流行るであろうデザインで、過去デザイン陳腐化させることはしないという意味です。

最新のサービスがそこにつまっているぞということか 前述をただ置き換えているだけだが お金未来をひらく そうだ たしかにそうだ

お金がひらく未来と デザイン先進性とかけているのか それはまったく機能視覚効果に関連はなく 無関係だが 大喜利的にはつながってる

大喜利なのか? この話題大喜利だったのか?

理由は単純で、そもそも購買を煽る必要がないものということと、そのデザイン使用する期間が他の工業デザインと異なってはるかに長いという理由からです。

その単純な理由がまったくわからん 逆説的につなぐことで「こんな簡単なこともわからないのか?」という文脈にしているのか?

工業デザイン機能性ありきなのでお札は四角くて紙だ それ以上のなにを求めるのだ単純に 理由として ということなのか?

そうなると、例えば流行にのったデザインを取り入れすぎてしまうと、20年後にはものすごいダサいデザインになってしまます

たぶん古いファッションや演技の方法工業製品の外装などは流行でないからダサイ(その時点において機能的に直観的でない)とは言えるそれか?

自動車円盤の形をしているなどダサい現在においては走行機能とおよそ関係ない形状をしている)とか

ロボットもっさりしてダサい(およそ人の機能を果たすべき機械が人の形をしていない)など

時間を経てダサイ」はある

しかファッションは一巡りしてきたり 半世紀以上のおさがりがカッコよかったりもする

家電機能とおよそ関係ない形状が「(ダサさが)かっこいい」場合もある 装飾としての無意味さが機能についているという点においてだ

工業製品もおおよそ機械プロセスはかわらないだろうけれども結局商品バリューを高める「外装(無意味な部分)」の刷新である部分はあるので

機械役割自体劣化しない限りデザインの「一周まわってダサい」はそう多くはない気がするが・・・ それは素人考えからだろうな

デザインを学んだものからすれば違うのだろう

そのほうが紙幣デザインとしては致命的ですよね。

なつかしいレトロなお札は「ダサくてデザインいまいちなのだろうな

聖徳太子の絵だったり500円札だったり 小判だったり和同開珎などはダサいのだろう あんなのお金として使うのは恥ずかしいな

・・・いや充分かもしれん ダサくないきがするが・・・ それは俺のデザインセンス素人一般人から デザインを学んだものからいえばわかってないのだろうな

で、何が言いたいのかというと、デザインが悪い、ダサいって言っている人は、要するに良し悪しではなくて好き嫌いを言っているわけです。

デザインを学ぶと好きか嫌いかで良し悪しを判断しないのだな なるほど

・・・いや一般人知識がない人間でもそうでなくても それは一概にいえなくないか

自分生活デザインしているという意味では一般人もデザイナな気がするが その良し悪しは好き嫌いで決めてる気がするが・・・

デザイナーいかに嫌われようと醜いと蔑まされようとも ダサい悪いといわれようとも 良し悪しのために仕事をするのか・・・

タイトルの「好き嫌いを良し悪しで語るのはやめておけ」つまり良し悪しで好きや嫌いというのはちょっとまて というのは

もしかして「良し悪し」とは一見して一般人には理解しがたいが本当の( ? )や真の( ? )には意味価値があり

それを知らずに直観的に「好き嫌い」というべきではない 嫌いといっているそれにも重要機能がある ということなのだろうか・・・

いやまて 良し悪し という機能的な価値ではなくて 個人の趣向の違いであ好き嫌い評価をしてる と言ってないか・・・

個人の好きとか嫌いという感情個人生活デザインにおいて積極的に取り入れたいか 積極的排除したいか それを基軸にしてるのでは?

それは それを機能的というのではないか・・・

俺の好みじゃない。もっとかっこよくしろ!ということ。

一般人はすぐ目的について直接的に解決しろって言うよな

それが良くないんだよな

実際ダサくて使いにくいものを作ることで そのデザインとしての効果が産まれうるってこともあるってことだよな?

たとえばダサくて恥ずかしいか現金もったら使いたくなくなる ついため込んでしまう 見たくもないからすぐ銀行にいれてしま

それを意図してるとかいデザイナーの思惑が あったりするってことだよな?

個人感情としてダサイやとかデザインが悪いという感情の隆起は デザインされたものだ ということなのだろうか・・・

そういう意見表明をすることは全く悪いことではないのですが、それはあくま個人好き嫌いの話であって、デザインの良し悪しとしてデザインのもの批判すべきではないわけですよね。

そうだな・・・

かに個人意見代表者としてではなく発言する場合は全て個人意見であり好き嫌いだよな・・・

あえてあなたは何の代表ですかと聞かないことには そりゃそうだよな・・・

個人個人ライフデザインをするにあたっての監督個人であるので 個人用途においては 好き嫌いを表明しても そのデザイン機能的な良し悪しを語ってもよいのではないか・・・

デザイナーはその個人の行動を誘導するために 貯めたり使うのをためらったりという動作をすることを予見してのデザインをしているわけなので 個人がそうするそう思うという感想を述べるのは

デザインどおりだったかどうかの答え合わせができる瞬間なのであったほうがよいのではないのか・・・

デザイナーはもうすでに最初からそんなことはわかっているから答えなど合わせる必要もないし使用されてる現場をみる必要もないし 予見ができているので結果をしる必要さえないのか・・・

そんなにすごかったんだなデザイナー・・・

おまえら操られてるぞ と

( ? )に入るのは 自分だった ダサい批評して檻に入れていたのは 自分自身だと そういうことだったのか だったのか・・・

2021-09-06

紙幣ダサいって言って何万円も使ってTCGレアカードを買う奴

おらんやろ

原始人がネックレスをつけた理由 パート2

鑑定や価値測定の問題は非常に幅広いものである人間にとっては、好意の返礼、物々交換貨幣、信用、雇用市場での購入など、あらゆる交換システムに関わってくる。また、強要課税、貢ぎ物、司法上の刑罰の設定などにおいても重要である動物互恵利他主義においても重要である。例えば、サル背中を掻くために果物を交換することを考えてみよう。相互に毛づくろいをすることで、個人では見えないし届かないダニノミを取り除くことができる。しかし、どれだけの毛づくろいとどれだけの果物を交換すれば、お互いに「公平」だと思える、つまり離反しないお返しになるのであろうか?20分間のバックスクラッチングの価値は、果物1個分であろうか、それとも2個分であろうか?また、どのくらいの大きさの果物であろうか?

血と血を交換するという単純なケースでさえ、見かけよりも複雑なのだコウモリは、受け取った血の価値をどのように見積もっているのだろうか。重さ、大きさ、味、空腹を満たす能力、その他の変数価値見積もるのだろうか?それと同じように、「あなたが私の背中を掻いてくれたら、私があなた背中を掻く」という単純な猿の交換でも、測定は複雑になる。

大多数の潜在的な交換において、動物にとって測定問題は難題である。顔を覚えてそれを好意に結びつけるという簡単問題以上に、そもそも好意価値推定値について双方が十分な精度で合意できるかどうかが、動物相互利他主義の主な障壁となっているのではないだろうか。

現存する旧石器時代初期の人類の石器は、我々のような大きさの脳には複雑すぎる面がある。誰が誰のためにどのような品質の道具を作ったのか、したがって誰が誰に何を借りているのかなど、彼らに関わる好意を記録しておくことは、一族境界線の外ではあまりにも困難であっただろう。それに加えて、おそらく残っていない多種多様有機物や、身だしなみなどの刹那的サービスなどがあるであろう。これらの物品のほんの一部でも譲渡され、サービスが行われた後には、我々の脳は膨れ上がっていて、誰が誰に何を借りているのかを把握することはできなかった。今日、我々はこれらのことをよく書き留めているが、旧石器人には文字がなかった。考古学的な記録が示すように、氏族部族間での協力が実際に行われていたとすれば、問題さら悪化する。狩猟採集民の部族は通常、非常に敵対的相互に不信感を抱いていたかである

貝がお金になる、毛皮がお金になる、金がお金になるなど、お金法定通貨法に基づいて政府が発行した硬貨紙幣だけでなく、さまざまなものであるとすれば、そもそもお金とは何なのであろうか。また、飢餓危機に瀕していた人類は、狩猟採集もっと時間を割くことができたはずなのに、なぜネックレスを作って楽しんでいたのであろうか。19世紀経済学者カールメンガーは、十分な量の商品交換から自然に、そして必然的貨幣進化することを初めて説明した。現代経済用語で言えば、メンガーの話と似ている。

物々交換には利害関係の一致が必要であるアリスピーカン栽培してリンゴを欲しがり、ボブはリンゴ栽培してピーカンを欲しがる。たまたま果樹園が近くにあり、たまたまアリスはボブを信頼していて、ピーカンの収穫時期とリンゴの収穫時期の間に待つことができたとする。これらの条件がすべて満たされていれば、物々交換はうまくいく。しかし、アリスオレンジ栽培していた場合、ボブがピーカンだけでなくオレンジも欲しかったとしても、運が悪かったとしか言いようがない - オレンジリンゴは同じ気候では両方ともうまく育たない。また、アリスとボブがお互いを信頼しておらず、仲介してくれる第三者を見つけられなかったり、契約を履行できなかったりした場合も、運が悪いと言わざるを得ない。

さらに複雑な事態も起こりえる。アリスとボブは、将来的にピーカンリンゴを売るという約束を完全に明確にすることはできない。なぜなら、他の可能性として、アリスは最高のピーカンを独り占めし(ボブは最高のリンゴを独り占めし)、他の人には残りかすを与えることができるからである。2つの異なる種類の商品の質と量を比較することは、一方の商品状態記憶しかない場合には、より困難になる。さらに、どちらも凶作などの出来事予測することはできない。これらの複雑さは、アリスとボブが、分離した互恵利他主義が本当に互恵的であったかどうかを判断する問題を大きくしている。このような複雑な問題は、最初取引互恵的な取引の間の時間的な間隔や不確実性が大きいほど大きくなる。

関連する問題として、エンジニアが言うように、物々交換は「スケールしない」ということがある。物々交換は、少量であればうまく機能するが、大量になるとコストがどんどん高くなり、労力に見合わないほどのコストになってしまう。取引される商品サービスがn個ある場合物々交換市場ではn^2個の価格必要になる。5つの商品であれば25個の価格必要となり、悪くはないが、500の商品であれば25万個の価格必要となり、一人の人間管理するには現実的ではない。貨幣を使えば、500の製品に500の価格というように、n個の価格しかない。この目的のためのお金は、交換媒体としても、単に価値基準としても機能する。(後者問題は、暗黙の保険契約」とともに、競争市場存在しなかったこから価格が近しい交渉ではなく、長い間進化してきた慣習によって設定されることが多かった理由でもある)。)

物々交換必要なのは、言い換えれば、供給スキル、好み、時間、そして低い取引コストの偶然の一致である。そのコストは、取引される商品の数の増加よりもはるかに速く増加する。物々交換は、確かに全く取引をしないよりははるか効果的であり、広く実践されてきた。しかし、お金を使った貿易に比べれば、その効果はかなり限定的である

原始的貨幣は、大規模な貿易ネットワークよりもずっと前から存在していた。貨幣には、もっと早くから重要用途があった。貨幣は、信用の必要性を大幅に減少させることで、小規模な物々交換ネットワークの働きを大きく改善した。好みが同時に一致することは、長い時間の間に一致することよりもはるかに稀だった。お金があれば、アリスは今月のブルーベリーの熟度に合わせてボブのために採集し、ボブは半年後のマンモスの群れの移動に合わせてアリスのために狩りをすることができ、誰が誰に借金をしているかを把握したり、相手記憶や誠実さを信用したりする必要はない。母親の子育てへのより大きな投資を、偽造できない貴重品の贈与で担保することができる。貨幣は、分業の問題囚人のジレンマから単純な交換に変えてくれる。

多くの狩猟採集民が使用していた原始的貨幣は、現代貨幣とは全く異なる姿をしており、現代文化の中では異なる役割果たしており、おそらく後述する小さな交易ネットワークやその他の地域的な制度限定された機能を持っていた。私はこのような貨幣を、本来貨幣ではなく、収集品と呼ぶことにする。人類学の文献では、このようなものを「お金」と呼んでいるが、これは政府印刷した紙幣硬貨よりも広い範囲定義されているが、このエッセイで使う「collectible」よりも狭い範囲定義されている。また、曖昧な「valuable」という言葉もあるが、これはこのエッセイ意味でのcollectiblesではないものを指すこともある。原始貨幣名称として他の可能性がある中で、コレクティブルという言葉を選んだ理由は明らかであろう。コレクティブルは非常に特定属性を持っていた。それらは単に象徴的なものではなかった。コレクティブルとして評価される具体的な物や属性は、文化によって異なる可能性があるが、恣意的ものではない。収集品の第一の、そして究極の進化機能は、富を貯蔵し、移転するための媒体であった。ワンパムのようなある種の収集品は、経済的社会的条件が貿易を促進するところでは、現代人が知っているような貨幣として非常に機能である。私は、コイン時代以前の富の移動手段議論する際に、「原始的貨幣」や「原始的貨幣」という言葉を、「収集品」と同じように使うことがある。

富の移転による利益

人々、一族、あるいは部族自発的貿易を行うのは、双方が何かを得ることができると信じているかである価値についての彼らの信念は、例えばその商品サービスについての経験を積むなどして、取引後に変わることがある。交易の時点での彼らの信念は、価値についてはある程度不正であるものの、利益存在については通常正しいものである特に初期の部族貿易では、高額商品に限られていたため、各当事者自分の信念を正しく理解しようとする強い動機があった。そのため、貿易ほとんどの場合、双方に利益をもたらした。貿易は、何かを作るという物理的な行為と同様に、価値を生み出した。

個人一族部族はそれぞれ好みが異なり、これらの好みを満たす能力も異なり、これらの能力や好み、そしてそれらの結果として得られる物について持っている信念も異なるため、貿易から得られる利益は常にある。このような取引を行うためのコスト取引コスト)が、取引価値あるものにするのに十分低いかどうかは別問題である。我々の文明では、人類歴史上の大半の時代よりもはるかに多くの取引可能であるしかし、後述するように、いくつかの種類の取引は、おそらくホモ・サピエンスサピエンス誕生した頃まで、一部の文化にとっては取引コスト以上の価値があった。

取引コストが低いことで利益を得ることができるのは、任意スポット取引だけではない。これが、貨幣起源進化理解する鍵となる。また、家宝担保にすることで、取引の遅延による信用リスク回避することもできた。勝った部族が負けた部族から貢ぎ物を取ることは、勝った部族にとって大きな利益となった。勝利者の貢ぎ物を集める能力は、貿易と同じ種類の取引コスト技術恩恵を受けていたのである。慣習や法律に反する行為に対する損害賠償請求する原告や、結婚斡旋する親族集団も同様である。また、親族は、タイムリー平和的な相続による富の贈与の恩恵を受けていた。現代文化では貿易世界から切り離されている人間の主要なライフイベントも、取引コストを下げる技術によって、貿易に劣らず、時にはそれ以上の恩恵を受けていた。これらの技術のうち、原始的貨幣収集品)よりも効果的で重要ものはなく、また初期のものでもなかった。

H.サピエンスサピエンスがH.サピエンス・ネアンデルターレンシス駆逐すると、人口爆発が起こった。紀元前4万年から3万5千年の間にヨーロッパ占領した証拠からサピエンスサピエンスはネアンデルターレンシスに比べて環境収容力を10倍にしたこと、つまり人口密度10倍になったことがわかる。それだけではなく、彼らは世界初の芸術創造する余裕があった。例えば、素晴らしい洞窟壁画多種多様精巧な置物、そしてもちろん貝殻、歯、卵殻を使った素晴らしいペンダントネックレスなどである

これらは単なる装飾品ではない。収集品や、その時代進歩したと思われる言語によって可能になった、新しい効果的な富の移動は、新しい文化制度を生み出し、環境収容力の増加に主導的な役割を果たしたと考えられる。

新参者であるH.サピエンスサピエンスは、ネアンデルタール人と同じ大きさの脳、弱い骨、小さい筋肉を持っていた。狩りの道具はより洗練されていたが、紀元前35,000年の時点では基本的に同じ道具であり、2倍の効果10倍の効果もなかったであろう。最大の違いは、収集品によってより効果的に、あるいは可能になった富の移動だったかもしれない。H.サピエンスサピエンスは、貝殻を集めて宝石にしたり、見せびらかしたり、交換したりすることに喜びを感じていた。ネアンデルターレンシスはそうではなかった。これと同じことが、何万年も前にセレンゲティで起きていたのである

ここでは、コレクションアイテムが、自発的無償相続自発的相互取引結婚、法的判断や貢ぎ物などの非自発的移転など、それぞれの種類の富の移転において、どのように取引コストを下げたか説明する。

これらの種類の価値移転はすべて、人類先史時代の多くの文化で行われており、おそらくホモ・サピエンスサピエンス誕生したときから行われていたと考えられる。このような人生の一大イベントである富の移転によって、一方または両方の当事者が得られる利益は非常に大きく、高い取引コストにもかかわらず発生した。現代貨幣比較して、原始的貨幣の速度は非常に低く、平均的な個人の一生の間にほんの数回しか譲渡されないかもしれない。しかし、今日では家宝と呼ばれるような耐久性のある収集品は、何世代にもわたって持ち続けることができ、譲渡のたびに相当な価値を付加することができたし、しばしば譲渡可能になることもあった。そのため、部族は、宝石収集品の原料を製造したり、探索したりするという、一見すると軽薄な作業に多くの時間を費やしていた。

富の移転重要な要素となっている制度では、次のような質問をする:

1. 事象移転された財の供給移転された財の需要の間には、時間的にどのような偶然の一致が必要だったか?偶然の一致があり得ないことは、富の移転にとってどれほどあり得ないことか、あるいはどれほど高い障壁になるか?

2. 富の移転は、その制度だけで収集品の閉ループ形成するのか、それとも循環サイクルを完成させるために他の富の移転制度必要なのか。貨幣流通の実際のフローグラフ真剣に考えることは、貨幣の出現を理解する上で非常に重要である多種多様取引の間で一般的流通することは、人類先史時代ほとんどの期間、存在しなかったし、これから存在しないであろう。完結したループが繰り返されなければ、収集品は循環せず、価値がなくなってしまう。作る価値のある収集品は、そのコスト償却するのに十分な取引価値を付加しなければならない。

まず、今日の我々にとって最も身近で経済的重要取引を見てみよう。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん